JP2016525992A - 電気的に点火可能なケースレスの発射薬、その製造方法及び使用 - Google Patents

電気的に点火可能なケースレスの発射薬、その製造方法及び使用 Download PDF

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Abstract

ケースレスの発射タブレット(5)の形状の電気的に点火可能なケースレスの発射薬において、前記発射薬は、溶解された形又は分散された形又は粉末の形の少なくとも1種の導電性材料、及び粉末の形の黒鉛を、他の添加剤を添加するか又は添加せずに、ニトロセルロースと一緒に混合し、引き続き発射タブレットに圧縮成形することにより得られることを特徴とする、点火可能なケースレスの発射薬、その製造及び使用並びに類縁の本発明の主題。この使用には、ピンを撃ち込むための釘打機における、威嚇射撃装置中での爆薬として、エアバッグ中のガス発生エレメントとして、切断装置の原動力のため、圧縮装置の原動力のため(例えばペンチ状のエレメントの圧縮のため)、又はスポーツ目的の小口径銃中の発射薬として、又は屠殺のための屠殺銃のための発射薬の使用が属する。

Description

本発明は、ケースレスの発射タブレットの形状の(例えば釘打機又は他の装置のための及び下記に説明するような目的のための)電気的に点火可能なケースレスの発射薬、又は更にタブレット形状の発射薬に関する。
ドイツ国特許公開第2417967号明細書は、固定目的で撃ち込むために適したニトロセルロースを基礎とする発射薬を記載していて、この発射薬は、2つの開放端部を備えたケース中に準備されていて、この一方の端部で火花又は熱線により点火を行うことができる。これとは別に、この点火は、特別に成形された導電性のケース形状の金属被覆を通る電流によって、ドイツ国特許公告第1300845号明細書に記載されているように行うことができる。
この装置の欠点は、比較的費用のかかるケースが必要となることである。
他方で、米国特許第3,854,400号明細書は、結合剤(例えば硝酸カリウム又はトルエン)の取り除きにより達成される多孔性を有する、特に火器用のケースレスの発射薬を記載していて、この発射薬は付加的な点火薬によって点火することができる。他の添加材料は、窒素含有率13.2〜13.5%のニトロセルロース(「綿火薬」)、安定剤としてのジフェニルアミン、並びに他の混合剤である。これは、明らかに機械的に(例えば点火ピンによって)点火可能である。
ドイツ国特許公開第2245510号明細書も、弾丸及び打撃工具用の動力源としてのケースレスの発射薬用の発射材料を記載している。この発射材料は、高い窒素含有率(13.2〜13.4%)のニトロセルロース及び低い窒素含有率(例えば11.6〜11.8%)のニトロセルロース並びに、粒子を成形するための硝酸カリウムからなる混合物を有し、次いで硝酸カリウムを取り除きながら多孔の型に移し、1.4mmの厚さの「コード」として押し出し、次いでこれを0.32mmの厚さのスライスに切断する。このスライスを、次いで、改善された流動性のための被覆及び型内への充填を保証するために、パン中で微細な顆粒と共に転動させ、次いでこの粒子を型中で円柱状の発射薬に圧縮成形する。ここで、常に付加的な点火材料がノッチ内に充填される。電気的点火は言及されていない。
ドイツ国特許公開第1906573号明細書は、最後に、懐中電灯バッテリー又はコンデンサ−放電回路のような電源を用いて点火することができるケースレスの爆薬に関する。この点火のために、この材料中に1本以上のワイヤ又は黒鉛ピンが導入される。
従って、公知のタブレット又は類似する構成の発射薬は、比較的複雑な構造を有する。
