JP6064939B2 - 洗車機および洗車方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば給油所に設置され洗車に使用される洗車機に関し、特に、サイドブラシを用いて被洗浄車両の後面を洗浄する洗車機および洗車方法に関する。
従来、洗車に使用される洗車機としては、給油所などに設置されて、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら、被洗浄車両に貯液タンクに貯留された液剤や洗浄水を噴射して、また、ブラッシングして洗車を行う構成とされる門型洗車機が知られている。
従来の門型洗車機の洗車方法は、先ず、洗浄水を用いて汚れを落とし、次いでシャンプーなどの液剤を用いて洗浄し、さらに洗浄水を用いて水洗いする洗浄工程を実施する。この洗浄工程の後で、各送風ノズルから送風して乾燥する乾燥工程が行われる。また、必要に応じてワックスや撥水コートなどの液剤塗布工程を適宜組み合わせて洗車を行う。また、複数の洗車モードから所望のモードを選択し、使用する液剤の種類を選択して所定の洗車モードに設定する操作パネルやリモートパネルを備えている。操作パネルは洗車機本体に配設しているが、リモートパネルは洗車機本体から離れた位置に設置して、このリモートパネルと操作パネルとを電気的に接続して、リモートパネルに設定された洗車モードにより、洗車機を駆動可能にしている。
上記した洗車機においては、被洗浄車両の側面をブラッシングするためのサイドブラシと上面をブラッシングするためのトップブラシと、ブラッシング洗浄した後で乾燥するためのサイド送風ノズルとトップ送風ノズルを備えているものが知られている。また、サイドブラシやトップブラシを被洗浄車両に軽く当接させた状態でブラッシング洗浄するために、例えば、左右一対のサイドブラシを左右方向に移動可能(開閉可能)に支持し、トップブラシを上下に昇降可能に支持して、それぞれのブラシと車体との反発バランスにより、ブラシ位置を車体表面から一定距離に保つようにしている。また、それぞれのブラシを回転駆動するモータの電流値を検知し、この電流値を所定範囲内に抑制するように開閉移動もしくは昇降移動制御することにより、被洗浄車両の形状に沿って洗浄することが行われている。
また、被洗浄車両の側面を洗浄するサイドブラシを用いて被洗浄車両の前面や後面を洗浄することも一般に行われている。そのために、被洗浄車両の傾斜した前面や後面を良好に洗浄するために、サイドブラシは前後方向に傾斜可能に構成されている。すなわち、このような洗車機に備えるサイドブラシは、車両の左右方向に加えて前後方向にも変位可能とされている。
サイドブラシを用いて洗浄する際に、車体表面から突出して装着されているドアミラーやフェンダーポールやリヤミラーなどの装備品を傷付けることなく洗車するために、種々の工夫がなされている。例えば、車形検出センサを設けてこの車形検出センサが突出した装備品を検出すると、その位置でのブラシの回転数を低速にしているものがある。また、車形検出センサにより検出された装備品部分を退避するように移動させてブラシを直接当接させないようにしているものもある。
また、サイドブラシを上下に二分割、もしくは、三分割にし、それぞれ独立回転可能にして、装備品部分をブラッシングするブラシ体を低速にしたり停止させたりして、装備品を傷付けることなく洗車可能になる。例えば、サイドブラシを上中下に三分割して、上段のブラシ体を回転駆動する第1回転駆動手段と下段のブラシ体を回転駆動する第2回転駆動手段を備え、中間ブラシ体を接断体を介して回転・非回転可能に第2回転駆動手段に接続した洗車機が既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、上中下に三分割した中間ブラシ体をクラッチ部材を介して第1または第2回転駆動手段に連結した洗車機も既に提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2009−173175号公報 特開2012−35743号公報
しかし、車両には種々のタイプがあって、Cピラー部が車両後面を形成しているワゴンタイプやワンボックスカータイプがある。これらの車種では、車両後面を洗浄するサイドブラシによりリヤミラー部やリヤワイパー装着部を含むリヤウインドウをブラッシングするので、それらの装備品を損傷させないように、また、良好に洗浄できるようにブラッシングすることが求められる。
リヤミラー部やリヤワイパー装着部を含むリヤウインドウの配設高さは車種毎に異なり、車高の低い車両は、低い高さ位置に配設されており、ワンボックスカーなどの車高の高い車両は、高い位置に配設されている。特に、車両の後面に設けられたリヤワイパー装着部を、サイドブラシを高速回転してブラッシングすると破損する虞が生じて問題となる。
また、リヤワイパー装着部以外の領域は、所定の洗浄効果を得るためには、サイドブラシの回転数を低速にせずに高速回転のままブラッシングすることが好ましい。従って、被洗浄車両の後面にリヤウインドウがある被洗浄車両を洗浄する際には、それぞれのリヤワイパーが装着された領域のみを、サイドブラシを低速回転させて洗浄することが望まれる。
しかしながら、異なる車両タイプの被洗浄車両に対応するために、サイドブラシを多段階に分割構成し、検知されたリヤワイパーの装着高さに応じた部位の回転ブラシ体のみを独立して低速回転可能に構成することは、コスト的にも不利であり、制御も難しくなって問題となる。
サイドブラシはより少ない分割構成で、多くのタイプの車両に対応してリヤウインドウ部を良好に洗浄できることが望ましい。そこで、より少ない分割構成でありながら、各種タイプのリヤワイパー装着高さに容易に対応できて、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできる洗車機であり洗車方法であることが望まれる。
