JP2017003016A - 緩衝器 - Google Patents

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寛洋 野口
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雅史 角田
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Abstract

【課題】 取付状態のままでも第一エア室(気室)内の圧力調節が不能になるのを防止できる緩衝器を提供する。【解決手段】 シリンダ1と、シリンダ1内に移動自在に挿入されるロッド2と、ロッド2に連接され、シリンダ1とロッド2との相対移動により容積が拡大縮小される第一エア室G1を形成する筒部材Tと、シリンダ1から突出するロッド2の端部に設けられるブラケットB1と、ブラケットB1とロッド2に形成されて第一エア室G1に連通する第一エア通路7と、ブラケットB1に装着されて第一エア通路の一方側の端部に設けられるエアバルブ70とを備える。【選択図】 図2

Description

本発明は、緩衝器に関する。
緩衝器は、例えば、二輪車または三輪車等の鞍乗型車両の後輪を支持するリヤクッションユニットとして利用されている。このようなリヤクッションユニットの中には、気体ばねを有し、気体の弾性力を利用して車体を弾性支持する空圧ばね式のリヤクッションユニットがある(例えば、特許文献1)。
特表2001−501155号公報、図9,10
特表2001−501155号公報に記載の後部ショックアブソーバーは、相互に入れ子式に摺動可能な管状の上部管状部材および下部管状部材と、上部管状部材に連結されて下部管状部材に出入りするピストンロッドと、ピストンロッドと上部管状部材との間に形成される第一のチャンバーと、上部管状部材と下部管状部材の重複部の間に形成される第二のチャンバーと、下部管状部材の外周に装着されて第一、第二のチャンバーを区画するコンプレッサーピストンとを備える。そして、第一のチャンバー内に気体を封入し、後部ショックアブソーバーを伸長方向に附勢する正のばねとして機能させる。加えて、第二のチャンバー内にも気体を封入し、後部ショックアブソーバーを収縮方向に附勢する負のばねとして機能させる。
このような構成によれば、装置全体のばね特性を、第一のチャンバー内の圧力調整のみならず、第二のチャンバー内の圧力調整によっても変更できる。そして、特表2001−501155号公報に記載の後部ショックアブソーバーでは、上部管状部材の端部に弁を設け、第二のチャンバーに気体を給排してばね特性を変更できるようになっている。
しかしながら、上記従来の後部ショックアブソーバーのように、気体給排用の弁がチャンバー等の気室を囲う部材に装着される場合、気室内の圧力を調節できなくなる虞がある。より詳細に説明すると、例えば、緩衝器がリヤクッションユニットである場合、リヤクッションユニットは、車体の骨格となるフレームと、このフレームに揺動自在に連結されて、後輪を支持するスイングアームとの間に介装される。特に、リヤクッションユニットが原動機付きの鞍乗型車両に搭載されるような場合には、車種によって、フレームまたはフレームに保持される原動機の周辺部品によりエアバルブ部分が隠れることがある。この場合、緩衝器を車両に取り付けたままではエアバルブにアクセスできず、結果として、気室内の圧力調節が不能になる。このような不具合は、緩衝器がリヤクッションユニットである場合に限らず生じ得る。
そこで、本発明は、取付状態のままでも気室内の圧力調節が不能になるのを防止できる緩衝器の提供を課題とする。
上記課題を解決する請求項1に記載の発明では、ロッドに連接され、シリンダと前記ロッドとの相対移動により容積が拡大縮小される気室を形成する筒部材と、前記シリンダから突出する前記ロッドの端部に設けられるブラケットと、前記ブラケットと前記ロッドに形成されて前記気室に連通する通路と、前記ブラケットに装着されて前記通路の一方側の端部に設けられる気体給排バルブとを備える。ブラケットは、車両へリヤクッションユニットを取り付けるために利用される部品であり、当該ブラケットに気体給排バルブを装着すると、気体給排バルブがフレームまたはフレームに保持される原動機の周辺部品等で隠れ難くなる。よって、リヤクッションユニットを車両に取り付けたままでも気体給排バルブにアクセスし易く、アクセス不能にならない。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の構成を備えるとともに、前記ロッドの外周に設けられ、最圧縮時の衝撃を緩和する筒状のバンプクッションを備えており、前記通路の他方側の開口が前記バンプクッションの内周面に対向する。このため、通路を介して気室に給排される気体がバンプクッションの周囲にできる隙間を通るので、気室から気体が短時間で大量に排出されるのを抑制できる。
