JP2016525199A - ボールジョイントおよびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は非球面が形成された球頭部を有するボールスタッドにボールシートを射出成形することによって、製造工程を簡単にし、生産性を向上させることができるボールジョイントおよびその製造方法を提供することにその目的がある。これを実現するための本発明のボールジョイントは、球頭部110が備えられたボールスタッド100、前記球頭部110の外周面を囲み、前記ボールスタッド100が作動角の範囲内で流動できるようにするボールシート200、前記球頭部110の外周面との間に密閉空間を形成するように前記球頭部110を覆うキャップ300、前記球頭部110とボールシート200およびキャップ300が内部空間に挿入されるソケット400を含む。【選択図】図3

Description

本発明はボールジョイントおよびその製造方法に関するもので、より詳細にはボールシートを射出成形により成形することによって、製造工程が簡単なボールジョイントおよびその製造方法に関するものである。
ボールジョイントは球関節の機能を有する継手手段として広く利用されている。
図1は従来のボールジョイントの構成を示す断面図である。
図1に図示された通り、一般にボールジョイントは球関節の役割をするボールスタッド(ball stud)10、ボールスタッド10を取り囲んでボールスタッド10を保護し、ボールスタッド10とソケット40との間に作用する摩擦力を調節するボールシート(ball seat)20、ボールスタッド10とボールシート20を安着させるソケット(socket)40、ボールスタッド10が圧縮荷重によってソケット40下へ抜けないようにボールスタッド10を密封するプラグ(plug)30およびボールスタッド10にホコリが入らないようにソケットの上部を覆うダストカバー(dust cover)60を含み、ソケット40の下端はコーキング(Caulking)され、このようなボールジョイントはナックル(knuckle)または、アーム(arm)に圧入されて組み立てられる。
このようなボールジョイントはソケット40の中に安着したボールスタッド10の周辺に異物が入らないように、ダストカバー60だけでなくソケット40の下端にもプラグ30を採用して密閉している。
このような従来のボールジョイントを製造するためには、別途加工したボールスタッド10をボールシート20に組立て、このように組み立てられたボールスタッド10とボールシート20とをソケット40に挿入した後、プラグ30でソケット40の下側開口部を塞いでからソケット40の下端をコーキング(Caulking)することによって、ボールスタッド10とボールシート20およびプラグ30をソケット40の内部に挿入して結合する。
しかし、このような製造方法によれば、前記ボールシート20を別途製造した後、これをコーキングなどの複雑な組立て工程を通じてソケット40の内部に組み立てることになるので生産性が劣る問題点がある。
一方、射出成形方法によってボールシートを製造するためには、非球面のない、球面のみで形成されたボールスタッド10を適用しないとボールジョイント製造後にボールスタッド10の回転が円滑になされなくなる。
このように非球面のない、球面のみで形成されたボールスタッドを製造する従来の方法を図2を参照して説明する。
図2(a)は機械加工によって加工されたボールスタッドを示す図面、図2(b)は溶接によって製造されたボールスタッドを示す図面である。
図2(a)を参照する。ボールスタッド10はスタッド部12と球頭部13からなり、前記球頭部13はボールシートと接触する部位が球面のみからなっている。この場合、前記球頭部13は機械加工によって球面に形成されるが、前記機械加工の結果、球頭部13の下端中央には頂点13aをなすように突出部が形成されるため、射出成形によって形成されたボールシートの内側面と干渉が発生して製品の品質に影響を及ぼし、このような頂点13aを除去するための別途の加工工程を追加しなければならない問題点がある。
図2(b)を参照する。スタッド部12の溶接部12aと球面に加工された球頭部13の溶接部13bとを互いに溶接することによって結合がなされる。このように、スタッド部12と球頭部13を溶接して結合すると、剪断荷重が溶接部位に作用する場合、剪断作用によって溶接部位にクラックが発生する問題点があるので、溶接型ボールスタッドは低い荷重が作用する一部の製品にしか使うことができない。
