JPS58125684A - コンポジツトダブルベ−ス推進薬の製造法 - Google Patents

コンポジツトダブルベ−ス推進薬の製造法

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JPS58125684A
JPS58125684A JP535282A JP535282A JPS58125684A JP S58125684 A JPS58125684 A JP S58125684A JP 535282 A JP535282 A JP 535282A JP 535282 A JP535282 A JP 535282A JP S58125684 A JPS58125684 A JP S58125684A
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JP
Japan
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grains
miliary
propellant
stabilizer
casting
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JP535282A
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清孝 道家
渡辺 喜久生
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、製造性、耐老化性、物性の良好なコンポジッ
トダブルベース推進薬の製造方法に関するものである、
コンポジットダブルベース推進薬(CDB推薬)は、通
常のダブルベース推進薬(DB推進薬や。
コンポジットモディファイドダブルベース推進薬(CM
DB推薬)に、その物性を改良するための物性改良剤を
含有せしめた推薬で、通常、スラリ上ヤス1法による製
造方法によって製造されている。
このスラリキャスト法は一般に、ニトログリセリン(N
G)、安定剤、可塑剤および物性改良剤としての多官能
インシアネートあるいはウレタンバインダからなる注型
剤に、フルイドボール、ベースグレインなどの粟粒およ
び必要に応じて酸化剤その他の添加剤を加えて脱泡しな
がら混合して推薬スラリとし、このスラリを鋳型やチャ
ンバなどの注型容器に注へリシ2、この注型物を容器と
ともに所定温度の下でキユアリングし硬化せしめる。
このようにしてCI) B推薬は製造されているが、こ
の従来のCDB推薬(rよ、物性改良剤が含有されてい
るにもかかわらずこれを室温以上の温度域に長期開放I
K(シた場合、その推薬の耐老化性が著しく低下すると
いう欠点があった。また従来のCDB推薬は、そのイf
薬を81!造するに掘ってスラリの粘度」−昇が著しく
、この結果脱泡を困難にし、かつポットライフを短かく
シ、大型の推薬や均質な推薬を多量にあるいは連続して
製造することは不可能であった。さらVC従来のCI)
 B推薬は、物性改良剤が含有されているにもかかわら
ず期待された物性が得られず、#?!Jにその強度が弱
いという欠点があった。
そこで本発明者は、この従来のCDB推薬の製造時に訃
ける欠点を改善すべく :IMi々検、tJ]〜、実験
をかさねた結果、薬杓中のNG含制をlO〜30垂散チ
にアップぜしめた粟粒を用いて製造することにより而・
1老化件の著しいCD B推薬を得ることに成功した。
さらに本発明者は、スラリキャスト法の最大の欠点であ
るスラリ混411時における粘度の上昇および短かいポ
ットライフを克服すべく研究をかさねた結果、前記のN
Gを10〜30重相チ含有せしめた粟粒の表面をインシ
アネート化合物で処理した粟粒を用いて推薬を製造する
ことにより、スラリ混和時の粘度上昇が著しく抑制され
、成型時のポットライフを延長せしめ得ることに成功し
た。
