JP2016538496A - ディスクブレーキのブレーキライニング用の振動を変更するためのダンパマスを有するキャリアボディを生産する方法 - Google Patents

ディスクブレーキのブレーキライニング用の振動を変更するためのダンパマスを有するキャリアボディを生産する方法 Download PDF

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Abstract

キャリアボディの摩擦ライニングキャリアプレートとキャリアボディの第1ダンパマスとの間の堅固連結がより強健なようにディスクブレーキの摩擦ライニング用のキャリアボディを製造する方法をさらに改善するために、本発明によれば、第1ピン状突起に垂直に向けられた力が、第1ピン状突起が或る領域の第1孔の内壁と第1孔内において嵌合を形成する程度に圧縮されるまで、押圧により付与される。

Description

発明の詳細な説明
[詳細説明]
本発明は、ディスクブレーキのブレーキパット用のキャリアボディを生産する方法に関し、少なくとも1つの第1ダンパマスは、振動を変更する目的のためのキャリアボディの摩擦パッドキャリアプレート上に堅固に配置される。
[従来技術]
従来技術において、振動を変更してノイズを縮小する目的で、ブレーキパット用の摩擦パッドキャリアプレートにマスエレメントが取り付けられることが知られている。
欧州特許1307665B1は、ディスクブレーキのためのブレーキブロックを開示している。そのブレーキブロックは摩擦パッドを運ぶためのプレートを有する。ブレーキブロックは、単一の剛体を形成するために、そしてブレーキ動作中にブレーキディスクのノイズを引き起こす場合があるブレーキブロックの振動を実質的に抑制するブレーキブロックの慣性を実現するために少なくとも1部のプレートの質量を変えるために、プレートに堅固に配置される装置を有する。
ドイツ特許10331052A2は、車両ディスクブレーキのブレーキパット用のブレーキパットバックプレートを記載している。ここでは、ダンパマスは振動を変更する目的でブレーキパットバックプレート上に設けられている。ブレーキパットのためのキャリーセクション上には、少なくとも1つの細長いアームが一体的に形成され、アームはキャリーセクションに連結された端を有し、またアームは自由端を有し、更にアームは自由端まで接触することなくキャリーセクションに隣接して走り、またアームはブレーキパットバックプレートの範囲の主面に位置している。
WO2009/001381A1は、ディスクブレーキのためのブレーキブロックを開示している。ブレーキブロックは摩擦材層の支援としての機能を果たすプレートを有する。少なくとも1つの負荷がプレートに付与され、クランプすることによりそのプレートに固定されている。負荷は、ブレーキ動作中にブレーキブロックの振動を実質的に抑制するようなブレーキブロックの慣性を実現するために、プレートの少なくとも1部のマスを変更する。負荷は、プレートのエッジに対して当接するのに適切な少なくとも1つの当接面を有し、それによりディスクの回転軸周りの負荷回転の制限を規定している。
[発明の提示:課題、解決、利点]
本発明によって対処される課題は、キャリアボディの摩擦パッドキャリアプレートとキャリアボディのダンパマスとの間の堅固な連結が、従来技術で提案された解決策に関連して、より強健でより大きな負荷に耐えるように、ディスクブレーキの摩擦パッド用のキャリアボディを製造するための方法を更に改善することである。
前記課題は、請求項1に記載されたディスクブレーキのブレーキパット用のキャリアボディを製造する方法により解決される。
本発明による製造方法の実施によれば、キャリアボディは、摩擦パッドを保持するための摩擦パッドキャリアプレートと、摩擦パッドキャリアプレートに堅固に連結されると共に振動の変更をするための機能を果たす少なくとも1つの第1ダンパマスとを有する。本発明によれば、製造方法は次のステップを有する。即ち、
a)第1ダンパマスの第1ピン状突起を、摩擦パッドキャリアプレートの第1孔内へ挿入するステップであって、第1ピン状突起は第1ダンパマスの第1側表面から突出している、ステップ、
b)第1ダンパマスの第1側表面が摩擦パッドキャリアプレートの第1側表面に対して当接するために、第1ダンパマスを摩擦パッドキャリアプレートに対して押圧するステップ、
c)少なくとも複数の領域において第1孔の内壁とその第1孔内で嵌合する程度にまで、第1ピン状突起がアップセット加工されるまで、押圧動作によって、第1ピン状突起上に垂直に向けられた力を付与するステップ。
更に、本発明による製造方法は、摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間で堅固な連結が存在するまで押圧作用を介して付与される、第1ピン状突起上に垂直に向けられた力を提供する。
ここで、摩擦パッドキャリアプレートは任意の適切な材料で構成されてもよく、実質的にプレート状の形をしている。ブレーキパットの製造のために、摩擦パッド、または摩擦パッド材料が、摩擦パッドキャリアプレートの第1側表面に適用される。
摩擦パッドキャリアプレートに堅固に連結されるダンパマスの提供を通して、振動を変更することができ、従って、ブレーキ動作中のノイズを低減することができる。このように、デバイスの固有周波数は変更される。本発明の文脈において、ダンパマスは任意の適切な材料からできているマスエレメントを意味することは理解され、それは多数の物に固定されない、即ち、多数の物に堅固に連結されるが、単に堅固にキャリアボディの摩擦パッドキャリアプレートに連結される。
