JP2016534875A5

JP2016534875A5 -

Info

Publication number: JP2016534875A5
Application number: JP2016551020A
Authority: JP
Filing date: 2014-11-04
Publication date: 2017-11-24

Claims

主軸回転軸心（６）を有する主軸（４）と、伝動機構を介して該主軸（４）に連結された複数の攪拌翼（２０）とを備えた攪拌機（１）であり、
前記伝動機構は、前記複数の攪拌翼（２０）の夫々に対応した、各々が攪拌翼軸回転軸心（２８）を有する複数の攪拌翼軸（１５）を備えており、
前記攪拌翼軸回転軸心（２８）が前記主軸回転軸心（６）に対して成す角度である第１角度（α）は２０°〜４０°の範囲内の角度であり、
前記複数の攪拌翼の夫々の翼面（３０）どうしの間の相対角度である第２角度（β）は９０°であり、
前記複数の攪拌翼（２０）は、前記攪拌機（１）の作動時に前記主軸（４）を中心とした回転である第１回転と夫々の前記攪拌翼軸回転軸心（２８）を中心とした回転である第２回転とを行う前記攪拌機（１）であって、
前記攪拌翼軸（１５）の両端部のうち前記主軸（４）と反対側の端部である第１端部（２１）における前記主軸回転軸心（６）から前記攪拌翼軸回転軸心（２８）までの径方向距離である第１距離が、前記攪拌翼軸（１５）の両端部のうち前記主軸（４）の方を向いた端部である第２端部における前記主軸回転軸心（６）から前記攪拌翼軸回転軸心（２８）までの径方向距離である第２距離より大きい
ことを特徴とする攪拌機（１）。
前記伝動機構は遊星伝動機構を含んでおり、該遊星伝動機構により前記第１回転及び前記第２回転が生成される
ことを特徴とする請求項１記載の攪拌機。
前記遊星伝動機構は、前記複数の攪拌翼軸（１５）を夫々に回転可能に収容し、前記主軸（４）にトルク伝達可能に連結されている複数の第２ガイド管（１８）を備える
ことを特徴とする請求項２記載の攪拌機。
前記トルク伝達可能な連結のために、前記複数の第２ガイド管（１８）が、前記主軸（４）にトルク伝達可能に連結された伝動機構ハウジング（１０）にトルク伝達可能に収容されている
ことを特徴とする請求項３記載の攪拌機。
前記遊星伝動機構（１４、１６）は、前記複数の攪拌翼軸（１５）の夫々に備えられた複数の遊星歯車（１４、１６）を備える
ことを特徴とする請求項２〜請求項４の何れか１項に記載の攪拌機。
前記遊星歯車（１４、１６）は傘歯車である
ことを特徴とする請求項５記載の攪拌機。
前記遊星伝動機構（１４、１６）は、前記主軸（４）にトルク伝達可能に連結された伝動機構ハウジング（１０）と、前記複数の攪拌翼軸（１５）を夫々に回転可能に収容し、前記伝動機構ハウジング（１０）に固定結合された複数の第２ガイド管（１８）とを備える
ことを特徴とする請求項２記載の攪拌機。
前記攪拌翼軸（１５）はブラケット（２４）を有する安定性強化管（２３）を備え、
前記安定性強化管（２３）は前記攪拌翼軸（１５）の平行キー（２２）が嵌合するキー溝を備える
ことを特徴とする請求項１〜請求項７の何れか１項に記載の攪拌機。
前記攪拌翼軸（１５）は、その両端部のうち前記攪拌翼（２０）の方を向いた端部に、前記安定性強化管（２３）と連結するための平行キーを備えると共に、前記攪拌翼のブラケット（２４）が備えられている
ことを特徴とする請求項１〜請求項８の何れか１項に記載の攪拌機。
前記複数の第２ガイド管（１８）が、補強手段（１９）を介して前記伝動機構ハウジング（１０）に連結されており、前記複数の攪拌翼軸（１５）は、該伝動機構ハウジング（１０）において複数箇所で軸支され複数箇所で封止されている
ことを特徴とする請求項７記載の攪拌機。