JP2004199014A - カメラ機器用補助レンズアダプタ装置 - Google Patents
カメラ機器用補助レンズアダプタ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2004199014A JP2004199014A JP2003011077A JP2003011077A JP2004199014A JP 2004199014 A JP2004199014 A JP 2004199014A JP 2003011077 A JP2003011077 A JP 2003011077A JP 2003011077 A JP2003011077 A JP 2003011077A JP 2004199014 A JP2004199014 A JP 2004199014A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- auxiliary lens
- camera device
- camera
- lens
- auxiliary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Lens Barrels (AREA)
- Accessories Of Cameras (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】カメラ付き携帯電話機等のカメラ付き電子機器やデジタルカメラ、使い捨てカメラ等のカメラ機器の光学系に接写撮影用レンズ等の補助レンズを容易に付加することができ、被写体との距離に合わせて焦点距離等を変更することができるようにするカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の提供。
【解決手段】カメラ機器1の光学系に付加する補助レンズ本体2と、補助レンズ本体2の外周より突出した引き剥がし操作用突片3と、補助レンズ本体2をカメラ機器1の光学系の入光口周縁前面に引き剥がし可能に粘着保持させる粘着部材4とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】カメラ機器1の光学系に付加する補助レンズ本体2と、補助レンズ本体2の外周より突出した引き剥がし操作用突片3と、補助レンズ本体2をカメラ機器1の光学系の入光口周縁前面に引き剥がし可能に粘着保持させる粘着部材4とを備える。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にカメラ付き携帯電話機等のカメラ付き電子機器、デジタルカメラ、レンズ付きフィルムユニット(使い捨てカメラ)等のカメラ機器の光学系に接写撮影用レンズ等の補助レンズを容易に付加することができるカメラ機器用補助レンズアダプタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手軽に写真撮影が行えるものとして、レンズ付きフィルムユニット(使い捨てカメラ)や、構造を簡素化することによって低価格化がなされた廉価版のデジタルカメラ等が提供されている。
【0003】
一方、近年ではカメラ技術の発展に伴い、カメラの小型化が進み、携帯電話機等の比較的小型で持ち運びに便利な電子機器にカメラ装置を内蔵したものが提供されており、益々手軽に写真撮影が楽しめるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の安価なカメラや、カメラ付き電子機器等のカメラ機器では、価格上の問題或いは小型化による構造上の問題から、ズーム・レンズ等を備えたような高性能カメラとは異なり、標準的な撮影範囲での撮影にしか対応しておらず、例えば、至近距離から小さな被写体像を撮影しようとするような場合に、被写体との距離と焦点距離とが合わず、焦点の位置をCCD等の撮像手段の位置に合わせることができずピンぼけになってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術の状況を鑑み、カメラ機器の光学系に接写撮影用レンズ等の補助レンズを容易に付加することができ、被写体との距離に合わせて焦点距離等を変更することができるようにするカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の特徴は、カメラ機器の光学系に付加する補助レンズ本体と、該補助レンズ本体の外周より突出した引き剥がし操作用突片と、前記補助レンズ本体をカメラ機器の光学系の入光口周縁前面に引き剥がし可能に粘着保持させる粘着部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】
このように構成することによって、カメラ機器の光学系に容易に接写撮影用レンズ等の補助レンズを付加することができ、構造的或いは価格的事情から標準的なレンズしか持たないカメラ機器であっても被写体との距離に合わせて多様な撮影パターンを得ることができる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の構成に加え、補助レンズ本体が、粘着部材側の面が平面又は凹面であることを特徴とする。
【0009】
このように構成することによって、粘着部材を好適に補助レンズ本体に粘着させることができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は2の構成に加え、補助レンズ本体及び引き剥がし操作用突片が、合成樹脂材料をもって成形され、前記補助レンズ本体の周縁に前記引き剥がし操作用突片を一体成形してなることを特徴とする。
