JP2016526305A - 電解液、及び、高電圧ウルトラキャパシタ - Google Patents

電解液、及び、高電圧ウルトラキャパシタ Download PDF

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Abstract

本発明は、電気化学分野に関し、具体的には、高電圧ウルトラキャパシタに用いられる電解液の溶質、電解液、及び、前記電解液を使用した高電圧ウルトラキャパシタに関する。前記溶質の陰イオンは、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロリン酸塩、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド、トリ(トリフルオロメタンスルホン)メチル及びパーフルオロアルキルスルホン酸塩のうちの少なくとも1種類から選択可能であり、陽イオンは、N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、N,N−ジメチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム及びN−メチル−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムのうちの少なくとも1種類であってよい。本発明に係る溶質を含む電解液を用いて製造された高電圧ウルトラキャパシタは、2.7V〜3.2Vの電圧において、長時間の安定した動作が可能であり、エネルギ密度が大幅に上昇し、高電力密度の特性が保たれ、更に、動作寿命が延長される。

Description

本発明は、電気化学分野に関し、具体的には、高電圧ウルトラキャパシタに用いられる電解液の溶質、電解液、及び、前記電解液を使用した高電圧ウルトラキャパシタに関する。
ウルトラキャパシタは、ゴールドキャパシタとも、電気化学キャパシタとも言い、イオン吸着(電気二重層キャパシタ)又は速い表面酸化還元反応(擬似キャパシタ)を使用してエネルギを貯える。ウルトラキャパシタは、セルと従来の静電容量との間に位置する新型のエネルギ貯蔵デバイスである。ウルトラキャパシタが貯えた電荷は、従来の電解キャパシタの数百倍又は千倍ほどもある。ウルトラキャパシタは、数秒で完全に充放電することができ、セルよりも高いパワーの入出力を有し、且つ、セルよりも短時間で当該高いパワーに到達可能である。また、ウルトラキャパシタは、充放電時間が短く、貯蔵寿命が長く、安定性が優れ、使用温度の範囲(−40℃〜70℃)が広いなどの利点がある。したがって、ウルトラキャパシタは、消費電化製品の分野、新エネルギ発電システムの分野、分散型エネルギ貯蔵システムの分野、分散型スマートグリッドシステムの分野、新エネルギ自動車などの交通の分野、省エネエレベータ、クレーンなどの負荷の分野、電磁爆弾などの軍用設備の分野、動作制御の分野などにおいて、幅広く使用されており、新エネルギ発電、スマートグリッド、新エネルギ自動車、省エネ建築、工業省エネ・排出削減など各業界に関わり、スタンダードの低炭素経済の全シリーズのコア製品となっている。
電気化学セルと比べると、ウルトラキャパシタは、エネルギ密度が低く、動作電圧が低い。こういった欠点は、ウルトラキャパシタのハイブリッド車や電気自動車への応用を大いに制限している。ウルトラキャパシタに貯えられるエネルギの公式は、E=CV2/2
である。したがって、ウルトラキャパシタの動作電圧を高めることによって、そのエネルギ密度を有効に高めることができる。しかし、現在商業化されているウルトラキャパシタの電解液は、電圧が2.7Vを超える場合に動作されると、電気化学分解を起こし、キャパシタ内の圧力が著しく増大する。これにより、キャパシタの電気化学性能が著しく低下し、最終的にキャパシタが故障してしまうことになる。
電解液の分解電圧によってキャパシタの動作電圧が決まるため、高電圧ウルトラキャパシタに使用される電解液の研究開発によって、ウルトラキャパシタのボトルネックを有効に突破することができる。とりわけ耐電圧が高い溶質を見つけ出し、更に、ウルトラキャパシタにおける高耐電圧と長寿命との良好なバランスを実現しなければならない。公開番号がCN100536048Cである中国発明特許において、N,N−ジハロアルキル−1,4−シス−1,4−ビシクロオクタンアンモニウムテトラフルオロボレートと従来の
テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレート(Et4NBF4)との混合物を含むウルトラキャパシタの電解液が公開されている。当該電解液はある程度の高耐圧性を有するものの、上記文献にはウルトラキャパシタの寿命特性に関する説明がない。公開番号がCN101809693Aである中国発明特許において、キャパシタにおける圧力の上昇速度を遅らせ、ウルトラキャパシタの動作電圧を高めるために、従来のEt4NBF4のアセトニトリル(AN)溶液の中に様々な酸捕捉剤を添加することが記載されている。この方法では、ウルトラキャパシタが使用される初期段階においてある一定の効果が得られるが、使用寿命が長くなるにつれてキャパシタの電気化学性能が明らかに劣化することから、キャパシタの寿命特性を向上させる必要がある。