本発明は、上記問題点に鑑み、少ない分割構成でありながら、各種タイプのリヤワイパー装着高さに容易に対応できて、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできるサイドブラシを備えた洗車機を提供し、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできる洗車方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、車高を含む車両形状を検出する車形検知部と、被洗浄車両の側面をブラッシングする左右一対のサイドブラシと、検出された車両形状に応じて前記サイドブラシの駆動を制御する制御部と、を備え、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら被洗浄車両の洗車を行い、前記サイドブラシを用いて被洗浄車両の後面をブラッシングする洗車機であって、左右一対の前記サイドブラシはそれぞれ上下に二分割構成とされ、個別に駆動装置を備えてそれぞれ回転可能な上下の回転ブラシ体を有すると共に、当該回転ブラシ体の上下分割長さを異ならせて地上からの分割高さを左右で異なる高さとしたことを特徴としている。
この構成によると、二分割タイプのサイドブラシであっても、被洗浄車両の車高に応じて、より好ましい高さに分割された左右のいずれか一方のサイドブラシを用いて被洗浄車両の後面を洗浄できる。従って、少ない分割構成でありながら、各種タイプのリヤワイパー装着高さに容易に対応できて、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできるサイドブラシを備えた洗車機を得ることができる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記後面の洗浄領域を、左サイドブラシが主に洗浄する左側領域と、右サイドブラシが主に洗浄する右側領域と、これらの中間の中間領域との3領域に区分けし、中間領域は左右のサイドブラシが洗浄可能な領域とし、前記車形検知部により検出された車高に応じて、左サイドブラシもしくは右サイドブラシのいずれか一方を選択してブラッシング可能にしたことを特徴としている。この構成によると、リヤワイパー装着部となる被洗浄車両の後面中間領域を、より好ましい高さに分割された左右のいずれか一方のサイドブラシを用いて洗浄できる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記車形検知部を介して検出される車高により車高が高い第1グループと車高が低い第2グループとに区別する基準高さを予め設定し、車高が基準高さより高い第1グループの車両に対しては前記分割高さが高い方のサイドブラシを用いて前記中間領域をブラッシングし、車高が基準高さより低い第2グループの車両に対しては前記分割高さが低い方のサイドブラシを用いて前記中間領域をブラッシングすることを特徴としている。この構成によると、車両検知部を介して検出された車高に応じて、車高の高い被洗浄車両に対しては上下分割高さが高い方、すなわち、下部回転ブラシ体の長い方のサイドブラシを用いて車両後面の中間領域をブラッシングするので、車両後面にリヤワイパーを装着した被洗浄車両であっても、車両検知部を介して検出された車高に応じて、好ましい高さに分割されたサイドブラシを用いて被洗浄車両のリヤウインドウ部を良好に洗浄できる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記左側領域と前記右側領域は高回転領域に設定し、前記中間領域は低回転領域に設定し、高回転領域では上下の回転ブラシ体を所定の高回転速度でブラッシングし、低回転領域では、上部回転ブラシ体は所定の高回転速度を維持し、下部回転ブラシ体を所定の高回転速度よりも遅い低回転速度にしてブラッシングすることを特徴としている。この構成によると、リヤワイパー装着部となる車両後面の中間領域の所定範囲は低回転領域に設定でき、その他の領域は高回転領域に設定できるので、被洗浄車両のリヤウインドウ部全体の洗浄効果を悪化せず、リヤワイパー装着部は安全に洗浄できる。
また本発明は、上記構成の洗車機において、前記分割高さは、それぞれのグループの車両に設けるリヤワイパー装着部を含むリヤワイパー領域をブラッシング可能な高さを上端とする高さであることを特徴としている。この構成によると、車高が高い第1グループのリヤワイパー領域に応じた分割高さとされるサイドブラシを用いて第1グループの車両後面を洗浄し、車高が低い第2グループのリヤワイパー領域に応じた分割高さとされるサイドブラシを用いて第2グループの車両後面を洗浄するので、いずれのタイプの車両であっても、リヤワイパー装着部を安全な低回転速度でブラッシングすることができ、被洗浄車両のリヤウインドウ部を良好に洗浄できる。
また本発明は、左右一対のサイドブラシを用いて被洗浄車両の後面を洗浄する洗車機の洗車方法であって、前記サイドブラシはそれぞれ上下に二分割構成とされ、個別に駆動装置を備えてそれぞれ回転可能な上下の回転ブラシ体を有し、当該回転ブラシ体の上下分割長さを異ならせて地上からの分割高さを左右で異なる高さとし、前記後面の洗浄領域を、左サイドブラシが主に洗浄する左側領域と、右サイドブラシが主に洗浄する右側領域と、これらの中間の中間領域との3領域に区分けし、中間領域は左右の両サイドブラシが洗浄可能な領域とし、車両検知部を介して検知された被洗浄車両の車高に応じて左サイドブラシもしくは右サイドブラシのいずれか一方を選択してブラッシングすることを特徴としている。
この構成によると、二分割タイプのサイドブラシであっても、被洗浄車両の車高に応じて、好ましい高さに分割された左右のいずれか一方のサイドブラシを用いて被洗浄車両の後面中間領域を洗浄できる。従って、より少ない分割構成でありながら、各種タイプのリヤワイパー装着高さに容易に対応できて、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできる洗車方法を得ることができる。
また本発明は、上記構成の洗車方法において、車高を予め設定する基準高さより高い第1グループと基準高さより低い第2グループの車両群に区分けして、第1グループに属すると判定された場合には上下分割高さが高く下回転ブラシ体が長い方のサイドブラシを用いて前記中間領域をブラッシングし、第2グループに属すると判定された場合には上下分割高さが低く下回転ブラシ体が短い方のサイドブラシを用いて前記中間領域をブラッシングすることを特徴としている。この構成によると、予め車高の基準高さを設定しておくだけで、車両検知部を介して検出された車高に応じて、好ましい方のサイドブラシを用いて被洗浄車両の後面を良好に洗浄できる。