特に、この構造は、電気的な点火を可能にするために、点火可能な発射材料に導電性ワイヤ又はピンを通すか又は取り囲まなければならない場合には比較的費用がかかる。
ドイツ国特許(DE−C2)第3707694号明細書は、ケースレスの弾薬及び発射カートリッジ用の電気的に点火可能な点火薬を記載していて、この点火薬は、特に13.5%の窒素含有率のニトロセルロース、過酸化亜鉛及び炭素繊維を含む。この点火薬は、本来の発射薬の点火のために利用される。ドイツ国特許第3346739号明細書も、点火薬(起爆剤)を記載していて、この点火薬には、ここでは導電性を高めるために、ファーネスブラック又はランプブラック0.8〜2.0質量%が添加されている。米国特許2003/0034103号明細書は、発射粉末用の点火剤を記載していて、この点火剤は、このような粉末用の被覆として利用することができる。
本発明の課題は、この技術的背景から、電源を用いて点火することができる、点火薬を必要としない簡素化された発射薬を提供することである。
発射薬の母材中に微細に分散した形で導電性材料が含まれる、電気的に点火可能なケースレスの発射薬(特にタブレット形状の発射薬)を提供できることが見出された。
従って、第1の実施態様の場合に、本発明は、ケースレスの発射タブレット(圧縮成形体)の形状の、(付加的な点火薬又は導電性ワイヤ又は導電性ピンなしで予定された)電気的に点火可能なケースレスの発射薬において、前記発射薬は、少なくとも1種の導電性材料を溶解した形又は分散した形又は粉末の形で(つまり付加的に黒鉛を除く)、及び黒鉛を粉末の形で、他の添加剤を添加して又は添加せずに、ニトロセルロースと一緒に混合し、引き続き発射タブレットに圧縮成形するか、又は好ましくは下記された方法の一つによって圧縮成形することにより製造されることを特徴とする、電気的に点火可能なケースレスの発射薬に関する。
使用された導電性材料の溶解された、分散された又は粉末の形は、この場合、(ワイヤ又はピンの形状の態様又は外側の点火の態様とは異なり)、「微細に分散された形」を生じ、かつ迅速かつ均質な点火を可能にする。
「粉末の形」とは、常に、縦長の(例えば炭素片又は炭素繊維)及び/又はむしろ丸みのあるほぼ球形に成形された粒子を有する粉末を含む。
電流の導電性を更に改善するために炭素繊維が添加されているか、若しくは後続する方法で添加される。
他の実施態様の場合に、本発明は、黒鉛を除く少なくとも1種の導電性材料を溶解した形、又は分散した形又は粉末の形で、及び黒鉛を粉末の形で、他の添加剤を添加して又は添加せずに、ニトロセルロースと一緒に混合し、引き続き発射タブレットに圧縮成形することを特徴とする、ケースレスの発射タブレットの形状の上述の又は後述の発射薬の製造方法に関する。
製造方法の好ましい実施態様は、黒鉛を除く導電性材料を、溶解した形、又は分散した形、又は粉末の形で、他の添加剤を添加して又は添加せずに、ニトロセルロースと混合し(本発明の特別な実施態様の場合に、得られる混合物の顆粒を、好ましくは粉砕によって製造し、この顆粒を得られる混合物として使用する)、(必要な場合には乾燥工程によって得られるか又は得られた)十分に(殊に残留水分が15質量%以下、例えば6〜12質量%又は8〜10質量%の)乾燥した、得られる混合物に黒鉛を粉末の形で添加し、引き続きこの混合物を本発明の発射タブレットに圧縮成形することを特徴とする、上述の方法に関する。この方法の考えられる利点は、少なくとも部分的に可溶性材料(例えばニトロセルロース及びアクリラート顆粒)を塗膜のように顆粒の周囲に又は顆粒の内部に侵入でき、これが親水性の低下を引き起こし、こうして発射薬の貯蔵安定性及び湿分不感応性に寄与することができる。
