JPS58125683A - コンポジツトダブルベ−ス推進薬の製造法 - Google Patents

コンポジツトダブルベ−ス推進薬の製造法

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JPS58125683A
JPS58125683A JP535182A JP535182A JPS58125683A JP S58125683 A JPS58125683 A JP S58125683A JP 535182 A JP535182 A JP 535182A JP 535182 A JP535182 A JP 535182A JP S58125683 A JPS58125683 A JP S58125683A
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JP
Japan
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propellant
parts
slurry
casting
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JP535182A
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清孝 道家
渡辺 喜久生
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製造性が良好でかつすぐれた物性を示すコン
ポジットダブルベース推進薬の製造法に関するものであ
る。
コンポジットダブルベース推進薬(ODB推薬)は、通
常のダブルベース推進薬(DB推進薬や、コンポジット
モディファイドダブルベース推進薬(OMDB推薬)に
、その物性を改良するための物性改良剤を含有せしめた
推進薬である。
このDB推進薬OMDB推柴の物性を改良するために従
来よりtF型剤に多官能インシアネートあるいはウレタ
ンバインダ々どの物性改良剤を加えてニトロセルロース
(NO)粒子や集粉間を架橋せしめていた。
このDB椎柴やCMDB推薬は、それらの物性改良剤の
添加によりすぐれた低温物性を有するものが得られるよ
うになったが、その製造方法において、特にスラリキャ
スト法にょる推薬の製造方法においては従来のスラリキ
ャスト法と同様、その製造条件に多くの制限が加えられ
、このためにその推楽の製造量も限られ、均質な1〜か
も大知の11f薬を得るととは不用能であった。
すなわちスラリキャストθ、においては、たとえはフル
イドボールなどの薬科を注型剤と混合、脱泡して推薬ス
ラリとし、このスラリを鋳型やチャンバなどの注型容器
にt)−型して硬化成型するものであるが、このスラリ
ギヤスト法による製造方法においては物性改良剤のイコ
無にかかわりなくその製造過程で、注型剤のニトロクリ
セリン(N (])楡、可塑剤招、混和温FO゛、混和
時間、混和機の回転速用などの多くの条件、要因に皮肉
11され、このいずれの条件や要因がからんでもそのス
ラリの粘度士昇を回避することり不白工能である。たと
えば注型剤のNa@や可塑剤搦”が多い場合、あるいは
混和?#、’、度が高い場合などは薬科が溶解されやす
く、壕だ混和時間が長い場合や渭和様の[!:す転速度
が速い場合などけ、薬科の表irlのf#解部分がつぎ
つぎと取り除かれて未′#解部分がさらに浸食され、い
ずれの場合においてもぞのスラリの粘度が土昇し、この
粘度の十昇は、そのポットライフを短かくするとともに
脱泡をも困難にしている。捷たこの従来のスラリキャス
ト法では、混和温度、混′81」時間、混和速度などの
わずかな変動により、異なる物性や特性をイJする推薬
ができやすく、バラツキの々い均質な推薬が得難い。ま
たこのために大型の推薬や多数の均仙カ推薬の11!!
