JP2017006664A - ディフューザ - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘアドライヤのためのディフューザに関する。【解決手段】ディフューザが、ヘアドライヤからの空気流を受け取る空気入口と、空気流の少なくとも一部をディフューザから放出する複数の空気出口を含む外部グリルと、空気入口と外部グリルとの間に位置する内部グリルとを含む。【選択図】図9(a)

Description

本発明は、ヘアドライヤのためのディフューザに関する。
ディフューザは、ヘアドライヤの既知の形の付属品である。ディフューザは、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けられ、ヘアドライヤから放出された空気流がユーザの毛髪に到達する前に、この空気流の速度を落とす役割を果たす。
ディフューザは、一般にバッフルと、バッフルに接続されたグリルとを含む。バッフルは、空気入口端部と、空気入口端部よりも大きな空気出口端部と、空気入口端部と空気出口端部との間に延びるテーパ状の壁部とを有する。空気入口端部は、ヘアドライヤからの空気流を受け取るための空気入口を含む。バッフルの壁部は、拡散空気室を定め、この内部では、空気室の断面が拡大するにつれて空気流の速度が低下する。グリルは、ディフューザの空気出口端部に接続され、ディフューザからの空気が放出される空気出口を提供する。一般に、グリルからは一組の突出部又は突起部が直立して、髪の乾燥中にユーザの毛髪に接触する。一般に、各突出部は、ユーザの毛髪内に空気を放出するための空気出口を有する。
国際公開第2015/001306号
第1の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、ヘアドライヤからの空気流を受け取る少なくとも1つの空気入口と、空気流の少なくとも一部をディフューザから放出する複数の空気出口を含む外部グリルと、少なくとも1つの空気入口と外部グリルとの間に位置する内部グリルとを備え、内部グリルは、実質的に平坦であって、少なくとも1つの空気入口と空気出口との間を空気流が通り抜けるようにする開口部の配列を含むディフューザを提供する。
(単複の)空気入口と外部グリルの空気出口との間に内部グリルを設けることにより、ディフューザから放出される空気流のピーク速度をさらに低下できるとともに、分散及び速度の両方を通じて、外部グリルの空気出口から放出される空気流の均一性を高めることができる。
内部グリルは、(単複の)空気入口と空気出口との間に位置する多孔板の形を取ることが好ましい。内部グリル及び外部グリルは、異なる形状を有することが好ましい。外部グリルは、凹状の形状であることが好ましく、内部グリルは、実質的に平坦であることが好ましい。内部グリルの開口部は、実質的に同じサイズ及び形状を有することが好ましい。内部グリルの各開口部は、断面が円形であることが好ましい。開口部は、(単複の)空気入口に面する第1の入口面から、外部グリルに面する第2の出口面に向かって内向きにテーパ状であることが好ましい。換言すれば、開口部は、形状が切頭円錐形であり、各開口部の入口面の直径は、出口面の直径よりも大きいことが好ましい。内部グリルを空気が通過する際のノイズを低減するために、各開口部では、出口面上の開口部の周囲の方が、入口面上の開口部の周囲よりも鋭利であることが好ましい。入口面上の開口部の周囲は丸みを帯び、0.2mm〜0.4mmの半径の曲率を有することが好ましい。内部グリルの入口面と出口面は、実質的に平行であることが好ましい。
出口面において、開口部は、0.25mm〜2.5mmの直径を有することが好ましい。内部グリルは、金属材料で形成することができ、この場合、開口部は、エッチング工程によって内部グリル内に形成することができる。或いは、内部グリルをプラスチック材料で形成することもでき、この場合、開口部は、内部グリルの成形中に形成することができ、出口面において1mm〜2mmの直径を有することができる。
開口部は、配列内で均等に分布することが好ましい。配列は、実質的に内部グリルの全体にわたることが好ましい。
ディフューザは、(単複の)空気入口から空気出口への空気流が通過する拡散空気室を定めるバッフルを含むことが好ましい。内部グリルは、空気室内に位置する。
(単複の)空気入口は、バッフルによって定められることが好ましい。バッフルは、空気入口端部と、空気入口端部よりも大きな空気出口端部とを含むことが好ましい。バッフルの空気入口端部と空気出口端部との間には、外向きテーパ壁、すなわちバッフルの空気出口端部に向かって延びる方向に外向きにテーパ状になった壁部が延びる。
(単複の)空気入口は、バッフルの空気入口端部に位置することが好ましい。外部グリルは、バッフルの空気出口端部に接続されることが好ましい。内部グリルは、(単複の)空気入口及び外部グリルのいずれからも離間することが好ましい。好ましい実施形態では、内部グリルが、バッフルの空気入口端部と空気出口端部との間の概ね中間に位置する。例えば、内部グリルの周囲は、バッフルの壁部の内面に形成された棚部によって支持することができる。内部グリルは、内部グリルの周囲とバッフルの壁部の内面との間から空気が漏出するのを抑制するように概ね円形の周囲を有することが好ましい。
外部グリルの内面は、第1のコネクタを含むことが好ましく、バッフルは、外部グリルの第1コネクタに接続する第2のコネクタを含むことが好ましい。例えば第1のコネクタなどの一方のコネクタは、雄コネクタを含むことが好ましく、この例では第2のコネクタである他方のコネクタは、雄コネクタを受け入れるための雌コネクタを含むことが好ましい。これらのコネクタは、ディフューザの長手方向軸上に位置することが好ましい。コネクタは、外部グリルをバッフルに対して角度的に位置合わせする、互いに係合する角度合わせ部材を含むことが好ましい。内部グリルは中央開口部を含み、ここを通じて雄コネクタが延び、外部グリルをバッフルに接続することによって内部グリルが空気室内の固定位置に固定されるようになることが好ましい。
