JP2017004872A - 電気接続ブロック - Google Patents

電気接続ブロック Download PDF

Info

Publication number
JP2017004872A
JP2017004872A JP2015119797A JP2015119797A JP2017004872A JP 2017004872 A JP2017004872 A JP 2017004872A JP 2015119797 A JP2015119797 A JP 2015119797A JP 2015119797 A JP2015119797 A JP 2015119797A JP 2017004872 A JP2017004872 A JP 2017004872A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus bar
main body
connection block
divided
fusible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015119797A
Other languages
English (en)
Inventor
義紀 石川
Yoshinori Ishikawa
義紀 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2015119797A priority Critical patent/JP2017004872A/ja
Publication of JP2017004872A publication Critical patent/JP2017004872A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fuses (AREA)

Abstract

【課題】例えば各分割接続ブロックの内側カバーに起因する部品コスト・カバー組付工数の増加や構造の肥大化の懸念を解消する。【解決手段】電気接続ブロック43は、表裏方向に貫通した可溶体収容部251,252をそれぞれ対向して有する絶縁性の表裏一対の分割接続ブロック本体18,19と、一対の分割接続ブロック本体の各可溶体収容部内に配置される各可溶部6を有する導電性のバスバー構造体10と、各可溶体収容部を表裏方向外側から覆う各外側カバー341,342と、一対の分割接続ブロック本体の間に配置されて、各可溶体収容部を内側から覆う共通の内側カバー46と、一対の分割接続ブロック本体を表裏方向に接合するために内側カバーの表裏両側に設けられた各係止部48,49とを備えている。【選択図】図2

