JP2017011485A - 表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents
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Abstract
【課題】スタンドの正確な位置決めを低コストで可能にした表示装置及びテレビジョン受信機を提供する。【解決手段】表示装置本体1は、表示部をハウジング5内に収容している。スタンド2は、表示装置本体1を下から支持する。スタンド2は、脚部21と、ハウジング5に下から取り付けられる取り付け部23と、取り付け部23からハウジング5へ突出した凸部24を有する。ハウジング5は、下部に開口しており、凸部24に係合する凹部を有する。スタンド2が表示装置本体1に取り付けられる際に凸部24と凹部56とが係合することによって、スタンド2がハウジング5に対して正確に位置決めされる。位置決めのために部品が増えることが無く、また、表示装置の構造が過度に複雑化することも無い。【選択図】図4
Description
本発明は、スタンドを備える表示装置及びテレビジョン受信機に関する。
液晶ディスプレイ又はEL(electroluminescence)ディスプレイ等の薄型の表示装置には、表示装置本体をスタンドで支持するものがある。表示装置本体は、画像を表示する矩形平板状の表示部と、表示部を背後から支持するシャーシと、表示部及びシャーシを収納するハウジングとを備えている。スタンドは、載置面に接するための脚部を有しており、脚部が表示装置本体の下側に位置するように表示装置本体に取り付けられる。通常、スタンドはシャーシに固定される。スタンドの表示装置本体に対する位置は、表示装置の外観の品位に影響する。そこで、スタンドの表示装置本体に対する位置決めを精密に行う必要がある。特許文献1には、シャーシに対して位置決めをしながらスタンドをシャーシに固定することが記載されている。
特許文献1に記載の技術では、スタンドはシャーシに対して位置決めされている。シャーシに対してスタンドを位置決めした場合、スタンドがハウジングに対して位置ずれを起こすことがある。ハウジング及びスタンドは人の目に触れ易く、スタンドがハウジングに対して位置ずれを起こした場合は外観の品位が悪化する。また、位置決めを行うために部品を増やすか、又は表示装置の構造を複雑化した場合は、表示装置の製造コストが増大する。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、スタンドの正確な位置決めを低コストで可能にした表示装置及びテレビジョン受信機を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、前側に画像を表示する表示部と、該表示部を背後から保持する保持体と、前記表示部及び前記保持体を内部に収容し、前側が開口したハウジングと、スタンドとを備える表示装置において、前記スタンドは、前記ハウジングの下部に沿った形状をなし、前記ハウジングの下部に下から取り付けられる取り付け部と、該取り付け部に連結した脚部と、前記取り付け部から上へ突出しており、前記保持体の後部に固定される支柱と、前記取り付け部から前記ハウジングへ向けて突出した凸部とを有し、前記ハウジングは、下部に開口しており、前記凸部に係合する凹部を有することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記凹部は、前記凸部よりも前側の部分を含む第1の部品と、前記凸部よりも後側の部分を含む第2の部品とを含んだ複数の部品の組み合わせで形成されていることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記ハウジングは、前記表示部の上、下及び両横に配置された第1の部分と、前記表示部の後に配置された第2の部分とを含んでなり、前記第1の部品は前記第1の部分の一部であり、前記第2の部品は前記第2の部分の一部であることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記スタンドは、前記凸部を複数有していることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記ハウジングは、横面を有しており、前記脚部は、前記ハウジングの下に配置されており、前記ハウジングが有する一つの横面とほぼ面一の側面を有していることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記保持体の後部に取り付けられており、前記支柱を前記保持体に固定するための固定部を更に備え、前記固定部は、固定された前記支柱の後に位置する部分を有し、該部分には、前記支柱を固定するためのビスが貫通する貫通孔が形成されており、該貫通孔は上下方向よりも横方向に長いことを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、本発明に係る表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部で受信したテレビジョン放送に基づいて前記表示装置で映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、ハウジングに対するスタンドの正確な位置決めが低コストで実現される。