JP6614853B2 - 撮像装置、その制御方法、および制御プログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法、および制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、その制御方法、および制御プログラムに関し、特に、フリッカーによる明暗の変化が少ないタイミングで露光を行う撮像装置に関する。
近年、デジタルカメラなどの撮像装置で用いられる撮像素子の高感度化に伴って、室内のように比較的暗い環境下においても高速シャッターでしかもブレのない画像を撮影することができる。一方、室内光源として用いられる蛍光灯では商用電源周波数の影響によって周期的に照明光が揺らぐ所謂フリッカー現象が発生する。そして、蛍光灯のようなフリッカー光源下において高速シャッターで撮影を行うと、フリッカーの影響によって、フレーム毎に画像の露出および色温度のばらつきが発生する。さらには、1フレームにおいて露出ムラおよび色ムラが発生することがある。
上述のような問題に対処するため、フリッカーの周期および位相を検出して、明暗の変化が少ないタイミングに合わせて露光を行うようにした撮像装置がある(特許文献1参照)。
ところで、フリッカーを検出した後に時間が経過すると、商用電源周波数の揺らぎの影響によって、フリッカー検出の際に決定した最適な露光タイミングと撮影の際の時最適な露光タイミングとの関係がずれてしまうことがある。一般に、商用電源周波数の揺らぎは±0.3Hz程度(フリッカー光源の明滅周波数の揺らぎは±0.6Hz程度)あるといわれている。このため、一度フリッカー検出を行って、フリッカーによる明暗の変化が少ない露光タイミングを求めても、フリッカー検出から時間が経過するにつれて露光タイミングがずれてしまう可能性がある。
特開2007−60585号公報
このような商用電源周波数の揺らぎに対処するためには、露光タイミングにずれが生じない周期で頻繁にフリッカー検出を行う必要がある。ところが、頻繁にフリッカー検出を行うと、通常の測光頻度が少なくなってしまう。そして、通常の測光頻度が少なくなると、リアルタイムに露出制御を行うことが困難となる。一方、露出制御をリアルタイムに行うためには、例えば、被写体の検出頻度を少なくして、通常の測光頻度が少なくならないようにする必要がある。
このように、フリッカー検出の頻度を多くすると、通常の測光又は被写体検出の頻度が少なくなってしまい、ユーザー所望の画像が得られないことがある。
そこで、本発明の目的は、フリッカーの有無に応じて、適切にフリッカー検出処理を行うことのできる撮像装置、その制御方法、および制御プログラムを提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、被写体を撮像して画像を得る撮像装置であって、前記画像に基づいてフリッカーの検出処理又は前記フリッカーの検出処理以外の予め定められた検出処理を行う検出手段と、前記被写体を撮像する際に、前記検出手段による前記フリッカーの検出結果に応じて、前記検出手段による前記フリッカーの検出処理を行う頻度と前記予め定められた検出処理を行う頻度とを制御する制御手段と、を有し、前記フリッカーの検出処理は、所定の周期毎に、前記予め定められた検出処理から次の前記予め定められた検出処理が行われるまでに実行され、前記制御手段は、前記フリッカーの検出処理の検出結果によりフリッカーが検出された場合に、前記検出手段による前記フリッカーの検出処理を行う頻度を増加させ、前記予め定められた検出処理を行う頻度を減少させることを特徴とする。
本発明による制御方法は、被写体を撮像して画像を得る撮像装置の制御方法であって、前記画像に基づいてフリッカーの検出処理又は前記フリッカーの検出処理以外の予め定められた検出処理を行う検出ステップと、前記被写体を撮像する際に、前記検出ステップによる前記フリッカーの検出処理の検出結果に応じて、前記検出ステップで行われる前記フリッカーの検出処理を行う頻度と前記予め定められた検出処理を行う頻度とを制御する制御ステップと、を有し、前記フリッカーの検出処理は、所定の周期毎に、前記予め定められた検出処理から次の前記予め定められた検出処理が行われるまでに実行され、前記制御ステップでは、前記フリッカーの検出処理の検出結果によりフリッカーが検出された場合に、前記検出ステップにおける前記フリッカーの検出処理を行う頻度を増加させ、前記予め定められた検出処理を行う頻度を減少させることを特徴とする。
