JP6042621B2 - 表示部材及び表示看板 - Google Patents

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Description

本発明は、所定の情報を表示する表示部材及び表示部材を備えた表示看板に関する。
従来、表示看板1として、図9aに示すように、表面に所定の情報を表示する箱状の乳半板からなる表示板2と、この箱状の表示板2の内部に配置され、両側面及び底面に反射テープ5が貼付された導光板3と、これらを固定する筐体部4とを備えた表示看板1がある。この表示看板1によれば、導光板3の主面から拡散される光によって、表示板2の表示情報が明るく照らし出されて、表示情報を容易に認識することができる。
しかしながら、かかる表示看板1は、導光板2の左右側面及び底面より外側に存在する表示板2の領域αは、導光板3に入射された光が両側面及び底面に貼付された反射テープによって跳ね返されてしまうので、領域αまで光が届かず、図9bに示すように、αの領域が暗くなるという課題があった。また、表示板2を交換しようとする場合、筐体部4に取り付けられているため、筐体部4を取り外して導光板10から表示板2を取り外さなければならない。そのため、表示看板1を設置場所から外さなければならず、表示板2の交換が困難であるという課題があった。
そこで、本発明は、このような課題に鑑みなされたものであり、表示情報を有する表示板を筐体部から取り外すことなく容易に取り外して交換することができ、かつ、表示板の周囲を明るくすることができる表示部材及び表示看板を提供することを目的とする。
本発明は、上述の目的の少なくとも1つを達成するために以下の手段を採った。
本発明の表示部材は、
光源部と、
側面から入射された前記光源部の光を一方又は両方の主面から導出する導光板と、
前記導光板の一方又は両方の主面に設置され、表面に表された表示情報が表示される表示板と、
前記導光板の左側面及び右側面の近傍の表面に突出して設けられる取着可能な取着部材と、
前記表示板の左側面及び右側面に形成され、かつ前記取着部材をスライド可能なスライド溝と、
を備えていることを特徴とする。
本発明の表示部材によれば、取着部材が突出して設けられる導光板とこの取着部材を溝内にスライド可能なスライド溝を有する表示板とから構成されているので、導光板の取着部材をスライド溝にスライドしつつ嵌め込むことによって、表示板を導光板に取り付けることができる。このように、表示板のスライド溝に取着部材をスライドさせるのみで、導光板から表示板を取り外したり、取り付けたりすることができる。そのため、表示板の交換に要する労力を大幅に軽減することができる。また、取り外す際に、表示板の略中央を把持した状態で取り外すため、表示板を落下させる危険性を低減することができる。さらに、かかる構成を採用することで、表示板の周囲に筐体部を取り付ける必要がない。そのため、筐体部によって表示板の周囲の暗く見えることを防止することができる。
さらに、本発明の表示部材において、前記スライド溝は、水平方向に形成されていてもよい。水平方向のスライド溝とすることで、取着部材が水平方向へスライドすることになり、水平方向の溝で支持されることになる。そのため、重力によって取着部材がスライド溝を滑って、表示板が導光板から滑り落ちることを防止することができる。
さらに、本発明の表示部材において、前記スライド溝の一部又は全部は、溝の開口幅が広くなるようにテーパーが形成されていてもよい。かかる構成を採用することによって、表示板が導光板に対して若干ずれて取り付けようとした際でも、スライド溝の開口幅内に取着部材を配置すれば、スライドさせることができるため、取り付けが容易になる。また、表示部材をスライドさせていけば、表示板が導光板に対して若干ずれていても表示板が所定の位置に配置されることになる。
さらに、本発明の表示部材において、前記表示板は、前記導光板より小さく形成されており、前記導光板に前記表示板が設置された際に、前記導光板は前記表示板の少なくとも1側面において、側面より外側に延出されていてもよい。かかる構成を採用することによって、表示板の周囲外に延出された導光板から光が照射されるため、表示板の周囲を明るくさせることができる。そのため、表示板の周囲が暗くなることを防止することができる。また、従来の表示部材と比較して、周囲が明るく光るため、美観性に優れる表示部材とすることができる。
