JP6744381B2 - ポンプセルを有するガスセンサ - Google Patents

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Description

[0001]本発明はガスセンサに関し、より詳細には、ポンプセルを有するガスセンサに関する。
[0002]自動車業界は、排気ガスの組成物、すなわち酸素を感知するために、長年にわたって自動車両で排気ガスセンサを使用してきた。例えばセンサは、燃焼のための空気燃料比の変更および最適化のために、排気ガス含有量を判定するために使用されている。
[0003]1つのタイプのセンサは、多孔質電極間でイオン伝導性の固体電解質を使用する。酸素については、未知のガス試料と既知のガス試料との間で酸素活量の差を測定するために固体電解質センサが使用される。自動車の排気に関してセンサを使用する場合、未知のガスは排気であり、既知の、すなわち基準ガスは、通常大気空気であるが、これは空気中の酸素含有量が、比較的一定であり、容易にアクセス可能であることによる。このタイプのセンサは、自動車エンジンの排気中に存在する酸素の相対量を検出するための、電位差モードで動作する電気化学ガルバニックセルに基づいている。このガルバニックセルの対向する表面が、異なる酸素分圧に暴露されると、ネルンストの式により、電極間で起電力(「emf」)が生じる。
[0004]ネルンストの原理を用いて、化学エネルギーが起電力に変換される。この原理に基づくガスセンサは、典型的には、イオン伝導性の固体電解質材料、排気ガスに暴露される多孔質保護オーバコートを有する多孔質電極(「排気ガス電極」)、および既知のガスの分圧に暴露される多孔質電極(「基準電極」)から成る。典型的に自動車用途で使用されるセンサは、電位差モードで動作する多孔質白金電極を有するイットリア安定化ジルコニアベースの電気化学ガルバニックセルを使用して、自動車エンジンの排気中に存在する例えば酸素などの特定のガスの相対量を検出する。また、典型的なセンサは、センサのイオン伝導性を維持しやすくするために取り付けられたセラミックヒータを有する。ガルバニックセルの対向する表面が異なる酸素分圧に暴露されたとき、以下のネルンストの式により、ジルコニア壁の対向する表面上の電極間で起電力が生じる。
Figure 0006744381
ここで
E=起電力、
R=一般ガス定数、
F=ファラデー定数、および
T=ガスの絶対温度
である。
[0005]燃料濃厚排気条件と燃料希薄排気条件との間で酸素分圧の差が大きいことから、起電力(emf)は、化学量論点において急速に変化し、これらのセンサの特性切替え挙動を生じさせる。その結果、これらの電位差酸素センサは、エンジンが燃料濃厚条件で動作しているか、または燃料希薄条件で動作しているかを、排気混合物の実際の空気燃料比を定量化せずに、定性的に示す。
[0006]例えば、ジルコニアなどの固体酸化物電解質を有する酸素センサは、未知のガスと既知の基準ガスの酸素活量の差を測定する。通常、既知の基準ガスは大気空気であり、未知のガスは、判定される均衡水準で酸素を含有している。典型的には、センサは、周囲空気に基準電極を連結させる内蔵式の基準ガスチャネルを有する。未知のガスによる基準空気の汚染を回避するために、センサは、基準空気と未知のガスとの間で十分なガス封止を提供するために、通常は複雑な構造部を有している高価なセンサパッケージを必要とする。従来、これらのガス封止されたセンサパッケージは、当分野において不十分な耐久性を呈してきた。この問題は、その場での電気化学的な酸素のポンピングを用いることによって、回避することができる。この方法では、空気基準電極チャンバは、酸素が排気ガスから電気化学的にポンピングされて入る封止された基準電極で置き換えられる。この方法によって、排気ガス汚染の問題はなくなるが、それ自体の欠点が生じる。すなわち、電気化学的な酸素のポンピングを行うためには、高価な電子回路が必要になる。Duceらに対する米国特許第6,723,217号、および杉山らに対する米国特許第6,156,176号は、ポンプセルを含むガスセンサを開示しているが、何らかの技術の改善が常に望まれている。
