JP2016522756A5 - - Google Patents

Description

そのような目的は、請求項１に係る切刃を作る方法によって、および請求項１２に係る切刃によって達成される。

Claims (14)

1. アルミニウムまたはその合金の切刃を作る方法は、
   所望の切刃の形状を有するアルミニウムまたはその合金のシートを作るステップと、
   刃の研磨動作を実行するステップと、
   少なくとも研磨された刃の部分の上に酸化アルミニウム（Ａｌ_２０_３）の層を形成するように、前記刃に陽極酸化処理プロセスを施すステップと、を備えており、
   前記研磨動作が、
   平坦なサポート面の上にシートを載置するステップと、
   切断エッジを得るために、研磨の既定角度に従って、エッジの厚みを適切に薄くするために前記サポート面の反対側のシート面の外側部分の周辺エッジに沿って、アルミニウムの削りかすを除去するために機械工具を前進させるステップと、を含む方法。
2. 前記陽極酸化処理プロセスの前に、前記切断エッジに対して、前記エッジの上にまた酸化アルミニウムの形成を促進するのに適切なマイクロ丸め付けのプロセスが施される、請求項１に記載の方法。
3. 削りかすを除去するための前記機械工具が、アルミニウムのためのシャープカッターまたは研削砥石である、請求項１または２に記載の方法。
4. 前記シャープカッターが、一定に係合するヘリカルローリングシャープカッターであり、前記ヘリカルローリングシャープカッターにおいて、平坦なサポート面に関する螺旋の軸が研磨の角度を決定する、請求項３に記載の方法。
5. シャープカッターの刃が、多結晶ダイヤモンドでコートされているか、または超硬質合金で製作されている、請求項１から４のいずれか一項に記載の方法。
6. 研磨のステップの前に前記シートの事前研磨ステップを備え、前記事前研磨ステップにおいて、研磨される周辺エッジにより範囲が定められた前記シートの外側部分は、事前研磨の既定角度に従って前記周辺エッジに向かって厚みが次第に薄くされる、請求項１から５のいずれか一項に記載の方法。
7. 事前研磨ステップが、
   平坦なサポート面上に前記シートを載置するステップと、
   前記サポート面の反対側の前記シートの表面の外側部分に削りかすの除去のために機械加工を施すステップと、を含む、請求項１から６のいずれか一項に記載の方法。
8. 削りかすの除去のために機械加工が、アルミニウム用の荒削りカッター、または研削砥石により行われる、請求項１から７のいずれか一項に記載の方法。
9. 荒削りカッターが、ダイヤモンドパウダーでコートされた焼結インサートを備えたカッターである、請求項１から８のいずれか一項に記載の方法。
10. 前記シートは、モールディング、レーザー切断またはシャーリングにより得られる、請求項１から９のいずれか一項に記載の方法。
11. 前記陽極酸化処理プロセスは、銀イオンによる酸化物のマイクロ多孔性のシーリング工程を含む、請求項１から１０のいずれか一項に記載の方法。
12. 切刃は、１つの平坦面および少なくとも１つの傾斜面により前記平坦面に接続された反対面を有するアルミニウムまたはその合金のシート状本体を備え、前記平坦面および前記傾斜面がシャープエッジを形成し、前記シャープエッジがマイクロ丸め付け切断エッジを有し、少なくとも前記シャープエッジが酸化アルミニウムの層にコートされている切刃。
13. 酸化アルミニウムの前記層が、略４０〜６０μｍの総厚みを有し、前記層がアルミニウムまたはその合金の本体の表面の内側および外側に延設されている、請求項１２に記載の切刃。
14. 酸化アルミニウムの前記層が、銀イオンで処理されている、請求項１２または１３に記載の切刃。