この方法は、本発明による発射薬の簡単な工業的製造も可能にする。この製造によって、得られる本発明による発射薬は、固形分散体の意味範囲で十分に均一な構造を有し(固体−固体−混合物)、この場合にこの好ましい方法により得られる好ましい構造中には、圧縮により場合により成形された顆粒の粒状体と場合により他の粉末状の成分とが、不連続相として、高い黒鉛割合を有する立体的な格子構造の様式で局在していることが容易に想定される。この黒鉛は、つまり粒状体を実際に立体的な格子の形状で結合することができるので、僅かな黒鉛割合であっても、点火電流のための十分な導電性を達成することができる。
本発明は、電気的に点火可能な発射薬の製造のために、溶解した形又は分散した形又は粉末の形で導電性材料を使用することにも関する。
この使用は、特に上述の及び後述の製造方法の一つの、それぞれの工程を実施しながら行われる。
本発明の他の実施態様は、ピンを撃ち込むための釘打機における、威嚇射撃装置中での爆薬としての、エアバッグ中のガス発生エレメントとしての、切断装置の原動力のための又はスポーツ目的の小口径銃中の発射薬としての、上述又は後述のような本発明による発射薬の使用にも関する。
本発明によるケースレスの発射薬は、点火のために金属ワイヤ又は例えば黒鉛又は金属製のピンのような手間をかけて導入する導電性の構成要素を必要とせず、かつそれによって機械的な製造が容易になるという事実の他に、ケースレスの発射薬の他の利点、例えば付形が任意に可能であること、例えば円柱形、卵形又は球形;極性(点火薬を備えたカートリッジ及び/又はケースの場合のように「前」と「後」との区別)がないこと、例えば「カートリッジベルト」等なしでの簡単な取扱性;軽い重量及び僅かな体積必要量を有する。特に、この発射薬は、発射薬中に特別に設けられた電極又は端子なしでも発火が可能である。
本発明による発射薬は、釘打機用の、更には威嚇射撃装置用(例えば果樹栽培地域で鳥類を追い払うため)の、エアバッグ中のガス発生エレメントとしての、ボルトカッターのような切断装置の原動力のため、又は海運におけるストレッチャーの切り詰めのための使用に、更に例えばスポーツ目的の、例えばバイアスロンでの小口径銃中の発射薬として、又は屠殺のための屠殺銃用の使用にも適している。
上述の目的のために放出されるエネルギーは、この場合、発射薬1つ当たり好ましくは10〜1200ジュールの範囲内、例えば50〜1000ジュールの範囲内、例えば50〜700ジュール、例えば150〜400ジュールであることができる。この測定は、例えば、材料から光電子センサ(Lichtschranke)を用いて及び弾丸の速度を用いて決定することができる。
意外にも、本発明による発射薬は耐水性であり、かつ例えば亜熱帯性(50℃/75〜80%の相対湿度)の条件下でも極めて形状安定性であり、この発射薬は使用の際に、例えば水たまりにちょっと落としても、全く点火可能である。
慣用のケースを備えかつ機械的に雷管を用いる衝撃によって点火可能な発射薬と比べて、本発明による発射薬は、更に、ホルダーベルト等なしでバラ材としてそれぞれの機器に(例えば管を介して)直接供給できるという利点を有する。よって、例えば、従来の(特にケース及び/又は点火薬を有する)発射薬の値の1/10のオーダーまでの体積の低減及び1/5のオーダーまでの質量の軽減を実現することができる。
更に、本発明による発射薬は、残留物なしで燃焼し、例えば、ケース、ワイヤ又はピン又はこれらの複数のような残留物を残留しないという利点を有する。当業者は、使用された材料及び添加剤の、残留物なしでの燃焼のために必要な量を(化学量論的な考察及び簡単な試験に基づき)容易に測定することができる。
更に、本発明による発射薬の形状は任意に、例えば球形、円錐形、多角形体の形、又は殊に円柱の形に構成することができ、特別な実施態様の場合には、中央に、例えば相応してロッドを備えた圧縮装置によって導入可能である貫通孔を備えていてもよい。
