JP2016531902A - 二成分殺菌剤組成物 - Google Patents

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Abstract

本発明は、新規組成物及び/又は製剤、それらの組成物及び/又は製剤を調製する方法、並びに、生物学的に活性な組成物及び/又は製剤としてのそれらの使用、特に、植物における植物病原性菌類を防除するための、材料物質の保護における植物病原性菌類を防除するための、及び、植物生長調節剤としての、生物学的に活性な組成物及び/又は製剤としてのそれらの使用に関する。

Description

本発明は、新規組成物及び/又は製剤、それらの組成物及び/又は製剤を調製する方法、並びに、生物学的に活性な組成物及び生物学的に活性な製剤としてのそれらの使用、特に、植物における植物病原性菌類を防除するための、材料物質(materials)の保護における植物病原性菌類を防除するための、及び、植物生長調節剤としての、生物学的に活性な組成物及び生物学的に活性な製剤としてのそれらの使用に関する。
キノリン化合物は、イネのいもち病(Pyrcularia oryzae)やトマト、キュウリ及びインゲンマメなどの灰色かび病(Botrytis cinerea)に対する防除効果を有している活性化合物として知られている。防除は、種子消毒や茎葉散布処理などの施用方法によって達成することができる(cf. WO 2005/070917A1、JP 2007−1944A、WO 2007/011022A1、JP 2007−217353A)。
さらに、これらの化合物を種々の殺菌性化合物(例えば、ストロビルリン系化合物、トリアゾール系化合物などからなる群から選択される殺菌性化合物)と混合させることができるということも知られている;得られる組成物は、例えば、EP 2517562A1から知られている。
国際特許出願公開第2005/070917A1号 日本国特許出願公開第2007−1944A 国際特許出願公開第2007/011022A1号 日本国特許出願公開第2007−217353A 欧州特許出願公開第2517562A1号
しかしながら、現代の活性成分(例えば、殺菌剤)に求められる生態学的及び経済学的な要求、例えば、活性スペクトル、毒性、選択性、施用量、残留物の形成及び好ましい製造方法などに関する要求は、継続的に増大している。合成殺菌剤の使用に伴って生じるさらなる問題は、殺菌剤を排他的に繰り返し施用することによって、多くの場合、抵抗性微生物が選抜されてしまうということである。通常、そのような微生物株は、同様の作用機序を有する別の活性成分に対しても交差抵抗性を示す。従って、そのような活性化合物を用いた該病原体の効果的な防除は、もはや不可能である。しかしながら、新たな作用機序を有する活性成分を見いだすことは困難であり、そして、開発には費用がかかる。
病原体集団における抵抗性発達のリスク並びに環境及びヒトの健康に関する懸念によって、植物病害を管理する為の合成殺菌剤に代わるものを確認することに関心が持たれるようになってきた。生物的防除剤(BCA)を使用することは、1つの代替案である。しかしながら、殆どのBCA類の有効性は、特に、感染圧が高い場合には、慣習的な殺菌剤と同じレベルにはない。従って、既知生物的防除剤、それらの突然変異体及びそれらによって産生される代謝産物は、特に、低施用量においては、完全に満足のいくものであるとは限らない。
かくして、一部の領域において少なくとも上記要件を満たすのに役立つ代替的な新規植物保護製品を開発することが絶えず求められている。そのような要求を満たす1つの方法は、少なくとも一部の領域において既知組成物及び/又は製剤よりも有利な、殺菌剤と生物的防除剤を含んでいる新規組成物及び/又は製剤を開発することであり得る。
この点からみて、特に、本発明の目的は、植物において、材料物質の保護において、及び、植物生長調節剤として、植物病原性菌類に対する活性を示す組成物及び/又は製剤を提供することであった。さらに、本発明の特定的なさらなる目的は、殺菌剤と生物的防除剤の施用量を低減させ且つ活性スペクトルを拡大させ、それによって、好ましくは施用する活性化合物の低減された総量で、植物病原性菌類に対して改善された活性を示す組成物及び/又は製剤を提供することであった。特に、本発明のさらなる目的は、作物に対して施用されたときに、その作物の中における残留物の量が低減されていおり、そして、それにもかかわらず、有効な病害防除をもたらす、組成物及び/又は製剤を提供することであった。
驚くべきことに、
(A) 一般式(I)
Figure 2016531902
〔式中、
・ Rは、メチル基又はハロゲンを表し;及び、
・ Rは、メチル基又はハロゲンを表し;及び、
・ Rは、水素又はハロゲンを表す〕
で表される少なくとも1種類の化合物;及び、
(B) 少なくとも1種類の生物的防除剤;
を含んでいる組成物及び/又は製剤が殺菌剤のように作用するということが分かった。一部の実施形態では、そのような組成物及び/又は製剤は、相乗的に作用する。
本発明は、さらにまた、農業用組成物を調製する方法も包含し、ここで、該方法は、農業上適切な添加剤(例えば、適切な増量剤、溶媒、自発性促進剤(spontaneity promoters)、担体、乳化剤、分散剤、凍結防止剤(frost protectants)、殺生剤、増粘剤、アジュバントなど)を本発明による組成物に添加することを含む。さらに、本発明は、植物病原性菌類を防除することによって植物病原性菌類に起因する植物及び植物の部分の損傷を低減させる方法又は収穫された果実若しくは野菜の損失を低減させる方法も包含し、ここで、該方法は、該組成物及び/又は製剤を、該植物又は該植物病原性菌類又は該植物の生息環境又は該植物病原性菌類の生息環境に施用することを含む。これに関連して、植物は、遺伝子組換えが成されていることも、又は、遺伝子組換えが成されていないことも、可能である。
この点に鑑みて、本発明の基礎にある問題は、植物において、材料物質の保護において、及び、植物生長調節剤として、植物病原性菌類に対して殺菌活性及び/又は相乗活性を示す新規組成物及び/又は製剤を提供することによって解決された。さらに、本発明による新規組成物及び/又は製剤によって、該殺菌剤及び該生物的防除剤の施用量を低減させること及び活性スペクトルを拡大することが可能となる。最後に、該新規組成物及び/又は製剤は、植物病原性菌類に対する改善された活性を提供し、その結果、植物及び植物の部分の損傷又は収穫された果実若しくは野菜の損失を低減させるための効率的な病害防除も提供する。
本発明の基礎にある問題は、
(A) 一般式(I)で表される少なくとも1種類の化合物〔ここで、一般式(I)で表される該化合物は、化合物(I−1)〜化合物(I−3):
Figure 2016531902
のうちの1種類によって表される〕
及び、
(B) 少なくとも1種類の生物的防除剤;
を含んでいる、植物及び植物の部分の損傷又は収穫された果実若しくは野菜の損失を低減させることを包含する効率的な病害防除のために殺菌剤として及び/又は相乗的に作用する新規組成物及び/又は製剤を提供することによって解決された。
一般に、「殺有害生物性(pesticidal)」は、ある物質が植物病原性菌類の死亡率を増大させる能力又は植物病原性菌類の増殖速度を抑制する能力を意味する。該定義は、ある物質が植物病原性菌類及び/若しくは植物有害生物の死亡率を増大させる能力又は植物病原性菌類及び/若しくは植物有害生物の増殖速度を抑制する能力も意味する。該用語は、本明細書中においては、ある物質が植物病原性菌類、昆虫類、ダニ類及び/又は線虫類に対して活性を示す特性について記載する為に使用される。
「殺菌剤(fungicide)」並びに用語「殺菌性(fungicidal)」及び「殺菌剤として作用する(acting in a fungicidal fashion)」は、ある物質が植物病原性菌類の死亡率を増大させる能力又は植物病原性菌類の増殖速度を抑制する能力を意味する。殺菌剤は、作物保護において植物病原性菌類を防除するために使用することができる。それらは、広範囲の植物病原性菌類に対する極だった効力によって特徴付けられる。本明細書中で使用される場合、用語「植物病原性菌類」は、植物の損傷及び/若しくは植物の部分の損傷並びに/又は収穫された果実若しくは野菜の損失を引き起こすことができる菌類界(これは、卵菌綱(Oomycetes)を包含する)の全ての生物を包含する。特定の植物病原性菌類については、後述する。
「殺虫剤(insecticide)」及び用語「殺虫性(insecticidal)」は、ある物質が昆虫類の死亡率を増大させる能力又は昆虫類の成長速度を抑制する能力を意味する。本明細書中で使用される場合、用語「昆虫」は、「昆虫綱」の全ての生物を包含する。
「殺線虫剤(nematicide)」及び「殺線虫性(nematicidal)」は、ある物質が線虫類の死亡率を増大させる能力又は線虫類の成長速度を抑制する能力を意味する。一般に、用語「線虫」は、当該生物の卵形態、幼虫(larvae)形態、幼若(juvenile)形態及び成熟形態を包含する。
「殺ダニ剤(acaricide)」及び「殺ダニ性(acaricidal)」は、ある物質がクモ綱ダニ亜綱に属する外部寄生虫の死亡率を増大させる能力又はクモ綱ダニ亜綱に属する外部寄生虫の成長速度を抑制する能力を意味する。
生物的防除剤
本明細書中で使用される場合、用語「生物的防除(biological control)」は、生物的防除剤を使用又は利用することによる、植物病原性菌類及び/又は昆虫類及び/又はダニ類及び/又は線虫類などの有害な生物の防除として定義される。
本明細書中で使用される場合、用語「生物的防除剤(biological control agent)」は、生物的防除を目的とする、有害な生物以外の生物及び/又はそのような生物によって産生されるタンパク質若しくは二次代謝産物であると定義される。第2の生物の突然変異体は、該生物的防除剤の定義の範囲内に包含される。用語「突然変異体(mutant)」は、親株の変異株、及び、その殺有害生物活性が親株によって発現される殺有害生物活性よりも大きい突然変異体又は変異株を得るための方法を意味する。「親株」は、本明細書中では、突然変異誘発以前の原株として定義される。そのような突然変異体を得るために、親株を、化学物質(例えば、N−メチル−N’−ニトロ−N−ニトロソグアニジン、エチルメタンスルホン)で処理することができるか、又は、ガンマ線、X線若しくは紫外線を照射することによって処理することができるか、又は、当業者にはよく知られている別の方法で処理することができる。生物的防除の既知機序としては、根の表面上の領域に関して菌類と競合することによって根腐れを防除する腸内細菌などがある。病原体を防除するために、抗生物質などの細菌毒素が使用されてきた。そのような毒素は、単離することが可能であり、そして、植物に直接施用することが可能である。又は、そのような細菌種を投与して、それらがその場で毒素を産生するようにすることができる。
「変異株」は、本明細書中に示されているNRRL受託番号又はATCC受託番号の全ての識別特性を有していて且つ高ストリンジェンシー条件下で該NRRL受託番号又は該ATCC受託番号のゲノムとハイブリダイズするゲノムを有しているものとして識別し得る株である。
「ハイブリダイゼーション」は、1以上のポリヌクレオチドが反応して、ヌクレオチド残基の塩基の間の水素結合によって安定化されている複合体を形成するような、反応を意味する。該水素結合は、ワトソン−クリック塩基対によって、又は、フーグスティーン結合によって、又は、任意の別の配列特異的方法によって、生じ得る。該複合体は、二重鎖構造を形成する二本の鎖、多重鎖複合体を形成する3本以上の鎖、自己ハイブリダイズする1本の鎖又はそれらの任意の組合せを含み得る。ハイブリダイゼーション反応は、種々の「ストリンジェンシー」条件下で実施することができる。一般に、低ストリンジェンシーハイブリダイゼーション反応は、10×SSCの中で約40℃で実施するか、又は、等価なイオン強度/温度の溶液の中で実施する。中ストリンジェンシーハイブリダイゼーションは、典型的には、6×SSCの中で約50℃で実施し、及び、高ストリンジェンシーハイブリダイゼーション反応は、一般に、1×SSCの中で約60℃で実施する。
示されているNRRL受託番号又はATCC受託番号の変異株は、示されているNRRL受託番号又はATCC受託番号のゲノムと85%を超える配列同一性(さらに好ましくは、90%を超える配列同一性、さらに好ましくは、95%を超える配列同一性)であるゲノム配列を有する株であると定義することもできる。ポリヌクレオチド又はポリヌクレオチド領域(又は、ポリペプチド又はポリペプチド領域)は、別の配列に対して特定の割合(%)(例えば、80%、85%、90%、又は、95%)の「配列同一性」を有しており、このことは、アラインメントさせたときに、塩基(又は、アミノ酸)のその割合(%)がその2つの配列を比較して同一であることを意味する。このアラインメント及び相同性(%)又は配列同一性(%)は、当技術分野で知られているソフトウェアプログラム〔例えば、「Current Protocols in Molecular Biology (F.M.Ausubel et al., eds., 1987)」に記載されているソフトウェアプログラム〕を用いて求めることができる。
NRRLは、「Agricultural Research Service Culture Collection」の略称であって、これは、特許手続きを目的とした微生物の寄託の国際的承認に関するブダペスト条約のもとで微生物株を寄託するための公的な国際寄託機関であり、「National Center for Agricultural Utilization Research, Agricultural Research service, U.S. Department of Agriculture, 1815 North university Street, Peroira, Illinois 61604 USA」に住所を有している。
ATCCは、「American Type Culture Collection」の略称であって、これは、特許手続きを目的とした微生物の寄託の国際的承認に関するブダペスト条約のもとで微生物株を寄託するための公的な国際寄託機関であり、「ATCC Patent Depository, 10801 University Blvd., Manassas, VA 10110 USA」に住所を有している。
本発明によれば、生物的防除剤(B)は、
B1.細菌類、
B2.菌類、
B3.原生動物類
B4.ウイルス類、
B5.昆虫病原性線虫類、
B6.タンパク質又は二次代謝産物
からなる群から選択される。
本発明によれば、用語「細菌類」には、根にコロニーを形成する芽胞形成性細菌類、又は、生物的殺菌剤、生物的殺虫剤、生物的殺線虫剤若しくは生物的殺ダニ剤として又は植物の健康及び生長を改善する土壌改良資剤として有用な細菌類及びそれらの代謝産物が包含される。
バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)AQ713(受託番号B−21661)〔これは、「バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)QST713」とも称される〕(以下では、(B1.1.1)と称されることもある)は、広範な殺菌活性及び殺細菌活性を示し、そして、コーンルートワーム(corn rootworm)に対しても活性を示す(WO 98/50422A1)。さらに、バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)AQ713(受託番号B−21661)は、例えば非生物的ストレス条件の影響を最少化することによって、望ましくない環境条件下における効率的な作物生産性に寄与する。この株の市販されている製剤は、「SERENADE(登録商標) Max」、「SERENADE(登録商標) Soil」、「SERENADE(登録商標) Aso」、「SERENADE(登録商標) CPB」及び「RHAPSODY(登録商標)」の商品名で、「Bayer CropScience LP, US」から入手することができる。
WO 00/58442A1に記載されているように、バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)QST2808(NRRL受託番号B−30087)(以下では、(B1.1.6)と称されることもある)は、インビボにおいて、菌類による広範な植物病害を抑制することができる。さらに、この株とバシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)の組合せは、後者の殺虫活性を増強する。この株の市販されている製剤は、「SONATA(登録商標)」及び「BALLAD(登録商標) Plus」の商品名で、「Bayer CropScience LP, US」から販売されている。
バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)AQ30002、(受託番号NRRL B−50421)〔これは、「バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)QST30002」とも称される〕(以下では、(B1.1.18)と称されることもある)は、米国特許出願第13/330,576号に記載されている。これは、広範な殺菌活性及び殺細菌活性を示す。さらに、バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)AQ713(受託番号NRRL B−50421)は、例えば非生物的ストレス条件の影響を最少化することによって、望ましくない環境条件下における効率的な作物生産性に寄与する。この株の市販されている製剤は、「Serenade−DPZ(登録商標)」の商品名で入手することができる。
本発明に従って使用又は利用される細菌のさらなる例は、以下のものである(下記番号付けは、本発明に関する以下の全ての記載を通して使用される):
(B1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株QST713/AQ713(例えば、「Bayer CropScience LP, US」製の「SERENADE MAX」、NRRL受託番号B−21661を有する、及び、米国特許第6,060,051号に記載されている);(B1.2)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株AQ153(NRRL受託番号55614を有する、及び、米国特許第5,753,222号に記載されている);(B1.3)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ175(ATCC受託番号55608を有する、及び、米国特許第5,869,042号に記載されている);(B1.4)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ177(ATCC受託番号55609を有する、及び、米国特許第5,869,042号に記載されている);(B1.5)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ178(ATCC受託番号53522を有する、及び、米国特許第5,869,042号に記載されている);(B1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株QST2808(例えば、「Bayer CropScience LP, US」製の「Sonata(登録商標)」、受託番号NRRL B−30087を有する、及び、米国特許第6,245,551号に記載されている);(B1.7)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株GB34(例えば、「Bayer CropScience AG, DE」製の「Yield Shield(登録商標)」);(B1.8)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)株AQ52(受託番号NRRL B−21619を有する、及び、米国特許第5,919,447号に記載されている);(B1.9)ストレプトミセス属種(Streptomyces sp.)株、特に、託番号NRRL B−30145を有する株、及び、米国特許第6,524,577号に記載されている;(B1.10)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(=ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis))、特に、ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)株QST 6047及びその突然変異体(受託番号NRRL B−30232を有する、及び、米国特許第6,682,925号に記載されている);(B1.11)バシルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)、特に、株AQ746(受託番号NRRL B−21618を有する、及び、米国特許第5,733,544号に記載されている);(B1.12)バシルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、株AQ726(受託番号NRRL B−21664を有する、及び、米国特許第5,906,818号及び米国特許第6,210,665号に記載されている);(B1.13)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株AQ717(受託番号NRRL B21662を有する、及び、米国特許第6,001,637号に記載されている);(B1.14)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株AQ743(受託番号NRRL B−21665を有する、及び、米国特許第6,015,553号に記載されている);(B1.15)ロドコックス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)株AQ719(受託番号NRRL B21663を有する);(B1.16)バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)、特に、株ABTS−1857(SD−1372;例えば、「Bayer Crop Science AG, DE」製の「XenTari(登録商標)」);(B1.17)バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)、特に、株CNMC I−1582(例えば、「Bayer CropScience」製の「VOTIVO」);(B1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株AQ30002、(受託番号NRRL B−50421を有する、及び、米国特許出願第13/330,576号に記載されている);(B1.19)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株AQ30004(受託番号NRRL B−50455を有する、及び、米国特許出願第13/330,576号に記載されている);(B1.20)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、株D747(例えば、「Etec Crop Solutions, NZ」製の「Bacstar(登録商標)」、及び、さらに、例えば、「Certis, US」製の「Double Nickel(登録商標)」);(B1.21)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株BU F−33(例えば、「Becker Underwood, US」製の「Integral F−33」);(B1.22)バシルス・スブチリス var. アミロリクエファシエンス(B.subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24(例えば、「Novozymes, US」製の「Taegro(登録商標)」);(B1.23)パエニバシルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、特に、株AC−1(例えば、「Green Biotech Company Ltd.」製の「Topseed」);(B1.24)シュードモナス・プロラジキス(Pseudomonas proradix)(例えば、「Sourcon Padena」製の[Proradix(登録商標)]);(B1.25)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株MBI 600(例えば、「Becker Underwood, US」製の「Subtilex」);(B1.26)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株GB03(例えば、「Bayer Crop Science AG, DE」製の「Kodiak(登録商標)」);(B1.27)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株DB 101(例えば、「Dagutat Bio lab, ZA」製の「Shelter」);(B1.28)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株DB 102(例えば、「Dagutat Bio lab, ZA」製の「Artemis」);(B1.29)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)分離株B246(例えば、「University of Pretoria」製の「Avogreen」);(B1.30)バシルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)、特に、株SB3086(例えば、「Novozymes」製の「EcoGuard TM Biofungicide」及び「Green Releaf」);(B1.31)シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)、特に、株MA−4(例えば、「EcoScience, US」製の「Biosave」);(B1.32)シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)株742RS(例えば、「Frost Technology Corp」製の「Frostban C」);(B1.33)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens)、特に、株1629RS(例えば、「Frost Technology Corp」製の「Frostban D」);(B1.34)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis))、特に、株K61(受託番号DSM 7206;例えば、「「Verdera」製のMycostop(登録商標)」;cf.Crop Protection 2006, 25, 468−475);(B1.35)ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)、特に、株WYEC108(例えば、「Natural Industries, US」製の「Actinovate」);(B1.36)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)、特に、株K84(例えば、「AgBioChem, CA」製の「Galltrol−A」);(B1.37)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)株K1026(例えば、「Becker Underwood, US」製の「Nogall」);(B1.38)バシルス・レンチモルブス(Bacillus lentimorbus);(B1.39)バシルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、分離株J.(例えば、「Certis USA」製の「BmJ」);(B1.40)バシルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、特に、抗原型H5a5b株2362(例えば、「Valent BioSciences, US」製の「VectoLex(登録商標)」);(B1.41)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株BMP 123、「Becker Microbial Products, IL」製;(B1.42)バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)、特に、抗原型H−7(例えば、「Valent BioSciences, US」製の「Florbac WG」);(B1.43)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株HD−1(例えば、「Valent BioSciences, US」製の「Dipel(登録商標) ES」);(B1.44)バシルス・ツリンギエンシス subsp. テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp. tenebrionis)株NB 176(SD−5428;例えば、「BioFa DE」製の「Novodor(登録商標) FC」);(B1.45)バシルス・ツリンギエンシス var. ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis var. japonensis)株Buibui;(B1.46)ブルクホルデリア属種(Burkholderia spp.)、特に、株A396(受託番号NRRL B−50319;例えば、「Marrone Bio Innovations」製の「MBI−206 TGAI」);(B1.47)クロモバクテリウム・スブツガエ(Chromobacterium subtsugae)、特に、株PRAA4−1T(MBI−203;例えば、「Marrone Bio Innovations」製の「Grandevo」);(B1.48)パエニバシルス・ポピリアエ(Paenibacillus popilliae)(以前は、バシルス・ポピリアエ(Bacillus popilliae);例えば、「St.Gabriel Laboratories」製の「Milky spore disease」);(B1.49)キセノラブズス・ルミネセンス(Xenorhabdus luminescens);(B1.5
0)キセノラブズス・ネマトフィラ(Xenorhabdus nematophila);(B1.51)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)、特に、バシルス・ツリンギエンシス 亜種 イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis subspecies israelensis)(抗原型H−14);(B1.52)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特に、株FZB42(例えば、「ABiTEP, DE」製の「RhizoVital(登録商標)」);(B1.53)バシルス・セレウス(Bacillus cereus);(B1.54)バシルス・セレウス(Bacillus cereus)株CNCM I−1562の胞子(cf.US 6,406,690);(B1.55)バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus)(「ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)」としても知られている;例えば、「Agro−Organics, SA」製の「Bio−Tode」);(B1.56)バシルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)、株YFM3.25(例えば、「BioArc」製の「Bioarc」);(B1.57)バシルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)、株SR11(CECT−7666)「Probelte, Sa」製;(B1.58)バシルス・ネマトシダ(Bacillus nematocida);(B1.59)パステウリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae)(例えば、「Pasteuria Bioscience」製の「oyacyst LF/ST」);(B1.60)パステウリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)(以前は、バシルス・ペネトランス(Bacillus penetrans)、例えば、「Pasteuria Bioscience」製の「Pasteuria」水和剤);(B1.61)パステウリア・ウスガエ(Pasteuria usgae)(例えば、「Pasteuria Bioscience」製の「Econem(登録商標)」);(B1.62)殺線虫性ストレプトミセテ属種(Streptomycete sp.)[例えば、ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)]を含んでいる組成物(市販されている、例えば、「ACTINOVATE(登録商標)」);(B1.63)殺線虫性ストレプトミセテ属種(Streptomycete sp.)[例えば、ストレプトミセス・サラセチクス(Streptomyces saraceticus)]を含んでいる組成物(例えば、「A & A Group(Agro Chemical Corp.)」製の「Clanda」;(B1.64)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、特に、株IN937a;(B1.65)バシルス・セレウス(Bacillus cereus)、特に、株BP01(ATCC55675、例えば、「Arysta, US」製の「Mepichlor」、及び、さらに、例えば、「Micro−Flo Company LLC, US」製の「Mepplus」);(B1.66)ブラジリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)(例えば、「Novozymes」製の「Optimize」);(B1.67)デルフチア・アシドボランス(Delftia acidovorans)、特に、株RAY209(例えば、「Brett Young Seeds」製の「BioBoost(登録商標)」);(B1.68)ラクトバシルス属種(Lactobacillus sp.)(例えば、「LactoPAFI」製の「Lactoplant」);(B1.69)シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、特に、株PN1;(B1.70)リゾビウム・レグミノサルム(Rhizobium leguminosarum)、特に、リゾビウム・レグミノサルム bv. ビセアエ(Rhizobium leguminosarum bv. viceae)株Z25(受託番号CECT 4585);(B1.71)ストレプトミセス・アシジスカビエス(Streptomyces acidiscabies)、特に、株RL−110T(例えば、「Marrone Bioinnovations, CA」製の「MBI−005EP」);(B1.72)バシルス・アゾトホルマンス(Bacillus azotoformans);(B1.73)バシルス・スミチイ(Bacillus smithii);(B1.74)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株DB 101;(B1.75)リソバクテル・アンチビオチクス(Lysobacter antibioticus)、特に、株13−1(cf.Biological Control 2008, 45, 288−296);(B1.76)パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)、特に、株E325(受託番号NRRL B−21856);(B1.77)バシルス・コアグランス(Bacillus coagulans)、特に、株TQ33;(B1.78)バシルス・ポピリアエ(Bacillus popilliae)(例えば、「Bio−Crop, CO」製の「Cronox」);(B1.79)バシルス・セパシア(Bacillus cepacia)(例えば、「Microbial Products」製の「Deny Stine」);(B1.80)ラクトバシルス・アシドフィルス(Lactobacillus acidophilus)(例えば、「Inagrosa−Industrias Agrobiologicas, S.A」製の「Fruitsan」);(B1.81)リソバクテル・エンジモゲネス(Lysobacter enzymogenes)、特に、株C3(cf.J Nematol.2006 June;38(2):233−239);(B1.82)シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、特に、株WS−1;(B1.83)シュードモナス・アウレオファシエンス(Pseudomonas aureofaciens)、特に、株TX−1(例えば、「Eco Soils Systems, CA」製の「Spot−Less Biofungicide」);(B1.84)シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)(以前は、「ブルクホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)」として知られていた)、特に、Wisconsin型、株M54;(B1.85)シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)(以前は、「ブルクホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)」として知られていた)、特に、Wisconsin型、株J82;(B1.86)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)、特に、株63−28(例えば、「EcoSoil Systems」製の「ATEze」);(B1.87)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens)、特に、株A506(例えば、「NuFarm」製の「Blightban」、及び、さらに、例えば、「Frost Technology Corp」製の「Frostban B」);(B1.88)シュードモナス・レシノボランス(Pseudomonas resinovorans)(例えば、「Agricultural Research Council, SA」製の「Solanacure」);(B1.89)ストレプトミセス属種(Streptomyces sp.)、特に、株WYE 324(KCTC0342BP);(B1.90)ストレプトミセス・カンジズス(Streptomyces candidus)、特に、株Y21007−2(例えば、「Biontech, TW」製の「BioBac」);(B1.91)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis);例えば、「Brevisin」);(B1.92)ペクトバクテリウム・カロトボルム(Pectobacterium carotovorum)(以前は、エルウィニア・カロトボラ(Erwinia carotovora);例えば、「Nissan, JP」製の「BioKeeper」);(B1.93)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)、特に、株MA 342(例えば、「Bioagri, S」製の「Cedomon」);(B1.94)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株ABTS 351;(B1.95)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株PB 54;(B1.96)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株SA 11;(B1.97)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株SA 12;(B1.98)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株EG 2348;(B1.99)バシルス・ツリンギエンシス var. コルメリ(Bacillus thuringiensis var. Colmeri)(例えば、「Changzhou Jianghai Chemical Factory」製の「TianBaoBTc」);(B1.100)バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)株GC−91;(B1.101)リゾビウム・メリロチ(Rhizobium meliloti);(B1.102)セラチア・エントモフィラ(Serratia entomophila)(例えば、「Wrightson Seeds」製の「Invade(登録商標)」);(B1.103)セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)、特に、株SRM(受託番号MTCC8708);(B1.104)ストレプトミセス・プラシヌス(Streptomyces prasinus)(cf.“Prasinons A and B:potent insecticides from Streptomyces prasinus” Applied microbiology 1973 Nov);(B1.105)バシルス・クルスタキ(Bacillus kurstaki);(B1.106)バシルス・アイザワイ(Bacillus aizawai);(B1.107)バシルス・アルボラクチス(Bacillus albolactis);(B1.108)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)株CR−371(受託番号ATCC55273);(B1.109)パステウリア・トルネイ(Pasteuria thornei);(B1.110)アゾリゾビウム・カウリノダンス(Azorhizobium caulinodans)、好ましくは、株ZB−SK−5;(B1.111)アゾスピリルム・アマゾネンセ(Azospirillum amazonense);(B1.11
2)アゾスピリルム・ブラシレンセ(Azospirillum brasilense);(B1.113)アゾスピリルム・ハロプラエフェレンセ(Azospirillum halopraeference);(B1.114)アゾスピリルム・イレケンセ(Azospirillum irakense);(B1.115)アゾスピリルム・リポフェルム(Azospirillum lipoferum);(B1.116)アゾトバクテル・クロオコクム(Azotobacter chroococcum)、好ましくは、株H 23;(B1.117)アゾトバクテル・ビネランジイ(Azotobacter vinelandii)、好ましくは、株ATCC12837;(B1.118)バシルス・ラクチコラ(Bacillus lacticola)「Micro−Flo Company」製;(B1.119)バシルス・ラクチモルブス(Bacillus lactimorbus)「Micro−Flo Company」製;(B1.120)バシルス・ラクチス(Bacillus lactis)「Micro−Flo Company」製;(B1.121)バシルス・マロカヌス(Bacillus maroccanus)「Micro Flo Company」製;(B1.122)バシルス・メチエンス(Bacillus metiens)「Micro Flo Company」製;(B1.123)バシルス・ニグリフィカンス(Bacillus nigrificans)「Micro Flo Company」製;(B1.124)バシルス・シアメンシス(Bacillus siamensis)、特に、株KCTC 13613T;(B1.125)バシルス・テクイレンシス(Bacillus tequilensis)、特に、株NII−0943;(B1.126)グルコナセトバクテル・ジアゾトロフィクス(Gluconacetobacter diazotrophicus);(B1.127)リゾビウム・フレジイ(Rhizobium fredii);(B1.128)チオバシルス属種(Thiobacillus sp.)(例えば、「Cropaid Ltd UK」製の「Cropaid」);(B1.129)キサントモナス・カムペストリス(Xanthomonas campestris)(除草活性)、特に、キサントモナス・カムペストリス pv ポアエ(Xanthomonas campestris pv poae)(例えば、「Camperico」);(B1.130)アグロバクテリウム・ビチス(Agrobacterium vitis)、特に、非病原性株VAR03−1;(B1.131)バシルス・アシドカルダリウス(Bacillus acidocaldarius);(B1.132)バシルス・アシドテレストリス(Bacillus acidoterrestris);(B1.133)バシルス・アルカロフィルス(Bacillus alcalophilus);(B1.134)バシルス・アルベイ(Bacillus alvei);(B1.135)バシルス・アミノグルコシジクス(Bacillus aminoglucosidicus);(B1.136)バシルス・アミノボランス(Bacillus aminovorans);(B1.137)バシルス・アミロリチクス(Bacillus amylolyticus);(B1.138)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、株B3;(B1.139)バシルス・アネウリノリチクス(Bacillus aneurinolyticus);(B1.140)バシルス・アトロファエウス(Bacillus atrophaeus);(B1.141)バシルス・バジウス(Bacillus badius);(B1.142)バシルス・シルクランス(Bacillus circulans);(B1.143)バシルス・ファスチジオスス(Bacillus fastidiosus);(B1.144)バシルス・ラウツス(Bacillus lautus);(B1.145)バシルス・レンツス(Bacillus lentus);(B1.146)バシルス・メズサ(Bacillus medusa);(B1.147)バシルス・プシクロサッカロリチクス(Bacillus psychrosaccharolyticus);(B1.148)バシルス・スブチリス 亜種 ナット(Bacillus subtilis ubspecies natto)(以前は、バシルス・ナット(Bacillus natto));(B1.149)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)、特に、株AM65−52(例えば、「Valent BioSciences, US」製の「VectoBac(登録商標)」);(B1.150)バシルス・ツリンギエンシス・イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis israelensis)株BMP 144(例えば、「Becker Microbial Products IL」製の「Aquabac」);(B1.151)バシルス・ツリンギエンシス 亜種 アエギプチ(Bacillus thuringiensis subspecies. Aegypti)(例えば、「Agerin」);(B1.152)バシルス・ツリンギエンシス var. ダルムスタジエンシス(Bacillus thuringiensis var. darmstadiensis)株24−91(例えば、「Baciturin」);(B1.153)バシルス・ツリンギエンシス var. デンドロリムス(Bacillus thuringiensis var. dendrolimus)(例えば、「Dendrobacillin」);(B1.154)バシルス・ツリンギエンシス var. ガレリアエ(Bacillus thuringiensis var. galleriae);(B1.155)バシルス・ツリンギエンシス subsp. モリソニ(Bacillus thuringiensis subsp. Morrisoni);(B1.156)バシルス・ツリンギエンシス var. サンジエゴ(Bacillus thuringiensis var. san diego)(例えば、「Mycogen Corporation, US」製の「M−One(登録商標)」);(B1.157)バシルス・ツリンギエンシス subsp. ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis subsp. thuringiensis)抗原型1、株MPPL002;(B1.158)バシルス・ツリンギエンシス var. ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis var. thuringiensis);(B1.159)バシルス・ツリンギエンシス var. 7216(Bacillus thuringiensis var. 7216)(例えば、「Amactic」及び「Pethian」);(B1.160)バシルス・ツリンギエンシス var. T36(Bacillus thuringiensis var. T36)(例えば、「Cahat」);(B1.161)バシルス・ウニフラゲラツス(Bacillus uniflagellatus);(B1.162)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis))、特に、株SS86−3;(B1.163)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis))、特に、株SS86−4;(B1.164)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis))、特に、株SS86−5;(B1.165)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis))、特に、株2904;(B1.166)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus));(B1.167)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、特に、株ATCC64;(B1.168)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・(Bacillus )laterosporus)、特に、株NRS 1111;(B1.169 ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、特に、株NRS 1645;(B1.170)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、特に、株NRS 1647;(B1.171)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、特に、株BPM3;(B1.172)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、特に、株G4;(B1.173)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、特に、株NCIMB;(B1.174)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、特に、株41419;(B1.175)コリネバクテリウム・パウロメタボルム(Corynebacterium paurometabolum);(B1.176)ヘルバスピリルム・ルブリスバルビカンス(Herbaspirilum rubrisubalbicans);(B1.177)ヘルバスピリルム・セロペジカエ(Herbaspirilum seropedicae);(B1.178)パエニバシルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、特に、株III3DT−1A;(B1.179)パエニバシルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、特に、株III2E;(B1.180)パエニバシルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、特に、株46C3;(B1.181)パエニバシルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、特に、株2771;(B1.182)パエニバシルス・マセランス(Paenibacillus macerans);(B1.183)パステウリア・ラモセ(Pasteuria ramose);(B1.184)パステウリア・レニホルミス(Pasteuria reniformis);(B1.185)シュードモナス・プチダ(Pseudomonas putida);(B1.186)リゾビウム・ロチ(Rhizobium loti);(B1.187)リゾビウム・トリホリイ(Rhizobium trifolii);(B1.188)リゾビウム・トロピシ(Rhizobium tropici);(B1.189)セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)、特に、株R35;(
