JP2017014557A - スパッタ装置用電源装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】着火動作開始時には出力電圧が出力端の並列抵抗の影響を受けず、着火後のプラズマ放電時には負荷電圧に左右されずに着火用電源の出力電流を略一定に保つ。
【解決手段】主電源1の出力端と着火用電源2の出力端との間に、限流用の抵抗の代わりに電力用MOSFET71を利用した電流制限回路7を設ける。着火動作開始時に電力用MOSFET70の電圧Vdsはゼロに近く抵抗71の電圧降下も無視できるので、着火用電源2の出力電圧Vps2は出力電圧Voと略等しくその出力電圧Vps2の増嵩は不要である。着火後のグロー放電移行時には電流制御用電圧信号CNTの電圧で定まる所定の電流値で定電流制御されるので、負荷103の抵抗Roの影響を受けずに着火用電源2の出力電流Ips2は一定となる。従来、限流抵抗で消費されていた電力は電力用MOSFETでの消費に移り、消費電力は約1/2に低減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、スパッタ装置においてプラズマを生成するために用いられる電源装置に関する。
半導体の成膜工程などに用いられるスパッタ装置においては、ターゲットと基板(被成膜対象物)との間に供給された電力によってアルゴン等のガスが電離してプラズマが生成され、主としてこのプラズマ中のイオンの作用によってターゲットからそのターゲット物質が叩き出され、該物質の粒子が基板に到達して基板表面に被膜を形成する。スパッタ装置としては、陰極であるターゲットと陽極である基板との間に、直流電圧を印加する直流(DC)スパッタ装置や、陰極と陽極との間に高周波電圧を印加する高周波(RF)スパッタ装置が広く利用されている。
直流スパッタ装置は、絶縁性のターゲットが使用できないなどの制約はあるものの、高周波スパッタ装置に比べて装置構造が簡単であり、また比較的低温のプラズマを利用できるため基板表面の損傷を抑えられる、といった利点がある。一方で、直流スパッタ装置はアーク放電が比較的発生し易く、それに起因する成膜不良が発生することがある。直流パルススパッタ装置はこうした点を改良したものであり、直流電圧をスイッチングすることで生成したパルス状の電圧を陰極−陽極間に印加する、或いは、直流電圧の印加中にその直流電圧とは逆極性の電圧をパルス状に陰極−陽極間に印加する。こうしたパルス状電圧の印加により、ターゲット表面の帯電を抑制し、アーク放電の発生を抑えることができる。
上述した直流スパッタ装置や直流パルススパッタ装置ではいずれも、陰極と陽極との間に印加する電圧によって、チャンバ内の空間にグロー放電を生起してプラズマを形成する。チャンバ内でプラズマの生成を開始するには着火(「点火」又は「点灯」といわれることもあるが、本明細書では「着火」という)が必要であり、通常、着火時には、陰極−陽極間に−1000V〜−1500V程度の高電圧が印加される。そして、着火した後、つまりプラズマ放電が開始された後には、陰極−陽極間の印加電圧は、−200V〜−800V程度の相対的に低いプラズマ電圧に保たれる。このように、着火時にはプラズマ放電を維持するときに比べて高い電圧を印加する必要がある。着火するまでは電源側から陰極及び陽極をみるとハイインピーダンス状態であって出力電流が流れにくいため、その電流容量はプラズマ放電の維持時に比べて小さくてよい。一方、着火後、プラズマ放電を維持するときには、電圧は相対的に低くなり、電源側からみた負荷インピーダンスが下がるため、数A以上の大きな電流を供給する必要がある。
即ち、直流スパッタ装置には、安定プラズマ状態に至るまでは高電圧を印加して着火を促し、着火したあとの定常的なプラズマ放電動作時には大電流を供給可能である電源装置が必要である。こうした要求に応えるために、直流スパッタ装置に使用される電源装置として、プラズマ放電を維持するための電力を供する主電源と、プラズマを生成するための着火動作を行う着火用電源とを並列に接続した構成の装置が従来知られている(特許文献1参照)。
