JP2017005494A - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像素子による測光からリニア型の測光センサによる測光動作に移行した際の測光時間を短縮することができるとともに正確な測光値を得ることができる撮像装置の測光制御技術を提供する。【解決手段】撮像装置は、撮像素子103の測光動作から測光センサ108への測光動作の移行時でないと判定された場合(S201の電源投入時)に、測光センサ108による複数回の第1の測光動作(S202)を行い、撮像素子103の測光動作から測光センサ108への測光動作の移行時と判定された場合(S201の撮像面AE後)に、撮像素子103での測光結果に応じて測光センサ108による第1の測光動作(S202)より少ない回数の第2の測光動作(S204,S207,S208,S210,S211)を行う。【選択図】図2

Description

本発明は、例えばデジタルカメラ等の撮像装置に関し、特に、2つの測光手段を有するデジタル一眼レフカメラ等の撮像装置の測光動作の制御技術の改良に関する。
デジタル一眼レフカメラ等の撮像装置では、顔検知や被写体追尾機能等の実現のために、対数圧縮型の測光センサに代えて高画素化が可能なリニア型の測光センサが用いられる場合がある。
しかし、リニア型の測光センサは、対数圧縮型の測光センサに比べてダイナミックレンジが狭いため、一回の測光動作では被写体輝度を正確に測光することができない可能性がある。また、ライブビュー撮影や動画撮影中などの撮像素子での測光中には、消費電力の削減のために測光センサの電源をオフし、ライブビュー撮影や動画撮影が終了したときに測光センサを起動して測光を行う。このとき、測光センサのダイナミックレンジに応じた複数回の測光動作が必要となるため、ダイナミックレンジが狭いリニア型の測光センサでは測光動作に要する時間が長くなる。
そこで、ミラー機構がミラーダウン位置にあるときに動作可能な測光手段と、ミラー機構がミラーアップ位置にあるときに動作可能な測光手段とを有するデジタル一眼レフカメラにおいて、2つの測光手段の測光動作を効率的に制御する技術が提案されている。この提案では、ミラー機構がミラーダウン位置とミラーアップ位置との間を移動した際に、一方の測光手段の測光結果を基に他方の測光手段で測光動作を行う(特許文献1)。
特開2006−163094号公報
上記特許文献1では、対数圧縮型の測光センサを用いる場合は有効であるが、リニア型の測光センサを用いた場合には正確な測光値が得られない場合がある。なぜなら、ライブビュー撮影中は、露出をシミュレーションした画像を表示部に表示するため、被写体輝度に合わせた測光条件ではなく、カメラ設定(絞り値、シャッタスピード、ISO値)に合わせた測光条件で撮像素子の蓄積を行うことがあるからである。
例えば、輝度分布の広い被写体の暗い部分で適正露出となるカメラ設定でライブビュー撮影を行うと、ダイナミックレンジ外で蓄積を行う撮像素子の範囲が大きくなり、撮像素子の出力がダイナミックレンジ外である場合、正確な測光値を算出することができない。
この場合、対数圧縮型の測光センサであれば、被写体輝度とかけ離れた撮像素子での測光情報を引き継いでも、ダイナミックレンジの広さを活かして1回の測光で正確な測光値を得ることが可能である。しかし、リニア型の測光センサでは、撮像素子での測光情報を引き継いでも、ダイナミックレンジが狭いため、正確な測光値を得ることができない可能性がある。
そこで、本発明は、撮像素子による測光からリニア型の測光センサによる測光動作に移行した際の測光時間を短縮することができるとともに正確な測光値を得ることができる撮像装置の測光制御技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の撮像装置は、レンズ鏡筒の撮影光学系を通過して結像した被写体像を光電変換して電気信号を出力する撮像素子と、光量を測定するリニア型の測光センサと、前記撮像素子の測光動作、及び前記測光センサの測光動作をそれぞれ制御する測光制御手段と、前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時か否かを判定する判定手段と、を備え、前記測光制御手段は、前記判定手段により前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時でないと判定された場合に、前記測光センサによる複数回の第1の測光動作を行い、前記判定手段により前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時と判定された場合に、前記撮像素子での測光結果に応じて前記測光センサによる前記第1の測光動作より少ない回数の第2の測光動作を行うことを特徴とする。
本発明によれば、撮像素子による測光動作からリニア型の測光センサによる測光動作に移行した際の測光時間を短縮することができるとともに正確な測光値を得ることが可能となる。
本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタル一眼レフカメラの概略断面図である。 測光センサによる測光動作を説明するフローチャート図である。 対数圧縮型の測光センサとリニア型の測光センサのとの測光範囲の比較を示す図である。 撮像面AE時の撮像素子の測光値の最終出力がオーバーであり、かつ、測光条件が高輝度側である場合の測光動作の説明図である。 撮像面AE時の撮像素子の測光値の最終出力がオーバーであり、かつ、測光条件が低輝度側である場合の測光動作の説明図である。 撮像面AE時の撮像素子の測光値の最終出力がアンダーであり、かつ、測光条件が低輝度側である場合の測光動作の説明図である。 撮像面AE時の撮像素子の測光値の最終出力がアンダーであり、かつ、測光条件が高輝度側である場合の測光動作の説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例を説明する。
