JP2017004851A - ホルダ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングへの端子の組付けの作業性を良好にすることができるホルダを提供する。【解決手段】ホルダ4は、軸状に形成され、当該ホルダ4の軸方向に沿って形成される断面凹状の溝からなる複数の収納部14を当該ホルダ4の中心軸の周囲に有している。各収納部14は、複数の電線6を互いに所定の間隔をあけて整列することができるように形成してなる。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の電線や、複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子を保持するホルダに関する。
従来、複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子をハウジングに収納してなるコネクタの技術として、例えば、特許文献1に開示された技術が知られている。
特許文献1に開示されたコネクタは、特許文献1の図10に図示するように、シールドケーブル110と、端子120と、インナーハウジング130と、外導体シェル140とを備えて構成されている。
シールドケーブル110は、導体111aの外側に絶縁被覆層111bを被覆して形成される信号線111と、複数本の銅素線を撚り合わせて形成されるドレイン線112とを金属箔113で覆い、金属箔113の外側に絶縁外皮114を被覆して形成されている。
インナーハウジング130は、合成樹脂により成形され、内部に端子120を収納可能な端子収納室131が形成されている。
外導体シェル140は、導電性を有する金属板を板金加工により形成し、インナーハウジング130の外側に装着可能な形状に形成されている。
特開2003−173828号公報
従来技術において、複数の電線の端末に端子を圧着するために、ケーブルの端末において絶縁外皮を剥いで複数の電線を露出させ、複数の電線の撚り合わせをほどく作業が行われている。ここで、複数の電線の撚り合わせをほどいた部分は、ノイズの影響を受け易く、インピーダンスの不整合を起こすことがある。このため、従来技術では、複数の電線の撚り合わせをほどく長さを短くすることが行われている。
しかしながら、複数の電線の撚り合わせをほどく長さを短くすると、複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子をハウジングの端子収納室に挿入する際に、端子を圧着した電線を1本ずつ挿入することが困難である。このため、複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子を、各端子収納室の位置に合うように所定の間隔をあけて整列させ、各端子すべてを一括して端子収納室に挿入する作業が必要になってしまう。このことから、ハウジングへの端子の組付けの作業性が悪くなってしまうという問題点があった。
また、各端子を、各端子収納室の位置に合うように所定の間隔をあけて整列させた状態を維持することは作業者にとって容易ではなかった。したがって、このことからも、ハウジングへの端子の組付けの作業性が悪くなってしまうという問題点があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ハウジングへの端子の組付けの作業性を良好にすることができるホルダを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明のホルダは、複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子を収納するハウジングから導出される前記複数の電線を保持するホルダにおいて、当該ホルダは、軸状に形成され、当該ホルダの軸方向に沿って形成される断面凹状の溝からなる複数の収納部を当該ホルダの中心軸の周囲に有し、前記各収納部は、前記複数の電線を互いに所定の間隔をあけて整列することができるように、又は、前記複数の電線及び前記複数の端子のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列することができるように形成してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明は、ホルダの中心軸の周囲に形成された各収納部に電線、又は、電線及び複数の端子を収納すると、複数の電線が互いに所定の間隔をあけて整列する。
請求項2記載の本発明のホルダは、請求項1に記載のホルダにおいて、当該ホルダは、前記各収納部を挟む位置に形成され互いに離間する方向に撓む一対のアーム形状に形成された保持部を備え、前記各保持部は、前記各電線を前記収納部の外側に脱落することなく抱え込むように、又は、前記各電線及び前記各端子のそれぞれを前記収納部の外側に脱落することなく抱え込むように形成してなることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明は、各収納部に収納された電線、又は、電線及び端子が各収納部を挟む位置に形成され互いに離間する方向に撓む一対のアーム形状に形成された保持部に保持される。これにより、各収納部に収納された電線、又は、電線及び端子は、各保持部によって各収納部の外側に脱落することなく抱え込まれる。