図4は従来のスパッタ装置用電源装置の一例の概略構成図である。この電源装置の正極出力端6aはスパッタ装置のチャンバ100内に配置された陽極101に、負極出力端6bは同じくチャンバ100内に配置された陰極102に接続されている。即ち、陽極101、陰極102を含むチャンバ100内空間全体が本電源装置の負荷103である。
本電源装置は主電源1と着火用電源2とを備える。主電源1は交流電力を直流電力に変換するAC−DCコンバータなどを含んで構成される。着火用電源2は主電源1と同様にAC−DCコンバータなどを含む構成とすることもできるが、その搬送電力が小さいことから、主電源1における一部の回路を利用してそれに別の回路を追加したり、多出力制御回路用電源の一部の出力回路を利用したりした簡素化された構成が採られることが多い。主電源1と着火用電源2の正極出力端はいずれも接地されるとともに、本電源装置の正極出力端6aに接続されている。着火用電源2の負極出力端は半導体スイッチング素子の一種である電力用MOSFET3及び抵抗4を介して主電源1の負極出力端及び負極出力端6bに接続されている。また、本電源装置の正極出力端6aと負極出力端6bとの間には内部負荷である抵抗5が接続されている。電力用MOSFET3のゲート端子には図示しない制御回路からゲート駆動電圧であるオン/オフ制御信号CNTが入力される。
本電源装置の起動時、主電源1及び着火用電源2はいずれも起動され、電力用MOSFET3は導通状態とされる。したがって、いずれも運転状態である主電源1と着火用電源2とが並列に接続された状態となる。このとき、着火用電源2の出力電圧Vps2は主電源1の出力電圧Vps1よりも高いので、出力端6a、6bからチャンバ100内の陽極101−陰極102間には着火用電源2の出力電圧Vps2に基づく出力電圧Voが印加される。この出力電圧Voは例えば−1500V程度である。減圧されたチャンバ100内にはアルゴンなどの不活性ガスが供給されており、このガスの分子は高電圧によって電離してイオンが生成され、微小な暗電流が流れる暗放電状態となる。そして、さらにイオン密度が高くなるとグロー放電が始まり、プラズマ放電開始状態つまり着火状態となる。
着火状態になると負荷103のインピーダンス(抵抗)は急激に下がり、電流が流れ易くなる。着火用電源2と電力用MOSFET3との間に設けられている抵抗4はこの着火に伴って急激に流れる電流を制限し、負荷103つまりはチャンバ100内の陽極101及び陰極102の損傷を防止する。また、抵抗4はスパーク等の異常放電の発生を抑制する機能を有する。図示しない検知方法によって着火状態が検知されると適宜の時間後にオン/オフ制御信号CNTがオフされ電力用MOSFET3はターンオフし、着火用電源2は出力端6a、6bから切り離される。それ以降は、主電源1から陽極101−陰極102間の負荷103に、プラズマ状態を安定的に維持するための電力が供給される。
主電源1の外部出力特性は定電流特性又は定電力特性であり、フィードバック制御による定電流制御又は定電力制御が行われる。また、構成を簡素化し低コスト化を図るために、着火用電源2の外部出力特性は上記電流制限用の抵抗4による電圧垂下特性である。ここで抵抗4の抵抗値を例えば100[kΩ]とした場合の電圧垂下は100[V/mA]である。
上記従来の電源装置において、着火動作開始の際に出力端6a、6bから負荷103に印加される電圧Voは、次の(1)式に示すように、着火用電源2の出力電圧Vps2を抵抗4の抵抗値R1と、内部負荷である抵抗5の抵抗値R2、及び着火動作開始時における負荷103の抵抗値R0の並列抵抗値とで分圧したものとなる。
Vo={(R2//R0)/(R1+R2//R0)}×Vps2 …(1)
即ち、(1)式から、着火動作開始時に所定の出力電圧Voにするには、着火用電源2の出力電圧Vps2を上記抵抗の分圧比に応じて出力電圧Voに対して増嵩しなければならない。
