JP6570372B2 - 照明装置、表示装置、及びテレビジョン受信機 - Google Patents

照明装置、表示装置、及びテレビジョン受信機 Download PDF

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Description

本発明は、光源基板が複数枚並置された照明装置、表示装置、及びテレビジョン受信機に関する。
液晶表示装置は、液晶表示パネルと、複数個のLED(発光ダイオード)を有する照明装置とを備える。照明装置は、液晶表示パネルを背面側から照明する。
直下型の照明装置においては、LEDは液晶表示パネルの背面に対向して複数個並置される(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の照明装置の場合、各LEDはLED基板に実装され、LEDが発した光を拡散する拡散レンズに覆われる。LED基板はシャーシ(文中「支持部材」)に取り付けられる。拡散レンズには位置決め部及び係合部が設けられており、LED基板及びシャーシには位置決め穴及び係合穴が設けられている。拡散レンズは、位置決め部が位置決め穴に係合することによって位置決めされ、係合部が係合穴に係合することによってLED基板及びシャーシに取り付けられる。
特開2013−242499号公報
照明装置が複数枚のLED基板を備える場合、各LED基板に係合部兼用の位置決め部を設け、シャーシに係合穴兼用の位置決め穴を設けることが考えられる。各LED基板は、位置決め部が位置決め穴に係合することによって、位置決めされると共にシャーシに取り付けられる。
ところで、表示パネルを均一に照明するためには、複数枚のLED基板は均等に並置されていることが望ましい。しかしながら、LED基板の枚数及び配置位置は、位置決め穴の個数及び配置位置によって規定されるので、光源基板の枚数又は配置が異なる照明装置の間で、収容体を共通化することができない場合がある。この場合、光源基板の枚数又は配置が異なる照明装置毎に、位置決め穴の個数及び配置位置が異なるシャーシを用意しなければならない。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、光源基板を収容する収容体の共通化を図ることができる照明装置、表示装置、及びテレビジョン受信機を提供することにある。
本発明に係る照明装置は、皿状の収容体と、各短冊状をなし、夫々の一面に光源が実装されており、前記収容体の底壁の内面に少なくとも1列、幅方向が列方向に沿うようにして等間隔に並置された複数枚の光源基板と、前記収容体に収容される前記光源基板以外の他部材とを備える照明装置において、前記底壁には、前記光源基板の位置決め用の複数個の基板用位置決め部と、前記他部材の位置決め用の複数個の他部材用位置決め部とが設けられており、前記基板用位置決め部及び他部材用位置決め部夫々の形状と寸法とが共通化してあり、前記基板用位置決め部及び他部材用位置決め部は、前記列方向に非等間隔に並設されていることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記基板用位置決め部及び他部材用位置決め部夫々は、前記内面に対して凹状又は凸状をなし、各光源基板は前記基板用位置決め部の何れかに係合し、前記他部材は、前記他部材用位置決め部の何れかに係合していることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記光源に対向配置され、前記光源が発する光を拡散させる拡散板を更に備え、前記他部材は、前記拡散板を支持する支持部材であることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、前記一面及び前記収容体の内面を覆い、光を反射する反射シートを更に備え、前記他部材は、前記反射シートを前記底壁に固定する固定部材であることを特徴とする。
本発明に係る照明装置は、1列に含まれる前記光源基板の枚数Yは、定数A,X1,X2を含む下記式(1)に従い、定数Aは“7”,“9”,“13”,“16”,“17”,“19”の何れかひとつであり、定数X1は“1”,“2”,“3”の何れかひとつであり、定数X2は“-2”,“-1”,“0”,“1”,“2”,“3”の何れかひとつであって、定数A,X1,X2の組み合わせは、式(1)の演算結果がY≧3の自然数になるものであることを特徴とする。
Figure 0006570372
本発明に係る照明装置は、前記光源基板の枚数は、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚、9枚、10枚、11枚、13枚、16枚、17枚、19枚、21枚、25枚、31枚、33枚、37枚、41枚、又は49枚であることを特徴とする。
本発明に係る表示装置は、本発明に係る照明装置と、該照明装置によって背面側から照明される表示パネルとを備えることを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機は、本発明に係る表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、該受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明の照明装置、表示装置、及びテレビジョン受信機による場合、基板用位置決め部及び他部材用位置決め部の形状と寸法とが共通化されているので、基板用位置決め部及び他部材用位置決め部の一方を他方として流用することができる。従って、光源基板の枚数又は配置位置が異なる照明装置を製造する場合に、基板用位置決め部の個数又は配置位置が異なる収容体を個別に用意する必要がない。換言すれば、光源基板の枚数又は配置位置が異なる照明装置の間で、収容体を共通化することができる。
本発明の実施の形態1に係る表示装置を備えるテレビジョン受信機の構成を略示する断面図である。 表示装置が備える照明装置の構成を略示する正面図である。 照明装置が有する収容体の構成を略示する正面図である。 収容体に対する光源基板及び反射シートの位置決め状態を略示する断面図である。 収容体における光源基板の配置(上下10枚並置)を略示する正面図である。 光源基板の配置(上下13枚並置)を略示する正面図である。 本発明の実施の形態2に係る表示装置を備えるテレビジョン受信機の構成を略示する断面図である。 光源基板及び反射シートの位置決め状態を略示する断面図である。 光源基板の配置(上下19枚並置)を模式的に示す正面図である。 光源基板の配置(上下13枚並置)を模式的に示す正面図である。 光源基板の配置(上下10枚並置)を模式的に示す正面図である。 光源基板の配置(上下7枚並置)を模式的に示す正面図である。 光源基板の配置(上下4枚並置)を模式的に示す正面図である。 光源基板の配置(上下3枚並置)を模式的に示す正面図である。 本発明の実施の形態3に係る表示装置が備える収容体に対する光源基板の位置決め状態を略示する断面図である。 本発明の実施の形態4に係る表示装置が備える収容体に対する光源基板の位置決め状態を略示する断面図である。 本発明の実施の形態5に係る表示装置が備える収容体に対する光源基板の位置決め状態を略示する断面図である。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。以下の説明では、図において矢符で示す上下、前後、及び左右を使用する。
(実施の形態 1.)
