JP2017009258A5 - - Google Patents
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Description
上記目的を達成するため、本発明の湯温制御装置は、内部の湯が放熱する浴槽に該浴槽内の湯よりも高温な補給湯を前記浴槽の上方に設けられた給湯口から供給する湯温制御装置であって、前記浴槽の温度を検出する温度センサーと、前記浴槽の湯の第1下限温度L2と第1上限温度H2とが設定された制御部と、流路の流量を設定する第1流量調整部と、前記制御部からの信号により流路を開放/閉鎖する第1開閉部と、を備える第1バルブ部と、流路の流量を設定する第2流量調整部と、前記制御部からの信号により流路を開放/閉鎖する第2開閉部と、を備える第2バルブ部と、を備え、前記第1バルブ部を通過した流湯と前記第2バルブ部を通過した流湯は、前記給湯口から供給され、前記制御部は、前記第1開閉部の流路の開放を少なくとも前記第1上限温度H2を超えるまでは維持させ、前記第2開閉部の流路の開放/閉鎖の切り替えを前記第1下限温度L2と前記第1上限温度H2間で行わせることを特徴とする。
また、本発明の湯温制御装置においては、流路の流量を設定する第3流量調整部と、前記制御部からの信号により流路を開放/閉鎖する第3開閉部と、を備える第3バルブ部を更に備え、前記第3バルブ部を通過した流湯も、前記給湯口から供給され、前記制御部は、前記第3開閉部の流路の開放を前記第1上限温度H2よりも低い温度まで維持させることが好ましい。
このように、第3バルブ部が流路の流量を設定する第3流量調整部を備えているので、第1〜第3バルブ部が開放された補給状態で、早い温度上昇となるように源泉補給量を設定することができる。これにより、外乱で浴槽の湯の温度が第1下限温度L2よりも下がったときに第3バルブ部によって浴槽の湯の温度上昇を加速させることができる。
また、本発明の湯温制御装置においては、前記制御部は、前記第1開閉部の流路を前記第1上限温度H2よりも高い第2上限温度H1で閉鎖させることが好ましい。
設定温度は入浴者でも変更可能であり、入浴者によって非常に低く設定されたときは、第1バルブ部からの補給湯も自動的に止めて早く浴槽の湯温を下げることができる。
設定温度は入浴者でも変更可能であり、入浴者によって非常に低く設定されたときは、第1バルブ部からの補給湯も自動的に止めて早く浴槽の湯温を下げることができる。
また、本発明の湯温制御装置においては、前記浴槽内の底部の湯を前記給湯口に導くポンプ部を設けることが好ましい。
入浴者が非常に低く設定変更し、補給湯が給湯口から出なくなると、満足感が低下してしまう。それだけでなく、浴槽内の流れが無くなって表面側が空冷され低温になり、底面側との温度差が生じる。このために、浴槽内の温度が不均一になるだけでなく、浴槽の冷却に時間が掛かることとなる。浴槽内の温度が不均一になると、正しい温度検出ができずに不正確な温度制御となる。そこで、本発明は給湯口から離間している浴槽内の底部の湯を給湯口から流出させて、外気にさらして放熱させ、また、その流れによって浴槽の湯を撹拌させる。これにより、浴槽内の湯を早く冷却させ且つ温度を均一にし、入浴者に温泉感を与えることができる。
Claims (5)
- 内部の湯が放熱する浴槽に該浴槽内の湯よりも高温な補給湯を前記浴槽の上方に設けられた給湯口から供給する湯温制御装置であって、
前記浴槽の温度を検出する温度センサーと、
前記浴槽の湯の第1下限温度L2と第1上限温度H2とが設定された制御部と、
流路の流量を設定する第1流量調整部と、前記制御部からの信号により流路を開放/閉鎖する第1開閉部と、を備える第1バルブ部と、
流路の流量を設定する第2流量調整部と、前記制御部からの信号により流路を開放/閉鎖する第2開閉部と、を備える第2バルブ部と、
を備え、
前記第1バルブ部を通過した流湯と前記第2バルブ部を通過した流湯は、前記給湯口から供給され、
前記制御部は、
前記第1開閉部の流路の開放を少なくとも前記第1上限温度H2を超えるまでは維持させ、
前記第2開閉部の流路の開放/閉鎖の切り替えを前記第1下限温度L2と前記第1上限温度H2間で行わせることを特徴とする湯温制御装置。 - 流路の流量を設定する第3流量調整部と、前記制御部からの信号により流路を開放/閉鎖する第3開閉部と、を備える第3バルブ部を更に備え、
前記第3バルブ部を通過した流湯も、前記給湯口から供給され、
前記制御部は、前記第3開閉部の流路の開放を前記第1上限温度H2よりも低い温度まで維持させることを特徴とする請求項1に記載の湯温制御装置。 - 前記制御部は、前記第1開閉部の流路を前記第1上限温度H2よりも高い第2上限温度H1で閉鎖させることを特徴とする請求項1又は2に記載の湯温制御装置。
- 前記浴槽内の底部の湯を前記給湯口に導くポンプ部を設けることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の湯温制御装置。
- 第1バルブ部と、第2バルブ部とを用い、内部の湯が放熱する浴槽に該浴槽内の湯よりも高温な補給湯を前記浴槽の上方に設けられた給湯口から供給することにより、下限と上限との間の温度範囲で前記浴槽の湯温を制御する湯温制御方法であって、
前記第2バルブ部が閉鎖され前記第1バルブ部が開放された補給状態では、前記浴槽の湯温が温度降下となるように前記第1バルブ部の流出量が調整され、
前記第1バブル部と前記第2バルブ部が開放された補給状態では、前記浴槽の湯温が温度上昇となるように前記第2バルブ部の流出量が調整され、
前記第1バルブ部は、少なくとも前記浴槽の湯温が前記温度範囲の上限を超えるまでは流出するようにON/OFF制御され、
前記第2バルブ部は、前記浴槽内の湯温が前記温度範囲のときのみに前記温度範囲になるようにON/OFF制御されることを特徴とする湯温制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128364A JP6284907B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 湯温制御装置及び湯温制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015128364A JP6284907B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 湯温制御装置及び湯温制御方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017009258A JP2017009258A (ja) | 2017-01-12 |
JP2017009258A5 true JP2017009258A5 (ja) | 2017-11-16 |
JP6284907B2 JP6284907B2 (ja) | 2018-02-28 |
Family
ID=57763659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015128364A Active JP6284907B2 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | 湯温制御装置及び湯温制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6284907B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH01300153A (ja) * | 1988-05-25 | 1989-12-04 | Harman Co Ltd | 給湯装置、及び、二系統給湯装置 |
JP2002364914A (ja) * | 2001-06-12 | 2002-12-18 | Izui Tekkosho:Kk | 海洋深層水を利用した浴用システム |
JP3899344B2 (ja) * | 2004-02-06 | 2007-03-28 | 東海エネルギーコンサルタント株式会社 | 浴槽内湯温の自動制御装置 |
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2015
- 2015-06-26 JP JP2015128364A patent/JP6284907B2/ja active Active
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