点火部(例えば雷管、点火薬)は必要なく、従って好ましくは設けられず、従って、本発明による発射薬は、任意にスケーラブルであり、(例えば「後」の領域に点火部を有するように)「前」と「後」とを区別する必要性がなく、かつ点火部の収容のためのノッチ等を設ける必要はない。
最後に、本発明による発射薬は、例えば塗料基材に使用されるような市場で自由に入手可能な硝酸セルロース(「ニトロセルロース」)だけを使用することも可能である。この種のニトロセルロースの窒素含有率(ニトロセルロース自体を基準とする質量%)は、この場合、例えば10.7〜12.5%、例えば11.8〜12.3%の範囲内にあり、13.2〜13.5%の範囲内にある綿火薬とは異なる。
以後、質量%の表示は、他に記載がないか又は明白でないかぎり、本発明による発射薬の製造のための混合物の、乾燥工程及び圧縮工程の前に混合された全ての成分の合計の質量を基準とする。
好ましくは、本発明の場合に、製造のために使用されるニトロセルロースは、例えば溶剤、例えば低級アルコール、例えばエタノール又はイソプロパノールを用いて減感化され、その際、他の減感剤、例えば可塑剤、例えばエポキシ化大豆油又はアセチルトリブチルシトラートを添加することができる。Walsroder(商標)ニトロセルロースE330エタノール(Nitrocellulose E 330 Ethanol)(Dow Chemical Co.)は、好ましいニトロセルロースの例である。ニトロセルロース成分自体を基準として、溶剤及び/又は減感剤の割合は、合計で10〜50質量%、例えば約30〜40質量%、例えば35質量%であってもよい。
本発明による発射薬中のニトロセルロース(場合により減感化された、つまり例えば溶剤を用いて減感化された)の割合は、言及されたように上述の溶剤を含めて、例えば、好ましくは18(例えば18.695)〜50(例えば49.757)質量%、特に27〜35質量%の範囲内である。ニトロセルロースは、推進剤及び燃料として利用され、かつ更に耐水性結合剤としての作用を有することもできる。例えば、(場合により減感化された)ニトロセルロースの割合は、27.652〜33.797質量%又は27〜35質量%である。
黒鉛を除く導電性材料として、本発明の実施態様の場合に、特に炭、好ましくは木炭(例えばグリル用炭)、例えばハシバミ木炭、シナノキ木炭、ブナ木炭、ハンノキ木炭又はブドウ木炭、炭素繊維片(例えばR&G Faserverbundwerkstoffe GmbH, Waldenbuch、ドイツ国より入手可能)又は医療用炭(あまり好ましくはないが活性炭)又は特にむしろ疎水性の炭(例えば高い導電性及び低い吸湿性を有する)、例えば特に好ましい(むしろ油脂を含む傾向のある)クロウメモドキ木炭、又は炭片が挙げられる。使用される炭は、好ましくは微細に粉末化される、例えばボールミルを用いて均質化される(転動される)(ボールミルFP-2012、付属の鋼製球を使用した、9.5又は16mm);Feuerwerksparadies Wennesheimer, Tuttlingen、ドイツ国。この導電性材料又は炭は、好ましくは、2.4(例えば2.487)〜12.5(例えば12.439)質量%の割合で、又は例えば3〜6質量%の割合で添加されるか又は添加されている。この炭は、特に燃料供与体として及び導体として用いられる。例えば、この導電性材料は、7.164〜8.757質量%の割合で予定することができる。好ましくは、択一的に又は好ましくは付加的に、繊維質の導電性材料、例えば炭素繊維が添加されていてもよい。この場合に、炭及び/又は繊維状の材料の割合は、好ましくは3〜12質量%、殊に3.5〜6質量%の範囲内にある。