B1.190)ストレプトミセス・コロムビエンシス(Streptomyces colombiensis);(B1.191)ストレプトミセス・ゴシキエンシス(Streptomyces goshikiensis);(B1.192)ストレプトミセス・ラベンズラエ(Streptomyces lavendulae);(B1.193)ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)、特に、株WYCD108US;(B1.194)ストレプトミセス・リモスス(Streptomyces rimosus);(B1.195)ストレプトミセス・ベネズエラエ(Streptomyces venezuelae);(B1.196)ビルギバシルス・パントテンチクス(Virgibacillus pantothenticus)(以前は、バシルス・パントテンチクス(Bacillus pantothenticus))、特に、株ATCC14576/DSM 491;(B1.197)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)株BD#32(受託番号NRRL B−21530、及び、US 5,645,831に記載されている);(B1.198)ストレプトミセス属種(Streptomyces sp.)株WYE 20(KCTC 0341BP)、及び、(B1.199)バシルス・アグリ(Bacillus agri)。
本発明の一部の実施形態では、本発明に従う用語「細菌類」のもとで要約されている生物的防除剤としては、以下のものを挙げることができる:
(B1.1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株QST713/AQ713(受託番号NRRL B−21661);(B1.1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株QST2808(受託番号NRRL B−30087);(B1.1.7)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株GB34;(B1.1.9)ストレプトミセス属種(Streptomyces sp.)、受託番号NRRL B−30145を有する株;(B1.1.10)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(=ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis))、株QST 6047(受託番号NRRL B−30232);(B1.1.11)バシルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)、株AQ746(受託番号NRRL B−21618);(B1.1.13)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株AQ717(受託番号NRRL B21662を有している);(B1.1.14)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ743(受託番号NRRL B−21665を有している);(B.1.1.16) バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)、株ABTS−1857(SD−1372);(B1.1.17)バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)、株CNMC I−1582;(B1.1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30002、(受託番号NRRL B−50421);(B1.1.19)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30004(受託番号NRRL B−50455);(B1.1.21)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株BU F−33;(B1.1.23)パエニバシルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、株AC−1;(B1.1.30)バシルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)、株SB3086;(B1.1.31)シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)、株MA−4;(B1.1.33)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens)、株1629RS;(B1.1.34)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis))、株K61(受託番号DSM 7206);(B1.1.35)ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)、株WYEC108;(B1.1.36)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)、株K84;(B1.1.40)バシルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、抗原型H5a5b株2362;(B1.1.42)バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)、抗原型H−7;(B1.1.46)ブルクホルデリア属種(Burkholderia spp.)、株A396(受託番号NRRL B−50319);(B1.1.47)クロモバクテリウム・スブツガエ(Chromobacterium subtsugae)、株PRAA4−1T(MBI−203);(B1.1.51)バシルス・ツリンギエンシス 亜種 イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis subspecies israelensis)(抗原型H−14);(B1.1.52)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、株FZB42;(B1.1.64)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、株IN937a;(B1.1.65)バシルス・セレウス(Bacillus cereus)、株BP01(ATCC受託番号55675);(B1.1.67)デルフチア・アシドボランス(Delftia acidovorans)、株RAY209;(B1.1.69)シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、株PN1;(B1.1.70)リゾビウム・レグミノサルム(Rhizobium leguminosarum);リゾビウム・レグミノサルム bv. ビセアエ(Rhizobium leguminosarum bv. viceae)株Z25(受託番号CECT 4585);(B1.1.71)ストレプトミセス・アシジスカビエス(Streptomyces acidiscabies)、株RL−110T;(B1.1.74)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株DB 101;(B1.1.75)リソバクテル・アンチビオチクス(Lysobacter antibioticus)、株13−1;(B1.1.76)パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)、株E325(受託番号NRRL B−21856);(B1.1.77)バシルス・コアグランス(Bacillus coagulans)、株TQ33;(B1.1.81)リソバクテル・エンジモゲネス(Lysobacter enzymogenes)、株C3;(B1.1.82)シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、株WS−1;(B1.1.83)シュードモナス・アウレオファシエンス(Pseudomonas aureofaciens)、株TX−1;(B1.1.84)シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)(以前は、「ブルクホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)」として知られていた);Wisconsin型、株M54;(B1.1.85)シュードモナス・セパシア(Pseudomonas cepacia)(以前は、「ブルクホルデリア・セパシア(Burkholderia cepacia)」として知られていた);Wisconsin型、株J82;(B1.1.86)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)、株63−28;(B1.1.87)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens)、株A506;(B1.1.89)ストレプトミセス属種(Streptomyces sp.)、株WYE 324(KCTC0342BP);(B1.1.90)ストレプトミセス・カンジズス(Streptomyces candidus)、株Y21007−2;(B1.1.93)シュードモナス・クロロラフィス(Pseudomonas chlororaphis)、株MA 342;(B1.1.103)セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)、株SRM;(B1.1.124)バシルス・シアメンシス(Bacillus siamensis)、株KCTC 13613T;(B1.1.125)バシルス・テクイレンシス(Bacillus tequilensis)、株NII−0943;(B1.1.129)キサントモナス・カムペストリス(Xanthomonas campestris)(除草活性);キサントモナス・カムペストリス pv ポアエ(Xanthomonas campestris pv poae);(B1.1.130)アグロバクテリウム・ビチス(Agrobacterium vitis)、非病原性株VAR03−1;(B1.1.149)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)、株AM65−52;(B1.1.162)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis))、株SS86−3;(B1.1.163)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis))、株SS86−4;(B1.1.164)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis))、株SS86−5;(B1.1.165)ブレビバシルス・ブレビス(Brevibacillus brevis)(以前は、バシルス・ブレビス(Bacillus brevis))、株2904;(B1.1.167)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、株ATCC64;(B1.1.168)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、株NRS 1111;(B1.1.169)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、株NRS 1645;(B1.1.170)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、株NRS 1647;(B1.1.171)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、株BPM3;(B1.1.172)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・(ラテロスポルスBacillus laterosporus))、株G4;(B1.1.173)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、株NCIMB;(B1.1.174)ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)(以前は、バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus))、株41419;(B1.1.178)パエニバシルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、株III3DT−1A;(B1.1.179)パエニバシルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、株III2E;(B1.1.180)パエニバシルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、株46C3;(B1.1.181)パエニバシルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)、株2771;(B1.1.188)リゾビウム・トロピシ(Rhizobium tropici);(B1.1.189)セラチア・マルセセンス(Serratia marcescens)、株R35;(B1.1.193)ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)、株WYCD108US;及び、(B1.1.196)ビルギバシルス・パントテンチクス(Virgibacillus pantothenticus)(以前は、バシルス・パントテンチクス(Bacillus pantothenticus))、株ATCC14576/DSM 491。
本発明によれば、用語「菌類」には、生物的殺菌剤、生物的殺虫剤、生物的殺線虫剤若しくは生物的殺ダニ剤として又は植物の健康及び生長を改善する土壌改良資剤として有用な、菌類界に属する全ての生物(これは、酵母を包含する)が包含される。本発明に従って使用又は利用される菌類の例は、以下のものである(下記番号付けは、本発明に関する以下の全ての記載を通して使用される):
(B2.1)コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、特に、株CON/M/91−8(受託番号DSM−9660;例えば、「Encore Technologies, LLC」製の「Contans(登録商標)」);(B2.2)メトスクニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)、特に、株NRRLY−30752(例えば、「Bayer CropScience」製の「Shemer(登録商標)」);(B2.3)ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea)(例えば、「Prophyta」製の「Microx(登録商標)」);(B2.4)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)、特に、株QST 20799(受託番号NRRL30547);(B2.5)トリコデルマ属種(Trichoderma spp.)、例えば、トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株SC1(国際特許出願第PCT/IT2008/000196号に記載されている);(B2.6)トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)株KRL−AG2(「株T−22」としても知られている、/ATCC208479、例えば、「PLANTSHIELD T−22G」、「Rootshield(登録商標)」、及び、「BioWorks, US」製の「TurfShield」);(B2.7)ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)株A3−5(受託番号NRRL30548);(B2.8)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、特に、パエシロミセス・リラシヌス(P.lilacinus)株251の胞子(AGAL 89/030550;例えば、「Prophyta」製の「BioAct」);(B2.9)トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii);(B2.10)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、株V117b(例えば、「Prophyta, DE」製の「PROTUS(登録商標) WG」);(B2.11)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.V08/002387;(B2.12)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002388;(B2.13)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002389;(B2.14)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002390;(B2.15)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株ITEM 908(例えば、「Koppert」製の「Trianum−P」);(B2.16)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis);(B2.17)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis)(供給元:Yissum Research Development Company of the Hebrew University of Jerusalem);(B2.18)アルトロボトリス・ダクチロイデス(Arthrobotrys dactyloides);(B2.19)アルトロボトリス・オリゴスポラ(Arthrobotrys oligospora);(B2.20)アルトロボトリス・スペルバ(Arthrobotrys superba);(B2.21)アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、株NRRL21882(例えば、「Syngenta」製の「Afla−Guard(登録商標)」);(B2.22)アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、株AF36(例えば、「Arizona Cotton Research and Protection Council, US」製の「AF36」);(B2.23)クリプトコックス・アルビズス(Cryptococcus albidus)(例えば、「Anchor Bio−Technologies, ZA」製の「YieldPlus(登録商標)」);(B2.24)クリプトコックス・フラベセンス(Cryptococcus flavescens)、株4C(NRRLY−50379);(B2.25)グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)、「W.F.Stoneman Company LLC」製の株321U;(B2.26)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株VRA 1835(ATCC90304);(B2.27)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株VRA 1984(DSM16201);(B2.28)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株VRA 1985(DSM16202);(B2.29)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株VRA 1986(DSM16203);(B2.30)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG B20/5(IMI390096);(B2.31)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG SP log6(IMI390097);(B2.32)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG SP log5(IMI390098);(B2.33)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG BU3(IMI390099);(B2.34)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG BU4(IMI390100);(B2.35)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG 410.3(IMI390101);(B2.36)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG 97/1062/116/1.1(IMI390102);(B2.37)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG B22/SP1287/3.1(IMI390103);(B2.38)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG SH1(IMI390104);(B2.39)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、特に、株FOC PG B22/SP1190/3.2(IMI390105;例えば、「Verdera and FIN」製の「Rotstop(登録商標)」、「e−nema, DE」製の「PG−Agromaster(登録商標)」、「PG−Fungler(登録商標)」、「PG−IBL(登録商標)」、「PG−Poszwald(登録商標)」及び「Rotex(登録商標)」);(B2.40)ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)、株DV74又はM1(ATCC38472;例えば、「Bioprepraty, CZ」製の「Polyversum」);(B2.41)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、株CNCM No.I−3936(「Lesaffre et Compagnie,FR」製);(B2.42)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、株CNCM No.I−3937(「 Lesaffre et Compagnie, FR」製);(B2.43)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、株CNCM No.I−3938(「Lesaffre et Compagnie, FR」製);(B2.44)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、株CNCM No.I−3939(「Lesaffre et Compagnie, FR」製);(B2.45)スクレロデルマ・シトリヌム(Scleroderma citrinum);(B2.46)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)、「Isagro」製の株ICC 012;(B2.47)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)、株SKT−1(例えば、「Kumiai Chemical Industry」製の「ECO−HOPE(登録商標)」);(B2.48)リコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株CNCM I−1237(例えば、「Agrauxine, FR」製の「Esquive(登録商標) WP」);(B2.49)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株LC52(例えば、「Agrimm Technologies Limited」製の「Tenet」);(B2.50)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株ATCC20476(IMI 206040);(B2.51)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株T11(IMI352941/CECT20498);(B2.52)トリコデルマ・ハルマツム(Trichoderma harmatum);(B2.53)トリコデルマ・(ハルジアヌムTrichoderma harzianum);(B2.54)トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)T39(例えば、「Makhteshim, US」製の「Trichodex(登録商標)」);(B2.55)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、特に、株KD(例えば、「Biological Control Products, SA」製の「Trichoplus」(「Becker Underwood」が取得));(B2.56)トリコデルマ・ハルジアヌム
(Trichoderma harzianum)、株KD(例えば、「Plant Health Products, SZ」製の「Eco−T」);(B2.57)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株TH35(例えば、「Mycontrol」製の「Root−Pro」);(B2.58)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(「グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)」としても知られている)、特に、株GL−21(例えば、「Certis, US」製の「SoilGard 12G」);(B2.59)トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、株TV1(例えば、「Koppert」製の「Trianum−P」);(B2.60)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)、株ATCC74040(例えば、「Intrachem Bio Italia」製の「Naturalis(登録商標)」);(B2.61)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)株GHA(受託番号ATCC74250;例えば、「Laverlam International Corporation」製の「BotaniGuard Es」及び「Mycontrol−O」);(B2.62)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)株ATP02(受託番号DSM 24665);(B2.63)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)株CG 716(例えば、「Novozymes」製の「BoveMax(登録商標)」);(B2.64)ヒルステラ・シトリホルミス(Hirsutella citriformis);(B2.65)ヒルステラ・トムプソニイ(Hirsutella thompsonii)(数種の株がある、例えば、「Agro Bio−tech Research Centre, IN」製の「Mycohit」及び「ABTEC」);(B2.66)レカニシリウム・(レカニイLecanicillium lecanii)(以前は、「ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)」として知られていた)、株KV01の分生子(例えば、「Koppert/Arysta」製の「Mycotal(登録商標)」及び「Vertalec(登録商標)」);(B2.67)レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、「ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)」として知られていた)、株DAOM198499の分生子;(B2.68)レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、「ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)」として知られていた)、株DAOM216596の分生子;(B2.69)レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(以前は、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii))、株VE 6/CABI(=IMI)268317/CBS102071/2.70 ARSEF5128;(B2.71)メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)、株F52(DSM3884/ATCC90448;例えば、「Bayer CropScience」製の「BIO 1020」、及び、さらに、例えば、「Novozymes」製の「Met52」);(B2.72)メタリジウム・アニソプリアエ var. アクリズム(Metarhizium anisopliae var. acridum)(例えば、「Becker Underwood, US」製の「GreenGuard」);(B2.73)メタリジウム・アニソプリアエ var. アクリズム(Metarhizium anisopliae var. acridum)分離株IMI 330189(ARSEF7486;例えば、「Biological Control Products」製の「Green Muscle」);(B2.74)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi);(B2.75)パエシロミセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(新:イサリア・フモソロセア(Isaria fumosorosea))、株apopka 97(例えば、「Biobest」製の「PreFeRal(登録商標) WG」);(B2.76)パエシロミセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(新:イサリア・フモソロセア(Isaria fumosorosea))株FE 9901(例えば、「Natural Industries Inc.(Novozymes company)」製の「NoFly(登録商標)」);(B2.77)ハルポスポリウム・アングイルラエ(Harposporium anguillullae);(B2.78)ヒルステラ・ミンネソテンシス(Hirsutella minnesotensis);(B2.79)モナクロスポリウム・シオノパグム(Monacrosporium cionopagum);(B2.80)モナクロスポリウム・プシクロフィルム(Monacrosporium psychrophilum);(B2.81)ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)、株AARC−0255(例えば、「Valent Biosciences」製の「DiTeraTM」);(B2.82)菌パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)を含んでいる組成物(例えば、「MELOCON(登録商標)」、又は「BIOACT」として市販されている);(B2.83)パエシロミセス・バリオチイ(Paecilomyces variotii)、株Q−09(例えば、「Quimia, MX」製の)「Nemaquim(登録商標)」;(B2.84)細菌パステウリア(Pasteuria)[例えば、パステウリア・ウスガエ(Pasteuria usgae)]を含んでいる組成物(例えば、「ECONEM(登録商標)」として市販されている);(B2.85)スタゴノスポラ・ファセオリ(Stagonospora phaseoli)(例えば、「Syngenta」から市販されている);(B2.86)トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)、特に、株TL−0601(例えば、「Futureco Bioscience, ES」製の「Mycotric」);(B2.87)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、株ATCC22348(例えば、「Novozymes」製の「JumpStart(登録商標)」);(B2.88)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、特に、株ATCC22348(例えば、「Philom Bios Inc., Saskatoon, Saskatchewan」製の「PB−50 PROVIDE」);(B2.89)リゾポゴン・アミロポゴン(Rhizopogon amylopogon)(例えば、「Helena Chemical Company」製の「Myco−Sol」);(B2.90)リゾポゴン・フルビグレバ(Rhizopogon fulvigleba)(例えば、「Helena Chemical Company」製の「Myco−Sol」);(B2.91)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株TSTh20;(B2.92)ホマ・マクロストロマ(Phoma macrostroma)、株94−44B(例えば、「Scotts, US」製の「Phoma H」及び「Phoma P」);(B2.93)スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)、株IMI 344141(例えば、「Agrium Advanced Technologies」製の「Sarritor」);(B2.94)アムペロミセス・クイスクアリス(Ampelomyces quisqualis)、特に、株AQ 10(例えば、「IntrachemBio Italia」製の「AQ 10(登録商標)」);(B2.95)アルカンサス・フングス(Arkansas fungus)18, ARF;(B2.96)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、特に、株DSM14940の出芽胞子;(B2.97)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、特に、株DSM14941の出芽胞子;(B2.98)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、特に、株DSM14940と株DSM14941の出芽胞子の混合物(例えば、「bio−ferm, CH」製の「Botector(登録商標)」);(B2.99)カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)、株O(例えば、「BioNext」製の「Nexy(登録商標)」);(B2.100)カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)、分離株I−182(例えば、「Ecogen, US」製の「Aspire(登録商標)」);(B2.101)カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)、株NRRLY−21022(「Biotechnology Research And Development Corporation」製);(B2.102)カエトミウム・クプレウム(Chaetomium cupreum)(例えば、「AgriLife」製の「BIOKUPRUM TM」);(B2.103)カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum)(例えば、「Rivale」製の「Rivadiom」);(B2.104)クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides)、株H39(「Stichting Dienst Landbouwkundig Onderzoek」製);(B2.105)クリプトコックス・フラベセンス(Cryptococcus flavescens)、株3C(NRRLY−50378);(B2.106)ダクチラリア・カンジダ(Dactylaria candida);(B2.107)ジロホスホラ・アロペクリ(Dilophosphora alopecuri)(例えば、「Twist Fungus」);(B2.108)フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)、株Fo47(例えば、「Natural Plant Protection」製の「Fusaclean」);(B2.109)グリオクラジウム・カテヌラツム(Gliocladium catenulatum)(異名:クロノスタキス・ロセア f. カテヌラテ(Clonostachys rosea f.catenulate))株J1446(例えば、「AgBio Inc.」製の「Prestop(登録商標)」、及び、さらに、例えば、「Kemira Agro Oy」製の「Primastop(登録商標)」);(B2.110)ペニシリウム・ベルミクラツム(Penicillium vermiculatum);(B2.111)ピキア・アノマラ(Pichia anomala)、株WRL−076(NRRLY−30842);(B2.112)プセウドジマ・フロクロサ(Pseudozyma flocculosa)、株PF−A22 UL(例えば、「Plant Products Co., CA」製の「Sporodex(登録商標) L」);(B2.113)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株SKT−1(FERM P−16510);(B2.114)トリコデルマ・
アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株SKT−2(FERM P−16511);(B2.115)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株SKT−3(FERM P−17021);(B2.116)トリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)(以前は、トリコデルマ・ビリデ(T.viride))、株ICC080(IMI CC 392151 CABI、例えば、「AGROBIOSOL DE MEXICO, S.A.DE C.V.」製の「BioDerma」);(B2.117)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株DB 103(例えば、「Dagutat Biolab」製の「T−Gro 7456」);(B2.118)トリコデルマ・ポリスポルム(Trichoderma polysporum)、株IMI 206039(例えば、「BINAB Bio−Innovation AB, Sweden」製の「Binab TF WP」);(B2.119)トリコデルマ・ストロマチクム(Trichoderma stromaticum)(例えば、「Ceplac;Brazil」製の「Tricovab」);(B2.120)ツカムレラ・パウロメタボラ(Tsukamurella paurometabola)、株C−924(例えば、「HeberNem(登録商標)」);(B2.121)ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)、特に、株HRU3(例えば、「Botry−Zen Ltd, NZ」製の「Botry−Zen(登録商標)」);(B2.122)ベルチシリウム・アルボアトルム(Verticillium albo−atrum)(以前は、ベルチシリウム・ダーリアエ(V.dahliae))、株WCS850(CBS 276.92;例えば、「Tree Care Innovations」製の「Dutch Trig」);(B2.123)アスケルソニア・アレイロジス(Aschersonia aleyrodis);(B2.124)ベアウベリア・ブロングニアルチイ(Beauveria brongniartii)(例えば、「Andermatt Biocontrol AG」製の「Beaupro」);(B2.125)コニジオボルス・オブスクルス(Conidiobolus obscurus);(B2.126)エントモフトラ・ビルレンタ(Entomophthora virulenta)(例えば、「Ecomic」製の「Vektor」);(B2.127)ラゲニジウム・ギガンテウム(Lagenidium giganteum);(B2.128)メタリジウム・フラボビリデ(Metarhizium flavoviride);(B2.129)ムコル・ハエメリス(Mucor haemelis)(例えば、「Indore Biotech Inputs & Research」製の「BioAvard」);(B2.130)パンドラ・デルファシス(Pandora delphacis);(B2.131)スポロトリキス・インセクトルム(Sporothrix insectorum)(例えば、「Biocerto;BR」製の「Sporothrix Es」);(B2.132)ゾオフトラ・ラジカンス(Zoophtora radicans);(B2.133)フサリウム・ソラニ(Fusarium solani)、株Fs5;(B2.134)ヒルステラ・ロッシリエンシス(Hirsutella rhossiliensis);(B2.135)モナクロスポリウム・ドレクスレリ(Monacrosporium drechsleri);(B2.136)モナクロスポリウム・ゲフィロパグム(Monacrosporium gephyropagum);(B2.137)ネマトクトヌス・ゲオゲニウス(Nematoctonus geogenius);(B2.138)ネマトクトヌス・レイオスポルス(Nematoctonus leiosporus);(B2.139)ネオコスモスポラ・バシンフェクタ(Neocosmospora vasinfecta);(B2.140)パラグロムス属種(Paraglomus sp)、特に、パラグロムス・ブラシリアヌム(Paraglomus brasilianum);(B2.141)ポコニア・クラミドスポリア(Pochonia chlamydosporia)(「ベルシリウム・クラミドスポリウム(Vercillium chlamydosporium)」としても知られている)、特に、ポコニア・クラミドスポリア var カテヌラタ(Pochonia chlamydosporia var catenulata)(IMI SD 187;例えば、「The National Center of Animal and Plant Health(CENSA);CU」製の「KlamiC」);(B2.142)スタゴノスポラ・ヘテロデラエ(Stagonospora heteroderae);(B2.143)グロムス・アグレガツム(Glomus aggregatum);(B2.144)グロムス・クラルム(Glomus clarum);(B2.145)グロムス・デセルチコラ(Glomus deserticola);(B2.146)グロムス・エツニカツム(Glomus etunicatum);(B2.147)グロムス・イントララジセス(Glomus )intraradices);(B2.148)グロムス・モノスポルム(Glomus monosporum);(B2.149)グロムス・モセアエ(Glomus mosseae);(B2.150)ラッカリア・ビコロル(Laccaria bicolor);(B2.151)リゾポゴン・ルテオルス(Rhizopogon luteolus);(B2.152)リゾポゴン・チンクトルス(Rhizopogon tinctorus);(B2.153)リゾポゴン・ビロスルス(Rhizopogon villosulus);(B2.154)スクレロデルマ・セパ(Scleroderma cepa);(B2.155)スイルス・グラヌラツス(Suillus granulatus);(B2.156)スイルス・プンクタタピエス(Suillus punctatapies);(B2.157)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株1295−22;(B2.158)コレトトリクム・グロエオスポリオイデス(Colletotrichum gloeosporioides)、株ATCC20358(例えば、「Collego」(別名「LockDown」「Agriultural Research Initiatives」製);(B2.159)スタゴノスポラ・アトリプリシ(Stagonospora atriplici);(B2.160)シリンドロカルポン・ヘテロネマ(Cylindrocarpon heteronema);(B2.161)エキソフィアラ・ジェアンセルメイ(Exophiala jeanselmei);(B2.162)エキソフィリア・ピシフィラ(Exophilia pisciphila);(B2.163)フサリウム・アスペルギルス(Fusarium aspergilus);(B2.164)ギガスポラ・マルガリタ(Gigaspora margarita);(B2.165)ギガスポラ・モノスポルム(Gigaspora monosporum);(B2.166)グロムス・ブラシリアヌム(Glomus brasilianum);(B2.167)ラッカリア・ラッカタ(Laccaria laccata);(B2.168)オフィオストマ・ピリフェルム(Ophiostoma piliferum)、株D97(例えば、「Sylvanex」);(B2.169)サルコシスチス・シンガポレンシス(Sarcocystis singaporensis);(B2.170)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)、株T34(例えば、「Bioncontrol Technologies, ES」製の「T34 Biocontrol」);(B2.171)メリスタクルム・アステロスペルムム(Meristacrum asterospermum);(B2.172)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)、特に、株620(受託番号NRRL30547;US 2012/0114610に記載されている);(B2.173)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、特に、株SA86101(cf. Braz.Arch.Biol.Technol.Vol.46,No.1, pp 13−18);(B2.174)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、特に、株GU87401(cf.Braz.Arch.Biol.Technol.Vol.46, No.1、pp 13−18);(B2.175)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、特に、株SR86151(cf. Braz.Arch.Biol.Technol.Vol.46, No.1, pp 13−18);(B2.176)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、特に、株CG128(cf. Braz.Arch.Biol.Technol.Vol.46, No.1, pp 13−18);(B2.177)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、特に、株VA9101(cf. Braz.Arch.Biol.Technol.Vol.46, No.1, pp 13−18);(B2.178)トリコデルマ・アルブム(Trichoderma album)(例えば、「Bio−Zeid」として知られている製品)、及び、(B2.179)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)株ICC 012とトリコデルマ・ガムシイ(Trichoderma gamsii)株ICC 080の混合物(例えば、「BIO−TAMTM」として知られている製品 「Bayer CropScience LP, US」製)。
本発明の一部の実施形態では、本発明に従う用語「菌類」のもとで要約されている生物的防除剤としては、以下のものを挙げることができる:
(B2.2.1)コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、株CON/M/91−8(受託番号DSM−9660);(B2.2.2)メトスクニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)、株NRRLY−30752;(B2.2.4)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)、株QST 20799(受託番号NRRL30547);(B2.2.8)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、パエシロミセス・リラシヌス(P.lilacinus)株251の胞子(AGAL 89/030550);(B2.2.26)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株VRA 1835(ATCC受託番号90304);(B2.2.27)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株VRA 1984(DSM16201);(B2.2.28)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株VRA 1985(DSM16202);(B2.2.29)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株VRA 1986(DSM16203);(B2.2.30)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG B20/5(IMI390096);(B2.2.31)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG SP log6(IMI390097);(B2.2.32)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG SP log5(IMI390098);(B2.2.33)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG BU3(IMI390099);(B2.2.34)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG BU4(IMI390100);(B2.2.35)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG 410.3(IMI390101);(B2.2.36)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG 97/1062/116/1.1(IMI390102);(B2.2.37)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG B22/SP1287/3.1(IMI390103);(B2.2.38)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG SH1(IMI390104);(B2.2.39)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG B22/SP1190/3.2(IMI390105);(B2.2.55)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株KD;(B2.2.58)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(「グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)」としても知られている)、株GL−21;(B2.2.86)トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)、株TL−0601;(B2.2.88)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、株ATCC22348;(B2.2.96)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans);株DSM14940の出芽胞子;(B2.2.97)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans);株DSM14941の出芽胞子;(B2.2.98)アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)、株DSM14940と株DSM14941の出芽胞子の混合物;(B2.2.121)ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)、株HRU3;(B2.2.140)パラグロムス属種(Paraglomus sp)、パラグロムス・ブラシリアヌム(Paraglomus brasilianum);(B2.2.141)ポコニア・クラミドスポリア(Pochonia chlamydosporia)(「ベルシリウム・クラミドスポリウム(Vercillium chlamydosporium)」としても知られている);ポコニア・クラミドスポリア var カテヌラタ(Pochonia chlamydosporia var. catenulata)(IMI SD 187);(B2.2.172)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)、株620(受託番号NRRL30547;(B2.2.173)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、株SA86101;(B2.2.174)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、株GU87401;(B2.2.175)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、株SR86151;(B2.2.176)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、株CG128、及び、(B2.2.177)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi)、株VA9101。
