JP2016525937A - ローラ対、測定装置、製品処理設備及び方法 - Google Patents

ローラ対、測定装置、製品処理設備及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2016525937A
JP2016525937A JP2016517269A JP2016517269A JP2016525937A JP 2016525937 A JP2016525937 A JP 2016525937A JP 2016517269 A JP2016517269 A JP 2016517269A JP 2016517269 A JP2016517269 A JP 2016517269A JP 2016525937 A JP2016525937 A JP 2016525937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
sensor
roller pair
rollers
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016517269A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6391678B2 (ja
Inventor
ブーゼンハート ペーター
ブーゼンハート ペーター
バーウェル ジェイソン
バーウェル ジェイソン
アガーワル ムクル
アガーワル ムクル
ライター エマヌエル
ライター エマヌエル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Buehler AG
Original Assignee
Buehler AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Buehler AG filed Critical Buehler AG
Publication of JP2016525937A publication Critical patent/JP2016525937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6391678B2 publication Critical patent/JP6391678B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C25/00Control arrangements specially adapted for crushing or disintegrating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/02Crushing or disintegrating by roller mills with two or more rollers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/28Details
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C4/00Crushing or disintegrating by roller mills
    • B02C4/28Details
    • B02C4/32Adjusting, applying pressure to, or controlling the distance between, milling members
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B02CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING; PREPARATORY TREATMENT OF GRAIN FOR MILLING
    • B02CCRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
    • B02C2210/00Codes relating to different types of disintegrating devices
    • B02C2210/01Indication of wear on beaters, knives, rollers, anvils, linings and the like

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Crushing And Grinding (AREA)
  • Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)

Abstract

本発明は、2つのローラ、特に2つの粉砕ローラ(1;1′)を備える製品処理用のローラ対(1,1′)であって、ローラ(1;1′)の少なくとも1つのローラは、ローラ(1;1′)の少なくとも1つのローラ、特に両方のローラ(1;1′)の状態、特にローラ(1;1′)の少なくとも1つのローラ、特に両方のローラ(1;1′)の周面(3,3′)の状態を表す測定値を検出する少なくとも1つのセンサ(2;2′)、好ましくは複数のセンサ(2;2′)を有するローラ対(1,1′)に関する。センサ(2;2′)は、データを伝送するようにデータ送信器(4;4′)に接続可能であり、データ送信器(4;4′)は、少なくとも1つのセンサ(2;2′)、好ましくは複数あるセンサ(2;2′)の複数のセンサ、さらに好ましくはすべてのセンサ(2;2′)の測定値をデータ受信器(5;5′)に非接触式に伝送するように形成されている。さらに本発明は、ローラ対のローラのローラ本体(10′)の収容開口(11′)内に装入する測定装置(12′)と、少なくとも1つのローラ対(1,1′)を備える製品処理設備、特に粉砕設備(18;18′)と、製品処理設備を運転する方法と、少なくとも1つのローラ本体の機能転換及び/又は機能拡張を行う方法とに関する。