図1は、本発明の撮像装置の実施形態の一例であるデジタル一眼レフカメラの概略断面図である。
本実施形態のデジタル一眼レフカメラは、図1に示すように、カメラ本体100に対して交換用のレンズ鏡筒200が着脱可能に装着されている。
カメラ本体100は、カメラ全体の制御を司るカメラCPU101を有し、カメラCPU101には、RAMやROM等のメモリ102が接続されている。メインミラー105及びサブミラー111は、ファインダ観察時に、撮影光路に進入してレンズ鏡筒200の撮影光学系を通過した被写体光束をピント板106に導き、撮影時に、撮影光路から退避して被写体光束を撮像素子103に導く。メインミラー105は、ハーフミラーで構成され、サブミラー111は、撮影光路に進入したミラーダウン状態でメインミラー105を透過した被写体光束の一部を反射してAFユニット110へ導く。
ペンタダハプリズム109は、ピント板106とともにファインダ光学系を構成し、ピント板106に結像した被写体光束を正立正像の被写体像に変換する。変換された被写体像は、測光センサ108に導かれるとともに、光学ファインダを通して観察される。表示素子107は、PN液晶等のAF測距枠を表示し、ユーザが光学ファインダを覗いたときにどの位置で合焦しているか等を示す。
撮像素子103は、CCDセンサやCMOSセンサ等で構成され、赤外カットフィルタやローパスフィルタ等を含む。撮像素子103は、撮影時にレンズ鏡筒200の撮影光学系を通過して結像した被写体像を光電変換して電気信号を出力する。撮像素子103から出力された電気信号は、不図示の画像処理部で画像信号に変換され、カメラCPU101は、変換された画像信号を撮影画像やライブビュー画像として不図示の表示部に表示したり、メモリカード等の記録媒体に記録したりする。
シャッタ104は、非撮影時には撮像素子103を遮光し、撮影時には開いて撮像素子103へレンズ鏡筒200を通過した被写体光を導く。測光センサ108は、CCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子で構成され、光量の測定だけでなく、顔検出などのシーン認識や被写体の追尾に用いられる。本実施形態では、測光センサ108として、高画素化が可能なリニア型の測光センサを用いている。
ICPU112は、測光センサ108の駆動制御や画像処理・演算用のCPUである。ICPU112は、顔検出の演算や追尾の演算、測光演算等を行う。ICPU112には、RAMやROM等のメモリ113が接続されている。なお、本実施形態では、測光センサ108の専用のICPU112を用いているが、ICPU112の処理のすべてをカメラCPU101で行うようにしてもよい。LPU201は、レンズ鏡筒200内のCPUであり、被写体との距離情報等をカメラCPU101に送る。
また、本実施形態では、カメラ本体100の不図示のレリーズボタンが半押し操作等されると不図示の第1スイッチがオンしてAFやAE等の撮影準備動作が行われ、レリーズボタンが全押し操作等されると、不図示の第2スイッチがオンして撮影動作が行われる。
次に、図2乃至図7を参照して、上記構成のデジタル一眼レフカメラの動作について説明する。図2は、ICPU112による測光制御を説明するフローチャート図である。図2の各処理は、カメラ本体100のメモリ113のROM等に記憶されたプログラムがRAMに展開されてICPU112により実行される。
なお、測光センサ108による測光動作の開始は、撮像素子103及び測光センサ108で測光動作を行っていないカメラの電源投入時、又は撮像素子103での測光動作(以下、撮像面AEという)から測光センサ108による測光動作への移行時である。ライブビュー撮影等の撮像面AEのときは、測光センサ108には被写体光は入光しないため、消費電力の削減のために、測光センサ108の電源はオフされる。
図2において、ステップS201では、ICPU112は、カメラの電源投入時か、又は撮像面AEから測光センサ108への測光動作の移行時かを判定する。そして、ICPU112は、カメラの電源投入時の場合は、第1の測光動作を行うべく、ステップS202に進み、撮像面AEから測光センサ108への測光動作の移行時の場合は、第2の測光動作を行うべく、ステップS203に進む。
ステップS202では、ICPU112は、測光センサ108により複数回(本実施形態では、3回)の測光動作を行い、処理を終了する。1回の測光で測光可能な輝度範囲は、測光センサのダイナミックレンジにより決まるため、電源投入時はダイナミックレンジが狭いリニア型の測光センサでは複数回測光を行って被写体の輝度を測定する。
図3は、対数圧縮型の測光センサとリニア型の測光センサのとの測光範囲の比較を示す図である。図3に示すように、例えば、ダイナミックレンジが7段程度の範囲であるリニア型の測光センサを用いて、EV−2〜EV22の輝度範囲を測光する場合、最初の被写体輝度の測光を行う際に、3回測光を行うことで、すべての輝度範囲をカバーすることができる。
ステップS203では、ICPU112は、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終の出力が撮像素子103のダイナミックレンジ内であるか否かを判定し、撮像素子103のダイナミックレンジ内である場合は、ステップS204に進む。
ここで、撮像素子103のダイナミックレンジは比較的狭いため、露出シミュレーションを行うライブビュー撮影では、ダイナミックレンジ外で測光を行う場合もある。この場合、正しい測光値が得られないため、ステップS203において、ICPU112は、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終の出力が撮像素子103のダイナミックレンジ外のときは、ステップS205に進む。