本発明によれば、本発明に従って使用又は利用される原生動物の例は、以下のものである(下記番号付けは、本発明に関する以下の全ての記載を通して使用される):
(B3.1)ノセマ・ロクスタエ(Nosema locustae)(例えば、「NoloBait」として知られている製品)、(B3.2)テロハニア・ソレノプシス(Thelohania solenopsis)、及び、(B3.3)バイリモルファ属種(Vairimorpha spp.)。
本発明によれば、本発明に従って使用又は利用されるウイルスの例は、以下のものである(下記番号付けは、本発明に関する以下の全ての記載を通して使用される):
(B4.1)リンゴコカクモンハマキ(Adoxophyes orana)グラニュローシスウイルス(GV)(例えば、「BIOFA−Capex(登録商標)」として知られている製品);(B4.2)カブラヤガ(Agrotis segetum)核多角体病ウイルス(NPV);(B4.3)アンチカルシア・ゲムマタリス(Anticarsia gemmatalis)(Woolly pyrol moth)mNPV(例えば、「Polygen」として知られている製品);(B4.4)アウトグラファ・カリホルニカ(Autographa californica)(Alfalfa Looper)mNPV(例えば、「VPN80」として知られている製品; 供給元:Agricola El Sol);(B4.5)チャシャクトリムシ(tea looper)(Biston suppressaria)NPV;(B4.6)カイコ(Bombyx mori)NPV;(B4.7)クリプトフレビア・レウコトレタ(Cryptophlebia leucotreta)(false codling moth)GV(例えば、「Cryptex」として知られている製品);(B4.8)コドリンガ(Cydia pomonella)顆粒病ウイルス(GV)(例えば、「Madex Plus」として知られている製品);(B4.9)マッソンマツカレハ(Dendrolimus punctatus)CPV;(B4.10)ヘリコベルパ・アルミゲラ(Helicoverpa armigera)NPV(例えば、「AgBiTech−ViVUS Max」として知られている製品);(B4.11)オオタバコガ(Helicoverpa zea)(以前は、Heliothis zea)NPV(例えば、「Elcar」として知られている製品);(B4.12)ヤナギドクガ(Leucoma salicis)NPV;(B4.13)マイマイガ(Lymantria dispar)NPV(例えば、「Gypcheck」として知られている製品);(B4.14)バルサムモミハバチ(balsam−fir sawfly)(Neodiprion abietis)NPV(例えば、「Abietiv」として知られている製品);(B4.15)ネオジプリオン・レコンテイ(Neodiprion lecontei)(red−headed pinesawfly)NPV(例えば、「Lecontvirus」として知られている製品);(B4.16)マツノキハバチ(Neodiprion sertifer)NPV(例えば、「Neocheck−S」として知られている製品);(B4.17)オルギア・プセウドツガタ(Orgyia pseudotsugata)(Douglas−fir tussock moth)NPV(例えば、「Virtuss」として知られている製品);(B4.18)ジャガイモガ(tobacco leaf miner)(Phthorimaea operculella)GV(例えば、「Matapol」として知られている製品);(B4.19)モンシロチョウ(Pieris rapae)GV;(B4.20)コナガ(Plutella xylostella)GV(例えば、「Plutec」として知られている製品);(B4.21)スポドプテラ・アルブラ(Spodoptera albula)(gray−streaked armywom moth)mNPV(例えば、「VPN 82」として知られている製品);(B4.22)アフリカシロナヨトウ(true armyworm)(Spodoptera exempta)mNPV(例えば、「Spodec」として知られている製品);(B4.23)シロイチモジヨトウ(sugarbeet armyworm)(Spodoptera exigua)mNPV(例えば、「Spexit」として知られている製品; 供給元:Andermatt Biocontrol);(B4.24)ツマジロクサヨトウ(fall armyworm)(Spodoptera frugiperda)mNPV(例えば、「Baculovirus VPN」として知られている製品);(B4.25)エジプトヨトウ(tobacco cutworm)(Spodoptera littoralis)NPV(「Spodoptrin」として知られている製品; 供給元:NPP Calliope France)、及び、(B4.26)ハスモンヨトウ(oriental leafworm moth)(Spodoptera litura)NPV(例えば、「Littovir」として知られている製品)。
本発明によれば、本発明に従って使用又は利用される線虫の例は、以下のものである(下記番号付けは、本発明に関する以下の全ての記載を通して使用される):
(B5.1)アブレビアタ・カウカシカ(Abbreviata caucasica);(B5.2)アクアリア属種(Acuaria spp.);(B5.3)アガメルミス・デカウダタ(Agamermis decaudata);(B5.4)アラントネマ属種(Allantonema spp.);(B5.5)アムフィメルミス属種(Amphimermis spp.);(B5.6)ベッジンギア・シリジコラ(Beddingia siridicola)(=デラデヌス・シリジコラ(Deladenus siridicola));(B5.7)ボビエネマ属種(Bovienema spp.);(B5.7a)カメロニア属種(Cameronia spp.);(B5.8)キトウォオジエラ・オボフィラメンタ(Chitwoodiella ovofilamenta);(B5.9)コントルチレンクス属種(Contortylenchus spp.);(B5.10)クリシメルミス属種(Culicimermis spp.);(B5.11)ジプロトリアエナ属種(Diplotriaena spp.);(B5.12)エムピドメルミス属種(Empidomermis spp.);(B5.13)フィリプジェビメルミス・レイプサンドラ(Filipjevimermis leipsandra);(B5.14)ガストロメルミス属種(Gastromermis spp.);(B5.15)ゴンギロネマ属種(Gongylonema spp.);(B5.16)ギノポエシリア・プセウドビパラ(Gynopoecilia pseudovipara);(B5.17)ヘテロラブジチス属種(Heterorhabditis spp.)、特に、ヘテロラブジチス・バクテリオホラ(Heterorhabditis bacteriophora)(例えば、「B−Green」として知られている製品)、又は、ヘテロラブジチス・バウジャルジ(Heterorhabditis baujardi)、又は、ヘテロラブジチス・ヘリオチジス(Heterorhabditis heliothidis)(例えば、「Nematon」として知られている製品)、又は、ヘテロラブジチス・インジカ(Heterorhabditis indica)、又は、ヘテロラブジチス・マレラツス(Heterorhabditis marelatus)、又は、ヘテロラブジチス・メギジス(Heterorhabditis megidis)、又は、ヘテロラブジチス・ゼアランジカ(Heterorhabditis zealandica);(B5.18)ヘキサメルミス属種(Hexamermis spp.);(B5.19)ヒドロメルミス属種(Hydromermis spp.);(B5.20)イソメルミス属種(Isomermis spp.);(B5.21)リムノメルミス属種(Limnomermis spp.);(B5.22)マウパシナ・ウェイシ(Maupasina weissi);(B5.23)メルミス・ニグレセンス(Mermis nigrescens);(B5.24)メソメルミス属種(Mesomermis spp.);(B5.25)ネオメソメルミス属種(Neomesomermis spp.);(B5.26)ネオパラシチレンクス・ルグロシ(Neoparasitylenchus rugulosi);(B5.27)オクトミオメルミス属種(Octomyomermis spp.);(B5.28)パラシタフェレンクス属種(Parasitaphelenchus spp.);(B5.29)パラシトラブジチス属種(Parasitorhabditis spp.);(B5.30)パラシチレンクス属種(Parasitylenchus spp.);(B5.31)ペルチリメルミス・クリシス(Perutilimermis culicis);(B5.32)ファスマラブジチス・ヘルマフロジタ(Phasmarhabditis hermaphrodita);(B5.33)フィサロプテラ属種(Physaloptera spp.);(B5.34)プロトレラツス属種(Protrellatus spp.);(B5.35)プテリゴデルマチテス属種(Pterygodermatites spp.);(B5.36)ロマノメルミス属種(Romanomermis spp.);(B5.37)セウラツム・カダラケンセ(Seuratum cadarachense);(B5.38)スファエルラリオプシス属種(Sphaerulariopsis spp.);(B5.39)スピルラ・グイアネンシス(Spirura guianensis);(B5.40)ステイネルネマ属種(Steinernema spp.)(=ネオアプレクタナ属種(Neoaplectana spp.))、特に、ステイネルネマ・カルポカプサエ(Steinernema carpocapsae)(例えば、「Biocontrol」として知られている製品)、又は、ステイネルネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)(=ネオアプレクタナ・カルポカプサエ(Neoaplectana carpocapsae))(例えば、「Nemasys(登録商標)」として知られている製品)、又は、ステイネルネマ・グラセリ(Steinernema glaseri)(「Biotopia」として知られている製品)、又は、ステイネルネマ・クラウッセイ(Steinernema kraussei)(例えば、「Larvesure」として知られている製品)、又は、ステイネルネマ・リオブラベ(Steinernema riobrave)(例えば、「Biovector」として知られている製品)、又は、ステイネルネマ・スカプテリシ(Steinernema scapterisci)(例えば、「Nematac S」として知られている製品)、又は、ステイネルネマ・スカラバエイ(Steinernema scarabaei)、又は、ステイネルネマ・シアムカヤイ(Steinernema siamkayai);(B5.41)ストレルコビメルミス・ペテリセニ(Strelkovimermis peterseni);(B5.42)スブルラ属種(Subulura spp.);(B5.43)スルフレチレンクス・エロンガツス(Sulphuretylenchus elongatus)、及び、(B5.44)テトラメレス属種(Tetrameres spp.)。
用語「タンパク質又は二次代謝産物」は、殺有害生物活性を有している微生物の発酵に由来する任意の化合物、物質又は副産物を示している。該定義は、殺菌活性を有している微生物の発酵に由来する任意の化合物、物質又は副産物を包含している。本発明に従って使用又は利用されるタンパク質又は二次代謝産物の例は、以下のものである(下記番号付けは、本発明に関する以下の全ての記載を通して使用される):
(B6.1)ハーピン(エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)によって単離されるもの; 例えば、「Harp−N−TekTM」、「Messenger(登録商標)」、「EmployTM」、「ProActTM」として知られている製品);(B6.2)合成的に製造された、ケノポディウム・アンブロシオイデス・near・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)の抽出物のテルペン成分〔これは、殺有害生物活性成分として、3種類のテルペン(即ち、α−テルピネン、p−シメン及びリモネン)の混合物を含んでいる〕(例えば、「Requiem(登録商標)」として知られている製品; 供給元:Bayer CropScience LP, US)。
本発明の一部の実施形態では、本発明に従う用語「タンパク質又は二次代謝産物」のもとで要約されている生物的防除剤としては、以下のものを挙げることができる:
(B6.6.2)合成的に製造された、ケノポディウム・アンブロシオイデス・near・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)の抽出物のテルペン成分〔これは、殺有害生物活性成分として、3種類のテルペン(即ち、α−テルピネン、p−シメン及びリモネン)の混合物を含んでいる〕。
特に別途示されていない限り、本明細書中に開示されている組成物及び/又は製剤に関して以下に記載されている実施形態は、本明細書中に開示されている別の態様のそれぞれの実施形態にも適用され得る。
本発明によれば、生物的防除剤(B)は、特に、
B1.細菌類、
B2.菌類、
B6.タンパク質又は二次代謝産物
からなる群から選択される。
好ましいのは、以下のものからなる細菌類の群から選択される生物的防除剤である:
(B1.1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株QST713/AQ713(受託番号NRRL B−21661);(B1.2)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株AQ153(受託番号NRRL55614);(B1.3)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ175(ATCC受託番号55608);(B1.4)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ177(ATCC受託番号55609);(B1.5)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ178(ATCC受託番号53522);(B1.1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株QST2808(受託番号NRRL B−30087);(B1.1.7)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株GB34;(B1.8)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)株AQ52(受託番号NRRL B−21619);(B1.1.9)ストレプトミセス属種(Streptomyces sp.)、受託番号NRRL B−30145を有している株;(B1.1.10)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(=ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis))、株QST 6047(受託番号NRRL B−30232);(B1.1.11)バシルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)、株AQ746(受託番号NRRL B−21618);(B1.12)バシルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、株AQ726(受託番号NRRL B−21664を有している);(B1.1.13)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株AQ717(受託番号NRRL B21662を有している);(B1.1.14)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ743(受託番号NRRL B−21665を有している);(B1.15)ロドコックス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)株AQ719(受託番号NRRL B21663);(B1.1.16)バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)、株ABTS−1857(SD−1372);(B1.1.17)バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)、株CNMC I−1582;(B1.1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30002、(受託番号NRRL B−50421);(B1.1.19)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30004(受託番号NRRL B−50455);(B1.20)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、株D747;(B1.1.21)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株BU F−33;(B1.22)バシルス・スブチリス var. アミロリクエファシエンス(B.subtilis var. amyloliquefaciens)株FZB24;(B1.1.23)パエニバシルス・ポリミキサ(Paenibacillus polymyxa)、株AC−1;(B1.24)シュードモナス・プロラジキス(Pseudomonas proradix);(B1.25)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株MBI 600;(B1.26)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株GB03;(B1.27)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株DB 101;(B1.28)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)株DB 102;(B1.29)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)分離株B246;(B1.1.30)バシルス・リケニホルミス(Bacillus licheniformis)、株SB3086;(B1.1.31)シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)、株MA−4;(B1.32)シュードモナス・シリンガエ(Pseudomonas syringae)株742RS;(B1.1.33)シュードモナス・フルオレセンス(Pseudomonas fluorescens)、株1629RS;(B1.1.34)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis))、株K61(受託番号DSM 7206);(B1.1.35)ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)、株WYEC108;(B1.1.36)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)、株K84;(B1.37)アグロバクテリウム・ラジオバクテル(Agrobacterium radiobacter)株K1026;(B1.38)バシルス・レンチモルブス(Bacillus lentimorbus);(B1.39)バシルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、分離株J.;(B1.1.40)バシルス・スファエリクス(Bacillus sphaericus)、抗原型H5a5b株2362;(B1.41)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株BMP 123 「Becker Microbial Products, IL」製;(B1.1.42)バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)、抗原型H−7;(B1.43)バシルス・ツリンギエンシス subsp. クルスタキ(Bacillus thuringiensis subsp. kurstaki)株HD−1;(B1.44)バシルス・ツリンギエンシス subsp. テネブリオニス(Bacillus thuringiensis subsp. tenebrionis)株NB 176;(B1.45)バシルス・ツリンギエンシス var. ジャポネンシス(Bacillus thuringiensis var. japonensis)株Buibui;(B1.1.46)ブルクホルデリア属種(Burkholderia spp.)、株A396(受託番号NRRL B−50319);(B1.1.47)クロモバクテリウム・スブツガエ(Chromobacterium subtsugae)、株PRAA4−1T(MBI−203);(B1.48)パエニバシルス・ポピリアエ(Paenibacillus popilliae)(以前は、バシルス・ポピリアエ(Bacillus popilliae));(B1.49)キセノラブズス・ルミネセンス(Xenorhabdus luminescens) ;(B1.50)キセノラブズス・ネマトフィラ(Xenorhabdus nematophila);(B1.1.51)バシルス・ツリンギエンシス 亜種 イスラエレンシス(Bacillus thuringiensis subspecies israelensis)(抗原型H−14);(B1.1.52)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、株FZB42;(B1.53)バシルス・セレウス(Bacillus cereus);(B1.54)バシルス・セレウス(Bacillus cereus)株CNCM I−1562の胞子;(B1.55)バシルス・ラテロスポルス(Bacillus laterosporus)(「ブレビバシルス・ラテロスポルス(Brevibacillus laterosporus)」としても知られている);(B1.56)バシルス・メガテリウム(Bacillus megaterium)、株YFM3.25;(B1.57)バシルス・モジャベンシス(Bacillus mojavensis)、株SR11(CECT−7666);(B1.58)バシルス・ネマトシダ(Bacillus nematocida);(B1.59)パステウリア・ニシザワエ(Pasteuria nishizawae);(B1.60)パステウリア・ペネトランス(Pasteuria penetrans)(以前は、バシルス・ペネトランス(Bacillus penetrans));(B1.61)パステウリア・ウスガエ(Pasteuria usgae);(B1.62)殺線虫性ストレプトミセテ属種(Streptomycete sp.)[例えば、ストレプトミセス・リジクス(Streptomyces lydicus)]を含んでいる組成物;(B1.63)殺線虫性ストレプトミセテ属種(Streptomycete sp.)[例えば、ストレプトミセス・サラセチクス(Streptomyces saraceticus)]を含んでいる組成物;(B1.1.64)バシルス・アミロリクエファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)、株IN937a;(B1.1.65)バシルス・セレウス(Bacillus cereus)、株BP01(ATCC受託番号55675);(B1.66)ブラジリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum);(B1.1.67)デルフチア・アシドボランス(Delftia acidovorans)、株RAY209;(B1.68)ラクトバシルス属種(Lactobacillus sp.);(B1.1.69)シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa)、株PN1;(B1.1.70)リゾビウム・レグミノサルム(Rhizobium leguminosarum);リゾビウム・レグミノサルム bv. ビセアエ(Rhizobium leguminosarum Bv. viceae)株Z25(受託番号CECT 4585);(B1.1.71)ストレプトミセス・アシジスカビエス(Streptomyces acidiscabies)、株RL−110T。
好ましいのは、以下のものからなる菌類の群から選択される生物的防除剤である:
(B2.2.1)コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、株CON/M/91−8(受託番号DSM−9660);(B2.2.2)メトスクニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)、株NRRLY−30752;(B2.3)ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea);(B2.2.4)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)、株QST 20799(受託番号NRRL30547);(B2.5)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株SC1;(B2.6)トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)株KRL−AG2(「株T−22」としても知られている、/ATCC受託番号208479);(B2.7)ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)株A3−5(受託番号NRRL30548);(B2.2.8)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、パエシロミセス・リラシヌス(P.lilacinus)株251の胞子(AGAL 89/030550);(B2.9)トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii);(B2.10)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、株V117b;(B2.11)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.V08/002387;(B2.12)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002388;(B2.13)トリコデルマ・(アトロビリデTrichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002389;(B2.14)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002390;(B2.15)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株ITEM 908;(B2.16)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis);(B2.17)プセウドジマ・アフィジス(Pseudozyma aphidis)(供給元:Yissum Research Development Company of the Hebrew University of Jerusalem);(B2.18)アルトロボトリス・ダクチロイデス(Arthrobotrys dactyloides);(B2.19)アルトロボトリス・オリゴスポラ(Arthrobotrys oligospora);(B2.20)アルトロボトリス・スペルバ(Arthrobotrys superba);(B2.21)アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、株NRRL21882;(B2.22)アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)、株AF36;(B2.23)クリプトコックス・アルビズス(Cryptococcus albidus);(B2.24)クリプトコックス・フラベセンス(Cryptococcus flavescens)、株4C(受託番号NRRLY−50379);(B2.25)グリオクラジウム・ロセウム(Gliocladium roseum)、「W.F.Stoneman Company LLC」製の株321U;(B2.2.26)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株VRA 1835(ATCC受託番号90304);(B2.2.27)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株VRA 1984(DSM16201);(B2.2.28)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株VRA 1985(DSM16202);(B2.2.29)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株VRA 1986(DSM16203);(B2.2.30)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG B20/5(IMI390096);(B2.2.31)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG SP log6(IMI390097);(B2.2.32)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG SP log5(IMI390098);(B2.2.33)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG BU3(IMI390099);(B2.2.34)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG BU4(IMI390100);(B2.2.35)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG 410.3(IMI390101);(B2.2.36)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG 97/1062/116/1.1(IMI390102);(B2.2.37)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG B22/SP1287/3.1(IMI390103);(B2.2.38)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG SH1(IMI390104);(B2.2.39)フレビオプシス(又は、フレビア、又は、ペニオホラ)・ギガンテア(Phlebiopsis(又は、Phlebia、又は、Peniophora)gigantea)、株FOC PG B22/SP1190/3.2(IMI390105);(B2.40)ピシウム・オリガンドルム(Pythium oligandrum)、株DV74又はM1(ATCC38472);(B2.41)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、株CNCM No.I−3936(「Lesaffre et Compagnie, FR」製);(B2.42)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、株CNCM No.I−3937(「Lesaffre et Compagnie, FR」製);(B2.43)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、株CNCM No.I−3938(「Lesaffre et Compagnie, FR」製);(B2.44)サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)、株CNCM No.I−3939(「Lesaffre et Compagnie, FR」製);(B2.45)スクレロデルマ・シトリヌム(Scleroderma citrinum);(B2.46)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)、「Isagro」製の株ICC 012;(B2.47)トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)、株SKT−1;(B2.48)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株CNCM I−1237;(B2.49)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株LC52;(B2.50)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株ATCC20476(IMI 206040);(B2.51)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株T11(IMI352941/CECT20498);(B2.52)トリコデルマ・ハルマツム(Trichoderma harmatum);(B2.53)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum);(B2.54)トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)T39;(B2.2.55)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株KD;(B2.56)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株KD;(B2.57)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株TH35;(B2.2.58)トリコデルマ・ビレンス(Trichoderma virens)(「グリオクラジウム・ビレンス(Gliocladium virens)」としても知られている)、株GL−21;(B2.59)トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride)、株TV1();(B2.60)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)、株ATCC74040;(B2.61)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)株GHA(ATCC受託番号74250);(B2.62)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)株ATP02(受託番号DSM 24665);(B2.63)ベアウベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)株CG 716;(B2.64)ヒルステラ・シトリホルミス(Hirsutella citriformis);(B2.65)ヒルステラ・トムプソニイ(Hirsutella thompsonii);(B2.66)レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、「ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)」として知られていた)、株KV01の分生子;(B2.67)レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、「ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)」として知られていた)、株DAOM198499の分生子;(B2.68)レカニシリウム・レカニイ(Lecanicillium lecanii)(以前は、「ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii)」として知られていた)、株DAOM216596の分生子;(B2.69)レカニシリウム・ムスカリウム(Lecanicillium muscarium)(以前は、ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii))、株VE 6/CABI(=IMI)2
68317/CBS102071/ARSEF5128;(B2.71)メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)、株F52(DSM3884/ATCC90448);(B2.72)メタリジウム・アニソプリアエ var. アクリズム(Metarhizium anisopliae var. acridum);(B2.73)メタリジウム・アニソプリアエ var. アクリズム(Metarhizium anisopliae var. acridum)分離株IMI 330189(ARSEF7486);(B2.74)ノムラエア・リレイイ(Nomuraea rileyi);(B2.75)パエシロミセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(新:イサリア・フモソロセア(Isaria fumosorosea))、株apopka 97;(B2.76)パエシロミセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)(新:イサリア・フモソロセア(Isaria fumosorosea))株FE 9901;(B2.77)ハルポスポリウム・アングイルラエ(Harposporium anguillullae);(B2.78)ヒルステラ・ミンネソテンシス(Hirsutella minnesotensis);(B2.79)モナクロスポリウム・シオノパグム(Monacrosporium cionopagum);(B2.80)モナクロスポリウム・プシクロフィルム(Monacrosporium psychrophilum);(B2.81)ミロテシウム・ベルカリア(Myrothecium verrucaria)、株AARC−0255;(B2.82)菌パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)を含んでいる組成物;(B2.83)パエシロミセス・バリオチイ(Paecilomyces variotii)、株Q−09;(B2.84)細菌パステウリア(Pasteuria)[例えば、パステウリア・ウスガエ(Pasteuria usgae)]を含んでいる組成物;(B2.85)スタゴノスポラ・ファセオリ(Stagonospora phaseoli);(B2.2.86)トリコデルマ・リグノルム(Trichoderma lignorum)、株TL−0601;(B2.87)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、株ATCC22348;(B2.2.88)ペニシリウム・ビライイ(Penicillium bilaii)、株ATCC22348;(B2.89)リゾポゴン・アミロポゴン(Rhizopogon amylopogon);(B2.90)リゾポゴン・フルビグレバ(Rhizopogon fulvigleba);(B2.91)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株TSTh20;(B2.92)ホマ・マクロストロマ(Phoma macrostroma)、株94−44B;(B2.93)スクレロチニア・ミノル(Sclerotinia minor)、株IMI 344141。
好ましいのは、以下のものからなるタンパク質又は二次代謝産物の群から選択される生物的防除剤である:
(B6.6.2)合成的に製造された、ケノポディウム・アンブロシオイデス・near・アンブロシオイデス(Chenopodium ambrosioides near ambrosioides)の抽出物のテルペン成分〔これは、殺有害生物活性成分として、3種類のテルペン(即ち、α−テルピネン、p−シメン及びリモネン)の混合物を含んでいる〕。
特に好ましいのは、以下のものからなる細菌類の群から選択される生物的防除剤である:
(B1.1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株QST713/AQ713(受託番号NRRL B−21661);(B1.2)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株AQ153(受託番号NRRL55614);(B1.3)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ175(ATCC受託番号55608);(B1.4)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ177(ATCC受託番号55609);(B1.5)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ178(ATCC受託番号53522);(B1.1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株QST2808(受託番号NRRL B−30087);(B1.1.7)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株GB34;(B1.8)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)株AQ52(受託番号NRRL B−21619);(B1.1.9)ストレプトミセス属種(Streptomyces sp.)、受託番号NRRL B−30145を有している株;(B1.1.10)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)(=ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis))、株QST 6047(受託番号NRRL B−30232);(B1.1.11)バシルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)、株AQ746(受託番号NRRL B−21618);(B1.12)バシルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、株AQ726(受託番号NRRL B−21664を有している);(B1.1.13)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株AQ717(受託番号NRRL B21662を有している);(B1.1.14)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ743(受託番号NRRL B−21665を有している);(B1.15)ロドコックス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)株AQ719(受託番号NRRL B21663);(B1.1.16)バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)、株ABTS−1857(SD−1372);(B1.1.17)バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)、株CNMC I−1582;(B1.1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30002、(受託番号NRRL B−50421);(B1.1.19)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30004(受託番号NRRL B−50455)。
特に好ましいのは、以下のものからなる菌類の群から選択される生物的防除剤である:
(B2.2.1)コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、株CON/M/91−8(受託番号DSM−9660);(B2.2.2)メトスクニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)、株NRRLY−30752;(B2.3)ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea);(B2.2.4)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)、株QST 20799(受託番号NRRL30547);(B2.5)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株SC1;(B2.6)トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)株KRL−AG2(「株T−22」としても知られている、/ATCC受託番号208479);(B2.7)ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)株A3−5(受託番号NRRL30548);(B2.2.8)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、パエシロミセス・リラシヌス(P.lilacinus)株251の胞子(AGAL 89/030550);(B2.9)トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii);(B2.10)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、株V117b;(B2.11)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.V08/002387;(B2.12)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002388;(B2.13)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002389;(B2.14)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002390;(B2.15)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株ITEM 908。
最も好ましいのは、以下のものからなる細菌類の群から選択される生物的防除剤である:
(B1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株QST713/AQ713(「SERENADE MAX」として「Bayer CropScience LP, US」から入手可能、NRRL受託番号B−21661を有している、及び、米国特許第6,060,051号に記載されている);(B1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、特に、株QST2808(「Sonata(登録商標)」として「Bayer CropScience LP, US」から入手可能、受託番号NRRL B−30087を有している、及び、米国特許第6,245,551号に記載されている)、及び、(B1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、特に、株AQ30002、(受託番号NRRL B−50421を有している、及び、米国特許出願第13/330,576号に記載されている)。
さらに好ましいのは、以下のものからなる細菌類の群から選択される生物的防除剤である:
(B1.1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株QST713/AQ713(受託番号NRRL B−21661);(B1.1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株QST2808(受託番号NRRL B−30087)、及び、(B1.1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30002、(受託番号NRRL B−50421)。
以下の組合せは、本発明による組成物の具体的な実施形態について例示している:
