JPH04351474A - 高周波点灯装置 - Google Patents

高周波点灯装置

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JPH04351474A
JPH04351474A JP3123583A JP12358391A JPH04351474A JP H04351474 A JPH04351474 A JP H04351474A JP 3123583 A JP3123583 A JP 3123583A JP 12358391 A JP12358391 A JP 12358391A JP H04351474 A JPH04351474 A JP H04351474A
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JP
Japan
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voltage
circuit section
circuit
transistor
abnormal current
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Application number
JP3123583A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Sako
浩行 迫
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電灯のような照明負
荷を高周波で点灯させる高周波点灯装置に関するもので
あり、さらに詳しくは、高周波点灯装置の異常検出のた
めの回路構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光灯を始動点灯させる装置とし
て、直流電圧をスイッチング素子のオン・オフにより高
周波電圧に変換して放電灯を点灯させるインバータ点灯
装置が良く知られている。また、インバータ点灯装置の
入力電流歪みを低減するために、交流電源の整流出力を
スイッチング素子により断続して平滑された直流電圧に
変換するチョッパー回路部を用いることが提案されてい
る。また、チョッパー回路部とインバータ点灯回路部と
でスイッチング素子を共用して、スイッチング素子数を
削減する回路方式も本出願人による米国特許45648
97号により公知となっている。
【0003】図5は従来の高周波点灯装置の回路図であ
る。以下、その回路構成について説明する。交流電源A
Cは電源スイッチSWと交流フィルタL1 を介して全
波整流器DBの交流入力端子に入力されている。全波整
流器DBの直流出力端子には、チョークT1 とダイオ
ードD1 ,D2 を介して平滑コンデンサC1 が接
続されている。平滑コンデンサC1 には、スイッチン
グ素子としてのバイポーラトランジスタQ1 とMOS
トランジスタQ2 の直流回路が抵抗R2 を介して接
続されている。トランジスタQ1 の両端には、直流成
分カット用のコンデンサC2 と電流帰還トランスT2
 の1次巻線を介して、共振用のコンデンサC3 が接
続されている。コンデンサC3 には、放電灯FLのフ
ィラメントの電源側端子が接続されている。放電灯FL
のフィラメントの非電源側端子間には予熱電流通電用の
コンデンサC4 が並列接続されている。電流帰還トラ
ンスT2 とコンデンサC3 ,C4 は直列共振回路
を構成しており、コンデンサC3 の両端に生じる共振
電圧が放電灯FLに印加される。コンデンサC2 はコ
ンデンサC3 ,C4 に比べて容量が大きく、共振に
は寄与しない。電流帰還トランスT2 の2次巻線は抵
抗R3 を介してトランジスタQ1 のベース・エミッ
タ間に接続されている。また、トランジスタQ2 のゲ
ートには、抵抗R4 を介して駆動回路2から出力され
たゲート信号が印加されている。チョークT1 の2次
巻線n2 の出力はダイオードD3 と抵抗R1 を介
して補正回路5に入力されている。また、抵抗R2 の
両端電圧も補正回路5に入力されている。
【0004】以下、上記回路の動作について説明する。 電源スイッチSWがオンすると、交流電源ACは交流フ
ィルターL1 を介して全波整流器DBにより全波整流
されて、その直流出力からチョークT1 とダイオード
D1 ,D2 を介して平滑コンデンサC1 が充電さ
れる。 駆動回路2に電源電圧が供給されて、駆動回路2の出力