図1は、本発明の実施の形態1に係る表示装置13を備えるテレビジョン受信機1の構成を略示する断面図である。
図2は、表示装置13が備える照明装置22の構成を略示する正面図である。
図3は、照明装置22が有する収容体35の構成を略示する正面図である。
図4は、収容体35に対する光源基板33及び反射シート36の位置決め状態を略示する断面図である。
図5及び図6は、収容体35における光源基板33の配置を略示する正面図である。
図2、図3、図5、及び図6は、図に向かって上下左右方向が照明装置22の上下左右方向である。
テレビジョン受信機1は、据え置き式又は壁掛け式等である。テレビジョン受信機1は、受信部11、信号処理部12、及び表示装置13を備えている。
受信部11は、図示しない受信回路が実装された回路基板である。受信回路は、図示しないアンテナを介して外部からテレビジョン放送を受信し、受信したテレビジョン放送に基づく放送信号を出力する。
信号処理部12は、図示しない信号処理回路が実装された回路基板である。信号処理回路は、受信部11が出力した放送信号に所定の信号処理を施すことによって、映像データを出力する。
表示装置13は正面視矩形状である。表示装置13は、表示パネル21及び照明装置22と、これらを収容する図示しないキャビネットとを備えている。このキャビネットには、受信部11及び信号処理部12も収容されている。なお、受信部11及び信号処理部12は、表示装置13に外付けされていてもよい。
表示パネル21は、矩形板状の液晶表示パネルを用いてなる。表示パネル21は、矩形状の表示領域と、表示領域を囲繞する矩形枠状の額縁領域とを有する。表示領域(及び額縁領域)は表示パネル21の中央部(及び周縁部)に位置する。表示パネル21の表示領域には、信号処理部12が出力した映像データに基づく映像が表示される。
照明装置22は、光学シート群30、拡散板31、スペーサ32、複数枚の光源基板33、複数個の光源34、収容体35、反射シート36、並びに各複数個のリベット37,37,…及び固定部材38,38,…を備えている。図2は、光学シート群30、拡散板31、及びスペーサ32、反射シート36の図示を省略している。
光学シート群30は、夫々光透過性を有する複数枚の光学シートが積層されてなる。各光学シートは、光拡散機能、集光機能、又は偏光機能等を有する。光学シート群30は、表示パネル21の表示領域よりも面積が大きい矩形状になしてある。光学シート群30は、表示パネル21の表示領域の後面に適長離隔して対面配置されている。
拡散板31は、自身を透過した光を拡散させる。拡散板31の光透過率は50%程度である。拡散板31の後面に入射した光の一部は拡散板31を透過し、拡散板31の前面から拡散して出射する。拡散板31の後面に入射した光の他の一部は後側へ反射する。拡散板31は、光学シート群30よりも面積が大きい矩形状になしてある。拡散板31は、光学シート群30の後面に適長離隔して対面配置されている。
スペーサ32は枠状をなし、緩衝性を有する。スペーサ32は、光学シート群30の後面周縁部と拡散板31の前面周縁部との間に介在している。スペーサ32の配置位置は、表示パネル21の額縁領域に対向する位置である。
各光源基板33は短冊状をなし、幅方向が上下方向、長さ方向が左右方向に沿い、前面33aが拡散板31の後面に対面する向きに配されている。
光源基板33は、上下方向に複数枚、等間隔に並置されている。
図2は、20枚の光源基板33が、上下方向に10枚、等間隔に並置され、左右方向に2枚並置されている場合を示している。換言すれば、光源基板33は、等間隔に10枚ずつ2列に並置されている。なお、光源基板33は1列でも3列以上でもよい。また、上下方向の並置枚数は10枚に限定されない。
図5には10枚の光源基板33の配置を示し、図6には13枚の光源基板33の配置を示している。
左右方向に隣り合う2枚の光源基板33,33は、長さ方向の端部同士(短辺部同士)が対向配置されている。上下方向に隣り合う2枚の光源基板33,33は、幅方向の端部同士(長辺部同士)が対向配置されている。
光源基板33の前面33aには、複数個の光源34が実装されている。図2には、18個の光源34が等配されている場合が例示されている。
各光源34は発光部及びレンズを有する。発光部はLEDを用いてなり、光源基板33の前面33aに実装されている。レンズは発光部を覆い、光源基板33に取り付けられている。発光部が発した光はレンズの内部を透過し、レンズの表面から拡散して出射する。
光源基板33には複数個の貫通孔331,331,…が左右方向に並設されている。以下では、貫通孔331,331,…の個数が5個である場合を例示する。各貫通孔331は、光源34の非実装部分に配されている。貫通孔331,331,…は何れも正面視円形状であり、互いに内径は等しい。
収容体35は、底壁351、周壁352、及び支持部353を有する皿状である。収容体35は光源基板33及び反射シート36等を収容している。
底壁351は、拡散板31よりも面積が小さい矩形状になしてある。周壁352は底壁351の周縁部に直角に突設してある。底壁351と周壁352との境界部には支持部353が配置してある。支持部353は断面直角三角形状の矩形枠状をなしており、三角形の2つの隣辺に相当する面が底壁351及び周壁352に当接し、斜辺に相当する面が拡散板31側に向いている。
底壁351の内面(前面)には、光源基板33が、夫々の後面を底壁351に向けて並置してある。
