JP2017003898A - レンズアタッチメント - Google Patents

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真司 青木
Shinji Aoki
真司 青木
由起 長岡
Yuki Nagaoka
由起 長岡
君野 和也
Kazuya Kimino
和也 君野
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Abstract

【課題】観察対象物を拡大して見るための対物レンズを含み、撮像装置に取付けて用いられ、ディスプレイに撮像装置の影を映すことなく、該観察対象物の鮮明かつ明確な拡大画像を見ることができるレンズアタッチメントを提供する。【解決手段】対物レンズ部15と、対物レンズ部15の周囲に一体化して設けられた採光部16と、を含み、透明性材料からなるレンズブロック10と、レンズアタッチメント1の本体を撮像装置に着脱自在に取り付けるための取付け部12と、レンズブロック10、及び取付け部12を支持する支持部13と、を少なくとも備え、採光部16は光出射面21を有し、対物レンズ部15を撮像装置のカメラレンズと略同軸上に対向させて撮像装置に取付けた際に、光出射面21を観察対象物に向けて配置したことを特徴とするレンズアタッチメント。【選択図】図2

Description

本発明は、レンズアタッチメントに関する。
携帯電話やスマートフォンに内蔵される撮像装置は、近年長足の進歩を遂げ、大判化された撮像素子の搭載、有効画素数の顕著な増加等により、高機能のコンパクトデジタルカメラ等に匹敵する程の高画質画像を得ることが可能になっている。しかし、携帯電話やスマートフォンの撮像装置に装備されるズーム機能を用いるだけでは、拡大画像の画質の劣化が比較的大きく、観察対象物の明確かつ鮮明な拡大画像を観察したり、撮影したりすることは困難な場合が多い。
従来から、観察対象物の拡大画像を得るために、対物レンズを撮像装置に取付けて用いる提案が多くなされている。例えば、特許文献1は、光を透過するレンズ本体と、両面に粘着剤が塗布されたシート状粘着部材であって、該レンズ本体を撮像装置のカメラレンズ設置面に取り付けるための取付け手段と、カメラレンズに取り入れられる光を遮らないように、取付け手段に設けられた穴と、を備えるレンズを開示する(請求項1、2)。また、特許文献1は、クリップやバネ等の付勢手段により、撮影装置のカメラレンズ設置面に取り付けられるレンズをも開示する(請求項10、13)。
特許文献2は、補助レンズと、補助レンズの外周より突出した引き剥がし操作用突片と、補助レンズを撮像装置のカメラレンズの入光口周縁前面に引き剥がし可能に粘着保持させる粘着部材と、を備える補助レンズアダプタ装置を開示する。
特許文献3は、接写レンズと、接写レンズを保持するレンズホルダと、レンズホルダを保持し、かつレンズホルダを介して接写レンズと対向する両側に、接写レンズの光軸と交わる位置を中心とする円形窓が形成された偏平形状筐体と、該筐体の観察対象物を臨む表面において、円形窓の周りに設けられ、観察対象物に接触させるためのほぼ平坦な接触部と、該筐体の撮像装置を臨む表面に設けられ、撮像装置に接着するための両面接着材を接着するほぼ平坦な固定部とを備える接写用ルーペを開示する。
特許文献4は、電子カメラのレンズ面に非球面を含む単レンズを取付けた、超高倍率撮影システムを開示する。
特許文献5は、先端開口部が形成されたカメラ筐体と、カメラ筐体内に配設され、先端開口部を経た光を集光して像を結像する対物レンズ及び結像レンズと、対物レンズ及び結像レンズにより結像された像を撮像する撮像素子と、カメラ筐体に対して外方に延びるように取り付けられた手持ちハンドルと、カメラ筐体と手持ちハンドルとを揺動自在に連結する揺動連結部と、を備え、先端開口部を観察対象物が存在する観察面に当接させるとともに、観察面に対してカメラ筐体を所定角度に保持して、先端開口部が当接した観察面の像を対物レンズ及び結像レンズにより撮像素子の撮像面に結像させて撮像する撮像装置を開示する。
特開2004−054212号公報 特開2004−199014号公報 特開2004−286776号公報 特開2008−129564号公報 特開2011−002585号公報
従来のように、撮像装置のカメラレンズに対して同軸上に対物レンズを取り付けた場合、対物レンズの焦点距離が比較的短いことから、明確かつ鮮明な拡大画像を得るためには、対物レンズを観察対象物に近付けることが必要になる。しかしながら、対物レンズを観察対象物に近づけると、撮像装置自体が観察対象物の周囲に光が入射するのを遮ることにより、ディスプレイに撮像装置の影が映ったり、ディスプレイの周縁部が中央部よりも暗くなったりして、観察対象物の拡大画像を明確かつ鮮明に観察し難くなる傾向にある。特に、スマートフォンやカメラ付き携帯電話では、カメラレンズの取付け位置が端部に偏っていることも相俟って、その傾向は非常に顕著になる。