によりトランジスタQ2 がオンすると、全波整流器D
Bの直流出力端子からチョークT1 、ダイオードD1
 、トランジスタQ2 、抵抗R2 を介して電流が流
れて、チョークT1 に電磁エネルギーが蓄積される。 トランジスタQ2 がオフされると、チョークT1 に
蓄積された電磁エネルギーによりチョークT1 の両端
に電圧が誘起され、この電圧が全波整流器DBの直流出
力に重畳されて、ダイオードD1 ,D2 を介して平
滑コンデンサC1 に充電される。したがって、平滑コ
ンデンサC1 には全波整流器DBの出力電圧のピーク
値よりも高い電圧が充電されるものであり、図中の破線
で囲まれた回路は昇圧チョッパー回路部3を構成する。
【0005】次に、図中の一点鎖線で囲まれたインバー
タ点灯回路部4の動作について説明する。まず、駆動回
路2の出力によりトランジスタQ2 がオンされると、
平滑コンデンサC1 からコンデンサC2 、コンデン
サC3 、電流帰還トランスT2 の1次巻線を介して
電流が流れる。トランジスタQ2 がオフされると、電
流帰還トランスT2 の2次巻線に生じる誘起電圧によ
り抵抗R3 を介してトランジスタQ1 にベース電流
が流れて、トランジスタQ1 がオンとなる。このとき
、コンデンサC2 を電源として、トランジスタQ1 
、電流帰還トランスT2 の1次巻線、コンデンサC3
 を介して電流が流れる。 電流帰還トランスT2 のコアが飽和すると、トランジ
スタQ1 はオフする。その後、駆動回路2の出力によ
りトランジスタQ2 がオンされて、以下、同じ動作を
繰り返す。これにより、コンデンサC3 と電流帰還ト
ランスT2 よりなるLC直列共振回路に高周波電流が
流れて、共振作用によりコンデンサC3 の両端に発生
する高電圧が放電灯FLの両端に印加されて、放電灯F
Lが始動・点灯する。
【0006】上記の回路では、昇圧チョッパー回路部3
とインバータ点灯回路部4とで共用されるトランジスタ
Q2 には、チョッパー電流とインバータ電流が重畳さ
れ、合成された電流が流れる。この電流を抵抗R2 で
検出することで、昇圧チョッパー回路部3からの異常電
流と、インバータ点灯回路部4からの異常電流を同時に
検出できる。また、どちらの異常かを判別するために、
チョッパー回路部3のチョークT1 に2次巻線n2 
を設けてチョークT1 の1次巻線n1 に流れる電流
を検出し、ダイオードD3 、抵抗R1 により直流電
圧に変換して、補正回路5に入力している。補正回路5
では、上記のチョークT1 の2次巻線n2 から得ら
れた電圧と、抵抗R2 から得られた電圧に基づいて、
昇圧チョッパー回路部3の異常か、インバータ点灯回路
部4の異常かを判別して、トランジスタQ2 を制御す
る駆動回路2を制御する。
【0007】異常時のトランジスタQ2 の制御として
は、交流電源ACの瞬時停電や瞬時降電圧等の電源側の
原因による昇圧チョッパー回路部3の異常に対しては、
トランジスタQ2 の異常電流を抑制して再点灯する制
御が行われる。また、インバータ点灯回路部4の異常、
例えば、放電灯FLの寿命末期によるエミレス点灯やフ
ィラメント断線等によりトランジスタQ2 に異常電流
が流れる場合には、インバータ点灯回路部4の発振を停
止させたり、あるいは放電灯FLの寿命末期を報知して
、放電灯FLの交換を促すような制御が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術では、
チョッパー回路部3のスイッチング素子とインバータ点
灯回路部4のスイッチング素子を共用する高周波点灯装
置において、共用されたスイッチング素子に流れる電流
を検出することで電源側に起因する異常と負荷側に起因
する異常とを同時に検出できるという利点はあるが、ど
ちらの異常であるかを判別するために、チョッパー回路
部3のチョークT1 に2次巻線n2 を設けてチョッ
パー電流を検出し、補正回路5により判別する必要があ
り、構成が複雑になるという問題があった。
【0009】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、チョッパー回路部
とインバータ点灯回路部とでスイッチング素子を共用し
、この共用されたスイッチング素子に流れる電流を検出
することで、電源側に起因する異常と負荷側に起因する
異常とを同時に検出するようにした高周波点灯装置にお
いて、チョッパー回路部のチョークの2次巻線などを用
いずに、どちらの異常かを簡単な回路構成で判別可能と
することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波点灯装置
にあっては、上記の課題を解決するために、図1に示す
ように、交流電源ACを整流する全波整流器DBと、全
波整流器DBの整流出力をトランジスタQ2 により断
続して平滑された直流電圧に変換するチョッパー回路部
3と、チョッパー回路部3により得られた直流電圧をト
ランジスタQ1 ,Q2 のオン・オフにより高周波電
圧に変換して放電灯FLを点灯させるインバータ点灯回
路部4とからなり、チョッパー回路部3とインバータ点
灯回路部4とでトランジスタQ2 を共用し、共用され
たトランジスタQ2 に流れる異常電流を検出してイン
バータ点灯回路部4の出力を制御するように構成された
高周波点灯装置において、共用されたトランジスタQ2
 に流れる単発的な異常電流と反復的な異常電流を判別
する判別回路1を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
【作用】本発明の高周波点灯装置では、このように、チ
ョッパー回路部3とインバータ点灯回路部4とで共用さ
れたトランジスタQ2 に流れる単発的な異常電流と反
復的な異常電流を判別する判別回路1を設けたので、単
発的な異常電流に対する制御と反復的な異常電流に対す
る制御を異ならせることができ、電源側の異常と負荷側
の異常を容易に区別することができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明の一実施例の回路図である。 昇圧チョッパー回路部3とインバータ点灯回路部4の主
回路構成は、図5の従来回路と同じで、制御回路部が異
なっている。つまり、チョッパー回路部3のチョークT
1 に設けられた巻線n2 を無くし、共用スイッチ素
子Q2 の直列抵抗R2 の検出電圧を判別回路1にて
判別し、駆動回路2にてそれぞれの異常に応じた制御を
行うものである。ここで、ダイオードD3 、抵抗R7
 、電解コンデンサC8 により制御回路部の電源を構
成しており、抵抗R5 ,R6 は駆動回路2の制御を
行うための同期信号作成用である。
【0013】図2は本実施例の具体回路図である。主回
路の構成については、チョッパー回路部のチョークCH
1が2次巻線を有していないことを除けば、図5に示し
た従来例と同様であるので、重複する説明は省略する。 ダイオードD3 と抵抗R7 及び平滑コンデンサC8
 は制御電源E0 を構成しており、判別回路1と駆動
回路2に直流低電圧を供給している。
【0014】駆動回路2では、MOSトランジスタQ2
 のドレイン・ソース間の電圧の立ち下がりを抵抗R5
 ,R6 により検出して、単安定マルチバイブレータ
IC1 の立ち下がりトリガー入力端子Bにトリガー信
号を与える。この単安定マルチバイブレータIC1は、
立ち下がりトリガー入力端子Bの電圧が立ち下がると、
抵抗R23とコンデンサC8 の時定数で決まる所定の
時間幅のワンショットパルス信号を出力する。このワン
ショットパルス信号の出力期間中はトランジスタQ5 
はオン状態、トランジスタQ6 はオフ状態となり、抵
抗R4 を介してMOSトランジスタQ2 のゲート電
位を上げて、MOSトランジスタQ2 をオンさせるも
のである。また、ワンショットパルス信号の出力期間後
はトランジスタQ5 はオフ状態、トランジスタQ6 
はオン状態となり、抵抗R4 を介してMOSトランジ
スタQ2 のゲート電位を下げて、MOSトランジスタ
Q2をオフさせるものである。
【0015】ここで、抵抗R18,R19,R20,R
22、コンパレータOP3、ダイオードD4 、コンデ
ンサC7 は先行予熱タイマー回路を構成している。こ
の先行予熱タイマー回路では、電源スイッチSWが投入
されて、制御電源E0 が立ち上がった時点から、抵抗
R20を介してコンデンサC7 を充電し、その充電電
圧が抵抗R18とR19で制御電圧E0 を分圧した電
圧よりも高くなると、コンパレータOP3の出力がHi
ghレベルからLowレベルに低下する。そして、この
コンパレータOP3の出力がHighレベルである期間
は、コンパレータOP3の出力電圧でダイオードD4 
と抵抗R22を介してコンデンサC8 を充電する。こ
れにより、単安定マルチバイブレータIC1のワンショ
ットパルス信号の時間幅を決めるコンデンサC8 の充
電時定数を短くして、MOSトランジスタQ2 のオン
期間を短くし、インバータ点灯回路部の出力を抑制する
動作を行うものである。
