JP2016519779A - 言語学習環境 - Google Patents
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Abstract
【課題】【解決手段】 言語学習環境を提供する方法は、メディア・コンテンツにアクセスすることと、メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別することとを含む。言語学習環境を提供するための装置は、プロセッサと、プロセッサに通信可能に結合されたメモリとを含み、メモリはメディアに関するメタデータを含み、プロセッサは、メディアにアクセスし、メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別するためのコンピュータ・プログラム命令を実行する。言語学習環境を提供するためのコンピュータ・プログラム・プロダクトは、それとともに実施されたコンピュータ使用可能プログラム・コードを含むコンピュータ可読記憶媒体を含み、コンピュータ使用可能プログラム・コードが、プロセッサによって実行された時に、メディアにアクセスするためのコンピュータ使用可能プログラム・コードと、プロセッサによって実行された時に、メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別するためのコンピュータ使用可能プログラム・コードとを含む。【選択図】 図5
Description
[0001] 国際的なビジネス、旅行、及び通信の量の増加により、個人が特定の言語を学習するのを手助けするために言語学習プログラムが製作されている。言語学習プログラムは、数ある中で、例えば、書籍、雑誌、インターネット、オーディオ、ビデオ、及びコンピュータ・プログラムなど、任意のタイプのメディア又はメディアの組み合わせとしてカテゴリ化することができる。加えて、言語は、特定の言語を知っている教師が学生を指導するという従来の教室設定で教えることができる。これらの言語を学習する方法及び慣行は、広く受け入れられ、世界中で実践されている。
[0002] 前述のように言語を学習する方法は、通常、効果的ではなく、個人が言語の学習に費やす時間及び金銭のわりに生み出す結果は非常に小さい。このような方法では、多くの場合、個人がその言語に没頭し、ネイティブスピーカに耳を傾け、その言語を話すことを練習し、参加している活動方針において自分の進捗状況に関するフィードバックを受け取ることができない。
[0003] 添付図面は、本明細書に記載されている原理の様々な例を描写するものであり、本明細書の一部である。これらの例は単に例示のために示されており、特許請求の範囲を限定するものではない。
[0024] 図面全体を通して、同一の参照番号は同様の要素を示すが、必ずしも同一の要素を示すわけではない。
[0025] 本出願は、主要な言語学習コース・コンテンツとして様々なメディアを使用する言語学習システムを開示するものである。数ある中で、オーディオ、ビデオ、ピクチャ、注釈(annotation)、サブタイトル、及びプレイリストなどのメディアと対話することにより、ユーザは、自分が消費しているシーン又はセグメントから意味及び理解を獲得する。例えば、映画を使用する場合、ユーザは自分の大好きな俳優を模倣することができる。その他の例では、本システム及び方法のユーザは、コンテキスト中の単語及び語句についてテストを受けることができる。従って、数あるメディア形式の中で、例えば、インターネット上で入手可能な文書、ウェブページ、インターネット・アプリケーション、ピアツーピア通信システム、オーディオ、ビデオ、コンピュータ・プログラム、及び他のメディアへのリンクを含むプレイリストなどのメディアを使用して、ユーザが母国語ではない言語をより自然に学習するのを支援することができる。
[0026] 本出願は、ユーザが対話形環境において言語を学習できるメディア・コンテンツ(media content)にアクセスして再生することを機能的に提供するシステム、方法、及び言語学習プログラムを開示するものである。本システム及び方法は、メディア・コンテンツ内のいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別及び/又は受信し、メディア・コンテンツ内のコンテンツ・オブジェクトの一部分に基づいて、理解力、話すこと、及び書くことの点で言語習熟度(language proficiency)をテストするものである。
[0027] 言語学習プログラムは、数ある中で、DVDファイル、.avi、.mp4、.flv、.wmvなどのメディア・コンテンツ・ファイル、並びにRTMP及びRTSPなどのストリーミング・プロトコルを再生するためのメディアプレーヤ(media player)と、言語学習プログラムのダウンロード可能な又はネットワークベースのバージョンを提供するためのネットワーク接続と、数ある中で、映画、音楽、語句、語句リスト、チャット、翻訳、ユーザ、メディアに関連する人物、オーディオ、ビデオ、セグメント・トラック、単語セグメント、目的、及びレッスンの関連付けを含むメディア・コンテンツ内のいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別及び/又は受信するための言語学習プログラムとを含む。また、言語学習プログラムは、例えば、語句の突き合わせ、メディア内で話された語句のタイプ入力、リストからの単語又は語句の選択、メディア・セグメントを再現する(mimic)ためのオーディオ・コンテンツ・オブジェクトの作成、オーディオ・オブジェクトのコミュニティ・レーティング及びテスト、並びにオーディオ・オブジェクトの音声認識などの技法を使用して言語習熟度をテストする。
[0028] 言語学習環境を提供するためのコンピュータ・プログラム・プロダクトも本明細書に記載されている。それにより実施されたコンピュータ使用可能プログラム・コードを含むコンピュータ可読記憶媒体は、メディアにアクセスし、メディア・インスタンス(media instance)内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別することができる。
[0029] 前述のように、国際的な旅行及び通信の量の増加により、個人が特定の言語を学習するのを手助けするために言語学習プログラムが製作されている。言語学習プログラムは、書籍、雑誌、インターネット、オーディオ、又はビデオなど、任意のタイプのメディア又はメディアの組み合わせとしてカテゴリ化することができる。加えて、言語は、特定の言語を知っている教師が学生を指導するという従来の教室設定で教えることができる。これらの言語を学習する方法は、広く受け入れられ、世界中で実践されている。しかし、これらの言語を学習する方法は、通常、効果的ではなく、個人が言語の学習に費やす時間及び金銭のわりに生み出す結果は非常に小さい。このような方法では、個人がその言語に没頭し、ネイティブスピーカに耳を傾け、練習し、語句を繰り返し、会話の速度を落とし、参加しているプロセスにおいて自分の進捗状況に関する一定のフィードバックを受け取ることができない。
[0030] 所望の言語で特定の単語を学習するためにユーザにとって関心のあると思われるメディアにアクセスするために学習者管理システムに組み込まれたメディアプレーヤを使用してユーザがある言語に没頭できるような言語学習プログラムを実現することができる。母国語及び学習すべき所望の言語はユーザによって規定される。例えば、ユーザの母国語はスペイン語である可能性があるが、ユーザは英語を学習したいと希望することができる。ユーザは、スペイン語という母国語と、学習すべき所望の言語として英語を選択する。本システム及び方法の使用により、ユーザは任意の数の言語を学習することができる。
[0031] 更に、ユーザは、そのメディアに収容されているいくつかの単語、語句、語句リスト、シーン、又は個別セグメントについて申し込みたいと希望することができ、ユーザの進捗状況を評価するために習熟度テストを提供することができる。従って、ユーザは、自分が学習したい単語、語句、又は機能に基づいて、自分が閲覧したいコンテンツにアクセスすることによって言語を学習することができる。更に、ユーザは、転記し、リストから単語又は語句を選択し、アクセスされたメディア内に収容されている単語及び語句を模倣することにより、対話形方法においてテストを受けることができる。
[0032] 本明細書及び付加された特許請求の範囲で使用されているように、「メディア」という用語は、コンピューティング・デバイス上のメディアプレーヤ内に描出できる任意の形のデータとして広く理解されるべきものである。例えば、メディアとしては、数ある形のコンピュータ描出データの中で、グラフィックス、画像、テキスト、オーディオ、及びビデオを含むことができるが、これらに限定されない。更に、メディアは、数ある中で、DVDファイル、.avi、.mp4、.flv、.wmv、並びにRTMP及びRTSPなどのストリーミング・プロトコルの実現例の形を取ることができるが、これらに限定されない。
[0033] 本明細書及び付加された特許請求の範囲で使用されているように、「言語学習プログラム」という用語は、言語を学習できる任意のプログラム環境として広く理解されるべきものである。本明細書に記載されている一例では、言語学習プログラム環境は、コンピュータで実行される言語学習システムの形で言語学習者に提示される。この例では、コンピュータで実行される言語学習システムは、スタンドアロン・システム、ネットワークにより実現されるシステム、インストールされたプラグインとともにウェブ・ブラウザに描出されるウェブサイトとして提示されるシステム、又はこれらの組み合わせにすることができる。
[0034] 本明細書及び付加された特許請求の範囲で使用されているように、「プレーヤ」という用語は、ユーザ・インターフェース付き又はユーザ・インターフェースなしのマルチメディア用の任意のメディアプレーヤとして広く理解されるべきものである。描写されているように、それに対応するコーデック、デコーダ、フィルタ、及びライブラリ・ファイルを備えたプレーヤは、クライアント・デバイス上にローカルにインストールするか、又はワールドワイドウェブなどのネットワークによりインストールすることができる。更に、コア・プレーヤ(core player)は、C++又はその他のプログラミング言語で作成することができ、マイクロソフト社によって開発され配布されているDIRECTSHOW、同じくマイクロソフト社によって開発され販売されているActiveX、又はその他のプラグイン及びメディア描出技術などのその他の技術を使用することができる。
[0035] プレーヤは、呼び出すことができるいくつかのメソッド又は数あるプレイバック・コントロールの中で、例えば、全画面を提示するためのコントロール、進捗状況バー、再生速度を調整するためのコントロール、セグメントを繰り返すためのコントロール、オーディオ・ファイルを変更するためのコントロール、クローズドキャプション・コントロール、及びサブタイトルなどのユーザ・インターフェース・コントロールによって設定できるプロパティを含む。プレーヤ・コントロールは、メディアのプレイバックを操作する能力をユーザに与えるものである。また、プレーヤは、DVDがコンピュータに挿入されたか又は映画の再生が停止した時など、特定のアクションが行われた時又は何かが起こった時に実行されるいくつかのプロセスを含む。更に、プレーヤは、再生、一時停止、及び停止のためのフレーム精度並びに来たるべきメディアを描出するためのルックアヘッドを示すことができる。更に、コア・プレーヤは、数ある中で、例えば、DVDファイル、.avi、.mp4、.flv、.wmv、並びにRTMP及びRTSPなどのストリーミング・ファイルなどの任意のフォーマットのメディアを読み取ることができる。必要なメディア・フォーマット次第で、コーデックス及び関連ライブラリなどの従属物のダウンロード及びインストールにより、コア・プレーヤによってメディアを認識し再生することができる。
[0036] また、プレーヤは、プレイリスト内に一緒にリンクされた異なるメディア・フォーマットの形で「仮想メディア」を描出することもできる。例えば、プレーヤは、3つの別個のメディア・ファイルからなるプレイリストを開き、プレイリスト内に指定されたそれぞれのメディア・ファイルの各部分を指定の順序で再生することができる。このようなプレイリストは、例えば、オーディオをミュートすること又は映画を一時停止することなど、特定のメソッドを呼び出すか又は特定のプロパティを設定するためのコマンドも含むことができる。従って、プレイリストは、ユーザがプレーヤによって描出されたメディアを手作業で操作している場合にユーザが実行する可能性のある任意の数のコマンドの順序付きセットを含む。それは、例えば、メディア・ファイルを開き、ある期間の間再生し、任意の数のセグメントを繰り返し、所与の瞬間に注釈を示すよう、プレーヤに指示できるであろう。