本発明の文脈において、堅固な連結は摩擦パッドキャリアプレートとダンパマスとの間での連結を意味することは理解される。ダンパマスは軸の周りに回転可能でも回転の軸となるのでもなく、むしろ特定の、また所定の位置で摩擦パッドキャリアプレート上に固定して配置される。従って、摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結は、極端または非常に高い力の作用によってのみ切断することができる。
第1ダンパマスの第1側表面から突起するピン状突起は細長い形状の突起として理解される。例えば円筒状、円錐形、または多角形の細長い突起でもよい。細長い突起は最大幅より大きな長さを有する突起を意味することが理解される。
ピン状突起のヘッドはピン状突起の端を意味することが理解される。従って、ピン状突起のヘッドは、第1ピン状突起の面側の領域に配置され、前記面側は第1ダンパマスの第1側表面から背けられる。従って、ピン状突起は、第1ダンパマスの第1側表面から前記突起端またはヘッドまで延びている。ピン状突起のヘッドはピン状突起と一体的に形成される。ピン状突起はダンパマスを備えたワンピース内に形成されることが好ましい。ピン状突起のヘッドは、ピン状突起の面側領域によって形成される。ピン状突起への力の付与前、または摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結を形成する前に、ピン状突起の面側は前記ヘッドを構成する。ピン状突起への力の付与中に、前記ヘッドは変形され、フラットヘッド形状および/またはマッシュルームヘッド形状を有する。ここでは、力の付与後、前記ヘッドは、ピン状突起の残りの部分より大きな直径、またはより大きな最大幅を有する。前記ヘッドは、ピン状突起の残りの部分より大きな直径あるいはより大きな最大幅を有する。従って、前記ヘッドは、円周に関して拡大するように力の付与により変形される。
第1ピン状突起のヘッドが第1孔から突出するように第1ピン状突起は摩擦パッドキャリアプレートの第1孔へ挿入されるので、第1ピン状突起は第1孔の深さより長いように形成される。第1ピン状突起上への力の付与前および第1孔内への第1ピン状突起の挿入の後に、第1ピン状突起がその面側のみでなくそれ以上第1孔から突出することが好ましい。第1ピン状突起上への力の付与後に、後者は、依然そのヘッドを介して第1孔から突出している。上方へ突出する第1ピン状突起を有する第1ダンパマス上に置かれる摩擦パッドキャリアプレートによって、第1ピン状突起は摩擦パッドキャリアプレートの第1孔へ挿入されることが好ましい。
「摩擦パッドキャリアプレートに対して第1ダンパマスを押圧する」方法ステップは、適切な手段を使用して、第1ダンパマスが摩擦パッドキャリアプレートに押圧されることおよび/または摩擦パッドキャリアプレートが第1ダンパマスに押圧されることを意味することが理解される。例えば、ホールドダウン手段を介して、摩擦パッドキャリアプレートが第1ダンパマス上に押圧され、または第1ダンパマス上に置かれた摩擦パッドキャリアプレートが押下されることはあり得る。
本発明の文脈において、表現「第1ピン状突起上に垂直に」とは、力が第1ピン状突起のヘッド上に、即ち、第1孔への挿入の後に摩擦パッドキャリアプレートの第1孔から突出するピン状突起の端上に付与される力を意味することが理解される。このように、第1ピン状突起は押圧作用を介してその長手方向においてアップセット加工(径を太くする)される。これは、垂直に向けられた力の付与前よりも、垂直に向けられた力の付与後に、第1ピン状突起がより短い長さを有することを意味する。更に、第1ピン状突起は、少なくとも複数の領域において、垂直に向けられた力の付与前よりも、垂直に向けられた力の付与後に、より大きな幅または厚さを有する。特に増加した幅または厚さの領域内において、第1ピン状突起は、垂直に向けられた力の付与の後に、摩擦パッドキャリアプレートの第1孔の内壁と嵌合するように接触する。
本発明の文脈において、「押圧作用を介して力を付与する」とは、力は、例えばリベットの場合等のようにただ唐突に力を付与するのではなく、第1ピン状突起上に対して押すまたは押圧する作用を介して付与される。力は、唐突にではなくむしろ押すまたは押圧する作用を介してもたらされ、第1ピン状突起上に垂直に向けられることによって、ピン状突起の素材はより効果的な方法でアップセット加工されることができる。従って、垂直に向けられた力の付与後に、第1ピン状突起は、摩擦パッドキャリアプレートの第1孔をより効果的に膨らませ、より良好で、特により大きな嵌合構成要素を第1ピン状突起と第1孔の内壁との間に形成する。より良好な嵌合に起因して、すなわち第1ピン状突起と第1孔の内壁との間のより大きな嵌合構成要素に起因して、摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間のより強健な連結を実現することが可能である。このように製造されたキャリアボディは動作中により高い負荷に耐える。
