JP2017011152A - 車載電子機器筐体およびその樹脂インサート筐体 - Google Patents

車載電子機器筐体およびその樹脂インサート筐体 Download PDF

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Abstract

【課題】少なくとも車載機器としての強度を確保し、防水防塵性、軽量といった機能も有する車載電子機器筐体等を提供する。【解決手段】多角形状の主面上に電子機器を搭載する冷却部(3)と、前記冷却部の主面の各辺に沿った個別に設けられる金属性のシールド材(1a)が内側の樹脂で枠状に一体に形成された樹脂インサート筐体(1)と、前記シールド材(1a)の上部に締結された金属製の上蓋(2)と、前記シールド材(1a)の下部に前記冷却部(3)を間に挟んで締結されるとともに、車体に固定するための固定脚(4b)を有する金属製の下蓋(4)と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、自動車に搭載され、電子機器を収納し、冷却機能を備えた車載電子機器筐体およびその樹脂インサート筐体に関するものである。
自動車に搭載される車載電子機器筐体には、
半導体モジュール等の内部電子機器が発生する電磁波の外部への漏れや、外部からの電磁波の侵入等を防止する機能と、
電子機器の駆動によって生じる熱を筐体外に排出する機能、さらに、
機器自体が軽量であること
が必要である。そこで、筐体壁に金属性のシールド部材を用いた樹脂インサート部品と、良熱伝導材で形成されるヒートシンクと、を組み合わせて用いる筐体構造がある(たとえば下記特許文献1)。
特許第4382396号明細書
上記特許文献1に記載のような、従来の電子機器筐体は、車載機器として適用する場合、衝突時に車体固定部から伝達される衝突荷重に対する補強構造がなく、強度を確保するためには、構成部品の厚肉化すなわち材料の厚みを厚くする、別途補強部材を追加する、等の対策が必要である。
また、配線コネクタ等外部の機器との電気的な接続、電磁シールド性、防水防塵性、の確保について具体的な対策が開示されていない。
さらにシールド材の変形に対応して、2回の成形工程でシールド材裏表に樹脂を充填させるため、材料コスト、成形コストが高くなる、といった課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、少なくとも車載機器としての強度を確保し、防水防塵性、軽量といった機能も有する車載電子機器筐体およびその樹脂インサート筐体を提供することを目的とする。
またこの発明はさらに、外部と電気的な接続、電磁シールド性、といった機能、さらに安価に製造できるといった機能も追加的に有する車載電子機器筐体およびその樹脂インサート筐体も提供することを目的とする。
この発明は、多角形状の主面上に電子機器を搭載する冷却部と、前記冷却部の主面の各辺に沿った個別に設けられる金属性のシールド材が内側の樹脂で枠状に一体に形成された樹脂インサート筐体と、前記シールド材の上部に締結された金属製の上蓋と、前記シールド材の下部に前記冷却部を間に挟んで締結されるとともに、車体に固定するための固定脚を有する金属製の下蓋と、を備えた、車載電子機器筐体等にある。
この発明では、少なくとも車載機器としての強度を確保し、防水防塵性、軽量といった機能も有する車載電子機器筐体およびその樹脂インサート筐体を提供できる。
またこの発明はさらに、外部と電気的な接続、電磁シールド性といった機能、さらに安価に製造できるといった機能を追加的に有する車載電子機器筐体およびその樹脂インサート筐体も提供できる。