[0037] 本明細書及び付加された特許請求の範囲で使用されているように、「セグメント」という用語は、メディア内の開始時間から停止時間までの時間として広く理解されるべきものであり、時間間隔中に述べられた単語を識別するためのテキストを含むことができる。セグメントの境界は、数ある中で、例えば、メディア・サブタイトル、クローズドキャプション、ユーザ定義の値、又はシステム内にロードされたサブタイトル・ファイルによって決定することができる。メディア内のセグメントは、ユーザが目標言語を学習するのを支援するために使用することができる。例えば、メディア内のより長いセグメント間で前方又は後方にスキップしながら、通常速度又は低速でメディア内のセグメントを繰り返すAB反復機能中に、メディア内で聞こえたオーディオと単語を突き合わせる際に、或いはメディア内の特定のセグメントからのオーディオ・ファイルとユーザが記録した音声とを比較する際に、セグメントを使用することができる。
[0038] 本明細書及び付加された特許請求の範囲で使用されているように、「コンテンツ・オブジェクト」という用語は、言語学習プログラムの環境に統合できるか又は言語学習プログラムの環境内で使用できる任意の形のデータとして広く理解されるべきものである。コンテンツ・オブジェクトの例としては、数ある中で、セグメント、映画解説、音楽解説、注釈、語句、語句リスト、チャット、翻訳、言語学習プログラムのユーザ、メディアに関連する人物(俳優、プロデューサ、ディレクタなど)、オーディオ、ビデオ、セグメント・トラック、単語セグメント、及びレッスンを含むことができるが、これらに限定されない。
[0039] 更に、すべてのコンテンツ・オブジェクトは、それが使用されているか又は閲覧されているコンテキストに応じた存在状態(state of existence)或いはそのユーザに対する関係を有する。例えば、コンテンツ・オブジェクト状態は、ユーザが特定の単語、語句、語句リスト、シーン、又はセグメントについてテストを受けたいと希望することを示した場合に「申し込み済み(subscribed)」状態にある可能性がある。ユーザがテスト・モードに入ると、申し込まれたコンテンツは「テスト・モード」状態で現れることになる。テスト・モード状態は、そのコンテンツ・オブジェクトに関連するすべてのデータを示すことができるわけではないが、欠落している情報を供給するようユーザに要求することができる。例えば、「テスト・モード」で描出されたセグメント・コンテンツ・オブジェクトは、話されたテキストを含まない可能性があるが、(メディア、開始時間、及び停止時間に基づいて)セグメントを再生することにより、実際に話されたテキストをタイプ入力するか又はリストから選択するようユーザに指示することができる。
[0040] また、コンテンツ・オブジェクト状態は、コンテンツ・オブジェクトが表示画面上に描出される方法及び場所によって決まる。例えば、コンテンツ・オブジェクトは、注意の焦点になる可能性があり、目に見える情報のすべてとともに「スポットライト」状態で描出され、関連の又はリンクされたコンテンツ・オブジェクトが短縮された表示又は限られたデータを含む「縮小」表示で下に現れる可能性がある。ユーザは、例えば、「縮小」コンテンツ・オブジェクトを拡大してより多くの情報を示すことなど、コンテンツ・オブジェクトの現行状態又は表示を修正することができる。追加の状態としては、数ある中で、編集モード、読み取り専用状態、及び削減状態を含むことができる。更に、すべてのコンテンツ・オブジェクトは、数ある中で、名前、言語、プログラム・ユーザからのレーティング、アクション(削除、ブロック、申し込み、デフォルト・バージョンの設定など)、編集可能機能、メディア・ロケーション・リンク、及びそのコンテンツ・オブジェクトに特有のデータ・フィールドを含む。コンテンツ・オブジェクトは、映画のシーン、翻訳、又はメディアの特定の一部に関連する文化的コンテキストなどの要素を含むことができる。学習は、まずコンテンツ・オブジェクトを識別し、次にそのコンテンツ・オブジェクト及びそれとメディアとの関係について閲覧、編集、又はコメントすることによって行われる。
[0041] 更に、コンテンツ・オブジェクトは、任意の数の他のコンテンツ・オブジェクトに対して明示的又は暗黙的にリンクすることができる。いずれのコンテンツ・オブジェクトも、明示的及び/又は暗黙的に任意の他のコンテンツ・オブジェクトとの関係を有することができる。明示リンクは、2つのコンテンツ・オブジェクト間の関係の定義により2つのコンテンツ・オブジェクト間の関係を作成することである。例えば、映画解説コンテンツ・オブジェクトは、その映画に関する情報を表すために「ファインディング・ニモ(Finding Nemo)」と命名することができる。このコンテンツ・オブジェクトは、少なくとも、ファイル、DVDドライブ、又はインターネットからのストリーミング・ロケーションなど、メディアの物理的位置を表すロケーション・データ・フィールドを有することができる。「アルバート・ブルックス(Albert Brookes)」という人物コンテンツ・オブジェクトは、その映画における「俳優(actor)」として定義された関係により「ファインディング・ニモ」の映画解説への明示リンクとともに存在する可能性がある。更に、「アラビア語でのファインディング・ニモのサブタイトル(Finding Nemo Subtitles in Arabic)」というセグメント・トラック・コンテンツ・オブジェクトは、異なる言語でのその映画に関する代替セグメント又はサブタイトルを含むことができる。「アラビア語でのファインディング・ニモのサブタイトル」というコンテンツ・オブジェクトは、「ファインディング・ニモ」という映画コンテンツ・オブジェクトに明示的にリンクすることができ、そのコンテンツ・オブジェクトを閲覧した人は誰でもアラビア語でのサブタイトルも閲覧するオプションを確認することができる。同様に、ユーザは、映画「ファインディング・ニモ」又は任意の他のコンテンツ・オブジェクトについてコメントしようと決心することができ、これらのコメントは映画「ファインディング・ニモ」への明示リンクとともにコンテンツ・オブジェクトとして記憶される。
[0042] 一例では、明示的にリンクされたコンテンツ・オブジェクトの数、品質、及び原作者は、それらがリンクされているコンテンツ・オブジェクトのランキング、知名度(visibility)、及び重要性を増す可能性がある。このように明示的にリンクされたコンテンツ・オブジェクトは、それらがリンクされているオブジェクトが表示される時に短縮状態で描出することができる。他のタイプの明示リンクは、メディア・セグメントを再生している間に作成されたオーディオ・コンテンツ・オブジェクトの作成になる可能性がある。オーディオ・オブジェクトは、メディア・セグメントのセグメント長及びテキストを継承することができ、ユーザによるそのメディア・セグメントの模造品としてマークすることができる。この2つのコンテンツ・オブジェクトは、明示的にリンクされると、明示的にリンクされたものと見なされる。
[0043] 暗黙リンクは、それぞれのオブジェクトの名前における同一単語又は類似単語に基づいて第1のコンテンツ・オブジェクトと第2のコンテンツ・オブジェクトとの関係を検出することである。この2つのコンテンツ・オブジェクトは、このように暗黙的にリンクされると、暗黙的にリンクされたものと見なされる。名前を変更するか又は一方のオブジェクトにタグを付けると、そのオブジェクトを1つ又は複数の他のオブジェクトと同時にリンクしながら、一方のオブジェクトと他のオブジェクトとの暗黙リンクを除去することができる。例えば、「私はあなたを愛している(I love you)」という語句コンテンツ・オブジェクトは、「フィリップ、きみを愛してる(I Love You Phillip Morris)」という映画コンテンツ・オブジェクト、「私はあなたを愛している」というコメント・コンテンツ・オブジェクト、及び他の言語でのその語句の意味を含む同じく「私はあなたを愛している」という翻訳コンテンツ・オブジェクトと暗黙的にリンクされることになる。オブジェクト名及びタグ間の暗黙リンクは言語プログラムによって検出され、ユーザは、明示リンクに頼らずに、個々の単語又は語句について様々な使用法及びコンテキストを理解することができる。この暗黙リンクの一実施形態は、メディア・プレイバック中に注釈として現れる時のセグメント・コンテンツ・オブジェクトの自動フォーマットである。例えば、メディアを再生している時に、セグメント・コンテンツ・オブジェクトなどの注釈は、映画についてサブタイトルが現れるのと同じように現れる可能性がある。このような注釈は、テキスト、画像、及びその他の情報を含む可能性があるが、テキストはシステム内の他のコンテンツ・オブジェクトに関する暗黙リンクを示すようにフォーマットすることができる。「ベビー、私はあなたを愛していると思っている(Baby, I think I love you)」というテキストとともにセグメント注釈が現れる場合、「あなたを愛している」という後者の語句は、ユーザがクリックするか又はテキストの上で停止した時に、特定の言語に関する「あなたを愛している」の翻訳への参照、映画「フィリップ、きみを愛してる」への参照、並びにシステム内のユーザが「あなたを愛している」と言った場合にそのユーザによるコメント・コンテンツ・オブジェクトへの参照がユーザに提示されるように、下線を引くか又はフォーマットすることができる。暗黙リンクにより、ユーザは、様々なコンテンツ・オブジェクト間の明示リンクを必要とせずに、それらのコンテンツ・オブジェクトのすべてにわたって単語及び語句の使用法を検出することができる。これにより、初めて再生されたメディアはそこに収容されている単語及び語句によって自動的にリンクすることができる。
[0044] 一例では、管理者又はユーザは、言語学習プログラムの環境にコンテンツを追加できるようになっている。追加されたコンテンツは言語学習プログラムにおいて導出されたルールにより明示的又は暗黙的にリンクされ、追加されたコンテンツ自体をコンテンツ・オブジェクトにする。一例では、メディア・インスタンスが閲覧又は再生され、サブタイトル又はクローズドキャプション情報が検出され、開始時間、終了時間、及び表示するためのテキストを含み、セグメント・コンテンツ・オブジェクトとしてデータベース内にロードされた時など、メディア・インスタンスがシステム内で最初に提示された時に、コンテンツ・オブジェクトを自動作成することができる。コンテンツ・オブジェクトは再利用し、修正し、バージョニングすることができる。例えば、ユーザがそれに対する権利を持っていない既存のコンテンツ・オブジェクトを修正する場合、そのコンテンツ・オブジェクトの他のバージョンが作成される。このコンテンツ・オブジェクトの追加のバージョンは、ある時点で、表示すべきデフォルト・バージョンになる可能性がある。コンテンツ・オブジェクト内のデータ及びフィールドを修正し、追加し、削除することができ、新しいタイプのコンテンツ・オブジェクトを作成することができる。すべてのコンテンツ・オブジェクトは、許可、レーティング、アクション、及び「テスト・モード」などの異なる状態などの同様の特徴及び機能性を継承する。更に、一例では、コンテンツ・オブジェクトは、言語学習プログラム全体を通して視覚的に同様であるように見え、共通の特徴を含むことにより、形式及び機能の点で一貫している。コンテンツ・オブジェクト・タイプ間の違いは、それが含んでいる異なるデータ・フィールドから導出されるものである。
[0045] 本明細書及び付加された特許請求の範囲で使用されているように、「注釈」という用語は、メディアが描出されている間に任意の時点で現れるコンテンツ・オブジェクトとして広く理解されるべきものであり、ユーザ対話のためのものである可能性がある。注釈としては、数ある中で、単語、語句、定義、画像、ユニフォーム・リソース・ロケータ(URL)、サブタイトル、クローズドキャプション、レッスン、グループ、シーン、オーディオ・ファイル、コメント、チャット、及び人物などのセグメント、コメント、又はコンテンツ・オブジェクトを含むことができるが、これらに限定されない。例えば、映画内の特定の瞬間に、何が起こっているかに関するクイズに答えるようユーザに指示するか、異なる言語でサブタイトル・テキストを表示するか、又は追加の情報を含むリンクをクリックするようユーザに指示する、いくつかの注釈をユーザに提示することができる。
[0046] 本明細書及び付加された特許請求の範囲で使用されているように、「語句」という用語は、1つの概念単位として結束し、典型的に節の1つの構成要素を形成する1つ又は複数の単語として広く理解されるべきものである。一例では、語句は単一の単語を指すことができる。他の例では、語句は、1つの完全な文又は1つの文の一部分を形成するいくつかの単語を指すこともできる。
[0047] 更に、本明細書及び付加された特許請求の範囲で使用されているように、「いくつかの」という用語又は同様の言い回しは、1から無限大までを含む任意の正数として広く理解されるべきものであり、ゼロは数ではないが、数の欠如である。
[0048] 本明細書の諸態様は、システム、方法、又はコンピュータ・プログラム・プロダクトとして実施することができる。従って、本明細書の諸態様は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせの形を取ることができる。更に、本明細書の諸態様は、その上にコンピュータ可読プログラム・コードが実施されているいくつかのコンピュータ可読媒体に実施されたコンピュータ・プログラム・プロダクトの形を取ることができる。
