JP2016534039A5 - - Google Patents
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Description
具体的には、本明細書で提供する投薬レジメンは、例えば実施例1〜4及び図1〜7に示すように、有効性(例えば、PR)と減少した毒性との最適な均衡を達成する。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、FOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を前記患者に投与することを含み、前記免疫抱合体が、前記患者の体重1キログラム(kg)あたり約3.0〜約7ミリグラム(mg)の用量で投与され、前記患者の体重のキログラムが、調整理想体重(AIBW)に調整される、前記方法。
(項目2)
前記投与が、約90〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目1に記載の前記方法。
(項目3)
前記投与が、約90〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目2に記載の前記方法。
(項目4)
前記投与が、2700時間・μg/mL以下の曲線下面積(AUC) 0〜24 を生じさせる、項目1〜3のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目5)
前記免疫抱合体が、約5.0mg/kgの用量で投与される、項目1〜4のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目6)
前記免疫抱合体が、約6.0mg/kgの用量で投与される、項目1〜4のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目7)
前記免疫抱合体が、約6.5mg/kgの用量で投与される、項目1〜4のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目8)
前記免疫抱合体が、3週間に1回投与される、項目1〜7のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目9)
前記免疫抱合体が、週1回投与される、項目1〜4のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目10)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、FOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を前記患者に投与することを含み、前記免疫抱合体が、前記患者の体重1キログラム(kg)あたり約3.0〜約7ミリグラム(mg)の用量で投与され、前記投与が、約110〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、前記方法。
(項目11)
前記投与が、約110〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目10に記載の前記方法。
(項目12)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、FOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を前記患者に投与することを含み、前記免疫抱合体が、前記患者の体重1キログラム(kg)あたり約3.0〜約7ミリグラム(mg)の用量で投与され、前記投与が、2700時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、前記方法。
(項目13)
免疫抱合体が、配列番号6〜9、11、及び12のCDRを含む抗体またはその抗原結合断片を含む、項目1〜12のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目14)
前記抗体がhuMov19である、項目13に記載の前記方法。
(項目15)
前記免疫抱合体がマイタンシノイドを含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目16)
前記マイタンシノイドがDM4である、項目15に記載の前記方法。
(項目17)
前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、項目1〜16のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目18)
前記免疫抱合体がIMGN853である、項目1〜17のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目19)
前記免疫抱合体が静脈内投与される、項目1〜18のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目20)
前記癌が、卵巣癌、脳癌、乳癌、子宮癌、子宮内膜癌、膵臓癌、腎臓癌、及び肺癌からなる群から選択される、項目1〜19のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目21)
前記肺癌が非小細胞肺癌である、項目20に記載の前記方法。
(項目22)
前記非小細胞肺癌が腺癌である、項目21に記載の前記方法。
(項目23)
前記卵巣癌が上皮性卵巣癌である、項目20に記載の前記方法。
(項目24)
前記卵巣癌が、白金製剤抵抗性、再発性、または不応性である、項目23に記載の前記方法。
(項目25)
前記癌が上皮性癌である、項目20に記載の前記方法。
(項目26)
前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合にFOLR1発現を呈する、項目1〜25のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目27)
前記試料が、少なくとも2不均一の染色強度を有する、項目26に記載の前記方法。
(項目28)
前記試料が、少なくとも2均一の染色強度を有する、項目26に記載の前記方法。
(項目29)
前記試料が、少なくとも3不均一の染色強度を有する、項目26に記載の前記方法。
(項目30)
前記試料が、少なくとも3均一の染色強度を有する、項目26に記載の前記方法。
(項目31)
前記患者にステロイドを投与することを更に含む、項目1〜30のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目32)
前記ステロイドがデキサメタゾンである、項目31に記載の前記方法。
(項目33)
前記投与が腫瘍サイズの減少をもたらす、項目1〜32のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目34)
前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、項目1〜20、23、24、及び26〜33のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目35)
