JP2017003421A - 分散トレイ及びこれを備えた組合せ秤 - Google Patents

分散トレイ及びこれを備えた組合せ秤 Download PDF

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Abstract

【課題】組合せ秤本体から取外して洗浄した分散トレイを、十分乾ききらない状態で組合せ秤本体に取付けて運転を開始したような場合でも、分散トレイの裏面に付着残留した洗浄水等の液体の混入を防止でき、かつ、安価に製作することができる分散トレイを提供する。
【解決手段】分散トレイ15の裏面に、液体の外方への移動を阻止する液止部31が設け、液止部31によって堰き止めることにより、液体が外方に流動してリニアフィーダの搬送トラフにまで流れ込むことを防止する
【選択図】図4

Description

本発明は、組合せ秤の分散フィーダを構成する分散トレイ、及び、この分散トレイを備えた組合せ秤に関する。
一般に組合せ秤は、供給される物品を分散フィーダによって放射状に分散搬送し、搬送された物品を、分散フィーダの周囲に配設された複数のリニアフィーダによって外方に向けて直線的に搬送し、各リニアフィーダの搬送終端にそれぞれ臨む複数の供給ホッパに供給する。
各供給ホッパは、ゲートを開放して下方にそれぞれ位置する複数の計量ホッパに供給し、複数の計量ホッパで計量された物品の重量を種々に組合せた組合せ重量が、所定重量範囲となる計量ホッパの組合せを選択する組合せ演算を行う。この組合せ演算で選択した計量ホッパのゲートを開放して集合シュート等を介して物品を下方の包装装置等に排出する。
上記分散フィーダは、一般に、円錐状に形成された分散トレイ(分散テーブル)と、これを振動駆動する加振機とで構成されており、例えば、特許文献1に示されているように、分散トレイを加振機の振動ヘッド部に脱着自在に装着して、必要に応じて分散トレイを洗浄することができるように構成されている。
実開平5−37745号公報
食品を計量処理する組合せ秤等の食品加工を行う機械装置においては、食品が接触する部位をプロダクトゾーン、食品が接触しない部位を非プロダクトゾーンとしている。プロダクトゾーンは、食品が接触するので、雑菌等の繁殖を防止するために、バフ研磨処理等を施して平滑な鏡面に仕上げられるのに対して、食品が接触しない非プロダクトゾーンは、バフ研磨処理等を施す必要がない。
食品用途に使用される組合せ秤では、物品に接触する分散トレイの表面は、バフ研磨処理等を施して平滑な鏡面に仕上げられているが、物品が接触することのない分散トレイの裏面には、特に研磨処理等が施されていない。
かかる組合せ秤では、分散トレイ等を組合せ秤本体から取外して洗浄する洗浄処理が頻繁に行われるが、洗浄処理による運転休止時間を節約する、等のために、完全に乾ききらないままで分散トレイが、組合せ秤本体に再装着されることも想定される。
このような場合、研磨処理が施されていない分散トレイの裏面に付着残留した洗浄水等の液滴が、分散トレイの振動駆動に伴って外周側に流動し、分散トレイの外周端から流下する。
組合せ秤においては、上記のように、分散フィーダの周囲には、物品を直線的に振動搬送する複数のリニアフィーダが配設されており、リニアフィーダを構成する搬送トラフ(フィーダパン)の先端が、分散トレイの外周端部の下方に潜り込んで配置されている。従って、上記のように分散トレイの外周端に至った液滴は、リニアフィーダの搬送トラフ上に流れ落ちることになり、衛生上の問題となる。
非プロダクトゾーンから流れてきた液滴は、異物を含むおそれがあるので好ましくない。
従って、分散トレイを上記規格に適合させるためには、分散トレイの非プロダクトゾーンである裏面も、プロダクトゾーンである分散トレイの表面と同様に、研磨処理を施し、また、溶接箇所があれば、ビードカット処理を施す必要がある。