【0011】
このように構成することによって、部品点数を減らすことができる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1、2又は3の構成に加え、粘着部材が、補助レンズ本体の片面に貼着した両面粘着テープ材であることを特徴とする。
【0013】
このように構成することによって、補助レンズ本体を好適且つ容易にカメラ機器の光学系の入光口周縁前面に引き剥がし可能に粘着保持させることができる。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1〜3又は4の構成に加え、表面側に粘着部材を介して補助レンズ本体を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有し、中央にカメラ機器の光学系の入光口に連通する透光部を有するシート状の入光口周縁部用レンズ保持台を備えてなることを特徴とする。
【0015】
このように構成することによって、カメラ機器の光学系の入光口前面に好適に補助レンズを装着することができる。
【0016】
請求項6の発明は、請求項1〜4又は5の構成に加え、表面側に粘着部材を介して補助レンズ本体を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有するシート状の不使用時用レンズ保持台を備え、該不使用時レンズ保持台をカメラ機器表面の適宜位置に貼着して補助レンズを保持させることができるようにしてなることを特徴とする。
【0017】
このように構成することによって、紛失し易い小型の補助レンズ本体を好適に保管することができる。
【0018】
請求項7の発明は、請求項6又は7の構成に加え、レンズ保持台は、PET樹脂をもって形成されたことを特徴とする。
【0019】
このように構成することによって、粘着部材を剥がした際にレンズ保持台の表面部に粘着剤等の粘着部材の接着成分が残存することなく、好適に補助レンズ本体を取り外すことができる。
【0020】
請求項8の発明は、請求項5、6又は7の構成に加え、レンズ保持部は、粘着部材をその接着性を損なわないで剥離可能とする処理が施されたことを特徴とする。
【0021】
このように構成することによって、接着性を損なわないので何度でも着脱して使用することができ、粘着部材を剥がした際にレンズ保持台の表面部に粘着剤等の粘着部材の接着成分が残存することなく、好適に補助レンズ本体を取り外すことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の実施の形態を図1〜図4について説明する。
【0023】
図1は、本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置を使用した例を示し、図中符号1はカメラ機器であるカメラ付き携帯電話機である。
【0024】
このカメラ機器用補助レンズアダプタ装置は、補助レンズ本体2と、補助レンズ本体2の外周より突出した引き剥がし操作用突片3と、粘着部材4とを備え、粘着部材4を介して補助レンズ本体2をカメラ機器1の光学系の入光口周縁前面に粘着保持させることによって、補助レンズ体2をカメラ機器の光学系に付加する。
【0025】
補助レンズ本体2と、補助レンズ本体2の外周より突出した引き剥がし操作用突片3とは、図2に示すように、PET(ポリエチレンテレフタート)樹脂、ポリカーポ等の透光性を有する合成樹脂材料をもってモールド成形により一体に成形されている。
【0026】
補助レンズ本体2は、球面状に形成された凸面2aの反対側、即ち粘着部材側に平面部2bを有する形状の平凸レンズ型に形成されている。
【0027】
この補助レンズ本体2は、機能(望遠、広角、接写(マクロ)等)に合わせて好適な形状及び屈折率を有し、カメラ機器の光学系に付加することにより、被写体との距離に対応した焦点距離が得られるようになっている。例えば、補助レンズ本体2が接写撮影機能(マクロ機能)に適した屈折率を有する平凸レンズであれば、この補助レンズ本体2をカメラ機器の光学系に付加することによって、カメラ機器の焦点距離が短縮され、至近距離から撮影しても拡大効果が得られ、微細な被写体を好適に撮影することができる。
【0028】
引き剥がし操作用突片3は、薄い平板状に形成され、補助レンズ本体2の外周縁の平面部2b側端部より補助レンズ本体平面2b部の半径方向外側に向かって一体に突出されている。
【0029】
この補助レンズ本体の平面部2bには、図3に示すように、その外縁に沿って粘着部材4が貼り付けられている。
【0030】
この粘着部材4は、両面粘着テープ材をもって構成され、一方の粘着面を補助レンズ本体の片面、即ち平面部2b外縁に貼着させ、他方の粘着面をカメラ機器の光学系の入光口周縁前面に貼着させて補助レンズ本体2をカメラ機器1の光学系の入光口周縁前面に粘着保持させるようになっている。
【0031】
尚、補助レンズ本体2が全くの未使用状態の場合には、粘着部材4のカメラ機器側粘着面4aに粘着剤の接着性を損なわずに剥離可能な保護紙5が貼り付けられており、使用時には、その保護紙5を剥がして使用するようになっている。
【0032】
この粘着部材(両面粘着テープ材)4は、円環状に形成されており、その中空円部4bの直径は、補助レンズ本体2をカメラ機器に装着した際に、撮影に支障が無い大きさ、即ち、粘着部材4がカメラ機器の光学系の入光口に被さらない程度の大きさとなっている。
【0033】
カメラ機器の光学系の入光口周縁前面には、シート状の入光口周縁部用レンズ保持台6を備え、補助レンズ本体2は、この入光口周縁部用レンズ保持台6に粘着部材4を介して貼着されることによって、カメラ機器の光学系に付加されるようになっている。