Description

本発明は、バスバー構造体の可溶部に対する収容部を覆う内側カバーと外側カバーを備えた電気接続ブロックに関するものである。
従来、電気接続ブロックとして、種々の電気接続箱やヒューズブロックやヒュージブルリンクやリレーブロック等が提案されている。
例えば特許文献1(図示せず)には、導電金属板で成る一枚のヒューズエレメントを合成樹脂製のヒューズボディに一体成形で固定し、ヒューズエレメントの複数の並列な可溶部をヒューズボディの各ヒューズ収容部に収容し、ヒューズエレメントに接続された複数の並列なボルトをヒューズボディの各ボルト保護壁の内側に配置して、各電線に圧着された端子接続板を各ボルトにねじ締め接続するようにした構造のヒューズユニットが記載されている。
また、特許文献2(図示せず)には、合成樹脂製のケース内に導電金属製の二枚のブスバーを対向して配置し、二枚のブスバー間にブスバー絶縁ブロック体を配置し、各ブスバーの一方の端子をヒューズの端子に接続し、各ブスバーの他方の端子にコネクタを接続するようにした構造の電気接続箱が記載されている。
また、特許文献3(図示せず)には、ケースに二枚のブスバーを配置し、ブスバーの各端子をヒュージブルリンクに接続し、両ブスバーの端部の接続板を重ね合わせて、ケース側の固定用ボルトにねじ締め接続した構造の電気接続箱が記載されている。
図6は、従来のヒューズブロックに設置されるバスバー構造体の一形態、図7は、バスバー構造体を設置したヒューズブロックの一形態の組立前の状態、図8は、同じくヒューズブロックの組立後の状態をそれぞれ示すものである。
図6の如く、バスバー構造体71は、導電金属製の二枚の対向する分割バスバー構造体72,73で構成されている。図6で後側の第一の分割バスバー構造体72は、横長帯状のバスバー本体部74と、バスバー本体部74の下辺に一体に且つ複数並列に設けられた細幅の可溶部(可溶体)6と、各可溶部6に続く各板状端子7と、バスバー本体部74の左端側に一体に設けられた縦L字状の第一の端子部55と横L字状の第二の端子部54とを備えている。
図6で前側の第二の分割バスバー構造体73は、第一の分割バスバー構造体72におけると同様なバスバー本体部75と、各可溶部6及び各板状端子7と、左端の横L字状の端子部56とを備えている。各横L字状の端子部54,56は細幅の可溶部53を介して各バスバー本体部74,75に続いている。各バスバー本体部74,75の高さ(短手)方向の幅寸法W1’,W2’は同一である。各可溶部6及び各板状端子7は各バスバー本体部74,75に横連鎖(多連鎖)で配設されている。なお、明細書で「前後上下左右」の方向性は説明の便宜上のものであり、必ずしもバスバー構造体71の配置方向と一致するとは限らない。
図7の如く、第一の分割バスバー構造体72は合成樹脂製の第一の分割ヒューズブロック本体76にインサート成形で設置されて、第一の分割ヒューズブロック77を構成し、第二の分割バスバー構造体73は合成樹脂製の第二の分割ヒューズブロック78にインサート成形で設置されて、第二の分割ヒューズブロック79を構成する。各分割ヒューズブロック77,79は背中合わせに配置される。
各分割ヒューズブロック本体76,78の左端側から各分割バスバー構造体72,73の各端子部54〜56が外部に突出する。各分割ヒューズブロック本体76,78の上部76a,78aの内側に各バスバー本体部74,75が収容配置され、各分割ヒューズブロック本体76,78の高さ方向中間側の可溶体収容部76b,78bの並列な窓部(収容室)76b’,78b’内に各分割バスバー構造体72,73の各可溶部6が収容配置され、各分割ヒューズブロック本体76,78の下半側76c,78cに各分割バスバー構造体72,73の各板状端子7が隔壁で区画されて配置されている。各板状端子7の孔部に金属製の各ボルト20が外向きに挿入されている。
各分割ヒューズブロック本体76,78の可溶体収容部76b,78bの各収容室76b’,78b’は前後に貫通して設けられている。図7において、後側の分割ヒューズブロック本体76の可溶体収容部76bの前側部分には合成樹脂製の透明な内側カバー82aが装着され、前側の分割ヒューズブロック本体78の可溶体収容部78bの前側部分には合成樹脂製の透明な外側カバー83bが装着されている。
また、後側の分割ヒューズブロック本体76の可溶体収容部76bの後側部分には合成樹脂製の透明な外側カバー83aが装着され、前側の分割ヒューズブロック本体78の可溶体収容部78bの後側部分には合成樹脂製の透明な内側カバー82bが装着される。各内側カバー82a,82b及び外側カバー83a,83bは左右端側の各係止枠片82c,83cと各被係止突起84,85とで各分割ヒューズブロック本体76,78に着脱可能に装着される。各外側カバー83a,83bは、図8のヒューズブロック81の完成状態で、各可溶部6を外部から絶縁・保護するものであり、定格電流よりも大きな電流の通電時における可溶部6の溶断の有無を外側から視認可能である。各内側カバー82a,82bは、可溶部6の絶縁を行うと共に、可溶部6の溶断時に、対向する分割ヒューズブロック側の可溶部6への溶断可溶部6の飛散を防止する。
図8の如く、二つの分割ヒューズブロック77,79が背中合わせに接合されて、ヒューズブロック(電気接続ブロック)81が構成される。二つの分割ヒューズブロック本体76,78は接合されてヒューズブロック本体80となる。両分割ヒューズブロック本体76,78の接合時の相互固定は、例えば、不図示の合成樹脂製の結束バンド等で両分割ヒューズブロック本体76,78を結束する等で行われる。本例のヒューズブロック81は自動車に搭載される。
例えば、ヒューズブロック81の第一の分割バスバー構造体72の縦L字状の端子部55に不図示のオルタネータからの回路がねじ締め接続され、第一及び第二の分割バスバー構造体72,73の横L字状の各端子部54,56が重ね合わされた状態で、不図示のバッテリからの回路にねじ締め接続される。各分割バスバー構造体72,73にはバッテリとオルタネータからの各回路の電流が共通で通電される。電流は各端子部54〜56からバスバー本体部74,75を通って各可溶部6を経て各板状端子7に通電され、板状端子7から不図示の負荷側に通電される。
特開2014−96217号公報 特開2004−328841号公報 特開平8−182156号公報
しかしながら、上記図7〜図8に示した従来のヒューズブロック(電気接続ブロック)81にあっては、各可溶部6を内側から覆う内側カバー82a,82bが二枚必要であるために、部品点数・部品コスト・カバー組付工数が増加したり、ヒューズブロック81がカバー厚み方法に肥大化したりするという懸念があった。また、例えばヒューズブロック81を車両に搭載した状態等において、各分割ヒューズブロック(分割接続ブロック)77,79に例えば振動等といった外側に開こうとする力が作用した際に、各分割ヒューズブロック77,79の接合が不意に解除され兼ねないという懸念があった。
本発明は、上記した点に鑑み、各分割接続ブロックの内側カバーに起因する部品点数・カバー組付工数の増加やカバー厚み方向の構造の肥大化の懸念を解消することができ、それに加えて、各分割接続ブロックの接合の不意な解除を抑止することのできる電気接続ブロックを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る電気接続ブロックは、表裏方向に貫通した可溶体収容部をそれぞれ対向して有する絶縁性の表裏一対の分割接続ブロック本体と、該一対の分割接続ブロック本体の各可溶体収容部内に配置される各可溶部を有する導電性のバスバー構造体と、各可溶体収容部を表裏方向外側から覆う各外側カバーと、該一対の分割接続ブロック本体の間に配置されて、各可溶体収容部を内側から覆う共通の内側カバーと、該一対の分割接続ブロック本体を表裏方向に接合するために該内側カバーの表裏両側に設けられた各係止部とを備えたことを特徴とする。
上記構成により、共通の一つの内側カバーが各分割接続ブロック本体の可溶体収容部内の各可溶部(可溶体)を対向側の分割接続ブロックに対して絶縁・隔離する。従来の二枚の内側カバーに比べて、内側カバーが小部品点数化・簡素化・コンパクト化・軽量化される。内側カバーは透明である必要がなく、不透明な樹脂材料で安価に高強度に高耐熱性をもって形成可能である。内側カバーの表側の係止部が表側の一方の分割接続ブロック本体の被係止部に係止され、内側カバーの裏側の係止部が裏側の他方の分割接続ブロック本体の被係止部に係止される。これにより、両分割接続ブロック本体すなわち、可溶部を含むバスバー構造体を有する両分割接続ブロックが相互に接合固定される。内側カバーが、両分割接続ブロックの各可溶部の間の隔離壁になると共に、両分割接続ブロックの接合固定の役目を兼用することで、両分割接続ブロックで成る電気接続ブロックの構造が簡素化される。
請求項2に係る電気接続ブロックは、請求項1記載の電気接続ブロックにおいて、前記可溶体収容部に前記可溶部が複数並列に配置され、前記各係止部が、可溶部並び方向両側に配置された端側係止部と、可溶部並び方向中間側に配置された中間側係止部とで構成されたことを特徴とする。
上記構成により、複数の可溶部を並列に有して可溶部並び方向に長形となった各可溶体収容部に対して、同じく長形な内側カバーが長手方向の両端側と中間側とで各分割接続ブロック本体に係止される。これにより、両分割接続ブロックが長形な内側カバーで相互にしっかりと固定され、両分割接続ブロック相互の固定(係止)力が高まる。
請求項3に係る電気接続ブロックは、請求項2記載の電気接続ブロックにおいて、前記可溶体収容部内の隔壁31で収容室25aが区画形成され、少なくとも前記中間側係止部49が該隔壁に係止されたことを特徴とする。
上記構成により、中間側係止部が収容室の隔壁を利用して係止される。例えば隔壁の端部(被係止部)にアーム状の中間側係止部の先端側の爪部が係止される。あるいは、隔壁の内面に突起(被係止部)を設け、中間側係止部の先端側の爪部ないし枠部を突起に係止させることも可能である。中間側係止部は収容室内における可溶部の両側の空間を利用して挿入可能である。
請求項4に係る電気接続ブロックは、請求項1〜3の何れかに記載の電気接続ブロックにおいて、前記バスバー構造体が、中間のバスバー本体部から折り曲げられた対向する一対のバスバー本体部を有し、該一対のバスバー本体部が前記一対の分割接続ブロック本体に固定されたことを特徴とする。
上記構成により、両側の一対のバスバー本体部と中間のバスバー本体部とでバスバー本体が構成され、バスバー本体の折り曲げに起因して両分割接続ブロックの開き方向にスプリングバック力が作用するが、各分割接続ブロック本体に係止された内側カバーの係止部でスプリングバック力が受け止められて、両分割接続ブロックの開き方向の不意な接合の解除が抑制される。
