JP2016531120A5

JP2016531120A5 -

Info

Publication number: JP2016531120A5
Application number: JP2016531920A
Authority: JP
Filing date: 2014-07-31
Publication date: 2017-09-07
Anticipated expiration: 2034-07-31

Claims

ＣＤ４⁺ヘルパーＴ細胞エピトープに連結したＰ１０ｓ（配列番号１）またはその変異体、およびＭＯＮＴＡＮＩＤＥ（商標）ＩＳＡ５１ＶＧアジュバントを含む組成物。
構造：Ｔｒｐ−Ａｒｇ−Ｔｙｒ−Ｔｈｒ−Ａｌａ−Ｐｒｏ−Ｖａｌ−Ｈｉｓ−Ｌｅｕ−Ｇｌｙ−Ａｓｐ−Ｇｌｙ−ｄＡｌａ−Ｌｙｓ−ＣＨＡｌａ−Ｖａｌ−Ａｌａ−Ａｌａ−Ｔｒｐ−Ｔｈｒ−Ｌｅｕ−Ｌｙｓ−Ａｌａ−Ａｌａ−ｄＡｌａ−ＮＨ₂（ここで、Ａｌａ１３及びＡｌａ２５は、それぞれ、ｄＡｌａとして示されるＤ型アミノ酸であり、１５位にあるＡｌａは、ＣＨＡｌａとして示される改変Ｌ配置アラニン、シクロヘキシルアラニンである）を有する化合物を含む、請求項１に記載の組成物。
Ｐ１０ｓ−ＰＡＤＲＥ少なくとも３００μｇを含む、請求項２に記載の組成物。
Ｐ１０ｓ−ＰＡＤＲＥ少なくとも５００μｇを含む、請求項２に記載の組成物。
Ｐ１０ｓ−ＰＡＤＲＥ少なくとも１０００μｇを含む、請求項２に記載の組成物。
前記ＣＤ４⁺ヘルパーＴ細胞エピトープに連結されているＰ１０ｓ（配列番号１）を含み、前記ＣＤ４⁺ヘルパーＴ細胞エピトープが、ｄＡｌａ−Ｌｙｓ−ＣＨＡｌａ−Ｖａｌ−Ａｌａ−Ａｌａ−Ｔｒｐ−Ｔｈｒ−Ｌｅｕ−Ｌｙｓ−Ａｌａ−Ａｌａ−ｄＡｌａ−ＮＨ₂（ここで、ｄＡｌａは、Ｄ配置アラニンであり、ＣＨＡｌａは、シクロヘキサンアラニンであり、Ｎ末端はアミド化されている）、ｄＡｌａ−Ｌｙｓ−ＣＨＡｌａ−Ｖａｌ−Ａｌａ−Ａｌａ−Ｔｒｐ−Ｔｈｒ−Ｌｅｕ−Ｌｙｓ−Ａｌａ−Ａｌａ−ｄＡｌａ（ここで、ｄＡｌａは、Ｄ配置アラニンであり、ＣＨＡｌａは、シクロヘキサンアラニンである）、配列番号３、配列番号４、及び配列番号５からなる群から選択される、請求項１に記載の組成物。
癌を有すると診断されているヒトの治療用の医薬の製造のための、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物の使用であって、前記治療は前記医薬を前記ヒトに投与することを含
む、前記使用。
癌を有すると診断されているヒトの治療用の医薬の製造のための、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物の使用であって、前記治療は前記医薬を前記ヒトに投与すること、そしてさらに１種または複数種の抗癌化学療法薬、抗癌放射性薬、及び／または抗癌放射線療法で前記ヒトを治療することを含む、前記使用。
癌を有すると診断されているヒトの治療用の医薬の製造のための、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物の使用であって、前記治療は前記医薬を前記ヒトに投与すること、そしてさらにドキソルビシン、シクロフォスファミド、ドセタキセル、シスプラチン、ビノレルビン、ボルテゾミブ、アドリアマイシン、トラスツズマブ、パクリタキセル、タモキシフェン、及びペルツズマブからなる群から選択される１種または複数種の抗癌化学療法薬で前記ヒトを治療することを含む、前記使用。
癌が、乳癌または肺癌である、請求項７〜９のいずれかに記載の使用。
癌が、三重陰性乳癌またはトラスツズマブ耐性乳癌である、請求項７〜９のいずれかに記載の使用。
癌の高いリスクを有するヒトにおける癌の予防用の医薬の製造のための、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物の使用であって、前記予防は前記医薬を前記ヒトに投与することを含む、前記使用