(単複の)空気入口は、単一の空気入口又は複数の空気入口を含むことができる。例えば、ディフューザは、ヘアドライヤからの空気流を受け取るための、ディフューザの長手方向軸の概ね中心に位置する単一の空気入口を含むことができる。或いは、ディフューザは、空気流を受け取るための複数の空気入口を含むこともできる。例えば、ディフューザは、ディフューザの複数の空気入口を定めるグリルを含む空気入口端部を有することができる。
好ましい実施形態では、(単複の)空気入口が、ディフューザの長手方向軸から離間する。(単複の)空気入口は、少なくとも1つのスロットを含むことができる。好ましい実施形態では、ヘアドライヤが、環状スロットの形の単一の空気入口を含む。このようなディフューザは、国際公開第2015/001306号に記載されている、ヘアドライヤの空気出口端部に位置する環状スロットから高温の空気流が放出されるタイプのヘアドライヤと共に使用するのに適しており、この特許の内容は引用によって本明細書に組み入れられる。環状スロットの形の空気入口を設ける代わりに、ディフューザは、複数の湾曲したスロット形状の空気入口と、ディフューザの空気入口端部に円形パターンで配置された複数の円形空気入口、又はディフューザの長手方向軸と同心状の単一の円形空気入口とを含むことができる。
空気流が空気室に入り込んだ際にバッフルのテーパ壁の内面に付着するのを防ぐために、バッフルは、(単複の)空気入口からの空気流を受け取るための環状空気チャネルを含むことが好ましい。空気チャネルは、空気流の第1の部分を半径方向内向きに空気室内に放出するように配置された第1の組の出口と、空気流の第2の部分を半径方向外向きに空気室内に放出するように配置された第2の組の出口とを含む。空気チャネルの2組の出口を通じて空気流を放出することにより、空気室全体にわたって比較的均一に空気流を分散させることができる。
第2の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、空気入口端部と、空気出口端部と、空気入口端部と空気出口端部との間に延びる外向きテーパ壁とを含み、拡散空気室を定めるバッフルと、バッフルに接続された、複数の空気出口を含むグリルとを備え、バッフルは、空気入口端部に位置してディフューザの長手方向軸から離間した少なくとも1つの空気入口と、少なくとも1つの空気入口からの空気流を受け取るための環状空気チャネルとを含み、空気チャネルは、空気流の第1の部分を半径方向内向きに空気室内に放出するように配置された第1の組の出口と、空気流の第2の部分を半径方向外向きに空気室内に放出するように配置された第2の組の出口とを含むディフューザを提供する。
空気チャネルは、空気入口端部から直立する環状内側チャネル壁と、空気入口端部から直立する環状外側チャネル壁とによって少なくとも部分的に区切られることが好ましい。チャネル壁の端部には、環状端壁を接続することができる。第1の組の出口は、内側チャネル壁に形成されることが好ましい。第2の組の出口は、外側チャネル壁に形成されることが好ましい。
各一組の出口内では、出口の数が4〜10であることが好ましい。これらの一組の出口は、同じ数の出口を含むことが好ましい。第1の組の出口は第1の角度配列で配置されることが好ましく、第2の組の出口は第2の角度配列で配置されることが好ましい。各配列内では、これらの出口が等角度で離間することが好ましい。第2の角度配列は、第1の角度配列の出口が第2の角度配列の出口と重ならないように第1の角度配列に対して角度的にオフセットされることが好ましい。
バッフルは、空気入口端部から直立する突出部を含むことが好ましい。突出部は、第2のコネクタを含むことが好ましい。突出部は、空気出口端部に向かって延びる方向に内向きにテーパ状になるように、実質的に円錐形又は切頭円錐形であることが好ましい。第1の組の出口は、突出部を取り囲み、第1の組の出口から空気が放出されると、この空気は、突出部によってバッフルの空気出口端部の中心部に向かって誘導されるようになる。
従って、第1の組の出口は、空気チャネルからの空気流の第1の部分を突出部に向けて放出するように配置されることが好ましく、第2の組の出口は、空気チャネルからの空気流の第2の部分を外向きテーパ壁に向けて放出するように配置されることが好ましい。
第3の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、空気入口端部と、空気出口端部と、空気入口端部から直立し、空気出口端部に向かって延びる方向に内向きにテーパ状になった円錐形又は切頭円錐形の突出部と、空気入口端部と空気出口端部との間に延びて突出部を取り囲む外向きテーパ壁とを含むバッフルと、バッフルに接続された、複数の空気出口を含むグリルとを備え、バッフルは、空気入口端部に位置してディフューザの長手方向軸から離間した少なくとも1つの空気入口と、この少なくとも1つの空気入口からの空気流を受け取るための、突出部と外向きテーパ壁との間に位置する環状空気チャネルとを含み、空気チャネルは、空気チャネルからの空気流の第1の部分を突出部に向けて放出するように配置された第1の組の出口と、空気チャネルからの空気流の第2の部分を外向きテーパ壁に向けて放出するように配置された第2の組の出口とを含むディフューザを提供する。
空気出口は、実質的に外部グリルの外面全体にわたることができる。しかしながら、好ましい実施形態では、外部グリルが複数の領域を含む。これらの領域のうち、第1の領域は、第1の組の空気出口を含み、第2の領域は、第2の組の空気出口を含み、第1の領域と第2の領域との間に位置する第3の領域は、実質的に空気出口を含まないことが好ましい。第1の領域は、グリルの中心部であることが好ましく、第2の領域は、グリルの周辺部であることが好ましい。実質的に空気出口を含まない1又は2以上の領域は、グリルの周辺部とグリルの中心部との間に位置することが好ましい。例えば、グリルは、外部グリルの中心部と周辺部との間に位置する、空気出口を含まない環状領域を含むことができる。或いは、グリルは、各々が外部グリルの中心部と周辺部との間に位置する、空気出口を含まない複数の領域を含むこともできる。このような複数の領域は、中心部の周囲で角度的に離間し、この複数の領域のうちの隣接する領域間に空気出口が存在することができる。