第1孔内において、少なくとも1つの領域内の第1孔の内壁と全円周嵌合形成する程度にまで第1ピン状突起がアップセット加工されるまで、押圧作用を介して、第1ピン状突起上に垂直に向けられた力を付与することが好ましい。例えば、第1孔の出口の領域において、即ち、第1ピン状突起のヘッドに直接隣接する第1孔のその領域において、第1ピン状突起と第1孔の内壁との間の第1孔内に全円周嵌合が形成されるまで、垂直に向けられた力は第1ピン状突起に付与される。更に、第1孔内において、第1ピン状突起と、中央の領域および/またはピン状突起の始まる箇所の第1孔の内壁と、の間に全円周嵌合が形成されるまで、垂直に向けられた力は第1ピン状突起に付与され得る。
特に、第1ピン状突起と第1孔の内壁との間での嵌合が、少なくとも複数の領域において全円周嵌合することにより、第1ダンパマスと摩擦パッドキャリアプレートとの間の堅固な連結はより強健で、より高い負荷に耐える。
更に、第1孔内において、第1孔の実質的に全深さに亘って第1孔の内壁に嵌合する程度にまで第1ピン状突起がアップセット加工されるまで、第1ピン状突起上に垂直に向けられた力が押圧作用を介して付与されることが好ましい。ここでは、全円周に亘って、また第1孔の全深さに亘って第1ピン状突起が第1孔の内壁と嵌合するまで、垂直に向けられた力が付与されることが好ましい。従って、第1ピン状突起上に垂直に向けられた力の付与後に、第1ピン状突起と第1孔内の全領域の第1孔の内壁との間に嵌合が形成されることが、特に好ましい。
押圧作用を介して第1ピン状突起上に垂直に向けられた力は、押圧の間の全体に亘って実質的に一定の強度で付与されることが好ましい。従って、垂直に向けられた力が所定の強度で第1ピン状突起に付与され、また、押圧の間の全体に亘って一定に維持されることが好ましい。第1ピン状突起上へのそのような均一な力の付与により、特に第1ピン状突起のヘッドの領域において、材料の損傷を回避することが可能である。例えば、このようにすることにより、力の付与後に、材料がすり減ったり、第1ピン状突起のヘッドの領域に亀裂が入ったりするのを抑制することができる。また、このように、摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結は、より強健になる。
第1ピン状突起上に垂直に向けられる力は、押圧作用を介して、好ましくは押圧時間0.5秒から10秒、特に好ましくは0.5秒から5秒、非常に好ましくは1秒から2.5秒付与される。従って、力は、打ち付ける場合よりも、例えばリベットの場合よりも、相当により長く第1ピン状突起に付与されることが好ましい。それは、第1ピン状突起の材料がより緩やかでより均一に変形またはアップセット加工される方法で達成することができる。従って垂直に向けられた力の付与中に第1ピン状突起の材料が破損する、例えばすり減ったり亀裂が入ったりするのを抑制することができる。
更に、第1ピン状突起上に垂直に向けられる力が押圧作用を介して10kNから80kNの強度、好ましくは20kNから60kNの間の強度、そして非常に好ましくは25kNから50kNの強度で付与されることが好ましい。例えば、垂直に向けられる力が、30kNから35kNの一定の強度で押圧時間が1秒から2.5秒以上付与されることは可能である。
摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結を形成するために、第1ピン状突起上に垂直に向けられた力のみが押圧作用を介して付与されることが好ましい。従って、垂直に向けられた力に加えて、いかなる他の方向に向けられた力も第1ピン状突起に付与されないことが好ましい。例えば摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結を形成するために、第1ピン状突起のヘッド上に横または斜めに向けられた力は付与されない。更に、押圧手段または押圧ヘッドの回転運動、あるいは第1ダンパマスの回転運動が垂直に向けられた力の付与時には生じない。従って、摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結を形成するために、第1ピン状突起上に垂直に向けられた力のみが押圧作用を介して提供される場合が好ましい。
第1ピン状突起上に垂直に向けられた力の付与中に押圧ヘッドまたはダンパマスの運動を乱さないことが好ましい。
更に、押圧ヘッドによる押圧作用を介して第1ピン状突起上に垂直に向けられた力が付与されることが好ましい。ここで、押圧ヘッドは、押圧工程中または第1ピン状突起上への力の付与中に、第1ピン状突起のヘッド方向に面する圧力面を有する。押圧ヘッドは、その押圧面介して第1ピン状突起のヘッドに垂直に押されるか押圧される。ここで、第1ピン状突起のヘッドは、第1ダンパマスの第1側表面から背けられる、端領域、即ち、面側領域を構成する。
押圧ヘッドの圧力面は実質的に滑らかであることが好ましい。これは、押圧ヘッドの圧力面が著しい不均一さや凸凹を有しないことを意味する。更に、押圧ヘッドの圧力面が平面を構成することが好ましい。それは、第1ピン状突起上への力の付与後に、ピン状突起のヘッドが同様に、実質的に平面の面側表面を有する方法で達成される。あるいは、押圧ヘッドの圧力面は凹形状であってもよく、それは、第1ピン状突起上への力の付与後に、第1ピン状突起のヘッドが上方へドーム形状または凸形状を有する方法で達成される。
押圧ヘッドの圧力面は、力の付与中、ヘッドに平行、即ち、第1ピン状突起の面側と平行に向けられることが好ましい。従って、押圧ヘッドの圧力面は、第1ダンパマスの第1側表面から背けられる第1ピン状突起の面側と平行に向けられる。更に、押圧ヘッドの圧力面が、力の付与中、第1ダンパマスの第1側表面と実質的に平行および/または摩擦パッドキャリアプレートの第1側表面と平行に向けられることが好ましい。
押圧ヘッド、即ち、押圧ヘッドの圧力面と第1ピン状突起のヘッド間の進行走行が100cm未満であることが好ましい。これは、ピン状突起上への力の付与前に押圧ヘッドが第1ピン状突起のヘッドの方向に休止位置から移動されることを意味する。前記休止位置では、押圧ヘッドの圧力面と第1ピン状突起のヘッドとの間の間隔は100cm未満である。進行走行は50cm未満であることが特に好ましく、25cm未満であることが更に好ましい。進行走行は10cm未満あるいは5cm未満であることが極めて好ましい。従って、より長い押圧時間のみならず、第1ピン状突起ヘッド上への力の導入前の、押圧ヘッドの圧力面と第1ピン状突起のヘッドとの間のより短い進行走行、つまり、より短い間隔によっても、押圧工程は打ち付ける動作とは異なる。
第1孔の第1エッジの領域において第1ピン状突起が部分的に第1ベベルに当接するまで第1ピン状突起上に垂直に向けられた力が押圧作用を介して付与されることが更に望ましい。
第1孔の第1エッジは包囲エッジであり、このエッジは摩擦パッドキャリアプレートの第2側表面と第1孔の内側側面、好ましくは、内壁との間の移行領域において、第1孔の境界を定める。
本発明の文脈において、ベベルは第1エッジを面取りあるいは丸くすることを意味することは理解される。第1ピン状突起を摩擦パッドキャリアプレートの第1孔に挿入し、摩擦パッドキャリアプレートに第1ダンパマスを固定した後に、第1ピン状突起のヘッドがベベルに部分的に当接することが好ましい。従って、第1ピン状突起のヘッドは第1ベベルに少なくとも局部的に当接する。例えば、第1ピン状突起上への力の付与後に、第1ピン状突起のマッシュルーム形状または平坦なヘッドはその下側および/またはエッジ領域を介して第1ベベルに当接する。
摩擦パッドキャリアプレートの第1孔の第1エッジの領域における第1ベベルの提供により、ダンパマスと摩擦パッドキャリアプレートとの間で向上した嵌合を実現することが可能である。このようにして、第1ダンパマスと摩擦パッドキャリアプレート間の連結はより強健になる。ヘッド領域のピン状突起の材料は締め付け中、破損されないし、それほど速く容易には破損されない。例えば、第1ピン状突起のヘッド領域に亀裂が入るのを抑制したり少なくとも低減したりすることが従って可能である。
特に、摩擦パッドキャリアプレートの第1孔の第1エッジ領域の第1ベベルにより、第1ピン状突起の端上へ垂直に向けられた力の付与中に、第1ピン状突起の中心およびその開始領域において、改善されたより強力なアップセット加工を実現することも可能になる。また、このように、摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスまたは第1孔内の第1ピン状突起の第1ダンパマスとの間、即ち、第1ピン状突起と第1孔の内壁との間の嵌合を強化することができる。
第1ベベルは、摩擦パッドキャリアプレートの第1孔の第1エッジを面取りあるいは丸くする形態であってもよい。摩擦パッドキャリアプレートの第1孔の第1エッジの面取り、非常に好ましくは完全に円周方向の面取りは、第1ベベルを介して形成されることが好ましい。第1ベベルにより、第1孔は第1孔の内部よりも前記領域においてより大きな孔を有する。
更に、第1ベベルが第1孔の内部壁に対して第1角度であることが好ましく、第1角度は10度から80度の間である。第1ベベルと第1孔の内部壁との間の第1角度は、特に好ましくは25度から60度の間、非常に好ましくは40度から50度の間にある。例えば、第1角度は45度であり得る。ここで、第1角度は、第1孔周りの全円周に亘って、あるいは第1孔の第1エッジに沿った全円周に亘って実質的に一定であるように形成されることが好ましい。
第1ベベルは第1深さに亘って第1孔内に突出することが好ましく、第1深さは、第1孔の全深さの50%未満に相当する。第1孔内へ第1ベベルが突出する第1深さは、好ましくは第1孔の全深さの40%未満、非常に好ましくは30%未満に相当する。例えば第1ベベルが、第1孔の全深さの20%未満の第1深さに亘って第1孔内へ突出することはあり得る。
第1孔の深さは、第1孔領域の摩擦パッドキャリアプレートの厚さに実質的に相当する。従って、第1孔は摩擦パッドキャリアプレートを貫通して延びるように提供される。第1孔の深さは、摩擦パッドキャリアプレートを貫通する第1孔の全深さまたは長さを意味することは理解される。第1ベベルが孔内へ突出する第1深さは、摩擦パッドキャリアプレートの第2側表面の上にある平面と、第1ピン状突起の中心軸に沿った第1孔内の第1ベベルの端との間の間隔を意味することは理解される。従って、第1深さは、第1ベベルの端に対して、第1孔内へ垂直に突出している間隔を意味することが理解される。
第1ピン状突起は任意の適切な形状でよい。第1ピン状突起は円錐形状であることが好ましい。ここで、第1ピン状突起の断面は、第1ダンパマスの第1側表面から第1ピン状突起のヘッドの方向に見た場合、小さくなる。第1ダンパマスの第1側表面から第1ピン状突起のヘッドの方向に見た場合、断面が一定で直線的に小さくなることが特に好ましい。従って、第1ピン状突起が少なくとも局部的に円錐形状または少なくとも局部的に円錐台形状であることが好ましい。ここでは、第1ピン状突起の断面は円形、楕円形、または多角形の形状をしていてもよい。