これに鑑みて、本発明の目的は、ウルトラキャパシタにおけるエネルギ密度の向上と、ウルトラキャパシタにおける長寿命の特性とを共に実現することができる、高電圧ウルトラキャパシタに用いられる電解液の溶質、電解液、及び、ウルトラキャパシタを提供することにある。
本発明における技術的解決手段は、電解液の溶質を提供し、その化学式は下記の化学式1、化学式2及び化学式3のうちの少なくとも1種類である。
上記の化学式において、R、R1、R2、R3、R4のそれぞれは炭素原子数1〜5のアルキル基(ペアワイズ環化可能)であり、−Aは陰イオンであり、n及びmは環上の置換基の数であり、nは0〜6の整数であり、mは0〜7の整数である。
さらに、上述した溶質の陽イオンは、
N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
N−エチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
N,N−ジメチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
N−メチル−N−エチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
N,N−ジエチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
N−メチル−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム及びN−エチル−1−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムのうちの少なくとも1種類である。
さらに、上述した溶質の陽イオンは、N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、N,N−ジメチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム及びN−メチル−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムのうちの少なくとも1種類である。
さらに、前記溶質の陰イオンは、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロリン酸塩、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)メチル及びパーフルオロアルキルスルホン酸塩のうちの少なくとも1種類である。
さらに、前記溶質の陰イオンは、テトラフルオロボレートである。
さらに、上述した高電圧ウルトラキャパシタは、充電終止電圧が2.7V〜3.2Vである。
本発明における別の技術的解決手段は、高電圧ウルトラキャパシタに用いられ、溶媒及び溶質を備えた電解液を提供する。前記溶質は、上述した溶質のいずれか一つを含む。
さらに、上述した電解液において、前記溶媒は、ニトリル、エーテル、アミド、エステル及びスルホン溶媒のうちの1種類又は2種類以上の混合溶媒である。
さらに、上述した電解液における溶媒は、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、メトキシプロピオニトリル、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、プロピレンカーボネート、γ-ブチロラクトン、γ-バレロラクトン、1,3−プロパンスルトン、1,4−ブタンスルトン、スルホラン、メチルエチルスルホン、ジメチルスルホン、ジエチルスルホン、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド及びテトラメチレンスルホキシドのうちの1種類又は2種類以上の混合溶媒である。
本発明における別の技術的解決手段は、電解液及び前記電解液に浸漬された電気コアを含む高電圧ウルトラキャパシタを提供する。前記電気コアは、2つのコレクタ及び前記2つのコレクタの中間に配置された隔膜から構成され、前記2つのコレクタには、活性炭が付着されている。前記電解液の溶質は、上記の化学式1、化学式2及び化学式3の物質のうちの少なくとも一つであるAを含む。上記の化学式において、R、R1、R2、R3、R4のそれぞれは炭素原子数1〜5のアルキル基であり、−Aは陰イオンであり、n及びmは環上の置換基の数であり、nは0〜6の整数であり、mは0〜7の整数である。
上述した手段において、前記電解液におけるAの濃度は、0.05〜2.0mol/Lであり、0.5〜1.5mol/Lが好ましい。
さらに、上述した高電圧ウルトラキャパシタにおけるAの陽イオンは、N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、N,N−ジメチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム及びN−メチル−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムのうちの少なくとも1種類である。
さらに、上述した高電圧ウルトラキャパシタにおける陰イオンは、テトラフルオロボレ
ート、ヘキサフルオロリン酸塩、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)メチル及びパーフルオロアルキルスルホン酸塩のうちの少なくとも1種類である。
