JP2017002848A - 内燃機関 - Google Patents

内燃機関 Download PDF

Info

Publication number
JP2017002848A
JP2017002848A JP2015118677A JP2015118677A JP2017002848A JP 2017002848 A JP2017002848 A JP 2017002848A JP 2015118677 A JP2015118677 A JP 2015118677A JP 2015118677 A JP2015118677 A JP 2015118677A JP 2017002848 A JP2017002848 A JP 2017002848A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrogen
internal combustion
air
combustion chamber
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015118677A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6434863B2 (ja
Inventor
津田 訓範
Kuninori Tsuda
訓範 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KSF CO Ltd
Original Assignee
KSF CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KSF CO Ltd filed Critical KSF CO Ltd
Priority to JP2015118677A priority Critical patent/JP6434863B2/ja
Priority to PCT/JP2016/061413 priority patent/WO2016199490A1/ja
Publication of JP2017002848A publication Critical patent/JP2017002848A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6434863B2 publication Critical patent/JP6434863B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D19/00Controlling engines characterised by their use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D19/02Controlling engines characterised by their use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures peculiar to engines working with gaseous fuels
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D19/00Controlling engines characterised by their use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures
    • F02D19/12Controlling engines characterised by their use of non-liquid fuels, pluralities of fuels, or non-fuel substances added to the combustible mixtures peculiar to engines working with non-fuel substances or with anti-knock agents, e.g. with anti-knock fuel
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/30Use of alternative fuels, e.g. biofuels

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

【課題】従来よりも少ない量の水素で駆動することができ、NOXの生成を低減させるために大量の水を必要とすることなく、燃焼室内の水素濃度が高くなり、エンジンを破損させるような大爆発を起こすといった危険性のない内燃機関および内燃機関の燃焼室への燃料供給方法を提供することを目的とする。【解決手段】水素を燃料とする内燃機関であって、内燃機関の燃焼室の上流に、水素と空気を混合する混合器と、混合器に水を供給する水供給手段とを備え、混合器から放出された混合気と水が、燃焼室に供給される、内燃機関を提供する。【選択図】 図1