しかしながら、分散トレイの裏面には、加振機等に脱着自在に連結するための連結機構が取り付けられている。この連結機構を構成する部材の全てに研磨処理やビードカット処理を施すことは、研磨処理等に手間がかかって製作コストが高いものとなる。特に、連結機構には部材同士の嵌合箇所があり、この箇所での研磨処理は一層難しく、加工コストが高くつく。
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、衛生面で優れ、かつ、安価に製作することができる分散トレイ及びこれを備えた組合せ秤を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明では、次のように構成している。
(1)本発明の分散トレイは、組合せ秤の頂部に配設されて、供給される物品を外方へ分散搬送する分散トレイであって、当該分散トレイの裏面に、液体の外方への移動を阻止する液止部が設けられる。
本発明の分散トレイによると、組合せ秤本体から取外して洗浄した分散トレイを、十分乾ききらない状態で組合せ秤本体に取付けて運転を開始したような場合、分散トレイの裏面に設けた液止部より内側の領域に、付着残留した洗浄水等の液体は、外方に流動してゆくが、液止部によって堰き止められることになる。これによって、液止部の内側領域に付着残留した洗浄水等の液体が、外方に流動して、分散トレイの周囲のリニアフィーダの搬送トラフにまで流れ込むことがない。
これによって、分散トレイの裏面の液止部より内側の領域を、分散トレイの表面と同様に、研磨処理したり、また、溶接箇所があれば、ビードカット処理するといった必要がない。
(2)本発明の好ましい実施態様では、前記液止部が、縦壁状であって、環状に設けられる。
この実施態様によると、環状に設けられた液止部の内側の領域に付着残留した洗浄水等の液体が、縦壁状の液止部によって堰き止められて、液止部の下端から自重落下して外方へ流動するのを阻止することがきる。
(3)本発明の他の実施態様では、当該分散トレイの裏面には、当該分散トレイを振動させる加振機に対する脱着用の連結機構が取付けられ、前記液止部が、前記連結機構の取付け領域を囲むように設けられる。
この実施態様によると、加振機から取外されて洗浄された分散トレイが、十分乾燥されないまま加振機に取り付けられたような場合、連結機構の取付け領域を含む液止部より内側の領域に、付着残留した洗浄水等の液体は、加振機の振動駆動に伴って外方に流動してゆくが、液止部によって堰き止められて、液止部の内側領域に付着残留した液体が、外方に流動してリニアフィーダの搬送トラフにまで流れ込むことはない。
したがって、研磨処理等に手間がかかる連結機構を含む取付け領域を、分散トレイの表面と同様に、研磨処理したり、また、溶接箇所があれば、ビードカット処理をするといった必要がない。
(4)上記(3)の実施態様では、当該分散トレイは、板材を円錐状に成形したトレイ本体と、該トレイ本体の裏面に固着されると共に、前記板材よりも厚い板材からなる円板状の補強板とを備え、前記補強板に、前記液止部を設けると共に、前記連結機構を取付けてもよい。
この実施態様によると、補強板は、トレイ本体に比べて厚くて歪みにくいので、加工時に歪みやすいトレイ本体に液止部を直接設ける場合に比べて、液止部を加工容易に設けることができる。
(5)上記(4)の実施態様では、前記液止部は、前記補強板に環状の別部材を固着して形成してもよい。
この実施態様によると、任意の位置に任意の高さの液止部を設けることが容易となる。
(6)上記(5)の実施態様では、前記液止部は、前記補強板のトレイ本体に対する固着箇所よりもトレイ中心側の箇所に設けてもよい。
この実施態様によると、扁平な補強板に液止部を設けることになるので、円錐状のトレイ本体の傾斜部分に比べて、液止部を容易に設けることができる。
(7)本発明の他の実施態様では、当該分散トレイの表面と、当該分散トレイの外周端から裏面の前記液止部へ至るまでの範囲を研磨面としている。
この実施態様によると、トレイ本体の外周端から液止部の下端までの範囲は、その表面が周方向に連続した単純な形状であるので、例えば、バフ研磨処理をする場合、トレイ本体の表面と同様に容易に研磨処理を行うことができる。
