JP2017001609A - 洗車機 - Google Patents

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Abstract

【課題】重点領域の洗浄力を向上して洗い残しを無くし、利便性を向上できる洗車機及び洗車方法を提供する。
【解決手段】被洗浄車両CAに対して前後方向に相対移動する洗車機本体1と、ユーザが洗車条件を入力する操作部40と、洗車機本体1に配して被洗浄車両CAの表面に摺動する回転ブラシを有する洗浄部とを備え、洗浄部により被洗浄車両CAを洗浄する洗浄工程を有した洗車機WAであって、被洗浄車両CAの前面、後面又は上面に対して予め設定される複数の重点領域S1〜S7から所望の重点領域S1〜S7を操作部40により選択可能にし、操作部40により選択された重点領域S1〜S7に対する洗浄部の洗浄力を非選択の場合よりも高くした。
【選択図】図3

Description

本発明は、被洗浄車両を洗車する洗車機及び洗車方法に関する。
給油所等に設置される従来の洗車機は特許文献1に開示されている。洗車機は被洗浄車両に対して前後方向に移動させる洗車機本体を備えている。洗車機本体は左右の対向する2つのスタンド部と、スタンド部の上端を連結する天井部とを有して被洗浄車両を跨いで門型に形成される。
洗車機本体には洗浄部及び乾燥部が設けられている。洗浄部は被洗浄車両の上面を洗浄するトップブラシと被洗浄車両の側面及び前後面を洗浄する左右一対のサイドブラシとを備えている。
乾燥部はサイド送風ノズル及びトップ送風ノズルを有している。サイド送風ノズルはスタンド部にそれぞれに設けられ、被洗浄車両の側面に向けて送風する。トップ送風ノズルは天井部に設けられ、被洗浄車両の上面に向けて送風する。
上記構成の洗車機において、ユーザが洗車条件を設定すると、洗車機本体が被洗浄車両に対して前後方向に移動し、洗浄部による被洗浄車両の洗浄が開始される。これにより、洗浄部のトップブラシによって被洗浄車両の上面が洗浄され、サイドブラシによって被洗浄車両の側面が洗浄される。
洗浄部による洗浄に続き、乾燥部により空気を被洗浄車両に送風して被洗浄車両を乾燥させる。
特開2012−148625 号公報
被洗浄車両の表面の汚れには鳥の糞や圧着した虫など被洗浄車両の表面に固着して他の汚れに比べて取れ難いものがある。しかしながら、洗浄部は取れ難い汚れがある場合もない場合と同様の条件で被洗浄車両を洗浄する。このため、取れ難い汚れがある場合には洗い残しが発生してユーザが所望する洗浄結果が得られず、利便性が悪い問題があった。
本発明は、洗い残しを無くして利便性を向上できる洗車機及び洗車方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、ユーザが洗車条件を入力する操作部と、前記洗車機本体に配して被洗浄車両の表面に摺動する回転ブラシを有する洗浄部とを備え、前記洗浄部により被洗浄車両を洗浄する洗浄工程を有した洗車機であって、被洗浄車両の前面、後面又は上面に対して予め設定される複数の重点領域から所望の前記重点領域を前記操作部により選択可能にし、前記操作部により選択された前記重点領域に対する前記洗浄部の洗浄力を非選択の場合よりも高くしたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記操作部により選択された前記重点領域を前記洗浄部により洗浄する際に、非選択の場合よりも前記洗車機本体の移動速度を遅くしたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記洗浄部が被洗浄車両の側面、前面及び後面に摺動する一対のサイドブラシを有し、被洗浄車両の前面又は後面に設けられた前記重点領域が選択された際に非選択の場合よりも前記サイドブラシの往復回数を増加させることを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、少なくとも一の前記重点領域が選択された場合の前記洗浄工程の時間と全ての前記重点領域が非選択の場合の前記洗浄工程の時間とを略同じにしたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、少なくとも一の前記重点領