Description

本発明は、内燃機関に関する。
従来より、内燃機関の燃料としては、主に軽油やガソリン等の化石燃料が利用されてきたが、化石燃料は、近い将来において枯渇するといわれている資源である。また、これらの化石燃料を燃焼させた際に発生するCOやNOといった排気物質は、地球温暖化や大気汚染等の原因として問題となっている。
そこで、近年では、上記のような化石燃料に代わるエネルギー源として、水素を用いることが提案されている。水素は、自然界に多量に存在する水から生成でき、また、燃焼した際に有害な排気物質を排出しないため、次世代のエネルギーとして期待を集めている。
しかし、水素は発熱量が小さいため、水素だけを燃料として内燃機関を駆動させるには、多量の水素を必要とする。一方、多量の水素を供給し、総発熱量を大きくした場合には、NOの生成量が増大するなどの問題が生じる。このような中、例えば、特許文献1には、空気を燃焼室内に供給する給気弁と、水素と水を燃焼室内に供給する燃料噴射弁を有し、燃焼室直後の排気路に水を噴射することで、NOの生成を低減することのできる内燃機関が提案されている。
特開2011−226355号公報
しかしながら、特許文献1に記載されているような内燃機関では、NOの生成を低減させるために、燃焼室内および排気路に水を噴射しているので、大量の水が必要となってしまい、また、燃料として多量の水素が必要となる問題が解決されていない。さらに、燃焼室内に水素と空気を別々に供給しているため、万が一、何らかの原因で空気の供給が止まった場合、燃焼室内の水素濃度が高くなり、エンジンを破損させるような大爆発を起こすといった危険性がある。
本発明は、上記のような課題を鑑みてなされたものである。すなわち、本発明の課題は、従来よりも少ない量の水素で駆動することができ、NOの生成を低減させるために大量の水を必要とすることなく、燃焼室内の水素濃度が高くなり、エンジンを破損させるような大爆発を起こすといった危険性のない内燃機関を提供することである。また、従来よりも少ない量の水素で内燃機関を駆動することができ、NOの生成を低減させるために大量の水を必要とすることなく、燃焼室内の水素濃度が高くなり、エンジンを破損させるような大爆発を起こすといった危険性のない、内燃機関の燃焼室への燃料供給方法を提供することを課題とする。
本発明は、水素を燃料とする内燃機関であって、内燃機関の燃焼室の上流に、水素と空気を混合する混合器と、混合器に水を供給する水供給手段とを備え、混合器から放出された混合気と水が、燃焼室に供給される、内燃機関に関する。
本発明では、さらに、内燃機関のシリンダ内のピストンの位置を検出するセンサと、センサからピストンの位置情報を受信し、吸気サイクルにおいて、ピストンが所定の位置に到達するまでは、混合器に水素、空気、及び水を供給し、ピストンが所定の位置に到達した後は、混合器に空気のみを供給するように制御することが可能な制御装置とを備えることが好ましい。
本発明では、さらに、混合器の下流であって燃焼室の上流に、パージ弁を備えることが好ましい。
本発明においては、水素を内燃機関の駆動源として直接使用するのではなく、水素の燃焼熱で水を熱膨張させ過熱水蒸気とするために使用し、その過熱水蒸気の圧力で内燃機関を駆動させているため、燃料として用いる水素の量を、従来よりも少なくすることができる。また、燃料として用いる水素の量が少ないため、燃焼室内の燃焼温度を下げることができ、その結果として、燃焼室内および排気口内などに大量の水を噴射することなく、NOの生成を抑制することができる。さらに、予め、水素と空気を適切な比率で混合し、その混合気を燃焼室に供給しているため、燃焼室内の水素濃度が高くなり、エンジンを破損させるような大爆発を起こすといった危険性がない。
本発明にかかる内燃機関の構成の一例を示す図である。 本発明にかかる内燃機関の吸気サイクルにおける状態の変化を示す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明するが、本発明は図面及び実施形態に限定されるものではない。
本発明の内燃機関は、2サイクル方式及び4サイクル方式のいずれのエンジンにも適用することができる。本実施形態では、内燃機関は、水素を燃料とし、吸気サイクル→圧縮サイクル→点火サイクル→排気サイクルの順で各サイクルを繰り返す、4サイクル方式の発電機用エンジンについて説明をする。
本実施形態の発電機用エンジンは、混合器1、水供給手段、空気流路、水素流路、吸気口2、吸気バルブ3、パージ弁4、シリンダ5、燃焼室6、ピストン7、点火プラグ8、センサ9、制御装置10、排気バルブ11、及び排気口12を備える。