少なくとも1つの凹みが第1ベベル内に形成されることが好ましい。ここでは、少なくとも1つの凹みが全円周に亘って第1孔の周りに配置されることが好ましい。更に、凹みは第1孔の周りの第1ベベル内において、取り囲むように配置されることが好ましい。更に、多数の相互に間隔を置いた凹みが、第1孔周りの第1ベベル内においてリング形状に配置されることが可能である。
更に、第1孔の内部壁が第1ダンパマスの第1側表面に対して第2の角度で位置することが好ましく、第2の角度は、75度から105度の間、特に好ましくは80度から100度の間、非常に好ましくは85度から95度の間に位置している。例えば、第1孔の第2縁の領域の第2の角度は、略直角形状でもよい。従って、摩擦パッドキャリアプレートの第1側表面に対して第1ダンパマスの第1側表面が当接する領域の第1孔の入口領域は、望ましくは略直角の形状であり、第1孔の出口領域(即ち第1孔の第1エッジの領域)は、第1ベベルを介して面取りされている。
第1ピン状突起は、第1長さに亘って第1孔からそのヘッドを介して突出することが好ましく、第1長さは、第1孔の全深さまたは長さの25%未満、特に好ましくは15%未満、非常に好ましくは明らかに10%未満に相当する。通常は、自動車両用のディスクブレーキのブレーキパット用摩擦パッドキャリアプレートの厚さは5mmから15mmである。例えば、第1孔が10mmの全深さを有することは可能であり、第1ピン状突起は、1mmから2mmの第1長さに亘ってのみ第1孔からそのヘッドを介して突出する。第1ピン状突起が第1孔からそのヘッドを介して突出する第1長さは、第1ピン状突起上へ力の付与後、または摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結形成後に決定される。
第1ピン状突起は任意の適切な断面を有していてもよい。例えば、第1ピン状突起は、多角形、例えば、三角形、四角形、五角形、六角形の断面を有していてもよい。更に、第1ピン状突起が円形または楕円形の断面を有することは可能である。ここでは、第1孔の形状または第1孔の断面が、第1ピン状突起の断面に相当する断面を有することが好ましい。ピン状突起の最大幅は、この場合、第1孔の最小開口幅よりわずかに小さいことが好ましい。従って、変形することなく、または比較的大きな力の作用もなく、第1ピン状突起が第1孔へ差し込まれることが可能である。
更に、第1ダンパマスが押圧の間の全体を通して摩擦パッドキャリアプレートに押し付けられることが好ましい。従って、第1ダンパマスは、第1ピン状突起上の垂直に向けられた力の付与中でさえ、摩擦パッドキャリアプレートに対して押圧される。それは、摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結の形成後でさえ、第1ダンパマスが、摩擦パッドキャリアプレートの第1側表面に第1側表面を介して接触、またはその第1側表面を介して少なくとも局部的に当接していることにより、達成される。このように、第1ダンパマスと摩擦パッドキャリアプレートとの間の堅固な連結は再度より堅牢にされる。
更に、振動を変更する目的で摩擦パッドキャリアプレートに第2ダンパマスが堅固に連結されることが好ましい。
第2ダンパマスは、第1ダンパマスと同様に設計されていることが好ましい。ここで、摩擦パッドキャリアプレートは第2ピン状突起、具体的には第2ダンパマスのピン状突起、が挿入される第2孔を有する。第1ダンパマスまたは摩擦パッドキャリアプレートの第1孔に関する上記特徴の全ては、第2ダンパマスまたは摩擦パッドキャリアプレートの第2孔にも提供される。例えば、摩擦パッドキャリアプレートは、第2孔(第2ベベルがそれである)の第1エッジの領域内に第2ベベルを有していてもよい。第2ベベルは第2ピン状突起の挿入後に第2ピン状突起のヘッドに少なくともに局部的に連結される。
更に、キャリアボディの生産または摩擦パッドキャリアプレートと第1ダンパマスとの間の堅固な連結の形成のための上記方法ステップの全ては、摩擦パッドキャリアプレートと第2ダンパマスとの間の堅固な連結の形成のためにも提供される。
更に、本発明によれば、上記生産方式によって生産されたディスクブレーキのブレーキパット用のキャリアボディが提供される。
摩擦パッドキャリアプレートおよびダンパマスを受けるための、そこに配置された孔を有するブレーキパットの概要図である。 摩擦パッドキャリアプレートを有し、摩擦パッドキャリアプレート上に配置された摩擦パッドを有するブレーキパットを通る断面を示す。 摩擦パッドキャリアプレートおよびその上に配置された2つのダンパマスを有するキャリアボディの斜視図である。 摩擦パッドキャリアプレートおよびそれに連結されたダンパマスの詳細な斜視図である。 ダンパマスの異なる形状を示す。 摩擦パッドキャリアプレートへのダンパマスの連結の詳細な断面図である。 摩擦パッドキャリアプレートへのダンパマスの連結の詳細な断面図である。 摩擦パッドキャリアプレートへのダンパマスの連結の詳細な更なる断面図である。