[0007]当技術分野において必要とされているのは、ポンプセルを使用する簡易化されたガスセンサである。
米国特許第6,723,217号 米国特許第6,156,176号
[0008]簡潔に記述すると、本発明によるガスセンサは、感知電極と基準電極との間に配設された固体電解質層を有する電気化学セルと、電気化学セルと熱的に連通して配設されたヒータとを含んでおり、ヒータは、正のヒータリード線および負のヒータリード線を有しており、ガスセンサは、また、基準ガスチャネルと、基準電極と流体連通している基準チャンバと、基準ガスチャネルと流体連通している第1のポンプセル電極を有し、基準チャンバと流体連通している第2のポンプセル電極も有するポンプセルとを含んでおり、第1のポンプセル電極は、正のヒータリード線および負のヒータリード線のうちの一方と第1の電気接合部を形成するポンプセルの第1のリード線を有しており、第2のポンプセル電極は、ポンプセルの第1のリード線と同じヒータリード線と第2の電気接合部を形成するポンプセルの第2のリード線を有している。
[0009]本発明のさらなる特徴および利点は、単なる非限定的な例として与えられる、添付図面を参照した本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な記述を読めば、より明らかになろう。
[0010]本発明は、添付図面を参照しながらさらに記述される。
[0011]本発明によるガスセンサの分解等角概略図である。 [0012]図1のガスセンサの断面概略図である。 [0013]図2の断面概略図の拡大部分である。
[0014]本発明によるガスセンサ10が、図1および図2を参照して示されており、図1および図2は、それぞれガスセンサ10の分解等角概略図および断面概略図である。ガスセンサ10は、単なる非限定的な例として、内燃機関(図示せず)の排気ストリーム11内の排気ガス種の濃度を感知するガスセンサであり、より具体的には、排気ストリーム内の酸素の濃度を感知することができる。ガスセンサ10は、第1の固体電解質層16が感知電極12と基準電極14との間に配設されるように、感知電極12および基準電極14を含んでいる。また、ガスセンサ10は、基準電極14が第1の固体電解質層16の一方の側に接触し、基準電極14が接触している第1の固体電解質層16の第1の側とは反対である第1の固体電解質層16の別の側に感知電極12が接触して配設されるように、感知電極12および基準電極14を含んでいる。感知電極12、基準電極14、および第1の固体電解質層16は、ともに電気化学セル18を画成している。感知電極12は、感知電極12と電気的に連通している、(図1にのみ示されている)電圧メータ20に対する第1の入力部である感知電極リード線12aを含んでいる。その一方で、基準電極14は、基準電極14と電気的に連通している、電圧メータ20に対する第2の入力部である基準電極リード線14aを同様に含んでいる。
[0015]またガスセンサ10は、感知電極12の、第1の固体電解質層16とは反対の側に第1の保護絶縁層22を含んでいる。第1の保護絶縁層22は、密な区分22aと多孔質の区分22bとを含んでおり、それにより多孔質区分22bが、感知電極12と排気ストリーム11との間で流体連通を可能にし、それにより感知電極12が排気ストリーム11に暴露されることが可能になる。
