JP2017013828A - 液体注出容器及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数が少なく低コストの液体注出容器を提供する。【解決手段】液体注出容器1を、筒状の口部12を備えた樹脂製の容器本体10と、口部12の内側に設けられ、一端において口部12の開口端に一体に連なる連結筒部20と、側面にスリット31を備えた樋状に形成され、連結筒部20の内側に連結筒部20に対して間隔を空けて配置されるとともに先端が口部12の開口端から突出するノズル部30と、外周縁において連結筒部20の他端に一体に連なるとともに内周縁においてノズル部30の基端に一体に連なる環状の仕切り壁部40と、を有する構成とする。液体注出容器1を、容器素材を形成する容器素材形成工程と、第2筒体部の側面にスリット31を形成するスリット形成工程と、第1筒体部、環状壁部及び第2筒体部を口部12の内部に押し込む押込み工程と、を有する製造方法で製造する。【選択図】図1

Description

本発明は、容器本体の口部の内側に樋状のノズル部と仕切り壁部とを備えることで、ノズル部の外面に沿って垂れ落ちる内容液を容器本体の収容空間に回収可能とした液体注出容器及びその製造方法に関する。
従来から、洗濯用の液体洗剤や柔軟剤等の比較的粘度の高い内容液を収容する容器としては、容器本体の口部の内側に、先端が口部の開口端から突出する樋状のノズル部と、ノズル部の基端と口部の内周面との間を仕切る仕切り壁部とを備えた構成を有することで、内容液の注出後にノズル部の外面に沿って垂れ落ちる内容液を口部の外側に垂れ落ちさせることなく容器本体の内部に戻すことができるようにした液体注出容器が知られている。このような液体注出容器は、その口部にノズル部を覆う計量キャップが装着されて液体計量容器に構成されるのが一般的である。
例えば特許文献1には、内容液の収容空間を備えた容器本体の口部に、ノズル部と仕切り壁部とを備えたノズルキャップが装着されるとともに、このノズルキャップにノズル部を覆う計量キャップが装着された液体注出容器(液体計量容器)が記載されている。
特開2007−91304号公報
しかしながら、上記従来の液体注出容器は、ブロー成形によって形成した容器本体の口部に、射出成形によって形成したノズルキャップがアンダーカットやねじ止め等の手段によって装着した構成となっているので、部品点数の削減や製造工数の削減の点でコスト低減の余地があった。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであり、その目的は、部品点数が少なく低コストの液体注出容器を提供することにある。
本発明の液体注出容器は、内容液の収容空間に連なる筒状の口部を備えた樹脂製の容器本体と、前記口部の内側に設けられ、一端において該口部の開口端に一体に連なる連結筒部と、側面にスリットを備えた樋状に形成され、前記連結筒部の内側に該連結筒部に対して間隔を空けて配置されるとともに先端が前記口部の開口端から突出するノズル部と、外周縁において前記連結筒部の他端に一体に連なるとともに内周縁において前記ノズル部の基端に一体に連なる環状の仕切り壁部と、を有することを特徴とする。
本発明の液体注出容器は、上記構成において、前記連結筒部の厚みが、前記連結筒部の厚みが、前記口部の厚みよりも薄くされているのが好ましい。
本発明の液体注出容器は、上記構成において、前記仕切り壁部の前記ノズル部との連結部分の厚みが、前記ノズル部及び前記仕切り壁部の厚みよりも薄くされているのが好ましい。
本発明の液体注出容器は、上記構成において、前記ノズル部の先端が、前記スリットの側が下がるように傾斜しているのが好ましい。
本発明の液体注出容器は、上記構成において、前記口部に装着されて該口部の開口端と前記ノズル部とを覆う計量キャップをさらに有するのが好ましい。