従って、表示装置は、製造コストが抑制されながらも、外観の品位が保たれやすい等、本発明は優れた効果を奏する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づき具体的に説明する。
<実施形態1>
図1は、表示装置の模式的正面図である。表示装置は、前後方向の長さが直交する他の方向の長さに比べて著しく短い薄型に構成されている。表示装置は、画像を表示する表示部を有する表示装置本体1と、表示装置本体1を支持する二つのスタンド2とを備えている。表示装置本体1は、全体として薄型の直方体状である。表示装置本体1は、表示部により前面に画像を表示する。表示装置本体1の前面の表示部の短辺に沿った方向を上下方向とし、長辺に沿った方向を左右方向(横方向)とする。
<実施形態1>
図1は、表示装置の模式的正面図である。表示装置は、前後方向の長さが直交する他の方向の長さに比べて著しく短い薄型に構成されている。表示装置は、画像を表示する表示部を有する表示装置本体1と、表示装置本体1を支持する二つのスタンド2とを備えている。表示装置本体1は、全体として薄型の直方体状である。表示装置本体1は、表示部により前面に画像を表示する。表示装置本体1の前面の表示部の短辺に沿った方向を上下方向とし、長辺に沿った方向を左右方向(横方向)とする。
表示装置は、内部に、受信部10、図示しない入出力インタフェース、画像処理部、スピーカ及び電源等の他の部品を備えており、本発明に係るテレビジョン受信機として構成されている。受信部10は、テレビジョン放送を受信し、表示部は、受信部10で受信したテレビジョン放送に基づいた画像を表示する。なお、本発明に係るテレビジョン受信機は、表示装置本体1と分離された受信部を備える形態であってもよい。また、本実施形態に係る表示装置は、テレビジョン受信機以外の表示装置であってもよい。
図2は、表示装置本体1の分解斜視図である。表示装置本体1は、液晶パネル等の非発光型の表示パネル31を備えている。表示パネル31は矩形板状である。表示パネル31の前には、表示パネル31の前側の周縁部を覆う矩形枠状のフロントフレーム61が配置されている。表示パネル31の背後には、光を拡散・集光させる矩形状の光学シート32が配置されている。光学シート32は、光を拡散させる機能を有するシート、及び集光する機能を有するシート等、複数のシートが積層されて構成されている。光学シート32の背後には、光を反射する反射シート33が配置されている。反射シート33には、多数の孔が形成されている。反射シート33の背後には、前面に多数のLED(light emitting diode)を実装したLED基板34が配置されている。LED基板34に実装されたLEDは、反射シート33に形成された孔を通って反射シート33から前方へ突出している。各LEDからの光は、直接に又は反射シート33で反射されて光学シート32へ入射し、光学シート32で拡散・集光されながら光学シート32を通過し、表示パネル31の背面へ入射する。表示パネル31は、入射した光を正面から放射することで画像を表示する。表示パネル31、光学シート32、反射シート33及びLED基板34は、画像を表示する表示部3を構成している。また、LED基板34は所謂バックライトである。
なお、表示部3は、バックライトにLEDでは無く冷陰極管を用いた形態であってもよい。また、表示部3は、反射シート32の後ろに配置した導光板と、導光板の端部へ光を入射するLED又は冷陰極管等の光源とを有するエッジ型のバックライトを用いた形態であってもよい。また、表示部3は、ELパネル等の発光型の表示パネル31を備え、バックライトを備えていない形態であってもよい。
表示部3の背後には、矩形平板状のシャーシ(保持体)4が配置されている。シャーシ4は金属製である。シャーシ4と表示パネル31との間には、矩形枠状のパネルシャーシ62が設けられている。パネルシャーシ62は、表示パネル31を支持している。表示部3はシャーシ4に固定されている。シャーシ4は、表示部3を背後から保持する。受信部10等の部品もシャーシ4に取り付けられている。表示部3及びシャーシ4の上下左右を覆う位置に、矩形枠状のミドルキャビネット51が配置されている。シャーシ4の背後には、リアキャビネット52が配置されている。ミドルキャビネット51及びリアキャビネット52は、連結してハウジング5を構成している。ミドルキャビネット51はハウジング5の第1の部分に対応し、リアキャビネット52はハウジング5の第2の部分に対応する。ハウジング5は前側が開口しており、表示部3を内部に収容している。なお、ハウジング5は、ミドルキャビネット51とリアキャビネット52とに分かれていない形態であってもよい。
