JP4080241B2 - 物品供給装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の能力でも運転することができる複合型の組合せ秤の分散フィーダ上に、物品を供給する物品供給装置の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
組合せ秤の分散フィーダ上に物品を供給する物品供給装置は、例えば、図3乃至図5に示すように円形配列の場合、組合せ秤の最上部に位置する分散フィーダ34上に物品を供給して、該分散フィーダにて円周方向に均等に分散させ、放射状に配置された直進フィーダに供給される。図3に示すものはツインタイプと称されている複合型の組合せ秤であって、分散フィーダ上が中央にて半分に仕切られており、左右別々の計量能力で運転することもできるものである。
【0003】
そこで組合せ秤について少し述べると、組合せ秤は複数の計量器それぞれに計量ホッパと称する容器が設けられ、これらの計量ホッパにはその上部に位置する供給ホッパから物品が供給され、それら供給された物品は計量され、それらの計量値を種々に組み合わせて、その組合せの中から合計重量が目標重量に等しいか又は近い組合せを選択し、選択された組合せを構成する計量ホッパから物品を排出し、空になった計量ホッパにはこれらの上方に位置する供給ホッパから新たな物品が供給され、計量、組合せ選択、排出を繰り返すものである。
【0004】
組合せ秤を所定の精度と能力で安定して運転させるには、前述した計量ホッパ群に安定した物品の供給が必要であることは周知であるが、計量ホッパへの物品の安定供給は、組合せ秤に物品を供給するときの物品の供給状態に左右される。例えば、図6に示すものは左右が均等に供給されていなくても、左右別々の振動フィーダ50および51があるので左右の分散フィーダ52,53の上でそれぞれの物品の層厚が安定しておれば計量には差し支えない。
【0005】
しかし図3に示すものは一台の供給フィーダ30で左右の分散フィーダ34上に物品を供給しているので、両方へ均等に安定して供給する必要がある。また、図示していないが、集合シュート40,41の下方に包装機が設けられていて、包材の追加や交換などにより、片方の計量装置を停止させなければならなくなったとき、他方のみで運転をしなければならない場合がある。しかしツインの片方が停止して、一方のみで運転を行うと、停止中の分散部に運転中の分散部の物品が少しずつ押し出されて、停止中の分散部の層厚が最適値より高くなってしまう現象が起きる。
【0006】
そのために、供給フィーダの先端部下方に、ダイバータと称する振り分けホッパ31を設け、ゲートを切り替えて停止中の分散部には物品を供給しないようにしたものがある。ところが、これを設けることにより組合せ秤の高さ寸法が高くなると言う欠点がある。これはダイバータとしての振り分けホッパ31と、それに伴うゲート32,33が必要なことである。(図4に示すH1の寸法)これを改善するものとして図5のように、振り分けホッパ31のゲート32,33の開閉機構を工夫して高さ寸法を可及的に短くしたものもある。(図5に示すH2の寸法)
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように種々工夫はされているものの依然として背が高いと言う問題が残っているのが現状である。高さ寸法を詰めて背を低くすると言うことの必要性は、集合シュート40、41の下部にツインタイプの包装機(図示せず)を設け、双方同じ能力で運転することにより省スペースで能率の良い生産をするということから、在来の設備を大きく変更しないで、ツインタイプの計量包装設備を設置したいとする要求が多くなってきたことにある。
【0008】
本発明は在来の設備の中に容易に置き換えられるツイン式計量包装設備の物品供給装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明による物品供給装置は、少なくとも次のような構成によるものである。その詳細は、複数の物品搬送装置(直進フィーダ)が放射状に配列されており、その複数の物品搬送装置上に物品を均等に分散供給するための分散フィーダが設けられた組合せ秤において、該分散フィーダ中央部の上部に、少なくとも物品を水平に搬送する振動フィーダを設けると共に、その振動フィーダトレイの先端部近傍に設けられており、その振動フィーダのトレイ全幅によって搬送されてくる物品の略トレイ幅半分を受ける底板を有し、該底板と共に該物品の搬送方向を変更するための鉛直な壁を片側面から前方にわたり一体的に形成した搬送方向切り替えシャッタを左右対称に所定の間隔で設け、該シャッタは水平方向に選択的にそれぞれ回転移動することにより、上記の振動フィーダ出口と上記分散フィーダの上部との関係位置において、上記振動フィーダトレイの全幅に対する物品の流れの略半分を選択的に変更することにより、上記振動フィーダ上の物品が上記の分散フィーダ上の左側または右側あるいは両側それぞれに供給できるように構成したものである。
【0010】
即ち、組合せ秤からの要求信号により切り替えるものであるが、例えば、ツイン式の組合せ秤の場合、後段の包装機の包材を追加するとき等は運転を一時停止することがある。その場合、片側が停止しているので、停止している方の分散フィーダ上に物品を必要以上に供給しないように切り替えることができるものである。また、シャッタの移動中は振動フィーダを停止することもできる。
【0012】
本発明による物品供給装置は、左右対称に所定の間隔で設けた搬送方向切り替えシャッタが水平方向に選択的に回転移動するので、分散フィーダ上の左側または右側あるいは両側それぞれに物品を供給することができ、回転移動式のシャッタにすることにより、広いスペースを必要とせずコンパクトにできる。
【0013】
搬送方向切り替えシャッタの底板を物品の排出方向に従って下降傾斜にしても良い、下降傾斜にすることにより物品が搬送方向切り替えシャッタ上に残留しないので衛生上でも好ましい