また、撮像装置の中には視野を明るくするためのライトが取り付けられているものもあるが、ライトを点灯しても、影は完全には消えない場合がある。また、ライトの点灯により、ディスプレイの中央部が明るくなり過ぎて、観察対象物の拡大画像が却って不鮮明になる場合もある。
本発明の目的は、観察対象物を拡大して見るための対物レンズを含み、撮像装置に取付けて用いられ、ディスプレイに撮像装置の影を映すことなく、該観察対象物の鮮明かつ明確な拡大画像を見ることができるレンズアタッチメントを提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、対物レンズ部及び対物レンズ部の周囲に一体化された採光部を含み、透明性材料からなるレンズブロックを設け、さらに観察対象物に対して光を出射する光出射面を採光部に設けたレンズアタッチメントを撮像装置に取付けるという構成を見出した。そして、本発明者らは、前記構成を採用することにより、対物レンズ部と観察対象物との間の空間における光量の増大を図ることができるので、対物レンズ部と観察対象物との間が狭くなっても、撮像装置の影がディスプレイに映ることなく、観察対象物の鮮明かつ明確な拡大画像を見ることができ、該レンズアタッチメントを取り付けた撮像装置を、身近な観察対象物を拡大して見ることのできる顕微鏡として手軽に使用できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、下記(1)〜(10)のレンズアタッチメントを提供する。
(1)カメラレンズと撮像素子とカメラレンズが捉えた観察対象物の画像を表示するディスプレイとを備える撮像装置に着脱自在に取り付けられるレンズアタッチメントであって、対物レンズ部と、対物レンズ部の周囲に一体化して設けられた採光部と、を含み、透明性材料からなるレンズブロックと、レンズアタッチメントを撮像装置に着脱自在に取り付けるための取付け部と、レンズブロック、及び取付け部を支持する支持部と、を少なくとも備え、採光部は光出射面を有し、対物レンズ部をカメラレンズと略同軸上に対向させて撮像装置に取付けた際に、光出射面を観察対象物に向けて配置したことを特徴とするレンズアタッチメント。
本発明のレンズアタッチメントによれば、レンズブロックの対物レンズ部により、観察対象物を10〜300倍程度拡大して見ることが可能になり、撮像装置を手軽な顕微鏡のように使用することができる。本発明では、対物レンズ部をカメラレンズと略同軸上に対向するように撮像装置に取付けた際に、観察対象物に向けて配置される光出射面を有する採光部を、対物レンズ部の周囲に設けることにより、対物レンズ部と観察対象物との距離が近くなっても、その空間での光量が著しく増加するので、ディスプレイに影が映ることがなく、観察対象物の拡大画像を明確かつ鮮明に見ることができる。
(2)レンズアタッチメントを撮像装置に取付けた際に、採光部の少なくとも一部が、撮像装置によって撮像装置の外方と遮られない位置に突出する、上記(1)のレンズアタッチメント。
上記(2)のレンズアタッチメントによれば、撮像装置に邪魔されることなく、周辺の光を対物レンズ部と観察対象物との空間に取り込むことができるので、観察対象物の拡大画像の画質(明確性及び鮮明性)をさらに向上させることができる。
(3)採光部が、対物レンズ部の周囲を連続的に又は断続的に周回する溝部を有し、溝部は、光出射面として、対物レンズ部に対して相対的に近位側にある第1内側面と、相対的に遠位側にある第2内側面と、を有し、第1、第2内側面はレンズブロックの厚み方向に対して傾斜角を有する斜面である、上記(1)又は(2)のレンズアタッチメント。
上記(3)のレンズアタッチメントによれば、対物レンズ部の側面方向から入射した光や、観察対象物がある方向から入射した光を主に溝部の第1及び第2内側面にて反射させ、観察対象物に向けて出射させることができるので、観察対象物と対物レンズ部との間の空間における光量を顕著に増加させることができる。その結果、ディスプレイに影が映ることなく、観察対象物の明確かつ鮮明な拡大画像を観察することが可能になる。
(4)第1内側面の傾斜角は、該第1内側面が対物レンズ部から遠位側にあるほど小さくなる、上記(3)のレンズアタッチメント。
上記(4)のレンズアタッチメントによれば、採光部による光の取り込み効率のより一層の向上、及び対物レンズ部と観察対象物との間の空間(特に観察対象物及びその周囲の空間)での光量の一層の増加を図ることができる。