(I−1)+(B1.1)、(I−1)+(B1.2)、(I−1)+(B1.3)、(I−1)+(B1.4)、(I−1)+(B1.5)、(I−1)+(B1.6)、(I−1)+(B1.7)、(I−1)+(B1.8)、(I−1)+(B1.9)、(I−1)+(B1.10)、(I−1)+(B1.11)、(I−1)+(B1.12)、(I−1)+(B1.13)、(I−1)+(B1.14)、(I−1)+(B1.15)、(I−1)+(B1.16)、(I−1)+(B1.17)、(I−1)+(B1.18)、(I−1)+(B1.19)、(I−1)+(B1.20)、(I−1)+(B1.21)、(I−1)+(B1.22)、(I−1)+(B1.23)、(I−1)+(B1.24)、(I−1)+(B1.25)、(I−1)+(B1.26)、(I−1)+(B1.27)、(I−1)+(B1.28)、(I−1)+(B1.29)、(I−1)+(B1.30)、(I−1)+(B1.31)、(I−1)+(B1.32)、(I−1)+(B1.33)、(I−1)+(B1.34)、(I−1)+(B1.35)、(I−1)+(B1.36)、(I−1)+(B1.37)、(I−1)+(B1.38)、(I−1)+(B1.39)、(I−1)+(B1.40)、(I−1)+(B1.41)、(I−1)+(B1.42)、(I−1)+(B1.43)、(I−1)+(B1.44)、(I−1)+(B1.45)、(I−1)+(B1.46)、(I−1)+(B1.47)、(I−1)+(B1.48)、(I−1)+(B1.49)、(I−1)+(B1.50)、(I−1)+(B1.51)、(I−1)+(B1.52)、(I−1)+(B1.53)、(I−1)+(B1.54)、(I−1)+(B1.55)、(I−1)+(B1.56)、(I−1)+(B1.57)、(I−1)+(B1.58)、(I−1)+(B1.59)、(I−1)+(B1.60)、(I−1)+(B1.61)、(I−1)+(B1.62)、(I−1)+(B1.63)、(I−1)+(B1.64)、(I−1)+(B1.65)、(I−1)+(B1.66)、(I−1)+(B1.67)、(I−1)+(B1.68)、(I−1)+(B1.69)、(I−1)+(B1.70)、(I−1)+(B1.71)、(I−1)+(B1.72)、(I−1)+(B1.73)、(I−1)+(B1.74)、(I−1)+(B1.75)、(I−1)+(B1.76)、(I−1)+(B1.77)、(I−1)+(B1.78)、(I−1)+(B1.79)、(I−1)+(B1.80)、(I−1)+(B1.81)、(I−1)+(B1.82)、(I−1)+(B1.83)、(I−1)+(B1.84)、(I−1)+(B1.85)、(I−1)+(B1.86)、(I−1)+(B1.87)、(I−1)+(B1.88)、(I−1)+(B1.89)、(I−1)+(B1.90)、(I−1)+(B1.91)、(I−1)+(B1.92)、(I−1)+(B1.93)、(I−1)+(B1.94)、(I−1)+(B1.95)、(I−1)+(B1.96)、(I−1)+(B1.97)、(I−1)+(B1.98)、(I−1)+(B1.99)、(I−1)+(B1.100)、(I−1)+(B1.101)、(I−1)+(B1.102)、(I−1)+(B1.103)、(I−1)+(B1.104)、(I−1)+(B1.105)、(I−1)+(B1.106)、(I−1)+(B1.107)、(I−1)+(B1.108)、(I−1)+(B1.109)、(I−1)+(B1.110)、(I−1)+(B1.111)、(I−1)+(B1.112)、(I−1)+(B1.113)、(I−1)+(B1.114)、(I−1)+(B1.115)、(I−1)+(B1.116)、(I−1)+(B1.117)、(I−1)+(B1.118)、(I−1)+(B1.119)、(I−1)+(B1.120)、(I−1)+(B1.121)、(I−1)+(B1.122)、(I−1)+(B1.123)、(I−1)+(B1.124)、(I−1)+(B1.125)、(I−1)+(B1.126)、(I−1)+(B1.127)、(I−1)+(B1.128)、(I−1)+(B1.129)、(I−1)+(B1.130)、(I−1)+(B1.131)、(I−1)+(B1.132)、(I−1)+(B1.133)、(I−1)+(B1.134)、(I−1)+(B1.135)、(I−1)+(B1.136)、(I−1)+(B1.137)、(I−1)+(B1.138)、(I−1)+(B1.139)、(I−1)+(B1.140)、(I−1)+(B1.141)、(I−1)+(B1.142)、(I−1)+(B1.143)、(I−1)+(B1.144)、(I−1)+(B1.145)、(I−1)+(B1.146)、(I−1)+(B1.147)、(I−1)+(B1.148)、(I−1)+(B1.149)、(I−1)+(B1.150)、(I−1)+(B1.151)、(I−1)+(B1.152)、(I−1)+(B1.153)、(I−1)+(B1.154)、(I−1)+(B1.155)、(I−1)+(B1.156)、(I−1)+(B1.157)、(I−1)+(B1.158)、(I−1)+(B1.159)、(I−1)+(B1.160)、(I−1)+(B1.161)、(I−1)+(B1.162)、(I−1)+(B1.163)、(I−1)+(B1.164)、(I−1)+(B1.165)、(I−1)+(B1.166)、(I−1)+(B1.167)、(I−1)+(B1.168)、(I−1)+(B1.169)、(I−1)+(B1.170)、(I−1)+(B1.171)、(I−1)+(B1.172)、(I−1)+(B1.173)、(I−1)+(B1.174)、(I−1)+(B1.175)、(I−1)+(B1.176)、(I−1)+(B1.177)、(I−1)+(B1.178)、(I−1)+(B1.179)、(I−1)+(B1.180)、(I−1)+(B1.181)、(I−1)+(B1.182)、(I−1)+(B1.183)、(I−1)+(B1.184)、(I−1)+(B1.185)、(I−1)+(B1.186)、(I−1)+(B1.187)、(I−1)+(B1.188)、(I−1)+(B1.189)、(I−1)+(B1.190)、(I−1)+(B1.191)、(I−1)+(B1.192)、(I−1)+(B1.193)、(I−1)+(B1.194)、(I−1)+(B1.195)、(I−1)+(B1.196)、(I−1)+(B1.197)、(I−1)+(B1.198)、(I−1)+(B1.199)、(I−1)+(B1.1.1)、(I−1)+(B1.1.6)、(I−1)+(B1.1.7)、(I−1)+(B1.1.9)、(I−1)+(B1.1.10)、(I−1)+(B1.1.11)、(I−1)+(B1.1.13)、(I−1)+(B1.1.14)、(I−1)+(B1.1.16)、(I−1)+(B1.1.17)、(I−1)+(B1.1.18)、(I−1)+(B1.1.19)、(I−1)+(B1.1.21)、(I−1)+(B1.1.23)、(I−1)+(B1.1.30)、(I−1)+(B1.1.31)、(I−1)+(B1.1.33)、(I−1)+(B1.1.34)、(I−1)+(B1.1.35)、(I−1)+(B1.1.36)、(I−1)+(B1.1.40)、(I−1)+(B1.1.42)、(I−1)+(B1.1.46)、(I−1)+(B1.1.47)、(I−1)+(B1.1.51)、(I−1)+(B1.1.52)、(I−1)+(B1.1.64)、(I−1)+(B1.1.65)、(I−1)+(B1.1.67)、(I−1)+(B1.1.69)、(I−1)+(B1.1.70)、(I−1)+(B1.1.71)、(I−1)+(B1.1.74)、(I−1)+(B1.1.75)、(I−1)+(B1.1.76)、(I−1)+(B1.1.77)、(I−1)+(B1.1.81)、(I−1)+(B1.1.82)、(I−1)+(B1.1.83)、(I−1)+(B1.1.84)、(I−1)+(B1.1.85)、(I−1)+(B1.1.86)、(I−1)+(B1.1.87)、(I−1)+(B1.1.89)、(I−1)+(B1.1.90)、(I−1)+(B1.1.93)、(I−1)+(B1.1.103)、(I−1)+(B1.1.124)、(I−1)+(B1.1.125)、(I−1)+(B1.1.129)、(I−1)+(B1.1.130)、(I−1)+(B1.1.149)、(I−1)+(B1.1.162)、(I−1)+(B1.1.163)、(I−1)+(B1.1.164)、(I−1)+(B1.1.165)、(I−1)+(B1.1.167)、(I−1)+(B1.1.168)、(I−1)+(B1.1.169)、(I−1)+(B1.1.170)、(I−1)+(B1.1.171)、(I−1)+(B1.1.172)、(I−1)+(B1.1.173)、(I−1)+(B1.1.174)、(I−1)+(B1.1.178)、(I−1)+(B1.1.179)、(I−1)+(B1.1.180)、(I−1)+(B1.1.181)、(I−1)+(B1.1.189)、(I−1)+(B1.1.193)、(I−1)+(B1.1.196)、(I−1)+(B2.1)、(I−1)+(B2.2)、(I−1)+(B2.3)、(I−1)+(B2.4)、(I−1)+(B2.5)、(I−1)+(B2.6)、(I−1)+(B2.7)、(I−1)+(B2.8)、(I−1)+(B2.9)、(I−1)+(B2.10)、(I−1)+(B2.11)、(I−1)+(B2.12)、(I−1)+(B2.13)、(I−1)+(B2.14)、(I−1)+(B2.15)、(I−1)+(B2.16)、(I−1)+(B2.17)、(I−1)+(B2.18)、(I−1)+(B2.19)、(I−1)+(B2.20)、(I−1)+(B2.21)、(I−1)+(B2.22)、(I−1)+(B2.23)、(I−1)+(B2.24)、(I−1)+(B2.25)、(I−1)+(B2.26)、(I−1)+(B2.27)、(I−1)+(B2.28)、(I−1)+(B2.29)、(I−1)+(B2.30)、(I−1)+(B2.31)、(I−1)+(B2.32)、(I−1)+(B2.33)、(I−1)+(B2.34)、(I−1)+(B2.35)、(I−1)+(B2.36)、(I−1)+(B2.37)、(I−1)+(B2.38)、(I−1)+(B2.39)、(I−1)+(B2.40)、(I−1)+(B2.41)、(I−1)+(B2.42)、(I−1)+(B2.43)、(I−1)+(B2.44)、(I−1)+(B2.45)、(I−1)+(B2.46)、(I−1)+(B2.47)、(I−1)+(B2.48)、(I−1)+(B2.49)、(I−1)+(B2.50)、(I−1)+(B2.51)、(I−1)+(B2.52)、(I−1)+(B2.53)、(I−1)+(B2.54)、(I−1)+(B2.55)、(I−1)+(B2.56)、(I−1)+(B2.57)、(I−1)+(B2.58)、(I−1)+(B2.59)、(I−1)+(B2.60)、(I−1)+(B2.61)、(I−1)+(B2.62)、(I−1)+(B2.63)、(I−1)+(B2.64)、(I−1)+(B2.65)、(I−1)+(B2.66)、(I−1)+(B2.67)、(I−1)+(B2.68)、(I−1)+(B2.69)、(I−1)+(B2.71)、(I−1)+(B2.72)、(I−1)+(B2.73)、(I−1)+(B2.74)、(I−1)+(B2.75)、(I−1)+(B2.76)、(I−1)+(B2.77)、(I−1)+(B2.78)、(I−1)+(B2.79)、(I−1
)+(B2.80)、(I−1)+(B2.81)、(I−1)+(B2.82)、(I−1)+(B2.83)、(I−1)+(B2.84)、(I−1)+(B2.85)、(I−1)+(B2.86)、(I−1)+(B2.87)、(I−1)+(B2.88)、(I−1)+(B2.89)、(I−1)+(B2.90)、(I−1)+(B2.91)、(I−1)+(B2.92)、(I−1)+(B2.93)、(I−1)+(B2.94)、(I−1)+(B2.95)、(I−1)+(B2.96)、(I−1)+(B2.97)、(I−1)+(B2.98)、(I−1)+(B2.99)、(I−1)+(B2.100)、(I−1)+(B2.101)、(I−1)+(B2.102)、(I−1)+(B2.103)、(I−1)+(B2.104)、(I−1)+(B2.105)、(I−1)+(B2.106)、(I−1)+(B2.107)、(I−1)+(B2.108)、(I−1)+(B2.109)、(I−1)+(B2.110)、(I−1)+(B2.111)、(I−1)+(B2.112)、(I−1)+(B2.113)、(I−1)+(B2.114)、(I−1)+(B2.115)、(I−1)+(B2.116)、(I−1)+(B2.117)、(I−1)+(B2.118)、(I−1)+(B2.119)、(I−1)+(B2.120)、(I−1)+(B2.121)、(I−1)+(B2.122)、(I−1)+(B2.123)、(I−1)+(B2.124)、(I−1)+(B2.125)、(I−1)+(B2.126)、(I−1)+(B2.127)、(I−1)+(B2.128)、(I−1)+(B2.129)、(I−1)+(B2.130)、(I−1)+(B2.131)、(I−1)+(B2.132)、(I−1)+(B2.133)、(I−1)+(B2.134)、(I−1)+(B2.135)、(I−1)+(B2.136)、(I−1)+(B2.137)、(I−1)+(B2.138)、(I−1)+(B2.139)、(I−1)+(B2.140)、(I−1)+(B2.141)、(I−1)+(B2.142)、(I−1)+(B2.143)、(I−1)+(B2.144)、(I−1)+(B2.145)、(I−1)+(B2.146)、(I−1)+(B2.147)、(I−1)+(B2.148)、(I−1)+(B2.149)、(I−1)+(B2.150)、(I−1)+(B2.151)、(I−1)+(B2.152)、(I−1)+(B2.153)、(I−1)+(B2.154)、(I−1)+(B2.155)、(I−1)+(B2.156)、(I−1)+(B2.157)、(I−1)+(B2.158)、(I−1)+(B2.159)、(I−1)+(B2.160)、(I−1)+(B2.161)、(I−1)+(B2.162)、(I−1)+(B2.163)、(I−1)+(B2.164)、(I−1)+(B2.165)、(I−1)+(B2.166)、(I−1)+(B2.167)、(I−1)+(B2.168)、(I−1)+(B2.169)、(I−1)+(B2.170)、(I−1)+(B2.171)、(I−1)+(B2.172)、(I−1)+(B2.173)、(I−1)+(B2.174)、(I−1)+(B2.175)、(I−1)+(B2.176)、(I−1)+(B2.177)、(I−1)+(B2.178)、(I−1)+(B2.179)、(I−1)+(B2.2.1)、(I−1)+(B2.2.2)、(I−1)+(B2.2.4)、(I−1)+(B2.2.8)、(I−1)+(B2.2.26)、(I−1)+(B2.2.27)、(I−1)+(B2.2.28)、(I−1)+(B2.2.29)、(I−1)+(B2.2.30)、(I−1)+(B2.2.31)、(I−1)+(B2.2.32)、(I−1)+(B2.2.33)、(I−1)+(B2.2.34)、(I−1)+(B2.2.35)、(I−1)+(B2.2.36)、(I−1)+(B2.2.37)、(I−1)+(B2.2.38)、(I−1)+(B2.2.39)、(I−1)+(B2.2.55)、(I−1)+(B2.2.58)、(I−1)+(B2.2.86)、(I−1)+(B2.2.88)、(I−1)+(B2.2.94)、(I−1)+(B2.2.96)、(I−1)+(B2.2.97)、(I−1)+(B2.2.98)、(I−1)+(B2.2.121)、(I−1)+(B2.2.140)、(I−1)+(B2.2.141)、(I−1)+(B2.2.172)、(I−1)+(B2.2.173)、(I−1)+(B2.2.174)、(I−1)+(B2.2.175)、(I−1)+(B2.2.176)、(I−1)+(B2.2.177)、(I−1)+(B3.1)、(I−1)+(B3.2)、(I−1)+(B3.3)、(I−1)+(B4.1)、(I−1)+(B4.2)、(I−1)+(B4.3)、(I−1)+(B4.4)、(I−1)+(B4.5)、(I−1)+(B4.6)、(I−1)+(B4.7)、(I−1)+(B4.8)、(I−1)+(B4.9)、(I−1)+(B4.10)、(I−1)+(B4.11)、(I−1)+(B4.12)、(I−1)+(B4.13)、(I−1)+(B4.14)、(I−1)+(B4.15)、(I−1)+(B4.16)、(I−1)+(B4.17)、(I−1)+(B4.18)、(I−1)+(B4.19)、(I−1)+(B4.20)、(I−1)+(B4.21)、(I−1)+(B4.22)、(I−1)+(B4.23)、(I−1)+(B4.24)、(I−1)+(B4.25)、(I−1)+(B4.26)、(I−1)+(B5.1)、(I−1)+(B5.2)、(I−1)+(B5.3)、(I−1)+(B5.4)、(I−1)+(B5.5)、(I−1)+(B5.6)、(I−1)+(B5.7)、(I−1)+(B5.8)、(I−1)+(B5.9)、(I−1)+(B5.10)、(I−1)+(B5.11)、(I−1)+(B5.12)、(I−1)+(B5.13)、(I−1)+(B5.14)、(I−1)+(B5.15)、(I−1)+(B5.16)、(I−1)+(B5.17)、(I−1)+(B5.18)、(I−1)+(B5.19)、(I−1)+(B5.20)、(I−1)+(B5.21)、(I−1)+(B5.22)、(I−1)+(B5.23)、(I−1)+(B5.24)、(I−1)+(B5.25)、(I−1)+(B5.26)、(I−1)+(B5.27)、(I−1)+(B5.28)、(I−1)+(B5.29)、(I−1)+(B5.30)、(I−1)+(B5.31)、(I−1)+(B5.32)、(I−1)+(B5.33)、(I−1)+(B5.34)、(I−1)+(B5.35)、(I−1)+(B5.36)、(I−1)+(B5.37)、(I−1)+(B5.38)、(I−1)+(B5.39)、(I−1)+(B5.40)、(I−1)+(B5.41)、(I−1)+(B5.42)、(I−1)+(B5.43)、(I−1)+(B5.44)、(I−1)+(B6.1)、(I−1)+(B6.2)、(I−1)+(B6.6.2)、
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(I−3)+(B1.1)、(I−3)+(B1.2)、(I−3)+(B1.3)、(I−3)+(B1.4)、(I−3)+(B1.5)、(I−3)+(B1.6)、(I−3)+(B1.7)、(I−3)+(B1.8)、(I−3)+(B1.9)、(I−3)+(B1.10)、(I−3)+(B1.11)、(I−3)+(B1.12)、(I−3)+(B1.13)、(I−3)+(B1.14)、(I−3)+(B1.15)、(I−3)+(B1.16)、(I−3)+(B1.17)、(I−3)+(B1.18)、(I−3)+(B1.19)、(I−3)+(B1.20)、(I−3)+(B1.21)、(I−3)+(B1.22)、(I−3)+(B1.23)、(I−3)+(B1.24)、(I−3)+(B1.25)、(I−3)+(B1.26)、(I−3)+(B1.27)、(I−3)+(B1.28)、(I−3)+(B1.29)、(I−3)+(B1.30)、(I−3)+(B1.31)、(I−3)+(B1.32)、(I−3)+(B1.33)、(I−3)+(B1.34)、(I−3)+(B1.35)、(I−3)+(B1.36)、(I−3)+(B1.37)、(I−3)+(B1.38)、(I−3)+(B1.39)、(I−3)+(B1.40)、(I−3)+(B1.41)、(I−3)+(B1.42)、(I−3)+(B1.43)、(I−3)+(B1.44)、(I−3)+(B1.45)、(I−3)+(B1.46)、(I−3)+(B1.47)、(I−3)+(B1.48)、(I−3)+(B1.49)、(I−3)+(B1.50)、(I−3)+(B1.51)、(I−3)+(B1.52)、(I−3)+(B1.53)、(I−3)+(B1.54)、(I−3)+(B1.55)、(I−3)+(B1.56)、(I−3)+(B1.57)、(I−3)+(B1.58)、(I−3)+(B1.59)、(I−3)+(B1.60)、(I−3)+(B1.61)、(I−3)+(B1.62)、(I−3)+(B1.63)、(I−3)+(B1.64)、(I−3)+(B1.65)、(I−3)+(B1.66)、(I−3)+(B1.67)、(I−3)+(B1.68)、(I−3)+(B1.69)、(I−3)+(B1.70)、(I−3)+(B1.71)、(I−3)+(B1.72)、(I−3)+(B1.73)、(I−3)+(B1.74)、(I−3)+(B1.75)、(I−3)+(B1.76)、(I−3)+(B1.77)、(I−3)+(B1.78)、(I−3)+(B1.79)、(I−3)+(B1.80)、(I−3)+(B1.81)、(I−3)+(B1.82)、(I−3)+(B1.83)、(I−3)+(B1.84)、(I−3)+(B1.85)、(I−3)+(B1.86)、(I−3)+(B1.87)、(I−3)+(B1.88)、(I−3)+(B1.89)、(I−3)+(B1.90)、(I−3)+(B1.91)、(I−3)+(B1.92)、(I−3)+(B1.93)、(I−3)+(B1.94)、(I−3)+(B1.95)、(I−3)+(B1.96)、(I−3)+(B1.97)、(I−3)+(B1.98)、(I−3)+(B1.99)、(I−3)+(B1.100)、(I−3)+(B1.101)、(I−3)+(B1.102)、(I−3)+(B1.103)、(I−3)+(B1.104)、(I−3)+(B1.105)、(I−3)+(B1.106)、(I−3)+(B1.107)、(I−3)+(B1.108)、(I−3)+(B1.109)、(I−3)+(B1.110)、(I−3)+(B1.111)、(I−3)+(B1.112)、(I−3)+(B1.113)、(I−3)+(B1.114)、(I−3)+(B1.115)、(I−3)+(B1.116)、(I−3)+(B1.117)、(I−3)+(B1.118)、(I−3)+(B1.119)、(I−3)+(B1.120)、(I−3)+(B1.121)、(I−3)+(B1.122)、(I−3)+(B1.123)、(I−3)+(B1.124)、(I−3)+(B1.125)、(I−3)+(B1.126)、(I−3)+(B1.127)、(I−3)+(B1.128)、(I−3)+(B1.129)、(I−3)+(B1.130)、(I−3)+(B1.131)、(I−3)+(B1.132)、(I−3)+(B1.133)、(I−3)+(B1.134)、(I−3)+(B1.135)、(I−3)+(B1.136)、(I−3)+(B1.137)、(I−3)+(B1.138)、(I−3)+(B1.139)、(I−3)+(B1.140)、(I−3)+(B1.141)、(I−3)+(B1.142)、(I−3)+(B1.143)、(I−3)+(B1.144)、(I−3)+(B1.145)、(I−3)+(B1.146)、(I−3)+(B1.147)、(I−3)+(B1.148)、(I−3)+(B1.149)、(I−3)+(B1.150)、(I−3)+(B1.151)、(I−3)+(B1.152)、(I−3)+(B1.153)、(I−3)+(B1.154)、(I−3)+(B1.155)、(I−3)+(B1.156)、(I−3)+(B1.157)、(I−3)+(B1.158)、(I−3)+(B1.159)、(I−3)+(B1.160)、(I−3)+(B1.161)、(I−3)+(B1.162)、(I−3)+(B1.163)、(I−3)+(B1.164)、(I−3)+(B1.165)、(I−3)+(B1.166)、(I−3)+(B1.167)、(I−3)+(B1.168)、(I−3)+(B1.169)、(I−3)+(B1.170)、(I−3)+(B1.171)、(I−3)+(B1.172)、(I−3)+(B1.173)、(I−3)+(B1.174)、(I−3)+(B1.175)、(I−3)+(B1.176)、(I−3)+(B1.177)、(I−3)+(B1.178)、(I−3)+(B1.179)、(I−3)+(B1.180)、(I−3)+(B1.181)、(I−3)+(B1.182)、(I−3)+(B1.183)、(I−3)+(B1.184)、(I−3)+(B1.185)、(I−3)+(B1.186)、(I−3)+(B1.187)、(I−3)+(B1.188)、(I−3)+(B1.189)、(I−3)+(B1.190)、(I−3)+(B1.191)、(I−3)+(B1.192)、(I−3)+(B1.193)、(I−3)+(B1.194)、(I−3)+(B1.195)、(I−3)+(B1.196)、(I−3)+(B1.197)、(I−3)+(B1.198)、(I−3)+(B1.199)、(I−3)+(B1.1.1)、(I−3)+(B1.1.6)、(I−3)+(B1.1.7)、(I−3)+(B1.1.9)、(I−3)+(B1.1.10)、(I−3)+(B1.1.11)、(I−3)+(B1.1.13)、(I−3)+(B1.1.14)、(I−3)+(B1.1.16)、(I−3)+(B1.1.17)、(I−3)+(B1.1.18)、(I−3)+(B1.1.19)、(I−3)+(B1.1.21)、(I−3)+(B1.1.23)、(I−3)+(B1.1.30)、(I−3)+(B1.1.31)、(I−3)+(B1.1.33)、(I−3)+(B1.1.34)、(I−3)+(B1.1.35)、(I−3)+(B1.1.36)、(I−3)+(B1.1.40)、(I−3)+(B1.1.42)、(I−3)+(B1.1.46)、(I−3)+(B1.1.47)、(I−3)+(B1.1.51)、(I−3)+(B1.1.52)、(I−3)+(B1.1.64)、(I−3)+(B1.1.65)、(I−3)+(B1.1.67)、(I−3)+(B1.1.69)、(I−3)+(B1.1.70)、(I−3)+(B1.1.71)、(I−3)+(B1.1.74)、(I−3)+(B1.1.75)、(I−3)+(B1.1.76)、(I−3)+(B1.1.77)、(I−3)+(B1.1.81)、(I−3)+(B1.1.82)、(I−3)+(B1.1.83)、(I−3)+(B1.1.84)、(I−3)+(B1.1.85)、(I−3)+(B1.1.86)、(I−3)+(B1.1.87)、(I−3)+(B1.1.89)、(I−3)+(B1.1.90)、(I−3)+(B1.1.93)、(I−3)+(B1.1.103)、(I−3)+(B1.1.124)、(I−3)+(B1.1.125)、(I−3)+(B1.1.129)、(I−3)+(B1.1.130)、(I−3)+(B1.1.149)、(I−3)+(B1.1.162)、(I−3)+(B1.1.163)、(I−3)+(B1.1.164)、(I−3)+(B1.1.165)、(I−3)+(B1.1.167)、(I−3)+(B1.1.168)、(I−3)+(B1.1.169)、(I−3)+(B1.1.170)、(I−3)+(B1.1.171)、(I−3)+(B1.1.172)、(I−3)+(B1.1.173)、(I−3)+(B1.1.174)、(I−3)+(B1.1.178)、(I−3)+(B1.1.179)、(I−3)+(B1.1.180)、(I−3)+(B1.1.181)、(I−3)+(B1.1.189)、(I−3)+(B1.1.193)、(I−3)+(B1.1.196)、(I−3)+(B2.1)、(I−3)+(B2.2)、(I−3)+(B2.3)、(I−3)+(B2.4)、(I−3)+(B2.5)、(I−3)+(B2.6)、(I−3)+(B2.7)、(I−3)+(B2.8)、(I−3)+(B2.9)、(I−3)+(B2.10)、(I−3)+(B2.11)、(I−3)+(B2.12)、(I−3)+(B2.13)、(I−3)+(B2.14)、(I−3)+(B2.15)、(I−3)+(B2.16)、(I−3)+(B2.17)、(I−3)+(B2.18)、(I−3)+(B2.19)、(I−3)+(B2.20)、(I−3)+(B2.21)、(I−3)+(B2.22)、(I−3)+(B2.23)、(I−3)+(B2.24)、(I−3)+(B2.25)、(I−3)+(B2.26)、(I−3)+(B2.27)、(I−3)+(B2.28)、(I−3)+(B2.29)、(I−3)+(B2.30)、(I−3)+(B2.31)、(I−3)+(B2.32)、(I−3)+(B2.33)、(I−3)+(B2.34)、(I−3)+(B2.35)、(I−3)+(B2.36)、(I−3)+(B2.37)、(I−3)+(B2.38)、(I−3)+(B2.39)、(I−3)+(B2.40)、(I−3)+(B2.41)、(I−3)+(B2.42)、(I−3)+(B2.43)、(I−3)+(B2.44)、(I−3)+(B2.45)、(I−3)+(B2.46)、(I−3)+(B2.47)、(I−3)+(B2.48)、(I−3)+(B2.49)、(I−3)+(B2.50)、(I−3)+(B2.51)、(I−3)+(B2.52)、(I−3)+(B2.53)、(I−3)+(B2.54)、(I−3)+(B2.55)、(I−3)+(B2.56)、(I−3)+(B2.57)、(I−3)+(B2.58)、(I−3)+(B2.59)、(I−3)+(B2.60)、(I−3)+(B2.61)、(I−3)+(B2.62)、(I−3)+(B2.63)、(I−3)+(B2.64)、(I−3)+(B2.65)、(I−3)+(B2.66)、(I−3)+(B2.67)、(I−3)+(B2.68)、(I−3)+(B2.69)、(I−3)+(B2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)+(B2.80)、(I−3)+(B2.81)、(I−3)+(B2.82)、(I−3)+(B2.83)、(I−3)+(B2.84)、(I−3)+(B2.85)、(I−3)+(B2.86)、(I−3)+(B2.87)、(I−3)+(B2.88)、(I−3)+(B2.89)、(I−3)+(B2.90)、(I−3)+(B2.91)、(I−3)+(B2.92)、(I−3)+(B2.93)、(I−3)+(B2.94)、(I−3)+(B2.95)、(I−3)+(B2.96)、(I−3)+(B2.97)、(I−3)+(B2.98)、(I−3)+(B2.99)、(I−3)+(B2.100)、(I−3)+(B2.101)、(I−3)+(B2.102)、(I−3)+(B2.103)、(I−3)+(B2.104)、(I−3)+(B2.105)、(I−3)+(B2.106)、(I−3)+(B2.107)、(I−3)+(B2.108)、(I−3)+(B2.109)、(I−3)+(B2.110)、(I−3)+(B2.111)、(I−3)+(B2.112)、(I−3)+(B2.113)、(I−3)+(B2.114)、(I−3)+(B2.115)、(I−3)+(B2.116)、(I−3)+(B2.117)、(I−3)+(B2.118)、(I−3)+(B2.119)、(I−3)+(B2.120)、(I−3)+(B2.121)、(I−3)+(B2.122)、(I−3)+(B2.123)、(I−3)+(B2.124)、(I−3)+(B2.125)、(I−3)+(B2.126)、(I−3)+(B2.127)、(I−3)+(B2.128)、(I−3)+(B2.129)、(I−3)+(B2.130)、(I−3)+(B2.131)、(I−3)+(B2.132)、(I−3)+(B2.133)、(I−3)+(B2.134)、(I−3)+(B2.135)、(I−3)+(B2.136)、(I−3)+(B2.137)、(I−3)+(B2.138)、(I−3)+(B2.139)、(I−3)+(B2.140)、(I−3)+(B2.141)、(I−3)+(B2.142)、(I−3)+(B2.143)、(I−3)+(B2.144)、(I−3)+(B2.145)、(I−3)+(B2.146)、(I−3)+(B2.147)、(I−3)+(B2.148)、(I−3)+(B2.149)、(I−3)+(B2.150)、(I−3)+(B2.151)、(I−3)+(B2.152)、(I−3)+(B2.153)、(I−3)+(B2.154)、(I−3)+(B2.155)、(I−3)+(B2.156)、(I−3)+(B2.157)、(I−3)+(B2.158)、(I−3)+(B2.159)、(I−3)+(B2.160)、(I−3)+(B2.161)、(I−3)+(B2.162)、(I−3)+(B2.163)、(I−3)+(B2.164)、(I−3)+(B2.165)、(I−3)+(B2.166)、(I−3)+(B2.167)、(I−3)+(B2.168)、(I−3)+(B2.169)、(I−3)+(B2.170)、(I−3)+(B2.171)、(I−3)+(B2.172)、(I−3)+(B2.173)、(I−3)+(B2.174)、(I−3)+(B2.175)、(I−3)+(B2.176)、(I−3)+(B2.177)、(I−3)+(B2.178)、(I−3)+(B2.179)、(I−3)+(B2.2.1)、(I−3)+(B2.2.2)、(I−3)+(B2.2.4)、(I−3)+(B2.2.8)、(I−3)+(B2.2.26)、(I−3)+(B2.2.27)、(I−3)+(B2.2.28)、(I−3)+(B2.2.29)、(I−3)+(B2.2.30)、(I−3)+(B2.2.31)、(I−3)+(B2.2.32)、(I−3)+(B2.2.33)、(I−3)+(B2.2.34)、(I−3)+(B2.2.35)、(I−3)+(B2.2.36)、(I−3)+(B2.2.37)、(I−3)+(B2.2.38)、(I−3)+(B2.2.39)、(I−3)+(B2.2.55)、(I−3)+(B2.2.58)、(I−3)+(B2.2.86)、(I−3)+(B2.2.88)、(I−3)+(B2.2.94)、(I−3)+(B2.2.96)、(I−3)+(B2.2.97)、(I−3)+(B2.2.98)、(I−3)+(B2.2.121)、(I−3)+(B2.2.140)、(I−3)+(B2.2.141)、(I−3)+(B2.2.172)、(I−3)+(B2.2.173)、(I−3)+(B2.2.174)、(I−3)+(B2.2.175)、(I−3)+(B2.2.176)、(I−3)+(B2.2.177)、(I−3)+(B3.1)、(I−3)+(B3.2)、(I−3)+(B3.3)、(I−3)+(B4.1)、(I−3)+(B4.2)、(I−3)+(B4.3)、(I−3)+(B4.4)、(I−3)+(B4.5)、(I−3)+(B4.6)、(I−3)+(B4.7)、(I−3)+(B4.8)、(I−3)+(B4.9)、(I−3)+(B4.10)、(I−3)+(B4.11)、(I−3)+(B4.12)、(I−3)+(B4.13)、(I−3)+(B4.14)、(I−3)+(B4.15)、(I−3)+(B4.16)、(I−3)+(B4.17)、(I−3)+(B4.18)、(I−3)+(B4.19)、(I−3)+(B4.20)、(I−3)+(B4.21)、(I−3)+(B4.22)、(I−3)+(B4.23)、(I−3)+(B4.24)、(I−3)+(B4.25)、(I−3)+(B4.26)、(I−3)+(B5.1)、(I−3)+(B5.2)、(I−3)+(B5.3)、(I−3)+(B5.4)、(I−3)+(B5.5)、(I−3)+(B5.6)、(I−3)+(B5.7)、(I−3)+(B5.8)、(I−3)+(B5.9)、(I−3)+(B5.10)、(I−3)+(B5.11)、(I−3)+(B5.12)、(I−3)+(B5.13)、(I−3)+(B5.14)、(I−3)+(B5.15)、(I−3)+(B5.16)、(I−3)+(B5.17)、(I−3)+(B5.18)、(I−3)+(B5.19)、(I−3)+(B5.20)、(I−3)+(B5.21)、(I−3)+(B5.22)、(I−3)+(B5.23)、(I−3)+(B5.24)、(I−3)+(B5.25)、(I−3)+(B5.26)、(I−3)+(B5.27)、(I−3)+(B5.28)、(I−3)+(B5.29)、(I−3)+(B5.30)、(I−3)+(B5.31)、(I−3)+(B5.32)、(I−3)+(B5.33)、(I−3)+(B5.34)、(I−3)+(B5.35)、(I−3)+(B5.36)、(I−3)+(B5.37)、(I−3)+(B5.38)、(I−3)+(B5.39)、(I−3)+(B5.40)、(I−3)+(B5.41)、(I−3)+(B5.42)、(I−3)+(B5.43)、(I−3)+(B5.44)、(I−3)+(B6.1)、(I−3)+(B6.2)、(I−3)+(B6.6.2)。
以下の組合せは、特に好ましい:
(I−1)+(B1.1)、(I−1)+(B1.6)、(I−1)+(B1.18)、(I−2)+(B1.1)、(I−2)+(B1.6)、(I−2)+(B1.18)、(I−3)+(B1.1)、(I−3)+(B1.6)、(I−3)+(B1.18)、(I−1)+(B1.1.1)、(I−1)+(B1.1.6)、(I−1)+(B1.1.18)、(I−2)+(B1.1.1)、(I−2)+(B1.1.6)、(I−2)+(B1.1.18)、(I−3)+(B1.1.1)、(I−3)+(B1.1.6)、(I−3)+(B1.1.18)。
以下の組合せは、最も好ましい:
(I−1)+(B1.1)、(I−1)+(B1.6)、(I−1)+(B1.18)、(I−2)+(B1.1)、(I−2)+(B1.6)、(I−2)+(B1.18)、(I−3)+(B1.1)、(I−3)+(B1.6)、(I−3)+(B1.18)。
以下の組合せは、さらに好ましい:
(I−1)+(B1.1.1)、(I−1)+(B1.1.6)、(I−1)+(B1.1.18)、(I−2)+(B1.1.1)、(I−2)+(B1.1.6)、(I−2)+(B1.1.18)、(I−3)+(B1.1.1)、(I−3)+(B1.1.6)、(I−3)+(B1.1.18)。
本発明に関連して、用語「組成物」は、式(I)で表される化合物と少なくとも1種類の生物的防除剤を含んでいる物理的混合物を意味する。
本明細書中で使用される場合、用語「含んでいる(comprising)」は、言及されているような示されている特徴、整数、段階、成分若しくは化合物の存在を特定していると解釈されるべきであるが、しかしながら、1以上の特徴、整数、段階、成分若しくは化合物又はそれらの群の存在又は添加を除外しない。かくして、例えば、式(I)で表される化合物と少なくとも1種類の生物的防除剤を含んでいる組成物及び/又は製剤は、実際に言及されているものよりも多い化合物又は多い生物的防除剤を含み得る。即ち、該組成物及び/又は製剤は、殺菌剤からなる群から選択される少なくとも1種類の化合物(C)もさらに含み得る。しかしながら、本開示に関連して、用語「含んでいる(comprising)」は、「からなる(consisting of)」及び「含んでいる(including)」も包含する。
本明細書中で使用される場合、用語「少なくとも1種類の(at least one)」は、どちらか一方の化合物又は生物的防除剤などを示しているが、しかしながら、(少なくとも)2種類の、(少なくとも)3種類の又は(少なくとも)4種類の化合物又は生物的防除剤などの存在も包含している。
該組成物は、単独で、又は、別の活性成分(例えば、殺菌剤)と組合せて、使用することができる。本明細書中において「一般名」で特定されている活性成分は、既知であり、そして、例えば、「Pesticide Manual」に記載されているか、又は、インターネット(例えば、「http://www.alanwood.net/pesticides」)で検索することができる。化合物が互変異性体形態で存在し得る場合、その様な化合物は、先の記載において、及び、以下の記載において、適切な場合には、何れの場合にも例え具体的に言及されていなくとも、対応する互変異性体形態も包含しているものと理解される。
本発明による組成物及び/又は製剤と組み合わせて使用する殺菌剤の例は、以下のものである(下記番号付けは、本発明に関する以下の全ての記載を通して使用される)。
(1) エルゴステロール生合成の阻害薬、例えば、(1.01)アルジモルフ、(1.02)アザコナゾール、(1.03)ビテルタノール、(1.04)ブロムコナゾール、(1.05)シプロコナゾール、(1.06)ジクロブトラゾール、(1.07)ジフェノコナゾール、(1.08)ジニコナゾール、(1.09)ジニコナゾール−M、(1.10)ドデモルフ、(1.11)酢酸ドデモルフ、(1.12)エポキシコナゾール、(1.13)エタコナゾール、(1.14)フェナリモール、(1.15)フェンブコナゾール、(1.16)フェンヘキサミド、(1.17)フェンプロピジン、(1.18)フェンプロピモルフ、(1.19)フルキンコナゾール、(1.20)フルルプリミドール、(1.21)フルシラゾール、(1.22)フルトリアホール、(1.23)フルコナゾール、(1.24)フルコナゾール−シス、(1.25)ヘキサコナゾール、(1.26)イマザリル、(1.27)硫酸イマザリル、(1.28)イミベンコナゾール、(1.29)イプコナゾール、(1.30)メトコナゾール、(1.31)ミクロブタニル、(1.32)ナフチフィン、(1.33)ヌアリモール、(1.34)オキシポコナゾール、(1.35)パクロブトラゾール、(1.36)ペフラゾエート、(1.37)ペンコナゾール、(1.38)ピペラリン、(1.39)プロクロラズ、(1.40)プロピコナゾール、(1.41)プロチオコナゾール、(1.42)ピリブチカルブ、(1.43)ピリフェノックス、(1.44)キンコナゾール、(1.45)シメコナゾール、(1.46)スピロキサミン、(1.47)テブコナゾール、(1.48)テルビナフィン、(1.49)テトラコナゾール、(1.50)トリアジメホン、(1.51)トリアジメノール、(1.52)トリデモルフ、(1.53)トリフルミゾール、(1.54)トリホリン、(1.55)トリチコナゾール、(1.56)ウニコナゾール、(1.57)ウニコナゾール−p、(1.58)ビニコナゾール、(1.59)ボリコナゾール、(1.60)1−(4−クロロフェニル)−2−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)シクロヘプタノール、(1.61)1−(2,2−ジメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−1−イル)−1H−イミダゾール−5−カルボン酸メチル、(1.62)N’−{5−(ジフルオロメチル)−2−メチル−4−[3−(トリメチルシリル)プロポキシ]フェニル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(1.63)N−エチル−N−メチル−N’−{2−メチル−5−(トリフルオロメチル)−4−[3−(トリメチルシリル)プロポキシ]フェニル}イミドホルムアミド、(1.64)O−[1−(4−メトキシフェノキシ)−3,3−ジメチルブタン−2−イル] 1H−イミダゾール−1−カルボチオエート、(1.65)ピリソキサゾール、(1.66)2−{[3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.67)1−{[3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イルチオシアネート、(1.68)5−(アリルスルファニル)−1−{[3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール、(1.69)2−[1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.70)2−{[rel(2R,3S)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.71)2−{[rel(2R,3R)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.72)1−{[rel(2R,3S)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イルチオシアネート、(1.73)1−{[rel(2R,3R)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イルチオシアネート、(1.74)5−(アリルスルファニル)−1−{[rel(2R,3S)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール、(1.75)5−(アリルスルファニル)−1−{[rel(2R,3R)−3−(2−クロロフェニル)−2−(2,4−ジフルオロフェニル)オキシラン−2−イル]メチル}−1H−1,2,4−トリアゾール、(1.76)2−[(2S,4S,5S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.77)2−[(2R,4S,5S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.78)2−[(2R,4R,5R)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.79)2−[(2S,4R,5R)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.80)2−[(2S,4S,5R)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.81)2−[(2R,4S,5R)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.82)2−[(2R,4R,5S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.83)2−[(2S,4R,5S)−1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−ヒドロキシ−2,6,6−トリメチルヘプタン−4−イル]−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−チオン、(1.84)2−[4−(4−クロロフェノキシ)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オール、(1.85)2−[4−(4−クロロフェノキシ)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.86)2−[4−(4−クロロフェノキシ)−2−(トリフルオロメチル)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ペンタン−2−オール、(1.87)2−[2−クロロ−4−(4−クロロフェノキシ)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.88)2−[2−クロロ−4−(2,4−ジクロロフェノキシ)フェニル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)プロパン−2−オール、(1.89)(2R)−2−(1−クロロシクロプロピル)−4−[(1R)−2,2−ジクロロシクロプロピル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.90)(2R)−2−(1−クロロシクロプロピル)−4−[(1S)−2,2−ジクロロシクロプロピル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.91)(2S)−2−(1−クロロシクロプロピル)−4−[(1S)−2,2−ジクロロシクロプロピル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.92)(2S)−2−(1−クロロシクロプロピル)−4−[(1R)−2,2−ジクロロシクロプロピル]−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イル)ブタン−2−オール、(1.93)(1S,2R,5R)−5−(4−クロロベンジル)−2−(クロロメチル)−2−メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)シクロペンタノール、(1.94)(1R,2S,5S)−5−(4−クロロベンジル)−2−(クロロメチル)−2−メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)シクロペンタノール、(1.95)5−(4−クロロベンジル)−2−(クロロメチル)−2−メチル−1−(1H−1,2,4−トリアゾール−1−イルメチル)シクロペンタノール。
(2) 複合体I又はIIにおける呼吸鎖の阻害薬、例えば、(2.01)ビキサフェン、(2.02)ボスカリド、(2.03)カルボキシン、(2.04)ジフルメトリム、(2.05)フェンフラム、(2.06)フルオピラム、(2.07)フルトラニル、(2.08)フルキサピロキサド、(2.09)フラメトピル、(2.10)フルメシクロックス、(2.11)イソピラザム(シン−エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9RS)とアンチ−エピマー性ラセミ化合物(1RS,4SR,9SR)の混合物)、(2.12)イソピラザム(アンチ−エピマー性ラセミ化合物 1RS、4SR、9SR)、(2.13)イソピラザム(アンチ−エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9S)、(2.14)イソピラザム(アンチ−エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9R)、(2.15)イソピラザム(シン−エピマー性ラセミ化合物 1RS,4SR,9RS)、(2.16)イソピラザム(シン−エピマー性エナンチオマー 1R,4S,9R)、(2.17)イソピラザム(シン−エピマー性エナンチオマー 1S,4R,9S)、(2.18)メプロニル、(2.19)オキシカルボキシン、(2.20)ペンフルフェン、(2.21)ペンチオピラド、(2.22)セダキサン、(2.23)チフルザミド、(2.24)1−メチル−N−[2−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.25)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[2−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.26)3−(ジフルオロメチル)−N−[4−フルオロ−2−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)フェニル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.27)N−[1−(2,4−ジクロロフェニル)−1−メトキシプロパン−2−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.28)5,8−ジフルオロ−N−[2−(2−フルオロ−4−{[4−(トリフルオロメチル)ピリジン−2−イル]オキシ}フェニル)エチル]キナゾリン−4−アミン、(2.29)ベンゾビンジフルピル、(2.30)N−[(1S,4R)−9−(ジクロロメチレン)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノナフタレン−5−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.31)N−[(1R,4S)−9−(ジクロロメチレン)−1,2,3,4−テトラヒドロ−1,4−メタノナフタレン−5−イル]−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.32)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.33)1,3,5−トリメチル−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.34)1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.35)1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−N−[(3R)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.36)1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−N−[(3S)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.37)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[(3S)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.38)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[(3R)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.39)1,3,5−トリメチル−N−[(3R)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.40)1,3,5−トリメチル−N−[(3S)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.41)ベノダニル、(2.42)2−クロロ−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)ピリジン−3−カルボキサミド、(2.43)イソフェタミド、(2.44)1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−N−[2’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.45)N−(4’−クロロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.46)N−(2’,4’−ジクロロビフェニル−2−イル)−3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.47)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.48)N−(2’,5’−ジフルオロビフェニル−2−イル)−1−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.49)3−(ジフルオロメチル)−1−メチル−N−[4’−(プロパ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.50)5−フルオロ−1,3−ジメチル−N−[4’−(プロパ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.51)2−クロロ−N−[4’−(プロパ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]ニコチンアミド、(2.52)3−(ジフルオロメチル)−N−[4’−(3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.53)N−[4’−(3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.54)3−(ジフルオロメチル)−N−(4’−エチニルビフェニル−2−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.55)N−(4’−エチニルビフェニル−2−イル)−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.56)2−クロロ−N−(4’−エチニルビフェニル−2−イル)ニコチンアミド、(2.57)2−クロロ−N−[4’−(3,3−ジメチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]ニコチンアミド、(2.58)4−(ジフルオロメチル)−2−メチル−N−[4’−(トリフルオロメチル)ビフェニル−2−イル]−1,3−チアゾール−5−カルボキサミド、(2.59)5−フルオロ−N−[4’−(3−ヒドロキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.60)2−クロロ−N−[4’−(3−ヒドロキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]ニコチンアミド、(2.61)3−(ジフルオロメチル)−N−[4’−(3−メトキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.62)5−フルオロ−N−[4’−(3−メトキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.63)2−クロロ−N−[4’−(3−メトキシ−3−メチルブタ−1−イン−1−イル)ビフェニル−2−イル]ニコチンアミド、(2.64)1,3−ジメチル−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.65)1,3−ジメチル−N−[(3R)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.66)1,3−ジメチル−N−[(3S)−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.67)3−(ジフルオロメチル)−N−メトキシ−1−メチル−N−[1−(2,4,6−トリクロロフェニル)プロパン−2−イル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.68)3−(ジフルオロメチル)−N−(7−フルオロ−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.69)3−(ジフルオロメチル)−N−[(3R)−7−フルオロ−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(2.70)3−(ジフルオロメチル)−N−[(3S)−7−フルオロ−1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル]−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド.
