JP2017007542A - 燃料給油管 - Google Patents

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Abstract

【課題】給油キャップの取り付け・取り外し作業を行う必要が無く、しかも、繰り返し給油作業を行っても給油口周りの故障が発生し難い燃料給油管を提供する。【解決手段】3つの開閉板5が給油管本体2の給油口2a周縁に回動可能に軸支される。給油ガンのノズルG1を出し入れ可能な貫通孔4aが形成された円盤状のハンドル4を有す。ハンドル4には、各開閉板5のピン5bが摺動可能に嵌合する3つの案内溝4bが径方向に延びるように設けられる。コイルバネ6の付勢力によってハンドル4が一方側に回転すると、各案内溝4bが各ピン5bを径方向内側に案内することにより各開閉板5が回動して貫通孔4aを閉塞する一方、ハンドル4をコイルバネ6の付勢力に抗して他方側に回転させると、各案内溝4bが各ピン5bを径方向外側に案内することにより各開閉板5が回動して貫通孔4aを開放する。【選択図】図6

Description

本発明は、車両の燃料タンクに燃料を給油する際の通路となる燃料給油管に関する。
従来より、車両では、燃料給油管の給油口から給油ガンで燃料を給油するようになっていて、上記燃料給油管の給油口は、給油キャップを取り付けることによって塞がれるようになっている。
ところで、上記給油キャップは、給油の際、給油口から取り外すので、給油後において給油口に取り付けるのを忘れてしまうおそれがある。そして、給油口を給油キャップで塞がないまま車両を走行させてしまうと、燃料の漏洩や飛散を引き起こすおそれがあり、大変危険である。
これを回避するために、例えば、特許文献1では、給油キャップの取り付け・取り外し作業を行う必要のない燃料給油管が開示されている。該燃料給油管は、一端が燃料タンクに接続され、他端に給油ガンのノズルを差し込み可能な給油口が形成された給油管本体と、上記給油口周縁にノズル差し込み方向に回動可能に軸支され、非給油時には付勢手段によりノズル差し込み方向の反対側に付勢されて上記給油口を塞ぐ一方、給油時には給油口に差し込まれる給油ガンのノズル先端に押圧されて上記付勢手段の付勢力に抗してノズル差し込み方向に回動して上記給油口を開くよう構成された扉部材とを備えていて、給油キャップの取り付け・取り外し作業を行う必要がないようにしている。
特開2005−263211号公報
しかし、特許文献1の燃料給油管は、給油ガンのノズル先端で扉部材をその板厚方向から押圧することで給油口の開閉を行うため、扉部材と給油ガンのノズルとが接触を繰り返すことによって扉部材が変形してしまい、扉部材が給油口を塞いだときに、給油口周縁と扉部材との間の気密性が保てなくなってしまうおそれがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、給油キャップの取り付け・取り外し作業を行う必要が無く、しかも、給油作業を繰り返し行っても給油口周りの故障が発生し難い燃料給油管を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、給油キャップの取り付け・取り外し作業が必要無く、しかも、給油ガンのノズルを燃料給油管の給油口に差し込む際に給油口を塞ぐ部分にノズル先端がその板厚方向から接触しないような工夫を凝らしたことを特徴とする。
すなわち、第1の発明では、給油口を一端に有し、燃料タンクに他端が接続される円筒状の給油管本体と、該給油管本体の給油口周縁に筒中心線と交差する方向に回動可能に軸支され、回動軸心から離れた位置にピンが突設された開閉板と、上記給油管本体の給油口を覆うように、且つ、中心軸周りに回転操作可能に上記給油管本体の給油口周縁に取り付けられ、給油ガンのノズルを出し入れ可能な貫通孔を上記給油口に対応する位置に有する円盤状のハンドルと、該ハンドルを上記給油管本体に対して一方側に回転するように付勢する付勢手段とを備え、上記ハンドルの上記給油管本体側には、当該ハンドルの径方向に延び、且つ、上記ピンが摺動可能に嵌合する案内溝が設けられ、上記付勢手段の付勢力によって上記ハンドルが一方側に回転すると、上記案内溝が上記ピンを径方向内側に案内することにより上記開閉板が上記貫通孔に接近する方向に回動して上記貫通孔を閉塞する一方、上記ハンドルを上記付勢手段の付勢力に抗して他方側に回転させると、上記案内溝が上記ピンを径方向外側に案内することにより上記開閉板が上記貫通孔から離間する方向に回動して上記貫通孔を開放するよう構成されていることを特徴とする。
