JP2017008232A - 粘着シート及びそのセパレータ - Google Patents

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頼憲 甲藤
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頼憲 甲藤
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Tomoyuki Sato
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Abstract

【課題】セパレータ付き粘着シートの製造の容易化、材料コストの低減、貼り付け操作の容易化を図る。【解決手段】粘着シート10の支持フィルム11に粘着剤12を積層し、その粘着面12aをフィルム状又はシート状のセパレータ20で保護する、セパレータ20は、展開状態で粘着シート10の2倍以上3倍以下の長さを有し、かつ二つ折りされることによって、1つの被覆部21と、折返部22を含む。被覆部21は、粘着面12aの全域を覆う。折返部22は、被覆部21の一端部に折り目20aを介して連なるとともに、被覆部21から粘着シート10側とは反対側へ折り返されている。【選択図】図1

Description

本発明は、粘着シート及びその粘着面に設けられるセパレータに関し、特に、湿布薬等の経皮薬として皮膚に貼り付けられるのに適した粘着シート及びそのセパレータに関する。
一般に、経皮薬等の粘着シートは、支持フィルムに粘着剤が積層されている。粘着剤の露出面(粘着面)は、フィルム状又はシート状のセパレータで被覆されている。このセパレータを剥がして、皮膚等の貼付対象に貼り付ける。
特許文献1のセパレータ付き粘着シートでは、セパレータが粘着シートの3倍超の長さを有している。このセパレータが粘着シートの周りを包み込んでいる。詳しくは、セパレータの長手方向の中央部分が粘着シートの非粘着面(支持フィルムの表面)に被さり、更に粘着シートの両端縁で180°折り曲げられることによって、粘着面側に回り込んで粘着面に半分ずつ貼り付けられ、粘着面のちょうど中央部で突き合わされている。更に、セパレータの両側部分が、粘着面のちょうど中央部において180°折り返されるとともに、粘着シートの両端縁よりも外側へ延出されている。
特開2015−009136号公報
前掲特許文献1のセパレータ付き粘着シートは、製造が容易でない。すなわち、例えば、セパレータを粘着シートの非粘着面に被せた後、粘着シートの両端縁で180°折り曲げる際に粘着面に触れないようにしながら作業する必要がある。また、セパレータの両側部分を粘着面のちょうど中央部で突き合わせ、かつ180°折り返すのは困難である。
また、セパレータを粘着シートの3倍以上の長さにする必要があり、材料コストが嵩む。
さらに、皮膚に貼り付ける際は、粘着シートを片手で皮膚に押し当てながら、セパレータの両端部をそれぞれ外方へ引き抜く必要があり、一人で行うのは容易でない。セパレータの両端部を片方ずつ引き抜くことも考えられるが、引き抜き作業を2回行う必要があり、煩雑である。
前記問題点を解決するために、本発明に係るセパレータ付き粘着シートは、支持フィルムに粘着剤を積層してなる粘着シートと、
前記粘着シートの粘着面を保護するフィルム状又はシート状のセパレータと、
を備え、前記セパレータが、
展開状態で前記粘着シートの2倍以上3倍以下の長さを有し、かつ二つ折りされることによって、
前記粘着面の全域を覆う1つの被覆部と、
前記被覆部の一端部に折り目を介して連なるとともに前記被覆部から前記粘着シート側とは反対側へ折り返された折返部と
を含むことを特徴とする。
前記セパレータ付き粘着シートによれば、セパレータを粘着シートの粘着面に貼り付けるとともに二つ折りにすることで、容易に製造できる。また、セパレータの長さを粘着シートの2倍以上とすることで、粘着面を確実に覆うことができるとともに、折返部の先端部を粘着シートの端から露出させることができる。かつ、セパレータの長さを粘着シートの3倍以下とすることで、材料コストが嵩むのを防止できる。粘着シートの使用時には、人体の皮膚等の貼付対象にセパレータ付き粘着シートを配置して、その上から片手で押さえながら、他方の手でセパレータの折返部の前記露出した先端部を引っ張って、セパレータを粘着シートと貼付対象との間から引き抜くことで、粘着シートを貼付対象に簡単に貼り付けることができる。1人で、かつ1回の引き抜き操作で貼り付けることができ、貼り付け作業の煩雑さを低減できる。さらには、セパレータを剥がしながら粘着シートを貼り付けることができるから、貼り付け時に粘着シートが変形して粘着面の各所どうしがくっ付くのを防止できる。
本発明に係る粘着シート用セパレータは、支持フィルムに粘着剤を積層してなる粘着シートの粘着面を保護するフィルム状又はシート状のセパレータであって、
展開状態で前記粘着シートの2倍以上3倍以下の長さを有し、かつ二つ折りされることによって、
前記粘着面の全域を覆う1つの被覆部と、
