JP2015104736A - レーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法及びレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置 - Google Patents

レーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法及びレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置 Download PDF

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【課題】キャリブレーションプレートにノズルの先端が接触する際の衝撃を吸収することで、ノズル等の損傷の防止を図ると共にキャリブレーションに要する時間の短縮を図るレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法を提供する。
【解決手段】上下変位自在に設けたキャリブレーションプレートWAの下側に導電材料製の圧縮コイルバネ40を配置し、バネ40の付勢力によりキャリブレーションプレートWAをストッパ35に押し当て、キャリブレーションプレートWAの上面をZ軸方向の定位置に保持する。この状態で早送りでノズル20を下降させてノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させる。以降は、ノズル20の下降を停止させた上で所定量だけ上昇させ、その後、速度を落として下降させて、ノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させ、その位置をZ軸方向のノズル20のゼロ点と設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、レーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法及びレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置に関するものである。
レーザ加工機は、レーザ加工ヘッドのノズルの先端からワークに向けてレーザビームを照射することにより、ワークを切断したり溶接したりする。このようなレーザ加工機では、ノズルの先端からワークの表面までの距離(以下「ギャップ」または「ノズルギャップ」という)が変動すると、加工面にムラが生じる等の問題が発生する。
そのため、ノズルの先端からワークの表面までのギャップを、レーザ加工ヘッドに装備したセンサで測定し、センサの検出距離が一定となるように、レーザ加工ヘッドを制御するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、この種のセンサによってノズルの先端からワークの表面までの距離を測定する場合、予め、実際のノズルギャップとセンサの出力の関係の整合をとるために、キャリブレーション(較正)を行っておく必要がある。
従来のキャリブレーション方法を以下に説明する。
まず、レーザ加工機には、レーザ加工ヘッドとキャリブレーション用の基準部材(以下「キャリブレーションプレート」という)とが備わっている。レーザ加工ヘッドは、鉛直方向をZ軸方向とするとき、ワークに対して上方からレーザビームを照射するノズルをZ軸方向に昇降自在に備える(一般には、レーザ加工ヘッドそのものがZ軸方向に昇降自在に備わっていることで、ノズルが昇降自在になっている)と共に、ノズルの先端とその下方に位置するワークとの間のギャップを検出するセンサを備えている。
また、キャリブレーションプレートは、センサのキャリブレーション時に、ノズルを下降させてノズルの先端を上面に接触させることで、接触した位置をZ軸方向の基準点(通常はゼロ点)として設定するためのものであり、上面がZ軸方向の定位置に位置するように保持固定されている。
図9〜図14は、従来のキャリブレーション動作の説明図である。
図9において、符号20で示すものはレーザ加工ヘッドのノズルであり、このノズル20はZ軸方向に昇降自在とされている。レーザ加工ヘッドのノズル20は、キャリブレーションプレートWAの上方に位置決めされており、キャリブレーションプレートWAは支持部材30に固定されている。
キャリブレーションを行う場合は、図9に示すように、レーザ加工ヘッドのノズル20を早送りで下降させ(矢印Aの動作)、ノズル20の先端とキャリブレーションプレートWAの上面との間のギャップGが適当な大きさになったところ(ノズル20の先端がキャリブレーションプレートWAの上面に近づいたところ)で、衝突回避のためノズル20の下降を一旦停止させる。
次に、図10に示すように、微小変位量h1刻みでノズル20を下降させ(矢印Bの動作)、ノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させる。