!造を不用能にしている。
本発明は、従来のスラリキャスト法における種々の欠点
を除くため鋭烏″イυ[究の結果達成されたもので、注
型剤のNO址やEl !!¥、I剤匍、混和温度、混和
時…j1混和速度などの諸条件、諸猥因に左右されず、
大型の推薬を丑だ均質なバラツキのない多数の推薬をP
x現性よく製造することに成功した。
本発明は、ニトロセルロースと安定剤を主成分とする薬
科と、ニトログリセリン、安定剤およびウレタンバイン
ダを主成分とする注型剤とを混合し、スラリキャスト法
により推進薬を製造する方法において、薬科としてその
表面をインシアネート化合物で処理した葉枝を用いるこ
とを特徴とするコンポジットダブルベース推進薬の製造
法を要旨とするものであり、さらに粁しくけ、インシア
ネート化合物で表面処!11きれたl N Oと安斤剤
を主成分とする薬科−1と、NO1安定剤及びウレタン
バインダを主成分とし、必要に応じて加えられる可塑剤
とからなる注型剤と、さらに必要に応じて酸化剤、燃焼
調整剤、添加剤を加えて均一に混合、脱泡して推薬スラ
リとし、このスラリを鋳型ないしチャンバなどの注W)
容器に注型し、これを所定温1.@:゛で所定時間ギュ
アリングして硬化せしめることからなる。
本発明におけるl侍徴目前記のように、スラリキャスト
法による推薬の製1’l’l力法において、イソシアネ
ート化合物Jで表面処〕41!された薬科を用いること
である。このイソシアネート化合物て゛表面処理される
薬科としては、たとえば通常のスラリキャスト法に用い
られるフルイドボール(F T()あるいはブレ1ンー
スラリキヤスト法に用いられるペースグレイン(BO)
などである。この従来のI” )3やBGは一般にNo
と安鴬剤と必要に応じて燃焼調整剤及び添加剤が添加さ
れたものからカリたっており、場合によりN (1が0
〜8チ前後加えられ 5− たものである。これらの薬科の表面を後記のイソシアネ
ート化合物で表Tin処理し、この表面処理された薬科
を用いることにより、製造法が極めて良好な推薬が得ら
れる。
この表面処理粟粒は、次のような処理方法によって造ら
れる。
粟粒混和機に、前記のP B−7たはBGなどの薬科を
仕込み、さらにイソシアネート化合物の所定知゛を加え
てWi閉し、一定温度のもとて一定時間混和する。この
場合イソシアネート化合物は、あらかじめ加熱#解せし
めるか、粟粒成分を溶解せしめない溶剤に溶j!l’t
せしめるかして混和機の外より内部の薬科へ噴霧ぜしめ
てもよい。
このインシアネート化合物で表面処理された薬科は、注
型剤のNOや可塑剤による溶解や可塑化が緩慢である。
このためにとの薬科を注型剤と混合してスラリに1〜だ
場合、その粘度が低く、長時間流動性を維持することが
できる。すなわちポットライフが長くなる。このポット
ライフを延長せしめ得るということは、スラリ中の気泡
の除去、−6= つ捷り脱泡が完全に竹なえる11点かあり、自好な推薬
が1与られる。
このように本発明は、イソシアネート化合物で表面処理
されだ粟粒を用いるために、スラリの形成性、注型性が
極めて良好であるという特徴がある。これ幻1、粟粒の
表層に位置するNo中の残存OH基がインシアネート化
合物のN CO基と反応してウレタン結合ンソトし、こ
のウレタン結合を生じたその粟粒の表層にdl、注型剤
中のNOや可塑剤に難溶ガち密人層が形成される。この
ち密な層のために、注型剤のNOやb1塑剤の浸透が阻
止されあるいは緩慢となり、その結沫としてスラリの粘
度士昇が抑制され、ホットライフが長くなるものと考え
られる。
次にこの発明の一般的な製造方法について説明する。(
以1、l相部を単に部という)加温装置、真空装愼、攪
拌装置を廟するスラリ混和機に、NO60〜95部、可
塑剤0〜25部、安定剤0.1〜5部、ポリオール0.