本発明の緩衝器によれば、取付状態のままでも気室内の圧力調節が不能になるのを防止できる。
本発明の第一の実施の形態に係る緩衝器であるリヤクッションユニットを搭載した車両を簡略化して示した側面図である。 本発明の第一の実施の形態に係る緩衝器であるリヤクッションユニットを具体的に示した縦断面図である。 (a)は、図2のピストン部分を拡大して示す左半断面図であり、(b)は、(a)からリヤクッションユニットが若干収縮した状態を示す右半断面図である。 図2の上側のブラケット部分を拡大して示した図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品を示す。
図1に示すように、本発明の一実施の形態に係る緩衝器は、自動二輪車に搭載されるリヤクッションユニットRであり、車体の骨格となるフレームFと、このフレームFの後部に揺動自在に連結されて、後輪Wを支えるスイングアームAとの間に介装される。図1には、自動二輪車にリヤクッションユニットRを搭載した状態を簡略的に示しているが、三輪車または他の鞍乗型車両に本発明に係るリヤクッションユニットRを搭載してもよい。また、後輪Wに入力される路面凹凸による衝撃を、リヤクッションユニットRで緩和できるようになっていれば、如何なる位置に如何なる方法でリヤクッションユニットRを取り付けてもよい。
上記リヤクッションユニットRは、図2に示すように、シリンダ1と、このシリンダ1に出入りするロッド2とを有する緩衝器本体Dと、ロッド2に連結されて、ロッド2の外周に第一エア室G1を形成するとともに、シリンダ2の外周に第二エア室G2を形成する筒部材Tと、緩衝器本体Dの一端と他端に設けられる一対のブラケットB1,B2とを備える。図2中上側のブラケットB1は、シリンダ1から突出するロッド2の図2中上端部に螺合し、スイングアームAに連結される。他方の図2中下側のブラケットB2は、シリンダ1の底部に設けられ、フレームFに連結される。そして、路面凹凸による衝撃が後輪Wに入力されると、ロッド2がシリンダ1に出入りして、リヤクッションユニットRが伸縮する。
なお、本実施の形態において、ロッド2が車輪側に連結されるとともにシリンダ1が車体側に連結されてリヤクッションユニットRが倒立型とされており、取付状態では、リヤクッションユニットRのロッド2がシリンダ1の下方に延びる。しかし、ロッド2が車体側に連結されるとともにシリンダ1が車輪側に連結されて、リヤクッションユニットRが正立型になるようにしてもよい。
上記緩衝器本体Dは、前述のシリンダ1およびロッド2と、シリンダ1の図2中上端部に設けられてロッド2を摺動自在に軸支する環状のロッドガイド10と、シリンダ1内に摺動自在に挿入されてロッド2の図2中下端部に取り付けられるピストン20と、シリンダ1の外側にシリンダ1と横並びに設けられるタンク3と、シリンダ1内とタンク3内とを区画するベースバルブ11と、タンク3内に摺動自在に挿入されるフリーピストン30とを有する。
そして、上記シリンダ1は、有底筒状であり、シリンダ1内には、ピストン20で区画されるロッド2側の伸側室L1とピストン20側の圧側室L2とが形成されている。また、タンク3内には、フリーピストン30で区画される液室L3とガス室G3とが形成されており、圧側室L2と液室L3がベースバルブ11で区画されている。上記伸側室L1、圧側室L2、および液室L3には作動油が充填され、ガス室G3にはエアが封入されている。図示しないが、タンク3にはガス室G3にエアを給排するためのエアバルブが装着され、ガス室G3内の圧力を調節できるようになっている。