前記投与が毒性の減少をもたらす、項目1〜34のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目36)
前記毒性が眼毒性である、項目35に記載の前記方法。
(項目37)
抗癌特性を有する第2の化合物を投与することを更に含む、項目1〜36のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目38)
前記投与が、2785時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせた、項目1〜3、5〜11、及び13〜37のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目39)
前記投与が、2741時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせた、項目1〜3、5〜11、及び13〜37のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目40)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、前記患者にFOLR1ポリペプチドと結合する有効量の免疫抱合体を投与することを含み、前記投与が、2741時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、前記方法。
(項目41)
前記投与が、160μg/mL以下のCmaxを生じさせる、項目40に記載の前記方法。
(項目42)
前記投与が、150μg/mL以下のCmaxを生じさせる、項目41に記載の前記方法。
(項目43)
免疫抱合体が、配列番号6〜9、11、及び12のCDRを含む抗体またはその抗原結合断片を含む、項目40〜42のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目44)
前記抗体がhuMov19である、項目43に記載の前記方法。
(項目45)
前記免疫抱合体がマイタンシノイドを含む、項目40〜44のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目46)
前記マイタンシノイドがDM4である、項目45に記載の前記方法。
(項目47)
前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、項目40〜46のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目48)
前記免疫抱合体がIMGN853である、項目40〜47のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目49)
前記免疫抱合体が静脈内投与される、項目40〜48のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目50)
前記癌が、卵巣癌、脳癌、乳癌、子宮癌、子宮内膜癌、膵臓癌、腎臓癌、及び肺癌からなる群から選択される、項目40〜49のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目51)
前記肺癌が非小細胞肺癌である、項目50に記載の前記方法。
(項目52)
前記非小細胞肺癌が腺癌である、項目51に記載の前記方法。
(項目53)
前記卵巣癌が上皮性卵巣癌である、項目50に記載の前記方法。
(項目54)
前記卵巣癌が、白金製剤抵抗性、再発性、または不応性である、項目53に記載の前記方法。
(項目55)
前記癌が上皮性癌である、項目50に記載の前記方法。
(項目56)
前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合にFOLR1発現を呈する、項目40〜55のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目57)
前記試料が、少なくとも2不均一の染色強度を有する、項目56に記載の前記方法。
(項目58)
前記試料が、少なくとも2均一の染色強度を有する、項目56に記載の前記方法。
(項目59)
前記試料が、少なくとも3不均一の染色強度を有する、項目56に記載の前記方法。
(項目60)
前記試料が、少なくとも3均一の染色強度を有する、項目56に記載の前記方法。
(項目61)
前記患者にステロイドを投与することを更に含む、項目40〜60のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目62)
前記ステロイドがデキサメタゾンである、項目61に記載の前記方法。
(項目63)
前記投与が腫瘍サイズの減少をもたらす、項目40〜62のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目64)
前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、項目40〜50、53、54、及び56〜63のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目65)
前記投与が毒性の減少をもたらす、項目40〜64のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目66)
前記毒性が眼毒性である、項目65に記載の前記方法。
(項目67)
抗癌特性を有する第2の化合物を投与することを更に含む、項目40〜66のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目68)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、FOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を前記患者に投与することを含み、前記免疫抱合体が、4週間スケジュールに基づき3週間にわたって週1回投与される、前記方法。
(項目69)
前記免疫抱合体が、4週間スケジュールの1、8、及び15日目に投与される、項目68に記載の前記方法。
(項目70)
前記投与が、約90〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目68または69に記載の前記方法。
(項目71)
前記投与が、約90〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目70に記載の前記方法。
(項目72)
前記投与が、約110〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目68または69に記載の前記方法。
(項目73)
前記投与が、約110〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目72に記載の前記方法。
(項目74)
前記投与が、2700時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、項目68〜73のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目75)