着火してプラズマ放電状態になると負荷103の抵抗値R0は急激に下がり、主電源1において設定された出力電流Ioが流れる。それにより、出力電圧Voは、(2)式に示すように、抵抗5の抵抗値R2と着火後のプラズマ放電時の負荷103の抵抗値R0との並列合成抵抗値に主電源1からの出力電流Ioを乗じたものとなる。
Vo=Io×(R0//R2) …(2)
(2)式において、着火後のプラズマ放電時ではR0<<R2であるからR2は無視できる。抵抗4に生じる電圧Rvは着火用電源2の出力電圧Vps2と出力電圧Voとの差分であり、該抵抗4に流れる着火用電源2の出力電流Ips2は、電圧Rvを抵抗4の抵抗値R1で除したものである。また、抵抗4による消費電力Rwは電圧Rvと電流Ips2との積である。
例えば、着火動作開始時においてVps2を1800[V]、R1を100[kΩ]、R2を1[MΩ]、Roを1[MΩ]とすると、(1)式より、Voは1500[V]であり、抵抗4に生じる電圧Rvは300[V]、電流Ips2は3[mA]であり、消費電力Rwは0.9[W]である。着火後のプラズマ放電時における主電源1の出力電流Ioを10[A]、R0を70[Ω]とすると、(2)式より、Voは700[V]であり、抵抗4に生じる電圧Rvは1100[V]、電流Ips2は11[mA]、消費電力Rwは12.1[W]である。また、動作条件により出力電圧Voが200[V]になった場合には消費電力Rwは25.6[W]である。即ち、負荷103の抵抗値R0が下がり出力電圧Voの値が低下するほど抵抗4の両端電圧Rvは上昇し、該抵抗4に流れる電流Ips2も増加するので抵抗4の消費電力Rwは増大する。図5は電圧Vps2と電流Ips2との関係を示したものであり、上述した従来の電源装置では図5中に一点鎖線で示す関係になる。
上記従来の電源装置は構成が簡素であるという利点はあるものの、上記説明したように、内部負荷である抵抗5や着火動作開始時における負荷103の抵抗値R0の影響のために着火用電源2の出力電圧Vps2を増嵩しなければならず、それだけ着火用電源の電圧容量を大きくしておく必要がある。また、着火してプラズマ放電状態になったときの負荷電圧Voの値による着火用電源2の出力電流Ips2の変動や、抵抗4での消費電力Rwの増大、それに伴う該抵抗4の占有体積の増大が問題となる。さらにまた、負荷103の抵抗値R0は使用するチャンバ100の種類(形状や大きさなど)や着火動作開始時の電圧などに依存し変動するため、着火動作開始の際の出力電圧Voが必ずしも目的とする値にならないという問題もある。
特開平9−279337号公報
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、着火動作開始時における出力電圧が出力端に並列に接続されている抵抗の影響を受けず、また着火後のプラズマ放電状態での負荷電圧に依らず着火用電源の出力電流が略一定であり、各素子での消費電力の低減を図ることができるとともに、構成が簡単であって小形化及び低コスト化も可能であるスパッタ装置用電源装置を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明の第1の態様は、スパッタ装置のチャンバ内にプラズマを生成するために、該チャンバ内に配設された一対の電極間に電圧を印加するスパッタ装置用電源装置において、
a)定常的なプラズマ維持のために前記一対の電極間に所定の電流を供給する主電源部と、
b)その出力端が後記電流制限回路を介して前記主電源の出力端に並列に接続され、プラズマ着火を行うために所定の高電圧を生成する着火用電源部と、
c)オフ動作時に前記着火用電源部の出力端を前記主電源の出力端から切り離す半導体スイッチング素子と、該半導体スイッチング素子に直列に接続された抵抗と、該抵抗にあって前記半導体スイッチング素子と接続される側とは反対側の端部と該半導体スイッチング素子のゲート端子との間に、該半導体スイッチング素子をオン/オフ動作させるオン/オフ制御の機能を含む所定の電流制御用電圧を与える電流帰還バイアス回路と、を有し、前記半導体スイッチング素子を利用して定電流動作を行う電流制限回路と、