1〜40部からなる混合液30〜70部と、イソシアネ
ート化合物1〜6部、反応触媒0〜0.5部を仕込み、
20〜50℃に加温した0、1〜100 tranHg
負空Jで謄泡しながら混合し注型剤を調製する。
この注型剤に、インシアネート化合物で表面処理された
粟粒30〜70部を加えて30〜50℃の定温で1〜5
時間、脱泡しながら混合しスラリとする。この混合スラ
リを、チャンバ、鋳型などの注型容器に注型し、この注
型品をキユアリング室に移し、硬化せしめて推薬が製造
される。
さらに本発明における他の発明は、前記発明における推
薬製造法のiM造過程において、ジアミノ化合物を添加
し推薬を製造する方法に関するものであり、詳しくは、
ニトロセルロースと安定剤を主成分とする粟粒と、ニト
ログリセリン、安定剤およびウレタンバインダを主成分
とする注型剤とを混合し、スラリ混和機I・法により推
進薬を製造する方法において、粟粒としてその表面をイ
ソシアネート化合物で処理した粟粒を用い、さらに物性
改良剤として注型剤にoJ溶のジアミノ化合物を用いて
なる高製造性ならびにすぐれた物性を有するコンポジッ
トダブルベース推進薬の製造法である0 この発明は、前記発明における高製造性に加えてさらに
良好な物性、特に引張強度のすぐれた推薬を得る製造法
を提供することを目的とするものであり、前配推薬の製
造法におけるN0%可塑剤、安定剤、ポリオールからな
る注型剤に、さらにジアミノ化合物0.5〜6部を添加
して製造される。
この後者の発明をさらに詳しく説明すると、前者の発明
において用いられたスラリ混和機に、NG60〜95部
、Hl 塑剤0〜25部、安定111(’1.1〜5部
、ポリオール(1,1〜40部から庁る注型剤30〜7
0部と、ジアミノ化合物0.5〜6部を仕込み、20〜
50℃に加濁し、0.1〜100w+I1g J中下で
脱泡しながら混合する。このようにして調製されたジア
ミノ化合物を含む注型剤に、インシアネート化合物1〜
6部と反応触媒0〜0.5部を加えてさらに脱泡しなが
ら混合する。との混合液に、インシアネート化合物で表
面処理した粟粒30〜70部を加えて30〜50℃の9
汎1で1〜5時間脱泡しなか−9= ら混合しスラリとする。このスラリを、チャンバ、鋳型
などの注型容器に注型し、この注型品をキユアリング室
に移し、硬化せしめて推薬が製造される。
なお、これらの推薬の製造において、ポリオール、イソ
シアネート化合物、ジアミノ化合物、反応触媒などは、
注型剤に倫接加えずに、スラリの形成中期あるいは形成
後期、すなわち粟粒を加えて混合する過程において添加
することができる。
また、燃焼調整剤や添加剤は、粟粒中に含有せしめられ
たり、その1部あるいは全部を注型剤に加えて推薬を形
成することができる。調整剤や添加剤を注型剤中に加え
る場合は、あらかじめ注型剤に溶解あるいは分散せしめ
ておくとよい。
さらに本発明ではその製造過程において、その推薬の燃
焼特性を改善する酸化剤を加えることができる。この酸
化剤は、粟粒中に含有せしめてもよく、まだ注型剤に分
散せしめることもでき、粟粒と同時に注型剤に加えて混
合してもよい。
本発明における注型剤は、粟粒以外の主として 10− NOに可溶な成分で4うす、一般には、NO1安定剤、
ウレタンバインダ及び必要により可塑剤より成りたって
いる。
ウレタンバインダは、反応により主としてウレタン結合
を生成し、ウレタン位1脂を形成する成分であり、1分
子中に2個以上のヒドロキシル基(o+i)をもつ化合
物(ジオール、l−’Jオール、ポリオールなと)と、
1分子中に2個以上のイソシアネート基(NCO)を不
する化合物(ジイソシアネート、トリイソシアイ= −
1・、ポリイソシアネートなど)とから成りプr−って
」、・す、後者の発明においてに1、これらに更に1分