請求項3記載の本発明のホルダは、請求項2に記載のホルダにおいて、前記各保持部の先端内面に、当該ホルダの軸方向に直交する方向に沿って前記収納部の内側に向かって傾斜し前記各電線、又は、該各電線及び前記各端子を案内するガイド面を形成し、前記ガイド面は、前記各電線、又は、該各電線及び前記各端子に係合する係合部を備えることを特徴とする。
このような特徴を有する本発明は、各電線、又は、各電線及び各端子がガイド面によって各収納部内に案内される。そして、各収納部内に案内された電線、又は、電線及び端子のそれぞれに係合部が係合する。
請求項4記載の本発明のホルダは、請求項3に記載のホルダにおいて、前記係合部を、前記各電線、又は、該各電線及び前記各端子の外周の1/2の位置よりも外側に位置するように形成することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明によれば、係合部は、各電線、又は、各電線及び各端子のそれぞれの外周の1/2を上回る位置に係合する。
請求項1に記載された本発明によれば、ホルダによって、複数の電線、又は、複数の電線及び複数の端子のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列した状態を保持することができる。これにより、複数の端子すべてをハウジングに一括して挿入する作業を容易に行うことができる。したがって、ハウジングへの端子の組付けの作業性を良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各収納部は、ホルダの軸方向に沿って形成され、ホルダの中心軸の周囲に設けられるため、各電線、又は各電線及び各端子を、ホルダの軸方向に直交する複数の方向からホルダに組み付けることができる。したがって、ホルダへの各電線、又は各電線及び各端子の着脱作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、各収納部に収納された電線、又は、電線及び端子は、各保持部によって、各収納部の外側に脱落することなく抱え込まれるように保持されるため、各電線、又は、各電線及び各端子が各収納部に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダによって、複数の電線、又は、複数の電線及び複数の端子のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列した状態を確実に保持することができる。これにより、複数の端子すべてをハウジングに一括して挿入する作業を容易に行うことができる。したがって、ハウジングへの端子の組付けの作業性を、より良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各保持部は、各収納部を挟む位置に形成され互いに離間する方向に撓む一対のアーム形状に形成されていることから、保持部を互いに離間する方向に撓ませることにより、各電線、又は、各電線及び各端子の着脱作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
請求項3に記載された本発明によれば、各電線、又は、各電線及び各端子を、ガイド面によって各収納部内に案内することにより、各電線、又は、各電線及び各端子を確実に各収納部に収納することができる。したがって、ホルダへの各電線、又は各電線及び各端子の組み付け作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各電線、又は、各電線及び各端子に係合部が係合することにより、各電線、又は、各電線及び各端子が各収納部に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダによって、複数の電線、又は、複数の電線及び複数の端子のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列した状態を、より確実に保持することができる。これにより、複数の端子すべてをハウジングに一括して挿入する作業を容易に行うことができる。したがって、ハウジングへの端子の組付けの作業性を、さらに良好にすることができるという効果を奏する。
請求項4に記載された本発明によれば、各電線、又は、各電線及び各端子のそれぞれの外周の1/2を上回る位置に係合部が係合することにより、各電線、又は、各電線及び各端子が各収納部から脱落し難くなる。これにより、各電線、又は、各電線及び各端子が各収納部に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダによって、複数の電線、又は、複数の電線及び複数の端子のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列した状態を、より確実に保持することができる。これにより、複数の端子すべてをハウジングに一括して挿入する作業を容易に行うことができる。したがって、ハウジングへの端子の組付けの作業性を、さらに良好にすることができるという効果を奏する。