請求項1記載の発明によれば、各分割接続ブロック本体とバスバー構造体とを備える各分割接続ブロックに対して共通な内側カバーを用いたことで、内側カバーに起因する部品点数・カバー組付工数の増加やカバー厚み方向の構造の肥大化の懸念を解消することができる。また、内側カバーの表裏の各係止部で各分割接続ブロックを相互に接合固定することで、振動等に起因する各分割接続ブロックの接合の不意な解除を抑止することができる。また、内側カバーで各分割接続ブロックの各可溶体の隔絶と各分割接続ブロックの接合固定とを兼ねたことで、電気接続ブロックの構造を簡素化することができる。
請求項2記載の発明によれば、各分割接続ブロックにおける複数の可溶部を並列に配置した各可溶体収容部に共通の内側カバーを配置して、両分割接続ブロックをしっかりと固定することができる。これにより、振動等に起因する各分割接続ブロックの接合の不意な解除を一層抑止することができる。
請求項3記載の発明によれば、各可溶体収容部の収容室の隔壁を利用して中間側係止部を省スペースで係止させることができる。これにより、各分割接続ブロックの可溶部並び方向の肥大化を抑止可能となる。
請求項4記載の発明によれば、バスバー構造体の折り曲げに起因するスプリングバック力に抗して内側カバーの各係止部で両分割接続ブロックの接合の不意な解除を抑止することができる。
本発明の電気接続ブロックに用いるバスバー構造体の一実施形態の展開状態を示す斜視図である。 バスバー構造体を備えた電気接続ブロックの一実施形態の展開状態を示す斜視図である。 (a)は、電気接続ブロックに装着する内側カバーの一実施形態を示す斜視図、(b)は平面図である。 電気接続ブロックの一実施形態を示す分解斜視図である。 電気接続ブロックの完成状態を示す側面図である。 従来の電気接続ブロックに用いるバスバー構造体の一形態を示す分解斜視図である。 従来の電気接続ブロックの一形態を示す分解斜視図である。 従来の電気接続ブロックの完成状態を示す斜視図である。
図1は、本発明の電気接続ブロックに用いるバスバー構造体の一実施形態の展開状態、図2は、内側カバーを有する電気接続ブロックの一実施形態の展開状態、図3(a)(b)は同じく内側カバーの一実施形態、図4,図5は、同じく完成した電気接続ブロックの一実施形態をそれぞれ示している。本実施形態における電気接続ブロックはヒューズブロックである。
図1の如く、バスバー構造体10は、図1で後側(一方)の第一のバスバー本体部1と、前側(他方)の第二のバスバー本体部2と、第一及び第二のバスバー本体部1,2を長手方向に沿って一体に連結した中間(共通)の第三のバスバー本体部3とを備えている。各バスバー本体部1〜3は導電金属製の板材で横長帯状に形成されている。第一〜第三のバスバー本体部1〜3で一つのバスバー本体4が構成されている。バスバー本体4の全幅W4はバスバー本体4の全長よりも短く規定されている。
第一のバスバー本体部1の幅方向の前端部(長手方向に沿う端部)1aが中間の第三のバスバー本体部3の幅方向の後端部(長手方向に沿う端部)に一体に続き(連結され)、第二のバスバー本体部2の幅方向の後端部(長手方向に沿う端部)2aが中間の第三のバスバー本体部3の幅方向の前端部(長手方向に沿う端部)に一体に続いて(連結されて)いる。これら各バスバー本体部1〜3の連結部分(折り曲げ部)5は、後述のバスバー構造体10の折り曲げ加工工程(図2)で折り曲げ易いように細溝を有して薄肉に形成されている。
第一のバスバー本体部1の幅寸法W1は、図6の従来例の第一のバスバー本体部74の幅寸法W1’よりも小さく規定(設定)されている。バスバー本体部1〜3の幅寸法とは、バスバー本体部1〜3の短手方向の長さである。第二のバスバー本体部2の幅寸法W2は、図6の従来例の第二のバスバー本体部75の幅寸法W2’よりも小さく規定(設定)されている。
本例の中間の第三のバスバー本体部(中間部)3の幅寸法W3は、第一及び第二のバスバー本体部(両側部)1,2の幅寸法W1,W2よりも小さく規定されている。そして、第一のバスバー本体部1の幅寸法W1と第二のバスバー本体部2の幅寸法W2と中間の第三のバスバー本体部3の幅寸法W3との総和W4は、図6の従来例の第一のバスバー本体部74の幅寸法W1’と第二のバスバー本体部75の幅寸法W2’との総和よりも大きく規定(設定)されている。
各バスバー本体部1〜3の板厚は同一である。各バスバー本体部1〜3は一種類の導電金属材(例えば銅合金又はアルミ合金等)で一体に形成されており、同じ導電率を有している。本例の各バスバー本体部1〜3は、図6の従来例の各バスバー本体部74,75と同じ導電金属材料で形成されている。第一のバスバー本体部1の幅寸法W1と第二のバスバー本体部2の幅寸法W2は必ずしも同一である必要はない(並列に形成される後述の板状端子7等の数や形状等に応じて適宜設定可能である)。
第一のバスバー本体部1の幅方向後端(自由端)と第二のバスバー本体部2の幅方向前端(自由端)とには、それぞれ導電金属製の複数の可溶部6が等ピッチで並列に一体に設けられ、各可溶部6に出力側の導電金属製の矩形状の各板状端子(端子)7が一体に続いて設けられている。各可溶部6は細幅に形成されて、例えば平面視略コの字状に屈曲した部分を有している。各板状端子7はボルト挿通用の孔部8を有し、隣接の板状端子7との間に隙間を存して近接して並列に配置されている。可溶部6と板状端子7とで出力側の端子部7’が構成されている。
本例の第二のバスバー本体部2の長手方向右端側の板状端子(例えば電源供給用端子)71は、可溶部6ではなく幅広な板部9を介して第二のバスバー本体部2の幅方向前端に続いている。板状端子71と板部9とで出力側の端子部が構成されている。板状端子71の接続相手側の種類に応じて幅広な板部9を可溶部6に変更することも可能である。
第一のバスバー本体部1の長手方向左端側には、可溶部11を有する縦L字状の板部12が一体に設けられ、板部12に入力側の板状の端子部13が縦方向に設けられている。第二のバスバー本体部2の長手方向左端側には、同一平面上に水平な板部14が一体に設けられ、板部14に入力側の板状の端子部15が起立して設けられている。各端子部13,15はボルト挿通用の孔部16を有している。
第一及び第二のバスバー本体部1,2には長手方向に沿って位置決め用の複数の小孔17が等ピッチで設けられている。小孔17は、例えば、後述の分割ヒューズブロック本体18,19(図2)に対する位置決め用、又は不図示のプレスで導電金属板(母材)からバスバー構造体10を展開状態に打ち抜く際の位置決め用として作用する。
バスバー構造体10の製造方法及びヒューズブロックの製造方法として、先ず、不図示のプレスで導電金属板(母材)からバスバー構造体10を展開形状(図1の長手方向左端側の各端子部13,15や板部12も同一平面に水平に展開された状態)に打ち抜く。この打ち抜き時にバスバー本体4のみならず、各可溶部6,11や各板状端子7も同時に形成される。次いで、折り曲げ工程で長手方向左端側の板部12の折り曲げ加工と各端子部13,15の立ち上げ加工を行う。
前述の如く、第一のバスバー本体部(一側部)1の幅寸法W1は、図6の従来例の第一のバスバー本体部74の幅寸法W1’よりも小さく規定し、第二のバスバー本体部(他側部)2の幅寸法W2は、図6の従来例の第二のバスバー本体部75の幅寸法W2’よりも小さく規定する。
また、中間の第三のバスバー本体部(中間部)3の幅寸法W3は、第一及び第二のバスバー本体部(両側部)1,2の幅寸法W1,W2よりも小さく規定する。第一のバスバー本体部1の幅寸法W1と第二のバスバー本体部2の幅寸法W2と第三のバスバー本体部3の幅寸法W3との総和W4は、図6の従来例の第一のバスバー本体部74の幅寸法W1’と第二のバスバー本体部75の幅寸法W2’との総和よりも大きく規定する。
本例の各バスバー本体部1〜3の板厚は同一に規定し、且つ図6の従来例の各バスバー本体部74,75の板厚と同一に規定する。各バスバー本体部1〜3の材質は、図6の従来例の各バスバー本体部74,75の材質と同一である。各バスバー本体部1〜3と各可溶部6,11と各板状端子7と各板部9,12,14と各端子部13,15とでバスバー構造体10が構成される。バスバー構造体10をヒュージブルリンク本体等と呼称することも可能である。
図1のバスバー構造体10を展開状態で不図示の前後上下各一対の成形金型内に配置した状態で、合成(絶縁)樹脂材を同じく成形金型内に充填することで、図2の如く、前後一対の合成(絶縁)樹脂製の第一及び第二の分割ヒューズブロック本体(分割接続ブロック本体)18,19が形成されると同時に、各分割ヒューズブロック本体18,19にバスバー構造体10の中間の第三のバスバー本体部(中間部)3を除く両側の第一及び第二のバスバー本体部(両側部)1,2がインサート成形で設置される(第一及び第二のバスバー本体部1,2に各分割ヒューズブロック本体18,19が設置される)。
第一及び第二のバスバー本体部1,2のインサート成形と同時に、各板状端子7の可溶部6寄りの端部7a(図4)が各分割ヒューズブロック本体18,19にインサート成形で固定される。各板状端子7の孔部8(図1)には、例えば図1のバスバー構造体10の展開状態で各ボルト20を挿入固定しておく。あるいは、図2のバスバー構造体10のインサート成形後に各板状端子7の孔部8に各ボルト20を挿入固定する。
なお、インサート成形に代えて、バスバー構造体10を各分割ヒューズブロック本体18,19に組み付ける(バスバー構造体10に各分割ヒューズブロック本体18,19を組み付ける)ことも可能である。この場合は、例えば、図1のバスバー構造体10の左端側の各板部12,14と端子部13,15を各板状端子7のように平面状に展開し、図2の後側の分割ヒューズブロック本体18の前端の壁部21及び前側の分割ヒューズブロック本体19の後端の壁部21に挿入用の不図示のスリットを形成し、各スリットから各分割ヒューズブロック本体18,19内に板状端子7側からバスバー構造体10を挿入する。
そして、例えば図1のバスバー本体部1,2の各小孔17を各分割ヒューズブロック本体18,19のスリットの内面の不図示の係止突起(係止部)に係合させる等して、バスバー構造体10を各分割ヒューズブロック本体18,19に固定する。次いで左端側の板部12や端子部13,15を折り曲げ形成する。但し、板部12や端子部13,15の折り曲げ(後加工)は面倒であるので、折り曲げの不要な真直な形状の板部12や端子部13,15を有するバスバー構造体10の場合に限定することが好ましい。なお、バスバー構造体10を分割ヒューズブロック本体18,19にインサート成形や組付等で配置固定することを「設置する」と総称する。