域が選択された場合における非選択の前記重点領域に対する洗浄時間を全ての前記重点領域が非選択の場合よりも短くしたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記洗車機本体に配して被洗浄車両に向けて送風する乾燥部と、前記乾燥部により被洗浄車両を乾燥させる乾燥工程とを備え、少なくとも一の前記重点領域が選択された場合の前記乾燥工程の時間を全ての前記重点領域が非選択の場合の前記乾燥工程の時間よりも短くしたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において前記洗浄部が被洗浄車両の表面に摺動する回転ブラシを有し、前記操作部により選択された前記重点領域を前記回転ブラシにより洗浄する際に非選択の場合よりも前記回転ブラシの回転数又は押圧力を大きくしたことを特徴とする。
また、本発明は上記構成の洗車機において、前記洗浄部が被洗浄車両の上面を洗浄する浄水ノズルを有し、前記操作部により選択された前記重点領域を前記浄水ノズルにより洗浄する際に非選択の場合よりも前記浄水ノズルの水圧を大きくしたことを特徴とする。
上記目的を達成するために本発明は、前記洗浄部が被洗浄車両の上面を洗浄する浄水ノズルを有し、前記操作部により選択された前記重点領域を前記浄水ノズルにより洗浄する際に非選択の場合よりも前記浄水ノズルの水圧を大きくしたことを特徴とする。
本発明によると、予め設定される複数の重点領域から所望の重点領域を操作部により選択可能にし、操作部により選択された重点領域に対する洗浄部の洗浄力を非選択の場合よりも高くした。従って、ユーザが所望する重点領域の洗浄力を向上して洗い残しを無くし、洗車機及び洗車方法の利便性を向上することができる。
本発明の第1実施形態の洗車機を示す側面図 本発明の第1実施形態の洗車機を示す正面図 本発明の第1実施形態の洗車機のリモートパネルの表示部を示す正面図
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1、図2は本発明の第1実施形態の洗車機WAを示す側面図及び正面図である。洗車機WAは洗車機本体1、レール2及びリモートパネル40を備えている。洗車機本体1は左右の対向する2つのスタンド部90と、スタンド部90の上端を連結する天井部91とを有した門型に形成される。
レール2は地面G上に左右一対設けられ、スタンド部90の底面に設けた車輪3がレール2上に配される。これにより、洗車機本体1はレール2上に立設し、走行モータ(不図示)の駆動によりレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に相対移動する。
スタンド部90には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液した複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部30が配される。タンク収納部30の上方には市水及び各貯液タンクからの液剤を分配する分配配管部31が設けられる。分配配管部31には噴射ノズルからなる第1、第2、第3浄水ノズル11、13、17、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して導出される。
第1、第2浄水ノズル11、13は洗車機本体1の手前側及び奥側に上下方向に延びて配され、被洗浄車両CAの側面に対して市水を噴射する。第3浄水ノズル17は洗車機本体1の中央部に左右方向に延びて配され、被洗浄車両CAの上面に対して市水を噴射する。
第1、第2洗剤ノズル12、15は洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対してシャンプーなどの液体を噴射する。撥水コートノズル14及びワックスノズル16は洗車機本体1の後面に配される。撥水コートノズル14は被洗浄車両CAに対して撥水コート剤の液体を噴射する。ワックスノズル16は被洗浄車両CAに対して液体のワックスを噴射する。
洗車機本体1の一方のスタンド部90の前面には操作パネル7が配される。操作パネル7は後述するリモートパネル40と同様の操作ボタン(不図示)を備えている。