(8)本発明の組合せ秤は、供給される物品を外方に分散搬送する分散フィーダと、分散フィーダの周囲に設けられる複数のリニアフィーダと、各リニアフィーダに対応して設けられる複数の供給ホッパ及び複数の計量ホッパを備える組合せ秤であって、
前記分散フィーダを構成する分散トレイが、上記(1)ないし(7)のいずれかの分散トレイである。
本発明の組合せ秤によると、洗浄の際に分散トレイの裏面側に付着残留した洗浄水等の液体が、分散トレイを再装着して運転した時にリニアフィーダに流入して物品に付着することがなく、食品の計量処理を衛生的に行うことができる。また、分散トレイの裏面の液止部より内側の領域を、研磨処理等する必要がない。
このように、本発明によれば、衛生面で優れ、かつ、安価に製作することができる分散トレイ及びこれを備えた組合せ秤を提供することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る組合せ秤の概略構成図である。 図2は図1の組合せ秤の正面図である。 図3は図2の組合せ秤の要部を縦断した正面図である。 図4は分散トレイの縦断面図である。 図5は分散トレイの底面図である。 図6は液止部を示す要部の拡大縦断面図である。 図7は液止部の別実施形態を示す要部の拡大縦断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る組合せ秤を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る組合せ秤の概略構成図であり、図2は、図1の組合せ秤の正面図であり、図3は、組合せ秤の要部を縦断した正面図である。
この実施形態の組合せ秤は、菓子類、その他の食品等の被計量物品(以下、物品と略称する)を所定量ずつ計量して、図示しない包装装置に投入して袋詰めする包装ライン等に利用される。
組合せ秤の中央には、中空柱形に形成されたセンター基体1が、中央部が大きく上下に貫通開口された矩形の基台2に複数本の脚3を介して支持され、この基台2が適所に設置固定される。
センター基体1の上部には、図1に示される供給装置4の終端から落下供給される物品を振動によって放射状に分散させる分散フィーダ5が装備されている。この分散フィーダ5の周囲には、分散搬送された物品を振動によって外方に向けて直進搬送する多数のリニアフィーダ6が放射状に設けられている。更に、センター基体1の外周部に、各リニアフィーダ6からの物品を一旦貯留して排出する供給ホッパ7、供給ホッパ7から排出された物品を貯留して重量の測定を行うための計量ホッパ8、及び、計量ホッパ8で計量された物品を受け取って貯留するメモリホッパ9がそれぞれ装備されている。これらリニアフィーダ6、供給ホッパ7、計量ホッパ8、及び、メモリホッパ9を一連とする多数連(この例では24連)の計量モジュールによって物品の計量、組合せ演算及び排出が行われる。
そして、この例では、多数連(24連)の計量モジュールにおける四半分の複数連(6連)ごとにそれぞれ独立して四系統で物品の計量、組合せ演算及び排出が実行されるようになっている。
各計量ホッパ8及びメモリホッパ9の下方には、組合せ演算によって所定の重量となるように選択された複数の計量ホッパ8、あるいは、メモリホッパ9から排出された物品を集めるための集合シュート10が配備されると共に、集合シュート10の下方には、集合シュート10から滑落した物品を集める漏斗状の集合ファンネル11が配備される。更に集合ファンネル11の下方に、図1に示すように、集合ファンネル11で集められた物品を一旦受け止め貯留し、包装装置側からの排出要求指令に基づいて開放制御される集合ホッパ12が配備される。