本発明の実施態様において使用される黒鉛は、複数の機能を担うことができる:一方で本発明による発射薬内部の導電性を高めることができ、それにより電気的点火の際の導電性材料としても共に作用し、平滑な(更に金属光沢を示す)表面にも寄与することができ、圧縮強さを高めることができ、最後に、本発明による発射薬の製造及びその取扱(装填など)を容易にする滑剤としても作用することができる。これは、好ましくは、1.2(例えば1.243)〜24.9(例えば24.878)質量%の割合で添加されるか又は添加されている。例えば、これは2〜6質量%、例えば2.4〜3.1質量%又は4.477〜5.472質量%の割合で予定することもできる。
他の添加剤として、殊に次のものが挙げられる:
1種以上の酸素発生剤、例えば特に過酸化亜鉛又は塩素酸カリウム又は過塩素酸カリウム又は2種の混合物(特に2種の過塩素酸塩又は1種の過塩素酸塩と酸化亜鉛との混合物)又はその全てを、燃焼用の酸素供給に利用することができ(これは綿火薬よりも低い窒素含有率を有するニトロセルロースの使用を可能にする)、かつ全体で好ましくは12(例えば12.439)〜50(例えば49.757)質量%の割合で存在する。例えば、この酸素発生剤又は酸素発生剤の混合物は、25.190〜31.334質量%、又は好ましくは25〜38質量%、例えば30〜38質量%の割合で予定することができる。
触媒作用する金属酸化物、例えば酸化マンガン(IV)(例えば>90%沈降、活性;CAS-No. 1313-13-9, EG-No. 215-202-6)は、点火温度を、例えば約550℃から約150℃に低下させることができる。これは、好ましくは、0.6(例えば0.621)〜6.3(例えば6.291)質量%の割合で添加されるか又は添加されていてもよい。例えば、触媒作用する金属酸化物は、1.3〜3.2質量%、例えば1.3〜1.8質量%又は2.563〜3.132質量%の割合で予定されていてもよい。
酸化鉄(III)(例えばCAS No. 1309-37-1/EG No. 215-168-2;例えば含有率>97%)は、燃焼を支援しかつ燃焼温度を高めることができ、好ましくは0.000〜1.3質量%(例えば1.243質量%まで)の割合で添加されているか添加することができ、有害物質を低減するために利用できる。例えば、この酸化鉄(III)は、0.335〜0.410質量%の割合で予定することができる。しかしながらこれはなくてもよい。
半金属(例えばケイ素)の又は金属の燃料供与体、例えばマグネシウム、微粉の鉄又は特にアルミニウム(好ましくは160μm以下の粒度を有する)、チタン(例えば40μmの粒度を有する)、又はジルコニウム、又はこれらの2種以上の混合物(燃焼を支援しかつ燃焼温度を高めかつ同様に黒鉛を除く他の導電性金属として予定することができる)は、0.000〜12.5質量%(例えば12.439質量%まで)の量で添加されるか又は添加されていてもよい。例えばこの燃料供与体は、3.357〜4.104質量%の割合で予定することができる。しかしながらこれはなくてもよい。
炭素原子、水素原子及び酸素原子だけを有する熱可塑性プラスチックの形の(長時間安定性を高める)結合剤は、好ましくは約200〜400μmの粒度の、好ましくはむしろ低分子量のアクリラート及び/又はメタクリラートであり、これは意外にも有害物質(例えば硝気)の発生を抑制するために利用することができる。これは、好ましくは、1.2(例えば1.243)〜7.5(例えば7.463)質量%の割合で添加されるか又はされている。例えば、この結合剤は、1.5〜4.2質量%、例えば1.5〜2.0質量%、又は3.357〜4.104質量%の割合で予定されていてもよい。