[0049] コンピュータ可読媒体(複数も可)の任意の組み合わせを使用することができる。コンピュータ可読媒体は、例えば、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置、又はデバイス、或いは上記のものの任意の適切な組み合わせにすることができるが、これらに限定されない。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、数ある中で、いくつかのワイヤを有する電気接続、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュ・メモリ)、ポータブル・コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、及び上記のものの任意の適切な組み合わせを含むことができる。本書の文脈では、コンピュータ可読記憶媒体は、例えば、プロセッサなどの任意の命令実行システム、装置、又はデバイスにより或いはそれらに関連して使用するためのプログラムを収容又は記憶することができる任意の有形媒体にすることができる。他の例では、コンピュータ可読媒体は非一時的コンピュータ可読媒体にすることができる。
[0050] コンピュータ可読媒体上に実施されたプログラム・コードは、無線、有線、光ファイバケーブル、RFなど、又は上記のものの任意の適切な組み合わせを含むがこれらに限定されない任意の適切な媒体を使用して伝送することができる。本明細書の動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードは、数ある中で、Java(登録商標)、C++、又はC#などのオブジェクト指向プログラミング言語で作成することができる。しかし、本システム及び方法の動作を実行するためのコンピュータ・プログラム・コードは、例えば、「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語などの手続き型プログラミング言語或いは「JavaScript(登録商標)」などのスクリプト言語で作成することもできる。プログラム・コードは、完全にユーザのコンピュータ上で、一部分はユーザのコンピュータ上で、スタンドアロン・ソフトウェア・パッケージとして、一部分はユーザのコンピュータ上でしかも一部分はリモート・コンピュータ上で、或いは完全にリモート・コンピュータ又はサーバ上で実行することができる。
[0051] 後者のシナリオでは、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)又は広域ネットワーク(WAN)によりリモート・コンピュータがユーザのコンピュータに接続される場合もあれば、例えば、インターネット・サービス・プロバイダを使用してインターネットを介して外部コンピュータに接続が行われる場合もある。
[0052] 方法、装置、及びコンピュータ・プログラム・プロダクトのフローチャート及び/又はブロック図が開示されている。フローチャート及び/又はブロック図の各ブロック並びにフローチャート及び/又はブロック図内の複数ブロックの組み合わせは、コンピュータ・プログラム命令によって実現することができる。これらのコンピュータ・プログラム命令は、プロセッサ又はその他のプログラマブル・データ処理装置に提供し、コンピュータ又はその他のプログラマブル・データ処理装置のプロセッサを介して実行された命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックに指定された機能/行為を実現するようなマシンを生産することができる。
[0053] 一例では、これらのコンピュータ・プログラム命令は、コンピュータ可読メモリに記憶された命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックに指定された機能/行為を実現するような特定の方法で機能するよう、コンピュータ又はその他のプログラマブル・データ処理装置に指示することができるコンピュータ可読メモリに記憶することもできる。
[0054] また、コンピュータ・プログラム命令は、コンピュータ又はその他のプログラマブル・データ処理装置上にロードし、コンピュータ又はその他のプログラマブル装置上で実行された命令がフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックに指定された機能/行為を実現するようなコンピュータで実行されるプロセスを生産するように、コンピュータ又はその他のプログラマブル装置上で一連の動作を実行させることもできる。
[0055] 以下の説明では、説明のために、本システム及び方法を徹底的に理解するための多数の具体的な詳細が明記されている。しかし、本装置、システム、及び方法はこのような具体的な詳細なしで実践できることは当業者にとって明白なものになるであろう。本明細書において「一例(an example)」又は同様の言い回しに言及している場合、その例に関連して記載されている特定の特徴、構造、又は特性が記述通りに含まれているが、その他の例には含まれない可能性があることを意味するものである。
[0056] 更に、以下の説明では、説明のために、ユーザ又はその他の個人がいくつかのコンピューティング・デバイス、システム、又はプログラムと対話することができる。このように実行することにより、ユーザはいくつかのユーザが選択可能なパラメータを操作することができ、それによりコンピューティング・デバイス、システム、又はプログラムにそのコンピューティング・デバイス、システム、又はプログラム内で1つ又は複数のプロセスを実行させる。従って、ユーザによるコンピューティング・デバイス、システム、又はプログラムの操作又は使用は、そのコンピューティング・デバイス、システム、又はプログラム内での1つ又は複数のプロセスの実行を含むものである。
[0057] 次に図面を参照すると、図1Aは、本明細書に記載されている原理の一例により、クライアント・デバイス(108)にダウンロード可能であり、クライアント・デバイス(108)上で実行可能な言語学習プログラムを含む言語学習システム(100)を示す図である。一例では、言語学習プログラムのダウンロード可能なバージョンをクライアント・デバイス(108)にダウンロードすることができる。言語学習プログラムは、コア・プレーヤ(102)とビジネス・ロジック(business logic)(104)とを含み、本明細書に記載されている機能を実行するためにクライアント・デバイス(108)のメモリ(110)及びプロセッサ(106)を使用する。コア・プレーヤ(102)はメディアを読み取るための機能性をプログラムに提供する。また、コア・プレーヤ(102)により、ユーザはメディアの注釈と対話して言語を学習することができる。ローカル・データベース・キャッシュ(137)はコア・プレーヤ(102)に関連付けられ、そこからコア・プレーヤ(102)はシステム(100)内で描出されたメディア・インスタンスに関するデータを入手することができる。ビジネス・ロジック(104)はプログラムの基本機能を提供する。ビジネス・ロジックは、数ある中で、料金の管理、支払の処理、ユーザの言語習熟度の進捗状況の追跡、申し込み情報、コンテンツ・オブジェクト・データ、コンテンツ・オブジェクト間の関係、索引付け、及び音声認識に関連するロジックを含むことができるが、これらに限定されない。プロセッサ(106)はルーチンを実行し、ソースコードを処理して、プログラム及びそのコンポーネントに機能性を与える。
[0058] メモリ(110)は、プロセッサ(106)及び言語学習プログラムによって使用するためのデータ、プログラム・ファイル、又はメディア・ファイルを記憶する。メモリ(110)は、電子、磁気、光学、電磁、赤外線、又は半導体のシステム、装置、デバイス、或いは伝搬媒体の形を取ることができるが、これらに限定されない。メモリのより具体的な例(非網羅的リスト)としては、数ある中で、1つ又は複数のワイヤを有する電気接続、ポータブル・コンピュータ・ディスケット、ハードディスク、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、消去可能プログラム可能読み取り専用メモリ(EPROM又はフラッシュ・メモリ)、ポータブル・コンパクト・ディスク読み取り専用メモリ(CD−ROM)、光記憶装置、磁気記憶装置、又はこれらの任意の組み合わせを含むであろう。一例では、メモリ(110)は、数ある中で、RAM(114)、ROM(116)、ハードディスク・ドライブ(HDD)(118)、DVDドライブ(120)、コンパクト・ディスク(CD)ドライブ(122)、又はこれらの任意の組み合わせを含む。更に、プログラム・ファイル又はメディア・ファイルなどのデータは外部記憶装置(126)上に外部記憶することができる。
[0059] 更に、ユーザは、数ある中で、語句を含む映画のタイトル、レッスン、及びセグメントなどのコンテンツ・オブジェクトを、同様のコンテンツを含む他のメディアにリンクするメタデータを含むデータ・ファイル(112)にアクセスすることができる。データ・ファイル(112)は、クライアント・デバイス自体に記憶される場合もあれば、ネットワーク・アダプタ(124)を使用して、例えば、イントラネット、相互接続ネットワーク、ワールドワイドウェブ、又はインターネットなどのネットワークによりアクセスされる場合もある。データ・ファイル(112)は、言語学習プログラムがクライアント・デバイス(108)上で動作するための機能性を提供するメタデータ、言語学習プログラム・アップデート、メディア・ファイル、コーデックス、ライブラリ、又はこれらの任意の組み合わせを含むことができる。
[0060] 一例では、ユーザは、クライアント・デバイス(108)上に収容されている言語学習プログラムと対話したいと希望することができる。ユーザは、ユーザ・インターフェース(140)(UI)により、マウス(130)、ディスプレイ(132)、キーボード(134)、或いはマイクロホン、イヤホン、又はスピーカなどのオーディオ入出力装置(135)などの入出力(I/O)装置を使用することにより、このように実行することができる。更に、周辺装置アダプタ(128)を使用して、マイクロプロセッサ・システムのための並列入出力インターフェース機能をサポートすることもできる。
[0061] 図1Aは、言語学習プログラムをインストールするための様々な例を描写している。一例では、言語学習プログラムはコンパクト・ディスク(CD)又はDVDディスクに収容されている。ユーザはCDドライブ(122)又はDVDドライブ(120)にディスクを挿入し、直ちにユーザはコア・プレーヤ(102)及びビジネス・ロジック(104)などの必要なファイルをインストールするよう指示される。これらのファイルは、クライアント・デバイス(108)のHDD(118)、RAM(114)、ROM(116)、外部記憶装置(126)、又はこれらの任意の組み合わせに一部又は全部が記憶される。
[0062] 他の例では、言語学習プログラムはネットワーク接続及びネットワーク・アダプタ(124)を介してダウンロードのために使用可能なものにすることができる。この例では、サーバは、言語学習プログラムを記憶し、言語学習プログラムを言語学習プログラムの顧客又はユーザによるダウンロードのために使用可能なものにすることができる。
[0063] コア・プレーヤ(102)及びビジネス・ロジック(104)ファイルがインストールされると、ユーザは、マウス(130)、ディスプレイ(132)、キーボード(134)、並びにマイクロホン、スピーカ、又はヘッドホンなどのオーディオ入出力装置(135)などの入出力装置を使用して、言語学習プログラムと対話することができる。ユーザがDVDドライブ(120)にDVDを挿入するか、CDドライブ(122)にCDを挿入するか、或いはHDD(118)又は外部記憶装置(126)上に収容されているメディア・ファイルを使用すると、コア・プレーヤ(102)はメディアにアクセスする。
[0064] 他の例では、ユーザは、ネットワーク・アダプタ(124)を使用して、例えば、イントラネット、相互接続ネットワーク、ワールドワイドウェブ、又はインターネットなどのネットワークによりメディアにアクセスすることができ、メディア・データ・ファイルはサーバ上に記憶することができる。クライアント・デバイス(108)はメディア・データ・ファイルを収容しているサーバに要求を送信し、その要求が受信される。メディア・データ・ファイルを収容しているサーバはメディア・データを返送し、そのデータはクライアント・デバイス(108)によって受信される。この例では、コア・プレーヤ(102)及びビジネス・ロジック(104)などのいくつかのファイルはクライアント・デバイス(108)上にインストールされ、言語学習プログラムに機能性を与えるために使用され、それにより、言語学習プログラムは、数ある中で、YouTube(登録商標)ビデオ共有ウェブサイト、Netflixメディア・ストリーミング・サービス、又はHuluメディア・ストリーミング・サービスのメディアをホストとして処理し、使用可能なものにするサーバなどのいくつかのサーバ上のメディアにアクセスすることができる。
