JP2016520301A - 食品の加熱処理用キット - Google Patents
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Abstract
少なくとも1つの部分(1’)を備える食品を加熱処理するためのキット(1)において、前記部分(1’)が、所定の皿を収容するように適合された少なくとも1つの区画(3)を有する少なくとも1つのプレート(2)、前記プレート(2)が挿入される少なくとも1つのバット(4)とを備え、前記プレート(2)および前記バット(4)が一体的に接合され、かつ前記部分(1’)内に、CaCl2スケールを収容するように適合された中間空間(5)を形成し、少なくとも1つの小瓶(6)が脱イオン水を収容するように適合され、少なくとも1つのピン(7)が、前記バット(4)の内面に存在し、かつ手動で圧力を加えることによって前記小瓶(6)の破壊を引き起こすように構成され、前記1つまたは複数のピン(7)が前記1つまたは複数の小瓶(6)に配置されるキット(1)において、前記1つまたは複数の小瓶(6)がコイルとして成形され、少なくとも2つのセクタ(6’)に分割されることができ、前記コイル形状の小瓶(6)が内側に、横断方向に配置されかつ前記隣接するセクタ(6’)から各々のセクタ(6’)を分離する少なくとも1つの壁部(15)を有することと、前記プレート(2)が、ナプキンおよび/または任意の温度計および/またはつま楊枝を収容するように、および/または香辛料を収容するように適合された少なくとも1つの区画(12)を備えることを特徴とするキット(1)。【選択図】図1
Description
本発明は、食品用容器の分野に関する。より詳細には、本発明は、公知の化学変換によって誘発される熱的変動を利用することによって、容器に収容された食品の温度の変更を可能にする特定の種類の容器に関する。
食品を加熱するように適合された自己加熱プレートが長年知られている。プレートの加熱は、多くの方法で、例えば、食品包装の適切なボタンを押すことによって、パックの包みを解いて振ることによって、あるいは1つのバッグの内容物を他のバッグ内に注ぐことによって、数分の時間待機して行うことができる。これらの方法のすべては、発熱性および自然発生的な化学反応によって生成される熱を利用する。例えば、熱を生成して飲料を温めるために、酸化カルシウムと水の反応を利用することが広く知られている。当該の発熱性反応は、次の反応であり、すなわち、
CaO+H2O→Ca(OH)2+1136kj/(kgのCaO)
生成された熱量は、特に、缶飲料を加熱するために使用される。より詳細には、酸化カルシウムは、缶の底部に存在する中間空間に適切に挿入される。膜の破壊を引き起こすように、前記底部に圧力を加えることによって、酸化物と水を接触させ、この結果、食品が加熱される。
同様に食品を加熱するために、水中の塩化カルシウムの溶解による次の発熱性反応が知られている、
CaCl2+H2O→Ca2 + aq.+2Cl− aq.