(5)採光部が複数の溝部を有し、複数の溝部が対物レンズ部の軸心を中心とする略同心円に設けられた、上記(3)又は(4)のレンズアタッチメント。
上記(5)のレンズアタッチメントによれば、複数の溝部を略同心円状に規則性を持たせて設けることにより、対物レンズ部と観察対象物との間の空間の全領域において光量の均一化を図ることができ、観察対象物の拡大画像の画質向上をもたらすことができる。
(6)支持部に支持される焦点調整部をさらに備え、焦点調整部は、支持部への取付け面とは反対側の面が、その周縁部から中心部に向けてなだらかに突出する太鼓形状を有する、上記(1)〜(5)のいずれかのレンズアタッチメント。
上記(6)のレンズアタッチメントによれば、支持部により支持される焦点調整部の太鼓形状の頂部(中心部)を、観察対象物を載置した面と接触させた状態で、該頂部を支点にしてレンズアタッチメントを縦方向、横方向、及び斜め方向に上下動させるか及び/又は回転させれば、観察対象物に対する対物レンズ部の焦点を容易に調整することができる。
(7)支持部により支持されたレンズブロック、及び取付け部、並びに支持部の外表面を覆うように装着される保護カバーをさらに備える、上記(1)〜(6)のいずれかのレンズアタッチメント。
上記(7)のレンズアタッチメントによれば、レンズアタッチメントを保存したり、持ち運んだりする際に、特にレンズブロックや取付け部の損傷を防ぐことができ、レンズアタッチメントの長期間の使用が可能になる。
(8)支持部を介して焦点調整部及び取付け部が対向するように支持され、焦点調整部、支持部、及び取付け部の合計厚みと、保護カバーの厚みとが略同じである、上記(1)〜(7)のいずれかのレンズアタッチメント。
上記(8)のレンズアタッチメントによれば、レンズアタッチメントから保護カバーを取り外したレンズアタッチメント本体を撮像装置に取付けた際に、レンズアタッチメント本体の撮像装置に対する取付け位置と離れた位置で、保護カバーを観察対象物を載置した面と撮像装置との間に配置し、撮像装置の置台として使用することができる。保護カバーはレンズアタッチメント本体の最厚部(焦点調整部、支持部及び取付け部の合計厚み)とほぼ同じ厚みなので、場合によっては、対物レンズ部の焦点調整を行なうことなく、観察対象物の拡大画像を見ることができる。また、保護カバーは撮像装置に固定されていないので、焦点調整部が太鼓形状である場合は、焦点の微調整を容易に実施することもできる。
(9)採光部は、対物レンズ部の軸心を中心とした内角60°以上の領域において、対物レンズ部と略同軸上の略円形又は略正多角形に相当する平面形状を有する、上記(1)〜(8)のいずれかのレンズアタッチメント。
上記(9)のレンズアタッチメントによれば、対物レンズ部と観察対象物との間の空間における光量のより一層の均一化を図ることができる。
(10)撮像装置はデジタルカメラ、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダ、カメラ付き携帯電話又はスマートフォンである上記(1)〜(9)のいずれかのレンズアタッチメント。
上記(10)のレンズアタッチメントによれば、上記のような携帯可能な撮像装置にレンズアタッチメントを取り付けることにより、万人がそれぞれの好みに合わせて利用可能な携帯型顕微鏡として用いることができる。
本発明のレンズアタッチメントを撮像装置に取付けることにより、観察対象物を拡大して見るために対物レンズを用いるにもかかわらず、ディスプレイに撮像装置の影を映すことなく、該観察対象物の鮮明かつ明確な拡大画像を見ることができる。
レンズアタッチメント本体を撮像装置に取り付けた状態を示す側面図である。 図1に示すレンズアタッチメント本体を備えた第一実施形態のレンズアタッチメントの構成を模式的に示す分解斜視図である。 図1に示すレンズアタッチメント本体の構成を模式的に示す分解斜視図である。 (a)及び(b)はそれぞれ図1に示すレンズアタッチメント本体、及び図2に示すレンズアタッチメントの構成を模式的に示す断面図である。 レンズブロックの構成を示す模式図である。 焦点調整部による焦点調整方法を模式的に示す側面図である。 保護カバーの別の利用方法を説明する側面面である。 別形態の保護カバーの構成を模式的に示す斜視図である。 別形態のレンズアタッチメントの構成を模式的に示す側面図である。 さらに別形態のレンズアタッチメントの構成を模式的に示す側面図である。