本発明のホルダの実施例1を備えるコネクタを示す分解斜視図である。 ホルダの斜視図及び正面図である。 複数の電線のそれぞれの端末に端子を圧着する作業を説明する図である。 複数の電線をホルダに組み付ける作業を説明する図である。 電線を収納部に収納する作業を説明する図である。 図5に続く図である。 コネクタの斜視図である。 本発明のホルダの実施例2を備えるコネクタを示す分解斜視図である。 ホルダの斜視図及び側面図である。 ホルダの正面図及び背面図である。
以下、図1−図7を参照しながら、本発明に係るホルダの実施例1について、また、図8−図10を参照しながら、本発明に係るホルダの実施例2について、それぞれ説明する。
以下、図1−図7を参照しながら実施例1を説明する。
図1は本発明のホルダの実施例1を備えるコネクタを示す分解斜視図、図2はホルダを示す図であって、(a)はホルダの斜視図、(b)はホルダの正面図、図3は複数の電線のそれぞれの端末に端子を圧着する作業を説明する図であって、(a)はケーブルの端末部の斜視図、(b)は複数の電線のそれぞれの端末に端子を圧着した後の状態を示す図、図4は複数の電線をホルダに組み付ける作業を説明する図、図5は電線を収納部に収納する作業を説明する図であって、(a)は電線が収納部に収納される前の状態を示す図、(b)は電線がガイド面に当接した状態を示す図、図6は図5に続く図であって、(a)は電線が収納部に収納される途中の状態を示す図、(b)は電線が収納部に収納された状態を示す図、図7はコネクタの斜視図であって、(a)はハウジングに複数の端子を挿入した状態を示す図、(b)はコネクタの組み立て作業が完了した状態を示す図である。
なお、図中の矢印は、前後方向を示している(矢印の方向は一例であるものとする)。
図1において、引用符号1は、本発明のホルダの実施例1を備えるコネクタを示している。コネクタ1は、特に限定するものではないが、本実施例では、雌コネクタであるものとする。
コネクタ1は、ケーブル2と、端子3と、本発明のホルダ4と、ハウジング5とを備えて構成されている。
以下、コネクタ1の各構成について説明する。
まず、ケーブル2について説明する。
ケーブル2は、図1に図示するように、複数本(本実施例では4本)の電線6と、複数本の電線6の上に設けられた金属箔7と、金属箔7の上に被覆形成された絶縁外皮8とを備えて構成されている。ケーブル2は、端末部において、絶縁外皮8と金属箔7とが剥ぎ取られ、複数本の電線6が露出するように形成されている。
電線6は、図3(a)に図示するように、導体9と、導体9の上に被覆される絶縁被覆10とを備えて構成されている。
複数本の電線6は、金属箔7と絶縁外皮8とによって被覆されている部分においては撚り合わせられている構成となっている。また、複数本の電線6は、絶縁外皮8と金属箔7とが剥ぎ取られ、露出している部分においては上記撚り合わせがほどかれている構成となっている。
つぎに、端子3について説明する。
端子3は、導電性を有する金属板を板金加工して所定の形状に形成されている。端子3は、特に限定するものではないが、本実施例では、雌端子であるものとする。
端子3は、図1に図示するように、電線6の導体9に圧着される導体圧着部11と、円筒状に形成され接続相手となるコネクタの雄端子と電気的に接続される電気接続部12と、導体圧着部11と電気接続部12とを連結する連結部13とを備えて構成されている。
つぎに、本発明のホルダ4について説明する。
ホルダ4は、合成樹脂によって成形され、軸状に形成されている。
ホルダ4の形状について、より具体的に説明すると、ホルダ4は、略U字形の断面形状を電線6の数(本実施例では4本)に合わせて備え、この略U字形の断面形状を組み合わせて形成されている(図2参照)。ホルダ4は、図2(b)に図示するように、このホルダ4を正面から視たときに、この略U字形の断面形状を90°ずつ回転させたように配置した形状を有している。そして、ホルダ4は、図2(a)に図示するように、このような形状が前後方向に延びるように形成されている。
ホルダ4は、図2に図示するように、収納部14と、保持部16とを備えて構成されている。
まず、収納部14について説明する。
収納部14は、図2に図示するように、上記略U字形の断面形状のうち半円状の底部に該当する部分であって、ホルダ4の中心軸の周囲に、電線6(図1参照)の数(本実施例では4本)に合わせて形成されている。
各収納部14は、何れも、同一の形状に形成され、同一の構成及び構造を有している。
したがって、以下、各収納部14のうち、1つの収納部14の構成について説明する。
収納部14は、図2に図示するように、ホルダ4の軸方向(図2(a)においては前後方向)に沿って形成される溝からなる構成である。収納部14は、図1に図示するように、本実施例では、電線6を収納する部分として形成されている。収納部14は、電線6をガイドすることができるような形状に形成されている。
つぎに、保持部16について説明する。
保持部16は、上記略U字形の断面形状のうち半円状の底部の両端のそれぞれから上方に延在する部分に該当する。
各保持部16は、何れも、同一の形状に形成され、同一の構成及び構造を有している。
したがって、以下、各保持部16のうち、1つの保持部16の構成について説明する。