そして、図11に示すように、ノズル20の先端がキャリブレーションプレートWAの上面に接触してタッチ信号(ノズル20の先端がキャリブレーションプレートWAの上面に接触したことを電気的に検出する接触検出信号)が出力されたところで、ノズル20の下降を停止させる。
ノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させる下降動作に際しては、下降速度を大きくする(微小変位量h1の刻みを大きくする)と、ノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に早く接触させることができるが、接触時の衝撃が大きくなる。一方、下降速度を小さくする(微小変位量h1の刻みを小さくする)と、接触時の衝撃は小さくなるが、接触するまでの下降時間が多くかかる。
そこで、接触時の衝撃が過大にならないように、また、下降時間が過大にかからないように、ノズル20の下降速度を調整している。
しかし、それでも、固定されているキャリブレーションプレートWAに対して、下降するノズル20の先端を当てることになるので、接触した際に、衝撃が生じると共に、キャリブレーションプレートWAが固定された状態のまま少し下方へ撓む(図11中の矢印で示す撓みの方向を示す)。
従って、この段階では、撓んでいない時のキャリブレーションプレートWAの上面のZ軸方向の座標が正確には判らない。
そこで、図12に示すように、キャリブレーションプレートWAの撓みを解消するために一旦ノズル20を僅かな高さだけ上昇させ、その位置から今度は、先ほどの1回目の下降に際しての矢印Bで示した微小変位量h1の刻みよりも更に小さい微小変位量h2(h2は、h1の5分の1から10分の1くらいの値)の刻みでノズル20を下降させる(矢印Dで示す動作)。
そして、図13に示すように、ノズル20の先端がキャリブレーションプレートWAの上面に接触してタッチ信号(ノズル20の先端がキャリブレーションプレートWAの上面に接触したことを電気的に検出する接触検出信号)が出力されたところで、ノズル20の下降を停止させ、その時のノズル20のZ軸方向の座標を基準点(ゼロ点)として認識する。
その後は、図14に示すように、ノズル20を上昇させつつ、前記基準点を基準にして複数のZ軸方向におけるノズルの位置(例えば、3段階+最大遠点)とセンサの出力との相関関係を測定して、測定結果を図示しない制御装置に設定する(矢印Eで示す動作)。
特開平11−123573号公報
ところで、前述した従来のキャリブレーション方法では、図9に示すように、早送りでノズル20を下降させた後に、ノズル20がキャリブレーションプレートWAに近づいた位置で一旦ノズルの下降を停止させ、その位置から、図10に示すように、接触時の衝撃が大きくならないように微速でノズル20を下降させて、ノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させるようにしているので、キャリブレーション時間が長くかかってしまうという課題があった。また、1回目の下降で、ノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させた際に、衝撃によりノズル20やキャリブレーションプレートWAを損傷するおそれがあった。
本発明は、上記事情を考慮し、キャリブレーション用の基準部材にノズルの先端が接触する際の衝撃を吸収することにより、ノズル等の損傷の防止を図ると共に、キャリブレーションに要する時間の短縮を図ることができるレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法及びレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、鉛直方向をZ軸方向とするとき、ワークに対して上方からレーザビームを照射するノズルをZ軸方向に昇降自在に備えると共に、前記ノズルの先端とその下方に位置するワークとの間のギャップを検出するセンサを備えたレーザ加工ヘッドと、上面がZ軸方向の定位置に位置するように保持され、前記センサのキャリブレーション時に、前記ノズルを下降させてノズルの先端を前記上面に接触させることで、接触した位置をZ軸方向の基準点として設定するためのキャリブレーション用の基準部材と、を備えたレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、前記キャリブレーション用の基準部材を上下変位自在に設けると共に、前記キャリブレーション用の基準部材を該基準部材とは別に設けられた弾性部材により上方に向けて付勢し、この付勢力により前記キャリブレーション用の基準部材をストッパに押し当てることによって、前記キャリブレーション用の基準部材の上面をZ軸方向の前記定位置に保持し、キャリブレーション時に、(1)前記ノズルを第1の下降速度で下降させ、前記ノズルの先端を前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触させる工程と、(2)前記ノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、前記ノズルの下降を停止させる工