図1aおよび1bはブレーキパット200の正面図および断面図を示す。ブレーキパット200はキャリアボディ100を有し、取り付けられたダンパマス14および15が省略された、キャリアボディ100の摩擦パッドキャリアプレート10のみが示されている。更に、ブレーキパット200は、摩擦パッドキャリアプレート10の第1側表面12に配置される、摩擦パッド11を有する。その2つの上方角領域では、摩擦パッドキャリアプレート10は、2つのダンパマス14および15のピン状突起18および19を受けるために、それぞれ1つの孔、具体的には第1孔20および第2孔21を有する。第1孔の出口開口はこの場合、範囲が摩擦パッドキャリアプレート10の第2側表面13上の第1包囲エッジ22によって定められる。第1孔20の前記第1エッジ22の領域では、第1ベベル26が配置される。その結果、第1孔20の第1エッジ22は、包囲面取り部で形成されている。摩擦パッドキャリアプレート10は、第1孔20および第2孔21の領域で、対応する孔20、21のそれぞれの深さ33、34に相当する、厚さ32を有する。第1ベベルベベル26および第2ベベル27は、それぞれ第1深さ37および第2深さ38に亘って、第1孔20および第2孔21内へ突出する。第1ベベル26は、第1角度35で、第1孔20の内部壁40に対して位置している。第2ベベル27は、第2角度36で、第2孔21の内部壁41に対して位置している。
図2aおよび2bは、摩擦パッドキャリアプレート10およびそれに堅固に固定された2つのダンパマス14、15を備えたキャリアボディ100の斜視図を示す。ここで、第1ダンパマス14は、摩擦パッドキャリアプレート10の第1孔20内の第1ピン状突起18を用いて配置される。図2aおよび2bに見られるように、第1ピン状突起18の端あるいはヘッド28は第1孔20から突出する。
キャリアプレート10に2つのダンパマス14、15を堅固に固定して連結するために、力が押圧作用を介して第1ピン状突起18上および第2ピン状突起19上に垂直にそれぞれ付与される。ここで、第1ピン状突起18および第2ピン状突起19の両方はアップセット加工(径を太くする)されている。特に、第1ピン状突起18のヘッド28の領域および第2ピン状突起19のヘッド29の領域のそれぞれにおいて、2つのピン状突起18および19のそれぞれのヘッド28、29が、第1孔20の第1エッジ22の領域内および第2孔21の第1エッジ24の領域内のそれぞれのベベル26、27に対して少なくとも部分的に当接するように突起18、19は変形されている。ピン状突起18、19は、力の付与後、あるいは摩擦パッドキャリアプレート10へ2つのダンパマス14、15の堅固な連結の形成後に、第1長さ42に亘っておよび第2長さ43に亘ってそれぞれの孔20、21からそれぞれ突出する。この点については、図4にも示されている。図2aおよび2bは、力の付与前、あるいは堅固な連結形成前ステージを示す。図2aおよび2bでは、2つのダンパマス14、15は、孔20、21の中へのピン状突起18、19を介して挿入されている。
図3aおよび3bは、ダンパマス14および15の様々な形状を示している。それぞれのダンパマス14、15の形状にかかわらず、ダンパマス14、15はそれぞれ第1および第2ピン状突起18、19をそれぞれ有しており、前記突起は第1ダンパマス14の第1側表面16から、および第2ダンパマス15の第2側表面17からそれぞれ突出する。ここで、ピン状突起18、19は、略円形(図3b参照)または多角形(図3a、3cおよび3d参照)でもよい。
2つのダンパマス14および15の第1側表面16、17はそれぞれ、2つのダンパマス14および15の摩擦パッドキャリアプレート10への連結後に、摩擦パッドキャリアプレート10の第1側表面12に連結されるか、もしくはこれに当接する。図4は断面図として摩擦パッドキャリアプレート10と第1ダンパマス14間の固定領域を示す。ここで、第1ダンパマス14の第1ピン状突起18は、摩擦パッドキャリアプレート10の第1孔20内へ挿入されている。第1ダンパマス14は摩擦パッドキャリアプレート10の第1側表面12に対して、第1ダンパマス14の第1側表面16を介して当接する。押圧動作を介して加えられる、第1ピン状突起18上に垂直に向けられた力によって、摩擦パッドキャリアプレート10と第1ダンパマス14間で堅固な連結が実現される。第1孔20内では、第1ピン状突起18と第1孔20の内部壁40間で全周に亘って、また第1孔20の全深さ33に亘って形成された嵌合を見ることが可能なように、第1ピン状突起18は第1孔20の全深さ33に亘ってアップセット加工されている。第1ピン状突起18は第1長さ42に亘って第1孔20からヘッド28介して突出している。
更に、第1ピン状突起18のヘッド28は、第1孔20の第1エッジ22の領域の第1ベベル26に対して局部的に直接当接する。
第1孔20の領域では、摩擦パッドキャリアプレート10は、第1孔20の深さ33に対応する厚さ32を有する。第1ベベル26は、第1深さ37に亘る第1孔20内に突出している。更に、第1ベベルは、第1孔20の内壁4に対して第1角度35を形成する。
断面図として図4に既に示されたように、図5および6は、摩擦パッドキャリアプレート10と第1ダンパマス14間の固定領域を示す。図4の図とは対照的に、ベベル26および27は、摩擦パッドキャリアプレート10の第1孔20の領域でも、第1孔20の第1エッジ22の領域でも設けられていない。ブレーキパットキャリアプレート1の第2側表面13と第1孔20の内壁40との間の角度は従って直角である。
キャリアボディ100を生産する方法または摩擦パッドキャリアプレート10へダンパマス14、15を堅固に固定するための方法ステップが、ベベル26、27を使用する実施例およびベベル26、27を使用しない実施例の両方のために提供される。以下に、押圧する、即ち、垂直に向けられた力44を第1ピン状突起18上に付与する方法ステップを、ベベル26、27を使用しない図5および6に基づいて例示的に記載する。