このように、非球面のないボールスタッドを製造するためには前記のような問題点があり、非球面のないボールスタッドを製造してもボールシートを射出成形すると球頭部の球面全体にかけてボールシートと接触することになり、ボールジョイントの回転時に過度のトルクが作用する問題点がある。
また、ソケット40の上側端部にはダストカバー60が結合されるが、前記ダストカバー60を結合するためにソケット40に溝状のダストカバー結合部を別途加工によって形成しなければならないため、ソケット40の加工に多くの工程が必要となる問題点がある。
大韓民国登録特許10−906413号
本発明は、前述した問題点を解決するために案出されたもので、球頭部を有するボールスタッドにボールシートを射出成形することによって、製造工程を簡単にして生産性を向上させることができるボールジョイントおよびその製造方法を提供することにその目的がある。
前記目的を達成するための本発明のボールジョイントは、球頭部110が備えられたボールスタッド100、前記球頭部110の外周面を囲み、前記ボールスタッド100が作動角の範囲内で流動できるようにするボールシート200、前記球頭部110の外周面との間に密閉空間を形成するように前記球頭部110を覆うキャップ300、前記球頭部110とボールシート200およびキャップ300が内部空間に挿入されるソケット400を含む。
前記球頭部110には非球面111が形成され、前記キャップ300は前記非球面111を覆うように形成されたものであり得る。
前記密閉空間は前記キャップ300の上面に形成された上部溝と前記非球面111とによって形成されるものであり得る。
前記球頭部110は球面からなり、前記密閉空間は前記キャップ300の上面に前記球頭部110より大きい曲率を有する上部溝との間の空間でなるものであり得る。
前記上部溝は前記球頭部110と同じ曲率を有する第1上部溝300aと前記球頭部110より大きい曲率を有する第2上部溝300bとからなるものであり得る。
前記ソケット400には前記ボールシート200を射出成形するための流入口410が形成されたものであり得る。
前記流入口410が形成されたソケット400の内周面には前記キャップ300が安着できるようにキャップ安着部420が形成されたものであり得る。
前記キャップ300の外周面301には前記流入口410と連通するように形成され、前記ボールシート200の射出成形時に溶液が流動する流動流路310が形成されたものであり得る。
前記流動流路310は、前記流入口410に隣接するように前記キャップ300の底面304に形成された流入溝311と、前記流入溝311を中心に形成され、前記ボールシート200の射出成形時に前記球頭部110の外周面と前記ソケット400の内周面との間の空間である空洞部に連通するように形成された拡散流路312とからなるものであり得る。
前記拡散流路312の間を連結する連結流路313が形成されたものであり得る。
前記ボールシート200は、前記球頭部110を囲むシート部210と、前記シート部210に連結形成されてダストカバーが結合されるカバー結合部220とからなるものであり得る。
前記カバー結合部220は前記ソケット400の終端部外周面を囲むように形成されるものの、前記ダストカバーが結合される結合溝221が形成されたものであり得る。
本発明によるボールジョイント製造方法は、一端に球頭部110が備えられたボールスタッド100と前記球頭部110の外周面を囲み、前記ボールスタッド100が作動角の範囲内で流動できるようにするボールシート200および前記球頭部110とボールシート200が内部空間に挿入されるソケット400が備えられたボールジョイントを製造する方法において、a)前記球頭部110との間に密閉空間を形成するように前記球頭部110をキャップ300が覆うように位置させるものの、前記球頭部110の外周面と前記ソケット400の内周面との間に形成された空洞部が前記ボールシート200の形状となるように前記ボールスタッド100を位置させる段階、b)前記ボールシート200の形状が成形されるように前記空洞部を覆う金型を位置させる段階、c)前記空洞部に合成樹脂溶液を流入させてボールシート200を成形する段階を含む。
本発明によれば、ボールスタッドの球頭部に蓋用のキャップをかぶせた後、ボールシートを射出成形することによって、ボールジョイントの製造工程を単純化させ、原価を節減し、生産性を向上させることができる効果がある。
