JP2016538909A5 - - Google Patents
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Description
明確にするために夫々異なる実施の形態の文脈で記載されている本願発明の所定の構成は、単一の実施の形態で組合せられて設けられ得る。反対に、簡潔のために、単一の実施の形態の文脈で記載されている本願発明の種々の構成は、別々に、又、適切なサブ組合せで、又、他に記載された本願発明の実施の形態に適しているとして、又、設けられ得る。種々の実施の形態の文脈で記載されている所定の構成は、実施の形態が、これらの部材がなければ動作しない実施の形態が無い限りは、これら実施の形態の本質的な構成であるとみなされない。
ここに、出願当初の特許請求の範囲の記載事項を付記する。
[1] 第1のルーメンセクションを規定し、3mm未満の直径の脈管の中を通るようなサイズの外径を有する金属部材と、
第2のルーメンセクションを規定している金属の螺旋体とを具備し、
前記金属部材と金属の螺旋体とは、前記第1及び第2のルーメンセクションを通る、障害のない通路を規定するように、端面対端面での装着の領域を有している、哺乳動物の脈管構造を通り得るマイクロカテーテル。
[2] 第1及び第2のルーメンセクションを通る前記通路は、金属の表面を有している[1]に記載のマイクロカテーテル。
[3] 前記端面対端面での装着の領域は、前記金属部材と金属の螺旋体との外面に装着された接続部材を有している[1]又は[2]に記載のマイクロカテーテル。
[4] 前記接続部材は、前記金属部材と金属の螺旋体との一部を収容しているルーメンを規定している[3]に記載のマイクロカテーテル。
[5] 前記接続部材は、金属で形成されている[3]又は[4]に記載のマイクロカテーテル。
[6] 前記装着は、溶接によりなされる[5]に記載のマイクロカテーテル。
[7] 前記端面対端面での装着の領域は、前記金属部材と金属の螺旋体と間の直接の溶接部を有している[1]乃至[6]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[8] 前記第1及び第2のルーメンセクションは、全体に渡って筒状のライニングによる通路のためのサイズに設定されている[1]乃至[7]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[9] 前記筒状のライニングは、前記金属部材の基端部から前記金属の螺旋体の先端部に、前記第1及び第2のルーメンセクションと、これらに規定された前記通路を介して延びている[8]に記載のマイクロカテーテル。
[10] 前記筒状のライニングは、プラスチックポリマーでできている[9]に記載のマイクロカテーテル。
[11] 前記ライニングは、ガイドワイヤーの通過のためのサイズに設定されたルーメンを規定している[8]に記載のマイクロカテーテル。
[12] 前記金属の螺旋体は、螺旋形状の金属ワイヤーを有している[1]乃至[11]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[13] 前記金属ワイヤーは、プラスチックポリマーで外面が覆われている[12]に記載のマイクロカテーテル。
[14] 前記金属の螺旋体は、複数の螺旋形のワイヤー線を有している[1]乃至[13]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[15] 前記金属部材と当接している複数のワイヤー線の端部は、互いに取着されている[14]に記載のマイクロカテーテル。
[16] 前記取着は、溶接によりなされている[15]に記載のマイクロカテーテル。
[17] 前記ワイヤー線の端部の全ては、当接装着の領域で前記第1のルーメンセクションの直径の外側に残っている[15]又は[16]に記載のマイクロカテーテル。
[18] 前記第2のルーメンセクションは、前記ワイヤーの線の最も内側の部分により規定された通路を有し、この通路の最小の直径は、前記端面対端面での装着の領域内での第2のルーメンセクションの端部に導く軸方向の断面で、実質的に変更されないか、増加している[15]乃至[17]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[19] 端面対端面での装着の領域は、互いに軸方向にアラインメントされた前記第1のルーメンセクションの部分と第2のルーメンセクションの部分とを含んでいる[1]乃至[18]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[20] 前記第1のルーメンセクションと第2のルーメンセクションとは、前記端面対端面での装着の領域で、夫々の10%以内の相違の直径を有している[19]に記載のマイクロカテーテル。