前後一対の分割ヒューズブロック本体18,19でヒューズブロック本体(接続ブロック本体)30(図4)が構成される。各分割ヒューズブロック本体18,19はほぼ同様の大きさ・形状に形成されている。
前後の分割ヒューズブロック本体18,19の間に、図1のバスバー構造体10の中間の第三のバスバー本体部3と、第三のバスバー本体部3の後方に一体に続く第一のバスバー本体部1の前端部分1aと、第三のバスバー本体部3の前方に一体に続く第二のバスバー本体部2の後端部分2a(図4)とが平面的に露出して配置される。両分割ヒューズブロック本体18,19は、バスバー構造体10の中間の第三のバスバー本体部3とそれに続く両側の第一及び第二のバスバー本体部1,2とで連結されている。
図2において、後側の第一の分割ヒューズブロック本体18は、バスバー構造体10の第一のバスバー本体部1を上下から覆う前側の覆い壁24と、第一のバスバー本体部1に続く各可溶部(可溶体)6を収容する中間側の可溶体収容部251と、各可溶部6に続く各板状端子7を収容する後半側の端子収容部26と、第一のバスバー本体部1の長手方向左端側に続く縦L字状の板部12(図1)を沿わせる中間側の板状の壁部27とを備えている。板部12に続く垂直な端子部13は壁部27から左方に突出している。
前側の第二の分割ヒューズブロック本体19は、バスバー構造体10の第二のバスバー本体部2を上下から覆う後側の覆い壁24と、第二のバスバー本体部2に続く各可溶部(可溶体)6を収容する中間側の可溶体収容部252と、各可溶部6に続く各板状端子7を収容する前半側の端子収容部26と、第二のバスバー本体部2の長手方向左端側に続く水平な板部14(図1)を上下から覆った板状の壁部28とを備えている。板部14に続く垂直な端子部15は壁部28から上向きに突出している。
各分割ヒューズブロック本体18,19における各可溶体収容部25(251,252)は、図4に示す如く複数の左右の隔壁31で並列に区画され、且つ図4の左右方向に沿う水平な中間の隔壁32と上側の壁部33とで枠状に囲まれて各窓部内の各収容室25aを構成し、各収容室25a内に各可溶部6が収容されている。
図2において各分割ヒューズブロック本体18,19の各可溶体収容部25の複数の並列な収容室25aは、横長の各一枚(計二枚)の合成樹脂製(絶縁性)の透明な外側カバー34(341,342)で覆われている。図4は各外側カバー34を外した状態を示している。
図4の如く、本例の各外側カバー34は、横長矩形状の透明な板部34aと、板部34aの左右端に設けられた可撓性の係止枠片(係止部)34b,34cとで構成されている。後側の分割ヒューズブロック本体18に装着される外側カバー341は、右端側且つ上半側の係止枠片34bと、左端側且つ下半側の係止枠片34cとを有している。前側の分割ヒューズブロック本体19に装着される外側カバー342は、右端側且つ下半側の係止枠片34cと、左端側且つ上半側の係止枠片34bとを有している。
各外側カバー34は同一の形状・大きさに形成されている。各係止枠片34b,34cは内側に矩形状の孔部34dを有している。各外側カバー34は前後何れの分割ヒューズブロック本体18,19にも装着可能であり、左右反転した状態でも装着可能である。明細書では、例えば、カバー34側の枠片34b,34cを係止枠片、分割ヒューズブロック本体18,19側の突起38を被係止突起と呼称するが、枠片34b,34cを被係止枠片、突起38を係止突起と呼称することも可能である。
図4の如く、後側の分割ヒューズブロック本体18の可溶体収容部251における右側の側壁25bの外面の上半側に、後側の外側カバー341の右側の係止枠片34bを係合させる被係止突起(被係止部)381が設けられ、同じく後側の分割ヒューズブロック本体18の可溶体収容部251における左側の不図示の側壁の外面の下半側に、後側の外側カバー341の左側の係止枠片34cを係合させる不図示の被係止突起(被係止部)が設けられている。
また、前側の分割ヒューズブロック本体19の可溶体収容部252における右側の側壁25bの外面の下半側に、前側の外側カバー342の右側の係止枠片34cを係合させる被係止突起(被係止部)382が設けられ、同じく可溶体収容部252における左側の側壁25cの外面の上半側に、前側の外側カバー342の左側の係止枠片34bを係合させる不図示の被係止突起(被係止部)が設けられている。左側の側壁25cは左端の隔壁31を兼ねており、左端の側壁25cと左端の外壁25dとの間の隙間に左側の係止枠片34bが進入する。各被係止突部38は前後方向外側のガイド傾斜面38aと前後方向内側の垂直な係止面38bとを有している。
図2のヒューズブロック43の展開状態で、後側の分割ヒューズブロック本体18の可溶体収容部251の右側の側壁25bの前半において後側の外側カバー341の前半の係止枠片34bが被係止突起381に係合し、前側の分割ヒューズブロック本体19の可溶体収容部252の右側の側壁25bの後半において前側の外側カバー342の係止枠片34cが被係止突起382に係合している。左側の各係止枠片34b,34cは右側の各係止枠片34b,34cとは前後逆の位置で不図示の同様の各被係止突起に係合している。
図2の如く、前後の各分割ヒューズブロック本体18,19には、合成樹脂製(絶縁性)の共通(一つ)の内側カバー46が装着される。図3(a)(b)にも示す如く、本例の内側カバー46は、横長矩形状の一枚の板部47と、板部47の左右端において板部47の表裏両側から板厚方向に突出した可撓性の端側係止片(係止部ないし端側係止部)48(481〜484)と、板部47の中央寄り(長手方向中間部)において板部47の表裏両面から板厚方向に突出した可撓性の中間側係止片(係止部ないし中間側係止部)49(491〜494)とで構成されている。
図3(a)の如く、板部47の右端の下半側から後方(裏側)に第一の端側係止片481が突出し、板部47の左端の上半側から後方(裏側)に第二の端側係止片482が突出し、板部47の右端の上半側から前方(表側)に第三の端側係止片483が突出し、板部47の左端の下半側から前方(表側)に第四の端側係止片484が突出して設けられている。各端側係止片48は、可撓性の板片48aと、板片48aの先端側に設けられた内向きの係止爪部48bとで構成され、係止爪部48bは、板片48aの突出先端に続く傾斜面48cと反対側の係止面48dとを有している。なお、明細書で「第一,第二」等の文言は説明の便宜上のものである。
第一及び第二の端側係止片481,482は、図2,図4の後側の第一の分割ヒューズブロック本体18に係止され(係合し)、第三及び第四の端側係止片483,484は、図2,図4の前側の第二の分割ヒューズブロック本体19の各被係止突起39(右側の被係止突起391,392のみ図示する)に係止される(係合する)。
すなわち、図2において、後側の分割ヒューズブロック本体18の可溶体収容部251の右側壁(外壁)25bの後半側(図4で下半側)に被係止突起391が設けられ、同じく可溶体収容部251の左側壁(外壁)の前半側(図4で上半側)に同様の不図示の被係止突起が設けられている。
また、前側の分割ヒューズブロック本体19の可溶体収容部252の右側壁(外壁)の後半側(図4で上半側)に被係止突起392が設けられ、同じく可溶体収容部252の左側壁(外壁)の前半側(図4で下半側)に同様の不図示の被係止突起が設けられている。各被係止突起39は、図2で下側(図4で前後外側)の傾斜面39aと上側(図4で前後内側)の被係止面39bとを有している。各端側係止片48の先端の爪部48bは各被係止突起39に乗り越して係合する。
図3(a)の如く、内側カバー46の板部47の後面(裏面)の中央(長手方向中間)から左右に少し離間した位置において左右一対の第一及び第二の中間側係止片491,492が後方に突出して設けられ、板部47の前面(表面)の中央から左右に少し離間した位置において左右一対の第三及び第四の中間側係止片493,494が前方に突出して設けられている。
表裏の各中間側係止片49は板部47の幅方向(上下方向)中央に配置され、左右の各中間側係止片49は平行に位置している。本例の各中間側係止片49は可撓性の各板片49aの突出先端側に外向きの係止爪部49bを有し、各係止爪部49bは板片49aの突出先端に続く傾斜面49cと、傾斜面49cとは反対側の係止面49dとを有している。各中間側係止片49は端側係止片48よりも前後方向に長く形成されている。
各中間側係止片49は、図2,図4の各分割ヒューズブロック本体18,19の可溶体収容部251,252における図2で前後方向に沿い図4で上下方向に沿う中間側の隔壁(中央の可溶体収容室の左右の隔壁)31(311〜314)の端部(被係止部)に係止される(係合する)。
すなわち、図4に示す前側の分割ヒューズブロック本体19の中間側の左右一対の隔壁313,314の前端(被係止部)に図3(a)の内側カバー46の前側の各中間側係止片493,494の各爪部49bが乗り越えて係合し、後側の分割ヒューズブロック本体18の中間側の左右一対の隔壁311,312(図2)の後端(被係止部)に図3(a)の内側カバー46の後側の各中間側係止片491,492の各爪部49bが乗り越えて係合する。各中間側係止片49の爪部49bが各隔壁31の側面(内面)に沿って摺接しつつ中間側係止片49が内向きに撓み、爪部49bが隔壁31を乗り越えた時点で中間側係止片49が外向きに弾性的に復元して、爪部49bが隔壁31の端部(被係止部)に係合する。図2,図4で端部(被係止部)は符号31で代用する。
ヒューズブロック本体30への内側カバー46の装着(組付ないし取付)は以下のように行われる。先ず、図2のヒューズブロック本体30の展開状態において、内側カバー46の例えば上側(図3で前側)の一対の中間側係止片493,494が前側の分割ヒューズブロック本体19の各隔壁313,314の上端(図4で前端)に係合し、次いで、各分割ヒューズブロック本体18,19の後述の回動操作により、内側カバー46の下側(図3で後側)の一対の中間側係止片491,492が後側の分割ヒューズブロック本体18の各隔壁311,312の図4で後端に係合する。それにより両分割ヒューズブロック本体18,19が接合される。
内側カバー46の各端側係止片48は、各中間側係止片49の係合と同時に各分割ヒューズブロック本体18,19の各被係止突起39に係合する。すなわち、図2のヒューズブロック本体30の展開状態において、内側カバー46の例えば上側(図3で前側)の左右の各端側係止片483,484が前側の分割ヒューズブロック本体19の各被係止突起39に係合し、次いで、各分割ヒューズブロック本体18,19の後述の回動操作により、内側カバー46の下側(図3で後側)の左右の各端側係止片481,482が後側の分割ヒューズブロック本体18の各被係止突起39に係合する。各分割ヒューズブロック本体18,19は内側カバー46によって厚み方向に接合固定される。