本発明による制御プログラムは、被写体を撮像して画像を得る撮像装置で用いられる制御プログラムであって、前記撮像装置が備えるコンピュータに、前記画像に基づいてフリッカーの検出処理又は前記フリッカーの検出処理以外の予め定められた検出処理を行う検出ステップと、前記被写体を撮像する際に、前記検出ステップによる前記フリッカーの検出処理の検出結果に応じて、前記検出ステップで行われる前記フリッカーの検出処理を行う頻度と前記予め定められた検出処理を行う頻度とを制御する制御ステップと、を実行させ、前記フリッカーの検出処理は、所定の周期毎に、前記予め定められた検出処理から次の前記予め定められた検出処理が行われるまでに実行され、前記制御ステップでは、前記フリッカーの検出処理の検出結果によりフリッカーが検出された場合に、前記検出ステップにおける前記フリッカーの検出処理を行う頻度を増加させ、前記予め定められた検出処理を行う頻度を減少させることを特徴とする。
本発明によれば、フリッカーなどの明暗の変化の検出結果に応じて、明暗の変化の検出頻度を変更するようにしたので、適切にフリッカーなどの明暗の変化の検出処理を行うことができる。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示す断面図である。 図1に示すカメラで行われるフリッカー検出処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示す測光センサーで行われる電荷蓄積および電荷読み出しを説明するための図であり、(a)は商用電源周波数が50Hzである場合の電荷蓄積および電荷読み出しを示す図、(b)は商用電源周波数が60Hzである場合の電荷蓄積および電荷読み出しを示す図である。 図1に示すカメラマイコンで行われるフリッカーのピークタイミングの算出についてその一例を説明するための図である。 図2に示す測光シーケンスを説明するための図であり、(a)は第1の測光シーケンスを示す図、(b)は第2の測光シーケンスを示す図である。 本発明の第2の実施形態によるカメラで行われるフリッカー検出処理を説明するためのフローチャートである。 図6に示す測光シーケンスを説明するための図であり、(a)は第3の測光シーケンスを示す図、(b)は第4の測光シーケンスを示す図である。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の一例についてその構成を示す断面図である。
図示の撮像装置は、所謂一眼レフデジタルカメラ(以下単にカメラと呼ぶ)であり、カメラ本体100および撮影レンズユニット(以下単に撮影レンズと呼ぶ)200を有している。そして、撮影レンズ200はカメラ本体1に対して交換可能である。
カメラ本体100には、マイクロコンピュータ(CPU:カメラマイコン)101が備えられており、カメラマイコン101はカメラ本体100および撮影レンズ200を制御する。カメラマイコン101には、RAMおよびROMなどのメモリ102が接続されている。
カメラ本体101には撮像素子103が備えられており、この撮像素子103は撮影レンズ200の光軸上に配置されている。撮像素子103は、例えば、赤外カットフィルタおよびローパスフィルタなどを含むCCD又はCMOSセンサーであり、撮影の際には、撮影レンズ200を介して撮像素子103に光学像(被写体像)が結像する。
撮像素子103の前側にはシャッター104が配置されており、シャッター104は非撮影の際には撮像素子103を遮光し、撮影の際に開いて撮像素子103に光学像を導く。シャッター104の前段にはハーフミラー(主ミラー)105が配置されている。ハーフミラー105の上側にはピント板106が配置されており、ハーフミラー105は非撮影時において撮影レンズ200を介して入射する光を反射して光学像をピント板106に結像する。
ピント板106の上面には表示素子107が配置されている。表示素子107として、例えば、PN液晶が用いられ、表示素子107にはAF測距枠、画像サイズ、ホワイトバランスの設定、およびフリッカーを検出した際の警告表示などが表示される。
表示素子107の上側にはペンタプリズム109が配置されており、ペンタプリズム109はピント板106に結像した光学像を測光センサー(AE)108および光学ファインダー(図示せず)に導く。測光センサー108はピント板106に結像した光学像をペンタプリズム109を介して斜めの位置から見ている。