Description

本発明は、ローラ対、特に粉砕ローラ対と、ローラ対のローラ、特に粉砕ローラ対の粉砕ローラのローラ本体の収容開口内に特に解離可能に装入する測定装置と、少なくとも1つのローラ対を備える製品処理設備、特に少なくとも1つの粉砕ローラ対を備える粉砕設備と、製品処理設備、特に粉砕設備を運転する方法と、ローラ対、特に粉砕ローラ対のローラ本体の機能転換及び/又は機能拡張を行う方法とに関する。
粉砕ローラ、例えば穀物の製粉業で使用されるような粉砕ローラは、常時の監視を必要とする。例えば時折いわゆるドライラン(Trockenlauf)が起こる場合がある。ドライラインにあっては、隣り合う粉砕ローラ同士が接触し、モータの駆動出力がコントロール不能に熱に変換されてしまう。この状態が長引くと、粉砕ローラの温度は、臨界範囲に上昇し、火災を引き起こす恐れがある。
このことを回避するために、粉砕ローラの温度を単数又は複数のセンサを用いて監視し、発火可能温度に到達した際には、警告を出力することが既に公知である。このために、粉砕ローラの周面を検知する光学式のシステムが頻用される。しかしこれには、この光学式のシステムが粉砕物も流れる製品室内に存在するという問題がある。この理由から、この種の光学式のシステムは、汚損に極めて弱い。
独国特許出願公開第10226411号明細書において、粉砕ローラの周面の温度を温度センサを用いて非接触式に測定することが公知である。センサと粉砕ローラの周面との間の間隔に基づいて、周面の実際の温度は、一部において、測定された温度とはかけ離れたものである場合がある。そしてこの偏差は、純然たる経験値に基づいて評価の際に考慮されねばならず、このことは、煩雑であり、エラーともなりやすい。独国特許出願公開第19819614号明細書も、粉砕ローラに対して間隔を置いて配置されている温度フィーラを開示している。
同様にローラ摩耗の監視も重要である。これについて独国特許出願公開第4222085号明細書は、粉砕ローラの表面性状を測定する装置を開示している。しかしこの装置は、やはり粉砕ローラの周面の外側に配置され、それゆえ、既に上述した欠点を有している。
溝付きローラ(Riffelwalze)において摩耗を測定可能な装置及び方法も公知である。しかし測定は、粉砕ローラの停止時にしか可能でない。仮にこの測定が精緻であるにしても、粉砕設備は、このために常に停止されねばならない。
さらに、2つの隣り合う粉砕ローラ間の圧着圧を測定可能な圧力センサも公知である。さらに、例えば国際公開第2007/025395号において、粉砕ローラ用の振動センサが公知である。これらすべてのセンサは、やはり粉砕ローラの外側に配置されている。
本発明の課題は、従来技術において知られる欠点を克服することである。特にローラ対の少なくとも1つのローラ又は両方のローラ、特に粉砕ローラ対の少なくとも1つの粉砕ローラ又は両方の粉砕ローラの状態をより高い精度で特定可能であるとともに、耐汚損性の高いローラ対、特に粉砕ローラ対及び製品処理設備、特に粉砕物を粉砕する粉砕設備が提供されることが望まれる。これにより少なくとも幾つかの形態において運転信頼性が高められ、しかも処理プロセス、特に粉砕プロセスの出力が推測されることが望まれる。
この課題は、一方では、2つのローラを有し、ローラの少なくとも一方、特に両方のローラが少なくとも1つのセンサを有する製品処理用のローラ対により解決される。特にローラ対は、2つの粉砕ローラを有し、粉砕ローラの少なくとも一方、特に両方の粉砕ローラが少なくとも1つのセンサを有する粉砕ローラ対であってもよい。
従来技術に基づけば、当業者には、バルク(Schuettgut)又はマス(Masse)を処理するローラ対のローラの外側にセンサを配置する動機付けしかなく、従来技術のあらゆる暗示的な予測に反して、ローラの周面の内側に設けたセンサシステムにより機能性を達成することがそもそも可能であるか確認する試みを行うことを一度考慮してみようという動機付けがない。当業者は、センサを含む、バルク又はマスを処理するローラ対のローラを用いたあらゆる可能な試みを、一部においては、バルク又はマスを処理するローラ対の周囲における極限の力、圧力、温度及びダスト状況並びにバルク処理時の従来慣用の方法論ゆえに、考慮の対象外としてしまう。つまり、本件発明者は、そもそもこの発明思想に想到するために、深刻な、現に存するかつ/又は推定される技術的障害及び/又は先入観を克服する必要があった。
「製品」とは、本発明の意味で、バルク又はマスと解される。「バルク」とは、本発明の意味で、バルクを処理する産業、すなわち製粉業(特に普通コムギ、デュラムコムギ、ライムギ、トウモロコシ及び/又はオオムギの粉砕)又は特殊製粉業(特にダイズ、ソバ、オオムギ、スペルトコムギ、雑穀/モロコシ属、擬穀類及び/又は豆果の殻むき及び/又は粉砕)の穀物、穀物粉砕製品及び穀物最終製品の処理時に、有用動物及び愛玩動物、魚類及び甲殻類の飼料の製造時に、油糧種子の処理時に、バイオマスの処理時に、エネルギペレットの製造時に、産業上の麦芽製造及び粉砕設備において、カカオ豆、種実類及びコーヒー豆の処理時に、肥料の製造時に、医薬産業において、又は固体化学において使用される粉末状、顆粒状又はペレット状の製品と解される。
「マス」とは、本発明の意味で、食品マス、例えばチョコレートマス若しくはシュガーマス、又は印刷インキ、コーティング、電子材料又は化学物質、特にファインケミカルと解される。
「製品処理」とは、本発明の意味で以下のように解される:
‐バルク、特に上述したような製粉業又は特殊製粉業の穀物、穀物粉砕製品及び穀物最終製品の粉砕、破砕及び/又はフレーキング(このために、ローラ対として例えば、さらに下で詳述する粉砕ローラ又はフレーキングローラの対が使用可能である。);
‐マス、特に食品マス、例えばチョコレートマス又はシュガーマスのリファイニング(このために例えばファインローラの対が使用可能である。);
‐湿式粉砕及び/又は分散、特に印刷インキ、コーティング、電子材料又は化学物質、特にファインケミカルの湿式粉砕及び/又は分散。
本発明の意味での粉砕ローラは、一般に2つの粉砕ローラの粉砕ローラ対間を案内される粒状の粉砕物を粉砕するように設計されている。粉砕ローラ、特に本発明に係る粉砕ローラ対の粉砕ローラは、一般に略非弾性の表面を(特にその周面に)有しており、表面は、この目的のために例えば金属を含んでいるか、又は金属からなっていることができる。金属は、例えば鋼、特に特殊鋼である。粉砕ローラ対の粉砕ローラ間には、一般に、相対的に固定の、しばしば液圧式に制御可能な粉砕間隙が存在する。多くの粉砕設備において、粉砕物は、略鉛直方向下向きにこのような粉砕間隙を通して案内される。このために粉砕物は、多くの粉砕設備において粉砕ローラ対の粉砕ローラに重力にしたがって供給される。この供給は、任意選択的に空気圧により補助されてもよい。粉砕物は、一般に粒状であり、流体流として粉砕間隙を通過移動する。この特性により、粉砕ローラ(特に本発明に係る粉砕ローラ対の粉砕ローラ)及び少なくとも1つのこのような粉砕ローラを備える粉砕設備は、例えば、一般に紙の搬送に使用される多くのローラとは相違している。
粉砕ローラ対の少なくとも1つのローラ、特に両ローラ、特に粉砕ローラ対の少なくとも1つの粉砕ローラ、特に両粉砕ローラは、例えばプレーンローラとして又は溝付きローラとして又は螺止されたプレートを有するローラ基体として形成されていてもよい。プレーンローラは、円筒形であっても、クラウニングを有していてもよい。溝付きローラは、様々な溝幾何学形状、例えば屋根形又は台形の溝幾何学形状を有していることができるかつ/又は周面に載設されたセグメントを有していることができる。粉砕ローラ対の少なくとも1つのローラ、特に両ローラ、特に粉砕ローラ対の少なくとも1つの粉砕ローラ、特に両粉砕ローラは、500mm〜2000mmの範囲の長さ及び250mm〜300mmの範囲の直径を有していることができる。
ローラ、特に粉砕ローラの周面は、好ましくは解離不能にローラ本体に結合されており、特にローラ本体と一体に形成されている。このことは、製品の簡単な製造と、信頼性が高く、しかも安定した処理、特に粉砕を可能にする。
少なくとも1つのセンサは、複数あるローラの少なくとも1つのローラ、特にローラ対の両ローラの状態を表す測定値を検出するように形成されている。特に状態とは、複数あるローラの少なくとも1つのローラ、特にローラ対の両ローラの周面の状態であってよい。状態は、例えば温度、圧力、力(1つ又は複数の方向の力成分)、摩耗、振動、変形(伸長及び/又は変位量)、回転速度、回転加速度、周囲湿度、複数あるローラの少なくとも1つのローラ、特にローラ対の両ローラの位置又は配向であってよい。
つまり、上述の従来技術とは異なり、ローラ対の少なくとも1つのローラ、特に粉砕ローラ対の少なくとも1つの粉砕ローラ自体が、少なくとも1つのセンサを有している。ローラが運転時に回転すると、センサもともに回転する。特に少なくとも1つのセンサは、ローラの周面の内側に配置されている。それゆえ少なくとも1つのセンサは、製品、特に粉砕物も流れる製品室内に存在しない。これにより、少なくとも1つのこのようなローラを備える製品処理設備、特に少なくとも1つのこのような粉砕ローラを備える粉砕設備は、汚損に対して明らかに強い。加えて測定は、直接ローラ内で実施可能であり、このことは、測定を明らかにより精緻なものとする。
センサは、例えばMEMSセンサとして形成されていることができる(MEMS:Micro‐Electro‐Mechanical System)。
好ましくは、センサは、データを伝送するように少なくとも1つのデータ送信器に接続されており、データ送信器は、少なくとも1つのセンサの測定値をデータ受信器に非接触式に伝送するように形成されている。
測定値は、少なくとも1つのデータ送信器により非接触式に、ローラの非構成部分であるデータ受信器に伝送可能である。特にデータ受信器は、静止したデータ受信器であってよく、静止したデータ受信器に対して、少なくとも1つのセンサがローラの回転時に移動する。非接触式の伝送により、手間あるいはコストのかかるケーブル用のロータリフィードスルーは、回避可能である。非接触式の伝送でなければ、ロータリフィードスルーは必須である。
さらに好ましくは、データ送信器は、データを伝送するようにデータ送信器に接続されているセンサと同じローラに接して又は内に配置されている。
好ましくは、少なくとも1つのローラ、特に両ローラは、ローラ内に含まれている複数の上述のセンサ、特に少なくとも2つ、好ましくは少なくとも4つ、さらに好ましくは少なくとも6つのセンサを有している。さらに好ましくは、複数のセンサは、データを伝送するように少なくとも1つのデータ送信器に接続されている。センサは、ローラの回転軸線に沿って様々な位置にかつ/又はローラの回転軸線周りに様々な角度で配置されていてもよい。ローラが有するセンサが多ければ多いほど、そしてセンサが均等に分配されていればいるほど、センサにより検出される測定値は、説得力をもつ。好ましくは、センサは、周方向で均等に配置されている。これにより回転バランスが保たれる。
少なくとも1つのセンサは、
‐温度センサとして形成されていてもよい。この場合、好ましくは複数の温度センサが存在し、ローラの回転軸線に沿って配置されており、これによりこの方向に沿った温度プロファイルを求めることができる;
‐圧力センサとして形成されていてもよい;
‐(1つ又は複数の方向の力成分を特定する)力センサとして形成されていてもよい;
‐摩耗センサとして形成されていてもよい;
‐振動センサ、特に絡み付き、つまり処理される製品の、ローラの周面への付着を求める振動センサとして形成されていてもよい。絡み付きあるいは付着は、この位置での処理、特に粉砕を妨げてしまう;
‐(伸長及び/又は変位量を特定する)変形センサとして形成されていてもよい;
‐回転速度センサ、特にローラの停止状態を求める回転速度センサとして形成されていてもよい;
‐回転加速度センサとして形成されていてもよい;
‐周囲湿度を求めるセンサであって、好ましくはローラの端面に配置されているセンサとして形成されていてもよい;
‐ローラの位置及び/又は配向、特に位置及び/又は配向に応じた、ローラ対の両ローラ間の間隙の幅と、ローラの平行性とを求めるジャイロスコープセンサとして形成されていてもよい;
‐ローラ対の両ローラ間の間隙、特に粉砕ローラ対の両粉砕ローラ間の粉砕間隙の幅を求めるセンサ、例えばローラの端面に配置されるセンサ、特にMEMSセンサとして形成されていてもよい。
もちろん、これらの任意の組み合わせも可能である。例えばローラは複数の温度センサと変形センサとを有していてもよい。加えて、すべてのセンサが同じタイプのものであること、つまり例えば温度センサとして形成されていることも可能であり、本発明の範囲内にある。しかし、少なくとも1つのローラ、特に両ローラが、異なるタイプのセンサを有していることも可能であり、本発明の範囲内にある。
