JP2017001001A - 塗布装置及び塗布方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの一部分に高精度に液体を塗布することができる塗布装置を提供する。【解決手段】本実施の形態に塗布装置1は、昇降可能なワーク保持部11を有し、ワーク保持部11にワークWを保持する昇降装置10と、ワーク保持部11によって降下されるワークWが浸漬される液体を収容するディップ槽20と、ディップ槽20内の液体の液面レベルを検知する液面センサー30と、ワーク保持部11の昇降を制御する制御装置40と、を備える。制御装置40は、液面センサー30によって検知された液面レベルに基づき、ワーク保持部10に保持されたワークWからディップ槽20内の液体の液面までの離間距離を算出し、当該離間距離に基づき、ワークWをディップ槽20内の液体に所定量だけ浸漬させる目標位置を決定して、当該目標位置にワーク保持部11を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、液体にワークを浸漬してワークに液体を塗布する塗布装置及び塗布方法に関する。
この種の塗布装置はディップコーターと呼ばれ、例えば光学レンズや電子デバイスなどのワークに薄膜を形成する際に用いられる。ディップコーターは、一般的に、ワークを昇降させる昇降装置と、塗工液などの液体を収容するディップ槽と、を有している。このようなディップコーターにおいてワークに薄膜を形成する場合には、昇降装置によってワークをディップ槽内の塗工液に浸漬し、所定の速度で引き上げて塗工液を乾燥させる。これにより、ワークの表面に所望の厚さの薄膜を形成することができる。
ディップコーターでは液切れが生じるため、液切れを検知した場合にディップ槽に液体を供給する機構を有するものなどが従来から知られている。例えば特許文献1には、液面センサーを備え、液面センサーの検出に応じてディップ槽への液体供給量を制御する構成が開示されている。
特開2009−78217号公報
ところで、光学レンズや電子デバイスなどの分野で使用される従来のディップコーターは、その昇降速度を数十マイクロ〜数ナノメートル毎秒レベルで制御でき、精密な薄膜の制御を行うことができる。しかしながら、ワークの表面全体への塗工が主であるが故、塗布領域の決定、つまり塗工液へのワークの浸漬位置の決定は目視にて行われることがほとんどであり、その精度は数ミリメートルレベル程度である。
そのため、従来のディップコーターにおいては、ワークの微細なある一部分のみを塗工液に浸漬して当該部分に高精度に塗工を行うことは困難であった。すなわち、従来のディップコーターは、ワークの一部分に高精度に塗工を行うような使用を想定しておらず、これを実現する機能を有していない。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであって、ワークの一部分に高精度に液体を塗布することができる塗布装置及び塗布方法を提供することを目的とする。
本発明は、昇降可能なワーク保持部を有し、当該ワーク保持部にワークを保持する昇降装置と、前記ワーク保持部によって降下されるワークが浸漬される液体を収容するディップ槽と、前記ディップ槽内の液体の液面レベルを検知する液面センサーと、前記ワーク保持部の昇降を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記液面センサーによって検知された液面レベルに基づき、前記ワーク保持部に保持されたワークから前記ディップ槽内の液体の液面までの離間距離を算出し、当該離間距離に基づき、ワークを前記ディップ槽内の液体に所定量だけ浸漬させる目標位置を決定して、当該目標位置に前記ワーク保持部を制御する、ことを特徴とする塗布装置、である。
本発明による塗布装置において、前記ワーク保持部は、ワークの一部に直接的又は間接的に昇降方向で当接する位置決め部材を有しており、当該位置決め部材にワークを当接させた状態でワークを保持するようになっていてもよい。
また、本発明による塗布装置は、前記ディップ槽内の液面の揺れを抑制する除振装置を備えていてもよい。
また、本発明による塗布装置は、前記昇降装置及び前記ディップ槽を収容する筐体を備え、前記筐体の上部に、塵埃を捕集するためのフィルタユニットが設けられていてもよい。
また、本発明による塗布装置は、送風機を備え、前記制御装置は、前記ワーク保持部を昇降させる際に前記送風機の送風を停止又は送風量を低減させてもよい。