以上の発明により面1老化性の著しいC]) B推薬お
よび酢1老化性と高製造性を兼ね備えたCDB推薬を製
造することに成功したが、さらにそのCDB推薬の物性
、喝に強度の高い推薬を製造すべく鋭意研究をかさねた
結果、それらの推薬の製造過程で注型剤にジアミノ化合
物を添加せしめることにより、すぐれた物性、特に強度
の高いCDB推薬を製造することに成功した。
本発明は、これらを要約すると、 (1)  ニトロセルロースと安定剤を主成分とする粟
粒と、ニトログリセリン、安定剤およびウレタンバイン
ダを主成分とする注型剤とを混合し、スラリキャスト法
により推進薬を製造する方法において、粟粒としてニト
ログリセリンを10〜30重葉チ含有する粟粒を用いる
ことを特徴とする耐老化性コンポジットダブルベース推
進薬の製造方法であり、さらに本発明は。
(2)上記(1)項の製造方法において、粟粒として上
記ニトログリセリンを10〜30重量%含有する粟粒の
表面をイソシアネート化合物で処理した粟粒を用いるこ
と喘徴とする耐老化性、高製造性コンポジットダブルベ
ース推進薬の製造方法でおり、さらに本発明は。
(3)上Rrj (2)項の製造方法において、さらに
物性改良剤として注型剤に可溶のジアミノ化合物を用い
てなる耐老化性、高製造性ならびにすぐれた物性を有す
るコンポジットダブルベース推進iの製造方法である、 次に本発明の詳細を、上記(1)項の発明より(3)項
の発明1で順次説明する。(以下、重量部、重tチを、
それぞれ単に部、チという)。
加温装置、真空装置、攪拌装置を有するスラリ混和機に
、N G 60〜95部、可塑剤θ〜25部、安定剤0
.1〜5部、ポリオール0.1〜40部からなる注型剤
30〜70部と、イソシアネート化合物1〜6部と反応
触媒0〜0.5部を仕込み、 20〜50’Cに加温し
、0.1〜100■HV 真空下で脱泡しながら混合す
る。
この混合液30〜70部に、NGを10〜30%含有す
る粟粒30〜70部を加えて30〜50’Cの定温で3
0〜120分脱泡しながら混合し推薬スラリとする。こ
のスラリを、チャンバ、鋳型々どの注型容器に注型し、
この注ム1)品をキユアリング室に移し、硬化せしめて
推薬が製造される。
次VC第(2)項の発明について説明する。
前記のスラリ混和機に、NG60〜95部、可塑剤0〜
25部、安定剤0.1〜5部、ポリオール0.1〜40
部からなるtl−型剤30〜70部と、イソシアネート
化合物1〜6部と反応触媒0〜0.5部を什込み、20
〜50℃に加温し、0.1〜100冨Hy貞空下で脱泡
しながら混合する。この混合液30〜70部に、表面が
イソシアネート化合物で処理され、かつNQを10〜3
0%含有する粟粒30〜70部を加え、30〜50°C
の定温で1〜5時間脱泡]〜ながら混合し、推薬スラリ
とする。このスラリを、チャンバ、鋳型などの注型容器
に注型し、この注型品をキユアリング室に移し7、硬化
せしめて推薬が制光される。
次に第(3)項の発明について説明する。
前記のスラリ混第1】機に、NG60〜95部、可塑剤
0〜25部、安定剤0.1〜5部、ポリオール0,1〜
40部からなる注型剤30〜70部と、ジアミノ化合物
0.5〜6部を仕込み、20〜50℃に加温して0.1
〜100 mT−1f J中下で脱泡しながら混合する
。この混合液に、インシアネ−1・化合物1〜6部と反
応触媒0〜0.5部を加えてさらに脱泡しながら′6−
i’、合する。
この混合液に、前記インシアネート化合物で表面処理し
たNq】0〜30%含有薬粒含有−70部を加え。
30〜50°Cの定温で1〜5時間脱泡しながら混合し
推薬スラリとする。この混合スラリを、チャンバ、鋳型
などの注型容器匠注型し、この汀二型品をキユアリング
室に移し7.硬化せしめて推薬が製造される。
本発明において用いられる粟粒は、たとえば通常のスラ
リキャスト法に用いられているフルイドボールあるいは