この発明の実施の形態1に係わる車載電子機器筐体の一例の分解斜視図である。 図1の樹脂インサート筐体の斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る衝突時の荷重を説明するための斜視図である。 図1の配線コネクタ周辺の樹脂インサート筐体の部分縦断面図である。 図1の配線コネクタ周辺の樹脂インサート筐体の部分縦断面図である。 図1の樹脂インサート筐体の部分縦断面図である。 この発明の実施の形態1に係わる車載電子機器筐体の樹脂インサート筐体の成形方法を説明するための概略的部分縦断面図である。 図1の樹脂インサート筐体の樹脂注入ゲート位置とウェルドライン発生箇所を示す概略平面図である。 この発明の実施の形態2に係わる車載電子機器筐体の樹脂インサート筐体の斜視図である。 図9の樹脂インサート筐体の部分縦断面図である。 この発明の実施の形態3に係わる車載電子機器筐体の一例の分解斜視図である。 図11の車載電子機器筐体の部分縦断面図である。 この発明の実施の形態3に係わる車載電子機器筐体の樹脂インサート筐体の成形方法を説明するための概略的部分縦断面図である。 この発明の実施の形態4に係わる車載電子機器筐体の一例の樹脂インサート筐体の斜視図である。 この発明の実施の形態5に係わる車載電子機器筐体の一例の樹脂インサート筐体の部分縦断面図である。
この発明では、金属製のシールド材、上蓋、下蓋が締結されることで、衝突荷重に対する補強が実現できる。
また、シールド材と上蓋、下蓋とを締結する間隔、コネクタ接続のための穴の直径、樹脂インサート筐体の高さより詳しくはシールド材の高さ、を遮蔽したい電磁波の波長よりも小さい寸法とすることで、外部と電気的な接続および電磁シールド性を確保できる。
また、シールド材を樹脂で一体に成形することで防水防塵性を確保できる。
また、1回の成形工程でシールド材内壁のみに樹脂を充填し成形するため、樹脂インサート筐体の軽量化できる。シールド材が簡素な形状にでき、樹脂インサート成形回数、樹脂使用量が削減できるため材料コスト、成形コストの抑制ができる。
以下、この発明による車載電子機器筐体およびその樹脂インサート筐体を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお、各実施の形態において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係わる車載電子機器筐体の一例の分解斜視図である。本実施の形態の車載電子機器筐体は、冷却部3上部に樹脂インサート筐体1を設置し、樹脂インサート筐体1と上蓋2、下蓋4をそれぞれネジで締結し、必要に応じて冷却部3と樹脂インサート筐体1の間、樹脂インサート筐体1と上蓋2の間、冷却部3上に搭載された電子機器間の隙間にシール材(共に図示省略)を充填する構造である。なお本実施の形態を含め以下の実施の形態では、一般的な全体が四角形の車載電子機器筐体を例示している。
冷却部3は電子機器冷却板3aと電子機器冷却板3a下部に設置される冷媒流路3bで構成される。電子機器冷却板3a、冷媒流路3bは上面に設置される電子機器の動作による熱を効率良く冷媒に伝達させるため、良熱伝導材であるアルミ製が望ましい。電子機器冷却板3aと冷媒流路3bとは熱伝導性能を阻害しない方式で接合する必要があり、ろう付けや溶接、摩擦攪拌接合といった接合方式が望ましい。冷媒流路3bを流れる冷媒はたとえば車載機器冷却に一般的に用いられる不凍液が挙げられるが、これに限定しない。また、液冷媒による放熱に限らず、送風ファンなどによる空冷方式でもよい。電子機器冷却板3aには樹脂インサート筐体1と下蓋4との固定ネジをよけるネジよけ穴3cと、電子機器をネジ固定するための電子機器固定雌ネジ穴3dが設置される。