(3) 複合体IIIにおける呼吸鎖の阻害薬、例えば、(3.01)アメトクトラジン、(3.02)アミスルブロム、(3.03)アゾキシストロビン、(3.04)シアゾファミド、(3.05)クメトキシストロビン(coumethoxystrobin)、(3.06)クモキシストロビン、(3.07)ジモキシストロビン、(3.08)エノキサストロビン、(3.09)ファモキサドン、(3.10)フェンアミドン、(3.11)フルフェノキシストロビン(flufenoxystrobin)、(3.12)フルオキサストロビン、(3.13)クレソキシム−メチル、(3.14)メトミノストロビン、(3.15)オリサストロビン、(3.16)ピコキシストロビン、(3.17)ピラクロストロビン、(3.18)ピラメトストロビン、(3.19)ピラオキシストロビン、(3.20)ピリベンカルブ、(3.21)トリクロピリカルブ、(3.22)トリフロキシストロビン、(3.23)(2E)−2−(2−{[6−(3−クロロ−2−メチルフェノキシ)−5−フルオロピリミジン−4−イル]オキシ}フェニル)−2−(メトキシイミノ)−N−メチルアセトアミド、(3.24)(2E)−2−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−(2−{[({(1E)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルデン}アミノ)オキシ]メチル}フェニル)アセトアミド、(3.25)(2E)−2−(メトキシイミノ)−N−メチル−2−{2−[(E)−({1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エトキシ}イミノ)メチル]フェニル}アセトアミド、(3.26)(2E)−2−{2−[({[(1E)−1−(3−{[(E)−1−フルオロ−2−フェニルビニル]オキシ}フェニル)エチルデン]アミノ}オキシ)メチル]フェニル}−2−(メトキシイミノ)−N−メチルアセトアミド、(3.27)フェナミノストロビン(fenaminostrobin)、(3.28)5−メトキシ−2−メチル−4−(2−{[({(1E)−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル]エチルデン}アミノ)オキシ]メチル}フェニル)−2,4−ジヒドロ−3H−1,2,4−トリアゾール−3−オン、(3.29)(2E)−2−{2−[({シクロプロピル[(4−メトキシフェニル)イミノ]メチル}スルファニル)メチル]フェニル}−3−メトキシアクリル酸メチル、(3.30)N−(3−エチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシル)−3−ホルムアミド−2−ヒドロキシベンズアミド、(3.31)2−{2−[(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}−2−メトキシ−N−メチルアセトアミド、(3.32)2−{2−[(2,5−ジメチルフェノキシ)メチル]フェニル}−2−メトキシ−N−メチルアセトアミド、(3.33)(2E,3Z)−5−{[1−(4−クロロフェニル)−1H−ピラゾール−3−イル]オキシ}−2−(メトキシイミノ)−N,3−ジメチルペンタ−3−エンアミド。
(4) 有糸分裂及び細胞分裂の阻害薬、例えば、(4.01)ベノミル、(4.02)カルベンダジム、(4.03)クロルフェナゾール、(4.04)ジエトフェンカルブ、(4.05)エタボキサム、(4.06)フルオピコリド、(4.07)フベリダゾール、(4.08)ペンシクロン、(4.09)チアベンダゾール、(4.10)チオファネート−メチル、(4.11)チオファネート、(4.12)ゾキサミド、(4.13)5−クロロ−7−(4−メチルピペリジン−1−イル)−6−(2,4,6−トリフルオロフェニル)[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン、(4.14)3−クロロ−5−(6−クロロピリジン−3−イル)−6−メチル−4−(2,4,6−トリフルオロフェニル)ピリダジン。
(5) 多部位に作用し得る化合物、例えば、(5.01)ボルドー液、(5.02)カプタホール、(5.03)キャプタン、(5.04)クロロタロニル、(5.05)水酸化銅、(5.06)ナフテン酸銅、(5.07)酸化銅、(5.08)塩基性塩化銅、(5.09)硫酸銅(2+)、(5.10)ジクロフルアニド、(5.11)ジチアノン、(5.12)ドジン、(5.13)ドジン遊離塩基、(5.14)ファーバム、(5.15)フルオロホルペット、(5.16)ホルペット、(5.17)グアザチン、(5.18)酢酸グアザチン、(5.19)イミノクタジン、(5.20)イミノクタジンアルベシル酸塩、(5.21)イミノクタジン三酢酸塩、(5.22)マンカッパー、(5.23)マンゼブ、(5.24)マンネブ、(5.25)メチラム、(5.26)メチラム亜鉛(metiram zinc)、(5.27)オキシン銅、(5.28)プロパミジン(propamidine)、(5.29)プロピネブ、(5.30)硫黄及び硫黄剤、例えば、多硫化カルシウム、(5.31)チウラム、(5.32)トリルフルアニド、(5.33)ジネブ、(5.34)ジラム、(5.35)アニラジン。
(6) 宿主の防御を誘発し得る化合物、例えば、(6.01)アシベンゾラル−S−メチル、(6.02)イソチアニル、(6.03)プロベナゾール、(6.04)チアジニル、(6.05)ラミナリン(laminarin)。
(7) アミノ酸及び/又はタンパク質の生合成の阻害薬、例えば、(7.01)アンドプリム(andoprim)、(7.02)ブラストサイジン−S、(7.03)シプロジニル、(7.04)カスガマイシン、(7.05)カスガマイシン塩酸塩水和物、(7.06)メパニピリム、(7.07)ピリメタニル、(7.08)3−(5−フルオロ−3,3,4,4−テトラメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、(7.09)オキシテトラサイクリン、(7.10)ストレプトマイシン。
(8) ATP産生の阻害薬、例えば、(8.01)酢酸トリフェニルスズ、(8.02)塩化トリフェニルスズ、(8.03)水酸化トリフェニルスズ、(8.04)シルチオファム。
(9) 細胞壁合成の阻害薬、例えば、(9.01)ベンチアバリカルブ、(9.02)ジメトモルフ、(9.03)フルモルフ、(9.04)イプロバリカルブ、(9.05)マンジプロパミド、(9.06)ポリオキシン、(9.07)ポリオキソリム、(9.08)バリダマイシン、(9.09)バリフェナレート、(9.10)ポリオキシンB、(9.11)(2E)−3−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−1−(モルホリン−4−イル)プロパ−2−エン−1−オン、(9.12)(2Z)−3−(4−tert−ブチルフェニル)−3−(2−クロロピリジン−4−イル)−1−(モルホリン−4−イル)プロパ−2−エン−1−オン。
(10) 脂質及び膜の合成の阻害薬、例えば、(10.01)ビフェニル、(10.02)クロロネブ、(10.03)ジクロラン、(10.04)エジフェンホス、(10.05)エトリジアゾール、(10.06)ヨードカルブ(iodocarb)、(10.07)イプロベンホス、(10.08)イソプロチオラン、(10.09)プロパモカルブ、(10.10)プロパモカルブ塩酸塩、(10.11)プロチオカルブ、(10.12)ピラゾホス、(10.13)キントゼン、(10.14)テクナゼン、(10.15)トルクロホス−メチル。
(11) メラニン生合成の阻害薬、例えば、(11.01)カルプロパミド、(11.02)ジクロシメット、(11.03)フェノキサニル、(11.04)フタリド、(11.05)ピロキロン、(11.06)トリシクラゾール、(11.07){3−メチル−1−[(4−メチルベンゾイル)アミノ]ブタン−2−イル}カルバミン酸2,2,2−トリフルオロエチル。
(12) 核酸合成の阻害薬、例えば、(12.01)ベナラキシル、(12.02)ベナラキシル−M(キララキシル(kiralaxyl))、(12.03)ブピリメート、(12.04)クロジラコン、(12.05)ジメチリモール、(12.06)エチリモール、(12.07)フララキシル、(12.08)ヒメキサゾール、(12.09)メタラキシル、(12.10)メタラキシル−M(メフェノキサム)、(12.11)オフラセ、(12.12)オキサジキシル、(12.13)オキソリン酸,(12.14)オクチリノン。
(13) シグナル伝達の阻害薬、例えば、(13.01)クロゾリネート、(13.02)フェンピクロニル、(13.03)フルジオキソニル、(13.04)イプロジオン、(13.05)プロシミドン、(13.06)キノキシフェン、(13.07)ビンクロゾリン、(13.08)プロキナジド。
(14) 脱共役剤として作用し得る化合物、例えば、(14.01)ビナパクリル、(14.02)ジノカップ、(14.03)フェリムゾン、(14.04)フルアジナム、(14.05)メプチルジノカップ。
(15) さらなる化合物、例えば、(15.001)ベンチアゾール、(15.002)ベトキサジン、(15.003)カプシマイシン(capsimycin)、(15.004)カルボン、(15.005)キノメチオネート、(15.006)ピリオフェノン(クラザフェノン(chlazafenone))、(15.007)クフラネブ、(15.008)シフルフェナミド、(15.009)シモキサニル、(15.010)シプロスルファミド、(15.011)ダゾメット、(15.012)デバカルブ、(15.013)ジクロロフェン、(15.014)ジクロメジン、(15.015)ジフェンゾコート、(15.016)ジフェンゾコートメチル硫酸塩、(15.017)ジフェニルアミン、(15.018)エコメイト、(15.019)フェンピラザミン、(15.020)フルメトベル、(15.021)フルオルイミド、(15.022)フルスルファミド、(15.023)フルチアニル、(15.024)ホセチル−アルミニウム、(15.025)ホセチル−カルシウム、(15.026)ホセチル−ナトリウム、(15.027)ヘキサクロロベンゼン、(15.028)イルママイシン、(15.029)メタスルホカルブ、(15.030)イソチオシアン酸メチル、(15.031)メトラフェノン、(15.032)ミルディオマイシン、(15.033)ナタマイシン、(15.034)ジメチルジチオカルバミン酸ニッケル、(15.035)ニトロタル−イソプロピル、(15.036)オキサモカルブ(oxamocarb)、(15.037)オキシフェンチイン(oxyfenthiin)、(15.038)ペンタクロロフェノール及び塩、(15.039)フェノトリン、(15.040)亜リン酸及びその塩、(15.041)プロパモカルブ−ホセチレート(propamocarb−fosetylate)、(15.042)プロパノシン−ナトリウム(propanosine−sodium)、(15.043)ピリモルフ、(15.044)ピロールニトリン、(15.045)テブフロキン、(15.046)テクロフタラム、(15.047)トルニファニド、(15.048)トリアゾキシド、(15.049)トリクラミド、(15.050)ザリラミド、(15.051)(3S,6S,7R,8R)−8−ベンジル−3−[({3−[(イソブチリルオキシ)メトキシ]−4−メトキシピリジン−2−イル}カルボニル)アミノ]−6−メチル−4,9−ジオキソ−1,5−ジオキソナン−7−イル 2−メチルプロパノエート、(15.052)1−(4−{4−[(5R)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン、(15.053)1−(4−{4−[(5S)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)−2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]エタノン、(15.054)オキサチアピプロリン、(15.055)1−(4−メトキシフェノキシ)−3,3−ジメチルブタン−2−イル 1H−イミダゾール−1−カルボキシレート、(15.056)2,3,5,6−テトラクロロ−4−(メチルスルホニル)ピリジン、(15.057)2,3−ジブチル−6−クロロチエノ[2,3−d]ピリミジン−4(3H)−オン、(15.058)2,6−ジメチル−1H,5H−[1,4]ジチイノ[2,3−c:5,6−c’]ジピロール−1,3,5,7(2H,6H)−テトロン、(15.059)2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−(4−{4−[(5R)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)エタノン、(15.060)2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−(4−{4−[(5S)−5−フェニル−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル]−1,3−チアゾール−2−イル}ピペリジン−1−イル)エタノン、(15.061)2−[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−{4−[4−(5−フェニル−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル)−1,3−チアゾール−2−イル]ピペリジン−1−イル}エタノン、(15.062)2−ブトキシ−6−ヨード−3−プロピル−4H−クロメン−4−オン、(15.063)2−クロロ−5−[2−クロロ−1−(2,6−ジフルオロ−4−メトキシフェニル)−4−メチル−1H−イミダゾール−5−イル]ピリジン、(15.064)2−フェニルフェノール及び塩、(15.065)3−(4,4,5−トリフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、(15.066)3,4,5−トリクロロピリジン−2,6−ジカルボニトリル、(15.067)3−クロロ−5−(4−クロロフェニル)−4−(2,6−ジフルオロフェニル)−6−メチルピリダジン、(15.068)4−(4−クロロフェニル)−5−(2,6−ジフルオロフェニル)−3,6−ジメチルピリダジン、(15.069)5−アミノ−1,3,4−チアジアゾール−2−チオール、(15.070)5−クロロ−N’−フェニル−N’−(プロパ−2−イン−1−イル)チオフェン−2−スルホノヒドラジド、(15.071)5−フルオロ−2−[(4−フルオロベンジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン、(15.072)5−フルオロ−2−[(4−メチルベンジル)オキシ]ピリミジン−4−アミン、(15.073)5−メチル−6−オクチル[1,2,4]トリアゾロ[1,5−a]ピリミジン−7−アミン、(15.074)(2Z)−3−アミノ−2−シアノ−3−フェニルアクリル酸エチル、(15.075)N’−(4−{[3−(4−クロロベンジル)−1,2,4−チアジアゾール−5−イル]オキシ}−2,5−ジメチルフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(15.076)N−(4−クロロベンジル)−3−[3−メトキシ−4−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]プロパンアミド、(15.077)N−[(4−クロロフェニル)(シアノ)メチル]−3−[3−メトキシ−4−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]プロパンアミド、(15.078)N−[(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)メチル]−2,4−ジクロロニコチンアミド、(15.079)N−[1−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)エチル]−2,4−ジクロロニコチンアミド、(15.080)N−[1−(5−ブロモ−3−クロロピリジン−2−イル)エチル]−2−フルオロ−4−ヨードニコチンアミド、(15.081)N−{(E)−[(シクロプロピルメトキシ)イミノ][6−(ジフルオロメトキシ)−2,3−ジフルオロフェニル]メチル}−2−フェニルアセトアミド、(15.082)N−{(Z)−[(シクロプロピルメトキシ)イミノ][6−(ジフルオロメトキシ)−2,3−ジフルオロフェニル]メチル}−2−フェニルアセトアミド、(15.083)N’−{4−[(3−tert−ブチル−4−シアノ−1,2−チアゾール−5−イル)オキシ]−2−クロロ−5−メチルフェニル}−N−エチル−N−メチルイミドホルムアミド、(15.084)N−メチル−2−(1−{[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−N−(1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル)−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド、(15.085)N−メチル−2−(1−{[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−N−[(1R)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド、(15.086)N−メチル−2−(1−{[5−メチル−3−(トリフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−N−[(1S)−1,2,3,4−テトラヒドロナフタレン−1−イル]−1,3−チアゾール−4−カルボキサミド、(15.087){6−[({[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン−2−イル}カルバミン酸ペンチル、(15.088)フェナジン−1−カルボン酸、(15.089)キノリン−8−オール、(15.090)キノリン−8−オールスルフェート(2:1)、(15.091){6−[({[(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン−2−イル}カルバミン酸tert−ブチル、(15.092)(5−ブロモ−2−メトキシ−4−メチルピリジン−3−イル)(2,3,4−トリメトキシ−6−メチルフェニル)メタノン、(15.093)N−[2−(4−{[3−(4−クロロフェニル)プロパ−2−イン−1−イル]オキシ}−3−メトキシフェニル)エチル]−N2−(メチルスルホニル)バリンアミド、(15.094)4−オキソ−4−[(2−フェニルエチル)アミノ]ブタン酸、(15.095)ブタ−3−イン−1−イル{6−[({[(Z)−(1−メチル−1H−テトラゾール−5−イル)(フェニル)メチレン]アミノ}オキシ)メチル]ピリジン−2−イル}カルバメート、(15.096)4−アミノ−5−フルオロピリミジン−2−オール(互変異性体形態:4−アミノ−5−フルオロピリミジン−2(1H)−オン)、(15.097)3,4,5−トリヒドロキシ安息香酸プロピル、(15.098)[3−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2−オキサゾール−4−イル](ピリジン−3−イル)メタノール、(15.099)(S)−[3−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2−オキサゾール−4−イル](ピリジン−3−イル)メタノール、(15.100)(R)−[3−(4−クロロ−2−フルオロフェニル)−5−(2,4−ジフルオロフェニル)−1,2−オキサゾール−4−イル](ピリジン−3−イル)メタノール、(15.101)2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)−N−(1,1,3−トリメチル−2,3−ジヒドロ−1H−インデン−4−イル)ベンズアミド、(15.102)2−(6−ベンジルピリジン−2−イル)キナゾリン、(15.103)2−[6−(3−フルオロ−4−メトキシフェニル)−5−メチルピリジン−2−イル]キナゾリン、(15.104)3−(4,4−ジフルオロ−3,3−ジメチル−3,4−ジヒドロイソキノリン−1−イル)キノリン、(15.105)アブシジン酸、(15.106)N’−[5−ブロモ−6−(2,3−ジヒドロ−1H−インデン−2−イルオキシ)−2−メチルピリジン−3−イル]−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.107)N’−{5−ブロモ−6−[1−(3,5−ジフルオロフェニル)エトキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.108)N’−{5−ブロモ−6−[(1R)−1−(3,5−ジフルオロフェニル)エトキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.109)N’−{5−ブロモ−6−[(1S)−1−(3,5−ジフルオロフェニル)エトキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.110)N’−{5−ブロモ−6−[(シス−4−イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メ
チルイミドホルミアミド、(15.111)N’−{5−ブロモ−6−[(トランス−4−イソプロピルシクロヘキシル)オキシ]−2−メチルピリジン−3−イル}−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.112)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.113)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピルベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.114)N−(2−tert−ブチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.115)N−(5−クロロ−2−エチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.116)N−(5−クロロ−2−イソプロピルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.117)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−5−フルオロベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.118)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(5−フルオロ−2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.119)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピル−5−フルオロベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.120)N−(2−シクロペンチル−5−フルオロベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.121)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−フルオロ−6−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.122)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−5−メチルベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.123)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピル−5−メチルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.124)N−シクロプロピル−N−(2−シクロプロピル−5−メチルベンジル)−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.125)N−(2−tert−ブチル−5−メチルベンジル)−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.126)N−[5−クロロ−2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.127)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−N−[5−メチル−2−(トリフルオロメチル)ベンジル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.128)N−[2−クロロ−6−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.129)N−[3−クロロ−2−フルオロ−6−(トリフルオロメチル)ベンジル]−N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.130)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−N−(2−エチル−4,5−ジメチルベンジル)−5−フルオロ−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、(15.131)N−シクロプロピル−3−(ジフルオロメチル)−5−フルオロ−N−(2−イソプロピルベンジル)−1−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボチオアミド、(15.132)N’−(2,5−ジメチル−4−フェノキシフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.133)N’−{4−[(4,5−ジクロロ−1,3−チアゾール−2−イル)オキシ]−2,5−ジメチルフェニル}−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.134)N−(4−クロロ−2,6−ジフルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.135)9−フルオロ−2,2−ジメチル−5−(キノリン−3−イル)−2,3−ジヒドロ−1,4−ベンゾオキサアゼピン、(15.136)2−{2−フルオロ−6−[(8−フルオロ−2−メチルキノリン−3−イル)オキシ]フェニル}プロパン−2−オール、(15.137)2−{2−[(7,8−ジフルオロ−2−メチルキノリン−3−イル)オキシ]−6−フルオロフェニル}プロパン−2−オール、(15.138)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.139)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.140)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.141)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.142)N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.143)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−ブロモフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.144)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−ブロモ−6−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.145)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.146)N−(2−ブロモフェニル)−4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.147)4−(2−クロロ−4−フルオロフェニル)−N−(2−クロロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.148)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2,6−ジフルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.149)4−(2−ブロモ−4−フルオロフェニル)−N−(2−フルオロフェニル)−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−5−アミン、(15.150)N’−(4−{3−[(ジフルオロメチル)スルファニル]フェノキシ}−2,5−ジメチルフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.151)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(1,1,2,2−テトラフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.152)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(2,2,2−トリフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.153)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(2,2,3,3−テトラフルオロプロピル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.154)N’−(2,5−ジメチル−4−{3−[(ペンタフルオロエチル)スルファニル]フェノキシ}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.155)N’−(4−{[3−(ジフルオロメトキシ)フェニル]スルファニル}−2,5−ジメチルフェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.156)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.157)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(2,2,2−トリフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.158)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.159)N’−(2,5−ジメチル−4−{[3−(ペンタフルオロエトキシ)フェニル]スルファニル}フェニル)−N−エチル−N−メチルイミドホルミアミド、(15.160)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.161)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−フルオロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.162)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{5−[2−クロロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.163)2−{3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}フェニルメタンスルホネート、(15.164)2−{3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート、(15.165)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5S)−5−[2−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.166)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5R)−5−[2−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.167)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5S)−5−[2−フルオロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.168)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5R)−5−[2−フルオロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−
1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.169)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5S)−5−[2−クロロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.170)2−[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]−1−[4−(4−{(5R)−5−[2−クロロ−6−(プロパ−2−イン−1−イルオキシ)フェニル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−3−イル}−1,3−チアゾール−2−イル)ピペリジン−1−イル]エタノン、(15.171)2−{(5S)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}フェニルメタンスルホネート、(15.172)2−{(5R)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}フェニルメタンスルホネート、(15.173)2−{(5S)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート、(15.174)2−{(5R)−3−[2−(1−{[3,5−ビス(ジフルオロメチル)−1H−ピラゾール−1−イル]アセチル}ピペリジン−4−イル)−1,3−チアゾール−4−イル]−4,5−ジヒドロ−1,2−オキサゾール−5−イル}−3−クロロフェニルメタンスルホネート。
製剤
本発明による組成物は式(I)で表される化合物及び少なくとも1種類の生物的防除剤を含んでいるが、使用される最終的な組成物は、通常、例えば式(I)で表される化合物を該生物的防除剤及び農業上適切な添加剤(例えば、適切な増量剤、溶媒、自発性促進剤(spontaneity promoters)、担体、乳化剤、分散剤、凍結防止剤(frost protectants)、殺生剤、増粘剤、アジュバントなど)と混合させることによって、農業において施用するのに適するように製剤される。それらの組成物は、製剤又は商業用製剤と称される。それらの組成物は、農業用組成物とも称される。
従って、本発明の1態様において、本発明の組成物を含んでいる、作物保護剤及び/又は殺有害生物剤としての、製剤及びその製剤から調製される施用形態〔例えば、潅注液、滴下液及び噴霧液〕が提供される。該施用形態は、例えば、活性増強用アジュバント〔例えば、浸透剤(例えば、植物油(例えば、ナタネ油、ヒマワリ油)、鉱油(例えば、流動パラフィン)、植物性脂肪酸のアルキルエステル(例えば、ナタネ油メチルエステル又はダイズ油メチルエステル)、又は、アルカノールアルコキシレート)、及び/又は、展着剤(例えば、アルキルシロキサン及び/又は塩(例えば、有機又は無機のアンモニウム塩又はホスホニウム塩、例えば、硫酸アンモニウム又はリン酸水素二アンモニウム))、及び/又は、保持促進剤(retention promoter)(例えば、スルホコハク酸ジオクチル又はヒドロキシプロピルグアーポリマー)、及び/又は、湿潤剤(例えば、グリセロール)、及び/又は、肥料(例えば、アンモニウム肥料、カリウム肥料又はリン肥料)〕を含有することができる。
典型的な製剤の例としては、以下のものなどがある:水溶性液剤(SL)、乳剤(EC)、水中油型エマルション剤(EW)、懸濁製剤(SC、SE、FS、OD)、顆粒水和剤(WG)、顆粒剤(GR)、及び、カプセル製剤(capsule concentrates)(CS);これらのタイプの製剤及び別の可能なタイプの製剤は、例えば、「Crop Life International」によって、及び、「Pesticide Specifications, Manual on development and use of FAO and WHO specifications for pesticides, FAO Plant Production and Protection Papers − 173, prepared by the FAO/WHO Joint Meeting on Pesticide Specifications, 2004, ISBN: 9251048576」に記載されている。該製剤は、本発明の1種類以上の活性化合物以外の農薬活性化合物を含有することができる。
当該製剤又は施用形態は、好ましくは、例えば、補助剤、例えば、増量剤、溶媒、自発性促進剤(spontaneity promoter)、担体、乳化剤、分散剤、凍結防止剤(frost protectant)、殺生物剤、増粘剤及び/又は他の補助剤(例えば、アジュバント)などを含有する。これに関連して、アジュバントは、製剤の生物学的効果を増強する成分であって、その成分自体が生物学的効果を有することはない。アジュバントの例は、葉の表面への保持、拡展(spreading)、付着を促進する作用物質又は浸透を促進する作用物質である。
これらの製剤は、既知方法で、例えば、該活性化合物を補助剤(例えば、増量剤、溶媒及び/又は固形担体)、及び/又は、さらなる補助剤(例えば、界面活性剤)と混合させることによって、製造する。そのような製剤は、適切なプラントで調製するか、又は、施用前若しくは施用中に調製する。
補助剤として使用するのに適しているものは、当該活性化合物の製剤又はそのような製剤から調製された施用形態(例えば、使用に適した作物保護剤、例えば、散布液又は種子粉衣)に、特定の特性、例えば、特定の物理的特性、技術的特性及び/又生物学的特性などを、付与するのに適している物質である。
適切な増量剤は、例えば、水、並びに、極性及び非極性の有機化学的液体、例えば、以下の種類から選択されるものである:芳香族及び非芳香族の炭化水素類(例えば、パラフィン類、アルキルベンゼン類、アルキルナフタレン類、クロロベンゼン類)、アルコール類及びポリオール類(これらは、適切な場合には、置換されていてもよく、エーテル化されていてもよく、及び/又は、エステル化されていてもよい)、ケトン類(例えば、アセトン、シクロヘキサノン)、エステル類(これは、脂肪類及び油類を包含する)及び(ポリ)エーテル類、置換されていない及び置換されているアミン類、アミド類、ラクタム類(例えば、N−アルキルピロリドン類)及びラクトン類、スルホン類及びスルホキシド類(例えば、ジメチルスルホキシド)。
使用する増量剤が水である場合、例えば有機溶媒を補助溶媒として使用することもできる。本質的に、適する液体溶媒は、芳香族化合物、例えば、キシレン、トルエン又はアルキルナフタレン類、塩素化芳香族化合物又は塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン類、クロロエチレン類又は塩化メチレン、脂肪族炭化水素、例えば、シクロヘキサン又はパラフィン類、例えば、石油留分、鉱油及び植物油、アルコール類、例えば、ブタノール又はグリコールとそれらのエーテル及びエステル、ケトン類、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン、強極性溶媒、例えば、ジメチルホルムアミド及びジメチルスルホキシドなどであり、さらに、水も適している。
原則として、適切な全ての溶媒を使用することが可能である。適切な溶媒は、例えば、芳香族炭化水素、例えば、キシレン、トルエン又はアルキルナフタレン類、例えば、塩素化芳香族炭化水素又は塩素化脂肪族炭化水素、例えば、クロロベンゼン、クロロエチレン又は塩化メチレン、例えば、脂肪族炭化水素、例えば、シクロヘキサン、例えば、パラフィン類、石油留分、鉱油及び植物油、アルコール類、例えば、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ブタノール又はグリコール、例えば、及び、さらに、それらのエーテル及びエステル、ケトン類、例えば、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン又はシクロヘキサノン、例えば、強極性溶媒、例えば、ジメチルスルホキシド、及び、水である。
原則として、適切な全ての担体を使用することが可能である。適切な担体は、特に、以下のものである:例えば、アンモニウム塩、及び、粉砕された天然鉱物、例えば、カオリン、クレー、タルク、チョーク、石英、アタパルジャイト、モンモリロナイト又はケイ藻土、及び、粉砕された合成鉱物、例えば、微粉化シリカ、アルミナ及び天然シリケート又は合成シリケート、樹脂、蝋、及び/又は、固形肥料。そのような担体の混合物も使用することができる。粒剤に適している担体としては、以下のものを挙げることができる:例えば、粉砕して分別した天然鉱物、例えば、方解石、大理石、軽石、海泡石、苦灰岩、並びに、無機及び有機の粗挽き粉からなる合成顆粒、並びに、さらに、有機材料(例えば、おがくず、紙、ココナッツ殻、トウモロコシ穂軸及びタバコの葉柄など)からなる顆粒。
液化ガスの増量剤又は溶媒を使用することも可能である。特に適しているものは、標準温度及び標準圧力下では気体である増量剤又は担体であり、その例は、エーロゾル噴射剤、例えば、ハロゲン化炭化水素類、並びに、さらに、ブタン、プロパン、窒素及び二酸化炭素である。
イオン特性若しくは非イオン特性を有する乳化剤及び/若しくは泡形成剤、分散剤又は湿潤剤の例、又は、これらの界面活性物質の混合物は、以下のものである:ポリアクリル酸の塩、リグノスルホン酸の塩、フェノールスルホン酸若しくはナフタレンスルホン酸の塩、エチレンオキシドと脂肪アルコールの重縮合物若しくはエチレンオキシドと脂肪酸の重縮合物若しくはエチレンオキシドと脂肪アミンの重縮合物、置換されているフェノール(好ましくは、アルキルフェノール又はアリールフェノール)の重縮合物、スルホコハク酸エステルの塩、タウリン誘導体(好ましくは、アルキルタウレート)、ポリエトキシ化アルコールのリン酸エステル若しくはポリエトキシ化フェノールのリン酸エステル、ポリオールの脂肪酸エステル、並びに、硫酸アニオン、スルホン酸アニオン及びリン酸アニオンを含んでいる該化合物の誘導体であり、その例は、アルキルアリールポリグリコールエーテル類、アルキルスルホネート類、アルキルスルフェート類、アリールスルホネート類、タンパク質加水分解物、リグニンスルファイト廃液、及び、メチルセルロースである。該活性化合物のうちの1種類及び/又は該不活性担体のうちの1種類が水に溶解せず且つ施用が水で行われる場合は、界面活性物質を存在させることが有利である。
該製剤及びその製剤から誘導される施用形態の中に存在させることができるさらなる補助剤としては、着色剤、例えば、無機顔料、例えば、酸化鉄、酸化チタン及びプルシアンブルー(Prussian Blue)、並びに、有機染料、例えば、アリザリン染料、アゾ染料及び金属フタロシアニン染料、並びに、栄養素及び微量栄養素、例えば、鉄塩、マンガン塩、ホウ素塩、銅塩、コバルト塩、モリブデン塩及び亜鉛塩などを挙げることができる。
安定剤(例えば、低温安定剤)、防腐剤、酸化防止剤、光安定剤、又は、化学的及び/若しくは物理的安定性を向上させる別の作用剤も存在させることができる。さらに、泡形成剤又は消泡剤も存在させることができる。
さらに、該製剤及びその製剤から誘導される施用形態には、付加的な補助剤として、固着剤、例えば、カルボキシメチルセルロース、並びに、粉末又は顆粒又はラテックスの形態にある天然ポリマー及び合成ポリマー、例えば、アラビアゴム、ポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニル、並びに、さらに、天然リン脂質、例えば、セファリン及びレシチン、及び、合成リン脂質なども含ませることができる。可能なさらなる補助剤としては、鉱油及び植物油などがある。