第2の発明では、第1の発明において、上記案内溝は、上記ハンドルの中心軸周りに等間隔に、且つ、放射状に延びるように複数並設され、上記開閉板は、上記各案内溝に対応する位置に等間隔に複数並設され、その各々に突設された上記ピンが上記各案内溝にそれぞれ嵌合し、上記貫通孔に接近する方向に回動した状態で、他の開閉板と連係して上記貫通孔を閉塞するよう構成されていることを特徴とする。
第3の発明では、第2の発明において、上記各開閉板は、上記貫通孔に接近する方向に回動した状態で、隣り合う開閉板の対向する側面と重合面を形成するように接触し、これら各重合面が上記中心軸から放射状に延びるような同じ扇形状をなしていることを特徴とする。
第4の発明では、第3の発明において、上記各開閉板の隣り合う開閉板に対向する一方の側面には、当該一方の側面の延長方向に沿って延びる突条部が形成され、上記各開閉板の隣り合う開閉板に対向する他方の側面には、上記各開閉板の内側に向かって窪むとともに上記他方の側面の延長方向に沿って延び、上記各開閉板が上記貫通孔に接近する方向に回動した際、隣り合う開閉板の上記突条部が嵌合する段差部が形成されていることを特徴とする。
第5の発明では、第4の発明において、上記突条部は、上記各開閉板の隣り合う開閉板に対向する2つの側面のうちの回動軸心側の側面に設けられていることを特徴とする。
第1の発明では、給油をする際、給油者が一方の手でハンドルを掴んで付勢手段の付勢力に抗して他方側に回すと、ハンドルに形成された案内溝が開閉板のピンを径方向外側に案内することによって開閉板が貫通孔から離間するように回動して上記貫通孔を開放させる。そして、上記貫通孔が開放された状態で、給油者が他方の手で給油ガンを掴んでそのノズルをハンドルの貫通孔に差し込むとノズルが給油口に差し込まれて給油開始可能状態になる。このとき、給油者がハンドルから一方の手を離すと、付勢手段の付勢力によってハンドルが一方側に回転し始め、ハンドルに形成された案内溝が開閉板のピンを径方向内側に案内するので、開閉板が貫通孔に接近するように回動しようとするが、貫通孔に差し込まれたノズルの外周面に接触して回動が止まる。その後、給油作業が終了した後、給油者が貫通孔からノズルを引き出すと、当該ノズルの外周面によって回動が止まっていた開閉板の回動が再開され、その後、開閉板が貫通孔を閉塞する。このように、給油時において給油キャップの取り付け・取り外し作業を行う必要が無く、しかも、繰り返し給油作業を行っても、給油ガンのノズル先端がその板厚方向から開閉板に接触しないので、当該開閉板の変形を防止し、燃料給油管の給油口周りの故障を防ぐことができる。
第2の発明では、1つの開閉板で貫通孔を開閉させる場合に比べて、貫通孔を開閉させる際の各開閉板の回動角度を小さくできるので、給油作業時におけるハンドルの回転角度を小さくすることができ、給油作業に係る時間を短くすることができる。
第3の発明では、各開閉板が貫通孔を閉塞した際、各開閉板は互いに板厚方向において同じ位置となるので、燃料給油管の給油口周りの構造を開閉板の板厚方向にコンパクトにできる。
第4の発明では、上記各開閉板で貫通孔を閉塞した際、各開閉板が互いに板厚方向において重なり合うようになるので、隣り合う開閉板同士が板厚方向にずれ難くなり、気密性をさらに高めることができる。
第5の発明では、給油ガンのノズルを貫通孔に差し込んだ状態で各開閉板を貫通孔に接近するように回動させると、ノズルの外周面に各開閉板の突条部が接触するようになり、さらには、ノズルを貫通孔から引き抜く際、ノズル外周面と突条部とが擦れ合うようになる。したがって、各開閉板の突条部が形成さている側面の突条部以外の部分はノズル外周面との接触による劣化が生じないので、繰り返し給油作業を行っても上記各開閉板で貫通孔を閉塞した際の隣り合う開閉板同士の密着度を低下させずに高い気密性を長く持続させることができる。