上蓋2は、樹脂インサート筐体1の上面視寸法すなわち樹脂インサート筐体1の上面を覆う大きさに併せた寸法のめっき鋼板である。上蓋2には、四隅を含む後述する設定された間隔で樹脂インサート筐体1と締結するための雌ネジ穴2aが設置されている。めっき鋼板の板厚は、遮蔽したい電磁波を十分吸収できる板厚とし、雌ネジ穴2a同士の間隔は遮蔽したい電磁波の波長に対して電磁波の漏洩を抑制できる距離とする。
下蓋4は、冷却部3の底面に併せた形状にプレス成形されためっき鋼板である。下蓋4には、四隅を含む後述する設定された間隔で樹脂インサート筐体1と締結するための雌ネジ穴4aが設置されている。めっき鋼板の板厚と雌ネジ穴4a同士の間隔は、上蓋2同様に電磁波を遮蔽するのに十分な板厚とネジ穴間隔とする。また、車体と固定するための車体固定脚4bが対向する辺のそれぞれの両端に設置されている。各車体固定脚4bには、衝突時に加わる荷重に対して強度を確保するための補強ビード4bbが設置される。
樹脂インサート筐体1の構造を、図2を用いて説明する。樹脂インサート筐体1は、各面に設置された、めっき鋼板をコの字(C字型)に曲げ成形したシールド材1aと、それぞれのシールド材1aの内面に樹脂でシールド材1aと一体に成形された内壁1eとで構成される。シールド材1aの上下曲げ部には、それぞれ雌ネジ穴2aと雌ネジ穴4aに対応した位置に雌ネジ穴1bが設置されている。めっき鋼板の板厚は遮蔽したい電磁波を十分吸収できる板厚とする。また樹脂インサート筐体1の高さ、より正確には各シールド材1aの高さ、は遮蔽したい電磁波の波長に対して電磁波の漏洩を抑制できる寸法とする。内壁1eは衝突時に発生する荷重に対する強度と高温環境に設置できる耐熱性が確保できる、PPS(ポリフェニレンサルファイド樹脂)、PBT(ポリブチレンテレフタレート樹脂)が望ましい。内壁1eの四隅、すなわち隣接するシールド材1aの端部間に当たる部分、には補強リブ1gを設け、衝突による荷重が加わった際の樹脂インサート筐体1各部の発生応力の緩和と樹脂インサート筐体1全体の変形を抑制する。シールド材1aと内壁1eとは、後述する図6に示すように、内壁1eと一体に形成されるシールド材固定部1fがシールド材1aの樹脂貫通孔1cを貫通して表側に突出し、樹脂貫通孔1cと嵌合状態となることで固定される。
上記のように車載電子機器筐体が四角形の場合、樹脂インサート筐体1は、冷却部3の主面の4辺のそれぞれに沿った個別に設けられる金属性のシールド材1aが内側の樹脂からなる内壁1eで枠状に形成されている。車載電子機器筐体が多角形の場合は、樹脂インサート筐体1は、冷却部3の主面の各辺のそれぞれに沿った個別に設けられる金属性のシールド材1aが内側の樹脂からなる内壁1eで枠状に形成される(以下同様)。
図3は車載電子機器筐体に衝突による荷重が加わった状態を示している。車体が衝突した際発生する荷重5は、車体に固定されている車体固定脚4bに伝わる。車体固定脚4bから伝達された荷重は、下蓋4と、下蓋4とネジ締結しているシールド材1aと、シールド材1aを保持している内壁1eと、シールド材1aにネジ締結されている上蓋2と、の圧縮変形により吸収される。シールド材1aと内壁1eを含めた樹脂インサート筐体1全体の変形は補強リブ1gにより緩和される。このとき、冷却部3に加わる荷重は、ネジよけ穴3c(図1参照)の上記圧縮変形に対するガタの分だけ低減され、冷却部3と冷却部に実装される電子機器を衝突荷重から保護できる。なお、車体固定脚4bの設置方向、本数、形態は本実施の形態に限定されない。