また本発明は、上記構成の洗車方法において、前記左側領域と前記右側領域は高回転領域に設定し、前記中間領域は低回転領域に設定し、高回転領域では上下の回転ブラシ体を所定の高回転速度でブラッシングし、低回転領域では、上部回転ブラシ体は所定の高回転速度を維持し、下部回転ブラシ体を所定の高回転速度よりも遅い低回転速度にしてブラッシングすることを特徴としている。この構成によると、リヤワイパー装着部となる車両後面の中間領域の所定範囲は低回転領域に設定でき、その他の領域は高回転領域に設定できる。また、低回転領域では、リヤワイパー部を低速回転の回転ブラシ体を用いてブラッシングするので、被洗浄車両のリヤウインドウ部全体の洗浄効果を悪化せず、リヤワイパー装着部は安全に洗浄できる。
本発明によれば、少ない分割構成でありながら、各種タイプのリヤワイパー装着高さに容易に対応できて、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできるサイドブラシを備えた洗車機を得ることができる。また、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできる洗車方法を得ることができる。
本発明に係る洗車機の洗車方法の概要を示す概略説明図である。 本発明に係る洗車機が備えるサイドブラシの形態を示す概略説明図である。 被洗浄車両の各タイプを説明する概略説明図である。 洗車機の洗車状態を説明する概略側面図である。 洗車機の洗車状態を説明する概略側面図である。 サイドブラシの取付構成を示す概略正面図である。 洗車機の概略正面図である。 洗車機の全体構成を示す概略側面図である。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。また、同一構成部材については同一の符号を用い、詳細な説明は適宜省略する。
本実施形態に係る洗車機WAは、図7の概略正面図および図8の概略側面図に示すように、左右の対向する2つのスタンド部90の上端を連結する天井部91を有して門型に形成される洗車機本体(本体部)1を備える。洗車機本体1の進入経路上にはリモートパネル7Aが配される。被洗浄車両CAはリモートパネル7Aの面前で停車し、リモートパネル7Aの操作によって洗車の受け付け等を行う。
洗車機本体1の底面には地面に設けられた左右一対のレール2上に配される車輪3が設けられる。これにより、洗車機本体1はレール2上を走行して被洗浄車両CAに対して前後に相対移動するように立設される。
洗車機本体1には被洗浄車両CAをブラッシングする複数の回転するブラシを設けている。ブラシはトップブラシ4、サイドブラシ5及びロッカーブラシ6から成っている。トップブラシ4は被洗浄車両CAの上面をブラッシングして洗浄し、布(織布、編布、不織布等)や樹脂繊維から成るブラシ体を放射状に固着して形成される。
サイドブラシ5は左右一対設けられ、被洗浄車両CAの両側面と前後面に摺動して被洗浄車両CAを洗浄する。ロッカーブラシ6は左右一対設けられ、被洗浄車両CAのタイヤを含む側面下部を洗浄する。サイドブラシ5及びロッカーブラシ6もトップブラシ4と同様の回転軸及びブラシ体を有している。
洗車機本体1の一方の側方には洗剤やワックス等の各種液剤を貯液する複数の貯液タンク(不図示)を収納するタンク収納部17が配される。タンク収納部17の上方には市水及び各貯液タンクからの液剤を電磁弁等を介して分配する分配配管部18が設けられる。分配配管部18には第1、第2浄水ノズル11、13、第1、第2洗剤ノズル12、15、撥水コートノズル14、ワックスノズル16が導出される。洗車機本体1の後方には洗浄液や高圧空気を供給する供給部(不図示)が設けられ、分配配管部18に接続される。洗浄液は市水だけでなく、洗剤やワックス等の各種液剤と混合されてもよい。
第1、第2浄水ノズル11、13は洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して市水を噴射する。第1、第2洗剤ノズル12、15は洗車機本体1の手前側及び奥側にそれぞれ配され、被洗浄車両CAに対して洗剤を噴射する。撥水コートノズル14は洗車機本体1の奥側に配され、被洗浄車両CAに対して撥水コート剤を噴射する。ワックスノズル16は洗車機本体1の奥側に配され、被洗浄車両CAに対してワックスを噴射する。
また、洗車機本体1には被洗浄車両CAを乾燥させる送風ノズルとしてトップ送風ノズル21とサイド送風ノズル22とを設けている。洗車機本体1の手前側上部にはトップ送風ノズル21が設けられ、両側方にサイド送風ノズル22が設けられる。トップ送風ノズル21及びサイド送風ノズル22はブロワ20からの送風を被洗浄車両CAに対して吹き付けて乾燥させる。
洗車機本体1の前面上部には車両センサ8(車形検知部)が設けられている。車両センサ8は光電センサや超音波センサ等から成り、洗車機本体1に進入する被洗浄車両CAを検知し車体の幅方向突出した装備品も検知する。また、洗車機本体1の入り口部には、被洗浄車両CAの車形を検知する車形検知センサ9(車形検知部)を設けている。この車形検知センサ9は、透過式光電センサからなるエリアセンサであって、洗車機本体1の一方の側部の上下方向に投光器を併設し、これらの投光器に対向する他方の側部の上下方向に受光器を併設することで、洗浄位置に進入してくる被洗浄車両の車形を検知して、その先端部と後端部および車高や形状を検知する。この車両センサ8と車形検知センサ9とが本発明の車形検知部に相当する。
洗車機本体1の一方の側方の前面には操作パネル7が配される。操作パネル7はリモートパネル7Aと同様の操作ボタンを備え、被洗浄車両CAから降車したユーザ等の操作により洗車の受け付けや洗車条件の設定を行う。
洗車条件の設定としてはシャンプー、ワックス掛け、撥水コート等を水洗いに追加するボタンが操作パネル7及びリモートパネル7Aに設けられる。また、高級なシャンプー、高級なワックス(例えば、艶出しコーティング)、高級な撥水コート、特殊なコート等を行うボタンも設けられている。さらに、フロントガード有り、フェンダーポール有り、ドアミラー有り、リヤワイパー有り、該当装備品無し等の装備品設定ボタンが設けられている。
サイドブラシ5は、図6に示すように、洗車機本体1の上部の幅方向に配設される走行レール30に、被洗浄車両の正面側から見た左右方向に移動自在に吊り下げ状態に支持され、且つ、左右一対のそれぞれのブラシ軸52がそれぞれ走行ホルダー50(50A、50B)に回転自在に支持されて構成されている。例えば、図に示すように、第一の(右)サイドブラシ5が第1走行ホルダー50Aに回転可能に支持され、第二の(左)サイドブラシ5が第2走行ホルダー50Bに回転可能に支持されている。