[21] 前記障害のない通路は、これを通るガイドワイヤーの先端の自由な押しを可能にしている[1]乃至[20]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[22] 前記金属部材は、少なくとも1つの外方に位置された突出部を有し、前記突出部は、マイクロカテーテルの先端部に設けられた先端部材の本体によりフイットして中に受けられ、これに前記少なくとも1つの突出部により固定されている[1]又は[2]に記載のマイクロカテーテル。
[23] 前記金属部材は、放射線不透過材料により形成されている[22]に記載のマイクロカテーテル。
[24] 前記放射線不透過材料は、金、プラチナ、及び、タンタルからなるグループの内の少なくとも1つである[23]に記載のマイクロカテーテル。
[25] 前記突出部を中に受けている先端部材の壁の第1の厚さは、前記突出部から離れているリングを覆っている壁の第2の厚さの50%未満である[22]乃至[24]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[26] 前記少なくとも1つの突出部は、周方向で不完全である[22]乃至[25]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[27] 哺乳類の脈管の中を案内され得るマイクロカテーテルに先端部材を装着するための方法であって、
中空のポリマー樹脂の先端部材のルーメン内に、各々が他方の端部を軸方向で超えるように平行に接触した領域での複数の巻線を有する中空の螺旋体を位置させることと、
前記先端部材の材料を、前記平行に接触した領域の外でのみ、この材料が前記巻線間のスペース中に流れ込むように、加熱することとを具備する方法。
[28] 前記ポリマー樹脂の先端部材は、ポリマー樹脂の中に埋め込まれた放射線不透過粒子を有している[27]に記載の方法。
[29] 前記中空の螺旋体の外径は、1.5mm未満である[27]又は[28]に記載の方法。
[30] 前記中空の螺旋体の外径は、1.1mm未満である[27]又は[28]に記載の方法。
[31] 哺乳動物の脈管構造を通り得るマイクロカテーテルであって、
このマイクロカテーテルの本体の先端部に設けられた先端部材を具備し、
この先端部材は、3mm未満の直径の脈管のルーメンの中を通るようなサイズに設定され、
前記先端部材は、基端側に傾斜された受け面を有し、
この受け面は、マイクロカテーテルの本体に沿って先端に向かって摺動する摺動可能な部材を受けるように設定されており、
前記受け面は、先端方向に短い直径から長い直径へと傾斜されているマイクロカテーテル。
[32] 同軸上に延ばされた2つの部材間で径方向に位置された領域内での凝結を防止するための方法であって、
前記延ばされた部材の各々を、先端で閉じることと、
抗凝固剤の流体キャリアーを、この流体キャリアーが少なくとも前記領域に達するまで、前記延ばされた部材の一方のルーメンの中に注入することとを具備する方法。
[33] 前記流体キャリアーは、前記延ばされた部材の一方と前記領域との間に少なくとも1つの開口とクロスしている[32]に記載の方法。
[34] 前記少なくとも1つの開口は、前記一方の延ばされた部材の螺旋状のワイヤー線間である[33]に記載の方法。
[35] 前記注入は、前記流体キャリアーが、同軸上に延ばされた2つの部材の基端部にあることが判るまで、続けられる前記[32]乃至[34]のいずれか1項に記載の方法。
[36] 前記一方の延ばされた部材は、前記同軸上に延ばされた2つの部材のうちの他方の部材の内側にある[32]乃至[35]のいずれか1項に記載の方法。
[37] 前記少なくとも1つの開口は、螺旋体の巻線間の少なくとも1つの間隙を有している[33]乃至[36]のいずれか1項に記載の方法。
[38] 少なくとも流体キャリアーが、前記同軸上に延ばされた2つの部材のうちの他方の部材の基端部にあることが判るまで、流体キャリアーを注入することを更に具備している[32]乃至[37]のいずれか1項に記載の方法。
[39] 前記延ばされた部材の各々は、基端部で開口することを更に具備する[32]乃至[38]のいずれか1項に記載の方法。
[40] 中空の第1の細長い部材と、
この細長い部材に対して同心的で、径方向内方に位置された第2の細長い部材と、
前記第1の細長い部材内で、前記第2の部材の周りに装着され、血液が通る血液の流路を、第1の細長い部材の内側ルーメンの一部に規制するようなサイズに設定されているガスケットとを具備する、哺乳動物の脈管構造の中への挿入のためのマイクロカテーテル。
[41] 前記第2の細長い部材は、前記2つ細長い部材間に結合部を有し、前記ガスケットは、結合部の近くに装着されている[40]に記載のマイクロカテーテル。
[42] 前記第1の細長い部材は、前記ガスケット上を摺動可能である[40]又は[41]に記載のマイクロカテーテル。
[43] 前記ガスケットは、PTFEでできたリングを有している[40]乃至[42]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[44] 前記血液の流路の規制は、前記ガスケットに近い、第1の細長い部材のルーメン中に血塊を生理学上の圧力のもとで、基端側の血液の流路に形成することを防止することを含んでいる[40]乃至[43]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[45] 前記血液の流路は、前記ガスケットに近い、第1の細長い部材の満たしを生理学上の圧力のもとで、基端側の血液の流路に形成することを防止することを含んでいる[40]乃至[44]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
