JP2021146151A - ディフューザー及びヘアドライヤー - Google Patents

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Abstract

【課題】ヘアドライヤーに応用され、ヘアドライヤーの送風効果を向上させるためのディフューザーを提供する【解決手段】ディフューザー100はケース10を含み、前記ケース10は吸込端10aと吹出端10bを有し、前記吸込端10aは前記ヘアドライヤーのファン本体と連通するために用いられ、前記吹出端10bには少なくとも二つの第一吹出孔30aが設置され、少なくとも二つの前記第一吹出孔30aの吹出方向は前記吹出端10bの中心周りに時計回りに間隔を置いて分布するか、反時計回りに間隔を置いて分布する。本発明の技術案によれば、ヘアドライヤーの送風効果を改善する。【選択図】図2

Description

本願はヘアドライヤーの技術分野に関し、特にディフューザー及び当該ディフューザーが応用されるヘアドライヤーに関する。
現在市販されているヘアドライヤーは通常、ファンの本体の一端にディフューザーが接続され、ディフューザーによる空気流れへの案内効果を通して、ヘアドライヤーがより良い送風効果を有するようにする。しかしながら、関連技術におけるヘアドライヤーのディフューザーから吹き出される空気流れは何れも線形状を呈している。線形状を呈する空気流れは、髪の毛との接触面積が比較的小さいので、ヘアドライヤーの送風効果の低下を招いてしまう。
上記内容は本願の技術案の理解を助けるために用いられ、上記内容が先行技術だと認めるわけではない。
本発明の主な目的は、ヘアドライヤーに応用され、ヘアドライヤーの送風効果を向上させるためのディフューザーを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明が提案するディフューザーは、
吸込端と吹出端を有するケースであって、前記吸込端は前記ヘアドライヤーのファン本体と連通するために用いられ、前記吹出端には少なくとも二つの第一吹出孔が設置され、少なくとも二つの前記第一吹出孔の吹出方向は前記吹出端の中心周りに時計回りに間隔を置いて分布するか、反時計回りに間隔を置いて分布するケースを含む。
本発明の一実施例において、前記吹出端には吹出端面が形成され、前記ディフューザーはさらに前記吹出端面に設置されている少なくとも二つの第一凸柱を含み、少なくとも二つの前記第一凸柱は何れも前記吹出端と連通して、一つの前記第一吹出孔は一つの前記第一凸柱の外側周面に設けられている。
本発明の一実施例において、前記第一吹出孔はスリット状に設置されて、そして前記第一凸柱の吹出端面から遠く離れた側に沿って吹出端面に近い側に向かって延びるように設置されている。
本発明の一実施例において、前記第一凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側にはさらに第二吹出孔が設けられて、前記第二吹出孔の吹出方向は、前記第一吹出孔の延伸方向と平行に設置されている。
本発明の一実施例において、前記ディフューザーはさらに前記吹出端面に設けられている第二凸柱を含み、前記第一凸柱は前記吹出端と連通して、前記第二凸柱の側部周面には第三吹出孔が設けられて、前記第三吹出孔の吹出方向は前記吹出端の中心に向かている。
本発明の一実施例において、前記第三吹出孔はスリット状に設置されて、そして前記第二凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側に沿って前記吹出端面に近い側に向かって延びるように設置されている。
本発明の一実施例において、前記第一凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側と前記第一凸柱の側部周面とは円滑な移行を呈して設置され、前記第二凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側と前記第二凸柱の側部周面とは円滑な移行を呈して設置され、
且つ/又は、前記第一凸柱と前記第二凸柱は何れも前記吹出端と一体構造で設置されている。
