JP2002531221A - グリップタブを含む接着性表面保護シートを作る方法 - Google Patents

グリップタブを含む接着性表面保護シートを作る方法

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JP2002531221A JP2000586271A JP2000586271A JP2002531221A JP 2002531221 A JP2002531221 A JP 2002531221A JP 2000586271 A JP2000586271 A JP 2000586271A JP 2000586271 A JP2000586271 A JP 2000586271A JP 2002531221 A JP2002531221 A JP 2002531221A
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ウルフ ヨハニソン,
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メールンリユーケ ヘルス ケアー アーベー
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Abstract

(57)【要約】 本発明はグリップタブを含む接着性表面保護層を製造する方法に関する。この発明によれば、少なくとも一つの材料ストリップ(6)が保護層(4)に適用され、各ストリップ(6)は長い結合部(11)により保護層(4)に固定され、それにより弱化ラインが各長い結合部内に作られる。この発明はまたこの発明によるグリップタブを含む保護層を含む製品に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明はグリップタブを含む接着性表面保護層を作りこの保護層を製品に固定
する方法、及びまたこの方法を実行するための集成装置、及びこの方法により作
られた製品に関する。
【0002】 発明の背景 傷手当用品及びいわゆる外科用膏薬は手当用品が使用者の皮膚に固定されるこ
とを可能とする外部接着性層を備えていることが多い。かかる手当用品の接着性
被膜は保護層、例えばいわゆる剥離紙、により保護されており、部分的に使用す
る前の手当用品の取扱いを容易とし、部分的にほこりや他の汚染物が接着性被膜
に固着することを防ぎ、部分的に接着剤が乾燥することを防ぐ。これらの剥離層
はその接着性を損なうことなく接着性被膜から容易に剥がすことができ、この理
由のため、接着剤に対して弱い接着力を持つ材料からまたはシリコーン被覆紙ま
たはシリコーン被覆プラスチック箔のような、剥離剤で処理された材料から作ら
れる。剥離層はその利用前に手当用品からそれぞれ取り除かれることのできる二
つの互いに重なる部分から構成される。接着性被膜の最も近くに存在する剥離層
の互いに重なる部分のその部分の除去を容易とするために、グリップ箔の前記の
二つの重なる部分の最も外側の部分が取り除かれるときに使用者により握られる
ことのできるグリップタブを提供するようにそれは折り曲げられることが多い。
【0003】 傷手当用品または膏薬は種々の寸法で作られる。これは手当用品製造工程にお
いてかつそのために種々の寸法の剥離箔が貯蔵されねばならないことを意味する
。本発明の目的は幾つかの異なる寸法の剥離箔を貯蔵する必要を排除することま
たは少なくとも実質的に減少することにある。
【0004】 互いに重なる箔部分を取付けるとき、最も外側の剥離箔を他の箔の重複縁に沿
って接着性被膜に固定することは困難であり、特に三次元表面形状を持つ手当用
品、例えば中央傷パッドを含む手当用品の場合にそうである。従って、接着性被
膜の性質が手当用品のこの領域で損なわれるであろう危険がある。この発明の別
の目的はこの危険を排除することまたは少なくとも大きく減少することにある。
【0005】 この発明の第三の目的は外部接着性被膜を含む製品のための剥離箔及び他の形
式の保護層の柔軟性を増やすこと及びまたかかる箔及び製品の適用を簡略化する
ことにある。
【0006】 接着性被膜により、取り除くことのできる保護層により保護される必要がある
全ての形式の接着性表面を意味すること、かつそのときは特に傷手当用品で使用
される全ての接着性表面、例えばアクリレートのり及び軟らかくて粘着性のエラ
ストマーを意味することは理解されるであろう。