[0065] 図1Bは、本明細書に記載されている原理の一例により、クライアント・デバイス(108)に関連して実行可能な言語学習プログラムのウェブベース・システムを含む言語学習システム(150)を示す図である。一例により、言語学習プログラムのウェブベース・バージョンは、クライアント・デバイス(108)上にインストールされたコア・プレーヤ(102)を含む。クライアント・デバイス(108)は、メモリ(110)と、メディアを読み取るための機能性をコア・プレーヤ(102)に提供するためのプロセッサ(106)とを有し、図4に関連して後述するように、ユーザがそのメディアに関連する注釈及びコンテンツ・オブジェクトと対話して言語を学習できるようにする。ローカル・データベース・キャッシュ(137)はコア・プレーヤ(102)に関連付けられ、コア・プレーヤ(102)はシステム(100)内で描出されたメディア・インスタンスに関するデータをそこから入手することができる。ウェブ・ブラウザ・ユーザ・インターフェース(136)はクライアントのデバイス(108)上にインストールされ、ユーザがネットワーク・アダプタ(124)を使用してアプリケーション・サーバ(138)にアクセスし、ビジネス・ロジック(104)を使用し、データベース(140)ファイルへのアクセス権を獲得できるようにする。上記のように、ビジネス・ロジック(104)はこのプログラムに機能性を与えるものである。ビジネス・ロジック(104)は、例えば、アプリケーション・サーバ(138)上に記憶することができ、数ある中で、料金の管理、支払の処理、ユーザの言語習熟度の進捗状況の追跡、申し込み情報、コンテンツ・オブジェクト・データ、コンテンツ・オブジェクト間の関係、索引付け、及び音声認識を含むことができるが、これらに限定されない。
[0066] 図1Bの様々な例では、ユーザは、クライアント・デバイス(108)上に収容されているウェブ・ブラウザ・ユーザ・インターフェース(136)を使用して、ワールドワイドウェブなどのネットワークにアクセスする。ウェブ・ブラウザ・ユーザ・インターフェース(136)を使用して、ユーザはアプリケーション・サーバ(138)からクライアント・デバイス(108)にコア・プレーヤ(102)をダウンロードする。所与の例に即して、ユーザは言語学習プログラムにログインする。言語学習プログラムにログインすることにより、ユーザはプレーヤと対話して、数ある活動の中で、注釈(102)付きのメディアを消費するか、又はビジネス・ロジック(104)によりアプリケーション・サーバ(138)上でトランザクションを実行することができる。更に、ビジネス・ロジック(104)は、特定のユーザに関する正しいユーザ設定をロードするために使用される。上記のように、クライアント・デバイスは、ネットワーク・アダプタ(124)を使用して、アプリケーション・サーバ(138)上に記憶されているデータベース(140)のデータ・ファイルにアクセスすることができる。クライアント・デバイス(108)は、データベース(140)内にデータ・ファイルを収容していて、そのデータを返送することになるアプリケーション・サーバ(138)に要求を送信し、その要求はクライアント・デバイス(132)によって受信される。ユーザは、マウス(130)、ディスプレイ(132)、キーボード(134)、並びにマイクロホン、スピーカ、又はヘッドホンなどのオーディオ入出力装置(135)などの入出力装置を使用して、言語学習プログラムと対話することができる。ユーザがDVDドライブ(120)にDVDを挿入するか、CDドライブ(122)にCDを挿入するか、或いはHDD(118)又は外部記憶装置(126)上に収容されているメディア・ファイルを使用すると、コア・プレーヤ(102)はメディアにアクセスする。更に、ネットワーク・アダプタ(124)を使用して、ネットワーク接続によりメディアにアクセスし、ローカル・エリア・ネットワーク又はインターネットなどのネットワークからビデオをストリーミングすることができる。
[0067] 図2は、本明細書に記載されている原理の一例により、ウェブベース環境における言語学習プログラムの管理を示す図である。図2は図1Bに示されているシステムの一実施形態を示している。図1Bに加えて、図2は、メモリ(220)とプロセッサ(221)とを含む管理者デバイス(administrator device)(201)を示している。管理者デバイス(201)は、アプリケーション・サーバ(202)のプロセッサ(211)、ビジネス・ロジック(213)、メモリ(210)、及びデータベース(212)を構成するために使用される。データベース(212)は、HDD(214)、RAM(215)、及びROM(216)の一部分の形を取ることができる。上記のように、ビジネス・ロジックは、数ある中で、申し込み料金の管理、支払の処理、ユーザの言語習熟度の進捗状況の追跡、申し込み情報、コンテンツ・オブジェクト・データ、コンテンツ・オブジェクト間の関係、索引付け、又は音声認識を含むことができるが、これらに限定されない。一例では、管理者デバイス(201)は、ユーザ活動を制限し、システムのデータ又は各部へのアクセスを許可又は拒否することができる。また、管理者デバイス(201)は、ビジネス・ロジック(213)の特定のプロセスを更新することができるか又はデータベース(212)を更新することができる。管理者デバイス(201)は、リモートで又はサーバ上で操作することができ、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)と同じ機能性を有することができ、追加のプログラムの機能性を含む場合もあれば含まない場合もある。アプリケーション・サーバ(202)とクライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)はクライアント・サーバ・アプリケーションとして動作する。クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)はメモリとプロセッサとを含む。更に、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)上のメモリは、コア・プレーヤ(図1Bの102)のための機能性又はメディアを提供するために、RAM(図1Bの114)、ROM(図1Bの116)、ハードディスク・ドライブ(HDD)(図1Bの118)、DVDドライブ(図1Bの120)、又はCDドライブ(図1Bの122)を含むことができる。クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)は更に、使用又はダウンロードのためにコア・プレーヤ(図2の102)へのアクセス、使用又はダウンロードのためにビジネス・ロジック(104)へのアクセス、及びメディアを表すデータへのアクセスについて、いくつかの要求をアプリケーション・サーバ(202)に送信することができる。
[0068] アプリケーション・サーバ(202)はクライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)の要求を受信することになる。アプリケーション・サーバ(202)は、メモリ(210)、データベース(212)、ビジネス・ロジック(213)、又はこれらの任意の組み合わせにアクセスし、プロセッサ(211)を使用してその要求を処理することができる。次に情報はアプリケーション・サーバ(202)からクライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)に送信され、そこで情報はメモリ内に記憶し、プロセッサによって実行することができる。その情報は、ディスプレイ・モニタを介して又はスピーカの使用により、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)に対して表示することができる。更に、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)は、アプリケーション・サーバ(202)にアクセスできるいくつかのシステムを表すものであることに留意されたい。更に、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)は、図面に描写されているように、数ある中で、コンピュータ、ラップトップ(204−1)、タブレット(204−2)、又はスマートフォン(204−n)で構成することができる。
[0069] 図2の様々な例では、管理者デバイス(201)は、アプリケーション・サーバ(202)上のビジネス・ロジック(213)プロセスを更新することができる。管理者デバイス(201)は、アプリケーション・サーバ(202)にアクセスし、ビジネス・ロジック(213)に対して任意の必要な更新を行う。更新は、アプリケーション・サーバ(202)上のプロセッサ(211)によって処理され、メモリ(210)に記憶される。メモリは、HDD(214)、RAM(215)、又はROM(216)の一部分を含むことができる。更に、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)は、アプリケーション・サーバ(202)にビジネス・ロジック要求を送信することができる。アプリケーション・サーバ(202)は新たに更新されたビジネス・ロジック(213)を取り出し、そのビジネス・ロジックは、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)に送信され、それぞれのクライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)上のプロセッサによって処理され、メモリに記憶される。従って、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)上のビジネス・ロジック(213)は更新される。
[0070] 図2の他の例では、管理者デバイス(201)は、アプリケーション・サーバ(202)上のデータ・ファイルを含むデータベース(212)が更新されることを要求することができる。管理者デバイス(201)は、アプリケーション・サーバ(202)にアクセスし、データベース(212)のデータ・ファイルに対して任意の必要な更新を行う。更新は、アプリケーション・サーバ(202)上のプロセッサ(211)によって処理され、メモリ(210)に記憶される。更に、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)は、現行のデータ・ファイルをデータベース(212)から受信するための要求をアプリケーション・サーバ(202)に送信する。アプリケーション・サーバ(202)は新たに更新されたデータ・ファイルをデータベース(212)から取り出し、そのデータ・ファイルは、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)に送信され、それぞれのクライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)上のプロセッサによって処理され、メモリに記憶される。従って、クライアント・デバイス(204−1、204−2、204−n)上のビジネス・ロジック(213)は更新される。
[0071] 図3は、本明細書に記載されている原理の一例により、ユーザが言語を学習するのを支援するための方法を示すフローチャートである。一例では、この方法は、メディア・コンテンツにアクセスすること(ブロック301)を含む。一例では、言語学習プログラムは、ユーザによって指示された後、図1A及び図1Bに関連して記載されているように、数ある中で、例えば、RAM(114)、ROM(116)、HDD(118)、DVDドライブ(120)内で読み取り中のDVD、CDドライブ(122)内で読み取り中のCD、外部記憶装置(図1Aの126)、又はこれらの任意の組み合わせに記憶されているメディア・コンテンツにアクセスする。
[0072] ユーザ又はシステム(100、150、200)は、メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別する(ブロック302)。これらのコンテンツ・オブジェクトは、そのメディアのコンテンツ・オブジェクトに明示的にリンクされたオブジェクトである場合もあれば、そのメディアを描出している間に現れる注釈である場合もある。ユーザは、メモリからメディアを選択するか或いは明示リンク又は暗黙リンクによってコンテンツ・オブジェクトを作成することにより、コンテンツ・オブジェクトを識別又は受信する。システム(100、150、200)は、それからシステムがコンテンツ・オブジェクトを導出できるメディアとともに提示された時に、いくつかのコンテンツ・オブジェクトを自動的に識別することができる。上述したように、メディアは、DVDファイル、.avi、.mp4、.flv、.wmv、並びにRTMP及びRTSPなどのストリーミング・ファイルの形を取ることができる。メディア内でいくつかのコンテンツ・オブジェクトが識別される(ブロック302)。コンテンツ・オブジェクトは、ユーザ・コメント、レッスン、グループ、俳優、又はシーンを含むがこれらに限定されないように、図15A及び図15Bで実証されるように、関係を示す明示リンク又は暗黙リンクの形を取ることができる。これ以上の詳細については図15A及び図15Bに関連して後述する。