本発明の一実施例において、前記吹出端面にはさらに第四吹出孔が設けられて、前記第四吹出孔の吹出方向は、前記第一凸柱の中心線の延伸方向と平行に設置されている。
本願の一実施例において、前記吹出端面は凹弧面状を呈して設置されている。
本発明は更に、ディフューザーを含むヘアドライヤーを提案し、前記ディフューザーは、吸込端と吹出端を有するケースであって、前記吸込端は前記ヘアドライヤーのファン本体と連通するために用いられ、前記吹出端には少なくとも二つの第一吹出孔が設置され、少なくとも二つの前記第一吹出孔の吹出方向は前記吹出端の中心周りに時計回りに分布するか、反時計回りに分布するケースを含む。
本発明の技術案のディフューザーをヘアドライヤーに応用する時、ディフューザーのケース上の吸込端を通して、ファン本体と連通して、ファン本体から吹き出される空気流を吸込端からケース内に入り、そしてディフューザーの案内効果によりケース上の吹出端から流出するようにする。本案におけるディフューザーは吹出端に少なくとも二つの第一吹出孔が設けられ、且つ少なくとも二つの第一吹出孔の吹出方向は吹出端の中心周りに時計回りに間隔を置いて分布するか、或いは反時計回りに間隔を置いて分布する。このように第一吹出孔を設置することで、空気流が少なくとも二つの第一吹出孔から流出してから渦巻き状を形成できるようにする。従来技術においてディフューザーから流出される線形状を呈する空気流に比べて、渦巻き状の空気流を形成することで、髪の毛との接触面積を増やすことで、ヘアドライヤーの送風効果を改善する。
本発明の実施例及び従来技術の技術案をより明確に説明するため、以下では、実施例或いは従来技術の説明に必要とされる添付図面を簡単にs説明する。下記説明における添付図面は本発明の一部の実施例に過ぎないことは明らかであって、当業者にとって、創造的な労働を行わないことを前提に、これらの添付図面が示す構造により他の添付図面を得ることができる。
本発明のヘアドライヤーの一実施例の構造模式図である。 本発明のディフューザーの一実施例の構造模式図である。 添付図面を参照して、実施例と組み合わせて本発明の目的の実現、機能特徴及び長所をさらに説明する。
以下では、本発明の実施例における添付図面と組み合わせ、本発明の実施例における技術案を明確且つ完全に説明する。説明される実施例は本発明の全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例に過ぎないことは明らかである。本発明における実施例に基づいて、当業者が創造的な労働を行わないことを前提に得られた全ての他の実施例は、本発明の保護する範囲に属す。
本発明の実施例での全ての方向性指示(例えば上、下、左、右、前、後......)は、当該方向性指示はある特定の姿勢(添付図面に示す)における各部品間の相対的位置関係、運動状況等を説明するためだけに用いられ、もし当該特定の姿勢が変わる場合、当該方向性指示もそれ相当に変わることは説明しておく必要がある。
本発明において、別途明確な規定や限定がない限り、術語「接続」、「固定」などは広義に理解されるべきである。例えば、「固定」は固定的な接続でもよく、取り外し可能な接続でもよく、或いは一体としてもよい、機械的な接続でもよく、電気的な接続でもよい、直接につながってもよく、中間にある媒介によって間接的につながってもよく、二つの素子内部の連通或いは二つの素子の相互作用関係であってもよい。当業者にとって、具体的な状況により上記術語の本発明における具体的な意味を理解できる。
また、本発明の実施例において「第一」、「第二」等の説明は説明のために利用されるだけであって、その相対的重要性を提示又は暗示する、或いは提示される技術的特徴の数を暗示的に指定するように理解すべきではない。これにより、「第一」、「第二」に限定されている特徴は明示的或いは暗示的に少なくとも一つの当該特徴を含んでもよい。また、全文において現れた「及び/又は」は三つの並行する案を含むことを意味する。「A及び/又はB」を例に取ると、A案、或いはB案、或いはAとBとが同時に満たされる案を含むことになる。また、各実施例の技術案はお互いに組み合わせることができる。ただし、当業者が実現できることはその基礎である。技術案の組み合わせに矛盾が生じるか、実現できない場合には、このような技術案の組み合わせが存在しない、且つ本発明が主張する保護範囲にないと理解すべきである。