ここに、出願当初の特許請求の範囲の記載事項を付記する。
[1] 第1のルーメンセクションを規定し、3mm未満の直径の脈管の中を通るようなサイズの外径を有する金属部材と、
第2のルーメンセクションを規定している金属の螺旋体とを具備し、
前記金属部材と金属の螺旋体とは、前記第1及び第2のルーメンセクションを通る、障害のない通路を規定するように、端面対端面での装着の領域を有している、哺乳動物の脈管構造を通り得るマイクロカテーテル。
[2] 第1及び第2のルーメンセクションを通る前記通路は、金属の表面を有している[1]に記載のマイクロカテーテル。
[3] 前記端面対端面での装着の領域は、前記金属部材と金属の螺旋体との外面に装着された接続部材を有している[1]又は[2]に記載のマイクロカテーテル。
[4] 前記接続部材は、前記金属部材と金属の螺旋体との一部を収容しているルーメンを規定している[3]に記載のマイクロカテーテル。
[5] 前記接続部材は、金属で形成されている[3]又は[4]に記載のマイクロカテーテル。
[6] 前記装着は、溶接によりなされる[5]に記載のマイクロカテーテル。
[7] 前記端面対端面での装着の領域は、前記金属部材と金属の螺旋体と間の直接の溶接部を有している[1]乃至[6]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[8] 前記第1及び第2のルーメンセクションは、全体に渡って筒状のライニングによる通路のためのサイズに設定されている[1]乃至[7]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[9] 前記筒状のライニングは、前記金属部材の基端部から前記金属の螺旋体の先端部に、前記第1及び第2のルーメンセクションと、これらに規定された前記通路を介して延びている[8]に記載のマイクロカテーテル。
[10] 前記筒状のライニングは、プラスチックポリマーでできている[9]に記載のマイクロカテーテル。
[11] 前記ライニングは、ガイドワイヤーの通過のためのサイズに設定されたルーメンを規定している[8]に記載のマイクロカテーテル。
[12] 前記金属の螺旋体は、螺旋形状の金属ワイヤーを有している[1]乃至[11]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[13] 前記金属ワイヤーは、プラスチックポリマーで外面が覆われている[12]に記載のマイクロカテーテル。
[14] 前記金属の螺旋体は、複数の螺旋形のワイヤー線を有している[1]乃至[13]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[15] 前記金属部材と当接している複数のワイヤー線の端部は、互いに取着されている[14]に記載のマイクロカテーテル。
[16] 前記取着は、溶接によりなされている[15]に記載のマイクロカテーテル。
[17] 前記ワイヤー線の端部の全ては、当接装着の領域で前記第1のルーメンセクションの直径の外側に残っている[15]又は[16]に記載のマイクロカテーテル。
[18] 前記第2のルーメンセクションは、前記ワイヤーの線の最も内側の部分により規定された通路を有し、この通路の最小の直径は、前記端面対端面での装着の領域内での第2のルーメンセクションの端部に導く軸方向の断面で、実質的に変更されないか、増加している[15]乃至[17]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[19] 端面対端面での装着の領域は、互いに軸方向にアラインメントされた前記第1のルーメンセクションの部分と第2のルーメンセクションの部分とを含んでいる[1]乃至[18]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[20] 前記第1のルーメンセクションと第2のルーメンセクションとは、前記端面対端面での装着の領域で、夫々の10%以内の相違の直径を有している[19]に記載のマイクロカテーテル。
[21] 前記障害のない通路は、これを通るガイドワイヤーの先端の自由な押しを可能にしている[1]乃至[20]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[22] 前記金属部材は、少なくとも1つの外方に位置された突出部を有し、前記突出部は、マイクロカテーテルの先端部に設けられた先端部材の本体によりフイットして中に受けられ、これに前記少なくとも1つの突出部により固定されている[1]又は[2]に記載のマイクロカテーテル。
[23] 前記金属部材は、放射線不透過材料により形成されている[22]に記載のマイクロカテーテル。