なお、測光センサー108として、例えば、CCD又はCMOSセンサーなどの撮像素子が用いられる。そして、測光センサー108によって、測光のみではなく被写体の検出および追尾、そして、フリッカー検出が行われる。図示の例では、フリッカー検出のため、測光センサー108を用いるようにしたが、撮像素子103の出力によってフリッカー検出を行うようにしてもよい。
焦点検出回路(AF)110には、AFミラー111によって、撮影レンズ200を介して入射しハーフミラー105を透過した光が導かれる。焦点検出回路110にはAFセンサ(図示せず)が備えられており、焦点検出回路110はAFセンサーによって測距(焦点検出)を行う。
ICPU112は、カメラマイコン101の制御下で、測光センサー108の駆動制御を行うとともに、測光センサー108で得られた画像について画像処理を行う。さらに、ICPU112は被写体の検出、追尾、光源検出、測光、およびフリッカー検出を行う。このICPU112には、RAMおよびROMなどのメモリ113が接続されている。なお、図示の例では、カメラマイコン101の他に、ICPU112を備えているが、カメラマイコン101がICPU112で行われる処理を行うようにしてもよい。
撮影レンズ200には、レンズマイコン(LCPU)201が備えられており、レンズマイコン201は、後述するようにして、カメラと被写体との距離を示す距離情報をカメラマイコン101に送る。
図2は、図1に示すカメラで行われるフリッカー検出処理を説明するためのフローチャートである。なお、図示のフローチャートに係る処理は、カメラマイコン101の制御下で行われる。
カメラの電源が投入されると、カメラマイコン101は測光許可状態である測光タイマー(図示せず)がオンであるか否かを判定する(ステップS101)。なお、測光タイマーはカメラの電源投入が投入されて、シャッターボタン(図示せず)が半押しされて第1のシャッタスイッチSW1がオン状態となるとオンとなる。さらに、所定の時間、カメラが操作されないと、測光タイマーはオフとなる。
測光タイマーがオフであると(ステップS101において、NO)、カメラマイコン101は待機する。一方、測光タイマーがオンであると(ステップS101において、YES)、カメラマイコン101はICPU112を制御して通常測光処理を行う(ステップS102)。この通常測光処理においては、フリッカー光源下においても、フリッカーによる明暗の変化に対して測光値にばらつきが生じないように、ICPU112はカメラマイコン101の制御下で測光センサー108の電荷蓄積時間をフリッカーの周期のほぼ整数倍に設定する。
フリッカー光源の明暗が変化する周波数は、商用電源の周波数の2倍となるので、商用電源周波数が50Hzである場合には、明暗が変化する周波数(明暗周波数)は100Hzとなり、その発光周期は10msとなる。同様に、商用電源周波数が60Hzである場合には、明暗周波数は120Hz、発光周期は8.33msとなる。
上記の2つの明暗周波数に対応するため、測光センサー108の蓄積時間を、10msと8.33msとの間の約9msに設定すると、商用電源周波数が50および60Hzのいずれであろうと、測光センサー108はほぼフリッカーの1周期分の電荷を蓄積することになる。よって、フリッカーが存在する場合であっても、ICPU112は安定して測光値を得ることができる。
続いて、ICPU112は、カメラマイコン101の制御下で測光センサー108を制御してフリッカー検出用の電荷蓄積と電荷読み出しを行う(ステップS103)。
図3は、図1に示す測光センサー108で行われる電荷蓄積および電荷読み出しを説明するための図である。そして、図3(a)は商用電源周波数が50Hzである場合の電荷蓄積および電荷読み出しを示す図であり、図3(b)は商用電源周波数が60Hzである場合の電荷蓄積および電荷読み出しを示す図である。
図3(a)および図3(b)に示すように、フリッカー検出の際には、ICPU112は測光センサー108を制御して、例えば、600fps、つまり、約1.667msの周期で電荷蓄積および電荷読み出しを行う。そして、ICPU112は当該電荷蓄積および電荷読み出しを連続して12回行う。
