JP2007071990A - 防水ハウジング - Google Patents
防水ハウジング Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007071990A JP2007071990A JP2005256689A JP2005256689A JP2007071990A JP 2007071990 A JP2007071990 A JP 2007071990A JP 2005256689 A JP2005256689 A JP 2005256689A JP 2005256689 A JP2005256689 A JP 2005256689A JP 2007071990 A JP2007071990 A JP 2007071990A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image display
- display device
- waterproof housing
- housing
- observation window
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】 防水ハウジングを着底させた状態でも収納された電子機器の画像表示装置の表示を容易に視認できる防水ハウジングを提供すること。
【解決手段】 電子機器7を水密に維持する防水ハウジング1において、前記電子機器7の画像表示装置13の表面に対面する前記防水ハウジング1の観察窓15が、前記画像表示装置13の表面に対して傾斜して形成されている防水ハウジング1。
【選択図】 図1
【解決手段】 電子機器7を水密に維持する防水ハウジング1において、前記電子機器7の画像表示装置13の表面に対面する前記防水ハウジング1の観察窓15が、前記画像表示装置13の表面に対して傾斜して形成されている防水ハウジング1。
【選択図】 図1
Description
本発明は、デジタルカメラ等の電子機器を水密に維持する防水ハウジングに関する。
デジタルカメラ等の電子機器を水中で使用する際に、デジタルカメラを水没から防ぐ水密構造の防水ハウジングが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−109472号公報
従来の防水ハウジングでは、デジタルカメラに搭載され、カメラの情報や撮影画像を表示する画像表示装置を目視する際の観察窓が、画像表示装置の表示面に略平行に配置されているため、防水ハウジングを着底させた状態では、従来の防水ハウジングでは画像表示装置の表示を視認することが困難となり、被写体の正確なフレーミングができないという問題がある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、防水ハウジングを着底させた状態でも収納されている電子機器の画像表示装置の表示を容易に視認できる防水ハウジングを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、電子機器を水密に維持する防水ハウジングにおいて、前記電子機器の画像表示装置の表面に対面する前記防水ハウジングの観察窓が、前記画像表示装置の表面に対して傾斜して形成されていることを特徴とする防水ハウジングを提供する。
また、本発明に係る防水ハウジングでは、前記画像表示装置からの光の前記観察窓への入射角度θは、
0 < θ < 全反射角度
であることが好ましい。
0 < θ < 全反射角度
であることが好ましい。
また、本発明に係る防水ハウジングは、前記画像表示装置の表面と前記観察窓との間に、プリズムを配置することが好ましい。
また、本発明に係る防水ハウジングは、前記観察窓の近傍に前記プリズムを支持するプリズム支持手段を有し、前記プリズム支持手段は、前記防水ハウジングに着脱可能に形成されていることが好ましい。
また、本発明に係る防水ハウジングは、前記観察窓の近傍に前記プリズムを支持するプリズム支持手段を有し、
前記プリズムは、前記プリズム支持手段に着脱可能であることが好ましい。
前記プリズムは、前記プリズム支持手段に着脱可能であることが好ましい。
本発明によれば、防水ハウジングを着底させた状態でも収納されている電子機器の画像表示装置の表示を容易に視認できる防水ハウジングを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本発明の第1実施の形態に係る防水ハウジングにデジタルカメラを収納した状態の断面図を示す。
図1は、本発明の第1実施の形態に係る防水ハウジングにデジタルカメラを収納した状態の断面図を示す。
図1において、防水ハウジング1は、前ハウジング3と後ハウジング5から構成され、デジタルカメラ7を収納後、不図示のバックル等で前ハウジング3と後ハウジング5を閉じ、前ハウジング3と後ハウジング5の開口部6を不図示のOリング等を介して水密に維持するように構成されている。
前ハウジング3には、デジタルカメラ7の撮影レンズ9を収容する鏡筒部11が設けられている。鏡筒部11は、ズーミングの際に撮影レンズ9がデジタルカメラ7の前方に突出可能であるように空間を有している。
撮影レンズ9に対向するデジタルカメラ7の後側には、デジタルカメラ7の情報、フレーミング時の被写体像、或いは撮影後の画像を表示する画像表示装置13が配設されている。
画像表示装置13の表示面に対面する後ハウジング5の観察窓15は、画像表示装置13の表面に対して所定の傾斜角で形成されている。画像表示装置13の表示面からの光の観察窓15への入射角をθとすると、図示する三角形の角度の関係から、傾斜角は入射角θと等しくなる。このようにして第1実施の形態の防水ハウジング1が構成されている。
本第1実施の形態の防水ハウジング1では、観察窓15に入射角θで入射した光は、防水ハウジング1内の空気の屈折率n0=1.0と水の屈折率n1=1.333との差によって屈折角θ’で屈折されて、観察者17によって観察される。この時、画像表示装置13からの光の光軸(図中の水平軸)となす角θviewは、θview=θ−θ’となり、θviewの角度を持って出射されるため、観察者17は防水ハウジング1の上方θviewの位置から画像表示装置13に表示された画像を視認可能になる。