【0007】 発明の概要 これらの目的はこの発明によるグリップタブを含む接着性表面保護層を製造す
る方法により達成され、前記方法は少なくとも一つの材料ストリップを保護層に
取付け、各ストリップを長い結合部に沿って前記保護層に固定し、各長い結合部
に弱化ラインを与えることにより特徴づけられる。
【0008】 好適実施例では、二つまたはそれ以上のストリップが保護層に固定され、長い
結合部及びその組み合わされた弱化ラインが超音波溶接により作られる。
【0009】 一変更例において、各ストリップの長い結合部はのり付けにより作られ、組み
合わされた弱化ラインはパンチングにより作られる。
【0010】 この発明はまたグリップタブを含む保護層を外部接着性層に与えるための前記
外部接着性層を含む製品の連続製造に適用される方法に関し、更に製品素材が移
動する材料ウェブ上に形成される方法に関し、それは少なくとも一つの材料スト
リップを移動する製品素材ウェブと同じ幅を持つ保護層に取付け、各ストリップ
を長い結合部に沿って保護層に固定し、前記結合部に弱化ラインを与え、その後
でその組み合わされたストリップを持つ保護層を取付け、完成製品を移動する製
品素材ウェブから切断することにより特徴づけられる。
【0011】 この発明はまたグリップタブを含む接着性表面保護層を製造するための集成装
置に関し、前記集成装置は少なくとも一つの長い材料ストリップを保護層上に取
付けるための手段、各ストリップを長い結合部に沿って保護層に固定するための
手段、及び各結合部に弱化ラインを与えるための手段により特徴づけられる。
【0012】 この発明はまた出発点を持つグリップタブを持つ接着性層保護層を含む製品を
外部接着性層を含む製品素材の移動するウェブから作るための集成装置に関し、
前記集成装置はそれが製品素材ウェブと同じ幅を持ちかつ貯蔵リール上に巻かれ
た保護層ウェブ、貯蔵リール上に巻かれた少なくとも一つのストリップ状材料の
ウェブ、前記ウェブの全幅を横切って前記製品素材ウェブの移動方向に横断的に
延びる回転可能ローラーを含むこと、更にこの保護層ウェブとストリップ状材料
の各ウェブがローラーと保護層ウェブ間にストリップ状材料のウェブ(単数また
は複数)を位置させて前記ローラー周りに動くこと、更に前記集成装置が更に保
護層ウェブを製品素材ウェブ上の接着性層と接触するように押圧するための手段
、前記保護層を製品素材ウェブと接触させる前にストリップ材料の各ウェブを縦
方向に延びる結合部に沿って保護層に固定するための手段、各縦方向に延びる結
合部に弱化ラインを作るための手段、及び完成製品を製品素材ウェブから切断す
るための手段を含むことを特徴とする。
【0013】 前記集成装置の一つの好適実施例において、ストリップ材料の各ウェブを保護
層に固定し確立された結合部に弱化ラインを作るための手段が超音波溶接装置の
超音波ホーン及びローラー上に設けられたアンビル表面を含み、前記アンビル表
面が製品素材ウェブが前記ロールの周囲周りに移動する方向と平行に延びるビー
ドの形を持っている。好ましくは、ストリップ材料のウェブを保護層に固定する
ための少なくとも二つの装置がロールの長さに沿って配置され、前記固定装置は
ローラーの長さ方向に可動であり、前記ローラーがその長さに沿って固定装置が
選択的に共働する複数のアンビル表面を含んでいる。
【0014】 この発明はまた外部接着性表面及び前記表面に固定されグリップタブを含む剥
がすことのできる保護層を含む製品に関し、更に前記製品は長い材料ストリップ
が製品の一端からその対向端まで保護層を覆って延びていること;ストリップが
前記製品の前記両端間にストリップの両長縁と間隔を置いた関係で延びる結合部
により保護層に固定されていること;及び弱化ラインが一端からその他端までそ
の結合部内に延びていることを特徴とする。
【0015】 好適実施例によれば、弱化ラインは連続しておりストリップを通して深さ方向
に延びている。
【0016】 弱化ラインはこの発明の一変更例では間欠的である。
【0017】 図面の簡略説明 この発明が今や添付図面に関して説明されるであろう。図面において、 図1はグリップタブを含む保護層を作るためのかつ前記層を材料のウェブ上の
外部接着性層に固定するための本発明の集成装置の一実施例の概略透視図であり
; 図2はこの発明による保護層を備えた手当用品の概略透視図であり; 図3は前記グリップタブを含む図2の手当用品の一部の断面図であり;そして 図4は図3の図と同様の概略図であり、周知態様の互いに重なる剥離箔を備え