洗車機本体1の両側のスタンド部90の入口側には形状センサ9が設けられている。形状センサ9は光電センサや超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAの外面形状を検知する。
洗車機本体1には被洗浄車両CA上に摺動し、回転数及び押圧力を可変にしてブラッシングするトップブラシ4及びサイドブラシ5から成る複数の回転ブラシが設けられる。なお、トップブラシ4、サイドブラシ5及び各洗浄ノズルは洗浄部を構成している。トップブラシ4は回転軸を水平方向にして天井部91に設けられ、被洗浄車両CAの上面に沿って移動して被洗浄車両CAの上面を洗浄する。
サイドブラシ5は回転軸を上下方向にしてそれぞれのスタンド部90に配され、被洗浄車両CAの前面、後面及び側面を洗浄する。サイドブラシ5が被洗浄車両CAの前面、後面を洗浄する際には洗車機本体1が停止してサイドブラシ5が左右方向に往復移動する。サイドブラシ5が被洗浄車両CAの側面を洗浄する際には洗車機本体1が前後方向に移動する。
洗車機本体1には気流を発生して被洗浄車両CAを乾燥させるブロア20が設けられる。ブロア20にはサイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル21が接続される。サイド送風ノズル22はスタンド部90の後端部にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CAの側面に向けて送風する。トップ送風ノズル21はスタンド部90の後端部にそれぞれ設けられ、被洗浄車両CAの上面に向けて送風する。従って、ブロア20、サイド送風ノズル22及びトップ送風ノズル21は送風によって被洗浄車両CAを乾燥させる乾燥部を構成する。
リモートパネル40(操作部)は洗車機本体1の進入経路S上に配される。被洗浄車両CAはリモートパネル40の面前で停車し、ユーザは被洗浄車両CA内からリモートパネル40の操作によって洗車条件の設定を行う。洗車条件の設定として浄水のみの洗車、ワックス掛けや撥水コート等液剤を用いた洗車等の洗車条件を設定することができる。
リモートパネル40は操作画面を表示する表示部41を有している。表示部41は前面にタッチパネルを配した液晶パネル等により形成される。表示部41上には重点的に洗浄を行う領域を選択する重点領域選択画面46(図3参照)が所定の操作によって表示される。
図3は重点領域選択画面46の正面図を示している。重点領域選択画面46には被洗浄車両CAの形状に対応して車両画像CB1〜CB3が表示される。車両画像CB1はセダンタイプの被洗浄車両CAであり、車両画像CB2は1BOXタイプの被洗浄車両CAであり、車両画像CB3はミニバンタイプの被洗浄車両CAである。
車両画像CB1〜CB3の上方には所定のメッセージ44、45が表示されている。メッセージ44には「特に汚れが気になる部分はございませんか?」と表示され、これにより、ユーザは重点領域選択画面46が表示中であることを容易に把握できる。メッセージ45には「指定いただきました箇所(重点領域)を入念に洗車致します。最大2個所までご指定できます」と表示され、これにより、重点領域S1〜S7の中で2個所選択可能であることを容易に把握できる。また、メッセージ45の「最大2個所」は洗車スタッフによって変更可能であり、平日の夜など洗車機WAが比較的空いている場合には最大3個所にしてもよい。
各車両画像CB1〜CB3上にはそれぞれ予め設定される複数の重点領域S1〜S7を示すアイコンが表示される。重点領域S1〜S7の各アイコンは例えば白色の矩形に形成され、押下によって選択状態になると変色する。本実施形態では最大2個所の重点領域S1〜S7を選択可能になっている。
重点領域S1は被洗浄車両CAの前面CA1に設定される。重点領域S1が選択されると、前面CA1を洗浄するサイドブラシ5の往復回数が非選択時の1回から2回に増加する。
被洗浄車両CAの上面には、ボンネットCA2、フロントガラスCA3、ルーフCA4及びリヤガラスCA5にそれぞれ重点領域S2〜S5が設定される。重点領域S2〜S5が選択されると、重点領域S2〜S5を通過する洗車機本体1の移動速度が非選択の場合よりも遅くなる。