本発明の実施形態1に係る燃料給油管、及び、燃料給油管が繋がる燃料タンクの斜視図である。 本発明の実施形態1に係る燃料給油管の給油口周りの斜視図である。 図2のA方向から見た燃料給油管における給油口側内部の概略構成図である。 図3の後、給油者がハンドルを回し始めた途中の状態を示す図である。 図4の後、給油者がさらにハンドルを回して貫通孔が開放した直後の状態を示す図である。 図5の後、給油者が貫通孔に給油ガンのノズルを挿入して給油を開始した直後の状態を示す図である。 本発明の実施形態2に係る図3相当図である。 本発明の実施形態2に係る開閉板の斜視図である。 本発明の実施形態2に係る図6相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎない。
《発明の実施形態1》
図1及び図2は、本発明の実施形態1に係る燃料給油管1を示す。該燃料給油管1は、車両の燃料タンク10にガソリンや軽油等の燃料を給油する際の通路となるものであり、給油口2a(図3乃至図6参照)を一端に有し、上記燃料タンク10に他端が接続される円筒状の給油管本体2と、燃料を給油する際において、気化した燃料を含む空気を上記燃料タンク10から上記給油管本体2の給油口2a側に抜くための細い円筒状のブリーザチューブ3とを備えている。
上記給油管本体2の給油口2a側には、略円盤状のハンドル4が上記給油管本体2の給油口2aを覆うように、且つ、その中心軸C1回りに回転操作可能に上記給油管本体2の給油口2a周縁に取り付けられている。
上記ハンドル4の中央部分には、給油ガンのノズルG1を出し入れ可能な貫通孔4aが形成され、該貫通孔4aは、上記給油管本体2の給油口2aに対応している。
また、上記ハンドル4における給油口2a側には、上記ハンドル4の径方向に延びる案内溝4bが上記中心軸C1周りに等間隔に、且つ、放射状に延びるように3つ形成されている。
上記給油管本体2の給油口2aと上記ハンドル4との間で、且つ、上記各案内溝4bに対応する位置には、図3乃至図6に示すように、3つの開閉板5が上記中心軸C1周りに等間隔に並設されている。
該各開閉板5は、1枚板を上記ハンドル4の中心軸C1から分割線が放射状に延びるように当該中心軸C1周りに3つに分割した同形状をなしており、上記ハンドル4の中心軸C1方向から見てそれぞれ扇形状をなしている。
上記各開閉板5における上記中心軸C1周りの周方向一方側の端部は、回動軸5aによって上記給油口2a周縁に筒中心と交差する方向に回動可能に軸支される一方、上記各開閉板5における中心軸C1周りの周方向他方側の端部には、ピン5bが上記ハンドル4側に突設されている。
すなわち、上記ピン5bは、回動軸心から離れた位置に設けられていて、対応する上記案内溝4bに摺動可能に嵌合している。
上記ハンドル4と上記給油管本体2との間には、上記中心軸C1と交差する方向に延びるコイルバネ6(付勢手段)が配設されている。
該コイルバネ6の一端は、上記ハンドル4の裏面に固定される一方、他端は上記給油管本体2の給油口2a周縁に固定されていて、上記コイルバネ6は、上記ハンドル4を上記給油管本体2に対して一方側に回転するように付勢している。
そして、上記コイルバネ6の付勢力によって上記ハンドル4が一方側に回転すると、図3及び図6に示すように、上記各案内溝4bが上記各開閉板5のピン5bを径方向内側に案内することにより上記各開閉板5が上記貫通孔4aに接近する方向に回動するようになっている。そして、開閉板5は、上記貫通孔4aに接近する方向に回動した状態で、他の開閉板5と連係して上記貫通孔4aを閉塞するようになっている。
すなわち、上記各開閉板5は、上記貫通孔4aに接近する方向に回動した状態で、隣り合う開閉板5の対向する側面5cと重合面5Aを形成するように接触し、これら各重合面5Aが上記中心軸C1から放射状に延びるような同じ扇形状をなしている。
一方、上記ハンドル4を上記コイルバネ6の付勢力に抗して他方側に回転させると、図4及び図5に示すように、上記各案内溝4bが上記各開閉板5のピン5bを径方向外側に案内することにより上記各開閉板5が上記貫通孔4aから離間する方向に回動して上記貫通孔4aを開放するようになっている。