ステップS204では、ICPU112は、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がダイナミックレンジ内であるため、撮像面AEの測光結果に基づいて測光センサ108による測光条件を決定して1回測光を行い、処理を終了する。ここでは、撮像面AEにより被写体輝度の情報が判っているため、1回の測光で正確な測光値が得られる。
ステップS205では、ICPU112は、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がダイナミックレンジ外であるため、撮像素子103の測光値の最終出力が明るいか暗いか、つまり規定値よりオーバーかアンダーかを判定する。そして、ICPU112は、オーバーの場合(白とび等)は、ステップS206に進み、アンダー(黒つぶれ等)の場合は、ステップS209に進む。
ステップS206では、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がオーバーである場合、撮像面AEの測光条件により測光回数の場合分けを行う。撮像面AEの測光条件により、撮像素子103で最適露出となる輝度値が判るため、被写体輝度の存在する輝度範囲を推測することができる。
即ち、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がオーバーであり、かつ、測光条件が高輝度側である場合は、被写体輝度が測光条件より高輝度側に存在し、範囲が限定される。一方、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がオーバーであり、かつ、測光条件が低輝度側である場合、被写体輝度は広範囲の可能性がある。
本実施形態では、撮像面AEの測光条件がEV16以上であるか否かにより場合分けを行う。これは、測光センサ108のダイナミックレンジを7段程度と仮定しているためであり、EV22までを一回で測光できる範囲としてEV16としている。従って、ステップS206では、ICPU112は、撮像面AEの測光条件がEV16以上の場合は、ステップS207に進み、そうでない場合は、ステップS208に進む。
ステップS207では、ICPU112は、撮像面AEの測光条件より高輝度の範囲で測光センサ108による1回の測光動作を行い、処理を終了する。
図4は、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がオーバーであり、かつ、測光条件が高輝度側である場合の測光動作の説明図である。この場合、被写体輝度が測光条件より高輝度側に存在し範囲が限定される。
本実施形態では、撮像素子103のダイナミックレンジが6段程度であると仮定すると、撮像面AEの測光条件がEV16で適となる条件であり、撮像素子103の出力がオーバーである場合、被写体輝度はEV19以上であると推測される。そこで、測光センサ108による測光動作では、測光条件を撮像面AE時よりも4段高くし、1回測光を行うことで、EV22まで十分にカバーすることができる。
ステップS208では、ICPU112は、撮像面AEの測光条件より高輝度の範囲で測光センサ108による2回の測光動作を行い、処理を終了する。
図5は、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がオーバーであり、かつ、測光条件が低輝度側である場合の測光動作の説明図である。この場合、図5に示すように、撮像面AEの測光条件より被写体輝度の方が高輝度ということが判る。そこで、測光センサ108による測光では、測光条件を撮像面AE時よりも10段高くし、まず1回目の測光を行い、次に、1回目の測光結果を基に2回目の測光を行い、被写体の輝度を測定する。
一方、ステップS209では、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がアンダーである場合であり、この場合も、ステップS206と同様に、撮像面AEの測光条件により測光回数の場合分けを行う。
撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がアンダーであり、かつ、測光条件が低輝度側である場合、被写体輝度が測光条件より低輝度側に存在し範囲が限定される。一方、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がアンダーであり、かつ、測光条件が高輝度側である場合は、被写体輝度は広範囲の可能性がある。
本実施形態では、撮像面AEの測光条件がEV4以下であるか否かにより場合分けを行う。これは、測光センサ108のダイナミックレンジを7段程度と仮定しているためであり、EV−2までを1回で測光できる範囲としてEV4としている。従って、ステップS209においては、ICPU112は、撮像面AEの測光条件がEV4以下の場合は、ステップS210に進み、そうでない場合は、ステップS211に進む。
ステップS210では、ICPU112は、撮像面AEの測光条件より低輝度の範囲で測光センサ108による1回の測光動作を行い、処理を終了する。
図6は、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がアンダーであり、かつ、測光条件が低輝度側である場合の測光動作の説明図である。この場合、被写体輝度が測光条件より低輝度側に存在し範囲が限定される。
たとえば、撮像面AEの測光条件がEV4で適となる条件であり、撮像素子103の測光値の出力がアンダーである場合、撮像素子103のダイナミックレンジが6段程度であると仮定しているため、被写体の輝度はEV1以下であると推測される。そこで、測光センサ108による測光動作では、測光条件を撮像面AE時よりも4段低くし、1回測光を行うことで、EV−2まで十分にカバーすることができる。