前記免疫抱合体が、約1.5〜約6mg/kgの用量で投与される、項目68〜74のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目76)
前記免疫抱合体が、約1.5、2.0、2.5、3、3.3、4.0、4.1、4.2、5.0、5.5、または6.0mg/kgの用量で投与される、項目75に記載の前記方法。
(項目77)
前記免疫抱合体が、配列番号6〜9、11、及び12のCDRを含む抗体またはその抗原結合断片を含む、項目68〜76のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目78)
前記抗体がhuMov19である、項目77に記載の前記方法。
(項目79)
前記免疫抱合体がマイタンシノイドを含む、請求68〜78のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目80)
前記マイタンシノイドがDM4である、項目79に記載の前記方法。
(項目81)
前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、項目68〜80のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目82)
前記免疫抱合体がIMGN853である、項目68〜81のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目83)
前記免疫抱合体が静脈内投与される、項目68〜82のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目84)
前記癌が、卵巣癌、脳癌、乳癌、子宮癌、子宮内膜癌、膵臓癌、腎臓癌、及び肺癌からなる群から選択される、項目68〜83のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目85)
前記患者にステロイドを投与することを更に含む、項目68〜84のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目86)
前記ステロイドがデキサメタゾンである、項目85に記載の前記方法。
(項目87)
前記投与が腫瘍サイズの減少をもたらす、項目68〜86のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目88)
前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、項目68〜87のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目89)
前記投与が毒性の減少をもたらす、項目68〜88のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目90)
前記毒性が眼毒性である、項目89に記載の前記方法。
(項目91)
抗癌特性を有する第2の化合物を投与することを更に含む、項目68〜90のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目92)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、前記患者にFOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を投与することを含み、前記免疫抱合体が、前記患者の体重1キログラム(kg)あたり約1〜約7ミリグラム(mg)の用量で投与され、前記患者の体重のキログラムが、調整理想体重に調整され、前記免疫抱合体が、4週間スケジュールに基づき3週間にわたって週1回投与される、前記方法。
(項目93)
前記免疫抱合体が、4週間のスケジュールの1、8、及び15日目に投与される、項目92に記載の前記方法。
(項目94)
前記免疫抱合体が、約1.1mg/kgの用量で投与される、項目92または93に記載の前記方法。
(項目95)
前記免疫抱合体が、約1.8mg/kgの用量で投与される、項目92または93に記載の前記方法。
(項目96)
前記免疫抱合体が、約2.5mg/kgの用量で投与される、項目92または93に記載の前記方法。
(項目97)
前記免疫抱合体が、約3.3mg/kgの用量で投与される、項目92または93に記載の前記方法。
(項目98)
前記投与が、約90〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目92〜97のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目99)
前記投与が、約90〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目98に記載の前記方法。
(項目100)
前記投与が、約110〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目92〜99のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目101)
前記投与が、約110〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目100に記載の前記方法。
(項目102)
前記投与が、2700時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、項目92〜101のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目103)
前記免疫抱合体が、配列番号6〜9、11、及び12のCDRを含む抗体またはその抗原結合断片を含む、項目92〜102のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目104)
前記抗体がhuMov19である、項目103に記載の前記方法。
(項目105)
前記免疫抱合体がマイタンシノイドを含む、請求92〜104のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目106)
前記マイタンシノイドがDM4である、項目105に記載の前記方法。
(項目107)
前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、項目92〜106のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目108)
前記免疫抱合体がIMGN853である、項目92〜107のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目109)
前記免疫抱合体が静脈内投与される、項目92〜108のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目110)
前記癌が、卵巣癌、脳癌、乳癌、子宮癌、子宮内膜癌、膵臓癌、腎臓癌、及び肺癌からなる群から選択される、項目92〜109のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目111)