[0016]また、ガスセンサ10は、電気化学セル18を所望の動作温度に維持するように、電気化学セル18と熱的に連通して配置されたヒータ24も含んでおり、所望の動作温度は、単なる非限定的な例として約600℃〜約800℃の範囲にある。ヒータ24は、第2の保護絶縁層26と第3の保護絶縁層28との間に、それらに接触して配設されている。そのようにして、第2の保護絶縁層26が、基準電極14の方に面するヒータ24の側にあり、第3の保護絶縁層28が、基準電極14から離れる方に面するヒータ24の側にある。ヒータ24は、ヒータ24と電気的に連通しており電源30の正の端子30aに電気的に接続された正のヒータリード線24aを含んでいる。また、ヒータ24は、ヒータ24と電気的に連通しており電源30の負の端子30bに電気的に接続された負のヒータリード線24bを含んでいる。ヒータ24は、単なる非限定的な例として、白金、アルミナ、パラジウムなど、ならびにこれらの金属のうちの少なくとも1つを備える混合物および合金、または任意の他の従来型ヒータを備えてもよい。ヒータ24は、単なる非限定的な例として、材料を第3の保護絶縁層28上に約5ミクロン〜約50ミクロンの厚さまでスクリーン印刷することによって形成されてもよく、そこに正のヒータリード線24aおよび負のヒータリード線24bが、ヒータ24と同時に形成されてもよい。
[0017]基準ガスチャネル32が、第1の固体電解質層16と第2の保護絶縁層26との間に画成されており、それにより、基準ガスチャネル32は、単なる非限定的な例として第2の保護絶縁層26を貫通して形成されてもよい基準ガスポート34を通る基準ガスを受けることになる。さらに、基準ガスチャネル32は、第1の固体電解質層16および第2の保護絶縁層26によって部分的に画成される。基準ガスは、単なる非限定的な例として、大気空気、または排気ストリーム11の排気ガスとすることができる。本明細書において使用される場合、大気空気は、理解されている実質的に一定な酸素濃度約21%を有する地球の大気中にある空気である。
[0018]基準チャンバ36が、基準チャンバ36が基準電極14と流体連通するように、第1の固体電解質層16と第2の保護絶縁層26との間に画成されている。さらに、基準チャンバ36は、第1の固体電解質層16および第2の保護絶縁層26によって部分的に画成されている。基準チャンバ36は、以下でより詳細に記述されるように、基準ガスチャネル32からポンピング(圧送)される酸素を受ける。
[0019]ポンプセル38は、第1の固体電解質層16と第2の保護絶縁層26との間にあり、また基準ガスチャネル32と基準チャンバ36との間にポンプセル38があるように、設けられる。ポンプセル38は、基準ガスチャネル32および基準チャンバ36を部分的に画成する役割も果たしていることに留意すべきである。ポンプセル38は、基準ガスチャネル32と流体連通して配設された第1のポンプセル電極40を含んでいる。第1のポンプセル電極40は、ポンプセルの第1のリード線40aを有している。ポンプセルの第1のリード線40aは、第1のポンプセル電極40と電気的に連通している。
また、ポンプセルの第1のリード線40aは、正のヒータリード線24aまたは負のヒータリード線24bにより、第1の電気接合部42を形成している。図1は、正のヒータリード線24aで形成された第1の電気接合部42を示している。また、ポンプセル38は、基準チャンバ36と流体連通して配設された第2のポンプセル電極44を含んでおり、第2のポンプセル電極44は、ポンプセルの第2のリード線44aを有している。ポンプセルの第2のリード線44aは、第2のポンプセル電極44と電気的に連通している。また、ポンプセルの第2のリード線44aは、正のヒータリード線24aまたは負のヒータリード線24bによって、第2の電気接合部46を形成している。第2の電気接合部46は、第1の電気接合部42と同じようにヒータリード線24a、24bで形成されている。第1の電気接合部42は、正のヒータリード線24aで作られたものとして図1に示されていることから、図1は、第2の電気接合部46も、正のヒータリード線24aで作られたものとして示している。しかし、第1の電気接合部42および第2の電気接合部46は、代替的に負のヒータリード線24bで作られてもよいことが、強調されるべきである。図1に示されるように、ポンプセルの第1のリード線40aとポンプセルの第2のリード線44aは、正のヒータリード線24aに到達するために第2の保護絶縁層26を貫通している。第1の電気接合部42および第2の電気接合部46は、正のヒータリード線24aまたは負のヒータリード線24bのうち第1の電気接合部42と第2の電気接合部46との間にある部分が、約0.05Vから約0.7V、および好ましくは第1の電気接合部42と第2の電気接合部46との間で約0.2V〜約0.4Vの電圧降下を生成するように、正のヒータリード線24aまたは負のヒータリード線24bに沿って互いに離間している。分圧器用の式を使用して、