本発明の液体注出容器の製造方法は、内容液の収容空間に連なる筒状の口部を備えた樹脂製の容器本体と、前記口部の内側に設けられ、一端において該口部の開口端に一体に連なる連結筒部と、側面にスリットを備えた樋状に形成され、前記連結筒部の内側に該連結筒部に対して間隔を空けて配置されるとともに先端が前記口部の開口端から突出するノズル部と、外周縁において前記連結筒部の他端に一体に連なるとともに内周縁において前記ノズル部の基端に一体に連なる環状の仕切り壁部と、を有する液体注出容器の製造方法であって、前記容器本体と、前記口部よりも小径の筒状に形成され、該口部に直列に並べて設けられて一端において前記口部の開口端に一体に連なる第1筒体部と、外周縁において前記第1筒体部の他端に一体に連なる環状壁部と、前記第1筒体部よりも小径の筒状に形成され、一端において前記環状壁部の内周縁に一体に連なる第2筒体部とを備える容器素材を、ブロー成形により形成する容器素材形成工程と、前記第2筒体部の側面にスリットを形成するスリット形成工程と、前記第1筒体部の表裏を反転させながら該第1筒体部、前記環状壁部及び前記第2筒体部を前記口部の内部に押し込む押込み工程と、を有することを特徴とする。
本発明の液体注出容器の製造方法は、前記容器素材形成工程において、前記第1筒体部の厚みを、前記口部の厚みよりも薄く形成するのが好ましい。
本発明の液体注出容器の製造方法は、前記容器素材形成工程において、前記環状壁部の前記第2筒体部との連結部分の厚みを、前記環状壁部及び前記第2筒体部の厚みよりも薄く形成するのが好ましい。
本発明の液体注出容器の製造方法は、上記構成において、前記第2筒体部の先端を斜めに切断する切断工程をさらに有するのが好ましい。
本発明によれば、容器本体の口部の内側にノズル部と仕切り壁部とを備える液体注出容器を1つの部材で構成することができるので、当該液体注出容器の部品点数や製造工数を削減して、その製造コストを低減させることができる。このように、本発明によれば、部品点数が少なく低コストの液体注出容器を提供することができる。
本発明の一実施の形態である液体注出容器の要部を拡大して示す断面図である。 液体注出容器から注出される内容液を計量キャップによって計量する様子を示す説明図である。 容器素材の要部を拡大して示す断面図である。 (a)は第1筒体部にスリットが形成された状態の容器素材の断面図であり、(b)は容器本体の口部に第1筒体部、環状壁部及び第2筒体部を押し込む様子を示す断面図である。
以下、図面を参照して本発明をより詳細に例示説明する。
図1に示すように、本発明の一実施の形態である液体注出容器1は、例えばポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン(PS)等の樹脂製とされる容器本体10を備えている。この容器本体10は、内容液の収容空間11を備えるとともに、この収容空間11に連なる円筒状の口部12を備えている。詳細は図示しないが、容器本体10の収容空間11は、口部12に連なる胴部の内側に設けられている。なお、口部12は円筒状に限らず、例えば楕円筒状や角筒状など筒状であれば他の形状に形成することもできる。
口部12の内側には連結筒部20が設けられている。この連結筒部20は口部12よりも小径の円筒状に形成され、その外周面全体が口部12の内周面に当接するように当該口部12の内側に重ねて配置されている。また、連結筒部20は、その一端(図1中における上端)において口部12の開口端に一体に連なっている。つまり、連結筒部20は、容器本体10と同一の樹脂材料によって容器本体10と一体に形成されている。なお、連結筒部20も、円筒状に限らず、口部12の形状に合わせて、例えば楕円筒状や角筒状などの他の形状に形成することもできる。
図示するように、連結筒部20は、その径方向の厚みが口部12よりも薄い一定の厚みに形成されるのが好ましい。
連結筒部20の内側にはノズル部30が設けられている。このノズル部30は、その側面に一端から他端にまで延びるスリット31を備えた樋状に形成されており、連結筒部20と同軸となって当該連結筒部20に対して径方向に間隔を空けて配置されるとともに、その先端は口部12の開口端から上方に向けて突出している。
図示するように、ノズル部30の先端は、スリット31が設けられる側が容器本体10の収容空間11に向けて下がるように口部12の開口端に対して斜めに傾斜する形状に形成することができる。このように、ノズル部30の先端を斜めに傾斜した構成とすることにより、ノズル部30の内容液を注ぎ出す先端部分を細くして、内容液を所望の位置に向けて容易に注出させることができる。
ノズル部30に設けられるスリット31は、例えばU字形状に形成されたものとすることができるが、ノズル部30の一端から他端にまで延びたものであれば他の形状とすることもできる。また、ノズル部30の先端は、斜めに傾斜する形状に限らず、口部12の開口端に平行な形状や、側方から見て丸みを帯びるようにカットした形状とするなど、種々の形状とすることができる。