保持部16は、図2に図示するように、収納部14の両端のそれぞれに連続し、収納部14を挟む位置に設けられた一対のアーム形状に形成されている。保持部16は、平面的に視ると、直線状に形成され、ホルダ4の軸方向(図2(a)においては前後方向)に沿って、ホルダ4の前後方向に延びるように設けられている。一対の保持部16は、ホルダ4の軸方向に直交して互いに向かい合うように配設されている。一対の保持部16は、本実施例では弾性を有しており、互いに離間する方向に撓むように形成されている。
一対の保持部16は、図2に図示するように、それぞれ、抱え込み面17と、ガイド面18とを備えている。
抱え込み面17は、図2に図示するように、保持部16の内面のうち、収納部14の内面19に連続する部分に該当するものである。
抱え込み面17は、略円弧状の断面形状を有し、図1に図示するように、収納部14に収納された電線6が収納部14の外側に脱落することなく抱え込むことができるように形成されている。
ガイド面18は、図2に図示するように、抱え込み面17に連続し一対の保持部16のそれぞれの自由端部側(先端側)の内側に形成されている。
ガイド面18は、本実施例では、電線6(図1参照)を収納部14に収納する際に、電線6を収納部14内に案内する部分として形成されている。ガイド面18は、図2に図示するように、ホルダ4の軸方向に直交する方向に沿って収納部14の内側に向かって傾斜するように形成されている。
ガイド面18は、図2に図示するように、係合部20を備えている。
係合部20は、図2に図示するように、一対の保持部16のそれぞれの自由端部側(先端側)の内側で断面略く字状に形成された部分の頂部に該当するものである。係合部20は、ガイド面18が抱え込み面17と連続する部分に形成されている。係合部20は、収納部14に収納された電線6に係合することができるように形成されている。
係合部20は、電線6(図1参照)の外周の1/2の位置よりも外側に位置するように形成されている。本実施例では、電線6の外周の6割を周回した位置に形成されるものとする(図6(b)参照)。
つぎに、ハウジング5について説明する。
ハウジング5は、合成樹脂によって成形され、図1に図示するように箱状に形成されている。図1に図示するハウジング5は、ハウジング5内に形成される端子収納室(図示せず)と、ハウジング5に組み付けられているリテーナー21とを備えている。
端子収納室は、特に図示しないが、ハウジング5内に挿入される端子3の数(本実施例では4つ)に合わせて設けられている。各端子収納室は、ハウジング5の軸方向(図1においては前後方向)に沿って前端近傍から後端に延び、円筒状に形成されている。各端子収納室の前端は、ハウジング5の前面に形成された相手端子挿通孔22に連通するように形成されている。各端子収納室の後端は、特に図示しないが、開口形成されている。各端子収納室は、端子3と電線6の端末部とを収納可能な大きさに形成されている。各端子収納室は、上下二段に分かれて配置され、上段と下段には、それぞれ、2つの端子収納室が並んで配列されている。各端子収納室には、収納された端子3に係合可能に形成された端子係合片(図示せず)が形成されている。
リテーナー21は、合成樹脂からなり、図1に図示するように、略板状に形成されている。リテーナー21は、ハウジング5に嵌合することにより、端子3と端子係合片(図示せず)との係合を固定し、端子3が端子収容室から抜けるのを防止するための部材である。
つぎに、コネクタ1の組み立て作業の手順について説明する。
まず、図3(a)に図示するように、ケーブル2の端末部において、金属箔7及び絶縁外皮8を剥ぎ取り、電線6を露出させる。そして、複数本の電線6を撚り合わせをほどく。
さらに、複数本の電線6のそれぞれの端末において、絶縁被覆10を剥ぎ取り、図3(a)に図示するように、導体9を露出させる。しかる後、各導体9に、図3(b)に図示するように、端子3の導体圧着部11を加締めによって圧着する。
そして、図4に図示するように、各電線6をホルダ4の周囲に配置する。
しかる後、各電線6を、図4に図示する矢印Aが指示する方向からホルダ4に組み付ける。これにより、電線6は、ホルダ4の軸方向に直交する方向から収納部14への挿入を開始する。
ここで、電線6の収納部14に収納する作業について説明する。
図5(a)において、まず、破線で示す電線6を収納部14の上方から、一対の保持アーム16間に対して図5(a)に図示する矢印Bの指示する方向に挿入していく。すると、図5(b)に図示するように、電線6の外面がガイド面18に当接する。
しかる後、電線6を、図5(b)に図示する矢印Cの指示する方向に押し込んでいくと、電線6の外面がガイド面18に摺接することにより、一対の保持部16のそれぞれに、図5(b)に図示する矢印Dの指示する方向へ撓もうとする力が掛かる。これにより、一対の保持部16のそれぞれが、図5(b)に図示する矢印Dの指示する方向に撓んで、外側に押し拡げられる。
さらに、電線6を、図5(b)に図示する矢印Cの指示する方向に押し込んでいき、押し拡げられた状態の保持部16のガイド面18に電線6の外面を摺接させつつ、収納部14の内部に挿入していく。
図6(a)において、電線6は、この外周の1/2の位置が、一対の保持部16のそれぞれの係合部20間を通過している。電線6の外周の1/2の位置が、係合部20間を通過し終えると、一対の保持部16のそれぞれは、図6(a)に図示する矢印Eの指示する方向に復帰する。