子中に2 (161のアミノ基(NII2)をIJする
ジアミノ化合物どからなりだっている。捷だN Oは一
般に、その1分子中に残存OHを2個以十治しており、
このN Oも1種のポリオールとみることができ、ウレ
タンバインダと々り得る。従って不発IJ1においては
他のポリオール類は用いない場合がある。
本発明において用いられるポリオールとしては前記NO
のほかに、分子末端および分子鎖上に011を有するポ
リエステル型ポリオールとポリエーテル型ポリオールが
用いられる。
ポリニスデル型ポリオールとしては、たとえばエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、フチレンゲリコール、ベンタンジオール、ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリブタジェン
グリコール、ヘキサンジオール、トリメチロールエタン
、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリス
リトール、ポリ (オキシフロピレン)トリオールなど
のジオール、トリオール、ポリオールの1f’!ilま
たは2種以−1−の混合物と、有機の2塩基酸、多地基
酸、たとえばマロン酸、こはく酸、グルタル酸、アジピ
ン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、マレイン酸、フマール酸、酒石酸、二相゛化すル
イン酸、くえん酸、フタル酸などの1柚捷だけ2種以上
の混合物、あるいはカプロラクタム、メチルカグロラク
タム、ジメチルカプロラクタムなどのラクタムとのエス
テルである。
ポリニーデル型ポリオールとしては、たとえはテカメチ
レングリコール、ポリメチレングリコール、ポリ (オ
キシメザレン)グリコール、ポリ(オキシフロピレン)
グリコール、ポリ (オキシブチレン)グリコール、ポ
リ (オキシテトラメチレン)クリコール、ボIJ(J
キシペンタメチレン)グリコール、ポリ (オキシフロ
ピレン)ポリ (オキシエチレン)グリコール、ポリ 
(A−キシプロピレン)トリオール、ポリ (オキシプ
ロピレン)ポリ(オキシエチレン)1リオール、ポリ 
(オキシプロピレン)ポリ (オキシエチレン)ポリ 
(オキシプロピレン)トリオール、ポリ (オキシプロ
ピレン)ポリオール、ポリ (オキシプロピレン)ポリ
(オキシエチレン)ポリオールなどである。これらのポ
リオールけ、NGや可tilノ剤に相溶性があることが
好捷しい。
以上のポリオール類は、後記のイソシアネート化合物と
反LL、 してウレタンバインダを形成スるが、本発明
においては、とわらのウレタンバインダの13− 末端がさらにNOOによってインシアネート化されたプ
レポリマを用い、この末端NCO化されたプレポリマに
、さらに前記のポリオールと反応せしめたウレタンバイ
ンダも用い得る。この末端がNCO化されたプレポリマ
は、前記ポリオール類に、過剰のインシアネート化合物
を加えることにより得られる。たとえば末端にOHをイ
コするヘキサンジオールのアジピン酸エステルのような
ポリエステル型ポリオール、あるいはポリ (オキシブ
チレン)グリコールのようなポリエーテル型ポリオール
に、過剰のイソシアネート化合物、たとえば2.4−ト
リレンジイソシアネートを過剰に加えることにより、木
端がNCO化されたこれらのプレポリマが得られる。
本発明において、ウレタンバインダの形成に、前記のポ
リオール類を用いず、Noをポリオールとして、すなわ
ち集粉中のNOの残存OHを利用してウレタンバインダ
を形成することができる。
この場合には、−1−記の末端NCO化されたプレポリ
マを用いるとよい。
 14− 次に、前記ポリオール類との架偶反応、フレポリマの末