外部グリルを、空気入口を有する領域と、空気出口を有していない1又は2以上の領域とに分離することにより、ディフューザの外部グリルから放出される空気の均一性をさらに高め、ディフューザから放出される空気流のピーク速度を低下させることができる。第4の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、ヘアドライヤからの空気流を受け取る少なくとも1つの空気入口と、空気流の少なくとも一部を放出する複数の空気出口を含むグリルとを備え、各空気出口は、実質的に同じ形状を有し、複数の空気出口は、グリルの第1の領域に位置する第1の組の空気出口と、グリルの第2の領域に位置する第2の組の空気出口とを含み、グリルは、実質的に空気出口を含まない、第1の領域と第2の領域との間に位置する少なくとも1つの第3の領域を含むディフューザを提供する。
外部グリルは、これらの空気出口を実質的に含まない複数の第3の領域を含むことができる。1又は複数の第3の領域は、外部グリルの外面の表面積の少なくとも5%を占めることが好ましく、少なくとも10%を占めることがさらに好ましく、外部グリルの外面の表面積の10%〜40%を占めることが好ましい。例えば、第3の領域が、外部グリルの第1の領域と第2の領域との間に位置する環状領域を含む場合、この環状領域は、外部グリルの外面の表面積の10%〜40%を占めることが好ましく、15%〜35%を占めることがさらに好ましい。
第1の組の空気出口は、外部グリルの中心に位置する円形配列で配置することができる。好ましい実施形態では、第1の組の空気出口が、第1の環状配列で配置され、第2の組の空気出口が、第1の環状配列の周囲に広がる第2の環状配列で配置される。これらの環状配列の各々は、半径方向に広がる幅を有し、第2の環状配列の幅は、第1の環状配列の幅よりも大きいことが好ましい。第1の環状配列と第2の環状配列との間の半径方向距離は、5mm〜25mmとすることができる。
外部グリルは、金属材料で形成することができ、この場合、空気出口は、エッチングによって形成することができる。或いは、外部グリルをプラスチック材料で形成することもできる。空気出口は、外部グリル内に形成された比較的緊密な配列で配置されることが好ましい。複数の空気出口の各々は、その隣接する空気出口から、0.5mm〜2mmの距離だけ離間することが好ましく、好ましい実施形態では、1.5mm〜1.6mmの距離だけ離間する。
各空気出口は、外部グリルの内面から外部グリルの外面に延びる。グリルの空気出口を空気が通過する際のノイズを低減するために、各空気出口では、グリルの外面上の空気出口の周囲の方が、グリルの内面上の空気出口の周囲よりも鋭利になっている。内面上の空気出口の周囲は丸みを帯び、0.2mm〜0.4mmの半径の曲率を有することが好ましい。
外部グリルの各空気出口は、断面が円形であることが好ましい。空気出口は、外部グリルの内面から外部グリルの外面に向かって内向きにテーパ状であることが好ましい。換言すれば、開口部は、形状が切頭円錐形であり、各開口部の内面の直径は、外面の直径よりも大きいことが好ましい。少なくとも大部分の空気出口、好ましくは全ての空気出口は、外面における直径が、好ましくは0.5mm〜2.5mmであり、さらに好ましくは1.25mm〜1.75mmである、実質的に同じ形状を有することが好ましい。この範囲のサイズの開口部を設けることにより、例えば濡れた毛髪の乾燥中に外部グリル上に落下した水滴を、空気出口内にメニスカスを形成し、メニスカスの表面張力によって空気出口内に保持されるように促すことができる。さらに、これにより、水が単純に空気出口を通過して空気室に入り込むのとは対照的に、外部グリルの外面上に水が蓄積するように促される。
第5の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、ヘアドライヤからの空気流を受け取る少なくとも1つの空気入口と、空気流の少なくとも一部をディフューザから放出する複数の空気出口を含むグリルとを備え、空気出口の各々は、グリルの内面からグリルの外面に延び、空気出口の少なくとも大部分は、グリルの外面における直径が0.5mm〜2.5mmである実質的に同じ形状を有するディフューザを提供する。
ディフューザは、外部グリルから直立してユーザの毛髪と接触する複数の突出部又は突起部を含むことが好ましい。突出部の一部は、第1及び第2の組の空気出口間に位置するグリルの第3の領域内に位置することが好ましく、残りの突出部は、グリルの第2の領域内の、この領域の空気出口間に位置することが好ましい。
各突出部は、空気入口と、グリルの空気出口から離間した空気出口と、空気入口と空気出口との間に延びるボアとを含むことが好ましい。従って、(単複の)空気入口を通じてディフューザに入り込んだ空気流の第1の部分は、グリルの空気出口から放出され、空気流の第2の部分は、突出部の空気出口から放出される。ディフューザから放出される空気流の各部分は、バッフルの空気チャネルから放出される空気流のそれぞれの部分に必ずしも対応するとは限らない。
突出部のボアの長手方向軸は、ディフューザの長手方向軸と平行であることが好ましい。各突出部の空気入口は、外部グリルの内面に位置し、グリルの複数の空気出口の各々よりも大きなサイズを有することが好ましい。例えば、各突出部は、形状が円形で3mm〜15mmの直径を有する空気入口を有することが好ましい。
各突出部の空気出口は、外部グリルから離れた突出部の端部に位置することが好ましい。空気出口は、各突出部が空気流のそれぞれの部分をディフューザの長手方向軸に対して角度の付いた方向に放出するように突出部の側面に位置することが好ましい。各突出部は、グリルの複数の空気出口の各々のサイズよりも大きなサイズの空気出口を有することが好ましい。各突出部は、外部グリルから離れた先端部と、外部グリルから先端部への方向に延びる長さとを有する。突出部の空気出口の長さは、突出部の長さの少なくとも3分の1であることが好ましく、突出部の長さの少なくとも2分の1であることがさらに好ましい。突出部の各空気出口は、概ね細長い形状を有し、すなわち空気出口の長さは、空気出口の幅よりも大きいことが好ましい。