さらに、本発明の表示部材において、前記導光板は、一方又は両方の主面に拡散ドットを備えていてもよい。かかる構成を採用することによって、より主面側から光を導出して明るくすることができる。この際に、片側のみに表示情報を有する表示板とすることもでき、両側に表示情報を有する表示板とすることもできる。
さらに、本発明の表示部材において、前記導光板の右側面、左側面及び底面には、反射テープが貼付又は反射剤が塗布されていてもよい。かかる構成を採用することによって、導光板の側面及び底面に到達した光を導光板内に反射させて、拡散ドットで拡散させて効率的に主面から導出することができる。
また、本発明の表示部材において、前記取着部材は、表示板と導光板とを挟持可能であってもよい。かかる構成を採用することによって、表示板を導光板の取着部材にスライドした後に表示板と導光板とを互いに挟持固定することができる。そのため、さらなる固定手段を設けることを省略することもできる。
さらに、本発明の表示部材において、前記表示板と導光版とを固定する固定部材を有していてもよい。かかる構成を採用することによって、表示板と導光板とをさらに確実固定することが可能になる。
本発明の表示看板は、前述したいずれかの表示部材と、前記表示部材及び前記導光板を少なくともいずれか1つの側面で固定する筐体部と、を備えていることを特徴とする。かかる構成を採用することで、この筐体部を利用して、種々の設置場所に取り付けることができるようになる。
さらに、本発明の表示看板は、床又は天井との間を支持する支持部材が筐体部に取り付けられていてもよい。かかる構成を採用することによって、床や天井に取り付けた表示看板とすることができる。
さらに、本発明の表示看板は、前記筐体部は、いずれか1つの側面のみに設けられていてもよい。かかる構成を採用することによって、基本的に筐体部を有する1つの側面以外は導光板及び表示板を隠す部材は存在しないので、周囲が明るい表示看板とすることができる。
さらに、本発明の表示看板は、前記筐体部と前記導光板との間に、前記導光板のがたつきを防止するがたつき防止部材が設けられていてもよい。かかる構成を採用することによって、筐体部に導光板をがたつきなく固定することが可能となる。
さらに、本発明の表示看板は、異なる表示情報が表示されている予備表示板を複数備えていてもよい。かかる構成を採用することによって、所望の表示情報を有する予備表示板に交換することによって、随時必要な表示情報を表示できる表示看板とすることができる。
図1は、実施形態にかかる表示看板100の構成の概略を示す斜視図である。 図2は、実施形態にかかる表示看板100の各構成を分解した分解斜視図である。 図3は、実施形態にかかる表示看板100の一部拡大分解斜視図である。 図4は、図2のA部の拡大図である。 図5は、導光板20内に挿入された光が拡散ドット25で拡散して両側主面21から照射する状態を示した模式図である。 図6は、実施形態にかかる表示看板100から表示板30を取り外す状態を示す斜視図である。 図7は、実施形態にかかる表示看板100において、表示板30が片側の主面にのみ配置された実施形態を示す斜視図である。 図8は、実施形態にかかる表示看板100において、筐体部60が導光板20の上側面22a、左側面22b及び右側面22c(図2参照)の3側面に設けてある実施形態を示す斜視図である。 図9aは、従来の表示看板を示す分解斜視図であり、図9bは従来の表示看板の正面図である。
以下、本発明にかかる表示部材及び表示看板の実施形態について、図面に沿って詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態及び図面は、本発明の実施形態の一部を例示するものであり、これらの構成に限定する目的に使用されるものではない。なお、以下の実施形態において、表示看板を説明することによって、同時に表示看板の一部構成である表示部材を説明することになるため、表示看板の説明によって表示部材の説明に代える。
実施形態にかかる表示看板100が図1及び図2に示されている。ここで図1は、実施形態にかかる表示看板100の斜視図を示し、図2は、実施形態にかかる表示看板100のそれぞれの構成部品を分解した状態を示す図である。