端Non化および粟粒の表面処胛にそれぞれ用いられる
インシアネート化合物について例丁する。このインシア
ネート化合物としては、一般にウレタン樹脂の形成にJ
[1いらtlているものが用いられ、たとえばヘキザメ
チレンジイソシアネート、トリレンフイソシアネ−1・
、ジフェニルメタンジイソシアネ−1・、ナフチレンジ
イソシアネート、パラフエニレンジイソンアネート、ジ
メチルジフェニルジイソシアネ−1・、ジメチルメタン
ジイソシアネート、ジメトキシジフェニルジイソシアネ
ート、ギシレンジイソシアネート、ジアニシジンジイソ
シアネート、ドリブンジイソシアネート、メタキシレン
ジイソシアネ−1・、イソホロンジインノアネ−1、ビ
レンジイソシアイ・−ト、クリセンジイソシアネート、
フルオレンジイソシアネート、ニトロジフェニルジイソ
シアネート、ジンエニルスルポンジイソシアネ−1・、
トリフェニルメタントリイソシアネート、ボリフェニル
メタンボリイソンアネートなどである。なお前記ポリオ
ールとのウレタン反応に用いられるこれらのイソシアネ
−1・化合物の適用址は、通常、ポリオール中の(月I
数とイのインシアイ・−ト化合物中のN O(l数と尚
脳関係になるtl−が用いられるが、このインシアネー
ト化合物中のN00は、さらに粟粒におりるNo中の残
存OHとも反応するため、このインシアネート化合物は
若干増量して用いる必要がある。
捷た、後者の発明に針いて用いられるジアミノ化合物と
しては、たどえは3.3′−ジクロロ−4,4゛−ジア
ミノジフェニルメタン、4.4’−ジアミノジフェニル
メタン、ジアミノフタロフェノン、4.4’−ジアミノ
−1,1′ビナフチル、4.4’−ジアミノベンゾフェ
ノン、313’−ジクロルベンジジン、4.4’−アゾ
キシ−0−トルイジン、4.4′−アゾキシ−m −1
−ルイシン、4.4’−ジアミノジフェニルスルホン、
3,8−ピレンジアミン、2.8−クリセンジアミン、
2,7−フルオレンジアミン、2−ニトロベンジジン、
1,5−ナフチレンジアミン、ジアミノスチルベン、ベ
ンジジン、m−トリジン、〇=ニトリジンノナメチレン
シアミン、テカメチレンジアミンなどで、とわらのジア
ミノ化合物は、注型剤に相溶性のあるものを用いること
が何重しく、特に製遁性の点から、:(,3’−ジクロ
ロ−4,4’−ジアミノジフェニルメタンが何重しい。
このジアミノ化合物d1、主とL7てポリオール力子の
釦延長剤ないしは架橋剤として用いられるものであるが
、ポリオール1当匍゛に対して0.2 = 3当量用い
るのが適尚である。
手配のウレタンバインダを形成せしめる場合、その反応
を促進せしめるだめに反応触媒を添加する場合があるが
、この反応触媒としては、たどえはジブチルチンジアセ
テ−1・、ジブチルチンジラウレート、ジメチルチンジ
クロライド、アセチルアセトン鉄、ナフテン酸亜鉛々と
、通常、ウレタン反応に用いられている触媒である。
このポリオール、インシアネート化合物、ジアミノ化合
物、反応触媒などからなるウレタンバインダは、抽薬中
に1〜20市X%、好甘しくけ3〜10重量l %含有
せしめられる。
 17− 安定剤は、NOやNOの自然分解を抑制するために粟粒
おまひ注型剤に添加されるもので、たとえはジフェニル
アミン、2−ニトロジフェニルアミン、エチルセントラ
リットなどの通常用いられている安定剤が用いられ、こ
の安定剤は、注型剤に月jいすに粟粒のみに月1いたり
、スラリの混合時に加えることができる。
可塑剤け、粟粒に可塑性を万えて成型を容易にするため
に加えられるもので、ジエチルフタレート、ジブチルチ
ンレ−1・、ジオクチルフタレート、トリアセチン、セ
バシン酸エステル、アジピン酸エステルなど、1)B推
薬の可塑剤として一般に使用されているものが用いられ