ディフューザを用いて毛髪を乾かすのに必要な時間を短縮するために、突出部の空気出口は、空気を様々な異なる方向に放出するように配置される。好ましい実施形態では、突出部が、第1の組の突出部と、第1の組の突出部の周囲に配置された第2の組の突出部とに分割される。第1の組の突出部の空気出口は、第2の組の突出部に向けて空気を放出するように配置され、第2の組の突出部表面の空気出口は、第1の組の突出部に向けて空気を放出するように配置されることが好ましい。
第6の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、ヘアドライヤからの空気流を受け取る少なくとも1つの空気入口と、空気流の第1の部分をディフューザから放出する複数の空気出口を含むグリルと、ユーザの毛髪に接触して空気流の第2の部分を放出するための、各々がグリルから離れた端部に位置するそれぞれの空気出口を含む、グリルから直立する複数の突出部とを含み、複数の突出部は、第1の組の突出部と、第1の組の突出部の周囲に配置された第2の組の突出部とを含み、第1の組の突出部の空気出口は、第2の組の突出部に向けて空気を放出するように配置され、第2の組の突出部面の空気出口は、第1の組の突出部に向けて空気を放出するように配置されたディフューザを提供する。
第1の組の突出部は、第1の環状配列で配置されることが好ましい。上述したように、この一組の突出部は、実質的に空気出口を含まない外部グリルの領域から直立することが好ましい。第2の組の突出部は、第1の環状配列の周囲に広がる第2の環状配列で配置されることが好ましい。上述したように、この第2の組の突出部は、第2の空気出口の配列が配置されたグリルの周辺部から直立することが好ましい。これらの環状配列は同心状であることが好ましく、ディフューザの長手方向軸を中心とすることが好ましい。各環状配列内では、突出部が等角度で離間することが好ましい。
第1の組の突出部の各々の空気出口は、それぞれの半径方向外向きに、すなわちディフューザの長手方向軸から離れて延びるそれぞれの方向に空気を放出するように配置されることが好ましい。これとは逆に、第2の組の突出部の各々の空気出口は、それぞれの半径方向内向きに、すなわちディフューザの長手方向軸に向かって延びるそれぞれの方向に空気を放出するように配置されることが好ましい。
第1の組の突出部の各々は、第2の組の突出部のそれぞれに向けて空気を放出するように配置されることが好ましい。第2の組の突出部における突出部の数は、第1の組の突出部における突出部の数よりも多いことが好ましい。好ましい実施形態では、第2の組の突出部が、第1の組の突出部の数の2倍の突出部を含む。第2の組の突出部内では、1つおきの突出部が第1の組の突出部のそれぞれに空気を放出するように配置されることが好ましい。
ディフューザの使用中に、例えば突出部の空気出口を通じて空気室に水が入り込んだ場合には、ディフューザの(単複の)空気入口を通じてディフューザが取り付けられたヘアドライヤ内に位置する加熱要素に水が到達するのを防ぐことが望ましい。バッフルの空気入口端部は、空気出口を通じて空気室に入り込んだ水を受け取るための、(単複の)空気入口から離間した排水チャネルを含むことが好ましい。排水チャネルは、(単複の)空気入口から離れて水を排出するための少なくとも1つの、好ましくは複数の排水穴を含むことが好ましい。
第7の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、空気入口端部と、空気出口端部と、空気入口端部と空気出口端部との間に延びる外向きテーパ壁とを含み、拡散空気室を定めるバッフルと、バッフルに接続された、複数の空気出口を含むグリルとを備え、バッフルの空気入口端部は、少なくとも1つの空気入口と、空気出口を通じて空気室に入り込んだ水を受け取るための、少なくとも1つの空気入口から離間した排水チャネルとを含み、排水チャネルは、少なくとも1つの空気入口から離れて水を排出するための少なくとも1つの排水穴を含むディフューザを提供する。
排水チャネルは、バッフルの(単複の)空気入口を取り囲むように環状の形状であることが好ましい。排水チャネルは、壁部の内面に沿ってバッフルの空気入口端部の方に流れた水を受け取るように、バッフルの外向きテーパ壁に隣接して位置することが好ましい。排水チャネルは、複数の排水穴を含むことが好ましく、これらの排水穴は、ディフューザの長手方向軸の周囲で均一に又は等角度で離間することが好ましい。
排水穴は、水をディフューザの外面上に直接排出するように配置することができる。好ましい実施形態では、ディフューザが、バッフルを取り囲む外壁を含む。排水穴は、外壁とバッフルとの間に位置する第2の、好ましくは環状の空気室内に水を排出するように配置され、外部環境に直接曝されないことが好ましい。これにより、ディフューザの使用中に排水穴が詰まるリスクを抑えることができる。ディフューザは、外壁に、又は外壁とバッフルとの間に、第2の空気室から水を排出できる開口部又はポートを含むことが好ましい。この第2の空気室は、環状であることが好ましい。第2の空気室は、外壁とバッフルの壁部との間に延びるリブ又はその他の部材によって複数の区分に分割することができる。
上述したように、バッフルのテーパ壁の内面は、排水チャネル内に水を誘導するように成形又は別様に配置することができる。排水チャネルは、バッフルのテーパ壁と、(単複の)空気入口からの空気を受け取る空気チャネルの外側チャネル壁との間に位置することが好ましい。この空気チャネルのチャネル壁も、浸入してきた水を排水チャネルの方に誘導するように成形されることが好ましい。例えば、チャネル壁は、ディフューザの長手方向軸に対し、排水チャネルの方に傾斜することができる。
空気チャネルは、第2の排水チャネルの周囲に延びることができる。この第2の排水チャネルは、(単複の)空気入口から離れて水を排出するための少なくとも1つの、好ましくは複数の第2の排水穴を含む。この第2の排水チャネルは、バッフルの内側チャネル壁と中心の円錐形又は切頭円錐形状の突出部との間に位置することが好ましい。この内側チャネル壁は、浸入してきた水を第2の排水チャネルの方に誘導するように成形されることが好ましい。例えば、内側チャネル壁は、ディフューザの長手方向軸に対し、第2の排水チャネルの方に傾斜することができる。国際公開第2015/001306号に記載されている、ヘアドライヤの高温空気出口が環状ボアの周囲に広がるタイプのヘアドライヤと組み合わせてディフューザを使用した場合、第2の排水穴が、ヘアドライヤのボア内に、従ってヘアドライヤの高温空気出口から離れて水を排出することができる。