スタンド2は、表示装置本体1の二箇所に取り付けられている。図3は、表示装置の一部を拡大した模式的斜視図である。図3には、表示装置本体1に一つのスタンド2が取り付けられている部分を拡大して示している。スタンド2は脚部21を有しており、脚部21は表示装置本体1の下に配置されている。脚部21は、表示装置を載置するための床面等の載置面に接触し、表示装置本体1を下から支持する。スタンド2は、表示装置本体1の横方向の一端の下に脚部21が位置するように取り付けられている。図3には、表示装置の前面に向かって右端の部分を示している。二つのスタンド2は、互いに左右対称となるように構成されており、表示装置の前面に向かって左端の部分にも、同様にスタンド2が設けられている。ハウジング5は、横面53を有している。例えば、横面53はミドルキャビネット51の側面である。脚部21は、側面211を有している。横面53と側面211とはほぼ面一となっている。即ち、側面211はほぼ横面53の延長面上にあり、表示装置は、横面53の延長面から外側へ突出する部分が無い。この構成により、デザインの差別化及び外観の品位向上が図られている。
図4は、実施形態1に係るスタンド2を示す模式的斜視図である。図中には、表示装置本体1の一部を示しており、表示装置本体1にスタンド2が取り付けられていない状態を示している。スタンド2は、ハウジング5の下部に下から取り付けられる取り付け部23と、取り付け部23から上へ突出している支柱22とを有している。脚部21は、取り付け部23に連結されている。支柱22は、上下方向を長手方向とした柱状の部品である。取り付け部23は、取り付けられるハウジング5の下部に沿った形状になっている。本実施形態では、取り付け部23が板状になっている形態を示す。ハウジング5の下部には、支柱22が挿入される挿入孔が形成されている。支柱22は、挿入孔から表示装置本体1へ挿入され、ハウジング5の後ろからビス止めされて支柱22が固定される。
図5及び図6は、リアキャビネット52を外した表示装置の後側を示す模式的斜視図である。図5には、スタンド2が表示装置本体1に取り付けられていない状態を示し、図6には、スタンド2が表示装置本体1に取り付けられている状態を示す。実際には、スタンド2はリアキャビネット52が存在する状態で表示装置本体1に取り付けられる。シャーシ4は、ほぼ板状に形成されている。シャーシ4の後部には、支柱22を固定するための固定部41が設けられている。
固定部41は、長尺の部材であり、長手方向に直交する断面がU字状に形成されている。固定部41は、長手方向が上下方向になり、前側がU字の開口側になるように、シャーシ4の後部に取り付けられている。表示装置本体1内へ挿入された支柱22は、固定部41及びシャーシ4の後部からなる筒状の部分に挿入され、挿入された支柱22の後及び両横は固定部41に囲われ、前側はシャーシ4に囲われる。固定部41は、固定された支柱22の後に位置する板状部材411を有する。板状部材411には貫通孔412が形成されている。また、支柱22の後部にはねじ孔25が形成されている。貫通孔412及びねじ孔25は複数個形成されており、固定部41及び支柱22の長手方向に並んでいる。支柱22が固定部41に挿入された状態で、リアキャビネット52の後からビスが螺入され、ビスが貫通孔412を貫通し、ビスがねじ孔13に螺合して、支柱22は固定される。このようにして、スタンド2は表示装置本体1に取り付けられる。ここで、貫通孔412は、上下方向よりも横方向に長くなっている。このため、固定された支柱22は横方向に若干位置をずらすことが可能であり、スタンド2は横方向に若干位置をずらして位置を調整することが可能である。
図4に示すように、スタンド2は、取り付け部23からハウジング5へ向けて突出した凸部24を有している。図7は、実施形態1に係るハウジング5の下部54の一部を示す模式的斜視図である。図7は、スタンド2が取り付けられていない状態の表示装置本体1を下から見た図であり、ハウジング5の下部54の内、下からスタンド2が取り付けられるべき部分を示している。下部54のスタンド2が取り付けられる部分は平面状であり、取り付け部23が下から取り付けられる。ハウジング5には、凸部24と係合する凹部56が形成されている。下部54には、支柱22が挿入される挿入孔55が開口しており、更に凹部56が開口している。例えば、挿入孔55はリアキャビネット52に形成されており、凹部56はミドルキャビネット51に形成されている。