左右一対のサイドブラシ5は、それぞれが揺動支持部51を介して揺動自在に吊り下げられ、それぞれの走行ホルダー50(50A、50B)を介して走行レール30に沿って往復移動自在な構成とされている。また、別に設ける回転駆動用モータによってブラシ軸52が回転可能とされる。そのために、ブラシを被洗浄車両CAの傾斜した側面部に対応して傾斜させて当接させた状態で回転させることができる。つまり、サイドブラシ5を被洗浄車両CAの傾斜した側面部に合致させてブラッシングすることが可能な構成である。
また、第1走行ホルダー50Aと第2走行ホルダー50Bとをそれぞれ独立して走行可能としているので、洗車機本体1に対する被洗浄車両の左右方向の位置がずれた位置であっても、第1走行ホルダー50Aを矢印D11方向に移動し、第2走行ホルダー50Bを矢印D12方向にそれぞれ移動して、左右のサイドブラシ5、5を適当な位置に配置して所望の洗浄効果を発揮して、安定した洗車が可能となる。
揺動支持部51を介して揺動自在に吊り下げられているサイドブラシ5を用いて被洗浄車両CAの側面を洗浄する際には、例えば、それぞれのサイドブラシ5を被洗浄車両CAの側面に当接させ、さらに少し進めて揺動支持部51を介して所定角度傾斜させた状態で回転させて洗浄する。また、所定角度傾斜させた後、所定距離戻してその傾斜を小さくした位置でそれぞれのサイドブラシ5を回転操作して、車両側面への押し付け強さを緩和してそれぞれの側面の洗車を同時に行うこともある。また、この際にこの洗浄する傾斜した姿勢を維持するために、ウエイトの付勢力を利用して押し付け強さを得る場合もある。
揺動支持部51は、ブラシ軸を回転自在且つ揺動自在に支持する構成であれば、どのような構成でもよい。例えば、ブラシ軸52を回転自在に支持する支持部を一体に揺動自在な構成とすることも、ブラシ軸52を、回転軸と固定軸との二重構成とし、固定軸を揺動自在に支持し、この固定軸内部に回転可能に回転軸を装着する構成とすることもできる。
また、サイドブラシ5を上下二段式として、それぞれを別個に回転駆動する構成とすることができる。例えば、ブラシ軸52に内軸と外軸とをベアリング部材を介して相対回転可能に組付けて、それぞれに駆動部を設けた構成の上部回転ブラシ体と下部回転ブラシ体を走行ホルダー50(50A、50B)に一体に組み付けた構成とするとよい。さらに、図示していないが、第1走行ホルダー50A、第2走行ホルダー50Bの開閉方向のそれぞれの限度を規定する開限センサや閉限センサを設けることもできる。
走行レール30はその端部軸を軸受け体41に支持され、図示しない駆動装置を介して車両の前後方向に傾動可能な構成とされている。また、前後傾斜検出センサ42を備えており、該センサを介して前後方向の傾斜を検知する構成としている。
すなわち、サイドブラシ5は走行レール30を所定角度傾動させることにより前後方向に傾動可能に構成される。従って、サイドブラシ5を被洗浄車両CAの前面と後面の傾斜角度に応じて傾動させることにより、被洗浄車両CAの前面と後面をブラッシングして洗浄可能になる。そのために、Cピラー部が車両の後面フレームを構成する車種、例えば、ワゴンタイプやワンボックスタイプのような車両の後面を、サイドブラシ5を用いて良好に洗浄できる。
上記したように、サイドブラシ5は揺動自在に吊り下げ構成とされ、左右方向に移動可能とされるので、サイドブラシ5を移動させて車両側面に当接させることも、当接させた後、左右方向(被洗浄車両の幅方向)に傾かせることも可能である。また、前後方向(被洗浄車両の長さ方向)に傾斜させることも可能である。
そのために、車両側面を洗浄中は、走行レール30に沿って移動する走行ホルダー50が、図中の矢印D12方向に移動して、サイドブラシ5が車両側面に当接する。この際に、ブラシ軸52は、斜めに傾斜した構成となって、サイドブラシ5が所定の押圧力で車両側面に当接した構成となる。また、車両の幅方向、すなわち、左右方向に傾斜して車両側面に当接した状態であっても、前述した軸受け体41を介して車両の長さ方向、すなわち、前後方向に傾動可能とされる。
上記したように、本実施形態に係るサイドブラシ5は、洗車機本体1側に設ける走行レール30に沿ってそれぞれ移動可能な走行ホルダー50(50A、50B)に回転可能および傾動可能に装着される左右一対のサイドブラシ5から成る。この構成であれば、洗車機WAに対する被洗浄車両CAの左右方向の位置がずれた位置であっても、左右の走行ホルダー50(50A、50B)をそれぞれ独立して移動させることで、左右のサイドブラシ5を適当な位置に配置することができ、安定した洗浄効果を発揮可能となる。
次に、サイドブラシ5を用いて被洗浄車両CAの後面をブラッシングして洗浄する構成について図1〜図5を用いて説明する。図1は、本発明に係る洗車機の洗車方法の概要を示す概略説明図であって、被洗浄車両CAの後面を左右一対のサイドブラシ5A、5Bを用いて洗浄する構成を示す。図2には、サイドブラシ5A、5Bの二分割構成を示し、図3には、車高の異なる二種類の被洗浄車両CA1、CA2の外観を示し、図4には、被洗浄車両CA1の後面をサイドブラシ5Aを用いてブラッシングしている状態を示し、図5には、被洗浄車両CA2の後面をサイドブラシ5Bを用いてブラッシングしている状態を示す。
まず、図1と図2を用いて本実施形態に係る左右一対のサイドブラシ5A、5Bについて説明する。サイドブラシ5A、5Bは、それぞれ上下に二分割構成とされる。
図1に示すように、左サイドブラシ5Aは左上部回転ブラシ体5Aaと左下部回転ブラシ体5Abを有し、他方の右サイドブラシ5Bは右上部回転ブラシ体5Baと右下部回転ブラシ体5Bbを有する。また、この上下分割長さを左右で異なる長さとしている。すなわち、地上からの分割高さを異ならせている。
例えば、図2に示すように、左サイドブラシ5Aの上下分割高さHAは、右サイドブラシ5Bの上下分割高さHBよりも高くしている。すなわち、左下部回転ブラシ体5Abは右下部回転ブラシ体5Bbよりも長く、左上部回転ブラシ体5Aaは右上部回転ブラシ体5Baよりも短い。言い換えれば、左下部回転ブラシ体5Abの分割長さLAbは右下部回転ブラシ体5Bbの分割長さLBbよりも長く、左上部回転ブラシ体5Aaの分割長さLAaは右上部回転ブラシ体5Baの分割長さLBaよりも短い。
また、後面の洗浄領域の左右方向を、左サイドブラシ5Aが主に洗浄する左側領域DA1と、右サイドブラシ5Bが主に洗浄する右側領域DB1と、これらの中間の中間領域DABとの3領域に区分けしており、中間領域DABは左右のサイドブラシが洗浄可能な領域としている。中間領域DABは、リヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域に相当する。