底壁351の後面には、受信部11及び信号処理部12が取り付けられている。
周壁352の前後方向中央部及び支持部353の前端部は、拡散板31の周縁部を支持している。
収容体35の開口は、表示パネル21によって閉塞されている。このために、周壁352の前端部は、表示パネル21の周縁部を支持している。
底壁351には、複数個の貫通孔4,4,…が設けられている。
貫通孔4は底壁351の内面に対して凹状をなす。
貫通孔4,4,…は、上下方向に19個、非等間隔に並設されている。貫通孔4,4,…は、左右方向に10個、並設されている。左右方向の10個の貫通孔4,4,…の内、左側(及び右側)の5個の配置位置は、左右方向に並置されている2枚の光源基板33,33の内、左側(及び右側)の光源基板33に設けられている貫通孔331,331,…の配置位置に対応する。貫通孔4,4,…は何れも正面視円形状であり、互いに内径は等しい。
本実施の形態では、上下方向に並置されている19個の貫通孔4,4,…は一直線上に並んでいるが、これに限定されず、貫通孔4,4,…の一部が左右方向に位置ずれしていてもよい。また、本実施の形態では、左右方向に並置されている10個の貫通孔4,4,…は一部が左右方向に位置ずれしているが、これに限定されず、一直線上に並んでいてもよい。貫通孔4,4,…の配置位置は、例えば光源基板33に実装される部品(光源34又は図示しないコネクタ等)の配置位置との兼ね合いで設計される。
以下では、左右方向に並ぶ貫通孔4,4,…の内の2個を互いに区別する場合に、符号41,42を用い、上下方向に隣り合う貫通孔4,4,…同士を区別する場合に、符号41,42に加えて上下方向の上側から順に符号a,b,c,d,e,f,g,h,j,k,m,n,p,q,r,s,t,u,vを用いる(図5及び図6参照)。
反射シート36は光反射性を有する。反射シート36は、光源基板33夫々の前面33aと収容体35の内面(具体的には底壁351の内面及び支持部353)とを覆う。ただし、光源34は覆われない。このために、反射シート36における光源34夫々に対応する部分には、開口が設けられている。また、収容体35の内面の内、拡散板31よりも前側に位置している部分は反射シート36に覆われない。
反射シート36には、複数個の貫通孔361,361,…が設けられている。貫通孔361,361,…は、上下方向に19個、非等間隔に並設されている。また、貫通孔361,361,…は、左右方向に10個、並設されている。貫通孔361,361,…の上下左右方向の配置位置は、貫通孔4,4,…の配置位置に対応する。
貫通孔361,361,…は何れも正面視円形状であり、互いに内径は等しい。
貫通孔331,361,4の内径は互いに等しい。
各リベット37は、頭部37a及び脚部37bを有する。ただし、一部のリベット37,37,…は、頭部37a及び脚部37bと支持突起37cとを有する。以下では、頭部37a及び脚部37bのみを有するリベット37と支持突起37cも有するリベット37とを区別する場合に、前者を係合リベット371といい、後者を支持リベット372という。
リベット37は、頭部37aを前側に向け、脚部37bを後側に向けて配される。
頭部37aは、光反射性を有する(例えば白色の)円盤状をなす。
脚部37bは、頭部37aの後面に突設された円柱状をなし、先端部分が割りピン状をなす。脚部37bは前側から貫通孔361,331,4をこの順に貫通する。貫通孔361,331,4の貫通後、脚部37bの先端部分は、底壁351の後側に突出して、底壁351後面に係止する。このとき、頭部37aの後面と底壁351の内面との間に反射シート36及び光源基板33が挟持される。
即ち、光源基板33はリベット37を介して貫通孔4に係合している。貫通孔4に対する係合によって光源基板33は位置決めされるので、光源基板33が係合している貫通孔4は、基板用位置決め部として機能する。
支持突起37cは、頭部37aの前面に突設されており、光反射性を有する円錐状をなす。支持突起37cの先端部は、拡散板31の後面に接触する。この結果、支持リベット372が、拡散板31と底壁351との間のスペーサとして機能するので、拡散板31が後側に撓むことが抑制される。つまり、支持リベット372は、光源基板33を貫通孔4に係合させる機能と拡散板31を支持する機能とを有する。
なお、係合リベット371は、反射シート36に覆われていてもよい。この場合、係合リベット371は、貫通孔331,4をこの順に貫通し、係合リベット371が貫通すべき貫通孔361は反射シート36に設けられていない。このとき、頭部37aの後面と底壁351の内面との間に光源基板33が挟持される。反射シート36に覆われている係合リベット371の頭部37aが光反射性を有している必要はない。
各固定部材38は、頭部38a及び脚部38bを有するリベット状をなす。固定部材38は、頭部38aを前側に向け、脚部38bを後側に向けて配される。
頭部38aは、光反射性を有する(例えば白色の)円盤状をなす。
脚部38bは、頭部38aの後面に突設された円柱状をなし、先端部分が割りピン状をなす。脚部38bは前側から貫通孔361,4をこの順に貫通する。脚部38bの先端部分は、リベット37の脚部37bの先端部分と同様にして、底壁351の外面に係止する。このとき、固定部材38は貫通孔361,4に係合し、頭部38aの後面と底壁351の内面との間に反射シート36が挟持される。