図5および6において、図4の場合と同様に、摩擦パッドキャリアプレート10と第1ダンパマス14間の堅固な連結が既に示されている。即ち、第1ピン状突起18のヘッド28は、第1ピン状突起18上に付与された力44によって既に変形されている。更に、アップセット加工された第1ピン状突起18により、第1孔20の内壁40と第1ピン状突起18間での嵌合形状を第1孔20内に見ることができる。
ディスクブレーキ300のブレーキパット200用のキャリアボディ100を生産するため、この目的のために、第1ダンパマス14の第1ピン状突起18は摩擦パッドキャリアプレート10の第1孔20内へ挿入されている。摩擦パッドキャリアプレート10の第1側表面12に対して第1ダンパマス14の第1側表面16が当接するよう、次のステップでは、第1ダンパマス14はホールドダウン手段48介して摩擦パッドキャリアプレート10に対して押圧されている。
ホールドダウン手段48を介する押圧動作中、第1ピン状突起18上に垂直に向けられた力44は、押圧ヘッド45介して付与される。この目的のために、押圧ヘッド45の押圧面46介して、第1ピン状突起18の面側またはヘッド28上に一定の力が所定の押圧時間以上付与される。この目的のために、押圧ヘッド45は、第1ピン状突起18の面側領域あるいはヘッド28に向かって垂直に進行走行47で、その休止位置から外へ移動されられる。その後、続いて、第1ピン状突起18上に垂直に向けられた力44が、押圧動作介して付与される。進行走行47は、押圧ヘッド45の押圧面46と休止位置の第1ピン状突起18のヘッド28との間の間隔、即ち、力の付与開始前における間隔に相当する。
図5は、押圧面46を備える押圧ヘッド45を示し、押圧面46は滑らかで平面な表面である。従って、第1ピン状突起18のヘッド28上への力44の付与後に、その表面に関して、実質的に滑らかで平面な表面として、第1ピン状突起18のヘッド28が形成される。
図6は、押圧面46を備える押圧ヘッド45を示し、押圧面46は凹面形状を有する。従って、押圧ヘッド45は内向きドーム状の押圧面46を備える。第1ピン状突起18のヘッド28上への力44の付与後に、第1ピン状突起18のヘッド28の外表面は、従って、凸面、即ち、外向きドーム形状を有する。
100 キャリアボディ
200 ブレーキパッド
300 ディスクブレーキ
10 摩擦パッドキャリアプレート
11 摩擦パッド
12 摩擦パッドキャリアプレートの第1側表面
13 摩擦パッドキャリアプレートの第2側表面
14 第1ダンパマス
15 第2ダンパマス
16 第1ダンパマスの第1側表面
17 第2ダンパマスの第1側表面
18 第1ピン状突起
19 第2ピン状突起
20 第1孔
21 第2孔
22 第1孔の第1エッジ
23 第2孔の第2エッジ
24 第2孔の第1エッジ
25 第2孔の第2エッジ
26 第1ベベル
27 第2ベベル
28 第1ピン状突起のヘッド
29 第2ピン状突起のヘッド
30 第1ピン状突起の長さ
31 第2ピン状突起の長さ
32 摩擦パッドキャリアプレートの厚さ
33 第1孔の深さ
34 第2孔の深さ
35 第1角度
36 第2角度
37 第1深さ
38 第2深さ
39 凹み
40 第1孔の内壁
41 第2孔の内壁
42 第1長さ
43 第2長さ
44 力
45 押圧ヘッド
46 押圧ヘッドの押圧面
47 進行走行
48 ホールドダウン手段

Claims (15)

  1. ディスクブレーキ(300)のブレーキパット用のキャリアボディを製造する方法であって、前記キャリアボディ(100)は、摩擦パッド(11)を保持するための摩擦パッドキャリアプレート(10)と、前記摩擦パッドキャリアプレート(10)に堅固に連結されると共に振動の変更をするための機能を果たす少なくとも1つの第1ダンパマス(14)とを有し、前記方法は次のステップ、即ち、
    a)前記第1ダンパマス(14)の第1ピン状突起(18)を、前記摩擦パッドキャリアプレート(10)の第1孔内(20)へ挿入するステップであって、前記第1ピン状突起(18)は前記第1ダンパマス(14)の第1側表面から突出している、ステップと、
    b)前記第1ダンパマス(14)の前記第1側表面(16)が摩擦パッドキャリアプレート(10)の第1側表面に対して当接するために、前記第1ダンパマスを前記摩擦パッドキャリアプレート(10)に対して押圧するステップと、
    c)少なくとも複数の領域において前記第1孔(20)の内壁(40)とその第1孔(20)内で嵌合する程度にまで、また、前記摩擦パッドキャリアプレート(10)と前記第1ダンパマス(14)との間に堅固な連結が存在するまで、第1ピン状突起(18)がアップセット加工されるまで、第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた力(44)を押圧動作を介して付与するステップと、を有することを特徴とする方法。
  2. ステップc)において、1つの領域内の前記第1孔(20)の内壁(40)と前記第1孔(20)内で全周嵌合する程度にまで、前記第1ピン状突起(18)がアップセット加工されるまで、前記第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた前記力(44)が押圧動作を介して付与されることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. ステップc)において、前記第1孔(20)内に、前記第1ピン状突起(18)が前記第1孔(20)の実質的に全深さ(33)に亘って前記第1孔(20)の内部壁(40)と嵌合形成する程度にまで、押圧作用を介して、前記第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた前記力(44)が付与されることを特徴とする、請求項1または2に記載の方法。