本発明の実施形態にかかる表示看板100は、図1に示すように、表示部材50と筐体部60とを主として備えている。表示部材50は、図2に示すように、主として、光を照射する光源部10と、光源部10の光を上側面22aから導入し、両側主面21から外部に導出する導光板20と、導光板20の両側主面21の表面に配置され、所定の表示情報を有する表示板30と、を主として備えている。表示看板100は、光源部10から導光板20の上側面22aに光を入射し、入射した光を両側主面21から出射することによって、両側主面21に設置された表示板30の表示情報を表示させるものである。
光源部10は、図2に示すように、基板11と、この基板11に所定の間隔で実装された複数の光源12と、を備えている。実施形態においては、光源12に発光ダイオードを用いている。なお、光源部10としては、有機発光ダイオード、蛍光管、冷陰極管、レーザー発振器等を使用することができる。光源12の光の色は限定されるものではなく、例えば、白色、赤色、橙色、黄色、緑色、青色、藍色、又は紫色のいずれかの色若しくはこれらの色の組み合わせ等であってもよい。
導光板20は、光源部10から入射された光を導いて両側主面21から光を出射するための部材である。導光板20の素材としては、例えば、メチルメタクリレートやエチルメタクリレート等のメタクリル樹脂、メチルアクリレート、エチルアクリレート等のアクリル製樹脂、ポリカーボネート、ポリエチレン等の種々の素材を用いることができるが、高透過性を有する素材であれば特に限定するものではない。透過性を有していれば無色透明及び有色透明であってもよい。さらに、導光板20は、可視光を拡散可能な微粒子状の拡散剤を添加してもよいし、可視光や紫外域の光を照射することによって蛍光を発する蛍光剤を塗布又は添加した樹脂板を用いても構わない。なお、実施形態においては、厚さが8.0mmの高透過性を有するメタクリル樹脂製の板を使用している。
導光板20の左側面22b及び右側面22cの近傍には、図3に示すように、貫通孔23が形成されており、この貫通孔23には、円柱状の取着部材40が両側主面21の両側に突出するように設けられる。取着部材40は、導光板20及び2枚の表示板30の厚さの合計より長い長さを有し、両側端部に螺合溝(図示しない。)を有する円柱状部材41と、この円柱状部材41の両側に取り付けられるナット部材42と、ワッシャー43とを備えている。同様に、図2に示すように、導光板20の左右中央であって、上側面側22a近傍及び下側面22d側近傍に表示板固定用貫通孔28が形成されている。この表示板固定用貫通孔28には、取着部材40と同様に形成された固定部材45を取り付けることができる。さらに、導光板20の上側面22a近傍には、導光板20を後述する筐体部60に固定するための固定用貫通孔26が形成されている。
導光板20には、図4に示すように、導光板20の上側面22aを介して光源部10から入射された光を拡散光として導出する拡散ドット25が両側主面21に複数マトリックス状に形成されている。なお、複数の拡散ドット25は、略四角錐形状に凹む凹部であり、四角錐の底面に相当する位置が導光板20の両側主面21に位置するように設けられる。実施形態においては、四角錐型の拡散ドット25の各辺の長さが約0.6mm、深さが約0.4mmであり、隣り合う拡散ドット間のピッチが2.0mmに形成されている。なお、図2に示した拡散ドット25は、視認性容易のため現物の拡散ドットよりかなり大きく描いている。また、図2には両側主面21の一部のみ表示しているが、実際には、全面に拡散ドット25が付されている。
拡散ドット25を形成する方法としては、レーザー加工や機械加工であってもよい。好ましくは、先端面に拡散ドット25を反転させた形状を有する加工ドットが縦横それぞれ4つずつマトリクス状に配置されている超音波加工ホーンを使用して、超音波加工によって形成するとよい。すなわち、超音波加工用ホーンに超音波振動を印加し、導光板20の裏面に対して垂直に超音波加工用ホーンを押圧して、加工ドットの形状が反映された形状の四角錐型拡散ドットを形成する。