混合器1には、空気流路および水素流路が接続されており、空気流路及び水素流路を介して、混合器内に空気および水素が供給され、空気と水素が燃焼に適切な混合比で混合される。空気と水素の混合比(水素の質量/空気の質量)は、エネルギー効率および安全性の観点から、7%〜40%であることが好ましく、10%〜25%であることがより好ましい。
燃焼室に空気と水素を別々に供給するような形態のエンジンでは、何らかの原因により、燃焼室への空気の供給量が減少した場合、燃焼室内の水素濃度が高まり、エンジンを破損させるような大爆発を起こす危険がある。また、何らかの原因により、燃焼室への水素の供給量が減少した場合、燃焼室内の水素濃度が低くなり、水素が燃焼できなくなるといった問題が生じてしまう。本実施形態の発電機用エンジンは、混合器1によって、空気と水素を予め燃焼に適切な混合比で混合してから、その混合気を燃焼室6に供給することにより、上記のような問題を回避することができ、エネルギー効率および安全性に優れている。
空気流路への空気の供給方法としては、特に限定されず、例えば、外部から取り込んだ大気を用いることなどが挙げられる。また、水素流路への水素の供給方法としては、特に限定されず、例えば、水素ガスボンベ、水素吸蔵合金、または水素発生装置などを用いることが挙げられる。
ところで、金属や鉱物などを溶錬させるための炉を洗浄する際に苛性ソーダが用いられることがあるが、洗浄用の苛性ソーダを現地で製造する際に、大量の水素が発生する。このように、本実施形態の発電機用エンジンを用いる工場などにて、副次的に大量の水素を得ることができる場合などは、その水素を封入した水素ガスボンベを水素流路への水素供給源として用いることで、コストを削減することができる。
また、水供給手段が混合器1に接続されており、混合器1に水を供給することができる。水供給手段としては、特に限定されないが、霧状の水を供給できるものであることが好ましく、例えば、エンジンの回転速度や温度に応じて、供給量や供給タイミングを制御することが可能な電子制御式のインジェクタを備えたものなどが挙げられる。また、該インジェクタは、混合器内部に設けられていても良い。
水は、燃焼室6において、水素の燃焼熱によって過熱水蒸気となり、ピストン7を動かすための駆動力となる。水を霧状にして燃焼室6に供給することで、水から過熱水蒸気への変換を効率的にすることが可能となる。また、水素の燃焼熱を効率的に用いるためには、混合器1に供給される水の量を制御することも重要である。水の供給量または混合比が十分でない場合には、エンジンから十分な出力を得ることができなくなったり、駆動自体が行えなくなる場合がある。また、水の供給量が多すぎると、シリンダ内部の圧力が上がりすぎてエンジンの故障を招くか、シリンダ内部に水滴が溜まってしまう可能性が出てくる。
吸気口2は、混合器1の下流に位置し、吸気バルブ3を介してシリンダ5に接続されている。混合器1から吸気口2に放出された混合気および水は、吸気サイクル時に吸気バルブ3が開くことにより、シリンダ5の内部に形成された燃焼室6に供給される。なお、吸気バルブ3の開閉は、エンジンの回転速度などにあわせて、電子制御されている。
パージ弁4は、吸気口2を形成する管の上部に設けられている。何らかの原因によりエンジンが緊急停止した場合など、エンジンの異常が検知された際は、パージ弁4を開くことによって、吸気口2に溜まった水素(混合気)を安全に排気することができる。排気された水素(混合気)は、外気と混ざることによって、空気との混合比が限りなく低くなり、発火することができない状態になるため、本実施形態の発電機用エンジンは、エンジンが緊急停止するような不測の事態においても、安全性が担保されている。パージ弁4の開閉は、電子制御されていることが好ましい。
シリンダ5は、その上方中央から下方両側に傾斜する傾斜面が形成され、その傾斜面には、吸気バルブ3と排気バルブ11が対向するように形成されている。シリンダ5内には、ピストン7が上下に往復動可能に配設され、ピストン7の内部には、ピストン7の位置を検出するセンサ9が配設されている。また、シリンダ5内の上方中央には、点火プラグ8が配設され、シリンダ5とピストン7の間には、燃焼室6が形成されている。
本実施形態において、発電機用エンジンは、吸気サイクル、圧縮サイクル、点火サイクル及び排気サイクルを有する4サイクル機関である。
図2(a)は、吸気サイクルの開始直後の内燃機関の状態を表す図である。吸気サイクルの開始直後は、ピストン7は、略上死点の近くに位置しており、吸気バルブ3が下側への移動を開始することで燃焼室6が開放され、混合器1から吸気口2を介して、燃焼室6に混合気および水が供給される。吸気サイクルが開始されると、ピストン7はシリンダ内を下方へ移動し、また、それと併せて、吸気バルブ3も下側に移動し、より大きく燃焼室6が開放されることになる。
図2(b)は、吸気サイクルが開始してから終了するまでの約半分の時間が経過した際の内燃機関の状態を表す図である。ピストン7は、シリンダ5内におけるピストン7の可動域の略中央に位置している。吸気バルブ3は、吸気バルブ3の可動域の中で最も下側にまで移動している。
図2(c)は、吸気サイクルの終了直前の内燃機関の状態を表す図である。ピストン7は、略下死点の近くに位置しており、吸気バルブ3が吸気サイクル開始前の位置まで戻りかけている。また、図2(c)においては、制御装置10の制御により、混合器1への水素および水の供給が遮断され、混合器1へは空気のみが供給されている。混合器1へ空気のみを供給することで、混合器1および吸気口2に残存している水素を、空気とともに燃焼室6に送ることが可能となる。
センサ9は、シリンダ5内のピストン7の位置を検出し、そのピストン7の位置情報を、制御装置10に送信する。なお、本実施形態においては、センサ9は、ピストン7の内部に配設されているが、ピストン7の位置を検出できるならばどこに設置されていても構わず、例えば、ピストン7の底部に設置されていても良い。また、本実施形態においては、センサ9は、ピストンの位置を直接検出するものであるが、例えば、クランク軸またはカム軸の位置を検出することによって、ピストンの位置を算出するものであっても良い。
制御装置10は、センサ9から受信したピストン7の位置情報に応じて、混合器1への水素および水の供給の遮断および再開を、電子的に制御している。例えば、制御装置10は、混合器1への水素および水の供給を遮断することで、燃焼室6に供給される空気、水素及び水の供給量を制御することができる。空気、水素及び水の供給量は、ピストンが所定の位置に到達する前後において、連続的に変化させてもよく、段階的に変化させるものであってもよい。また、ピストン7が所定の位置に到達したことを境に、瞬時に、水と水素を遮断するようにすることもできる。
例えば、吸気サイクルにおいて、混合器1への水、水素及び空気の供給から、空気のみの供給へ完全に切り替えられる瞬間における、ピストン7の位置を所定の位置と定義した場合に、所定の位置は、燃焼室6に十分な量の混合気および水を供給し、かつ、混合器1および吸気口2に残存している水素を全て燃焼室6に送るという観点から、吸気上死点後90度〜180度の範囲にあることが好ましく、吸気上死点後90度〜170度の範囲にあることがより好ましい。
燃焼室6に供給された混合気と水は、圧縮サイクルにおいて圧縮される。その後、点火サイクルにおいて、混合気が点火プラグ8によって点火され、混合気中の水素が燃焼する。そして、この水素の燃焼熱によって、燃焼室6内の水は、過熱水蒸気になるとともに、その体積が、例えば、約1660倍にも膨張する。本実施形態の内燃機関は、この過熱水蒸気の圧力によってピストン7を動かすものであるため、燃料として用いる水素の量を、従来よりも少なくすることができる。
ところで、水素は燃焼させても水となるだけであり、水素自体は有害な排気物質を生成しないが、水素を燃焼させた場合、その燃焼熱によって、空気中の窒素が酸化され、NOが発生する。NOの生成量は、燃焼室内の燃焼温度の上昇に依存して増大していくが、本実施形態の発電機用エンジンは、燃料として用いる水素の量が少ないため、従来よりも燃焼室6内の燃焼温度を下げることができ、その結果として、燃焼室内および排気口内などに大量の水を噴射することなく、NOの生成を抑制することができる。
排気口12は、燃焼室6の下流に位置し、排気バルブ11を介してシリンダ5と接続されている。排気サイクル時に排気バルブ11が開くことにより、シリンダ5の内部に形成された燃焼室6内の排気ガスは、排気口12へ排気される。なお、排気バルブ11の開閉は、エンジンの回転速度などにあわせて、電子制御されている。
何らかの原因によりエンジンが緊急停止した場合など、エンジンの異常が検知された際は、排気バルブ11を開くことによって、燃焼室6に溜まった水素(混合気)を安全に排気することができる。排気された水素(混合気)は、外気と混ざることによって、空気との混合比が限りなく低くなり、発火することができない状態になるため、本実施形態の発電機用エンジンは、エンジンが緊急停止するような不測の事態においても、安全性が担保されている。エンジンの異常が検知された際における排気バルブ11の開閉は、電子制御されていることが好ましい。
1 混合器
2 吸気口
3 吸気バルブ
4 パージ弁
5 シリンダ
6 燃焼室
7 ピストン
8 点火プラグ
9 センサ
10 制御装置
11 排気バルブ
12 排気口