室温で液状の炭化水素、例えばペンタン及び/又はイソオクタン、又は相応する炭化水素混合物(例えばベンジン、例えば自動車用又は洗浄用ベンジン)は、好ましくは1.2(例えば1.243)〜15質量%、例えば9〜15質量%又は1.2〜6.3(例えば6.219まで)質量%の範囲内で、本発明の発射薬の材料の混合の際に添加されるか、又は添加されていてもよく、かつ例えば製造金型の接着を抑制する。この割合は、例えば9〜15又は3.134〜3.831質量%にあることができる。これは、乾燥の際に十分に又は残留することなく除去されるか若しくは蒸発させることができる。
ニトロセルロースの(特にニトロセルロースの繊維構造を解く)ため及び炭素、水素及び酸素だけを有する熱可塑性プラスチックの形の結合剤のための溶剤、例えばアセトン、メチルエチルケトン又は他の室温で液状のケトン、又はエステル、例えば酢酸エチル、又はこれら2種以上の混合物は、本発明による発射薬のための混合物の製造の際に、3.7(例えば3.731)〜37.4(例えば37.318)質量%の割合で添加されるか又は添加されていてもよい。この割合は、例えば9〜16質量%又は12.314〜15.051質量%にあることができる。乾燥の際に、この溶剤は十分に又は残留することなく除去されるか若しくは蒸発させることができる。
好ましくは、他の添加剤として、(好ましくは疎水性又は疎水化された)ケイ酸、例えば熱分解ケイ酸又は沈降ケイ酸(場合により、ケイ酸塩、例えばケイ酸アルミニウム及び/又はケイ酸カルシウムを有する)、例えばEvonik Industries AG社(Hanau、ドイツ国)のSIPERNAT(登録商標)D10が添加されていてもよい。この割合は、例えば0.2〜3質量%、例えば0.3〜1質量%にあることができる。これは、一連の利点、例えば疎水性のために高められた貯蔵安定性、pH値の観点で本発明による発射薬の燃焼時に生じる含硝硫酸の中和、改善された流動挙動及び製造時の改善された圧縮性及び/又は発射薬の更に改善された燃焼挙動を生じさせることができる。
上述のような本発明による発射薬を製造するための本発明による方法は、特に好ましくは次のように実施することができ、これは特に簡単な工業的製造(次の実施例にも挙げられている)を可能にする:
黒鉛粉末を除いた個々の物質を、(例えば35%エタノールの含有率を有する)ニトロセルロースを含めて秤量し、溶剤を添加せずに混合する。液状の物質(溶剤及び炭化水素/炭化水素混合物)を添加し、生じる分散液又は溶液を混合する。引き続き、安全性の理由から、好ましくは残留水分5〜15質量%、例えば8〜10質量%の残留水分含有率にまで乾燥を行う。この混合物を粉砕して顆粒にする。次いで黒鉛粉末を添加し、混合する。こうして得られる顆粒は、圧縮成形用に仕上がっていて、打錠機中でタブレットに圧縮成形され(例えば60℃で24時間)乾燥させる。仕上がった本発明による発射薬が得られる。
本発明による発射薬は、本発明による実施態様の場合に、(例えば中央の)孔を有していてもよく、この孔は貫通するように構成されていてもよく、例えば圧縮の際に圧縮金型中の相応するピンによって形成されていてもよい。
本発明の重要な実施態様は、本発明による発射薬の製造のための成分として、ニトロセルロース、炭、黒鉛及びアクリル顆粒、好ましくは炭素繊維及びケイ酸からなる組合せ、又は得られる発射薬に関する。
次の実施例は、本発明を図示するために用いられるが、本発明の範囲を制限するものではない:
図式的にかつ極めて単純化した打錠装置の部分断面図及びプランジャを用いたタブレット化の際の圧縮工程を示す。
実施例1:円柱形タブレットの形状の本発明による発射薬
Figure 2016525992
粒度の記載は、対物ミクロメータ及び接眼ミクロメータを用いて粒度を光学顕微鏡により測定した結果に関する。