上述したように、ディフューザは、ディフューザの拡散空気室を取り囲む第2の空気室をバッフルと共に定める外壁を含むことが好ましい。ディフューザの使用中に高温空気が拡散空気室を通過すると、第2の空気室内の空気の温度が上昇して膨張する。ディフューザの使用中に第2の空気室から空気が流出し、その後にディフューザが冷えた時に第2の空気室に周囲空気が流入できるように、第2の空気室は、周囲雰囲気と流体連通する複数のポートを含むことが好ましい。
第8の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、ヘアドライヤからの空気流を受け取る少なくとも1つの空気入口と、空気流の少なくとも一部をディフューザから放出する複数の空気出口を含むグリルと、少なくとも1つの空気入口と空気出口との間を空気流が通り抜けるようにする拡散空気室を定める外向きテーパ壁を含むバッフルと、バッフルの壁部を取り囲んで、周囲雰囲気と流体連通する複数のポートを含む第2の空気室を壁部との間に定める外壁とを備えたディフューザを提供する。
各ポートは、スロットの形を取ることが好ましい。各スロットは湾曲することができ、好ましい実施形態では、各スロットが環状の形状である。各ポートは、外壁のそれぞれの端部に近接して位置することが好ましい。上述したように、ポートのうちの1つは、外壁(好ましくは外壁の端部)とバッフルとの間に位置することが好ましい。外壁は、ディフューザの外部グリルも取り囲むことが好ましく、ポートのうちの別の1つは、外壁(好ましくは外壁の別の端部)と外部グリルとの間に位置することが好ましい。
外壁は、概ね切頭円錐形の形状であることが好ましい。バッフルのテーパ壁から外壁を離間させ、従ってポートを空気が通過できるようにするために、バッフル及び外壁の一方は、バッフル及び外壁の他方と係合する複数のスペーサを含むことが好ましい。これらのスペーサは、ディフューザの長手方向軸の周囲で角度的に離間し、隣接するスペーサ間に、バッフル及び外壁の他方に配置された角度合わせ部材を収容するための複数の場所を提供することが好ましい。好ましい実施形態では、スペーサが外壁の内面に位置し、外壁と一体であることが好ましい。スペーサは、外壁の端部間に位置することが好ましい。組み立て中、外壁は、スペーサの端部においてバッフルに接合されることが好ましい。
バッフル、グリル及び外壁は、例えばガラス充填ナイロン材料などのプラスチック材料で形成されることが好ましい。外部グリルにバッフルを接合するための好ましい技術は、超音波溶接である。外部グリルは、バッフルの空気出口端部に接続されることが好ましく、従ってバッフルの空気出口端部は、外部グリルに超音波溶接された、空気出口端部から直立する円周方向に離間した複数の溶接リブを含むことが好ましい。外部グリルは、リブが溶接された環状の棚部を含むことが好ましい。棚部は、グリルのフランジ又はリムの形を取ることができるが、好ましい実施形態では、棚部が、グリルの端部とグリル内に形成された第2の開口部の配列との間に位置する。棚部は、リブに係合するための平坦な内面と、組み立て中に溶接ツールが配置される、内面に対向する平坦な外面とを有することが好ましい。
第9の態様において、本発明は、ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、空気入口端部と、空気出口端部と、空気入口端部と空気出口端部との間に延びる外向きテーパ壁とを含み、拡散空気室を定め、空気出口端部からは円周方向に離間した複数の溶接リブが直立するプラスチックバッフルと、複数の空気出口と、バッフルの溶接リブが超音波溶接された環状の棚部とを含むプラスチックグリルとを備えたディフューザを提供する。
外壁は、好ましくは外部グリルをバッフルに溶接するのと同時にバッフルの空気出口端部に超音波溶接された角度的に離間する複数の溶接リブも含むことが好ましい。外壁のリブは、外壁の内面に位置するスペーサ上に配置されることが好ましい。外壁のリブは、バッフルのリブの円形パターンと同じ直径及び半径方向長さを有する円形パターンで配置され、バッフルのリブと角度的に位置合わせされることが好ましい。
第10の態様において、本発明は、ディフューザの組み立て方法であって、空気入口端部と、空気出口端部と、空気入口端部と空気出口端部との間に延びる外向きテーパ壁とを含み、拡散空気室を定め、空気出口端部からは円周方向に離間した複数の溶接リブが直立して円形パターンで配置されたプラスチックバッフルを準備するステップと、複数の空気出口及び環状の棚部を含むプラスチックグリルを準備するステップと、溶接リブが棚部の内面に係合するようにバッフルの空気出口端部を覆ってグリルを位置付けるステップと、グリルをバッフルに超音波溶接するステップとを含む方法を提供する。
第11の態様において、本発明は、上述したディフューザと、少なくとも1つの空気出口を含む空気出口端部を有するヘアドライヤとの組み合わせを提供する。ヘアドライヤの(単複の)空気出口は、ヘアドライヤの空気出口端部の中心から離間することができ、ディフューザの(単複の)空気入口は、ヘアドライヤの(単複の)空気出口から放出された空気流を受け取るように配置することができる。
本発明の第1の態様に関連して上述した特徴は、本発明の第2〜第11の態様の各々にも等しく当てはまり、その逆も同様である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい特徴をほんの一例として説明する。
ディフューザの上方から見た左側正面斜視図である。 ディフューザの上方から見た右側後面斜視図である。 ディフューザの上面図である。 ディフューザの側面図である。 ディフューザの下面図である。 ディフューザの左側正面分解図である。 ディフューザの右側後面分解図である。 ディフューザのバッフルの上面図である。 バッフルの側面図である。 バッフルの下面図である。 図3の線Y−Yに沿って切り取った側面断面図である。 図3の線Z−Zに沿って切り取った側面断面図である。 図3の線X−Xに沿って切り取った側面断面図である。 ディフューザを接続できるヘアドライヤの一例の上方から見た左側正面斜視図である。