さらに、上述した高電圧ウルトラキャパシタにおいて、前記溶媒は、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、メトキシプロピオニトリル、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、プロピレンカーボネート、γ-ブチロラクトン、γ-バレロラクトン、1,3−プロパンスルトン、1,4−ブタンスルトン、スルホラン、メチルエチルスルホン、ジメチルスルホン、ジエチルスルホン、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド及びテトラメチレンスルホキシドのうちの1種類又は2種類以上の混合溶媒である。
さらに、上述した高電圧ウルトラキャパシタの充電終止電圧は、2.7V〜3.2Vである。
好ましくは、前記高電圧ウルトラキャパシタの充電終止電圧は、2.7V〜3.0Vであり、前記溶質は、プロピルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボレートであり、前記溶媒は、プロピレンカーボネートである。
好ましくは、前記高電圧ウルトラキャパシタの充電終止電圧は、2.8V〜3.2Vであり、前記溶質は、プロピルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボレートであり、前記溶媒は、アセトニトリルである。
本発明に係る溶質を含む電解液を用いて製造された高電圧ウルトラキャパシタは、2.7V〜3.2Vの電圧において、長時間の安定した動作が可能であり、エネルギ密度が大幅に上昇し、高電力密度の特性が保たれ、更に、高電圧ウルトラキャパシタにおける動作寿命が大幅に延長される。
以下、実施例と合わせて、本発明に係る技術内容、構造の特徴、実現する目的及び効果について、詳細に説明する。
本発明に係る電解液の溶質は、以下の方法で合成することができる。1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンのような対応する有機アミンと、ジメチルカーボネート(DMC)とを、所定のモル比(DMC/1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタン=1.0〜2.5)で反応させ、第四級アンモニウム塩基を生成する。当該第四級アンモニウム塩基と、対応する陰イオンを含む酸(例えばHBF4)又はアンモニウム塩(例えばNH4PF6)又は有機金属塩(LiCF3SO3)などとを反応させ、粗生成物を得る。そして当該粗生成物を適切な溶媒において再結晶により精製し、キャパシタレベルの高純度の溶質(塩)を得ることができる。
グローブボックスにおいて、ウルトラキャパシタのモデルを組み立てる。電気コアは、アルミ箔製の2つのコレクタ、活性炭から製造された2つの作動電極及び当該電極の間に挿入された繊維からなる隔膜を備えているが、このような構成に限定されるものではない。電気コアを、以下の比較例及び実施例に係る電解液の中に浸漬し、アルミケース及びコロイド粒子を用いて組み立て且つ封じる。
ウルトラキャパシタにおけるテストのプロセスは:
(1)プレサイクル(10回):温度25℃、充電終止電圧U、定電流10mA/Fという条件下で充電し、下限電圧U/2、定電流10mA/Fという条件下で放電する。
(2)65℃の高温ボックスにおいて、定電流10mA/Fによって上限電圧Uまで充電し、当該電圧(U)を一定の時間を保つ。
(3)ウルトラキャパシタを取り出して25℃まで冷却し、再び充放電テストを行う。テスト条件はプレサイクルと同様であり、ウルトラキャパシタの容量維持率及びESR増加率を計算する。
(4)容量維持率≦60%の場合及び(又は)ESR増加率≧100%の場合が、ウルトラキャパシタの寿命の判断基準となる。
実施例1
N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムテトラフルオロボレート(MDACOBF4)を溶質、ANを溶媒として、1.0mol/Lの電解
液を生成し、この電解液が25℃のときの導電率を測定した。さらに、電解液の溶質、溶媒及び濃度を、下記実施例及び比較例に具体的に示すように調整し、導電率を測定した。導電率の測定結果は、表1に示されている。本実施例に係る電解液を用いてウルトラキャパシタを製造し、このウルトラキャパシタにおける電気化学性能をテストした。寿命のテスト結果は、表2に示されている。
実施例2〜12
条件は実施例1と同様にして、電解液の溶質、溶媒及び濃度を調整した。詳細なデータは、表2〜6に示されている。各溶質の化学式は、以下のとおりである。
各実施例に係る電解液を用いてウルトラキャパシタを製造し、このウルトラキャパシタにおける電気化学性能をテストした。寿命のテスト結果は、それぞれ表2〜5に示されている。
比較例1
テトラエチルアンモニウムテトラフルオロボレートを溶質、ANを溶媒として、1.0mol/Lの電解液を生成し、この電解液が25℃のときの導電率を測定した。その結果は、表1に示されている。この電解液を用いてウルトラキャパシタを製造し、このウルトラキャパシタにおける電気化学の性能をテストした。寿命のテスト結果は、表2に示されている。
比較例2〜5
条件は比較例1と同様にして、電解液の溶質、溶媒及び濃度を調整した。詳細なデータは、表2〜5に示されている。これらの電解液を用いてウルトラキャパシタを製造し、各ウルトラキャパシタにおける電気化学性能をテストした。寿命のテスト結果は、それぞれ表2〜5に示されている。