すなわち、左サイドブラシ5Aの稼動範囲DAは、左側領域DA1と中間領域DABを併せた範囲とされ、右サイドブラシ5Bの稼動範囲DBは、右側領域DB1と中間領域DABを併せた範囲とされる。また、この中間領域DABをどちらのサイドブラシ5が洗浄するかは、車形検知部により検出された車高に応じて洗車機本体1に備える制御部が判定する。
上記したように、本実施形態に係るサイドブラシ5はそれぞれ上下に二分割構成とされ、個別に駆動装置を備えてそれぞれ回転可能な回転ブラシ体を有し、サイドブラシ5の一方の左サイドブラシ5Aは左上部回転ブラシ体5Aaと左下部回転ブラシ体5Abを有し、他方の右サイドブラシ5Bは右上部回転ブラシ体5Baと右下部回転ブラシ体5Bbを有すると共に、回転ブラシ体の上下分割長さを異ならせて地上からの分割高さを左右で異なる高さとしている。また、後面の洗浄領域を、左サイドブラシ5Aが主に洗浄する左側領域DA1と、右サイドブラシ5Bが主に洗浄する右側領域DB1と、これらの中間の中間領域DABとの3領域に区分けし、中間領域DABは左右のサイドブラシが洗浄可能な領域とし、車形検知部により検出された車高に応じて、左右のいずれか一方のサイドブラシを選択してブラッシング可能にしている。
この構成であれば、二分割タイプのサイドブラシ5であっても、被洗浄車両CAの車高に応じて、より好ましい高さに分割された左右のいずれか一方のサイドブラシ5(5A、5B)を用いて被洗浄車両CAの後面中間領域DABを洗浄できる。従って、少ない分割構成でありながら、各種タイプのリヤワイパー装着高さに容易に対応できて、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできるサイドブラシを備えた洗車機1を得ることができる。
例えば、図3に示すように、車高の低い被洗浄車両CA2の場合は、車高HC2に対し、リヤワイパー領域RWbは地上からの高さがHW2である。車高の高い被洗浄車両CA1の場合は、車高HC1に対し、リヤワイパー領域RWaは地上からの高さがHW1である。
すなわち、車高の高い被洗浄車両CA1のリヤワイパー領域RWaは、車高の低い被洗浄車両CA2のリヤワイパー領域RWbよりも高くなっており、各タイプ毎の車高とリヤワイパー領域高さとの間には相関関係があることは明らかである。
また、各種タイプの車高とリヤワイパー領域高さとの関係を比較検討したところ、車高がH0(基準高さHC0と称する)以下のタイプと、基準高さHC0以上のタイプとの2タイプに区分けできることが判った。そこで、本実施形態においては、車高が基準高さHC0以下の被洗浄車両CA2に適応したサイドブラシ(右サイドブラシ5B)と、車高が基準高さHC0以上の被洗浄車両CA1に適応したサイドブラシ(左サイドブラシ5A)とを備えたサイドブラシ5構成とした。
すなわち、図2に示すように、左右一対のサイドブラシ5の上下分割高さを異ならせており、左サイドブラシ5Aの上下分割高さHAを右サイドブラシ5Bの上下分割高さHBよりも高くしている。また、この分割高さは、それぞれのグループの車両に設けるリヤワイパー装着部を含むリヤワイパー領域をブラッシング可能な高さを上端とする高さとしている。
例えば、左サイドブラシ5Aは、車高が高い第1グループの被洗浄車両CA1のリヤワイパー領域RWaの上端の地上高さHW1を洗浄可能な高さの上下分割高さHAとしている。一方、右サイドブラシ5Bは、車高が低い第2グループの被洗浄車両CA2のリヤワイパー領域RWbの上端に相当する地上高さHW2を洗浄可能な高さの上下分割高さHBとしている。
上記したように、サイドブラシ5の上下分割高さは、それぞれのグループの車両に設けるリヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域RWa、RWbをブラッシング可能な高さを上端とする高さであることが好ましい。この構成であれば、車高が高い第1グループのリヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域RWaの上端位置に応じた分割高さとされるサイドブラシ5Aを用いて第1グループの車両後面を洗浄し、車高が低い第2グループのリヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域RWbの上端位置に応じた分割高さとされるサイドブラシ5Bを用いて第2グループの車両後面を洗浄するので、いずれのタイプの車両であっても、リヤワイパー装着部RWを安全な低回転速度でブラッシングすることができ、被洗浄車両CA(CA1、CA2)のリヤウインドウ部を良好に洗浄できる。
すなわち、車形検知部を介して検出される車高により車高が高い第1グループと車高が低い第2グループとに区別する基準高さHC0を予め設定し、左右の下部回転ブラシ体のうち長い方の長さを第1長さLAbとし短い方の長さを第2長さLBbにすると共に、車形検知部を介して検出された車高が基準高さHC0よりも高い場合には、長い方の第1長さLAbとされる側のサイドブラシ(左サイドブラシ5A)を用いて中間領域DABをブラッシングし、検出された車高が予め設定する基準高さHC0よりも低い場合には、短い方の第2長さLBbとされる右下部回転ブラシ体5Bbを有する側のサイドブラシ(右サイドブラシ5B)を用いて中間領域DABをブラッシングするとよい。
この構成であれば、検出された車両形状に応じてサイドブラシ5の駆動を制御する制御部により、車両検知部を介して検出された車高に応じて、車高の高い第1グループに属する被洗浄車両CA1に対しては下部回転ブラシ体の長い方のサイドブラシ(左サイドブラシ5A)を用いて車両後面の中間領域DABをブラッシングし、車高の低い第2グループに属する被洗浄車両CA2に対しては下部回転ブラシ体の短い方のサイドブラシ(右サイドブラシ5B)を用いて車両後面の中間領域DABをブラッシングするので、車両後面にリヤワイパーを装着した被洗浄車両CAであっても、車両検知部を介して検出された車高に応じて、好ましい高さに分割されたサイドブラシ5(5A、5B)を用いて被洗浄車両CAのリヤウインドウ部を良好に洗浄できる。