図1〜図5は、ディフューザ10の外観図である。ディフューザ10は、ヘアドライヤの空気流出口端部からの空気流を受け取るための空気入口12を含む。図6〜図8も参照すると、空気入口12は、概ね環状の形状であり、バッフル16の空気入口端部14に位置するスロットの形を取る。バッフル16は、空気入口端部14よりも大きな空気出口端部18と、空気入口端部14と空気出口端部18との間に延びる外向きテーパ壁20とを有する。図9(a)〜図9(c)に示すように、バッフル16のテーパ壁20は、ディフューザ10内の空気流が通過する拡散空気室22を定める。
バッフル16は、空気入口12からの空気流を受け取るための環状空気チャネル24を含み、ここから空気流が空気室22内に放出される。空気チャネル24は、バッフル16の空気入口14から直立する環状内壁26及び環状外壁28と、内壁26と外壁28との間に延びる環状端壁30とによって定められる。内壁26は、空気チャネル24の第1の組の空気出口32を含み、外壁28は、空気チャネル24の第2の組の空気出口34を含む。第1の組の空気出口32は、ディフューザ10の長手方向軸Aと、長手方向軸Aに向かって内向きにテーパ状にされた切頭円錐形の突出部36とに向けて半径方向内向きに空気を放出するように配置される。第2の組の空気出口34は、ディフューザ10の長手方向軸Aから離れてバッフル16のテーパ壁20に向けて半径方向外向きに空気を放出するように配置される。空気チャネル24の各一組の空気出口32、34は、ディフューザ10の長手方向軸Aの周囲に等角度で配置された6つの空気出口を含む。第1の組の空気出口32は、第2の組の空気出口34と半径方向に重ならないように、第2の組の空気出口34に対して角度的にオフセットされている。
バッフル16の空気出口端部18には、外部グリル40が接続される。外部グリル40は、概ね凹形の形状である。外部グリル40は、ディフューザ10から空気流の第1の部分を放出する空気出口を含む。これらの空気出口は、外部グリル40の中心部に位置する第1の空気出口の配列42と、第1の空気出口の配列42の周囲に広がる外部グリル40の周辺部に位置する第2の空気出口の配列44とを含む。空気出口42、44は、同じサイズ及び形状を有する。各空気出口42、44は、断面が円形である。各空気出口42、44は、円筒形の形状とすることができるが、この実施形態では、各空気出口42、44が切頭円錐形の形状であり、外部グリル40の内面から外部グリル40の外面に向かって内向きにテーパ状になっている。各空気出口42、44は、外面において0.5mm〜2.5mmの、この実施形態では1.5mm〜1.6mmの直径を有する。外部グリル40の外面上の各空気出口42、44の周囲は、外部グリル40の内面上の空気出口の周囲よりも鋭利である。内面上の空気出口の周囲は丸みを帯び、0.2mm〜0.4mmの半径の曲率を有することが好ましい。
空気出口42、44は、各配列内で規則的に離間する。隣接する空気出口間の間隔は0.5mm〜2mmであり、この実施形態でも1.5mm〜1.6mmである。
特に図7を参照すると、第1の空気出口の配列42は、長手方向軸Aの周囲に広がる第1の環状配列で配置され、一般に空気チャネル24の第1の組の空気出口32から放出された空気流を受け取る。第2の空気出口の配列44は、第1の空気出口の配列42を同心状に取り囲む第2の環状配列で配置される。第2の組の空気出口44は、一般に空気チャネル24の第2の組の空気出口34から放出された空気流を受け取る。
一組の空気出口42、44間に位置する外部グリル40の環状領域46には、外部グリル40の空気出口が実質的に存在しない。図3及び図6に示すように、この実施形態では、この外部グリル40の領域46の外面には、空気出口42、44と実質的に同じサイズ及び形状を有する環状の凹部の配列48が形成されているが、これは必須でなく、例えばこの領域の外面48には、別の輪郭を描くことも、或いは概ね平坦とすることもできる。環状領域46のサイズは、ディフューザ10から均一に拡散された空気が放出されるのを促すように、外部グリル40の外面の表面積の10%〜40%を、好ましくは15%〜35%を占めるようにされる。
ディフューザ10は、ユーザの毛髪に接触してディフューザ10から空気流の第2の部分を放出するための複数の突出部も含む。これらの突出部は、外部グリル40の外面から直立する。この実施形態では、突出部が、第1の組の突出部60及び第2の組の突出部62を含む。この実施形態では、第1の組の突出部60が、第2の組の突出部62と同じサイズ及び形状を有しているが、これらの突出部は異なるサイズを有することもできる。例えば、第1の組の突出部60を第2の組の突出部62より大きくすることもできる。
第1の組の突出部60は、外部グリル40の環状領域46内に環状配列で配置される。この実施形態では、第1の組の突出部60が、長手方向軸Aの周囲に等角度で離間した6つの突出部を含む。第1の組の突出部60の各々は、外部グリル40に形成された空気入口64と、空気出口66と、空気入口64から空気出口66に空気を運ぶためのボア68とを含む。空気入口64は、円形の形状であり、外部グリル40の空気出口42、44の直径よりも大きな直径を有する。空気出口66は、突出部60の高さの約2分の1の高さと、高さよりも小さな幅とを有する細長い側面空気出口の形を取る。第1の組の突出部60の空気出口66は、ディフューザ10の長手方向軸Aから離れて半径方向外向きに空気を放出するように配置される。
第2の組の突出部62は、外部グリル40の第2の空気出口の配列44間に環状配列で配置される。この実施形態では、第2の組の突出部62が、長手方向軸Aの周囲に等角度で離間した12個の突出部を含む。第2の組の突出部62は、第1の組の突出部60の各々が第2の組の突出部62のそれぞれに向けて空気を放出するように配置される。第1の組の突出部60と同様に、第2の組の突出部62の各々も、外部グリル40に形成された空気入口70と、空気出口72と、空気入口70から空気出口72に空気を運ぶためのボア74とを含む。第2の組の突出部62の空気出口72は、第2の組の突出部62の1つおきの突出部が第1の組の突出部60のそれぞれに向けて空気を放出するように、ディフューザ10の長手方向軸Aに向けて半径方向内向きに空気を放出するように配置される。