表2〜5のデータから明らかにわかるように、異なる溶媒系及び異なる終止電圧におい
て、本発明に係る溶質によって製造された高電圧ウルトラキャパシタは、寿命が明らかに延長され、電気化学性能が著しく向上する。一方、比較例からわかるように、従来の溶質を用いて調製された電解液によって製造されたウルトラキャパシタは、高電圧(2.7V及び以上)において、寿命が大幅に短縮し、終止電圧の上昇につれてキャパシタの寿命の短縮がいっそう深刻になる。
上述した内容は、本発明の実施形態に過ぎず、本発明の特許請求の範囲を限定するものではない。本願明細書を利用して同様の効果を奏する構造変換若しくは工程変換、又は、ほかの関連する技術分野において直接若しくは間接的に運用することは、すべて本発明における特許保護範囲内に含まれるべきである。
本発明は、電気化学分野に関し、具体的には、高電圧ウルトラキャパシタに用いられる電解液、及び、前記電解液を使用した高電圧ウルトラキャパシタに関する。
これに鑑みて、本発明の目的は、ウルトラキャパシタにおけるエネルギ密度の向上と、ウルトラキャパシタにおける長寿命の特性とを共に実現することができる、高電圧ウルトラキャパシタに用いられる電解液、及び、ウルトラキャパシタを提供することにある。
さらに、前記溶質の陰イオンは、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロリン酸塩、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド、トリ(トリフルオロメタンスルホン)メチル及びパーフルオロアルキルスルホン酸塩のうちの少なくとも1種類である。
さらに、上述した高電圧ウルトラキャパシタにおける陰イオンは、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロリン酸塩、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオ
ロメタンスルホン)イミド、トリ(トリフルオロメタンスルホン)メチル及びパーフルオロアルキルスルホン酸塩のうちの少なくとも1種類である。
好ましくは、前記高電圧ウルトラキャパシタの充電終止電圧は、2.7V〜3.0Vであり、前記溶質は、N−メチル−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムであり、前記溶媒は、プロピレンカーボネートである。
好ましくは、前記高電圧ウルトラキャパシタの充電終止電圧は、2.8V〜3.2Vであり、前記溶質は、N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムであり、前記溶媒は、アセトニトリルである。
実施例2〜12
条件は実施例1と同様にして、電解液の溶質、溶媒及び濃度を調整した。詳細なデータは、表2〜に示されている。各溶質の化学式は、以下のとおりである。

Claims (17)

  1. 高電圧ウルトラキャパシタに用いられる電解液の溶質であって、
    その化学式は、下記の化学式1、化学式2及び化学式3のうちの少なくとも1種類であり、
    下記の化学式において、R、R1、R2、R3、R4のそれぞれは炭素原子数1〜5のアルキル基であり、−Aは陰イオンであり、n及びmは環上の置換基の数であり、nは0〜6の整数であり、mは0〜7の整数であることを特徴とする溶質。
  2. 前記溶質の陽イオンは、
    N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
    N−エチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
    N,N−ジメチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
    N−メチル−N−エチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
    N,N−ジエチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、
    N−メチル−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム及びN−エチル−1−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムのうちの少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1に記載の溶質。
  3. 前記溶質の陽イオンは、N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、N,N−ジメチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム及びN−メチル−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムのうち
    の少なくとも1種類であることを特徴とする請求項2に記載の溶質。