【0016】次に、本発明の特徴である判別回路1につ
いて説明する。判別回路1では、MOSトランジスタQ
2 に流れる電流を抵抗R2 により電圧に変換して、
その電圧を抵抗R10とR11及びコンデンサC5 で
平均値化し、その直流電圧をコンパレータOP1の非反
転入力端子(+)に印加している。また、制御電圧E0
 を抵抗R8 とR9 で分圧した基準電圧をコンパレ
ータOP1の反転入力端子(−)に印加し、両電圧を比
較している。
【0017】ここで、MOSトランジスタQ2 に異常
電流が流れると、抵抗R2 の両端電圧が上昇し、コン
パレータOP1の非反転入力端子(+)の電圧が反転入
力端子(−)の基準電圧よりも高くなると、コンパレー
タOP1の出力がHighレベルになり、その電圧で抵
抗R15を介してトランジスタQ4 をオンさせて、コ
ンデンサC7 の充電電荷を放電する。これにより、コ
ンデンサC7 の充電電圧がコンパレータOP3の反転
入力端子(−)の基準電圧よりも低くなると、コンパレ
ータOP3の出力がHighレベルとなり、先に説明し
たように、インバータ点灯回路部の出力を抑制して先行
予熱モードとする。このとき、MOSトランジスタQ2
 に流れる電流を絞ることになるので、異常電流を抑制
することができる。つまり、MOSトランジスタQ2 
に異常電流が流れると、一度先行予熱モードに戻して、
MOSトランジスタQ2 を保護している。
【0018】例えば、放電灯FLがエミレス点灯状態な
どの異常の場合、半波点灯による異常発振でMOSトラ
ンジスタQ2 に異常電流が流れて、上述の動作により
コンパレータOP1の出力がHighレベルとなって先
行予熱モードになり、MOSトランジスタQ2 に流れ
る電流が減少すると、再びコンパレータOP1の出力は
Lowレベルとなり、先行予熱モードを終了し、再び放
電灯FLが始動点灯する。その後、再びエミレス点灯状
態となって同じ動作を繰り返すため、コンパレータOP
1の出力はHighレベルとLowレベルを交互に繰り
返す。このとき、コンパレータOP1のHighレベル
の電圧により抵抗R12を介してコンデンサC6 が充
電される。この充電電圧は、コンパレータOP2の非反
転入力端子(+)に印加されている。また、コンパレー
タOP2の反転入力端子(−)には、抵抗R13とR1
4で分圧された基準電圧が印加されている。
【0019】コンデンサC6 の充電電圧は、コンパレ
ータOP1の出力が数回にわたって繰り返しHighレ
ベルとなることにより徐々に上昇するものであり、やが
てコンパレータOP2の反転入力端子(−)に印加され
た基準電圧よりも高くなると、コンパレータOP2の出
力がHighレベルとなる。このコンパレータOP2の
出力電圧で抵抗R17を介してトランジスタQ3 をO
Nさせる。トランジスタQ3 がONすることにより、
駆動回路2の単安定マルチバイブレータIC1のトリガ
ー信号の入力を阻止し、ワンショットパルス信号の発生
を停止させるものである。これにより、インバータ点灯
回路部の発振動作を停止させて、点灯装置を保護するも
のである。
【0020】また、コンパレータOP2の出力電圧がH
ighレベルとなると、ダイオードD5 と正帰還用の
抵抗R16を介してコンパレータOP2自身の非反転入
力端子(+)をHighレベルとして、コンパレータO
P2の出力電圧をHighレベルに自己保持させるもの
である。これにより、一旦コンパレータOP2の出力が
Highレベルになると、インバータ点灯回路部の発振
停止状態を持続させることができる。
【0021】このように、本発明では、放電灯FLのエ
ミレス点灯時のような負荷側の異常が発生した場合には
、先行予熱動作と始動点灯動作を数回繰り返した後、イ
ンバータ点灯回路部を発振停止状態に至らしめることが
できる。また、商用電源ACの瞬時停電や雷サージ等の
電源側の異常が発生した場合には、MOSトランジスタ
Q2 には異常電流が瞬間的に流れるが、その異常が単
発的なものであることから、それにより一度先行予熱モ
ードに戻るだけであり、その後、放電灯FLが再始動点
灯すると、MOSトランジスタQ2 の異常電流は無く
なるので、インバータ点灯回路部は正常に発振を持続し
、放電灯FLを点灯維持することができる。
【0022】以上の動作を図3及び図4を用いて説明す
る。まず、図3は電源側で異常が発生した場合の動作波
形を示している。この場合、MOSトランジスタQ2 
に流れる異常電流が単発的なものであることから、図3
(a)に示すように、コンパレータOP1の出力電圧が