[0073] 図3の一例では、ユーザは次に、メディアが描出されている間に現れる可能性のある注釈など、識別されたコンテンツ・オブジェクトと対話することができる(ブロック303)。コンテンツ・オブジェクトとの対話は、そこに含まれている情報を読み取ること、(セグメント・コンテンツ・オブジェクトの場合などに)繰り返すこと、又はオブジェクトを複数回描出することを意味することができるが、これらに限定されない。セグメントを複数回繰り返すことは、再生速度を修正すること或いはセグメント又はサブタイトル・トラック並びにオーディオ・トラックに関する言語を変更することを含むことができる。また、コンテンツ・オブジェクトとの対話は、後でコンテンツ・オブジェクトについてテストを受けるためにコンテンツ・オブジェクトを申し込むこと、コンテンツ・オブジェクトを削除すること、又はコンテンツ・オブジェクトを編集することなど、コンテンツ・オブジェクトについてアクションを実行することを含むこともできる。ユーザがセグメント・コンテンツ・オブジェクトを編集する方法の一例は、セグメント・コンテンツ・オブジェクトのテキスト、開始時間、又は終了時間を調整することである。
[0074] 他の例では、サブタイトル情報をセグメントに変換することにより、セグメント・コンテンツ・オブジェクトが自動生成されている可能性がある。テキストが映画において話されたものと正確に一致していなかった場合に、ユーザは、テキストを編集することによってオブジェクトと対話し、コンテンツ・オブジェクトに正しい値を与えることができる。同様に、ユーザはセグメントの開始時間及び停止時間を調整することができる。
[0075] 図3の一例では、ユーザは、そのタイプのメディアに関連する単語及び語句を学習するために、関心のあるメディアを提供することができる。アクセスされた(301)メディア・コンテンツは、例えば、竜に関するファンタジーにすることができる。そのファンタジー・メディアが再生される時に、例えば、映画における俳優などのコンテンツ・オブジェクト(302)が注釈として又はユーザが対話する(303)ためのその他の方法で現れる可能性がある。数ある形のコンテンツ・オブジェクトの中で、呪文(spell)及び一服(potion)などの単語を繰り返すことができ、トリビアに関する他のユーザからのコメントを付加することができ、映画が撮影されたシーンを識別することができる。ユーザは、これらの様々なコンテンツ・オブジェクトと対話して、例えば、ユーザが勉強することを選択した言語で竜に関する追加の情報を学習することができる。
[0076] 図3の他の例では、ユーザは、識別された(302)注釈又はコンテンツ・オブジェクトに対するメタデータとして新しいコンテンツ・オブジェクトを作成しようと決心することができる。これらのコンテンツ・オブジェクトは他のコンテンツ・オブジェクトとの対話(303)の過程で作成されたものであるので、それらの関係を定義する明示リンクとともに作成される。例えば、ユーザは自分が対話している(303)コンテンツ・オブジェクトについてコメントすることができ、そのコメントは、他のユーザが読み取り、レーティングし、そこから利益を得るようなそのコメント自体のコンテンツ・オブジェクトになる。他の例では、それを何度も何度も繰り返すことによってセグメント・コンテンツ・オブジェクトと対話しているユーザは、繰り返しているセグメントと同期して自分の音声を記録することにより、オーディオ・コンテンツ・オブジェクトを作成することができる。オーディオ記録などの新しいコンテンツ・オブジェクトの作成は言語教育のための有益なツールである。オーディオ記録などのこれらのコンテンツ・オブジェクトは、測定することができ、検定に合格すれば、言語学習プログラム内でのユーザのスコア及び順位を高めるのに役立つ可能性がある。
[0077] 一例では、この方法は、いくつかの識別されたコンテンツ・オブジェクトを受信すること(ブロック302)と、メディア・インスタンスに関連するいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別すること(ブロック302)を含むことができる。上述したように、コンテンツ・オブジェクトは、図15A及び図15Bに関連して後述されるように、関係を示す明示リンク又は暗黙リンクの形を取ることができる。
[0078] 一例では、教師は、学習セッションのために学習すべきいくつかの語句リストを学生に提供することができる。このような語句リストは、様々な主題又はトピックを含む数ある語句リストの中で、挨拶、色、謝罪を含むことができる。一例では、学生は色について学習したいと希望することができる。学生は学習したいと希望するいくつかの色を選択する。従って、言語学習プログラムは、色に関連するいくつかのコンテンツ・オブジェクトを分析し識別する(ブロック302)ことになる。次に言語学習プログラムは、メディア・インスタンスに関連する色に関するいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別する(ブロック302)ことになる。メディアプレーヤはメディアからいくつかのセグメントを再生することになり、それによりユーザはコンテンツ・オブジェクトと対話して、この例では色に関する語句について学習することができる。
[0079] 図4は、本明細書に記載されている原理の更に他の例により、ユーザが言語を学習するのを支援するための方法を示すフローチャートである。図4の例では、この方法は、ユーザが、例えば、ユーザ名とパスワードなどの資格情報を提供した時にシステムが言語学習プログラムへのアクセスを許可すること(ブロック401)を含む。例えば、ユーザの母国語、ユーザの進捗状況、及び学習した単語を含む可能性があるユーザの設定のすべてがロードされる。自動的に又は図3に関連して上述したようにユーザから指示を受信した時にシステムによってメディアにアクセスする(ブロック402)か、語句リスト・コンテンツ・オブジェクトなどのリストから或いはユーザ検索又は暗黙リンクの結果により、いくつかのコンテンツ・オブジェクトが選択される(ブロック403)。映画のシーン、セクション、及びセグメントを繰り返すこと並びに再生速度を修正すること及びオーディオ、セグメント、又はサブタイトル・トラックを変更することなどのタスクを実行するために、ユーザによるプレイバック・コントロールの操作に応答して、プレイバックを操作する(ブロック404)ことができる。数ある中で、画像、単語、及びサブタイトルなどのいくつかの注釈をメディア内に提示する(ブロック405)ことができる。注釈は、例えば、ユーザの母国語での定義など、単語又は語句に関する追加のコンテンツを表示するために、メディア内でユーザによる選択のために提示される(ブロック405)。表示されるコンテンツ・オブジェクトは、その後、対話する(303)ことができ、メタデータとして追加のコンテンツ・オブジェクトへの明示リンク又は暗黙リンクを含むこともでき、このようなコンテンツ・オブジェクトは同じように選択し、対話する(303)ことができる。コンテンツ・オブジェクトとの対話(ブロック303)は、数ある形のコンテンツ・オブジェクト対話の中で、例えば、注釈を読み取ること又は描出すべきコンテンツ・オブジェクトを選択することを含むことができる。最初のオブジェクトとの任意のレベルの関連付けを有する任意の数の異なるタイプのコンテンツ・オブジェクトにアクセスするために、コンテンツ・オブジェクトを選択し対話するプロセスはユーザによって任意の回数、ナビゲートすることができる。
[0080] これらのコンテンツ・オブジェクトをユーザが選択し、これらのコンテンツ・オブジェクトを申し込む予定であることをこのような選択によって指示した時に、テストのためにいくつかのコンテンツ・オブジェクトを申し込む(ブロック406)ことができる。次にシステムは、テスト・モードを提示する(ブロック407)ことができ、コンテンツ・オブジェクトは「テスト・モード」などの異なる状態で提示され、そこでいくつかの申し込まれたコンテンツ・オブジェクトに関するユーザの言語理解及び習得状況(mastery)についていくつかのテストが実行される(ブロック408)。単語又は語句のテストとしては、数ある中で、単語又は語句の突き合わせ、単語又は語句のタイプ入力、ユーザの音声をオーディオ記録として記録することによる新しいコンテンツ・オブジェクトの作成、及びこれらの組み合わせを含むことができる。フィードバックは、図17及び図18に関連してより詳細に後述するように、レーティングを含むリストの形でユーザに提供することができる。
[0081] 図4の他の例では、システムはユーザを言語学習プログラムにログインさせる(ブロック401)。この例では、アクセスされた(ブロック402)メディアはカウボーイに関する映画にすることができる。メディアのプレイバックは、ユーザによるプレイバック・コントロールの操作時に、再生、一時停止、繰り返し、次のチャプタ、前のチャプタ、停止などのように操作される(ブロック404)。これらのコントロールにより、ユーザは、映画全体を観るか又は映画の特定のセグメントを選択することができる。映画のセグメントが再生される時に、映画のそれぞれのセグメントに対応する注釈がユーザ対話のためにシステムによって提示される(ブロック405)。
[0082] 例えば、「雄牛には前から、馬には後から、ばかにはどの方向からも近づいてはいけない(Never approach a bull from the front, a horse from the rear, or a fool from any direction)」という語句がこのカウボーイ映画で話される可能性があり、この語句に関するサブタイトルがユーザのデバイスのディスプレイ(132)上に現れる可能性がある。ユーザは、「雄牛(bull)」、「馬(horse)」、又は「ばか(fool)」という単語を理解していない可能性がある。従って、ユーザに対して提示される(ブロック405)これらの単語に関する注釈をユーザが選択すると、これらの単語に関する追加のコンテンツ・オブジェクトを提示することができる。例えば、ユーザが「ばか」という単語を選択した場合、「ばか」という翻訳コンテンツ・オブジェクトが表示され、ユーザの母国語での意味を示すことができる。更に、ユーザが「ばか」という単語を更に理解するのを助けるために、定義、画像、又はURLもユーザに提供することができる。更に、「ばか」という単語に関するその他の情報をユーザに対して表示することができる。これは、数ある中で、例えば、「ばか」と言っている俳優の人物コンテンツ・オブジェクト、「ばか」に関する映画、又は「ばか」という単語の起源を含むことができる。ユーザは、「ばか」が記憶するのに良い単語であると判断する可能性がある。「ばか」という単語は、将来のテストのために申し込む(ブロック406)ことができる。
[0083] いくつかの単語又は語句が申し込まれていると、ユーザに対してテスト・モードを提示する(ブロック407)ことができる。いくつかの申し込まれた語句がテストのためにユーザに対して提示される(ブロック408)。この例では、「ばか」という単語を含むセグメントがメディアから再生される。ユーザは、メディアの速度を落とすように再生速度を修正し、そのメディアを何回か繰り返すことができる。ユーザには、セグメント内に提示された単語を自分が正しく認識できることを証明するために、自分が聞いたことを転記する機会が与えられる可能性がある。また、ユーザには、ユーザがそこから選択するためにそのセグメントについて可能なテキストのリストが提示される可能性がある。テスト・モードについては図12に関連してより詳細に説明する。
[0084] 図5は、本明細書に記載されている原理の一例により、言語学習プログラムのためのグラフィカル・ユーザ・インターフェース(500)を示す図である。このグラフィカル・ユーザ・インターフェース(GUI)は、3つの主な部分、即ち、コンテンツ・ブラウザ(501)、コンテキスト・ガイド(contextual guide)(535)、及びプレーヤ・パネル(534)で構成される。図5のGUI(500)にはいくつかの要素が描写されているが、より少ないか又はより多い機能性を提供するためにより多くの要素又はより少ない要素をそこに取り入れることもできる。図5は、GUI(500)内に存在可能な要素の数及びタイプを示す一例である。