つぎに、両側主面21に拡散ドット25を設けた場合に光が両側主面21から拡散していく状態について説明する。図5Aは、両側主面21の同一位置に第1拡散ドット25a、第2拡散ドット25bを形成した導光板20であり、図5Bは、両側主面21の第1拡散ドット25a、第2拡散ドット25bの位置を縦方向及び横方向に1/2ピッチずらした状態の導光板20を示す図である。両側主面21に第1拡散ドット25a、第2拡散ドット25bを同一位置に設けた場合であっても、1/2ピッチずらした場合であっても、導光板20内を通過してきた光が拡散ドット25によって周囲に拡散する点は同様である。1/2ピッチずらした場合は、隣接する第1拡散ドット25aで形成される四角の頂点の中心に第2拡散ドット25bが配置される関係になる。かかる構成を採用することによって、第2拡散ドット25bが、隣接する四方の第1拡散ドット25aに対して、等距離の位置に配置され、拡散ドット25の分散率が均一化するので両側主面21全体の明るさが均一化し、拡散ドット25による明暗の差を認識しづらくすることができる。なお、第1拡散ドット25aと第2拡散ドット25bとの位置関係は、必ずしも1/2ピッチずらしたものである必要なく、第1拡散ドット25aのピッチ間隔に対して1/4ピッチ〜3/4ピッチの長さ分それぞれずらして配置してもよい。また、第1拡散ドット28aと第2拡散ドット28bとの位置関係は、縦方向のみにずらしたものでもよいし、横方向のみにずらしたものでもよい。
導光板20は、図3に示すように、少なくとも左側面22b、右側面22c及び下側面22dの全面に反射テープ80が貼付されており(図3には、右側面22cと上側面22aの一部に反射テープ80が貼付されている図が示されている。)、上側面22aから入射して左側面22b、右側面22c及び下側面22dに到達した光を反射して拡散ドット25に光を到達させて、両側主面21から効率よく光を照射可能に形成されている。上側面22aの端部に反射テープ80を設けることによって、上側面22aの一部から光が露出することを防止することができる。
以上の光源部10と導光板20は、図3に示すように、保持部材70に配置される。保持部材70は、断面がU字型の長尺部材からなる。U字型の保持部材70の溝の幅は、導光板20の幅と同様に8.0mmに形成されている。保持部材70の底面の表面には光源部10が取り付けられ、光源部10の基板11に電源コード14が取り付けられている。この電源コード14は外部に設けられた電源から供給された電力を基板11を介して光源12に供給する。さらに、保持部材70の溝内に光源部10に重ねるように導光板20が配置される。配置された導光板20は、配置された側の側面(上側面22a)から光源部10の光が導入され、両側主面21から導出される。保持部材70は、取り付けられる導光板20の側面(実施形態においては、上側面22a)の長さよりも短く形成されていて、上側面22aの両端部は露出されている。この露出された部分に先述した反射テープ80が貼付されることになる。
次に、表示板30について説明する。表示板30は、図2に示すように、厚さ3.0mmの乳半板で形成されており、表面に文字、図形、記号又はこれらの組み合わせた所定の情報に形成されたフィルムを貼着したり、白色等の1色の下地色の文字等の表示情報が付されたフィルムを貼着したりすることで、表面に表示情報が付される。実施形態にかかる表示板30は、表示情報として「RESTAURANT」が記載されている。表示板30は、導光板20より一回り小さく形成されており、表示板30を導光板20に設置した際に、表示板上側面32a、表示板左側面32b、表示板右側面32c及び表示板下側面32dより外側に導光板20が視認される。導光板20に取り付けられる取着部材40が存在する位置と対応する位置にスライド溝31が形成されている。スライド溝31は、表示板30の表示板右側面32c及び表示板左側面32bから水平に中央に向かって形成されており、取着部材40の円柱状部材41がスライド溝31内をスライド可能となっている。また、スライド溝31は、開口幅が広くなるようにテーパーに形成されている。これによって、取着部材40の側方からスライド溝31をスライドさせる際に、スライド溝31と取着部材40との中心が多少ずれて(高さ方向にずれて)配置されていても、嵌め込むにつれて表示板30の位置が補正されて所定の高さ位置に設置されることになる。また、表示板30の幅方向中央には、表示板30を導光板20に確実に固定するための固定部材45を取り付けるための表示板貫通孔35が形成されている。
筐体部60は、図3に示すように、断面U字型の長尺部材に形成されており、両端部に後述するがたつき防止部材63を介してU字型の溝内に保持部材70及び導光板20が挿入される。導光板20は、筐体部60に形成された導光板固定用穴61a及び導光板20に形成された固定用貫通孔26に筒状体27aを貫通させて化粧ネジ27で固定することによって、導光板20は筐体部60に吊下される。