以下、第一実施形態のレンズアタッチメント1について図面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、レンズアタッチメント本体2を撮像装置100に取り付けた状態を示す側面図である。なお、レンズアタッチメント本体2とは、レンズアタッチメント1から後述する保護カバー14を取り外したものをいう。図2は、レンズアタッチメント本体2を備えた第一実施形態のレンズアタッチメント1の構成を模式的に示す分解斜視図である。図3は、レンズアタッチメント本体2の構成を模式的に示す分解斜視図である。図4(a)は、レンズアタッチメント本体2の構成を模式的に示す断面図であり、図4(b)はレンズアタッチメント1の構成を模式的に示す断面図である。なお、図4では隔壁32の図示を省略している。
第一実施形態のレンズアタッチメント1は、図1に示すように、保護カバー14を取り外したレンズアタッチメント本体2として、カメラレンズと撮像素子とカメラレンズが捉えた観察対象物の画像を表示するディスプレイ(いずれも不図示)とを備える撮像装置100に着脱自在に取り付けられる。より具体的には、レンズアタッチメント本体2は、後述する対物レンズ部15が撮像装置100のカメラレンズと略同軸上に対向するように、撮像装置100に取り付けられる。
ここで、撮像装置100としては特に限定されないが、持ち運びが容易な撮像装置100が好ましく、例えば、デジタルカメラ、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダ、カメラ付き携帯電話、スマートフォン等が挙げられる。これらの中でもカメラ付き携帯電話やスマートフォンが特に好ましい。レンズアタッチメント1を持ち運びが容易な撮像装置100に取付けることにより、日常の様々な場面で、例えば、動植物や、各種機器類の内部構造等を拡大して観察及び撮影することが可能になり、使用者の自然科学に対する興味や理解等を高めることができる。
レンズアタッチメント1は、図2〜図4に示すように、レンズブロック10、焦点調整部11、及び取付け部12が支持部13により支持されたレンズアタッチメント本体2と、レンズアタッチメント本体2に装着される保護カバー14と、を備える。以下、レンズアタッチメント本体2を構成する各部材について順に説明する。
図5は、レンズブロック10の構成を示す模式図である。図5において、(a)は斜視図、(b)は上面図、(c)は側面図、(d)は断面図である。レンズブロック10は透明性材料からなり、図5に示すように、半円状の平面形状を有する光学系部10Aと略方形の平面形状を有する嵌入部10Bとがレンズブロック10の長手方向に連設された板状部材である。光学系部10Aには、対物レンズ部15と、対物レンズ部15の周囲に一体化された採光部16とが設けられ、嵌入部10Bには光学系部10Aから遠位側の縁辺10xの略中央からレンズブロック10の外方に突出する係止部17が設けられている。
光学系部10Aにおいて、対物レンズ部15を構成する対物レンズとしては特に限定されないが、例えば、両面非球面レンズが好ましく用いられる。このような対物レンズを用い、対物レンズの焦点距離、レンズ厚み、有効径、ワークディスタンス(WD)、絞り、撮像装置100と対物レンズとの距離等を適宜調整し、必要に応じて撮像装置100のデジタルズーム機能を利用することにより、観察対象物(不図示)の10〜300倍程度の拡大画像を容易に観察又は撮影することができる。
また、対物レンズ部15を構成する透明性材料としては、可視光領域での光透過性の高い材料が好ましく、例えば、ポリメチルメタクリレート、脂肪族環状ポリオレフィン(COP)及びその共重合体(COC)、ポリカーボネート等が挙げられる。対物レンズは、所定の波長領域の光を通すフィルター機能を有するものでもよい。このフィルター機能を有することより、赤外線像等の、可視光領域以外の像を選択的に観察できる。より具体的には、例えば、撮像装置100にレンズアタッチメント本体2を取り付けて建造物の外壁診断を行なう場合、表面情報だけでなく深部の情報をも得ることができる。
採光部16は、対物レンズ部15と一体化され、対物レンズ部15の周囲に設けられている。本実施形態の採光部16は、対物レンズ部15の周囲を連続的に円環状に周回する複数の溝部20からなる。複数の溝部20は、対物レンズ部15の軸心(光軸)を中心にして略同心円状に設けられている。本実施形態では、複数の溝部20が形成されているが、これに限定されず、1個の溝部20を形成してもよい。また、複数の溝部20は同心円状すなわち隣り合う溝部20間の距離が略一定になるように形成されているが、これに限定されず、隣り合う溝部20間の距離が部分的に異なるように形成してもよい。また、溝部20は連続的な円環状として形成されているが、これに限定されず、断続的すなわち破線状に形成されていてもよい。