[0085] コンテンツ・ブラウザ(501)上では、ユーザはログアウト・ボタン(502)を介してプログラムを終了することができる。ユーザが言語学習プログラム内に定義された任意の動作又はトピックによるヘルプを希望する場合、言語学習プログラム内に含まれる機能をより良く理解するために関心のあるいくつかのトピックをユーザが検索するためにヘルプ(503)ボタンが使用可能である。数ある設定の中で、例えば、連絡先情報、アカウント設定、申し込みプラン、料金請求情報、及びパスワード復旧などの異なる設定間をユーザが切り替えるために設定ボタン(504)が使用可能である。更に、アカウント設定では、言語を学習し理解する際にユーザにより良く適合するように、数ある中で、例えば、パスワード、パスワード確認、母国語、学習言語、関心のある国、好ましいメディアプレーヤ、及びデフォルト辞書などの情報を選択することができる。更に、申し込みプランでは、例えば、プランの概要、利点、及びレートを含む基本申し込み又はプランの概要、利点、及びレートを含むプレミアム申し込みなど、いくつかのオプションを選択することができる。ユーザは、テスト設定のオン又はオフを切り替えるテスト・ボタン(505)を選択することもできる。更に、ユーザは、検索ボックス(506)を介して、数あるコンテンツの中で、映画、解説、及びテーマなど、プログラム内に含まれているコンテンツを検索したいと希望することができる。ユーザが検索キー単語又はフィルタ(506)を入力すると、実行される検索のみに対応するデータのサブセットによってコンテンツ・ブラウザを再生成することができる。検索は、すべてのタイプのコンテンツ・オブジェクトについて行われるか又は決定されたコンテンツ・タイプのセットに制約される可能性がある。
[0086] コンテンツ・ブラウザ(501)は、コンテンツ追加ドロップダウン・ボックス(507)と、映画タブ(508)、ビデオ・タブ(509)、音楽タブ(510)、ユーザ・タブ(511)、語句タブ(512)、オーディオ・タブ(513)、及びセグメント・タブ(514)などのタブによって編成されたコンテンツ・オブジェクト・タイプの非網羅的リストを含む。これらのタブは、タイプによって順序付けることができ、本質的に動的なものにすることができ、ユーザ定義可能であって、ユーザごとに変化する可能性がある。更に、いくつかのタブはユーザの好み次第で異なる順序付けにすることができ、いくつかのタブはそれぞれのユーザのためのコンテンツ・ブラウザ(501)パネルに含まれる場合もあれば含まれない場合もある。コンテンツ追加ドロップダウン・ボックス(507)により、ユーザは明示リンクなしにいくつかの新しいコンテンツ・オブジェクトを追加することができる。映画タブ(508)、ビデオ・タブ(509)、及び音楽タブ(510)は、それぞれ、映画、ビデオ、及び音楽について記述するいくつかのコンテンツ・オブジェクトを含み、それらは、図14A及び図14Bに関連して記載されているように、ページ付きリスト(541)内に表示される。ユーザは、それについて読み、それと対話するために、関連のメディア・ロケーションを有するものを再生するために、いくつかの映画、ビデオ、及び音楽コンテンツ・オブジェクトを選択することができる。更に、映画、ビデオ、及び音楽は、数ある中で、例えば、レーティング、長さ、ビュー、コンテンツ、及びデータなど、いくつかの方法でソートしカテゴリ化することができる。
[0087] ユーザがシステム内の何人かの他のユーザを見ることができるユーザ・タブ(511)も提供される。ユーザも、明示リンク及び暗黙リンクなどのすべてのコンテンツ・オブジェクトに固有の同じ機能性の多くを継承するコンテンツ・オブジェクトである。一例では、ユーザ・タブ(511)は、数ある基準の中で、関連性、名前、現在のユーザとの関係、又は位置に応じて何人かのユーザを順序付けすることができる。場合によっては、第1のユーザは第2のユーザとより多く対話することができる。その結果として、第2のユーザは本システム内の他のユーザより関連性が高い。従って、第2のユーザの情報は、第1のユーザがログインした時に、より頻繁に現れる可能性がある。ユーザが申し込んだものによって最初に順序付けられた種々の語句をそのユーザに示す語句タブ(512)が提供される。また、語句は、レーティング又はそのユーザがどの程度十分に語句又は単語を理解しているかを含み、それらによってソートすることもできる。
[0088] オーディオ・タブ(513)も提供され、これは、様々な単語又は語句を単独で或いはメディア・セグメントに関連して話したプログラムのすべてのユーザのオーディオ記録を含む。すべてのコンテンツ・オブジェクトと同様に、オーディオ・タブ(513)内のオーディオ・オブジェクトは、そのユーザがどの程度十分に語句又は単語を理解しているかに関するレーティングも含むことができる。正しく話されたものであると証明されたオーディオ・オブジェクトは、図17及び図18に関連して記載されているようにメトリクス及びスコアリングの決定要因となる。例えば、ユーザが「花嫁入場曲(here comes the bride)」と言うオーディオ・オブジェクトを作成し、そのオーディオ・オブジェクトが正しく話されたものであると証明された場合、そのオーディオ・ファイルに含まれるそれぞれの個々の単語及び語句(「here」、「comes」、「the」、及び「花嫁(bride)」)はいずれも「会話可能(can−speak)」というユーザ状態を割り当てることができる。オーディオ記録などのコンテンツ・オブジェクトの証明については図9において説明する。
[0089] ユーザによって選択された時にいくつかのセグメントをユーザに提供するために、セグメント・タブ(514)も表示される。返されるセグメントのリストは、範囲設定によって制約される可能性がある。例えば、ユーザは、単一DVDのみにアクセスすることができ、従って、ユーザがアクセスできるコンテンツの範囲をそのDVD媒体によって作成されたか又はそのDVD媒体内に収容されているセグメントとして設定することができる。この例では、セグメント・タブは、システム全体に及ぶすべてのセグメントのページ付きリストを返すのではなく、ユーザがアクセスできるか又はユーザが関連付けられているメディアの範囲内に常駐するセグメントのみのページ付きリストを返すことになる。範囲設定は、1つ又は複数のメディア項目について或いはそれらに対応するコンテンツ・オブジェクトについて設定することができる。コンテンツ・ブラウザ内のすべてのコンテンツ・オブジェクトと同様に、結果はフィルタ及び検索基準(506)によって制約される可能性がある。一例では、ユーザは、「ここから出よう(let’s get out of here!)」という語句を学習し、検索ボックス(506)内にその正確な語句をタイプ入力したいと希望することができる。次にセグメント・タブ(514)内のページ付きセグメントのリストは、「ここから出よう」という語句を使用する映画のシーンからいくつかのセグメントを示すことになる。従って、ユーザは、俳優が「ここから出よう」と言っているのを聞いて、その語句が様々な方法及びコンテキストでどのように使用されているかを確認するために、いくつかのシーンを選択することができる。更に、セグメント・コンテンツ・オブジェクトはそれらが取られたか又はそれらが関連付けられている映画を識別することができるので、システムのユーザは、どの映画から学習したいと思うかを選択することができる。
[0090] コンテンツ・ブラウザ(501)内の映画タブ(508)の下には、いくつかの映画コンテンツ・オブジェクト(515−1、515−2、515−n)が現れる可能性がある。映画は、数ある中で、例えば、最近観たもの、新しいリリース、メディア・タイプ、及びジャンルなどの順序又はグループ分けでリストすることができる。映画コンテンツ・オブジェクト(515−1、515−2、515−n)は、いくつかの映画についてタイトル、ピクチャ、映画の短い解説、及び映画のレーティングなどの詳細を含む限られた情報とともに「削減」状態で表示することができる。一例では、映画のレーティングは、G、PG、PG−13、及びRなどの包括的な映画のレーティングを含む。更に、映画の短い解説は、数ある解説の中で、例えば、あらすじ、俳優、公開日時、ジャンルを含むことができる。すべてのコンテンツ・オブジェクトと同様に、コンテンツ・オブジェクト内に表示される正確なデータは、コンテンツ・ブラウザ(501)の場合には短縮可能な、その現行状態に依存する。すべてのタブ(509、510、511、512、513、514など)と同様に、図5に表示されている映画タブ(508)は、一度にすべてを表示できるわけではないいくつかのコンテンツ・オブジェクト(515−1、515−2、515−n)をユーザがナビゲートし目を通すことができるようにする、次(541−1)ボタン及び前(541−2)ボタンを含むことができる。
[0091] コンテキスト・ガイド(535)は、その状態及びタイプによって描出されたコンテンツ・オブジェクトを表示するコンテンツ表示領域(527)を表示する。コンテンツ・オブジェクトは、それらがユーザの注意の現在の焦点であることを示す「スポットライト」状態で描出することができ、従って、例えば、映画のタイトル、映画のピクチャ、及び映画解説などの詳細な情報を含むことができる。実際のデータはコンテンツ・オブジェクトのタイプ及び状態に依存する。コンテンツ・オブジェクトは、ユーザがコンテンツを申し込むか、削除するか、ブロックするか、又は共有するか、若しくはその他の任意の数のアクションを実行できるようにするためにユーザに対して提示されるアクション・ドロップダウン・リスト(526)を有する。また、すべてのコンテンツ・オブジェクトは、ユーザが平均レーティング及びレーティングの数を見て、コンテンツ・オブジェクトを自分でレーティングできるようにする、レーティング・コントロール(523)も有する。映画コンテンツ・オブジェクトは、数ある中で、例えば、あらすじ、映画内の何人かの俳優、公開日時、及びジャンルを含むことができるが、これらに限定されない。
[0092] コンテキスト・ガイド(535)内に「スポットライト」状態(519)で描出されたコンテンツ・オブジェクトは、選択されたメディアの位置をユーザが指定、選択、追加、又は編集できるようにするメディア・ロケーション・ドロップダウン・ボックス(522)も含む。例えば、表示されているコンテンツ・オブジェクト(527)がそのデータのすべてとともに「スポットライト」状態で描出される場合である。含まれるデータの一部はいずれもその映画/タイトル/音楽を再生できるメディア・ロケーションである。メディア・ロケーション(522)は、例えば、DVDドライブ、ファイル、及びURLにすることができるか、すべてのユーザにとって共通の位置としてアプリケーション・サーバ(202)から得ることができるか、或いはそのユーザのパーソナル・コンピュータのみに固有のプレーヤ(102)内のローカル・データベース・キャッシュ(137)から得ることができる。例えば、ユーザがメディアのために備えているが、他のユーザとは共有されない、ローカル・ファイルが存在する可能性がある。
[0093] 更に、コンテンツ追加ドロップダウン・ボックス(524)により、ユーザは、「スポットライト」状態の主なコンテンツ・オブジェクトに対し、明示リンクで関連付けられる追加のコンテンツを追加することができる。コンテンツ追加ドロップダウン・ボックス(524)は、コンテンツ追加ドロップダウン・ボックス(507)と同様であるが、新たに作成されたコンテンツ・オブジェクトもメタデータとして機能し、明示リンクが作成されるという点で異なっている。一例では、コンテンツ追加ドロップダウン(524)によって追加されたコンテンツはコメントの形のすることができ、そのリストはチャットを構成し、そのチャットではユーザは行われたコメントの履歴をスクロールし、他のユーザがオフラインである時にコメントを離れることができ、コメントは会話のスレッドとして作用する。他の例では、ユーザは、他のユーザがオンラインである時にそのユーザと生でチャットすることができる。更に、チャットは、特定のユーザのみがチャットの対話を閲覧できるようにするために私的設定及び公的設定を有する検索可能なコンテンツ・オブジェクトとして使用することができる。更に、チャットは、ユーザがタイプ入力する時に、正しい順序でその文字を含む単語又は単語の辞書が現れる、オートコンプリート辞書を含むことができる。ユーザは、その単語をタイプ入力し続けることができるか、或いはオートコンプリート辞書によってユーザにとって使用可能になったものとして正しい単語を選択することもできる。