上記シリンダ1の図2中上端部に設けられるロッドガイド10は、シリンダ1内に螺合するボルト部10aと、外径がこのボルト部10aの外径よりも大きくシリンダ1外に張り出すフランジ部10bとを有する。このフランジ部10bの外周には、筒部材Tにおける第一チャンバ部材40の内周面に摺接し、ロッドガイド10と第一チャンバ部材40との間を塞ぐOリング12が設けられる。よって、本実施の形態においては、このフランジ部10bで第一エア室G1と第二エア室G2とを区画できる。つまり、本実施の形態においては、気室区画用のピストン(エアピストン)がロッドガイド10に継ぎ目なく一体化されたフランジ部10bであり、ロッドガイド10の一部であるので、リヤクッションユニットRの部品数および組立工数を削減できる。しかし、エアピストンは、シリンダ1に対して軸方向に動かず、第一エア室G1と第二エア室G2を区画できるようになっていればよい。よって、エアピストンをシリンダ1と継ぎ目なく一体化させたり、エアピストンをロッドガイド10およびシリンダ1と別体として形成し、嵌合、溶接、接着等でシリンダ1またはロッドガイド10に連結したりしてもよい。
また、ロッドガイド10の内周には、図3に示すように、ロッド2の外周を塞ぐOリング13とUパッキン14が設けられる。そして、Oリング13で第一エア室G1内のエアがシリンダ1内に浸入するのを防ぐとともに、Uパッキン14でシリンダ1内の作動油が第一エア室G1側に流出するのを防いでいる。これらOリング13とUパッキン14との間に、環状のブッシュ15が設けられ、ロッドガイド10に対するロッド2の円滑な摺動を可能にしている。さらに、ロッドガイド10の外周には、Oリング17,18が設けられており、シリンダ1とロッドガイド10との間を塞ぐとともに、シリンダ1の外周を覆う筒状の摺動パイプ16とロッドガイド10との間を塞いでいる。
シリンダ1内を伸側室L1と圧側室L2とに区画するピストン20には、伸側室L1と圧側室L2とを連通する伸側流路20aと圧側流路20bが形成されている。ピストン20の図3中下端には、伸側流路20aの出口を開閉する伸側リーフバルブV1が積層される。他方のピストン20の図3中上端には、圧側流路20bの出口を開閉する圧側リーフバルブV2が積層されている。伸側リーフバルブV1および圧側リーフバルブV2は、ともに環状板であって、ピストン20とともにロッド2の先端にピストンナット22によって固定され、外周側の撓みが許容されている。よって、伸側リーフバルブV1は、伸側室L1の圧力を受けて撓むと伸側流路20aを開放でき、圧側リーフバルブV2は、圧側室L2の圧力を受けて撓むと圧側流路20bを開放できる。
また、シリンダ1内とタンク3内とを区画するベースバルブ11は、図2中油圧記号で示すように、圧側室L2と液室L3とを連通する吸込流路11aと排出流路11bとを備える。吸込流路11aには、チェックバルブV3が設けられ、吸込流路11aを液室L3から圧側室L2へ向かう作動油の流れのみを許容する。他方の排出流路11bには、減衰バルブV4が設けられ、排出流路11bを圧側室L2から液室L3へ向かう作動油の流れのみを許容し、当該流れに抵抗を与える。
上記構成によれば、リヤクッションユニットRが伸長する場合、ロッド2がシリンダ1に対して図2中上方へ移動し、ピストン20がシリンダ1内を図2中上方へ移動して、伸側室L1が圧縮され、圧側室L2が拡大する。
すると、圧縮される伸側室L1内の圧力が上昇し、伸側室L1の作動油が伸側リーフバルブV1を押し開いて伸側流路20aを通過し、圧側室L2へ移動する。シリンダ1内では、退出したロッド体積分の作動油が不足するが、チェックバルブV3が開いて、不足分に見合った作動油が吸込流路11aを通って液室L3から圧側室L2に供給される。伸側室L1から圧側室L2へ向かう作動油の流れに対して伸側リーフバルブV1によって抵抗が与えられるため、伸側室L1の圧力が上昇する。これに対して、圧側室L2は液室L3から作動油の供給を受けるのでタンク3内の圧力と略等しくなる。よって、伸側室L1と圧側室L2の圧力に差圧が生じ、この差圧がピストン20に作用して、緩衝器本体DはリヤクッションユニットRの伸長作動を妨げる減衰力を発揮する。
反対に、リヤクッションユニットRが収縮する場合、ロッド2がシリンダ1に対して図2中下方へ移動し、ピストン20がシリンダ1内を図2中下方へ移動して、圧側室L2が圧縮され、伸側室L1が拡大する。