がたつき防止部材63は、導光板20及び保持部材70のがたつきを防止するための部材である。筐体部60の幅は保持部材70を挿入する必要があることから、導光板20の厚さより幅が広く形成される。そのため、導光板20は筐体部60によって吊下されているが、導光板20は筐体部60間を前後方向にがたつくことになる。また、保持部材70は、長手方向と高さ方向へ移動してがたつきやすい。こうしたがたつきを防止するためのものである。がたつき防止部材63の外側の幅は、筐体部60の溝の幅とほぼ同様の幅に形成されていて、筐体部60の溝内に配置された際に溝内でがたつかないように形成される。一方でがたつき防止部材63は導光板20の厚みの幅と同様の幅で形成された導光板挿入溝63aが形成されており、この導光板挿入溝63aに導光板20を挿入することで筐体部60の溝の幅方向へ導光板20がぐらつくことを防止することができる。一方で、がたつき防止部材63はL字状に形成されており、垂直部分63bによって、保持部材70が長手方向へがたつくことを防止し、水平部分63cによって、保持部材70が高さ方向へがたつくことを防止する。さらに、垂直部分63b及び水平部分63cのうち保持部材70の電源コード14と当接する部位には、図示しない電源コード用の溝が形成されている。
こうして作製された各構成部品は、上述したように、まず、保持部材70に光源部10を取り付けた後、保持部材70の溝内に導光板20を挿入する。一方で、筐体部60の両側端部にがたつき防止部材63をスクリュー65で取り付ける。そして、導光板20が取り付けられた保持部材70を筐体部60内に、導光板20の両側端部ががたつき防止部材63の導光板挿入溝63aに挿入されるように配置し、導光板固定用穴61aと固定用貫通孔26とに筒状体27aを貫通させて化粧ネジ27で固定して、筐体部60に導光板20を取り付ける。そして、導光板20の両側主面21に表示板30を重ねて、取着部材40を表示板30のスライド溝31及び貫通孔23を通し、ナット部材42を取り付ける。この際には、ナット部材42をきつく締め付ける必要はない。さらに、固定部材45を表示板貫通孔35及び表示板固定用貫通孔28を通して固定する。最後に、筐体部60に支持部材62を取り付けて表示看板100とされる。こうして作製された表示看板100は天井に支持部材62を介して取り付けられる。
こうして完成した表示看板100によれば、光源部10で発光された光は、上側面22aから導光板20内に入射され、両側主面21から光を外部へ拡散して、表示板30を裏側から照射する、表示板30は、透明又は半透明に形成されているので、表示情報である「RESTAURANT」の文字が明るく映し出されることになる。
表示板30を交換する際には、以下の手順で行われる。まず、図6に示すように、固定部材45を表示看板100から取り外す。次いで、取着部材40のナット部材42を若干緩める。これによって表示板30の中央付近を引っ張ることができ、引っ張ることによって中央付近をたわませて、表示板30を導光板20から離間させることができる。表示板30の中央付近を離間させることで、表示板30の表示板左側面32b又は表示板右側面32cが中央側に引き寄せられる(図6は、表示板右側面32cが引き寄せられた状態を表している。)。表示板右側面32cが引き寄せられることで、表示板30の右側のスライド溝31は取着部材40からスライド移動しつつ、取着部材40から外される。右側のスライド溝31が外れたら、表示板30全体を右にスライドさせることで、取着部材40を左側のスライド溝31から外し、表示板30を導光板20から取り外すことができる。
表示板30を取り付ける際には、上記手順と反対の手順で取り付ける。まず、表示板30の左側のスライド溝31に左側の取着部材40を嵌め込んでいく。この際に、スライド溝31の開口はテーパーで形成されているので、ある程度ずれていても左側面の開口内に取着部材40が存在すれば、嵌め込んでいくことによってスライド溝31内に取着部材40が収まることになる。次に右側のスライド溝31にも同様に右側の取着部材40を嵌め込んでいく。そして、最後に固定部材45を表示板貫通孔35及び表示板固定用貫通孔28に通して固定して、交換が完了する。
このように実施形態にかかる表示看板100によれば、固定部材45を取り外せば、筐体部60を外すことなく、表示板30を交換することができる。この際に、固定部材45を取り外し、表示板30を取り外せる状態にしても、表示板30は取着部材40に係止されているので、表示板30が落下することがない。そのため、従来のように、筐体を外した状態で表示板が落下し、表示板を損傷する可能性を低減することができる。