スタンド2が表示装置本体1に取り付けられる際には、支柱22が挿入孔55に挿入され、ハウジング5の下部54に取り付け部23が下から押し当てられる。このとき、凸部24と凹部56とが係合するように、取り付け部23の取り付け位置が調整される。凸部24と凹部56とが係合する位置に取り付け部23が取り付けられることで、スタンド2が位置決めされる。凸部24及び凹部56の位置は、係合したときにハウジング5の横面53と脚部21の側面211とがほぼ面一になるように定められている。もう一方のスタンド2の構成、及び表示装置本体1のもう一方のスタンド2が取り付けられる部分の構成も、左右が異なる以外は同様の構成になっている。
以上詳述したように、本実施形態においては、スタンド2に設けられた凸部24とハウジング5に設けられた凹部56とが係合することによって、スタンド2がハウジング5に対して位置決めされ、表示装置本体1に対するスタンド2の位置決めがなされている。スタンド2がシャーシ4に対して位置決めされる場合に比べて、スタンド2がハウジング5に対して正確に位置決めされ、位置ずれを起こし難い。スタンド2の脚部21がハウジング5に対して位置ずれを起こし難いので、表示装置のバランスが崩れ難い。また、スタンド2がハウジング5に対して位置ずれを起こし難いので、表示装置の外観の品位が保たれやすい。更に、本実施形態においては、凸部24と凹部56との係合によって位置決めを行うので、位置決めのために部品が増えることが無く、また、表示装置の構造が過度に複雑化することも無い。従って、本実施形態では、ハウジング5に対するスタンド2の正確な位置決めが低コストで実現され、表示装置は、製造コストが抑制されながらも、外観の品位が保たれやすい。
<実施形態2>
図8は、実施形態2に係る表示装置の一部の断面を示す部分断面図である。図中の左側は表示装置の前側に対応し、図中の右側は表示装置の後側に対応する。図8には、スタンド2の凸部24とハウジング5の凹部56とが係合している部分の断面を示している。本実施形態では、ハウジング5の凹部56は、二つの部品の組み合わせで形成されている。図8に示すように、凹部56は、凸部24よりも前側の部分を含む第1の部品561と、凸部24よりも後側の部分を含む第2の部品562との組み合わせで形成されている。凸部24よりも横側の部分は、第1の部品561又は第2の部品562の何れかに含まれている。第1の部品561は、ミドルキャビネット51の一部であり、第2の部品562は、リアキャビネット52の一部である。ミドルキャビネット51とリアキャビネット52とを連結することにより、凹部56が形成される。表示装置のその他の部分の構成は、実施形態1と同様である。
図8は、実施形態2に係る表示装置の一部の断面を示す部分断面図である。図中の左側は表示装置の前側に対応し、図中の右側は表示装置の後側に対応する。図8には、スタンド2の凸部24とハウジング5の凹部56とが係合している部分の断面を示している。本実施形態では、ハウジング5の凹部56は、二つの部品の組み合わせで形成されている。図8に示すように、凹部56は、凸部24よりも前側の部分を含む第1の部品561と、凸部24よりも後側の部分を含む第2の部品562との組み合わせで形成されている。凸部24よりも横側の部分は、第1の部品561又は第2の部品562の何れかに含まれている。第1の部品561は、ミドルキャビネット51の一部であり、第2の部品562は、リアキャビネット52の一部である。ミドルキャビネット51とリアキャビネット52とを連結することにより、凹部56が形成される。表示装置のその他の部分の構成は、実施形態1と同様である。
射出成型でミドルキャビネット51又はリアキャビネット52を製造する場合、金型を抜く方向は前後方向になる。このため、下向きに凹になった凹部56を一つの部品で構成するには、スライドコア又は傾斜ピン等の複雑な構造が金型に必要となる。本実施形態においては、前側の部分を含む第1の部品561と、後側の部分を含む第2の部品562とを個別に製造すればよく、第1の部品561及び第2の部品562はいずれも、製造のための金型に複雑な構造を必要としない。このため、表示装置の製造コストが抑制される。
なお、ハウジング5の凹部56は、三つ以上の部品の組み合わせで形成されていてもよい。例えば、凸部24よりも横側の部分は、第1の部品561及び第2の部品562以外の部品で形成されていてもよい。また、第1の部品561及び第2の部品562は、両方ともミドルキャビネット51の一部であってもよく、両方ともリアキャビネット52の一部であってもよい。この形態では、ミドルキャビネット51又はリアキャビネット52は、複数の部品の組み合わせで構成されている。
本実施形態においても、ハウジング5に対するスタンド2の正確な位置決めが低コストで実現される。表示装置は、製造コストが抑制されながらも、外観の品位が保たれやすい。
<実施形態3>