【0034】
入光口周縁部用レンズ保持台6は、PET(ポリエチレンテレフタート)樹脂により円環状に形成され、表面側に粘着部材を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有し、中央にカメラ機器の光学系入光口と連通する透孔部6aを有する。
【0035】
レンズ保持部、即ちレンズ保持台6の表面部には、シリコンコーティング処理等、粘着部材4をその接着性を損なわないで剥離可能とする処理が施されている。
【0036】
また、図4に示すように、シート状の不使用時用レンズ保持台7をカメラ機器であるカメラ付き携帯電話機1の表面の適宜位置(図中ではカメラ付き携帯電話機1の裏側のバッテリー用蓋部の外面)に両面粘着テープ等の貼着部材を介して貼り付けることによって、補助レンズ本体2を使用しない時に不使用時用レンズ保持台7に粘着保持させて保管することができる。
【0037】
不使用時用レンズ保持台7は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂により円環状或いは円形に形成され、表面側に粘着部材4を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有している。
【0038】
また、レンズ保持部、即ちレンズ保持台7の表面部には、シリコンコーティング処理等、粘着部材4をその接着性を損なわないで剥離可能とする処理が施されている。
【0039】
このように構成されたカメラ機器用補助レンズアダプタ装置では、補助レンズ本体2が粘着部材(両面粘着テープ)4を入光口周縁部用レンズ保持台6の表面側に貼着させることにより、補助レンズ本体2が好適に位置決めされ、補助レンズ本体2をカメラ機器1の光学系の入光口周縁部前面に粘着保持させることができ、被写体との距離に対応した最適な焦点距離が得られる。
【0040】
また、補助レンズ本体2を取り外す際には、引き剥がし操作用突片3を指で摘んで簡単に引き剥がすことができ、また、引き剥がし操作用突片3を指で摘めなくとも、補助レンズ本体2とカメラ機器1の表面との間に粘着部材4、レンズ保持台6(7)、貼着部材が重なり合っているので、引き剥がし操作用突片3とカメラ機器1の表面との間に微小の隙間ができ、その隙間から指の爪等を挿入して引き剥がし操作用突片3の裏面に引っ掛けることで簡単に補助レンズ本体2をレンズ保持台6(7)から引き剥がすことができる。
【0041】
更に、レンズ保持部にシリコンコーティング処理が施されているので、レンズ保持部には、粘着部材4の粘着剤が残存せずに剥離され、その接着性が損なわれないようになっている。
【0042】
尚、上述の実施例では、補助レンズ本体2と引き剥がし操作用突片3とを樹脂材料により一体成形した例について説明したが、図5に示すように、補助レンズ本体10と、引き剥がし操作用突片11を有するシート部材12とを別に備え、シート部材12を補助レンズ本体10の粘着部材側面に貼着することによって補助レンズ本体10の外周より引き剥がし操作用突片11が突出するようにしてもよい。
【0043】
シート部材12は、図6に示すように、円環状の取付部13と、取付部13の外縁より突出した引き剥がし操作用突片11とが一体化された一枚のシート状に形成されている。
【0044】
取付部13の円環中空孔13aは、カメラ機器1の光学系の入光口と連通し、撮影の邪魔にならないようになっている。
【0045】
そして、この取付部13の裏面側に粘着部材4を貼着させ、補助レンズ本体10をシート部材12及び粘着部材4を介してカメラ機器1の光学系の入光口周縁部前面或いはカメラ機器1の表面に粘着保持させるようになっている。
【0046】
尚、上述の実施例では、補助レンズ本体をモールド成型により形成した例について説明したが、透光性を有する樹脂材料を研削、研磨等を行うことによって形成するなど他の方法で形成してもよく、ガラス材等の合成樹脂製以外の材料を用いてもよい。
【0047】
また、上述の実施例では、補助レンズ本体を平凸レンズとした例について説明したが、補助レンズ本体は、機能(望遠、広角、接写(マクロ)等)に合わせて凸レンズ、凹レンズ、1枚の単一レンズの他、張り合わせた複合レンズ等としてもよい。
【0048】
また、上述の実施例では、粘着部材4として両面粘着テープ材を用いた例について説明したが、補助レンズ本体2の粘着部材側面に直接粘着剤を塗布して粘着剤層を形成し、該粘着剤層をもって粘着部材とする等、他の方法で粘着部材を形成してもよい。
【0049】
更に、粘着部材4には、ほこり等が付着して粘着力が低下しても、水や洗剤で洗えば元の粘着力に復元するポリウレタン等の非移行性の粘着剤(特殊粘着エラストマー)を使用し、繰り返し使用できるようにしてもよい。
【0050】
尚、カメラ機器とは、一般的なカメラ、デジタルカメラ、レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)等のようにカメラ単独のものや、カメラ付き携帯電話機、その他のカメラ付き機器等のように他の機器に撮影機能を組み込んだものの全てを指しており、上述の実施例ではカメラ付き携帯電話機を例に説明したが、その他のカメラ機器全てに適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置は、カメラ機器の光学系に容易に接写撮影用レンズ等の補助レンズを加えることができ、構造上又は価格上の問題から標準的なレンズしか持たないカメラ機器であっても状況に応じて好適な焦点距離を得ることができ(例えば、接写撮影用であれば焦点距離を短縮することができ)、また、容易に着脱式レンズ体を取り外して元の状態に戻すこともできる。