従来のボールジョイントの構成を示す断面図 機械加工により加工されたボールスタッドを示す図面 溶接により製造されたボールスタッドを示す図面 本発明のボールジョイントを示している断面図 本発明のソケットを示している断面図 本発明のキャップを示している図面 本発明のボールジョイントを製造する過程を示している図面 本発明によって製造されたボールシートの外観を示している斜視図 本発明の他の実施例によるキャップを示している図面 本発明の他の実施例によるボールジョイントにおいて、球面の球頭部にキャップが覆われた状態を示している図面
以下、添付された図面を参照して本発明に係る好ましい実施例を詳細に説明する。図面において、同一符号は同じ要素を指し示す。
図3は本発明のボールジョイントを示している断面図、図4は本発明のソケットを示している断面図である。
本発明によるボールジョイントは、一端に非球面111が形成された球頭部110が備えられたボールスタッド100、前記球頭部110の外周面を囲み、前記ボールスタッド100が作動角の範囲内で流動できるようにするボールシート200、前記球頭部110の非球面111との間に密閉空間を形成するように前記非球面111の上面を覆うキャップ300、前記球頭部110とボールシート200およびキャップ300が内部空間に挿入されるソケット400を含む。
前記ボールスタッド100は、非球面111が一側端に形成された球頭部110とスタッド部120とからなり、前記非球面111は平面状に加工された部分であって、前記非球面111の大きさに応じてボールシート200との接触面積が変わってくるので前記非球面111の大きさを適切に設定することによって前記ボールシート200との接触によるトルクを調節することが可能である。
前記ボールシート200は射出成形によって成形されるものであって、ボールスタッド100とキャップ300およびソケット400を一定の位置に固定させてボールシート200が成形される空洞部を形成し、前記空洞部に溶融した合成樹脂を流入させて射出成形すると、簡単な製造工程によりボールジョイントが製造できる。
前記ボールシート200は、前記球頭部110を囲むシート部210と、前記シート部210に連結形成されてダストカバー60が結合されるカバー結合部220とからなる。
前記シート部210はその内周面で前記球頭部110が回転流動できるように球面に形成される。前記カバー結合部220は前記ソケット400の上側終端部430の外周面を囲むように形成されるものの、前記ダストカバーが結合される結合溝221が形成されている。このようにカバー結合部220が射出成形によって一体にボールシート200に形成されるので、従来のようにソケットにカバー結合部を別途加工する必要がなくなり、製造工程が単純になる。
また、前記ボールシート200には、射出成形時に合成樹脂溶液が流入されるソケット400の流入口410が形成された空間に満たされて形成される突出部230と、前記合成樹脂溶液が前記キャップ300の流動流路310に満たされて形成される連結部240が形成されている。
前記連結部240は拡散流路312の傾斜部に形成される第1連結部241と前記第1連結部241の端部から上向きに形成された第2連結部242とからなる。前記突出部230と連結部240とは、ボールスタッド100の球頭部110とは接触しない部分であって、ボールシート200の射出成形時に合成樹脂溶液が流動する経路によって形成される部分である。
前記キャップ300は射出成形時にボールスタッド100の球頭部110の非球面111を覆って密閉空間Aを形成するためのもので、一例として合成樹脂材質が使用され得るが、合成樹脂以外の材質の使用も可能である。この場合、前記非球面111の大きさを調節すれば、球頭部110の外周面とシート部210の内周面とが接触する面積を調節することができ、適切なトルクの設定が可能である。
前記ソケット400は、ボールシート200と球頭部110とが位置する内部空間を囲む本体400aと、前記本体400aの下端に形成されてボールシート200の射出成形時に溶融した合成樹脂が流入される流入口410と、前記流入口410の上側に形成されて前記キャップ300が安着するキャップ安着部420とから形成されている。
図5は本発明のキャップを示している図面であり、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は平面図、(d)は底面図である。
本発明のキャップ300は、ボールスタッド100の球頭部110の非球面111との間に密閉空間Aを形成して、射出成形時に合成樹脂溶液が前記密閉空間Aに流入するのを遮断するためのものである。