黒鉛粉末を除いた個々の物質を、35%エタノールの含有率を有するニトロセルロースを含めて秤量し、溶剤を添加せずに混合する。液状の物質(アセトン及びイソオクタン)を添加し、生じる分散液又は溶液を混合する。乾燥を、安全性の理由から、残留水分8〜10質量%の残留水分含有率まで行う(これは安全性の観点のもとでも好ましい)。この混合物を粉砕して顆粒にする。次いで、黒鉛粉末を添加する。こうして得られた黒鉛を備えた顆粒は圧縮成形用に仕上がっていて、これを打錠機(例えば、FETTE PERFECTA 1000、FETTE COMPACTING GmbH、Schwarzenbek、ドイツ国)で円柱形のタブレットに圧縮成形し、60℃で24時間乾燥する。
図1は、この種の打錠機の母型1の図式的な断面図を示す。左側には、顆粒2がまだ圧縮されていない状態で母型充填空間3内に存在する。右側には、上部プランジャ4を用いる圧縮工程が簡素化されて示され、ここで既に最大圧縮の段階である。顆粒2は、ここで、緻密化されて発射タブレット5にされる(ここでは例えば円柱状)。この発射タブレット5は、上述又は後述のように、導電性の割合を有する電気的に点火可能な発射混合物を含む。
実施例2:本発明による発射薬の点火
タブレット6×6mmの場合、100〜110ボルトによる点火後に、約300〜350Jのエネルギーを放出した。
実施例3:本発明による発射タブレットを用いた気候貯蔵試験
本発明による発射タブレットを、20℃及び50%の相対湿度で一定重量になるまで乾燥貯蔵した。このタブレットは、規定通りに、100〜110ボルトの点火電圧で点火することができた。
次の吸水率が、実施例1からの発射薬を用いて、記載の温度及び空気相対湿度(相対湿度)で見られる:
Figure 2016525992
従って、この発射タブレットは高められた空気湿度に対しても安定で、亜熱帯性の空気湿度でも貯蔵可能である。
実施例4:炭素繊維含有及びケイ酸含有の発射薬
実施例1と同様に、次の組成を有する発射薬を製造する:
Figure 2016525992
本発明は、特許請求の範囲及び要約書に挙げる本発明の主題にも関し、これらはここに引用によって取り込まれる。

Claims (12)

  1. ケースレスの発射タブレット又はタブレット状の点火薬の形状の電気的に点火可能なケースレスの発射薬において、前記発射薬は、溶解した形又は分散した形又は粉末の形の少なくとも1種の導電性材料、及び付加的に粉末の形の黒鉛を、他の添加剤を添加するか又は添加せずに、ニトロセルロースと一緒に混合し、引き続き発射タブレットに圧縮成形することにより得られることを特徴とする、点火可能なケースレスの発射薬。
  2. 前記導電性材料として炭を、特に2.4〜12.5質量%の質量割合で使用することを特徴とする、請求項1に記載の発射薬。
  3. 前記発射薬は、更に1種以上の酸素発生剤を12〜50質量%の質量割合で含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の発射薬。
  4. 前記発射薬は、酸素発生剤として過酸化亜鉛、塩素酸カリウム、過塩素酸カリウム又はこれら2種以上の混合物を含むことを特徴とする、請求項3に記載の発射薬。
  5. 前記発射薬は、更に、触媒作用する金属酸化物、特に酸化マンガン(IV)を0.6〜6.3質量%の割合で、及び/又は酸化鉄(III)を1.3質量%までの割合で含むことを特徴とする、請求項1から4までのいずれか1項に記載の発射薬。
  6. 前記発射薬は、更に燃料供与体、特にマグネシウム、微粉の鉄又はアルミニウムを、12.5質量%までの量で、又は炭素原子、水素原子及び酸素原子だけを有する熱可塑性プラスチックの形の結合剤、特にアクリラート及び/又はメタクリラートを、ことに1.2〜7.5質量%の割合で、又は前記燃料供与体と前記結合剤との混合物を含むことを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項に記載の発射薬。