固定部材38は収容体35に収容される光源基板33以外の他部材であり、反射シート36を底壁351に固定する。貫通孔4に対する係合によって固定部材38は位置決めされるので、固定部材38が係合している貫通孔4は、他部材用位置決め部として機能する。
つまり、収容体35の底壁351には、光源基板33の位置決め用の複数個の基板用位置決め部と、固定部材38,38,…の位置決め用の複数個の他部材用位置決め部とが設けられており、基板用位置決め部及び他部材用位置決め部夫々の形状と寸法とが共通化してある。
図2、図3、図5、及び図6を参照すればわかるように、上下方向に隣り合う光源基板33の枚数(1列分の枚数)が10枚の場合の収容体35と13枚の場合の収容体35とが共通化されている。
図5に示すように、光源基板33の枚数が10枚の場合、上下方向に隣り合う光源基板33,33の離隔距離は距離L1で一定である。そして、上下方向19個の貫通孔41,41,…の内、貫通孔41a,41c,41e,41g,41j,41m,41p,41r,41t,41vの10個がリベット37,37,…(各リベット37は係合リベット371)に係合されており、基板用位置決め部として機能している。
同様に、上下方向19個の貫通孔42,42,…の内、貫通孔42a,42c,42e,42g,42j,42m,42p,42r,42t,42vの10個がリベット37,37,…(各リベット37は係合リベット371及び支持リベット372の何れか一方)に係合されており、基板用位置決め部として機能している。
一方、貫通孔41a,41c間の貫通孔41b、貫通孔41c,41e間の貫通孔41d、貫通孔41e,41g間の貫通孔41f、貫通孔41g,41jの間の貫通孔41h、貫通孔41j,41m間の貫通孔41k、貫通孔41m,41p間の貫通孔41n、貫通孔41p,41r間の貫通孔41q、貫通孔41r,41t間の貫通孔41s、及び貫通孔41t,41v間の貫通孔41uの9個は固定部材38,38,…(図5においては省略)に係合されており、他部材用位置決め部として機能している。
同様に、貫通孔42b,42d,42f,42h,42k,42n,42q,42s,42uの9個は固定部材38,38,…に係合されており、他部材用位置決め部として機能している。
図6に示すように、光源基板33の枚数が13枚の場合、上下方向に隣り合う光源基板33,33の離隔距離は距離L2(L2<L1且つL2×4=L1×3)で一定である。そして、上下方向19個の貫通孔41,41,…の内、貫通孔41a,41b,41d,41f,41g,41h,41k,41n,41p,41q,41s,41u,41vの13個がリベット37,37,…(各リベット37は係合リベット371)に係合されており、基板用位置決め部として機能している。
同様に、上下方向19個の貫通孔42,42,…の内、貫通孔42a,42b,42d,42f,42g,42h,42k,42n,42p,42q,42s,42u,42vの13個がリベット37,37,…(各リベット37は係合リベット371及び支持リベット372の何れか一方)に係合されており、基板用位置決め部として機能している。
一方、貫通孔41b,41d間の貫通孔41c、貫通孔41d,41f間の貫通孔41e、貫通孔41h,41k間の貫通孔41j、貫通孔41k,41n間の貫通孔41m、貫通孔41q,41s間の貫通孔41r、及び貫通孔41s,41u間の貫通孔41tの6個は固定部材38,38,…(図6においては省略)に係合されており、他部材用位置決め部として機能している。
同様に、貫通孔42c,42e,42j,42m,42r,42tの6個は固定部材38,38,…に係合されており、他部材用位置決め部として機能している。
貫通孔4,4,…は形状及び寸法が共通化されているので、光源基板33の枚数が異なる照明装置22,22,…毎に(又は光源基板33の枚数を変更するときに)、基板用位置決め部として用いられている貫通孔4を、他部材用位置決め部(基板用位置決め部)として流用したり、他部材用位置決め部として用いられている貫通孔4を、基板用位置決め部として流用したりすることができる。
例えば貫通孔41cは、光源基板33の枚数が10枚の場合には基板用位置決め部として用いられているが、光源基板33の枚数が13枚の場合には他部材用位置決め部として用いられている。また、例えば貫通孔41bは、光源基板33の枚数が10枚の場合には他部材用位置決め部として用いられているが、光源基板33の枚数が13枚の場合には基板用位置決め部として用いられている。
以上の結果、光源基板33の枚数が異なる照明装置22,22,…の間で収容体35,35,…を共通化することができる。
光源基板33の枚数が異なる照明装置22,22,…は輝度が異なる。光源基板33の1列分の枚数が13枚の場合、10枚の場合に比べて、光源34の個数が多く、底壁351に対する光源34の密度が高いので、照明装置22の輝度は高い。
つまり、輝度が異なる照明装置22,22,…の間で収容体35,35,…を共通化することができる。
次に、照明装置22を設計する際の光源基板33の枚数の決定について説明する。
1列に含まれる光源基板33の枚数Yは、定数A,X1,X2を含む次の式(2)に従う。
Figure 0006570372
ここで、定数Aは“7”,“9”,“13”,“16”,“17”,“19”の何れかひとつであり、定数X1は“1”,“2”,“3”の何れかひとつであり、定数X2は“-2”,“-1”,“0”,“1”,“2”,“3”の何れかひとつである。