ペースグレインなどをベースに、NGを10%から30
チの範囲内にわたって含有せしめたことを%9とするも
のである。この粟粒中のNGの含有拙が10チ以下にな
ると[イ[−桑の耐老化性が減少し、30チ以上になる
と高温において推薬の塑性が生じやすくなる。
スラリキャスト法におけるNG不含あるい0その含租の
少々い粟粒を用いた推薬がll1lI老化性に乏しい理
由としては、粟粒間に閉じ込められた高濃度のNGが、
経時とともに粟粒内へ浸透し、このために粟粒間の弾性
や強度が劣化するためで1本発明の如く粟粒中のNG含
量を増加せしめてその濃度を粟粒間のNQ濃度に近づけ
ることにより、これらのNGの移動がなくなり、推薬の
老化が防止されるものと推察される。
この上記製造方法において、イソシアネート化合物で表
面処理された粟粒は、NGや可塑剤による溶解や11」
端止が緩慢であり、このためにその粟粒を注型剤ど混合
してスラリにしf?:、場合、その粘度が低く、長時間
流動性を維持することができる。
すなわちポットライフが長くなる。このポットライフヲ
延長せしめ得るということは、スラリ中の気泡の除去々
らびに推薬の多量同時成型が完全に行なえる大きな利点
がある。
以上のように上記の発明は、耐老化性の推薬を製造し得
るとともに、製造性が極めて良好であるという特徴を兼
ね備えるものである。
さらVコ、他の発明に[、前に述べたように、その製造
過程で、ジアミノ化合物を注型剤に加えることにより、
物性、特に強度の高い推薬が得られる。
本発明において用いられる注型剤t1.主としてNGK
町俗の成分であシ、一般にはN G 、安定剤、ウレタ
ンバインダ及び必要により可塑剤よりなりたっている。
ウレタンバインダは、反応により主としてウレタン結合
を生成(〜ウレタン樹脂を形成する成分であり、1分子
中に2個以上のヒドロキシル基(OH)をもつ化合物(
ジオール、トリオール、ポリオールなと)と、1分子中
に2個以上のイソシアネート基(NCO)を有する化合
物(ジイソシアネート。
トリイソシアネート、ポリイソシアネートなど)とから
カリたっている。捷たニトロセルロース(NC)は一般
に、その分子中に残存0I−Iを2個以上有して訃り、
このNCも1種のポリオールとみなすことができ、ウレ
タンバインダとなり得る。
従って本発明においては他のポリオール類r1用いない
場合がある。
本発明において用いられるポリオールとしては前記NC
のほかに、分子末端および分子鎖上にOHを有するポリ
エステル型ポリオールとポリエーテル型ポリオールが用
いられる。
ポリエステル型ポリオールとしては、たとえばエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、グロビクングリコ
ール、ブチレングリコール、ベンタンジオール、ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルクリコール、ポリエチレンク
リコール、ポリプロピレングリコール、ポリブタジェン
グリコール、ヘキサントリオール、トリメチロールエタ
ン、トリメチロールプロパン、グリセリン、ペンタエリ
スリトール、ポリ(オキシプロピレン)トリオールなど
のジオール、トリオール、ポリオールの1種または2種
以上の混合物と、有機の2塩基酸。
多塩基酸、たとえばマロン酸、こはく酸、グルタル酸、
アジピン酸、ピメリン酸、スペリン酸、アゼライン酸、
セバシン酸、マレイン#l、フマール酸、酒石酸、三量
化リルイン酸、くえん酸、フタル酸々どのX@または2
種以上の混合物、あるいはカプロラクタム、メチルカプ
ロラクタム、ジメチルカプロラクタムなどのラクタムと
のエステルである。
ポリエーテル型ポリオールとしては、たとえばデカメチ
レングリコール、ポリメチレングリコール、ポリ(オキ
シメチレン)グリコール、ポリ(オキシプロピレン)グ
リコール、ポリ(オキシブチレン)グリコール、ポリ(