前記肺癌が非小細胞肺癌である、項目110に記載の前記方法。
(項目112)
前記非小細胞肺癌が腺癌である、項目111に記載の前記方法。
(項目113)
前記卵巣癌が上皮性卵巣癌である、項目110に記載の前記方法。
(項目114)
前記上皮性卵巣癌が、白金製剤抵抗性、再発性、または不応性である、項目113に記載の前記方法。
(項目115)
前記癌が上皮性癌である、項目110に記載の前記方法。
(項目116)
前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合にFOLR1発現を呈する、項目92〜115のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目117)
前記試料が、少なくとも2不均一の染色強度を有する、項目116に記載の前記方法。
(項目118)
前記試料が、少なくとも2均一の染色強度を有する、項目116に記載の前記方法。
(項目119)
前記試料が、少なくとも3不均一の染色強度を有する、項目116に記載の前記方法。
(項目120)
前記試料が、少なくとも3均一の染色強度を有する、項目116に記載の前記方法。
(項目121)
前記患者にステロイドを投与することを更に含む、項目92〜120のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目122)
前記ステロイドがデキサメタゾンである、項目121に記載の前記方法。
(項目123)
前記投与が腫瘍サイズの減少をもたらす、項目92〜122のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目124)
前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、項目92〜110、113、114、及び116〜123のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目125)
前記投与が毒性の減少をもたらす、項目92〜124のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目126)
前記毒性が眼毒性である、項目125に記載の前記方法。
(項目127)
抗癌特性を有する第2の化合物を投与することを更に含む、項目92〜126のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目128)
前記免疫抱合体が、約2.8mg/kgの用量で投与される、項目92、93、及び98〜127のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目129)
前記免疫抱合体が、約3.0mg/kgの用量で投与される、項目92、93、及び98〜127のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目130)
前記免疫抱合体が、約3.75mg/kgの用量で投与される、項目92、93、及び98〜127のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目131)
前記投与が、2785時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、項目92〜101及び103〜130のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目132)
前記投与が、2741時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、項目92〜101及び103〜130のいずれか一項に記載の前記方法。
本発明は、例えば、以下の項目を提供する。
(項目1)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、FOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を前記患者に投与することを含み、前記免疫抱合体が、前記患者の体重1キログラム(kg)あたり約3.0〜約7ミリグラム(mg)の用量で投与され、前記患者の体重のキログラムが、調整理想体重(AIBW)に調整される、前記方法。
(項目2)
前記投与が、約90〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目1に記載の前記方法。
(項目3)
前記投与が、約90〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目2に記載の前記方法。
(項目4)
前記投与が、2700時間・μg/mL以下の曲線下面積(AUC) 0〜24 を生じさせる、項目1〜3のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目5)
前記免疫抱合体が、約5.0mg/kgの用量で投与される、項目1〜4のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目6)
前記免疫抱合体が、約6.0mg/kgの用量で投与される、項目1〜4のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目7)
前記免疫抱合体が、約6.5mg/kgの用量で投与される、項目1〜4のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目8)
前記免疫抱合体が、3週間に1回投与される、項目1〜7のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目9)
前記免疫抱合体が、週1回投与される、項目1〜4のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目10)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、FOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を前記患者に投与することを含み、前記免疫抱合体が、前記患者の体重1キログラム(kg)あたり約3.0〜約7ミリグラム(mg)の用量で投与され、前記投与が、約110〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、前記方法。
(項目11)
前記投与が、約110〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目10に記載の前記方法。
(項目12)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、FOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を前記患者に投与することを含み、前記免疫抱合体が、前記患者の体重1キログラム(kg)あたり約3.0〜約7ミリグラム(mg)の用量で投与され、前記投与が、2700時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、前記方法。