上記の600fpsは予め予想されるフリッカー光源の周波数(100Hzおよび120Hz)の公倍数の周波数である。ICPU112は測光センサー108を、約600fps(約1.667ms周期)で駆動する際には、所謂画素加算読み出しおよび間引き読み出しを行う。
なお、測光センサー108としてCCDセンサーを用いた場合、一般にCCDセンサーでは部分読み出しができないので、画素加算による読み出しライン数の擬似的減少によって高速駆動を行う。一方、測光センサー108としてCMOSセンサーを用いた場合、CMOSセンサーでは部分読み出しを比較的容易にできるので、間引き読み出しによって電荷蓄積および電荷読み出しの合計時間を約1.667msの周期となるように駆動する。
再び図2を参照して、ステップS103の処理の後、カメラマイコン101はフリッカー検出のための演算処理を行う(ステップS104)。ステップS104の処理では、カメラマイコン101は「フリッカー環境下判定処理」および「フリッカー位相算出処理」を行う。
フリッカー環境下判定処理
前述の図3(a)には、商用電源周波数が50Hzである場合の電荷蓄積制御および測光値の推移が示されている。ここでは、n回目の蓄積を「蓄積n」、蓄積nの読み出しを「読み出しn」、読み出しnの結果から得られる測光値を「AE(n)」とする。なお、nは1〜12のいずれかの整数である。
商用電源周波数が50Hzの場合には、フリッカー発光周期は約10msであり、10÷1.667≒6である。よって、図3(a)に示すように、電荷蓄積のタイミングに拘わらず、6回の周期で同一の測光値が得られる。つまり、AE(n)=AE(n+6)の関係となる。
同様に図3(b)には、商用電源周波数が60Hzである場合の電荷蓄積制御および測光値の推移が示されている。商用電源周波数が60Hzの場合には、フリッカー発光周期は約8.33msであり、8.33/1.667≒5である。よって、図3(b)に示すように、5回の周期で同一の測光値が得られ、AE(n)=AE(n+5)の関係となる。一方、フリッカーが存在しない撮影環境下においては、nに拘わらずAE(n)は一定となる。
上述の説明から、評価値F50およびF60をそれぞれ式(1)および式(2)で示すように定義する。
そして、フリッカー環境下であるか否かを判定するため閾値をTh_Flickerとして、次の式(3)が成り立つ場合、カメラマイコン101はフリッカー環境下ではない(つまり、フリッカーなし)と判定する。
F50<Th_Flickerで、かつF60<Th_Flicker (3)
一方、次の式(4)が成り立つ場合、カメラマイコン101は発光周期T=10ms(商用電源周波数50Hz)のフリッカー環境下であると判定する。
F50<Th_Flickerで、かつF60≧Th_Flicker (4)
また、次の式(5)が成り立つ場合、カメラマイコン101は発光周期T=8.33ms(商用電源周波数60Hz)のフリッカー環境下であると判定する。
F50≧Th_Flickerで、かつF60<Th_Flicker (5)
ところで、パンニング又は被写体の移動によって、評価値F50およびF60の双方が閾値Th_Flickerを超えることがある。このような場合には、カメラマイコン101は評価値F50およびF60の大きさを比較する。そして、評価値F50≦評価値F60の場合には、カメラマイコン101は発光周期T=10ms(商用電源周波数50Hz)のフリッカー環境下であると判定する。一方、評価値F50>評価値F60の場合には、カメラマイコン101は発光周期T=8.33ms(商用電源周波数60Hz)のフリッカー環境下であると判定する。
つまり、次の式(6)が成り立つ場合においては、F50≦F60であると、カメラマイコン101は発光周期T=10ms(商用電源周波数50Hz)のフリッカー環境下であると判定する。
F50≧Th_Flickerで、かつF60≧Th_Flicker (6)
また、次の式(6)が成り立つ場合において、F50>F60であると、カメラマイコン101は発光周期T=8.33ms(商用電源周波数60Hz)のフリッカー環境下であると判定する。
なお、式(6)が成り立つ場合には、フリッカー検出結果の信頼性が低いとして、カメラマイコン101はフリッカー検出を再度行うようにしてもよい。
フリッカー位相算出処理
フリッカーの位相を算出する際には、例えば、連続12回の電荷蓄積および電荷読み出しで得られた測光値を補間して、フリッカーの光量が最も高くなるピークのタイミングを算出してフリッカー位相とすればよい。