図9は、実施形態3に係るスタンド2を示す模式的斜視図である。スタンド2は、二つの凸部24を備えている。二つの凸部24は、共に取り付け部23からハウジング5へ向けて突出しており、横方向に並んで配置されている。図10は、実施形態3に係るハウジング5の下部54の一部を示す模式的斜視図である。図10は、スタンド2が取り付けられていない状態の表示装置本体1を下から見た図であり、ハウジング5の下部54の内、下からスタンド2が取り付けられるべき部分を示している。ハウジング5には、凸部24と係合する二つの凹部56が形成されている。二つの凹部56は、横方向に並んで配置されている。二つの凹部56の間の距離は、二つの凸部24の間の距離と同一である。表示装置のその他の部分の構成は、実施形態1又は2と同様である。
図9は、実施形態3に係るスタンド2を示す模式的斜視図である。スタンド2は、二つの凸部24を備えている。二つの凸部24は、共に取り付け部23からハウジング5へ向けて突出しており、横方向に並んで配置されている。図10は、実施形態3に係るハウジング5の下部54の一部を示す模式的斜視図である。図10は、スタンド2が取り付けられていない状態の表示装置本体1を下から見た図であり、ハウジング5の下部54の内、下からスタンド2が取り付けられるべき部分を示している。ハウジング5には、凸部24と係合する二つの凹部56が形成されている。二つの凹部56は、横方向に並んで配置されている。二つの凹部56の間の距離は、二つの凸部24の間の距離と同一である。表示装置のその他の部分の構成は、実施形態1又は2と同様である。
スタンド2が表示装置本体1に取り付けられる際には、支柱22が挿入孔55に挿入され、ハウジング5の下部54に取り付け部23が下から押し当てられ、凸部24と凹部56とが係合するように、取り付け部23の取り付け位置が調整される。凸部24及び凹部56の位置は、係合したときにハウジング5の横面53と脚部21の側面211とがほぼ面一になるように定められている。
本実施形態においても、凸部24と凹部56とが係合することによって、スタンド2がハウジング5に対して位置決めされ、表示装置本体1に対するスタンド2の位置決めがなされる。横方向に並んだ二つの凸部24と二つの凹部56とが係合することによって、横方向の位置決めがより正確になされる。また、二つの凸部24と二つの凹部56とが係合することによって、上下方向に沿った回転軸の周りに回転する回転方向にスタンド2がハウジング5に対して位置ずれすることが防止される。従って、本実施形態では、スタンド2がハウジング5に対してより位置ずれを起こし難い。よって、ハウジング5に対するスタンド2のより正確な位置決めが低コストで実現され、表示装置は、製造コストが抑制されながらも、外観の品位がより保たれやすい。
なお、本実施形態においては、スタンド2が凸部24及び凹部56を二個有する形態を示したが、表示装置は、スタンド2が凸部24及び凹部56を三個以上有する形態であってもよい。また、以上の実施形態1〜3においては、ハウジング5の下部54が平面状でありスタンド2の取り付け部23が平板状である形態を示したが、ハウジング5の下部54の形状は平面状以外の形状であってもよく、取り付け部23の形状は、ハウジング5の下部54に沿った形状であればよい。また、脚部21及び支柱22の形状は、実施形態1〜3で示した形状以外の形状であってもよい。また、実施形態1〜3においては、ハウジング5の横面53と脚部21の側面211とがほぼ面一になった例を示したが、表示装置は、横面53と側面211とがほぼ面一になったものに限るものではない。また、実施の形態1〜3においては、表示装置本体1を二つのスタンド2で支持する形態を示したが、表示装置は、一つのスタンド2又は三つ以上のスタンド2で表示装置本体1を支持する形態であってもよい。また、実施の形態1〜3においては、一つのスタンド2が一つの支柱22を有する形態を示したが、表示装置は、複数の支柱22を有するスタンド2を備える形態であってもよい。
以上のように、本発明に係る表示装置は、前側に画像を表示する表示部(3)と、該表示部(3)を背後から保持する保持体(4)と、前記表示部(3)及び前記保持体(4)を内部に収容し、前側が開口したハウジング(5)と、スタンド(2)とを備える表示装置において、前記スタンド(2)は、前記ハウジング(5)の下部(54)に沿った形状をなし、前記ハウジング(5)の下部(54)に下から取り付けられる取り付け部(23)と、該取り付け部(23)に連結した脚部(21)と、前記取り付け部(23)から上へ突出しており、前記保持体(4)の後部に固定される支柱(22)と、前記取り付け部(23)から前記ハウジング(5)へ向けて突出した凸部(24)とを有し、前記ハウジング(5)は、下部(54)に開口しており、前記凸部(24)に係合する凹部(56)を有することを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記凹部(56)は、前記凸部(24)よりも前側の部分を含む第1の部品(561)と、前記凸部(24)よりも後側の部分を含む第2の部品(562)とを含んだ複数の部品の組み合わせで形成されていることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記ハウジング(5)は、前記表示部(3)の上、下及び両横に配置された第1の部分(51)と、前記表示部(3)の後に配置された第2の部分(52)とを含んでなり、前記第1の部品(561)は前記第1の部分(51)の一部であり、前記第2の部品(562)は前記第2の部分(52)の一部であることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記スタンド(2)は、前記凸部(24)を複数有していることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記ハウジング(5)は、横面(53)を有しており、前記脚部(21)は、前記ハウジング(5)の下に配置されており、前記ハウジング(5)が有する一つの横面(53)とほぼ面一の側面(211)を有していることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、前記保持体(4)の後部に取り付けられており、前記支柱(22)を前記保持体(4)に固定するための固定部(41)を更に備え、前記固定部(41)は、固定された前記支柱(22)の後に位置する部分(411)を有し、該部分(411)には、前記支柱(22)を固定するためのビスが貫通する貫通孔(412)が形成されており、該貫通孔(412)は上下方向よりも横方向に長いことを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、本発明に係る表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部(10)とを備え、前記受信部(10)で受信したテレビジョン放送に基づいて前記表示装置で映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明においては、テレビジョン受信機としても用いられる表示装置は、表示部(3)と、表示部(3)を支持する保持体(4)と、ハウジング(5)と、スタンド(2)とを備える。スタンド(2)は、脚部(21)と、保持体(4)に固定される支柱(22)と、ハウジング(5)に下から取り付けられる取り付け部(23)と、取り付け部(23)からハウジング(5)へ突出した凸部(24)を有する。ハウジング(5)は、凸部(24)に係合する凹部(56)を有する。凸部(24)と凹部(56)とが係合することによって、スタンド(2)がハウジング(5)に対して正確に位置決めされる。
また、本発明においては、凹部(56)は、前側の第1の部品(561)と後側の第2の部品(562)とを含んだ複数の部品の組み合わせで形成されている。ハウジング(5)の製造のための金型にスライドコア又は傾斜ピン等の複雑な構造が不必要となる。
また、本発明においては、ハウジング(5)は、前側の第1の部分(51)及び後側の第2の部分(52)を含んでなる。第1の部品(561)は第1の部分(51)の一部であり、第2の部品(562)は第2の部分(52)の一部である。第1の部分(51)及び第2の部分(52)を組み合わせることにより、凹部(56)も形成される。
また、本発明においては、スタンド(2)は複数の凸部(24)を有している。複数の凸部(24)及び凹部(56)が係合することにより、スタンド(2)がハウジング(5)に対してより正確に位置決めされる。
また、本発明においては、ハウジング(5)の横面(53)と脚部(21)の側面(211)とはほぼ面一になっており、外観の品位を向上させている。
また、本発明においては、支柱(22)を保持体(4)に固定するための固定部(41)の後側の部分には、支柱(22)を固定するための横長の貫通孔(412)が形成されている。スタンド(2)の取り付け時に、凸部(24)と凹部(56)とが係合するように、スタンド(2)の位置を横方向にずらして位置調整が可能である。
1 表示装置本体
10 受信部
2 スタンド
21 脚部
211 側面
22 支柱
23 取り付け部
24 凸部
3 表示部
4 シャーシ(保持体)
41 固定部
411 板状部材
412 貫通孔
5 ハウジング
51 ミドルキャビネット(第1の部分)
52 リアキャビネット(第2の部分)
53 横面
54 下部
55 挿入孔
56 凹部
561 第1の部品
562 第2の部品
10 受信部
2 スタンド
21 脚部
211 側面
22 支柱
23 取り付け部
24 凸部
3 表示部
4 シャーシ(保持体)
41 固定部
411 板状部材
412 貫通孔
5 ハウジング
51 ミドルキャビネット(第1の部分)
52 リアキャビネット(第2の部分)
53 横面
54 下部
55 挿入孔
56 凹部
561 第1の部品
562 第2の部品
Claims (7)
