JP2017000530A - 電気刺激装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザーに不快感を与えにくい電気刺激装置を提供する。
【解決手段】電気刺激装置は、複数の電極ブロックと、複数の電極ブロックの電気刺激レベルを個別に調整する出力制御部と、出力制御部に電気刺激レベルを入力する操作器コントローラとを備える。出力制御部は、操作器コントローラによって入力された複数の電気刺激レベルのうち最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルとを比較し、最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルのいずれかとの差が所定の差よりも大きい場合に、所定の差よりも大きいと判定した電気刺激レベルが小さくなるように修正する。
【選択図】図6

Description

本発明は電気刺激装置に関する。
筋力を向上させる手段として、健康な成人は積極的にウォーキング、ランニング、スポーツジム等で体力トレーニングを行なう人が多い。しかし、このような人達でも、忙しい毎日を送る中で体力トレーニングする時間をわざわざとることが難しい。
そこで近年、筋力を向上させる有効な方法として電気的筋肉刺激(Electrical Muscle Stimulation:EMS)が注目されている。電気的筋肉刺激は、筋肉を電気的に刺激することにより、筋肉が収縮することを利用して筋肉を鍛えるという技術である。この技術を利用した電気刺激装置が一般的に普及している。
従来この種の電気刺激装置は、1つまたは複数の電極ブロック、および、各電極ブロックの電気刺激レベルをそれぞれ個別に調整できる出力調整手段を備えている(例えば、特許文献1)。
国際公開第2009/001858号
一方、上記電気刺激装置によれば、例えば2つの電極ブロックを備える場合において、一方の電極ブロックの装着が悪く、皮膚と電極ブロックとの間の電気的な接触抵抗が大きくなることがある。そのような場合、出力調整手段による各電極ブロックの電気刺激レベルの設定時に、一方の電極ブロックのみの電気刺激レベルを大きく設定してしまう可能性がある。
このため、電気刺激を開始後に、ユーザーが四肢を動かすことで電極ブロックの装着が良くなり大きかった接触抵抗が小さくなると、ユーザーに大きな電流がいきなり出力されてしまい、ユーザーに不快感を与えてしまうという課題があった。なお、ここでは2つの電極ブロックを備える電気刺激装置を例にその課題について検討しているが、3つ以上の電極ブロックを備える電気刺激装置においても同様の課題が生じると考えられる。
本発明の目的はユーザーに不快感を与えにくい電気刺激装置を提供することである。
本発明に従う電気刺激装置の一形態は、複数の電気刺激出力手段と、前記複数の電気刺激出力手段の電気刺激レベルを個別に調整する出力調整手段と、前記出力調整手段に前記電気刺激レベルを入力する入力手段とを備え、前記出力調整手段は、前記入力手段によって入力された複数の電気刺激レベルのうち最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルとを比較し、最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルのいずれかとの差が所定の差よりも大きい場合に、前記所定の差よりも大きいと判定した電気刺激レベルが小さくなるように修正する。
上記電気刺激装置はユーザーに不快感を与えにくい。
は実施の形態1の電気刺激装置の正面図である。 は図1の左サポータの内面を示す展開図である。 は図1の右サポータの内面を示す展開図である。 は図1の操作器コントローラの正面図である。 は出力制御部のブロック図である。 は図1の電気刺激装置が実行する制御のフローチャートである。 は実施の形態2の電気刺激装置が実行する制御のフローチャートである。
(電気刺激装置が取り得る形態の一例)
〔1〕本発明に従う電気刺激装置の一形態は、複数の電気刺激出力手段と、前記複数の電気刺激出力手段の電気刺激レベルを個別に調整する出力調整手段と、前記出力調整手段に前記電気刺激レベルを入力する入力手段とを備え、前記出力調整手段は、前記入力手段によって入力された複数の電気刺激レベルのうち最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルとを比較し、最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルのいずれかとの差が所定の差よりも大きい場合に、前記所定の差よりも大きいと判定した電気刺激レベルが小さくなるように修正する。