当然、従来の熱源の使用が不可能な場合の観点で、化学反応を利用することによって食品を加熱する必要性に加えて、同様にある食品、通常は体を冷やすために適合された飲料を冷却する必要性が広く認識されており、あるいはより長い期間ある食品を保存し、食品の自然劣化を遅くさせる必要性がある。当然、冷却も、従来の冷却器具が利用できない状況で生じる。したがって、食品を加熱、冷却および/または保存するために、様々な化学的物質の化学物理的特性を利用することができる。このような目的にしばしば使用される特性の1つは、「ドライアイス」として一般に知られている固相状態(CO2(s))の二酸化炭素である。何年もの間、固体CO2は、ケータリングサービスで、空港ケータリングで、冷凍食品工業で、飛行機または陸路を介して新鮮な製品サンプル、アイスクリームおよび冷凍食品を送る会社で、またオンラインで求められる新鮮な食品のために実際に使用されてきた。ドライアイスは、一般に、3mmの直径のペレットまたは16mmの直径の円筒で製造して提供される。その温度は−78℃であり、150負熱量/Kgの冷却力を有し、これは(水からの)氷の約170%に等しい。さらに、固相状態の二酸化炭素は、(通常の状態で)空気と接触するときに昇華するので、湿らないし、水分も形成しない。固体のCO2はまた、静菌性および静真菌性の作用を示し、発酵遅延剤である。にもかかわらず、二酸化炭素は、固相状態の(大気圧および室温における)短い滞在時間のため、用途上の限界を有する。したがって、二酸化炭素を使用するとき、ポリスチレンパッキングまたは任意の場合にドライアイスの分散を制限するための等温容器(クライオボックス)を使用することが賢明である。少なくとも2インチ(5.08cm)の厚さのポリスチレンボックスまたは断熱されたウレタンボックスが例えば理想的である。一般に、2.5Kg〜4.5Kgの固体CO2の初期量では、すべてのCO2(S)が昇華することを保証するためには約24時間が必要であるが、これは、当然、使用する容器の種類にも関係する。この特性のため、CO2(S)は、大量にかつ上に挙げたような用途に通常使用される。その代わりに、CO2(S)は「小売り」用の冷凍を提供するためにめったに使用されないが、この理由は、実質的に飲料を冷却するために十分である非常に小量のCO2(S)が、このように短時間に昇華して、それらの化学物理的特性の効用を実際に失うと思われるからである。これらの理由で、現在のところ、CO2を使用する冷凍システムが設けられた容器に保存される小売り食品は、市場で見つけることができない。にもかかわらず、食品の加熱のみならず、固体CO2によって提供されるような非常に有効である小売り冷凍サービスを消費者に提供する可能性が、様々な状態で非常に有利であり、非限定的な例によれば、このような状態は、飛行機における食事サービス中、または従来の氷(水から)が利用可能でない状況を含むであろう。
CaO+H2O→Ca(OH)2+1136kj/(kgのCaO)
生成された熱量は、特に、缶飲料を加熱するために使用される。より詳細には、酸化カルシウムは、缶の底部に存在する中間空間に適切に挿入される。膜の破壊を引き起こすように、前記底部に圧力を加えることによって、酸化物と水を接触させ、この結果、食品が加熱される。
同様に食品を加熱するために、水中の塩化カルシウムの溶解による次の発熱性反応が知られている、
CaCl2+H2O→Ca2 + aq.+2Cl− aq.
当然、従来の熱源の使用が不可能な場合の観点で、化学反応を利用することによって食品を加熱する必要性に加えて、同様にある食品、通常は体を冷やすために適合された飲料を冷却する必要性が広く認識されており、あるいはより長い期間ある食品を保存し、食品の自然劣化を遅くさせる必要性がある。当然、冷却も、従来の冷却器具が利用できない状況で生じる。したがって、食品を加熱、冷却および/または保存するために、様々な化学的物質の化学物理的特性を利用することができる。このような目的にしばしば使用される特性の1つは、「ドライアイス」として一般に知られている固相状態(CO2(s))の二酸化炭素である。何年もの間、固体CO2は、ケータリングサービスで、空港ケータリングで、冷凍食品工業で、飛行機または陸路を介して新鮮な製品サンプル、アイスクリームおよび冷凍食品を送る会社で、またオンラインで求められる新鮮な食品のために実際に使用されてきた。ドライアイスは、一般に、3mmの直径のペレットまたは16mmの直径の円筒で製造して提供される。