JP6545010B2 - 端子 - Google Patents

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本発明は、電線の端末に接続される端子に関する。
従来、複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子をハウジングに収納してなるコネクタの技術として、例えば、特許文献1に開示された技術が知られている。
特許文献1に開示されたコネクタは、特許文献1の図10に図示するように、シールドケーブル110と、端子120と、インナーハウジング130と、外導体シェル140とを備えて構成されている。
シールドケーブル110は、導体111aの外側に絶縁被覆層111bを被覆して形成される信号線111と、複数本の銅素線を撚り合わせて形成されるドレイン線112とを金属箔113で覆い、金属箔113の外側に絶縁外皮114を被覆して形成されている。
インナーハウジング130は、合成樹脂により成形され、内部に端子120を収納可能な端子収納室131が形成されている。
外導体シェル140は、導電性を有する金属板を板金加工により形成し、インナーハウジング130の外側に装着可能な形状に形成されている。
特開2003−173828号公報
従来技術において、複数の電線の端末に端子を圧着するために、ケーブルの端末において絶縁外皮を剥いで複数の電線を露出させ、複数の電線の撚り合わせをほどく作業が行われている。ここで、複数の電線の撚り合わせをほどいた部分は、ノイズの影響を受け易く、インピーダンスの不整合を起こすことがある。このため、従来技術では、複数の電線の撚り合わせをほどく長さを短くすることが行われている。
しかしながら、複数の電線の撚り合わせをほどく長さを短くすると、複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子をハウジングの端子収納室に挿入する際に、端子を圧着した電線を1本ずつ挿入することが困難である。このため、複数の電線のそれぞれの端末に圧着された端子を、各端子収納室の位置に合うように所定の間隔をあけて整列させ、各端子すべてを一括して端子収納室に挿入する作業が必要になってしまう。このことから、ハウジングへの端子の組付けの作業性が悪くなってしまうという問題点があった。
また、各端子を、各端子収納室の位置に合うように所定の間隔をあけて整列させた状態を維持することは作業者にとって容易ではなかった。したがって、このことからも、ハウジングへの端子の組付けの作業性が悪くなってしまうという問題点があった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ハウジングへ組付けの作業性が良好な端子を提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の端子は、一端側に形成され相手端子と接触する端子接触部と,他端側に形成され電線の端末に接続される電線接続部と,前記端子接触部と前記電線接続部とを繋ぐように形成される繋ぎ部とを備える端子において、前記繋ぎ部の外周を覆い、当該端子を複数個束ねたときに該各端子間に所定の間隔を持たせる連結部を設け、且つ、当該端子を複数個束ねたときに、該各端子間に端子連結部材を介在して前記各端子の前記連結部を連結することを特徴とする。
このような特徴を有する本発明は、端子の繋ぎ部に各端子間に所定の間隔を持たせる連結部が形成されることにより、端子を複数個束ねたときに各端子間に所定の間隔があくことになる。また、このような特徴を有する本発明は、端子を複数個束ねると、各端子間に介在する端子連結部材で各端子の連結部を連結する。
請求項1に記載された本発明によれば、連結部によって、複数の端子を互いに所定の間隔をもたせることができる。これにより、複数の端子すべてをハウジングに一括して挿入する作業を容易に行うことができる。したがって、ハウジングへの端子の組付けの作業性を良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、同一の形状を有する連結部を設けた一種類の端子を複数形成し、同一の形状を有する端子連結部材を一種類形成するだけで、端子を複数個束ねたとき、各端子間に介在する端子連結部材で各端子の連結部を連結させ各端子を整列させた状態に置くことができる。これにより、複数の端子と端子連結部とを、それぞれ一種類製造すれば良いため、端子連結部材で各端子の連結部を連結させる場合であっても部品点数を抑えることができ、低コストで各端子を連結し整列させることができる。したがって、部品点数や製造コストを抑えて、ハウジングへの端子の組付けの作業性を、さらに良好にすることができるという効果を奏する。