ステップS211では、ICPU112は、撮像面AEの測光条件より低輝度の範囲で測光センサ108による2回の測光動作を行い、処理を終了する。
図7は、撮像面AE時の撮像素子103の測光値の最終出力がアンダーであり、かつ、測光条件が高輝度側である場合の測光動作の説明図である。この場合、図7に示すように、撮像面AEの測光条件より被写体輝度の方が低輝度ということが判る。そこで、測光センサ108による測光では、測光条件を撮像面AE時よりも10段低くし、まず、1回目の測光を行い、次に、1回目の測光結果を基に2回目の測光を行い、被写体輝度を測定する。
以上説明したように、本実施形態では、リニア型の測光センサ108による測光動作の開始時に撮像面AEの有無や撮像面AEの測光結果に応じて測光回数を変更して被写体輝度を測定する。
これにより、撮像素子103による測光動作から測光センサ108による測光動作に移行した際の測光時間を短縮することができ、更には、正確な測光値を得ることができる。このため、たとえば、ライブビュー撮影時にミラー機構が一度ミラーダウンして測光センサ108による光源の測定情報を基に位相差AFを行う際や測光センサ108による測光情報を用いてストロボ調光を行う際にも有効となる。
なお、本発明は、上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムをネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 カメラ本体
101 カメラCPU
103 撮像素子
105 メインミラー
106 ピント板
107 表示素子
108 測光センサ
109 ペンタダハプリズム
110 AFユニット
111 サブミラー
112 ICPU
200 レンズ鏡筒

Claims (6)

  1. レンズ鏡筒の撮影光学系を通過して結像した被写体像を光電変換して電気信号を出力する撮像素子と、
    光量を測定するリニア型の測光センサと、
    前記撮像素子の測光動作、及び前記測光センサの測光動作をそれぞれ制御する測光制御手段と、
    前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時か否かを判定する判定手段と、を備え、
    前記測光制御手段は、前記判定手段により前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時でないと判定された場合に、前記測光センサによる複数回の第1の測光動作を行い、前記判定手段により前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時と判定された場合に、前記撮像素子での測光結果に応じて前記測光センサによる前記第1の測光動作より少ない回数の第2の測光動作を行うことを特徴とする撮像装置。
  2. ファインダ観察時に撮影光路に進入して撮影光学系を通過した光束を反射してファインダ光学系に導き、撮影時に前記撮影光路から退避して前記撮影光学系を通過した光束を前記撮像素子に導くミラー機構を備え、
    前記測光制御手段は、前記ミラー機構が前記撮影光路に進入したミラーダウン状態で前記ファインダ光学系を介して前記測光センサに入光した光の前記測光センサによる測光動作を制御することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記測光制御手段は、ライブビュー撮影時に前記ミラー機構が前記撮影光路から退避してミラーアップしたときに前記撮像素子に結像した被写体像の前記撮像素子による測光動作を制御することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記測光制御手段は、前記判定手段により前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時と判定された場合に、前記撮像素子の測光値の最終の出力が前記撮像素子のダイナミックレンジ内であるときは、前記測光値に基づいて前記測光センサにより1回の前記第2の測光動作を行うことを行うことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. レンズ鏡筒の撮影光学系を通過して結像した被写体像を光電変換して電気信号を出力する撮像素子と、光量を測定するリニア型の測光センサと、備える撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像素子の測光動作、及び前記測光センサの測光動作をそれぞれ制御する測光制御ステップと、
    前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時か否かを判定する判定ステップと、を備え、
    前記測光制御ステップは、前記判定ステップで前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時でないと判定された場合に、前記測光センサによる複数回の第1の測光動作を行い、前記判定ステップで前記撮像素子の測光動作から前記測光センサへの測光動作の移行時と判定された場合に、前記撮像素子での測光結果に応じて前記測光センサによる前記第1の測光動作より少ない回数の第2の測光動作を行うことを特徴とする撮像装置の制御方法。
  6. 請求項5に記載の撮像装置の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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