その温度は−78℃であり、150負熱量/Kgの冷却力を有し、これは(水からの)氷の約170%に等しい。さらに、固相状態の二酸化炭素は、(通常の状態で)空気と接触するときに昇華するので、湿らないし、水分も形成しない。固体のCO2はまた、静菌性および静真菌性の作用を示し、発酵遅延剤である。にもかかわらず、二酸化炭素は、固相状態の(大気圧および室温における)短い滞在時間のため、用途上の限界を有する。したがって、二酸化炭素を使用するとき、ポリスチレンパッキングまたは任意の場合にドライアイスの分散を制限するための等温容器(クライオボックス)を使用することが賢明である。少なくとも2インチ(5.08cm)の厚さのポリスチレンボックスまたは断熱されたウレタンボックスが例えば理想的である。一般に、2.5Kg〜4.5Kgの固体CO2の初期量では、すべてのCO2(S)が昇華することを保証するためには約24時間が必要であるが、これは、当然、使用する容器の種類にも関係する。この特性のため、CO2(S)は、大量にかつ上に挙げたような用途に通常使用される。その代わりに、CO2(S)は「小売り」用の冷凍を提供するためにめったに使用されないが、この理由は、実質的に飲料を冷却するために十分である非常に小量のCO2(S)が、このように短時間に昇華して、それらの化学物理的特性の効用を実際に失うと思われるからである。これらの理由で、現在のところ、CO2を使用する冷凍システムが設けられた容器に保存される小売り食品は、市場で見つけることができない。にもかかわらず、食品の加熱のみならず、固体CO2によって提供されるような非常に有効である小売り冷凍サービスを消費者に提供する可能性が、様々な状態で非常に有利であり、非限定的な例によれば、このような状態は、飛行機における食事サービス中、または従来の氷(水から)が利用可能でない状況を含むであろう。
このような目的で、以下に詳細に説明する本発明の産業発明特許出願は、化学変換を利用することによって食品の加熱およびその冷却の両方を可能にする構成要素およびシステムを備えることを特徴とする、食品、固体および液体用の新規な持ち帰りタイプの容器を提案する。本発明の目的はまた、本来の方法で容易に輸送可能であり、かつ審美的に好ましい食品用の容器を使用する可能性を消費者に提供することである。
本発明の産業発明特許出願は、温度を上昇させかつ下降させる室温に対して前記食品の温度を変更できるために、特定のかつ公知の化学変化の効果を利用する食品を加熱処理するための新規なシステムを記載している。より詳細には、本発明は、所定の消費者が固体食品および液体飲料を含む食事を楽しむことを可能にし、また食品加熱および/または冷却の従来の源を使用することができない状態において、例えば飛行機の上または列車内の食事サービスの間に前記食品を加熱しかつ冷却できる構成要素のキットを記載している。
なおより詳細には、本明細書の主題は、キットの基本バージョンにおいて、関連の対象物、例えばつま楊枝および/またはナプキンを収容するように適合された少なくとも1つの区画と、人が加熱しようと望むある皿を収容するように適合された少なくとも1つの区画とを有する少なくとも1つのプレートを備えるキットである。さらに、前述の構成要素の他に、前記キットは、特定の実施形態において、所定の食品、好ましくは所定の飲料の冷却を可能にする構成要素を受け入れるように適合された少なくとも1つの区画を備える。キットは、実質的に、2つの部分、すなわち、1つまたは複数の皿を加熱するために適合された一方の部分、1つまたは複数の飲料を冷却するために適合された他方の部分を備える。2つの部分は、例えば超音波技術により一体的に接合されるか、あるいは2つの部分は、分離可能であり、剥ぎ取り作用により2つの部分の分離を可能にする共通の剥ぎ取り接続部によって接合できるか、あるいは容易に組み立て可能である。1つまたは複数の皿を加熱するために使用される部分は、下方部分にさらにバットを備え、この下方部分で、前記プレートおよび前記バットが中間空間を形成するように、区画を有するプレートが挿入される。加熱プレートおよび下に位置するバットも溶接され、溶接は、この場合も、超音波技術により行うことができる。それらの接合部から導かれる中間空間は、特定の化学試薬を収容するように適合され、これらの化学試薬は、接触されて発熱変換を生じ、それから生成された熱は、上に重なる皿の温度を上昇させる。より詳細には、中間空間の内部は、所定量のCaCl2を含み、また好ましくは脱イオン水を収容するコイルとして好ましくは成形された少なくとも1つの小瓶を備える。