連結筒部20とノズル部30との間には、口部12の開口端と収容空間11との間を仕切る環状の仕切り壁部40が設けられている。この仕切り壁部40は、口部12の側から収容空間11の側に向けて縮径するテーパ状に形成されており、その外周縁において連結筒部20の他端(図1中における下端)に一体に連なるとともに、内周縁においてノズル部30の基端(図1中における下端)に一体に連なっている。つまり、ノズル部30及び仕切り壁部40は、連結筒部20と同様に、容器本体10と同一の樹脂材料によって容器本体10と一体に形成されている。
図示するように、仕切り壁部40のノズル部30との連結部分41の厚みは、ノズル部30及び仕切り壁部40の厚みよりも薄く形成されるのが好ましい。
このように、本発明の液体注出容器1は、容器本体10の口部12に容器本体10とは別に形成したノズルキャップ等の部材を装着することなく、当該口部12の内側にノズル部30と仕切り壁部40とを一体に設けた構成となっているので、当該液体注出容器1の部品点数や製造工数を削減して、その製造コストを低減させることができる。
このような構成の液体注出容器1は、ノズル部30の先端が上方を向く正立姿勢から、図2に示す傾斜姿勢とすることにより、ノズル部30の先端から内容液を外部に注出することができる。このとき、口部12の内側に仕切り壁部40が設けられるとともにノズル部30が仕切り壁部40の内周縁から起立する構成とされているので、容器本体10の収容空間11の内容液は、口部12の内周面に沿って注出されることなく、樋状に形成されたノズル部30に沿って案内されて当該ノズル部30の先端から注出されることになる。また、内容液の注出後に、容器本体10を正立姿勢に戻したときに、ノズル部30の先端に付着した内容液がノズル部30の外周面に沿って垂れ落ちても、当該内容液は口部12の外側に垂れ落ちることなく、ノズル部30に沿って下方に垂れ落ちて仕切り壁部40で受けられ、ノズル部30のスリット31の部分から容器本体10の収容空間11に戻されることになる。したがって、この液体注出容器1によれば、ノズル部30から内容液を注出させつつ当該内容液の外部への液垂れを防止することができる。
図1に示すように、液体注出容器1は、容器本体10の口部12に、口部12の開口端とノズル部30とを覆う計量キャップ50を装着した構成とすることもできる。例えば樹脂材料を射出成形して形成される計量キャップ50は、内容液を計量可能な計量カップとして用いることができるものであり、このような計量キャップ50を口部12に装着することにより、この液体注出容器1を液体計量容器に構成することができる。
計量キャップ50は一端が閉塞された筒状に形成されたカップ部51を有している。このカップ部51は、図2に示すように、閉塞壁51aを下側とした姿勢で置くことにより、内容液を計量する計量カップとして使用することができる。
カップ部51の側壁51bの内周面には、カップ部51に注がれた内容液を計量する際の目盛となる2つの段差部52a、52bが設けられており、これらの段差部52a、52bを計量の際の目盛とすることで、カップ部51により内容液を容易に計量することができる。
カップ部51の内部に、閉塞壁51aの底面の中央部分から側壁51bの軸心に沿って突出する柱部53を一体に設けた構成とすることもできる。この場合、柱部53の大径部53aと小径部53bとの間の段差部54は側壁51bの段差部52aに対応する軸方向位置に形成され、小径部53bの先端は側壁51bの段差部52bに対応する軸方向位置に配置される。カップ部51の内部にこのような構成の柱部53を設けることにより、内容液の計量の際に、段差部52a、52bに加えて、段差部54や小径部53bの先端を計量の目盛として利用することで、カップ部51による内容液の計量をより容易に行うことができる。
図1に示すように、カップ部51の側壁51bの外周面には、その軸方向の略中央部分から径方向外側に向けて突出するフランジ部55が一体に設けられ、このフランジ部55の外周縁には当該フランジ部55から垂下する筒状の装着筒部56が一体に設けられている。装着筒部56の内周面には雌ねじ57が一体に設けられており、この雌ねじ57を口部12の外周面に形成された雄ねじ13にねじ結合させることにより、計量キャップ50は口部12に着脱自在に装着されている。なお、符号58は、フランジ部55に重ねて配置されて、計量キャップ50が口部12に装着されたときに、フランジ部55と口部12の開口端との間を密封するシール部材である。
