JP2017002864A - Cngエンジンにおける燃焼制御方法及び装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】天然ガスの組成、特に不活性ガスを多く含む燃料が貯蔵された場合でも適格な燃焼制御が行えるCNGエンジンにおける燃焼制御方法及び装置を提供する。【解決手段】圧縮天然ガスを減圧し、これを吸入空気と共にCNGエンジン10に供給して燃焼させるCNGエンジンにおける燃焼制御方法において、不活性ガスが多く含まれるような燃料を気筒11c内で燃焼する際に、不活性ガスの含有量によって、点火プラグ16による点火タイミングを進角化させて燃焼させるものである。【選択図】図1

Description

本発明は、圧縮天然ガス(CNG)を燃料として用いるCNGエンジンに係り、特に、天然ガスの成分に応じて点火時期を適切に制御できるCNGエンジンにおける燃焼制御方法及び装置に関するものである。
圧縮天然ガスを用いたCNGエンジンは、ディーゼルエンジンのように黒煙やSOxが大幅に少ない排ガスクリーン化が達成できることから、普及が進められている。
CNGエンジンは、空気流量を調節するスロットルバルブで吸気制御された空気がインテークマニホールドに供給され、CNG容器からの圧縮天然ガスが、燃料減圧弁で減圧された後、気筒ごとに配置されたフューエルインジェクタを介して供給され、この空気と天然ガスの混合気を、気筒内に吸い込んで、点火プラグによる火花で着火燃焼を行う。このCNGエンジンでは、燃焼系から排気系まで、全ての制御は、ECU(エンジンコントロールユニット)による電子システムによって、CNG車の走行状況に応じて空気と燃料との混合比率を最適な状態に制御して排ガスのクリーン化に最適な燃焼状態とする。
このCNGエンジンによる燃焼制御は、エンジン回転数及びエンジン負荷に基づいて決定される目標λ値と一致するように、スロットルバルブでの吸入空気量と、フューエルインジェクタからの天然ガスの供給量を増減させて混合比を制御し、エンジン回転数及びエンジン負荷と予め設定された燃料で適合したマップデータとを参照して燃料量比を決定することで、リーン状態で燃焼を行うことができる。
特開2003−166439号公報 実開平05−006136号公報 特開2004−225680号公報 特開2002−276519号公報
このCNG容器には、約20MPaに圧縮した天然ガスが貯蔵されるが、国内では、液化天然ガス由来の天然ガスでガス組成は略一定である。
しかし、天然ガスは、産地により組成が違い、特に、タイなどの東南アジアで採掘された天然ガスは、炭酸ガスや窒素などの不活性ガスが、例えば約16%と多量に含んでおり、この天然ガスを産地でそのまま圧縮してCNG容器に貯蔵した燃料の場合、通常の国内で用いる天然ガスを燃料とする場合と違って、空燃比が変わるため、CNGエンジンを、国内で設定した通常の燃料と同じ制御をすることはできない問題がある。
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、天然ガスの組成、特に不活性ガスを多く含む燃料が貯蔵された場合でも適格な燃焼制御が行えるCNGエンジンにおける燃焼制御方法及び装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、圧縮天然ガスを減圧し、これを吸入空気と共にCNGエンジンに供給して燃焼させるCNGエンジンにおける燃焼制御方法において、不活性ガスが多く含まれるような燃料を気筒内で燃焼する際に、不活性ガスの含有量によって、点火プラグによる点火タイミングを進角化させて燃焼させることを特徴とするCNGエンジンにおける燃焼制御方法である。
ラムダセンサで、気筒から排気される排ガスの酸素濃度から空燃比を検出し、エンジン回転数とエンジン負荷に応じた目標λ値となるように燃料の供給量が設定されると共に、燃料中に含まれる不活性ガスの含有量に応じて燃料増量分を決定すると共にその燃料増量分を含む燃料を気筒に供給し、その燃料増量分に応じて点火タイミングを進角化させるのが好ましい。
エンジンのノッキングを検出し、進角化させた点火タイミングでノッキングの発生を回避すべく点火タイミングを遅角化させるのが好ましい。