[0094] コンテキスト・ガイド(535)は、上記のコンテンツ・オブジェクトに明示的にリンクされた他のコンテンツ・オブジェクトのすべてを含むいくつかのタブ(525−1、525−n)を含む。これらのオブジェクトは、その関係を記述する明示リンク・タイプ又はメタデータ・タイプを表すタブによってグループ分けすることができる。これは、コメント(525−1)或いは任意のその他のタイプの関係又はコンテンツ・タイプ(525−n)などの明示リンク関係タイプを含むことができる。タブは、同時にすべてを表示できるわけではないコンテンツ・オブジェクトのリストを含むことができるので、一例では、映画タブ(508)の次(541−1)タブ及び前(541−2)タブに関連して上述したように動作するナビゲーション・ボタン(541−3、541−4)を含む。これらのタブ(525−1、525−n)は、スポットライトを当てられたコンテンツ・オブジェクト(527)に関するデータを示すために存在するものである。更に、図15Aに描写されているように、特定の映画(図15Aの1501)は、コメント(図15Aの1502)、人物(図15Aの1504)、グループ(図15Aの1505)、及びシーン(図15Aの1503)にリンクすることができる。従って、一例では、この特定の映画(図15Aの1501)はスポットライトを当てられたコンテンツ・オブジェクト(527)に対応し、コメント(図15Aの1502)、人物(図15Aの1504)、グループ(図15Aの1505)、及びシーン(図15Aの1503)はコンテキスト・ガイド(535)内でスポットライトを当てられたコンテンツ・オブジェクトに関するタブ(525−1、525−n)になる。コンテキスト・ガイド(535)は、任意のコンテンツ・オブジェクトを「スポットライト」状態で保持することができ、メタデータとして以下に表示されるコンテンツ・オブジェクトはスポットライト内に移動することができ、次にそれはそれぞれに対応するメタデータをタブ(525−1、525−n)内にも示すことになる。一例では、コンテキスト・ガイド(535)においてスポットライトを当てられたコンテンツ・オブジェクト(527)はコメント(図15Aの1502)にリンクされる。例えば、ユーザがこの特定のコメント(図15Aの1502)についてもっと知りたいと希望する場合、ユーザはコメントというラベルが付いたタブ(525−1)を選択することができる。コメントの記述並びにその他のコンテンツへのリンクは適切なタブの下のコンテンツ表示領域(527)に現れる可能性がある。更に、ユーザは、ナビゲーション・ボタン(541−3、541−4)を使用することにより、このタブ(525−1)に関するより多くの情報をスクロールすることができる。
[0095] プレーヤ・パネル(534)は、ビデオ画像を表示するために使用されるビデオ・ディスプレイ(528)と、メディア全体に対する関係における現在位置を表示する進捗状況バー(529)と、数ある注釈の中で、例えば、オーディオ、画像、URL、及び説明など、コンテンツ・オブジェクトにリンクされるユーザ対話用の注釈を表示するためのセグメント・パネル(530)とを含む。更に、セグメント・パネル(530)内に現れる単語又は語句は異なる色で下線を引いて、特定の単語又は語句を定義、オーディオ、画像、URL、又は説明などの異なるタイプのコンテンツにリンクできることを示すことができる。また、セグメント・パネル(530)内の単語及び語句は、特定のユーザとのそれぞれの関係に応じて色を着けることもできる。例えば、ユーザが「テスト・モード」で一貫して間違って識別する単語は赤く色を着けることができる。
[0096] 一例では、ユーザは、いくつかのチェックボックスを介して、定義、オーディオ、画像、URL、及び説明にリンクされた単語又は語句間を切り替えることができる。ユーザがこれらのリンクにアクセスするために、ユーザは単純にその単語又は語句をクリックすることができ、対応するコンテンツ・オブジェクトはコンテキスト・ガイド(535)のスポットライト領域(519)内に表示される。ユーザは、次ボタン及び前ボタン(536)をクリックすることにより、どのセグメントがセグメント・パネル(530)に現れるかを変更することができる。ユーザは、それが使用可能である時はいつでも、繰り返しボタン(537)をクリックすることにより、現行セグメントを繰り返すか又はメディアの現在位置に基づいて新しいセグメントを作成することができる。これにより、コンテキスト・ガイド(535)のスポットライト領域(519)内で対応するセグメント・コンテンツ・オブジェクトが開くことになる。メディアが開始される前に又はメディアが再生している間に、ユーザは再生速度コントロール(538)を使用してメディアの再生速度を修正することができる。プレーヤ・パネル(534)内の他のコントロールと同様に、このコントロールはプロパティを設定し、プレーヤ内の対応するメソッドを呼び出してその挙動を変更する。
[0097] ユーザは、全画面トグル・ボタン(531)を介して全画面と削減画面とを切り替えることができる。また、ユーザは、音量スライダ・バー(532)を介してオーディオ音量を上げるか又は下げることができる。更に、ユーザは、数ある中で、再生、一時停止、停止、早送り、巻戻し、次のチャプタ、前のチャプタ、スロー、繰り返しなどのプレイバック・コントロール・ボタン(533)を操作して、メディアから任意のシーンを選択し、言語を学習することができる。一例では、ユーザは、上記の再生速度コントロール(538)を使用してオーディオ又はメディア・ファイルのプレイバック速度を調整するようにコントロールを操作することができる。同様に、セグメント及びオーディオ・コンテンツ・オブジェクトも、音量、再生速度、並びにそのオブジェクトが他のコンテンツ・オブジェクトと同期してそれとともに開始及び停止すべきかどうかを調整するために、同様のコントロールを含むこともできる。このプログラムは、オーディオ・ファイルとその他のオーディオ・ファイルとの同期並びにオーディオ・ファイルとセグメントとの同期を提供することができる。例えば、ユーザが単語又は語句をより良く理解できるように、ユーザがプレイバック速度を落とすことができる。一例では、プレイバック速度を落とした時にオーディオ・ファイルのピッチは変更されない。
[0098] 図5の様々な例では、ユーザは、システムにログオンし、言語をフランス語から英語に変更したいと希望することができる。この例では、ユーザは設定ボタン(504)又はおそらく言語ドロップダウン・リストをクリックする。アカウント設定の下で、ユーザはスペイン語という母国語を保持しているが、目標学習言語をフランス語から英語に変更する。次に言語学習プログラムはユーザが英語を学習するためにセットアップされる。個々のコンテンツ・オブジェクトも、そのオブジェクトについて指定された言語を変更するための言語ドロップダウン・リストを有することができる。コンテンツ・ブラウザ(501)内の映画タブ(508)の下には、それぞれの個別のタイトル、ピクチャ、映画の短い解説、及び映画のレーティングとともに、種々の映画コンテンツ・オブジェクト(515−1、515−2、515−n)を「削減」状態で表示することができる。ユーザは、ナビゲーション・ボタン(541−1、541−2)をクリックして、より多くの映画を表示することができる。一例では、ユーザは1本の映画を決定することができる。この例では、ユーザは映画コンテンツ・オブジェクト(515−1)をクリックする。次に選択された映画に関する情報が上記の例によりスポットライトを当てられた状態でコンテキスト・ガイド(535)内に現れる。次にユーザは、映画の長い解説(520)を見て、以下のタブ(525−1、525−n)内のコメント及びその他の明示的にリンクされたコンテンツ・オブジェクトなど、その他のメタデータを見ることができる。また、ユーザは、コメント追加ドロップダウン・ボックス(524)を使用して、コメントなどの自分自身の明示的にリンクされたメタデータを追加することもできる。例えば、その映画がどこで撮影されたかなどのその映画に関するその他の情報を表示することができる。更に、コンテンツ追加ドロップダウン・ボックス(524)は、ユーザがコメント並びにその他のメタデータを追加できるようにするためにも使用される。この映画を再生するために、ユーザはメディア・ロケーション・ドロップダウン・リスト(522)をクリックして、DVDドライブ、ファイル、又はストリーミング・ロケーションなど、どこからその映画を再生するかを選択する。代わって、メディア・ロケーションが全くリストされていない場合、ユーザは、メディア・ロケーション・ドロップダウン(522)にロケーションを追加することができる。メディアは開かれると自動再生することができ、ユーザはプレーヤ・パネル(534)に含まれているプレイバック・コントロール・ボタン(533)に基づいてプレイバックを操作することができる。映画はビデオ・ディスプレイ(528)上に再生される。ユーザは、音量スライダ・バー(532)を介して又はキーボードからのホットキーにより、音量を上げるか又は下げることができる。
[0099] 注釈及びサブタイトルはセグメント・パネル(530)内に現れ、そこでユーザは単語、語句、及びその他のコンテンツ・オブジェクト(303)と対話して目標言語でのそれらの意味を理解する。ユーザは、図12に関連して後述するように、いくつかの語句を申し込むことができる。語句の申し込みは、後でテストを受けることを見込んで行うことができる。映画が再生される時に、ユーザは、プレイバック・コントロール(533)を操作して、映画の速度を落としたり、繰り返し、スキップ、一時停止、及び再生を行って、メディア内に収容されている単語又は語句をより良く理解することができる。
[00100] 一例では、映画が終了すると、ユーザはメディアに収容されている単語又は語句を良く理解している可能性がある。ユーザは、テスト・モード・ボタン(505)を選択してテスト・モードをオンにすることができる。ユーザは、図12に関連して記載されているように、申し込まれた語句のうちのいくつかについてテストを受ける。また、ユーザは、自分の発音を練習するのに役立つオーディオ・ファイルなどの自分自身のコンテンツ・オブジェクトを作成し、ユーザによって話されたオーディオがメディアの意図された値と一致するかどうかを検出する音声認識ソフトウェア又はその他のサービスにより自分の記録が証明されるかどうかについて即時フィードバックを得ることもできる。
[00101] いくつかのテスト及び映画を終了すると、ユーザは言語学習プログラムを終了したいと希望することができ、ログアウト・ボタン(502)を使用してそれを実行する。ユーザがシステムにログインし、システムからログアウトする時に、メトリクスにおいて後で使用するためにセッション情報が追跡され維持される。ユーザはシステムにおいて序文の進捗状況及び進歩を確認できるだけでなく、その習熟度レベルに到達するために要したセッション数、分数、及び日数も確認することができる。一例では、ユーザが適時にログアウトしなかった場合、セキュリティ目的及びシステム使用の正確な記録を維持するために自動的にログアウトされることになる。更に、言語学習プログラムが本質的に動的である場合、GUIに含まれている注釈と対話し、目標言語を学習するためにユーザが取ることができるいくつかの異なる組み合わせ及び経路を実現することができる。
[00102] 図5Aは、本明細書に記載されている原理の他の例により、言語学習プログラムのためのユーザ・インターフェース(500)を示す図である。図5Aの例では、プレーヤ・パネル(534)は、対応するセグメント・コンテンツ・オブジェクト及びメディア操作コントロールを含む現行のセグメント・パネル(530)だけでなく、メディア(539)内の前のセグメント及び次のセグメントのための短縮されたセグメント・パネルにも関連付けられている。この例を使用すると、ユーザは、次ボタン及び前ボタン(536)をクリックすることにより、表示を拡大するか又は示されているセグメント・パネル(530)のセットを変更することができる。このようにして、ユーザは、単一セグメントより大きい塊でメディアに沿って進むことができるが、シーン全体、共通の語句を含むセグメントのリスト、又は短編映画についてテストを受けることができる。一例では、ユーザは、実生活の会話を模倣して更に練習するために再生されている時にメディア・セグメントと同期して一続きの記録を作成することができる。
[00103] 図5Aに描写されているように、セグメント・パネル(530)は、ユーザが、例えば、テスト・シナリオにおいてターゲット・セグメント(562)を暗唱しようと試みる時に読み取ることができるターゲット・セグメント(562)を含む。一例では、ユーザがターゲット・セグメント(562)を暗唱する時に、システム(100、150、200)によって記録されたユーザの音声による口頭の暗唱(560)を表示することができる。この例では、口頭の暗唱(560)は、その口頭の暗唱がターゲット・セグメント(562)及びそれに関連するオーディオ・データと一致しないかどうか、どのように一致しないか、並びにターゲット・セグメント(560)内のどこで一致しないかを示すことができる。一例では、種々の色を使用して、ユーザがどこでターゲット・セグメント(562)の一部分を正しく又は間違って暗唱したかを示すことができる。例えば、ターゲット・セグメント(562)がユーザによって暗唱されている間又はその後に、正しく暗唱されなかったターゲット・セグメント(562)の一部分を赤色で提示することができ、正しく暗唱されたターゲット・セグメント(562)の一部分を緑色で提示することができる。このように、ユーザには、そのユーザがターゲット・セグメント(562)を適切に暗唱したという可視指示が提示される。図5Aの例では、ユーザは、ターゲット・セグメント(562)内の「はまって(stuck)」という単語を正しく暗唱できず、その代わりに「吸い込まれて(suck)」という単語を暗唱した。従って、「吸い込まれて」という単語をユーザに対して赤で提示することができる。更に、ユーザは「ずっと(forever)」という単語を正しく暗唱しており、この例では、「ずっと」という単語は口頭の暗唱(560)において緑で提示することができる。
