JP2017004718A - 接点接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの端子の接触面積が限られていても接点抵抗をできるだけ下げる。【解決手段】メス端子1のインデント部4a,4bに二液混合硬化型接着剤の主剤6aが塗布され、オス端子10の上下の接触面12,13のうち端子挿入完了位置において各インデント部4a,4bに接触する箇所に、二液混合硬化型接着剤の硬化剤6bが塗布されている。メス端子1の箱部2に挿入したオス端子10のタブ部11を端子挿入完了位置に位置させると、インデント部4a,4bに塗布した主剤6aと上下の接触面12,13に塗布した硬化剤6bとが混合して硬化する。これにより、インデント部4a,4bと上下の接触面12,13とが接着機能を発揮した接着材5によって相対移動に固定された状態となる。【選択図】図1

Description

本発明は、第1端子と第2端子間の電気的接続を行う接点接続構造に関する。
2つの端子が接触して電気的接続を確保する接点構造は、従来から広く知られている(例えば、特許文献1)。
特開2014−241219号公報
この種の接点構造では、振動等により双方の端子が相対移動すると、端子同士が接触する接点において粉体が発生し、発生した粉体が酸化し絶縁体となって接点同士の接触部に挟まり、接点間の抵抗値を上昇させる可能性がある。
本発明は前記事情に鑑みなされたもので、本発明の目的は、2つの端子が接触する接点において両端子が相対移動するのを抑制することができる接点接続構造を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の第1の態様による接点接続構造は、
第1端子の第1接点部と第2端子の第2接点部とが接触する接点接続構造において、
前記第1接点部と前記第2接点部とが接着材によって相対移動不能に固定されている、
ことを特徴とする。
本発明の第1の態様による接点接続構造によれば、第1端子の第1接点部とこれに接触する第2端子の第2接点部とが接着材により相対移動不能に固定されていることから、例えば外部からの振動等により第1接点部と第2接点部とが接触箇所において相対移動することが抑制される。
このため、第1接点部と第2接点部との接触部分において両者の相対移動により粉体が発生するのを抑制することができ、粉体が酸化し絶縁体となって接点同士の接触部に挟まって、接点間の抵抗値が上昇するのを抑制することができる。
なお、本発明の第2の態様による接点接続構造は、本発明の第1の態様による接点接続構造において、前記接着材は、前記第1接点部と前記第2接点部とのうち一方に塗布された主剤と他方に塗布された硬化剤とを混合した二液混合硬化型接着剤であることを特徴とする。
本発明の第2の態様による接点接続構造によれば、本発明の第1の態様による接点接続構造において、第1接点部と第2接点部とを接触させると両者にそれぞれ塗布された二液混合硬化型接着剤の主剤と硬化剤とが混合され、硬化後の二液混合硬化型接着剤によって第1接点部と第2接点部とが相対移動不能に固定される。
このため、第1接点部と第2接点部とを接触させることで接着材が初めて接着機能を発揮するようにして、第1接点部と第2接点部とを接触させるための第1端子と第2端子との接続作業を、接着材の接着機能に妨げられることなく容易に行えるようにすることができる。
本発明によれば、2つの端子が接触する接点において両端子が相対移動するのを抑制することができる。
本発明の一実施形態に係る端子接続構造が適用される端子接続前の状態におけるメス端子とオス端子の断面図である。 端子接続状態における図1のメス端子とオス端子の断面図である。 本発明の他の実施形態に係る端子接続構造が適用される端子接続前の状態におけるメス端子とオス端子の断面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る端子接続構造が適用される端子接続前の状態におけるメス端子とオス端子の断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。図1は端子接続前の状態におけるメス端子とオス端子の断面図である。図1に示すメス端子1(請求項中の第1端子に相当)とオス端子10(請求項中の第2端子に相当)に、本実施形態の端子接続構造が適用される。
メス端子1は、メス側コネクタハウジング(図示せず)内の端子収容室に配置されている。メス端子1は、所定形状に打ち抜かれた導電性金属(例えば銅合金)を折り曲げ加工して形成されている。
メス端子1は箱部2を有する。箱部2は、前方が開口された方形状である。箱部2内には、箱部2の上面部より折り曲げられた弾性撓み部3が配置されている。弾性撓み部3には、底面側に向かって突出するインデント部4aが設けられている。インデント部4aは、弾性撓み部3の撓み変形によって上方に変移できる。弾性撓み部3と対向する箱部2の底面部2aには、インデント部4aと対向する位置にインデント部4bが設けられている。これらのインデント部4a,4bが、請求項中の第1接点部に相当している。