上記電気刺激装置によれば、複数の電気刺激出力手段の電気刺激出力レベルのうち、最小の電気刺激レベルとの差が大きい電気刺激レベルが最小の電気刺激レベルに近づけられる。このため、上記電気刺激装置を使用するユーザーの皮膚と電気刺激出力手段との間の電気的な接触抵抗が突然小さくなったとしても、大きな電流がユーザーに印加されることがなく、ユーザーに不快感を与えにくい。
〔2〕前記電気刺激装置の一例によれば、前記出力調整手段は、人の体の左右対称の位置に装着される前記電気刺激出力手段どうしの電気刺激レベルを比較する。
上記電気刺激装置によれば、体の部位により筋肉のつき方に偏りがある人であっても、確実に装着不良を判定することができる。
〔3〕前記電気刺激装置の一例によれば、前記入力手段により入力された入力値の異常を報知する報知手段をさらに備え、前記出力調整手段は、前記入力手段によって入力された複数の電気刺激レベルのうち最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルとを比較し、最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルのいずれかとの差が所定の差よりも大きい場合に前記報知手段に報知させる。
上記電気刺激装置を使用するユーザーは、複数の電気刺激出力手段の電気刺激レベルの差が大きいことを報知手段により確認することができる。すなわち、ユーザーの皮膚と電気刺激出力手段との間の電気的な接触抵抗が大きくなっている部分がユーザーに予め報知される。このため、ユーザーが安心して上記電気刺激装置を使用することができる。
(実施の形態1)
図1は電気刺激装置1の使用状態の一例を示す。電気刺激装置1は、ユーザーの下半身に装着され、左右の大腿の筋肉を電気的に刺激するものである。
電気刺激装置1は、左大腿に装着する左サポータ10、右大腿に装着する右サポータ20、腰に装着するパンツ状のスパッツ30、および、ハーネス60で電気的に接続された操作器コントローラ40を備える。左サポータ10、右サポータ20、および、スパッツ30は縫製品から構成されている。左サポータ10はスパッツ30の下方の左大腿に装着される装具であり、右サポータ20はスパッツ30の下方の右大腿に装着される装具である。
図2は展開された状態の左サポータ10の内面を示す。なお、左サポータ10の内面はユーザーの左大腿の皮膚と接触する面である。
左サポータ10は、縫製品から構成された略長方形状で平面状の装具であり、左大腿に巻きつけて使用する。左サポータ10の内面には、その長手方向における一方の端部に面ファスナーのフック15が設けられている。一方、左サポータ10の外面には、その長手方向における他方の端部に面ファスナーのループ(図示略)が設けられている。
電気刺激装置1(図1参照)は、左サポータ10の内面に取り付けられ、左大腿に電気刺激を与える電気刺激出力手段である第1の電極ブロック11および第2の電極ブロック12をさらに備える。第1の電極ブロック11および第2の電極ブロック12は、左サポータ10の長手方向に沿って並べられている。左サポータ10が左大腿に装着された場合、第1の電極ブロック11は左大腿の前側に配置され、第2の電極ブロック12は左大腿の後側に配置される。
第1の電極ブロック11は、左サポータ10の短手方向に並べられ、左大腿の前側に電気刺激を与える一対の電極パッド11A,11Bを備える。第2の電極ブロック12は、左サポータ10の長手方向に並べられ、左大腿の後側に電気刺激を与える一対の電極パッド12A,12Bを備える。各電極パッド11A,11B,12A,12Bは、電気刺激を出力する一対の電極13、および、左大腿の皮膚との電気的な接触を向上させる導電ゲル14を備える。導電ゲル14は粘着性を有する。
ハーネス60は、第1の電極ブロック11と操作器コントローラ40(図1参照)とを電気的に接続する第1のハーネス61、および、第1の電極ブロック11と第2の電極ブロック12とを電気的に接続する第2のハーネス62を含む。第1のハーネス61は電源の電力を第1の電極ブロック11に供給する。第2のハーネス62は第1の電極ブロック11から第2の電極ブロック12に電力を供給する。
左サポータ10は第2のハーネス62を収容する収容部16をさらに備える。収容部16は例えば左サポータ10の短手方向における縁に配置され、左サポータ10の長手方向に沿って形成されている。