ここでは、そして以下においても、摩耗とは、ローラ、特に粉砕ローラの周面の機械的な損耗と解される。このような摩耗は、例えば周面における材料除去により生じる抵抗の変化を介して特定可能である。択一的又は付加的に、摩耗は、圧力の変化及び/又は行程長さの変化及び/又は電気容量の変化を介して特定可能である。
一方又は両方のローラが、複数のセンサと、少なくとも1つのデータ送信器とを有している場合、少なくとも1つのデータ送信器が、複数あるセンサの複数のセンサ、さらに好ましくはすべてのセンサの測定値をデータ受信器に非接触式に伝送するように形成されていると有利である。好ましくは、少なくとも1つのローラ、特に両ローラは、それぞれ精々単一の、特に好ましくはまさに1つの単一の、測定値を非接触式に伝送するデータ送信器を有している。ローラが有するデータ送信器が少なければ少ないほど、そのローラの構造は単純である。
特に少なくとも1つのローラが単一のデータ送信器しか有していない場合、このローラ、特に両ローラは、好ましくは、センサにより検出された測定値をデータ送信器に交互に伝送するように配置され、形成されている少なくとも1つのマルチプレクサを有している。
非接触式の伝送は、例えば赤外線により、光パルスにより、RF信号により、誘導結合により又はこれらの任意の組み合わせにより実施可能である。
測定値の非接触式の伝送は、ここではかつ以下では、常に、測定値の相応の処理により獲得され、これにより測定値に基づいたデータの伝送も包含する。例えば少なくとも1つのローラ、特に両ローラは、少なくとも1つのセンサにより検出された測定値を変換する少なくとも1つの信号変換器、特に少なくとも1つのA/D変換器を有していてもよい。第1の可能な変化形態において、各センサには、このセンサにより検出された測定値を変換する少なくとも1つの信号変換器が割り当てられていてもよい。続いて、変換された信号は、既に上述したようなマルチプレクサに供給可能である。信号変換器がA/D変換器である場合、マルチプレクサは、デジタル式のマルチプレクサであってもよい。第2の可能な変化形態において、信号変換器は、上述したようなマルチプレクサとデータ送信器との間に配置されていてもよい。この場合、マルチプレクサは、アナログ式のマルチプレクサであってもよい。
好ましくは、少なくとも1つのローラ、特に両ローラ、特に、少なくとも1つのローラ、特に両ローラのさらに下で説明するローラ本体は、少なくとも1つのエネルギ受信器及び/又は少なくとも1つのエネルギ発生器を有している。これにより、少なくとも1つのセンサ及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ(特に少なくとも1つの上述したようなマルチプレクサ)及び/又は少なくとも1つの信号変換器(特に少なくとも1つの上述したような信号変換器)及び/又は少なくとも1つのデータ送信器(特にローラに接して又は内に含まれているデータ送信器)及び/又はさらに下で説明する測定装置の少なくとも1つのデータ送信器のエネルギ供給が達成可能である。特にエネルギ受信器は、誘導式のエネルギ受信器であってよい。この変化形態において、エネルギ受信器は、例えば少なくとも1つの受信コイルを有していることができ、受信コイルにより電磁エネルギが誘導式に入力可能である。しかし、択一的又は付加的に、エネルギ受信器は、光エネルギを受信するように形成されていてもよい。しかし、択一的又は付加的に、少なくとも1つの粉砕ローラ、特に両ローラが、少なくとも1つの特に再充電可能なバッテリを有しており、バッテリにより上述のエネルギ供給が達成可能であることも可能であり、本発明の範囲内にある。
一変化形態において、エネルギ発生器が、ローラの運動からエネルギを獲得するように形成されていてもよい。例えばエネルギ発生器は、
‐ローラ内の温度差によって、特に熱電効果、例えばゼーベック効果、ペルティエ効果又はトムソン効果を用いて、例えば熱電対により、かつ/又は
‐ローラの振動によって、例えば少なくとも1つの圧電素子によりかつ/又は機械式に、かつ/又は
‐ローラの回転によって、例えば少なくとも1つの圧電素子によりかつ/又は機械式に、
エネルギを獲得するように形成されていてもよい。
好ましくは、ローラは、少なくとも1つのエネルギ受信器及び/又は少なくとも1つのエネルギ発生器と、エネルギ受信器及び/又はエネルギ発生器により充電可能な、少なくとも1つの再充電可能なバッテリとを有していてもよい。
好ましくは、少なくとも1つのローラ、特に両ローラは、少なくとも1つのプリント基板(特にMEMSプリント基板)を有し、プリント基板上には、少なくとも1つのセンサ及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ(特に少なくとも1つの上述したようなマルチプレクサ)及び/又は少なくとも1つの信号変換器(特に少なくとも1つの上述したような信号変換器)及び/又は少なくとも1つのデータ送信器(特にローラに接して又は内に含まれるデータ送信器)及び/又は少なくとも1つのエネルギ受信器(特に少なくとも1つの上述したようなエネルギ受信器)及び/又は少なくとも1つのエネルギ発生器(特に少なくとも1つの上述したようなエネルギ発生器)が配置されている。プリント基板は、測定線路を有していることができ、測定線路を介してセンサは、マルチプレクサに接続されている。このようなプリント基板は、上述の構成部材がプリント基板上に極めてコンパクトに配置され得るとともに、プリント基板が別体の構成群として製造され、少なくとも幾つかの実施の形態において必要な時に再交換され得るという利点を有している。
しかしプリント基板に対して択一的に、センサは、ケーブルハーネスを介してデータ送信器及び/又はマルチプレクサに接続されていてもよい。
複数の形態において、少なくとも1つのローラ、特に両ローラは、少なくとも1つの収容開口を有するローラ本体と、収容開口内に特に解離可能に装入可能である又は装入されている少なくとも1つの測定装置とを有している。ローラ本体の周面は、ローラの周面の少なくとも一部、特にローラの周面全体を形成している。測定装置は、ローラの複数あるセンサの少なくとも1つを含んでいる。加えて、測定装置は、少なくとも1つのマルチプレクサ(特に少なくとも1つの上述したようなマルチプレクサ)及び/又は少なくとも1つの信号変換器(特に少なくとも1つの上述したような信号変換器)を有していてもよい。ローラのこの少なくとも2つの部分からなる構造は、やはり、別体の構成群としての製造を可能にする。特に測定装置が解離可能に収容開口内に装入されていると、測定装置は、例えばクリーニング又はメンテナンスを行わねばならない場合や、故障した場合に、容易に交換可能である。
しかし別の形態において、測定装置が解離不能に収容開口内に装入されていると、有意義な場合もある。こうして測定装置は、より確実にローラ本体に結合可能である。加えて、安全性あるいは信頼性に悪影響を及ぼす恐れのある測定装置の不正除去は回避可能である。測定装置は、例えば収容開口内で(例えば樹脂の)キャスティングにより囲繞されているか、又は溶接されていてもよい。これにより、爆発の危険も回避可能である。その結果、特に欧州連合のATEX指令を満たすことができる。
収容開口は、幾つかの形態において、実質的に円筒形の孔により形成されていることができ、円筒形の孔は、5mm〜40mm、好ましくは5mm〜25mm、特に好ましくは10mm〜14mmの範囲の直径を有していることができる。この孔は、実質的にローラ本体の回転軸線に対して平行に延在していることができる。周面の状態を特定することができるように、収容開口は、好ましくはローラ本体の外側領域に配置されている。こうして収容開口は、例えばローラ本体の円筒環状の一領域に存在することができる。
好ましい形態において、収容開口は、実質的にローラ本体の全長に沿って回転軸線の方向に、すなわちローラ本体の全長の少なくとも50%、好ましくは少なくとも70%、特に好ましくは少なくとも90%に沿って延在している。こうして、ローラの実質的に全長に沿った状態も特定可能である。好ましくは、少なくとも1つの収容開口は、質量均衡が考慮されているように配置されている。それというのも、これにより、ローラのバランス調整が回避可能であるからである。択一的には、好ましくは周方向で均等に配置されている2つ以上の収容開口が設けられていてもよい。これによってもバランス調整は回避可能である。
測定装置は、棒状に形成され、複数のセンサ、例えば複数の温度センサが沿設されている長手方向軸線を有していてもよい。
別の形態において、収容開口は、ローラ本体の周面に形成されていてもよい。特に収容開口は、実質的にローラ本体の半径方向、すなわち実質的にローラ本体の回転軸線に対して垂直に延在していてもよい。測定装置がこのような収容開口内に装入されていると、特に簡単に、ローラの周面の状態、例えば周面において支配している温度が測定可能である。
好ましくは、ローラ本体は、ローラ本体の周面に形成され、その内部に複数あるセンサの少なくとも1つが配置されている少なくとも1つの半径方向の収容開口と、その内部にプリント基板が配置されている少なくとも1つの軸方向の、つまり回転軸線に対して平行に延びる収容開口とを有していてもよい。センサは、プリント基板に結合されているか、又はセンサが非接触式にプリント基板と交信可能、例えば超音波、赤外線、誘導結合、RF信号又はこれらの任意の組み合わせにより交信可能であるように形成され、プリント基板に対して相対的に配置されていてもよい。
測定装置は、ねじ山を有するボルトとして形成されていてもよく、収容開口は、ボルトのねじ山が螺入可能な対応ねじ山を有していてもよい。択一的又は付加的に、測定装置は、第1のバヨネット継手要素を有するボルトとして形成されていてもよく、収容開口は、ボルトの第1のバヨネット継手要素が装入可能な第2のバヨネット継手要素を有していてもよい。第1のバヨネット継手要素及び/又は第2のバヨネット継手要素は、保持手段を有していてもよい。両変化形態は、測定装置の、収容開口内への特に簡単な装入と、必要なときの簡単な除去とを可能にする。
このボルトとしての形態は、特に、ボルトが、摩耗センサ、圧力センサ又は温度センサとして形成されるセンサを有している場合に、好適である。
特に好ましくは、測定装置、特にボルトは、少なくとも1つの別のデータ送信器及び少なくとも1つの別のデータ受信器を有している。この場合、測定装置のデータ送信器及びデータ受信器は、センサにより検出された測定データが少なくとも1つの別のデータ送信器から少なくとも1つの別のデータ受信器に非接触式に伝送可能であるように形成され、配置されている。このことは、特に、測定装置が解離可能にのみ収容開口内に装入可能である場合に有利である。すなわち、装入時にケーブル接続、特に測定装置とローラ本体との間のケーブル接続の調整をせずに済む。
別のデータ送信器から別のデータ受信器への非接触式の伝送は、特にローラ本体の内室、特にローラ本体の中空室を通して実施可能である。中空室を通した伝送は、妨害に極めて強く、加えて比較的低い送信出力しか必要としない。別のデータ送信器から別のデータ受信器への非接触式の伝送は、例えば赤外線、光パルス、RF信号、誘導結合又はこれらの任意の組み合わせにより実施可能である。
測定装置、特にボルトには、誘導式にかつ/又は光を介してエネルギが供給可能である。択一的又は付加的に、測定装置、特にボルトは、上述したようなエネルギ受信器及び/又は上述したようなエネルギ発生器を有していることができ、エネルギ発生器は、ローラの運動、例えば
‐ローラ内の温度差から、特に熱電効果、例えばゼーベック効果、ペルティエ効果又はトムソン効果を用いて、例えば熱電対により、かつ/又は
‐ローラの振動から、例えば少なくとも1つの圧電素子によりかつ/又は機械式に、かつ/又は
‐ローラの回転から、例えば少なくとも1つの圧電素子によりかつ/又は機械式に、
エネルギを獲得するように形成されている。
やはり択一的又は付加的に、測定装置、特にボルトは、少なくとも1つの特に再充電可能なバッテリを有していてもよい。
ローラ本体に組み込まれたデータ受信器に対して択一的又は付加的に、ローラ対を含む製品処理設備、特に粉砕ローラ対を含む粉砕設備は、ローラの外側に配置されているデータ受信器を有していてもよい。このようなデータ受信器は、棒状に形成されていることができ、特にローラの回転軸線に対して垂直に延在していることができる。
複数の収容開口が存在している場合、これらの収容開口は、ローラ本体の回転軸線に沿って様々な位置にかつ/又はこの回転軸線周りに様々な角度で配置されていることができる。収容開口が均等に分配されていればいるほど、これらの収容開口内に装入される測定装置により検出される測定値は、説得力をもつ。好ましくは、収容開口は、周方向で均等に配置されており、これにより回転バランスが生じる。その結果、さもなければ必要なバランス調整は省略可能である。
少なくとも1つのデータ送信器(特に一方又は両方のローラの少なくとも1つのデータ送信器又は上述の別のデータ送信器)及び/又はデータ受信器(特にこの(これらの)ローラのローラ本体のデータ受信器)及び/又はエネルギ受信器及び/又はエネルギ発生器は、好ましくはこの(これらの)ローラの端面、特にこの(これらの)ローラのローラ本体の端面に配置されている。このような端面では、測定値の非接触式の伝送は、ローラにより粉砕される製品によってまったく妨害されないか、ほとんど妨害されない。