溝部20は断面視V字状の形状であり、光出射面21として、対物レンズ部15に対して相対的に近位側にある第1内側面21x、及び対物レンズ部15に対して相対的に遠位側にある第2内側面21yを有している。第1、第2内側面21x、21yはいずれもレンズブロック10の厚み方向に対して傾斜角を有する傾斜面となっている。第1、第2内側面21x、21yの傾斜角はそれぞれ特に限定されず、また、第1内側面21xの傾斜角と第2内側面21yの傾斜角とは同じでも異なっていても良い。本実施形態では、溝部20は断面視V字状の形状を有しているが、傾斜面である内側面を有する形状であれば特に限定されず、該形状としては、例えば、断面視台形状等が挙げられる。
光出射面21は、対物レンズ部15を撮像装置100のカメラレンズに対して略同軸上に対向配置した際に、観察対象物の方向に向くように配置され、対物レンズ部15の側面方向から採光部16に入射した光や、観察対象物がある方向から採光部16に入射した光を反射し、主に観察対象物に向けて出射するように構成される。このため、観察対象物の拡大画像を得るために、対物レンズ部15を観察対象物に近付けても、光出射面21から観察対象物に向けて反射する光により、対物レンズ部15と観察対象物との間の空間における光量が顕著に増加し、撮像装置100の影がディスプレイに映り込むこと等が防止され、観察対象物の明確かつ鮮明な拡大画像を得ることができる。
本実施形態では、第1内側面21xは、対物レンズ部15から遠位側にあるほど、その傾斜角が小さくなるように構成されているので、光を観察対象物及びその近傍に出射し易くなり、観察対象物のより一層明確かつ鮮明な拡大画像を得ることができる。
採光部16は対物レンズ部15と同じ透明性材料で構成されていてもよいが、本実施形態では、対物レンズ部15を構成する透明性材料よりも機械強度又は剛性の高い透明性材料で構成されている。
また、採光部16は、対物レンズ部15の軸心(光軸)を中心とした内角60°以上、好ましくは60°〜360°の領域において、対物レンズ部15とほぼ同軸上の略円形又は略正多角形に相当する平面形状を有するように構成されることが好ましい。この構成によれば、対物レンズ部15と観察対象物との間の空間における光量のより一層の均一化を図ることができ、観察対象物のより一層明確かつ鮮明な、ムラのない拡大画像を得ることができる。
嵌入部10Bは、後述する支持部13に形成された穴25aに嵌入され、その係止部17が穴25a内に設けられた係止機構(不図示)により着脱自在に係合されることにより、レンズブロック10が支持部13に連結され、支持される。
焦点調整部11は、本実施形態では支持部13に一体化され、その表面が焦点調整面22となり、例えば、対物レンズ部15の観察対象物に対する焦点を合わせるために用いられる。焦点調整面22は、その周縁部から中心部に向けてなだらかに突出し、中心部が頂部24となる太鼓形状を有している。焦点調整部11は、レンズアタッチメント本体2を撮像装置100に取付けた際に、例えば、観察対象物又は観察対象物が載置された面に少なくとも焦点調整面22の頂部24が接するように配置して用いられる。
図6は、焦点調整部11による焦点調整方法を模式的に示す側面図である。図6(a)に示すように、撮像装置100に取付けられたレンズアタッチメント本体2の焦点調整面22の頂部24を観察対象物101の載置面102に接した状態とする。次に、図6(b)に示すように、載置面102に接した頂部24を軸(支点)にして矢符103、104のように上下左右への移動及び/又は回転を行ない、対物レンズ部15と観察対象物101との距離Sを調整することにより、対物レンズ部15の観察対象物101に対する焦点を合わせることができる。このような焦点調整は、シーソー型焦点調整手段の一例である。
焦点調整部11により、レンズアタッチメント本体2と観察対象物101との間の空間における光量を減らすことなく焦点調整を容易に実施できるが、これに限定されず、焦点調整部11を設けていないレンズアタッチメントを取り付けた撮像装置100を観察対象物101に対して近接又は離反又は回転させることにより焦点調整を行なってもよい。また、焦点調整部11に代わる公知の焦点調整部材又は焦点調整機構を用いてもよい。
焦点調整部11は、本実施形態のように支持部13と一体成形してもよく、また、焦点調整部11を支持部13とは別部材とし、かつ支持部13に焦点調整部11の取付け面(不図示)を設け、該取付け面と、焦点調整部11の焦点調整面22とは反対側の面とを、例えば、接着剤等での接着、熱融着等の方法で接着することにより、支持部13に固定してもよい。また、本実施形態の焦点調整部11は、上面視略方形状の平面形状を有しているが、中心部が頂部24となる太鼓形状の焦点調整面22を有するものであればその平面形状は特に限定されず、円形、楕円形、多角形、台形、星形等の任意の形状とすることができる。