(項目13)
免疫抱合体が、配列番号6〜9、11、及び12のCDRを含む抗体またはその抗原結合断片を含む、項目1〜12のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目14)
前記抗体がhuMov19である、項目13に記載の前記方法。
(項目15)
前記免疫抱合体がマイタンシノイドを含む、項目1〜14のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目16)
前記マイタンシノイドがDM4である、項目15に記載の前記方法。
(項目17)
前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、項目1〜16のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目18)
前記免疫抱合体がIMGN853である、項目1〜17のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目19)
前記免疫抱合体が静脈内投与される、項目1〜18のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目20)
前記癌が、卵巣癌、脳癌、乳癌、子宮癌、子宮内膜癌、膵臓癌、腎臓癌、及び肺癌からなる群から選択される、項目1〜19のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目21)
前記肺癌が非小細胞肺癌である、項目20に記載の前記方法。
(項目22)
前記非小細胞肺癌が腺癌である、項目21に記載の前記方法。
(項目23)
前記卵巣癌が上皮性卵巣癌である、項目20に記載の前記方法。
(項目24)
前記卵巣癌が、白金製剤抵抗性、再発性、または不応性である、項目23に記載の前記方法。
(項目25)
前記癌が上皮性癌である、項目20に記載の前記方法。
(項目26)
前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合にFOLR1発現を呈する、項目1〜25のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目27)
前記試料が、少なくとも2不均一の染色強度を有する、項目26に記載の前記方法。
(項目28)
前記試料が、少なくとも2均一の染色強度を有する、項目26に記載の前記方法。
(項目29)
前記試料が、少なくとも3不均一の染色強度を有する、項目26に記載の前記方法。
(項目30)
前記試料が、少なくとも3均一の染色強度を有する、項目26に記載の前記方法。
(項目31)
前記患者にステロイドを投与することを更に含む、項目1〜30のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目32)
前記ステロイドがデキサメタゾンである、項目31に記載の前記方法。
(項目33)
前記投与が腫瘍サイズの減少をもたらす、項目1〜32のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目34)
前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、項目1〜20、23、24、及び26〜33のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目35)
前記投与が毒性の減少をもたらす、項目1〜34のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目36)
前記毒性が眼毒性である、項目35に記載の前記方法。
(項目37)
抗癌特性を有する第2の化合物を投与することを更に含む、項目1〜36のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目38)
前記投与が、2785時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせた、項目1〜3、5〜11、及び13〜37のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目39)
前記投与が、2741時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせた、項目1〜3、5〜11、及び13〜37のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目40)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、前記患者にFOLR1ポリペプチドと結合する有効量の免疫抱合体を投与することを含み、前記投与が、2741時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、前記方法。
(項目41)
前記投与が、160μg/mL以下のCmaxを生じさせる、項目40に記載の前記方法。
(項目42)
前記投与が、150μg/mL以下のCmaxを生じさせる、項目41に記載の前記方法。
(項目43)
免疫抱合体が、配列番号6〜9、11、及び12のCDRを含む抗体またはその抗原結合断片を含む、項目40〜42のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目44)
前記抗体がhuMov19である、項目43に記載の前記方法。
(項目45)
前記免疫抱合体がマイタンシノイドを含む、項目40〜44のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目46)
前記マイタンシノイドがDM4である、項目45に記載の前記方法。
(項目47)
前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、項目40〜46のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目48)
前記免疫抱合体がIMGN853である、項目40〜47のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目49)
前記免疫抱合体が静脈内投与される、項目40〜48のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目50)
前記癌が、卵巣癌、脳癌、乳癌、子宮癌、子宮内膜癌、膵臓癌、腎臓癌、及び肺癌からなる群から選択される、項目40〜49のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目51)
前記肺癌が非小細胞肺癌である、項目50に記載の前記方法。
(項目52)
前記非小細胞肺癌が腺癌である、項目51に記載の前記方法。
(項目53)
前記卵巣癌が上皮性卵巣癌である、項目50に記載の前記方法。
(項目54)
前記卵巣癌が、白金製剤抵抗性、再発性、または不応性である、項目53に記載の前記方法。
(項目55)
前記癌が上皮性癌である、項目50に記載の前記方法。
(項目56)