を備えることを特徴としている。
本発明に係るスパッタ装置用電源装置では、起動時に、少なくとも着火用電源部が運転状態とされ、半導体スイッチング素子のゲート端子(制御端子)に所定の電流制御用電圧が印加されて該素子はオン状態となる。これによって、着火用電源部の出力端から出力された電圧はチャンバ内の一対の電極間に印加される。このとき、着火用電源部、チャンバ内の一対の電極、電流制限回路における半導体スイッチング素子及び抵抗、を含む電流経路が形成される。また、電流制限回路における半導体スイッチング素子のゲート端子には、上記抵抗にあって半導体スイッチング素子と接続される側とは反対側の端部に対して所定の電流制御用電圧が印加される。
チャンバ内でプラズマ放電が生起される(つまりは着火する)前には、負荷つまりはチャンバ内空間に流れる電流は僅かである。そのため、電流制限回路の抵抗における電圧降下は小さいから、上記所定の電流制御用電圧がほぼそのまま半導体スイッチング素子のゲート端子−ソース端子間電圧となる。そのため、着火前の状態では半導体スイッチング素子はオン状態になる。このとき、上記電流経路を形成するオン状態である半導体スイッチング素子のドレイン端子−ソース端子間電圧は充分に小さく、また上述したように電流制限回路の抵抗における電圧降下も小さいから、着火用電源の出力端に現れる電圧とほぼ同じ電圧をチャンバ内の一対の電極間に印加することができる。
着火用電源から一対の電極間に印加される電圧によってチャンバ内のガスの電離が進み、着火すると負荷(チャンバ内空間)のインピーダンス(抵抗)が急激に下がり電流が増大する。すると、電流制限回路の抵抗における電圧降下が増大し、電流制御用電圧に対しその分だけ減じた電圧値が、半導体スイッチング素子のゲート端子−ソース端子間電圧である電流帰還バイアスの下で動作し、それによって、半導体スイッチング素子は上記電流制御用電圧から上記ゲート端子−ソース端子間電圧を減じたものを該抵抗で除した電流値で定電流動作する。これによって、負荷のインピーダンスが下がっても半導体スイッチング素子での電流増加分による消費電力の増加はなく、また、過剰な電流が流れることが回避され、チャンバ内の一対の電極が損傷することを防止することができる。
本発明に係るスパッタ装置用電源装置において、半導体スイッチング素子としては電力用のMOSFET又はIGBT(この場合には上述したドレイン端子をコレクタ端子、ソース端子をエミッタ端子に置き換える)を用いることができる。また、上記所定の電流制御用電圧としては、従来の装置において用いていたゲート駆動電圧であるオン/オフ制御信号をそのまま用いてもよい。また、上記電流制限回路としては特に、電流帰還抵抗の電圧降下が所定の基準電圧になるように比較を行い、その誤差電圧を増幅して半導体スイッチ素子のゲート端子に電流制御用電圧を与えるように、制御ループを構成するようにしてもよい。
上記第1の態様は主電源部と着火用電源部とが並列に接続されていたが、それらを直列に接続した構成とすることもできる。即ち、上記課題を解決するためになされた本発明の第2の態様は スパッタ装置のチャンバ内にプラズマを生成するために、該チャンバ内に配設された一対の電極間に電圧を印加するスパッタ装置用電源装置において、
a)定常的なプラズマ維持のために前記一対の電極間に所定の電流を供給する主電源部と、
b)その出力端が後記電流制限回路を介して前記主電源の出力端に直列に接続され、プラズマ着火を行うために所定の高電圧を生成する着火用電源部と、
c)オフ動作時に前記着火用電源部の出力端を前記主電源の出力端から切り離す半導体スイッチング素子と、該半導体スイッチング素子に直列に接続された抵抗と、該抵抗にあって前記半導体スイッチング素子と接続される側とは反対側の端部と該半導体スイッチング素子のゲート端子との間に、該半導体スイッチング素子をオン/オフ動作させるオン/オフ制御の機能を含む所定の電流制御用電圧を与える電流帰還バイアス回路と、を有し、前記半導体スイッチング素子を利用して定電流動作を行う電流制限回路と、