空気室22内には、内部グリル80が配置される。内部グリル80は、空気入口12及び外部グリル40のいずれからも離間する。内部グリル80は、バッフル16の空気入口端部14と空気出口端部18との間の空気流通路を通る開口部の配列82を含むディスク又はプレートの形を取る。
内部グリル80の開口部82は、同じサイズ及び形状を有する。開口部82は、断面が概ね円形である。開口部82は、円筒形の形状とすることもできるが、この実施形態では、開口部82が、空気入口12に面する第1の入口面から外部グリル40に面する第2の出口面に向かって内向きにテーパ状になっている。換言すれば、開口部82は、概ね切頭円錐形の形状である。開口部82は、出口面において1mm〜2mmの直径を有する。内部グリル80を空気が通過する際のノイズを低減するために、内部グリル80の出口面上の各開口部82の周囲は、内部グリル80の入口面上の開口部82の周囲よりも鋭利である。入口面上の開口部82の周囲は丸みを帯び、0.2mm〜0.4mmの半径の曲率を有することが好ましい。
図9(a)〜図9(c)に示すように、内部グリル80の周囲は、バッフル16のテーパ壁20の内面上に形成された桟部84によって支持される。桟部84は、バッフル16の空気入口端部14と空気出口端部18との間の概ね中間に位置する。
ディフューザ10を高温の空気流が通過すると、バッフル16のテーパ壁20の温度が上昇する。ディフューザ10は、バッフル16のテーパ壁20からユーザを遮断するために、バッフル16及び外部グリル40を取り囲む外壁90をさらに含む。外壁90は、概ね切頭円錐形の形状であり、円形の第1の端部92と、第1の端部92よりも大きな円形の第2の端部94とを有する。以下でさらに詳細に説明するように、外壁90は、バッフル16の空気出口端部18に接続される。外壁90は、ディフューザ10の組み立て中にバッフル16に接続される、外壁90の内面上に形成された複数のスペーサ96を含む。スペーサ96は、円形配列で配置され、ディフューザ10の長手方向軸Aの周囲に等角度で離間する。スペーサ96は、バッフル16のテーパ壁20から外壁90を離間させて、これらの間に第2の又は環状の空気室100を定める役割を果たす。ディフューザ10は、環状空気室100を大気雰囲気と流体連通させる複数のポートを含む。これにより、ディフューザ10の使用中に環状空気室100から暖気が運び出されるとともに、ディフューザ10の使用後に環状空気室100に冷気が入り込むようになる。各ポートは、環状空気室100のそれぞれの端部に位置する環状スロットの形を取る。外壁90の第1の端部92とバッフル16の空気入口端部14との間には、第1のポート102が存在する。外壁90の第2の端部94と外部グリル40との間には、第2のポート104が存在する。
ディフューザ10の各コンポーネントは、プラスチック材料で形成され、この実施形態ではガラス充填ナイロンで形成される。
ディフューザ10を組み立てるには、最初にバッフル16内に内部グリル80を配置して、内部グリル80の周囲がバッフル16の桟部84に載るようにする。中心開口部110を含む内部グリル80を、バッフル16の切頭円錐形の突出部36の端部に存在する雌コネクタ112の周辺回りに位置付ける。次に、バッフル16を外壁90内に配置して、バッフル16の空気出口端部18が外壁90のスペーサ96上に載るようにする。バッフル16のテーパ壁20の外面は、角度合わせ部材114を含み、この部材が隣接する一対のスペーサ96間に受け入れられて、バッフル16と外壁90との正確な位置合わせが確実になる。次に、バッフル16の空気出口端部18上に外部グリル40を位置付ける。外部グリル40の内面は、雄コネクタ116を含み、バッフル16の空気出口端部18上に外部グリル40を位置付けると、この雄コネクタ116がバッフル16の雌コネクタ112に受け入れられる。コネクタ112、116は、この実施形態では雄コネクタ116上に形成された半径方向リブを受け入れるための雌コネクタ112の周囲に形成されたスロットの形を取る、外部グリル40をバッフル16と角度的に位置合わせする、互いに係合する位置合わせ部材を含む。このように外部グリル40をバッフル16に接続すると、内部グリル80がバッフル16と外部グリル40との間に挟まれるようにもなる。
ディフューザ10の組み立ては、超音波溶接を用いて外部グリル40をバッフル16に固定し、バッフル16を外壁90に固定することによって完了する。バッフル16の空気出口端部18からは、第1の組の円周方向に離間した溶接リブ120が直立する。リブ120は、外部グリル40上に形成されて外部グリル40の空気出口42、44を取り囲む環状棚部122の平坦な内面に係合する。外壁90のスペーサ96からは、第2の組の円周方向に離間した溶接リブ126が直立する。これらのリブ126は、バッフル16の空気出口端部18の下側に係合する。リブ120、126は、リブ120のそれぞれの下方に各接合部126が直接位置するように同様の円形パターンで配置される。組み立て時には、棚部122の外面上に超音波溶接ツールを位置付けて、外部グリル40をリブ120においてバッフル16に接合すると同時に、バッフル16をリブ126において外壁90に接合する。
使用時には、ディフューザ10をヘアドライヤの空気流出口端部に取り付ける。例えば、ディフューザ10は、バッフル16の空気入口端部14に存在する磁石130によってヘアドライヤに取り付けることができる。図10に、ディフューザ10を取り付けることができるヘアドライヤ140の例を示す。空気出口端部144に位置する環状スロット142から高温の空気流が放出されるこのようなヘアドライヤ140は、国際公開第2015/001306号に記載されており、この特許の内容は引用によって本明細書に組み入れられる。スロット142は、ヘアドライヤ140のボア146の周囲に広がる。空気流は、ディフューザ10の空気入口12を通過して空気チャネル24に入り込み、空気チャネル24の空気出口32、34を通じて拡散空気室22内に放出される。空気流は、内部グリル80の開口部82を通過して外部グリル40の内面に至る。空気流の第1の部分は、外部グリル40の空気出口42、44から放出され、空気流の第2の部分は、突出部60、62の空気出口66、72から放出される。