取付け部12は、レンズアタッチメント本体2を撮像装置100に対して着脱自在に取り付けるための部材であり、本実施形態では支持部13を介して焦点調整部11の設置位置と対向する位置に取付けられる。本実施形態の取付け部12は、繰返し着脱が可能な粘着シートから構成される。このような粘着シートとして各種市販品を使用することができ、市販品の具体例として、ゲルタックシート、クリアアタックシート(いずれも商品名、ポリウレタン製、(株)エクシールコーポレイション製)等が挙げられる。取付け部12は粘着シートに限定されず、例えば、ばねを利用したクリップタイプの取付け部を設けてもよい。このような取付け部は、撮像装置100への取付け及び取り外しが容易である。
支持部13は、レンズブロック10、焦点調整部11、及び取付け部12を支持する板状部材である。支持部13は、より具体的には、レンズブロック10を支持するレンズブロック支持部25と、レンズブロック支持部25に連設され、焦点調整部11及び取付け部12を支持する把持部26と、後述する保護カバー14のレンズアタッチメント本体2への装着時に保護カバー14の脱落を防止するための係止ピン27a、27bと、を有する。これらは、一体成形されていることが好ましい。
レンズブロック支持部25は、支持部13の長手方向の一方の端部に設けられ、レンズブロック10の嵌入部10Bを嵌入するための穴25aと、穴25aの内部に設けられ、嵌入部10Bの係止部17を着脱自在に係合するための係止機構(不図示)と、を有している。レンズブロック支持部25は、レンズブロック10の嵌入部10Bを穴25aに嵌入しかつ係止部17と上記係止機構とを係合することにより、レンズブロック10を支持する。
把持部26は、支持部13の長手方向においてレンズブロック支持部25に連設され、一方の表面に取付け部12を嵌入固定するための凹部30が形成され、支持部13に一体化された焦点調整部11と取付け部12とは格子状の隔壁32により離間されている。、把持部26の幅長さはレンズブロック支持部25よりも小さくなっている。なお、焦点調整部11を支持部13とは別部材とする場合には、隔壁32を介して凹部30と対向する別の凹部を設け、該凹部に焦点調整部11を嵌入及び固定してもよい。勿論、把持部26を平坦な板状に形成し、その両側に焦点調整部11及び取付け部12を貼り付けてもよい。
係止ピン27a、27bは、レンズブロック支持部25の幅方向両端から、把持部26の幅方向両縁辺26a、26bに沿ってかつ該両縁辺26a、26bと離隔して垂下し、把持部26のレンズブロック支持部25とは反対側の端部近傍まで延び、平面視略逆L字状、及び平面視略L字状の形状を有している。係止ピン27a、27bは、後述する保護カバー14をレンズアタッチメント本体2に固定し、その脱落を防止する。また、係止ピン27a、27bの各側面における端部近傍には凸部28a、28bが設けられている。
保護カバー14は、レンズアタッチメント本体2の外表面を覆うように該本体2に装着され、該本体2に備わる各部材を保護するキャップ状部材である。本実施形態では、保護カバー14は、その厚み方向の両方の表面形状が、レンズブロック10の表面形状に対応するように構成されている。保護カバー14を透明性材料で作製し、かつ前記構成を採用すれば、保護カバー14を装着した状態のレンズアタッチメント1を撮像装置100に重ね合せ、下見用として観察対象物101の拡大画像を観察できる。
また、本実施形態の保護カバー14は、レンズブロック10及び取付け部12の外表面を覆い、支持部13の外表面の一部を覆うように構成される。このように、保護カバー14が、焦点調整部11を除くレンズアタッチメント本体2の外表面を覆うことにより、保護カバー14の厚みと、レンズアタッチメント本体2の最大厚み(本実施形態では焦点調整部11、支持部13及び取付け部12の合計厚み)とが略同じになるように構成することができる。この構成により得られる利点を図7に基づいて説明する。
図7は、保護カバー14の厚みとレンズアタッチメント本体2の最大厚みとが略同じである場合の、保護カバー14の利用方法を説明する側面面である。レンズアタッチメント本体2が取付けられた撮像装置100は、焦点調整部11の焦点調整面22の頂部24が観察対象物101の載置面102に接するように配置される。そして、頂部24の載置面102との接触部分とは離れた位置で、撮像装置100と載置面102との間に保護カバー14を配置する。すなわち、保護カバー14は撮像装置100の置台として使用される。