オキシテトラメチレン)グリコール、ポリ(オキシペン
タメチレン)グリコール、ポリ(オキシプロピレン)ポ
リ(オキシエチレン)グリコール、ポリ(オキシプロピ
レン)トリオール、ポリ(オキシプロピレン)ポリ(オ
キシエチレン)トリオール、ポリ(オキシプロピレン)
ポリ(オキシエチレン)ポリ(オキシプロピレン)トリ
オール、ポリ(オキシプロピレン)ポリオール、ポリ(
オキシプロピレン)ポリ(オキシエチレン)ポリ(オキ
シプロピレン)ポリオールなどである。
これらのポリオール類は、NGや可塑剤に相溶性がある
ことが好ましい。
以上のポリオール類は、後記のインシアネート化合物と
反応してウレタンバインダを形成するが、本発明におい
ては、これらのウレタンバインダの末端がさらにNCO
によってインシアネート化されたプレポリマを用い、こ
の末端がNCO化されたプレポリマにさらに前記のポリ
オールと反応せしめたウレタンバインダも用い得る。こ
の末端がNCO化されたプレポリマは、前記ポリオール
類に、過剰のインシアネート化合物を加えることにより
得られる。たとえば末端にOHを有するヘキサンジオー
ルのアジピン酸エステルのようなポリエステル型ポリオ
ールまたはポリ(オキシブチレン)グリコールのような
ポリエーテル型ポリオールに、インシアネート化合物、
たとえば2.4−)リレンジイソシアネートを過剰に加
えることにより末端がNCO化されたこれらのプレポリ
マが得られる。
本発明において、ウレタンバインダの形成に前記のポリ
オール類を用いず% MCIポリオールとして、すなわ
ち集粉中のNCの残存0H−i利用してウレタンバイン
ダを形成することができる。この場合には、上記の末端
NCO化されたプレポリマを用いるとよい。
次に、前記ポリオール類との架橋反応およびプレポリマ
の末端NCO化に用いるインシアネート化合物について
例示する1、このインシアネート化合物としては、一般
にウレタン樹脂の形成に用いられているものが使用され
、たとえばヘキサメチレンジイソシアネート、トリレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート
、ナフチレンジイソシアネート、パラフェニレンジイソ
シアネート、ジメチルジフェニルジイソシアネート。
ジメチルメタンジイソシアネート、ジメトキシジフェニ
ルジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、ジア
ニシジンジイソシアネート、トリデンジイソシアネート
、メタキジレンジイノシアネート、インホロンジイソシ
アネート、ピレンジイソシアネート、クリセンジイソシ
アネート、フルオレンジイソシアネート、ニトロジフェ
ニルジイソシアネート、ジフェニルスルホンジイソシア
ネート、トリフェニルメタントリイソシアネート、ポリ
フェニルメタンポリイソシアネートなどである。なお前
記ポリオールとのウレタン反応に用いられるこれらのイ
ソシアネート化合物の適用量は、通常、ポリオール中の
OH数、あるいはジアミノ化合物中のアミノ基(Nl−
I、 )数と、そのインシアネート化合物中のNCO数
と当量関係になる量が用いられるが、このインシアネー
ト化合物中のNCOは、さらに粟粒におけるNC中の残
存OHとも反応するため、このイソシアネート化合物は
、若干増量して用いる必要がある。
上記のウレタンバインダを形成せしめる場合、その反応
を促進せしめるために反応触媒を添加する場合があるが
、この反応触媒としては、たとえばジブチルチンジアセ
テート、ジブチルチンジラウレート、ジメチルチンジク
ロライド、アセチルアセトン鉄、ナフテン酸亜鉛など、
通常、ウレタン反応に用いられている触媒でおる。
本発明の船徴の1つは、その推薬が良好な物性を有する
ことであり、この物性改良剤としてジアミノ化合物が用
いられる。このジアミノ化合物としては、たとえば3.