図3は展開された状態の右サポータ20の内面を示す。なお、右サポータ20の内面はユーザーの右大腿の皮膚と接触する面である。
右サポータ20は図2に示される左サポータ10と実質的に同じ構成を備え、左右対称の関係を有する。右サポータ20の説明は、左サポータ10と共通する構成の説明の一部または全部を省略している。
右サポータ20の内面には、その長手方向における一方の端部に面ファスナーのフック25が設けられている。一方、右サポータ20の外面には、その長手方向における他方の端部に面ファスナーのループ(図示略)が設けられている。
電気刺激装置1(図1参照)は、右サポータ20の内面に取り付けられ、右大腿に電気刺激を与える電気刺激出力手段である第1の電極ブロック21および第2の電極ブロック22をさらに備える。各第1の電極ブロック11,21は例えば人の体の左右対称の位置に装着される。各第2の電極ブロック12,22は例えば人の体の左右対称の位置に装着される。
第1の電極ブロック21は、右サポータ20の短手方向に並べられ、右大腿の前側に電気刺激を与える一対の電極パッド21A,21Bを備える。第2の電極ブロック22は、右サポータ20の長手方向に並べられ、右大腿の後側に電気刺激を与える一対の電極パッド22A,21Bを備える。各電極パッド21A,21B,22A,22Bは、電気刺激を出力する一対の電極23、および、右大腿の皮膚との電気的な接触を向上させる導電ゲル24を備える。
ハーネス60は、第1の電極ブロック21と第2の電極ブロック22とを電気的に接続する第3のハーネス63をさらに含む。第3のハーネス63は第1の電極ブロック21から第2の電極ブロック22に電力を供給する。また、第1のハーネス61はさらに、第1の電極ブロック21と操作器コントローラ(図1参照)とを電気的に接続している。なお、右サポータ20は第3のハーネス63を収容する収容部26をさらに備える。
図4は操作器コントローラ40の正面を示す。操作器コントローラ40は表示機能、操作機能、および、出力機能を担っており、報知手段である表示部41、入力手段である操作部42、および、出力調整手段である出力制御部50(図5参照)を備える。表示部41は例えば操作部42により入力された入力値の異常を報知する役割を持つ。表示部41の一例はドットマトリクス液晶である。出力制御部50は操作器コントローラ40の内部に設けられる。
操作部42は複数のスイッチ(SW)を備える。複数のスイッチは、電気刺激装置1(図1参照)を設定モードと動作モードとの間を遷移させるスタートストップSW43、設定モード時に各電極ブロック11,12,21,22の電気刺激レベルを増加させる上SW44、電気刺激レベルを低下させる下SW45、および、電気刺激レベルを決定する決定SW46等を含む。各SW43〜46は例えば表示部41の下側に配置される。複数のスイッチはさらに、電気刺激装置1の電源のオンおよびオフを切り替えるための電源SW47を含む。電源SW47は例えば操作器コントローラ40の右側面上側に配置される。
図5は出力制御部50の電気的な接続関係を示す。出力制御部50は、各種の信号を処理するマイクロコンピュータ(以下では「マイコン51」)、各電極ブロック11,12,21,22への出力電圧を調整する電圧調整ブロック52、および、電圧調整ブロック52により調整された電圧を各電極ブロック11,12,21,22に出力する電流出力ブロック53を備える。出力制御部50はさらに、表示部41(図4参照)に信号を出力する表示ブロック54、操作部42(図4参照)の各SW43〜47に接続されたスイッチブロック55、および、マイコン51からの信号によりブザー音を発生させるブザーブロック56を備える。マイコン51には、電圧調整ブロック52、表示ブロック54、および、スイッチブロック55等が接続されている。
これによって、操作部42の各SW43〜47で、ユーザーが電気刺激レベルを設定すると、スイッチブロック55の信号をマイコン51が受け取る。マイコン51がスイッチブロック55から信号を受けると、各電極ブロック11,12,21,22の電圧が電圧調整ブロック52で設定された電気刺激レベルに応じた電圧に調整されるようになっている。また、電気刺激レベルをユーザーが把握することができるように、表示ブロック54およびブザーブロック56にマイコン51から信号を送ることができる。このため、例えば表示部41に電気刺激レベルが表示される。