既に上述したようなプリント基板は、一形態において、測定装置の構成部材であってよい。この測定装置上には、少なくとも1つのセンサ及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ(特に少なくとも1つの上述したようなマルチプレクサ)及び/又は少なくとも1つの信号発生器(特に少なくとも1つの上述したような信号発生器)が配置されていてもよい。
ローラは、少なくとも1つのデータメモリ、特にRFIDチップを有していてもよい。このデータメモリ内には、例えば特にローラの個別の識別子が記憶されていてもよい又は記憶可能であってもよい。択一的又は付加的に、データメモリ内には、ローラの少なくとも1つの特性、例えばローラの様々な寸法の少なくとも1つ及び/又はローラのクラウニングが記憶されていてもよい又は記憶可能であってもよい。データメモリ内に記憶されたデータは、好ましくはやはり非接触式に伝送可能である。このためにローラは、データ送信器を有していてもよい。その際、データメモリのデータを、本発明において少なくとも1つのセンサの測定値を伝送するのと同じデータ送信器により伝送することも可能である。
本発明の別の態様は、ローラ対のローラのローラ本体の収容開口内に特に解離可能に装入する測定装置に関する。特に収容開口は、ローラ本体の周面に形成されていてよい。ローラは、上述したような粉砕ローラ対の粉砕ローラであってよく、ローラ本体は、このような粉砕ローラのローラ本体であってよい。
本発明において、測定装置は、ローラの状態、特にローラの周面の状態を表す測定値を検出する少なくとも1つのセンサを備えている。加えて、本発明に係る測定装置は、測定値をデータ受信器に特に非接触式に伝送する少なくとも1つのデータ送信器を有していてもよい。データは、第1の変化形態において、上述したような静止したデータ受信器に伝送可能である。しかし第2の変化形態において、データは、やはり上述したようなデータ受信器、特に上述したような別のデータ受信器又はローラ本体のデータ受信器に伝送されてもよい。
測定装置は、測定装置に組み込まれたデータプロセッサ、特にマイクロプロセッサ、FPGA、PLCプロセッサ又はRISCプロセッサを含んでいてもよい。これらのデータプロセッサは、例えば少なくとも1つのセンサにより検出された測定値をさらに処理し、その後、任意選択的に、特にデータ送信器がローラ内に含まれている場合、データ送信器に伝送可能である。特にデータプロセッサは、上述のマルチプレクサ及び/又は上述の信号変換器の機能の全部又は一部を担うことができる。マイクロプロセッサは、やはり上述のプリント基板の構成部材であってもよい。マイクロプロセッサは、択一的又は付加的に、以下の機能、すなわち:少なくとも1つのデータバスシステムとの交信(特にIPアドレスの管理);プリント基板メモリ管理;特に下で説明するようなエネルギマネージメントシステムの制御;単数又は複数のローラの識別特徴、例えば幾何学的なデータ及びローラ履歴の管理及び/又は記憶;インターフェースプロトコルの管理;ワイヤレス機能といった各種機能の少なくとも1つの機能も担うことができる。
さらに測定装置、特にプリント基板は、エネルギマネージメントシステムを有していてもよく、エネルギマネージメントシステムは、以下の機能、すなわち:
‐データ送信器からの測定値の規則的な、特に周期的な伝送;
‐所定の条件が成立したときだけ、特にさらに下で説明する警告基準が満たされたときだけの、データ送信器からの測定値の伝送;
‐キャパシタ又はエネルギアキュムレータの規則的、特に周期的な充電あるいは蓄積及び放電あるいは放出;
といった各種機能の1つ、複数又はすべての機能を実施可能である。
製品処理用の製品処理設備、特に粉砕物の粉砕用の粉砕設備は、少なくとも1つの上述したようなローラ対、特に粉砕ローラ対を有している。ローラ対のローラ間には、間隙が形成されている。特に粉砕ローラ対の粉砕ローラ間には、粉砕間隙が形成されている。本発明の範囲内で、ローラ対の両ローラの一方さえ、本発明により形成されていればよい。しかし本発明は、ローラ対の両ローラが本発明により形成されている、つまり少なくとも1つの上述したようなセンサと、任意選択的に少なくとも1つの上述したようなデータ送信器とを有する形態も包含している。特に粉砕物の粉砕時、この粉砕物は、略鉛直方向下向きにこのような粉砕間隙を通して案内される。このために、特に粉砕物の粉砕時、この粉砕物は、粉砕ローラに好ましくは重力にしたがって供給され、このとき供給は、任意選択的に空気圧により補助されてもよい。製品、特にバルク、特に粉砕物は、粒状であってもよく、流体流として粉砕間隙を通過移動可能である。
幾つかの形態において、特にマス、例えばチョコレートマス又はシュガーマスのリファイニング時、これらのマスは、択一的に下から上へと、ローラ間に形成される間隙を通して案内され得る。
測定装置は、既に上述した特徴の1つ、複数又はすべての特徴を有していてもよく、これらの特徴から結果として生じるやはり上述の利点を示すことができる。特に測定装置は、
‐少なくとも1つの信号変換器を有していてもよい、かつ/又は
‐ローラ本体の収容開口の対応ねじ山内に螺入可能なねじ山を有するボルトとして形成されていてもよい、かつ/又は
‐ローラ本体の収容開口の第2のバヨネット継手要素内に装入可能な第1のバヨネット継手要素を有するボルトとして形成されていてもよい、かつ/又は
‐少なくとも1つのセンサ及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ及び/又は少なくとも1つの信号変換器が配置されている少なくとも1つのプリント基板を有していてもよい、かつ/又は
‐温度センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい。この場合、好ましくは複数の温度センサが存在し、ローラの回転軸線に沿って配置されており、これによりこの方向に沿った温度プロファイルを求めることができる、かつ/又は
‐圧力センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐(1つ又は複数の方向の力成分を特定する)力センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐摩耗センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐振動センサ、特に絡み付き、つまり処理される製品の、ローラの周面への付着を求める振動センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい。絡み付きあるいは付着は、この位置での処理、特に粉砕を妨げてしまう、かつ/又は
‐(伸長及び/又は変位量を特定する)変形センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐(伸長及び/又は変位量を特定する)変形センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐回転速度センサ、特にローラの停止状態を求める回転速度センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐回転加速度センサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐周囲湿度を求めるように形成されており、好ましくはローラの端面に配置されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐ローラの位置及び/又は配向、特に位置及び/又は配向に応じた、ローラ対の両ローラ間の間隙の幅と、ローラの平行性とを求めるジャイロスコープセンサとして形成されている少なくとも1つのセンサを有していてもよい、かつ/又は
‐ローラ対の両ローラ間の間隙、特に粉砕ローラ対の両粉砕ローラ間の粉砕間隙の幅を求める少なくとも1つのセンサ、例えばローラの端面に配置されるセンサ、特にMEMSセンサを有していてもよい。
測定装置は、収容開口の少なくとも1つの端部開口に又は端部開口外に少なくとも1つのデータ送信器、特に測定値をデータ受信器に特に非接触式に伝送するデータ送信器を有していてもよい。
さらに本発明の別の態様は、製品処理設備、特に粉砕物を粉砕する粉砕設備に関する。本発明に係る製品処理設備は、少なくとも1つの上述したようなローラ対を備えている。付加的に製品処理設備は、複数あるローラの少なくとも1つのローラ、特にローラ対の両ローラのデータ送信器から伝送される測定値を受信する少なくとも1つの特に静止したデータ受信器を有していてもよい。このような製品処理設備により、既に上述した利点が達成可能である。特に粉砕設備が、同じ製品入口から製品が供給される複数の異なるローラ対を有している場合、これらのローラ対の1つが本発明により形成されているだけで、有利な場合がある。
粉砕設備は、例えば製粉機の個々のローラスタンドであっても、少なくとも1つのローラスタンドを有する製粉機全体であってもよく、少なくとも1つのローラスタンドは、少なくとも1つの上述したような粉砕ローラを有している。しかし、製品処理設備は、
‐バルク、特に上述したような製粉業又は特殊製粉業の穀物、穀物粉砕製品及び穀物最終製品をフレーキングするフレーキングローラ機構;
‐チョコレート製造用のローラミル又はローラ機構、特に、例えば2つ又は5つのローラ、特に2つ又は5つのファインローラを有する前ローラ機構、又は仕上げファインローラ機構;
‐例えば印刷インキ、コーティング、電子材料又は化学物質、特にファインケミカルの湿式粉砕及び/又は分散用のローラ機構、特に3ローラ機構;
であってもよい。
本発明の別の態様は、上述したような製品処理設備、特に上述したような粉砕設備を運転する方法に関する。この方法は、製品処理設備のデータ受信器により、複数あるローラの少なくとも1つのローラ、特にローラ対の両ローラのデータ送信器から伝送される測定値を受信するステップを有している。
これにより受信されたデータは、次にさらに処理され、評価され得る。この目的のためにデータは、製品処理設備、特に粉砕設備の制御ユニットに供給可能であり、制御ユニットからデータは、任意選択的な上位のマネージメントシステムにさらに転送可能である。制御ユニット及び/又はマネージメントシステムにより、製品処理設備全体、特に粉砕設備全体又はその一部は、開ループ制御及び/又は閉ループ制御可能である。
特に制御ユニットにより、所定の警告基準が満たされた場合、警告の出力が可能である。警告基準は、例えば、複数あるセンサの少なくとも1つのセンサの測定値が、このセンサのために設定された限界値を超過することであってもよい。別の変化形態において、警告基準は、所定数のセンサにより測定される最大の測定値と最小の測定値との間の差が、所定の限界値を超過することであってもよい。
警告基準が満たされた場合、(例えば視覚的かつ/又は聴覚的な)警告信号が出力可能であるかつ/又は製品処理設備が停止状態に(例えば制御ユニットにより)移行可能である。さらに制御ユニットは、少なくとも1つのセンサにより検出される測定値又は測定値から得られるデータを視覚化可能である。
製品処理設備は、製品の流れで見て本発明に係るローラ対の下流に、粒子の粒径及び分布を測定する少なくとも1つの装置を有していてもよい。これにより、粒径及び分布の測定は、例えば摩耗状態及び/又はローラ圧着圧の測定と組み合わせ可能である。このことは、特に、ローラ、特に粉砕ローラが溝付きローラである場合に有利である。択一的又は付加的に、製品の流れで見て本発明に係るローラ、特に本発明に係る粉砕ローラの下流に、製品の流れ、特に粉砕物の流れのNIR測定用の装置が配置されていてもよい。このことは、特に、ローラ、特に粉砕ローラがプレーンローラである場合に有利である。両変化形態は、摩耗状態の検出に基づいてメンテナンスの早期の計画を可能にする。
さらに本発明の一態様は、製品処理用のローラ対の、測定装置用の少なくとも1つの収容開口を有する少なくとも1つのローラ本体、特に両ローラ本体、特に上述したようなローラ本体の機能転換及び/又は機能拡張を行う方法に関する。特にローラ本体は、粉砕ローラのローラ本体であってもよい。この方法は、測定装置、特に上述したような測定装置を収容開口内に装入し、上述したようなローラ対を得るステップを有している。
以下に、本発明について実施の形態及び図面を参照しながら詳細に説明する。
粉砕ローラと複数の温度センサとを有する第1の粉砕設備の概略図である。 図1に示した粉砕設備の別の概略図である。 図3a〜図3dは、図1に示した粉砕ローラに含まれる測定装置の詳細を示す4つの写真である。 複数の圧力センサを有する粉砕ローラを有する粉砕設備の本発明に係る第2の実施の形態を示す図である。