さらに、本発明によれば、端子連結部材の長さを変更することによって、各端子間に所望の間隔をもたせることができる。これにより、各端子間に端子連結部材を介在して各端子の連結部を連結することで、ハウジングの各端子収納室の位置に合うように所望の間隔をあけて整列させた状態を維持することができる。したがって、ハウジングへの端子の組付けの作業性を、より良好にすることができるという効果を奏する。
本発明の端子を備えるコネクタを示す分解斜視図である。 端子の斜視図及び断面図である。 端子の斜視図及び断面図である。 複数の電線のそれぞれの端末に端子を圧着する作業を説明する図である。 コネクタの組み立て作業を説明する図である。 本発明の端子の実施例2を示す斜視図及び断面図である。 本発明の端子の実施例3を示す斜視図及び断面図である。 本発明の端子の実施例4を示す斜視図及び断面図である。
以下、図1−図5を参照しながら、本発明に係る端子の実施例1について、また、図6を参照しながら、本発明に係る端子の実施例2について、また、図7を参照しながら、本発明に係る端子の実施例3について、さらに、図8を参照しながら、本発明に係る端子の実施例4について、それぞれ説明する。
以下、図1−図5を参照しながら、実施例1を説明する。
図1は本発明の端子を備えるコネクタを示す分解斜視図、図2は本発明の端子を示す図であって、(a)は端子の斜視図、(b)は端子のA−A間断面図、図3は本発明の端子を示す図であって、(a)は端子の斜視図、(b)は端子のB−B間断面図、図4は複数の電線のそれぞれの端末に端子を圧着する作業を説明する図であって、(a)はケーブルの端末部の斜視図、(b)は複数の電線のそれぞれの端末に端子を圧着した後の状態を示す図、図5はコネクタの組み立て作業を説明する図であって、(a)はハウジングに複数の端子を挿入した状態を示す図、(b)はコネクタの組み立て作業が完了した状態を示す図である。
なお、図中の矢印は、前後方向を示している(矢印の方向は一例であるものとする)。
図1において、引用符号1は、本発明の端子を備えるコネクタを示している。コネクタ1は、特に限定するものではないが、本実施例では、雌コネクタであるものとする。
コネクタ1は、ケーブル2と、本発明の端子3,4と、ハウジング5とを備えて構成されている。
以下、コネクタ1の各構成について説明する。
まず、ケーブル2について説明する。
ケーブル2は、図1に図示するように、複数本(本実施例では4本)の電線6と、複数本の電線6の上に設けられた金属箔7と、金属箔7の上に被覆形成された絶縁外皮8とを備えて構成されている。ケーブル2は、端末部において、絶縁外皮8と金属箔7とが剥ぎ取られ、複数本の電線6が露出するように形成されている。
電線6は、図4(a)に図示するように、導体9と、導体9の上に被覆される絶縁被覆10とを備えて構成されている。
複数本の電線6は、金属箔7と絶縁外皮8とによって被覆されている部分においては撚り合わせられている構成となっている。また、複数本の電線6は、絶縁外皮8と金属箔7とが剥ぎ取られ、露出している部分においては上記撚り合わせがほどかれている構成となっている。
つぎに、本発明の端子3,4について説明する。
端子3,4は、導電性を有する金属板を板金加工して所定の形状に形成されている(図2及び図3参照)。端子3,4は、特に限定するものではないが、本実施例では、雌端子であるものとする。
以下、端子3,4のそれぞれについて説明する。
まず、端子3について説明する。
端子3は、図2に図示するように、端子接触部11と、電線接続部12と、繋ぎ部13と、雄連結部16とを備えて構成されている。
以下、端子3の各構成について説明する。
端子接触部11は、相手端子(図示せず)と接触し、電気的に接続する部分として形成されている。端子接触部11は、図2(a)に図示するように、端子3の前端側に円筒状に形成されている。
電線接続部12は、図4(a)に図示する電線6の端末にて露出する導体9に接続される部分であって、図2(a)に図示するように、端子3の他端側に形成されている。
繋ぎ部13は、図2(a)に図示するように、端子接触部11と電線接続部12とを連結する部分として形成されている。繋ぎ部13は、端子接触部11の後端に連続し円筒状に形成される小径部14と、小径部の後端に連続し小径部14よりも大きな径を有する円筒状に形成される大径部15とを備えて構成されている。
雄連結部16は、嵌合突起20を有し、特許請求の範囲における「連結部」に相当するものである。
雄連結部16は、合成樹脂によって成形され、図2に図示するように、端子3の繋ぎ部13に設けられている。より詳細に説明すると、雄連結部16は、図2に図示するように、繋ぎ部13を構成する小径部14の外周を覆って形成されている。雄連結部16は、端子3を成形金型にインサートして形成されている(雄連結部16の形成方法は、一例であるものとする)。