癌の高いリスクを有するヒトにおける癌の予防用の医薬の製造のための、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物の使用であって、前記予防は前記医薬を前記ヒトに投与すること、そしてさらに１種または複数種の抗癌化学療法薬、抗癌放射性薬、及び／または抗癌放射線療法で前記ヒトを処置することを含む、前記使用。
癌の高いリスクを有するヒトにおける癌の予防用の医薬の製造のための、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物の使用であって、前記予防は前記医薬を前記ヒトに投与すること、そしてさらにドキソルビシン、シクロフォスファミド、ドセタキセル、シスプラチン、ビノレルビン、ボルテゾミブ、アドリアマイシン、トラスツズマブ、パクリタキセル、タモキシフェン、及びペルツズマブからなる群から選択される１種または複数種の抗癌化学療法薬で前記ヒトを処置することをさらに含む、前記使用。
請求項１〜６のいずれかに記載の組成物で免疫化されたヒトから得られた単離ヒトＮＫ細胞、及びその後代からなる群から選択される単離ヒトＮＫ細胞。
ナイーブなヒトから得られ、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物でｅｘｖｉｖｏで活性化された単離ヒトＮＫ細胞、及びその後代からなる群から選択される単離ヒトＮＫ細胞。
請求項１〜６のいずれかに記載の組成物で免疫化されたヒトから得られた単離ヒト樹状細胞、及びその後代からなる群から選択される単離ヒト樹状細胞。
ナイーブなヒトから得られ、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物でｅｘｖｉｖｏで活性化された単離ヒト樹状細胞、及びその後代からなる群から選択される単離ヒト樹状細胞。
以下の：
請求項１〜６のいずれかに記載の組成物で免疫化されたヒトから得られた単離ヒトＮＫ細胞、及びその後代からなる群から選択される単離ヒトＮＫ細胞；
ナイーブなヒトから得られ、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物でｅｘｖｉｖｏで活性化された単離ヒトＮＫ細胞、及びその後代からなる群から選択される単離ヒトＮＫ細胞；
請求項１〜６のいずれかに記載の組成物で免疫化されたヒトから得られた単離ヒト樹状細胞、及びその後代からなる群から選択される単離ヒト樹状細胞；または
ナイーブなヒトから得られ、請求項１〜６のいずれかに記載の組成物でｅｘｖｉｖｏで活性化された単離ヒト樹状細胞、及びその後代からなる群から選択される単離ヒト樹状細胞；
を含む細胞組成物の、癌を有すると診断されているヒトの治療用の医薬または癌の高いリスクを有するヒトにおける癌の予防用の医薬の製造のための使用であって、前記治療または予防は前記医薬を前記ヒトに投与することを含む、前記使用。
前記治療または予防がさらに、１種または複数種の抗癌化学療法薬、抗癌放射性薬、及び／または抗癌放射線療法で前記ヒトを処置することを含む、請求項１９に記載の使用。
前記治療または予防がさらに、ドキソルビシン、シクロフォスファミド、ドセタキセル、シスプラチン、ビノレルビン、ボルテゾミブ、アドリアマイシン、トラスツズマブ、パクリタキセル、タモキシフェン、及びペルツズマブからなる群から選択される１種または複数種の抗癌化学療法薬で前記ヒトを処置することを含む、請求項１９または２０に記載の使用。
癌が、乳癌または肺癌である、請求項１９〜２１のいずれかに記載の使用。
癌が、三重陰性乳癌またはトラスツズマブ耐性乳癌である、請求項１９〜２１のいずれかに記載の使用。