また、左側領域DA1と右側領域DB1は高回転領域に設定し、中間領域DABは低回転領域に設定しておくことが好ましく、高回転領域では上下の回転ブラシ体5Aa、5Ab、5Ba、5Bbを所定の高回転速度でブラッシングし、低回転領域では、上部回転ブラシ体5Aa、5Baは所定の高回転速度を維持し、下部回転ブラシ体5Ab、5Bbを所定の高回転速度よりも遅い低回転速度にしてブラッシングすることが好ましい。この構成であれば、リヤワイパー装着部RWとなる車両後面の中間領域DABの所定範囲は低回転領域に設定でき、その他の領域は高回転領域に設定できるので、被洗浄車両CAのリヤウインドウ部全体の洗浄効果を悪化せず、リヤワイパー装着部RWは安全に洗浄できる。
また、第1長さLAbは第1グループの車両に設けるリヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域RWaをブラッシング可能な高さであり、第2長さLBbは第2グループの車両に設けるリヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域RWbをブラッシング可能な高さであることが好ましい。この構成であれば、リヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域RWa、RWbのみを安全な低回転速度でブラッシングすることができ、被洗浄車両CA(CA1、CA2)のリヤウインドウ部を良好に洗浄できる。
また、基準高さHC0を1600mmに設定し、第1長さLAb側の上下分割高さを地上から1400mmに設定し、第2長さLBb側の上下分割高さを地上から1250mmに設定している。すなわち、垂直状態の左サイドブラシ5Aの左下部回転ブラシ体5Abの上端は、地上高さHAが1400mmに設定され、垂直状態の右サイドブラシ5Bの右下部回転ブラシ体5Bbの上端は、地上高さHBが1250mmに設定されている。
この構成であれば、普通乗用車サイズの車両では車高が1600mm以下でリヤワイパーの設置高さが1250mm以下である場合が多いので、車形検知部を介して車高が1600mm以下であることを検知した場合には第2グループに属すると判定して、第2長さLBbの下部回転ブラシ体5Bbを有する方のサイドブラシ(右サイドブラシ5B)を用いて後面中間領域DABを洗浄することにより、被洗浄車両CAの後面を良好にまた安全に洗浄できる。また、ワンボックスカーなどの大きなサイズの車両では車高が1600mm以上でリヤワイパーの設置高さが1350mm程度まで達する場合が多いので、車形検知部を介して車高が1600mm以上であることを検知した場合には第1グループに属すると判定して、第1長さLAbの下部回転ブラシ体5Abを有する方のサイドブラシ(左サイドブラシ5A)を用いて後面を洗浄することにより、被洗浄車両CAのリヤウインドウ部を良好にまた安全に洗浄できる。
また、車高の高い第1グループに属する被洗浄車両CA1は、車両後面の左側上部にリヤミラーRMを装着している場合があるので、このリヤミラー領域RMaを良好に洗浄することが好ましい、そこで、本実施形態においては、左側領域DA1を主に洗浄するサイドブラシとして上下分割高さHAで第1長さLAbを有するサイドブラシ(左サイドブラシ5A)を用いる構成としている。
すなわち、左サイドブラシ5Aを上下分割高さHAで分割して左下部回転ブラシ体5Abを第1長さLAbとし、右サイドブラシ5Bを上下分割高さHBで分割して右下部回転ブラシ体5Bbを第2長さLBbとしている。この構成であれば、左サイドブラシ5Aが主に洗浄する左側領域DA1に相当する車両後面の左側にリヤミラーRMが装着されている場合が多いので、このリヤミラー装着部RMaを左サイドブラシ5Aを用いて高回転速度にてブラッシングして良好な洗浄効果を発揮できる。
次に、図4を参照して車高の高い第1グループに属する被洗浄車両CA1の後面を左サイドブラシ5Aを用いて洗浄する実施形態を実施例1として説明し、図5を参照して車高の低い第2グループに属する被洗浄車両CA2の後面を右サイドブラシ5Bを用いて洗浄する実施形態を実施例2として説明する。また、各サイドブラシの駆動は検出された車両形状に応じて制御部が制御する。
〈実施例1〉
実施例1は、車形検知部を介して検出される車高が基準高さHC0より高い第1グループに属する被洗浄車両CA1の車両後面を、左サイドブラシ5Aを用いて洗浄している。すなわち、車高HC1が基準高さHC0より高い場合には制御部は左サイドブラシ5Aを駆動することを選択して、リヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域RWaは、上下分割高さが高い第1長さの下部回転ブラシ体5Abを有する左サイドブラシ5Aを用いて洗浄する。
従って、左サイドブラシ5Aは前述した左側領域DA1に加えて、リヤワイパー装着部RWとなる車両後面の中間領域DABもブラッシングして洗浄する。この場合、右サイドブラシ5Bは右側領域DB1のみをブラッシングして洗浄する。
すなわち、左右一対のサイドブラシ5A、5Bを用いて被洗浄車両CA1の後面を洗浄する際には、サイドブラシ5A、5Bを閉止させる方向に移動させながら、左サイドブラシ5Aを用いて被洗浄車両CA1の左側領域DA1を洗浄し、同時に、右サイドブラシ5Bを用いて被洗浄車両CA1の右側領域DB1を洗浄する。
右サイドブラシ5Bは右側領域DB1の洗浄が終了すると、閉方向移動を停止して開方向移動に変位する。このときに、ブラシ体の回転は続行して洗浄操作を行ってもよい。一方、左サイドブラシ5Aは左側領域DA1の洗浄に続いて、そのまま、閉方向移動を続行し、中間領域DABもブラッシングして洗浄する。
この際には、前述したように、左上部回転ブラシ体5Aaは所定の高回転速度を維持してブラッシング洗浄し、左下部回転ブラシ体5Abは所定の高回転速度よりも遅い低回転速度に減速してブラッシング洗浄する構成にしている。
すなわち、本実施形態に係る洗車機WAによれば、車高が基準高さHC0よりも高い被洗浄車両CA1のリヤウインドウ部を良好にまた安全に洗浄できる。
〈実施例2〉
実施例2は、車形検知部を介して検出される車高が基準高さHC0より低い第2グループに属する被洗浄車両CA2の車両後面を、右サイドブラシ5Bを用いて洗浄している。すなわち、車高HC2が基準高さHC0より低い場合には制御部は右サイドブラシ5Aを駆動することを選択して、リヤワイパー装着部RWを含むリヤワイパー領域RWbは、上下分割高さが低い第2長さの下部回転ブラシ体5Bbを有する右サイドブラシ5Bを用いて洗浄する。
従って、右サイドブラシ5Bは前述した右側領域DB1に加えて、リヤワイパー装着部RWとなる車両後面の中間領域DABもブラッシングして洗浄する。この場合、左サイドブラシ5Aは左側領域DA1のみをブラッシングして洗浄する。