程と、(3)前記ノズルの下降を停止させた後、前記接触検出信号が解除されるまで前記ノズルを上昇させる工程と、(4)前記接触検出信号が解除された段階で、前記第1の下降速度よりも小さな第2の下降速度で前記ノズルを下降させ、前記ノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に再接触したことを検出する接触検出信号が出力されたとき、前記ノズルの下降を停止させ、この停止位置をZ軸方向の基準点として設定する工程と、(5)前記基準点の設定後、前記ノズルを上昇させ、前記基準点を基準にして複数のZ軸方向における前記ノズルの位置と前記センサの出力との相関関係を設定する工程と、を順に行うことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、前記第1の下降速度を、少なくとも2段階に調整し、前記ノズルの先端が、前記キャリブレーション用の基準部材の上面に対し所定距離だけ近接した位置に到達するまでの第1区間は下降速度を大とし、前記ノズルの先端が、前記所定距離だけ近接した位置から前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触するまでの第2区間は前記第1区間よりも下降速度を小とすることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、前記(2)のノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、前記ノズルの下降を停止させる工程においては、前記弾性部材を撓ませることにより、前記キャリブレーション用の基準部材を所定量だけ押し下げたところで、前記ノズルの下降を停止させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1または2に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、前記(2)のノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、前記ノズルの下降を停止させる工程においては、前記接触検出信号が出力された時点で前記ノズルの下降を停止させることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、前記(4)の前記第2の下降速度にて前記ノズルを下降させ、前記キャリブレーション用の基準部材の上面に前記ノズルの先端を再接触させるときの前記ノズルの下降は、予め設定された微小変位量刻みで行うことを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、前記弾性部材が、導電性材料で作成された圧縮コイルバネよりなり、前記キャリブレーション用の基準部材の下側に、該基準部材と導通した状態で配置されていることを特徴とする。
請求項7の発明は、鉛直方向をZ軸方向とするとき、ワークに対して上方からレーザビームを照射するノズルをZ軸方向に昇降自在に備えると共に、前記ノズルの先端とその下方に位置するワークとの間のギャップを検出するセンサを備えたレーザ加工ヘッドと、上面がZ軸方向の定位置に位置するように保持され、前記センサのキャリブレーション時に、前記ノズルを下降させてノズルの先端を前記上面に接触させることで、接触した位置をZ軸方向の基準点として設定するためのキャリブレーション用の基準部材と、を備えたレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置であって、前記キャリブレーション用の基準部材を上下変位自在に設けると共に、前記キャリブレーション用の基準部材を該基準部材とは別に設けられた弾性部材により上方に向けて付勢し、この付勢力により前記キャリブレーション用の基準部材をストッパに押し当てることによって、前記キャリブレーション用の基準部材の上面をZ軸方向の前記定位置に保持することを特徴とする。
請求項8の発明は、鉛直方向をZ軸方向とするとき、ワークに対して上方からレーザビームを照射するノズルをZ軸方向に昇降自在に備えると共に、前記ノズルの先端とその下方に位置するワークとの間のギャップを検出するセンサを備えたレーザ加工ヘッドと、上面がZ軸方向の定位置に位置するように保持され、前記センサのキャリブレーション時に、前記ノズルを下降させてノズルの先端を前記上面に接触させることで、接触した位置をZ軸方向の基準点として設定するためのキャリブレーション用の基準部材と、を備えたレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置であって、前記キャリブレーション用の基準部材を上下変位自在に設けると共に、前記キャリブレーション用の基準部材を該基準部材とは別に設けられた弾性部材により上方に向けて付勢し、この付勢力により前記キャリブレーション用の基準部材をストッパに押し当てることによって、前記キャリブレーション用の基準部材の上面をZ軸方向の前記定位置に保持し、かつ、キャリブレーション時に、(1