また本発明は、圧縮天然ガスを減圧し、これを燃料として吸入空気と共にCNGエンジンに供給して燃焼させるCNGエンジンにおける燃焼制御装置において、エンジン回転数に応じて吸気空気量を制御するスロットルバルブと、気筒に空気と共に燃料を供給するフューエルインジェクタと、気筒から排気される排ガス中の酸素濃度から空燃比を検出するラムダセンサと、エンジン回転数とエンジン負荷に応じてフューエルインジェクタから供給する燃料量を決定すると共にラムダセンサの検出値より不活性ガスを含む燃料を供給する際に目標λ値となるように燃料給料を増量する燃焼噴射制御手段と、エンジン回転数とエンジン負荷に応じて決定された燃料供給量に応じて点火プラグでの点火時期を決定すると共に不活性ガスを含む燃料で燃料が増量して供給される際に、国内燃料で決定した点火時期を進角化させる点火時期制御手段とを備えたことを特徴とするCNGエンジンにおける燃焼制御装置である。
エンジンブロックの振動を検出するノッキングセンサの検出値が入力され、不活性ガスを多く含む燃料で、点火時期制御手段が点火プラグの点火時期が進角化した際に、連続するノッキングを回避すべく点火時期を遅角化させるノッキング制御手段を備えるのが好ましい。
本発明は、不活性ガスが多く含まれる燃料を用いたときでも、適正に燃焼を制御できるという優れた効果を発揮する。
本発明の一実施の形態を示す図である。
以下、本発明の好適な一実施の形態を添付図面に基づいて詳述する。
図1は、本発明のCNGエンジンにおける燃焼制御方法及び装置におけるエンジンシステムを示したものである。
エンジン10のシリンダブロック11には、気筒11c毎に、クランク軸12からコンロッド13を介して上下動するピストン14が設けられる。シリンダブロック11上のシリンダヘッド15には、各気筒11c毎に点火プラグ16が設けられると共に吸気弁17と排気弁18とが設けられる。
エンジン10への吸気は、エアクリーナ22から吸気管23を通り、吸気スロットルバルブ24を介してインテークマニホールド25に流入し、エンジン10の気筒11c毎に設けられたフューエルインジェクタ26からの天然ガスと混合されて気筒11c内に導入され、点火プラグ16により発火燃焼される。
各気筒11cからの排気は、排気弁18を介してエギゾーストマニホールド27に排気された後、排気管28から排気ブレーキスロットル29を介して酸化触媒30に供給され、酸化触媒30で、CO、NMHC(非メタン炭化水素)が除去され、消音器31を通して大気に排気される。
天然ガスは、CNG容器32A、32Bのいずれかから燃料遮断弁33A、33B、流路切替弁34を介し、燃料供給管35に供給され、その燃料供給管35から、燃料遮断弁36を通し減圧装置(レギュレータ)37にて一定の圧力に減圧された後、フューエルインジェクタ26にてインテークマニホールド25に供給されて吸気と混合されて各気筒11cに供給される。
流路切替弁34には、燃料圧力センサ38が設けられ、その検出値が燃料圧力計39で表示される。また流路切替弁34には、CNG容器32A、32Bに圧縮天然ガスを充填するガス充填口40が接続される。
これら燃料遮断弁33A、33B、流路切替弁34、燃料遮断弁36は、後述するCNGエンジンコントロールユニット50により開閉制御される。
吸気管23には、吸気スロットルバルブ24の開度を検出するスロットル開度センサ41が吸気スロットルバルブ24に一体に設けられ、その吸気スロットルバルブ24からインテークマニホールド25間の吸気管23には、吸気温度センサ42、吸気圧力センサ43が設けられ、これらスロットル開度センサ41、吸気温度センサ42、吸気圧力センサ43の検出値が、CNGエンジンコントロールユニット50に入力される。
減圧装置37からフューエルインジェクタ26に至る燃料供給管35には、燃料温度センサ44、燃料圧力センサ45が設けられ、これら燃料温度センサ44、燃料圧力センサ45の検出値がCNGエンジンコントロールユニット50に入力される。
エンジン10には、エンジン冷却水温度を検出する冷却水温度センサ46、シリンダブロック11の振動からノッキングを検出するノッキングセンサ47、クランク軸12のクランク角度を検出するクランク角度センサ48、吸気弁17と排気弁18を開閉動するカム51の角度から各気筒を判別するカム角度センサ49が設けられ、これら冷却水温度センサ46、ノッキングセンサ47、クランク角度センサ48、カム角度センサ49の検出値がCNGエンジンコントロールユニット50に入力される。
排気管28には、エギゾーストマニホールド27から排気された排ガスの酸素濃度から空燃比を検出するラムダセンサ54が設けられる。ラムダセンサ54の検出値がCNGエンジンコントロールユニット50に入力される。
酸化触媒30による排ガスの浄化は、CNGエンジンコントロールユニット50が、ラムダセンサ54の検出値を基に、燃焼が安定するように目標λ制御を行う。
排気ブレーキスロットル29は、バキュームエアタンク57に吸引管58を介して接続されると共に吸引管58に排気ブレーキ作動弁59にてその開度が調整される。