図1と図2を参照し、本発明ではヘアドライヤー1000に応用されるディフューザー100を提案する。
本発明の一実施例において、当該ディフューザー100はケース10を含み、ケース10は吸込端10aと吹出端10bを有し、吸込端10aはヘアドライヤー1000のファン本体300と連通するために用いられ、吹出端10bには少なくとも二つの第一吹出孔30aが設置され、少なくとも二つの第一吹出孔30aの吹出方向は吹出端10bの中心周りに時計回りに間隔を置いて分布するか、反時計回りに間隔を置いて分布する。
本発明の一実施例において、ケース10は主に導風通路を形成して、ファン本体300から吹き出される気流に対して案内して、髪の毛との接触面積を増やすのに用いられる。具体的に、ケース10はおおよそ円台形状を呈し、しかもケース10の横断面の面積は吸込端10aから吹出端10bまで次第に大きくなるように設定されている。こうして、ファン本体300から吹き出される気流がケース10内でその内壁の延伸方向に沿って吹出端10bへ流れて、吹出範囲を大きくする。円台形状を呈して設置されているケース10によれば、ケース10の内側周面の各箇所における空気の流速と同一として、ヘアドライヤー1000により各箇所で吹き出される空気流れをより均一にすることが可能で、送風効果をさらに改善する。それに、ヘアドライヤー100の質量を低減させて、使用者が手で握りやすくするために、ケース10の材質はプラスチック材質、例えばABS、POM、PS、PMMA、PC、PET等でもよい。吸込端10aは主にファン本体300と連通するためのものであり、具体的に、ファン本体300と連通する通り穴を設けることで両者の連通を実現する。吸込端10aとファン本体300とはネジ、バックル或いは磁気吸着により固定されてもよい。これにより、ディフューザー100とファン本体300の両者の中の一つが壊れた場合に、両者を取り外して、壊れた方を修理、交換することができる。よって、局部の損害により本体を修理、交換しなければならない事態を避けて、ヘアドライヤー1000の修理、交換のコストを低下させる。吹出端10bは主にケース10内の空気流の流出に用いられ、具体的には、第一吹出孔30aで空気流の流出を実現できる。
本発明の技術案のディフューザー100をヘアドライヤー1000に応用する時、ディフューザー100のケース10上の吸込端10aを通して、ファン本体300と連通して、ファン本体300から吹き出される空気流を吸込端10bからケース10b内に入り、そしてディフューザー100の案内効果によりケース10上の吹出端10bから流出するようにする。本案におけるディフューザー100は吹出端10bに少なくとも二つの第一吹出孔30aが設けられ、且つ少なくとも二つの第一吹出孔30aの吹出方向は吹出端10bの中心周りに時計回りに間隔を置いて分布するか、或いは反時計回りに間隔を置いて分布する。このように第一吹出孔30aを設置することで、空気流が少なくとも二つの第一吹出孔30aから流出してから渦巻き状を形成できるようにする。従来技術においてディフューザー100から流出される線形状を呈する空気流に比べて、渦巻き状の空気流を形成することで、髪の毛との接触面積を増やすことで、ヘアドライヤー1000の送風効果を改善する。
図2を参照し、本発明の一実施例において、吹出端10bには吹出端面10cが形成され、ディフューザー100はさらに吹出端面10cに設置されている少なくとも二つの第一凸柱30を含み、少なくとも二つの第一凸柱30は何れも吹出端10bと連通して、一つの第一吹出孔30aは一つの第一凸柱30の外側周面に設けられている。