このとき、上記ハンドル4の外形は、上記各開閉板5が上記貫通孔4aから離間する方向に回動した状態で上記ハンドル4の外周縁より外側に飛び出さないような大きさに設計されている。
次に、本発明の実施形態に係る燃料給油管1が組み込まれた車両に対して給油者が給油する場合について説明する。
まず、給油者は、一方の手でハンドル4を掴むとともに、コイルバネ6の付勢力に抗して上記ハンドル4を他方側(図3のX1方向)に回転させる。すると、図3乃至図5に示すように、上記各案内溝4bが上記各開閉板5のピン5bを径方向外側に案内することによって上記各開閉板5が上記貫通孔4aから離間するように回動して上記貫通孔4aを開放する。
次いで、給油者は、もう一方の手で給油ガン(図示せず)を掴むとともに、そのノズルG1を開放している貫通孔4aに差し込む。すると、ノズルG1が給油口2aに差し込まれて給油開始可能状態となり、給油者が給油ガンのトリガーを引くことによって給油が開始される。
このとき、給油者がハンドル4から一方の手を離すと、コイルバネ6の付勢力によってハンドル4が一方側(図3のX2方向)に回転し始める。そして、図6に示すように、上記各案内溝4bが上記各開閉板5のピン5bを径方向内側に案内するので、各開閉板5が貫通孔4aに接近するように回動しようとするが、貫通孔4aに差し込まれたノズルG1の外周面に接触して回動が止まる。
その後、給油作業が終了した後、給油者が貫通孔4aからノズルG1を引き出す。すると、ノズルG1の外周面によって回動が止まっていた各開閉板5の回動が再開され、その後、各開閉板5が貫通孔4aを閉塞する。
このように、本発明の実施形態1に係る発明では、給油時において給油キャップの取り付け・取り外し作業を行う必要が無く、しかも、繰り返し給油作業を行っても給油ガンのノズルG1の先端がその板厚方向から各開閉板5に接触しないので、当該各開閉板5の変形を防止し、燃料給油管1の給油口2a周りの故障を防ぐことができる。
また、本発明の実施形態1では、貫通孔4aを3つの開閉板5で開閉させており、1つの開閉板5で貫通孔4aを開閉させる場合に比べて、貫通孔4aを開閉させる際の各開閉板5の回動角度を小さくできる。したがって、給油作業時におけるハンドル4の回転角度を小さくすることができ、給油作業に係る時間を短くすることができる。
さらに、各開閉板5が貫通孔4aを閉塞した際、各開閉板5は互いに板厚方向において同じ位置となるので、燃料給油管1の給油口2a周りの構造を開閉板5の板厚方向にコンパクトにできる。
《発明の実施形態2》
図7乃至図9は、本発明の実施形態2を示す。この実施形態2では、各開閉板5の一部構造が実施形態1と異なるだけで、その他は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と異なる部分のみを詳細に説明する。
実施形態2の各開閉板5における隣り合う開閉板5に対向する一方の側面5cのハンドル4側半分には、当該一方の側面5cの延長方向に沿って延びる突条部51が形成されている。すなわち、上記突条部51は、上記各開閉板5の隣り合う開閉板5に対向する2つの側面5cのうちの回動軸5a側の側面5cに設けられている。
一方、各開閉板5における隣り合う開閉板5に対向する他方の側面5cのハンドル4側半分には、上記各開閉板5の内側に向かって窪むとともに上記他方の側面5cの延長方向に沿って延びる段差部52が形成されている。すなわち、上記段差部52は、上記各開閉板5の隣り合う開閉板5に対向する2つの側面5cのうちのピン5b側の側面5cに設けられている。
上記段差部52は、上記突条部51に対応する形状をなしていて、上記各開閉板5が上記貫通孔4aに接近する方向に回動した際、隣り合う開閉板5の上記突条部51が嵌合するようになっている。
したがって、本発明の実施形態2によると、上記各開閉板5で貫通孔4aを閉塞した際、各開閉板5が互いに板厚方向において重なり合うようになるので、隣り合う開閉板5同士が板厚方向にずれ難くなり、気密性をさらに高めることができる。