【0052】
しかも、構造が補助レンズ本体、引き剥がし操作用突片、粘着部材からなる簡素な構成となっているので安価であり、更に、既存のカメラ機器に容易に適用することができる。
【0053】
また、入光口周縁部用レンズ保持台を用いることによって、補助レンズ本体を好適にカメラ機器の光学系に加えることができる。
【0054】
また、不使用時レンズ保持台をカメラ機器の適宜位置に設けることによって、小型で紛失し易い着脱式レンズ体を好適に保管することができる。
【0055】
さらに、入光口周縁部用レンズ保持台及び不使用時用レンズ保持台のレンズ保持部に粘着部材をその接着性を損なわないで剥離可能にする処理を施すことによって、何度でも着脱式レンズ体の着脱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の実施の一例を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1中の補助レンズ本体を示す平面図、(b)は同縦断面図である。
【図3】同上の補助レンズ本体に粘着部材を貼り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】補助レンズ本体を保管用支持部に支持させた状態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の実施の一例を示す斜視図である。
【図6】同上のシート部材を示す平面図である。
【符号の説明】
1 カメラ機器(カメラ付き携帯電話機)
2 補助レンズ本体
3 引き剥がし操作用突片
4 粘着部材(両面粘着テープ材)
5 保護紙
6 入光口周縁部用レンズ保持台
7 不使用時用レンズ保持台
10 補助レンズ本体
11 引き剥がし操作用突片
12 シート部材
13 取付部
13a 中空孔
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にカメラ付き携帯電話機等のカメラ付き電子機器、デジタルカメラ、レンズ付きフィルムユニット(使い捨てカメラ)等のカメラ機器の光学系に接写撮影用レンズ等の補助レンズを容易に付加することができるカメラ機器用補助レンズアダプタ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、手軽に写真撮影が行えるものとして、レンズ付きフィルムユニット(使い捨てカメラ)や、構造を簡素化することによって低価格化がなされた廉価版のデジタルカメラ等が提供されている。
【0003】
一方、近年ではカメラ技術の発展に伴い、カメラの小型化が進み、携帯電話機等の比較的小型で持ち運びに便利な電子機器にカメラ装置を内蔵したものが提供されており、益々手軽に写真撮影が楽しめるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述のような従来の安価なカメラや、カメラ付き電子機器等のカメラ機器では、価格上の問題或いは小型化による構造上の問題から、ズーム・レンズ等を備えたような高性能カメラとは異なり、標準的な撮影範囲での撮影にしか対応しておらず、例えば、至近距離から小さな被写体像を撮影しようとするような場合に、被写体との距離と焦点距離とが合わず、焦点の位置をCCD等の撮像手段の位置に合わせることができずピンぼけになってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、このような従来の技術の状況を鑑み、カメラ機器の光学系に接写撮影用レンズ等の補助レンズを容易に付加することができ、被写体との距離に合わせて焦点距離等を変更することができるようにするカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上述の如き従来の問題を解決し、所期の目的を達成するための本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の特徴は、カメラ機器の光学系に付加する補助レンズ本体と、該補助レンズ本体の外周より突出した引き剥がし操作用突片と、前記補助レンズ本体をカメラ機器の光学系の入光口周縁前面に引き剥がし可能に粘着保持させる粘着部材とを備えたことを特徴とする。
【0007】
このように構成することによって、カメラ機器の光学系に容易に接写撮影用レンズ等の補助レンズを付加することができ、構造的或いは価格的事情から標準的なレンズしか持たないカメラ機器であっても被写体との距離に合わせて多様な撮影パターンを得ることができる。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1の構成に加え、補助レンズ本体が、粘着部材側の面が平面又は凹面であることを特徴とする。
【0009】
このように構成することによって、粘着部材を好適に補助レンズ本体に粘着させることができる。
【0010】
請求項3の発明は、請求項1又は2の構成に加え、補助レンズ本体及び引き剥がし操作用突片が、合成樹脂材料をもって成形され、前記補助レンズ本体の周縁に前記引き剥がし操作用突片を一体成形してなることを特徴とする。
【0011】
このように構成することによって、部品点数を減らすことができる。
【0012】
請求項4の発明は、請求項1、2又は3の構成に加え、粘着部材が、補助レンズ本体の片面に貼着した両面粘着テープ材であることを特徴とする。
【0013】
このように構成することによって、補助レンズ本体を好適且つ容易にカメラ機器の光学系の入光口周縁前面に引き剥がし可能に粘着保持させることができる。