Figure 0006744381
であることがわかっている。ここでVdrop=第1の電気接合部42と第2の電気接合部46との間の電圧降下、V=電力供給電圧、すなわち電源30の電圧、R=正のヒータリード線24aまたは負のヒータリード線24bの第1の電気接合部42と第2の電気接合部46との間の区間の抵抗、Rtotal=正のヒータリード線24aと、負のヒータリード線24bと、ヒータ24と、正のヒータリード線24aおよび負のヒータリード線24bを電源30に接続する任意の配線との全抵抗である。電源30が13.5VおよびRtotal=10Ωの公称値を有する例を考える場合、正のヒータリード線24aまたは負のヒータリード線24bの第1の電気接合部42と第2の電気接合部46との間の区間の抵抗は、約0.12Ω〜約0.3Ω(約0.12Ω乃至約0.3Ω)であり、約0.2V〜約0.4V(約0.2V乃至約0.4V)の好ましい電圧降下が達成される。また、ポンプセル38は、第4の保護絶縁層48と、第2の固体電解質層50とを含んでいる。第4の保護絶縁層48の第1の側が第1の固体電解質層16に接触し、第2の固体電解質層50の第1の側が、第4の保護絶縁層48の第1の側とは反対である第4の保護絶縁層48の第2の側に接触している。こうして、第4の保護絶縁層48は、第1の固体電解質層16と第2の固体電解質層50との間で電気絶縁を提供する。第1のポンプセル電極40および第2のポンプセル電極44は、第4の保護絶縁層48に接触している第2の固体電解質層50の第1の側とは反対である第2の固体電解質層50の第2の側と接触している。
[0020]第1の保護絶縁層22、第2の保護絶縁層26、第3の保護絶縁層28、および第4の保護絶縁層48は、単なる非限定的な例として、アルミナなどの誘電体材料を備えており、単なる非限定的な例として、セラミックテープ鋳造法、プラズマ噴霧堆積技法、スクリーン印刷、およびステンシリングを使用して形成されてもよい。第1の保護絶縁層22、第2の保護絶縁層26、第3の保護絶縁層28、および第4の保護絶縁層48の厚さは、約50ミクロン〜約200ミクロンであってもよく、以下の特徴のうちの1つまたは複数を提供してもよい。すなわち、ガスセンサ10の様々な要素を摩耗、振動などから保護すること、ガスセンサ10へ物理的強度を与えること、ガスセンサ10の様々な要素を物理的に分離すること、およびガスセンサ10の様々な要素間で電気絶縁を提供すること、である。
[0021]第1の固体電解質層16および第2の固体電解質層50は、排気ガスの物理的な通過を抑制しながら、酸素イオンの電気化学的な移動を許容することができ、ほぼ1のイオン伝導性/全伝導性の比を有し、ガスセンサ10が利用されることになる環境(例えば最大約1000℃)に適合性がある任意の材料から作られてもよい。第1の固体電解質層16および第2の固体電解質層50のための考えられる材料は、任意選択でカルシウム、バリウム、イットリウム、マグネシウム、アルミニウム、ランタン、セシウム、ガドリニウムなど、ならびにこれらのうちの少なくとも1つを備える組合せを用いて安定化することができるジルコニアを単なる非限定的な例として含む、センサ電解質として従来採用された任意の材料を備えてもよい。例えば第1の固体電解質層16および第2の固体電解質層50は、アルミニウムおよびイットリウムで安定化されたジルコニアとすることができる。第1の固体電解質層16および第2の固体電解質層50は、多くの従来の工程、例えばダイプレス、ロール圧縮、ステンシリング、スクリーン印刷、テープ鋳造技法などによって形成されてもよく、約25ミクロン〜約500ミクロンの厚さを有する。