雄連結部16は、図2に図示するように、基部17と、複数のリブ18とを備えて構成されている。
基部17は、図2に図示するように、繋ぎ部13の小径部14の外周を覆う部分であり、円柱状に形成されている。
リブ18は、雄連結部16の中心軸の周囲に複数個(本実施例では4個)形成されている。各リブ18は、図2(b)に図示するように、雄連結部16の中心軸の周囲に90°ずつ回転させたように配置されている。
各リブ18は、何れも、同一の形状に形成され、同一の構成及び構造を有している。
したがって、以下、各リブ18のうち、1つのリブ18の構成について説明する。
リブ18は、図2(b)に図示するように、基部17の外面に断面凸状となるように突設されている。リブ18は、直線状に形成され、雄連結部16の軸方向(図2(a)においては前後方向)に沿って長さ方向が基部17の前端から後端まで延びるように設けられている。
雄連結部16の中心軸からリブ18の先端面19までの距離は、複数の端子間に所定の間隔を持たせることができる距離であるものとする。
リブ18の先端面19には、嵌合突起20が複数個(本実施例では2個)形成されている。本実施例における嵌合突起20の個数は一例であるものとする。
嵌合突起20は、後述する嵌合凹部25(図3参照)に嵌合することができるような形状に形成されているものとする。嵌合突起20は、本実施例では、図2(a)に図示するように、円柱状に形成され、図2(b)に図示するように、リブ18の先端面19に断面凸状となるように突設されている。本実施例における嵌合突起20の形状は一例であるものとする。その他、例えば、角柱状であってもよいものとする。
複数の嵌合突起20は、図2(a)に図示するように、雄連結部16の軸方向(図2(a)においては前後方向)に沿って配置されている。
つぎに、端子4について説明する。
端子4は、雄連結部16に換えて、雌連結部21を備える構成以外は、端子3と同じ構成及び構造を備えている。
したがって、端子4については、雌連結部21の構成について説明する。
雌連結部21は、嵌合凹部25を有し、特許請求の範囲における「連結部」に相当するものである。
雌連結部21は、合成樹脂によって成形され、図3に図示するように、端子3の繋ぎ部13を構成する小径部14の外周を覆って形成されている。雌連結部21は、雄連結部16と同様、端子3を成形金型にインサートして形成されている(雌連結部21の形成方法は、一例であるものとする)。
雌連結部21は、図3に図示するように、基部22と、複数のリブ23とを備えて構成されている。
基部22は、図3に図示するように、繋ぎ部13の小径部14の外周を覆う部分であり、円柱状に形成されている。
リブ23は、雌連結部21の中心軸の周囲に複数個(本実施例では4個)形成されている。各リブ23は、図3(b)に図示するように、雌連結部21の中心軸の周囲に90°ずつ回転させたように配置されている。
各リブ23は、何れも、同一の形状に形成され、同一の構成及び構造を有している。
したがって、以下、各リブ23のうち、1つのリブ23の構成について説明する。
リブ23は、図3(b)に図示するように、基部22の外面に断面凸状となるように突設されている。リブ23は、矩形状に形成され、雌連結部21の軸方向(図3(a)においては前後方向)に沿って長さ方向が基部22の前端から後端まで延びるように設けられている。
雌連結部21の中心軸からリブ23の先端面24までの距離は、複数の端子間に所定の間隔を持たせることができる距離であるものとする。
リブ23の先端面24には、嵌合凹部25が複数個(本実施例では2個)形成されている。本実施例における嵌合凹部25の個数は一例であるものとする。嵌合凹部25は、図2に図示する雄連結部16の嵌合突起20が嵌合する部分として形成されている。
嵌合凹部25は、図2に図示する雄連結部16の嵌合突起20が嵌合することができるような形状に形成されているものとする。嵌合凹部25は、本実施例では、平面的に視ると円形に形成された孔であって、図3(b)に図示するように、断面凹状となるように設けられている。本実施例における嵌合凹部25の形状は一例であるものとする。その他、例えば、矩形状であってもよいものとする。
複数の嵌合突起25は、図3(a)に図示するように、雌連結部21の軸方向(図3(a)においては前後方向)に沿って配置されている。
つぎに、ハウジング5について説明する。
ハウジング5は、合成樹脂によって成形され、図1に図示するように、箱状に形成されている。図1に図示するハウジング5は、ハウジング5内に形成される端子収納室(図示せず)と、ハウジング5に組み付けられているリテーナー26とを備えている。