前記被覆部の一端部に折り目を介して連なるとともに前記被覆部から前記粘着シート側とは反対側へ折り返された折返部と
を含むことを特徴とする。
前記セパレータの長さは、前記粘着シートの2倍〜2.5倍であることが好ましい。これによって、粘着面を確実に覆うことができるとともに、折返部の先端部を粘着シートの端から露出させることができ、かつ材料コストが嵩むのを確実に防止できる。
本発明によれば、セパレータ付き粘着シートを容易に製造することができる。また、セパレータの長さを小さく抑えることで材料コストが嵩むのを防止できる。さらには、貼り付け操作を簡易化できる。
図1(a)は、本発明の一実施形態に係るセパレータ付き粘着シートの平面図である。図1(b)は、前記セパレータ付き粘着シートのセパレータの展開平面図である。 図2は、図1(a)のII−II線に沿う、前記セパレータ付き粘着シートの断面図である。 図3は、前記セパレータ付き粘着シートの斜視図である。 図4は、前記セパレータ付き粘着シートの製造方法の一例を示す斜視図である。 図5は、前記セパレータ付き粘着シートの使用方法を示し、同図(a)は、前記セパレータ付き粘着シートを患部に配置した状態の断面図であり、同図(b)及び(c)は、セパレータを剥がす状態の断面図である。同図(d)は、粘着シートを貼り終えた状態の断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面にしたがって説明する。
図1(a)及び図2に示すように、セパレータ付き粘着シート1は、粘着シート10と、セパレータ20を備えている。粘着シート10の形状は、一対の長手側縁10f,10fと、一対の短手側縁10d,10eを有する四角形状になっている。粘着シート10は、支持フィルム11と、粘着剤12を含む。支持フィルム11は、柔軟な樹脂にて構成されている。支持フィルム11の片面に一定厚みの粘着剤12が積層されている。粘着剤12には、湿布薬等の経皮薬の成分が含有されている。粘着剤12における支持フィルム11側とは反対側の面が粘着面12aとなっている。
なお、図においてセパレータ付き粘着シート1の各要素11,12,20の厚みは誇張されている。
粘着面12aは、セパレータ20によって保護されている。セパレータ20は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)等の樹脂にて構成され、フィルム状ないしはシート状になっている。なお、セパレータ20の材質は、PETに限られず、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等の他の樹脂であってもよく、剥離層付きの紙であってもよい。セパレータ20の厚みは、例えば10μm〜1mm以下である。図1(b)に示すように、展開状態におけるセパレータ20は、細長の長方形になっており、その長手方向の長さは、粘着シート10の同方向の長さの2倍以上3倍以下である。好ましくは、セパレータ20は、粘着シート10の2倍〜2.5倍の長さを有している。
図1(b)の一点鎖線及び図2に示すように、セパレータ20は、ほぼ中央部において2つ折りされている。この折り目20aを挟んで、1つの被覆部21と、折返部22とが形成されている。被覆部21は、粘着シート10と実質的に同じ面積及び形状になっている。この被覆部21が粘着面12aに被覆されている。
折り目20aは、粘着シート10の1の短手側縁10dに沿うように配置されている。
図2及び図3に示すように、折返部22は、被覆部21の一端部に折り目20aを介して連なっている。この折返部22が、被覆部21から粘着シート10とは反対側に折り返されている。好ましくは、折り目20aにおいてセパレータ20がほぼ180°折られ、被覆部21と折返部22とが重ねられている。セパレータ20は、PET製であるため、折り目20aにコシを持たせることができ、180°近く折れた状態を維持できる。
好ましくは、折返部22は、被覆部21よりも少し長い。これによって、折返部22の先端部(折り目20aとは反対側の端部)が、被覆部21よりも外方へ延び出ており、ひいては粘着シート10のもう1つの短手側縁10eよりも外方へ延び出ることで、延出部22eを構成している。
セパレータ付き粘着シート1は、例えば次のようにして製造される。
図4に示すように、支持フィルム11となるべき長尺帯状の支持フィルム連続体11Xと、セパレータ20となるべき長尺帯状のセパレータ連続体20Xを用意する。支持フィルム連続体11Xの幅は、支持フィルム11の長手寸法の2倍である。セパレータ連続体20Xの幅は、展開状態のセパレータ20の長さの2倍である。図示は省略するが、これら連続体11X,20Xは、それぞれ繰出ロールに巻き付けられており、この繰出ロールから繰り出される。
支持フィルム連続体11Xの片面には、塗布ノズル2等によって粘着剤12を塗布する。これによって、粘着シート連続体10Xが形成される。粘着シート連続体10Xの幅は、粘着シート10の長手寸法の2倍であり、かつセパレータ連続体20Xの幅の2分の1以下である。