出力制御部50はさらに、電圧調整ブロック52と接続され、電圧調整ブロック52から出力される電気刺激レベルに応じた出力値を検出する異常電圧検知ブロック57を備える。出力制御部50は、異常電圧検知ブロック57により予めマイコン51のメモリに記憶された閾値を超えた出力が検出された場合に異常と判定して機器を停止させる。
出力制御部50はさらに、電流出力ブロック53と接続され、電流出力ブロック53が出力する電流値を検出する異常電流検知ブロック58を備える。出力制御部50は、異常電流検知ブロック58により予めマイコン51のメモリに記憶された閾値を超えた電流が検出された場合に異常と判定して機器を停止させる。
以上のように構成された電気刺激装置1について、以下その使用方法、動作、作用を説明する。
まず、ユーザーは、スパッツ30に両脚を通して履き、腰に装着する。その後、左サポータ10および右サポータ20を、それぞれ左大腿および右大腿に巻きつけて、面ファスナーで固定する。このとき、第1の電極ブロック11,21は、大腿前側の皮膚に、第2の電極ブロック12,22は、大腿後側の皮膚に、導電ゲル14,24が密着するように装着する。その後、操作器コントローラ40の電源SW47を操作することにより電源を投入する。
次に、各電極ブロック11,12,21,22の電気刺激レベルを順次設定する。これについて、図6のフローチャートを用いて具体的に説明する。
まず、ステップS101で、左サポータ10に取り付けられる第1の電極ブロック11の電気刺激レベルを設定する。ユーザーは、上SW44を押し電気刺激レベルを大きくするか、下SW45を押し電気刺激レベルを小さくするかして、希望の電気刺激レベルを選択する。そして、決定SW46を押すことで、選択した電気刺激レベルを決定する。
この操作の際には、ユーザーが各電極ブロック11,12,21,22のいずれの電極ブロックの電気刺激レベルを設定しているか、また、その電気刺激レベルの大きさを視覚的にも把握できるように、いずれの電極ブロックを設定中であるか、および、その電気刺激レベルの数値を表示部41に表示させる。また、ユーザーが選択した電気刺激レベルがどの程度の刺激であるかを体感できるように、選択中の電気刺激レベルに応じた出力電圧が、設定中の間、第1の電極ブロック11から出力されている。
次に、ステップS102で、左サポータ10に取り付けられる第2の電極ブロック12の電気刺激レベルを設定する。次に、ステップS103で、右サポータ20に取り付けられる第1の電極ブロック21の電気刺激レベルを設定する。次に、ステップS104で、右サポータ20に取り付けられる第2の電極ブロック22の電気刺激レベルを設定する。なお、ステップS102〜S104の動作内容は、ステップS101と実質的に同じである。
ステップS104の後、決定SW46を押すと、全ての電極ブロック11,12,21,22の電気刺激レベルが決定される。その後、スタートストップSW43を押下すると、ステップS105に移行する。ステップS105では、各電極ブロック11,12,21,22の電気刺激レベルの設定値のうち、最小の設定値Lminを抽出する。
ステップS106では、マイコン51が、各電極ブロック11,12,21,22の電気刺激レベルの設定値のうち、最小の設定値Lmin以外の設定値L1,L2,L3のそれぞれを最小の設定値Lminで除した値(L1/Lmin、L2/Lmin、L3/Lmin)と、予めマイコン51のメモリに記憶された所定値L0とを比較する。
ステップS106において、L1/Lmin、L2/Lmin、および、L3/Lminのいずれかが所定値L0より大きい、すなわち、最小の設定値Lminとそれ以外の設定値L1,L2,L3のいずれかとの差が所定の差よりも大きいとマイコン51により判定された場合は、ステップS107に移行する。
ステップS107ではマイコン51が、ステップS106において所定の差よりも大きいと判定された設定値が小さくなるように修正する。具体的には、例えばステップS106において所定の差よりも大きいと判定された設定値を、最小の設定値Lminに予めマイコン51のメモリに記憶された所定値ΔLを掛けた値(Lmin×ΔL)に修正する。なお、ΔLは正の値であって、L0以下の値である。また、ステップS106において所定の差よりも大きいと判定された設定値は、設定値L1,L2,L3のうちの少なくとも1つである。その後、ステップS108に移行する。
ステップS108では、電気刺激レベルの差が大きいことを、表示部41に表示してユーザーに報知したり、ブザーブロック56を用いてブザー音によってユーザーに報知したりする。その後、ステップS109に移行する。