分散フィーダ5は、当該組合せ秤の頂部に位置する円錐形の分散トレイ15と、これを振動駆動する駆動機構である電磁式の加振機16とから構成されている。加振機16は、センター基体1の内部に配備された支持フレーム17上の中央に設置されている。なお、加振機16は、支持フレーム17上に設置した重量センサ35に連結支持されており、分散フィーダ5に供給されている物品の重量が、重量センサ35で検知される。検知された情報は、図示しない制御装置に与えられ、制御装置は、その検知情報に基づいて、供給装置4をオン/オフ制御して、分散フィーダ5上に常に設定範囲内の重量の物品が供給されるようになっている。
図4、図5に示すように、分散トレイ15は、薄板材を円錐状に形成したトレイ本体15aの裏面側に、トレイ本体15aより厚い板材からなる円板状の補強板15bをその全周において溶接固着している。補強板15bの中央上面には、支柱15cが立設され、この支柱15cの上端とトレイ本体15aの頂部とを溶接固着している。
また、補強板15bの下面には、加振機16の上端ヘッドに、分散トレイ15を脱着自在に取り付けるためのバックル方式の連結機構18が装備されている。ここで、補強板15bは全体的に扁平で、その外周部には、トレイ本体15aの傾斜に合わせた取付けテーパー部15dが形成されている。この取付けテーパー部15dが、トレイ本体15aの裏面に隅肉溶接により固着されている。
前記連結機構18は、加振機16の上端に備えられた振動ヘッド部に連結金具18aを位置決め嵌合した状態で、操作レバー18bを、図4に示すように、死点を越えて振り上げることで、連結金具18a内のクランプ金具(図示せず)を締め付けロック位置にスライドさせ、逆に、操作レバー18bを、死点を越えて振り下げることで締め付けロックを解除することができるようになっている。
各リニアフィーダ6は、図1,図3に示すように、内外方向に向かう樋形の搬送トラフ(フィーダパン)20と、これを振動駆動する電磁式の加振機21とから構成されている。各リニアフィーダ6に対応する加振機21が、前記支持フレーム17に、分散フィーダ5の加振機16を取り囲むように配設されている。そして、図3に示すように、搬送トラフ20の裏面側に備えたバックル方式の連結機構22をレバー操作することで、加振機21の振動ヘッド部に搬送トラフ20を脱着することができるようになっている。
センター基体1における外周壁には、図1,図3に示すように、供給ホッパ7及び計量ホッパ8のゲート開閉用のモータ25,26、及び、計量ホッパ8内の物品の重量を計測する重量センサ27、等を組み込んだ駆動ユニット28が設けられ、この駆動ユニット28の外方露出箇所に、供給ホッパ7及び計量ホッパ8がフック方式で脱着可能に装着支持されている。更に、その下方には、メモリホッパ9のゲート開閉用のモータ29を組み込んだ駆動ユニット30が設けられると共に、この駆動ユニット30の外方露出箇所に、メモリホッパ9がフック方式で脱着可能に装着支持されている。
この実施形態の組合せ秤では、分散フィーダ5の分散トレイ15を以下のように構成している。
すなわち、図4〜図6に示すように、分散トレイ15におけるトレイ本体15aの裏面側に配備された補強板15bの下面には、円形環状に形成した角棒材を溶接して高さ数mmの縦壁状に構成した環状の液止部31が、連結機構18の取付け領域を囲むように突設されている。
なお、扁平な補強板15bの外周部には、上記のようにトレイ本体15aの傾斜に合わせた取付けテーパー部15dが形成されている。この取付けテーパー部15dより内側の扁平部に、洗浄水等の液体が外方へ移動するのを阻止する液止部31が、隅肉溶接によって固着されている。
そして、図6に示すように、トレイ本体15aの表面と、トレイ本体15aの外周端から液止部31の下端に至る範囲Aが、バフ研磨加工、等を施した研磨面に形成されると共に、トレイ本体15aと補強板15bの溶接箇所b、及び、補強板15bと液止部31との溶接箇所cは、ビードカット処理が施されている。また、液止部31の内側領域における補強板15bの下面と連結機構18を構成する部材には、特に研磨処理が施されていない。