- 前側に画像を表示する表示部と、該表示部を背後から保持する保持体と、前記表示部及び前記保持体を内部に収容し、前側が開口したハウジングと、スタンドとを備える表示装置において、
前記スタンドは、
前記ハウジングの下部に沿った形状をなし、前記ハウジングの下部に下から取り付けられる取り付け部と、
該取り付け部に連結した脚部と、
前記取り付け部から上へ突出しており、前記保持体の後部に固定される支柱と、
前記取り付け部から前記ハウジングへ向けて突出した凸部とを有し、
前記ハウジングは、
下部に開口しており、前記凸部に係合する凹部を有すること
を特徴とする表示装置。 - 前記凹部は、前記凸部よりも前側の部分を含む第1の部品と、前記凸部よりも後側の部分を含む第2の部品とを含んだ複数の部品の組み合わせで形成されていること
を特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記ハウジングは、
前記表示部の上、下及び両横に配置された第1の部分と、前記表示部の後に配置された第2の部分とを含んでなり、
前記第1の部品は前記第1の部分の一部であり、
前記第2の部品は前記第2の部分の一部であること
を特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記スタンドは、前記凸部を複数有していること
を特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記ハウジングは、横面を有しており、
前記脚部は、
前記ハウジングの下に配置されており、
前記ハウジングが有する一つの横面とほぼ面一の側面を有していること
を特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の表示装置。 - 前記保持体の後部に取り付けられており、前記支柱を前記保持体に固定するための固定部を更に備え、
前記固定部は、固定された前記支柱の後に位置する部分を有し、
該部分には、前記支柱を固定するためのビスが貫通する貫通孔が形成されており、
該貫通孔は上下方向よりも横方向に長いこと
を特徴とする請求項1乃至5のいずれか一つに記載の表示装置。 - 請求項1から6までの何れか一つに記載の表示装置と、
テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、
前記受信部で受信したテレビジョン放送に基づいて前記表示装置で映像を表示するようにしてあること
を特徴とするテレビジョン受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015124818A JP2017011485A (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 表示装置及びテレビジョン受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015124818A JP2017011485A (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 表示装置及びテレビジョン受信機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017011485A true JP2017011485A (ja) | 2017-01-12 |
Family
ID=57764125
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015124818A Pending JP2017011485A (ja) | 2015-06-22 | 2015-06-22 | 表示装置及びテレビジョン受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017011485A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019130658A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 画像表示装置 |
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2015
- 2015-06-22 JP JP2015124818A patent/JP2017011485A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2019130658A1 (ja) * | 2017-12-28 | 2019-07-04 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 画像表示装置 |
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