該製剤及びその製剤から誘導される施用形態の中には、場合により、さらなる補助剤も存在させることができる。そのような添加剤の例としては、芳香物質、保護コロイド、結合剤、接着剤、増粘剤、揺変性物質、浸透剤、保持促進剤、安定化剤、金属イオン封鎖剤、錯化剤、湿潤剤及び展着剤などがある。一般的にいえば、該活性化合物は、製剤を目的として一般的に使用される固体又は液体の任意の添加剤と組み合わせることができる。
適切な保持促進剤には、例えば、動的表面張力を低減させる全ての物質(例えば、スルホコハク酸ジオクチル)又は粘弾性を増大させる全ての物質(例えば、ヒドロキシプロピルグアーポリマー)が包含される。
本発明に関連して、適切な浸透剤には、植物体内への農薬活性化合物の浸透を増大させるために典型的に使用される全ての物質が包含される。これに関連して、浸透剤は、それらが、(一般には、水性の)施用液から、及び/又は、散布による被膜から、植物のクチクラの中に浸透し、それによって、活性化合物のクチクラ内での移動性を増強することができる能力によって定義される。この特性は、文献(Baur et al., 1997, Pesticide Science 51, 131−152)に記載されている方法を用いて、確認することができる。その例としては、例えば、アルコールアルコキシレート、例えば、ココナッツ脂肪エトキシレート(coconut fatty ethoxylate)(10)若しくはイソトリデシルエトキシレート(12)、脂肪酸エステル、例えば、ナタネ油メチルエステル若しくはダイズ油メチルエステル、脂肪アミンアルコキシレート、例えば、獣脂アミンエトキシレート(15)、又は、アンモニウム塩及び/若しくはホスホニウム塩、例えば、硫酸アンモニウム若しくはリン酸水素二アンモニウムなどを挙げることができる。
該製剤は、その製剤の重量に基づいて、好ましくは、0.00000001重量%〜98重量%の活性化合物を含んでおり、又は、特に好ましくは、0.01重量%〜95重量%の活性化合物を含んでおり、さらに好ましくは、0.5重量%〜90重量%の活性化合物を含んでいる。活性化合物の含有量は、式(I)で表される化合物と少なくとも1種類の生物的防除剤の総量であると定義される。
該製剤から調製された施用形態(作物保護製品)の活性化合物含有量は、広い範囲内でさまざまであり得る。該施用形態の活性化合物の濃度は、その施用形態の重量に基づいて、典型的には、0.00000001重量%〜95重量%の活性化合物、好ましくは、0.00001重量%〜1重量%の活性物質であり得る。施用は、その施用形態に適合させた慣習的な方法で行う。
本発明による組成物は、それだけで存在し得るか、又は、その製剤中に、及び、そのような製剤から調製された使用形態中に、誘引剤、不妊剤、殺細菌剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、殺菌剤、殺虫剤、成長調節剤、除草剤、肥料、薬害軽減剤及び/又は情報化学物質などの別の(既知)活性成分との混合物として、存在し得る。式(I)で表される化合物と生物的防除剤及び上記で記載した農業上適切な添加剤を含んでいる製剤は、殺有害生物剤として使用することができる。本発明の特定の実施形態では、上記で定義されている製剤は、殺菌剤として使用することができる。本発明の特定の別の実施形態では、上記で定義されている製剤は、相乗的に作用する。
本発明によれば、本発明による組成物及び/又は製剤の中で、化合物比(I)/Bは、有利には、相乗効果をもたらすように選択することができる。用語「相乗効果」及び用語「相乗的に作用する(acting in a synergistic fashion)」は、以下においてさらに詳細に記載されているような、表題「Calculation of the synergistic and antagonistic responses of herbicide combinations」(Weeds, (1967), 15, pages 20−22)を有する論文の中でColbyによって定義されている意味を有するものと理解される。
本発明による組成物及び/又は製剤は、上記2種類の必須成分の間の任意の特定の比率で組み合わせることが可能である。本発明による組成物及び/又は製剤の中で、一般式(I)で表される化合物と上記で定義されている生物的防除剤(B)は、1000:1〜1:10000の範囲内にある(I):(B)の相乗的に効果的な重量比で、好ましくは、1000:1〜:1000の重量比で、さらに好ましくは、500:1〜1:500の重量比で、最も好ましくは、100:1〜1:100の重量比で、存在している。本発明に従って使用することが可能な(I):(B)のさらなる比は以下のとおりである(ここで、記載されている順に好ましさは増大している):800:1〜1:800、700:1〜1:700、750:1〜1:750、600:1〜1:600、400:1〜1:400、300:1〜1:300、250:1〜1:250、200:1〜1:200、95:1〜1:95、90:1〜1:90、85:1〜1:85、80:1〜1:80、75:1〜1:75、70:1〜1:70、65:1〜1:65、60:1〜1:60、55:1〜1:55、45:1〜1:45、40:1〜1:40、35:1〜1:35、30:1〜1:30、25:1〜1:25、20:1〜1:20、15:1〜1:15、10:1〜1:10、5:1〜1:5、4:1〜1:4、3:1〜1:3、2:1〜1:2。
好ましい実施形態では、該生物的防除剤、例えばそれらの胞子は、植物又は植物の部分(例えば、種子、果実又は野菜)に生物的防除剤を施用した時点において、単独製剤又は組み合わされた製剤の中で、調製物1グラム当たり少なくとも10のコロニー形成単位(例えば、細胞/g調製物、胞子/g調製物)、例えば、10〜1012cfu/g、好ましくは、10〜1011cfu/g、さらに好ましくは、10〜1010cfu/g、及び、最も好ましくは、10〜1010cfu/gの濃度で、存在している。該生物的防除剤を植物又は植物部分(例えば、種子、果実又は野菜)に施用する時点を考慮して、(該少なくとも1種類の生物的防除剤の調製物の量と式(I)で表される化合物の量の間の比について検討する場合)例えば胞子又は細胞の形態にある生物的防除剤の濃度についても言及する。
植物種又は植物品種、それらの生育場所及び生育条件(土壌、気候、生育期、養分(diet))に応じて、本発明の処理により、相加効果を超える効果(「相乗効果」)も生じ得る。かくして、例えば、本発明に従って使用し得る組成物及び/又は製剤の施用量の低減及び/又は活性スペクトルの拡大及び/又は活性の増強、植物の生育の向上、高温又は低温に対する耐性の向上、渇水又は水中若しくは土壌中に含まれる塩分に対する耐性の向上、開花能力の向上、収穫の容易性の向上、促進された成熟、収穫量の増加、果実の大きさの増大、植物の高さの増大、葉の緑色の向上、より早い開花、収穫された生産物の品質の向上及び/又は栄養価の増加、果実内の糖度の上昇、収穫された生産物の貯蔵安定性の向上及び/又は加工性の向上などが可能であり、これらは、実際に予期された効果を超えるものである。
特定の施用量において、本発明による組成物及び/又は製剤は、植物において強化効果(strengthening effect)も示し得る。従って、それらは、植物病原性菌類による攻撃に対して植物の防御システムを動員させるのにも適している。これは、適切な場合には、本発明による組成物及び/又は製剤の例えば菌類(特に、植物病原性菌類)に対する強化された活性の理由のうちの1つであり得る。本発明に関連して、「植物を強化する」(抵抗性を誘導する)物質は、処理された植物が、その後で有害な微生物類を接種されたときに、それらの微生物類に対して実質的な程度の抵抗性を示すように、植物の防御システムを刺激することができる物質又は物質の組合せを意味するものと理解される。本発明の特定の実施形態では、有害な微生物類は、植物病原性菌類である。かくして、処理後特定の期間、下記病原体による攻撃から植物を保護するために、本発明による組成物及び/又は製剤を用いることができる。保護が達成される期間は、植物が本発明の組成物で処理されてから、一般に、1〜10日間、好ましくは、1〜7日間に及ぶ。
特定の実施形態において、本発明は、植物病原性菌類を防除することによって植物病原性菌類に起因する植物及び植物の部分の損傷を低減させる方法又は収穫された果実若しくは野菜の損失を低減させる方法を包含し、ここで、該方法は、該組成物及び/又は製剤を、該植物又は該植物病原性菌類又は該植物の生息環境又は該植物病原性菌類の生息環境に施用することを含む。従って、本発明は、有効で且つ植物に対して毒性を示さない量の本発明による組成物及び/又は製剤を含んでいる、植物病原性菌類を防除するための組成物及び/又は製剤にも関する。それらは、好ましくは、上記で記載されている農業上適切な添加剤を含んでいる殺菌剤組成物(即ち、製剤)である。
「植物」は、望ましい及び望ましくない野生植物、栽培品種(cultivar)及び植物変種(plant variety)(植物変種又は植物育種家の権利によって保護され得ても又は保護され得なくても)のような全ての植物及び植物個体群を意味する。栽培品種及び植物変種は、慣習的な繁殖方法及び育種方法(これらは、1種類以上の生物工学的方法によって、例えば、倍加半数体、プロトプラスト融合、ランダム突然変異誘発及び定方向突然変異誘発、分子標識若しくは遺伝標識又は生物工学法及び遺伝子工学法などを使用して、補助することができるか又は補うことができる)によって得られる植物であることができる。植物は、植物の部分も包含する。
「植物の部分」は、植物の地上及び地下の全ての部分及び全ての器官、例えば、枝条、葉、花及び根などを意味し、ここで、例えば、葉、針状葉、茎、枝、花、子実体、果実及び種子、並びに、根、球茎及び根茎などが挙げられる。作物並びに栄養繁殖器官及び生殖繁殖器官(vegetative and generative propagating material)、例えば、挿木(cutting)、球茎、根茎、匍匐茎及び種子なども、植物の部分に属する。
本発明に関連して、用語「植物の損傷」又は「植物の部分の損傷」は、感染していない又は害されていない植物と比較した場合における、例えば、植物の生長若しくは収穫量の低下、又は、植物の活力(これは、植物の健康、植物の品質及び種子の活力を包含する)の低下、有害な微生物(例えば、植物病原性菌類)に対する低減された抵抗性、低減された非生物的ストレス耐性〔これは、低減された温度耐性、低減された渇水耐性及び渇水耐性後の回復、低減された水利用効率(これは、低減された水消費に相関する)、低減された浸水耐性、低減されたオゾンストレス耐性及び紫外線耐性、化学物質(例えば、重金属、塩類、殺有害生物剤(薬害軽減剤)など)に対する低減された耐性、増大した株立ち不良(stand failure)、低減された回復、損なわれた緑化効果及び低減された光合成効率を包含する〕などを包含する。植物及び植物の部分の損傷を低減させることによって、多くの場合、より健康な植物並びに/又は植物の活力及び収穫量における増大がもたらされる。本発明による組成物及び/又は製剤は、植物が良好な耐性を示すこと及び温血動物に対する毒性が望ましい程度であること及び環境が良好な耐性を示すことと相まって、植物及び植物の器官を保護するのに適しており、収穫高を増大させるのに適しており、及び、収穫物の質を向上させるのに適している。
「有効で且つ植物に対して毒性を示さない量(effective but non−phytotoxic amount)」は、植物の菌類病を満足のいくように防除するか又は植物の菌類病を完全に根絶するのに充分でありながら、同時に、植物毒性の重大などのような症状も引き起こすことのない、本発明による組成物及び/又は製剤の量を意味する。一般に、そのような施用量は、比較的広い範囲内で変動し得る。それは、いくつかの要因に依存し、例えば、防除対象の菌類、植物、気候条件及び本発明の組成物及び/又は製剤の成分などに依存する。
本発明に関連して、「植物病原性菌類の防除」は、処理されていない植物と比較して、殺菌効力として測定された場合の、上記で定義した植物病原性菌類の発生が低減されていること、好ましくは、処理されていない植物(100%)と比較して25〜50%低減されていること、さらに好ましくは、処理されていない植物(100%)と比較して40〜79%低減されていること、一層さらに好ましくは、植物病原性菌類による感染が完全に(70〜100%)抑制されていることを意味する。該防除は、治療的なもの、即ち、既に感染している植物を処理するためのものであり得るか、又は、未だ感染していない植物を保護するための、保護的なものであり得る。特定の実施形態において、本発明による組成物及び/又は製剤は、植物病原性菌類を治療的に又は保護的に又は予防的に防除するために使用することができる。従って、本発明は、本発明の組成物及び/又は製剤を使用することによる、植物病原性菌類を防除するための治療的方法及び保護的方法にも関する。本発明による組成物及び/又は製剤は、植物病原性菌類の通常の感受性種及び抵抗性種に対して活性を示し、並びに、全ての成育段階又は一部の成育段階に対して有効である。用語「植物病原性菌類の予防的な防除」は、病害を予防するための本発明による組成物及び/又は製剤の使用を包含する。かくして、本発明のさらなる態様は、例えば、農業において、園芸において、森林において、庭園やレジャー施設において、及び、貯蔵生産物や材料物質の保護において、病害(例えば、植物病原性菌類)を防除するための本発明による組成物及び/又は製剤の使用である。
用語「該組成物及び/又は製剤を該植物又は該植物病原性菌類又は該植物の生息環境又は該植物病原性菌類の生息環境に施用する」は、植物及び/又は植物病原性菌類及び/又は該植物若しくは該植物病原性菌類の生息環境を本発明の組成物及び/又は製剤で処理することを示している。該処理は、慣習的な処理方法によって、例えば、浸漬、散布、噴霧、潅漑、気化、散粉、煙霧、ばらまき、泡状化、塗布、拡散(spreading−on)、潅水(潅注(drenching))及び点滴潅漑などによって、直接的に行うか、又は、それらの部分の周囲、生息環境若しくは貯蔵空間に作用させることにより行う。さらに、該組成物及び/又は製剤を微量散布法(ultra−low volume method)によって使用することも可能であり、又は、該組成物及び/又は製剤の調製物又は該組成物及び/又は製剤自体を土壌中に注入することも可能である。
本発明による組成物、又は、本発明による組成物及び農業上適している上記添加剤を含んでいる製剤を、殺菌剤として使用する場合、その施用量は、施用の種類に応じて、比較的広い範囲内で変えることができる。該組成物の施用量は、以下のとおりである:
・ 植物又は植物の部分(例えば、葉)を処理する場合: 0.1〜10000g/ha、好ましくは、1〜10000g/ha、さらに好ましくは、10〜5000g/ha、さらに好ましくは、10〜1000g/ha(潅水又は滴下によって施用する場合、特に、ロックウール又はパーライトなどの不活性底土を用いる場合には、上記施用量はさらに低減させることができる);
・ 土壌を処理する場合: 0.1〜10000g/ha、好ましくは、1〜5000g/ha。
上記施用量は、単に例としてのものであり、本発明の目的に関して限定するものではない。
本発明による組成物及び/又は製剤は、かくして、処理後ある一定の期間、下記病原体による攻撃から植物を保護するために用いることができる。保護がもたらされる期間は、植物又は植物の部分が本発明の組成物及び/又は製剤で処理されてから、一般に、1〜28日間、好ましくは、1〜14日間、さらに好ましくは、1〜10日間、最も好ましくは、1〜7日間に及ぶ。
本発明による処理方法は、同時的な方法若しくは個別的な方法若しくは順次的な方法における、式(I)で表される化合物と上記で定義されている1種類の生物的防除剤の使用又は施用も提供する。好ましい実施形態では、本発明による処理方法は、同時的な方法における、式(I)で表される化合物と上記で定義されている1種類の生物的防除剤の使用又は施用を提供する。
本明細書中の下記で挙げられている植物は、本発明の組成物及び/又は製剤を用いて、特に有利に処理することができる。該組成物に関して上記で示されている好ましい範囲は、これら植物の処理にも当てはまる。特に重要なのは、本明細書中において具体的に挙げられている組成物及び/又は製剤を用いた植物の処理である。
本発明の組成物及び/又は製剤は、植物が良好な耐性を示し、恒温動物に対する毒性が望ましい程度であり、及び、環境によって充分に許容される場合、植物及び植物の器官を保護するのに適しており、収穫高を増大させるのに適しており、収穫物の質を向上させるのに適している。それらは、好ましくは、作物保護組成物及び/又は作物保護製剤として使用することができる。それらは、通常の感受性種及び抵抗性種に対して有効であり、並びに、全ての発育段階又は一部の発育段階に対して有効である。
植物病原性菌類を防除するのに必要とされる濃度の該組成物及び/又は製剤に対して植物は充分な耐性を示すという事実により、植物の地上部の処理、繁殖器官(propagation stock)及び種子の処理、並びに、土壌の処理が可能である。
「植物の生息環境」は、植物が生育している環境(例えば、土壌又は栄養媒体)〔これは、それぞれ、処理しようとする植物の茎又は幹の周囲の少なくとも半径30cm以内、20cm以内、10cm以内、又は、処理しようとする該植物の根系の周囲の少なくとも30cm、20cm、10cmである〕を包含する。用語「植物病原性菌類の生息環境」は、本明細書中で使用される場合、種子、植物若しくは植物の部分又は果実であると定義される。それは、植物が生育している土壌又は栄養媒体〔これは、それぞれ、処理しようとする植物の茎又は幹の周囲の少なくとも半径30cm以内、20cm以内、10cm以内、又は、処理しようとする該植物の根系の周囲の少なくとも30cm、20cm、10cmである〕も包含する。
植物
本発明に従って処理することが可能な植物としては、例えば、果実類及び野菜類を包含する以下の主要な作物植物を挙げることができる:トウモロコシ、ダイズ、アルファルファ、ワタ、ヒマワリ、アブラナ属油料種子(Brassica oil seeds)、例えば、セイヨウアブラナ(Brassica napus)(例えば、カノラ、ナタネ)、カブ(Brassica rapa)、カラシナ(B.juncea)(例えば、(フィールド)マスタード)及びアビシニアガラシ(Brassica carinata)、ヤシ科各種(Arecaceae sp.)(例えば、ギネアアブラヤシ、ココナツ)、イネ、コムギ、テンサイ、サトウキビ、エンバク、ライムギ、オオムギ、アワ及びソルガム、ライコムギ、アマ、ナッツ、ブドウ及びブドウの木、並びに、種々の植物学的分類群に属するさまざまな果実及び野菜、例えば、バラ科各種(Rosaceae sp.)(例えば、仁果、例えば、リンゴ及びナシ、さらに、核果、例えば、アンズ、サクラ、アーモンド、プラム及びモモ、並びに、液果(berry fruits)、例えば、イチゴ、キイチゴ、アカフサスグリ、クロフサスグリ及びグーズベリー)、リベシオイダエ科各種(Ribesioidae sp.)、クルミ科各種(Juglandaceae sp.)、カバノキ科各種(Betulaceae sp.)、ウルシ科各種(Anacardiaceae sp.)、ブナ科各種(Fagaceae sp.)、クワ科各種(Moraceae sp.)、モクセイ科各種(Oleaceae sp.)(例えば、オリーブの木)、マタタビ科各種(Actinidaceae sp.)、クスノキ科各種(Lauraceae sp.)(例えば、アボガド、シナモン、樟脳)、バショウ科各種(Musaceae sp.)(例えば、バナナの木及びプランテーション)、アカネ科各種(Rubiaceae sp.)(例えば、コーヒー)、ツバキ科各種(Theaceae sp.)(例えば、チャ)、アオギリ科各種(Sterculiceae sp.)、ミカン科各種(Rutaceae sp.)(例えば、レモン、オレンジ、マンダリン及びグレープフルーツ);ナス科各種(Solanaceae sp.)(例えば、トマト、ジャガイモ、カラシ、トウガラシ、ナス、タバコ)、ユリ科各種(Liliaceae sp.)、キク科各種(Compositiae sp.)(例えば、レタス、チョウセンアザミ及びチコリー(これは、ルートチコリー(root chicory)、エンダイブ又はキクニガナを包含する))、セリ科各種(Umbelliferae sp.)(例えば、ニンジン、パセリ、セロリ及びセルリアック)、ウリ科各種(Cucurbitaceae sp.)(例えば、キュウリ(これは、ガーキンを包含する)、カボチャ、スイカ、ヒョウタン及びメロン)、ネギ科各種(Alliaceae sp.)(例えば、リーキ及びタマネギ)、アブラナ科各種(Cruciferae sp.)(例えば、白キャベツ、赤キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、タイサイ、コールラビ、ラディッシュ、セイヨウワサビ、コショウソウ及びハクサイ)、マメ科各種(Leguminosae sp.)(例えば、ラッカセイ、エンドウ、ヒラマメ及びインゲンマメ(例えば、インゲンマメ(common bean)及びソラマメ))、アカザ科各種(Chenopodiaceae sp.)(例えば、フダンソウ、飼料用ビート、ホウレンソウ、ビートルート)、アマ科各種(Linaceae sp.)(例えば、アサ)、アサ科各種(Cannabeacea sp.)(例えば、タイマ)、アオイ科(Malvaceae)(例えば、オクラ、ココア)、ケシ科各種(Papaveraceae)(例えば、ケシ)、クサスギカズラ科(Asparagaceae)(例えば、アスパラガス);庭園及び森林における有用な植物及び観賞植物、例えば、芝生(turf)、芝生(lawn)、牧草及びステビア(Stevia rebaudiana);及び、いずれの場合にも、これら植物の遺伝子組み換えが行われたタイプのもの。
本発明に従って特に処理することが可能な植物としては、例えば、果実類及び野菜類を包含する以下の主要な作物植物を挙げることができる:アブラナ属油料種子(Brassica oil seeds)、例えば、セイヨウアブラナ(Brassica napus)(例えば、カノラ、ナタネ)、カブ(Brassica rapa)、カラシナ(B.juncea)(例えば、(フィールド)マスタード)及びアビシニアガラシ(Brassica carinata)、ヤシ科各種(Arecaceae sp.)(例えば、ギネアアブラヤシ、ココナツ)、ナッツ、ブドウ及びブドウの木、並びに、種々の植物学的分類群に属するさまざまな果実及び野菜、例えば、バラ科各種(Rosaceae sp.)(例えば、仁果、例えば、リンゴ及びナシ、さらに、核果、例えば、アンズ、サクラ、アーモンド、プラム及びモモ、並びに、液果(berry fruits)、例えば、イチゴ、キイチゴ、アカフサスグリ、クロフサスグリ及びグーズベリー)、リベシオイダエ科各種(Ribesioidae sp.)、クルミ科各種(Juglandaceae sp.)、カバノキ科各種(Betulaceae sp.)、ウルシ科各種(Anacardiaceae sp.)、ブナ科各種(Fagaceae sp.)、クワ科各種(Moraceae sp.)、モクセイ科各種(Oleaceae sp.)(例えば、オリーブの木)、マタタビ科各種(Actinidaceae sp.)、クスノキ科各種(Lauraceae sp.)(例えば、アボガド、シナモン、樟脳)、バショウ科各種(Musaceae sp.)(例えば、バナナの木及びプランテーション)、アカネ科各種(Rubiaceae sp.)(例えば、コーヒー)、ツバキ科各種(Theaceae sp.)(例えば、チャ)、アオギリ科各種(Sterculiceae sp.)、ミカン科各種(Rutaceae sp.)(例えば、レモン、オレンジ、マンダリン及びグレープフルーツ);ナス科各種(Solanaceae sp.)(例えば、トマト、ジャガイモ、カラシ、トウガラシ、ナス、タバコ)、ユリ科各種(Liliaceae sp.)、キク科各種(Compositiae sp.)(例えば、レタス、チョウセンアザミ及びチコリー(これは、ルートチコリー(root chicory)、エンダイブ又はキクニガナを包含する))、セリ科各種(Umbelliferae sp.)(例えば、ニンジン、パセリ、セロリ及びセルリアック)、ウリ科各種(Cucurbitaceae sp.)(例えば、キュウリ(これは、ガーキンを包含する)、カボチャ、スイカ、ヒョウタン及びメロン)、ネギ科各種(Alliaceae sp.)(例えば、リーキ及びタマネギ)、アブラナ科各種(Cruciferae sp.)(例えば、白キャベツ、赤キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、タイサイ、コールラビ、ラディッシュ、セイヨウワサビ、コショウソウ及びハクサイ)、マメ科各種(Leguminosae sp.)(例えば、ラッカセイ、エンドウ、ヒラマメ及びインゲンマメ(例えば、インゲンマメ(common bean)及びソラマメ))、アカザ科各種(Chenopodiaceae sp.)(例えば、フダンソウ、飼料用ビート、ホウレンソウ、ビートルート)、アマ科各種(Linaceae sp.)(例えば、アサ)、アサ科各種(Cannabeacea sp.)(例えば、タイマ)、アオイ科(Malvaceae)(例えば、オクラ、ココア)、ケシ科各種(Papaveraceae)(例えば、ケシ)、クサスギカズラ科(Asparagaceae)(例えば、アスパラガス);庭園及び森林における有用な植物及び観賞植物、例えば、芝生(turf)、芝生(lawn)、牧草及びステビア(Stevia rebaudiana);及び、いずれの場合にも、これら植物の遺伝子組み換えが行われたタイプのもの。
好ましくは、処理対象植物は、以下のものから選択される:カノラ、ナタネ、フィールドマスタード、ギネアアブラヤシ、ココナツ、ナッツ、ブドウ及びブドウの木、リンゴ、ナシ、アンズ、サクラ、アーモンド、プラム、モモ、イチゴ、キイチゴ、アカフサスグリ、クロフサスグリ及びグーズベリー、リベシオイダエ科各種(Ribesioidae sp.)、クルミ科各種(Juglandaceae sp.)、カバノキ科各種(Betulaceae sp.)、ウルシ科各種(Anacardiaceae sp.)、ブナ科各種(Fagaceae sp.)、クワ科各種(Moraceae sp.)、オリーブの木、アボガド、シナモン、樟脳、バナナの木及びプランテーション、コーヒー、チャ、アオギリ科各種(Sterculiceae sp.)、レモン、オレンジ、マンダリン、グレープフルーツ、トマト、ジャガイモ、カラシ、トウガラシ、ナス、タバコ)、ユリ科各種(Liliaceae sp.)、レタス、チョウセンアザミ、チコリー(これは、ルートチコリー(root chicory)、エンダイブ又はキクニガナを包含する)、ニンジン、パセリ、セロリ、セルリアック、キュウリ、ガーキン、カボチャ、スイカ、ヒョウタン、メロン、リーキ、タマネギ、白キャベツ、赤キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、タイサイ、コールラビ、ラディッシュ、セイヨウワサビ、コショウソウ、ハクサイ、ラッカセイ、エンドウ、ヒラマメ、インゲンマメ(これは、インゲンマメ(common bean)及びソラマメを包含する)、フダンソウ、飼料用ビート、ホウレンソウ、ビートルート、アサ、タイマ、オクラ、ココア、ケシ、アスパラガス);庭園及び森林における有用な植物及び観賞植物、例えば、芝生(turf)、芝生(lawn)、牧草及びステビア(Stevia rebaudiana);及び、いずれの場合にも、これら植物の遺伝子組み換えが行われたタイプのもの。
遺伝子組換え生物(genetically modified organisms)
上記で既に述べたように、本発明に従って、全ての植物及びそれらの部分を処理することができる。好ましい実施形態では、野生の植物種及び植物品種、又は、交雑若しくはプロトプラスト融合のような慣習的な生物学的育種法により得られた植物種及び植物品種、並びに、それらの部分を処理する。好ましいさらなる実施形態では、適切な場合には慣習的な方法と組み合わせた遺伝子工学的方法により得られたトランスジェニック植物及び植物品種(遺伝子組換え生物)及びそれらの部分を処理する。用語「部分(parts)」又は「植物の部分(parts of plants)」又は「植物の部分(plant parts)」については、既に上記で説明した。さらに好ましくは、市販されているか又は使用されている植物品種の植物を、本発明に従って処理する。植物品種は、慣習的な育種又は突然変異誘発又は組換えDNA技術によって得られた、新しい特性(「形質」)を有する植物を意味するものと理解される。これらは、品種、変種、生物型又は遺伝子型であることができる。
本発明による処理方法は、遺伝子組換え生物(GMO)(例えば、植物又は種子)の処理において使用することができる。遺伝子組換え植物(又は、トランスジェニック植物)は、異種遺伝子がゲノムに安定的に組み込まれている植物である。表現「異種遺伝子」は、本質的に、供給されたか又は当該植物の外部で構築された遺伝子であって、核のゲノム、葉緑体のゲノム又はミトコンドリアのゲノムの中に導入されたときに、興味深いタンパク質若しくはポリペプチドを発現することにより、又は、その植物内に存在している別の1つ若しくは複数の遺伝子をダウンレギュレート若しくはサイレンシングすることにより、当該形質転換された植物に新しい又は改善された作物学的特性又は別の特性を付与する遺伝子を意味する〔例えば、アンチセンス技術、コサプレッション技術、RNA干渉(RNAi)技術又はミクロRNA(miRNA)技術などを使用する〕。ゲノム内に位置している異種遺伝子は、導入遺伝子とも称される。植物ゲノム内におけるその特異的な位置によって定義される導入遺伝子は、形質転換又は遺伝子導入イベントと称される。
本発明に従って処理される植物及び植物品種は、特に有利で有益な形質を植物に付与する遺伝物質を有している全ての植物(育種によって得られたものであろうと、及び/又は、生物工学的方法によって得られたものであろうと)を包含する。
本発明に従って処理するのが同様に好ましい植物及び植物品種は、1以上の生物的ストレスに対して抵抗性を示す。即ち、そのような植物は、病害に対して、例えば、植物病原性の菌類に対して、良好な防御を示す。
本発明に従って同様に処理し得る植物及び植物品種は、1以上の非生物的ストレスに対して抵抗性を示す植物である。非生物的なストレス状態としては、例えば、渇水、低温に晒されること、熱に晒されること、浸透ストレス、湛水、土壌中の塩分濃度の上昇、より多くの鉱物に晒されること、オゾンに晒されること、強い光に晒されること、利用可能な窒素養分が限られていること、利用可能なリン養分が限られていること、日陰回避などを挙げることができる。
本発明に従って同様に処理し得る植物及び植物品種は、増大した収量特性を特徴とする植物である。そのような植物における増大した収量は、例えば、改善された植物の生理機能、生長及び発育、例えば、水の利用効率、水の保持効率、改善された窒素の利用性、強化された炭素同化作用、改善された光合成、上昇した発芽効率及び促進された成熟などの結果であり得る。収量は、さらに、改善された植物の構成(architecture)によっても影響され得る(ストレス条件下及び非ストレス条件下)。そのような改善された植物の構成としては、早咲き、ハイブリッド種子産生のための開花制御、実生の活力、植物の寸法、節間の数及び距離、根の成長、種子の寸法、果実の寸法、莢の寸法、莢又は穂の数、1つの莢又は穂当たりの種子の数、種子の体積、強化された種子充填、低減された種子分散、低減された莢の裂開及び耐倒伏性などがある。収量についてのさらなる形質としては、種子の組成、例えば、炭水化物含有量、タンパク質含有量、油含有量及び油の組成、栄養価、抗栄養化合物の低減、改善された加工性並びに向上した貯蔵安定性などがある。
本発明に従って処理し得る植物は、雑種強勢(これは、結果として、一般に、増加した収量、向上した活力、向上した健康状態並びに生物的及び非生物的ストレスに対する向上した抵抗性をもたらす)の特性を既に呈しているハイブリッド植物である。そのような植物は、典型的には、雄性不稔交配母体近交系(inbred male−sterile parent line)(雌性親)を別の雄性稔性交配母体近交系(inbred male−fertile parent line)(雄性親)と交雑させることによって作られる。ハイブリッド種子は、典型的には、雄性不稔植物から収穫され、そして、栽培者に販売される。雄性不稔植物は、場合により(例えば、トウモロコシにおいて)、雄穂を除去することによって〔即ち、雄性繁殖器官(又は雄花)を機械的に除去することによって〕、作ることができる。しかしながら、より典型的には、雄性不稔性は、植物ゲノム内の遺伝的決定基の結果である。その場合、及び、特に種子がハイブリッド植物から収穫される所望の生産物である場合、典型的には、該ハイブリッド植物において雄性稔性を確実に完全に回復させることは有用である。これは、雄性不稔性に関与する遺伝的決定基を含んでいるハイブリッド植物において雄性稔性を回復させることが可能な適切な稔性回復遺伝子を雄性親が有していることを確実なものとすることによって達成することができる。雄性不稔性に関する遺伝的決定基は、細胞質内に存在し得る。しかしながら、雄性不稔性に関する遺伝的決定基は、核ゲノム内にも存在し得る。雄性不稔性植物は、遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によっても得ることができる。雄性不稔性植物を得る特に有用な方法は、WO 89/10396に記載されており、ここでは、例えば、バルナーゼなどのリボヌクレアーゼを雄ずい内のタペータム細胞において選択的に発現させる。次いで、タペータム細胞内においてバルスターなどのリボヌクレアーゼインヒビターを発現させることによって、稔性を回復させることができる(例えば、WO 91/02069)。
本発明に従って処理し得る植物又は植物品種(遺伝子工学などの植物バイオテクノロジー法によって得られたもの)は、除草剤耐性植物、即ち、1種類以上の所与の除草剤に対して耐性にされた植物である。そのような植物は、遺伝的形質転換によって得ることができるか、又は、当該除草剤耐性を付与する突然変異を含んでいる植物を選抜することによって得ることができる。
植物病原性菌類
本発明による組成物及び/又は製剤は、植物病原性菌類を防除することによって植物病原性菌類に起因する植物及び植物の部分の損傷を低減させる方法又は収穫された果実若しくは野菜の損失を低減させる方法を包含する。従って、本発明による組成物及び/又は製剤は、強力な殺微生物活性(microbicidal activity)を有しており、作物保護と材料物質(materials)の保護において、植物病原性菌類を防除するために使用することができる。
そのような植物病原性菌類としては、土壌伝染性病原体などがあり、ここで、該土壌伝染性病原体は、特に、ネコブカビ類(Plasmodiophoromycetes)、卵菌類(Peronosporomycetes)(同義語:Oomycetes)、ツボカビ類(Chytridiomycetes)、接合菌類(Zygomycetes)、子嚢菌類(Ascomycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)及び不完全菌類(Deuteromycetes)(同義語:Fungi imperfecti)のクラスのメンバーである。一部の殺菌剤は、浸透移行的な活性を示し、そして、植物保護において、茎葉処理殺菌剤、種子粉衣殺菌剤又は土壌殺菌剤として使用することができる。さらに、それらは、菌類、特に、材木又は植物の根を侵襲する菌類を駆除する(combating)のに適している。
本発明に従って処理することが可能な植物病原性菌類の例としては、以下のものを挙げることができる:

・ 例えば以下のような、うどんこ病病原体に起因する病害: ブルメリア属各種(Blumeria species)、例えば、ブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis); ポドスファエラ属各種(Podosphaera species)、例えば、ポドスファエラ・レウコトリカ(Podosphaera leucotricha); スファエロテカ属各種(Sphaerotheca species)、例えば、スファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea); ウンシヌラ属各種(Uncinula species)、例えば、ウンシヌラ・ネカトル(Uncinula necator);
・ 例えば以下のような、さび病病原体に起因する病害: ギムノスポランギウム属各種(Gymnosporangium species)、例えば、ギムノスポランギウム・サビナエ(Gymnosporangium sabinae); ヘミレイア属各種(Hemileia species)、例えば、ヘミレイア・バスタトリクス(Hemileia vastatrix); ファコプソラ属各種(Phakopsora species)、例えば、ファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)及びファコプソラ・メイボミアエ(Phakopsora meibomiae); プッシニア属各種(Puccinia species)、例えば、プッシニア・レコンジタ(Puccinia recondita)、プッシニア・トリチシナ(P. triticina)、プッシニア・グラミニス(P. graminis)又はプッシニア・ストリイホルミス(P. striiformis); ウロミセス属各種(Uromyces species)、例えば、ウロミセス・アペンジクラツス(Uromyces appendiculatus);
・ 例えば以下のような、卵菌類(Oomycetes)の群の病原体に起因する病害: アルブゴ属各種(Albugo species)、例えば、アルブゴ・カンジダ(Albugo candida); ブレミア属各種(Bremia species)、例えば、ブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae); ペロノスポラ属各種(Peronospora species)、例えば、ペロノスポラ・ピシ(Peronospora pisi)又はペロノスポラ・ブラシカエ(P. brassicae); フィトフトラ属各種(Phytophthora species)、例えば、フィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans); プラスモパラ属各種(Plasmopara species)、例えば、プラスモパラ・ビチコラ(Plasmopara viticola); プセウドペロノスポラ属各種(Pseudoperonospora species)、例えば、プセウドペロノスポラ・フムリ(Pseudoperonospora humuli)又はプセウドペロノスポラ・クベンシス(Pseudoperonospora cubensis); ピシウム属各種(Pythium species)、例えば、ピシウム・ウルチムム(Pythium ultimum);
・ 例えば以下のものに起因する、斑点病(leaf blotch disease)及び萎凋病(leaf wilt disease): アルテルナリア属各種(Alternaria species)、例えば、アルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani); セルコスポラ属各種(Cercospora species)、例えば、セルコスポラ・ベチコラ(Cercospora beticola); クラジオスポリウム属各種(Cladiosporium species)、例えば、クラジオスポリウム・ククメリヌム(Cladiosporium cucumerinum); コクリオボルス属各種(Cochliobolus species)、例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)(分生子形態:Drechslera, 同義語:Helminthosporium)、コクリオボルス・ミヤベアヌス(Cochliobolus miyabeanus); コレトトリクム属各種(Colletotrichum species)、例えば、コレトトリクム・リンデムタニウム(Colletotrichum lindemuthanium); シクロコニウム属各種(Cycloconium species)、例えば、シクロコニウム・オレアギヌム(Cycloconium oleaginum); ジアポルテ属各種(Diaporthe species)、例えば、ジアポルテ・シトリ(Diaporthe citri); エルシノエ属各種(Elsinoe species)、例えば、エルシノエ・ファウセッチイ(Elsinoe fawcettii); グロエオスポリウム属各種(Gloeosporium species)、例えば、グロエオスポリウム・ラエチコロル(Gloeosporium laeticolor); グロメレラ属各種(Glomerella species)、例えば、グロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata); グイグナルジア属各種(Guignardia species)、例えば、グイグナルジア・ビドウェリ(Guignardia bidwelli); レプトスファエリア属各種(Leptosphaeria species)、例えば、レプトスファエリア・マクランス(Leptosphaeria maculans)、レプトスファエリア・ノドルム(Leptosphaeria nodorum); マグナポルテ属各種(Magnaporthe species)、例えば、マグナポルテ・グリセア(Magnaporthe grisea); ミクロドキウム属各種(Microdochium species)、例えば、ミクロドキウム・ニバレ(Microdochium nivale); ミコスファエレラ属各種(Mycosphaerella species)、例えば、ミコスファエレラ・グラミニコラ(Mycosphaerella graminicola)、ミコスファエレラ・アラキジコラ(M. arachidicola)及びミコスファエレラ・フィジエンシス(M. fijiensis); ファエオスファエリア属各種(Phaeosphaeria species)、例えば、ファエオスファエリア・ノドルム(Phaeosphaeria nodorum); ピレノホラ属各種(Pyrenophora species)、例えば、ピレノホラ・テレス(Pyrenophora teres)、ピレノホラ・トリチシ・レペンチス(Pyrenophora tritici repentis); ラムラリア属各種(Ramularia species)、例えば、ラムラリア・コロ−シグニ(Ramularia collo−cygni)、ラムラリア・アレオラ(Ramularia areola); リンコスポリウム属各種(Rhynchosporium species)、例えば、リンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis); セプトリア属各種(Septoria species)、例えば、セプトリア・アピイ(Septoria apii)、セプトリア・リコペルシイ(Septoria lycopersii); チフラ属各種(Typhula species)、例えば、チフラ・インカルナタ(Typhula incarnata); ベンツリア属各種(Venturia species)、例えば、ベンツリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis);
・ 例えば以下のものに起因する、根及び茎の病害: コルチシウム属各種(Corticium species)、例えば、コルチシウム・グラミネアルム(Corticium graminearum); フサリウム属各種(Fusarium species)、例えば、フサリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum); ガエウマンノミセス属各種(Gaeumannomyces species)、例えば、ガエウマンノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis); リゾクトニア属各種(Rhizoctonia species)、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani); サロクラジウム(Sarocladium)病、これは、例えば、サロクラジウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)に起因する; スクレロチウム(Sclerotium)病、これは、例えば、スクレロチウム・オリザエ(Sclerotium oryzae)に起因する; タペシア属各種(Tapesia species)、例えば、タペシア・アクホルミス(Tapesia acuformis); チエラビオプシス属各種(Thielaviopsis species)、例えば、チエラビオプシス・バシコラ(Thielaviopsis basicola);