すると、圧縮される圧側室L2内の圧力が上昇し、圧側室L2の作動油が圧側リーフバルブV2を押し開いて圧側流路20bを通過し、伸側室L1へ移動する。シリンダ1内では、進入したロッド体積分の作動油が余剰になるが、余剰分の作動油が減衰バルブV4を押し開いて排出通路11bを通過し、圧側室L2から液室L3に排出される。このように、圧側室L2から伸側室L1および液室L3へ向かう作動油の流れに対して圧側リーフバルブV2および減衰バルブV4によって抵抗が与えられるため、圧側室L2の圧力が上昇する。これに対して、拡大する伸側室L1内の圧力は低下する。よって、圧側室L2と伸側室L1の圧力に差圧が生じ、この差圧がピストン20に作用して、緩衝器本体DはリヤクッションユニットRの収縮作動を妨げる減衰力を発揮する。
なお、緩衝器本体Dの構造は上記の限りではなく、適宜変更できる。例えば、本実施の形態において、減衰力発生用の流体として作動油を利用しているが、これ以外の流体を利用してもよい。また、ガス室G3に封入する気体も適宜変更できる。また、ガス室G3を加圧してベースバルブ11を廃するとしてもよい。また、シリンダ1とタンク3とを軸方向につなげて一体化し、本実施の形態のようなシリンダ1と別置き型となっているタンク3を廃してもよい。また、液室L3とガス室G3をフリーピストン30で区画しているが、当該区画用にブラダまたはベローズ等を利用してもよい。また、シリンダ1を内外二重にして、これらの間に液室L3とガス室G3を設け、緩衝器本体Dを複筒型にしてもよい。また、ロッド2を伸側室L1と圧側室L2の両方に貫通させて、両ロッド型にしてもよい。
つづいて、緩衝器本体Dの外周に第一エア室G1および第二エア室G2を形成する筒部材Tは、図2に示すように、筒状の第一チャンバ部材40と第二チャンバ部材41とを有して内外二重となる複筒部4と、この複筒部4の図2中上側開口を塞ぐチャンバホルダ5と、複筒部4の図2中下側開口を塞ぐ封止部材6とを有する。チャンバホルダ5は、ロッド2を挿通できる孔(符示せず)を備える環状の頂部5aと、この頂部5aの外周から図2中下方に延びて第一チャンバ部材40と第二チャンバ部材41の間に挿入される環状の挿入部5bとを備える。
また、封止部材6は、図3に示すように、第一チャンバ部材40と第二チャンバ部材41との間に挿入される環状の挿入部6aと、この挿入部6aから図3中下方に延びる筒部6bと、この筒部6bの図3中下端から内周側に突出する環状の縮径部6cとを備える。この縮径部6cの内周には、摺動パイプ16の外周面に摺接し、摺動パイプ16と封止部材6との間を塞ぐ環状のシール42,43が設けられる。つまり、本実施の形態において、縮径部6cが摺動パイプ16を介してシリンダ1の外周面に摺接する摺動部として機能する。
図2,3に示すように、複筒部4を構成する第二チャンバ部材41は、その図2中上端部がチャンバホルダ5における挿入部5bの外周に螺合され、図2中下端部が封止部材6における挿入部6a(図3)の外周に螺合される。他方の第一チャンバ部材40は、その図2中上端部が挿入部5b内に挿入されるとともに、図2中下端部が挿入部6a(図3)内に挿入されており、チャンバホルダ5の頂部5aと、封止部材6の挿入部6aの終端にできる段差との間に挟まれている。このため、第一チャンバ部材40、第二チャンバ部材41、チャンバホルダ5、および封止部材6が筒部材Tとして一体化される。また、チャンバホルダ5の頂部5aは、ブラケットB1の図2中下端部外周に嵌合するので、筒部材Tはロッド2とともにシリンダ1に対して軸方向に移動できる。
また、チャンバホルダ5の内側面には、第一チャンバ部材40との間に空隙を形成する溝5cが設けられており、ロッド2と第一チャンバ部材40との間の空間k1と、第一チャンバ部材40と第二チャンバ部材41との間の空間k2が上記空隙を介して連通する。これら両空間k1,k2にはエアが封入されており、上記両空間k1,k2を合わせた空間により第一エア室G1が構成される。また、シリンダ1の外周を覆う摺動パイプ16の周囲に、ロッドガイド10のフランジ部10bと、第一チャンバ部材40と、封止部材6の筒部6b(図3)と、縮径部6c(図3)とで囲われてできる空間にエアが封入されており、当該空間により第二エア室G2が構成される。