る。なお本発明においてはこのb]塑剤は用いない場合
がある。
燃焼調整剤は、推薬の燃焼の安定化や燃焼速度の調整々
どの目的で添加されるもので、一般にステアリン酸、ザ
リチル酸、レゾルシン酸、2−エチルヘキサン酸、フタ
ル酸などの有機酸と、鉛、銅などの重金緘塩、ギレート
化合物、あるいは酸化鉄、酸化銅、酸化クロム、酸化ニ
ッケルなどの 18− 金JpA酸化物、さらには炭醗″鉛、硝酸鉛、硝酸カリ
ウム、硝酸ナトリウムなどの無機塩々どで、通常、推薬
の燃焼調整剤として用いられているものである。この燃
焼調整剤は、FBや、BOなとの集粉の中に含有せしめ
てもよく、その1部あるいは全部を注型剤に溶解もしく
は分散させて用いてもよい。
酸化剤は、推薬の燃焼特性を改善させるために加えられ
るもので、たとえば過塩素酸塩類、不肖酸塩類、ニトラ
ミン、二1・口止合物で、過塩素酸塩類としては、たと
えば過塩素アンモニウム、過塩素酸リチウム、過塩素酸
カリウムなど、硝酸塩類としては、たとえば硝酸アンモ
ニウム・、硝酸カリウム、石肖酸ナトリウムなど、ニト
ラミンとしては、たとえばツクロチトラメチレンテトラ
ニトラミン、シクロトリメチレントリニトラミン、二l
・ログアニジンなど、二1・口止合物としては、たとえ
ばペンスリット、ニトロマンニットなどで、これらの酸
化剤は、粟粒中に含有せしめてもよく、注型剤に分散さ
せて用いることもでき、あるいは集粉とともに注型剤に
加えることもできる。
添加剤は、集粉の帯電を防止したり、楽粒に流動性をも
たせたり、あるいはバインダや燃焼調整剤などでは得ら
れない他の特性や物性を調整するために添加されるもの
で、たとえばグラファイトやカーボンブラック、微分ケ
イ酸塩類々どである。
以上にわたって本発明の製造方法を概説し、その推薬の
形成材8′1を挙げて説明したが、本発明における推薬
の製造方法は前記にかかわらず本発明の範囲内において
柚々の態様をとり得るものであり、1#′、その製造条
件においてもその所望する推薬の組成、形状、l」的に
応じて変更し得るものであることはいうまでもない。
以下、本発明を実施例を挙けて説明する。なお実施例に
おいて、?++量部や重t%を、単に部、チと略す。
実施例1 加温装置、真空装置、攪拌装置を廟するスラリ混和機に
、ニトログリセリン(NO) 75部、ジエチルフタレ
ー1− (DFP)5部、2−二トロジフェニルアミン
(2−NDI)A) 2部、ポリオール18部からなる
混合#48部と、ヘキサメチレンジイソシアネート (
HMDI)2.3部と、ジブチルチンジラウレート(1
)IITr)I、)0.11部を仕込み、40℃に加温
して10w Hg真空下で脱泡し外から1時間混台し注
型剤(A)を調製した。この注型剤(A)に、下記のよ
うにHMDIで表面処理したフルイドボール(Fn)5
2部を加えて10m1g負空1・1福0℃の定温で脱泡
しながら混合した。この混合スラリを鋳型に?−F型し
たのち、50℃の定温室に5日間静置して硬化せしめた
上記の推薬の製造過程において、混合スラリのホットラ
イフを測定した結果、表−1の成績を得た。
なお、ポリオールは、大日本インキ化学KK製Po1y
l目eoD−X−106を用いた。
FBは、1記に従って表面処理したものである。
FBII’9を回転式混和機に仕込んで密閉し、混和機
の温度を45℃に加温して混和機を緩やかに回転させな
から噴霧口より表−1のIIMDI便用姻−に相当する
量を噴霧し、0.5〜10時間回転を継続し、表面処理
を完結する。この表面処理されたFBを、 21− 密閉下で常温に々る捷で放冷し、別の容器に移して密閉
、貯蔵した。
1i’ Bは、窒素i12.6係のN093チ、NO3
チ、2−NDPA2%からガる組成のもので、平均粒径
42μのものを使用した。
実施例2 実施例1における混和機に、N075部、トリアセチン