  7. 室温で液状の炭化水素、室温で液状の溶剤、又はこれらの2つ以上の混合物を添加し、かつ乾燥により部分的に又は完全に除去する方法により得られる、請求項1から6までのいずれか1項に記載の発射薬。
  8. 前記製造の際に使用される混合物中に、使用される全ての成分:
    酸素発生剤、特に過酸化亜鉛、塩素酸カリウム、過塩素酸カリウム又はこれらの2種以上の混合物を、12〜50質量%、好ましくは50〜38質量%、殊に28.486質量%の割合で;
    触媒作用する金属酸化物、特に酸化マンガン(IV)を、0.6〜6.3質量%、殊に2.848質量%の割合で;
    酸化鉄(III)を、0.000〜1.3質量%、殊に0.373質量%の割合で;
    燃料供与体、殊にアルミニウム粉を、0.000〜12.5質量%、殊に3.731質量%の割合で;
    炭、特にクロウメモドキ木炭及び/又は炭素繊維を、2.4〜12.5質量%、殊に7.961質量%の割合で;
    炭素原子、水素原子及び酸素原子だけを有する熱可塑性プラスチックの形の結合剤、殊にメタクリル顆粒及び/又はアクリル顆粒を、1.2〜7.5質量%、殊に3.731質量%の割合で;
    特に窒素含有率10.7〜12.5%の、溶剤、特にエタノールを有するニトロセルロースを、18〜50質量%、殊に30.725質量%で(前記溶剤は、溶剤を有するニトロセルロース成分を基準として10〜50質量%、例えば35質量%の割合で);
    室温で液状の炭化水素又は室温で液状の炭化水素混合物、例えばイソオクタンを、1.2〜15質量%、例えば9〜15質量%又は1.2〜6.3質量%、殊に3.483質量%の割合で;
    他の溶剤、殊にアセトンを、3.7〜37.4質量%、好ましくは9〜16質量%、殊に13.683質量%の割合で;
    黒鉛粉末を、1.2〜24.9質量%、殊に4.975質量%の割合で;及び
    任意に、しかし殊に、好ましくは疎水性の又は疎水化されたケイ酸を、0.2〜3質量%の割合で
    含む、請求項1から7までのいずれか1項に記載の発射薬。
  9. 請求項1から8までのいずれか1項に記載の、ケースレスの発射タブレットの形状の発射薬の製造方法において、少なくとも1種の導電性材料を、溶解した形又は分散した形又は粉末の形で、及び黒鉛を粉末の形で、他の添加剤を添加して又は添加せずに、ニトロセルロースと一緒に混合し、引き続き発射タブレットに圧縮成形することを特徴とする、発射薬の製造方法。
  10. 前記導電性材料を、溶解した形又は分散した形又は粉末の形で、他の添加剤を添加して又は添加せずに、ニトロセルロースと混合し、本発明の特に好ましい実施態様の場合には、得られる混合物の顆粒を、好ましくは粉砕により製造し、この顆粒を得られる混合物として使用し、かつこの種の十分に乾燥した得られる混合物に黒鉛を粉末として添加し、混ぜ合わせ、引き続きこの混合物を本発明による発射タブレットに圧縮成形することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 電気的に点火可能な発射薬の製造のための、特に請求項9又は10に記載の方法においての、導電性材料、殊に炭の、溶解した形又は分散した形又は粉末の形での使用。
  12. ピンを撃ち込むための釘打機における、威嚇射撃装置中での爆薬として、エアバッグ中のガス発生エレメントとして、切断装置の原動力のため、圧縮装置の原動力として、スポーツ目的の小口径銃中の発射薬として、又は屠殺のための屠殺銃のための、請求項1から8までのいずれか1項に記載の発射薬の使用。
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