一方、ステップS106では、L1/Lmin、L2/Lmin、および、L3/Lminのそれぞれが所定値L0以下、すなわち、最小の設定値Lminとそれ以外の設定値L1,L2,L3のいずれかとの差が所定の差以下であるとマイコン51により判定された場合は、ステップS109に移行する。
ステップS109では、スイッチブロック55からの入力待ち状態となる。ステップS109で、スタートストップSW43が押されると、スイッチブロック55からマイコン51に信号が送られる。これによって、ステップS110に移行する。
その後、ステップS110では、マイコン51は電流出力ブロック53に電気刺激を所定の時間にわたり出力させることを指示する。所定の時間の一例は10分である。また、マイコン51は所定のパルスで断続的に電気刺激を出力させるように指示する。これにより、各電極ブロック11,12,21,22から電気刺激が出力され始める。
実施の形態1の電気刺激装置1によれば、以下の効果が得られる。
(1)左サポータ10または右サポータ20の装着が不十分であると、各電極ブロック11,12,21,22のいずれかと皮膚との間の電気的な接触抵抗が大きくなる。このような状態では、ステップS101〜S104において、ユーザーは上SW44または下SW45を操作するたびに出力される電気刺激を、弱い刺激であると感じてしまう。この結果、ユーザーはさらに強い電気刺激レベルを選択することがある。
そして、このように、装着不良の電極ブロックの電気刺激レベルの設定値を大きくした状態で電気刺激を開始した場合に、ユーザーが大腿を動かすことで、偶然に装着不良の電極ブロックと皮膚との密着性が向上し、接触抵抗が小さくなると、いきなり大きな電流が流れ、ユーザーに不快感を与えてしまうというおそれがある。
一方、電気刺激装置1によれば、各電極ブロック11,12,21,22の電気刺激レベルの設定値うち、最小の設定値Lminとそれ以外の設定値L1,L2,L3のいずれかとの差が所定の差よりも大きいときには、所定の差よりも大きいと判定された設定値と対応する電極ブロックが装着不良であると考え、その電極ブロックの電気刺激レベルを最小の設定値Lminに基づいて決定される電気刺激レベルに修正して設定される。
すなわち、各電極ブロック11,12,21,22の電気刺激レベルのうち、最小の電気刺激レベルとの差が大きい電気刺激レベルが最小の電気刺激レベルに近づけられる。このため、電気刺激装置1を使用するユーザーの皮膚と各電極ブロック11,12,21,22との間の電気的な接触抵抗が動作中に突然小さくなったとしても、大きな電流がユーザーに印加されることがなく、ユーザーに不快感を与えにくい。
(2)電気刺激装置1によれば、実際の電気刺激が開始される前に、電気刺激レベルの差が大きいことを、表示部41の表示や、ブザーブロック56からのブザー音によって、報知するため、ユーザーは、いずれかの電極ブロック11,12,21,22が装着不良である可能性があることを事前に認識できる。
(3)電気刺激装置1によれば、電極ブロック11,12,21,22のズレや汗などで接触抵抗が変化したときや回路破壊により、電流出力ブロック53からの出力が変化したとしても、異常電流検知ブロック58および異常電圧検知ブロック57に基づいて電気刺激の出力が停止される。これによって、ユーザーに異常な強さの電気刺激を与えることを抑制できる。
(実施の形態2)
実施の形態2の電気刺激装置1は、以下に説明する点において実施の形態1の電気刺激装置1と相違し、その他の点において実施の形態1の電気刺激装置1と実質的に同じ構成を備える。なお、実施の形態2の電気刺激装置1の説明は、実施の形態1の電気刺激装置1と共通する構成に同一の符号を付し、その構成の説明の一部または全部を省略する。
出力制御部50により実行される各電極ブロック11,12,21,22の電気刺激レベルの設定方法について、図7のフローチャートを用いて説明する。
ステップS201〜S204の動作内容は、図6に示されるステップS101〜S104の動作内容と実質的に同じであるため、その説明を省略する。ステップS204の後、ステップS205に移行する。
ステップS205では、左右の大腿の前側に接触する第1の電極ブロック11,21の電気刺激レベルの商と、予めマイコン51のメモリに記憶された所定値F01とを比較する。なお、第1の電極ブロック11,21の電気刺激レベルの商は、例えば大きい方の設定値Fmaxを小さい方の設定値Fminで割った値である。