中間側係止片49は板部47の幅方向中央に配置され且つ板部47の幅よりも小さいので、各分割ヒューズブロック本体18,19の回動操作時に、例えば隔壁311〜314の上下における左右方向に延びる壁部32,33に中間側係止片49が干渉することなく、スムーズに隔壁311〜314の内面に沿って摺接しつつ隔壁311〜314の端部に係合する。隔壁311〜314の内側の収容室25a(図4)の中央ないしほぼ中央に可溶部6が配置されているので、収容室25aの左右両側の空間が中間側係止片49を挿通するための空間として有効に活用される。
外部(外側カバー34側)から可溶部6を視認する際に、内側カバー46は透明である必要がないので、不透明な合成樹脂材を用いて安価に且つ高い機械的強度・耐熱強度をもって内側カバー46を形成することができる。これにより、各中間側係止片49や各端側係止片48に強い弾性力(係止力)を付与して、不意な係止解除を一層抑止することができる。
また、内側カバー46の板部47は、前後の各可溶部6間の絶縁を行うと共に、可溶部6の溶断時に、対向する分割ヒューズブロック側の可溶部6への溶断可溶部6の飛散を防ぐためのものであるので、図3に示すよりも薄板状(例えばフィルム状)に形成することも可能である。この場合でも、図3で前後の各中間側係止片49を背中合わせに配置しているので、板部47の撓みに関係なくヒューズブロック本体30への中間側係止片49の係止をスムーズに行うことができる。同様に、図3で前後の各端側係止片48は上下に分離させずに背中合わせに配設することが好ましい。
図4の各外側カバー34の係止枠片(係止部)34b,34cの配置や、ヒューズブロック本体30の各被係止突起(被係止部)38,39の配置は、内側カバー46の端側係止片48の配置に応じて適宜設定(変更)可能である。図3の実施形態の内側カバー46の各端側係止片48及び各中間側係止片49は、上下・前後・左右に内側カバー46を回転させても同じ位置形態となるように回転対称に配置されているので、ヒューズブロック本体30に内側カバー46を組み付ける際の内側カバー46の方向決め操作が不要で作業者の負担が軽減する。
また、本例では各端側係止片48をヒューズブロック本体30の左右端側の被係止突起38に係合させるものとして説明したが、例えば、図3において各端側係止片48を板部47の左右端よりも少し内側に配置し、且つ各端側係止片48の爪部48bを内向きではなく外向きに突出形成し、各端側係止片48をヒューズブロック本体30の可溶体収容部25の左右端の隔壁31に係合させるようにすることも可能である。この場合、ヒューズブロック本体30における端側係止片用の被係止突起39(図2)は不要となる。
図2,図4の如く、可溶体収容部25に続いて各分割ヒューズブロック本体18,19には端子収容部26が配設されている。図2において、各分割ヒューズブロック本体18,19の端子収容部26は、水平な板壁36と、板部に並列に立設された複数の隔壁37と、可溶体収容部25との間で左右方向に延びる隔壁32と、板壁36及び隔壁32,37で三方を囲まれた端子収容空間とで構成されている。図4の如く、各板状端子7における可溶部6側の上端部7aが隔壁32を貫通した状態で、各板状端子7が端子収容部26の各収容空間に収容されている。各板状端子7に固定された各ボルト20は各端子収容部26から図2で上向きに(図4で前後方向外向きに)突出している。
各分割ヒューズブロック本体18,19とバスバー構造体10の第一及び第二のバスバー本体部1,2と、各可溶部6と各板状端子7と、板部12,14及び端子部13,15とで、各分割ヒューズブロック41,42が構成され、各分割ヒューズブロック41,42とそれらを連結するバスバー構造体10の中間の第三のバスバー本体部3とで図2の展開状態のヒューズブロック(電気接続ブロック)43が構成されている。
図2のヒューズブロック43の展開状態から作業者又は組立装置が、例えば、バスバー構造体10の中間の第三のバスバー本体部3を中心(支点)として両分割ヒューズブロック41,42の前後の自由端側を図2で矢印Aの如く下向きに回動させる(図2で第一の分割ヒューズブロック41を時計回りに、第二の分割ヒューズブロック42を半時計回りにそれぞれあるいは相対的に回動させる)。あるいは、第三のバスバー本体部3の下面を不図示のダイスで支持した状態で、不図示のプレスで第三のバスバー本体部3の両側に続く第一及び第二のバスバー本体部1,2の端部1a,2aを不図示のプレスで下向きに押圧する。
これにより、図4,図5の如く、バスバー構造体10の中間の第三のバスバー本体部3が第一及び第二のバスバー本体部1,2との連結部分5で直角に折れ曲がると共に、両分割ヒューズブロック41,42が垂直(縦方向)に起立した状態で、内側カバー46の各端側係止片48及び各中間側係止片49で相互に接合固定される。このように、バスバー構造体10の折り曲げ加工と分割ヒューズブロック41,42の接合とが一工程で同時に効率良く行われる。
図4,図5において前後の各分割ヒューズブロック41,42には、中間のバスバー本体部3を中心に断面逆凹字状に折り曲げられたバスバー構造体10の開き方向のスプリングバック力が作用して、各分割ヒューズブロック41,42が矢印Bの如く接合方向とは反対方向すなわち接合解除方向の力を受けるが、内側カバー46の各端側係止片48の爪部48bや各中間側係止片49の爪部49bが、各分割ヒューズブロック41,42の被係止部31,39に係合した状態でバスバー構造体10のスプリングバック力を受け止めて、スプリングバック力に抗して各分割ヒューズブロック41,42の不意な接合解除を確実に抑止する。
例えば、内側カバー46の各係止片48,49を用いずに、バスバー構造体10のスプリングバック力による各分割ヒューズブロック41,42の離脱を抑制するためには、バスバー構造体10の中間の第三のバスバー本体部3を幅広に形成して、各分割ヒューズブロック41,42の間に不図示の大きな隙間を設け、各分割ヒューズブロック41,42を中間のバスバー本体部3を支点にこの隙間内に内向きに大きく回動させて、バスバー構造体10の第三のバスバー本体部3と第一及び第二のバスバー本体部1,2との交差部5におけるスプリングバック力を打ち消す必要があり、この場合には、ヒューズブロック43の前後方向幅(厚み)が肥大化するという問題を生じてしまう。
そこで、各分割ヒューズブロック41,42において共通の内側カバー46の各端側係止片48の爪部48bや各中間側係止片49の爪部49bを各分割ヒューズブロック本体18,19の各被係止部31,39に係止させることで、バスバー構造体10のスプリングバック力を抑制しつつ、ヒューズブロック43の厚み方向の肥大化を防ぐことができる。また、内側カバー46は各分割ヒューズブロック41,42に対する共通のカバーであるので、図7の従来例のように二枚の内側カバー82a,82bを用いる場合に比べて、内側カバー46の板部47の厚みが減少する。これにより、ヒューズブロック43の厚み方向のコンパクト化が可能となる。
スプリングバック力以外に、例えば車両に搭載されたヒューズブロック43の各分割ヒューズブロック41,42に車両走行中等の振動や衝撃等による開き(接合解除)方向の力が作用した場合にも、内側カバー46の各端側係止片48の爪部48bや各中間係止片49の爪部49bが、各分割ヒューズブロック41,42の各被係止部31,39に係止した状態で、これらの力を受け止めて、これらの力に抗して各分割ヒューズブロック41,42の開き方向の接合解除を確実に抑止する。
図4,図5の如く、バスバー構造体10の後側の第一のバスバー本体部1が縦方向に垂直に配置され、第一のバスバー本体部1に対向して前側の第二のバスバー本体部2が縦方向に垂直に配置され、中間の第三のバスバー本体部3が横方向に水平に配置され、第一及び第二のバスバー本体部1,2の上端部(長手方向に沿う端部)1a,2aが第三のバスバー本体部3で相互に連結されて、三方のバスバー本体部1〜3で側面視ないし断面で逆凹字状のバスバー本体4(図1)が構成されている。
図4,図5の如く、前後の各分割ヒューズブロック本体18,19は背中合わせに接合され、中間の第三のバスバー本体部3は、接合した各分割ヒューズブロック本体18,19の上壁21の上方に隙間44を存して水平に配置される。第三のバスバー本体部3に続く前後の第一及び第二のバスバー本体部1,2の上端部分1a,2aは各分割ヒューズブロック本体18,19の上壁21から上向きに短い長さで垂直に露出(突出)する。ヒューズブロック43の上側には、必要に応じて第三のバスバー本体部3を覆う不図示の浅い絶縁用のカバーを装着可能で、不図示のカバーは例えばヒューズブロック本体30の上縁の係止突起45(図4)で係止される。
第三のバスバー本体部3の下面(内面)とヒューズブロック本体30の上壁21の上面(外面)との間に隙間44が構成され、隙間44内に空気層が形成されているので、後述する第三のバスバー本体部3の放熱性が向上する。すなわち、第三のバスバー本体部3の上面と下面との両方から効率的に放熱が行われる。
図4,図5の実施形態においては、第三のバスバー本体部3とその近傍の第一及び第二のバスバー本体部1,2の上端部分1a,2aとをヒューズブロック本体30から露出させているが、例えば、第三のバスバー本体部3の上下面(外面と内面)のみを露出させ(第三のバスバー本体部3の下面(内面)とヒューズブロック本体の上面(外面)との間に隙間44を設ける)、あるいは第三のバスバー本体部3の上面(外面)のみを露出させ(隙間44は設けない)、第一及び第二のバスバー本体部1,2の上端部分1a,2aは露出させずにヒューズブロック本体30内に埋入させることも可能である。
要は、放熱のために少なくとも第三のバスバー本体部3のみを露出させる。図2の状態から図4のようにバスバー本体4(図1)を折り曲げるために、第三のバスバー本体部3と第一及び第二のバスバー本体部1,2との連結部分5は露出する。
図4,図5において、第一及び第二のバスバー本体部1,2に続く左端側の端子部13,15は水平に配置される。例えば、何れか一方の端子部(15)に不図示の車両のバッテリからの回路(電線)がねじ締め接続され、何れか他方の端子部(13)に同じく車両の不図示のオルタネータからの回路(電線)がねじ締め接続される。第一及び第二のバスバー本体部1,2は中間の第三のバスバー本体部3で一体に連結されているから、端子部13,15は二つあればよく、図6の従来例のような三つの端子部54〜56は不要となる。