設計者は、例えば照明装置22の仕様(照明装置22の寸法又は照明装置22に求められている輝度等)に基づいて定数Aを決定し、更に、式(2)の演算結果がY≧3の自然数になるよう定数X1,X2を決定する。
照明装置22の寸法が大きいほど、1列に多数枚の光源基板33が配置可能であり、照明装置22に求められている輝度が高いほど1列に多数枚の光源基板33を配置する必要がある。
本実施の形態の場合、定数A,X1,X2及び枚数Yの組み合わせ(A,X1,X2,Y)は、(A,X1,X2,Y)=(19,1,-1,10)又は(A,X1,X2,Y)=(19,2,0,10)及び(A,X1,X2,Y)=(19,3,1,13)である。
式(2)に従って求められる枚数Yは、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚、9枚、10枚、11枚、13枚、16枚、17枚、19枚、21枚、25枚、31枚、33枚、37枚、41枚、49枚、61枚、65枚、73枚、97枚、121 枚、129 枚、及び145 枚の何れかであるが、実用上、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚、9枚、10枚、11枚、13枚、16枚、17枚、19枚、21枚、25枚、31枚、33枚、37枚、41枚、及び49枚の何れかであることが望ましい。
貫通孔4,4,…の上下方向の配置位置は、式(2)に従って求められる複数個の枚数Y,Y,…の組み合わせ(本実施の形態では枚数10,13)に応じて決定される。
式(2)に従って求められる複数個の枚数Y,Y,…の組み合わせであれば、上下方向に隣り合う貫通孔4,4同士が干渉し合う虞はない。
ここで、貫通孔4,4の干渉とは、上下方向に隣り合う貫通孔4,4が接近しすぎていること、又は、上下方向に隣り合う貫通孔4,4が部分的に重なり合っていることである。隣り合う貫通孔4,4が接近しすぎている場合、貫通孔4,4間に位置する底壁351の強度が無用に低下する虞がある。上下方向に隣り合う貫通孔4,4が部分的に重なり合っている場合、一方の貫通孔4に係合させたリベット37又は固定部材38が、自重又は衝撃等によって、他方の貫通孔4に移動してしまう虞がある。
本実施の形態では、基板用位置決め部として機能する貫通孔4,4,…以外の貫通孔4,4,…が全て固定部材38,38,…に係る他部材用位置決め部として機能する場合を例示したが、これに限定されるものではない。基板用位置決め部として機能する貫通孔4,4,…以外の貫通孔4,4,…の一部又は全部は、固定部材38を除く他部材(例えば貫通孔4を閉塞する閉塞部材)に係る他部材用位置決め部として機能する構成でもよい。ただし、基板用位置決め部として機能する貫通孔4,4,…以外の貫通孔4,4,…には何らかの部材が係合することによって夫々閉塞されることが望ましい。何故ならば、開放されたままの貫通孔4を通して外部から収容体35の内部に異物が侵入する虞があるからである。
なお、基板用位置決め部及び他部材用位置決め部は、底壁351に罫書、刻印、又は印刷等されたマークであってもよい。しかしながら、マークを用いてなる基板用位置決め部及び他部材用位置決め部は、光源基板33又は固定部材38,38,…の位置決めに用いることはできるが、光源基板33又は固定部材38,38,…の底壁351に対する取り付けに直接的に用いることはできない。故に、基板用位置決め部及び他部材用位置決め部は、光源基板33又は固定部材38,38,…に係合可能な構成(具体的には底壁351の内面に対して凹状又は凸状をなす構成)である方が望ましい。
また、底壁351の内面に対して凹状をなす基板用位置決め部(及び他部材用位置決め部)は、貫通孔4に限定されず、例えば底壁351に形成されたハーフパンチ状の凹部でもよい。
光源基板33には、貫通孔331に替えて突起が設けらていてもよい。この場合、係合基板33の突起が貫通孔4又はハーフパンチ状の凹部に係合することによって光源基板33が位置決めされる。
他部材用位置決め部によって位置決めされる他部材は、固定部材38のように、個数又は配置位置の変更が照明装置22の品質又は構造等に影響し難いものであることが望ましい。
以上のような照明装置22の場合、光源34が発した光の一部は、直接的に拡散板31へ入射して拡散板31を透過する。また、光源34が発した光の他の一部は、拡散板31と反射シート36、リベット37,37,…又は固定部材38,38,…との間で反射を繰り返してから拡散板31へ入射して拡散板31を透過する。拡散板31を透過した光は光学シート群31を透過する。この結果、照明装置22は表示パネル21を背面側から均一に照明する。
このような照明装置22において、光源基板33が等間隔に並置されていることは、表示パネル21の均一な照明の実現に寄与する。仮に、光源基板33を不等間隔に並置するならば、収容体35の共通化を図りつつ光源基板33の枚数が異なる照明装置22を更に容易に構成することができるが、表示パネル21を均一に照明することが困難という問題が生じる。
なお、1列の光源基板33,33,…の並置方向は上下方向に限定されず、左右方向でもよい。
また、テレビジョン受信機1は、表示パネル21の正面が前向き(表示パネル21が縦姿勢)の構成に限定されず、下向き(表示パネル21が横姿勢)でもよい。
(実施の形態 2.)