ステップS205において、第1の電極ブロック11,21の電気刺激レベルの商が所定値F01より大きいとマイコン51が判断した場合は、ステップS206に移行する。ステップS206ではマイコン51が、第1の電極ブロック11,21の電気刺激レベルのうち大きい方の設定値Fmaxを、小さい方の設定値Fminに所定値ΔFを掛けた値に修正する。その後、ステップS207に移行する。
一方、ステップS205において、第1の電極ブロック11,21の電気刺激レベルの商が所定値F01と同じか、所定値F01よりも小さいとマイコン51が判断した場合は、そのままステップS207に移行する。
ステップS207では、左右の大腿の後側に接触する第2の電極ブロック12,22の電気刺激レベルの商と、予めマイコン51のメモリに記憶された所定値R02とを比較する。なお、第2の電極ブロック12,22の電気刺激レベルの商は、例えば大きい方の設定値Rmaxを小さい方の設定値Rminで割った値である。
ステップS207において、第2の電極ブロック12,22の電気刺激レベルの商が所定値R02より大きいとマイコン51が判断した場合は、ステップS208に移行する。ステップS208ではマイコン51が、第2の電極ブロック12,22の電気刺激レベルのうち大きい方の設定値Rmaxを、小さい方の設定値Rminに所定値ΔLを掛けた値に修正する。その後、ステップS209に移行する。
一方、ステップS207において、第2の電極ブロック12,22の電気刺激レベルの差が所定値R02と同じか、所定値R02よりも小さいとマイコン51が判断した場合は、そのままステップS209に移行する。
ステップS209では、スイッチブロック55からの入力待ち状態となる。ステップS209で、スタートストップSW43が押されると、スイッチブロック55からマイコン51に信号が送られる。これによって、ステップS210に移行する。その後、ステップS210では、図6に示されるステップS110と同様に各電極ブロック11,12,21,22から電気刺激が出力され始める。
実施の形態2の電気刺激装置1によれば、実施の形態1により得られる(2)および(3)の効果に加えて、さらに以下の効果が得られる。
(4)人によっては体の部位により筋肉のつき方に偏りがある。電気刺激装置1によれば、人の体のうち左右の対称な部位に装着される電極ブロックどうしの設定値を比較、修正する一方、左右対称でない部位どうしに装着される電極ブロックの設定値は比較、修正しないため、体の部位により筋肉のつき方に偏りがある人であっても、確実に装着不良を判定することができる。このため、ユーザーに不快感を与えにくい。
(変形例)
上記各実施の形態に関する説明は本発明に従う電気刺激装置が取り得る形態の例示であり、その形態を制限することを意図していない。本発明に従う電気刺激装置は上記各実施の形態以外に例えば以下に示される上記各実施の形態の変形例、および、相互に矛盾しない少なくとも2つの変形例が組み合わせられた形態を取り得る。
・実施の形態1の変形例の出力制御部50は、図6に示されるステップS107において、最小の設定値Lmin以外の設定値L1,L2,L3のすべての設定値が小さくなるように修正する。具体的には、設定値L1,L2,L3を最小の設定値Lminに所定値ΔLを掛けた値(Lmin×ΔL)に修正する。
この変形例によれば、複数の設定値のうち最小の設定値Lmin以外の設定値L1,L2,L3のいずれか1つでも最小の設定値Lminとの差が大きいと、最小の設定値Lmin以外の設定値をすべて同じ値に修正するため、単純な演算で装着不良である可能性が高い電極ブロックのすべての電気刺激レベルが修正される。このため、ユーザーに不快感を与えにくい。なお、上記変形例によれば、設定値L1,L2,L3のうち、Lmin×ΔLにより算出される値よりも小さい設定値は修正しなくてもよい。
・実施の形態1の変形例の出力制御部50は、図6に示されるステップS107において、最小の設定値Lmin以外の設定値L1,L2,L3のうちの少なくとも1つの設定値が小さくなるように修正する。
・変形例の電気刺激装置1によれば、左サポータ10に取り付けられる第1の電極ブロック11から一対の電極パッド11A,11Bの一方が省略される。なお、左サポータ10に取り付けられる第2の電極ブロック12においても同様の変形が成立する。
・変形例の電気刺激装置1によれば、右サポータ20に取り付けられる第1の電極ブロック21から一対の電極パッド21A,21Bの一方が省略される。なお、右サポータ20に取り付けられる第2の電極ブロック22においても同様の変形が成立する。