前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合にFOLR1発現を呈する、項目40〜55のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目57)
前記試料が、少なくとも2不均一の染色強度を有する、項目56に記載の前記方法。
(項目58)
前記試料が、少なくとも2均一の染色強度を有する、項目56に記載の前記方法。
(項目59)
前記試料が、少なくとも3不均一の染色強度を有する、項目56に記載の前記方法。
(項目60)
前記試料が、少なくとも3均一の染色強度を有する、項目56に記載の前記方法。
(項目61)
前記患者にステロイドを投与することを更に含む、項目40〜60のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目62)
前記ステロイドがデキサメタゾンである、項目61に記載の前記方法。
(項目63)
前記投与が腫瘍サイズの減少をもたらす、項目40〜62のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目64)
前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、項目40〜50、53、54、及び56〜63のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目65)
前記投与が毒性の減少をもたらす、項目40〜64のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目66)
前記毒性が眼毒性である、項目65に記載の前記方法。
(項目67)
抗癌特性を有する第2の化合物を投与することを更に含む、項目40〜66のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目68)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、FOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を前記患者に投与することを含み、前記免疫抱合体が、4週間スケジュールに基づき3週間にわたって週1回投与される、前記方法。
(項目69)
前記免疫抱合体が、4週間スケジュールの1、8、及び15日目に投与される、項目68に記載の前記方法。
(項目70)
前記投与が、約90〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目68または69に記載の前記方法。
(項目71)
前記投与が、約90〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目70に記載の前記方法。
(項目72)
前記投与が、約110〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目68または69に記載の前記方法。
(項目73)
前記投与が、約110〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目72に記載の前記方法。
(項目74)
前記投与が、2700時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、項目68〜73のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目75)
前記免疫抱合体が、約1.5〜約6mg/kgの用量で投与される、項目68〜74のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目76)
前記免疫抱合体が、約1.5、2.0、2.5、3、3.3、4.0、4.1、4.2、5.0、5.5、または6.0mg/kgの用量で投与される、項目75に記載の前記方法。
(項目77)
前記免疫抱合体が、配列番号6〜9、11、及び12のCDRを含む抗体またはその抗原結合断片を含む、項目68〜76のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目78)
前記抗体がhuMov19である、項目77に記載の前記方法。
(項目79)
前記免疫抱合体がマイタンシノイドを含む、請求68〜78のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目80)
前記マイタンシノイドがDM4である、項目79に記載の前記方法。
(項目81)
前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、項目68〜80のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目82)
前記免疫抱合体がIMGN853である、項目68〜81のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目83)
前記免疫抱合体が静脈内投与される、項目68〜82のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目84)
前記癌が、卵巣癌、脳癌、乳癌、子宮癌、子宮内膜癌、膵臓癌、腎臓癌、及び肺癌からなる群から選択される、項目68〜83のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目85)
前記患者にステロイドを投与することを更に含む、項目68〜84のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目86)
前記ステロイドがデキサメタゾンである、項目85に記載の前記方法。
(項目87)
前記投与が腫瘍サイズの減少をもたらす、項目68〜86のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目88)
前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、項目68〜87のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目89)
前記投与が毒性の減少をもたらす、項目68〜88のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目90)
前記毒性が眼毒性である、項目89に記載の前記方法。
(項目91)
抗癌特性を有する第2の化合物を投与することを更に含む、項目68〜90のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目92)
FOLR1発現癌を有するヒト患者を治療するための方法であって、前記患者にFOLR1ポリペプチドと結合する免疫抱合体を投与することを含み、前記免疫抱合体が、前記患者の体重1キログラム(kg)あたり約1〜約7ミリグラム(mg)の用量で投与され、前記患者の体重のキログラムが、調整理想体重に調整され、前記免疫抱合体が、4週間スケジュールに基づき3週間にわたって週1回投与される、前記方法。
(項目93)
前記免疫抱合体が、4週間のスケジュールの1、8、及び15日目に投与される、項目92に記載の前記方法。