図1は、粉砕物を粉砕、特に穀物を粉砕する粉砕設備18として形成されている第1の本発明に係る製品処理設備を示している。粉砕設備18は、7つの温度センサ2と1つのデータ送信器4とを有する第1の粉砕ローラ1と、必ずしもセンサ又はデータ送信器を有している必要のない第2の粉砕ローラ19とからなる粉砕ローラ対を有している。第1の粉砕ローラ1は、ローラ本体10を有し、ローラ本体10は、ローラ本体10の回転軸線Aに対して平行にローラ本体10の全長に沿って延在する円筒形の孔の形態の収容開口11を有している。収容開口11内には、棒状の測定装置12が装入されており、測定装置12は、7つの温度センサ2を有している。測定装置12は、収容開口11内でキャスティングにより囲繞されており、これにより解離不能に収容開口11内に装入されている。温度センサ2により、粉砕ローラ1の周面3の様々な箇所の温度を表す測定値が検出可能である。測定装置12の構造については、さらに下で図2及び図3a〜図3dを参照しながらさらに詳細に説明する。
一方の端面20に、粉砕ローラ1は、回転運転時にともに回転するデータ送信器4を有している。データ送信器4は、温度センサ2の測定値を、静止しているデータ受信器5に非接触式に伝送する。測定値の非接触式の伝送は、赤外線、光パルス、RF(高周波)信号、誘導結合又はこれらの任意の組み合わせにより実施可能である。粉砕ローラ1は、その端面20にさらに誘導式のエネルギ受信器9を有している。エネルギ受信器9を介してエネルギが磁石21から誘導式に入力され得る。
線路22を介して、データ受信器5により受信されたデータは、制御ユニット23に供給される。制御ユニット23により、粉砕設備18全体又はその一部は、開ループ制御可能かつ/又は閉ループ制御可能である。制御ユニット23は、表示手段24、例えばディスプレイを有している。表示手段24により、温度センサ2により検出された測定値又は測定値から得られたデータの視覚化が可能である。これに加えて制御ユニット23は、所定の警告基準が満たされた場合、例えば温度センサ2の1つにより測定された温度が所定の限界値を超過したときに、警告を出力可能である。別の線路25を介してデータは、任意選択的な上位のマネージメントシステム26に転送可能である。
図1下には、温度プロファイルを略示してある。温度プロファイルは、制御ユニット23の表示手段24により表示されてもよい。例えば粉砕ローラ1のある位置27にてドライランが発生している場合、この領域において温度が局所的に上昇する。このことは、起こる可能性のある発火の徴候である場合がある。多数の温度センサ2に基づいて、位置27を精確に特定し、対策を講じることができる。
図2は、7つの温度センサ2の測定値が如何に制御ユニット23に伝送されるかを再度略示している。測定装置12は、プリント基板8を有している。プリント基板8上には、7つの温度センサ2と1つのマルチプレクサ6とが配置されている。この場合、温度センサ2の各々は、それぞれ2つの測定線路28を介してマルチプレクサ6に接続されている。マルチプレクサ6は、交互に、若しくは順次に、温度センサ2により検出された測定値を、ケーブル29を介してデータ送信器4に伝送する。そしてデータ送信器4は、測定値をデータ受信器5に非接触式に伝送する。
図3a〜図3dは、測定装置12の詳細を示す複数の写真である。図3aには、マルチプレクサ6を有するプリント基板8が看取可能である。
図3bには、測定装置12の一端が看取可能である。この端部からケーブル29が導き出されている。このケーブル29の端部には、コネクタ30が存在する。コネクタ30により測定装置12は、データ送信器4に接続可能である。
図3cには、測定装置12の既に図3bに示した端部のさらなる詳細が看取可能である。
図3dは、測定装置12の図3cに示した部分の背面図であり、そこには温度センサ2の1つが看取可能である。温度センサ2は、例えば自体公知の型式PT1000であってもよい。
図4は、本発明に係る製品処理設備の第2の実施の形態を略示しており、この製品処理設備は、やはり粉砕物、特に穀物を粉砕する粉砕設備18′として形成されている。図示を簡略化するために、ここでは、ローラ対の1つの粉砕ローラ1′しか図示しておらず、図1に示すような他方の粉砕ローラ19は図示していない。粉砕ローラ1′のローラ本体10′の周面3′には、複数の収容開口11′が存在している。収容開口11′のうち、ここでは3つの収容開口のみを図示してある。これらの収容開口11′は、ローラ本体10′の半径方向、すなわちローラ本体10′の回転軸線A′に対して垂直に延在している。
さらに図4には、(正しい縮尺で示したものではないが)、測定装置をなすボルト12′を示してある。このボルト12′は、図示しないねじ山を有している。収容開口11′の各々は、やはり図示しない対応ねじ山を有しており、対応ねじ山内にボルト12′が螺入可能である。さらにボルト12′は、図4には示していないものの、センサ及びデータ送信器を有している。センサは、例えば摩耗センサ、圧力センサ又は温度センサであってもよい。
粉砕ローラ1′の端面20′には、1つのデータ送信器4′、1つのエネルギ受信器9′及び1つのデータ受信器16′が配置されている。センサ2′により検出された測定データは、こうしてボルト12′のデータ送信器からローラ本体1′のデータ受信器16′に非接触式に、例えば赤外線、光パルス、RF信号、誘導結合又はこれらの任意の組み合わせにより伝送可能である。このことは、好ましくはローラ本体10′の内室、特に中空室を通して行われる。
ボルト12′には、誘導式にかつ/又は光を介してエネルギの供給が可能である。択一的又は付加的に、ボルト12′は、少なくとも1つの圧電素子を有していてもよい。圧電素子により、粉砕ローラ1′の回転時に発生する力から電気エネルギを発生させることができる。同様に択一的又は付加的に、ボルト12′は、特に再充電可能な少なくとも1つのバッテリを有していてもよい。
さらに以下の態様を開示する:
A.粉砕ローラ(1;1′)であって、
粉砕ローラ(1;1′)の状態、特に粉砕ローラ(1;1′)の周面(3,3′)の状態を表す測定値を検出する少なくとも1つのセンサ(2;2′)、好ましくは複数のセンサ(2;2′)と、
少なくとも1つのセンサ(2;2′)、好ましくは複数あるセンサ(2;2′)の幾つか、さらに好ましくはすべてのセンサ(2;2′)の測定値をデータ受信器(5;5′)に非接触式に伝送する少なくとも1つのデータ送信器(4;4′)、好ましくは単一のデータ送信器(4;4′)と、
を備える粉砕ローラ(1;1′)。
B.センサ(2;2′)により検出された測定値をデータ送信器(4;4′)に交互に伝送するように配置され、形成されている少なくとも1つのマルチプレクサ(6;6′)を備える、特徴の組み合わせAに記載の粉砕ローラ(1;1′)。
C.センサ(2;2′)により検出された測定値を変換する少なくとも1つの信号変換器(7;7′)、特に少なくとも1つのA/D変換器(7;7′)を備える、前記特徴の組み合わせのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1;1′)。
D.センサ(2;2′)及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ(6;6′)及び/又は少なくとも1つの信号変換器(7;7′)及び/又は粉砕ローラ(1;1′)のデータ送信器(4;4′)及び/又は測定装置(12,12′)のデータ送信器のエネルギ供給用の少なくとも1つのエネルギ受信器(9;9′)、特に少なくとも1つの誘導式のエネルギ受信器(9;9′)を備える、前記特徴の組み合わせのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1;1′)。
E.少なくとも1つのプリント基板(8;8′)を備え、プリント基板(8;8′)上には、センサ(2;2′)及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ(6;6′)及び/又は少なくとも1つの信号変換器(7;7′)及び/又は粉砕ローラ(1;1′)の少なくとも1つのデータ送信器(4;4′)及び/又は少なくとも1つのエネルギ受信器(9;9′)が配置されている、前記特徴の組み合わせのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1;1′)。
F.少なくとも1つの収容開口(11;11′)を有するローラ本体(10;10′)と、収容開口(11;11′)内に特に解離可能に装入可能である又は装入されている少なくとも1つの測定装置(12;12′)とを備え、測定装置(12;12′)は、センサ(2;2′)の少なくとも1つを含む、前記特徴の組み合わせのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1;1′)。
G.収容開口(11′)は、ローラ本体(10′)の周面(3′)に形成されている、特徴の組み合わせFに記載の粉砕ローラ(1′)。
H.測定装置(12′)は、ねじ山(13′)を有するボルト(12′)として形成されており、収容開口(11′)は、ボルト(12′)のねじ山(13′)が螺入可能な対応ねじ山(14′)を有する、特徴の組み合わせF及びGのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1′)。
I.測定装置(12′)は、少なくとも1つのデータ送信器を有し、ローラ本体(10′)は、少なくとも1つのデータ受信器(16′)を有し、データ送信器及びデータ受信器は、センサ(2′)により検出された測定データが測定装置(12′)のデータ送信器からローラ本体(10′)のデータ受信器(16′)に非接触式に伝送可能、特にローラ本体(10′)の内室(17′)、特にローラ本体(10′)の中空室(17′)を通して非接触式に伝送可能であるように形成され、配置されている、特徴の組み合わせFからHまでのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1′)。
J.測定装置(12;12′)は、少なくとも1つのプリント基板(8;8′)を有し、プリント基板(8;8′)上には、少なくとも1つのセンサ(2;2′)及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ(6;6′)及び/又は少なくとも1つの信号変換器(7;7′)が配置されている、前記特徴の組み合わせのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1;1′)。
K.少なくとも1つのセンサ(2;2′)が温度センサ(2)として、かつ/又は少なくとも1つのセンサ(2;2′)が圧力センサ(2′)として、かつ/又は少なくとも1つのセンサが力センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが摩耗センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが振動センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが変形センサとして形成されている、前記特徴の組み合わせのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1;1′)。
L.粉砕ローラ(1′)、特に特徴の組み合わせFからKまでのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1′)のローラ本体(10′)の収容開口(1′)内に特に解離可能に装入する測定装置(12′)であって、粉砕ローラ(1′)の状態、特に粉砕ローラ(1′)の周面(3′)の状態を表す測定値を検出する少なくとも1つのセンサ(2′)と、測定値をデータ受信器(5;16′)に特に非接触式に伝送する特に少なくとも1つのデータ送信器とを備える測定装置(12′)。
M.特徴の組み合わせAからKまでのいずれか1つに記載の少なくとも1つの粉砕ローラ(1;1′)と、粉砕ローラ(1;1′)のデータ送信器(4;4′)から伝送された測定値を受信する少なくとも1つのデータ受信器(5;5′)とを備える粉砕設備(18;18′)。
N.特徴の組み合わせMに記載の粉砕設備(18;18′)を運転する方法であって、粉砕設備(18;18′)のデータ受信器(5;5′)により、粉砕ローラ(1;1′)のデータ送信器(4;4′)から伝送された測定値を受信するステップを備える方法。
O.測定装置(12;12′)用の少なくとも1つの収容開口(11;11′)を有するローラ本体(10;10′)の機能転換及び/又は機能拡張を行う方法であって、測定装置(12;12′)、特に特徴の組み合わせLに記載の測定装置(12;12′)を収容開口(11;11′)内に装入し、特徴の組み合わせFからKまでのいずれか1つに記載の粉砕ローラ(1;1′)を得るステップを備える方法。