何れひとつの第一吹出孔30aをも一つの第一凸柱30の外側周面に設けることで、第一吹出孔30aの向きを順に時計回りに間隔を置いた分布或いは反時計回りに間隔を置いた分布を形成した場合、ディフューザー100から吹き出される空気流が第一吹出孔30aの働きにより渦巻き状を形成することで、ディフューザー100内の導風通路の成形複雑度を下げて、ディフューザー100の生産率を向上させることが可能となることは、理解できるであろう。同時に、第一凸柱30の設置により、使用者が髪の毛を乾かす時、第一凸柱30の当接効果により、ディフューザー100と髪の毛との距離が近すぎて、髪の毛がディフューザー100にぴったりくっ付く現象を避けることが可能である。一方、吹出端面10cの設置により、ディフューザー100により吹き出される空気流が比較的集中的に当該箇所から吹き出されるようにして、空気流の速度を上げることができる。ディフューザー100の軸の周方向における送風の均一性を保証するために、少なくとも二つの第一凸柱30は吹出端10bの中心周りに均一に間隔を置いて分布している。勿論、本願はこれに限定されず、他の実施例において、吹出端10bの内部に少なくとも二つの弧形導風通路を形成して、ディフューザー100内の気流が弧形導風通路の働きにより渦巻き状を形成して、そして第一吹出孔30bから流出された時に時計回り或いは反時計回り方向の空気流を形成してもよい。
本発明の一実施例において、第一吹出孔30aはスリット状に設置されて、そして第一凸柱30の吹出端面10cから遠く離れた側に沿って吹出端面10cに近い側に向かって延びるように設置されている。
こうすることで、第一吹出孔30aの吹出面積を増やすことで、ディフューザー100の第一吹出孔30aにおける吹出量を増やすことができ、さらにはディフューザー100の送風効果を改善することが可能となることは、理解できるであろう。
本発明の一実施例において、第一凸柱30の吹出端面10cから遠く離れた側にはさらに第二吹出孔30bが設けられて、第二吹出孔30bの吹出方向は、第一吹出孔30aの延伸方向と平行に設置されている。
第二吹出孔30bの設置により、ディフューザー100が第一凸柱30においてすぐに渦巻き状の空気流を形成するができるようにし、そして、第一吹出孔30aの延伸方向と平行する線形状の空気流を形成できるようにする。即ち、第二吹出孔30bの吹出方向は第一凸柱30の中心線の延伸方向と平行に設置されていることは、理解できるであろう。こうして、ディフューザー100の吹出方向を比較的多様化させることで、ディフューザー100から吹き出される空気流と空気の接触面積をさらに増やして、ディフューザー100の送風効果をさらに改善できる。それぞれの吹出量を保証するために、第一吹出孔30aと第二吹出孔30bは独立に設けられてもよい。勿論、第一吹出孔30aと第二吹出孔30bの1ステップ成形に便利にするように、第一凸柱30の吹出端面10cから遠く離れた側の端面から吹出端面10cに近い側に沿って一部を切り取って互いに連通する第一吹出孔30aと第二吹出孔30bを形成してもよい。
本発明の一実施例において、ディフューザー100はさらに吹出端面10cに設けられている第二凸柱50を含み、第一凸柱30は吹出端10bと連通して、第二凸柱50の側部周面には第三吹出孔50aが設けられて、第三吹出孔50aの吹出方向は吹出端10bの中心に向かっている。
第三吹出孔50aの設置により、ディフューザー100が第二凸柱50において吹出端10bの中心に向かって空気流を吹き出せるようにして、こうしてディフューザー100の吹出方向の多様化程度をさらに向上させて、ディフューザー100の送風効果をさらに改善できることは、理解できるであろう。第二凸柱50は少なくとも二つ設置されてもよい。少なくとも二つの第二凸柱50は少なくとも二つの第一凸柱の内側にあって、そして少なくとも二つの第二凸柱50は吹出端10bの中心周りに均一に間隔を置いて分布している。こうして、ディフューザー100の第二凸柱50においての吹出量を増やして、吹き出しの均一性を向上させる。さらに、第三吹出孔50aは第二凸柱50の側部周面を貫通してもよい。即ち、ディフューザー100内の空気流は第二吹出孔を経てから、一部の空気が吹出端10bの中心に向かって吹き出されて、一部の空気が吹出端10bの周縁に向かって吹き出されてもよい。これによりディフューザー100の吹出方向の多様化程度を向上させる。
本発明の一実施例において、第三吹出孔50aはスリット状に設置されて、そして第二凸柱50の吹出端面10cから遠く離れた側に沿って吹出端面10cに近い側に向かって延びるように設置されている。
こうすることで、第二吹出孔30bの吹出面積を増やすことで、ディフューザー100の第二吹出孔30bにおける吹出量を増やすことができ、さらにはディフューザー100の送風効果を改善することが可能となることは、理解できるであろう。