(TA) 5部、2−NDPA2部、ポリオール18部
からなる混合液45部と、HMDI3.42部、および
DBTDLo、11部を仕込み、40℃に加温して1(
FIIIHg真空下で脱泡中下がら1時間混合し、注型
剤(B)をIs製した。この注型剤(B)に、下記のよ
うにHMDIで表面処理したベースグレイン(BG)5
5部を加えて10■I1g真空)、40℃の定温で脱泡
し々がら混合した。この混合スラリを鋳型に注型したの
ち、50℃の定温室に5日間静置して硬化せしめた。
上記の推薬の製造過程において、混合スラリのポットラ
イフを測定した結果、表−1の成績を得だ。なおポリオ
ールは、実施例1におけるものと 22− 同−のものを用いた。
B(]は−1士に従って表向処理したものである。
B 01 Kq ”fc rp1転式混和機に仕込んで
密閉し7、混和機の温度を45℃に加温して混第11機
を緩・やかに回転−させ々がら噴霧口より衣−1のII
 M I) I使用量に相当する量を噴霧し、0.5〜
10時j1旧r!1転を継続して表向処理を完結する。
この表面処理さil、た1〕()を密閉下で常湛になる
捷で放冷し、別の容器に移して密閉、貯蔵した。
BOは、窒素量12.6%のN085%、N (35%
、2−NDPA 2%、サリチル酸鉛4.0%、2−エ
チルヘキサン酸鉛4.0%、カーボンブラックとグラフ
ァイトを外割りでそれぞれ0.02%加えたものを圧伸
成型し、裁断、乾燥して、■、−(1,3〕、D−Q、
3叫φとしたものである。
実施例3 実施例1および実施例2における推薬成分に、さらに酸
化剤としてシクロテトラメチレンテトラニトラミン(H
MX)、過m素酸アンモニウム(Apelりを含不せし
めたものについて推薬をjJ’J’INし、それぞれの
製造過セj)における混合スラリのボットライフを測定
した。結果を表−1に示す。なお推薬の製造は、実験N
+1.15〜18では、注型剤(A)、表面処理したF
 B、IIMXの組合わせで、実験No、19〜22で
は、注型剤(13)、表向処理したBO,HMXの組合
わせで、さらに実験No、23〜24では、注型剤(’
i s”A r(n処理した11(]、A p (J 
/!  の組合わせでそれぞれ製造を実施した。
この推薬の製造d1実験No、15〜18については実
施例1に、実験No、19〜22および23〜24につ
いては実施例2に準じた。たたし酸化剤は、粟粒を加え
る前に注型剤に加えて混合、分散せしめた。
それぞれの配合比は次のとおりである。
実験No、 15〜] 8 注型剤(A) 43部、Ti’ B 42部、HMX]
5部実験No、 19〜22 注型剤(11) 40部、E G 45部、IIMXi
5部実験No、 23〜24 注!(り剤(1940部、T(045部、Apce15
部夾施例4 粟粒の表101を神々のインシアネ−1・化合物で処理
し7たものについて、その混合スラリのポットライフを
測定しその効果をみた。結果を表−1に示す。なお推楽
の製造は実施例2に準じた。ただし、使用した表向処理
BOは、l(G ]、 KVに対して5gの下記インシ
アネート化合物で表面処理したものを用いた。
実験NO,25はa化合物・・ 2.4−)リレンジイ
ソシアネート〃26  b  #   ・・−1,5−
ナフチレンジイソシアネ−1・’   27  c  
 y   ・・・・インホロンジイソシアネート〃  
28 d l  ・・・・・4,4′−ジフェニルメタ
ンジイソシアネート実施例5 M OOAの添加量による推薬物性の効果をみた。
結果を表−2に示す。推薬の製造は実施例1に準じた。
ただしF Bは、実験No、5に用いたものを適用した
。斤お不実施においでMOOA添加針の増加に伴ない、
注型剤に加える11 M D Iの徐加麺も、MOC!