Claims (15)

  1. 2つのローラを備える製品処理用のローラ対(1,1′)であって、前記ローラ(1;1′)の少なくとも1つのローラは、前記ローラ(1;1′)の少なくとも1つのローラの状態を表す測定値を検出する少なくとも1つのセンサ(2;2′)を有することを特徴とする、ローラ対。
  2. 前記センサ(2;2′)は、データを伝送するように少なくとも1つのデータ送信器(4;4′)に接続されており、前記データ送信器(4;4′)は、前記少なくとも1つのセンサ(2;2′)の測定値をデータ受信器(5;5′)に非接触式に伝送するように形成されている、請求項1に記載のローラ対。
  3. 前記データ送信器(4;4′)は、データを伝送するように前記データ送信器(4;4′)に接続されている前記センサ(2;2′)と同じローラ(1;1′)に接して又は内に配置されている、請求項2に記載のローラ対。
  4. 前記ローラ(1;1′)は、粉砕ローラである、かつ/又は
    前記センサ(2;2′)は、ローラ(1;1′)の周面の状態を検出する、かつ/又は
    データを伝送するように前記少なくとも1つのデータ送信器(4;4′)に接続されている複数のセンサ(2;2′)が存在する、
    請求項1から3までのいずれか1項に記載のローラ対。
  5. 少なくとも1つのローラ(1;1′)は:
    前記センサ(2;2′)により検出された測定値を前記データ送信器(4;4′)に交互に伝送するように配置され、形成されている少なくとも1つのマルチプレクサ(6;6′)及び/又は
    前記センサ(2;2′)により検出された測定値を変換する少なくとも1つの信号変換器(7;7′)、特に少なくとも1つのA/D変換器(7;7′)及び/又は
    前記センサ(2;2′)及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ(6;6′)及び/又は少なくとも1つの信号変換器(7;7′)及び/又は前記データ送信器(4;4′)のエネルギ供給用の少なくとも1つのエネルギ受信器及び/又は少なくとも1つのエネルギ発生器(9;9′)、
    を有する、請求項1から4までのいずれか1項に記載のローラ対。
  6. 少なくとも1つのローラ(1;1′)は、少なくとも1つのプリント基板(8;8′)を有し、前記プリント基板(8;8′)上には、前記センサ(2;2′)及び/又は少なくとも1つのマルチプレクサ(6;6′)及び/又は少なくとも1つの信号変換器(7;7′)及び/又は前記少なくとも1つのデータ送信器(4;4′)及び/又は少なくとも1つのエネルギ受信器及び/又は少なくとも1つのエネルギ発生器(9;9′)が配置されている、請求項1から5までのいずれか1項に記載のローラ対。
  7. 前記ローラ(1;1′)は、少なくとも1つの収容開口(11;11′)を有するローラ本体(10;10′)と、前記収容開口(11;11′)内に特に解離可能に装入可能である又は装入されている少なくとも1つの測定装置(12;12′)とを有し、前記測定装置(12;12′)は、前記センサ(2;2′)の少なくとも1つを含む、請求項1から6までのいずれか1項に記載のローラ対。
  8. 前記収容開口(11′)は、前記ローラ本体(10′)の周面(3′)に形成されている、請求項7に記載のローラ対。
  9. 前記測定装置(12′)は、ねじ山(13′)を有するボルト(12′)として形成されており、前記収容開口(11′)は、前記ボルト(12′)の前記ねじ山(13′)が螺入可能な対応ねじ山(14′)を有する、請求項7又は8に記載のローラ対。
  10. 前記測定装置は、少なくとも1つの別のデータ送信器及び少なくとも1つの別のデータ受信器を有し、前記別のデータ送信器及び前記別のデータ受信器は、前記センサ(2′)により検出された測定データが前記少なくとも1つの別のデータ送信器から前記少なくとも1つの別のデータ受信器に非接触式に伝送可能、特にローラ本体(10′)の内室(17′)、特にローラ本体(10′)の中空室(17′)を通して非接触式に伝送可能であるように形成され、配置されている、請求項7から9までのいずれか1項に記載のローラ対。
  11. 少なくとも1つのセンサ(2;2′)が温度センサ(2)として、かつ/又は少なくとも1つのセンサ(2;2′)が圧力センサ(2′)として、かつ/又は少なくとも1つのセンサが力センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが摩耗センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが振動センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが変形センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが回転速度センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが回転加速度センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが湿度センサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサがジャイロスコープセンサとして、かつ/又は少なくとも1つのセンサが粉砕間隙幅センサとして形成されている、請求項1から10までのいずれか1項に記載のローラ対。
  12. 製品処理用の、請求項7から11までのいずれか1項に記載のローラ対のローラのローラ本体(10′)の収容開口(11′)内に装入すべく構成された測定装置(12′)であって、前記ローラ(1′)の状態を表す測定値を検出する少なくとも1つのセンサ(2′)を備えることを特徴とする測定装置。
  13. 請求項1から12までのいずれか1項に記載の少なくとも1つのローラ対を備える製品処理設備。
  14. 請求項13に記載の製品処理設備を運転する方法であって、前記製品処理設備の前記データ受信器(5;5′)により、前記ローラ対の前記ローラ(1;1′)の少なくとも1つのローラのデータ送信器(4;4′)から伝送された測定値を受信するステップを備えることを特徴とする方法。
  15. 製品処理用のローラ対の少なくとも1つのローラ本体(10;10′)の機能転換及び/又は機能拡張を行う方法であって、測定装置(12;12′)を、前記ローラ本体(10;10′)内に設けられた収容開口(11;11′)内に装入し、請求項7から11までのいずれか1項に記載のローラ対を得るステップを備えることを特徴とする方法。
JP2016517269A 2013-06-03 2014-06-03 ローラ対、測定装置、製品処理設備及び方法 Active JP6391678B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP13170302.7 2013-06-03
EP13170302 2013-06-03
PCT/EP2014/061475 WO2014195309A1 (de) 2013-06-03 2014-06-03 Walzenpaarung, messeinrichtung, produktverarbeitungsanlage und verfahren