続いて、粘着シート連続体10Xを、セパレータ連続体20Xの幅方向の中央部に貼り合わせ、粘着面12aをセパレータ連続体20Xで覆う。これによって、粘着面12aを保護することができる。このようにして、セパレータ付き粘着シート連続体1Xが形成される。
このセパレータ付き粘着シート連続体1Xを幅方向の中央部で縦に切断するとともに、横に一定間隔置きに切断する。これによって、セパレータ付き粘着シート連続体1Xからセパレータ付き粘着シート1が2つずつ切り出される。
次に、各セパレータ付き粘着シート1のセパレータ20を、粘着シート10が積層された部分(被覆部21)と非積層部分との境において折り曲げることで、折り目20a及び折返部22を形成する。
このようにして、セパレータ付き粘着シート1を容易に製造でき、しかも連続的かつ効率的に製造することができる。粘着シート連続体10Xの粘着面12aをセパレータ連続体20Xで覆った後に切断工程及び折り曲げ工程を行なうことで、粘着面12aの各箇所どうしがくっ付いたり、粘着面12aに異物が付着したりするのを防止でき、不良品の発生率を低減できる。
セパレータ20の長さを粘着シート10の2倍以上とすることで、セパレータ20によって粘着面12aを確実に覆うことができるとともに、延出部22e(折返部22の先端部)を粘着シート10の端から確実に露出させることができる。かつ、セパレータ20の長さを粘着シート10の3倍以下とすることで、材料コストが嵩むのを防止できる。
セパレータ付き粘着シート1は、例えば次のようにして使用される。
図5に示すように、セパレータ付き粘着シート1を患部の皮膚3に配置して(同図(a))、その上から片手で押さえながら、反対側の手で延出部22eを引っ張る(同図(b)及び(c))。延出部22eは、粘着シート10の外側に露出しているために、簡単に摘まんで引っ張ることができる。
なお、同図(b)及び(c)における白抜き矢印4A,4Bは、貼り付け作業者の手を模式的に示したものである。
これによって、同図(d)に示すように、セパレータ20を粘着シート10と皮膚3との間から簡単に引き抜くことができ、粘着シート10を皮膚3に簡単に貼り付けることができる。先にセパレータ20を剥がしてから粘着シート10を皮膚3上に配置する必要がなく、粘着シート10が変形して粘着面12aの各箇所どうしがくっ付くのを防止することができる。片手で粘着シート10を押さえ、他方の手でセパレータ20の折返部22を引き抜けばよく、介助者が一人だけで要介助者に粘着シート10を貼り付けることができる。引き抜き操作は1回でよく、煩雑さを低減できる。
本発明は、前記実施形態に限られず、その趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改変をなすことができる。
例えば、セパレータ付き粘着シート1は、経皮薬等の医療用だけでなく、工業用や商業用等、種々の用途に適用できる。
セパレータ20の折り目20aが、粘着シート10の長手側縁10fに沿っていてもよい。
セパレータ20の折返部22は、必ずしも粘着シート10と同じ幅(短手方向の寸法)である必要はなく、粘着シート10よりも幅狭であってもよい。
展開状態のセパレータ20の長さが、粘着シート10のほぼ2倍になっていて、折返部22の先端部が粘着シート10の縁10eとほぼ一致していてもよく、延出部22eが形成されていなくてもよい。
セパレータ付き粘着シート連続体1Xが、セパレータ付き粘着シート1の1枚分の幅を有していてもよく、又はセパレータ付き粘着シート1の3枚分以上の幅を有していてもよい。
本発明は、例えば経皮薬等の粘着シートに適用できる。
1 セパレータ付き粘着シート
10 粘着シート
11 支持フィルム
12 粘着剤
12a 粘着面
20 セパレータ
20a 折り目
21 被覆部
22 折返部

Claims (3)

  1. 支持フィルムに粘着剤を積層してなる粘着シートと、
    前記粘着シートの粘着面を保護するフィルム状又はシート状のセパレータと、
    を備え、前記セパレータが、
    展開状態で前記粘着シートの2倍以上3倍以下の長さを有し、かつ二つ折りされることによって、
    前記粘着面の全域を覆う1つの被覆部と、
    前記被覆部の一端部に折り目を介して連なるとともに前記被覆部から前記粘着シート側とは反対側へ折り返された折返部と
    を含むことを特徴とするセパレータ付き粘着シート。
  2. 前記セパレータの長さ積が、前記粘着シートの2倍〜2.5倍であることを特徴とする請求項1に記載のセパレータ付き粘着シート。
  3. 支持フィルムに粘着剤を積層してなる粘着シートの粘着面を保護するフィルム状又はシート状のセパレータであって、
    展開状態で前記粘着シートの2倍以上3倍以下の長さを有し、かつ二つ折りされることによって、
    前記粘着面の全域を覆う1つの被覆部と、
    前記被覆部の一端部に折り目を介して連なるとともに前記被覆部から前記粘着シート側とは反対側へ折り返された折返部と
    を含むことを特徴とする粘着シート用セパレータ。
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