このために前記キャップ300は、前記非球面111と対向する上面301に凹んで形成されて前記密閉空間Aを形成するようにする上部溝300a、300bが形成されており、外側面302と傾斜面303および底面304には射出成形時に合成樹脂溶液が流動する流路である流動流路310が形成されている。
前記上部溝300a、300bは球頭部110の球面と同じ曲率を有する第1上部溝300aと、前記球頭部110の球面より大きい曲率を有する第2上部溝300bとから構成することができ、この場合、前記密閉空間Aは前記非球面111と第2上部溝300bとの間の空間で形成される。
前記流動流路310は、底面304が掘られた形状でソケット400の流入口410と連通するように形成され、合成樹脂溶液が流入する流入溝311と、前記流入溝311を中心に流路が形成され、前記ボールシート200の射出成形時に前記球頭部110の外周面と前記ソケット400の内周面との間の空間である空洞部に連通するように形成された拡散流路312とからなる。
したがって、射出成形時にソケット400の流入口410に流入した合成樹脂溶液は前記流入溝311に流入した後、前記拡散流路312に沿って均一に溶液が流動することによって、前記空洞部に均一に合成樹脂溶液が満たされる。
前記キャップ300を前記ソケット400のキャップ安着部420に安着させると、前記外側面302と傾斜面303および底面304はソケット400のキャップ安着部420の内側面に接触し、前記流動流路310を通じてソケット400の流入口410と空洞部とが連通する。
以下、本発明のボールジョイント製造方法について説明する。
図6は本発明のボールジョイントを製造する過程を示している図面、図7は本発明によって製造されたボールシートの外観を示している斜視図である。
先ず、一端に非球面111が形成された球頭部110が備えられたボールスタッド100が用意され、前記非球面111との間に密閉空間Aを形成するように前記非球面111をキャップ300が覆うように位置させ、前記球頭部110の外周面との間にボールシート200の形状となる空洞部Bが形成されるようにソケット400を位置させる。この場合、前記キャップ300はソケット400のキャップ安着部420に位置させる。
このように、ボールスタッド100とキャップ300およびソケット400が設定された位置に固定されると、ボールシート200の形状が成形されるように前記空洞部Bを覆う金型500を位置させる。
この状態で前記ソケット400に形成された流入口410を通じて合成樹脂溶液を流入させると。前記合成樹脂溶液は流動流路310を経て空洞部Bに満たされた後、冷却過程を経た後で金型を分離するとボールシート200が成形されたボールジョイントが完成される。図7ではボールシート200が完成された状態の状を示している。
図8は本発明の他の実施例によるキャップを示している図面である。
図8に図示された実施例においては、隣り合う拡散流路312の間を互いに連結する連結流路313が備えられた場合を示している。
射出成形時に合成樹脂溶液が流入溝311から拡散流路312に流動し、前記拡散流路312を流動する溶液の一部は前記連結流路313に流入してボールシート200の本体の一部を形成する。
前記連結流路313によって射出成形時に合成樹脂溶液が均等に空洞部(A)に流入することができる。
図9は本発明の他の実施例によるボールジョイントにおいて、球面の球頭部にキャップが覆われた状態を示している図面である。
図3〜図8においては非球面が形成されたボールジョイントに対する実施例を挙げて説明したが、本実施例においては球頭部が球面のみで形成された場合を挙げている。
前記キャップ300の上面に形成された上部溝は、球頭部110と同じ曲率を有する第1上部溝300aと、球頭部110より大きい曲率を有する第2上部溝300bとからなり、前記第2上部溝300bと球頭部110の外周面との間に密閉空間を形成させる。
この場合、球面で形成された球頭部110の加工時に発生した頂点112が突出形成されていても第2上部溝300bが形成されたキャップ300とは干渉が発生しないので、製品の品質が低下することを防止することができる。
以上で説明した通り、本発明は前述した実施例に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の技術的思想を逸脱せず、当該発明が属する技術分野で通常の知識を有した者によって自明である変形実施が可能であり、このような変形実施は本発明の範囲に属する。
本発明はボールシートを含むボールジョイントおよびその製造方法に関するもので、球頭部を有するボールスタッドにボールシートを射出成形することにより、製造工程を簡単にし、生産性を向上させることができるので、産業上利用可能性がある。