図4、図5、図6は樹脂インサート筐体1の部分縦断面図である。図6に示す、樹脂貫通孔1cは遮蔽したい電磁波の波長に対して、電磁波の漏洩を抑制できる径と孔間の距離に設定する。シールド材1aには、図示を省略した配線コネクタと接する形状の図4に示す配線コネクタ接続孔1dと、カシメや溶接などでインサート材であるシールド材1aに固定された、配線コネクタをネジ固定するための図5に示す配線コネクタ固定ナット1jが設けられる。内壁1eには、樹脂インサート筐体1内側に配線コネクタのシール面に対応したフランジ状の配線コネクタ接続部1iを設置する。配線コネクタ接続孔1dは、遮蔽したい電磁波の波長に対して、上記と同様な電磁波の漏洩を抑制できる寸法とする。
図7は樹脂インサート筐体1成形時の成形金型挙動を示している。金型スライドコア8にシールド材1aを設置し、金型スライドコア8には図6に示すシールド材固定部1f形状を成形するための凹み8aが設けられている。溶融樹脂は注入ゲート(図示省略)から、金型スライドコア8と、内壁1eの形状に対応した金型キャビティ6および金型コア7との空隙に充填させる。図6に示す樹脂流路リブ1hは溶融樹脂が流れやすいように、内壁1eの肉厚の約2倍または2倍の厚みと、略同じまたは同じ幅を有し、溶融樹脂をまず樹脂流路リブ1hに充填させ、成形中、シールド材1aを金型スライドコア8に密着させる力を発生させ、シールド材1aの位置ずれや樹脂圧力による変形を抑制する。なお上述の幅とは、電子機器冷却板3aの面方向に沿ったシールド材1aの長手方向の長さに関するものである。
また、図8は樹脂インサート筐体1成形での樹脂注入ゲート位置とウェルドライン発生箇所を示している。4か所の補強リブ1gに注入ゲート1lを設けることで、ウェルドライン1mは内壁の中央付近に発生するため、衝突荷重が加わった際、高い応力が発生する四隅でのウェルドライン発生を抑制する。
以上のように本実施の形態1の構成によれば、金属製のシールド材1a、上蓋2、下蓋4が締結されることで、衝突荷重を樹脂インサート筐体1と上蓋2と下蓋4の圧縮変形により吸収し、冷却部3と冷却部3に実装される電子機器を衝突荷重から保護ができ、車載電子機器筐体としての強度を確保できる。
また、シールド材1aと上蓋2、下蓋4とを締結するネジの間隔、配線コネクタ接続孔1dの直径、樹脂インサート筐体1の高さ等を遮蔽したい電磁波の波長に対して電磁波の漏洩を抑制できる寸法とすることで電磁シールド性を確保できる。
また、シールド材1aを樹脂で一体に成形し、配線コネクタ接続部1iを設置することで防水防塵性を確保できる。
また、樹脂インサート筐体1は1回の成形工程でシールド材1aの内壁のみに樹脂を充填し成形するため、機器を軽量化できる。
また、シールド材1aは各辺個別で簡素な形状で、樹脂インサート成形回数、樹脂使用量が削減できるため材料コスト、成形コストの抑制ができる。
なお上述の、電磁波の漏洩を抑制するための、上蓋2の雌ネジ穴2aおよび下蓋4の雌ネジ穴4aの間隔である、上蓋2および下蓋4をそれぞれ樹脂インサート筐体1のシールド材1aに締結させる間隔、
また、樹脂貫通孔1cの間隔、
また、雌ネジ穴2aおよび雌ネジ穴4aおよび樹脂貫通孔1cおよび配線コネクタ接続孔1dの直径、
さらに、シールド材1aの高さ
は、遮蔽したい電磁波の波長より短いものとする。なお上記各穴、孔の直径は、穴、孔が円形でない場合も考慮して広義には最長径とする。
上蓋2および下蓋4を樹脂インサート筐体1のシールド材1aに締結するのはネジに限定されず、リベット、かしめ止め、溶接、等であってもよい。
またシールド材1a、上蓋2、下蓋4の遮蔽したい電磁波を十分吸収できる板厚は、例えば1.0mm、または1.0mm、以上とする。
なお、例えば図2の1aaで示す、コの字型に曲げ成形されたシールド材1aの上下の折り曲げられて雌ネジ穴1bが形成された部分をフランジ部1aaとする。以下同様。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2に係わる車載電子機器筐体の樹脂インサート筐体の斜視図である。車体との固定部を設置する部品は下蓋4に限らず、樹脂インサート筐体1に設置してもよい。内壁1eと一体に成形され、筐体外側に突出した車体固定ボス1kには車体と締結するための雌ネジと、補強のためのビード形状が設置される。