3′−ジクロロ−4,4′−ジアミノジフェニルメタン
、  4.4’−ジアミノジフェニルメタン、ジアミノ
フタロフェノン、  4.4’−ジアミノ−1,1′−
ビナフチル、4.4’−ジアミノベンゾフェノン、  
3.3’−ジクロルベンジジン、  4.4’−アゾキ
シ−〇−トルイジン、4,4′−アゾキシ−m−トルイ
ジン、4.4’−ジアミノジフェニルスルホン、3.8
−ピレンジアミン、2.8−クリセンジアミン、2.7
−フルオレンジアミン、2−ニトロベンジジン、1,5
−ナフチレンジアミン、ジアミノスチルベン、ベンジジ
ンb m −トIJ シン、0−トリジン、ノナメチレ
ンジアミン、デカメチレンジアミンなどで、これらのジ
アミノ化合物は、注型剤に相溶性のあるものを用いるこ
とが好ましく、特に製造性の点から3.3′−ジクロロ
−4,47−ジアミノジフェニルメタンが何重しい。
このジアミノ化合物は、主としてウレタンバインダにお
けるポリオール分子の鎖延長剤力いしは架橋剤として用
いられるものであり、このジアミノ化合物の適用により
推薬の物性1%に強度が著しく増大する。このジアミノ
化合物は、ポリオール1尚量に対して0.2〜3当量用
いるのが適当である。この適用量が0.2当量以下にな
ると物性の改良効果が減少し、3尚量をこえると推薬の
物性が硬く、伸びが少々く彦る。
このポリオール、イソシアネート化合物、ジアミノ化合
物、反応触媒などからなるウレタンノ(インダは、抽薬
中VC1〜20重量%、好ましくは3〜10重量%含有
せしめられる。
安定剤は、NCやNGの 自然分解を抑制するために粟
粒および注型剤に添加されるもので、ジフェニルアミン
、2−ニトロジフェニルアミン、エチルセントラリット
などの通常用いられている安定剤が用いられ、この安定
剤は、注型剤に加えずに粟粒のみに加えたシ、スラリの
混合時に加えることができる。
可塑剤は、粟粒に可塑性を与えて成型を容易にするため
に加えられるもので、ジエチルフタレート、ジブチルフ
タレート、ジオクチルフタレート。
トリアセチン、セバシン酸エステル、アジピン酸エステ
ルなど、DB推薬の可塑剤として一般1C使用されてい
るものが用いられる。なお本発明においては、この可塑
剤は用いないヰ″1合かある。
燃焼調整剤は、推薬の燃焼の安定化や、燃焼速度の調整
などの目的で添加されるもので、一般VCステアリン酸
、ザリチル酸、レゾルシン酸、フタル酸、2−エチルヘ
キサン酸などの有機酸と、鉛、銅などとの重金属地、キ
レート化合物りJ′4、あるいは酸化鉄、酸化銅、酸化
クロム、酸化ニッケル々どの金属酸化物、さらに口、炭
敞鉛、硝酸鉛、硝酸カリウム、硫酸カリウムなどの無機
塩で、;lj]常、推某の燃焼調舶剤として用いられて
いるものである。この燃焼醍1整剤は、フルイドボール
やベースグレインなとの粟粒中に含有させてもよく、そ
の一部あるいけ全部を注型剤に溶角ブ(もしくけ分散さ
せて用いてもよい。
酸化剤は、推薬の燃焼も性をはげ広く変えるために加え
られるもので、たとえは過塩素酸塩類、硝酸塩類、ニト
ラミン、ニトロ化合物で、過塩素酸塩類としては、たと
えば過塩素酸アンモニウム、過塩酸リチウム、過塩素酸
カリウムなど、硝酸塩類としては、たとえば硝酸アンモ
ニウム、硝酸カリウム、硝酸ツートリウムなど、ニトラ
ミンとしては、たとえばシクロテトラメチレンテトラニ
)・ラミン、シクロトリメチレントリニトラミン、ニト
ログアニジンなど、ニトロ化合物としては、たとエバペ
ンスリット、ニトロマンニット々どで、こtlらのY化
剤は、粟粒中に含有せしめてもよく、注型剤才たは注型
剤とジアミノ化合物の混合液に分散させて用いることも
でき、あるいは粟粒とともに注型剤、注型剤混合液など
に加えることもできる。
添加剤i1:、粟粒の帯電を防止したり、粟粒に流動性
をもたせたり、あるいはバインダや燃焼調整剤々どは得
られない他の物性や特性を調整するために添加されるも
ので、たとえはグラファイトやカーボンブラック、微粉
ケイ酸塩類などである。
本発明し]1、インシアネート化合物で表面処理された
粟粒を用いることを主特徴とするものであり、との粟粒
は、次のような処理方法によって造られる。
鈷粒混和機に、フルイドボール寸たけベースグレインな
との集粉肴・仕込み、妊らにイソシアネート化合物の所
定汀4を加えて密閉し、一定温Jへのもとで一定県間混
第11する。この揚台インシアネート化合物r」、あら
かじめ溶を八′ぜしぬるか、詰粉成分を溶触゛せしめな
い溶剤に溶fバせしめるかして混和機の夕iより粟粒へ
1憤霧ゼーしめてもよい。この捕り粒の表面処3m! 