例えば、入射角=傾斜角θ=45度の場合、
θ’=arcsin(sin45/1.333)≒32(度)
θview=θ−θ’=45−32≒13(度)
となる。
θ’=arcsin(sin45/1.333)≒32(度)
θview=θ−θ’=45−32≒13(度)
となる。
よって観察者17は水平から略13度の角度で画像表示装置13の表示像を視認することが可能になる。この結果、防水ハウジング1が着底した状態でも被写体のフレーミング等を容易に確認することが可能になる。
また、観察窓の傾斜角θ(=入射角)は、0 < θ < 全反射角度、に設定することが望ましい。θの下限値を超えるとθviewがほぼ零となり、観察者が防水ハウジング1の上方から画像表示装置13の表示を視認できなくなる。また、θの上限値を超えると、画像表示装置13からの光が観察者17に到達しなくなる。水平から角度θviewは、傾斜角θが大きくなるほど大きくなるので、傾斜角θは全反射角度の近傍に設定することが好ましい。なお、本発明の効果を確実にするためにθの下限値は15度が好ましい。また、本発明の効果を確実にするためにθの上限値は、全反射角度より3度小さい角度が好ましい。また、本発明の効果をより確実にするためにθの上限値は、全反射角度より5度小さい角度が好ましい。
(第2実施の形態)
図2は、本発明の第2実施の形態に係る防水ハウジングにデジタルカメラを収納した状態の断面図を示す。第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付して説明する。
図2は、本発明の第2実施の形態に係る防水ハウジングにデジタルカメラを収納した状態の断面図を示す。第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付して説明する。
図2において、防水ハウジング51は、前ハウジング3と後ハウジング55から構成され、デジタルカメラ7を収納後、不図示のバックル等で前ハウジング3と後ハウジング55を閉じ、前ハウジング3と後ハウジング55の開口部6を不図示のOリング等を介して水密に維持するように構成されている。
前ハウジング3には、デジタルカメラ7の撮影レンズ9を収容する鏡筒部11が設けられている。鏡筒部11は、ズーミングの際に撮影レンズ9がデジタルカメラ7の前方に突出可能であるように空間を有している。
撮影レンズ9と対向するデジタルカメラ7の後側には、デジタルカメラ7の情報、フレーミング時の被写体像、或いは撮影後の画像を表示する画像表示装置13が配設されている。
画像表示装置13の表示面に対面する後ハウジング55の観察窓15は、画像表示装置13の表面に対して所定の傾斜角θで形成されている。画像表示装置13と観察窓15の間の空間には、三角プリズム19が配設されている。防水ハウジング51は、画像表示装置13と観察窓15の間の空間に三角プリズム19の入射面19aを画像表示装置13の表面に対して傾斜角度θ1(これは、画像表示装置13からの光の入射角に等しい)の位置に保持する保持部材21を有している。保持部材21は、三角プリズム19の底辺19bを保持する保持部21aと頂角(θp)部分19cを保持する保持部21bを有している。保持部21bは、頂角部分19cの固定位置を変えることが可能であり、固定位置を変更することで、画像表示装置13からの光の入射角θ1を変えることができるように構成されている。この保持部材21は防水ハウジング51に着脱可能に形成されており、三角プリズム19を使用しない場合には取り外して保管できる構成である。また、保持部材21は、三角プリズム19を種々の形状(頂角θpの角度が異なる)のものに交換可能に構成されている。
保持部材21とデジタルカメラ7の背面との間にゴムやばねなどの弾性部材23、23が配設され、後ハウジング55を閉じた時に、保持部材21がデジタルカメラ7と後ハウジング55とで固定されるように弾性部材23、23で押圧される。弾性部材23、23は保持部材21と一体化されており、保持部材21と供に防水ハウジング51から着脱される。このようにして、第2実施の形態に係る防水ハウジング51が構成されている。
本第2実施の形態の防水ハウジング51では、例えば、三角プリズム19の頂角θp=10度、画像表示装置13からの光の入射角θ1(=傾斜角)=10度、観察窓の傾斜角度θ=45度、三角プリズム19の屈折率np=1.7、水の屈折率1.333、空気の屈折率n0=1.0とするとき、画像表示装置13からの光は、水平とのなす角θview≒18.3度となる。
この値は、三角プリズム19が設けられていない第1実施の形態の防水ハウジング1よりも約5度大きい値が得られ、観察者17はより角度のある位置から画像表示装置13の表示を視認することができる。このように、画像表示装置13と観察窓15との間に三角プリズム19を設けることによって、より大きなθviewを得ることができる。
なお、三角プリズム19を頂角θpの異なるものに交換することで、θviewを観察者が選択することができる。また、観察窓15の傾斜角度θは、防水ハウジング51を製造する時に、上述の45度によらず色々な値のものを製造することができ、観察窓15の傾斜角度θと三角プリズム19の頂角θpを設計により適宜選択することができる。また、防水ハウジング51内にプリズム19を保持する保持部材21を一体的に設け、プリズム19を着脱可能にしても良い。
本発明によれば、防水ハウジングの観察窓近傍にレンズやミラーなどを付加することなく、防水ハウジングを着底した時でも画像表示装置の表示画面を容易に観察できる防水ハウジングを得ることができる。
なお、上述の実施の形態は例に過ぎず、上述の構成や形状に限定されるものではなく、本発明の範囲内において適宜修正、変更が可能である。
1、51 防水ハウジング
3 前ハウジング
5、55 後ハウジング
6 開口部
7 デジタルカメラ
9 撮影レンズ
11 鏡筒部
13 画像表示装置
15 観察窓
17 観察者
19 三角プリズム
21 保持部材
23 弾性部材
3 前ハウジング
5、55 後ハウジング
6 開口部
7 デジタルカメラ
9 撮影レンズ
11 鏡筒部
13 画像表示装置