Aに比例せしめて増加させた。
物性測定は、新興通信KK製刀能引張圧組試験 25− 機Model  50(lを用いて実施し、試料作成お
よび試験法に111.ll5−に−6301に専づいた
。また試験は、+60 ℃、→−20’C1−45℃の
定温槽にそれぞれ1時間放揃”し″Ir、試別について
実施した。
実施例6 MOOAの添加量による推薬物性の効果をみた。
結果を表−2にボす。11f薬の製造は実施例2に準じ
た。ただしBGi、i:、実験NO,12に用いたもの
を適用した。々お本実施例においてもMOCA添加量の
増加に伴ない、実施例1に準じて注型剤に加えるII 
M I) Iの添力[1知を増加せしめた。甘だ物性試
験d[¥ノイII例5に準じた。
実施例7 実施例5および実施例6における推薬成分に、さらに酸
化剤としてIIMX%A P O/を含有せしめたもの
について推薬を製造し、それぞれについてMOOAの添
加量による推薬物性の効果をみた。結果を表−2に示す
実験No、43〜46では注型剤(N1表面処理したF
B、IIMXの組合わせで、実験No、 47〜50で
は注 26− 型剤(11)、表面処理したll01HM Xの組合わ
せで、さらに実験No、5]〜52では注型剤(19、
表iMI処理したBG、 A p 01  の絹合わせ
でそれぞれ製造を実施した。なお推薬の製造は、実験N
o、43〜46についでは実施例5に、実験No、 4
7〜50および51〜52については実施例6にそれぞ
れ準じた。
たたし酸化剤は、粟粒を加えるAilに注型剤に加えて
混合、分散せしめた。
それぞれのlII+’合比は次のとおりである。
実験No、43〜40 ?E型剤(A143部、li’ 1342部、ll(X
、15部実験No、47〜50 注型剤(B) 40部、n045部、t1MX15部実
験No、51〜52 t[2(り剤((う)40部、8045部、A I) 
Ol 1.5部実施例8 推薬に添加される物性改良剤として、種々のジ−アミノ
化合物を添加1.たものについての推薬物性の幼果をみ
た。結果を表−2に示す。
々お推薬の製造は実が11例2に準じた。ただし使用し
たジアミノ化合物は、ポリオール1当量に対して1尚奮
を用いた。
実験No 、 53はe化合物・・・・・4,4′−ジ
アミノジフェニルメタン〃54はf  〃 ・・・・シ
アεタフタロフェノン〃55はg 〃 ・・・4.4′
−ジアミノベンゾフェノン〃56はh  tr  ・・
・・・ナフテジンリ十の実施例からもψ」らかなように
、OI) B 推薬のスラリキャスト法による製造方法
において、粟粒の表面をイソシアネート化合物で処理し
た粟粒を用いることにより、従来極めて困難であっだス
ラリの粘度士昇を制御することおよびポットライフを著
t、 <延長せしめることができだ。この結果、脱泡を
児全に行々うことができ良質な推薬を提供し得るととも
に、大型の推薬の製造が可能となり、しかもバラツキの
ない推薬を多葉に製造するととができるようになった。
さらに加えてジアミノ化合物を推薬の製造過程で添加す
ることにより、はげ広い温度範囲にわたってその推薬物
性、特に強度を飛躍的に増大せしめ得ることができ、そ
の効果は著しいものがある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、 ニトロセルロースと安定剤を主成分とする粟粒と
    、ニトロクリセリン、安定剤およびウレタンバインダを
    主成分とする注型剤とを混合し、スラリギヤスト法によ
    り推進薬を製造する方法において、粟粒としてその表面
    をインシアネート化合物で処理1−1だ粟粒を用いるこ
    とを特徴とするコンポジットダブルベース推進薬の製造
    法2 ニトロセルロースと安定剤を主成分とする粟粒と
    、二l・ロクリセリン、安定剤およびウレタンバインダ
    を主成分とする注型剤とを混合し、スラリキャスト法に
    より推進薬を製造する方法において、粟粒としてその表
    …1をイソシアネート化合物で処理した粟粒を用い、さ
    らに物性改良剤として注型剤に可溶のジアミノ化合物を
    用いてなる易製造性ならびにすぐれた物性を有するコン
    ポジットダブルベース推進薬の製造法
JP535182A 1982-01-19 1982-01-19 コンポジツトダブルベ−ス推進薬の製造法 Pending JPS58125683A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016525992A (ja) * 2013-04-25 2016-09-01 フィッシャーヴェルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトfischerwerke GmbH & Co. KG 電気的に点火可能なケースレスの発射薬、その製造方法及び使用

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016525992A (ja) * 2013-04-25 2016-09-01 フィッシャーヴェルケ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフトfischerwerke GmbH & Co. KG 電気的に点火可能なケースレスの発射薬、その製造方法及び使用

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