図7は、本発明の実施の形態2に係る表示装置13を備えるテレビジョン受信機1の構成を略示する断面図である。図8は、光源基板33及び反射シート36の位置決め状態を略示する断面図である。図7及び図8は実施の形態1の図1及び図4に対応する。
図9〜図14は、光源基板33の配置を模式的に示す正面図である。図9〜図14は、図に向かって上下左右方向が照明装置22の上下左右方向である。図9〜図14には光源基板33の図示は省略してあるが、実線で示す貫通孔4,4,…の上下方向の配置位置が光源基板33の上下方向の配置位置に対応している。
本実施の形態のテレビジョン受信機1、表示装置13、及び照明装置22は、実施の形態1と略同様の構成である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態1では、1列に含まれる光源基板33の枚数が10枚の場合と13枚の場合とで収容体35,35が共通化されている照明装置22を例示しているが、本実施の形態では、1列に含まれる光源基板33の枚数が19枚の場合(図9参照)と13枚の場合(図10参照)と10枚の場合(図11参照)と7枚の場合(図12参照)と4枚の場合(図13参照)と3枚の場合(図14参照)とで収容体35,35,…が共通化されている照明装置22を例示する。
光源基板33の向き及び配置間隔等は、実施の形態1と同様である。
貫通孔4,4,…は、上下方向に25個、非等間隔に並設されている。
また、本実施の形態では、他部材用位置決め部によって位置決めされるとして支持部材39を例示する。
支持部材39は、実施の形態1の固定部材38と同様の構成を有する。即ち、支持部材39は、頭部39a及び脚部39bを有し、これらは頭部38a及び脚部38bと同様の構成である。更に、支持部材39は支持突起39cを有する。
支持突起39cは、支持リベット372が有する支持突起37cと同様の構成であり、頭部39aに突設してある。
実施の形態1では、他部材用位置決め部として用いられる貫通孔4,4,…には固定部材38,38,…が係合しているが、本実施の形態では、支持部材39,39,…が係合している。支持部材39は、固定部材38,38,…と同様に、個数又は配置位置の変更が照明装置22の品質又は構造等に影響し難い。
支持部材39,39,…のみで拡散板31を確実に支持することができるのであれば、リベット37,37,…は全て係合リベット371,371,…でもよい。支持部材39,39,…のみでは拡散板31の指示が不十分である場合には、リベット37,37,…の一部又は全部が支持リベット372,372,…でもよい。
なお、他部材用位置決め部に係合する他部材は支持部材39のみでもよく、固定部材38と支持部材39とが混在していてもよい。
光源基板33の枚数が19枚の場合、上下方向に隣り合う光源基板33,33の離隔距離は距離L3で一定である(図9参照)。そして、上下方向25個の貫通孔4,4,…の内、実線で示す19個の貫通孔4,4,…が基板用位置決め部として機能し、破線で示す6個の貫通孔4,4,…が他部材用位置決め部として機能する。
一方、光源基板33の枚数が13枚の場合、上下方向に隣り合う光源基板33,33の離隔距離は距離L4(L4>L3且つL4×2=L3×3)で一定である(図10参照)。そして、実線で示す13個の貫通孔4,4,…が基板用位置決め部として機能し、破線で示す12個の貫通孔4,4,…が他部材用位置決め部として機能する。
光源基板33の枚数が10枚の場合、上下方向に隣り合う光源基板33,33の離隔距離は距離L5(L5=L3×2>L4)で一定である(図11参照)。そして、実線で示す10個の貫通孔4,4,…が基板用位置決め部として機能し、破線で示す15個の貫通孔4,4,…が他部材用位置決め部として機能する。
光源基板33の枚数が7枚の場合、上下方向に隣り合う光源基板33,33の離隔距離は距離L6(L6=L3×3)で一定である(図12参照)。そして、実線で示す7個の貫通孔4,4,…が基板用位置決め部として機能し、破線で示す18個の貫通孔4,4,…が他部材用位置決め部として機能する。
光源基板33の枚数が4枚の場合、上下方向に隣り合う光源基板33,33の離隔距離は距離L7(L7=L3×6)で一定である(図13参照)。そして、実線で示す4個の貫通孔4,4,…が基板用位置決め部として機能し、破線で示す21個の貫通孔4,4,…が他部材用位置決め部として機能する。
光源基板33の枚数が3枚の場合、上下方向に隣り合う光源基板33,33の離隔距離は距離L8(L8=L3×9)で一定である(図14参照)。そして、実線で示す3個の貫通孔4,4,…が基板用位置決め部として機能し、破線で示す22個の貫通孔4,4,…が他部材用位置決め部として機能する。
本実施の形態の貫通孔4,4,…は上下方向に不等間隔で並設されているが、これに限定されず、等間隔で並設されていてもよい。例えば、図9に破線で示す貫通孔4,4,…が存在しない場合、19個の貫通孔4,4,…は上下方向に等間隔である。この場合、収容体35は、1列に3枚、7枚、10枚、及び13枚の光源基板33を備える照明装置22,22,…間で共通化することができる。
(実施の形態 3.)