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施例である物品供給装置を図1及び図2で示して説明する。図1において、(A)は正面図であって本発明に必要な部分の断面図である。(B)は(A)のC−C′視の平面図である。1は右側半分の分散フィーダであり、2は左側半分の分散フィーダである。3は右側分散フィーダの振動機であり、4は左側分散フィーダの振動機である。5は放射状に配置された直進フィーダのトレイ、6は直進フィーダ、7は右側切り替えシャッタ、8は左側切り替えシャッタである。左右の切り替えシャッタ7および8はフレーム9に所定の間隔でサポートされており、フレーム9にはガイド棒16が貫通しており、矢印10に示す方向にスライド可能に構成されている。11は振動フィーダであって、分散フィーダ1および2の上部のほぼ中央に物品が落下するように配置され、その先端に上記の左右切り替えシャッタ7および8が物品を受けるように配置されている。図1の(B)では、右側の切り替えシャッタが振動フィーダの先端部のトレイ幅略半分を受ける位置にセットされた状態になっている。また、左右の切り替えシャッタ7および8はエヤーシリンダ12にて矢印10の方向に駆動される。13はエヤーシリンダを支えるブラケット、14はエヤーシリンダロッド、15はエヤーシリンダの先端金具でありフレーム9に固着されている。17はガイド棒16およびエヤーシリンダ12を支えるフレームであり、18は組合せ秤本体である。
【0015】
振動フィーダ上の物品の流れを矢印11−1、11−2および11−3で示すと、図1(B)の状態では、右側の分散フィーダ上には物品を供給しない場合であって、振動フィーダ上の物品の流れは、11−1に相当する部分では左側の分散フィーダ上に直接落下するが、11−2に相当する部分では一度右側切り替えシャッタの上に落下して、右側切り替えシャッタ7の鉛直壁7−2に沿って矢印11−3に示す方向に進み、左側の分散フィーダ2上に落下するものである。左右の切り替えシャッタは所定の間隔でフレーム9にサポートされているので、振動フィーダからの物品の流れを3方向に切り替えることができる。つまり、切り替えシャッタを図(B)の状態から一段右にスライドさせれば振動フィーダからの物品は、左右の分散フィーダの上に均等に落下供給される。そしてもう一段右にスライドさせれば、右側の分散フィーダ1上にのみ物品を供給できるものである。
【0016】
図2に示すものは、本発明の他の実施例である。11は振動フィーダであり、図1と同様に、該振動フィーダから搬送されてくる物品を、左右の切り替えシャッタにより左右の分散フィーダ上に選択的に供給するものである。本図では左右の切り替えシャッタがそれぞれ枢軸20、20´を支点に回動自在にサポートされており、左右それぞれ個別に設けられたエヤーシリンダにより、水平方向に回転させることにより、振動フィーダからの物品を所定の方向に供給するものである。
【0017】
そこで、左右の切り替えシャッタ7および8の形状について説明する。左右の切り替えシャッタ7および8は図1および図2に示すように、平面上では略1/4円形であり、右側シャッタでは底板7−1と鉛直壁7−2により構成されている。また左側シャッタにおいても同様に、底板8−1と鉛直壁8−2により構成されている。そして本発明では、底板7−1および8−1が物品の排出方向に従って下降傾斜となっており、鉛直壁7−2および8−2は底板の片側面から前方にわたり上記底板と一体的に形成されている。
【0018】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば左右の切り替えシャッタを水平方向に回転移動させるようにしたので、振動フィーダの先端部と分散フィーダの上面までの寸法を極めて短くすることができ、既存の装置を大幅に変更することなく、高能率のツイン式計量包装設備を設置することができる。また落差が小さくなり物品(特にポテトチップス等の壊れやすいもの)の破損が減少するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の物品供給装置の(A)は正面図、(B)は正面図(A)のC−C′視による平面図である。
【図2】 本発明の他の実施例である物品供給装置。
【図3】 従来の物品供給装置を備えたツイン式組合せ計量装置。
【図4】 従来のホッパゲート式物品供給装置。
【図5】 従来のホッパゲート式物品供給装置の他の実施例。
【図6】 従来のツイン式組合せ秤の分散フィーダ部斜視図。
【符号の説明】
1 右側分散フィーダ
3 右側用振動機
7 右側切り替えシャッタ
8 左側切り替えシャッタ
9 フレーム
11 振動フィーダ
12 エヤーシリンダ
16 ガイド棒

Claims (1)

  1. 複数の物品搬送装置が放射状に配列されており、該複数の物品搬送装置の上部に物品を均等に分散供給する分散フィーダを備えた組合せ秤において、上記分散フィーダ中央部の上部に少なくとも物品を水平に搬送する振動フィーダを設けると共に、該振動フィーダトレイの先端部近傍に設けられており、該振動フィーダのトレイ全幅によって搬送されてくる物品の略トレイ幅半分を受けるための底板を有し、該物品の搬送方向を変更するための鉛直な壁を片側面から前方にわたり底板と共に一体的に形成した搬送方向切り替えシャッタを左右対称に所定の間隔で設け、該シャッタは水平方向に選択的にそれぞれ回転移動することにより、 上記振動フィーダの出口と上記分散フィーダの上部との関係位置において、上記振動フィーダトレイの全幅に対する物品の流れの略半分を選択的に変更することにより、上記振動フィーダ上の物品が上記分散フィーダ上の左側または右側あるいは両側それぞれに供給できることを特徴とする物品供給装置。
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