また、本発明による塗布装置においては、前記昇降装置の側方に、前記ワーク保持部を側方から撮像する撮像装置が設けられてもよい。
この場合、前記液面センサーは、前記ワーク保持部に設けられており、当該液面センサーから前記ディップ槽内の液体の液面までの距離を液面レベルとして検知してもよい。
また、本発明は、昇降可能なワーク保持部を有し、当該ワーク保持部にワークを保持する昇降装置と、前記ワーク保持部によって降下されるワークが浸漬される液体を収容するディップ槽と、を備える塗布装置を準備する工程と、前記ワーク保持部にワークを保持する工程と、前記ディップ槽内の液体の液面レベルを検知する工程と、検知された液面レベルに基づき、前記ワーク保持部に保持されたワークから前記ディップ槽内の液体の液面までの離間距離を算出する工程と、前記離間距離に基づき、ワークを前記ディップ槽内の液体に所定量だけ浸漬させる目標位置を決定する工程と、前記目標位置に前記ワーク保持部を制御する工程と、を備えることを特徴とする塗布方法、である。
本発明によれば、ワークの一部分に高精度に液体を塗布することができる。
本発明の一実施の形態に係る塗布装置の概略構成図である。 図1の要部拡大図である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施の形態について説明する。図面は例示であり、説明のために特徴部を誇張することがあり、実物とは異なる場合がある。なお、以下の各図において、同一部分には同一の符号を付している。また、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」、「直交」、「同一」などの用語や長さなどについては、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。
図1に示すように、本実施の形態に係る塗布装置1は、昇降可能なワーク保持部11を有し、ワーク保持部11にワークWを保持する昇降装置10と、ワーク保持部11によって降下されるワークWが浸漬される塗工液L(液体)を収容するディップ槽20と、ディップ槽20内の塗工液Lの液面レベルを検知する液面センサー30と、ワーク保持部11の昇降を制御する制御装置40と、を備えている。
昇降装置10は、上述のワーク保持部11と、ワーク保持部11を昇降可能に保持する昇降軸12と、を有し、ワーク保持部11は、制御装置40の指令に応じて駆動する図示しないモータによって、昇降軸12に沿って上下方向に移動されるようになっている。本実施の形態の昇降装置10では、ワーク保持部11の昇降速度を数十マイクロ〜数ナノメートル毎秒レベルで制御することが可能となっている。
図2は、ワーク保持部11の拡大図であり、本実施の形態においてワーク保持部11は、上下方向に沿って配置される板状のベース部11Aと、ベース部11Aに設けられワークWの上部に昇降方向(上下方向)で当接する位置決めピン11Bと、を有しており、位置決めピン11BにワークWの上部を当接させた状態でワークWを保持するようになっている。
図示のワークWは一例として長方形状の基板であり、ベース部11Aに沿う状態でワーク保持部11に保持されている。図2において、位置決めピン11Bは、ベース部11Aの主面に水平方向で並んで複数(図示例では2つ)立設され、位置決めピン11Bの各々にワークWの上部が当接されている。図示省略するが、ベース部11Aには、ワークWをベース部11上に着脱可能に保持する固定部材が設けられている。当該固定部材としては、クリップや粘着テープなどが採用され得るが、これらに限定されるものではない。
上述のように位置決めピン11BにワークWの上部を当接させた状態でワークWを保持する場合、ワークWの昇降方向における寸法(上下幅)に基づいて、位置決めピン11BからワークWの下部までの距離を容易に特定できるため、ワークWの下部の位置を容易に特定できる。また、例えばワークWが同一形状の他のワークWに交換された際においても、ワークWの下部を常時、一定の位置に位置付けることができる。
なお、本実施の形態では、位置決めピン11BがワークWの上部に下方から当接されることによりワークWの位置決めを行うが、例えばワークWに治具を固定し、治具に形成した穴に位置決めピン11Bを嵌合させてもよい。この場合においても、位置決めピン11Bと治具の穴の内周面とが昇降方向で当接することにより、ワークWと位置決めピン11Bとが間接的に当接する結果、ワークWの位置決めを行うことができる。また、本実施の形態では、位置決め部材としてピン部材が採用されているが、他の形状であっても構わない。