オス端子10は、オス側コネクタハウジング(図示せず)内の端子収容室に配置されている。オス端子10は、所定形状に打ち抜かれた導電性金属(例えば銅合金)を折り曲げ加工して形成されている。
オス端子10はタブ部11を有する。タブ部11は中空の舌片形状である。タブ部11は、メス側コネクタハウジング(図示せず)とオス側コネクタハウジング(図示せず)とのかん合過程で、メス端子1の弾性撓み部3と箱部2の底面部2aの間に、図1中矢印Xで示す挿入方向に挿入される。
メス側コネクタハウジング(図示せず)とオス側コネクタハウジング(図示せず)をかん合すると、先ずタブ部11の先端が弾性撓み部3に当接し、この当接箇所より更に挿入が進むと、弾性撓み部3が撓み変形してタブ部11の挿入が許容される。タブ部11の挿入過程では、インデント部4a,4bに接触しながらタブ部11の上下の接触面12,13がメス端子1に対するオス端子10の挿入方向Xに摺動し、やがて、図2に示す端子挿入完了位置に達する。
そして、本実施形態では、図1に示すメス端子1とオス端子10との端子接続前の状態において、メス端子1のインデント部4a,4bに、箱部2の開口側から二液混合硬化型接着剤の主剤6aが塗布されている。また、オス端子10のタブ部11の上下の接触面12,13のうち、図2に示す端子挿入完了位置において各インデント部4a,4bに接触する箇所に、図1に示すように、二液混合硬化型接着剤の硬化剤6bが塗布されている。
したがって、メス端子1の箱部2に挿入したオス端子10のタブ部11を図2に示す端子挿入完了位置に位置させると、インデント部4a,4bに塗布した主剤6aと上下の接触面12,13に塗布した硬化剤6bとが混合して硬化する。これにより、インデント部4a,4bと上下の接触面12,13とが接着機能を発揮した接着材5によって相対移動に固定された状態となる。
このため、メス端子1とオス端子10とが相対移動するような振動等が生じても、インデント部4a,4bが上下の接触面12,13上を摺動して摩耗による粉体が発生することが抑制される。このため、発生した粉体が酸化し絶縁体となってインデント部4a,4bと各接触面12,13との接触部に挟まって、接点間の抵抗値が上昇するのを抑制することができる。
また、本実施形態では、メス端子1の箱部2に挿入されたオス端子10のタブ部11が図2に示す端子挿入完了位置に達して主剤6aと硬化剤6bとが混合して接着機能を発揮した接着材5となるまでは、主剤6a及び硬化剤6bは単体では接着機能を発揮しない。このため、タブ部11を箱部2に挿入している作業の途中でインデント部4a,4bが上下の接触面12,13と相対移動不能に固定されて、箱部2に対するタブ部11の挿入作業が妨げられてしまうのを防ぎ、挿入作業を容易に行えるようにすることができる。
なお、硬化剤6bをインデント部4a,4bに塗布し、主剤6aを各接触面12,13の各インデント部4a,4bに接触する箇所に塗布してもよい。また、二液混合硬化型接着剤に代えて、例えば熱硬化型や紫外線硬化型等の一液硬化型の接着剤を接着材5として、図3の説明図に示すように各インデント部4a,4bに塗布するか、あるいは、図4の説明図に示すように各接触面12,13の各インデント部4a,4bに接触する箇所に塗布してもよい。
また、上述した実施形態では、メス端子1に接点部としてインデント部4a,4bを形成した場合について説明したが、本発明は、オス端子10側にもインデント部を形成して接点部とする場合にも適用可能である。
あるいは、本発明は、第1端子の第1接点部にインデント部を設けて第2端子の第2接点部の接触面に接触させて両端子の電気的接続を行う接点接続構造として広く適用可能である。
本発明は、第1端子と第2端子間の電気的接続を行う際に用いて極めて有用である。
1 メス端子(第1端子)
2 箱部(第1接点部)
2a 箱部底面部
3 弾性撓み部
4a,4b インデント部(第1接点部)
5 接着材
6a 主剤
6b 硬化剤
10 オス端子(第2端子)
11 タブ部
12,13 接触面(第2接点部)
X 挿入方向

Claims (2)

  1. 第1端子の第1接点部と第2端子の第2接点部とが接触する接点接続構造において、
    前記第1接点部と前記第2接点部とが接着材によって相対移動不能に固定されている、
    ことを特徴とする接点接続構造。
  2. 前記接着材は、前記第1接点部と前記第2接点部とのうち一方に塗布された主剤と他方に塗布された硬化剤とを混合した二液混合硬化型接着剤であることを特徴とする請求項1記載の接点接続構造。
JP2015116581A 2015-06-09 2015-06-09 接点接続構造 Pending JP2017004718A (ja)

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