た公知の手当用品を示す。
【0018】 実施例の説明 図1はグリップタブを含む保護層を作りそれをその下にある上向きに面してい
る接着性層3を持つ移動する材料ウェブ2に固定するための集成装置1の概略図
である。ウェブ2は矢印Aの方向に適当な方式で、例えばベルトコンベアまたは
ある同様な手段の助けにより、動かされる。
【0019】 集成装置1は貯蔵リール5に巻かれた保護層材料のウェブ4、及び貯蔵リール
7に巻かれたストリップ材料の一つまたはそれ以上のウェブ6を含む。保護層ウ
ェブ4及びストリップ材料のこれらのウェブ6は回転可能なローラー8の周囲の
一部の周りを走行し、これらのウェブ6はローラーに関してウェブ4の内部に存
在し、これらのウェブ6はローラーの軸方向に互いに分離されている。保護層ウ
ェブ4は移動ウェブ2と同じ幅を持ち、前記ウェブに平行に延びる。例示の実施
例の場合、ストリップ材料の二つのウェブ6がウェブ4の縦縁と間隔を置いた関
係で配置されている。ローラー8はストリップ材料の各ウエブ6の位置に周囲に
延びるビード9を持ち、前記ビードはその組み合わされたウェブ6の縦縁から間
隔を置かれている。超音波溶接装置(図示せず)に含まれる超音波ホーン10が
各ビード9に対向して配置されており、保護層材料のウェブ4及びストリップ材
料のウェブ6がホーン10とビード9の間を走行する。ローラー8は保護層4が
保護層4がホーン10を通過したのに続いて移動するウェブ2の上部接着性表面
3と接触することとなるように移動するウェブからある距離に取付けられている
【0020】 集成装置1は以下の方式で作動する。
【0021】 保護層材料のウェブ4が貯蔵リール5から適切な様式で供給され、ローラー8
の助けにより移動するウェブ2に適用される。ローラー8の周速はウェブ2の走
行速度と一致する。ウェブ4はローラー8または貯蔵リール5を駆動することに
よりまたはローラーとリールの両方を駆動することによるかのいずれかで前進さ
せることができる。一対のロールがウェブ移動方向にローラー8の下流に置かれ
ることができ、移動するウェブ2及び保護層材料のウェブ4の両方の前進を実現
するのに適合させることができる。この場合、ローラー8をウェブ2から大きな
距離で間隔を置き下流のロール対でウェブ4をウェブ2の上部表面上の接着性層
3に対して押圧させるのが適当かもしれない。ストリップ材料のウェブ6が同様
な方式で貯蔵リール7から供給される。保護層材料のウェブ4及びストリップ材
料のウェブ6の供給はこれらのウェブがそれらが前進させられるときわずかに伸
張されるであろうことを確実とするように適切に設計される。
【0022】 ビード9は超音波ホーン10のためのアンビル表面として機能し、ストリップ
材料のウェブ6を保護層材料のウェブ4にそれらのウェブがホーン10を通過す
るときに溶接するのに効果的であり、それにより縦方向に延びるまたは長い溶接
結合部11を作る。ビードはまた結合部11の中央に弱化ラインを作るように構
成されている。
【0023】 保護層材料のウェブ4が移動するウェブ2に適用された後、完成製品12,1
3が適当なパンチングまたは切断装置14,15の助けにより前記ウェブから切
断されまたはパンチされる。
【0024】 図2と3はウェブ2から切断された完成製品12の例を示す。製品中の種々の
層が図1のウェブを識別するのに用いられたのと同じ参照符号を持って識別され
ている。製品12は従ってウェブ2から切断された部分、及びそこに結合部11
により固定されたストリップ6を持ち、かつ前記ウェブ2から切断された部分上
の接着性層3上に位置している保護層4を含む。結合部11のそれぞれの側に位
置するストリップ6のそれらの部分16,17はグリップタブを形成する。先に
述べたように、超音波溶接操作は結合部の中央に沿って延びる弱化ライン18を
得るように行われる。使用者が一つまたは両方の保護層を取り除くためにグリッ
プタブ16,17をつかむとき、ほんに小さな力が弱化ライン18に沿って保護
層4を剥がすのに必要である。保護層4が取り除かれたら、製品12の接着性表
面は意図する場所に適用されることができる。
【0025】 図2と3に示された製品は、例えば接着性層3に加えて吸収性発泡材料、例え
ばポリウレタン発泡体、の層19、及び例えばポリウレタンフィルムのような液