d)前記電流制限回路を介する前記着火用電源部と並列に接続され、着火前の前記出力端の電圧が高い状態では逆バイアスされるダイオードと、
を備えることを特徴としている。
本発明に係るスパッタ装置用電源装置によれば、上述した従来の電源装置において用いていた高抵抗値である限流抵抗の代わりに電流制限回路による定電流動作を行うようにしたので、着火によるプラズマ放電時の負荷電圧に左右されることなく着火用電源の出力電流が一定となる。これにより、負荷のインピーダンス(抵抗)が下がった場合でも、チャンバ内の一対の電極が損傷することを防止し、スパーク等の異常放電の発生を抑制することができる。また、着火前における電流制限回路による電圧降下は充分に小さいので、チャンバ内空間のインピーダンス(抵抗)に拘わらず、着火用電源の出力電圧とほぼ同じ電圧値の出力電圧をチャンバ内の一対の電極に印加することができ、それによって確実にプラズマ放電を生起させることができる。
また本発明に係るスパッタ装置用電源装置によれば、従来の電源装置において必要であった着火用電源の出力電圧の増嵩は不要となる。従来の電源装置における主な電力損失は限流抵抗での電力消費であったが、本発明に係る装置での主な電力損失は半導体スイッチング素子での電力消費であり、上述のように着火用電源における出力電圧の増嵩分及びプラズマ放電時に最小電圧になる場合の出力電流の変動増加分がなくなるので、半導体スイッチング素子での電力消費は抑えられ、電力損失は小さくなる。その結果、放熱等のスペースを考慮しても回路素子は小形で済み、装置の小形化及び低コスト化を図ることができる。
本発明の一実施例である直流スパッタ装置用電源装置の要部の構成図。 図1に示した電源装置における電流制限回路の変形例を示す図。 本発明の他の実施例である直流スパッタ装置用電源装置の要部の構成図。 従来の直流スパッタ装置用電源装置の要部の構成図。 本発明に係る電源装置及び従来の電源装置における外部出力特性の比較図。
本発明の一実施例である直流スパッタ装置用電源装置について、添付図面を参照して説明する。
図1は本実施例の直流スパッタ装置用電源装置における要部の構成図である。図4に示した従来の直流スパッタ装置用電源装置と同じ構成要素には同じ符号を付してある。
本電源装置は従来装置と同様に主電源1と着火用電源2とを備える。この着火用電源2の負極出力端と主電源1の負極出力端との間には、電力用MOSFET70及び抵抗71を含む電流制限回路7が設けられている。より詳しく述べると、電流制限回路7において、電力用MOSFET70のソース端子と着火用電源2の負極出力端との間には抵抗71が接続されている。制御回路(図示せず)からの電流制御用電圧信号CNTの正極側信号線は電力用MOSFET70のゲート端子に接続され、該信号CNTの負極側信号線は着火用電源2の負極出力端に接続されている。即ち、電力用MOSFET70のゲート端子−ソース端子間領域と抵抗71との直列回路が接続されている。抵抗71は電流帰還用抵抗である。
本実施例の電源装置における着火時の動作を説明する。
本電源装置が起動されると、主電源1及び着火用電源2は起動される。また、制御回路から所定の電流制御用電圧信号CNTが電力用MOSFET70のゲート端子−ソース端子間に入力され、該電力用MOSFET70はオン状態となる。ただし、着火用電源2に遅れて主電源1を起動しても構わない。
電力用MOSFET70がオン状態であって抵抗71に電流が流れると、その抵抗71の両端間に電圧降下が生じる。このため、電力用MOSFET70のゲート端子−ソース端子間電圧は、電流制御用電圧信号CNTよりも抵抗71による電圧降下分だけ下がり、電力用MOSFET70は電流帰還バイアスの下で動作する。即ち、電流制御用電圧信号CNTの電圧値をVz、抵抗71の抵抗値がR3、流れる電流がIps2であるとすると、電力用MOSFET70のゲート端子−ソース端子間電圧Vgsは次の(3)式となる。
Vgs=Vz−R3×Ips2 …(3)