バッテリやオルタネータから回路(電線)を経てバスバー構造体10に通電が行われる。すなわち、各端子部13,15から各板部12,14(図1)を経て第一及び第二のバスバー本体部1,2に通電が行われる。例えば、バッテリからの回路の電流とオルタネータからの回路の電流とに電位差がある場合に、第一及び第二のバスバー本体部1,2のうちの電位の高い何れか一方のバスバー本体部(1)から中間の第三のバスバー本体部3を経て電位の低い何れか他方のバスバー本体部(2)に電流が流れる。そして、第一及び第二のバスバー本体部1,2から各可溶部6を経て各板状端子7に通電が行われ、各板状端子7から不図示の負荷(車両の各電装品や補機等)に電流が供給される。
ここで、図1のバスバー本体4の短手方向の幅寸法W4、すなわち図4で縦方向に位置する第一及び第二のバスバー本体部1,2の幅寸法W1,W2と、図4で横方向に位置する中間の第三のバスバー本体部3の幅寸法W3との総和W4は、図6の従来例の二枚のバスバー本体部74,75の幅寸法W1’,W2’の総和よりも大きく規定されている。従って、図4,図5の各バスバー本体部1〜3で成る断面逆凹字状のバスバー本体4の断面積は、従来の二枚のバスバー本体部74,75の断面積の総和よりも大きい。且つ各バスバー本体部1〜3の板厚及び材質は、図6の従来例のバスバー本体74,75の板厚及び材質と同一である。
従って、バッテリやオルタネータからバスバー構造体10に通電が行われた際に、バスバー本体4の電気抵抗が、従来の二枚のバスバー本体74,75の総和の電気抵抗よりも小さいので、バスバー本体4のジュール熱による発熱量(温度上昇)が、従来の二枚のバスバー本体74,75のジュール熱による発熱量(温度上昇)よりも小さく抑えられる。
この効果は、バスバー本体4に細幅の複数の可溶部6を介して各板状端子7に通電を行う場合に顕著に発揮される。すなわち、細幅の各可溶体6に電流が流れた際に、各可溶体6の断面積が小さく電気抵抗が大きいために、ジュール熱により各可溶体6の温度が上昇し、各可溶体6の温度が第一及び第二のバスバー本体部1,2に伝播して、第一及び第二のバスバー本体部1,2の温度が上昇する。
ここで、断面逆凹字状のバスバー本体4の電気抵抗が従来の二枚のバスバー本体74,75の総和の電気抵抗よりも小さく、バスバー本体4のジュール熱による発熱量(温度上昇)が、従来の二枚のバスバー本体74,75のジュール熱による発熱量(温度上昇)よりも小さく抑えられるので、各可溶体6の熱が第一及び第二のバスバー本体部1,2に伝播した際の温度上昇を加味しても、バスバー本体4の絶対的な温度上昇は従来におけるよりも小さく抑えられる。
また、バスバー本体4の中間の第三のバスバー本体部3は、第一及び第二のバスバー本体部1,2における熱集中を分散する熱分散部として作用し、且つ第一及び第二のバスバー本体部1,2の熱を外部に放熱する放熱部として作用する。従って、例えば各可溶体6の熱が第一及び第二のバスバー本体部1,2に伝播した際の第一及び第二のバスバー本体部1,2の温度上昇は、第三のバスバー本体部3による熱の分散及び放熱によって小さく抑えられる。
すなわち、第三のバスバー本体部3の温度が放熱によって低下し、第三のバスバー本体部3よりも温度の高い第一及び第二のバスバー本体部1,2の熱が第三のバスバー本体部3に伝播されて、第一及び第二のバスバー本体部1,2の温度が低下し、第一及び第二のバスバー本体部1,2の温度が伝播されて上昇した第三のバスバー本体部3の温度は放熱によって低下する。このサイクルを繰り返して、バスバー本体4の温度上昇が常に抑制されて(従来のバスバー本体74,75におけるよりも温度上昇が小さく抑えられて)、第一及び第二のバスバー本体部1,2の温度が安定する。
また、図1のバスバー構造体10の第一及び第二のバスバー本体部1,2の幅寸法W1,W2が、図6の従来例のバスバー本体部74,75の幅寸法W1’,W2’よりも小さく規定されているので、図4,図5のヒューズブロック本体30にバスバー構造体10を設置した状態のヒューズブロック43において、縦方向の第一及び第二のバスバー本体部1,2を備える断面逆凹字状のバスバー本体4が図6の従来例のバスバー本体部74,75よりも低背化され、それにより、バスバー構造体10が図6の従来例のバスバー構造体71よりも高さ方向にコンパクト化(小型化)されて、ヒューズブロック43が図8の従来例のヒューズブロック81よりも低背化される(高さ方向にコンパクト化される)。
なお、上記実施形態においては、バスバー本体4に板状端子7を一体的に設けたが、端子として板状端子7に代えて、不図示の雄タブ端子やピン状端子あるいは雌端子等を設けることも可能である。雌端子の場合は、導電金属板(母材)から板部を打ち抜き形成した後、その板部を折り曲げて弾性接触片等を有する雌端子を形成する。雌端子の場合は、ヒューズブロック本体30に組み付ける際にヒューズブロック本体30側に大きな雌端子挿入孔を要するので、ヒューズブロック本体30にインサート成形でバスバー構造体10を設置することが好ましい。また、第一及び第二のバスバー本体部1,2の長手方向の右端側に例えば板状等の出力用の不図示の端子を設けることも可能である。
また、上記実施形態においては、バスバー構造体10をヒューズブロック43に適用した例で説明したが、電気接続ブロックとしてヒューズブロック43以外にリレーブロックやその他の電源分配ブロック等にバスバー構造体10を適用することも可能である。この場合は、バスバー構造体10が、少数(対向する一対ないしそれ以上)の可溶体6を有する。この場合でも、共通の内側カバー46を用いて一対の分割接続ブロック(41,42)を相互に係止固定する。内側カバー46の板部47の長さは可溶体6の数に応じて適宜設定される。
また、上記実施形態においては、断面逆凹字状のバスバー構造体10を用いたヒューズブロック43について説明したが、例えば図6の従来例のバスバー構造体71と同様な分割されたバスバー構造体(例えば第一及び第二のバスバー本体部1,2と各可溶部6、板状端子7、端子部13,15とで構成されるもの)を用いたヒューズブロック(43)に、図3の内側カバー46を適用することも可能である。
この場合においては、例えば車両に搭載されたヒューズブロック(43)の各分割ヒューズブロック(41,42)に車両走行中等の振動や衝撃等による接合解除方向の力が作用した際に、内側カバー46の各端側係止片48の爪部48bや各中間係止片49の爪部49bが、各分割ヒューズブロック(41,42)の被係止部31,39に係合した状態で、これらの力を受け止めて、これらの力に抗して各分割ヒューズブロック(41,42)の不意な接合解除を抑止する。
また、上記実施形態においては、内側カバー46の端側係止片48として爪部48bを有するアーム状のものを用いたが、例えば外側カバー34の係止枠片34bと同様のものを端側係止片として用いることも可能である。また、内側カバー46の中間側係止片49としてアーム状のものを用いたが、例えば外側カバー34の係止枠片34bと同様のものを中間側係止片として用い、隔壁31の内面に、係止枠片状の中間側係止片(49)に係合する不図示の被係止突起(被係止部)を設けることも可能である。
但し、例えば、図2の分割ヒューズブロック本体18,19の展開状態で内側カバー46の板部47の表裏何れか一方の各端側係止片48及び各中間側係止片49を何れか一方の分割ヒューズブロック本体(18)に係止させた後、分割ヒューズブロック本体18,19を矢印A方向に回転させて接合する手前で、何れか他方の各端側係止片48及び各中間側係止片49を何れか他方の分割ヒューズブロック本体(19)に係止させる際に、何れか他方の各端側係止片38が外側カバー34の係止枠片34bに干渉しやすくなるのを防ぐためには、端側係止片48をなるべく細幅な形状すなわち係止枠片ではなくアーム状の係止片とすることが好ましい。
また、上記実施形態においては、分割ヒューズブロック本体18,19における奇数(五つ)の可溶体収容室25aに対応して、中央側の二つの隔壁31に係止させるべく、内側カバー46に二つ(一対)の中間側係止片49を設けたが、例えば分割ヒューズブロック本体18,19の可溶体収容室25aが偶数(例えば六つ)である場合には、例えば中央の一つの隔壁31に係止させるべく、内側カバー46の板部47の中央に一つの中間側係止片49を設けたり、あるいは、中央の隔壁31に隣接する中央寄りの二つの隔壁31に係止させるべく、内側カバー46に二つ(一対)の中間側係止片49を設けることも可能である。中間側係止片49の数は可溶体収容室25aの数に応じて適宜(一〜三つないしそれ以上に)設定可能である。
また、上記実施形態においては、便宜上、図2において分割ヒューズブロック本体18,19の展開状態で先に外側カバー34を装着し、図4において分割ヒューズブロック本体18,19の接合状態で後から外側カバー34を装着するように示しているが、外側カバー34の装着順序は図2のように内側カバー46の装着前でもよく、図4のように内側カバー46の装着後でもよい。
外側カバー34は透明樹脂製であるので、内側カバー46の中間側係止片49が分割ヒューズブロック本体18,19の隔壁31の端部(被係止部)に係止されたことを、外側カバー34の装着後に確認することが可能である。この中間側係止片49の係止状態を一層確実に視認するためには、図4のように内側カバー46の装着後に外側カバー34を装着することが好ましい。
その他、従来公知の知見に従い、本発明の電気接続ブロック43を適宜改変することができる。かかる改変によってもなお本発明の電気接続ブロック43の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。上記実施形態で説明した本発明の構成は、電気接続ブロックとして以外に、電気接続ブロックの製造方法や形成方法等としても有効なものである。
本発明の電気接続ブロックは、各分割接続ブロックの内側カバーに起因する部品点数・カバー組付工数の増加やカバー厚み方向の構造の肥大化の懸念を解消したり、各分割接続ブロックの接合の不意な解除を抑止したりするために利用することができる。
1,2 一対のバスバー本体部
3 中間のバスバー本体部
6 可溶部
10 バスバー構造体
18,19 分割ヒューズブロック本体(分割接続ブロック本体)
25(251,252) 可溶体収容部
25a 収容室
31 隔壁
34(341,342) 外側カバー
43 ヒューズブロック(電気接続ブロック)
46 内側カバー
48(481〜484) 端側係止片(係止部)
49(491〜494) 中間側係止片(係止部)