vr用いられるイソシアネート111合物rI:、前記
のウレタンバインダに用いられるものが適用される。
以上f(わたって本づ1−明の製造方法について峠明し
たか、その製情条件−5、所望する推薬の組成、形状、
H的VC応じて変更し得るものであり、またその製造方
法においても本発明の範囲内において種々の態様をとり
イ(lることはいうまでもない。
以下、本発明を実施例を絡げて説明する。各の実施例に
おいて、’jJlj3i部、重万)係をそれぞれ単に部
、係と略す。
実施例1 表−1に示すようVC、ニトログリセリン(NG)を0
〜35チの範囲にわたって含有せしめたフルイドボール
(FB )およびペースグレイン(BG)などの粟粒と
、これらの粟粒の表面をヘキサメチレンジインンアネー
)(HMDI)で処理した粟粒を用い、下記の方法によ
り推薬を製造した。これらの」イ(薬の駆′(造過程に
おいて、それぞれの推薬スラリのポットライフを611
1定し、硬化後の推薬について耐老化試験を実施した。
結果を表−IVC示す。
加温装置、真空装置、攪拌装置を有するスラリ混和機に
、N075部、可塑剤5部、2−ニトロジフェニルアミ
ン< 2−NDPA)2 部、ポリオール18部からな
る混合液48部と、I(MDI 2.4部、ジブチルチ
ンジラウレー) (DBTDL) 0.11部を仕込み
、30℃に加温して10 yunHl 真空下で脱泡し
ガから1時間混合し、注型剤を調製した。この注型剤に
、上記の粟粒を加えて10wEr真空下において30℃
の一定温度で脱泡しながら混合した。この混合スラリを
鋳型に注型した後、50℃の足温室に5日間静置して硬
化せしめた。
注型剤における可塑剤は、p″Bとともに用いられる注
型剤においてはジエチルフタレートを、BGとともに用
いられる注型剤においてit )リアセチンを使用した
。−また粟粒と注型剤の配合割合は、FBとの場合は、
FB52部:注型剤48部、BGとの場合はBG55部
:注型剤45部である。なおポリオールは、大日本イン
キ化学■製Po1ylite OD X−106を用い
た。
FBは、NGをO〜35%テ表−IK示す量とし、2−
NDPA2%、NCは窒素量12.6−のものを残チと
した組成からなるもので、平均粒径42μのものを使用
し、BGI:、NGを0〜asqbで表−1に示す量と
し、2−NDPA2%、  サリチル酸鉛4%、2−エ
チルへキサン酸鉛4%、NCは窒素4%: 12.(i
係のものを残チとした組成からなるもので、この成分を
混合、捏和して圧伸成型し、裁断、乾燥して、L = 
0.5 am、D = 0.5 runφ としたもの
である。
FBおよびBGなどの粟粒のインシアネート化合物によ
る表面処理は、下記に従って実施した。薬粒I Kgを
回転式混第11機に仕込んで密閉し、混和機の温度を4
5℃に加温l〜てこの混和機を緩やかに回転させ々がら
噴霧[1より表−10HMDI 使用葉に相当する損を
1IJ1霧する。この混和を0.5〜10時間継続1〜
て表面処理を完結する。この表面処理された粟粒を密閉
下で常温になる壕で放冷し、別の容器に移して密閉、貯
蔵した。なお表−1のうちHMDI使用−I、i oの
ものけ、この処理を行っていない。才た酢1老化試験は
下記VC従って実施した。硬化後の推薬より物性試験片
を調製し、調製面後の試別(a)について引張り強さお
よび伸び測定値を求め、他方の試料(b)を50℃の定
温室[45日間放置し、この放置後の試別(b)につい
て引張り強さ及び伸び測定値を求め、〔(b)の測定値
/(a)の測定値) X 100チを計労してそれぞれ
の引張り強さ残存率および伸び残存率とした。なお試験
は、新興通信■製万能引張圧縮試験機M(・del −
500を用い、JIS −に−6301法に基づき標準
状態で実施した。
実施例2 実施例1の推薬成分に、さらKM、0CA(3,3’−
ジクロロ−4,4′−ジアミノジフェニルメタン)を添
加し、その物性試験、ポットライフlらびV(iii1
老化試験を実施してその効果をみた。