そして、図6(b)において、電線6の外面が収納部14の内面19に当接すると、一対の保持部16のそれぞれは、図5に図示する状態に復帰する。これにより、一対の保持部16のそれぞれの抱え込み面17が電線6の外面に当接し一対の保持部16によって電線6が抱え込まれるように保持される。また、係合部20は、電線6の外面に係合する。
以上により、電線6が収納部14に収納される。
上記のように、各電線6を、それぞれ収納部14に収納することにより、複数の電線6が互いに所定の間隔をあけて整列した状態を保持することができる。
以上により、電線のホルダへの組み付けが完了する。
しかる後、図1に図示するように、複数の端子6を、図1に図示する矢印Fの指示する方向から、ハウジング5に挿入する。各端子6が、それぞれの端子収容室に挿入されると、端子係合片が端子6に係合する。
最後に、図7(a)において、リテーナー21を、図7(a)に図示する矢印Gが指示する方向から押し込んで、ハウジング5に嵌合する。これにより、端子3と端子係合片(図示せず)との係合状態が固定され、端子3が端子収容室から抜けるのが防止される。
以上により、コネクタ1の組み立て作業が完了する。
以上、図1−図7を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、ホルダ4によって、複数の電線6を互いに所定の間隔をあけて整列した状態を保持することができる。これにより、複数の端子3すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各収納部14は、ホルダ4の軸方向に沿って形成され、ホルダ4の中心軸の周囲に設けられるため、各電線6を、ホルダ4の軸方向に直交する複数の方向からホルダ4に組み付けることができる。
したがって、ホルダ4への各電線6の着脱作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各収納部14に収納された電線6は、各保持部16によって、各収納部14の外側に脱落することなく抱え込まれるように保持されるため、各電線6が各収納部14に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダ4によって、複数の電線6を互いに所定の間隔をあけて整列した状態を確実に保持することができる。これにより、複数の端子3すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を、より良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各保持部16は、各収納部14を挟む位置に形成され互いに離間する方向に撓む一対のアーム形状に形成されていることから、保持部16を互いに離間する方向に撓ませることにより、各電線6の着脱作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各電線6をガイド面18によって各収納部14内に案内することにより、各電線6を確実に各収納部14に収納することができる。
したがって、ホルダ4への各電線6の組み付け作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各電線6に係合部20が係合することにより、各電線6が各収納部14に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダ4によって、複数の電線6を互いに所定の間隔をあけて整列した状態を、より確実に保持することができる。これにより、複数の端子3すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を、さらに良好にすることができるという効果を奏する。
さらに、本発明によれば、各電線6の外周の1/2を上回る位置に係合部20が係合することにより、各電線6が各収納部14から脱落し難くなる。これにより、各電線6が各収納部14に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダ4によって、複数の電線6を互いに所定の間隔をあけて整列した状態を、より確実に保持することができる。これにより、複数の端子3すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子の組付けの作業性を、さらに良好にすることができるという効果を奏する。
以下、図8−図10を参照しながら実施例2を説明する。
図8は本発明のホルダの実施例2を備えたコネクタを示す分解斜視図、図9はホルダの斜視図、図10はホルダを示す図であって、(a)はホルダの正面図、(b)はホルダの背面図である。
なお、図中の矢印は、前後方向を示している(矢印の方向は一例であるものとする)。
図8において、引用符号31は、本発明のホルダの実施例2を備えたコネクタを示している。コネクタ31は、特に限定するものではないが、本実施例では、実施例1のコネクタ1と同様、雌コネクタであるものとする。
本実施例におけるコネクタ31は、本発明のホルダ32以外は、実施例1と同じ構成及び構造を備えている。
したがって、本実施例では、ホルダ32の構成についてのみ説明する。
本発明のホルダ32は、合成樹脂によって成形され、実施例1におけるホルダ4と同様、軸状に形成されている。