Highレベルとなるのも単発的であり、図3(b)に
示すように、コンパレータOP2の反転入力端子(−)
の基準電圧V1 よりも非反転入力端子(+)の入力電
圧V2 が低いので、コンパレータOP2の出力電圧は
Lowレベルの状態を保持したままで放電灯FLの点灯
維持を行うものである。
【0023】次に、図4は放電灯FLのエミレス点灯状
態のように、負荷側で異常が発生した場合の動作波形を
示している。この場合、先行予熱動作と始動点灯動作を
繰り返すので、図4(a)に示すように、コンパレータ
OP1の出力電圧は交互にHighレベルとLowレベ
ルとなり、コンパレータOP2の非反転入力端子(+)
の入力電圧V2 は徐々に上昇する。やがて、コンパレ
ータOP2の反転入力端子(−)の基準電圧V1 より
も非反転入力端子(+)の入力電圧V2 の方が高くな
ると、コンパレータOP2の出力電圧V3 がHigh
レベルとなり、インバータ点灯回路部は発振停止するも
のである。
【0024】なお、実施例の説明においては、MOSト
ランジスタQ2 の電流検出手段として抵抗R2 を例
示したが、これに限らず、電流トランスやその他の電流
検出手段を用いても構わない。また、判別回路1におい
ても、コンデンサC6 と抵抗R12よりなる時定数回
路及びコンパレータOP2を用いた回路構成を例示した
が、これに限らず、カウンターIC等を用いて点滅回数
をカウントして、異常の種別を判別するような回路方式
を用いても構わない。
【0025】
【発明の効果】本発明にあっては、上述のように、チョ
ッパー回路部とインバータ点灯回路部とでスイッチング
素子を共用し、共用されたスイッチング素子に流れる異
常電流を検出してインバータ点灯回路部の出力を制御す
るように構成された高周波点灯装置において、共用され
たスイッチング素子に流れる単発的な異常電流と反復的
な異常電流を判別する判別回路を設けたものであるから
、チョッパー回路部の異常電流とインバータ点灯回路部
の異常電流を同時に検出できるという利点があり、しか
も、どちらの異常かを判別回路により判別することがで
き、それに応じた制御動作を行うことができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成を示す回路図である。
【図2】本発明の一実施例の回路図である。
【図3】本発明の電源側の異常時の動作波形図である。
【図4】本発明の負荷側の異常時の動作波形図である。
【図5】従来例の回路図である。
【符号の説明】
1    判別回路 2    駆動回路 3    チョッパー回路部 4    インバータ点灯回路部 AC    商用電源 DB    全波整流器 FL    放電灯

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】    交流電源を整流する整流回路部と
    、整流回路部の整流出力をスイッチング素子により断続
    して平滑された直流電圧に変換するチョッパー回路部と
    、チョッパー回路部により得られた直流電圧をスイッチ
    ング素子のオン・オフにより高周波電圧に変換して照明
    負荷を点灯させるインバータ点灯回路部とからなり、チ
    ョッパー回路部とインバータ点灯回路部とでスイッチン
    グ素子を共用し、共用されたスイッチング素子に流れる
    異常電流を検出してインバータ点灯回路部の出力を制御
    するように構成された高周波点灯装置において、共用さ
    れたスイッチング素子に流れる単発的な異常電流と反復
    的な異常電流を判別する判別回路を設けたことを特徴と
    する高周波点灯装置。
JP3123583A 1991-05-28 1991-05-28 高周波点灯装置 Pending JPH04351474A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10503047A (ja) * 1994-07-19 1998-03-17 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト 電子的安定器付きの少なくとも1つの蛍光ランプを作動する方法及び該蛍光ランプ用の安定器装置
JP2017014557A (ja) * 2015-06-30 2017-01-19 京都電機器株式会社 スパッタ装置用電源装置

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