被洗浄車両CAの背面CA6上には重点領域S6及び重点領域S7が設定される。重点領域S7は被洗浄車両CAがセダンタイプの場合に設けられ、背面CA6の上部に重点領域S6が設定されて下部に重点領域S7が設定される。重点領域S6、S7が選択されると、背面CA6を洗浄するサイドブラシ5の往復回数が非選択時の1回から2回に増加する。
操作ボタン42は車両画像CB2の下方に配され、選択した重点領域S1〜S7の訂正を行う場合に用いる。操作ボタン42を押圧することにより、選択した重点領域S1〜S7を再度押圧することにより、選択した重点領域S1〜S7を解除することができる。操作ボタン43は操作ボタン42の下方に配され、重点領域選択画面46を終了し、次の洗車決定画面(不図示)に移行する際に用いる。
上記構成の洗車機WAにおいて、ユーザが運転して被洗浄車両CAをリモートパネル40の面前で停車させる。次に、リモートパネル40に設けられる料金投入部(不図示)に料金を投入し、被洗浄車両CAの洗車条件の設定を被洗浄車両CA内から行う。
この時、図3に示すように重点領域選択画面46が表示され、必要に応じて重点領域S1〜S7が選択される。例えば、ミニバンタイプのユーザが被洗浄車両CAの前面CA1及びルーフCA4の2個所を重点的に洗浄したい場合は、車両画像CB3の重点領域S1、S4を押圧する。以下の洗車動作は重点領域S1、S4が選択されている場合を例として説明を行う。
洗浄条件が設定されると、ユーザは所定の洗浄開始位置まで被洗浄車両CAを移動させる。洗浄開始位置まで被洗浄車両CAが移動したことを洗車機WAが検知すると、洗車機本体1が被洗浄車両CAの後方に向かって移動する。そして、洗浄工程が開始され、形状センサ9により検出される被洗浄車両CAの形状に基づいて洗浄が行われる。
洗浄工程が開始されると、第1、第2、第3浄水ノズル11、13、17から市水が噴射され、トップブラシ4及びサイドブラシ5により被洗浄車両CAが洗浄される。サイドブラシ5が被洗浄車両CAの前面CA1に到達すると、洗車機本体1の移動は一時的に停止する。そして、サイドブラシ5は左右方向に往復して被洗浄車両CAの前面CA1を洗浄する。この時、重点領域S1が選択されているのでサイドブラシ5が2往復する。
サイドブラシ5が被洗浄車両CAの前面CA1の洗浄を終えると、洗車機本体1は移動を再開する。そして、トップブラシ4による被洗浄車両CAの上面の洗浄、サイドブラシ5による被洗浄車両CAの側面の洗浄が行われる。この時、重点領域S4が選択されているので、ルーフCA4上にトップブラシ4が配されている間の洗車機本体1の移動速度が重点領域S4を選択しなかった場合よりも遅くなる。これにより、ルーフCA4に対して洗浄時間が長くなり、洗浄力を高くすることができる。
また、重点領域S4の洗浄時に第3浄水ノズル17の水圧を重点領域S4が非選択の場合よりも大きくしてもよい。これにより、ルーフCA4に対して洗浄力をより高くすることができる。
サイドブラシ5が被洗浄車両CAの後面CA6に到達すると、洗車機本体1の移動は一時的に停止する。そして、サイドブラシ5は左右方向に1回往復して被洗浄車両CAを洗浄して洗浄工程が終了する。
その後、洗車機本体1は反転して被洗浄車両CAの前方に向かって移動し、トップ送風ノズル21、サイド送風ノズル22から送風して乾燥工程が開始される。この時、洗車機本体1の移動速度が全ての重点領域S1〜S7が非選択の場合よりも速くなっている。このため、重点領域S1、S4が選択された場合の乾燥工程の時間が全ての重点領域S1〜S7が非選択の場合よりも短くなっている。
その後、洗車機本体1の移動が停止して乾燥工程が終了したことをユーザは確認すると、被洗浄車両CAを洗車機本体1の出口側から移動して洗車を終了する。
本実施形態によると、予め設定される複数の重点領域S1〜S7から所望の重点領域S1〜S7をリモートパネル40(操作部)により選択可能にしている。そして、リモートパネル40により選択された重点領域S1〜S7に対するトップブラシ4、サイドブラシ5の洗浄力を非選択の場合よりも高くした。従って、ユーザが所望する重点領域S1〜S7の洗浄力を向上して洗い残しを無くし、洗車機WAの利便性を向上することができる。
また、リモートパネル40により選択された重点領域S2〜S5(上記例では重点領域S4)をトップブラシ4により洗浄する際に、非選択の場合よりも洗車機本体1の移動速度を遅くした。これにより、選択された重点領域S2〜S5に対して時間をかけて洗浄を行い、容易に洗浄力を高くすることできる。