ホルダ32の形状について、より具体的に説明すると、ホルダ32は、略U字形の断面形状を電線6の数(本実施例では4本)に合わせて備え、この略U字形の断面形状を組み合わせて形成されている(図9及び図10参照)。ホルダ32は、図10(a)に図示するように、このホルダ32を正面から視たときに、この略U字形の断面形状を90°ずつ回転させたように配置した形状を有している。そして、ホルダ32は、図9に図示するように、このような形状が前後方向に延びるように形成されている。
ホルダ32は、図9及び図10に図示するように、端子収納部33と、端子保持部34と、電線収納部35と、電線保持部36とを備えて構成されている。
まず、端子収納部33について説明する。
端子収納部33は、特許請求の範囲における「収納部」に相当するものである。
端子収納部33は、図9及び図10(a)に図示するように、上記略U字形の断面形状のうち半円状の底部に該当する部分であって、ホルダ32の中心軸の周囲に、電線6(図8参照)の数(本実施例では4本)に合わせて形成されている。本実施例では、端子収納部33の前後方向の長さは、ホルダ32の軸方向(図9においては前後方向)の長さの1/5となるように形成されている。
各端子収納部33は、何れも、同一の形状に形成され、同一の構成及び構造を有している。
したがって、以下、各端子収納部33のうち、1つの端子収納部33の構成について説明する。
端子収納部33は、図9に図示するように、ホルダ32の前端側に、このホルダ32の軸方向(図9においては前後方向)に沿って形成される溝からなる構成である。端子収納部33は、図8に図示するように、端子3の導体圧着部11の後端部を収納する部分として形成されている。端子収納部33は、導体圧着部11の後端部をガイドすることができるような形状に形成されている。
つぎに、端子保持部34について説明する。
端子保持部34は、特許請求の範囲における「保持部」に相当するものである。
端子保持部34は、上記略U字形の断面形状のうち半円状の底部のそれぞれの両端から上方に延在する部分に該当する。
各端子保持部34は、何れも、同一の形状に形成され、同一の構成及び構造を有している。
したがって、以下、各端子保持部34のうち、1つの端子保持部34の構成について説明する。
端子保持部34は、図9及び図10(a)に図示するように、端子収納部33の両端のそれぞれに連続し、端子収納部33を挟む位置に設けられた一対のアーム形状に形成されている。端子保持部34は、平面的に視ると、直線状に形成され、ホルダ32の軸方向(図9においては前後方向)に沿って、ホルダ32の前端側においてホルダ32の前後方向に延びるように設けられている。一対の端子保持部34は、ホルダ32の軸方向に直交して互いに向かい合うように配設されている。一対の端子保持部16は、本実施例では弾性を有しており、互いに離間する方向に撓むように形成されている。
一対の端子保持部34は、図9及び図10(a)に図示するように、それぞれ、端子抱え込み面37と、端子ガイド面38とを備えている。
端子抱え込み面37は、図9及び図10(a)に図示するように、端子保持部34の内面のうち、端子収納部33の内面39に連続する部分に該当するものである。
端子抱え込み面17は、略円弧状の断面形状を有し、図8に図示するように、端子収納部33に収納された端子3が端子収納部33の外側に脱落することなく抱え込むことができるように形成されている。
端子ガイド面38は、特許請求の範囲における「ガイド面」に相当するものであって、図2に図示するように、端子抱え込み面37に連続し一対の端子保持部34のそれぞれの自由端部側(先端側)の内側に形成されている。
端子ガイド面38は、本実施例では、端子3(図8参照)を端子収納部33に収納する際に、端子3を端子収納部33内に案内する部分として形成されている。端子ガイド面38は、図10(a)に図示するように、ホルダ32の軸方向に直交する方向に沿って端子収納部33の内側に向かって傾斜するように形成されている。
端子ガイド面38は、図9及び図10に図示するように、端子係合部40を備えている。
端子係合部40は、特許請求の範囲における「係合部」に相当するものである。
端子係合部40は、図10に図示するように、一対の端子保持部34のそれぞれの自由端部側(先端側)の内側で断面略く字状に形成された部分の頂部に該当するものである。端子係合部40は、端子ガイド面38が端子抱え込み面37と連続する部分に形成されている。端子係合部40は、端子収納部33に収納された端子3に係合することができるように形成されている。
端子係合部40は、端子3(図8参照)の導体圧着部11の外周の1/2の位置よりも外側に位置するように形成されている。本実施例では、端子係合部40は、端子3の導体圧着部11の外周の6割を周回した位置に形成されるものとする。
つぎに、電線収納部35について説明する。
電線収納部35は、端子収納部33とともに、特許請求の範囲における「収納部」に相当するものである。
電線収納部35は、図9及び図10(b)に図示するように、上記略U字形の断面形状のうち半円状の底部に該当する部分である。図9において、本実施例では、電線収納部35の前後方向の長さは、ホルダ32の軸方向(図9においては前後方向)の長さの4/5となるように形成されている。