本発明の一実施例において、第一凸柱30の吹出端面10cから遠く離れた側と第一凸柱30の側部周面とは円滑な移行を呈して設置され、第二凸柱50の吹出端面10cから遠く離れた側と第二凸柱50の側部周面とは円滑な移行を呈して設置されている。
円滑な移行で設置することで、第一凸柱30と第二凸柱50が吹出端面10cから離れた側に角を形成するのを避けて、ディフューザー100の使用時に第一凸柱30と第二凸柱50で頭皮にかすり傷を与えることを避けて、ディフューザー100の使用の安全性を向上できる。
本発明の一実施例において、第一凸柱30と第二凸柱50は吹出端10bと一体構造で設置されている。
このように設置することで、第一凸柱30と第二凸柱50の吹出端10bとの接続強度を増やして、第一凸柱30と第二凸柱50の固定の安定性を向上させて、第一凸柱30と第二凸柱50が衝突を受けて折れやすく、ディフューザー100の使用寿命を低下させるのを避ける。同時に、このように設置することで、第一凸柱30及び第二凸柱50と吹出端10bとの接続箇所において隙間を形成して密封性に影響するのを避ける。また、吹出端10bと連通するように、第一凸柱30及び第二凸柱50の内部には何れも気体通過通路を設置してもよい。
本発明の一実施例において、吹出端面10cにはさらに第四吹出孔10dが設けられて、第四吹出孔10dの吹出方向は、第一凸柱30の中心線の延伸方向と平行に設置されている。
第四吹出孔10dの設置により、ディフューザー100内の一部の空気流が第四吹出孔10dから流出するようにして、こうしてディフューザー100の吹出量をさらに増やして、ディフューザー100の送風効果改善することは、理解できるであろう。第四吹出孔10dは第一凸柱30と第二凸柱50との間の隙間内に設けられて、第一凸柱30と第二凸柱50との間の空気流を、吹出端10bの内壁と衝突してから両側の第一吹出孔30a及び第四吹出孔30bから流出することなく、第四吹出孔10dから直接流出するようにして、空気流のエネルギーの損失を減少させて、送風の速度を保証する。
本願の一実施例において、吹出端面10cは凹弧面状を呈して設置されている。
吹出端面10cが弧面状を呈して設置することで、ディフューザー100から吹き出される気流に対して収束させる効果があり、ディフューザー100が吹出端10bの投影におけるエリアで比較的大きい空気流を有することを保証して、当該エリア内にある髪の毛に対する乾かしとスタイリング効果を向上させることは、理解できるであろう。しかも、このように設置することで、ディフューザー100が第一吹出孔30aにおいて吹き出した空気流が弧面状壁面による案内でより容易に渦巻き状を形成して髪の毛との接触面積を増やすようにする。
図1と図2を参照し、本発明は更に、ディフューザー100を含むヘアドライヤー1000を提案した。当該ディフューザー100の具体的な構造については、上記実施例を参照されたい。本ヘアドライヤー1000は上記全ての実施例の全ての技術案を採用したので、少なくとも上記実施例の技術案がもたらす全ての有益効果を有し、ここでは逐一贅言しない。ディフューザー100の吸込端10aはファン本体300に連通して、ファンは本体部310とハンドル部330を含む。本体部310内には加熱器が設置され、ハンドル部330の一端は本体部310の一端に連通して、且つ外部の空気流がハンドル部330に入り、そして本体部310内に流れ込んで加熱器に加熱されるように、ハンドル部330内にはモータが設置され、ディフューザー100の吸込端10aは本体部310のハンドル部330から遠く離れる一端に連通して、本体部310内の空気流は加熱器を経てからディフューザー100内に流れ込んで、さらにはディフューザー100に案内されて送風面積を増やすことができる。
以上は本発明の好ましい実施例にすぎず、それによって本発明の特許の範囲を制限するわけではない。本発明の発明構想の下で、本発明の明細書及び添付図面の内容を利用してなされた等価構造変換、或いは他の関連する技術分野への直接/間接的なの応用は、何れも本発明の特許の保護範囲に含まれる。
1000 ヘアドライヤー、
100 ディフューザー、
10 ケース、