・ 例えば以下のものに起因する、穂の病害(ear and panicle disease)(トウモロコシの穂軸を包含する): アルテルナリア属各種(Alternaria species)、例えば、アルテルナリア属種(Alternaria spp.); アスペルギルス属各種(Aspergillus species)、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus); クラドスポリウム属各種(Cladosporium species)、例えば、クラドスポリウム・クラドスポリオイデス(Cladosporium cladosporioides); クラビセプス属各種(Claviceps species)、例えば、クラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea); フサリウム属各種(Fusarium species)、例えば、フサリウム・クルモルム(Fusarium culmorum); ジベレラ属各種(Gibberella species)、例えば、ジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae); モノグラフェラ属各種(Monographella species)、例えば、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis); セプトリア属各種(Septoria species)、例えば、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum);
・ 例えば以下のものなどの、黒穂病菌類(smut fungi)に起因する病害: スファセロテカ属各種(Sphacelotheca species)、例えば、スファセロテカ・レイリアナ(Sphacelotheca reiliana); チレチア属各種(Tilletia species)、例えば、チレチア・カリエス(Tilletia caries)、チレチア・コントロベルサ(T. controversa); ウロシスチス属各種(Urocystis species)、例えば、ウロシスチス・オクルタ(Urocystis occulta); ウスチラゴ属各種(Ustilago species)、例えば、ウスチラゴ・ヌダ(Ustilago nuda)、ウスチラゴ・ヌダ・トリチシ(U. nuda tritici);
・ 例えば以下のものに起因する、果実の腐敗(fruit rot): アスペルギルス属各種(Aspergillus species)、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus); ボトリチス属各種(Botrytis species)、例えば、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea); 例えば、モニリニア属各種(Monilinia species)、例えば、モニリニア・ラキサ(Monilinia laxa); ペニシリウム属各種(Penicillium species)、例えば、ペニシリウム・エキスパンスム(Penicillium expansum)及びペニシリウム・プルプロゲヌム(P. purpurogenum); スクレロチニア属各種(Sclerotinia species)、例えば、スクレロチニア・スクレロチオルム(Sclerotinia sclerotiorum); ベルチシリウム属各種(Verticilium species)、例えば、ベルチシリウム・アルボアトルム(Verticilium alboatrum);
・ 例えば以下のものに起因する、種子及び土壌が媒介する腐朽性、黴性、萎凋性、腐敗性及び苗立ち枯れ性の病害(seed and soilborne decay, mould, wilt, rot and damping−off disease): アルテルナリア属各種(Alternaria species)、例えば、アルテルナリア・ブラシシコラ(Alternaria brassicicola)に起因する; アファノミセス属各種(Aphanomyces species)、例えば、アファノミセス・エウテイケス(Aphanomyces euteiches)に起因する; アスコキタ属各種(Ascochyta species)、例えば、アスコキタ・レンチス(Ascochyta lentis)に起因する; アスペルギルス属各種(Aspergillus species)、例えば、アスペルギルス・フラブス(Aspergillus flavus)に起因する; クラドスポリウム属各種(Cladosporium species)、例えば、クラドスポリウム・ヘルバルム(Cladosporium herbarum)に起因する; コクリオボルス属各種(Cochliobolus species)、例えば、コクリオボルス・サチブス(Cochliobolus sativus)に起因する;(分生子形態:Drechslera、Bipolaris 異名:Helminthosporium); コレトトリクム属各種(Colletotrichum species)、例えば、コレトトリクム・ココデス(Colletotrichum coccodes)に起因する; フサリウム属各種(Fusarium species)、例えば、フサリウム・クルモルム(Fusarium culmorum)に起因する; ジベレラ属各種(Gibberella species)、例えば、ジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae)に起因する; マクロホミナ属各種(Macrophomina species)、例えば、マクロホミナ・ファセオリナ(Macrophomina phaseolina)に起因する; モノグラフェラ属各種(Monographella species)、例えば、モノグラフェラ・ニバリス(Monographella nivalis)に起因する; ペニシリウム属各種(Penicillium species)、例えば、ペニシリウム・エキスパンスム(Penicillium expansum)に起因する; ホマ属各種(Phoma species)、例えば、ホマ・リンガム(Phoma lingam)に起因する; ホモプシス属各種(Phomopsis species)、例えば、ホモプシス・ソジャエ(Phomopsis sojae)に起因する; フィトフトラ属各種(Phytophthora species)、例えば、フィトフトラ・カクトルム(Phytophthora cactorum)に起因する; ピレノホラ属各種(Pyrenophora species)、例えば、ピレノホラ・グラミネア(Pyrenophora graminea)に起因する; ピリクラリア属各種(Pyricularia species)、例えば、ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)に起因する; ピシウム属各種(Pythium species)、例えば、ピシウム・ウルチムム(Pythium ultimum)に起因する; リゾクトニア属各種(Rhizoctonia species)、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani)に起因する; リゾプス属各種(Rhizopus species)、例えば、リゾプス・オリザエ(Rhizopus oryzae)に起因する; スクレロチウム属各種(Sclerotium species)、例えば、スクレロチウム・ロルフシイ(Sclerotium rolfsii)に起因する; セプトリア属各種(Septoria species)、例えば、セプトリア・ノドルム(Septoria nodorum)に起因する; チフラ属各種(Typhula species)、例えば、チフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)に起因する; ベルチシリウム属各種(Verticillium species)、例えば、ベルチシリウム・ダーリアエ(Verticillium dahliae)に起因する;
・ 例えば以下のものに起因する、癌性病害(cancer)、こぶ(gall)及び天狗巣病(witches’ broom): 例えば、ネクトリア属各種(Nectria species)、例えば、ネクトリア・ガリゲナ(Nectria galligena);
・ 例えば以下のものに起因する、萎凋病(wilt disease): ベルチシリウム属各種(Verticilium species)、例えば、ベルチシリウム・ロンギスポルム(Verticilium longisporum);
・ 例えば以下のものに起因する、葉水泡性病害又は縮葉病(leaf blister or leaf curl disease): 例えば、エキソバシジウム属各種(Exobasidium species)、例えば、エキソバシジウム・ベキサンス(Exobasidium vexans); タフリナ属各種(Taphrina species)、例えば、タフリナ・デホルマンス(Taphrina deformans);
・ 例えば以下のものに起因する、木本植物の衰退性病害(decline disease of wooden plant): エスカ(Esca)病、これは、例えば、ファエオモニエラ・クラミドスポラ(Phaemoniella clamydospora)、ファエオアクレモニウム・アレオフィルム(Phaeoacremonium aleophilum)及びフォミチポリア・メジテラネア(Fomitiporia mediterranea)に起因する;ユーティパダイバック病(Eutypa dyeback)、これは、例えば、ユーティパ・ラタ(Eutypa lata)に起因する; ガノデルマ(Ganoderma)病、これは、例えば、ガノデルマ・ボニネンセ(Ganoderma boninense)に起因する;リジドポルス(Rigidoporus)病、これは、例えば、リジドポルス・リグノスス(Rigidoporus lignosus)に起因する;
・ 例えば以下のものに起因する、花及び種子の病害: ボトリチス属各種(Botrytis species)、例えば、ボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea);
・ 例えば以下のものに起因する、植物塊茎の病害: リゾクトニア属各種(Rhizoctonia species)、例えば、リゾクトニア・ソラニ(Rhizoctonia solani); ヘルミントスポリウム属各種(Helminthosporium species)、例えば、ヘルミントスポリウム・ソラニ(Helminthosporium solani);
・ 例えば以下のものに起因する、根瘤病(club root): プラスモジオホラ属各種(Plasmodiophora species)、例えば、プラスモジオホラ・ブラシカエ(Plamodiophora brassicae);
・ 例えば以下のものなどの、細菌性病原体に起因する病害: キサントモナス属各種(Xanthomonas species)、例えば、キサントモナス・カムペストリス pv.オリザエ(Xanthomonas campestris pv. oryzae); シュードモナス属各種(Pseudomonas species)、例えば、シュードモナス・シリンガエ pv.ラクリマンス(Pseudomonas syringae pv. lachrymans); エルウィニア属各種(Erwinia species)、例えば、エルウィニア・アミロボラ(Erwinia amylovora)。
例えば以下のものに起因する、根及び茎基部の菌類病: 黒根腐病(Calonectria crotalariae)、炭腐病(Macrophomina phaseolina)、赤かび病(fusarium blight or wilt, root rot, and pod and collar rot)(Fusarium oxysporum、Fusarium orthoceras、Fusarium semitectum、Fusarium equiseti)、ミコレプトジスクス根腐病(mycoleptodiscus root rot)(Mycoleptodiscus terrestris)、根腐病(neocosmospora)(Neocosmospora vasinfecta)、黒点病(Diaporthe phaseolorum)、茎腐爛病(stem canker)(Diaporthe phaseolorum var. caulivora)、茎疫病(phytophthora rot)(Phytophthora megasperma)、落葉病(brown stem rot)(Phialophora gregata)、根茎腐敗病(pythium rot)(Pythium aphanidermatum、Pythium irregulare、Pythium debaryanum、Pythium myriotylum、Pythium ultimum)、リゾクトニア根腐病(rhizoctonia root rot, stem decay, and damping−off)(Rhizoctonia solani)、菌核病(sclerotinia stem decay)(Sclerotinia sclerotiorum)、スクレロチニアサウザンブライト病(sclerotinia southern blight)(Sclerotinia rolfsii)、チエラビオプシス根腐病(thielaviopsis root rot)(Thielaviopsis basicola)。
特に、本発明による組成物及び/又は製剤は、以下の植物病害を防除するのに適している:
以下のものにおけるアルブゴ属種(Albugo spp.)(白さび病):観賞植物、野菜作物(例えば、A.candida)及びヒマワリ(例えば、A.tragopogonis); 以下のものにおけるアルテルナリア属種(Alternaria spp.)(黒斑病、黒星病):野菜類、ナタネ(例えば、A.brassicola、又は、A.brassicae)、テンサイ(例えば、A.tenuis)、果実、イネ、ダイズ、及び、さらに、ジャガイモ(例えば、A.solani、又は、A.alternata)及びトマト(例えば、A.solani、又は、A.alternata)、並びに、以下のものにおけるアルテルナリア属種(Alternaria spp.)(黒頭病):コムギ; 以下のものにおけるアファノミセス属種(Aphanomyces spp.):テンサイ及び野菜類; 以下のものにおけるアスコキタ属種(Ascochyta spp.):禾穀類及び野菜類、例えば、コムギにおけるA.tritici(アスコキタ黒葉枯れ病)及びオオムギにおけるA.hordei; 以下のものにおけるビポラリス及びドレクスレラ属種(Bipolaris and Drechslera spp.)(テレオモルフ:コクリオボルス属種(Cochliobolus spp.))、例えば、トウモロコシにおける斑点病(D.maydis and B.zeicola)、例えば、禾穀類におけるふ枯病(B.sorokiniana)、及び、例えば、イネ及び芝生にけるB.oryzae; 以下のものにおけるブルメリア・グラミニス(Blumeria(旧名:Erysiphe)graminis)(うどんこ病):禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ); 以下のものにおけるボトリオスファエリア属種(Botryosphaeria spp.)(「スラック(Slack)ブドウ蔓割病」):ブドウの木(例えば、B.obtusa); 以下のものにおけるボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)(テレオモルフ:Botryotinia fuckeliana:灰色かび病、灰星病):小果樹及び仁果(特に、イチゴ)、野菜類(特に、レタス、ニンジン、セルリアック及びキャベツ)、ナタネ、花、ブドウの木、森林作物及びコムギ(穂のかび(ear mold)); 以下のものにおけるブレミア・ラクツカエ(Bremia lactucae)(べと病):レタス; 以下のものにおけるセラトシスチス属種(Ceratocystis(同義語.Ophiostoma)spp.)(青変菌):落葉樹及び針葉樹、例えば、ニレにおけるC.ulmi(ニレ立ち枯れ病); 以下のものにおけるセルコスポラ属種(Cercospora spp.)(セルコスポラ斑点病):トウモロコシ(例えば、C.zeae−maydis)、イネ、テンサイ(例えば、C.beticola)、サトウキビ、野菜類、コーヒー、ダイズ(例えば、C.sojina、又は、C.kikuchil)、及び、イネ; 以下のものにおけるクラドスポリウム属種(Cladosporium spp.):トマト(例えば、C.fulvum:トマト葉かび病)、及び、禾穀類、例えば、コムギにおけるC.herbarum(穂腐れ); 以下のものにおけるクラビセプス・プルプレア(Claviceps purpurea)(麦角):禾穀類; 以下のものにおけるコクリオボルス属種(Cochliobolus(アナモルフ:Helminthosporium、又は、Bipolaris)spp.)(斑点病):トウモロコシ(例えば、C.carbonum)、禾穀類(例えば、C.sativus、アナモルフ:B.sorokiniana:ふ枯病)、及び、イネ(例えば、C.miyabeanus、アナモルフ:H.oryzae); 以下のものにおけるコレトトリクム属種(Colletotrichum(テレオモルフ:Glomerella)spp.)(炭疽病):ワタ(例えば、C.gossypii)、トウモロコシ(例えば、C.graminicola:茎腐病及び炭疽病)、小果樹、ジャガイモ(例えば、C.coccodes:萎縮病)、インゲンマメ(例えば、C.lindemuthianum)、及び、ダイズ(例えば、C.truncatum); 以下のものにおけるコルチシウム属種(Corticium spp.)、例えば、イネにおけるC.sasakii(紋枯病); 以下のものにおけるコリネスポラ・カッシイコラ(Corynespora cassiicola)(斑点病):ダイズ、及び、観賞植物; 以下のものにおけるシクロコニウム属種(Cycloconium spp.)、例えば、オリーブにおけるC.oleaginum; 以下のものにおけるシリンドロカルポン属種(Cylindrocarpon spp.)(例えば、ブドウの木における果樹癌又は黒足病、テレオモルフ:Nectria、又は、Neonectria spp.):果樹、ブドウの木(例えば、C.liriodendn;テレオモルフ:Neonectria liriodendri、黒足病)、及び、多くの種類の鑑賞樹; 以下のものにおけるデマトホラ・ネカトリクス(Dematophora(テレオモルフ:Rosellinia)necatrix)(根/茎腐れ):ダイズ; 以下のものにおけるジアポルテ属種(Diaporthe spp.)、例えば、ダイズにおけるD.phaseolorum(茎病害); 以下のものにおけるドレクスレラ属種(Drechslera(同義語 Helminthosporium、テレオモルフ:Pyrenophora)spp.):トウモロコシ、禾穀類、例えば、オオムギ(例えば、D.teres、網斑病)、並びに、コムギ(例えば、D.tritici−repentis:DTR斑点病)、イネ、及び、芝生; 以下のものにおけるエスカ病(Esca disease)(ブドウの枝枯れ、アポプレキシア(apoplexia)):ブドウの木、これは、以下のものに起因する:ホルミチポリア・プンクタタ(Formitiporia(同義語 Phellinus)punctata)、ホルミチポリア・メジテラネア(F mediterranea)、ファエオモニエラ・クラミドスポラ(Phaeomoniella chlamydospora)(旧名 Phaeoacremonium chlamydosporum)、ファエオアクレモニウム・アレオフィルム(Phaeoacremonium aleophilum)及び/又はボトリオスファエリア・オブツタ(Botryosphaeria obtusa); 以下のものにおけるエルシノエ属種(Elsinoe spp.):仁果(E.pyri)、及び、小果樹(E.veneta:anthracnosis)、及び、さらに、ブドウの木(E.ampelina:anthracnosis); 以下のものにおけるエンチロマ・オリザエ(Entyloma oryzae)(葉黒穂病):イネ; 以下のものにおけるエピコックム属種(Epicoccum spp.)(黒頭病):コムギ; 以下のものにおけるエリシフェ属種(Erysiphe spp.)(うどんこ病):テンサイ(E.betae)、野菜類(例えば、E.pisi)、例えば、キュウリ種(例えば、E.cichoracearum)、及び、キャベツ種、例えば、ナタネ(例えば、E.cruciferarum); 以下のものにおけるユーティパ・ファタ(Eutypa fata)(ユーティパ癌又は枝枯れ、アナモルフ:Cytosporina lata、同義語 Libertella blepharis):果樹、ブドウの木、及び、多くの種類の鑑賞樹; 以下のものにおけるエキスセロヒルム属種(Exserohilum(syn.Helminthosporium)spp.):トウモロコシ(例えば、E.turcicum); 以下のものにおけるフサリウム属種(Fusarium(テレオモルフ:Gibberella)spp.)(立ち枯れ病、根及び茎腐れ病):種々の植物、例えば、禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ)におけるF.graminearum又はF.culmorum(根腐れ及び葉先白斑病)、トマトにおけるF.oxysporum、ダイズにおけるF.solani、及び、トウモロコシにおけるF.verticillioides; 以下のものにおけるガエウマンノミセス・グラミニス(Gaeumannomyces graminis(立枯れ病)):禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ)、及び、トウモロコシ; 以下のものにおけるジベレラ属種(Gibberella spp.):禾穀類(例えば、G.zeae)、及び、イネ(例えば、G.fujikuroi:馬鹿苗病); 以下のものにおけるグロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata):ブドウの木、仁果、及び、別の植物、並びに、ワタにおけるG.gossypii;イネにおけるグラインスタイニング複合菌; 以下のものにおけるグイグナルジア・ビドウェリイ(Guignardia bidwellii)(黒斑病):ブドウの木; 以下のものにおけるギムノスポランギウム属種(Gymnosporangium spp.):バラ科、及び、ジュニパー、例えば、ナシにおけるG.sabinae(ナシさび病); 以下のものにおけるヘルミントスポリウム属種(Helminthosporium spp.)(同義語 Drechslera、テレオモルフ:Cochliobolus):トウモロコシ、禾穀類、及び、イネ; 以下のものにおけるヘミレイア属種(Hemileia spp.)、例えば、コーヒーにおけるH.vastatrix(コーヒー葉さび病); 以下のものにおけるイサリオプシス・クラビスポラ(Isariopsis clavispora)(同義語 Cladosporium vitis):ブドウの木; 以下のものにおけるマクロホミナ・ファセオリア(Macrophomina phaseolina)(同義語 phaseoli)(根腐れ/茎腐れ):ダイズ、及び、ワタ; 以下のものにおけるミクロドキウム・ニバレ(Microdochium(同義語 Fusarium)nivale)(紅色雪腐病):禾穀類(例えば、コムギ又はオオムギ); 以下のものにおけるミクロスファエラ・ジフサ(Microsphaera diffusa)(うどんこ病):ダイズ; 以下のものにおけるモニリニア属種(Monilinia spp.)、例えば、核果及び別のバラ科におけるM.laxa、M.fructicola、及び、M.fructigena(花及び枝枯れ病); 以下のものにおけるミコスファエレラ属種(Mycosphaerella spp.):禾穀類、バナナ、小果樹及びラッカセイ、例えば、コムギにおけるM.graminicola(アナモルフ:Septoria tritici、セプトリア葉枯病))、又は、バナナにおけるM.fijiensis(シガトカ病); 以下のものにおけるペロノスポラ属種(Peronospora spp.)(べと病):キャベツ(例えば、P.brassicae)、ナタネ(例えば、P.parasitica)、球根植物(例えば、P.destructor)、タバコ(P.tabacina)、及び、ダイズ(例えば、P.manshurica); 以下のものにおけるファコプソラ・パキリジ(Phakopsora pachyrhizi)及びファコプソラ・メイボミアエ(P.meibomiae)(ダイズさび病):ダイズ; 以下のものにおけるフィアロホラ属種(Phialophora spp.)、例えば、ブドウの木(例えば、P.tracheiphila、及び、P.tetraspora)、及び、ダイズ(例えば、P.gregata:茎の病害); 以下のものにおけるホマ・リンガム(Phoma lingam)(根及び茎腐れ病):ナタネ及びキャベツ、並びに、テンサイにおけるP.betae(斑点病); 以下のものにおけるホモプシス属種(Phomopsis spp.
):ヒマワリ、ブドウの木(例えば、P.viticola:つる割病)、及び、ダイズ(例えば、茎癌腫/茎胴枯れ病:P.phaseoli、テレオモルフ:Diaporthe phaseolorum); 以下のものにおけるフィソデルマ・マイジス(Physoderma maydis)(褐斑病):トウモロコシ; 以下のものにおけるフィトフトラ属種(Phytophthora spp.)(立ち枯れ病、根、葉、茎及び果実腐れ病):種々の植物、例えば、ピーマン及びキュウリ種(例えば、P.capsici)、ダイズ(例えば、P.megasperma、同義語 P.sojae)、ジャガイモ及びトマト(例えば、P.infestans.;葉枯れ病及び褐色腐敗病)、及び、落葉樹(例えば、P.ramorum;オーク突然死(sudden oak death)); 以下のものにおけるプラスモジオホラ・ブラシカエ(Plasmodiophora brassicae)(根こぶ病):キャベツ、ナタネ、ラディッシュ、及び、別の植物; 以下のものにおけるプラスモパラ属種(Plasmopara spp.)、例えば、ブドウの木におけるP.viticola(ブドウのツユカビ類、べと病)、及び、ヒマワリにおけるP.halstedii; 以下のものにおけるポドスファエラ属種(Podosphaera spp.)(うどんこ病):バラ科、ホップ、仁果、及び、小果樹、例えば、リンゴにおけるP.leucotricha; 以下のものにおけるポリミキサ属種(Polymyxa spp.)、例えば、禾穀類、例えば、オオムギ及びコムギ(P.graminis)、及び、テンサイ(P.betae)、並びに、それによって感染するウイルス病; 以下のものにおけるプセウドセルコスポレラ・ヘルポトリコイデス(Pseudocercosporella herpotrichoides)(眼紋病/褐変症、テレオモルフ:Tapesia yallundae):禾穀類.例えば、コムギ又はオオムギ; 以下のものにおけるプセウドペロノスポラ(Pseudoperonospora)(べと病):種々の植物、例えば、キュウリ種におけるP.cubensis、又は、ホップにおけるP.humili; 以下のものにおけるプセウドペジクラ・トラケイフィラ(Pseudopezicula tracheiphila)(角斑葉枯病、アナモルフ Phialophora):ブドウの木; 以下のものにおけるプッシニア属種(Puccinia spp.)(さび病):種々の植物、例えば、禾穀類(例えば、コムギ、オオムギ又はライムギ)におけるP.triticina(小麦の赤錆病)、P.striiformis(黄さび病)、P.hordei(小さび病)、P.graminis(黒さび病)若しくはP.recondita(ライ麦の褐さび病)、サトウキビにおけるP.kuehnii、及び、例えば、アスパラガス(例えば、P.asparagi); 以下のものにおけるピレノホラ・トリチシ−レペンチス(Pyrenophora(アナモルフ:Drechslera)tritici−repentis)(コムギ葉枯れ病):コムギ、又は、オオムギにおけるP.teres(網斑病); 以下のものにおけるピリクラリア属種(Pyricularia spp.)、例えば、イネにおけるP.oryzae(テレオモルフ:Magnaporthe grisea.イネいもち病)、及び、芝生及び禾穀類におけるP.grisea; 以下のものにおけるピシウム属種(Pythium spp.)(立ち枯れ病):芝生、イネ、トウモロコシ、コムギ、ワタ、ナタネ、ヒマワリ、テンサイ、野菜類、及び、別の植物(例えば、P.ultimum、又は、P.aphanidermatum); 以下のものにおけるラムラリア属種(Ramularia spp.)、例えば、オオムギにおけるR.collo−cygni(ラムラリア葉及び芝生の斑点病/生理的斑点病)、及び、テンサイにおけるR.beticola; 以下のものにおけるリゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.):ワタ、イネ、ジャガイモ、芝生、トウモロコシ、ナタネ、ジャガイモ、テンサイ、野菜類、及び、別の種々の植物、例えば、ダイズにおけるR.solani(根腐病及び茎腐病)、イネにおけるR.solani(紋枯病)、又は、コムギ若しくはオオムギにおけるR.cerealis(株腐病); 以下のものにおけるリゾプス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer)(軟腐病):イチゴ、ニンジン、キャベツ、ブドウの木、及び、トマト; 以下のものにおけるリンコスポリウム・セカリス(Rhynchosporium secalis)(斑点病):オオムギ、ライムギ、及び、ライコムギ; 以下のものにおけるサロクラジウム・オリザエ(Sarocladium oryzae)及びサロクラジウム・アテヌアツム(S.attenuatum)(葉しょう腐敗病):イネ; 以下のものにおけるスクレロチニア属種(Sclerotinia spp.)(茎又は白色腐れ病):野菜、及び、畑作物、例えば、ナタネ、ヒマワリ(例えば、Sclerotinia sclerotiorum)、及び、ダイズ(例えば、S.rolfsii); 以下のものにおけるセプトリア属種(Septoria spp.):種々の植物、例えば、ダイズにおけるS.glycines(斑点病)、コムギにおけるS.tritici(セプトリア葉枯病)、及び、禾穀類におけるS.(同義語 Stagonospora)nodorum(葉枯病及びふ枯病); 以下のものにおけるウンシヌラ・ネカトル(Uncinula(同義語 Erysiphe)necator)(うどんこ病、アナモルフ:Oidium tuckeri):ブドウの木; 以下のものにおけるセトスファエリア属種(Setospaeria spp.)(斑点病):トウモロコシ(例えば、S.turcicum、同義語 Helminthosporium turcicum)、及び、芝生; 以下のものにおけるスファセロテカ属種(Sphacelotheca spp.)(黒穂病):トウモロコシ(例えば、S.reiliana:穀粒黒穂病)、アワ、及び、サトウキビ; 以下のものにおけるスファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)(うどんこ病):キュウリ種; 以下のものにおけるスポンゴスポラ・スブテラネア(Spongospora subterranea)(粉状瘡痂病(powdery scab)):ジャガイモ、及び、それによって感染するウイルス病; 以下のものにおけるスタゴノスポラ属種(Stagonospora spp.):禾穀類、例えば、コムギにおけるS.nodorum(葉枯病及びふ枯病、テレオモルフ:Leptosphaeria[同義語 Phaeosphaeria]nodorum); 以下のものにおけるシンキトリウム・エンドビオチクム(Synchytrium endobioticum):ジャガイモ(ジャガイモこぶ病); 以下のものにおけるタフリナ属種(Taphrina spp.)、例えば、モモにおけるT.deformans(縮葉病)、及び、プラムにおけるT.pruni(袋実病(plum−pocket disease)); 以下のものにおけるチエラビオプシス属種(Thielaviopsis spp.)(黒根腐病):タバコ、仁果、野菜作物、ダイズ、及び、ワタ、例えば、T.basicola(同義語 Chalara elegans); 以下のものにおけるチレチア属種(Tilletia spp.)(黒穂病又はなまぐさ黒穂病):禾穀類、例えば、コムギにおけるT.tritici(同義語 T.caries、小麦黒穂病)及びT.controversa(萎縮腥黒穂病); 以下のものにおけるチフラ・インカルナタ(Typhula incarnata)(雪腐小粒菌核病(gray snow mold)):オオムギ、又は、コムギ; 以下のものにおけるウロシスチス属種(Urocystis spp.)、例えば、ライムギにおけるU.occulta(茎葉黒奴病(flag smut)); 以下のものにおけるウロミセス属種(Uromyces spp.)(さび病):野菜植物、例えば、インゲンマメ(例えば、U.appendiculatus、同義語 U.phaseolI)、及び、テンサイ(例えば、U.betae); 以下のものにおけるウスチラゴ属種(Ustilago spp.)(裸黒穂病):禾穀類(例えば、U.nuda、及び、U.avaenae)、トウモロコシ(例えば、U.maydis:トウモロコシ黒穂病)、及び、サトウキビ; 以下のものにおけるベンツリア属種(Venturia spp.)(瘡痂病):リンゴ(例えば、V.inaequalis)、及び、モモ;及び、以下のものにおけるベルチシリウム属種(Verticillium spp.)(葉及び苗条立ち枯れ病):種々の植物、例えば、果樹及び鑑賞樹、ブドウの木、小果樹、野菜及び畑作物、例えば、イチゴ、ナタネ、ジャガイモ及びトマトにおけるV.dahliae。
特に、本発明による組成物及び/又は製剤は、以下の植物病害を防除するのに最も適している:
以下のものにおけるアルテルナリア属種(Alternaria spp.)(黒斑病、黒星病):野菜類、ナタネ(例えば、A.brassicola、又は、A.brassicae)、テンサイ(例えば、A.tenuis)、果実、イネ、ダイズ、及び、さらに、ジャガイモ(例えば、A.solani、又は、A.alternata)及びトマト(例えば、A.solani、又は、A.alternata)、並びに、以下のものにおけるアルテルナリア属種(Alternaria spp.)(黒頭病):コムギ; 以下のものにおけるアファノミセス属種(Aphanomyces spp.):テンサイ及び野菜類; 以下のものにおけるアスコキタ属種(Ascochyta spp.):野菜類; 以下のものにおけるボトリオスファエリア属種(Botryosphaeria spp.)(「スラック(Slack)ブドウ蔓割病」):ブドウの木(例えば、B.obtusa); 以下のものにおけるボトリチス・シネレア(Botrytis cinerea)(テレオモルフ:Botryotinia fuckeliana:灰色かび病、灰星病):小果樹及び仁果(特に、イチゴ)、野菜類(特に、レタス、ニンジン、セルリアック及びキャベツ)、ナタネ、花及びブドウの木; 以下のものにおけるセルコスポラ属種(Cercospora spp.)(セルコスポラ斑点病):野菜類; 以下のものにおけるクラドスポリウム属種(Cladosporium spp.):トマト(例えば、C.fulvum:トマト葉かび病); 以下のものにおけるコレトトリクム属種(Colletotrichum(テレオモルフ:Glomerella)spp.)(炭疽病):小果樹、ジャガイモ(例えば、C.coccodes:萎縮病)、及び、インゲンマメ(例えば、C.lindemuthianum); 以下のものにおけるシクロコニウム属種(Cycloconium spp.)、例えば、オリーブにおけるC.oleaginum; 以下のものにおけるシリンドロカルポン属種(Cylindrocarpon spp.)(例えば、ブドウの木における果樹癌又は黒足病、テレオモルフ:Nectria、又は、Neonectria spp.):果樹、ブドウの木(例えば、C.liriodendn;テレオモルフ:Neonectria liriodendri、黒足病)、及び、多くの種類の鑑賞樹; 以下のものにおけるエスカ病(Esca disease)(ブドウの枝枯れ、アポプレキシア(apoplexia)):ブドウの木、これは、以下のものに起因する:ホルミチポリア・プンクタタ(Formitiporia(同義語 Phellinus)punctata)、ホルミチポリア・メジテラネア(F mediterranea)、ファエオモニエラ・クラミドスポラ(Phaeomoniella chlamydospora)(旧名 Phaeoacremonium chlamydosporum)、ファエオアクレモニウム・アレオフィルム(Phaeoacremonium aleophilum)及び/又はボトリオスファエリア・オブツタ(Botryosphaeria obtusa); 以下のものにおけるエルシノエ属種(Elsinoe spp.):仁果(E.pyri)、及び、小果樹(E.veneta:anthracnosis)、及び、さらに、ブドウの木(E.ampelina:anthracnosis); 以下のものにおけるエピコックム属種(Epicoccum spp.)(黒頭病):コムギ; 以下のものにおけるエリシフェ属種(Erysiphe spp.)(うどんこ病):テンサイ(E.betae)、野菜類(例えば、E.pisi)、例えば、キュウリ種(例えば、E.cichoracearum)、及び、キャベツ種、例えば、ナタネ(例えば、E.cruciferarum); 以下のものにおけるユーティパ・ファタ(Eutypa fata)(ユーティパ癌又は枝枯れ、アナモルフ:Cytosporina lata、同義語 Libertella blepharis):果樹、ブドウの木、及び、多くの種類の鑑賞樹; 以下のものにおけるフサリウム属種(Fusarium(テレオモルフ:Gibberella)spp.)(立ち枯れ病、根及び茎腐れ病):種々の植物、例えば、トマトにおけるF.oxysporum; 以下のものにおけるグロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata):ブドウの木、仁果、及び、別の植物; 以下のものにおけるグイグナルジア・ビドウェリイ(Guignardia bidwellii)(黒斑病):ブドウの木; 以下のものにおけるギムノスポランギウム属種(Gymnosporangium spp.):バラ科、及び、ジュニパー、例えば、ナシにおけるG.sabinae(ナシさび病); 以下のものにおけるヘミレイア属種(Hemileia spp.)、例えば、コーヒーにおけるH.vastatrix(コーヒー葉さび病); 以下のものにおけるイサリオプシス・クラビスポラ(Isariopsis clavispora)(同義語 Cladosporium vitis):ブドウの木; 以下のものにおけるマルソニア属各種(Marssonia species):種々の作物、例えば、リンゴにおけるMarssonia coronaria; 以下のものにおけるモニリニア属種(Monilinia spp.)、例えば、核果及び別のバラ科におけるM.laxa、M.fructicola、及び、M.fructigena(花及び枝枯れ病); 以下のものにおけるミコスファエレラ属種(Mycosphaerella spp.):バナナ、小果樹及びラッカセイ、例えば、バナナにおけるM.fijiensis(シガトカ病); 以下のものにおけるペロノスポラ属種(Peronospora spp.)(べと病):キャベツ(例えば、P.brassicae)、ナタネ(例えば、P.parasitica)、球根植物(例えば、P.destructor)、タバコ(P.tabacina); 以下のものにおけるフィアロホラ属種(Phialophora spp.)、例えば、ブドウの木(例えば、P.tracheiphila、及び、P.tetraspora); 以下のものにおけるホマ・リンガム(Phoma lingam)(根及び茎腐れ病):ナタネ及びキャベツ、並びに、テンサイにおけるP.betae(斑点病); 以下のものにおけるホモプシス属種(Phomopsis spp.):ヒマワリ、ブドウの木(例えば、P.viticola:つる割病); 以下のものにおけるプラスモジオホラ・ブラシカエ(Plasmodiophora brassicae)(根こぶ病):キャベツ、ナタネ、ラディッシュ、及び、別の植物; 以下のものにおけるプラスモパラ属種(Plasmopara spp.)、例えば、ブドウの木におけるP.viticola(ブドウのツユカビ類、べと病); 以下のものにおけるポドスファエラ属種(Podosphaera spp.)(うどんこ病):バラ科、ホップ、仁果、及び、小果樹、例えば、リンゴにおけるP.leucotricha; 以下のものにおけるプセウドペロノスポラ(Pseudoperonospora)(べと病):種々の植物、例えば、キュウリ種におけるP.cubensis、又は、ホップにおけるP.humili; 以下のものにおけるプセウドペジクラ・トラケイフィラ(Pseudopezicula tracheiphila)(角斑葉枯病、アナモルフ Phialophora):ブドウの木; 以下のものにおけるプッシニア属種(Puccinia spp.)(さび病):種々の植物; 以下のものにおけるリゾクトニア属種(Rhizoctonia spp.):ジャガイモ、ナタネ、ジャガイモ、テンサイ、野菜類、及び、別の種々の植物; 以下のものにおけるリゾプス・ストロニフェル(Rhizopus stolonifer)(軟腐病):イチゴ、ニンジン、キャベツ、ブドウの木、及び、トマト; 以下のものにおけるスクレロチニア属種(Sclerotinia spp.)(茎又は白色腐れ病):野菜、及び、畑作物、例えば、ナタネ、ヒマワリ(例えば、Sclerotinia sclerotiorum)、及び、ダイズ(例えば、S.rolfsii); 以下のものにおけるセプトリア属種(Septoria spp.):種々の植物; 以下のものにおけるウンシヌラ・ネカトル(Uncinula(同義語 Erysiphe)necator)(うどんこ病、アナモルフ:Oidium tuckeri):ブドウの木; 以下のものにおけるスファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)(うどんこ病):キュウリ種; 以下のものにおけるスポンゴスポラ・スブテラネア(Spongospora subterranea)(粉状瘡痂病(powdery scab)):ジャガイモ、及び、それによって感染するウイルス病; 以下のものにおけるシンキトリウム・エンドビオチクム(Synchytrium endobioticum):ジャガイモ(ジャガイモこぶ病); 以下のものにおけるタフリナ属種(Taphrina spp.)、例えば、モモにおけるT.deformans(縮葉病)、及び、プラムにおけるT.pruni(袋実病(plum−pocket disease)); 以下のものにおけるチエラビオプシス属種(Thielaviopsis spp.)(黒根腐病):タバコ、仁果、野菜作物; 以下のものにおけるウロミセス属種(Uromyces spp.)(さび病):野菜植物、例えば、インゲンマメ(例えば、U.appendiculatus、同義語 U.phaseolI)、及び、テンサイ(例えば、U.betae); 以下のものにおけるベンツリア属種(Venturia spp.)(瘡痂病):リンゴ(例えば、V.inaequalis)、及び、モモ;及び、以下のものにおけるベルチシリウム属種(Verticillium spp.)(葉及び苗条立ち枯れ病):種々の植物、例えば、果樹及び鑑賞樹、ブドウの木、小果樹、野菜及び畑作物、例えば、イチゴ、ナタネ、ジャガイモ及びトマトにおけるV.dahliae。
植物成長調節
場合によっては、本発明による組成物及び/又は製剤は、特定の濃度又は特定の施用量において、除草剤、薬害軽減剤、成長調節剤若しくは植物の特性を改善する作用剤としても使用し得るか、又は、殺微生物剤(microbicide)として、例えば、殺菌剤(fungicide)、抗真菌剤(antimycotic)、殺細菌剤若しくは殺ウイルス剤(これは、ウイロイドに対する組成物及び/又は製剤も包含する)としても使用し得るか、又は、MLO(マイコプラズマ様生物)及びRLO(リケッチア様生物)に対する組成物及び/又は製剤としても使用し得る。本発明による組成物及び/又は製剤の活性成分は、植物の代謝に干渉し、従って、成長調節剤として使用することも可能である。