端子収納室は、特に図示しないが、ハウジング5内に挿入される端子の数(本実施例では端子3,4を合わせた4個)に合わせて設けられている。各端子収納室は、ハウジング5の軸方向(図1においては前後方向)に沿って前端近傍から後端に延び、円筒状に形成されている。各端子収納室の前端は、ハウジング5の前面に形成された相手端子挿通孔27に連通するように形成されている。各端子収納室の後端は、特に図示しないが、開口形成されている。各端子収納室は、端子3,4と電線6の端末部とを収納可能な大きさに形成されている。各端子収納室は、上下二段に分かれて配置され、上段と下段には、それぞれ、2つの端子収納室が並んで配列されている。各端子収納室には、収納された端子3,4に係合可能に形成された端子係合片(図示せず)が形成されている。
リテーナー26は、合成樹脂からなり、図1に図示するように、略板状に形成されている。リテーナー26は、ハウジング5に嵌合することにより、端子3,4と端子係合片(図示せず)との係合を固定し、端子3,4が端子収容室から抜けるのを防止するための部材である。
つぎに、コネクタ1の組み立て作業の手順について説明する。
まず、図4(a)に図示するように、ケーブル2の端末部において、金属箔7及び絶縁外皮8を剥ぎ取り、電線6を露出させる。そして、複数本の電線6を撚り合わせをほどく。
さらに、複数本の電線6のそれぞれの端末において、絶縁被覆10を剥ぎ取り、図4(a)に図示するように、導体9を露出させる。しかる後、図4(b)に図示するように、2本の電線6のそれぞれの端末に端子3を圧着する。また、残りの2本の電線6のそれぞれの端末に端子4を圧着する。
そして、各端子3,4を束ね、各端子3のそれぞれの雄連結部16の嵌合突起20を、端子4の雌連結部21の嵌合凹部25に嵌合する。これにより、相隣り合う端子3,4間に、ハウジング5(図1参照)の各端子収納室の位置に合うような所定の間隔を持たせることができる。
また、各端子3のそれぞれの雄連結部16の嵌合突起20を、端子4の雌連結部21の嵌合凹部25に嵌合すると、相隣り合う端子3,4同士が連結する。これにより、各端子3,4がハウジング5(図1参照)の各端子収納室の位置に合うような所定の間隔を持って整列した状態が保持される。
しかる後、図1に図示するように、各端子3,4を、図1に図示する矢印Cの指示する方向から、ハウジング5に挿入する。図5(a)に図示するように、各端子3,4が、それぞれの端子収容室に挿入されると、端子係合片が端子6に係合する。
最後に、図5(a)において、リテーナー26を、図5(a)に図示する矢印Dの指示する方向から押し込んで、ハウジング5に嵌合する。これにより、端子3,4と端子係合片(図示せず)との係合状態が固定され、各端子3,4が端子収容室から抜けるのが防止される。
以上により、コネクタ1の組み立て作業が完了する。
以上、図1−図5を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、連結部16,21によって、複数の端子3,4を互いに所定の間隔をもたせることができる。これにより、複数の端子3,4すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3,4の組付けの作業性を良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、連結部16,21によって、各端子3,4を連結させ各端子3,4を整列させた状態に置くことができる。これにより、複数の端子3,4すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を、さらに容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3,4の組付けの作業性を、より良好にすることができるという効果を奏する。
また、本発明によれば、端子3,4を複数個束ねたときに、嵌合突起20が嵌合凹部25に嵌合することにより、相隣り合う端子3,4を互いに所定の間隔をもたせることができ、各端子3,4を連結させ各端子3,4を整列させた状態に置くことができる。これにより、複数の端子3,4すべてをハウジング5に一括して挿入する作業を、さらに容易に行うことができる。
したがって、ハウジング5への端子3,4の組付けの作業性を、より確実に良好にすることができるという効果を奏する。
さらに、本発明によれば、端子3の連結部16に形成された嵌合突起20を、端子4の連結部21に形成された嵌合凹部25に嵌合するという簡易な作業を行うだけで各端子3,4同士を連結することができる。また、嵌合凹部25に嵌合された嵌合突起20を取り外すだけで、各端子3,4同士の連結を解除することができる。
したがって、各端子3,4同士の連結及び連結の解除に係る作業を容易に行うことができるという効果を奏する。
以下、図6を参照しながら実施例2を説明する。