【0014】
請求項5の発明は、請求項1〜3又は4の構成に加え、表面側に粘着部材を介して補助レンズ本体を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有し、中央にカメラ機器の光学系の入光口に連通する透光部を有するシート状の入光口周縁部用レンズ保持台を備えてなることを特徴とする。
【0015】
このように構成することによって、カメラ機器の光学系の入光口前面に好適に補助レンズを装着することができる。
【0016】
請求項6の発明は、請求項1〜4又は5の構成に加え、表面側に粘着部材を介して補助レンズ本体を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有するシート状の不使用時用レンズ保持台を備え、該不使用時レンズ保持台をカメラ機器表面の適宜位置に貼着して補助レンズを保持させることができるようにしてなることを特徴とする。
【0017】
このように構成することによって、紛失し易い小型の補助レンズ本体を好適に保管することができる。
【0018】
請求項7の発明は、請求項6又は7の構成に加え、レンズ保持台は、PET樹脂をもって形成されたことを特徴とする。
【0019】
このように構成することによって、粘着部材を剥がした際にレンズ保持台の表面部に粘着剤等の粘着部材の接着成分が残存することなく、好適に補助レンズ本体を取り外すことができる。
【0020】
請求項8の発明は、請求項5、6又は7の構成に加え、レンズ保持部は、粘着部材をその接着性を損なわないで剥離可能とする処理が施されたことを特徴とする。
【0021】
このように構成することによって、接着性を損なわないので何度でも着脱して使用することができ、粘着部材を剥がした際にレンズ保持台の表面部に粘着剤等の粘着部材の接着成分が残存することなく、好適に補助レンズ本体を取り外すことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の実施の形態を図1〜図4について説明する。
【0023】
図1は、本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置を使用した例を示し、図中符号1はカメラ機器であるカメラ付き携帯電話機である。
【0024】
このカメラ機器用補助レンズアダプタ装置は、補助レンズ本体2と、補助レンズ本体2の外周より突出した引き剥がし操作用突片3と、粘着部材4とを備え、粘着部材4を介して補助レンズ本体2をカメラ機器1の光学系の入光口周縁前面に粘着保持させることによって、補助レンズ体2をカメラ機器の光学系に付加する。
【0025】
補助レンズ本体2と、補助レンズ本体2の外周より突出した引き剥がし操作用突片3とは、図2に示すように、PET(ポリエチレンテレフタート)樹脂、ポリカーポ等の透光性を有する合成樹脂材料をもってモールド成形により一体に成形されている。
【0026】
補助レンズ本体2は、球面状に形成された凸面2aの反対側、即ち粘着部材側に平面部2bを有する形状の平凸レンズ型に形成されている。
【0027】
この補助レンズ本体2は、機能(望遠、広角、接写(マクロ)等)に合わせて好適な形状及び屈折率を有し、カメラ機器の光学系に付加することにより、被写体との距離に対応した焦点距離が得られるようになっている。例えば、補助レンズ本体2が接写撮影機能(マクロ機能)に適した屈折率を有する平凸レンズであれば、この補助レンズ本体2をカメラ機器の光学系に付加することによって、カメラ機器の焦点距離が短縮され、至近距離から撮影しても拡大効果が得られ、微細な被写体を好適に撮影することができる。
【0028】
引き剥がし操作用突片3は、薄い平板状に形成され、補助レンズ本体2の外周縁の平面部2b側端部より補助レンズ本体平面2b部の半径方向外側に向かって一体に突出されている。
【0029】
この補助レンズ本体の平面部2bには、図3に示すように、その外縁に沿って粘着部材4が貼り付けられている。
【0030】
この粘着部材4は、両面粘着テープ材をもって構成され、一方の粘着面を補助レンズ本体の片面、即ち平面部2b外縁に貼着させ、他方の粘着面をカメラ機器の光学系の入光口周縁前面に貼着させて補助レンズ本体2をカメラ機器1の光学系の入光口周縁前面に粘着保持させるようになっている。
【0031】
尚、補助レンズ本体2が全くの未使用状態の場合には、粘着部材4のカメラ機器側粘着面4aに粘着剤の接着性を損なわずに剥離可能な保護紙5が貼り付けられており、使用時には、その保護紙5を剥がして使用するようになっている。
【0032】
この粘着部材(両面粘着テープ材)4は、円環状に形成されており、その中空円部4bの直径は、補助レンズ本体2をカメラ機器に装着した際に、撮影に支障が無い大きさ、即ち、粘着部材4がカメラ機器の光学系の入光口に被さらない程度の大きさとなっている。
【0033】
カメラ機器の光学系の入光口周縁前面には、シート状の入光口周縁部用レンズ保持台6を備え、補助レンズ本体2は、この入光口周縁部用レンズ保持台6に粘着部材4を介して貼着されることによって、カメラ機器の光学系に付加されるようになっている。
【0034】
入光口周縁部用レンズ保持台6は、PET(ポリエチレンテレフタート)樹脂により円環状に形成され、表面側に粘着部材を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有し、中央にカメラ機器の光学系入光口と連通する透孔部6aを有する。
【0035】
レンズ保持部、即ちレンズ保持台6の表面部には、シリコンコーティング処理等、粘着部材4をその接着性を損なわないで剥離可能とする処理が施されている。