また、被洗浄車両CAの前面CA1または後面CA6に設けられた重点領域S1、S6、S7(上記例では重点領域S1)が選択された際に非選択の場合よりもサイドブラシ5の往復回数を増加させる。これにより、選択された重点領域S1、S6、S7に対して容易に洗浄力を高くすることできる。尚、選択された重点領域S1、S6に対してサイドブラシ5の左右移動速度を非選択時よりも遅くしてもよい。
また、重点領域S1〜S7のいずれかが選択された場合の乾燥工程の時間を全ての重点領域S1〜S7が非選択の場合よりも短くした。これにより、洗浄工程の時間が増加しても、乾燥工程の時間が短縮されるため、洗車全体の時間増加を防いで洗車機WAの混雑を防止できる。
また、リモートパネル40により選択された重点領域S1〜S7を第3浄水ノズル17により洗浄する際に非選択の場合よりも第3浄水ノズル17の水圧を大きくした。これにより、選択された重点領域S1〜S7の洗浄力をより高くすることができる。
本実施携帯において、少なくとも一の重点領域(例えば重点領域S1)が選択された場合の洗浄工程の時間と全ての重点領域S1〜Sが非選択の場合の洗浄工程の時間とを略同じにしてもよい。即ち、重点領域S1が選択された場合の非選択の重点領域S2〜S7に対する洗浄時間を、全ての重点領域S1〜S7が非選択の場合の重点領域S2〜S7に対する洗浄時間よりも短くする。これにより洗浄工程の時間の増加を防止して洗車機WA利用時の混雑を防止できる。この場合、重点領域S1〜S7を選択時の乾燥工程の時間と、重点領域S1〜S7を非選択時の乾燥工程の時間とを同じにしてもよい。
<第2実施形態>
本実施形態は第1実施形態に対して重点領域S1〜S7の洗浄方法が第1実施形態と異なる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
ユーザがリモートパネル40により例えば、重点領域S1、S4が選択されると、重点領域S1、S4の洗浄時に回転ブラシの回転数又は押圧力を非選択の場合よりも大きくする。この時、重点領域S1、S4の洗浄時に第3浄水ノズル17の水圧を非選択の場合よりも大きくしてもよい。これにより、洗浄工程の時間を増加させずに、選択された重点領域S1、S4に対して洗浄力を高くすることができる。
尚、フロントガラスCA3及びリヤガラスCA5上の重点領域S3、S5に対しては回転ブラシの回転数又は押圧力を非選択時と同じにしてもよい。これにより、フロントガラスCA3、リヤガラスCA5の破損を防止することができる。この時、重点領域S3、S5に対して第3浄水ノズル17の水圧を非選択の場合よりも大きくして洗浄力を高くすることができる。
本実施形態よると、第1実施形態と同様に、リモートパネル40により選択された重点領域S1〜S7に対するトップブラシ4、サイドブラシ5の洗浄力を非選択の場合よりも高くした。従って、ユーザが所望する重点領域S1〜S7の洗浄力を向上して洗い残しを無くし、洗車機WAの利便性を向上することができる。
また、リモートパネル40により選択された重点領域S1〜S7を洗浄する際に、非選択の場合よりも回転ブラシ(トップブラシ4、サイドブラシ5)の回転数又は押圧力を大きくした。これにより、洗浄工程の時間を増加させずに、選択された重点領域S1〜S7に対して容易に洗浄力を高くすることができる。
また、リモートパネル40により選択された重点領域S1〜S7を第3浄水ノズル17により洗浄する際に非選択の場合よりも第3浄水ノズル17の水圧を大きくした。これにより、選択された重点領域S1〜S7の洗浄力をより高くすることができる。
尚、本実施形態と同様に第1実施形態において、重点領域S1〜S7の洗浄時に回転ブラシの回転数又は押圧力を非選択時よりも大きくしてもよい。
また、前回利用時の車両画像CB1〜CB3の種類を記憶したレシートを読みとる読取部をリモートパネル40に備えてもよい。この時、レシートをリモートパネル40が読み取ると、重点領域選択画面46に前回選択された車両画像CB1〜CB3が点滅等して他の車両画像CB1〜CB3よりも目立つようにしてもよい。
本発明によると、被洗浄車両を洗車する洗車機及び洗車方法に利用することができる。