この実施形態によると、加振機16から取り外されて洗浄された分散トレイ15が、十分乾燥されないまま加振機16に取り付けられたような場合、液止部31より内側の領域に付着残留した洗浄水等の液体は、振動駆動に伴って外方に流動してゆくが、液止部31によって堰き止められて、液止部31の下端から自重落下することになる。したがって、液止部31の内側領域に付着残留した洗浄水等の液体が、外方に流動してリニアフィーダ6の搬送トラフ20に流れ込むことはない。
すなわち、研磨処理等が施されてない非プロダクトゾーンである液止部31の内側の領域に付着残留した洗浄水等の液体は、液止部31より外側の研磨処理等が施された領域まで流動することがなく、したがって、プロダクトゾーンであるリニアフィーダ6の搬送トラフ20に流れ込むことはない。
(その他の実施形態)
本発明は、以下のような形態で実施することもできる。
(1)液止部31を、補強板15bよりも外側において、トレイ本体15aの裏面に直接設けてもよい。
(2)図7に示すように、分散トレイ15における補強板15bの外周縁を下方に屈折して、液止部31を補強板15bと一体に形成することもできる。
(3)環状の液止部31は、必ずしも円形の環状に限られるものではなく、例えば、四角形の環状などであってもよい。また、連結機構18の連結金具18aは、加振機16の振動ヘッド部との嵌合箇所となり、特に研磨処理が難しいので、この連結金具18aが位置する中心領域を囲むように、液止部31を環状に設け、液止部31よりも外側に位置する補強板15b及び連結機構18に研磨処理等を施すようにしてもよい。
(4)液止部31の下端を鋭角のナイフエッジ状にしておくと、液止部31の内周に沿って流下する洗浄水等の液体を、液止部31の外周側に回り込ませることなくエッジ先端から滴下排出することができる。
(5)上記実施形態では、分散トレイ15を振動駆動して物品を分散搬送する形態のものを例示しているが、分散トレイ15を、その中心を通る縦軸心周りに回動させて、供給される物品を遠心力で放射状に分散搬送する形態とすることもできる。
5 分散フィーダ
6 リニアフィーダ
7 供給ホッパ
8 計量ホッパ
15 分散トレイ
15a トレイ本体
15b 補強板
16 加振機
18 連結機構
31 液止部

Claims (8)

  1. 組合せ秤の頂部に配設されて、供給される物品を外方へ分散搬送する分散トレイであって、
    当該分散トレイの裏面に、液体の外方への移動を阻止する液止部が設けられる、
    ことを特徴とする分散トレイ。
  2. 前記液止部が、縦壁状であって、環状に設けられる、
    請求項1に記載の分散トレイ。
  3. 当該分散トレイの裏面には、当該分散トレイを振動させる加振機に対する脱着用の連結機構が取付けられ、前記液止部が、前記連結機構の取付け領域を囲むように設けられる、
    請求項1または2に記載の分散トレイ。
  4. 当該分散トレイは、板材を円錐状に成形したトレイ本体と、該トレイ本体の裏面に固着されると共に、前記板材よりも厚い板材からなる円板状の補強板とを備え、
    前記補強板に、前記液止部が設けられると共に、前記連結機構が取付けられる、
    請求項3に記載の分散トレイ。
  5. 前記液止部は、前記補強板に環状の別部材を固着して形成される、
    請求項4に記載の分散トレイ。
  6. 前記液止部は、前記補強板のトレイ本体に対する固着箇所よりもトレイ中心側の箇所に設けられる、
    請求項5に記載の分散トレイ。
  7. 当該分散トレイの表面と、当該分散トレイの外周端から裏面の前記液止部へ至るまでの範囲を研磨面としている、
    請求項1ないし6のいずれかに記載の分散トレイ。
  8. 供給される物品を外方に分散搬送する分散フィーダと、分散フィーダの周囲に設けられる複数のリニアフィーダと、各リニアフィーダに対応して設けられる複数の供給ホッパ及び複数の計量ホッパを備える組合せ秤であって、
    前記分散フィーダを構成する分散トレイが、前記請求項1ないし7のいずれかに記載の分散トレイである、
    ことを特徴とする組合せ秤。
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