加熱部分にはまた、外部に、押圧されたときに小瓶の破壊を促進するゾーンが設けられる。より詳細には、加熱部分は内側に、その内壁に、好ましくはバットの横方向内壁に、ユーザが、前記ピンに位置する容器の外面部分に僅かな圧力を加えたときに小瓶を破壊するように適合された少なくとも1つのピンを有する。同様にCaCl2が収容される中間空間の内部の水の分散は、温度を上昇させて皿を加熱する。本発明の異なる多くの実施形態において、水を収容する小瓶の輪郭は可変である。さらに、特定の実施形態において、別個の時間間隔で皿を加熱し、中間空間の水の漸次の分散を誘発することが可能である。この解決方法は、多数の料理が異なる時間に食べられる場合に、あるいは食事の漸次の加熱が要求される場合、特に有用であり得る。上述の両方の場合、試薬CaCl2および水を収容するように適合された中間空間は、水を収容するために使用される構成要素として、内部でセクタに分割されるコイルを備える。各セクタの別個の破壊により、特定量の水の解放が引き起こされ、この水が塩化カルシウムと接触して、温度の上昇および食品の加熱を促進する。他のセクタの引き続く破壊は、さらなる皿の加熱を引き起こし、このように、ユーザが異なる時間にその食事を加熱することを可能にする。食品を冷却するために、特に飲料を冷却するために使用される部分は、その代わりに、小量の固体CO2を収容するために使用されるポリスチレン製の容器を受け入れるように適合された少なくとも1つの区画によって表され、固体CO2は、キットの包装中に、飛行中または列車旅行でサービスされる食事サービスのような所定の食事サービスの僅か前に前記容器に挿入される。ポリスチレンから製造される容器は、容器に収容されたCO2(S)の急速な分散を防止するように少なくとも1.5cmの厚さを有することを特徴とする。同一の目的で、前記容器には、容器の外側の環境からCO2(S)を隔離するように適合されたカバーが設けられ、キットのユーザがその飲料を冷却することを意図するときにのみ、そこから取り除かれる。したがって、前記冷却は、ポリスチレン製のカバーを容器から取り除き、飲料を収容するガラスまたは小さなボトルを前記容器の内部に挿入することによって行われる。より詳細には、冷却は、前記ガラスまたは小さなボトルの底部が一定量のCO2(S)ペレットまたは円筒に位置してから行われる。
本発明の産業発明特許出願の主題である食品を加熱処理するためのキット1は、その好ましい実施形態において、2つの部分、すなわち、1枚以上の皿を加熱するために使用される第1の部分1’と、食品を冷却するために、特に飲料を冷却するために使用される部分1”とを備える。加熱/冷却のすべては、特定の物質の化学変化によって誘発された熱的変動による。2つの部分1’および1”は、剥ぎ取りセレーション部を有する共通の接続部14により、または前記部分(1’)および(1”)の縁部を含む連結機構によってさらに分離することができる。より詳細には、キット1は、その部分に限定して、所定の皿を収容するために使用される少なくとも1つの区画3を有するプレート2と、前記プレート2の下に位置するバット4とを備える。より詳細には、プレート2は、それと共に中間空間5を形成するようにバット4に挿入され、バットは、温度を上昇させる役割を果たす化学試薬を収容するように適合される。プレート2および下に位置するバット4はまた、超音波技術によって溶接される。なおより詳細には、中間空間5は、前記中間空間の底部に散乱されたスケール形態の予め設定された量のCaCl2と、コイルとして成形された少なくとも1つの小瓶6に収容された予め規定された量の液体水とを受け入れる。1つまたは複数の小瓶6の破壊は、中間空間の底部における水の分散、および水とCaCl2との反応を引き起こし、プレート2に収容された皿の約70℃の値までの温度上昇を促進する。1つまたは複数の小瓶6の破壊は、小瓶6におけるバット4の内面に存在する少なくとも1つのピン7の存在のため生じる。ユーザは、前記1つまたは複数のピン7においてバット4の外面部分に僅かな圧力を加えることによって、小瓶6の破壊を引き起こし、食事の加熱を生じる。飲料を冷却するように適合された部分1’は、その代わりに、所定量のペレットまたは円筒のCO2(S)を収容するために使用される少なくとも1つの容器9を受け入れるように適合された様々な形状の少なくとも1つの区画8を備える。導入されたCO2(S)の量は、0.5g〜50g含まれ、好ましくは10gに等しい。より詳細には、輪郭が区画8の輪郭と一致するようにあまりに様々に成形された容器9は、ポリスチレンから製造され、CO2(S)を受け入れるように適合された内部空洞10を有する。