電流制御用電圧信号CNTの電圧値Vzが電力用MOSFET70のゲート閾値電圧よりも大きく、R3×Ips2が充分に小さければ、ゲート端子−ソース端子間電圧Vgsはゲート閾値電圧を超え電力用MOSFET70はオン状態を維持する。陽極101−陰極102間に着火用の高電圧が印加されることでガスの電離が進行し、やがて着火してグロー放電状態に移行すると、負荷103のインピーダンス(抵抗)が急激に下がる。すると、負荷103を通して流れる電流つまり抵抗71に流れる電流Ips2が増加するので、抵抗71の電圧降下であるR3×Ips2が増加して電力用MOSFET70のゲート端子−ソース端子間電圧Vgsが下がる。これにより、その電圧Vgsと抵抗71の電圧降下であるR3×Ips2を加算した電圧値が電流制御用電圧信号CNTの電圧値Vzになるように、電力用MOSFET70のドレイン端子と負荷103とを通して流れる電流つまり抵抗71に流れる電流Ips2が制御される。即ち、電力用MOSFET70は該素子自体の電流飽和特性によって、(4)式により定まる所定の電流値で以て定電流動作する。
Ips2=(Vz−Vgs)/R3 …(4)
この状態では着火用電源2のみでグロー放電状態を安定に保持できるので、これ以降任意の時点で主電源1の起動を行ってもよい。
着火してプラズマ放電状態となったことが何らかの方法で検知されると、制御回路はそれから任意の時間経過後にオン/オフ制御機能を併せ持つ電流制御用電圧信号CNTをオフ状態にする。これによって、電力用MOSFET70はターンオフし、着火用電源2は出力端6a、6bから切り離される。それ以降は、主電源1から陽極101−陰極102間の負荷103に対し、プラズマ状態を安定に維持するための電力が供給される。
既述の従来装置における数値例に準じ、本実施例の電源装置における具体的な数値例を挙げる。
例えば着火動作開始時の出力電圧Voを1500[V]、内部負荷である抵抗5の抵抗値R2を1[MΩ]、負荷103の抵抗値R0を1[MΩ]とすると、Ips2=1500[V]/(1[MΩ]//1[MΩ])=3[mA]である。このときゲート端子−ソース端子間電圧Vgsは電力用MOSFET70のゲート閾値電圧よりも充分に大きく、ドレイン端子−ソース端子間電圧Vds対ドレイン電流Id特性から、着火用電源2の出力電流Ips2=Id=3[mA]であるときのドレイン端子−ソース端子間電圧Vdsはゼロに近い。抵抗71の電圧降下も無視できるので、これにより着火用電源2の出力電圧Vps2は出力電圧Voと等しいものになる。着火しグロー放電状態に移行したときにおける所定の電流Ips2を11[mA]とすれば、電力用MOSFET70のゲート端子−ソース端子間電圧Vgs対ドレイン電流Id特性から、Id=11[mA]に対応するゲート端子−ソース端子間電圧Vgsは6[V]である。抵抗71の抵抗値R3を0.8[kΩ]とすれば、(4)式より電流制御用電圧信号CNTの電圧値VzはVz=6[V]+11[mA]×0.8[kΩ]=14.8[V]である。
即ち、電流制御用電圧信号CNTの電圧値を14.8[V]とすれば、ここで使用している電力用MOSFET70でのゲート端子−ソース端子間電圧Vgs=6[V]におけるId値11[mA]という電流飽和特性によって、ドレイン端子−ソース端子間電圧Vdsの値に関係なく負荷103の抵抗値R0の影響を受けずに定電流制御される。このときの電力用MOSFETの消費電力Qwは(5)式となる。
Qw=Vds×Ips2 …(5)
着火後のプラズマ放電状態での出力電圧Voを700[V]とした場合、着火用電源2の出力電圧Vps2が1500[V]、抵抗71の電圧降下であるR3×Ips2が8.8[V]であることから、電力用MOSFET70のドレイン端子−ソース端子間電圧Vdsは791[V]である。このとき、電力用MOSFET70の消費電力Qwは(5)式より8.7[W]である。また、出力電圧Voが200[V]である場合には電力用MOSFET70の消費電力Qwは14.2[W]である。したがって、従来装置における電流制限用抵抗での消費電力と比較して、14.2[W]/25.6[W]=0.55、つまり約1/2に低減することができる。本実施例の電源装置における電圧Vps2と電流Ips2との関係を図5中に実線で示す。