)前記ノズルを第1の下降速度で下降させ、前記ノズルの先端を前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触させる工程と、(2)前記ノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、前記ノズルの下降を停止させる工程と、(3)前記ノズルの下降を停止させた後、前記接触検出信号が解除されるまで前記ノズルを上昇させる工程と、(4)前記接触検出信号が解除された段階で、前記第1の下降速度よりも小さな第2の下降速度で前記ノズルを下降させ、前記ノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に再接触したことを検出する接触検出信号が出力されたとき、前記ノズルの下降を停止させ、この停止位置をZ軸方向の基準点として設定する工程と、(5)前記基準点の設定後、前記ノズルを上昇させ、前記基準点を基準にして複数のZ軸方向における前記ノズルの位置と前記センサの出力との相関関係を設定する工程と、を順に行うキャリブレーション制御手段を備えることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7又は8に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置であって、前記弾性部材が、導電性材料で作成された圧縮コイルバネよりなり、前記キャリブレーション用の基準部材の下側に、該基準部材と導通した状態で配置されていることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、1回目にノズルを下降させてノズルの先端をキャリブレーション用の基準部材の上面に接触させた際に、キャリブレーション用の基準部材を付勢している弾性部材が撓むことで、接触時の衝撃を吸収することができる。従って、ノズルやキャリブレーション用の基準部材に、衝撃による損傷を与えるおそれがない。また、キャリブレーション用の基準部材側に衝撃吸収作用があるため、衝撃の心配をすることなく、最初にノズルを下降させてノズルの先端をキャリブレーション用の基準部材の上面に接触させる際のノズルの下降速度を大きく設定することができ、途中で敢えて衝撃を避けるために微速に落とす必要がなくなる。従って、キャリブレーション時間の短縮を図ることができる。
請求項2の発明によれば、1回目にノズルを下降させてノズルの先端をキャリブレーション用の基準部材の上面に接触させるまでの下降速度(第1の下降速度)を、少なくとも2段階に調整し、最初の段階は速度大で下降させ、次に、キャリブレーション用の基準部材に近づいた段階で速度小で下降させるので、最初の段階の速度をかなりの高速に設定することができ、それだけキャリブレーション時間の短縮を図ることができる。
請求項3の発明によれば、弾性部材を撓ませることにより、キャリブレーション用の基準部材を所定量だけ押し下げたところでノズルの下降を停止させるので、確実な接触状態をノズルの変位量によって確認してから、ノズルの上昇に転じることができる。
請求項4の発明によれば、接触検出信号が出力された時点でノズルの下降を停止させるので、弾性部材を過大に撓ませることなく、ノズルの上昇に転じることができ、無駄時間を減らすことができる。
請求項5の発明によれば、最終的にノズルの先端をキャリブレーション用の基準部材の上面に接触させて、この接触位置を基準点として設定する際のノズルの下降を、予め設定された微小変位量刻みで行うので、接触位置を精度良く基準点として設定することができる。
請求項6の発明によれば、キャリブレーション用の基準部材を付勢する弾性部材として導電性材料で作成された圧縮コイルバネを使用しており、この圧縮コイルバネをキャリブレーション用の基準部材の下側に該基準部材と導通した状態で配置しているので、簡単な構成でキャリブレーション時間の短縮が図れる。また、キャリブレーション用の基準部材を容易にグランドに導通させることができる。
請求項7及び8の発明によれば、請求項1の発明のキャリブレーション方法を制御手段によって自動で行うことができる。
請求項9の発明によれば、キャリブレーション用の基準部材を付勢する弾性部材として導電性材料で作成された圧縮コイルバネを使用しており、この圧縮コイルバネをキャリブレーション用の基準部材の下側に該基準部材と導通した状態で配置しているので、簡単な構成でキャリブレーション時間の短縮が図れる。また、キャリブレーション用の基準部材を容易にグランドに導通させることができる。