上記のように保護カバー14を置台として使用すれば、場合によっては、対物レンズ部15の焦点調整を行なうことなく、観察対象物の拡大画像を安定した状態で見ることができる。また、保護カバー14は撮像装置100及び載置面102に固定されていないので、焦点調整部11が太鼓形状である場合は、焦点の微調整も容易に実施することができる。さらに、このように構成すれば、焦点調整部11の外表面が保護されていないにもかかわらず、全体としての略同じ厚みを有することになるので、焦点調整部11の外表面の損傷が少なくなるという別の利点もある。
保護カバー14の幅方向両側面には、支持部13の凸部28a、28bの形成位置と対応する位置に係止穴29a、29bが設けられ、凸部28a、28bと係止穴29a、29bとが係合することによっても、保護カバー14がレンズアタッチメント本体2に固定される。
また、保護カバー14のレンズアタッチメント本体2への装着方向とは反対側の先端部には、レンズアタッチメント1をポケット、鞄等から取り出すためのストラップ取付け穴40が設けられているが、ストラップ取付け穴40はあってもなくてもよい。
本実施形態の保護カバー14は、焦点調整部11を除くレンズアタッチメント本体2の外表面を覆うように形成されているが、これに限定されず、レンズアタッチメント本体2の外表面の略全体を覆うように形成してもよい。
また、保護カバー14の表面に好ましくは表面端部に、例えば10μm単位の目盛を刻印し、観察対象物101を拡大して観察する際に、観察対象物101と共に前記目盛部分をディスプレイに映し、必要に応じて焦点を合わせることにより、拡大倍率の確認や観察対象物101の内部の細部構造の概略寸法の測定等を実施することができる。
図8は、別形態の保護カバー14Aの構成を模式的に示す斜視図である。保護カバー14Aは、厚み方向両側の表面形状が平坦面である以外は、保護カバー14と同じ構成を有する。
レンズアタッチメント1を、観察対象物のスケール測長に用いるための一実施形態を挙げる。本実施形態では、レンズアタッチメント1は、その付属品として、スケールゲージを備えている。スケールゲージは、印刷物でも、スケールが刻印又は印刷された定規状の構造物でも良い。まず、レンズアタッチメント1と共に利用される撮像装置100によりスケールゲージの画像を取り込むことによって、ルーラーを作製し、透明画像として撮像装置100に保存しておく。次に、観察対象物の拡大画像をディスプレイ上で観察する際に、その拡大画像にルーラーの透明画像を重ね合せて表示することにより、観察対象物のスケール測長を容易に実施することができる。。
このように、スケールゲージ画像の取り込みにより、ルーラーを透明画像として取り込み保存する工程、及びルーラーの透明画像を呼び出して、ディスプレイ上で観察対象物の拡大画像に重ね合せる工程を含むアプリケーションを、撮像装置100に搭載しておくことにより、観察対象物のスケールを明確に確認することができる。
図9は、別形態のレンズアタッチメント3の構成を模式的に示す側面図である。レンズアタッチメント3のレンズアタッチメント1と共通する部材については、レンズアタッチメント1と同じ参照符号を付して説明を省略する。レンズアタッチメント3は、半円状の平面形状を有する光学系部36と略方形の平面形状を有する嵌入部10Bとが一体化された板状部材であるレンズブロック35を有することを特徴とする。光学系部36は、対物レンズ部(不図示)と、対物レンズ部の周囲に一体化された採光部37とを含み、採光部37は、採光部16と同様に対物レンズ部の周囲を互いに離隔して略同心円状に周回する複数の溝部(不図示)を有し、採光部16よりも大径であり、少なくとも一部が撮像装置100よりも外方に突出するように構成されていることを特徴とする。
上記のような採光部37を有することにより、レンズアタッチメント3の本体が取付けられた撮像装置100を上面から見た場合に、採光部37の少なくとも一部が撮像装置100よりも長手方向及び幅方向にはみだした状態となる。すなわち、採光部37の一部が、撮像装置100によって撮像装置100の外方と遮られない位置に突出した状態となる。このように、採光部37が撮像装置100よりも外方に突出することにより、撮像装置100に邪魔されることなく、周辺の光を対物レンズ部と観察対象物との空間に取り込むことができるので、観察対象物の拡大画像の画質(明確性及び鮮明性)をさらに向上させることができる。
本実施形態では、採光部37の一部が撮像装置100の長手方向及び幅方向に突出するように構成しているが、これに限定されず、長手方向のみ又は幅方向のみに突出するように構成することもできる。