【0036】
また、図4に示すように、シート状の不使用時用レンズ保持台7をカメラ機器であるカメラ付き携帯電話機1の表面の適宜位置(図中ではカメラ付き携帯電話機1の裏側のバッテリー用蓋部の外面)に両面粘着テープ等の貼着部材を介して貼り付けることによって、補助レンズ本体2を使用しない時に不使用時用レンズ保持台7に粘着保持させて保管することができる。
【0037】
不使用時用レンズ保持台7は、PET(ポリエチレンテレフタレート)樹脂により円環状或いは円形に形成され、表面側に粘着部材4を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有している。
【0038】
また、レンズ保持部、即ちレンズ保持台7の表面部には、シリコンコーティング処理等、粘着部材4をその接着性を損なわないで剥離可能とする処理が施されている。
【0039】
このように構成されたカメラ機器用補助レンズアダプタ装置では、補助レンズ本体2が粘着部材(両面粘着テープ)4を入光口周縁部用レンズ保持台6の表面側に貼着させることにより、補助レンズ本体2が好適に位置決めされ、補助レンズ本体2をカメラ機器1の光学系の入光口周縁部前面に粘着保持させることができ、被写体との距離に対応した最適な焦点距離が得られる。
【0040】
また、補助レンズ本体2を取り外す際には、引き剥がし操作用突片3を指で摘んで簡単に引き剥がすことができ、また、引き剥がし操作用突片3を指で摘めなくとも、補助レンズ本体2とカメラ機器1の表面との間に粘着部材4、レンズ保持台6(7)、貼着部材が重なり合っているので、引き剥がし操作用突片3とカメラ機器1の表面との間に微小の隙間ができ、その隙間から指の爪等を挿入して引き剥がし操作用突片3の裏面に引っ掛けることで簡単に補助レンズ本体2をレンズ保持台6(7)から引き剥がすことができる。
【0041】
更に、レンズ保持部にシリコンコーティング処理が施されているので、レンズ保持部には、粘着部材4の粘着剤が残存せずに剥離され、その接着性が損なわれないようになっている。
【0042】
尚、上述の実施例では、補助レンズ本体2と引き剥がし操作用突片3とを樹脂材料により一体成形した例について説明したが、図5に示すように、補助レンズ本体10と、引き剥がし操作用突片11を有するシート部材12とを別に備え、シート部材12を補助レンズ本体10の粘着部材側面に貼着することによって補助レンズ本体10の外周より引き剥がし操作用突片11が突出するようにしてもよい。
【0043】
シート部材12は、図6に示すように、円環状の取付部13と、取付部13の外縁より突出した引き剥がし操作用突片11とが一体化された一枚のシート状に形成されている。
【0044】
取付部13の円環中空孔13aは、カメラ機器1の光学系の入光口と連通し、撮影の邪魔にならないようになっている。
【0045】
そして、この取付部13の裏面側に粘着部材4を貼着させ、補助レンズ本体10をシート部材12及び粘着部材4を介してカメラ機器1の光学系の入光口周縁部前面或いはカメラ機器1の表面に粘着保持させるようになっている。
【0046】
尚、上述の実施例では、補助レンズ本体をモールド成型により形成した例について説明したが、透光性を有する樹脂材料を研削、研磨等を行うことによって形成するなど他の方法で形成してもよく、ガラス材等の合成樹脂製以外の材料を用いてもよい。
【0047】
また、上述の実施例では、補助レンズ本体を平凸レンズとした例について説明したが、補助レンズ本体は、機能(望遠、広角、接写(マクロ)等)に合わせて凸レンズ、凹レンズ、1枚の単一レンズの他、張り合わせた複合レンズ等としてもよい。
【0048】
また、上述の実施例では、粘着部材4として両面粘着テープ材を用いた例について説明したが、補助レンズ本体2の粘着部材側面に直接粘着剤を塗布して粘着剤層を形成し、該粘着剤層をもって粘着部材とする等、他の方法で粘着部材を形成してもよい。
【0049】
更に、粘着部材4には、ほこり等が付着して粘着力が低下しても、水や洗剤で洗えば元の粘着力に復元するポリウレタン等の非移行性の粘着剤(特殊粘着エラストマー)を使用し、繰り返し使用できるようにしてもよい。
【0050】
尚、カメラ機器とは、一般的なカメラ、デジタルカメラ、レンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)等のようにカメラ単独のものや、カメラ付き携帯電話機、その他のカメラ付き機器等のように他の機器に撮影機能を組み込んだものの全てを指しており、上述の実施例ではカメラ付き携帯電話機を例に説明したが、その他のカメラ機器全てに適用することができる。
【0051】
【発明の効果】
上述のように、本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置は、カメラ機器の光学系に容易に接写撮影用レンズ等の補助レンズを加えることができ、構造上又は価格上の問題から標準的なレンズしか持たないカメラ機器であっても状況に応じて好適な焦点距離を得ることができ(例えば、接写撮影用であれば焦点距離を短縮することができ)、また、容易に着脱式レンズ体を取り外して元の状態に戻すこともできる。
【0052】
しかも、構造が補助レンズ本体、引き剥がし操作用突片、粘着部材からなる簡素な構成となっているので安価であり、更に、既存のカメラ機器に容易に適用することができる。
【0053】
また、入光口周縁部用レンズ保持台を用いることによって、補助レンズ本体を好適にカメラ機器の光学系に加えることができる。
【0054】
また、不使用時レンズ保持台をカメラ機器の適宜位置に設けることによって、小型で紛失し易い着脱式レンズ体を好適に保管することができる。