CNGエンジンコントロールユニット50には、大気圧センサ60の検出値が入力され、またアクセル61の踏み込み量を検出するアクセル開度センサ62の検出値が入力される。
CNGエンジンコントロールユニット50は、各種センサ42〜49、54、60、62からの検出値に基づいて、ドライバーユニット52を介して吸気スロットルバルブ24とフューエルインジェクタ26の開度を制御すると共に、点火プラグ16の点火時期を制御し、排気ブレーキ作動弁59を制御して排気ブレーキスロットル29の開度を制御する。
このCNGエンジンコントロールユニット50には、エンジン回転数とエンジン負荷により、国内燃料に適合したマップデータを基に吸入空気量と燃料供給量を制御すると共に、ラムダセンサ54の検出値を基に燃料供給量を増減する燃料噴射制御手段64と、クランク角度センサ48とカム角度センサ49の検出値に基づいて点火プラグ16で火花点火時期を制御する点火時期制御手段65と、ノッキングセンサ47の検出値に基づいて点火プラグ16の点火時期を遅らせてノッキングを回避するノッキング制御手段66とを備える。
燃料噴射制御手段64は、アクセル開度センサ62の検出値に基づいて、ドライバーユニット52を介して、吸気スロットルバルブ24の開度を制御すると共に、その開度に基づいてフューエルインジェクタ26での燃料噴射量を制御するもので、より具体的には、吸気温度センサ42、吸気圧力センサ43、大気圧センサ60の検出値に基づいてインテークマニホールド25に導入される空気量を算出し、燃料温度センサ44、燃料圧力センサ45の検出値に基づいて、算出した空気量にあった天然ガス量を気筒11cに供給すべくフューエルインジェクタ26を制御する。
この際、燃料噴射制御手段64は、予め設定された国内燃料で適合したマップデータを参照して燃料噴射量を決定して、フューエルインジェクタ26を制御する。
しかし燃料組成が異なる場合、すなわち不活性ガスの量が多くなると実質的な燃料量が減少し、酸素量の消費が減少するため、ラムダセンサ54で検出される空燃比も変化する。
このため燃料噴射制御手段64は、排ガス中の酸素濃度が、適正燃料と同じ酸素濃度となるよう、すなわち空燃比が目標λ値となるように、フューエルインジェクタ26から噴射する燃料の増量分(不活性ガス分増量)を決定して、この燃料増量比を異種燃料補正として、フューエルインジェクタ26を制御する。
点火時期制御手段65は、クランク角度センサ48とカム角度センサ49の検出値に基づいて、点火プラグ16の点火タイミング時期を各気筒11cの圧縮上死点近傍で点火するように制御するが、上述のように燃料噴射制御手段64で算出された空気量と燃料量とエンジン回転数から決定し、空気と天然ガスとの混合気を筒内に吸い込んで決定された時期に火花で点火して燃焼させる。
この際、天然ガス中に含まれる不活性ガス量が多くなると、燃焼速度が遅くなるため、国内燃料で最適に設定した点火時期に対して、点火プラグ16の点火タイミングを進角化させる制御を行う。この進角化の範囲は、不活性ガスが16%含まれている場合には、国内燃料での点火時期に対してクランク角度(deg)で、2〜3°分進角化させる。
ノッキング制御手段66は、気筒11c内で混合気が火花点火されて燃焼する際の燃焼圧力により発生した振動を検出するノッキングセンサ47の検出値を基に、ノッキングの有無を検出し、点火時期制御手段65で点火時期を進角化したときに生じるノッキングを回避するために、点火時期制御手段65で決定した点火時期を補正する。
このノッキング制御において、不活性ガスを多く含む天然ガスは、燃焼速度が遅く、進角化して点火するとその混合気の着火速度が遅いがシリンダー内(気筒内)の温度によっては、点火プラグ16から遠い場所にある未燃燃料の混合気が、着火し、断熱圧縮により自己着火を起こしてノッキングを発生させ易くなる。そこでノッキングセンサ47でノッキングの程度をみて進角化した点火タイミングを、ノッキングが連続して生じないように遅角化させるようにする。
この点火時期制御手段65による進角化とノッキング制御手段66による遅角化を更に説明する。
先ず燃料噴射制御手段64は、エンジン回転数とエンジン負荷で供給燃料量を決定するが、エンジン回転数が低い時は目標λが、1.0、1.1、1.2と変化が少なく、エンジン回転数が高いときは目標λが、1.0、1.0、1.2…1.6と、順次大きくなるように設定される。
点火時期制御手段65は、エンジン負荷の増大で燃料供給量が多くなったとき、目標λが大きい時に進角化させて着火する制御を行う。このエンジン負荷の増大による点火時期制御手段65の進角化は、国内燃料でノッキングを起こさない最適な値に設定されている。
しかし、不活性ガスを多く含む天然ガスでは、燃焼速度が遅くなるため、適正燃料で設定した進角化した点火時期でも、燃焼が完結しないため、適正燃料で設定した進角値(deg)よりも更に数度(2〜3deg)進角化させることで、燃焼完結させることができるが、シリンダー内の温度によっては、進角化させることでノッキングを発生しやすくなる。
そこで、不活性ガスを多く含む天然ガスを燃料としたときに燃料噴射制御手段64は、適正燃料に対する燃料増量分を決定し、点火時期制御手段65は、その燃料増量分を基に、適正燃料でのエンジン回転数とエンジン負荷に基づく進角化を含めて決定した噴射時期に対して、更に進角化(2〜3deg)させて点火プラグ16で点火を行い、この燃焼で、ノッキング制御手段66がノッキングの有無を検出して、進角化させた点火時期を、例えば0.5deg刻みで遅角化させて、ノッキングを回避できる最適な点火時期を決定する。
以上説明したように、本発明は、燃料噴射制御手段64が、エンジン回転数とエンジン負荷で、供給燃料量を決定すると共に空燃比が目標λ値となるように制御する。この際、不活性ガスが多く含まれる燃料を用いたとき、ラムダセンサ54で検出される空燃比が、適正燃料の空燃比に対して大きく変動するため、燃料噴射制御手段64は、エンジン回転数とエンジン負荷に応じて設定される目標λ値となるように供給燃料量を増大させる。またこの燃料増大に応じて、点火時期制御手段65は、その燃料増量分を基に点火プラグ16の着火時期を進角化させると共にノッキング制御手段66がノッキングセンサ47の検出値から点火時期制御手段65で進角化した点火時期でノッキングが生じないかを判断し、ノッキングが生じる場合には、進角化させた点火時期を、遅角化させて、ノッキングを回避できる適正な点火時期に進角化の角度を補正することが可能となる。
なお、上述の実施例においては、EGR回路(排気再循環)は図示していないが、EGR回路で排気再循環を行う際にも、空気量が少なくなり空燃比が変わるため、点火時期制御手段65で点火時期を制御するようにしてもよい。
10 エンジン
11c 気筒
16 点火プラグ
26 フューエルインジェクタ
32A、32B CNG容器
50 CNGエンジンコントロールユニット
54 ラムダセンサ

Claims (5)

  1. 圧縮天然ガスを減圧し、これを吸入空気と共にCNGエンジンに供給して燃焼させるCNGエンジンにおける燃焼制御方法において、不活性ガスが多く含まれるような燃料を気筒内で燃焼する際に、不活性ガスの含有量によって、点火プラグによる点火タイミングを進角化させて燃焼させることを特徴とするCNGエンジンにおける燃焼制御方法。
  2. ラムダセンサで、気筒から排気される排ガスの酸素濃度から空燃比を検出し、エンジン回転数とエンジン負荷に応じた目標λ値となるように燃料の供給量が設定されると共に、燃料中に含まれる不活性ガスの含有量に応じて燃料増量分を決定すると共にその燃料増量分を含む燃料を気筒に供給し、その燃料増量分に応じて点火タイミングを進角化させる請求項1記載のCNGエンジンにおける燃焼制御方法。
  3. エンジンのノッキングを検出し、進角化させた点火タイミングでノッキングの発生を回避すべく点火タイミングを遅角化させる請求項2記載のCNGエンジンにおける燃焼制御方法。
  4. 圧縮天然ガスを減圧し、これを燃料として吸入空気と共にCNGエンジンに供給して燃焼させるCNGエンジンにおける燃焼制御装置において、エンジン回転数に応じて吸気空気量を制御するスロットルバルブと、気筒に空気と共に燃料を供給するフューエルインジェクタと、気筒から排気される排ガス中の酸素濃度から空燃比を検出するラムダセンサと、エンジン回転数とエンジン負荷に応じてフューエルインジェクタから供給する燃料量を決定すると共にラムダセンサの検出値より不活性ガスを含む燃料を供給する際に目標λ値となるように燃料給料を増量する燃焼噴射制御手段と、エンジン回転数とエンジン負荷に応じて決定された燃料供給量に応じて点火プラグでの点火時期を決定すると共に不活性ガスを含む燃料で燃料が増量して供給される際に、国内燃料で決定した点火時期を進角化させる点火時期制御手段とを備えたことを特徴とするCNGエンジンにおける燃焼制御装置。
  5. エンジンブロックの振動を検出するノッキングセンサの検出値が入力され、不活性ガスを多く含む燃料で、点火時期制御手段が点火プラグの点火時期が進角化した際に、連続するノッキングを回避すべく点火時期を遅角化させるノッキング制御手段を備えた請求項4記載のCNGエンジンにおける燃焼制御装置。
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