図4は、図1に示すカメラマイコン101で行われるフリッカーのピークタイミングの算出についてその一例を説明するための図である。
図4において、図3(a)に示すAE(2)〜AE(11)で最大の出力(測光結果)を得た点をP2(t(m),AE(m))とする。そして、点P2(t(m),AE(m))の1つ前の測光結果を示す点をP1(t(m−1),AE(m−1))する。また、点P2(t(m),AE(m))の1つ後の測光結果を示す点をP3(t(m+1),AE(m+1))とする。なお、mは2〜11のいずれかの整数である。
AE(m−1)およびAE(m+1)のうち小さい方の点(図4に示す例では点P1)と点P2の2点を通る直線をL1=at+bとして求める。そして、点P1と点P3のうち大きい方の点(図4に示す例では点P3)を通り、傾き−aの直線をL2とする。直線L1とL2の交点を求めると、フリッカー用測光開始時点を0msとしたときのピークタイミングt_peakと、ピーク時における測光値AE_peakを算出することができる。
再び図2を参照して、ステップS104の処理の後、カメラマイコン105はフリッカー環境下である(フリッカーあり)か否かを判定する(ステップS105)。フリッカーありと判定すると(ステップS105において、YES)、つまり、「発光周期10msのフリッカー環境下」又は「発光周期8.33msのフリッカー環境下」であると判定すると、カメラマイコン101はフリッカー検出の頻度を多くする(つまり、被写体検出頻度が少ない)測光シーケンス(第1の測光シーケンス)を行う(ステップS106)。
一方、フリッカーなしと判定すると(ステップS105において、NO)、カメラマイコン101はフリッカー検出の頻度を少なくする(つまり、被写体検出の頻度が多い)測光シーケンス(第2の測光シーケンス)を行う(ステップS107)。
ステップS106又はS107の処理の後、カメラマイコン101はシャッターボタンが全押しされて第2シャッタスイッチSW2がオンとなったか否かを判定する(ステップS108)。第2のシャッタスイッチSW2がオンとなると(ステップS108において、YES)、カメラマイコン101はフリッカー検出処理を終了して、撮影動作に移る。第2のシャッタスイッチSW2がオフであると(ステップS108において、NO)、カメラマイコン101はステップS105の処理に戻る。
図5は、図2に示す測光シーケンスを説明するための図である。そして、図5(a)は第1の測光シーケンスを示す図であり、図5(b)は第2の測光シーケンスを示す図である。
カメラマイコン101はICPU112を制御して、検出周期毎(測光周期毎)にフリッカー検出処理又は被写体検出処理を行う。図5(a)に示す第1の測光シーケンス(つまり、フリッカー検出の頻度を増加させる測光シーケンス)では、カメラマイコン101は測光周期1および3の各々において、図2に示すステップS102の処理で説明した通常測光と被写体検出演算(被写体検出処理)を行う。なお、カメラマイコン101は通常測光用蓄積および読み出しで得られた測光結果に応じて被写体検出処理を行う。
また、カメラマイコン101は測光周期2および4の各々において、通常測光を行うとともに、図2に示すステップS103およびS104の処理で説明したフリッカー検出を行う。なお、フリッカー検出の周期は、商用電源周波数の揺らぎが最大となった場合、つまり±0.3Hzずれている場合においても、フリッカーが画像にほとんど影響を及ぼさない周期とすることが望ましい。
図5(b)に示す第2の測光シーケンス(つまり、フリッカー検出の頻度を少なくする測光シーケンス)では、カメラマイコン101は測光周期1、3、および4の各々において、被写体検出処理を行う。そして、カメラマイコン101は測光周期2において、フリッカー検出処理を行う。
なお、第2の測光シーケンスにおいては、4回の測光周期のうち1回についてフリッカー検出処理を行うようにしたが、4回を超える測光周期のうち1回についてフリッカー検出処理を行うようにしてもよい。さらには、フリッカーが存在しないので、フリッカー検出処理を行わないようにしてもよい。