すなわち、左右一対のサイドブラシ5A、5Bを用いて被洗浄車両CA2の後面を洗浄する際には、サイドブラシ5A、5Bを閉止させる方向に移動させながら、左サイドブラシ5Aを用いて被洗浄車両CA1の左側領域DA1を洗浄し、同時に、右サイドブラシ5Bを用いて被洗浄車両CA1の右側領域DB1を洗浄する。
左サイドブラシ5Aは左側領域DA1の洗浄が終了すると、閉方向移動を停止して開方向移動に変位する。このときに、ブラシ体の回転は続行して洗浄操作を行ってもよい。一方、右サイドブラシ5Bは右側領域DB1の洗浄に続いて、そのまま、閉方向移動を続行し、中間領域DABもブラッシングして洗浄する。
この際には、前述したように、右上部回転ブラシ体5Baは所定の高回転速度を維持してブラッシング洗浄し、右下部回転ブラシ体5Bbは所定の高回転速度よりも遅い低回転速度に減速してブラッシング洗浄する構成にしている。
すなわち、本実施形態に係る洗車機WAによれば、車高が基準高さHC0よりも低い被洗浄車両CA2のリヤウインドウ部を良好にまた安全に洗浄できる。
次に、本実施形態に係る洗車方法についてさらに説明する。
本実施形態に係る洗車方法は、被洗浄車両が洗車位置に停止すると、まず、被洗浄車両CAの車高を検知して、洗車機本体1が備える制御部を介して、被洗浄車両CAが予め設定する基準高さHC0より高いか否かを判定し、基準高さHC0より高い場合には第1グループに属すると判定して、車両後面は左サイドブラシ5Aを優先的に使用すると決定する。また、基準高さHC0より低い場合には第2グループに属すると判定して、車両後面は右サイドブラシ5Bを優先的に使用すると決定する。
すなわち、第1グループに属すると判定された被洗浄車両CA1を洗車する際には、被洗浄車両CA1の前面と側面は左右のサイドブラシ5A、5Bを同時に使用してブラッシングして洗浄し、被洗浄車両CA1の後面は、右サイドブラシ5Bを用いて右側領域DB1を、左サイドブラシ5Aを用いて左側領域DA1をブラッシングして洗浄する。そして、この後は、左サイドブラシ5Aのみを用いて中間領域DABをブラッシングして洗浄する。
また、第2グループに属すると判定された被洗浄車両CA2を洗車する際には、被洗浄車両CA2の前面と側面は左右のサイドブラシ5A、5Bを同時に使用してブラッシングして洗浄し、被洗浄車両CA2の後面は、右サイドブラシ5Bを用いて右側領域DB1を、左サイドブラシ5Aを用いて左側領域DA1をブラッシングして洗浄する。その後、右サイドブラシ5Bのみを用いて中間領域DABをブラッシングして洗浄する。
すなわち、本実施形態に係る洗車方法は、左右一対のサイドブラシ5(5A、5B)を用いて被洗浄車両CAの後面を洗浄する洗車機1の洗車方法であって、サイドブラシ5は左サイドブラシ5Aと右サイドブラシ5Bとを有し、それぞれ上下に二分割構成とされ、個別に駆動装置を備えてそれぞれ回転可能な上下の回転ブラシ体を有すると共に、当該回転ブラシ体の上下分割長さを異ならせて地上からの分割高さを左右で異なる高さとし、前記後面の洗浄領域を、左サイドブラシ5Aが主に洗浄する左側領域DA1と、右サイドブラシ5Bが主に洗浄する右側領域DB1と、これらの中間の中間領域DABとの3領域に区分けし、中間領域DABは左右の両サイドブラシ5(5A、5B)が洗浄可能な領域とし、車両検知部を介して検知された被洗浄車両CAの車高に応じて左サイドブラシ5Aもしくは右サイドブラシ5Bのいずれか一方を選択してブラッシングすることを特徴としている。
この構成であれば、二分割タイプのサイドブラシ5(5A、5B)であっても、被洗浄車両CAの車高に応じて、好ましい高さに分割された左右のいずれか一方のサイドブラシ5A、5Bを用いて被洗浄車両CAの後面中間領域DABを洗浄できる。従って、少ない分割構成でありながら、各種タイプのリヤワイパー装着高さに容易に対応できて、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできる洗車方法を得ることができる。
また、上記構成の洗車方法において、車高を予め設定する基準高さHC0より高い第1グループと基準高さHC0より低い第2グループの車両群に区分けして、第1グループに属すると判定された場合には上下分割高さが高く下回転ブラシ体が長い方のサイドブラシ5(5A)を用いて中間領域DABをブラッシングし、第2グループに属すると判定された場合には上下分割高さが低く下回転ブラシ体が短い方のサイドブラシ5(5B)を用いて中間領域DABをブラッシングすることが好ましい。この構成であれば、予め車高の基準高さHC0を設定しておくだけで、車両検知部を介して検出された車高に応じて、好ましい方のサイドブラシ5(5A、5B)を用いて被洗浄車両CAの後面を良好に洗浄できる。
また、上記構成の洗車方法において、左側領域DA1と右側領域DB1は高回転領域に設定し、中間領域DABは低回転領域に設定し、高回転領域では上下の回転ブラシ体を所定の高回転速度でブラッシングし、低回転領域では、上部回転ブラシ体は所定の高回転速度を維持し、下部回転ブラシ体を所定の高回転速度よりも遅い低回転速度にしてブラッシングすることが好ましい。この構成であれば、リヤワイパー装着部RWとなる車両後面の中間領域DABの所定範囲は低回転領域に設定でき、その他の領域は高回転領域に設定できる。また、低回転領域では、リヤワイパー部を低回転速度の回転ブラシ体を用いてブラッシングするので、被洗浄車両のリヤウインドウ部全体の洗浄効果を悪化せず、リヤワイパー装着部は安全に洗浄できる。
また本発明は、上記構成の洗車方法において、左サイドブラシ5Aの上下分割高さを高くし、右サイドブラシ5Bの上下分割高さを低くしたことが好ましい。この構成であれば、左サイドブラシ5Aの分割高さを高くしたので、車高が高い車両であって車両後面の左側上部にリヤミラーRMを装着したタイプの場合には、この車両後面のリヤミラー装着部RMaを含む左側領域DA1を左サイドブラシ5Aの左上部回転ブラシ体5Aaを用いて確実に洗浄できる。また、この左サイドブラシ5Aの左下部回転ブラシ体5Abを用いてリヤワイパー部領域RWaを良好に洗浄できて、良好な洗浄効果を発揮する。
上記したように、本発明に係る洗車方法は、被洗浄車両CAの車高を検知して予め定める基準高さHC0より高いか低いかにより、車高が高い第1グループと車高が低い第2グループとに区分けする車両区分け工程を有する。また、被洗浄車両CAの車両後面の左側領域DA1は左サイドブラシ5Aを用いて洗浄し、右側領域DB1は右サイドブラシ5Bを用いて洗浄すると共に、中間領域DABは、第1グループの車両に対しては左サイドブラシ5Aを用いて洗浄し、第2グループの車両に対しては右サイドブラシ5Bを用いて洗浄するように制御する車両後面洗浄工程を有する。