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016525937A true JP2016525937A (ja) 2016-09-01
JP6391678B2 JP6391678B2 (ja) 2018-09-19

Family

ID=48569957

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016517269A Active JP6391678B2 (ja) 2013-06-03 2014-06-03 ローラ対、測定装置、製品処理設備及び方法

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10569280B2 (ja)
EP (1) EP3003563A1 (ja)
JP (1) JP6391678B2 (ja)
KR (1) KR101946685B1 (ja)
CN (2) CN105473232A (ja)
BR (1) BR112015030242B1 (ja)
RU (1) RU2635371C2 (ja)
WO (1) WO2014195309A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123740A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社アーステクニカ 揺動式破砕機及び破砕方法
JP2020517291A (ja) * 2017-04-26 2020-06-18 ビューラー アーゲー 自己最適化する適応性の産業用チョコレート生産システム及びその対応する方法
WO2021065760A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 三菱パワー株式会社 固体燃料粉砕装置及びボイラシステム並びに粉砕ローラの摩耗量検出方法
JP2022545290A (ja) * 2019-08-23 2022-10-26 ビューラー アーゲー センサを備えたローラ

Families Citing this family (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101691785B1 (ko) * 2015-08-27 2017-01-02 (주) 나노기술 분산완료 확인이 가능한 3롤밀 개별 제어형 나노입자 분산 시스템
CN105107568B (zh) * 2015-09-10 2018-07-06 太仓市微贯机电有限公司 一种智能化高效粉碎装置及其工作方法
CN105750012A (zh) * 2016-04-27 2016-07-13 安徽海澄德畅电子科技有限公司 辊压机作业振动幅度消减控制装置
JP6754094B2 (ja) * 2016-08-10 2020-09-09 株式会社サタケ 穀物調製機械の制御装置
DE102016215624B3 (de) 2016-08-19 2017-07-13 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Betrieb einer Messeinrichtung zur Ermittlung einer Temperatur einer Oberfläche eines Walzenkörpers
DE102016215602B3 (de) * 2016-08-19 2017-06-29 Robert Bosch Gmbh Messeinrichtung zur Ermittlung der Temperatur einer Walzenoberfläche eines Walzenkörpers
WO2018036978A1 (de) 2016-08-22 2018-03-01 Bühler AG Überwachungs- und steuerungsvorrichtung zur automatisierten optimierung der vermahlungslinie eines walzensystems und entsprechendes verfahren
JP6754100B2 (ja) 2017-03-02 2020-09-09 株式会社サタケ 籾摺機の脱ぷロール異常判定装置
CN106902918A (zh) * 2017-03-18 2017-06-30 惠州兴鑫涂料化工有限公司 一种油墨研磨机高温预警系统
CN106984422B (zh) * 2017-03-27 2019-06-14 辽宁工业大学 一种中药粉研磨加工生产线粒径监测系统及模糊控制方法
CN107127043B (zh) * 2017-06-28 2020-03-24 中国科学院上海高等研究院 一种破碎机故障监测系统及方法
DE102017216043A1 (de) 2017-09-12 2019-03-14 Robert Bosch Gmbh System, umfassend einen metallischen Körper und eine Sensorvorrichtung mit einer optimierten Antenneneinheit
DE102017222039A1 (de) 2017-12-06 2019-06-06 Robert Bosch Gmbh System, umfassend einen Körper mit einer Ausnehmung und eine in der Ausnehmung fixierten Sensorvorrichtung sowie ein Verfahren zur Montage einer Sensorvorrichtung in einer Ausnehmung eines Körpers
DE102017222040A1 (de) 2017-12-06 2019-06-06 Robert Bosch Gmbh System, umfassend einen Körper mit einer Ausnehmung und eine in der Ausnehmung fixierten Sensorvorrichtung sowie ein Verfahren zur Montage einer Sensorvorrichtung in einer Ausnehmung eines Körpers
DE102017222820A1 (de) 2017-12-14 2019-06-19 Robert Bosch Gmbh Sensorvorrichtung zum Einsetzen in eine Ausnehmung eines rotierbaren Körpers und System mit einem rotierbaren Körper und einer in dessen Ausnehmung eingesetzten erfindungsgemäßen Sensorvorrichtung
CN109277180A (zh) * 2017-12-19 2019-01-29 上海云统创申智能科技有限公司 一种具有远程监控功能的智能立轴破碎机
CN109277181A (zh) * 2017-12-19 2019-01-29 上海云统创申智能科技有限公司 一种具有远程监控功能的智能锤式破碎机
US11318474B2 (en) * 2018-05-14 2022-05-03 Pearson Incorporated Milling system and method
RU2757420C1 (ru) * 2018-05-25 2021-10-15 Бюлер Аг Зерновая мельница и вальцевый станок, имеющий несколько проходов размола для оптимизированного размола размалываемого материала, а также соответствующий способ
ES2824761T3 (es) * 2018-05-25 2021-05-13 Buehler Ag Dispositivo de distribución-dosificación para un molino de cilindros, molino de cilindros con un dispositivo de distribución-dosificación de este tipo y procedimiento para moler material a moler
US11325133B1 (en) * 2018-07-26 2022-05-10 Pearson Incorporated Systems and methods for monitoring the roll diameter and shock loads in a milling apparatus
EP3653364A1 (de) * 2018-11-15 2020-05-20 Telsonic Holding AG Bearbeitungssystem zum bearbeiten mindestens eines werkstücks
WO2020108514A1 (zh) 2018-11-28 2020-06-04 杭州三花研究院有限公司 电动阀、热管理组件以及空调系统
CN111237521B (zh) * 2018-11-28 2022-03-01 浙江三花智能控制股份有限公司 一种电动阀和空调系统
WO2020210875A1 (en) 2019-04-18 2020-10-22 H-E Parts International Crushing Solutions Pty Ltd "wear sensing liner"
DE102019120052A1 (de) * 2019-07-24 2021-01-28 SchäferRolls GmbH & Co. KG Technische Walze, insbesondere für die Papierherstellung, Verfahren zum Einbringen einer Polymerfaser in ein Leerrohr einer technischen Walze und Verwendung einer Polymerfaser
CN110743659A (zh) * 2019-10-30 2020-02-04 苏州克劳丽化妆品有限公司 一种滚轮间距的控制方法、终端设备、研磨机及存储介质
DE102020103779B4 (de) 2020-02-13 2022-03-24 Walzen Irle Gmbh Walzenanordnung für ein Walzwerk zur Walzwerkzeugüberwachung
JP2022100163A (ja) * 2020-12-23 2022-07-05 トヨタ自動車株式会社 音源推定サーバ、音源推定システム、音源推定装置、音源推定方法
CH719669A2 (de) * 2022-05-06 2023-11-15 Drevolution Gmbh Autonome Mühle und Mahlverfahren.

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4950558A (ja) * 1972-09-20 1974-05-16
JPH02501089A (ja) * 1987-05-04 1990-04-12 ドドソン‐エドガーズ、ダリル 研削機の間隙、噛合、軌道の測定装置及び方法
JPH0422041U (ja) * 1990-06-18 1992-02-24
JPH06182240A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Kobe Steel Ltd コーンクラッシャにおける過負荷状態検出装置及び被破砕物偏供給状態検出装置
WO2006049158A1 (ja) * 2004-11-05 2006-05-11 International Business Machines Corporation 運動検知装置および運動検知方法
JP2006523137A (ja) * 2003-03-24 2006-10-12 ダプロックス アクチボラゲット 固定子とそれに対向する回転子の間の距離を測定する方法およびセンサ装置
WO2007101319A1 (en) * 2006-03-09 2007-09-13 Dennis Slater System for remotely measuring and monitoring wear in a grinding mill
JP2008536782A (ja) * 2005-03-09 2008-09-11 シュトゥディエンゲゼルシャフト・コーレ・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 化合物の合成法
JP2009534169A (ja) * 2006-04-21 2009-09-24 ビユーラア アクチエンゲゼルシヤフト 粘着性物質処理用ローリングミル
JP2010534998A (ja) * 2007-07-27 2010-11-11 センサーマティック・エレクトロニクス・エルエルシー 統合された切替アンテナアレイおよびマルチプレクサ電子機器を有するrfidシステム