図1に示すように、ディップ槽20は、塗工液Lの液面の揺れを抑制する除振装置50上に載置されている。除振装置50としては、アクティブ型の除振装置が用いられてもよいし、パッシブ型の除振装置が用いられてもよい。また、液面センサー30は、光学式の測距センサーであり、ワーク保持部11の側部に設けられている。液面センサー30は、当該液面センサー30からディップ槽20内の塗工液Lの液面までの距離を液面レベルとして検知し、制御装置40に出力するようになっている。なお、液面センサー30としては、光学式の測距センサーに代えて、超音波式の測距センサーなどが用いられても構わない。
また、図1に示すように、本実施の形態の塗布装置1は、筐体60を備えており、この筐体60に、昇降装置10、ディップ槽20及び液面センサー30及び除振装置50が収容されている。筐体60の上部には、塵埃(パーティクル)を捕集するためのフィルタユニット65と、送風機70と、が設けられている。フィルタユニット65としては、HEPAフィルタ又はULPAフィルタが用いられることが好ましい。また、送風機70は下方に向けて送風を行う。送風機70は、筐体60内において塵埃が上方に舞い上がることを抑制する目的及びワークWを冷却する目的で設けられている。また、本実施の形態では、筐体60内において、昇降装置10及び液面センサー30の側方に、ワーク保持部11を側方から撮像する撮像装置80が設けられている。
次に制御装置40について説明する。制御装置40は、昇降装置10に指令を出力してワーク保持部11を昇降させると共に、ワーク保持部11の昇降方向位置(上下方向における位置)を認識可能となっている。また、制御装置40は、送風機70の送風の切換及び送風量の調整が可能であり、且つ撮像装置80の制御も可能となっている。
また、図2を参照し、本実施の形態の制御装置40は、液面センサー30によって検知された液面レベルに基づき、ワーク保持部11に保持されたワークWからディップ槽20内の塗工液Lの液面までの離間距離Cを算出し、当該離間距離Cに基づき、ワークWをディップ槽20内の塗工液Lに所定量Xだけ浸漬させる目標位置TDを決定して、当該目標位置TDにワーク保持部11を制御することが可能となっている。
本実施の形態においては、制御装置40が、昇降方向におけるワークWの寸法及び位置決めピン11Bから液面センサー30までの距離を記憶しており、これらの値を用いて特定可能な液面センサー30からワークWの下部までの距離Bを更に記憶している。液面センサー30によって検知される液面レベルは、本実施の形態において液面センサー30からディップ槽20内の塗工液Lの液面までの距離Aであるため、この距離Aから距離Bを減算することにより、上述の離間距離Cが求められる。また、上述の目標位置TDは、所定量X+離間距離Cによって算出される。
なお、ワークWが同一形状の他のワークWに交換された際においても、位置決めピン11Bによって位置決めされる場合には、ワークWの下部は常時、一定の位置に位置付けられるため、上述の距離Bは一定となる。一方、ワークWが異なるサイズのワークに交換された場合には、この交換されたワークの昇降方向における寸法を、制御装置40に入力することにより、液面センサー30から当該ワークの下部までの距離を算出することができる。
また、本実施の形態では、撮像装置80を用いることによって、上述のようにワークWの寸法などを用いずに、液面センサー30からワークWの下部までの距離Bを算出することも可能となっている。具体的には、ワークWを保持した状態のワーク保持部11を昇降させ、撮像装置80でワークWの下部を認識した際のワーク保持部11の昇降方向位置と、撮像装置80で液面センサー30の下端部を認識した際のワーク保持部11の昇降方向位置と、を記録する。これにより、これら各位置の差分をとることで距離Bを特定することが可能となる。なお、その他のセンサーを用いることによって、ワークWの下部の位置を検知しても構わない。
また、本実施の形態の制御装置40は、ワーク保持部11を昇降させる際、特に降下させる際に、送風機70の送風を停止又は送風量を低減させることも可能となっている。
次に、本実施の形態に係る塗布装置1の動作の一例として、ワークWの一部のみに塗工液Lを塗布する塗布方法を説明する。