【0055】
さらに、入光口周縁部用レンズ保持台及び不使用時用レンズ保持台のレンズ保持部に粘着部材をその接着性を損なわないで剥離可能にする処理を施すことによって、何度でも着脱式レンズ体の着脱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の実施の一例を示す斜視図である。
【図2】(a)は図1中の補助レンズ本体を示す平面図、(b)は同縦断面図である。
【図3】同上の補助レンズ本体に粘着部材を貼り付けた状態を示す斜視図である。
【図4】補助レンズ本体を保管用支持部に支持させた状態を示す斜視図である。
【図5】本発明に係るカメラ機器用補助レンズアダプタ装置の実施の一例を示す斜視図である。
【図6】同上のシート部材を示す平面図である。
【符号の説明】
1 カメラ機器(カメラ付き携帯電話機)
2 補助レンズ本体
3 引き剥がし操作用突片
4 粘着部材(両面粘着テープ材)
5 保護紙
6 入光口周縁部用レンズ保持台
7 不使用時用レンズ保持台
10 補助レンズ本体
11 引き剥がし操作用突片
12 シート部材
13 取付部
13a 中空孔
Claims (8)
- カメラ機器の光学系に付加する補助レンズ本体と、該補助レンズ本体の外周より突出した引き剥がし操作用突片と、前記補助レンズ本体をカメラ機器の光学系の入光口周縁前面に引き剥がし可能に粘着保持させる粘着部材とを備えてなるカメラ機器用補助レンズアダプタ装置。
- 補助レンズ本体は、粘着部材側の面が平面又は凹面である請求項1に記載のカメラ機器用補助レンズアダプタ装置。
- 補助レンズ本体及び引き剥がし操作用突片は、合成樹脂材料をもって成形され、前記補助レンズ本体の周縁に前記引き剥がし操作用突片を一体成形してなる請求項1又は2に記載のカメラ機器用補助レンズアダプタ装置。
- 粘着部材は、補助レンズ本体の片面に貼着した両面粘着テープ材である請求項1、2又は3に記載のカメラ機器用補助レンズアダプタ装置。
- 表面側に粘着部材を介して補助レンズ本体を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有し、中央にカメラ機器の光学系の入光口に連通する透光部を有するシート状の入光口周縁部用レンズ保持台を備えてなる請求項1〜3又は4に記載のカメラ機器用補助レンズアダプタ装置。
- 表面側に粘着部材を介して補助レンズ本体を引き剥がし可能に粘着保持可能なレンズ保持部を有し、裏面側にカメラ機器表面に貼着する貼着部を有するシート状の不使用時用レンズ保持台を備え、該不使用時レンズ保持台をカメラ機器表面の適宜位置に貼着して補助レンズを保持させることができるようにしてなる請求項1〜4又は5に記載のカメラ機器用補助レンズアダプタ装置。
- レンズ保持台は、PET樹脂をもって形成された請求項6又は7に記載のカメラ機器用補助レンズアダプタ装置。
- レンズ保持部は、粘着部材をその接着性を損なわないで剥離可能とする処理が施された請求項5、6又は7に記載のカメラ機器用補助レンズアダプタ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003011077A JP2004199014A (ja) | 2002-10-21 | 2003-01-20 | カメラ機器用補助レンズアダプタ装置 |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007444U JP3094156U (ja) | 2002-10-21 | 2002-10-21 | 樹脂製マクロレンズ |
JP2003011077A JP2004199014A (ja) | 2002-10-21 | 2003-01-20 | カメラ機器用補助レンズアダプタ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004199014A true JP2004199014A (ja) | 2004-07-15 |
Family
ID=32827410
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003011077A Pending JP2004199014A (ja) | 2002-10-21 | 2003-01-20 | カメラ機器用補助レンズアダプタ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004199014A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2227711A4 (en) * | 2008-01-02 | 2014-01-22 | Univ California | TELEMIC ROSCOPY DEVICE WITH HIGH NUMERICAL APERTURE |
WO2014094305A1 (en) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Intel Corporation | Auxiliary camera lens attachment and light pipe for electric device |
KR20160147668A (ko) | 2015-06-15 | 2016-12-23 | 주라론 고교 가부시키가이샤 | 렌즈 어태치먼트 |