図15は、本発明の実施の形態3に係る表示装置13が備える収容体35に対する光源基板33の位置決め状態を略示する断面図である。
本実施の形態のテレビジョン受信機1、表示装置13、及び照明装置22は、実施の形態1と略同様の構成である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態の収容体35においては、貫通孔4に替えてハーフパンチ状の凸部51が底壁351に設けてある。凸部51は、底壁351の内面に対して凸状をなす基板用位置決め部(又は他部材用位置決め部)である。
基板用位置決め部として用いられる凸部51が光源基板33の貫通孔331に係合することによって、光源基板33が位置決めされる。
(実施の形態 4.)
図16は、本発明の実施の形態4に係る表示装置13が備える収容体35に対する光源基板33の位置決め状態を略示する断面図である。
本実施の形態のテレビジョン受信機1、表示装置13、及び照明装置22は、実施の形態1と略同様の構成である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
本実施の形態の光源基板33には、貫通孔331は設けられていない。
本実施の形態の収容体35においては、貫通孔4に替えて切り起こし状の凸部52が底壁351に設けてある。凸部52は、底壁351の内面に対して凸状をなす基板用位置決め部(又は他部材用位置決め部)である。凸部52が設けられることによって、底壁351には不必要な貫通孔53が形成される。
基板用位置決め部として用いられる凸部52が光源基板33の周縁部に係合することによって、光源基板33が位置決めされる。このとき、貫通孔53は光源基板33によって閉塞される。
(実施の形態 5.)
図17は、本発明の実施の形態5に係る表示装置13が備える収容体35に対する光源基板33の位置決め状態を略示する断面図である。
本実施の形態のテレビジョン受信機1、表示装置13、及び照明装置22は、実施の形態1と略同様の構成である。以下では、実施の形態1との差異について説明し、その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
光源34は発光部341及びレンズ342を有する。レンズ342の前部は半球状をなし、半球の頂部は凹状をなす。レンズ342から出射する光は、実施の形態1の光源34が有するレンズのような、半球の頂部が凹状をなしていないものに比べて、より拡散し易い。
収容体35は皿状をなし、実施の形態1の周壁352及び支持部353に替えて、周壁354及びフランジ355を有する。
周壁354は、底壁351から収容体35の開口側へ拡がるような傾斜状をなす。
フランジ355は、周壁352の先端部(前端部)に配されており、拡散板31の周縁部を支持している。フランジ355と拡散板31の周縁部との間には、反射シート36の周縁部が挟持されている。
本実施の形態の照明装置22は、リベット37,37,…に替えて、リベット6,6,…を備える。
リベット6,6,…の一部は実施の形態1の係合リベット371,371,…に対応するものであり、リベット6,6,…の残部は実施の形態1の支持リベット372,372,…に対応するものである。
各リベット6は、リベット本体61及び留め具62を有する。
係合リベット371に対応するリベット6のリベット本体61は、頭部6a及び脚部6bを有する。
支持リベット372に対応するリベット6のリベット本体61は、頭部6a、脚部6b、及び支持突起6cを有する。
頭部6a及び支持突起6cは、実施の形態1の頭部37a及び支持突起37cと同様の構成である。
脚部6bは、頭部6aの後面に突設された円柱状をなす。
留め具62は、フランジを有する円筒状をなす。留め具62の円筒部分は軸長方向が前後方向である。留め具62のフランジ部分は円筒部分の前端部に突設されている。留め具62は、フランジ部分が反射シート36に接触するまで、円筒部分が前側から貫通孔361,331,4をこの順に貫通する。このとき、留め具62は貫通孔361,331,4に嵌合固定される。
リベット本体61は、留め具62に嵌合固定される。このために、頭部6aが留め具62のフランジ部分に接触するまで、脚部6bが前側から留め具62の内部を貫通する。
以上の結果、留め具62のフランジ部分と底壁351の内面との間に反射シート36及び光源基板33が挟持される。
即ち、光源基板33はリベット6を介して貫通孔4に係合している。貫通孔4に対する係合によって光源基板33は位置決めされるので、光源基板33が係合している貫通孔4は、基板用位置決め部として機能する。
なお、固定部材38は、リベット6と同様にリベット本体と留め具とを有する構成でもよい。
最後に、本発明の実施の形態についてまとめる。
本発明に係る照明装置22は、皿状の収容体35と、夫々の一面に光源34が実装されており、前記収容体35の底壁351の内面に少なくとも1列、等間隔に並置された複数枚の光源基板33と、前記収容体35に収容される前記光源基板33以外の他部材とを備える照明装置22において、前記底壁351には、前記光源基板33の位置決め用の複数個の基板用位置決め部と、前記他部材の位置決め用の複数個の他部材用位置決め部とが設けられており、前記基板用位置決め部及び他部材用位置決め部夫々の形状と寸法とが共通化してあることを特徴とする。
本発明に係る照明装置22は、前記基板用位置決め部及び他部材用位置決め部夫々は、前記内面に対して凹状又は凸状をなし、各光源基板33は前記基板用位置決め部の何れかに係合し、前記他部材は、前記他部材用位置決め部の何れかに係合していることを特徴とする。
本発明に係る照明装置22は、前記光源34に対向配置され、前記光源34が発する光を拡散させる拡散板31を更に備え、前記他部材は、前記拡散板31を支持する支持部材39であることを特徴とする。
本発明に係る照明装置22は、前記一面及び前記収容体35の内面を覆い、光を反射する反射シート36を更に備え、前記他部材は、前記反射シート36を前記底壁351に固定する固定部材38であることを特徴とする。
本発明に係る照明装置22は、1列に含まれる前記光源基板33の枚数Yは、定数A,X1,X2を含む式(1)に従い、定数Aは“7”,“9”,“13”,“16”,“17”,“19”の何れかひとつであり、定数X1は“1”,“2”,“3”の何れかひとつであり、定数X2は“-2”,“-1”,“0”,“1”,“2”,“3”の何れかひとつであって、定数A,X1,X2の組み合わせは、式(1)の演算結果がY≧3の自然数になるものであることを特徴とする。