  4. ステップc)において、前記第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた前記力(44)が、押圧の間の全体に亘って実質的に一定の強度で押圧作用を介して付与されることを特徴とする、請求項1から請求項3いずれか1項に記載の方法。
  5. ステップc)において、前記第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた前記力(44)が、0.5秒から10秒、好ましくは0.5秒から5秒、特に好ましくは1秒から2.5秒の押圧時間に亘って押圧作用を介して付与されることを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の方法。
  6. ステップc)において、前記第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた前記力(44)は、10kNから80kN、好ましくは20kNから60kN、特に好ましくは25kNから50kNの強度で押圧作用を介して付与されること、を特徴とする、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記摩擦パッドキャリアプレート(10)と前記第1ダンパマス(14)との間の堅固な連結形成のために、前記第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた前記力(44)のみが押圧作用によって付与され、前記力(44)の付与中に回転運動は行われず、前記第1ピン状突起(18)上に横方向に向けられた力は付与されないことを特徴とする、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. ステップc)において、前記第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた前記力(44)が、押圧ヘッド(45)によって押圧作用を介して付与され、前記押圧ヘッド(45)は、圧力面(46)によって前記第1ピン状突起(18)のヘッド(28)上に垂直に押されるか押圧され、前記第1ピン状突起(18)の前記ヘッド(28)は、第1ダンパマス(14)の第1側表面(16)から背けられる、前記第1ピン状突起(18)のその面側の領域に配置され、前記押圧ヘッド(45)の前記圧力面(46)は、前記第1ピン状突起(18)の前記ヘッド(28)の方向に面していることを特徴とする、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記押圧ヘッド(45)の圧力面(46)が実質的に滑らかおよび/または平面の表面であり、または、前記押圧ヘッド(45)の前記圧力面(46)が凹形状であることを特徴とする、請求項8に記載の方法。
  10. 前記押圧ヘッド(45)の圧力面(46)が、前記力(44)の前記付与中に、前記第1ピン状突起(18)の前記ヘッド(28)と平行、または前記第1ダンパマス(14)の第1側表面(16)から背けられる、前記第1ピン状突起(18)のその面側に平行に向けられることを特徴とする、請求項8または9に記載の方法。
  11. 前記ピン状突起(18)上に垂直に向けられた前記力(44)をその後押圧作用によって付与するために、前記押圧ヘッド(45)の前記圧力面(46)は、進行走行(47)に亘って前記第1ピン状突起(18)の前記ヘッド(28)に向かって、100cm未満、好ましくは50cm未満、特に好ましくは25cm未満、特に非常に好ましくは10cm未満、移動されること、を特徴とする、請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記第1ピン状突起(18)が前記第1孔(20)の第1エッジ(22)の領域の第1ベベル(26)にそのヘッド(28)を介して部分的に当接するまで、第1ピン状突起(18)上に垂直に向けられた力(44)が押圧作用を介して付与され、前記第1ピン状突起(18)の前記ヘッド(28)は、前記第1ダンパマス(14)の前記第1側表面(16)から背けられる、前記第1ピン状突起(18)のその面側の領域に配置されること、を特徴とする、請求項1から請求項11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 前記押圧の間において、前記第1ダンパマス(14)がステップb)ごとに前記摩擦パッドキャリアプレートに対して押圧されることを特徴とする、請求項1から請求項12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 第2ダンパマス(15)が、振動を変更する目的で前記摩擦パッドキャリアプレートに堅固に連結されることを特徴とする、請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか1項に記載の方法で製造された、ディスクブレーキ(300)のブレーキパット(200)のためのキャリアボディ(100)。
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