ディフューザ10の使用中に、例えば突出部60、62のボア68、74を通じて空気室22に水が入り込んだ場合、ディフューザ10は、空気入口12から離れてディフューザ10から水を排出するための排水穴を含む。バッフル16は、空気チャネル24のテーパ壁20と外壁28との間に位置する第1の環状の排水チャネル150を含む。第1の排水チャネル150は、内部グリル80を通過してテーパ壁20の内面に流れ落ちる可能性のある水滴を受け取るように配置される。空気チャネル24の外壁28は、外壁28上に浸入してきた水を第1の排水チャネル150に向けて誘導するように、ディフューザ10の長手方向軸Aに対して傾斜する。第1の排水チャネル150は、環状空気室100内に水を排出するように配置された複数の排水穴152を含み、ここからポート102を通じて水を追い出すことができる。
バッフル16は、空気チャネル24の内壁26と切頭円錐形の突出部36との間に位置する第2の環状の排水チャネル154も含む。第2の排水チャネル154は、内部グリル80を通過して突出部36の表面に流れ落ちる可能性のある水滴を受け取るように配置される。空気チャネル24の内壁26も、内壁26上に浸入してきた水を第2の排水チャネル154に向けて誘導するように、ディフューザ10の長手方向軸Aに対して傾斜する。第2の排水チャネル154は、突出部36を通じて、ディフューザ10がヘアドライヤ140に接続されている場合にはヘアドライヤ140のボア146内に水を排出するように配置された複数の第2の排水穴156を含む。空気チャネル24の端壁30は、空気入口12内に水が直接落下するのを防ぎ、端壁30上に浸入した水は、空気チャネル24の内壁26及び外壁28の一方に排出される。
10 ディフューザ
12 空気入口
14 空気入口端部
18 空気出口端部
20 外向きテーパ壁
22 拡散空気室
24 空気チャネル
26 内壁
30 端壁
34 第2の空気出口
36 突出部
40 外部グリル
42 第1の空気出口
44 第2の空気出口
72 空気出口
74 ボア
60 第1の突出部
62 第2の突出部
64 空気入口
66 空気入口
68 ボア
70 空気入口
80 内部グリル
82 開口部
90 外壁
96 スペーサ
100 空気室
102 第1のポート
104 第2のポート
112 雌コネクタ
116 雄コネクタ
122 棚部
130 磁石
156 第2の排水穴

Claims (16)

  1. ヘアドライヤの空気流出口端部に取り付けるためのディフューザであって、
    ヘアドライヤからの空気流を受け取る少なくとも1つの空気入口と、
    前記空気流の少なくとも一部を前記ディフューザから放出する複数の空気出口を含む外部グリルと、
    前記少なくとも1つの空気入口と前記外部グリルとの間に位置する内部グリルと、
    を備え、前記内部グリルは、実質的に平坦であって、前記少なくとも1つの空気入口と前記空気出口との間を前記空気流が通り抜けるようにする開口部の配列を含む、
    ことを特徴とするディフューザ。
  2. 前記内部グリルは、前記少なくとも1つの空気入口と前記空気出口との間に位置する多孔板の形を取る、
    請求項1に記載のディフューザ。
  3. 前記開口部の各々は、断面が円形である、
    請求項1又は2に記載のディフューザ。
  4. 前記開口部の各々は、形状が切頭円錐形である、
    請求項1から3のいずれかに記載のディフューザ。
  5. 前記開口部の各々は、前記少なくとも1つの空気入口に面する入口面と、前記外部グリルに面する出口面との間に延び、各開口部は、前記出口面において0.5mm〜2mmの直径を有する、
    請求項1から4のいずれかに記載のディフューザ。
  6. 前記開口部は、前記配列内で均等に分布する、
    請求項1から5のいずれかに記載のディフューザ。
  7. 前記配列は、前記内部グリルの実質的に全体にわたる、
    請求項1から6のいずれかに記載のディフューザ。
  8. 前記少なくとも1つの空気入口は、前記ディフューザの長手方向軸から離間する、
    請求項1から7のいずれかに記載のディフューザ。
  9. 前記少なくとも1つの空気入口は、少なくとも1つのスロットを含む、
    請求項1から8のいずれかに記載のディフューザ。
  10. 前記少なくとも1つの空気入口は、環状スロットを含む、
    請求項9に記載のディフューザ。
  11. 前記少なくとも1つの空気入口から前記空気出口に前記空気流を通過させる拡散空気室を定めるバッフルを備え、前記内部グリルは、前記空気室内に位置する、
    請求項1から10のいずれかに記載のディフューザ。
  12. 前記バッフルは、前記少なくとも1つの空気入口を定める、
    請求項11に記載のディフューザ。
  13. 前記バッフルは、前記少なくとも1つの空気入口と前記外部グリルとの間に延びる外向きテーパ壁を含む、
    請求項11又は12に記載のディフューザ。
  14. 前記内部グリルの周囲は、前記外向きテーパ壁の内面に形成された棚部によって支持される、
    請求項13に記載のディフューザ。
  15. 前記外部グリルの内面は第1のコネクタを含み、前記バッフルは第2のコネクタを含み、前記第1及び第2のコネクタの一方は、雄コネクタを含み、前記第1及び第2のコネクタの他方は、前記雄コネクタを受け入れるための雌コネクタを含む、
    請求項11から14のいずれかに記載のディフューザ。
  16. 前記内部グリルは、前記雄コネクタが通って延びる中央開口部を含む、
    請求項15に記載のディフューザ。
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