次に、このような液体注出容器1の製造方法について、図3、図4を参照しつつ例示説明する。上記した液体注出容器1は、以下の手順で製造することができる。
まず、図3に示すように、容器素材形成工程において、例えば成形型を用いたEBM(Extrusion Blow Molding:押出しブロー成形)などのブロー成形によって樹脂製の容器素材60を形成する。この容器素材60は、容器本体10の口部12に、第1筒体部61、環状壁部62及び第2筒体部63を軸方向に直列に並べて一体に設けた構成のものである。容器素材60を構成する第1筒体部61、環状壁部62及び第2筒体部63の構成は以下の通りである。
第1筒体部61は、液体注出容器1の連結筒部20に対応する部分であり、口部12よりも僅かに小径の筒状に形成されて口部12の外側に当該口部12に対して直列に並べて設けられ、その一端において口部12の開口端に一体に連ねられている。
環状壁部62は、液体注出容器1の仕切り壁部40に対応する部分であり、口部12から離れるにしたがって縮径するテーパ状に形成され、その外周縁において第1筒体部61の他端に一体に連ねられている。
第2筒体部63は、液体注出容器1のノズル部30に対応する部分であり、第1筒体部61よりも小径の筒状に形成され、その一端において環状壁部62の内周縁に一体に連ねられている。なお、容器素材60をブロー成形する際には、第2筒体部63の先端から加圧空気等の加圧流体が供給される。そのため、第2筒体部63には、ノズル部30のようなスリットは設けられておらず、また、その先端は軸方向に垂直な形状とされ、斜めに傾斜した形状とはなっていない。
容器素材形成工程においては、第1筒体部61の厚みを、口部12の厚みよりも薄く形成するのが好ましい。また、環状壁部62の第2筒体部63との連結部分62aの厚みを、環状壁部62及び第2筒体部63の厚みよりも薄く形成するのが好ましい。
次に、図4(a)に示すように、スリット形成工程において、容器素材形成工程において形成された容器素材60の第2筒体部63の側面にスリット31を形成する。これにより、第2筒体部63を、ノズル部30と同様の樋状に形成することができる。
なお、本実施の形態のように、ノズル部30の先端を斜めに傾斜する形状とする場合には、図4(a)に示すように、スリット形成工程の前または後において、第2筒体部63の先端を斜めに切断する切断工程が行われる。この切断工程において第2筒体部63の先端を斜めに切断することにより、ノズル部30の先端が傾斜した形状とされる。
第2筒体部63にスリット31が形成され、必要に応じて第2筒体部63の先端が斜めに切断されると、次に、図4(b)に示すように、第1筒体部61の表裏を反転させながら第1筒体部61、環状壁部62及び第2筒体部63を口部12の内部に向けて押し込む押込み工程が行われる。この押込み工程により、第1筒体部61をその表裏を反転させた状態で口部12の内側に配置して、当該第1筒体部61を連結筒部20に構成することができる。また、第1筒体部61が、その表裏が反転した状態で口部12の内側に配置されて連結筒部20に構成された状態から、さらに環状壁部62と第2筒体部63を口部12の内部側に向けて押し込むことにより、環状壁部62をその外周縁を支点として下方側に向けて縮径する形状に反転させて仕切り壁部40に構成することができるとともに第2筒体部63を先端が口部12から突出するノズル部30に構成することができる。これにより、第1筒体部61が連結筒部20に構成され、環状壁部62が仕切り壁部40に構成され、第2筒体部63がノズル部30に構成されて、図1に示す構成を有する液体注出容器1が製造される。
このように、ブロー成形によって容器本体10の口部12に、第1筒体部61、環状壁部62及び第2筒体部63を軸方向に直列に並べて一体に設けた容器素材60を形成し、第2筒体部63にスリット31を形成した後、第1筒体部61の表裏を反転させながら第1筒体部61、環状壁部62及び第2筒体部63を口部12に押し込むだけの簡単な工程により、液体注出容器1を容易に製造することができる。
また、容器素材形成工程において、第1筒体部61の厚みを、口部12の厚みよりも薄く形成することにより、第1筒体部61の剛性を低くすることができるので、押込み工程において第1筒体部61を口部12に押し込む際に第1筒体部61を表裏に反転し易くして、当該押込み作業を容易にすることができる。