・変形例の電気刺激装置1によれば、左サポータ10から第1の電極ブロック11および第2の電極ブロック12の一方が省略される。
・変形例の電気刺激装置1によれば、右サポータ20から第1の電極ブロック21および第2の電極ブロック22の一方が省略される。
・変形例の電気刺激装置1によれば、左サポータ10は左上腕部に装着し、右サポータ20は右上腕部に装着するものであってもよい。
・変形例の電気刺激装置1によれば、スパッツ30の形状は腰に巻きつけるベルト状のものであってもよい。
・変形例の電気刺激装置1はスパッツ30が省略された構成を取り得る。
・変形例の電気刺激装置1によれば、サポータ10,20から収容部16,26が省略される。
・変形例の電気刺激装置1は、操作器コントローラ40で設定された値(入力手段の入力値)を比較、修正する構成に代えて、電圧調整ブロック52の出力値を比較、修正する構成を備える。
(課題を解決するための手段に関する付記)
〔付記1〕複数の電気刺激出力手段と、前記複数の電気刺激出力手段の電気刺激レベルを個別に調整する出力調整手段と、前記出力調整手段に前記電気刺激レベルを入力する入力手段とを備え、前記出力調整手段は、前記入力手段によって入力された複数の電気刺激レベルのうち最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルとを比較し、最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルのいずれかとの差が所定の差よりも大きい場合に、最小の電気刺激レベル以外の少なくとも1つの電気刺激レベルが小さくなるように修正する、電気刺激装置。
〔付記2〕複数の電気刺激出力手段と、前記複数の電気刺激出力手段の電気刺激レベルを個別に調整する出力調整手段と、前記出力調整手段に前記電気刺激レベルを入力する入力手段とを備え、前記出力調整手段は、前記入力手段によって入力された複数の電気刺激レベルのうち最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルとを比較し、最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルのいずれかとの差が所定の差よりも大きい場合に、最小の電気刺激レベル以外のすべての電気刺激レベルが小さくなるように修正する、付記1に記載の電気刺激装置。
以上のように、本発明にかかる電気刺激装置は、電気刺激レベルを自動的に調整し、ユーザーに不快感を与える電気刺激が出力される可能性を低減できるので、複数の電極を備えた低周波治療器等の用途にも適用できる。
1 :電気刺激装置
11 :第1の電極ブロック(電気刺激出力手段)
12 :第2の電極ブロック(電気刺激出力手段)
21 :第1の電極ブロック(電気刺激出力手段)
22 :第2の電極ブロック(電気刺激出力手段)
40 :操作器コントローラ(入力手段)
41 :表示部(報知手段)
50 :出力制御部(出力調整手段)

Claims (3)

  1. 複数の電気刺激出力手段と、
    前記複数の電気刺激出力手段の電気刺激レベルを個別に調整する出力調整手段と、
    前記出力調整手段に前記電気刺激レベルを入力する入力手段とを備え、
    前記出力調整手段は、前記入力手段によって入力された複数の電気刺激レベルのうち最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルとを比較し、最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルのいずれかとの差が所定の差よりも大きい場合に、前記所定の差よりも大きいと判定した電気刺激レベルが小さくなるように修正する
    電気刺激装置。
  2. 前記出力調整手段は、人の体の左右対称の位置に装着される前記電気刺激出力手段どうしの電気刺激レベルを比較する
    請求項1に記載の電気刺激装置。
  3. 前記入力手段により入力された入力値の異常を報知する報知手段をさらに備え、
    前記出力調整手段は、前記入力手段によって入力された複数の電気刺激レベルのうち最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルとを比較し、最小の電気刺激レベルとそれ以外の電気刺激レベルのいずれかとの差が所定の差よりも大きい場合に前記報知手段に報知させる
    請求項1に記載の電気刺激装置。
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