ITUB20152412A1 (it) * | 2015-07-22 | 2017-01-22 | Fondazione St Italiano Tecnologia | Struttura di lente accoppiabile con un dispositivo di acquisizione di immagini, in particolare per l?osservazione microscopica. |
-
2003
- 2003-01-20 JP JP2003011077A patent/JP2004199014A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP2227711A4 (en) * | 2008-01-02 | 2014-01-22 | Univ California | TELEMIC ROSCOPY DEVICE WITH HIGH NUMERICAL APERTURE |
US10126539B2 (en) | 2008-01-02 | 2018-11-13 | The Regents Of The University Of California | High numerical aperture telemicroscopy apparatus |
US10989907B2 (en) | 2008-01-02 | 2021-04-27 | The Regents Of The University Of California | High numerical aperture telemicroscopy apparatus |
WO2014094305A1 (en) * | 2012-12-21 | 2014-06-26 | Intel Corporation | Auxiliary camera lens attachment and light pipe for electric device |
CN104781713A (zh) * | 2012-12-21 | 2015-07-15 | 英特尔公司 | 用于电子设备的辅助相机镜头附件和光导管 |
KR20160147668A (ko) | 2015-06-15 | 2016-12-23 | 주라론 고교 가부시키가이샤 | 렌즈 어태치먼트 |
ITUB20152412A1 (it) * | 2015-07-22 | 2017-01-22 | Fondazione St Italiano Tecnologia | Struttura di lente accoppiabile con un dispositivo di acquisizione di immagini, in particolare per l?osservazione microscopica. |
US20180217362A1 (en) * | 2015-07-22 | 2018-08-02 | Fondazione Istituto Italiano Di Tecnologia | Lens structure associable with an image acquisition device, in particular for microscopic observation |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9736283B2 (en) | Light source window paint | |
JP2005010315A (ja) | 光学要素フィルタ、及び光学要素フィルタセット | |
JP2004199014A (ja) | カメラ機器用補助レンズアダプタ装置 | |
JP2005275074A (ja) | カメラ付き携帯電話機用レンズカバー | |
JP4292130B2 (ja) | 遮光部材、撮像装置および遮光部材の製造方法 | |
CN211138432U (zh) | 一种手机摄像头保护膜 | |
JP2004015427A (ja) | 撮像素子ユニット | |
CN210781009U (zh) | 一种镜头保护装置 | |
JP3146939U (ja) | 自己撮影位置合わせ凸面鏡。 | |
JP3093588U (ja) | カメラ機能付き携帯電話機・デジタルカメラ等の補助レンズ具 | |
JP2006011127A (ja) | レンズカバー | |
JP3094156U (ja) | 樹脂製マクロレンズ | |
JP3097550U (ja) | カメラ付き携帯端末用のコンバージョンレンズ装置 | |
JP2004054212A (ja) | レンズ | |
CN212540818U (zh) | 鱼眼镜头保护装置及拍摄装置 | |
CN211123592U (zh) | 一种镜头保护装置 | |
TWM296388U (en) | Flash module in electronics apparatus having photograph function | |
TWM594577U (zh) | 多攝像鏡頭保護貼黏貼治具 | |
CN211542713U (zh) | 一种镜头保护膜 | |
CN215449723U (zh) | 一种镜头保护结构及拍摄装置 | |
JP2002318404A (ja) | 光学系のバリア機構およびこれを備えた撮像装置 | |
JP2006011341A (ja) | カメラ付携帯電話用クロ−ズアップレンズ | |
JP3655282B2 (ja) | レンズが露出するような状態で携帯電話に組み込まれているカメラに取付けて用いられる光学要素用マウント | |
TWM612728U (zh) | 磁吸保護結構 | |
JP3107025U (ja) | カメラ機能付き携帯電話機・デジタルカメラ等の補助レンズ具 |