さらに、容器素材形成工程において、環状壁部62の第2筒体部63との連結部分62aの厚みを環状壁部62及び第2筒体部63の厚みよりも薄く形成することにより、押込み工程において環状壁部62を反転させる際に、環状壁部62と第2筒体部63との連結部分62aを反転し易くして、当該押込み作業を容易にすることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、前記実施の形態においては、容器本体10の口部12に内容液を計量可能な計量キャップ50を装着するようにしているが、これに限らず、内容液を計量する機能を持たないオーバーキャップを装着する構成とすることもできる。
1 液体注出容器
10 容器本体
11 収容空間
12 口部
13 雄ねじ
20 連結筒部
30 ノズル部
31 スリット
40 仕切り壁部
41 連結部分
50 計量キャップ
51 カップ部
51a 閉塞壁
51b 側壁
52a 段差部
52b 段差部
53 柱部
53a 大径部
53b 小径部
54 段差部
55 フランジ部
56 装着筒部
57 雌ねじ
58 シール部材
60 容器素材
61 第1筒体部
62 環状壁部
62a 連結部分
63 第2筒体部

Claims (9)

  1. 内容液の収容空間に連なる筒状の口部を備えた樹脂製の容器本体と、
    前記口部の内側に設けられ、一端において該口部の開口端に一体に連なる連結筒部と、
    側面にスリットを備えた樋状に形成され、前記連結筒部の内側に該連結筒部に対して間隔を空けて配置されるとともに先端が前記口部の開口端から突出するノズル部と、
    外周縁において前記連結筒部の他端に一体に連なるとともに内周縁において前記ノズル部の基端に一体に連なる環状の仕切り壁部と、を有することを特徴とする液体注出容器。
  2. 前記連結筒部の厚みが、前記口部の厚みよりも薄くされている、請求項1に記載の液体注出容器。
  3. 前記仕切り壁部の前記ノズル部との連結部分の厚みが、前記ノズル部及び前記仕切り壁部の厚みよりも薄くされている、請求項1または2に記載の液体注出容器。
  4. 前記ノズル部の先端が、前記スリットの側が下がるように傾斜している、請求項1〜3の何れか1項に記載の液体注出容器。
  5. 前記口部に装着されて該口部の開口端と前記ノズル部とを覆う計量キャップをさらに有する、請求項1〜4の何れか1項に記載の液体注出容器。
  6. 内容液の収容空間に連なる筒状の口部を備えた樹脂製の容器本体と、前記口部の内側に設けられ、一端において該口部の開口端に一体に連なる連結筒部と、側面にスリットを備えた樋状に形成され、前記連結筒部の内側に該連結筒部に対して間隔を空けて配置されるとともに先端が前記口部の開口端から突出するノズル部と、外周縁において前記連結筒部の他端に一体に連なるとともに内周縁において前記ノズル部の基端に一体に連なる環状の仕切り壁部と、を有する液体注出容器の製造方法であって、
    前記容器本体と、前記口部よりも小径の筒状に形成され、該口部に直列に並べて設けられて一端において前記口部の開口端に一体に連なる第1筒体部と、外周縁において前記第1筒体部の他端に一体に連なる環状壁部と、前記第1筒体部よりも小径の筒状に形成され、一端において前記環状壁部の内周縁に一体に連なる第2筒体部とを備える容器素材を、ブロー成形により形成する容器素材形成工程と、
    前記第2筒体部の側面にスリットを形成するスリット形成工程と、
    前記第1筒体部の表裏を反転させながら該第1筒体部、前記環状壁部及び前記第2筒体部を前記口部の内部に押し込む押込み工程と、を有することを特徴とする液体注出容器の製造方法。
  7. 前記容器素材形成工程において、前記第1筒体部の厚みを、前記口部の厚みよりも薄く形成する、請求項6に記載の液体注出容器の製造方法。
  8. 前記容器素材形成工程において、前記環状壁部の前記第2筒体部との連結部分の厚みを、前記環状壁部及び前記第2筒体部の厚みよりも薄く形成する、請求項6または7に記載の液体注出容器の製造方法。
  9. 前記第2筒体部の先端を斜めに切断する切断工程をさらに有する、請求項6〜8の何れか1項に記載の液体注出容器の製造方法。
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