図10は、さらに別形態のレンズアタッチメント4の構成を模式的に示す側面図である。レンズアタッチメント4は、レンズアタッチメント1の構成に加えて、焦点調整部11における焦点調整面22の頂部24に透明板33が取付けられていることを特徴とする。透明板33は、一方の端部33aがディスプレイ上の観察対象物の拡大画像の周縁部に映り込むように構成されている。そして、透明板33の一端部33aの観察対象物を臨む側の表面には、ディスプレイ上の拡大画像と対応するように透明板34の長さ方向及び/又は幅方向にスケール(目盛)34が設けられている。透明板33は、例えば透明性プラスチック等から作製される。このように構成すれば、観察対象物のスケールをほぼ正確にかつ極めて容易に測長できるので、本発明のレンズアタッチメントを、単なる顕微鏡的な用途だけでなく、基礎的な予備研究機器としても使用することが可能になる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲においてその構成を適宜変更し得ることは勿論である。
1、3、4 レンズアタッチメント
2 レンズアタッチメント本体
10、35 レンズブロック
10A、36 光学系部
10B 嵌入部
11 焦点調整部
12 取付け部
13 支持部
14、14A 保護カバー
15 対物レンズ部
16、37 採光部
17 係止部
20 溝部
21 光出射面
21x 第1内側面
21y 第2内側面
22 焦点調整面
24 頂部
25 レンズブロック支持部
26 把持部
27a、27b 係止ピン
28a、28b 凸部
29a、29b 係合穴
30 凹部
32 隔壁
33 透明板
40 ストラップ取付け穴
100 撮像装置
101 観察対象物
102 載置面

Claims (10)

  1. カメラレンズと撮像素子と前記カメラレンズが捉えた観察対象物の画像を表示するディスプレイとを備える撮像装置に着脱自在に取り付けられるレンズアタッチメントであって、
    対物レンズ部と、前記対物レンズ部の周囲に一体化して設けられた採光部と、を含み、透明性材料からなるレンズブロックと、
    前記レンズアタッチメントを前記撮像装置に着脱自在に取り付けるための取付け部と、
    前記レンズブロック、及び前記取付け部を支持する支持部と、
    を少なくとも備え、
    前記採光部は光出射面を有し、前記対物レンズ部を前記カメラレンズと略同軸上に対向させて前記撮像装置に取付けた際に、前記光出射面を前記観察対象物に向けて配置したことを特徴とするレンズアタッチメント。
  2. 前記レンズアタッチメントを前記撮像装置に取付けた際に、前記採光部の少なくとも一部が、前記撮像装置によって前記撮像装置の外方と遮られない位置に突出する、請求項1に記載のレンズアタッチメント。
  3. 前記採光部が、前記対物レンズ部の周囲を連続的に又は断続的に周回する溝部を有し、
    前記溝部は、前記光出射面として、前記対物レンズ部に対して相対的に近位側にある第1内側面と、相対的に遠位側にある第2内側面と、を有し、前記第1、第2内側面は前記レンズブロックの厚み方向に対して傾斜角を有する斜面である、請求項1又は2に記載のレンズアタッチメント。
  4. 前記第1内側面の前記傾斜角は、該第1内側面が前記対物レンズ部から遠位側にあるほど小さくなる、請求項3に記載のレンズアタッチメント。
  5. 前記採光部が複数の前記溝部を有し、複数の前記溝部が前記対物レンズ部の軸心を中心とする略同心円に設けられた、請求項3又は4に記載のレンズアタッチメント。
  6. 前記支持部に支持される焦点調整部をさらに備え、
    前記焦点調整部は、前記支持部への取付け面とは反対側の面が、その周縁部から中心部に向けてなだらかに突出する太鼓形状を有する、請求項1〜5のいずれか一項に記載のレンズアタッチメント。
  7. 前記支持部により支持された前記レンズブロック、及び前記取付け部、並びに前記支持部の外表面を覆うように装着される保護カバーをさらに備える、請求項1〜6のいずれか一項に記載のレンズアタッチメント。
  8. 前記支持部を介して前記焦点調整部及び前記取付け部が対向するように支持され、前記焦点調整部、前記支持部、及び前記取付け部の合計厚みと、前記保護カバーの厚みとが略同じである、請求項1〜7のいずれか一項に記載のレンズアタッチメント。
  9. 前記採光部は、前記対物レンズ部の軸心を中心とした内角60°以上の領域において、前記対物レンズ部と略同軸上の略円形又は略正多角形に相当する平面形状を有する、請求項1〜8のいずれか一項に記載のレンズアタッチメント。
  10. 前記撮像装置はデジタルカメラ、デジタルスチルカメラ、デジタルカムコーダ、カメラ付き携帯電話又はスマートフォンである請求項1〜9のいずれか一項に記載のレンズアタッチメント。
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