1 洗車機本体
2 レール
3 車輪
4 トップブラシ
5 サイドブラシ
7 操作パネル(操作部)
8 トップブラシ
9 形状センサ
11 第1浄水ノズル
13 第2浄水ノズル
14 撥水コートノズル
16 ワックスノズル
17 第3浄水ノズル
20 ブロア
21 トップ送風ノズル
22 サイド送風ノズル
40 リモートパネル
41 表示部
42、43 操作ボタン
44、45 メッセージ
46 重点領域選択画面
90 スタンド部
91 天井部
CA 被洗浄車両
CA1 前面
CA2 ボンネット(上面)
CA3 フロントガラス(上面)
CA4 ルーフ(上面)
CA5 リヤガラス(上面)
CA6 後面
CB1〜CB3 車両画像
S1〜S7 重点領域
WA 洗車機

Claims (9)

  1. 被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、ユーザが洗車条件を入力する操作部と、前記洗車機本体に配して被洗浄車両の表面に摺動する回転ブラシを有する洗浄部とを備え、前記洗浄部により被洗浄車両を洗浄する洗浄工程を有した洗車機であって、
    被洗浄車両の前面、後面又は上面に対して予め設定される複数の重点領域から所望の前記重点領域を前記操作部により選択可能にし、前記操作部により選択された前記重点領域に対する前記洗浄部の洗浄力を非選択の場合よりも高くしたことを特徴とする洗車機。
  2. 前記操作部により選択された前記重点領域を前記洗浄部により洗浄する際に、非選択の場合よりも前記洗車機本体の移動速度を遅くしたことを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記回転ブラシが被洗浄車両の側面、前面及び後面に摺動する一対のサイドブラシを有し、被洗浄車両の前面又は後面に設けられた前記重点領域が選択された際に非選択の場合よりも前記サイドブラシの往復回数を増加させることを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  4. 少なくとも一の前記重点領域が選択された場合の前記洗浄工程の時間と全ての前記重点領域が非選択の場合の前記洗浄工程の時間とを略同じにしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の洗車機。
  5. 少なくとも一の前記重点領域が選択された場合における非選択の前記重点領域に対する洗浄時間を全ての前記重点領域が非選択の場合よりも短くしたことを特徴とする請求項4に記載の洗車機。
  6. 前記洗車機本体に配して被洗浄車両に向けて送風する乾燥部と、前記乾燥部により被洗浄車両を乾燥させる乾燥工程とを備え、
    少なくとも一の前記重点領域が選択された場合の前記乾燥工程の時間を全ての前記重点領域が非選択の場合の前記乾燥工程の時間よりも短くしたことを特徴とする請求項2又は3に記載の洗車機。
  7. 前記操作部により選択された前記重点領域を前記回転ブラシにより洗浄する際に非選択の場合よりも前記回転ブラシの回転数又は押圧力を大きくしたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の洗車機。
  8. 前記洗浄部が被洗浄車両の上面を洗浄する浄水ノズルを有し、前記操作部により選択された前記重点領域を前記浄水ノズルにより洗浄する際に非選択の場合よりも前記浄水ノズルの水圧を大きくしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の洗車機。
  9. 被洗浄車両に対して前後方向に相対移動する洗車機本体と、ユーザが洗車条件を入力する操作部と、前記洗車機本体に配して被洗浄車両の表面に摺動する回転ブラシを有する洗浄部とを備え、前記洗浄部により被洗浄車両を洗浄する洗浄工程を有した洗車方法であって、
    被洗浄車両の前面、後面又は上面に対して予め設定される複数の重点領域から所望の前記重点領域を前記操作部により選択可能にし、前記操作部により選択された前記重点領域に対する前記洗浄部の洗浄力を非選択の場合よりも高くしたことを特徴とする洗車方法。
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