図6は本発明の端子の実施例2を示す図であって、(a)は端子の斜視図、(b)は端子のD−D間断面図である。
なお、図中の矢印は、前後、上下、左右の各方向を示している(矢印の各方向は一例であるものとする)。
図6において、引用符号30は、本発明の端子の実施例2を示している。
本実施例における端子30は、後述する連結部31の構成以外は、実施例1と同じ構成及び構造を備えている。したがって、本実施例では、実施例1と同じ構成及び構造には同一の符号を付して説明を省略し、連結部31の構成についてのみ説明する。
連結部31は、図6に図示するように、基部32と、上側リブ33と、下側リブ34と、左側リブ35と、右側リブ36とを備えて構成されている。
基部32は、実施例1の雄連結部16の基部17及び雌連結部21の基部22と同じ構成及び構造であるため詳細な説明は省略する。
上側リブ33の先端面37と下側リブ34の先端面38には、嵌合突起41が複数個(本実施例では2個)形成されている。本実施例における嵌合突起41の個数は一例であるものとする。複数の嵌合突起41は、図6(a)に図示するように、連結部31の軸方向(図6(a)においては前後方向)に沿って配置されている。嵌合突起41は、他の端子30の連結部31の後述する嵌合凹部41に嵌合する部分として形成されている。
嵌合突起41は、実施例1の嵌合突起20と同じ形状であるため詳細な説明は省略する。
左側リブ35の先端面39と右側リブ36の先端面40には、嵌合凹部42が複数個(本実施例では2個)形成されている。本実施例における嵌合凹部42の個数は一例であるものとする。複数の嵌合突起42は、図6(a)に図示するように、連結部31の軸方向(図6(a)においては前後方向)に沿って配置されている。嵌合凹部42は、他の端子30連結部31の嵌合突起41が嵌合する部分として形成されている。
嵌合凹部42は、実施例1の嵌合凹部25と同じ形状であるため詳細な説明は省略する。
本実施例の他、例えば、上側リブ33の先端面37と左側リブ35の先端面39と右側リブ36の先端面40に嵌合突起41を設け、下側リブ34の先端面38に嵌合凹部42を設ける構成であってもよいものとする。また、上側リブ33の先端面37と左側リブ35の先端面39に嵌合突起41を設け、下側リブ34の先端面38と右側リブ36の先端面40に嵌合凹部42を設ける構成であってもよいものとする。さらに、上側リブ33の先端面37と右側リブ36の先端面40に嵌合突起41を設け、下側リブ34の先端面38と左側リブ35の先端面39に嵌合凹部42を設ける構成であってもよいものとする(嵌合突起41と嵌合凹部42の配置は一例であるものとする)。
以上、図6を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、連結部31に嵌合突起41と嵌合凹部42とを有する端子30同士を連結させるため、嵌合突起41と嵌合凹部42とを有する連結部31を設けた一種類の端子30を複数用意するだけで、各端子30を連結させ各端子30を整列させた状態に置くことができる。これにより、複数の端子30を一種類製造すれば良いため、部品点数を抑えることができ、端子30の製造コストを低減することができる。
したがって、部品点数や端子30の製造コストを抑えて、ハウジング5への端子30の組付けの作業性を、より良好にすることができるという効果を奏する。
以下、図7を参照しながら実施例3を説明する。
図7は本発明の端子の実施例3を示す断面図である。
本実施例における端子3は、後述する端子連結部材50で各端子3の雄連結部16を連結する以外は、実施例1と同じ構成及び構造を備えている。したがって、本実施例では、実施例1と同じ構成及び構造には同一の符号を付して説明を省略し、端子連結部材50についてのみ説明する。
端子連結部材50は、合成樹脂で成形され、図7に図示するように、断面矩形に形成されている。端子連結部材50は、この端子連結部材50の長手方向の一方の端面51及び端子連結部材50の長手方向の他方の端面52に連結部材側嵌合凹部53が形成された構成を備えている。連結部材側嵌合凹部53は、図7では図示されていないが複数個(本実施例では2個)形成されている。本実施例における連結部材側嵌合凹部53の個数は一例であるものとする。連結部材側嵌合凹部53は、雄連結部16の嵌合突起20が嵌合可能となるように配置されている。連結部材嵌合凹部53は、雄連結部16の嵌合突起20が嵌合可能な形状に形成されているものとする。連結部材嵌合凹部53は、平面的に視ると円形に形成された孔であって、断面凹状となるように設けられている。本実施例における連結部材嵌合凹部53の形状は一例であるものとする。その他、例えば、矩形状であってもよいものとする。
本実施例では、端子3を複数個束ねると、各端子3間に介在する端子連結部材50の連結部材側嵌合凹部53に端子3の雄連結部16の嵌合突起20が嵌合する。これにより、各端子3の雄連結部16が連結される。
以上、図7を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、同一の形状を有する連結部16を設けた一種類の端子3を複数形成し、同一の形状を有する端子連結部材50を一種類形成するだけで、端子3を複数個束ねたとき、各端子3間に介在する端子連結部材50で各端子3の連結部16を連結させ各端子3を整列させた状態に置くことができる。これにより、複数の端子3と端子連結部50とを、それぞれ一種類製造すれば良いため、部品点数を抑えることができ、低コストで各端子3を連結し整列させることができる。
したがって、部品点数や製造コストを抑えて、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を、さらに良好にすることができるという効果を奏する。
さらに、本発明によれば、端子連結部材50の長さを変更することによって、各端子3間に所望の間隔をもたせることができる。これにより、各端子3間に端子連結部材50を介在して各端子3の連結部16を連結することで、ハウジング5の各端子収納室の位置に合うように所望の間隔をあけて整列させた状態を維持することができる。
したがって、ハウジング5への端子3の組付けの作業性を、より良好にすることができるという効果を奏する。
以下、図8を参照しながら実施例4を説明する。
図8は本発明の端子の実施例4を示す断面図である。
本実施例における端子4は、後述する端子連結部材60で各端子4の雌連結部21を連結する以外は、実施例1と同じ構成及び構造を備えている。したがって、本実施例では、実施例1と同じ構成及び構造には同一の符号を付して説明を省略し、端子連結部材60についてのみ説明する。
端子連結部材60は、この端子連結部材60の長手方向の一方の端面61及び端子連結部材60の長手方向の他方の端面62に連結部材側嵌合突起63が設けられた構成以外は実施例3の端子連結部材50と同じ構成及び構造を備えている。
連結部材側嵌合突起63は、図8では図示されていないが複数個(本実施例では2個)形成されている。本実施例における連結部材側嵌合突起63の個数は一例であるものとする。連結部材側嵌合突起63は、雌連結部21の嵌合凹部25に嵌合可能となるように配置されている。連結部材側嵌合突起63は、雌連結部21の嵌合凹部25に嵌合可能な形状に形成されているものとする。連結部材側嵌合突起63は、本実施例では、円柱状に形成され、断面凸状となるように突設されている。本実施例における連結部材側嵌合突起63の形状は一例であるものとする。その他、例えば、角柱状であってもよいものとする。
本実施例では、端子4を複数個束ねると、各端子4間に介在する端子連結部材60の連結部材側嵌合突起63が端子4の雌連結部21の嵌合凹部25に嵌合する。これにより、各端子4の雌連結部21が連結される。
以上、図8を参照しながら説明してきたように、本発明によれば、実施例3と同様の効果を奏する。
この他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
上記実施例の説明では、本発明は、雌端子に適用されるものであったが、これに限らず、雄端子に適用してもよいものとする。
1…コネクタ(雌コネクタ)、 2…ケーブル、 3,4,30…端子(雌端子)、 5…ハウジング、 6…電線、 7…金属箔、 8…絶縁外皮、 9…導体、 10…絶縁被覆、 11…端子接触部、 12…電線接続部、 13…繋ぎ部、 14…小径部、 15…大径部、 16…雄連結部(連結部)、 17,22,32…基部、 18,23…リブ、 19,24,37,38,39,40…先端面、 20,41…嵌合突起、 21…雌連結部(連結部)、 25,42…嵌合凹部、 26…リテーナー、 27…相手端子挿通孔、 31…連結部、 33…上側リブ、 34…下側リブ、 35…左側リブ、 36…右側リブ、 50,60…端子連結部材、 51,61…一方の端面、 52,62…他方の端面

Claims (1)

  1. 一端側に形成され相手端子と接触する端子接触部と,他端側に形成され電線の端末に接続される電線接続部と,前記端子接触部と前記電線接続部とを繋ぐように形成される繋ぎ部とを備える端子において、
    前記繋ぎ部の外周を覆い、当該端子を複数個束ねたときに該各端子間に所定の間隔を持たせる連結部を設け
    且つ、当該端子を複数個束ねたときに、該各端子間に端子連結部材を介在して前記各端子の前記連結部を連結す
    ことを特徴とする端子
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