各電線収納部35は、何れも、同一の形状に形成され、同一の構成及び構造を有している。
したがって、以下、各電線収納部35うち、1つの電線収納部35の構成について説明する。
電線収納部35は、図9に図示するように、端子収納部33の後端に連続しホルダ32の軸方向(図9においては前後方向)に沿って形成される溝からなる構成である。電線収納部35は、図8に図示するように、本実施例では、電線6を収納する部分として形成されている。電線収納部35は、電線6をガイドすることができるような形状に形成されている。
つぎに、電線保持部36について説明する。
電線保持部36は、端子保持部34とともに、特許請求の範囲における「保持部」に相当するものである。
電線保持部36は、上記略U字形の断面形状のうち半円状の底部のそれぞれの両端から上方に延在する部分に該当する。
各電線保持部36は、何れも、同一の形状に形成され、同一の構成及び構造を有している。
したがって、以下、各電線保持部36のうち、1つの電線保持部36の構成について説明する。
電線保持部36は、図9及び図10(b)に図示するように、端子保持部34の後端に連続するとともに電線収納部35の両端のそれぞれに連続し、電線収納部35を挟む位置に設けられた一対のアーム形状に形成されている。電線保持部36は、平面的に視ると、直線状に形成され、ホルダ32の軸方向(図9においては前後方向)に沿って、ホルダ32の前端近傍からホルダ32の後端まで延びるように設けられている。一対の電線保持部36は、ホルダ32の軸方向に直交して互いに向かい合うように配設されている。一対の電線保持部36は、本実施例では弾性を有しており、互いに離間する方向に撓むように形成されている。
一対の電線保持部36は、図9及び図10(b)に図示するように、それぞれ、電線抱え込み面41と、電線ガイド面42とを備えている。
電線抱え込み面41は、図9及び図10(b)に図示するように、電線保持部36の内面のうち、電線収納部35の内面43に連続する部分に該当するものである。
電線抱え込み面41は、略円弧状の断面形状を有し、図8に図示するように、電線収納部35に収納された電線6が電線収納部35の外側に脱落することなく抱え込むことができるように形成されている。
電線ガイド面42は、端子ガイド面38とともに、特許請求の範囲における「ガイド面」に相当するものであって、図9及び図10(b)に図示するように、電線抱え込み面41に連続し一対の電線保持部36のそれぞれの自由端部側(先端側)の内側に形成されている。
電線ガイド面42は、本実施例では、電線6(図8参照)を電線収納部35に収納する際に、電線6を電線収納部35内に案内する部分として形成されている。電線ガイド面42は、図10(b)に図示するように、ホルダ32の軸方向に直交する方向に沿って電線収納部35の内側に向かって傾斜するように形成されている。
電線ガイド面42は、図9及び図10(b)に図示するように、電線係合部44を備えている。
電線係合部44は、端子係合部40とともに、特許請求の範囲における「係合部」に相当するものである。
電線係合部44は、図10(b)に図示するように、一対の電線保持部36のそれぞれの自由端部側(先端側)の内側で断面略く字状に形成された部分の頂部に該当するものである。電線係合部44は、電線ガイド面42が電線抱え込み面41と連続する部分に形成されている。電線係合部44は、電線収納部35に収納された電線6に係合することができるように形成されている。
電線係合部44は、電線6(図8参照)の外周の1/2の位置よりも外側に位置するように形成されている。本実施例では、電線6の外周の6割を周回した位置に形成されるものとする。
以上、図8−図10を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、ホルダ32によって、複数の電線6及び複数の端子3のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列した状態を保持することができる。これにより、複数の端子3すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各収納部33,35は、ホルダ32の軸方向に沿って形成され、ホルダ32の中心軸の周囲に設けられるため、各電線6及び各端子3を、ホルダ32の軸方向に直交する複数の方向からホルダ32に組み付けることができる。
したがって、ホルダ32への各電線6及び各端子3の着脱作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各収納部33,35に収納された電線6及び端子3は、各保持部34,36によって、各収納部33,35の外側に脱落することなく抱え込まれるように保持されるため、各電線6及び各端子3が各収納部33,35に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダ32によって、複数の電線6及び複数の端子3のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列した状態を確実に保持することができる。これにより、複数の端子3すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を、より良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各保持部34,36は、各収納部33,35を挟む位置に形成され互いに離間する方向に撓む一対のアーム形状に形成されていることから、保持部34,36を互いに離間する方向に撓ませることにより、各電線6及び各端子3の着脱作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各電線6及び各端子3を、ガイド面38,42によって各収納部33,35内に案内することにより、各電線6及び各端子3を確実に各収納部33,35に収納することができる。