図2〜4に示すように、チャンバホルダ5における頂部5aとロッド2との間、挿入部5bと第二チャンバ部材41との間、封止部材6における挿入部6aと第二チャンバ部材41との間、および挿入部6aと第一チャンバ部材40との間が、それぞれOリング(符示せず)で塞がれている。また、前述のように、ロッド2とロッドガイド10との間と、ロッドガイド10と摺動パイプ16との間がOリング13,18で塞がれている。さらに、第一チャンバ部材40とフランジ部10bとの間が第一チャンバ部材40の内周面に摺接するOリング12で塞がれるとともに、摺動パイプ16と縮径部6cとの間が摺動パイプ16の外周面に摺接するシール42,43で塞がれている。よって、第一エア室G1内および第二エア室G1内のエアが外気側またはシリンダ1内に漏れず、第一エア室G1と第二エア室G2をそれぞれ密閉空間にして、これらを区画できる。
上記構成によれば、第一エア室G1は、その内部に封入されるエアの弾性力により、第一エア室G1の容積を拡大させる方向、即ち、リヤクッションユニットRを伸長させる方向に附勢するメインばねS1として機能する。他方の第二エア室G2は、その内部に封入されるエアの弾性力により、第二エア室G2の容積を拡大させる方向、即ち、リヤクッションユニットRを収縮させる方向に附勢するバランスばねS2として機能する。
そして、リヤクッションユニットRが伸長する場合、筒部材Tがロッド2とともにシリンダ1に対して図2中上方に移動するので、第一エア室G1の容積が拡大するとともに、第二エア室G2の容積が縮小する。このため、メインばねS1の弾性力が減少するとともに、バランスばねS2の弾性力が増大する。そして、この伸長作動により、リヤクッションユニットR全体としての弾性力が減少する。反対に、リヤクッションユニットRが収縮する場合、筒部材Tがロッド2とともにシリンダ1に対して図2中下方に移動するので、第一エア室G1の容積が縮小するとともに、第二エア室G2の容積が拡大する(図3(b))。このため、メインばねS1の弾性力が増大するとともに、バランスばねS2の弾性力が減少する。そして、この収縮作動により、リヤクッションユニットR全体としての弾性力が増大する。このように、リヤクッションユニットRは、第一エア室G1と第二エア室G2によるエアばねの弾性力により車体を弾性支持し、リヤクッションユニットRのストローク量に見合った弾性力を発揮する。
また、本実施の形態において、リヤクッションユニットRは附勢する方向が逆になるメインばねS1とバランスばねS2とを備えているので、車両の乗り心地を良好にできる。より詳細に説明すると、メインばねS1のみでも車体を弾性支持できるものの、このようにするとリヤクッションユニット全体としてのばね特性が、メインばねS1のみの特性となって、エアばね特有の非線形特性となる。したがって、リヤクッションユニットのばね特性をストローク後半の所望の特性に合わせて設定すると、ストローク前半の、特に、最伸長時近傍の弾性力が過剰となって乗り心地を悪化させる虞がある。そこで、本実施の形態のように、バランスばねS2を追加すると、リヤクッションユニットRにおける最伸長時近傍の収縮を助け、車両の乗り心地を良好にできる。特に、リヤクッションユニットRが最伸長時にあるときのメインばねS1による伸長方向に作用する附勢力をバランスばねS2で相殺し、メインばねS1とバランスばねS2の合成の特性をストローク量に対して比例するコイルばねの特性と近似させるのが好ましい。
また、図2に示すように、第一エア室G1に連通する第一エア通路7がブラケットB1の側部からロッド2の側部にかけて形成されるとともに、第二エア室G2に連通する第二エア通路8が封止部材6に形成されている。第一エア通路7および第二エア通路8には、それぞれエアバルブ70,80が設けられる。よって、これらエアバルブ70,80を利用してエアを給排し、第一エア室G1内の圧力と第二エア室G2内の圧力をそれぞれ調節して、リヤクッションユニットRのばね特性を所望の特性に設定できる。