[0022]すでに容易に明白であるように、様々な層、チャネル、チャンバの厚さは、明確にするために図では大幅に誇張されている。さらに図1は、一過性の材料、例えばガスセンサ10の様々な層の積み重ね中に塗布されるカーボンブラックなどのカーボン材料によって形成される基準ガスチャネル32および基準チャンバ36を示しておらず、一過性の材料は、その後ガスセンサ10の焼成中に焼失することに留意されたい。
[0023]感知電極12、基準電極14、第1のポンプセル電極40、および第2のポンプセル電極44は、
白金、パラジウム、オスミウム、ロジウム、イリジウム、金、およびルテニウムなどの金属、
ジルコニア、イットリア、セリア、カルシア、アルミナなどの金属酸化物、
シリコンなどの他の材料、および、
これらの触媒のうちの少なくとも1つを備える混合物および合金を含むが、これらに限定されない、酸素をイオン化することができる任意の触媒を備えることができる。
感知電極12、基準電極14、第1のポンプセル電極40、および第2のポンプセル電極44は、特に、スパッタリング、化学蒸着法(CVD)、またはスクリーン印刷を含む従来の技法を使用して形成することができる。ガスセンサ10の形成に同時焼成プロセスが採用される場合には、簡易さ、経済性、および同時焼成プロセスとの適合性に起因して、電極を適切なテープ上にスクリーン印刷することが好ましい。
[0024]動作では、ガスセンサ10は、感知されるガスに暴露され、この非限定的な例では、感知されるガスは内燃機関の排気ストリーム(排気流)11である。電力は、電源30から例えば13.5Vでヒータ24に供給され、それによりヒータ24が、電気化学セル18に伝達される熱を発生させる。第1の電気接合部42と第2の電気接合部46との間で、例えば約200mV〜600mVの範囲の電圧降下が生じ、それにより第1のポンプセル電極40と第2のポンプセル電極44との間で電圧差が生じる。第1のポンプセル電極40と第2のポンプセル電極44との間のこの電圧差によって、電気化学的なポンピングにより、酸素イオンが第2の固体電解質層50を通って基準ガスチャネル32から基準チャンバ36へポンピングされる。その結果、基準電極14が基準チャンバ36と流体連通していることから、基準電極14に酸素が供給される。基準チャンバ36の過剰な加圧を防止するために、圧力ブリード通路52が設けられてもよく、圧力ブリード通路52は、酸素が圧力ブリード通路52から出られるように小さい漏れ経路を提供する。図3で最もよく見られるように、圧力ブリード通路52は、基準チャンバ36から基準ガスチャネル32への流体連通を提供してもよいが、圧力ブリード通路52は、基準ガスチャネル32とは異なるロケーションにつながっていてもよく、例えば圧力ブリード通路52は、基準チャンバ36から排気ストリーム11に戻る流体連通を提供してもよい。また、図3で最もよく見られるように、圧力ブリード通路52は第2の保護絶縁層26に形成されてもよいが、圧力ブリード通路52は、代替的に他の層、または層の組合せに形成されてもよく、圧力ブリード通路52がつながる場所に応じて形成されてもよいことを理解されたい。基準ガスチャネル32からの基準ガスは、基準ガスチャネル32から基準チャンバ36へポンピングされる酸素イオンが原因で生じる圧力に起因して、すなわち、基準チャンバ36内の圧力が基準ガスチャネル32内の圧力よりも大きいことから、圧力ブリード通路52を通って基準チャンバ36へ直接通ることはできないことを理解されたい。電気化学セル18が、ヒータ24および排気ストリーム11のうちの1つまたは複数からの熱によって十分に、例えば約600℃以上の温度まで温められたとき、イオン酸素は、第1の固体電解質層16を横切って流れることができ、ネルンストの式により起電力が生成され、その起電力が、感知電極12に供給される酸素の濃度に基づいて変化し、その酸素の濃度は、排気ストリーム11の酸素の濃度に依存している。その結果、排気ストリーム11中の酸素濃度を判定するために、電圧メータ20を使用して感知電極12と基準電極14との間の電圧を監視することができ、このことは、単なる非限定的な例として、排気ストリーム11を生成する内燃機関を制御および診断するために、または、排気ストリーム11が大気中に解放される前に排気ストリーム11を浄化するために設けられたデバイスを制御または診断するために、有用であり得る。
[0025]本明細書に開示されているポンプセル38を採用しているガスセンサ10は、簡易化された回路および構造を実現し、コストを最小にする。より具体的には、ポンプセル38はヒータ24と同じ回路から電力供給されることから、ポンプセル38を動作させるためだけの専用の回路は必要ない。さらにポンプセル38は、第1のポンプセル電極40および第2のポンプセル電極44がガスセンサ10内の単一の層上に置かれ得ることから、先行技術に比べて製造が簡易である。
[0026]本発明がその好ましい実施形態の観点から記述されたが、本発明はそのように制限されず、むしろ以下の特許請求の範囲に記載される範囲にのみ制限されることが意図される。
10 ガスセンサ
11 排気ストリーム
12 感知電極
12a 感知電極リード線
14 基準電極
14a 基準電極リード線
16 第1の固体電解質層
22 保護絶縁層
22b 多孔質の区分22b
22a 密な区分22a
24 ヒータ
24a 正のヒータリード線
24b 負のヒータリード線
26 第2の保護絶縁層
28 第3の保護絶縁層
28 ヒータ
30 電源
30a 正極
30b 負極
40 第1のポンプセル電極
40a ポンプセルの第1のリード線
42 第1の電気接合部
44 第2のポンプセル電極
44a ポンプセルの第2のリード線
46 第2の電気接合部
48 第4の保護絶縁層
50 第2の固体電解質層
52 圧力ブリード通路

Claims (10)

  1. ガスセンサ(10)であって、
    感知電極(12)と基準電極(14)との間に配設された固体電解質層(16)を有する電気化学セル(18)と、
    前記電気化学セル(18)と熱的に連通して配設されたヒータ(24)とを備えており、前記ヒータ(24)は、正のヒータリード線(24a)と、負のヒータリード線(24b)とを有しており、
    前記ガスセンサ(10)は、また、
    基準ガスチャネル(32)と、
    前記基準電極(14)と流体連通している基準チャンバ(36)と、
    ポンプセル(38)と、を備えており、
    前記ポンプセル(38)が第1のポンプセル電極(40)と第2のポンプセル電極(44)とを有し、前記第1のポンプセル電極(40)と前記第2のポンプセル電極(44)がそれぞれ前記基準ガスチャネル(32)と前記基準チャンバ(36)に配置されており
    前記第1のポンプセル電極(40)が、前記正のヒータリード線(24a)および前記負のヒータリード線(24b)のうちの一方のリード線によって、第1の電気接合部(42)を形成するポンプセルの第1のリード線(40a)を有しており、
    前記第2のポンプセル電極(44)が、前記正のヒータリード線(24a)および前記負のヒータリード線(24b)のうちの前記一方のリード線によって、第2の電気接合部(46)を形成するポンプセルの第2のリード線(44a)を有している、ガスセンサ(10)。
  2. 請求項1に記載のガスセンサ(10)において、
    前記固体電解質層(16)上の保護絶縁層(48)をさらに備え、前記保護絶縁層(48)が電気絶縁性であり、
    前記ガスセンサ(10)は、また、前記保護絶縁層(48)が前記固体電解質層(16)と第2の固体電解質層(50)との間にあるように、前記保護絶縁層(48)上にある前記第2の固体電解質層(50)を備えており、
    前記第1のポンプセル電極(40)および前記第2のポンプセル電極(44)は、前記第2の固体電解質層(50)が前記第1のポンプセル電極(40)と前記保護絶縁層(48)との間にあるように、また、前記第2の固体電解質層(50)が前記第2のポンプセル電極(44)と前記保護絶縁層(48)との間にあるように、前記第2の固体電解質層(50)に配設されている、ガスセンサ(10)。
  3. 請求項1に記載のガスセンサ(10)において、さらに、
    前記基準チャンバ(36)からの流体連通を提供する圧力ブリード経路を備えている、ガスセンサ(10)。
  4. 請求項1に記載のガスセンサ(10)において、
    前記ガスセンサ(10)は、さらに、保護絶縁層(26)が前記ヒータ(24)と前記電気化学セル(18)との間に位置付けられるように、前記保護絶縁層(26)を備えており、
    前記ガスセンサ(10)は、また、前記基準チャンバ(36)からの流体連通を提供する圧力ブリード通路(52)を備えている、ガスセンサ(10)。
  5. 請求項4に記載のガスセンサ(10)において、
    前記圧力ブリード通路(52)が、前記基準チャンバ(36)から前記基準ガスチャネル(32)への流体連通を提供する、ガスセンサ(10)。
  6. 請求項4に記載のガスセンサ(10)において、
    前記ポンプセルの第1のリード線(40a)が前記保護絶縁層(26)を貫通しており、前記ポンプセルの第2のリード線(44a)が前記保護絶縁層(26)を貫通している、ガスセンサ(10)。
  7. 請求項4に記載のガスセンサ(10)において、
    前記ガスセンサ(10)は、さらに、第2の保護絶縁層(48)が前記保護絶縁層(26)と前記固体電解質層(16)との間にあるように、前記固体電解質層(16)上に前記第2の保護絶縁層(48)を備えており、前記第2の保護絶縁層(48)が電気絶縁性であり、
    前記ガスセンサ(10)は、また、前記第2の保護絶縁層(48)が前記固体電解質層(16)と第2の固体電解質層(50)との間にあるように、前記第2の保護絶縁層(48)上に前記第2の固体電解質層(50)を備えており、
    前記第1のポンプセル電極(40)および前記第2のポンプセル電極(44)は、前記第2の固体電解質層(50)が前記第1のポンプセル電極(40)と前記第2の保護絶縁層(48)との間にあるように、また、前記第2の固体電解質層(50)が前記第2のポンプセル電極(44)と前記第2の保護絶縁層(48)との間にあるように、前記第2の固体電解質層(50)上に配設されている、ガスセンサ(10)。
  8. 請求項1に記載のガスセンサ(10)において、
    前記ガスセンサ(10)は、さらに、第2の固体電解質層(50)を備え、
    前記第1のポンプセル電極(40)および前記第2のポンプセル電極(44)は、前記第2の固体電解質層(50)が前記第1のポンプセル電極(40)と前記固体電解質層(16)との間にあるように、また、前記第2の固体電解質層(50)が前記第2のポンプセル電極(44)と前記固体電解質層(16)との間にあるように、前記第2の固体電解質層(50)上に配設されている、ガスセンサ(10)。
  9. 請求項8に記載のガスセンサ(10)において、
    前記ガスセンサ(10)は、さらに、前記固体電解質層(16)上に保護絶縁層(48)を備えており、
    前記保護絶縁層(48)が電気絶縁性であり、前記保護絶縁層(48)が前記固体電解質層(16)と前記第2の固体電解質層(50)との間にある、ガスセンサ(10)。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載のガスセンサ(10)において、
    前記第1のポンプセル電極(40)と前記第2のポンプセル電極(44)との間で電圧差が生じる、ガスセンサ(10)。
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