従って、本発明に係る洗車機および洗車方法によれば、車高が高く、リヤウインドウの設置部位が高くてリヤワイパー部領域RWaも高い被洗浄車両CA1に対しては、上下分割高さHAの高い位置で分割された左サイドブラシ5Aを用いることにより、リヤワイパー部領域RWaを低回転速度でブラッシング洗浄できて、リヤワーパー部RWを損傷せずに安全に洗浄できる。また、リヤワイパー部領域RWa以外の部分は、高回転速度でブラッシング洗浄するので、洗浄性は悪化せず洗い残しも生じない。
また、車高が低く、リヤウインドウの設置部位が低くてリヤワイパー部領域RWbも低い被洗浄車両CA2に対しては、上下分割高さHBの低い位置で分割された右サイドブラシ5Bを用いることにより、リヤワイパー部領域RWbを低回転速度でブラッシング洗浄できて、リヤワーパー部RWを損傷せずに安全に洗浄できる。また、リヤワイパー部領域RWb以外の部分は、高回転速度でブラッシング洗浄するので、洗浄性は悪化せず洗い残しも生じない。
上記したように本発明によれば、少ない分割構成でありながら、各種タイプのリヤワイパー装着高さに容易に対応できて、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできるサイドブラシを備えた洗車機を得ることができる。また、リヤウインドウ部を安全に洗浄可能で、より洗い残しを少なくできる洗車方法を得ることができる。
そのために、本発明に係る洗車機および洗車方法は、車高の高低に応じて、より好ましい分割高さに分割されたサイドブラシを用いて、安全に、また、良好にブラッシング洗浄できるので、多様な車種に対して洗車を実行することが求められる洗車場の洗車機に好適に適用される。
1 洗車機本体
4 トップブラシ
5 サイドブラシ
5A 左サイドブラシ
5B 右サイドブラシ
5Aa 左上部回転ブラシ体
5Ab 左下部回転ブラシ体
5Ba 右上部回転ブラシ体
5Bb 右下部回転ブラシ体
CA 被洗浄車両
CA1 被洗浄車両(車高が高い)
CA2 被洗浄車両(車高が低い)
DA1 左側領域
DB1 右側領域
DAB 中間領域
HA、HB 上下分割高さ
RWa、RWb リヤワイパー部領域
WA 洗車機

Claims (8)

  1. 車高を含む車両形状を検出する車形検知部と、被洗浄車両の側面をブラッシングする左右一対のサイドブラシと、検出された車両形状に応じて前記サイドブラシの駆動を制御する制御部と、を備え、被洗浄車両と洗車機本体を前後方向に相対移動させながら被洗浄車両の洗車を行い、前記サイドブラシを用いて被洗浄車両の後面をブラッシングする洗車機であって、
    前記サイドブラシはそれぞれ上下に二分割構成とされ、個別に駆動装置を備えてそれぞれ回転可能な上下の回転ブラシ体を有すると共に、当該回転ブラシ体の上下分割長さを異ならせて地上からの分割高さを左右で異なる高さとしたことを特徴とする洗車機。
  2. 前記後面の洗浄領域を、左サイドブラシが主に洗浄する左側領域と、右サイドブラシが主に洗浄する右側領域と、これらの中間の中間領域との3領域に区分けし、中間領域は左右のサイドブラシが洗浄可能な領域とし、前記車形検知部により検出された車高に応じて、左サイドブラシもしくは右サイドブラシのいずれか一方を選択してブラッシング可能にしたことを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
  3. 前記車形検知部を介して検出される車高により車高が高い第1グループと車高が低い第2グループとに区別けする基準高さを予め設定し、車高が基準高さより高い第1グループの車両に対しては前記分割高さが高い方のサイドブラシを用いて前記中間領域をブラッシングし、車高が基準高さより低い第2グループの車両に対しては前記分割高さが低い方のサイドブラシを用いて前記中間領域をブラッシングすることを特徴とする請求項2に記載の洗車機。
  4. 前記左側領域と前記右側領域は高回転領域に設定し、前記中間領域は低回転領域に設定し、高回転領域では上下の回転ブラシ体を所定の高回転速度でブラッシングし、低回転領域では、上部回転ブラシ体は所定の高回転速度を維持し、下部回転ブラシ体を所定の高回転速度よりも遅い低回転速度にしてブラッシングすることを特徴とする請求項2または3に記載の洗車機。
  5. 前記分割高さは、それぞれのグループの車両に設けるリヤワイパー装着部を含むリヤワイパー領域をブラッシング可能な高さを上端とする高さであることを特徴とする請求項3または4に記載の洗車機。
  6. 左右一対のサイドブラシを用いて被洗浄車両の後面を洗浄する洗車機の洗車方法であって、
    前記サイドブラシはそれぞれ上下に二分割構成とされ、個別に駆動装置を備えてそれぞれ回転可能な上下の回転ブラシ体を有すると共に、当該回転ブラシ体の上下分割長さを異ならせて地上からの分割高さを左右で異なる高さとし、
    前記後面の洗浄領域を、左サイドブラシが主に洗浄する左側領域と、右サイドブラシが主に洗浄する右側領域と、これらの中間の中間領域との3領域に区分けし、
    中間領域は左右の両サイドブラシが洗浄可能な領域とし、車両検知部を介して検知された被洗浄車両の車高に応じて左サイドブラシもしくは右サイドブラシのいずれか一方を選択してブラッシングすることを特徴とする洗車方法。
  7. 車高を予め設定する基準高さより高い第1グループと基準高さより低い第2グループの車両群に区分けして、第1グループに属すると判定された場合には上下分割高さが高く下回転ブラシ体が長い方のサイドブラシを用いて前記中間領域をブラッシングし、第2グループに属すると判定された場合には上下分割高さが低く下回転ブラシ体が短い方のサイドブラシを用いて前記中間領域をブラッシングすることを特徴とする請求項6に記載の洗車方法。
  8. 前記左側領域と前記右側領域は高回転領域に設定し、前記中間領域は低回転領域に設定し、高回転領域では上下の回転ブラシ体を所定の高回転速度でブラッシングし、低回転領域では、上部回転ブラシ体は所定の高回転速度を維持し、下部回転ブラシ体を所定の高回転速度よりも遅い低回転速度にしてブラッシングすることを特徴とする請求項6または7に記載の洗車方法。
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