Claims (13)

  1. 球頭部(110)が備えられたボールスタッド(100)と、
    前記球頭部(110)の外周面を囲み、前記ボールスタッド(100)が作動角の範囲内で流動できるようにするボールシート(200)と、
    前記球頭部(110)の外周面との間に密閉空間を形成するように前記球頭部(110)を覆うキャップ(300)と、
    前記球頭部(110)とボールシート(200)およびキャップ(300)が内部空間に挿入されるソケット(400)と、を含む、
    ボールジョイント。
  2. 前記球頭部(110)には非球面(111)が形成され、前記キャップ(300)は前記非球面(111)を覆うように形成されたことを特徴とする、請求項1に記載のボールジョイント。
  3. 前記密閉空間は、前記キャップ(300)の上面に形成された上部溝と前記非球面(111)とにより形成されることを特徴とする、請求項2に記載のボールジョイント。
  4. 前記球頭部(110)は球面からなり、前記密閉空間は前記キャップ(300)の上面に前記球頭部(110)より大きい曲率を有する上部溝との間の空間で形成されることを特徴とする、請求項1に記載のボールジョイント。
  5. 前記上部溝は前記球頭部(110)と同じ曲率を有する第1上部溝(300a)と前記球頭部(110)より大きい曲率を有する第2上部溝(300b)とからなること特徴とする、請求項4に記載のボールジョイント。
  6. 前記ソケット(400)には前記ボールシート(200)を射出成形するための流入口(410)が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載のボールジョイント。
  7. 前記流入口(410)が形成されたソケット(400)の内周面には前記キャップ(300)が安着できるようにキャップ安着部(420)が形成されたことを特徴とする、請求項6に記載のボールジョイント。
  8. 前記キャップ(300)の外周面(301)には前記流入口(410)と連通するように形成されて、前記ボールシート(200)の射出成形時に溶液が流動する流動流路(310)が形成されたことを特徴とする、請求項6に記載のボールジョイント。
  9. 前記流動流路(310)は、前記流入口(410)に隣接するように前記キャップ(300)の底面(304)に形成された流入溝(311)と、前記流入溝(311)を中心に形成され、前記ボールシート(200)の射出成形時に前記球頭部(110)の外周面と前記ソケット(400)の内周面との間の空間である空洞部に連通するように形成された拡散流路(312)とからなることを特徴とする、請求項8に記載のボールジョイント。
  10. 前記拡散流路(312)の間を連結する連結流路(313)が形成されたことを特徴とする、請求項9に記載のボールジョイント。
  11. 前記ボールシート(200)は、前記球頭部(110)を囲むシート部(210)と、前記シート部(210)に連結形成されてダストカバーが結合されるカバー結合部(220)とからなることを特徴とする、請求項1に記載のボールジョイント
  12. 前記カバー結合部(220)は前記ソケット(400)の終端部外周面を囲むように形成され、前記ダストカバーが結合される結合溝(221)が形成されたことを特徴とする、請求項11に記載のボールジョイント。
  13. 一端に球頭部(110)が備えられたボールスタッド(100)と前記球頭部(110)の外周面を囲み、前記ボールスタッド(100)が作動角の範囲内で流動できるようにするボールシート(200)および前記球頭部(110)とボールシート(200)が内部空間に挿入されるソケット(400)が備えられたボールジョイントを製造する方法において、
    a)前記球頭部(110)との間に密閉空間を形成するように前記球頭部(110)をキャップ(300)が覆うように位置させ、前記球頭部(110)の外周面と前記ソケット(400)の内周面との間に形成された空洞部が前記ボールシート(200)の形状となるように前記ボールスタッド(100)を位置させる段階と、
    b)前記ボールシート(200)の形状が成形されるように前記空洞部を覆う金型を位置させる段階と、
    c)前記空洞部に合成樹脂溶液を流入させてボールシート(200)を成形する段階と、を含む、
    ボールジョイント製造方法。
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