15 観察窓
17 観察者
19 三角プリズム
21 保持部材
23 弾性部材
Claims (5)
- 電子機器を水密に維持する防水ハウジングにおいて、
前記電子機器の画像表示装置の表面に対面する前記防水ハウジングの観察窓が、前記画像表示装置の表面に対して傾斜して形成されていることを特徴とする防水ハウジング。 - 前記画像表示装置からの光の前記観察窓への入射角度θは、
0 < θ < 全反射角度
であることを特徴とする請求項1に記載の防水ハウジング。 - 前記画像表示装置の表面と前記観察窓との間に、プリズムを配置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の防水ハウジング。
- 前記観察窓の近傍に前記プリズムを支持するプリズム支持手段を有し、
前記プリズム支持手段は、前記防水ハウジングに着脱可能に形成されていることを特徴とする請求項3に記載の防水ハウジング。 - 前記観察窓の近傍に前記プリズムを支持するプリズム支持手段を有し、
前記プリズムは、前記プリズム支持手段に着脱可能であることを特徴とする請求項3に記載の防水ハウジング。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005256689A JP2007071990A (ja) | 2005-09-05 | 2005-09-05 | 防水ハウジング |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005256689A JP2007071990A (ja) | 2005-09-05 | 2005-09-05 | 防水ハウジング |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007071990A true JP2007071990A (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=37933507
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005256689A Withdrawn JP2007071990A (ja) | 2005-09-05 | 2005-09-05 | 防水ハウジング |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007071990A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013121007A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
CN111238449A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-06-05 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种适用于深海环境的全反射式水下相机 |
-
2005
- 2005-09-05 JP JP2005256689A patent/JP2007071990A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013121007A (ja) * | 2011-12-06 | 2013-06-17 | Canon Inc | 撮像装置及び撮像装置の制御方法 |
CN111238449A (zh) * | 2020-01-16 | 2020-06-05 | 中国科学院西安光学精密机械研究所 | 一种适用于深海环境的全反射式水下相机 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN100562795C (zh) | 单反照相机 | |
JP2007071990A (ja) | 防水ハウジング | |
US7529479B2 (en) | Camera viewer device | |
JP2003315686A (ja) | 観察装置 | |
JP4576155B2 (ja) | ファインダーの表示装置 | |
JP2007279153A (ja) | カメラの三脚ネジ取付装置 | |
US7616884B2 (en) | Viewfinder for single lens reflex camera | |
JP2007310193A (ja) | カメラのスーパーインポーズ用投光ユニット | |
JP4566804B2 (ja) | ファインダー内表示装置及びそれを有するカメラ | |
KR101355686B1 (ko) | 모바일에 부착 가능한 보조 어셈블리 | |
JP2006301637A (ja) | レンジファインダカメラのファインダのためのアングルアタッチメント | |
JP2008096505A (ja) | 接写ユニットおよび接写装置 | |
JP4212295B2 (ja) | 接眼レンズを備えた一眼レフカメラ | |
JP2011142491A (ja) | モニター画面観察用ビュアー | |
JP2009175577A (ja) | カメラのファインダ装置 | |
KR20080093353A (ko) | 스크린 망원경 | |
JP2017003898A (ja) | レンズアタッチメント | |
JP2006078639A (ja) | ステレオ撮影用アタッチメントおよびステレオ撮影装置 | |
JP2008092283A (ja) | デジタルカメラ | |
JP5418880B2 (ja) | 表示装置及びこれを備える光学機器 | |
JP2004325789A (ja) | フォーカシングスクリーン | |
JP2006011136A (ja) | 画像表示装置 | |
JP2006010782A (ja) | ファインダーの表示装置 | |
JP2006195171A (ja) | ファインダ表示装置 | |
JP2010039024A (ja) | ファインダー内表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |