JP2016521855A - 複数の異なるガスを測定するガスセンサ、及び関連する製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、複数のガスの濃度を測定するガスセンサ(1)、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、好ましくは前記少なくとも1つの別のガスとして被酸化性の排気ガス成分の濃度とを測定するガスセンサ(1)に関するものであり、ガスセンサ(1)は、固体電解質(4)と、少なくとも3つの電極(5a,5b,6)と、閉鎖されたチャンバ(7)と、を有する。本発明によると、ドーピングされた白金は、少なくとも50重量%の白金と、固体電解質の群から選択された少なくとも1つの別の元素からなる残りの部分とを含み、とりわけドーピングされた白金は、0.5重量%〜15重量%のZrOと、白金からなる残りの部分とを含むか、又は、純白金は、100重量%の白金を含み、金合金は、少なくとも50重量%の金と、最大50重量%の白金とを含み、とりわけ金合金は、約85重量%の金と、約15重量%の白金を含むか、又は、金合金は、少なくとも金及び白金を、金85%対白金15%の比率で含み、好ましくは金合金は、金及び白金を、金85%対白金15%の比率で含み、かつこれに加えて少なくとも0.5重量%〜15重量%の固体電解質、とりわけZrOを含むことを特徴とする、ガスセンサを提供する。さらに、本発明は、ガスセンサを製造する装置、ガスセンサを製造する方法、ガス濃度を測定する方法、ガスセンサ装置およびガスセンサの使用に関するものである。

Description

本発明は、複数のガスの濃度を測定するガスセンサ、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、好ましくは前記少なくとも1つの別のガスとして被酸化性の排気ガス成分の濃度とを測定するガスセンサであって、前記ガスセンサは、少なくとも1つの固体電解質を有し、前記固体電解質は、とりわけ少なくともZrOを含み、好ましくは少なくとも90重量%のZrOと、酸化イットリウム及び/又は酸化ハフニウムからなる群から選択された少なくとも1つの別の元素からなる残りの部分とを含み、前記ガスセンサはさらに、好ましくは少なくともドーピングされた白金、又は少なくとも純白金からなる2つの電極と、金合金からなる1つの電極とを含む少なくとも3つの電極を有し、前記固体電解質の表側には、2つの電極、好ましくはドーピングされた白金、又は純白金からなる前記2つの電極のうちの一方と、前記金合金からなる前記1つの電極とが配置されており、前記固体電解質の、前記表側とは反対側に位置する裏側には、1つの電極、好ましくはドーピングされた白金、又は純白金からなる前記2つの電極のうちの他方が配置されており、前記ガスセンサはさらに、少なくとも1つの閉鎖されたチャンバを有し、前記固体電解質の前記裏側が、前記チャンバの一部を形成している、ガスセンサに関する。
本発明はさらに、ガスセンサを製造する装置と、ガスセンサを製造する方法と、複数のガスの濃度を測定する方法と、ガスセンサデバイスと、ガスセンサの使用とに関する。
独国特許第19651328号明細書からは、2つの電極間における二酸化ジルコニウム(ZrO)の電気化学反応に基づいた酸素ポンプが公知である。この酸素ポンプでは、カソードにおいて酸素が酸素イオンに還元され、次いで、二酸化ジルコニウム中で酸素イオンがイオン移動し、最後にアノードにおいて酸素イオンが酸素に酸化されることによって、二酸化ジルコニウム壁の一方の側から他方の側へと酸素が輸送又はポンピングされる。この効果に基づいて、酸素ポンプの両側において相異なる分圧を実現することができる。
独国特許出願公開第102007048049号明細書からは、複数の排気ガス成分を測定できるガスセンサが公知である。このガスセンサは、電気絶縁性の表面を備える基板、例えばAlからなる本体を有する。同文献では、発熱抵抗体によって本体が被覆されており、この発熱抵抗体上で、イオン伝導体からなる蓋部と、基板の表面とが、1つの中空空間を形成している。イオン伝導体は、独国特許出願公開第102007048049号明細書によれば、二酸化ジルコニウムからなる。イオン伝導体の上下には金属製の導電性電極が配置されており、これらのうちの2つは白金電極として構成されている。このガスセンサはさらに、イオン伝導体上にさらなる別の1つの電極を有し、この電極は、混成電位電極として構成されており、金及び白金からなる貴金属合金を有する。これらの電極は、多孔質であり、従って酸素透過性である。これらの電極は、スクリーン印刷によって被着させることが好ましい。
独国特許出願公開第19757112号明細書は、混合ガス中における、酸素及び/又は空燃比ラムダと、例えば炭化水素又は酸化窒素のような少なくとも1つの別の気体成分とを測定するためのガスセンサを開示している。このガスセンサは、一定の酸素分圧を示す基準電極と、酸素イオン伝導性の固体電解質と、少なくとも2つの測定電極とを有し、前記少なくとも2つの測定電極と、前記基準電極とは、前記固体電解質の真上に配置されており、このガスセンサはさらに、電気測定信号の取り出し用及び接続用の電気線路を有する。独国特許出願公開第19757112号明細書によれば、固体電解質は、測定ガスに面した側と、測定ガスから隔離された基準ガス側とを備える、任意の幾何形状に構成されている。基準ガス側に基準電極を備え、測定ガス側に少なくとも2つの測定電極を備えるこの電極の配置によって、互いに異なる基体成分を基礎としている少なくとも2つの測定信号が、同一又は互いに異なる測定原理に基づいて同時に供給される。このセンサは、例えば自動車の機関制御のために使用される。
現在公知の従来技術における欠点は、複数のガスの濃度、例えば排気ガス中の複数のガスの濃度を検出する際に、精確かつ迅速な測定が困難であり、また時間がかかり、かつ非常に手間がかかることである。
従って本発明の課題は、複数の異なるガスの濃度、及び/又は混合されたガスの組成を、精確、簡単、かつ迅速に測定する手段を提供することである。
この課題は、前記ドーピングされた白金が、少なくとも50重量%の白金と、前記固体電解質の群から選択された少なくとも1つの別の元素からなる残りの部分とを含み、とりわけ前記ドーピングされた白金は、0.5重量%〜15重量%のZrOと、白金からなる残りの部分とを含むか、又は、前記純白金は、100重量%の白金を含み、前記金合金は、少なくとも50重量%の金と、最大50重量%の白金とを含み、とりわけ前記金合金は、約85重量%の金と、約15重量%の白金とを含むか、又は、前記金合金は、金及び白金を、金85%対白金15%の比率で含み、好ましくは前記金合金は、少なくとも金及び白金を、金85%対白金15%の比率で含み、かつこれに加えて少なくとも0.5重量%〜15重量%の固体電解質、とりわけZrOを含む、ことによって解決される。
この課題はさらに、請求項1から12の特徴部分によって解決される。
従属請求項は、本発明の有利な実施形態を含む。
有利には、本発明に係る含有比率、すなわちドーピングされた白金又は純白金の含有比率と、金合金の含有比率とを使用することによって、ガス濃度の迅速、簡単、かつ精確な測定が可能となる。
例えばヒータ装置の排気管内の排気ガス中における還元性ガス、例えば一酸化炭素を、季節に関係なく、ひいては外気温度に関係なく、さらにはガス−排気ガスの組成に関係なく測定することが可能となる。これにより、例えばスカンジナビアガス及びロシアガスにおいて存在する、複数の異なるガス−排気ガスの組成を、本発明に係るガスセンサによって、及び本発明に係るガスセンサデバイスによっても測定することが可能となる。
ドーピングされた白金又は純白金からなる電極は、固体電解質の下側に配置することが好ましく、基準電極として使用される。酸素イオン伝導体である固体電解質は、固体電解質として、固体電解質を通る酸素イオンを輸送する。基準電極は、本発明によれば、ガスセンサ内の閉鎖されたチャンバ内に配置されている。
閉鎖されたチャンバは、本発明によれば、固体電解質の下側に配置されているドーピングされた白金又は純白金からなる電極に対向して、向かい合うように離間された電気絶縁性の層、例えばZrO又はAlからなるプレート又は本体を配置することによって形成される。電気絶縁性の層は、チャンバ領域においてさらに追加的にガラスパッシベーションを有することもできる。
チャンバの封止は、それぞれの側面又は側壁における間隔に基づいて、それぞれ側面又は側壁に配置されているガラスシーリング及び/又は白金ペーストによって実施される。チャンバのそれぞれの側面又は側壁に、ガラスシーリングのみならず白金ペーストも設けることが特に好ましい。中空空間なる名称でも知られる閉鎖されたチャンバは、例えば独国特許出願公開第102007048049号明細書から公知である。
好ましい実施形態では、前記金合金からなる前記電極は、0.1μm〜50μmの層厚さ、好ましくは約5μmの層厚さを有する。
さらなる有利な実施形態では、前記固体電解質の前記表側に設けられた各前記電極間の間隔は、100μm〜500μmの間であり、好ましくは約300μmである。
さらなる有利な実施形態では、前記電極は、スクリーン印刷又はディスペンスによって前記固体電解質に被着可能である。
さらなる有利な実施形態では、前記ガスセンサによって、水素化合物、又は窒素化合物、とりわけ酸化窒素、又はアンモニア化合物、又は炭素化合物、とりわけ一酸化炭素及び/又は炭化水素などのような被酸化性の排気ガス成分を測定可能である。
上記の実施形態によれば、1つには、酸素の濃度を求めることができ、この酸素の濃度は、ドーピングされた白金又は純白金からなる2つの電極及び固体電解質の形態の酸素ポンプを用いて検出される。これに対して被酸化性の化合物は、固体電解質の上側に、すなわち固体電解質の表側に配置されているドーピングされた白金又は純白金からなる電極と、混成電位電極とを用いて測定することができる。
本発明に係るガスセンサによれば、1つの被酸化性ガスのただ1つの化合物を測定することができるか、又は、ガス流中の複数の被酸化性ガスの複数の化合物を測定することができる。
純酸素ではないガスの濃度を測定するための混成電位電極は、ガスセンサにおいて金合金を含む電極から形成されている。
さらなる有利な実施形態では、前記ガスセンサは、少なくとも1つの熱伝導体を有する。熱伝導体を使用することにより、とりわけ低温時において精確、迅速、かつ簡単な測定が可能となるように、ガスセンサの動作温度を調整することができる。つまり、熱伝導体によってガスセンサが加熱され、これにより、固体電解質を通して酸素を輸送することが可能となる。
さらなる有利な実施形態では、請求項1から6のいずれか1項記載の少なくとも1つのガスセンサは、セラミック製の基板上に、とりわけZrO又はAl上に配置されている。セラミック製の基板は、絶縁機能を有する。
ガスセンサを、排気ガス感知チップと呼ぶことができ、この場合にはチップは、少なくとも以下の構成要素を有することが好ましい。すなわち固体電解質、好ましくはZrOからなる固体電解質、及び、好ましくは少なくともドーピングされた白金又は純白金からなる2つの電極と、金合金からなる1つの電極とを含む少なくとも3つの電極を有することが好ましい。
ガスセンサを製造する本発明に係る装置では、当該装置は、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサを製造するために適した手段を有することが好ましい。
ガスセンサを製造する本発明に係る方法では、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサを、請求項8に記載のガスセンサを製造する装置によって製造することが好ましい。
複数のガスの濃度を測定する本発明に係る方法、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、好ましくは前記少なくとも1つの別のガスとして被酸化性の排気ガス成分の濃度とを測定する本発明に係る方法では、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサを、測定のために使用することが好ましい。
本発明はさらに、複数のガスの濃度を測定するガスセンサデバイス、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、好ましくは前記少なくとも1つの別のガスとして被酸化性の排気ガス成分の濃度とを測定するガスセンサデバイスに関し、有利な実施形態では、前記ガスセンサデバイスは、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサを有する。
本発明によれば、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサは、内燃機関、又は発電所、好ましくは火力発電所、又はヒータ、好ましくはガスヒータ若しくはオイルヒータ、又は焼却炉、又は自動車、好ましくは自動車の排気系、又は排気管、又はコンテナ、好ましくは果物用コンテナにおいて使用される。
固体電解質として、ZrOに代えて、CeOからなる固体電解質を使用することも可能である。
ZrO又はCeOからなるこの固体電解質は、本発明によれば、部分安定化又は完全安定化することができる。
ドーピングされた白金又は純白金からなる電極は、Pt電極(白金電極)とも呼ばれる。金合金又はドーピングされた金合金からなる電極は、Au電極(金電極)とも呼ばれる。ドーピングされた金合金は、本発明に係る85%対15%の金−白金成分に加えてさらに、少なくとも固体電解質の成分も追加的に有する場合に該当する。