Claims (3)

  1. 水素を燃料とする内燃機関であって、
    内燃機関の燃焼室の上流に、水素と空気を混合する混合器と、
    混合器に水を供給する水供給手段とを備え、
    混合器から放出された混合気と水が、燃焼室に供給される、内燃機関。
  2. 内燃機関のシリンダ内のピストンの位置を検出するセンサと、
    センサからピストンの位置情報を受信し、吸気サイクルにおいて、ピストンが所定の位置に到達するまでは、混合器に水素、空気、及び水を供給し、ピストンが所定の位置に到達した後は、混合器に空気のみを供給するように制御することが可能な制御装置と
    をさらに備える請求項1に記載の内燃機関。
  3. 混合器の下流であって燃焼室の上流に、パージ弁と
    をさらに備える請求項1又は2に記載の内燃機関。
JP2015118677A 2015-06-11 2015-06-11 内燃機関 Active JP6434863B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015118677A JP6434863B2 (ja) 2015-06-11 2015-06-11 内燃機関
PCT/JP2016/061413 WO2016199490A1 (ja) 2015-06-11 2016-04-07 内燃機関

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015118677A JP6434863B2 (ja) 2015-06-11 2015-06-11 内燃機関

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017002848A true JP2017002848A (ja) 2017-01-05
JP6434863B2 JP6434863B2 (ja) 2018-12-05

Family

ID=57503957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015118677A Active JP6434863B2 (ja) 2015-06-11 2015-06-11 内燃機関

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6434863B2 (ja)
WO (1) WO2016199490A1 (ja)

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200052A (ja) * 1988-02-04 1989-08-11 Toyota Autom Loom Works Ltd 水素エンジンにおける逆火抑制装置
JP2003013785A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Nissan Motor Co Ltd 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JP2005147123A (ja) * 2003-10-24 2005-06-09 Toyota Motor Corp ガス燃料エンジン
JP2006077730A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Mazda Motor Corp 筒内噴射式エンジンの燃圧制御装置
JP2006188976A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Tomoki Yamazaki 水素ガスエンジンと水素ガスエンジンに使用するインジェクター
JP2011064206A (ja) * 2005-12-20 2011-03-31 Iwai Shoji Kk 混合器

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01200052A (ja) * 1988-02-04 1989-08-11 Toyota Autom Loom Works Ltd 水素エンジンにおける逆火抑制装置
JP2003013785A (ja) * 2001-06-28 2003-01-15 Nissan Motor Co Ltd 直噴火花点火式内燃機関の制御装置
JP2005147123A (ja) * 2003-10-24 2005-06-09 Toyota Motor Corp ガス燃料エンジン
JP2006077730A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Mazda Motor Corp 筒内噴射式エンジンの燃圧制御装置
JP2006188976A (ja) * 2005-01-05 2006-07-20 Tomoki Yamazaki 水素ガスエンジンと水素ガスエンジンに使用するインジェクター
JP2011064206A (ja) * 2005-12-20 2011-03-31 Iwai Shoji Kk 混合器

Also Published As

Publication number Publication date
WO2016199490A1 (ja) 2016-12-15
JP6434863B2 (ja) 2018-12-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2013153842A1 (ja) 2サイクルガスエンジン
WO2010036093A1 (en) Internal combustion engine
JP2012122423A (ja) 2ストロークエンジンおよび4ストロークエンジン
JP2016000969A5 (ja)
WO2011125976A1 (ja) 熱機関および該熱機関を用いた発電システム
JP2007132250A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JP2009299592A (ja) エンジン
JP5939836B2 (ja) 副室式エンジン及びその運転制御方法
JP2010265835A (ja) 副室式エンジン
JP5192177B2 (ja) 副室式エンジン
JP4045904B2 (ja) 混合気を圧縮自着火させる内燃機関、および内燃機関の制御方法
JP6434863B2 (ja) 内燃機関
JP2005232988A (ja) 副室式エンジン
JP4386781B2 (ja) エンジン
JP2009299593A (ja) エンジン
JP2015127523A (ja) 気体燃料供給システム、制御装置及びエンジン
JP2007315357A (ja) 多種燃料内燃機関
JP2004278428A (ja) ディーゼルエンジン及びその運転方法
JP5644663B2 (ja) 内燃機関
JP2008274899A (ja) 上蓋部掃気孔付水素二行程エンジンとそのトラップ弁
JP6320873B2 (ja) 二元燃料エンジン及びその燃焼方法
JP6019594B2 (ja) 脱硝装置
JP5995748B2 (ja) 副室式ガスエンジンおよびその運転制御方法
JP2006009701A (ja) ガスエンジンの運転方法及びガスエンジン
JP6965616B2 (ja) 4サイクルエンジン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20171225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180807

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180913

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20181023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20181109

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6434863

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250