さらに、実施形態にかかる表示看板100は、右側面、左側面及び下側面に筐体部が存在しないので、表示板30の表示板左側面32b、表示板右側面32c及び表示板下側面32dが暗くなることを防止することができる。
さらに、実施形態にかかる表示看板100は、表示板30の周囲より延出して導光板20が配置されているので、表示板30の表示板左側面32b、表示板右側面32c及び表示板下側面32dより外側が導光板20の主面によって光が出射されて明るく見えることになる。そのため、表示板30の周囲が明るく輝いて見える表示看板100を提供することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
上述した実施形態において、導光板20の上側面22aを介して光源部10から入射された光を拡散光として導出させる手段として、拡散ドット25として、四角錐型拡散ドットの各辺の長さが0.6mm、深さが0.4mmであるとしたが、これに限定されるものではなく、四角錐型拡散ドットの各辺の長さは、例えば、0.6mm〜1.5mmであっても良い。また、四角錐型拡散ドットの深さは、例えば、0.4mm〜0.8mmであっても良い。いずれの場合であっても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。また、隣り合う四角錐型拡散ドット間のピッチが2.0mmとしたが、これに限定されるものではなく、例えば、約1.5mm〜約8.0mmのピッチとしてもよい。いずれの場合であっても、同様の効果が得られる。また、四角錐型拡散ドットの大きさは異なっていても良い。例えば、光源部10から遠ざかるにつれて、四角錐型拡散ドットの各辺を徐々に長くしたり、四角錐型拡散ドットの深さを徐々に深くしたりしても良い。こうすれば、光源から近く光が強い位置では屈曲される光量が小さくなり、光源から遠ざかるにつれて屈曲される光量が大きくなるため、上述した効果に加えて、四角錐型拡散ドットの明るさを均等に見せることができる。
また、拡散ドット25の形状及び大きさは、特に限定するものではない。適宜様々な拡散ドットを採用することができる。拡散ドットの形状としては、例えば、四角柱型、四角錐台形型、半球型及び円錐型等種々の形状を採用することができ、その形状は特に限定するものではない。また拡散ドットは必ずしもである必要はなく溝であっても構わない。また作製方法においても超音波に限定するものではなく、例えば、レーザー加工による溝であっても構わない。また、拡散ドットは、必ずしも凹部である必要はなく、凸状に形成されていてもよい。例えば、盛り上がった線状に形成しても構わない。凸部を形成するには、スクリーン印刷やシルク印刷等によって、盛り上がるように(凸状)形成するとよい。
上述した実施形態においては、表示板30と導光板20を確実に固定するものとして、固定部材45を使用しているが固定部材45はなくても構わない。表示看板100のサイズによっては、固定部材45で固定せずとも両側のスライド溝31と取着部材40とで固定可能であるからである。また、この際に、取着部材40によって導光板20と表示板30を挟持固定可能に形成してもよい。挟持固定可能とすることで、固定部材45がなくても確実に導光板20と表示板30とを固定することができる。
また、上述した実施形態においては、導光板20の左側面22b、右側面22c及び下側面22dには、反射テープ80が貼付されているが、反射テープ80に代えて反射剤を塗布してもよい。また、必ずしも反射テープ80を貼付しなくても構わない。さらに、導光板20の左側面22b、右側面22c及び下側面22dを粗面にしておけば、左側面22b、右側面22c及び下側面22dからも光を照射でき、側面が明るい表示看板とすることができる。
さらに、実施形態にかかる表示看板100は、スライド溝31は表示板右側面32c、表示板下側面32dに水平に設けられているが、スライド溝31は水平のスライド溝に代えて又は水平のスライド溝31に追加して、表示板上側面32a、表示板下側面32dに垂直のスライド溝を設けてもよい。
また、上述した実施形態においては、筐体部60に取り付ける支持部材62として、天井との間を支持する支持部材62としたが、筐体部60を下側面側に形成し、下側面側に設置された筐体部に台座つきの支持棒を取り付けて、床に立設設置可能に形成しても構わない。