図10に車体固定ボス1k周辺の樹脂インサート筐体1の縦断面図を示す。車体固定ボス1kは、シールド材1aの内側面の内壁1eに対して反対側の外側面に形成されている。車体固定ボス1kは、図8の断面前後にずれた位置に設けられた図6の樹脂貫通孔1cと同様な樹脂貫通孔によってシールド材1aおよび内壁1eと一体に成形され、樹脂がシールド材1aを内側と外側から挟む構造になっている。車体と締結するための雌ネジ1pは雌ネジ先端が袋状になっており、雌ネジ先端がシールド材1aと接することで成形時の軸方向の位置を固定する。衝突による荷重が加わった際、車体固定ボス1kに加わる荷重は、車体固定ボス1kの根元すなわち雌ネジ先端側からシールド材1aに伝達し、さらにシールド材1aと締結された上蓋2と下蓋4に伝達され、シールド材1aとシールド材1aを保持している内壁1e、上蓋2、下蓋4の圧縮変形により吸収される。また、車体固定ボス1kがシールド材1aの直角に折れ曲がった端部に位置しており、衝突により樹脂インサート筐体1が変形した際、シールド材1a同士が接触することで、変形を抑制する。
本実施の形態2の構成によれば、下蓋4を小形に、かつ簡素な形状にできるため、機器を軽量化でき、材料コスト、加工コストも低減できる。
実施の形態3.
図11は、この発明の実施の形態3に係わる車載電子機器筐体の一例の分解斜視図である。上蓋2は外周縁が下側に突出する形状で、外周部には雌ネジ穴2aが設けられている。シールド材1aはめっき鋼板の下側を曲げ成形したL字形状になっており、シールド材1aの上側側面と曲げ部には雌ネジ穴1bが設けられている。
図12は図11の車載電子機器筐体の部分縦断面図である。上蓋2の外周縁が下側に突出し、下側に突出した折曲げ部2aaの雌ネジ穴2aが、シールド材1aの上側側面の雌ネジ穴1bに締結される。上蓋2の折曲げ部2aaが外側、シールド材1aが内側になっている。内壁1e上部は内側に屈曲した形状になっており、上蓋2を締結するネジとは接触しない。また、内壁1e上端は上蓋2の底面と接触する構造となる。
図13は本実施の形態3の樹脂インサート筐体1成形時の成形金型挙動を示している。図13に示すように金型キャビティ6の形状を変えて内壁1e上端を屈曲させることで、樹脂流路リブ1hを形成できる。さらに金型キャビティ6と金型スライドコア8でシールド材1aを挟めるため、成形中にシールド材1aを金型スライドコア8に押しつける力を発生させ、シールド材1aが金型スライドコア8から離れることなく金型スライドコア8に密着させられるため、シールド材1aの位置ずれや樹脂圧力による変形を抑制できる。
本実施の形態3の構成によれば、シールド材1aの上側の曲げ部が無い分、車載電子機器筐体上側の寸法が小さくなり、車載電子機器筐体の占有スペースを小形にできる。また、上蓋2の外周縁部が下向きで、シールド材1aの上端部と一致しておらず、さらに内壁1e上端が上蓋2の底面で接することで防水防塵性が向上する。また樹脂インサート筐体1の上部に樹脂流路リブ1hを設置することで、電子機器設置領域に樹脂流路リブ1hが干渉せず、樹脂インサート筐体1を小形にでき、材料コストを低減できる。
なお、例えば図11の1aaで示す、外側にL字型に曲げ成形されたシールド材1aの下側の折り曲げられて雌ネジ穴が形成された曲げ部をフランジ部1aaとする。また、上蓋2の2aaで示す、外周縁の下側にL字型に曲げられて雌ネジ穴2aが形成された部分を折曲げ部2aaとする。
実施の形態4.