体不透過性であるが蒸気透過性材料の層20を含む傷手当用品であることができ
る。層3は柔らかい、粘着性エラストマー材料、例えばシリコーンゲルの層から
なることができ、保護層4及びタブ16,17はポリプロピレンフィルムからな
ることができる。タブ16,17は保護層4と同じ材料から構成される必要はな
いが、もちろんそれらは弱化ライン18が超音波溶接工程で得られることができ
るように溶接可能材料から作られるであろう。弱化ライン18は好ましくはタブ
の厚さの半分より少なくとも大きな深さを持つであろうし、弱化ラインは好まし
くは保護層4が接着性層3から容易に取り除かれることができるようにタブ材料
6を通して保護層4中に延びるであろう。当然に、弱化ラインはストリップ6及
び保護層4の両方を通って延びることができるが、この代替例は以下の文章で明
らかとなる理由から好ましくはない。
【0026】 図4は互いに重なる剥離箔21,22を含む既知の手当用品の概略図である。
下方剥離箔21の重複部はグリップタブを形成するように折り曲げられた縁を持
つ。この種の手当用品の場合、隙間23が重複する剥離箔22と剥離箔21間に
形成されるであろう重大な危険がある。この隙間はこの隙間の領域内で接着剤を
乾燥させることとなり、それにより接着剤の性質を損なう。この危険は特に三次
元表面形状を持つ手当用品、例えば中央傷パッドを含む手当用品、で大きい。
【0027】 この発明により与えられる一つの利点は特に弱化ラインが接着剤3に近接する
保護層4の側方の短距離で終了し、それにより全体的に接着剤に対して完全な表
面が与えられるとき、かかる隙間発生の危険が存在しないことである。弱化ライ
ンはこれに代えて穿孔からなることができる。なぜなら穿孔内の接着剤の接着力
に対するどのような減損も局部的であるであろうし、従って弱い接着力の連続領
域が起こらないであろうからである。
【0028】 100μmの厚さを持つポリプロピレンフィルムからなる保護層と100μm
の厚さを持つポリプロピレンフィルムを含むストリップの場合に、米国、Dukane
社からの20kHZ DCP2200型の超音波装置のホーンと共働するための
アンビル表面として半円状断面及び0.5mmの半径を持つビードの助けにより
密着した容易に開かれる弱化ラインを設けることができる。
【0029】 説明された集成装置は移動する製品素材ウェブ2からウェブ2の幅の半分に相
当する幅を持つ製品を作るように構成されている。製品素材ウェブ2をその幅が
前記ウェブの長さの半分より小さな製品に分割することを望むときは、これは必
要な数のストリップ6を保護層材料のウェブ4上に固定することにより非常に容
易に達成されることができる。この点に関して、もちろん、超音波ホーン10に
ビード9の数を適合させること及び前記ビードの位置を種々の製品が製品素材ウ
ェブの交差方向に持つべきそれらの寸法に適合させることが必要であるであろう
。製品寸法の変化に関して集成装置1の修正を容易とするために、超音波装置及
びストリップ材料を運ぶ貯蔵リール7はある適切な機構の助けによりローラー8
に沿って動かすために支持されることができる。集成装置が再設定されるべき時
間毎にローラー8を変更する必要を除去するために、ローラー8はその長さに沿
って、移動する製品素材ウェブから前記製品を切断することにより作られた各種
取り合わせに含まれる全製品の種々の幅に対応するように位置している、複数の
ビード9を備えることができる。これは、超音波溶接装置と貯蔵リール7を製品
素材ウェブ2から切断されるであろう製品に適用可能であるそれらのビードに対
向する位置に横断的に動かすことにより、集成装置1が迅速に調整されることを
可能とするであろう。当然に、超音波装置はかかるビードのそれぞれに対向して
配置され、選択されたビードと共働するであろうそれらの装置のみが起動される
【0030】 この方法の例示された一実施例において、グリップタブストリップは保護層4
を移動する製品素材ウェブ2に取付けるのと関連して固定される。しかし、前記
保護層4を取付ける前に、例えばグリップタブストリップが保護層の移動方向に
横断的に延びているときに、グリップタブを含む保護層を製造し、それにより間
欠工程により適用されるのが適当かもしれない。弱化ラインは、もちろん、かか
る工程では貫通されることができない。
【0031】 超音波溶接は前述の実施例では一つの同じ操作で結合部とその結合部の中央の