本実施の形態では、まず、塗布装置1において、位置決めピン11BにワークWの上部を当接させた状態でワークWがワーク保持部11に保持される。その後、ディップ槽20内の塗工液Lの液面レベルが検知される。この検知は、ワーク保持部11及びワークWが塗工液Lから離間し且つ静止した状態において行われる。本実施の形態では、ここで、上述の距離A、すなわち液面センサー30からディップ槽20内の塗工液Lの液面までの距離が検知される。
次いで、検知された液面レベルに基づき、ワーク保持部11に保持されたワークWからディップ槽20内の塗工液Lの液面までの離間距離Cが算出される。本実施の形態では、上述したように、制御装置40に記憶されている液面センサー30からワークWの下部までの距離Bを、距離Aから減算することによって、離間距離Cが算出される。
次いで、算出された離間距離Cに基づき、ワークWをディップ槽20内の塗工液Lに所定量Xだけ浸漬させる目標位置TDが決定される。所定量Xは、ユーザが制御装置40に任意に入力することで特定され、これに応じて目標位置TDが自動で算出される。
その後、目標位置TDにワーク保持部11が制御される。具体的には、静止状態のワーク保持部11を下方に向けて目標位置TDだけ移動させる。これにより、ワークWの下部から所定量Xまでの範囲のみが、塗工液Lに浸漬される。この際、本実施の形態では、送風機70の送風が停止又は送風量が低減される。その後は、ワーク保持部11が上昇されることにより、ワークWが塗工液Lから離脱され、ワークWに対する塗工液Lの塗布作業が完了する。
以上に説明した本実施の形態では、塗工液LへのワークWの浸漬の前に、ワークWから液面までの離間距離Cを厳密に計測してから、ワーク保持部11が機械的に厳密に数値制御されて移動(降下)されるため、ワークWの下部から所定量Xまでの範囲を高精度に浸漬することができる。特に、塗工液LへのワークWの浸漬前に、ワークWから液面までの距離を厳密に計測してからワーク保持部11を移動させることにより、塗工液Lの蒸発による液面レベルの変動が塗布精度に及ぼす影響を最小限に抑制でき、所定範囲に対する高精度の浸漬が可能となる。
すなわち、例えばマイクロ〜ナノメートルレベルの精度が要求される場合には、ディップ槽20内の塗工液Lの蒸発による液面レベルのわずかな変動であっても、塗布精度に大きな影響が及ぶ。これに対して、本実施の形態に係る塗布装置1は、液体への浸漬の前に、ワークから液面までの距離を厳密に計測してからワーク保持部11を移動させるので、液面レベルの変動が塗布精度に及ぼす影響を最小限に抑制できる。その結果、所定範囲に対する高精度の浸漬を行うことが可能となる。
したがって、本実施の形態によれば、ワークWの一部分に高精度に塗工液Lを塗布することができる。具体的に、本件発明者は、本実施の形態の塗布装置1によって、ワークWの下部から100μmまでの範囲に高精度に塗工液Lを塗布することができたことを確認している。
また、本実施の形態では、ワーク保持部11が、ワークWの一部に直接的に昇降方向で当接する位置決めピン11Bを有しており、位置決めピン11BにワークWの一部を当接させた状態でワークWを保持する。これにより、ワークWの昇降方向における寸法に基づいて、位置決めピン11BからワークWの下部までの距離を容易に特定できるため、ワークWの下部の位置を容易に特定できる。これにより、液面センサー30が検知する液面レベルとワークWの下部の位置とから、これらの間の離間距離Cを容易に決定できるので、塗布作業の作業効率を向上できる。また、例えばワークWが同一形状の他のワークWに交換された際においても、ワークWの下部を常時、一定の位置に位置付けることができるので、同一形状のワークに繰り返し塗布作業を行う際の作業効率も向上できる。
また、本実施の形態の塗布装置1は、ディップ槽20内の(塗工液Lの)液面の揺れを抑制する除振装置50を備える。これにより、液面の揺れが塗布精度に及ぼす影響を抑制できる。
また、本実施の形態の塗布装置1は、送風機70を備え、制御装置40は、ワーク保持部11を昇降させる際に送風機70の送風を停止又は送風量を低減させるようになっている。これにより、液面の揺れが塗布精度に及ぼす影響を抑制できる。
また、本実施の形態の塗布装置1では、昇降装置10の側方に、ワーク保持部11を側方から撮像する撮像装置80が設けられている。これにより、ワークWの寸法などを用いずに、液面センサー30からワークWの下部までの距離Bを特定することができるので、利便性を向上できる。