植物成長調節剤は、植物に対してさまざまな効果を及ぼし得る。該物質の効果は、本質的に、植物の成育段階に関連した施用の時期、及び、さらに、植物又はそれらの環境に対して施用される活性成分の量、及び、施用のタイプに依存する。何れの場合にも、成長調節剤は、作物植物に対して特定の望ましい効果を有しているべきである。
植物の成長を調節する化合物は、例えば、植物の栄養成長を阻害するために使用することができる。成長に対するそのような阻害は、例えば芝生の場合、観賞用庭園、公園及びスポーツ施設において、路傍において、空港において、又は、果実作物において、芝生を刈り込む頻度を低減することが可能であるので、経済的に興味深い。さらにまた、路傍において、及び、パイプライン若しくは高架線の周辺において、又は、極めて一般的には、植物の力強い成長が望まれていない区域において、草本植物及び木本植物の成長を抑制することも重要である。
禾穀類の縦成長を阻害するために成長調節剤を使用することも重要である。これにより、収穫前に植物が倒伏するリスクが低減されるか又は完全に排除される。さらに、禾穀類の場合における成長調節剤は、稈を強化すること可能であり、倒伏に対しても対抗する。稈を短くし且つ強化するために成長調節剤を使用することによって、禾穀類作物が倒伏するリスクを伴うことなく、収量を増大させるためにそれまでよりも多い量の肥料を施用することが可能となる。
多くの種類の作物植物において、栄養成長を抑制することによってより密集した植え付けが可能となり、従って、土壌の表面に基づいて、より高い収穫量を達成することが可能である。このようにして得られる矮小な植物の別の有利点は、作物の栽培及び収穫がより容易であるということである。
植物の栄養成長を阻害することにより、栄養素及び同化産物が植物の茎葉や根などの栄養部分(vegetative part)に対してよりも花及び果実の形成に対して多く利用されるので、収量も増大し得る。
しばしば、成長調節剤は、栄養成長を促進するためにも使用され得る。このことは、植物の茎葉部を収穫する場合、極めて有益である。しかしながら、栄養成長を促進することにより、より多くの同化産物が形成され、その結果、より多くの又はより大きな果実が形成されるので、生殖成長も促進され得る。
場合によっては、収量の増大は、栄養成長における検出可能な変化を伴うことなく、植物の代謝を操作することによって達成され得る。さらに、成長調節剤を使用して植物の組成を変えることが可能であり、植物の組成が変えられると、結果として、収穫された生成物の質が改善され得る。例えば、テンサイ、サトウキビ、パイナップルの糖度を高めることが可能であり、柑橘類果実の糖度を高めることが可能であり、又は、ダイズ若しくは穀類のタンパク質含有量を高めることが可能である。さらに、例えば、成長調節剤を用いて、収穫前又は収穫後に、望ましい成分(例えば、テンサイ又はサトウキビにおける糖分)の劣化を抑制することも可能である。さらに、植物の第2の成分の産生又は排除に対して積極的に影響を及ぼすことも可能である。1つの例は、ゴムの木におけるラテックスの流れに対する刺激である。
成長調節剤の影響下において、単為結果果実が形成され得る。さらに、花の性別に影響を及ぼすことも可能であり得る。不稔花粉を産生することも可能であり、これは、育種において、及び、交雑種子の産生において、極めて重要である。
成長調節剤を使用することにより、植物の分枝を制御することができる。一方では、頂芽優性を乱すことにより、側枝の発育を促進することが可能であり、これは、成長の抑制との組合せにおいても、特に観賞植物の栽培において、極めて望ましいであろう。しかしながら、他方では、側枝の成長を抑制することも可能である。この効果は、例えば、タバコの栽培において、又は、トマトの栽培において、特に興味深い。
成長調節剤の影響下において、望ましい時点において植物の落葉が達成されるように、植物の葉の量を制御することが可能である。そのような落葉は、ワタの機械収穫において重要な役割を果たすが、同様に、別の作物(例えば、ブドウ栽培)における収穫を容易なものとするためにも興味深い。植物の落葉は、植物を移植する前にその植物の蒸散作用を低下させるためにも実施することができる。
成長調節剤は、さらに、果実の裂開を調節するために使用することも可能である。一方では、果実の時期尚早の裂開を防止することが可能である。他方では、果実の裂開を促進することも可能であるか、又は、交互(alternation)を排除するために、望ましい集団(「間引き」)を達成するために花の成育不良(flower abortion)を促進することさえ可能である。交互(alternation)は、内生的な理由で毎年毎年収穫量が大きく変動する、一部の果実種の特徴を意味するものと理解される。最後に、機械収穫を可能とするか、又は、手作業による収穫を容易なものとするために、収穫時に成長調節剤を使用して果実を切り離すのに必要とされる力を低減させることができる。
成長調節剤は、さらに、収穫前又は収穫後に、収穫物の熟成を早めるために又は遅くするために使用することも可能である。このことは、市場の要求に対して最適に適合させることを可能とするので、特に有利である。さらに、成長調節剤は、場合によっては、果実の色合いを改善し得る。さらに、成長調節剤は、特定の期間内に成熟を集中させるために使用することも可能である。これによって、例えば、タバコ、トマト又はコーヒーなどの場合において、機械的な又は手作業による単一操作での完全な収穫のための必要条件が確立される。
成長調節剤を使用することによって、さらに、植物の種子又は芽の休眠に影響を及ぼすことも可能であり、その結果、植物(例えば、苗畑におけるパイナップル又は観賞植物など)は、例えば、通常であればそのようなことはない時点において、発芽するか、萌芽するか、又は、開花する。霜のリスクがある地域においては、晩霜に起因する損傷を回避するために、成長調節剤を用いて芽生え又は種子の発芽を遅延させることは望ましいであろう。
最後に、成長調節剤は、霜、渇水又は土壌の高塩分に対する植物の抵抗性を誘発し得る。これによって、通常であれば植物の栽培には適さない地域において植物を栽培することが可能となる。
抵抗性誘発/植物の健康及び別の効果
本発明による組成物及び/又は製剤は、さらにまた、植物において強力な強化効果(strengthening effect)も示し得る。従って、該混合物又は組成物は、望ましくない微生物による攻撃に対して植物の防御を動員させるために使用することができる。
本発明に関連して、植物を強化する(抵抗性を誘発する)物質は、処理された植物が、その後で望ましくない微生物を接種されたときに、それらの微生物に対して高度な抵抗性を発揮するように、植物の防御システムを刺激することができる物質を意味するものと理解される。
本発明による活性化合物は、作物の収穫量を増大させるのにも適している。さらに、それらは、低減された毒性を示し、及び、植物が良好な耐性を示す。
さらに、本発明に関連して、植物の生理学的効果には、以下のものが包含される。
温度耐性、渇水耐性及び渇水ストレス後の回復、水の利用効率(これは、低減された水の消費に関連する)、浸水耐性、オゾンストレス及び紫外線に対する耐性、化学物質(例えば、重金属、塩類、農薬(薬害軽減剤)など)に対する耐性を包含する、非生物的ストレス耐性。
増強された菌類抵抗性、並びに、線虫類、ウイルス類及び細菌類に対する増強された抵抗性を包含する、生物的ストレス耐性。本発明に関連して、生物的ストレス耐性は、好ましくは、増強された菌類抵抗性及び線虫類に対する増強された抵抗性を包含する。
植物の健康/植物の質及び種子の活力、低減された立毛不良(stand failure)、改善された外観、増強された再生、改善された緑化効果並びに改善された光合成効率を包含する、植物の強化された活力。
植物ホルモン及び/又は機能性酵素に対する効果。
より早い発芽、より良好な出芽、より発達した根系及び/又は根の改善された成長、増強された分げつ能、より生産的な分げつ、より早い開花、増大された草高及び/又はバイオマス、茎の短小化、苗条の成長における改善、穀粒/穂の数、1平方メートル当たりの穂の数、匍匐茎の数及び/又は花の数、増大された収穫高指数、より大きな葉、より少ない枯れた根出葉、改善された葉序、より早い成熟/より早い果実の完熟(fruit finish)、均一な成熟(riping)、登熟(grain filling)のより長い持続期間、より良好な果実の完熟(fruit finish)、果実/野菜のより大きなサイズ、萌芽抵抗性及び低減された倒伏を包含する、成長調節剤(プロモーター)に対する効果。
1ヘクタール当たりの総バイオマス、1ヘクタール当たりの収穫量、穀粒/果実の重量、種子のサイズ及び/又はヘクトリットル重量及び増大された生産物の品質に関する、増大された収穫量;これは、以下のものを包含する:
サイズ分布に関する改善された加工性(穀粒、果実など)、均一な成熟(riping)、穀粒水分、より良好な製粉、より良好なアルコール発酵、より良好な醸造、増大されたジュース収穫量、収穫性(harvestability)、消化性、沈降価、落下数(falling number)、莢安定性、貯蔵安定性、繊維の改善された長さ/強度/一様性、サイレージで飼育された動物のミルク及び/又は肉の品質における増強、料理及びフライに対する適応;
さらに、以下のものも包含する:
果実/穀粒の改善された品質、サイズ分布(穀粒、果実など)、増大された貯蔵寿命(storage/shelf−life)、堅さ/柔らかさ、風味(芳香、テクスチャーなど)、等級(サイズ、形状、液果の数など)、1果房あたりの液果/果実の数、クリスプ性、鮮度、ワックスによる被覆、生理障害の頻度、色などに関する、市場性;
さらに、以下のものも包含する:
増大された所望成分、例えば、タンパク質含有量、脂肪酸、オイル含有量、オイルの質、アミノ酸組成、糖質含有量、酸含有量(pH)、糖質/酸比(Brix)、ポリフェノール、デンプン含有量、栄養価、グルテン含有量/指数、エネルギー含量、風味など;
及び、さらに、以下のものも包含する:
低減された望ましくない成分、例えば、より少ないマイコトキシン、より少ないアフラトキシン、ゲオスミンレベル、フェノール性香気、ラッカーゼ(lacchase)、ポリフェノールオキシダーゼ及びペルオキシダーゼ、硝酸塩(nitrate)含有量など。
栄養素の使用効率、特に、窒素(N)−使用効率、リン(P)−使用効率、水の使用効率、改善された蒸散、呼吸及び/又はCO同化速度、より良好な根粒形成、改善されたCa−代謝などを包含する、持続可能な農業。
遅延された老化、これは、植物生理学における改善〔これは、例えば、より長い登熟相(これは、より多い収穫量をもたらす)、植物の葉が緑色を呈しているより長い持続期間において、明瞭に示される〕を包含し、及び、従って、色(緑化)、含水量、乾燥度などを包含する。従って、本発明に関連して、本発明の組成物及び/又は製剤の本発明による特定の施用によって緑色の葉の領域の持続期間を延長させる〔これは、植物の成熟(老化)を遅延させる〕ことが可能であるということが分かった。農業従事者にとっての主な有利点は、より長い登熟相であり、これは、より多い収穫量をもたらす。収穫時期におけるより大きなフレキシビリティーに基づいた、農業従事者に対する有利点も存在している。
ここで、「沈降価(sedimentation value)」は、タンパク質の品質に関する尺度であり、Zeleny(Zeleny価)に従って、標準的な時間間隔の間に乳酸溶液中に懸濁された小麦粉の沈降の程度を表す。これは、製パン性の尺度として受け入れられている。乳酸溶液中の小麦粉のグルテンフラクションの膨潤は、小麦粉懸濁液の沈降速度に影響する。より高いグルテン含有量及びより良好なグルテン品質は、いずれも、沈降を遅くし、より高いZeleny試験価をもたらす。小麦粉の沈降価は、小麦のタンパク質組成に依存し、主に、タンパク質含有量、小麦の堅さ及び鍋と炉床のパン塊(hearth loaves)の体積に相関している。SDS沈降体積と比較したZeleny沈降体積と膨化体積(loaf volume)の間のより強い相関は、該体積とZeleny価の両方に影響するタンパク質含有量に起因するであろう(Czech J. Food Sci. Vol. 21, No. 3:91−96, 2000)。
さらに、本明細書中において記載されている「落下数(falling number)」は、禾穀類(特に、小麦)の製パン性に関する尺度である。落下数試験は、芽の損傷が生じ得たことを示す。それは、小麦穀粒のデンプン部分における物理的特性に対する変化が既に起こっていることを意味する。ここで、落下数機器は、小麦粉と水のペーストの落下プランジャーに対する抵抗性を測定することによって、粘性を分析する。これが起こる時間(秒)は、落下数として知られている。落下数の結果は、小麦又は小麦粉のサンプルにおける酵素の指標として記録され、そして、結果は、時間(秒)で表される。高い落下数(例えば、約300秒)は、最小限の酵素活性を示しており、そして、無傷品質の小麦又は小麦粉を示している。低い落下数(例えば、250秒未満)は、実質的な酵素活性を示しており、そして、芽が損傷を受けている小麦又は小麦粉を示している。
用語「より発達した根系」/「根の改善された成長」は、より長い根系、根のより深い成長、根のより速い成長、根のより重い乾物重/生体重、根のより大きな体積、根のより大きな表面積、根のより大きな直径、根のより高い安定性、根のより多い枝分かれ、より多い根毛の数及び/又はより多い根端を示しており、そして、根の構成(architecture)を適切な方法と画像解析プログラム(例えば、WinRhizo)を用いて分析することによって、測定することができる。
用語「作物の水の利用効率」は、技術的には、消費された単位水当たりの農業収穫物の質量を示しており、経済的には、消費された単位水当たりの生産された生産物の値を示していて、例えば、1ha当たりの収穫量、植物のバイオマス、千粒重(thousand−kernel mass)及び1平方メートル当たりの穂の数などに関して、測定することができる。
用語「窒素の利用効率」は、技術的には、消費された単位窒素当たりの農業収穫物の質量を示しており、経済的には、消費された単位窒素当たりの生産された生産物の値を示していて、摂取と利用率(utilization efficiency)を反映している。
緑化の改善/改善された色、及び、改善された光合成効率、並びに、老化の遅延は、よく知られている技術〔例えば、HandyPeaシステム(Hansatech)〕を用いて、測定することができる。Fv/Fmは、光化学系II(PSII)の最大量子効率を示すために広く使用されているパラメーターである。このパラメーターは、典型的に約0.85の最大Fv/Fm値を達成する健康なサンプルでの、植物光合成能の選択的な指標として広く認められている。これより低い値は、PSII内におけるエネルギーの光化学的クエンチングに関する能力を低減させたある種の生物的又は非生物的なストレス因子にサンプルが晒された場合に観察されるであろう。Fv/Fmは、可変蛍光(Fv)を最大蛍光(Fm)で除した比として与えられる。該性能指数は、本質的に、サンプルの活力の指標である。(例えば、以下のものを参照されたい:Advanced Techniques in Soil Microbiology, 2007, 11, 319−341; Applied Soil Ecology, 2000, 15, 169−182.)。
緑化の改善/改善された色、及び、改善された光合成効率、並びに、老化の遅延は、純光合成速度(Pn)の測定、クロロフィル含有量の測定(例えば、Ziegler及びEhleの顔料抽出方法によるクロロフィル含有量の測定)、光化学的効率(Fv/Fm比)の測定、苗条成長の測定及び最終的な根及び/又は草冠のバイオマスの測定、分げつ密度の測定、並びに、根の枯死率の測定によっても、評価することができる。
本発明に関連して、好ましいのは、以下のものを包含する群から選択される植物生理学的効果の改善である:根の増強された成長/より発達した根系、改善された緑化、改善された水の利用効率(これは、低減された水の消費に相関する)、改善された栄養分の利用効率(これは、特に、改善された窒素(N)−利用効率を包含する)、遅延された老化及び増大された収穫量。
収穫量の増大の範囲内において、好ましいのは、特に禾穀類(好ましくは、小麦)の群から選択される植物における、沈降価及び落下数における改善並びにタンパク質含有量及び糖質含有量の改善である。
好ましくは、本発明の殺菌剤組成物及び/又は製剤の新規使用は、(a)病原性菌類の予防的及び/又は治療的な防除(抵抗性管理の有無)と(b)根の増強された成長、改善された緑化、改善された水の利用効率、遅延された老化及び増大された収穫量のうちの少なくとも1種類の組合せられた使用に関する。群(b)の中から、根系、水の利用効率及びN−利用効率の増大が特に好ましい。
マイコトキシン
さらに、本発明の処理によって、収穫物並びにその収穫作物から作られる食料及び飼料におけるマイコトキシンの含有量を低減させることが可能である。マイコトキシンとしては、限定するものではないが、特に、以下のものを挙げることができる:デオキシニバレノール(DON)、ニバレノール、15−Ac−DON、3−Ac−DON、T2−トキシン、HT2−トキシン、フモニシン類、ゼアラレノン、モニリホルミン、フザリン、ジアセトキシシルペノール(DAS)、ベアウベリシン(beauvericin)、エンニアチン、フサロプロリフェリン(fusaroproliferin)、フサレノール(fusarenol)、オクラトキシン類、パツリン、エルゴットアルカロイド類及びアフラトキシン類〔これらは、例えば、以下の菌類によって産生され得る:とりわけ、フサリウム属各種(Fusarium spec.)、例えば、フサリウム・アクミナツム(F. acuminatum)、フサリウム・アシアチクム(F. asiaticum)、フサリウム・アベナセウム(F. avenaceum)、フサリウム・クロオクウェレンセ(F. crookwellense)、フサリウム・クルモルム(F. culmorum)、フサリウム・グラミネアルム(F. graminearum)(ジベレラ・ゼアエ(Gibberella zeae))、フサリウム・エクイセチ(F. equiseti)、フサリウム・フジコロイ(F. fujikoroi)、フサリウム・ムサルム(F. musarum)、フサリウム・オキシスポルム(F. oxysporum)、フサリウム・プロリフェラツム(F. proliferatum)、フサリウム・ポアエ(F. poae)、フサリウム・プセウドグラミネアルム(F. pseudograminearum)、フサリウム・サムブシヌム(F. sambucinum)、フサリウム・シルピ(F. scirpi)、フサリウム・セミテクツム(F. semitectum)、フサリウム・ソラニ(F. solani)、フサリウム・スポロトリコイデス(F. sporotrichoides)、フサリウム・ラングセチアエ(F. langsethiae)、フサリウム・スブグルチナンス(F. subglutinans)、フサリウム・トリシンクツム(F. tricinctum)、フサリウム・ベルチシリオイデス(F. verticillioides)など、及び、さらに、アスペルギルス属各種(Aspergillus spec.)、例えば、アスペルギルス・フラブス(A. flavus)、アスペルギルス・パラシチクス(A. parasiticus)、アスペルギルス・ノミウス(A. nomius)、アスペルギルス・オクラセウス(A. ochraceus)、アスペルギルス・クラバツス(A. clavatus)、アスペルギルス・テレウス(A. terreus)、アスペルギルス・ベルシコロル(A. versicolor)、ペニシリウム属各種(Penicillium spec.)、例えば、ペニシリウム・ベルコスム(P. verrucosum)、ペニシリウム・ビリジカツム(P. viridicatum)、ペニシリウム・シトリヌム(P. citrinum)、ペニシリウム・エキスパンスム(P. expansum)、ペニシリウム・クラビホルメ(P. claviforme)、ペニシリウム・ロクエホルチ(P. roqueforti)、クラビセプス属各種(Claviceps spec.)、例えば、クラビセプス・プルプレア(C. purpurea)、クラビセプス・フシホルミス(C. fusiformis)、クラビセプス・パスパリ(C. paspali)、クラビセプス・アフリカナ(C. africana)、スタキボトリス属各種(Stachybotrys spec.)など〕。
材料物質の保護
本発明による組成物及び/又は製剤は、材料物質の保護において、植物病原性菌類による攻撃及び破壊に対して工業材料を保護するするために用いることもできる。
さらに、本発明による組成物及び/又は製剤は、単独で、又は、別の活性成分と組み合わせて、汚れ止め組成物及び/又は製剤として用いることもできる。
本発明に関連して、工業材料とは、工業において使用するために準備された無生物材料を意味するものと理解される。例えば、本発明による組成物及び/又は製剤で微生物による変性又は破壊から保護することが意図されている工業材料は、接着剤、膠、紙、壁紙及び厚紙/板紙、織物、カーペット、皮革、木材、繊維及び薄織物、塗料及びプラスチック製品、冷却用潤滑油、並びに、微生物によって感染又は破壊され得る別の材料などであり得る。微生物の増殖により損なわれ得る建造物及び製造プラントの部品、例えば、冷却水循環路、冷却装置及び暖房装置、並びに、換気装置及び空調設備なども、保護すべき材料の範囲内のものとして挙げることができる。本発明の範囲内における工業材料としては、好ましくは、接着剤、サイズ、紙及び厚紙、皮革、木材、塗料、冷却用潤滑油及び熱媒液などを挙げることができ、さらに好ましくは、木材を挙げることができる。
本発明による組成物及び/又は製剤は、腐朽、腐敗、変色、脱色又は黴発生などの、悪影響を防止することができる。
木材を処理する場合、本発明による組成物及び/又は製剤は、材木の表面又は内部で増殖するであろう菌類病に対しても使用することができる。用語「材木(timber)」は、全ての種類の木材、そのような木材を建築用に加工した全てのタイプのもの、例えば、ソリッドウッド、高密度木材、積層木材及び合板などを意味する。本発明による材木の処理方法は、主に、本発明による組成物及び/又は製剤を接触させることにより行う。これには、例えば、直接的な塗布、噴霧、浸漬、注入、又は、別の適切な任意の方法が包含される。
さらにまた、本発明による組成物及び/又は製剤は、海水又は淡海水と接触するもの(特に、船体、障壁(screen)、網、建造物、係船設備及び信号システム)を付着物に対して保護するために使用することもできる。
植物病原性菌類を防除するための本発明の方法は、貯蔵品を保護するために使用することもできる。貯蔵品は、長期間の保護が望まれる、植物若しくは動物起源の天然物質又は自然起源のそれら天然物質の加工製品を意味するものと理解される。植物起源の貯蔵品、例えば、植物若しくは植物の分部、例えば、茎、葉、塊茎、種子、果実、穀粒などは、新たに収穫された状態で保護することができるか、又は、(予備)乾燥、加湿、粉砕、摩砕、加圧成形又は焙焼によって加工された後で保護することができる。貯蔵品には、さらに、未加工の木材(例えば、建築用木材、電柱及び柵)又は完成品の形態にある木材(例えば、家具)の両方とも包含される。動物起源の貯蔵品は、例えば、皮革、革製品、毛皮及び獣毛などである。本発明による組成物及び/又は製剤は、腐朽、腐敗、変色、脱色又は黴発生などの、不利な効果を防止することができる。
工業材料を劣化又は変性させることができる微生物としては、例えば、細菌類、菌類、酵母類、藻類及び粘菌類(slime organisms)などを挙げることができる。本発明による組成物及び/又は製剤は、好ましくは、菌類、特に、カビ類、材木を変色させる菌類及び材木を破壊する菌類(子嚢菌類(Ascomycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)、不完全菌類(Deuteromycetes)及び接合菌類(Zygomycetes))、並びに、粘菌類(slime organisms)及び藻類に対して作用する。以下の属の微生物を例として挙げることができる: アルテルナリア(Alternaria)、例えば、アルテルナリア・テヌイス(Alternaria tenuis); アスペルギルス(Aspergillus)、例えば、アスペルギルス・ニゲル(Aspergillus niger); カエトミウム(Chaetomium)、例えば、カエトミウム・グロボスム(Chaetomium globosum); コニオホラ(Coniophora)、例えば、コニオホラ・プエタナ(Coniophora puetana); レンチヌス(Lentinus)、例えば、レンチヌス・チグリヌス(Lentinus tigrinus); ペニシリウム(Penicillium)、例えば、ペニシリウム・グラウクム(Penicillium glaucum); ポリポルス(Polyporus)、例えば、ポリポルス・ベルシコロル(Polyporus versicolor); アウレオバシジウム(Aureobasidium)、例えば、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans); スクレロホマ(Sclerophoma)、例えば、スクレロホマ・ピチオフィラ(Sclerophoma pityophila); トリコデルマ(Trichoderma)、例えば、トリコデルマ・ビリデ(Trichoderma viride);オフィオストマ属種(Ophiostoma spp.)、セラトシスチス属種(Ceratocystis spp.)、フミコラ属種(Humicola spp.)、ペトリエラ属種(Petriella spp.)、トリクルス属種(Trichurus spp.)、コリオルス属種(Coriolus spp.)、グロエオフィルム属種(Gloeophyllum spp.)、プレウロツス属種(Pleurotus spp.)、ポリア属種(Poria spp.)、セルプラ属種(Serpula spp.)及びチロミセス属種(Tyromyces spp.)、クラドスポリウム属種(Cladosporium spp.)、パエシロミセス属種(Paecilomyces spp.)、ムコル属種(Mucor spp.)、エシェリキア(Escherichia)、例えば、エシェリキア・コリ(Escherichia coli); シュードモナス(Pseudomonas)、例えば、シュードモナス・アエルギノサ(Pseudomonas aeruginosa); スタフィロコッカス(Staphylococcus)、例えば、スタフィロコッカス・アウレウス(Staphylococcus aureus)、カンジダ属種(Candida spp.)及びサッカロミセス属種(Saccharomyces spp.)、例えば、サッカロミセス・セレビサエ(Saccharomyces cerevisae)。
本発明による組成物及び/又は製剤の高度な殺菌活性は、下記実施例から明らかである。個々の活性化合物は殺菌活性に関して不充分であるが、当該組合せは、活性の単なる和を超えた活性を示す。
組成物及び/又は製剤の殺菌活性が、個別的に施用されたときの活性化合物の活性の総和を超えている場合、殺菌剤の相乗効果が常に存在している。2種類の活性化合物の所与の組合せに対して期待される活性は、以下のように計算することができる(cf. Colby,S.R., “Calculating Synergistic and Antagonistic Responses of Herbicide Combinations”, Weeds 1967, 15, 20−22):
Xは、活性化合物Aがm(ppm)(又は、g/ha)の施用量で施用されたときの効力であり;
Yは、活性化合物Bがn(ppm)(又は、g/ha)の施用量で施用されたときの効力であり;
Eは、活性化合物A及び活性化合物Bが、それぞれ、m及びn(ppm)(又は、g/ha)の施用量で施用されたときの効力である;
とした場合、
Figure 2016531902
「%」で表される効力の程度が示される。0%は、対照の効力に相当する効力を意味し、100%の効力は、病害が観察されないことを意味する。
実際の殺菌活性が算出された値を超えている場合、該組合せの活性は、相加的なものを超えている。即ち、相乗効果が存在している。この場合、実際に観察された効力は、期待される効力(E)について上記式から算出された値よりも大きくなければならない。
相乗効果を立証するさらなる方法は、Tammesの方法である(cf. “Isoboles, a graphic representation of synergism in pesticides” in Neth. J. Plant Path., 1964, 70, 73−80)。
下記実施例によって、本発明について例証する。しかしながら、本発明は、それら実施例に限定されるものではない。
[実施例]
実施例A
アルテルナリア(Alternaria)試験(トマト)/予防
生物的防除剤及び種々の活性化合物について、単独で、及び、両者の混合物で、試験した。生物的防除剤「SERENADE(登録商標) DPZ」(これは、以下の生物的防除剤を含んでいる:(B1.1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株AQ30002、受託番号NRRL B−50421)、「SERENADE(登録商標) ASO」(これは、以下の生物的防除剤を含んでいる:(B1.1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713/AQ713、受託番号NRRL B−21661)及び「SONATA(登録商標)」(これは、以下の生物的防除剤を含んでいる:(B1.1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST2808、受託番号NRRL B−30087)を、1,34%のバシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)製品又は1,38%のバシルス・プミルス(Bacillus pumilis)製品の量を参照し、水で希釈して100ppm(a.i.)〜500ppm(a.i.)の所望の施用量とした。
当該化合物は、アセトン+ジメチルアセトアミド(比率 1/1)+2% PS16(アルキルアリールポリグリコールエーテル)に溶解させ、水又は調製された細菌懸濁液で希釈した。化合物は、80ppm(a.i.)の濃度で試験した。
活性について試験するために、トマトの幼植物(播種後21日)に活性化合物の該調製物を記載されている施用量で噴霧した。その施用の24時間後、該植物にアルテルナリア・ソラニ(Alternaria solani)の胞子の水性懸濁液(7.500胞子/mL)を用いて接種した。次いで、湿らせた植物を、約20℃、相対大気湿度100%で暗所のインキュベーション室の中に置いた。
該試験は、上記接種の3日後に評価した。評価:感染した葉の割合(%)。0%の効力は処理されていない対照における病害のレベルに相当し、100%の効力は病害が観察されないことを意味する。
下記表(表A)は、本発明による組成物について観察された活性が算出された活性よりも高いこと、即ち、相乗効果が存在していることを、明瞭に示している。
Figure 2016531902
実施例B
スファエロテカ(Sphaerotheca)試験(キュウリ)/予防
生物的防除剤及び種々の活性化合物について、単独で、及び、両者の混合物で、試験した。生物的防除剤「SERENADE(登録商標) DPZ」(これは、以下の生物的防除剤を含んでいる:(B1.1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株AQ30002、受託番号NRRL B−50421)、「SERENADE(登録商標) ASO」(これは、以下の生物的防除剤を含んでいる:(B1.1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株QST713/AQ713、受託番号NRRL B−21661)及び「SONATA(登録商標)」(これは、以下の生物的防除剤を含んでいる:(B1.1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)株QST2808、受託番号NRRL B−30087)を、1,34%のバシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)製品又は1,38%のバシルス・プミルス(Bacillus pumilis)製品の量を参照し、水で希釈して100ppm(a.i.)〜500ppm(a.i.)の所望の施用量とした。
当該化合物は、アセトン+ジメチルアセトアミド(比率 1/1)+2% PS16(アルキルアリールポリグリコールエーテル)に溶解させ、水又は調製された細菌懸濁液で希釈した。化合物は、80ppm(a.i.)の濃度で試験した。
活性について試験するために、キュウリ(c.v.「Delikatess」)の幼植物(子葉は完全に展開している)に活性化合物の下記調製物を記載されている施用時期に噴霧した。その施用の24時間後、該植物にスファエロテカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea)の胞子の水性懸濁液を用いて接種した。感染した植物を、22℃、相対湿度70%の温室内に保存した。
該試験は、上記接種の7日後に評価した。評価:感染した葉の割合(%)。0%の効力は処理されていない対照における病害のレベルに相当し、100%の効力は病害が観察されないことを意味する。
下記表(表B)は、本発明による組成物について観察された活性が算出された活性よりも高いこと、即ち、相乗効果が存在していることを、明瞭に示している。
Figure 2016531902

Claims (15)

  1. 組成物であって、
    (A) 一般式(I)
    Figure 2016531902
    〔式中、
    ・ Rは、メチル基又はハロゲンを表し;及び、
    ・ Rは、メチル基又はハロゲンを表し;及び、
    ・ Rは、水素又はハロゲンを表す〕
    で表される少なくとも1種類の化合物;及び、
    (B) 少なくとも1種類の生物的防除剤;
    を含んでいる前記組成物。
  2. 一般式(I)で表される前記化合物が、化合物(I−1)〜化合物(I−3):
    Figure 2016531902
    Figure 2016531902
    のうちの1種類によって表される、請求項1に記載の組成物。
  3. 前記生物的防除剤(B)が、細菌類、菌類、タンパク質又は二次代謝産物を含んでいる、請求項1又は2に記載の組成物。
  4. 前記組成物が殺菌剤として作用する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 前記組成物が相乗的に作用する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 前記生物的防除剤が、以下のものからなるB1細菌類から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物:
    (B1.1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株QST713/AQ713、受託番号NRRL B−21661;(B1.2)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株AQ153、受託番号NRRL55614;(B1.3)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ175、ATCC受託番号55608;(B1.4)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ177、ATCC受託番号55609;(B1.5)バシルス属種(Bacillus sp.)株AQ178、ATCC受託番号53522;(B1.1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株QST2808、受託番号NRRL B−30087;(B1.1.7)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株GB34;(B1.8)バシルス・ツリンギエンシス(Bacillus thuringiensis)株AQ52、受託番号NRRL B−21619;(B1.1.9)ストレプトミセス属種(Streptomyces sp.)、株、受託番号NRRL B−30145;(B1.1.10)ストレプトミセス・ガルブス(Streptomyces galbus)〔異名:ストレプトミセス・グリセオビリジス(Streptomyces griseoviridis)〕、株QST 6047、受託番号NRRL B−30232;(B1.1.11)バシルス・キチノスポルス(Bacillus chitinosporus)、株AQ746、受託番号NRRL B−21618;(B1.12)バシルス・ミコイデス(Bacillus mycoides)、株AQ726、受託番号NRRL B−21664;(B1.1.13)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株AQ717、受託番号NRRL B21662;(B1.1.14)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ743、受託番号NRRL B−21665;(B1.15)ロドコックス・グロベルルス(Rhodococcus globerulus)株AQ719、受託番号NRRL B21663;(B1.1.16)バシルス・ツリンギエンシス subsp. アイザワイ(Bacillus thuringiensis subsp. aizawai)、株ABTS−1857、SD−1372;(B1.1.17)バシルス・フィルムス(Bacillus firmus)、株CNMC I−1582;(B1.1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30002、受託番号NRRL B−50421;(B1.1.19)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株AQ30004、受託番号NRRL B−50455)、又は、それらの変異株若しくは突然変異体。
  7. 前記生物的防除剤が、以下のものからなるB2菌類から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物:
    (B2.2.1)コニオチリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)、株CON/M/91−8、受託番号DSM−9660;(B2.2.2)メトスクニコウィア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)、株NRRLY−30752;(B2.3)ミクロスファエロプシス・オクラセア(Microsphaeropsis ochracea);(B2.2.4)ムスコドル・アルブス(Muscodor albus)、株QST 20799、受託番号NRRL30547;(B2.5)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株SC1;(B2.6)トリコデルマ・ハルジアヌム・リファイ(Trichoderma harzianum rifai)株KRL−AG2、「株T−22」としても知られている、/ATCC受託番号208479;(B2.7)ムスコドル・ロセウス(Muscodor roseus)株A3−5、受託番号NRRL30548;(B2.2.8)パエシロミセス・リラシヌス(Paecilomyces lilacinus)、パエシロミセス・リラシヌス(P.lilacinus)株251の胞子、AGAL 89/030550;(B2.9)トリコデルマ・コニンギイ(Trichoderma koningii);(B2.10)タラロミセス・フラブス(Talaromyces flavus)、株V117b;(B2.11)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.V08/002387;(B2.12)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002388;(B2.13)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002389;(B2.14)トリコデルマ・アトロビリデ(Trichoderma atroviride)、株no.NMI No.V08/002390;(B2.15)トリコデルマ・ハルジアヌム(Trichoderma harzianum)、株ITEM 908)、又は、それらの変異株若しくは突然変異体。
  8. 前記生物的防除剤が、以下のものからなるB1細菌類から選択される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の組成物:
    (B1.1.1)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)、株QST713/AQ713、受託番号NRRL B−21661;(B1.1.6)バシルス・プミルス(Bacillus pumilus)、株QST2808、受託番号NRRL B−30087、及び、(B1.1.18)バシルス・スブチリス(Bacillus subtilis)株AQ30002、受託番号NRRL B−50421、又は、それらの変異株若しくは突然変異体。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物を含んでおり、且つ、少なくとも1種類の農業上適切な添加剤を含んでいる、農業用組成物。
  10. 農業用組成物を調製する方法であって、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物に少なくとも1種類の農業上適切な添加剤を添加することを含む、前記方法。
  11. 植物病原性菌類を防除することによって植物病原性菌類に起因する植物及び植物の部分の損傷を低減させる方法又は収穫された果実若しくは野菜の損失を低減させる方法であって、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物又は請求項9に記載の農業用組成物を、該植物又は該植物病原性菌類又は該植物の生息環境又は該植物病原性菌類の生息環境に施用することを含む、前記方法。
  12. 植物病原性菌類を防除することによって、植物病原性菌類に起因する植物及び植物の部分の損傷を低減させるための又は収穫された果実若しくは野菜の損失を低減させるための、請求項1〜8のいずれか1項に記載の組成物又は請求項9に記載の農業用組成物の使用。
  13. 前記植物が果実作物及び野菜類からなる群から選択される、請求項11に記載の方法又は請求項12に記載の使用。
  14. 前記植物が、以下のものからなる群から選択される、請求項11〜13のいずれか1項に記載の方法又は使用:
    カノラ、ナタネ、フィールドマスタード、ギネアアブラヤシ、ココナツ、ナッツ、ブドウ、ブドウの木、リンゴ、ナシ、アンズ、サクラ、アーモンド、プラム、モモ、イチゴ、キイチゴ、アカフサスグリ、クロフサスグリ、グーズベリー、リベシオイダエ科各種(Ribesioidae sp.)、クルミ科各種(Juglandaceae sp.)、カバノキ科各種(Betulaceae sp.)、ウルシ科各種(Anacardiaceae sp.)、ブナ科各種(Fagaceae sp.)、クワ科各種(Moraceae sp.)、オリーブの木、アボガド、シナモン、樟脳、バナナの木、コーヒー、チャ、アオギリ科各種(Sterculiceae sp.)、レモン、オレンジ、マンダリン、グレープフルーツ、トマト、ジャガイモ、カラシ、トウガラシ、ナス、タバコ)、ユリ科各種(Liliaceae sp.)、レタス、チョウセンアザミ、チコリー、ルートチコリー(root chicory)、エンダイブ、キクニガナ、ニンジン、パセリ、セロリ、セルリアック、キュウリ、ガーキン、カボチャ、スイカ、ヒョウタン、メロン、リーキ、タマネギ、白キャベツ、赤キャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、タイサイ、コールラビ、ラディッシュ、セイヨウワサビ、コショウソウ、ハクサイ、ラッカセイ、エンドウ、ヒラマメ、インゲンマメ、インゲンマメ(common bean)、ソラマメ、フダンソウ、飼料用ビート、ホウレンソウ、ビートルート、アサ、タイマ、オクラ、ココア、ケシ、アスパラガス、庭園及び森林における観賞植物、芝生(turf)、芝生(lawn)、牧草、及び、ステビア(Stevia rebaudiana)。
  15. 前記植物が遺伝子組み換えが行われている、請求項11〜14のいずれか1項に記載の方法又は使用。
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