Claims (4)

  1. 表裏方向に貫通した可溶体収容部をそれぞれ対向して有する絶縁性の表裏一対の分割接続ブロック本体と、該一対の分割接続ブロック本体の各可溶体収容部内に配置される各可溶部を有する導電性のバスバー構造体と、各可溶体収容部を表裏方向外側から覆う各外側カバーと、該一対の分割接続ブロック本体の間に配置されて、各可溶体収容部を内側から覆う共通の内側カバーと、該一対の分割接続ブロック本体を表裏方向に接合するために該内側カバーの表裏両側に設けられた各係止部とを備えたことを特徴とする電気接続ブロック。
  2. 前記可溶体収容部に前記可溶部が複数並列に配置され、前記各係止部が、可溶部並び方向両側に配置された端側係止部と、可溶部並び方向中間側に配置された中間側係止部とで構成されたことを特徴とする請求項1記載の電気接続ブロック。
  3. 前記可溶体収容部内の隔壁で収容室が区画形成され、少なくとも前記中間側係止部が該隔壁に係止されたことを特徴とする請求項2記載の電気接続ブロック。
  4. 前記バスバー構造体が、中間のバスバー本体部から折り曲げられた対向する一対のバスバー本体部を有し、該一対のバスバー本体部が前記一対の分割接続ブロック本体に固定されたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気接続ブロック。
JP2015119797A 2015-06-12 2015-06-12 電気接続ブロック Pending JP2017004872A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015119797A JP2017004872A (ja) 2015-06-12 2015-06-12 電気接続ブロック