図14が、この発明の実施の形態4に係わる車載電子機器筐体の一例の樹脂インサート筐体の斜視図である。電子機器固定部1nは電子機器を内包できる形状で、内壁1eと同じ材質の樹脂で形成され、バスバー1qを一体に成形する。バスバー1qは銅やアルミなどの導電性の材質で、電子機器の接続端子部に圧接されて、電気回路を形成する。電子機器固定部1nは、内壁1e内側に形成された嵌合突起(図示省略)と嵌合し、接着剤塗布、溶着などにより樹脂インサート筐体1に接合される。電子機器固定部1nは樹脂インサート筐体1と接合する方式に限らず、樹脂インサート筐体1すなわち内壁1eと一体に成形してもよい。
本実施の形態4の構成によれば、電子機器の接続配線が不要になり、電子機器を冷却部3に固定する部品の点数を削減できるため、材料コスト、組み立てコストを削減できる。また電子機器の構成が変わっても電子機器固定部1nの形状を変更すれば対応できるため、成形金型、組立て治具などの設備コストを削減できる。
実施の形態5.
図15は、この発明の実施の形態5に係わる車載電子機器筐体の一例の樹脂インサート筐体の部分縦断面図である。シールド材1aには樹脂インサート筐体1の外側ひいては車載電子機器筐体外側に凸となる補強ビード1rが設けられている。補強ビード1rの寸法を厚み、幅を樹脂流路リブ1hと略同じまたは同じとし、内壁1e成形時の金型スライドコア8にシールド材1aを押しつける力を発生させることができる。
本実施の形態5の構成によれば、樹脂流路リブ1hは樹脂インサート筐体1の内側に突出しないため、樹脂インサート筐体1を小形にでき、材料コストを削減できる。また、シールド材1aの剛性が向上するため、補強に必要な材料の使用量を削減でき、材料コストを削減できる。
以上のようにこの発明では、多角形状の主面上に電子機器を搭載する冷却部(3)と、前記冷却部の主面の各辺に沿った個別に設けられる金属性のシールド材(1a)が内側の樹脂で枠状に一体に形成された樹脂インサート筐体(1)と、前記シールド材(1a)の上部に締結された金属製の上蓋(2)と、前記シールド材(1a)の下部に前記冷却部(3)を間に挟んで締結されるとともに、車体に固定するための固定脚(4b)を有する金属製の下蓋(4)と、を備えた、車載電子機器筐体とした。
これにより、樹脂で一体に成形された金属製のシールド材、上蓋、下蓋が締結されることで、衝突荷重に対する補強と軽量化が実現できる。また、シールド材を樹脂で一体に成形することで防水防塵性を確保できる。
また、前記シールド材(1a)に対して前記上蓋(2)および下蓋(4)がネジで締結され、前記ネジの間隔、および前記シールド材(1a)の高さが、遮蔽対象の電磁波の波長より短い、ものとした。
これにより、シールド材と上蓋、下蓋とを締結する間隔、樹脂インサート筐体の高さを遮蔽したい電磁波の波長よりも小さい寸法とすることでシールド性を確保できる。
また、前記樹脂インサート筐体(1)が、外部からの配線コネクタを接続する配線コネクタ接続孔(1d)、および前記配線コネクタのシール面に対応したフランジ状の配線コネクタ接続部(1i)を有し、前記配線コネクタ接続孔の最長径が、遮蔽対象の電磁波の波長よりも短い、ものとした。
これにより、配線コネクタ接続孔を設け、遮蔽したい電磁波の波長よりも小さい寸法とすることで外部機器との接続とシールド性を両立できる。また、配線コネクタ接続部と配線コネクタ接触面で防水防塵性を確保できる。
また、前記上蓋(2)が、外周縁部に下側に突出した折曲げ部(2aa)を有し、前記シールド材(1a)が、下側に、外側に折り曲げられたフランジ部(1aa)を有し、前記上蓋(2)の前記折曲げ部(2aa)、および前記シールド材(1a)の上側側面と前記フランジ部(1aa)に雌ネジ穴が形成されている、ものとした。