本発明によれば、固体電解質は、該固体電解質の表側に、純白金からなる電極、及び/又は金合金からなる電極、及び/又はドーピングされた白金からなる電極を、合計して3つ以上有することが可能である。本発明によれば固体電解質は、該固体電解質の裏側に、純白金からなる電極、及び/又はドーピングされた白金からなる電極を、合計して2つ以上有することも可能である。本発明によればこの場合に、これらの電極が互いに異なる組成を有するようにしてもよい。
ガスセンサを用いた被酸化性ガスのガス濃度の測定は、混成電位電極における非平衡電圧(いわゆる非ネルンスト電位)と、ドーピングされた白金又は純白金からなる2つの電極における平衡電圧(ドーピングされた白金又は純白金からなる2つの電極の間の電位に基づくいわゆるネルンスト電圧)とによって実施される。これらの電圧によって、ガスセンサを通過して流れる混合ガス中の被酸化性ガスの量と、ひいては被酸化性ガスの濃度とを検出することが可能となる。3つの電極が存在する場合には、好ましくは酸化性ガスが検出される。
ドーピングされた白金又は純白金からなる2つの電極における平衡電圧は、固体電解質の表側に配置されたPt電極に接続された(電気)抵抗を用いて検出される。(電気)抵抗は、ガスセンサを備えるガスセンサデバイス内に配置することが好ましい。
独国特許第19651328号明細書に記載された説明に即して、酸素イオンを連続的にポンプ注入及びポンプ排出することにより、平衡電圧の発生に基づいて、混合ガス中における、上記説明によれば排気ガス中における酸素のガス濃度を、この平衡電圧によって連続的に求めることができる。
さらには上に説明したガスセンサを用いて、例えば一酸化炭素のガス濃度を求めることができる。
白金電極、すなわちドーピングされた白金又は純白金からなる電極における平衡電圧と、金合金からなる電極における非平衡電圧のそれぞれの測定時の値は、例えばデータ処理装置によって各ガスの重量百分率が算出及び表示されるように換算される。
ガスセンサの構造と、さらにはガスセンサの測定方法とに関しては、以下の刊行物、すなわち独国特許出願公開第102007048049号明細書と、独国特許出願公開第19757112号明細書と、独国特許第19651328号とが参照される。
図面において、本発明の好ましい実施形態をより詳細に説明する。
複数のガスの濃度を測定するガスセンサ1の一部を示す図である。 さらなる実施形態におけるガスセンサ1の一部を示す図である。 本発明に係るAu電極の走査電子顕微鏡写真を示す図である。 本発明に係るPt電極の走査電子顕微鏡写真を示す図である。
図1に図示されたガスセンサ1は、複数のガスの濃度、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、本実施例では一酸化炭素の濃度とを測定するために使用され、図1に簡単に示されたガスセンサデバイス2の一部である。簡単にのみ示されたガスセンサデバイス2は、電気端子や、開ループ又は閉ループ制御ユニットなどを有しており、これにより、ガスセンサ1によって測定時に供給されるデータの評価を実施することができる。
ガスの濃度を測定するガスセンサ1は、例えばガスヒータ又はオイルヒータの排気管内で使用することができ、従って、ガスセンサ1を用いて、及びガスセンサデバイス2を用いても、例えば排気流中の酸素濃度(O濃度)と一酸化炭素濃度(CO濃度)とを検出することができる。
ガスセンサ1は、絶縁性のセラミック製の基板、本実施例ではZrOからなる基板3上に配置されている。
ガスセンサ1はさらに、固体電解質4を有する。固体電解質4は、本実施例では1〜10重量%の酸化イットリウム、又は1〜10重量%の酸化ハフニウムがドーピングされた、少なくとも90重量%のZrOからなる。
ガスセンサ1はさらに、3つの電極5a,5b,6を有する。2つの電極は、本実施例ではそれぞれドーピングされた白金からなる電極5a,5bであり、第3の電極は、金合金からなる電極6である。
ドーピングされた白金からなる一方の電極5aは、固体電解質4の表側4aに配置されており、金合金からなる電極6もまた、固体電解質4の表側4aに配置されている。ドーピングされた白金からなる他方の電極5bは、図1の固体電解質4の裏側4bに配置されている。
固体電解質4に設けられた各電極5a,5bは、本実施例ではそれぞれ同一のドーピングが施された白金からなり、本実施例では0.5重量%〜15重量%のZrOと、残りの純粋な形態の白金とからなる組成を有する。ドーピングされた白金からなる電極5a,5bは、酸素イオンが通過するように好ましくは多孔質に形成されている。
先行する説明に即して金合金として構成されている電極6は、本実施例では約85重量%の金と、約15重量%の白金とを含む。従ってその比率は、金85%対白金15%となり、本実施例では固体電解質は一緒に混合されていない。
これに代えて、金85%と白金15%の比率を有する金合金を含む電極6に、ZrO成分を添加することもできる。このようなZrOがドーピングされた金合金は、ドーピングされた金合金なる用語でも知られている。
金合金、及びドーピングされた白金は、製造時に生じる不純物を有することも可能であるが、この不純物は技術的に無視することができる。不純物の成分は、ガスの濃度を測定するためには無視することができる。
金合金からなる電極6は、本実施例では約5μmの層厚さを有する。
固体電解質4の表側4aに設けられた各電極5a,6間の間隔Aは、本実施例では好ましくは約300μmである。
本実施例では、電極5a,5b,6は、固体電解質4の壁に、すなわち固体電解質4のそれぞれ対応する表側4a及び裏側4bに、スクリーン印刷によって固定的に被着されている。
ガスセンサ1はさらに、閉鎖されたチャンバ7を有する。図1によれば、固体電解質4の裏側4bが、ドーピングされた白金からなる電極5bと共にチャンバ7の一部を形成している。従って、図1によれば、ドーピングされた白金からなる電極5bと、固体電解質4とがチャンバ7の一方の壁を形成している。
チャンバ7の他方の壁は、ZrOからなる基板3によって形成される。この他方の壁は、電極5bを伴う固体電解質4の裏側4bに対して距離の形態の間隔を有する。
図1の距離の形態の間隔によってさらに、チャンバ7のための側壁が形成され、従って、これらの側壁が封止されている場合には、閉鎖されたチャンバが形成される。これらの側壁は、本実施例では絶縁性のガラスシーリング8を用いて封止されている。これらの側壁は、側方領域においてチャンバ7の1つ又は複数の縁部を形成している。ガスセンサ1の側壁の領域にはさらに、それぞれ1つの白金ペースト9が設けられており、図1によれば各白金ペースト9は、チャンバ7自体の中に位置している。
電極5aは、チャンバ7に酸素をポンプ注入又はポンプ排出するために設けられている。
流入するガス流の酸素濃度をガスセンサ1によって測定できるようにするために使用される抵抗は、図1には図示されていない。
さらには例えば、ZrOからなる固体電解質4において、比較的高温時に容易かつ良好に実現される最適なイオン輸送を実現するために、排気ガスが最適な温度にまだ達していない場合に、ガスセンサ1を使用できるようにするために使用される発熱体の形態の熱伝導体も、図1には図示されていない。
図1のガスセンサ1によれば、排気管内において、酸素濃度の他に、被酸化性の排気ガス成分、例えば一酸化炭素を測定することが可能である。本実施例では、被酸化性ガスの形態ではただ1つの排気ガス成分、すなわち一酸化炭素のみが測定される。
これに代えて又はこれに加えて、ガスセンサ1及びガスセンサデバイス2によって、水素濃度、又は窒素濃度等のような他のガス濃度を測定することも可能である。
測定するためには、混合ガスが、固体電解質4の表側4aの周辺を流れる。ガスセンサ1を用いた被酸化性ガスのガス濃度の測定は、本実施例では金合金からなる電極6である混成電位電極における非平衡電圧と、ドーピングされた白金からなる2つの電極5a,5bにおける平衡電圧とによって実施される。これらの電圧によって、酸素量の他に、ガスセンサ1を通過して流れる混合ガス中の、本実施例では一酸化炭素のみである被酸化性ガスの量と、ひいては被酸化性ガスの濃度とを検出することが可能となる。
ドーピングされた白金からなる2つの電極5a,5bにおける平衡電圧は、固体電解質の表側に配置されたPt電極5aに接続された(電気)抵抗を用いて検出される。(電気)抵抗は、ガスセンサ1を備えるガスセンサデバイス2内に配置することが好ましい。この抵抗は、図1には図示されていない。
検出方法及び換算方法は、独国特許出願公開第19757112号明細書と、さらには独国特許出願公開第102007048049号明細書とから公知である。
図1に図示されたガスセンサ1は、ガスセンサ1を製造する装置を使用して製造することができる。本装置は、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサ1を製造するために適した手段を有する。
図1に図示されたガスセンサ1は、ガスセンサ1を製造する方法によって製造することができる。本方法では、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサ1が、請求項8に記載のガスセンサ1を製造する装置を用いて製造される。
複数のガスの濃度を測定する方法、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、好ましくは少なくとも1つの被酸化性の排気ガス成分の濃度とを測定する方法によれば、本実施例では、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサ1が、測定のために使用される。
例えばガスセンサ1を、ヒータの排気管内に配置することができる。ヒータ内で燃焼される混合ガス又は混合オイルの排気ガスは1つの混合ガスを含み、この混合ガスを、ガスセンサ1を使用して検出することが可能である。このようにして例えば、排気管内における排気ガスの酸素濃度と一酸化炭素濃度とを、ガスセンサ1を用いて連続的に測定することができる。
これに加えてさらに、排気ガス中のガス濃度を最適な値に連続的に適合させることによって、ヒータによる排気ガスの濃度の適合が可能となり、従って、排気ガスの組成がガスセンサ1によって連続的に把握されている場合には、これによって、ヒータに供給される混合ガス又は混合オイルの効率を最適に利用することも可能となる。
これに代えて、上述したガスセンサ1を、発電所、焼却炉、自動車、又はコンテナにおいて使用することも可能である。
例えばコンテナ内でガスセンサ1を使用することにより、例えば空路輸送又は航路輸送用のこのようなコンテナ内における果物等の貯蔵を最適に監視及び調整することが可能となる。
図2に図示されたガスセンサに関しては、図1と異なる特徴のみを説明する。
図2では、ガスセンサ1の同一の構成要素には同一の参照符号が付されており、異なる構成要素には新しい参照符号が付されている。
ガスセンサデバイス2の一部である図2に図示されたガスセンサ1は、熱伝導体の形態の白金ヒータ11を有する。白金ヒータ11は、図2の基板3において、ガスセンサ1の基板3の下側に配置されている。白金ヒータ11は、基板3に取り付けられている。ガスセンサ1はさらに、図2のガスセンサ1の基板3の表側に、二層状のガラスパッシベーション10を有し、このガラスパッシベーション10が、図2のチャンバ7の壁の一部を形成している。
白金ヒータ11を使用することにより、とりわけ低温時において排気ガスの組成を精確に、迅速に、かつ簡単に測定することが可能となるように、ガスセンサ1の動作温度を調整することができる。つまり、最適かつ迅速な測定のために温度が低すぎる場合に、熱伝導体によってガスセンサ1が加熱される。
図3は、1500倍の倍率における走査型電子顕微鏡写真を示す。請求項1に記載された本発明に係る組成を有する電極6の写真が示されている。従って金合金は、少なくとも金及び白金を、金85%対白金15%の比率で含む。このような電極6の空孔率は、図3のとおり非常に低い。
図4は、3000倍の倍率における別の走査型電子顕微鏡写真を示す。図4は、請求項1に記載された本発明に係る組成を有する電極5aの写真を示す。このような電極5aの空孔率は、図4のとおり非常に高い。
図3及び図4は、縮尺通りに示されている。

Claims (12)

  1. 複数のガスの濃度を測定するガスセンサ(1)、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、好ましくは前記少なくとも1つの別のガスとして被酸化性の排気ガス成分の濃度とを測定するガスセンサ(1)であって、
    前記ガスセンサ(1)は、少なくとも1つの固体電解質(4)を有し、とりわけ前記固体電解質(4)は、少なくともZrOを含み、好ましくは少なくとも90重量%のZrOと、酸化イットリウム及び/又は酸化ハフニウムからなる群から選択された少なくとも1つの別の元素からなる残りの部分とを含み、
    前記ガスセンサ(1)はさらに、好ましくは少なくともドーピングされた白金、又は少なくとも純白金からなる2つの電極(5a,5b)と、金合金からなる1つの電極(6)とを含む少なくとも3つの電極(5a,5b,6)を有し、
    前記固体電解質(4)の表側(4a)には、2つの電極(5a,6)、好ましくはドーピングされた白金、又は純白金からなる前記2つの電極のうちの一方(5a)と、前記金合金からなる前記1つの電極(6)とが配置されており、
    前記固体電解質(4)の、前記表側(4a)とは反対側に位置する裏側(4b)には、1つの電極(5b)、好ましくはドーピングされた白金、又は純白金からなる前記2つの電極のうちの他方(5b)が配置されており、
    前記ガスセンサ(1)はさらに、少なくとも1つの閉鎖されたチャンバ(7)を有し、
    前記固体電解質(4)の前記裏側(4b)が、前記チャンバ(7)の一部を形成している、
    ガスセンサ(1)において、
    前記ドーピングされた白金は、少なくとも50重量%の白金と、前記固体電解質の群から選択された少なくとも1つの別の元素からなる残りの部分とを含み、とりわけ前記ドーピングされた白金は、0.5重量%〜15重量%のZrOと、白金からなる残りの部分とを含むか、
    又は、
    前記純白金は、100重量%の白金を含み、
    前記金合金は、少なくとも50重量%の金と、最大50重量%の白金とを含み、とりわけ前記金合金は、約85重量%の金と、約15重量%の白金とを含むか、又は、前記金合金は、少なくとも金及び白金を、金85%対白金15%の比率で含み、好ましくは前記金合金は、金及び白金を、金85%対白金15%の比率で含み、かつこれに加えて少なくとも0.5重量%〜15重量%の固体電解質、とりわけZrOを含む
    ことを特徴とする、ガスセンサ(1)。
  2. 前記金合金からなる前記電極(6)は、0.1μm〜50μmの層厚さ、好ましくは約5μmの層厚さを有する
    請求項1記載のガスセンサ(1)。
  3. 前記固体電解質(4)の前記表側(4a)に設けられた各前記電極(5a,6)間の間隔(A)は、100μm〜500μmの間であり、好ましくは約300μmである
    請求項1又は2記載のガスセンサ(1)。
  4. 前記電極(5a,5b,6)は、スクリーン印刷又はディスペンスによって前記固体電解質(4)に被着可能である
    請求項1から3のいずれか1項記載のガスセンサ(1)。
  5. 前記ガスセンサ(1)によって、水素化合物、又は窒素化合物、とりわけ酸化窒素、又はアンモニア化合物、又は炭素化合物、とりわけ一酸化炭素及び/又は炭化水素などのような被酸化性の排気ガス成分を測定可能である
    請求項1から4のいずれか1項記載のガスセンサ(1)。
  6. 前記ガスセンサ(1)は、少なくとも1つの熱伝導体を有する
    請求項1から5のいずれか1項記載のガスセンサ(1)。
  7. 請求項1から6のいずれか1項記載の少なくとも1つのガスセンサ(1)は、セラミック製の基板(3)上に、とりわけZrO又はAl上に配置されている
    請求項1から6のいずれか1項記載のガスセンサ(1)。
  8. ガスセンサ(1)を製造する装置であって、
    請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサ(1)を製造するために適した手段を有する
    ことを特徴とする、装置。
  9. ガスセンサ(1)を製造する方法であって、
    請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサ(1)を、請求項8に記載のガスセンサ(1)を製造する装置によって製造する
    ことを特徴とする、方法。
  10. 複数のガスの濃度を測定する方法、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、好ましくは前記少なくとも1つの別のガスとして被酸化性の排気ガス成分の濃度とを測定する方法であって、
    請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサ(1)を、測定のために使用する
    ことを特徴とする、方法。
  11. 複数のガスの濃度を測定するガスセンサデバイス、とりわけ酸素の濃度と、少なくとも1つの別のガスの濃度、好ましくは前記少なくとも1つの別のガスとして被酸化性の排気ガス成分の濃度とを測定するガスセンサデバイスであって、
    前記ガスセンサデバイスは、請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサ(1)を有する
    ことを特徴とする、ガスセンサデバイス。
  12. ガスセンサ(1)の使用であって、
    請求項1から7のいずれか1項記載のガスセンサ(1)を、内燃機関、又は発電所、好ましくは火力発電所、又はヒータ、好ましくはガスヒータ若しくはオイルヒータ、又は焼却炉、又は自動車、好ましくは自動車の排気系、又は排気管、又はコンテナ、好ましくは果物用コンテナにおいて使用する
    ことを特徴とする、使用。
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