より詳細には、容器9の輪郭は、前記容器9が挿入される区画8の形状と同様に、任意の閉曲線または多角形形状によって規定され、一方、空洞10の形状は好ましくは円形である。さらに、前記容器9の厚さは、CO2の速い分散および昇華を防止するように少なくとも1.5cmである。同一の目的で、前記容器9には、外部環境から空洞10に存在するCO2を隔離するように適合されたカバー11が設けられ、このようなカバーは、キットのユーザがその飲料の冷却を意図するときにのみ、取り除かれるべきである。当該の冷却は、したがって、ガラスの底部または飲料を収容する小さいボトルを、前記底部がCO2(S)と接触するように空洞10の内部に挿入することによって行われる。本発明の実施形態の一つにおいて、キット1は、各々が特定量の水を収容するセクタ6’に内部で分割されたコイルとして成形された小瓶6を備える。各々のセクタ6’は、例えばガラスまたはプレキシガラスから製造されたコイルと同一の材料から製造された壁部15のため、隣接するセクタから隔離される。本実施形態は、キット1のユーザに、異なる時間にプレート2の区画3に収容された皿を加熱して、水の漸次の解放を誘発する可能性を提供する。この利点は、より詳細には、人が破壊することを意図するセクタ6’に位置するピン7に適切に作用することによって各々のセクタ6’を選択的に破壊する可能性によって提供される。
本発明の特定の実施形態において、食品を加熱処理するためのキット1は、その特定の輪郭を特徴とする。より詳細には、キットは、そのユーザによって容易に輸送可能であるバッグであるように成形される。なおより詳細には、キット1は、食品を収容するために使用される横方向突出部16を有するキット部分を有し、突出部は、互いに適切に組み合わせられたとき、容易に輸送可能なスーツケースまたはバッグを形成する。この特定の実施形態のキットは、好ましくは部分1’および/または1”と同一の材料から製造された共通のベルト18を引っ掛けるように適合された少なくとも2つのスロットまたは穴17を有し、またキットには、横方向突出部16の少なくとも2つの上に、共通の自動ボタンまたはベルクロ20の構成要素が設けられる。キットの多くの異なる実施形態において、本発明のキット1は、対象物、例えばナプキン、温度計および/または香辛料および/またはつま楊枝を収容するために使用される区画12を収容する可能性のため上述の変形例とは異なり、また前記区画12の少なくとも1つは、鏡映された材料13によって覆われた底部を有する。前記対象物は、次のような操作、すなわち、発熱性の化学反応によって誘発された温度変動の監視、したがって食事で人が好む温度の選択、食品の加味/ドレッシングおよび食事の終わりに有用であることができる利用可能な器具の用意を実施するために特に有用である。本発明の別の実施形態において、食品、例えばオイルおよび/または塩および/または酢および/またはサルサおよび/または様々な香味を有するスパイスを収容するために使用される区画12には、香辛料をより均一に皿に分散するように、スプレ機構により食品を味付け/下ごしらえするように適合された小さな噴霧穴19が設けられる。本実施形態は、少なくとも1つのプレート2がサラダを収容するときに特に有用である。この場合、キット1は、前記プレート2において、香辛料を収容する少なくとも1つの区画12を備え、香辛料は、前記区画の表面の任意の表面に僅かな圧力を加えることによって分配されることができ、区画は当然閉鎖される。
キットのすべての実施形態において、本発明の産業発明特許出願の主題であるキット1は、2つの部分1’および1”を封止するように適合されたBOPPから製造された少なくとも2つの別個のフィルムを備える。より詳細には、存在しているとき、少なくとも1つのフィルムが部分1’を、少なくとも他のフィルムが部分1”を封止する。
Claims (10)