したがって、ホルダ32への各電線6及び各端子3の組み付け作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、各電線6及び各端子3に係合部40,44が係合することにより、各電線6及び各端子3が各収納部33,35に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダ32によって、複数の電線6及び複数の端子3のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列した状態を、より確実に保持することができる。これにより、複数の端子3すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を、さらに良好にすることができるという効果を奏する。
さらに、本発明によれば、各電線6及び各端子3のそれぞれの外周の1/2を上回る位置に係合部40,44が係合することにより、各電線6及び各端子3が各収納部33,35から脱落し難くなる。これにより、各電線6及び各端子3が各収納部33,35に収納された状態を確実に保持することができる。このことから、ホルダ32によって、複数の電線6及び複数の端子3のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列した状態を、より確実に保持することができる。これにより、複数の端子3すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を、さらに良好にすることができるという効果を奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
上記実施例1,2の説明では、本発明のホルダ4,32は、雌コネクタに適用されるものであったが、これに限らず、雄コネクタに適用してもよいものとする。
1,31…コネクタ(雌コネクタ)、 2…ケーブル、 3…端子(雌端子)、 4,32…ホルダ、 5…ハウジング、 6…電線、 7…金属箔、 8…絶縁外皮、 9…導体、 10…絶縁被覆、 11…導体圧着部、 12…電気接続部、 13…連結部、 14…収納部、 16…保持部、 17…抱え込み面、 18…ガイド面、 19,39,43…内面、 20…係合部、 21…リテーナー、 22…相手端子挿通孔、 33…端子収納部(収納部)、 34…端子保持部(保持部)、 35…電線収納部(収納部)、 36…電線保持部(保持部)、 37…端子抱え込み面、 38…端子ガイド面(ガイド面)、 40…端子係合部(係合部)、 41…電線抱え込み面、 42…電線ガイド面(ガイド面)、 44…電線係合部(係合部)

Claims (4)

  1. 複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子を収納するハウジングから導出される前記複数の電線を保持するホルダにおいて、
    当該ホルダは、軸状に形成され、当該ホルダの軸方向に沿って形成される断面凹状の溝からなる複数の収納部を当該ホルダの中心軸の周囲に有し、
    前記各収納部は、前記複数の電線を互いに所定の間隔をあけて整列することができるように、又は、前記複数の電線及び前記複数の端子のそれぞれを互いに所定の間隔をあけて整列することができるように形成してなる
    ことを特徴とするホルダ。
  2. 請求項1に記載のホルダにおいて、
    当該ホルダは、前記各収納部を挟む位置に形成され互いに離間する方向に撓む一対のアーム形状に形成された保持部を備え、
    前記各保持部は、前記各電線を前記収納部の外側に脱落することなく抱え込むように、又は、前記各電線及び前記各端子のそれぞれを前記収納部の外側に脱落することなく抱え込むように形成してなる
    ことを特徴とするホルダ。
  3. 請求項2に記載のホルダにおいて、
    前記各保持部の先端内面に、当該ホルダの軸方向に直交する方向に沿って前記収納部の内側に向かって傾斜し前記各電線、又は、該各電線及び前記各端子を案内するガイド面を形成し、
    前記ガイド面は、前記各電線、又は、該各電線及び前記各端子に係合する係合部を備える
    ことを特徴とするホルダ。
  4. 請求項3に記載のホルダにおいて、
    前記係合部を、前記各電線、又は、該各電線及び前記各端子の外周の1/2の位置よりも外側に位置するように形成する
    ことを特徴とするホルダ。
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