本実施例の電源装置では、従来装置における抵抗4に相当する電流制限用抵抗は設けられておらず、着火動作開始時における電力用MOSFET70のドレイン端子−ソース端子間電圧Vdsはゼロに近く抵抗71の電圧降下も無視できるので、着火用電源2の出力電圧Vps2は出力電圧Voとほぼ等しくなり、着火用電源2の出力電圧Vps2の増嵩は不要である。また、着火後のグロー放電状態への移行時には電流制御用電圧信号CNTの電圧値により定まる所定の電流値で定電流制御が行われるので、負荷103のインピーダンス(抵抗値)R0の影響を受けることなく着火用電源2の出力電流Ips2はほぼ一定である。また、電力を消費する主たる素子は抵抗4から電力用MOSFET70に移り、最大で1/2程度に消費電力を低減することができる。発熱する電力用MOSFET70の冷却は、着火用電源2又は主電源1を構成する半導体素子を冷却する放熱器に該電力用MOSFET70を取り付けることで行うことができる。したがって、消費電力を効率よく熱放散しつつ省スペース化を図ることができる。さらにまた、電力消費量が30[W]近い抵抗4が無くなるので、その点でも省スペース化とコスト低減が図れる。
図2(a)〜(c)はいずれも電流制限回路7の変形例を示す図である。
図2(a)に示す回路では、抵抗72と可変抵抗73とにより電流制御用電圧信号CNTの電圧値Vzを分圧するとともに可変し、着火用電源2の出力電流Ips2を調整可能としている。
図2(b)に示す回路では、電流制御用電圧信号CNTの電圧値Vzが非安定である場合でも、ツェナーダイオード74によってその安定化を図るようにしている。なお、抵抗75はツェナーダイオード74にツェナー電流を流すものである。ツェナーダイオード74のツェナー電圧を選択することによって着火用電源2の出力電流Ips2を調整することができる。
図2(c)に示す回路では、図2(b)に示した回路におけるツェナーダイオード74に代えて、シャントレギュレータ76を用いてゲート端子−ソース端子間電圧の安定化を図っている。即ち、この回路では、電流帰還用抵抗71による電圧降下がシャントレギュレータ76のR(Reference)端子とA(Anode)端子間に入力され、その電圧が該シャントレギュレータ76の内部基準電圧値になるように、内蔵された制御素子(バイポーラトランジスタ等)が制御されてシャントレギュレータ76のK(Cathode)端子とA端子間の抵抗が変化する。電流制御用電圧信号CNTの電圧値Vzは抵抗75とシャントレギュレータ76のK端子−A端子間抵抗とで分圧されて、電力用MOSFET70のゲート端子−ソース端子間に印加される。シャントレギュレータ76としては市販のICを使用することができ、その内部基準電圧値を適宜に選択することで着火用電源2の出力電流Ips2を調整することができる。
なお、図1、図2(a)〜(c)に示す回路では、本発明における半導体スイッチング素子として電力用MOSFET70を用いているが、これをIGBTに置き換えることも可能である。その場合には、ドレイン端子をコレクタ端子、ソース端子をエミッタ端子と読み替えればよい。
図3は本発明の他の実施例である直流スパッタ装置用電源装置の要部の構成図である。
図1に示した電源装置では、電流制限回路7を介し並列に接続された主電源1と着火用電源2とが負荷103に接続されていたが、この図3に示した電源装置では、主電源1と着火用電源2とが直列に接続され、それが電流制限回路7を介して負荷103に接続されている。電流阻止用のダイオード8は着火用電源2及び電流制限回路7の直列回路と並列に接続され、着火動作開始時点では着火用電源2の出力電圧Vps2で逆バイアスされ、回路から実質的に切り離される。そして、着火して負荷103のインピーダンス(抵抗)が急激に下がり、出力電圧Voが主電源1の出力電圧Vps1よりもダイオード8の順方向電圧降下分だけ下がった時点で該ダイオード8は導通し、主電源1から負荷103に電力が供給される。この構成では、着火動作開始時に、主電源1と着火用電源2とを同時に起動しなければならないものの、着火用電源2の出力電圧Vps2を主電源1の出力電圧Vps1の分だけ少なくすることができる。なお、電流制限回路7の動作自体は図1に示した実施例と同じである。