本発明の実施形態のキャリブレーション方法の工程を説明するための側面図である。 図1の次の工程を説明するための側面図である。 図2の次の工程を説明するための側面図である。 図3の次の工程を説明するための側面図である。 図4の次の工程を説明するための側面図である。 本発明の実施形態のキャリブレーション方法を実施するためのレーザ加工機の側面図である。 図6のレーザ加工機の平面図である。 図6のレーザ加工機のレーザ加工ヘッド周辺の構成を示す側面図である。 従来のキャリブレーション方法の工程を説明するための側面図である。 図9の次の工程を説明するための側面図である。 図10の次の工程を説明するための側面図である。 図11の次の工程を説明するための側面図である。 図12の次の工程を説明するための側面図である。 図13の次の工程を説明するための側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1〜図5は実施形態のキャリブレーション方法の工程を説明するための側面図、図6及び図7はそのキャリブレーション方法を実施するためのレーザ加工機の側面図及び平面図、図8は同レーザ加工機のレーザ加工ヘッド周辺の構成を示す側面図である。
図6及び図7に示すように、水平面内で互いに直交する方向をX軸方向及びY軸方向、X軸方向及びY軸方向に垂直な鉛直方向をZ軸方向とするとき、板材加工機としてのこのレーザ加工機は、ワークWを載置する加工テーブル1の上方に、X、Y、Z空間内の任意の位置に移動位置決め自在のレーザ加工ヘッド2を備えている。
加工テーブル1の四隅には支柱3が立設され、その上方には矩形のフレーム4が装架され、フレーム4には、レーザ加工ヘッド2を3次元空間内で移動させるためのサーボ機構が設けられている。
即ち、フレーム4には、X軸方向に移動自在のX軸キャリッジ5が設けられ、両X軸キャリッジ5間には、例えば、ボールネジの駆動によりY軸方向に移動自在とされるY軸キャリッジ6を備えた移動フレームが設けられ、Y軸キャリッジ6には、レーザ加工ヘッド2を上下方向(Z軸方向)に昇降させるZ軸駆動機構が内蔵されている。
フレーム4の一側にはレーザ発振器7が配置され、ここで発生されたレーザビームは適宜の伝送手段を介してレーザ加工ヘッド2の先端方向(鉛直方向下方)に導かれる。レーザビームは、レーザ加工ヘッド2の内部に設けられた焦光レンズで集光され、ワークW上に焦点を結ぶ。これにより、ワークWを所望の形状に切断するなどのレーザ加工が行なわれる。また、レーザ発振器7の近傍には、NC装置8が配置され、強電盤9を介して加工機側と接続されている。
加工テーブル1上の所定位置には、導電材料で構成され、上面が一定高さになるように保持されたキャリブレーションプレート(キャリブレーション用の基準部材)WAが設置されている。
次にキャリブレーション装置について説明する。
図8に示すように、レーザ加工ヘッド2の先端部には、ワークWに対して上方からレーザビームを照射するノズル20が設けられている。このノズル20の上部には、センサコーン21を経由してケーブル等によりセンサコントローラ22と接続されている。当該ノズル20からその下方に位置するワークWまでのギャップ(「ノズルギャップ」ともいう)Gを、静電容量等の電気特性との相関関係に基づいて検出するセンサS(ノズル20とセンサコーン21で構成)が設けられている。このセンサSは、センサコントローラ22を介して制御装置(キャリブレーション制御手段)23に電気的に接続されている。なお、センサSは、静電容量や渦電流や作動トランス等の電気特性を利用したセンサであればよく、特にそのタイプについては限定されない。
また、レーザ加工ヘッド2は、レーザ加工機の本体に上下方向に延伸されたボールねじ25に螺合されており、このボールねじ25がモータ26(Z軸駆動装置)により回転駆動されて昇降自在に設けられている。モータ26の回転軸には、レーザ加工ヘッド2の上下方向の移動量変化を検出してレーザ加工ヘッド2の上下方向の位置を測定するためにエンコーダ27等の加工ヘッド移動量検出装置が設けられており、この加工ヘッド移動量検出装置は制御装置23に電気的に接続されている。
制御装置23は、センサコントローラ22を介してセンサSからの検出信号とエンコーダ27によるレーザ加工ヘッド2の移動量の検出データに基づいて、ノズルギャップGの制御を行う。例えば、センサSが静電容量式センサである場合は、ワークWとノズル20との距離が変化するとセンサSの静電容量が変化し、この静電容量は電圧等の電気特性値の変化に変換される。ノズルギャップGの制御が行われるためには、ノズルギャップGと電圧の相関関係を明らかにするためのキャリブレーションが必要である。このキャリブレーションは、通常、ギャップGの大きさ毎の電圧値を測定して、ノズルギャップGと電圧との正常な相関関係を求める。その基準として、最初にノズル20の先端のZ軸方向におけるゼロ点の検出が行われる。キャリブレーションプレートWAは、キャリブレーション時のゼロ点検出に用いられる。
このキャリブレーション装置においては、キャリブレーションプレートWAの上面がZ軸方向の定位置に位置するように保持されており、センサSのキャリブレーション時に、ノズル20を下降させてノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させることで、接触した位置をZ軸方向の基準点(ゼロ点)として設定する。