(項目94)
前記免疫抱合体が、約1.1mg/kgの用量で投与される、項目92または93に記載の前記方法。
(項目95)
前記免疫抱合体が、約1.8mg/kgの用量で投与される、項目92または93に記載の前記方法。
(項目96)
前記免疫抱合体が、約2.5mg/kgの用量で投与される、項目92または93に記載の前記方法。
(項目97)
前記免疫抱合体が、約3.3mg/kgの用量で投与される、項目92または93に記載の前記方法。
(項目98)
前記投与が、約90〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目92〜97のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目99)
前記投与が、約90〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目98に記載の前記方法。
(項目100)
前記投与が、約110〜160μg/mLのCmaxを生じさせる、項目92〜99のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目101)
前記投与が、約110〜150μg/mLのCmaxを生じさせる、項目100に記載の前記方法。
(項目102)
前記投与が、2700時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、項目92〜101のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目103)
前記免疫抱合体が、配列番号6〜9、11、及び12のCDRを含む抗体またはその抗原結合断片を含む、項目92〜102のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目104)
前記抗体がhuMov19である、項目103に記載の前記方法。
(項目105)
前記免疫抱合体がマイタンシノイドを含む、請求92〜104のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目106)
前記マイタンシノイドがDM4である、項目105に記載の前記方法。
(項目107)
前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、項目92〜106のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目108)
前記免疫抱合体がIMGN853である、項目92〜107のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目109)
前記免疫抱合体が静脈内投与される、項目92〜108のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目110)
前記癌が、卵巣癌、脳癌、乳癌、子宮癌、子宮内膜癌、膵臓癌、腎臓癌、及び肺癌からなる群から選択される、項目92〜109のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目111)
前記肺癌が非小細胞肺癌である、項目110に記載の前記方法。
(項目112)
前記非小細胞肺癌が腺癌である、項目111に記載の前記方法。
(項目113)
前記卵巣癌が上皮性卵巣癌である、項目110に記載の前記方法。
(項目114)
前記上皮性卵巣癌が、白金製剤抵抗性、再発性、または不応性である、項目113に記載の前記方法。
(項目115)
前記癌が上皮性癌である、項目110に記載の前記方法。
(項目116)
前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合にFOLR1発現を呈する、項目92〜115のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目117)
前記試料が、少なくとも2不均一の染色強度を有する、項目116に記載の前記方法。
(項目118)
前記試料が、少なくとも2均一の染色強度を有する、項目116に記載の前記方法。
(項目119)
前記試料が、少なくとも3不均一の染色強度を有する、項目116に記載の前記方法。
(項目120)
前記試料が、少なくとも3均一の染色強度を有する、項目116に記載の前記方法。
(項目121)
前記患者にステロイドを投与することを更に含む、項目92〜120のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目122)
前記ステロイドがデキサメタゾンである、項目121に記載の前記方法。
(項目123)
前記投与が腫瘍サイズの減少をもたらす、項目92〜122のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目124)
前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、項目92〜110、113、114、及び116〜123のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目125)
前記投与が毒性の減少をもたらす、項目92〜124のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目126)
前記毒性が眼毒性である、項目125に記載の前記方法。
(項目127)
抗癌特性を有する第2の化合物を投与することを更に含む、項目92〜126のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目128)
前記免疫抱合体が、約2.8mg/kgの用量で投与される、項目92、93、及び98〜127のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目129)
前記免疫抱合体が、約3.0mg/kgの用量で投与される、項目92、93、及び98〜127のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目130)
前記免疫抱合体が、約3.75mg/kgの用量で投与される、項目92、93、及び98〜127のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目131)
前記投与が、2785時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、項目92〜101及び103〜130のいずれか一項に記載の前記方法。
(項目132)
前記投与が、2741時間・μg/mL以下のAUC 0〜24 を生じさせる、項目92〜101及び103〜130のいずれか一項に記載の前記方法。
Claims (30)
- FOLR1ポリペプチドに結合する免疫抱合体を含む、FOLR1発現癌の治療のための組成物であって、前記免疫抱合体が、配列番号6の可変軽鎖(VL)相補性決定領域(CDR)−1、配列番号7のVL CDR−2、配列番号8のVL CDR−3、配列番号9の可変重鎖(VH) CDR−1、配列番号11のVH CDR−2、および配列番号12のVH CDR−3を含む抗体またはその抗原結合断片と、マイタンシノイドとを含み、前記組成物が、患者の調整理想体重(AIBW)1キログラム(kg)あたり6ミリグラム(mg)の用量での投与のために製剤化される、前記組成物。