以上、本発明の一実施の形態及びその変形例を説明したが、本発明は、これらに限定されることなく、種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上述の実施の形態では、液面センサー30が昇降装置10のワーク保持部11に設けられているが、液面センサー30の設置位置は、これに限定されるものではない。例えば、液面センサーはディップ槽10に設けられ、ディップ槽10の底面から液面までの距離を液面レベルとして検知するものでもよい。この場合であっても、ディップ槽10の底面を基準としたワーク保持部11の昇降方向位置を特定すれば、ワーク保持部11に保持されたワークWと液面までの距離を特定することができる。
また、上述の実施の形態では、ワーク保持部11に一つのワークWが保持されるが、ワーク保持部11に複数のワークが保持されてもよい。また、治具を介してワーク保持部11にワークを保持する場合においても、治具に複数のワークが固定されてもよい。
1 塗布装置
10 昇降装置
11 ワーク保持部
11A ベース部
11B 位置決めピン
12 昇降軸
20 ディップ槽
30 液面センサー
40 制御装置
50 除振装置
60 筐体
65 フィルタユニット
70 送風機
80 撮像装置

Claims (8)

  1. 昇降可能なワーク保持部を有し、当該ワーク保持部にワークを保持する昇降装置と、
    前記ワーク保持部によって降下されるワークが浸漬される液体を収容するディップ槽と、
    前記ディップ槽内の液体の液面レベルを検知する液面センサーと、
    前記ワーク保持部の昇降を制御する制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、前記液面センサーによって検知された液面レベルに基づき、前記ワーク保持部に保持されたワークから前記ディップ槽内の液体の液面までの離間距離を算出し、当該離間距離に基づき、ワークを前記ディップ槽内の液体に所定量だけ浸漬させる目標位置を決定して、当該目標位置に前記ワーク保持部を制御する、ことを特徴とする塗布装置。
  2. 前記ワーク保持部は、ワークの一部に直接的又は間接的に昇降方向で当接する位置決め部材を有しており、当該位置決め部材にワークを当接させた状態でワークを保持するようになっている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の塗布装置。
  3. 前記ディップ槽内の液面の揺れを抑制する除振装置を備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の塗布装置。
  4. 前記昇降装置及び前記ディップ槽を収容する筐体を備え、
    前記筐体の上部に、塵埃を捕集するためのフィルタユニットが設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の塗布装置。
  5. 送風機を備え、
    前記制御装置は、前記ワーク保持部を昇降させる際に前記送風機の送風を停止又は送風量を低減させる、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれに記載の塗布装置。
  6. 前記昇降装置の側方に、前記ワーク保持部を側方から撮像する撮像装置が設けられる、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の塗布装置。
  7. 前記液面センサーは、前記ワーク保持部に設けられており、当該液面センサーから前記ディップ槽内の液体の液面までの距離を液面レベルとして検知する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の塗布装置。
  8. 昇降可能なワーク保持部を有し、当該ワーク保持部にワークを保持する昇降装置と、前記ワーク保持部によって降下されるワークが浸漬される液体を収容するディップ槽と、を備える塗布装置を準備する工程と、
    前記ワーク保持部にワークを保持する工程と、
    前記ディップ槽内の液体の液面レベルを検知する工程と、
    検知された液面レベルに基づき、前記ワーク保持部に保持されたワークから前記ディップ槽内の液体の液面までの離間距離を算出する工程と、
    前記離間距離に基づき、ワークを前記ディップ槽内の液体に所定量だけ浸漬させる目標位置を決定する工程と、
    前記目標位置に前記ワーク保持部を制御する工程と、
    を備えることを特徴とする塗布方法。
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