[24] 前記放射線不透過材料は、金、プラチナ、及び、タンタルからなるグループの内の少なくとも1つである[23]に記載のマイクロカテーテル。
[25] 前記突出部を中に受けている先端部材の壁の第1の厚さは、前記突出部から離れているリングを覆っている壁の第2の厚さの50%未満である[22]乃至[24]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[26] 前記少なくとも1つの突出部は、周方向で不完全である[22]乃至[25]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[27] 哺乳類の脈管の中を案内され得るマイクロカテーテルに先端部材を装着するための方法であって、
中空のポリマー樹脂の先端部材のルーメン内に、各々が他方の端部を軸方向で超えるように平行に接触した領域での複数の巻線を有する中空の螺旋体を位置させることと、
前記先端部材の材料を、前記平行に接触した領域の外でのみ、この材料が前記巻線間のスペース中に流れ込むように、加熱することとを具備する方法。
[28] 前記ポリマー樹脂の先端部材は、ポリマー樹脂の中に埋め込まれた放射線不透過粒子を有している[27]に記載の方法。
[29] 前記中空の螺旋体の外径は、1.5mm未満である[27]又は[28]に記載の方法。
[30] 前記中空の螺旋体の外径は、1.1mm未満である[27]又は[28]に記載の方法。
[31] 哺乳動物の脈管構造を通り得るマイクロカテーテルであって、
このマイクロカテーテルの本体の先端部に設けられた先端部材を具備し、
この先端部材は、3mm未満の直径の脈管のルーメンの中を通るようなサイズに設定され、
前記先端部材は、基端側に傾斜された受け面を有し、
この受け面は、マイクロカテーテルの本体に沿って先端に向かって摺動する摺動可能な部材を受けるように設定されており、
前記受け面は、先端方向に短い直径から長い直径へと傾斜されているマイクロカテーテル。
[32] 同軸上に延ばされた2つの部材間で径方向に位置された領域内での凝結を防止するための方法であって、
前記延ばされた部材の各々を、先端で閉じることと、
抗凝固剤の流体キャリアーを、この流体キャリアーが少なくとも前記領域に達するまで、前記延ばされた部材の一方のルーメンの中に注入することとを具備する方法。
[33] 前記流体キャリアーは、前記延ばされた部材の一方と前記領域との間に少なくとも1つの開口とクロスしている[32]に記載の方法。
[34] 前記少なくとも1つの開口は、前記一方の延ばされた部材の螺旋状のワイヤー線間である[33]に記載の方法。
[35] 前記注入は、前記流体キャリアーが、同軸上に延ばされた2つの部材の基端部にあることが判るまで、続けられる前記[32]乃至[34]のいずれか1項に記載の方法。
[36] 前記一方の延ばされた部材は、前記同軸上に延ばされた2つの部材のうちの他方の部材の内側にある[32]乃至[35]のいずれか1項に記載の方法。
[37] 前記少なくとも1つの開口は、螺旋体の巻線間の少なくとも1つの間隙を有している[33]乃至[36]のいずれか1項に記載の方法。
[38] 少なくとも流体キャリアーが、前記同軸上に延ばされた2つの部材のうちの他方の部材の基端部にあることが判るまで、流体キャリアーを注入することを更に具備している[32]乃至[37]のいずれか1項に記載の方法。
[39] 前記延ばされた部材の各々は、基端部で開口することを更に具備する[32]乃至[38]のいずれか1項に記載の方法。
[40] 中空の第1の細長い部材と、
この細長い部材に対して同心的で、径方向内方に位置された第2の細長い部材と、
前記第1の細長い部材内で、前記第2の部材の周りに装着され、血液が通る血液の流路を、第1の細長い部材の内側ルーメンの一部に規制するようなサイズに設定されているガスケットとを具備する、哺乳動物の脈管構造の中への挿入のためのマイクロカテーテル。
[41] 前記第2の細長い部材は、前記2つ細長い部材間に結合部を有し、前記ガスケットは、結合部の近くに装着されている[40]に記載のマイクロカテーテル。
[42] 前記第1の細長い部材は、前記ガスケット上を摺動可能である[40]又は[41]に記載のマイクロカテーテル。
[43] 前記ガスケットは、PTFEでできたリングを有している[40]乃至[42]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[44] 前記血液の流路の規制は、前記ガスケットに近い、第1の細長い部材のルーメン中に血塊を生理学上の圧力のもとで、基端側の血液の流路に形成することを防止することを含んでいる[40]乃至[43]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
[45] 前記血液の流路は、前記ガスケットに近い、第1の細長い部材の満たしを生理学上の圧力のもとで、基端側の血液の流路に形成することを防止することを含んでいる[40]乃至[44]のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