つづいて、上記第一エア通路7についてより詳細に説明する。この第一エア通路7の一部が形成されるブラケットB1は、図4に示すように、ロッド2の図4中上端部外周に螺合する有頂筒状のロッド側連結部B10と、このロッド側連結部B10の頂部から図4中上方に向けて延びる一対の車輪側連結部B11,B11とを備える。これら車輪側連結部B11,B11には、それぞれ、ステアリングアームAへの連結に利用される取付孔B12が形成されている。また、ロッド側連結部B10の頂部には、ブラケットB1の外周端からブラケットB1の径方向の中心に向けて延びる横穴B13と、この横穴B13に連通してロッド側連結部B1の筒部の内側に開口する縦孔B14が形成されている。この縦孔B14は、ブラケットB1の中心部に、ロッド2の中心を通る軸心線に沿って延びる。また、ロッド2の図4中上端部には、ロッド2の図2中上端から下方に延びる縦穴2aと、ロッド2の外周端からロッド2の径方向の中心に向けて延び縦穴2aに連通する横孔2bが形成されている。ロッド2の縦穴2aは、ロッド2の中心部に設けられてブラケットB1の縦孔B14と向かい合い、ブラケットB1の横穴B13および縦孔B14と、ロッド2の縦穴2aおよび横孔2bとを備えて第一エア通路7が構成されている。
そして、第一エア通路7の外気側の端部となる横穴B13の図4中右端部にエアバルブ70が取り付けられており、エアバルブ70から供給されたエアが横穴B13、縦孔B14、縦穴2a、横孔2bの順に通って第一エア室G1に供給されて、第一エア室G1内の圧力を上昇させられる。反対に、第一エア室G1内の圧力を低下させる場合には、第一エア室G1のエアが上記順路を逆に進んで外気側に排出される。ロッド2とブラケットB1との間は、環状のOリング21で塞がれているので、第一エア通路7を通過するエアが外気側に漏れない。
このように、本実施の形態においては、第一エア室G1にエアを給排するためのエアバルブ70がリヤクッションユニットRを車両に取り付ける際に利用されるブラケットB1に装着される。このため、エアバルブ70がフレームFまたはフレームFに保持される原動機の周辺部品等で隠れ難くなる。よって、リヤクッションユニットRを車両に取り付けたままでもエアバルブ70にアクセスし易く、アクセス不能にならないので、第一エア室G1内の圧力調節が不能になるのを防止できる。
また、本実施の形態において、チャンバホルダ5における頂部5aの図4中下部には、周方向に沿う環状溝5dが形成されており、当該環状溝5dに筒状のバンプクッション9の図4中上端部が嵌っている。バンプクッション9は、ゴム等の弾性を有する部材であり、リヤクッションユニットRの最圧縮時にロッドガイド10に突き当たって弾性変形し、最圧縮時の衝撃を緩和する。このバンプクッション9の内径は、図4中下方に向けて徐々に小さくなっており、バンプクッション9の図4中下端部に設けられる縮径部9a内周がロッド2の外周に接触している。第一エア通路7の第一エア室G1側開口となる横孔2bの図4中左端は、バンプクッション9の内周面に対向する。そして、第一エア室G1に出入りするエアがバンプクッション9とロッド2の間に形成される空間k3を必ず通るようになっている。このため、バンプクッション9の内周側(空間k3)と外周側をエアが行き来する際、エアがバンプクッション9とチャンバホルダ5との間にできる隙間を通るか、バンプクッション9の縮径部9aを押し広げてロッド2の外周にできる隙間を通る。これらの隙間は狭く、エアの移動を抑制するので、第一エア室G1からエアを排出する際、第一エア室G1から短時間で多量のエアが排出されるのを抑制できる。
なお、リヤクッションユニットRの構成は、適宜変更できる。例えば、バンプクッション9またはチャンバホルダ5に、これらの間に空隙を形成する溝等を形成し、第一エア室G1へのエアの給排を速やかにできるようにしてもよい。また、バンプクッション9をコイルばねに替えたり、バンプクッション9の位置を変えたりしてもよく、リヤクッションユニットRの最圧縮時の衝撃により著しい乗り心地の悪化を招かないような配慮がなされていれば、バンプクッション9を廃してもよい。
また、本実施の形態においては、第一エア室G1と第二エア室G2に、それぞれエアを封入しているが、第一エア室G1または第二エア室G2が、気体の弾性力を利用した気体ばね(空圧ばね)を構成できれば、利用する気体を適宜変更できる。そして、この気体は、ガス室G3の気体と同じであっても異なっていてもよい。また、本実施の形態において、メインばねS1とバランスばねS2がともにエアばねであるので、リヤクッションユニットRを軽量化できるが、バランスばねS2をコイルばねに替えてもよい。さらに、本実施の形態においては、空間k1,k2を備えて第一エア室G1が構成されるので、第一エア室G1の容積を大きくできるが、第一エア室G1が空間k1のみにより構成されていてもよい。