10a 吸込端、
10b 吹出端、
10c 吹出端面、
10d 第四吹出孔、
30 第一凸柱、
30a 第一吹出孔、
30b 第二吹出孔、
50 第二凸柱、
50a 第三吹出孔、
300 ファン本体、
310 本体部、
330 ハンドル部。

本発明の一実施例において、前記ディフューザーはさらに前記吹出端面に設けられている第二凸柱を含み、前記第凸柱は前記吹出端と連通して、前記第二凸柱の側部周面には第三吹出孔が設けられて、前記第三吹出孔の吹出方向は前記吹出端の中心に向かている。
本発明の一実施例において、ディフューザー100はさらに吹出端面10cに設けられている第二凸柱50を含み、第凸柱50は吹出端10bと連通して、第二凸柱50の側部周面には第三吹出孔50aが設けられて、第三吹出孔50aの吹出方向は吹出端10bの中心に向かっている。

Claims (10)

  1. ヘアドライヤーに応用されるディフューザーであって、前記ディフューザーは、
    吸込端と吹出端を有するケースであって、前記吸込端は前記ヘアドライヤーのファン本体と連通するために用いられ、前記吹出端には少なくとも二つの第一吹出孔が設置され、少なくとも二つの前記第一吹出孔の吹出方向は前記吹出端の中心周りに時計回りに間隔を置いて分布するか、反時計回りに間隔を置いて分布するケースを含む、
    ことを特徴とするディフューザー。
  2. 前記吹出端には吹出端面が形成され、前記ディフューザーはさらに前記吹出端面に設置されている少なくとも二つの第一凸柱を含み、少なくとも二つの前記第一凸柱は何れも前記吹出端と連通して、一つの前記第一吹出孔は一つの前記第一凸柱の外側周面に設けられていることを特徴とする、請求項1に記載のディフューザー。
  3. 前記第一吹出孔はスリット状に設置されて、そして前記第一凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側に沿って前記吹出端面に近い側に向かって延びるように設置されている、
    ことを特徴とする、請求項2に記載のディフューザー。
  4. 前記第一凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側にはさらに第二吹出孔が設けられて、前記第二吹出孔の吹出方向は、前記第一吹出孔の延伸方向と平行に設置されている、
    ことを特徴とする、請求項3に記載のディフューザー。
  5. 前記ディフューザーはさらに前記吹出端面に設けられている第二凸柱を含み、前記第二凸柱は前記吹出端と連通して、前記第二凸柱の外側周面には第三吹出孔が設けられて、前記第三吹出孔の吹出方向は前記吹出端の中心に向かっている、
    ことを特徴とする、請求項2から4の何れか一項に記載のディフューザー。
  6. 前記第三吹出孔はスリット状に設置されて、そして前記第二凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側に沿って前記吹出端面に近い側に向かって延びるように設置されている、
    ことを特徴とする、請求項5に記載のディフューザー。
  7. 前記第一凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側と前記第一凸柱の側部周面とは円滑な移行を呈して設置され、前記第二凸柱の前記吹出端面から遠く離れた側と前記第二凸柱の側部周面とは円滑な移行を呈して設置され、
    且つ/又は、前記第一凸柱と前記第二凸柱は何れも前記吹出端と一体構造で設置されていること、
    を特徴とする、請求項5に記載のディフューザー。
  8. 前記吹出端面にはさらに第四吹出孔が設けられて、前記第四吹出孔の吹出方向は、前記第一凸柱の中心線の延伸方向と平行に設置されている、
    ことを特徴とする、請求項2から4の何れか一項に記載のディフューザー。
  9. 前記吹出端面は凹弧面状を呈して設置されていることを特徴とする、請求項8に記載のディフューザー。
  10. 請求項1から9の何れか一項に記載のディフューザーを含む、
    ことを特徴とするヘアドライヤー。

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