このように、本発明の第1の実施形態では、フリッカーが存在すると、フリッカー検出処理の頻度を多くするようにしたので、フリッカーの有無に応じて、適切にフリッカー検出処理を行うことができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態によるカメラの一例について説明する。なお、第2の実施形態によるカメラの構成は図1に示すカメラと同様である。
図6は、本発明の第2の実施形態によるカメラで行われるフリッカー検出処理を説明するためのフローチャートである。なお、図6に示すフローチャートにおいて、図2に示すフローチャートのステップと同一のステップについては同一の参照符号を付して説明を省略する。
ステップS105において、フリッカーありと判定すると(ステップS105において、YES)、カメラマイコン101は、被写体検出の代わりに被写体追尾演算(被写体追尾処理)の頻度を少なくする測光シーケンス(第3の測光シーケンス)を行う(ステップS601)。一方、フリッカーなしと判定すると(ステップS105において、NO)、カメラマイコン101は、被写体追尾演算(被写体追尾処理)の頻度を多くする測光シーケンス(第4の測光シーケンス)を行う(ステップS602)。そして、ステップS601又はS602の処理の後、カメラマイコン101はステップS108の処理に進む。
図7は、図6に示す測光シーケンスを説明するための図である。そして、図7(a)は第3の測光シーケンスを示す図であり、図7(b)は第4の測光シーケンスを示す図である。
図7(a)に示す第3の測光シーケンス(つまり、被写体追尾処理の頻度を少なくする測光シーケンス)では、カメラマイコン101は測光周期1および3の各々において、被写体追尾被写体検出処理を行う。また、カメラマイコン101は測光周期2および4の各々において、フリッカー検出を行う。
図7(b)に示す第2の測光シーケンス(つまり、被写体追尾処理の頻度を多くする測光シーケンス)では、カメラマイコン101は測光周期1、3、および4の各々において、被写体追尾処理を行う。そして、カメラマイコン101は測光周期2において、フリッカー検出処理を行う。
なお、第4の測光シーケンスにおいては、4回の測光周期のうち1回についてフリッカー検出処理を行うようにしたが、4回を超える測光周期のうち1回についてフリッカー検出処理を行うようにしてもよい。さらには、フリッカーが存在しないので、フリッカー検出処理を行わないようにしてもよい(つまり、停止するようにしてもよい)。また、上述の実施の形態では、明暗の変化の検出(フリッカーの有無の検出)に応じて、明暗の変化の検出処理以外の予め定められた検出処理である被写体検出処理又は被写体追尾処理の頻度を変更するようにしたが、例えば、光源検出処理又は焦点検出処理などの他の検出処理の頻度を変更するようにしてもよい。
このように、本発明の第2の実施形態においても、フリッカーが存在すると、フリッカー検出処理の頻度を多くするようにしたので、フリッカーの有無に応じて、適切にフリッカー検出処理を行うことができる。
上述の説明から明らかなように、図1に示す例においては、ICPU112および測光センサー108が検出手段として機能し、カメラマイコン101が制御手段として機能する。
以上、本発明について実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
また、上記の実施の形態の機能を制御方法として、この制御方法を撮像装置に実行させるようにすればよい。また、上述の実施の形態の機能を有するプログラムを制御プログラムとして、当該制御プログラムを撮像装置が備えるコンピュータに実行させるようにしてもよい。なお、制御プログラムは、例えば、コンピュータに読み取り可能な記録媒体に記録される。
[その他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 カメラ本体
101 カメラマイコン(CPU)
103 撮像素子
104 シャッター
106 ピント板
108 測光センサー(AE)
109 ペンタプリズム
110 焦点検出回路(AF)
200 撮影レンズユニット
201 レンズマイコン(LPU)

Claims (9)

  1. 被写体を撮像して画像を得る撮像装置であって、
    前記画像に基づいてフリッカーの検出処理又は前記フリッカーの検出処理以外の予め定められた検出処理を行う検出手段と、
    前記被写体を撮像する際に、前記検出手段による前記フリッカーの検出結果に応じて、前記検出手段による前記フリッカーの検出処理を行う頻度と前記予め定められた検出処理を行う頻度とを制御する制御手段と、