弱化ラインを作るのに適用される。これに代え、付着は熱溶接工程またはのり付
け工程により達成され、弱化ラインはパンチングまたは同様の通常の方法により
作られることができる。理解されるように、ストリップの付着と弱化ラインの作
成は異なる段階で実現されることができる。のり付けが用いられるとき、結合部
は好ましくは弱化ラインが作られた後に作られる。のり付けが用いられるとき、
保護層とストリップは熱溶接可能材料からなる必要はなく、剥離材料として現在
用いられている全ての材料がその代わりに用いられることができる。
【0032】 前述の方法により与えられる更なる利点は保護層材料とストリップ材料が一つ
の単一幅で貯蔵されることのみが必要であることであり、これが新しい製品の製
造に対して工程ラインを調整する点でこれらの材料の貯蔵と取扱いを極めて容易
とする。
【0033】 この方法は均一厚の製品の製造に関してのみ説明されたが、この方法はそのよ
うな製造に限定されず、三次元表面形状を持つ製品、例えば薄い材料により保持
されかつ取り囲まれた傷パッドを中央に配置された傷手当用品が前述の態様のグ
リップタブを含む保護層を備えることができることは理解されるであろう。前述
の方法は主として傷手当用品の製造を意図している。しかし、保護される必要の
ある接着性層を含む全ての製品がこの発明によるグリップタブを含む保護層を備
えることができることは理解されるであろう。
【0034】 前述の実施例は、もちろん、この発明の範囲内で変更されることができる。例
えば、接着剤はアクリレートのりであることができ、ポリプロピレン以外のプラ
スチック材料、例えばポリエチレンが剥離フィルムとして使用されることができ
る。この発明は従って特許請求の範囲の内容によってのみ限定される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 グリップタブを含む保護層を作るためのかつ前記層を材料のウェブ上の外部接
着性層に固定するための本発明の集成装置の一実施例の概略透視図である。
【図2】 この発明による保護層を備えた手当用品の概略透視図である。
【図3】 前記グリップタブを含む図2の手当用品の一部の断面図である。
【図4】 図3の図と同様の概略図であり、周知態様の互いに重なる剥離箔を備えた公知
の手当用品を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F211 AA11 AA31 AA33 AC01 AD08 AG03 AH63 AP01 AP06 AR01 AR07 TA03 TA13 TC05 TH06 TJ30 TN22 TN42 TN54 TQ03 TW06 TW23 4J004 AA10 AA11 CA06 CB04 DA02 DA04 DB02 FA08 FA09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 グリップタブを含む接着性表面保護層を製造する方法におい
    て、前記保護層(4)上に少なくとも一つの材料ストリップ(6)を置くこと;
    各ストリップ(6)を保護層(4)に長い結合部(11)により固定すること;
    及び各長い結合部に弱化ラインを作ることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 二つまたはそれ以上のストリップ(6)を保護層(4)に固
    定することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 各ストリップ(6)内に長い結合部(11)及びその組み合
    わされた弱化ラインを超音波溶接により作ることを特徴とする請求項1または2
    に記載の方法。
  4. 【請求項4】 のり付けにより各ストリップ(6)内に長い結合部(11)
    を作ること、及びパンチングにより前記組み合わされた弱化ラインを作ることを
    特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 外部接着性層(3)にグリップタブを含む保護層(4,16
    ,17)を与えるための前記外部接着性層を持つ製品(12,13)の連続製造
    に関する方法であって、更に製品素材が移動する材料ウェブ(2)上に形成され
    るものにおいて、移動する製品素材ウェブ(2)と同じ幅を持つ保護層(4)の