Family Cites Families (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3016786C2 (de) * 1980-04-30 1983-05-19 Gebrüder Bühler AG, 9240 Uzwil Verfahren und Einrichtung zur Regelung der Spaltbreite zwischen wenigstens zwei in einem Mehrwalzwerk zusammenarbeitenden parallelen Walzen
US4904091A (en) * 1988-09-15 1990-02-27 The United States Of America As Represented By The Administrator Of The National Aeronautics And Space Administration Threaded average temperature thermocouple
DE4003342A1 (de) 1990-02-05 1991-08-08 Koeppern & Co Kg Maschf Walzenpresse oder -muehle
JPH0422041A (ja) 1990-05-16 1992-01-27 Hitachi Chem Co Ltd 陰極線管投写装置及びこれに用いる冷却液
DE4222085A1 (de) 1992-07-04 1994-01-05 Kloeckner Humboldt Deutz Ag Verschleißmeßverfahren für Mahlwalzen von Walzenmaschinen
JP2798596B2 (ja) 1993-02-15 1998-09-17 株式会社神戸製鋼所 ローラミル
DE19819614B4 (de) 1998-05-04 2004-04-15 Gräf, Dieter Otto, Dipl.-Ing. Verfahren für die Vermahlung und/oder Schrotung von Körnerfrüchten sowie Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens
AT405981B (de) 1998-07-31 2000-01-25 Hoerbiger Ventilwerke Gmbh Verschleissmonitor
DE19918699B4 (de) * 1999-04-26 2008-03-27 Betriebsforschungsinstitut VDEh - Institut für angewandte Forschung GmbH Meßrolle zum Feststellen von Planheitsabweichungen
US6502774B1 (en) * 2000-03-08 2003-01-07 J + L Fiber Services, Inc. Refiner disk sensor and sensor refiner disk
FI20021327A (fi) 2002-07-05 2004-01-06 Metso Minerals Tampere Oy Menetelmä ja laitteisto murskaimen asetuksen mittaamiseksi ja säätämiseksi
US6314381B1 (en) * 2000-03-08 2001-11-06 J & L Fiber Services, Inc Refiner measurement system and method
DE10226411A1 (de) 2002-06-13 2003-12-24 Buehler Ag Erfassung und Überwachung der Temperaturverteilung an der Oberfläche einer rotierenden Walze
FI20021326A (fi) 2002-07-05 2004-01-06 Metso Minerals Tampere Oy Menetelmä ja laitteisto murskaimen kulutusosien kulumisen seuraamiseksi
US7185537B2 (en) * 2003-06-04 2007-03-06 Metso Paper, Inc. Nip and loading analysis system
US7392715B2 (en) 2004-10-29 2008-07-01 Stowe Woodward Ag Wireless sensors in roll covers
US7182283B1 (en) 2004-12-17 2007-02-27 Engineering Consultants Group, Inc. Pulverizer real-time monitoring system
US7572214B2 (en) 2005-05-04 2009-08-11 Stowe Woodward L.L.C. Suction roll with sensors for detecting operational parameters having apertures
DE102005040978A1 (de) * 2005-08-29 2007-03-08 Bühler AG Verfahren zur Überwachung des Betriebszustandes rotierender Walzen in einer industriellen Anlage
US7172144B1 (en) 2006-03-09 2007-02-06 Dennis Slater System for measuring wear in a grinding mill
CN200981003Y (zh) * 2006-09-01 2007-11-28 霍夫曼股份公司 湿式碾磨机
DE102007056170A1 (de) * 2006-12-28 2008-11-06 Dominik Peus Semikontinuierliches Verfahren zur Herstellung von Brennstoff aus Biomasse
CN201072354Y (zh) 2007-06-06 2008-06-11 原传海 测量管球磨机料位和磨内温度的测量装置
SE531340C2 (sv) * 2007-07-06 2009-03-03 Sandvik Intellectual Property Mätinstrument för en gyratorisk kross, samt sätt att indikera funktionen hos en sådan kross
US9156192B2 (en) * 2009-03-16 2015-10-13 Blue Diamond Technologies, Ltd. Micro-erosion process for controlling variable crumb rubber mesh size
US8172166B2 (en) * 2009-11-03 2012-05-08 Inoue Mfg., Inc. Roll mill with automatic control of roll-to-roll distance and inter-roll pressure
US8475347B2 (en) * 2010-06-04 2013-07-02 Stowe Woodward Licensco, Llc Industrial roll with multiple sensor arrays
CN201701965U (zh) * 2010-07-06 2011-01-12 张关岭 双辊式破碎机
RU2464097C1 (ru) * 2011-02-21 2012-10-20 Алан Славикович Лалиев Способ дробления-измельчения полиминеральных рудных материалов, содержащих драгоценные камни, и дробильно-измельчительная машина для его осуществления (варианты)
DE102011012448A1 (de) * 2011-02-25 2012-08-30 Emitec Gesellschaft Für Emissionstechnologie Mbh Thermoelektrisches Modul für einen thermoelektrischen Generator eines Fahrzeuges
DE102012200387A1 (de) * 2012-01-12 2013-07-18 Voith Patent Gmbh Walze mit Sensoren für bahnverarbeitende Maschine
EP2724779A1 (en) * 2012-10-29 2014-04-30 Metso Minerals Industries, Inc. Monitoring device for a roller crusher

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4950558A (ja) * 1972-09-20 1974-05-16
JPH02501089A (ja) * 1987-05-04 1990-04-12 ドドソン‐エドガーズ、ダリル 研削機の間隙、噛合、軌道の測定装置及び方法
JPH0422041U (ja) * 1990-06-18 1992-02-24
JPH06182240A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Kobe Steel Ltd コーンクラッシャにおける過負荷状態検出装置及び被破砕物偏供給状態検出装置
JP2006523137A (ja) * 2003-03-24 2006-10-12 ダプロックス アクチボラゲット 固定子とそれに対向する回転子の間の距離を測定する方法およびセンサ装置
WO2006049158A1 (ja) * 2004-11-05 2006-05-11 International Business Machines Corporation 運動検知装置および運動検知方法
JP2008536782A (ja) * 2005-03-09 2008-09-11 シュトゥディエンゲゼルシャフト・コーレ・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 化合物の合成法
WO2007101319A1 (en) * 2006-03-09 2007-09-13 Dennis Slater System for remotely measuring and monitoring wear in a grinding mill
JP2009534169A (ja) * 2006-04-21 2009-09-24 ビユーラア アクチエンゲゼルシヤフト 粘着性物質処理用ローリングミル
JP2010534998A (ja) * 2007-07-27 2010-11-11 センサーマティック・エレクトロニクス・エルエルシー 統合された切替アンテナアレイおよびマルチプレクサ電子機器を有するrfidシステム

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018123740A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 株式会社アーステクニカ 揺動式破砕機及び破砕方法
JP2018108541A (ja) * 2016-12-28 2018-07-12 株式会社アーステクニカ 揺動式破砕機及び破砕方法
JP2020517291A (ja) * 2017-04-26 2020-06-18 ビューラー アーゲー 自己最適化する適応性の産業用チョコレート生産システム及びその対応する方法
JP7015317B2 (ja) 2017-04-26 2022-02-02 ビューラー アーゲー 自己最適化する適応性の産業用チョコレート生産システム及びその対応する方法
JP2022545290A (ja) * 2019-08-23 2022-10-26 ビューラー アーゲー センサを備えたローラ
JP7357147B2 (ja) 2019-08-23 2023-10-05 ビューラー アーゲー センサを備えたローラ
WO2021065760A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 三菱パワー株式会社 固体燃料粉砕装置及びボイラシステム並びに粉砕ローラの摩耗量検出方法
JP2021053589A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 三菱パワー株式会社 固体燃料粉砕装置及びボイラシステム並びに粉砕ローラの摩耗量検出方法
JP7175868B2 (ja) 2019-09-30 2022-11-21 三菱重工業株式会社 固体燃料粉砕装置及びボイラシステム並びに粉砕ローラの摩耗量検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR20160016930A (ko) 2016-02-15
KR101946685B1 (ko) 2019-02-11
RU2635371C2 (ru) 2017-11-13
RU2015155904A (ru) 2017-07-13
CN105473232A (zh) 2016-04-06
US10569280B2 (en) 2020-02-25
JP6391678B2 (ja) 2018-09-19
BR112015030242A2 (pt) 2017-07-25
US20160107162A1 (en) 2016-04-21
WO2014195309A1 (de) 2014-12-11
BR112015030242B1 (pt) 2021-08-03
EP3003563A1 (de) 2016-04-13
CN109317246A (zh) 2019-02-12
CN109317246B (zh) 2020-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6391678B2 (ja) ローラ対、測定装置、製品処理設備及び方法
US11065626B2 (en) Monitoring and control device for the automated optimization of the grinding line of a roller system and corresponding method
JP7000571B2 (ja) ローラーシステムの粉砕ラインの自動最適化及び制御のためのインテリジェントな自己適応型制御装置、及び対応する方法
CA2991120C (en) Wear indication devices, and related assemblies and methods
US11241693B2 (en) System for in-line estimation of load distribution in a rotary mill
US20120260743A1 (en) Assembly and Method for Measuring Pourable Products
CN114206505B (zh) 具有传感器的轧辊
WO2007124528A1 (en) Method and apparatus for monitoring a mill
CA2946092C (en) A method and an arrangement for determining a degree of fullness of a large grinding mill drum, and a large grinding mill drum
RU2795325C1 (ru) Ролик с датчиком
US20130276548A1 (en) System and Method for the Real-Time Measurement of a Flow of Discharge Material from a Mineral-Grinding Mill

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170306

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170601

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170801

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170906

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180605

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20180612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180806

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180821

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6391678

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250