また、本実施の形態においては、シリンダ1の外周に摺動パイプ16を設け、シリンダ1に摺動部として機能する縮径部6cを直接摺接させない構造となっており、摺動部が摺動パイプ16を介してシリンダ1の外周に摺接する。よって、シリンダ1の内周面のみを摺動用の滑面にすればよく、外周面を粗面のままにできるので、シリンダ1の加工を容易にできる。しかし、シリンダ1の外周面を滑面にして、シリンダ1の外周に摺動部を直接摺接させるようにしてもよい。
以下、本実施の形態に係るリヤクッションユニットRの作用効果について説明する。
本実施の形態において、リヤクッションユニット(緩衝器)Rは、ロッド2の外周に設けられ、最圧縮時の衝撃を緩和する筒状のバンプクッション9を備える。そして、第一エア通路(通路)7の第一エア室G1側(他方側)の開口は、バンプクッション9の内周面に対向する。このため、第一エア通路(通路)7を介して第一エア室(気室)G1に給排されるエア(気体)がバンプクッション9の周囲にできる隙間を通るので、第一エア室(気室)G1からエア(気体)が短時間で大量に排出されるのを抑制できる。なお、バンプクッション9を設ける位置は、適宜変更可能であり、バンプクッション9を廃するとしてもよい。
また、本実施の形態において、リヤクッションユニット(緩衝器)Rは、シリンダ1と、シリンダ1内に移動自在に挿入されるロッド2と、ロッド2に連接され、シリンダ1とロッド2との相対移動により容積が拡大縮小される第一エア室(気室)G1を形成する筒部材Tと、シリンダ1から突出するロッド2の端部に設けられるブラケットB1と、ブラケットB1とロッド2に形成されて第一エア室(気室)G1に連通する第一エア通路(通路)7と、ブラケットB1に装着されて第一エア通路(通路)7の外気側(一方側)の端部に設けられるエアバルブ(気体給排バルブ)70とを備える。
上記ブラケットB1は、車両へリヤクッションユニット(緩衝器)Rを取り付けるために利用される部品である。このため、当該ブラケットB1にエアバルブ(気体給排バルブ)70を装着すると、エアバルブ70がフレームFまたはフレームFに保持される原動機の周辺部品等で隠れ難くなる。よって、リヤクッションユニットRを車両に取り付けたままでもエアバルブ70にアクセスしやすく、アクセス不能にならないので、第一エア室(気室)G1内の圧力調節が不能になるのを防止できる。
なお、筒部材Tは、ロッド2に直接連結されていても、他の部材を介して間接的に連結されていてもよく、筒部材Tがロッド2に連接された状態とは、直接連結される場合と、間接的に連結される場合の両方を含み、何れであってもよい。そして、このような変更は、バンプクッション9を設ける位置およびバンプクッション9の有無によらず可能である。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱しない限り、改造、変形および変更が可能である。
B1・・・ブラケット、G1・・・第一エア室(気室)、R・・・リヤクッションユニット(緩衝器)、T・・・筒部材、1・・・シリンダ、2・・・ロッド、7・・・第一エア通路(通路)、9・・・バンプクッション、70・・・エアバルブ(気体給排バルブ)

Claims (2)

  1. シリンダと、
    前記シリンダ内に移動自在に挿入されるロッドと、
    前記ロッドに連接され、前記シリンダと前記ロッドとの相対移動により容積が拡大縮小される気室を形成する筒部材と、
    前記シリンダから突出する前記ロッドの端部に設けられるブラケットと、
    前記ブラケットと前記ロッドに形成されて前記気室に連通する通路と、
    前記ブラケットに装着されて前記通路の一方側の端部に設けられる気体給排バルブとを備える
    ことを特徴とする緩衝器。
  2. 前記ロッドの外周に設けられ、最圧縮時の衝撃を緩和する筒状のバンプクッションを備え、
    前記通路の他方側の開口は、前記バンプクッションの内周面に対向する
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝器。
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