これにより、シールド材上部の曲げが無い分、車載電子機器筐体上側の寸法が小さくなり、車載電子機器筐体の占有スペースを小形にできる。また、上蓋の端部が下向きで、シールド材の端部と一致しておらず、さらに内壁上端と底面で接することで防水防塵性が向上する。また樹脂インサート筐体の上部に樹脂流路リブを設置でき、電子機器設置領域に樹脂流路リブが干渉せず、樹脂インサート筐体を小形にでき、材料コストを低減できる。
また、多角形状の主面上に電子機器を搭載する冷却部(3)と、前記冷却部の主面の各辺に沿った個別に設けられる金属性のシールド材(1a)が内側の樹脂で枠状に一体に形成された樹脂インサート筐体(1)と、前記シールド材(1a)の上部に締結された金属製の上蓋(2)と、前記シールド材(1a)の下部に前記冷却部(3)を間に挟んで締結された金属製の下蓋(4)と、車体に固定するための前記樹脂インサート筐体の外側に突出した車体固定ボス(1k)と、を備えた、車載電子機器筐体とした。
これにより、下蓋4を小形に、かつ簡素な形状にできるため、機器を軽量化でき、材料コスト、加工コストも低減できる。
また、車載電子機器筐体の周囲側面を形成する樹脂インサート筐体(1)であって、多角形の前記車載電子機器筐体の各辺に沿った個別に設けられる金属性のシールド材(1a)と、前記各シールド材を内側から枠状に一体に固定する樹脂からなる内壁(1e)と、を備え、前記各シールド材が樹脂を貫通させる樹脂貫通穴(1c)を有し、前記内壁は、内壁の肉厚の約2倍または2倍の厚みと、略同じまたは同じ幅を有する樹脂流路リブ(1h)と、前記各シールド材の樹脂貫通穴(1c)を貫通し前記シールド材の外側に突出したシールド材固定部(1f)とを有し、前記樹脂貫通孔の最長径が遮蔽対象の電磁波の波長より短い、樹脂インサート筐体とした。
これにより、1回の成形工程でシールド材内壁のみに樹脂を充填し成形するため、樹脂インサート筐体の軽量化できる。シールド材が簡素な形状にでき、樹脂インサート成形回数、樹脂使用量が削減できるため材料コスト、成形コストの抑制ができる。
また、隣接する前記シールド材の端部間に当たる部分にそれぞれ樹脂注入ゲート(1g)を設けた。
これにより、ウェルドラインが内壁の中央付近に発生するため、荷重が加わった際、高い応力が発生する四隅(角部)でのウェルドライン発生を抑制する。
また、電子機器を内包する形状の電子機器固定部(1n)を有し、前記電子機器固定部が、前記内壁と同じ材質の樹脂で形成され、バスバー(1q)を一体に成形した部品を前記内壁内側に接合または内壁と一体に成形されるようにした。
これにより、電子機器の接続配線が不要になり、電子機器と冷却部3を固定する部品の点数を削減できるため、材料コスト、組み立てコストを削減できる。また電子機器の構成が変わっても電子機器固定部1nのみ形状を変更すれば対応できるため、成形金型、組立て治具などの設備コストを削減できる。
また、前記シールド材(1a)が前記樹脂インサート筐体の外側に凸となる補強ビード(1r)を有し、前記補強ビードの高さ、奥行き寸法が前記樹脂流路リブ(1h)と略同じまたは同じである、ようにした。
これにより、樹脂流路リブが樹脂インサート筐体の内側に突出しないため、樹脂インサート筐体を小形にでき、材料コストを削減できる。また、インサート材であるシールド材の剛性が向上するため、補強に必要な材料の使用量を削減でき、材料コストを削減できる。
この発明は上記各実施の形態に限定されるものではなく、これらの可能な組み合わせを全て含む。
1 樹脂インサート筐体、1a シールド材、1aa フランジ部、1b 雌ネジ穴、1c 樹脂貫通孔、1d 配線コネクタ接続孔、1e 内壁、1f シールド材固定部、1g 補強リブ、1h 樹脂流路リブ、1i 配線コネクタ接続部、
1j 配線コネクタ固定ナット、1k 車体固定ボス、1l 注入ゲート、