    を有し、
    前記フリッカーの検出処理は、所定の周期毎に、前記予め定められた検出処理から次の前記予め定められた検出処理が行われるまでに実行され、
    前記制御手段は、前記フリッカーの検出処理の検出結果によりフリッカーが検出された場合に、前記検出手段による前記フリッカーの検出処理を行う頻度を増加させ、前記予め定められた検出処理を行う頻度を減少させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記フリッカーの検出処理は、フリッカーの1周期よりも短い電荷蓄積期間で得られた複数の画像に基づいて、少なくともフリッカーの光量変化の周期を検出する処理であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記制御手段は、前記フリッカーの検出処理の検出結果によりフリッカーが検出されていない場合に、前記検出手段による前記フリッカーの検出処理を行う頻度を減少させるか又は前記フリッカーの検出処理を停止させ、前記検出手段による前記予め定められた検出処理を行う頻度を増加させることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記予め定められた検出処理は、前記被写体を検出する処理であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記予め定められた検出処理は、検出した前記被写体を追尾する処理であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 被写体を撮像して画像を出力するセンサーを有し、
    前記検出手段は、前記センサーから出力された画像に基づいて、前記フリッカーの検出処理と前記予め定められた検出処理とを行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置。
  7. 前記検出手段は、前記フリッカーの検出処理と前記予め定められた検出処理とにおいて、それぞれ異なる画像を用いることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  8. 被写体を撮像して画像を得る撮像装置の制御方法であって、
    前記画像に基づいてフリッカーの検出処理又は前記フリッカーの検出処理以外の予め定められた検出処理を行う検出ステップと、
    前記被写体を撮像する際に、前記検出ステップによる前記フリッカーの検出処理の検出結果に応じて、前記検出ステップで行われる前記フリッカーの検出処理を行う頻度と前記予め定められた検出処理を行う頻度とを制御する制御ステップと、
    を有し、
    前記フリッカーの検出処理は、所定の周期毎に、前記予め定められた検出処理から次の前記予め定められた検出処理が行われるまでに実行され、
    前記制御ステップでは、前記フリッカーの検出処理の検出結果によりフリッカーが検出された場合に、前記検出ステップにおける前記フリッカーの検出処理を行う頻度を増加させ、前記予め定められた検出処理を行う頻度を減少させることを特徴とする制御方法。
  9. 被写体を撮像して画像を得る撮像装置で用いられる制御プログラムであって、
    前記撮像装置が備えるコンピュータに、
    前記画像に基づいてフリッカーの検出処理又は前記フリッカーの検出処理以外の予め定められた検出処理を行う検出ステップと、
    前記被写体を撮像する際に、前記検出ステップによる前記フリッカーの検出処理の検出結果に応じて、前記検出ステップで行われる前記フリッカーの検出処理を行う頻度と前記予め定められた検出処理を行う頻度とを制御する制御ステップと、
    を実行させ、
    前記フリッカーの検出処理は、所定の周期毎に、前記予め定められた検出処理から次の前記予め定められた検出処理が行われるまでに実行され、
    前記制御ステップでは、前記フリッカーの検出処理の検出結果によりフリッカーが検出された場合に、前記検出ステップにおける前記フリッカーの検出処理を行う頻度を増加させ、前記予め定められた検出処理を行う頻度を減少させることを特徴とする制御プログラム。
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