また上記各実施例や変形例は本発明を直流スパッタ装置用電源装置に適用したものであるが、主電源から供給される直流電力を半導体スイッチング素子等によって所定周波数でオン・オフすることでパルス状の電圧を陽極−陰極間に印加したり、さらには、そのパルス状電圧のオフ期間中の少なくとも一部期間に主電源の出力電圧(上記例のように通常は負極性)とは逆極性(通常は正極性)の電圧を陽極−陰極間に印加したりする直流パルススパッタ装置用の電源装置にも本発明を適用可能であることは明白である。
さらにまた、上記実施例及び変形例はいずれも本発明の一例にすぎず、本発明の趣旨の範囲でさらに適宜変形、修正、追加を行っても本願特許請求の範囲に包含されることは当然である。
1…主電源
2…着火用電源
5、71、72、75…抵抗
6a…正極出力端
6b…負極出力端
7…電流制限回路
70…電力用MOSFET
73…可変抵抗
74…ツェナーダイオード
76…シャントレギュレータ
8…ダイオード
100…チャンバ
101…陽極
102…陰極
103…負荷

Claims (3)

  1. スパッタ装置のチャンバ内にプラズマを生成するために、該チャンバ内に配設された一対の電極間に電圧を印加するスパッタ装置用電源装置において、
    a)定常的なプラズマ維持のために前記一対の電極間に所定の電流を供給する主電源部と、
    b)その出力端が後記電流制限回路を介して前記主電源の出力端に並列に接続され、プラズマ着火を行うために所定の高電圧を生成する着火用電源部と、
    c)オフ動作時に前記着火用電源部の出力端を前記主電源の出力端から切り離す半導体スイッチング素子と、該半導体スイッチング素子に直列に接続された抵抗と、該抵抗にあって前記半導体スイッチング素子と接続される側とは反対側の端部と該半導体スイッチング素子のゲート端子との間に、該半導体スイッチング素子をオン/オフ動作させるオン/オフ制御の機能を含む所定の電流制御用電圧を与える電流帰還バイアス回路と、を有し、前記半導体スイッチング素子を利用して定電流動作を行う電流制限回路と、
    を備えることを特徴とするスパッタ装置用電源装置。
  2. スパッタ装置のチャンバ内にプラズマを生成するために、該チャンバ内に配設された一対の電極間に電圧を印加するスパッタ装置用電源装置において、
    a)定常的なプラズマ維持のために前記一対の電極間に所定の電流を供給する主電源部と、
    b)その出力端が後記電流制限回路を介して前記主電源の出力端に直列に接続され、プラズマ着火を行うために所定の高電圧を生成する着火用電源部と、
    c)オフ動作時に前記着火用電源部の出力端を前記主電源の出力端から切り離す半導体スイッチング素子と、該半導体スイッチング素子に直列に接続された抵抗と、該抵抗にあって前記半導体スイッチング素子と接続される側とは反対側の端部と該半導体スイッチング素子のゲート端子との間に、該半導体スイッチング素子をオン/オフ動作させるオン/オフ制御の機能を含む所定の電流制御用電圧を与える電流帰還バイアス回路と、を有し、前記半導体スイッチング素子を利用して定電流動作を行う電流制限回路と、
    d)前記電流制限回路を介する前記着火用電源部と並列に接続され、着火前の前記出力端の電圧が高い状態では逆バイアスされるダイオードと、
    を備えることを特徴とするスパッタ装置用電源装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスパッタ装置用電源装置であって、
    前記半導体スイッチング素子は電力用のMOSFETであることを特徴とするスパッタ装置用電源装置。
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