キャリブレーションプレートWAは、キャリブレーションの基準となる導電性材料よりなる部材であり、ここでは、図1に示すように、上下変位自在に設けられている。そして、このキャリブレーションプレートWAは、それとは別にその下側に設けられた導電材料製の圧縮コイルバネ(弾性部材)40により上方に向けて付勢され、この付勢力によりキャリブレーションプレートWAがストッパ35に押し当てられており、これにより、キャリブレーションプレートWAの上面がZ軸方向の定位置に保持されている。
次に、制御装置23によって自動的に実行されるキャリブレーション方法について、図1〜図5を用いて説明する。キャリブレーションは次の工程順に行われる。
(1)図1に示す工程。まず、制御装置23は、ノズル20を第1の下降速度(早送り速度)で下降させ、ノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させる(矢印Aの動作)。
(2)図2に示す工程。次に、ノズル20の先端がキャリブレーションプレートWAの上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力(タッチ信号がON)された時点で、あるいは、圧縮コイルバネ40を撓ませることにより、キャリブレーションプレートWAを所定量だけ押し下げたところで、ノズル20の下降を停止させる。
(3)図3に示す工程。次に、ノズル20の下降を停止させた後、接触検出信号が解除(タッチ信号がOFF)されるまでノズル20を上昇させる(矢印Bの動作)。このときの上昇速度は高速に設定することができる。
(4)図4に示す工程。次に、接触検出信号が解除(タッチ信号がOFF)された段階で、第1の下降速度よりも小さな第2の下降速度(微速)でノズル20を下降させ(矢印Cの動作)、ノズル20の先端がキャリブレーションプレートWAの上面に再接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、ノズル20の下降を停止させ、この停止位置をZ軸方向の基準点(ノズル20のゼロ点)として設定する。この第2の下降速度にてノズル20を下降させ、キャリブレーションプレートWAの上面にノズル20の先端を接触させるときのノズル20の下降は、予め設定された微小変位量h2刻みで行う。
(5)図5に示す工程。次に、基準点の設定後、ノズル20を上昇させ、基準点を基準にして複数(例えば3段階)のZ軸方向におけるノズル20の位置とセンサSの出力との相関関係を設定する(矢印Dの動作)。
このように、キャリブレーションを実施することにより、図2に示すように、1回目にノズル20を下降させてノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させた際に、キャリブレーションプレートWAを上方に付勢している圧縮コイルバネ40が撓むことで、接触時の衝撃を吸収することができる。従って、ノズル20やキャリブレーションプレートに、衝撃による損傷を与えるおそれがない。また、キャリブレーションプレートWA側に衝撃吸収作用があるため、衝撃の心配をすることなく、最初にノズル20を下降させてノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させる際のノズル20の下降速度(第1の下降速度)を大きく設定することができ、途中で敢えて衝撃を避けるために微速に落とす必要がなくなる。その結果、キャリブレーション時間の短縮を図ることができる。
特に、最終的にノズル20の先端をキャリブレーションプレートWAの上面に接触させて、この接触位置を基準点として設定する際のノズル20の下降(第2の下降速度での下降)を、予め設定された微小変位量h2刻みで行うので、接触位置を精度良く基準点として設定することができる。
また、キャリブレーションプレートWAを付勢する弾性部材として、導電性材料で作成された圧縮コイルバネ40を使用しており、この圧縮コイルバネ40をキャリブレーションプレートWAの下側に該プレートWAと導通した状態で配置しているので、簡単な構成でキャリブレーション時間の短縮が図れる。また、キャリブレーションプレートWAを容易にグランドに導通させることができる。
また、前記(2)の工程において、接触検出信号が出力された時点でノズル20の下降を停止させるようにした場合は、圧縮コイルバネ40を過大に撓ませることなく、ノズル20の上昇に転じることができ、無駄時間を減らすことができる。
また、前記(2)の工程において、圧縮コイルバネ40を撓ませることにより、キャリブレーションプレートWAを所定量だけ押し下げたところでノズル20の下降を停止させるようにした場合は、確実な接触状態をノズル20の変位量によって確認してから、ノズル20の上昇に転じることができる。
なお、前記最初にノズル20を下降させるときの下降速度である第1の下降速度を、少なくとも2段階に調整し、ノズル20の先端が、キャリブレーションプレートWAの上面に対し所定距離だけ近接した位置に到達するまでの第1区間は下降速度を大とし、ノズル20の先端が、所定距離だけ近接した位置からキャリブレーションプレートWAの上面に接触するまでの第2区間は第1区間よりも下降速度を小とするように調整すれば、最初の段階の速度をかなりの高速に設定することができ、それだけキャリブレーション時間の短縮を図ることができる。