また、給油ガンのノズルG1を貫通孔4aに差し込んだ状態で各開閉板5を貫通孔4aに接近するように回動させると、ノズルG1の外周面に各開閉板5の突条部51が接触するようになり、さらには、ノズルG1を貫通孔4aから引き抜く際、ノズルG1の外周面と突条部51とが擦れ合うようになる。したがって、各開閉板5の突条部51が形成さている側面5cの突条部51以外の部分はノズルG1の外周面との接触による劣化が生じないので、繰り返し給油作業を行っても上記各開閉板5で貫通孔4aを閉塞した際の隣り合う開閉板5同士の密着度を低下させずに高い気密性を長く持続させることができる。
尚、本発明の実施形態1,2では、3つの開閉板5で貫通孔4aを開閉する構造にしているが、1つ又は2つの開閉板5で貫通孔4aを開閉させる構造にしてもよく、さらには、4つ以上の開閉板5で貫通孔4aを開閉させる構造にしてもよい。
また、本発明の実施形態1,2では、コイルバネ6でハンドルを付勢しているが、その他の付勢手段でハンドル4を付勢するようにしてもよい。
本発明は、車両の燃料タンクに燃料を給油する際の通路となる燃料給油管に適している。
1 燃料給油管
2 給油管本体
2a 給油口
4 ハンドル
4a 貫通孔
4b 案内溝
5 開閉板
5A 重合面
5b ピン
6 コイルバネ(付勢手段)
51 突条部
52 段差部
10 燃料タンク
G1 ノズル

Claims (5)

  1. 給油口を一端に有し、燃料タンクに他端が接続される円筒状の給油管本体と、
    該給油管本体の給油口周縁に筒中心線と交差する方向に回動可能に軸支され、回動軸心から離れた位置にピンが突設された開閉板と、
    上記給油管本体の給油口を覆うように、且つ、中心軸周りに回転操作可能に上記給油管本体の給油口周縁に取り付けられ、給油ガンのノズルを出し入れ可能な貫通孔を上記給油口に対応する位置に有する円盤状のハンドルと、
    該ハンドルを上記給油管本体に対して一方側に回転するように付勢する付勢手段とを備え、
    上記ハンドルの上記給油管本体側には、当該ハンドルの径方向に延び、且つ、上記ピンが摺動可能に嵌合する案内溝が設けられ、上記付勢手段の付勢力によって上記ハンドルが一方側に回転すると、上記案内溝が上記ピンを径方向内側に案内することにより上記開閉板が上記貫通孔に接近する方向に回動して上記貫通孔を閉塞する一方、上記ハンドルを上記付勢手段の付勢力に抗して他方側に回転させると、上記案内溝が上記ピンを径方向外側に案内することにより上記開閉板が上記貫通孔から離間する方向に回動して上記貫通孔を開放するよう構成されていることを特徴とする燃料給油管。
  2. 請求項1に記載の燃料給油管において、
    上記案内溝は、上記ハンドルの中心軸周りに等間隔に、且つ、放射状に延びるように複数並設され、
    上記開閉板は、上記各案内溝に対応する位置に等間隔に複数並設され、その各々に突設された上記ピンが上記各案内溝にそれぞれ嵌合し、上記貫通孔に接近する方向に回動した状態で、他の開閉板と連係して上記貫通孔を閉塞するよう構成されていることを特徴とする燃料給油管。
  3. 請求項2に記載の燃料給油管において、
    上記各開閉板は、上記貫通孔に接近する方向に回動した状態で、隣り合う開閉板の対向する側面と重合面を形成するように接触し、これら各重合面が上記中心軸から放射状に延びるような同じ扇形状をなしていることを特徴とする燃料給油管。
  4. 請求項3に記載の燃料給油管において、
    上記各開閉板の隣り合う開閉板に対向する一方の側面には、当該一方の側面の延長方向に沿って延びる突条部が形成され、
    上記各開閉板の隣り合う開閉板に対向する他方の側面には、上記各開閉板の内側に向かって窪むとともに上記他方の側面の延長方向に沿って延び、上記各開閉板が上記貫通孔に接近する方向に回動した際、隣り合う開閉板の上記突条部が嵌合する段差部が形成されていることを特徴とする燃料給油管。
  5. 請求項4に記載の燃料給油管において、
    上記突条部は、上記各開閉板の隣り合う開閉板に対向する2つの側面のうちの回動軸心側の側面に設けられていることを特徴とする燃料給油管。
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