Claims (24)
- 第1のルーメンセクションを規定し、3mm未満の直径の脈管の中を通るようなサイズの外径を有する金属部材と、
第2のルーメンセクションを規定している金属の螺旋体とを具備し、
前記金属部材と前記金属の螺旋体は表面において互いの終端が、外周表面の周りに端面対端面の溶接結合した装着の領域を備えて当接し、前記溶接結合したことによる側壁の障害物による障害のない、前記第1及び第2のルーメンセクションを通る通路を規定し、通路がガイドワイヤーの通過のためのサイズである、哺乳動物の脈管構造を通り得るマイクロカテーテル。 - 第1及び第2のルーメンセクションを通る前記通路は、金属の表面を有している請求項1に記載のマイクロカテーテル。
- 前記端面対端面での装着の領域は、前記金属部材と金属の螺旋体との外面に装着された接続部材を有している請求項1又は2に記載のマイクロカテーテル。
- 前記接続部材は、前記金属部材と金属の螺旋体との一部を収容しているルーメンを規定している請求項3に記載のマイクロカテーテル。
- 前記接続部材は、金属で形成されている請求項3又は4に記載のマイクロカテーテル。
- 前記端面対端面での装着の領域は、前記金属部材と金属の螺旋体と間の直接の溶接部を有している請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
- 前記第1及び第2のルーメンセクションは、全体に渡って筒状のライニングによる通路のためのサイズに設定されている請求項1乃至6のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
- 前記筒状のライニングは、前記金属部材の基端部から前記金属の螺旋体の先端部に、前記第1及び第2のルーメンセクションと、これらに規定された前記通路を介して延びている請求項7に記載のマイクロカテーテル。
- 前記筒状のライニングは、プラスチックポリマーでできている請求項8に記載のマイクロカテーテル。
- 前記ライニングは、ガイドワイヤーの通過のためのサイズに設定されたルーメンを規定している請求項7に記載のマイクロカテーテル。
- 前記金属の螺旋体は、螺旋形状の金属ワイヤーを有している請求項1乃至10のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
- 前記金属ワイヤーは、プラスチックポリマーで外面が覆われている請求項11に記載のマイクロカテーテル。
- 前記金属の螺旋体は、複数の螺旋形のワイヤー線を有している請求項1乃至12のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
- 前記金属部材と当接している複数のワイヤー線の端部は、互いに取着されている請求項13に記載のマイクロカテーテル。
- 前記取着は、溶接によりなされている請求項14に記載のマイクロカテーテル。
- 前記ワイヤー線の端部の全ては、当接装着の領域で前記第1のルーメンセクションの直径の外側に残っている請求項14又は15に記載のマイクロカテーテル。
- 前記第2のルーメンセクションは、前記ワイヤー線の最も内側の部分により規定された通路を有し、この通路の最小の直径は、前記端面対端面での装着の領域内での第2のルーメンセクションの端部に導く軸方向の断面で、実質的に変更されないか、増加している請求項14乃至16のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
- 端面対端面での装着の領域は、互いに軸方向にアラインメントされた前記第1のルーメンセクションの部分と第2のルーメンセクションの部分とを含んでいる請求項1乃至17のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
- 前記第1のルーメンセクションと第2のルーメンセクションとは、前記端面対端面での装着の領域で、夫々の10%以内の相違の直径を有している請求項18に記載のマイクロカテーテル。
- 前記障害のない通路は、これを通るガイドワイヤーの先端の自由な押しを可能にしている請求項1乃至19のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
- 前記金属部材は、少なくとも1つの外方に位置された突出部を有し、前記突出部は、マイクロカテーテルの先端部に設けられた先端部材の本体によりフイットして中に受けられ、これに前記少なくとも1つの突出部により固定されている請求項1又は2に記載のマイクロカテーテル。
- 前記金属部材は、放射線不透過材料により形成されている請求項21に記載のマイクロカテーテル。
- 前記突出部を中に受けている先端部材の壁の第1の厚さは、前記突出部から離れているリングを覆っている壁の第2の厚さの50%未満である請求項21又は22に記載のマイクロカテーテル。
- 前記少なくとも1つの突出部は、周方向で不完全である請求項21乃至23のいずれか1項に記載のマイクロカテーテル。
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