本発明に係る照明装置22は、前記光源基板33の枚数は、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚、9枚、10枚、11枚、13枚、16枚、17枚、19枚、21枚、25枚、31枚、33枚、37枚、41枚、又は49枚であることを特徴とする。
本発明に係る表示装置13は、本発明に係る照明装置22と、該照明装置22によって背面側から照明される表示パネル21とを備えることを特徴とする。
本発明に係るテレビジョン受信機1は、本発明に係る表示装置13と、テレビジョン放送を受信する受信部11とを備え、該受信部11にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置13に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明にあっては、基板用位置決め部及び他部材用位置決め部の形状と寸法とが共通化されている。
故に、例えば光源基板の枚数又は配置位置を変更する場合、製造者は他部材の個数若しくは配置位置を変更する。そして、製造者は、他部材用位置決め部の一部を基板用位置決め部として流用するか、又は、基板用位置決め部の一部を他部材用位置決め部として流用することによって、光源基板を等間隔に配置しつつ、他部材を適宜に配置する。
本発明にあっては、光源基板は基板用位置決め部の何れかに係合するので、光源基板の位置決めと収容体の壁面に対する取り付けとが容易である。
同様に、他部材は他部材用位置決め部の何れかに係合するので、他部材の位置決めと収容体の壁面に対する取り付けとが容易である。
本発明にあっては、例えば光源基板の枚数又は配置位置の変更に伴って支持部材(或いは固定部材)の個数若しくは配置位置を変更することは、支持部材(或いは固定部材)を除く他部材の個数又は配置位置を変更することより容易である。故に、支持部材(或いは固定部材)の個数又は配置位置の変更が照明装置の品質に悪影響を及ぼすことを抑制することができる。
本発明にあっては、光源基板の枚数を式(1)に基づいて求めることができる。
本発明にあっては、光源基板の枚数が、3枚以上49枚以下の実用的な枚数である。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲と均等の意味及び特許請求の範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、本発明の効果がある限りにおいて、テレビジョン受信機1、表示装置13、又は照明装置22に、実施の形態1〜5に開示されていない構成要素が含まれていてもよい。
各実施の形態に開示されている構成要件(技術的特徴)はお互いに組み合わせ可能であり、組み合わせによって新しい技術的特徴を形成することができる。
1 テレビジョン受信機
13 表示装置
21 表示パネル
22 照明装置
31 拡散板
33 光源基板
35 収容体
36 反射シート
38 固定部材(他部材)
39 支持部材(他部材)
4 貫通孔(基板用位置決め部,他部材用位置決め部)
51,52 凸部(基板用位置決め部,他部材用位置決め部)

Claims (8)

  1. 皿状の収容体と、
    各短冊状をなし、夫々の一面に光源が実装されており、前記収容体の底壁の内面に少なくとも1列、幅方向が列方向に沿うようにして等間隔に並置された複数枚の光源基板と、
    前記収容体に収容される前記光源基板以外の他部材と
    を備える照明装置において、
    前記底壁には、
    前記光源基板の位置決め用の複数個の基板用位置決め部と、
    前記他部材の位置決め用の複数個の他部材用位置決め部と
    が設けられており、
    前記基板用位置決め部及び他部材用位置決め部夫々の形状と寸法とが共通化してあり、
    前記基板用位置決め部及び他部材用位置決め部は、前記列方向に非等間隔に並設されていることを特徴とする照明装置。
  2. 前記基板用位置決め部及び他部材用位置決め部夫々は、前記内面に対して凹状又は凸状をなし、
    各光源基板は前記基板用位置決め部の何れかに係合し、
    前記他部材は、前記他部材用位置決め部の何れかに係合していることを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記光源に対向配置され、前記光源が発する光を拡散させる拡散板を更に備え、
    前記他部材は、前記拡散板を支持する支持部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の照明装置。
  4. 前記一面及び前記収容体の内面を覆い、光を反射する反射シートを更に備え、
    前記他部材は、前記反射シートを前記底壁に固定する固定部材であることを特徴とする請求項1から3の何れかひとつに記載の照明装置。
  5. 1列に含まれる前記光源基板の枚数Yは、定数A,X1,X2を含む下記式(1)に従い、
    定数Aは“7”,“9”,“13”,“16”,“17”,“19”の何れかひとつであり、定数X1は“1”,“2”,“3”の何れかひとつであり、定数X2は“-2”,“-1”,“0”,“1”,“2”,“3”の何れかひとつであって、定数A,X1,X2の組み合わせは、式(1)の演算結果がY≧3の自然数になるものであることを特徴とする請求項1から4の何れかひとつに記載の照明装置。
    Figure 0006570372
  6. 前記光源基板の枚数は、3枚、4枚、5枚、6枚、7枚、9枚、10枚、11枚、13枚、16枚、17枚、19枚、21枚、25枚、31枚、33枚、37枚、41枚、又は49枚であることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
  7. 請求項1から6の何れかひとつに記載の照明装置と、
    該照明装置によって背面側から照明される表示パネルと
    を備えることを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7に記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部と
    を備え、
    該受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とするテレビジョン受信機。
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