- 前記組成物が、3週間に1回投与されることを特徴とする、請求項1に記載の前記組成物。
- 前記抗体またはその抗原結合断片が、配列番号3を含む可変重鎖ドメインと配列番号4または5の可変軽鎖ドメインとを含む、請求項1または2に記載の前記組成物。
- 前記抗体が、(i)American Type Culture Collection(ATCC)にPTA−10772として寄託されているプラスミドによってコードされる重鎖のアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を含む重鎖、および(ii)ATCCにPTA−10774として寄託されているプラスミドによってコードされる軽鎖のアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記免疫抱合体が、1〜10個のマイタンシノイド分子を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記免疫抱合体が、2〜5個のマイタンシノイド分子を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記免疫抱合体が、3〜4個のマイタンシノイド分子を含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記マイタンシノイドがDM4である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記免疫抱合体が、リンカーであるスルホ−SPDBを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記免疫抱合体が、DM4と、(i)American Type Culture Collection(ATCC)にPTA−10772として寄託されているプラスミドによってコードされる重鎖のアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を含む重鎖、および(ii)ATCCにPTA−10774として寄託されているプラスミドによってコードされる軽鎖のアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む抗体とを含み、前記DM4が、スルホ−SPDBによって前記抗体に連結している、請求項1〜9のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記免疫抱合体が、DM4と、(i)配列番号13のアミノ酸配列を含む重鎖および(ii)配列番号15のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む抗体とを含み、前記DM4が、スルホ−SPDBによって前記抗体に連結している、請求項1〜9のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記組成物がIV投与のために製剤化される、請求項1〜11のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記癌が、卵巣癌または腹膜の癌である、請求項1〜12のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記癌が腹膜の癌である、請求項13に記載の前記組成物。
- 前記卵巣癌が上皮性卵巣癌である、請求項13に記載の前記組成物。
- 前記卵巣癌が、白金製剤抵抗性、再発性、または不応性である、請求項15に記載の前記組成物。
- 前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合にFOLR1発現を呈する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記試料が、少なくとも1不均一の染色強度を有する、請求項17に記載の前記組成物。
- 前記試料が、少なくとも1均一の染色強度を有する、請求項17に記載の前記組成物。
- 前記試料が、少なくとも2不均一の染色強度を有する、請求項17に記載の前記組成物。
- 前記試料が、少なくとも2均一の染色強度を有する、請求項17に記載の前記組成物。
- 前記試料が、少なくとも3不均一の染色強度を有する、請求項17に記載の前記組成物。
- 前記試料が、少なくとも3均一の染色強度を有する、請求項17に記載の前記組成物。
- 前記組成物が、ステロイドと組み合わせて前記患者に投与されることを特徴とする、請求項1〜23のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記ステロイドがデキサメタゾンである、請求項24に記載の前記組成物。
- 前記癌が卵巣癌であり、前記投与がCA125の減少をもたらす、請求項1〜13及び15〜25のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記投与が毒性の減少をもたらす、請求項1〜26のいずれか一項に記載の前記組成物。
- 前記毒性が眼毒性である、請求項27に記載の前記組成物。
- FOLR1ポリペプチドに結合する免疫抱合体を含む、FOLR1発現癌の治療のための組成物であって、前記免疫抱合体が、3〜4個のDM4マイタンシノイドと、(i)American Type Culture Collection(ATCC)にPTA−10772として寄託されているプラスミドによってコードされる重鎖のアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を含む重鎖、および(ii)ATCCにPTA−10774として寄託されているプラスミドによってコードされる軽鎖のアミノ酸配列と同一のアミノ酸配列を含む軽鎖を含む抗体とを含み、前記DM4マイタンシノイドが、スルホ−SPDBによって前記抗体に連結しており、前記組成物が、患者の調整理想体重(AIBW)1キログラム(kg)あたり6ミリグラム(mg)の用量で3週間に1回の投与のために製剤化されており、前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合に少なくとも2不均一のFOLR1発現を呈する、前記組成物。
- FOLR1ポリペプチドに結合する免疫抱合体を含む、FOLR1発現癌の治療のための組成物であって、前記免疫抱合体が、3〜4個のDM4マイタンシノイドと、(i)配列番号3を含む可変重鎖ドメインおよび(ii)配列番号5を含む可変軽鎖ドメインを含む抗体とを含み、前記DM4マイタンシノイドが、スルホ−SPDBによって前記抗体に連結しており、前記組成物が、患者の調整理想体重(AIBW)1キログラム(kg)あたり6ミリグラム(mg)の用量で3週間に1回の投与のために製剤化されており、前記患者から採取した試料が、免疫組織化学(IHC)によって測定した場合に少なくとも2不均一のFOLR1発現を呈する、前記組成物。
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