また、前記実施形態では、キャリブレーションプレートWAの下側に弾性部材として圧縮コイルバネ40を配置した場合を示したが、その他の種類のバネやショックアブソーバなどの弾性部材を使用することも可能である。但し、キャリブレーションプレートWAをグランドと導通させるため、設置する弾性部材は導体であることが必要である。
さらに、前記実施形態では、キャリブレーション用の基準部材として、キャリブレーションプレートを挙げたが、必ずしもプレート状の部材でなくてもよく、上面が基準面として使用できるものであればよい。
2 レーザ加工ヘッド
20 ノズル
23 制御装置(キャリブレーション制御手段)
35 ストッパ
40 圧縮コイルバネ(弾性部材)
S センサ
W ワーク
WA キャリブレーションプレート(キャリブレーション用の基準部材)
G ギャップ(ノズルギャップ)

Claims (9)

  1. 鉛直方向をZ軸方向とするとき、ワークに対して上方からレーザビームを照射するノズルをZ軸方向に昇降自在に備えると共に、前記ノズルの先端とその下方に位置するワークとの間のギャップを検出するセンサを備えたレーザ加工ヘッドと、
    上面がZ軸方向の定位置に位置するように保持され、前記センサのキャリブレーション時に、前記ノズルを下降させてノズルの先端を前記上面に接触させることで、接触した位置をZ軸方向の基準点として設定するためのキャリブレーション用の基準部材と、
    を備えたレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、
    前記キャリブレーション用の基準部材を上下変位自在に設けると共に、前記キャリブレーション用の基準部材を該基準部材とは別に設けられた弾性部材により上方に向けて付勢し、この付勢力により前記キャリブレーション用の基準部材をストッパに押し当てることによって、前記キャリブレーション用の基準部材の上面をZ軸方向の前記定位置に保持し、
    キャリブレーション時に、
    (1)前記ノズルを第1の下降速度で下降させ、前記ノズルの先端を前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触させる工程と、
    (2)前記ノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、前記ノズルの下降を停止させる工程と、
    (3)前記ノズルの下降を停止させた後、前記接触検出信号が解除されるまで前記ノズルを上昇させる工程と、
    (4)前記接触検出信号が解除された段階で、前記第1の下降速度よりも小さな第2の下降速度で前記ノズルを下降させ、前記ノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に再接触したことを検出する接触検出信号が出力されたとき、前記ノズルの下降を停止させ、この停止位置をZ軸方向の基準点として設定する工程と、
    (5)前記基準点の設定後、前記ノズルを上昇させ、前記基準点を基準にして複数のZ軸方向における前記ノズルの位置と前記センサの出力との相関関係を設定する工程と、
    を順に行うことを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法。
  2. 請求項1に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、
    前記第1の下降速度を、少なくとも2段階に調整し、
    前記ノズルの先端が、前記キャリブレーション用の基準部材の上面に対し所定距離だけ近接した位置に到達するまでの第1区間は下降速度を大とし、
    前記ノズルの先端が、前記所定距離だけ近接した位置から前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触するまでの第2区間は前記第1区間よりも下降速度を小とすることを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法。
  3. 請求項1または2に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、
    前記(2)のノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、前記ノズルの下降を停止させる工程においては、前記弾性部材を撓ませることにより、前記キャリブレーション用の基準部材を所定量だけ押し下げたところで、前記ノズルの下降を停止させることを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法。
  4. 請求項1または2に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、
    前記(2)のノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、前記ノズルの下降を停止させる工程においては、前記接触検出信号が出力された時点で前記ノズルの下降を停止させることを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、