- 少なくとも1つの部分(1’)を備える食品を加熱処理するためのキット(1)において、前記部分(1’)が、所定の皿を収容するように適合された少なくとも1つの区画(3)を有する少なくとも1つのプレート(2)と、 前記プレート(2)が挿入される少なくとも1つバット(4)とを備え、前記プレート(2)および前記バット(4)が一体的に接合され、かつ前記部分(1’)内にCaCl2スケールを収容するように適合された中間空間(5)を形成し、少なくとも1つの小瓶(6)が脱イオン水を収容するように適合され、少なくとも1つのピン(7)が、前記バット(4)の内面に存在し、かつ手動で圧力を加えることによって前記小瓶(6)の破壊を引き起こすように構成され、前記1つまたは複数のピン(7)が前記1つまたは複数の小瓶(6)に配置されるキット(1)において、前記1つまたは複数の小瓶(6)がコイルとして成形され、少なくとも2つのセクタ(6’)に分割されることができ、前記コイル形状の小瓶(6)が内側に、横断方向に配置されかつ前記隣接するセクタ(6’)から各々のセクタ(6’)を分離する少なくとも1つの壁部(15)を有することと、前記プレート(2)が、ナプキンおよび/または任意の温度計および/またはつま楊枝を収容するように、および/または香辛料を収容するように適合された少なくとも1つの区画(12)を備えることを特徴とするキット(1)。
- 請求項1に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、前記部分(1’)にまたは剥ぎ取りセレーション部を有する接続部(14)を通して、あるいは前記部分(1’)および(1”)の縁部を含む連結機構を通して接合される少なくとも1つの部分(1’)を備え、前記部分(1”)が食品を冷却するように適合され、前記部分(1”)が、少なくとも1つの区画(9)を収容するように適合された固相状態のCO2を収容するポリスチレン製の少なくとも1つの区画(8)を備えることを特徴とするキット(1)。
- 請求項1または2に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、前記容器(9)が、前記容器(9)に適用されたときに固体CO2を受け入れるように適合された空洞(10)を形成するように適合されたポリスチレン製のカバー(11)を備えることと、前記容器(9)が少なくとも1.5cmの厚さを有することを特徴とするキット(1)。
- 請求項1乃至3の何れか1項に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、前記空洞(10)が、0.5g〜50gの量のCO2(S)のペレットを受け入れることを特徴とするキット(1)。
- 請求項1乃至4の何れか1項に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、前記区画(8)および前記容器(9)が、任意の閉曲線または多角形形状によって規定された輪郭を有し、一方、前記空洞(10)が前記容器(9)の内部に円形輪郭を有することを特徴とするキット(1)。
- 請求項1乃至5の何れか1項に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、少なくとも1つの区画(12)が、鏡映された材料(13)によって覆われた底部を有することを特徴とするキット(1)。
- 請求項1乃至6の何れか1項に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、少なくとも1つの区画(12)が、スプレ機構により分配することができる香辛料を収容し、前記区画(12)に、少なくとも1つの噴霧穴(19)が設けられることを特徴とするキット(1)。
- 請求項1乃至7の何れか1項に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、適切に互いに組み合わせられたときに容易に開放かつ輸送することができるバッグ形成するように適合された横方向突出部(16)を備え、少なくとも2つの突出部(16)に、共通の自動ボタンまたはベルクロ(20)の構成要素が設けられ、さらに、容器全体と同一の材料から好ましくは製造される共通のベルト(18)を引っ掛けるように適合された少なくとも2つのスロットまたは穴(17)が設けられることを特徴とするキット(1)。
- 請求項1乃至8の何れか1項に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、前記部分(1’)および前記部分(1”)が、BOPPから製造された少なくとも2つの特別なフィルムによって閉鎖され、前記部分(1”)が存在するとき、前記フィルムの少なくとも一方が前記部分(1’)に存在し、少なくとも他の部分が前記部分(1”)に存在することを特徴とするキット(1)。
- 請求項1乃至9の何れか1項に記載の食品を加熱処理するためのキット(1)において、ケータリングサービス用のキット(1)の使用。
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