1m ウェルドライン、1n 電子機器固定部、1p 雌ネジ、1q バスバー、
1r 補強ビード、2 上蓋、2a 雌ネジ穴、2aa 折曲げ部、3 冷却部、
3a 電子機器冷却板、3b 冷媒流路、3c ネジよけ穴、
3d 電子機器固定雌ネジ穴、4 下蓋、4a 雌ネジ穴、4b 車体固定脚、
4bb 補強ビード、5 荷重、6 金型キャビティ、7 金型コア、
8 金型スライドコア、8a 凹み。

Claims (9)

  1. 多角形状の主面上に電子機器を搭載する冷却部と、
    前記冷却部の主面の各辺に沿った個別に設けられる金属性のシールド材が内側の樹脂で枠状に一体に形成された樹脂インサート筐体と、
    前記シールド材の上部に締結された金属製の上蓋と、
    前記シールド材の下部に前記冷却部を間に挟んで締結されるとともに、車体に固定するための固定脚を有する金属製の下蓋と、
    を備えた、車載電子機器筐体。
  2. 前記シールド材に対して前記上蓋および下蓋がネジで締結され、前記ネジの間隔、および前記シールド材の高さが、遮蔽対象の電磁波の波長より短い、請求項1に記載の車載電子機器筐体。
  3. 前記樹脂インサート筐体が、外部からの配線コネクタを接続する配線コネクタ接続孔、および前記配線コネクタのシール面に対応したフランジ状の配線コネクタ接続部を有し、前記配線コネクタ接続孔の最長径が、遮蔽対象の電磁波の波長よりも短い、請求項1または2に記載の車載電子機器筐体。
  4. 前記上蓋が、外周縁部に下側に突出した折曲げ部を有し、
    前記シールド材が、下側に、外側に折り曲げられたフランジ部を有し、
    前記上蓋の前記折曲げ部、および前記シールド材の上側側面と前記フランジ部に雌ネジ穴が形成されている、請求項1から3までのいずれか1項に記載の車載電子機器筐体。
  5. 多角形状の主面上に電子機器を搭載する冷却部と、
    前記冷却部の主面の各辺に沿った個別に設けられる金属性のシールド材が内側の樹脂で枠状に一体に形成された樹脂インサート筐体と、
    前記シールド材の上部に締結された金属製の上蓋と、
    前記シールド材の下部に前記冷却部を間に挟んで締結された金属製の下蓋と、
    車体に固定するための前記樹脂インサート筐体の外側に突出した車体固定ボスと、
    を備えた、車載電子機器筐体。
  6. 車載電子機器筐体の周囲側面を形成する樹脂インサート筐体であって、
    多角形の前記車載電子機器筐体の各辺に沿った個別に設けられる金属性のシールド材と、
    前記各シールド材を内側から枠状に一体に固定する樹脂からなる内壁と、
    を備え、
    前記各シールド材が樹脂を貫通させる樹脂貫通穴を有し、
    前記内壁は、内壁の肉厚の約2倍または2倍の厚みと、略同じまたは同じ幅を有する樹脂流路リブと、前記各シールド材の樹脂貫通穴を貫通し前記シールド材の外側に突出したシールド材固定部とを有し、
    前記樹脂貫通孔の最長径が遮蔽対象の電磁波の波長より短い、樹脂インサート筐体。
  7. 隣接する前記シールド材の端部間に当たる部分にそれぞれ樹脂注入ゲートを設けた、請求項6に記載の樹脂インサート筐体。
  8. 電子機器を内包する形状の電子機器固定部を有し、前記電子機器固定部が、前記内壁と同じ材質の樹脂で形成され、バスバーを一体に成形した部品を前記内壁内側に接合または内壁と一体に成形されている、請求項6または7に記載の樹脂インサート筐体。
  9. 前記シールド材が前記樹脂インサート筐体の外側に凸となる補強ビードを有し、前記補強ビードの高さ、奥行き寸法が前記樹脂流路リブと略同じまたは同じである、請求項6から8までのいずれか1項に記載の樹脂インサート筐体。
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