    上に少なくとも一つの材料ストリップ(6)を置くこと;長い結合部(11)の
    助けにより保護層に各ストリップを固定しかつ長い結合部内に弱化ラインを形成
    すること;その後で保護層及び組み合わされたストリップを接着性層(3)に適
    用すること;及びその後で完成した製品(12,13)を移動する製品素材ウェ
    ブ(2)から切断することを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 グリップタブを含む接着性表面保護層(4,6)を作るため
    の集成装置(1)において、この集成装置が、保護層(4)上に少なくとも一つ
    の長い材料ストリップ(6)を置くための手段(7,8);長い結合部(11)
    により各ストリップを前記保護層に固定するための手段(9,10);及び各結
    合部に弱化ラインを作るための手段(9,10)を含むことを特徴とする集成装
    置。
  7. 【請求項7】 外部接着性層(3)を含む製品素材の移動するウェブ(2)
    からグリップタブを含む接着性層保護層(4,16,17)を含む製品(12,
    13)を作るための集成装置において、この集成装置が、製品素材ウェブ(2)
    と同じ幅を持ちかつ貯蔵リール(5)に巻かれている保護層材料のウェブ(4)
    、貯蔵リール(7)に巻かれたストリップ材料の少なくとも一つのウェブ(6)
    、製品素材ウェブの全幅を横切ってこのウェブの移動方向(A)に横断的に延び
    る回転可能なローラー(8)(このローラーの周りに保護層ウェブとストリップ
    材料の各ウェブがローラーと保護層ウェブ間に前記ストリップ材料のウェブ(単
    数または複数)を位置させて走行する)、保護層ウェブを製品素材ウェブ(2)
    上の接着性層(3)と接触するように押圧するための手段(8)、前記保護層ウ
    ェブの製品素材ウェブとの接触前に縦方向に延びる結合部(11)によりストリ
    ップ材料の各ウェブ(6)を保護層ウェブ(4)に固定するための手段、各縦方
    向に延びる結合部(11)に弱化ライン(18)を作るための手段(9,10)
    、及び完成製品(12,13)を製品素材ウェブから切断するための手段(14
    ,15)を含むことを特徴とする集成装置。
  8. 【請求項8】 ストリップ材料の各ウェブ(6)を保護層ウェブ(4)に固
    定し確立された結合部(11)に弱化ライン(18)を形成するための手段(9
    ,10)が超音波溶接装置の超音波ホーン(10)及びローラー(8)上に設け
    られたアンビル表面(9)から構成されることを特徴とする請求項7に記載の集
    成装置。
  9. 【請求項9】 各アンビル表面(9)がローラー(8)の周囲周りに前記製
    品素材ウェブ(2)の移動方向と平行に延びるビードの形を持つことを特徴とす
    る請求項8に記載の集成装置。
  10. 【請求項10】 ストリップ材料のウェブ(6)を保護層ウェブ(4)に固
    定するための少なくとも二つの装置(9,10)がローラー(8)の長さに沿っ
    て配置されていること;前記固定装置がローラーの縦方向に動かされることがで
    きること;及びローラーがその長さに沿って固定装置が選択的に共働する複数の
    アンビル表面を配置されていることを特徴とする請求項7に記載の集成装置。
  11. 【請求項11】 グリップタブを含む剥がすことのできる保護層(4)が固
    定されている接着性外部表面(3)を含む製品(12)において、長い材料スト
    リップ(6)が製品(12)の一端からその他端に保護層(4)を覆って延びる
    こと;ストリップ(6)が前記製品(12)の前記両端間に前記ストリップの両
    長縁と間隔を置いて延びる接合部(11)により保護層(4)に固定されること
    ;及び弱化ライン(18)が結合部内にその一端から他端に延びることを特徴と
    する製品。
  12. 【請求項12】 弱化ライン(18)が連続しておりストリップ(6)を通
    って深さ方向に延びることを特徴とする請求項11に記載の製品。
  13. 【請求項13】 弱化ラインが間欠的であることを特徴とする請求項11に
    記載の製品。
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