  4. 前記陰イオンは、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロリン酸塩、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)メチル及びパーフルオロアルキルスルホン酸塩のうちの少なくとも1種類であることを特徴とする請求項1に記載の溶質。
  5. 前記陰イオンは、テトラフルオロボレートであることを特徴とする請求項4に記載の溶質。
  6. 前記高電圧ウルトラキャパシタは、充電終止電圧が2.7V〜3.2Vであることを特徴とする請求項1に記載の溶質。
  7. 高電圧ウルトラキャパシタに用いられ、溶媒及び溶質を含み、
    前記溶質は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の溶質を含むことを特徴とする電解液。
  8. 前記溶媒は、ニトリル、エーテル、アミド、エステル及びスルホン溶媒のうちの1種類又は2種類以上の混合溶媒であることを特徴とする請求項7に記載の電解液。
  9. 前記溶媒は、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、メトキシプロピオニトリル、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、プロピレンカーボネート、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン、1,3−プロパンスルトン、1,4−ブタンスルトン、スルホラン、メチルエチルスルホン、ジメチルスルホン、ジエチルスルホン、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド及びテトラメチレンスルホキシドのうちの1種類又は2種類以上の混合溶媒であることを特徴とする請求項8に記載の電解液。
  10. 電解液及び前記電解液に浸漬された電気コアを含み、
    前記電気コアは、2つのコレクタ及び前記2つのコレクタの中間に配置された隔膜から構成され、
    前記2つのコレクタには、活性炭が付着され、
    前記電解液の溶質は、下記の化学式1、化学式2及び化学式3の物質のうちの少なくとも一つであるAを含み、
    下記の化学式において、R、R1、R2、R3、R4のそれぞれは炭素原子数1〜5のアルキル基であり、−Aは陰イオンであり、n及びmは環上の置換基の数であり、nは0〜6の整数であり、mは0〜7の整数であることを特徴とする高電圧ウルトラキャパシタ。
  11. 前記Aの陽イオンは、N−メチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム、N,N−ジメチル−1,4−ジアザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウム及びN−メチル−1−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタンアンモニウムのうちの少なくとも1種類であることを特徴とする請求項10に記載の高電圧ウルトラキャパシタ。
  12. 前記陰イオンは、テトラフルオロボレート、ヘキサフルオロリン酸塩、ビス(フルオロスルホニル)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)イミド、ビス(トリフルオロメタンスルホン)メチル及びパーフルオロアルキルスルホン酸塩のうちの少なくとも1種類であることを特徴とする請求項10に記載の高電圧ウルトラキャパシタ。
  13. 前記溶媒は、アセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリル、メトキシプロピオニトリル、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、プロピレンカーボネート、γ-ブチロラクトン、γ-バレロラクトン、1,3−プロパンスルトン、1,4−ブタンスルトン、スルホラン、メチルエチルスルホン、ジメチルスルホン、ジエチルスルホン、ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド及びテトラメチレンスルホキシドのうちの1種類又は2種類以上の混合溶媒であることを特徴とする請求項10に記載の高電圧ウルトラキャパシタ。
  14. 充電終止電圧が2.7V〜3.2Vであることを特徴とする請求項10に記載の高電圧ウルトラキャパシタ。
  15. 充電終止電圧は、2.7V〜3.0Vであり、
    前記溶質は、プロピルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボレートであり、
    前記溶媒は、プロピレンカーボネートであることを特徴とする請求項10に記載の高電圧ウルトラキャパシタ。
  16. 充電終止電圧は、2.8V〜3.2Vであり、
    前記溶質は、プロピルトリメチルアンモニウムテトラフルオロボレートであり、
    前記溶媒は、アセトニトリルであることを特徴とする請求項10に記載の高電圧ウルトラキャパシタ。
  17. 前記電解液における前記Aの濃度は、0.5〜1.5mol/Lであることを特徴とする請求項10〜16のいずれか1項に記載の高電圧ウルトラキャパシタ。
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