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015119797A JP2017004872A (ja) 2015-06-12 2015-06-12 電気接続ブロック

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017004872A true JP2017004872A (ja) 2017-01-05

Family

ID=57752274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015119797A Pending JP2017004872A (ja) 2015-06-12 2015-06-12 電気接続ブロック

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017004872A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017107804A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 矢崎総業株式会社 端子台
CN114597106A (zh) * 2020-12-04 2022-06-07 矢崎总业株式会社 熔断器单元

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017107804A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 矢崎総業株式会社 端子台
CN114597106A (zh) * 2020-12-04 2022-06-07 矢崎总业株式会社 熔断器单元
EP4009346A1 (en) * 2020-12-04 2022-06-08 Yazaki Corporation Fusible link unit
JP2022089298A (ja) * 2020-12-04 2022-06-16 矢崎総業株式会社 ヒュージブルリンクユニット
US11424094B2 (en) 2020-12-04 2022-08-23 Yazaki Corporation Fusible link unit
CN114597106B (zh) * 2020-12-04 2024-05-31 矢崎总业株式会社 熔断器单元

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6620690B2 (ja) 電気接続箱
JP4181028B2 (ja) 電気接続箱
EP1018783A2 (en) Electrical junction box having a bus bar
JP6820292B2 (ja) 導通部材
JP5664929B2 (ja) 電気接続箱
JP2004186006A (ja) ヒュージブルリンク及び該ヒュージブルリンクの製造方法
JP2017004873A (ja) バスバー構造体とそれを備えた電気接続ブロック及び電気接続ブロックの製造方法
EP2676333B1 (en) Electric junction box having divisible block
JP2010110058A (ja) 電気接続箱
JP2017004872A (ja) 電気接続ブロック
JP2019122193A (ja) 電気接続箱
JP6019482B2 (ja) 接続ブロック結合体
JP6788556B2 (ja) 電子ユニットの取付構造
JP6466984B2 (ja) コネクタ
JP2008283760A (ja) 電気接続箱
WO2014077151A1 (ja) 車載用電気接続箱
JP5851869B2 (ja) 電気接続箱
JP6598810B2 (ja) コネクタ
JP5360581B2 (ja) 電気接続箱
JP7332402B2 (ja) ロック構造
JP6513959B2 (ja) ヒューズユニット
JP5355151B2 (ja) ヒューズユニット
WO2023238758A1 (ja) 回路構成体
JP4426470B2 (ja) 電気接続箱の取付構造
JP2857664B2 (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180202