    前記(4)の前記第2の下降速度にて前記ノズルを下降させ、前記キャリブレーション用の基準部材の上面に前記ノズルの先端を再接触させるときの前記ノズルの下降は、予め設定された微小変位量刻みで行うことを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法であって、
    前記弾性部材が、導電性材料で作成された圧縮コイルバネよりなり、前記キャリブレーション用の基準部材の下側に、該基準部材と導通した状態で配置されていることを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション方法。
  7. 鉛直方向をZ軸方向とするとき、ワークに対して上方からレーザビームを照射するノズルをZ軸方向に昇降自在に備えると共に、前記ノズルの先端とその下方に位置するワークとの間のギャップを検出するセンサを備えたレーザ加工ヘッドと、
    上面がZ軸方向の定位置に位置するように保持され、前記センサのキャリブレーション時に、前記ノズルを下降させてノズルの先端を前記上面に接触させることで、接触した位置をZ軸方向の基準点として設定するためのキャリブレーション用の基準部材と、
    を備えたレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置であって、
    前記キャリブレーション用の基準部材を上下変位自在に設けると共に、前記キャリブレーション用の基準部材を該基準部材とは別に設けられた弾性部材により上方に向けて付勢し、この付勢力により前記キャリブレーション用の基準部材をストッパに押し当てることによって、前記キャリブレーション用の基準部材の上面をZ軸方向の前記定位置に保持することを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置。
  8. 鉛直方向をZ軸方向とするとき、ワークに対して上方からレーザビームを照射するノズルをZ軸方向に昇降自在に備えると共に、前記ノズルの先端とその下方に位置するワークとの間のギャップを検出するセンサを備えたレーザ加工ヘッドと、
    上面がZ軸方向の定位置に位置するように保持され、前記センサのキャリブレーション時に、前記ノズルを下降させてノズルの先端を前記上面に接触させることで、接触した位置をZ軸方向の基準点として設定するためのキャリブレーション用の基準部材と、
    を備えたレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置であって、
    前記キャリブレーション用の基準部材を上下変位自在に設けると共に、前記キャリブレーション用の基準部材を該基準部材とは別に設けられた弾性部材により上方に向けて付勢し、この付勢力により前記キャリブレーション用の基準部材をストッパに押し当てることによって、前記キャリブレーション用の基準部材の上面をZ軸方向の前記定位置に保持し、
    かつ、キャリブレーション時に、
    (1)前記ノズルを第1の下降速度で下降させ、前記ノズルの先端を前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触させる工程と、
    (2)前記ノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に接触したことを検出する接触検出信号が出力された段階で、前記ノズルの下降を停止させる工程と、
    (3)前記ノズルの下降を停止させた後、前記接触検出信号が解除されるまで前記ノズルを上昇させる工程と、
    (4)前記接触検出信号が解除された段階で、前記第1の下降速度よりも小さな第2の下降速度で前記ノズルを下降させ、前記ノズルの先端が前記キャリブレーション用の基準部材の上面に再接触したことを検出する接触検出信号が出力されたとき、前記ノズルの下降を停止させ、この停止位置をZ軸方向の基準点として設定する工程と、
    (5)前記基準点の設定後、前記ノズルを上昇させ、前記基準点を基準にして複数のZ軸方向における前記ノズルの位置と前記センサの出力との相関関係を設定する工程と、
    を順に行うキャリブレーション制御手段を備えることを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置。
  9. 請求項7又は8に記載のレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置であって、
    前記弾性部材が、導電性材料で作成された圧縮コイルバネよりなり、前記キャリブレーション用の基準部材の下側に、該基準部材と導通した状態で配置されていることを特徴とするレーザ加工機におけるセンサのキャリブレーション装置。
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