また、上述した実施形態においては、両側主面に表示板30を有する表示看板100を説明したが、必ずしも両面である必要はなく、図7に示すように、片面のみ表示板30を有していてもよい。この場合導光板の拡散ドットは、表示板が設置される側の反対側に設けられる。
また、上述した実施形態においては、筐体部60が上側面22aの1側面のみであったが、必ずしも、1面のみでなく、例えば、図8に示すように、上側面22a、左側面22b及び右側面22c(図2参照)の3側面に設けても構わない。この場合において、表示板30と筐体部60との間に導光板20が露出するように形成することによって、表示板30の周囲が暗くなることを防止することができる。
上述した実施の形態で示すように、表示看板として利用することができる。
10…光源部、11…基板、12…光源、14…電源コード、20…導光板、
21…両側主面、22a…上側面、22b…左側面、22c…右側面、
22d…下側面、23…貫通孔、25…拡散ドット、25a…第1拡散ドット、
25b…第2拡散ドット、26…固定用貫通孔、27…化粧ネジ、27a…筒状体、
28…表示板固定用貫通孔、30…表示板、31…スライド溝、32a…表示板上側面、
32b…表示板左側面、32c…表示板右側面、32d…表示板下側面、
35…表示板貫通孔、40…取着部材、41…円柱状部材、42…ナット部材、
43…ワッシャー、45…固定部材、50…表示部材、60…筐体部、
61a…導光板固定用穴、62…支持部材、63…防止部材、63a…導光板挿入溝、
63b…垂直部分、63c…水平部分、65…スクリュー、70…保持部材、
80…反射テープ、100…表示看板

Claims (8)

  1. 光源部と、
    側面から入射された前記光源部の光を一方又は両方の主面から導出する導光板と、
    前記導光板の一方又は両方の主面に設置され、表面に表された表示情報が表示される表示板と、
    前記導光板の左側面及び右側面の近傍の表面に突出して設けられる取着可能な取着部材と、
    前記導光板の少なくともいずれか1つの側面を固定する筐体部と、
    前記筐体部と前記導光板との間に、前記導光板のがたつきを防止するため導光板の厚みの幅と同様の幅で形成された導光板挿入溝が形成され、かつがたつきを防止する垂直部分及び水平部分を有する、L字状に形成されたがたつき防止部材と、
    前記表示板の左側面及び右側面に形成され、かつ前記表示板をスライド可能であって、前記取着部材を緩めた後、前記表示板の中央付近を前記導光板に対して引っ張ることによって、前記表示板の前記左側面及び前記右側面を中央側に引き寄せて前記表示板を取り外すために、水平に形成されたスライド溝と、
    を備えていることを特徴とする表示看板。
  2. 前記スライド溝の一部又は全部は、溝の開口幅が広くなるようにテーパーが形成されていることを特徴とする請求項1記載の表示看板。
  3. 前記表示板は前記導光板より小さく形成されており、前記導光板に前記表示板が設置された際に、前記導光板は前記表示板の少なくとも1側面において、側面より外側に延出されていることを特徴とする請求項1又は2記載の表示看板。
  4. 前記導光板は、一方又は両方の前記主面に拡散ドットを備えていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の表示看板。
  5. 前記導光板の左側面、右側面及び底面には、反射テープが貼付又は反射剤が塗布されていることを特徴とする請求項1から4のいずれ1項記載の表示看板。
  6. 前記取着部材は、前記表示板と前記導光板とを挟持固定可能であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の表示看板。
  7. さらに、前記表示板と前記導光板とを固定する固定部材を有していることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の表示看板。
  8. 床又は天井との間を支持する支持部材が前記筐体部に取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の表示看板。
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