なお本実施例においでケ、〕、この111桑成分にさら
に酸化剤を加えたものについてその物件試験、ボッ)・
ライフならびに酬老化試験を実施した。結果を表−2に
示す。
本実施例における推薬の畢1ノ造力法は、表−2のIV
IOCAの1d相当量を注ムリ剤に加えて混合M w(
L使用した点以外は実施例1と同一条件で製造した。
酸化剤として←l、HMX(シクロテトラメチレンテト
ラニトラミン)を実施例1の鈷粒とともに注型剤に添加
1〜だ。添加搦は15チとした。
なお、]イ(薬の物性試験シ1:、新興通信KX、製万
能引張圧縮試験機Model−500を用い、試別作成
および試験法シ;1、J I S −に−6301に従
って実施し、それぞれの試験片を、+60℃、+20℃
、−45℃の定温槽に1時間放置した試別について実施
した。またポットライフおよび記名化試験は、実施例I
K準じた。
以上の実施例からも明らかなように、CDB推薬のスラ
リキャスト法による製造方法において、粟粒の表面をイ
ソシアネート化合物で処理した粟粒を用いることにより
、従妹極めて困難であったスラリの粘度上昇を制御する
こと及びポットライフを著しく延長せしめることができ
た。この結果、脱泡を完全に行なうことができ、良質な
推薬を提供し得るとともに大型の推薬の製造が可能とな
り、しかもバラツキのない推薬を多量に製造することが
できるようになった。更に、多量のNGを包含せしめた
粟粒の使用により、推薬の繭1老化性を高めるとともに
、ジアミノ化合物を推薬の製造過程で添加することによ
り、はげ広い温度範囲にわたってその推薬物性、特に強
度を飛躍的に堆犬せしめ得ることができ、その効果は著
しいものがある。
以下余白

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L ニトロセルロースと安定剤を主成分とする粟粒と、
    ニトログリセリン、安定剤およびウレタンバインダを主
    成分とする注型剤とを混合し。 スラリキャスト法により推進薬を製造する方法において
    、粟粒としてニトログリセリンを10〜30重量%含有
    する粟粒を用いることを喘徴とする耐老化性コンポジッ
    トダブルベース推進薬の製造方法 2 ニトロセルロースと安定剤を主成分とする粟粒と、
    ニトログリセリン、安定剤およびウレタンバインダを主
    成分とする注型剤とを混合し、スラリキーヤスト法によ
    り推進薬を製造する方法において、粟粒としてニトログ
    リセリンを10〜30重量′チ含有し、かつその表面を
    イソシアネート化合物で処理した粟粒を用いることを舶
    徴とする耐老化性、易製造性コンポジットダブルベース
    推進薬の製造方法 & ニトロセルロースと安定剤を主成分とする粟粒と、
    ニトログリセリン、安定剤およびウレタンバインダを主
    成分とする注型剤とを混合し、スラリキャスト法により
    推進薬を製造する方法において、粟粒としてニトログリ
    セリンを10〜30重量%含有し、かつその表面をイソ
    シアネート化合物で処理した粟粒を用い、さらに物性改
    良剤として注型剤に可溶のジアミノ化合物を用て々る耐
    老化性、易製造性ならびにすぐれた物性を有するコンポ
    ジットダブルベース推進薬の製造方法
JP535282A 1982-01-19 1982-01-19 コンポジツトダブルベ−ス推進薬の製造法 Pending JPS58125684A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0524277U (ja) * 1991-09-10 1993-03-30 京都機械工具株式会社 ソケツトレンチ駆動用ハンドル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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