[00104] 上記の例では、ターゲット・セグメント(562)を正しく言えるユーザの能力がテストされている。しかし、他の例では、例えば、ユーザが聞いているセグメントをユーザがセグメント・パネル(530)にタイプ入力できるようにすることにより、ターゲット・セグメント(562)を正しく書けるユーザの能力をテストすることができる。この例では、ターゲット・セグメント(562)は、セグメント・パネルでユーザに対して表示することができないが、ユーザが聞いたことをタイプ入力し終えた後に表示することができる。次に、タイプ入力された暗唱は、上述したようにターゲット・セグメント(562)と比較することができる。
[00105] 一例では、メディアプレーヤがターゲット・セグメント(562)に関連するオーディオ及び/又はビデオを描出する時にユーザがターゲット・セグメント(562)に沿って進むのを支援する動画化したインジケータ(568)を表示することができる。動画化したインジケータ(568)は、ユーザがターゲット・セグメント(562)のタイミング及びリズムを理解するのも支援する。更に、ターゲット・セグメント(562)がユーザに対して出力されている時に、ターゲット・セグメント(562)のオーディオ・トラック内のどこをユーザが現在聞いているかをユーザが理解するのを支援するために、オーディオ波形可視化(570)及び関連のタイミング・インジケータ(566)をユーザに対して提示することもできる。
[00106] ユーザによって選択された時に、ターゲット・セグメント(562)として現在表示されているセグメントを繰り返すために、セグメント・パネル(530)内に繰り返しボタン(564)も提供することができる。また、ユーザによって選択された時に、ユーザに対して出力されるメディアに関連するオーディオ・トラックの音量を調整するために、セグメント・パネル(530)内に音量ボタン(572)を提供することもできる。
[00107] 図6は、本明細書に記載されている原理の一例により、言語学習プログラムのユーザ・アカウントがどのようにインスタンス化されるかを示すフローチャート(600)である。一例では、ユーザが言語学習プログラムにアクセスするために、並びに言語学習プログラムが、数ある中で、例えば、ユーザの名前、言語設定、ユーザの進捗状況、ユーザ・コンテンツ、及びユーザ設定などのユーザ情報を記憶するために、ユーザ・アカウントが作成される(ブロック601)。また、ユーザ・アカウントは前もって管理者によって作成することもできる。一例では、ユーザ・アカウントは、同じく加入するよう友人又は連絡先を勧誘するシステム内の他のユーザによって仮に作成することができる。この例では、勧誘された友人は、自分の仮のアカウントに関する電子メール又はその他の通知を受信することができる。更に、一例では、それぞれのユーザは、それによって言語学習プログラムがそれぞれのユーザを識別する、固有のユーザ名及びパスワードを作成することができる。ユーザ・アカウントは、ユーザ、管理者、学校又は企業で使用する場合は教師、校長、管理者、又はこれらの任意の組み合わせなど、そのように実行するよう指定された人物によって作成することができる。このように固有の名前及びパスワードを作成すると、システムは、数ある所望の操作の中で、プログラム設定を変更するか又はコンテンツを追加するためにユーザをログインさせる(ブロック602)ことができる。
[00108] 上記の所与の例に即して、言語学習プログラムにログインする(ブロック602)ために、ユーザ・アカウントが作成される(ブロック601)。ユーザがアカウントを作成する場合、ユーザ名及びパスワードはそれぞれのユーザごとに固有のものでなければならない。場合によっては、ユーザ名はユーザの電子メールである。更に、ユーザ名及びパスワードは、開発者によって確立されたユーザ名及びパスワード生成に関する特定の基準に適合しなければならない。ユーザのユーザ名及びパスワードが開発者によって規定された基準に適合しない場合、ユーザは規定された基準に適合するユーザ名及び/又はパスワードを再入力しなければならない。例えば、ユーザはYodaFor2012というユーザ名を作成することができる。言語学習プログラムはユーザ名のデータベースをチェックする。YodaFor2012というユーザ名が他のユーザによってまだ取得されていない場合、ユーザは、開発者によって規定された基準に適合する限り、このユーザ名を使用することができる。この例に即して、YodaFor2012というユーザ名がすでに取得されている場合、システムは、このユーザ名がすでに取得されているというメッセージをユーザに対して提示し、異なるユーザ名を選択するようユーザに指示する。ユーザは、他のユーザによってまだ取得されておらず、開発者によって規定された基準に適合する他のユーザ名を選択しなければならないか、或いはユーザはシステムによって提案された自動生成名を選択することができる。アカウント作成を完了するために、電子メール・アドレスの検証、言語学習システムを使用するための条件の受諾、並びに申し込みの選択及び支払などであるが、これらに限定されない様々な活動が必要である可能性がある。
[00109] プレーヤ並びにすべての必要なファイル、ライブラリ、及び様々なメディア・タイプを描出するために必要なコーデックなどの言語学習プログラムのコンポーネントは、図1A及び図1Bに関連して上述したように、例えば、コンピュータ・システム又はスマートフォンなどのクライアント・デバイス(108)にダウンロードされる(ブロック603)。プログラムをダウンロードすることはクライアント・デバイス(108)に指示し、完全な言語学習プログラムのための機能性を与えるものである。言語学習プログラムのすべてのモードが追加のファイルのダウンロード及びインストールを必要とするわけではないが、高度の特徴又は特定のメディア・タイプのために必要になる可能性がある。プログラム・コンポーネントは、例えば、ワールドワイドウェブ、コンパクト・ディスク、或いは外部ハードドライブ又はUSBドライブなど、このようなプログラムを記憶できる任意のメディアを使用することによってダウンロードすることができるが、これらに限定されない。映画を記憶できるメディア・ファイルのタイプ次第で、サードパーティのメディアを描出できるようにするために、追加のコーデックス、ライブラリ、又はファイルのダウンロード(ブロック603)を実行することができる。上記のように、このようなメディア・ファイルとしては、DVDファイル、.avi、.mp4、.flv、.wmv、並びにRTMP及びRTSPなどのストリーミング・ファイルを含むことができるが、これらに限定されない。従って、言語学習プログラムは、ユーザが提供する任意のタイプのメディアを再生することができる。
[00110] 図6の一例では、ユーザは、ワールドワイドウェブなどのネットワークを使用して言語学習プログラムをダウンロードする(ブロック603)ことができる。一例では、ユーザはメディアとしてDVDを提供したいと希望することができる。ユーザがこのようなメディアを再生するために正しいコーデックス、ライブラリ、又はファイルをインストールした(ブロック603)場合には、DVDのコンテンツは言語学習プログラム上で再生される。ユーザは、自分のコンピュータ・デバイス上に記憶されている.avi、.mp4、.flv、.wmvなどのメディア・ファイルを使用することができ、このタイプのメディアを言語学習プログラム上で使用したいと希望する。ユーザは、このようなメディアを再生するために必要ないくつかのコーデックス、ライブラリ、又はファイルをダウンロードしなければならない可能性がある。一例では、ユーザは、.aviファイルを再生するために正しいコーデックス、ライブラリ、又はファイルを持っていない。この例では、ユーザは、.aviファイルを再生するために、.aviファイルに関連する正しいコーデックス、ライブラリ、又はファイルをダウンロードする(ブロック603)ことができる。ユーザは、正しいコーデックス、ライブラリ、又はファイルをダウンロードすると(ブロック603)、コンピュータ・デバイス上で.aviファイルを再生することができる。
[00111] 図7は、本明細書に記載されている原理の一例により、メディア・サブタイトルからのセグメント・コンテンツ・オブジェクトの抽出のための方法を示す図である。特定の例示的な原理により、メディア(701)はデコーダ(702)と対話する。ソフトウェア・コンポーネントであるデコーダ(702)は、オーディオ及びビデオ・ストリームをデコードするために使用される。デコーダ(702)はメディアをいくつかのストリームにデコードし、そのストリームは、数あるフィルタの中で、オーディオ・フィルタ(703)、サブピクチャ・フィルタ(704)、及びビデオ・フィルタ(705)を含む、追加の処理のためのいくつかのフィルタに転送することができる。これらのフィルタ(703、704、705)はデータ・ストリームを処理し操作するために使用される。更に、これらのフィルタ(703、704、705)は、1つのフィルタが前のフィルタの出力を受け取るフィルタ・チェーンを作成するために連続してなど、任意の組み合わせで使用することができる。
[00112] メディア・サブタイトルからセグメントを抽出するために、デコーダ(702)からのサブピクチャ・ストリームについてサブピクチャ・フィルタ(704)が使用される。サブピクチャ・フィルタ(704)から、セグメント・フィルタ(706)はサブピクチャ・フィルタ(704)の所望の一部分をフィルタリングすることができる。サブタイトルがフィルタで除去されると、そのサブタイトルは画像の形になる。画像処理は、ピクチャ・サブタイトル画像をテキストベースのフォーマットに変換するために使用される光学式文字認識(OCR)(707)を改善するのに有用である可能性がある。画像処理としては、画像の色、フォント、又は傾斜状況を変更すること並びに画像が現れたか、消滅したか、又は変化したメディア内の正確な位置を検出することを含むことができる。OCRにかけたテキスト、開始時間、及び終了時間を含むセグメント情報は、プレーヤのデータベース・キャッシュ(図1の137)に記憶され、完全なセグメントとして又はそれぞれのセグメントに関する単語及び語句のリストとしてアプリケーション・サーバ(138)にアップロードすることができる。メディアを描出するたびにそれらを容易に再生できるので、アプリケーション・サーバ(138)上にセグメント全体を記憶することは不要である。しかし、それぞれのセグメントで使用される単語及び語句のリストは、検索機能を可能にするためにアプリケーション・サーバのデータベース(140)に記憶することができる。セグメント(709)及びその他のメタデータ・タイプのコンテンツ・オブジェクト(711)は、使用された可能性のあるセグメント・トラック又はサブタイトル・ファイルなどの追加の情報と同様にデータベース・キャッシュ(図1の137)に記憶することができる。また、データベース・キャッシュ(図1の137)は、パフォーマンス上の考慮事項についてローカル・クライアント上にキャッシュされたその他のデータを含むこともできる。従って、セグメントは、メディア・サブタイトルから抽出し、ローカル・クライアント・デバイス(108)並びにアプリケーション・サーバのデータベース(140)上に記憶することができる。その結果として、メディア・サブタイトルは、1回抽出して記憶するか又は必要な場合にメディアが再生されるたびに抽出し記憶することができる。すでに描出されているセグメントをユーザが再生する場合、メディアプレーヤはデータベース・キャッシュ(図1の137)を使用してサブタイトル情報を提供することができる。
[00113] 図8は、本明細書に記載されている原理の一例により、クローズドキャプションの抽出のための方法(800)を示す図である。一例では、メディア(801)は、デコーダ(802)を使用してデコードされる。ソフトウェア・コンポーネントであるデコーダ(802)は、オーディオ及びビデオ・セグメントをデコードするために使用される。デコーダ(802)は、数ある中で、オーディオ・フィルタ(803)、クローズドキャプション・フィルタ(804)、及びビデオ・フィルタ(805)を含むいくつかのフィルタを使用して、メディアをいくつかのセグメントにデコードする。クローズドキャプション・フィルタ(804)はテキストベースのフィルタである。従って、クローズドキャプションをOCRにかける必要はなく、クローズドキャプション抽出方法をより容易にする。クローズドキャプション(810)及びコンテンツ・オブジェクト(811)などのメタデータは、上述したようにそれぞれのセグメント(809)についてローカル・データベース・キャッシュ(図1の137)上に記憶される。従って、セグメントはメディア・クローズドキャプションから抽出し、ローカル・クライアント・デバイス(108)並びにアプリケーション・サーバのデータベース(140)上に記憶することができる。その結果として、メディア・クローズドキャプションは、1回抽出して記憶するか又は必要な場合にメディアが再生されるたびに抽出し記憶することができる。すでに描出されているセグメントをユーザが再生する場合、メディアプレーヤはデータベース・キャッシュ(137)を使用してクローズドキャプション情報を提供することができる。メディア・サブタイトル及びクローズドキャプション・データからセグメントを抽出することに加えて、このプログラムは、MPEG−4ファイル、.srtライルなどであってこれらに限定されない様々なメディア・ファイル・フォーマット及びメタデータ・ファイル・フォーマットからその他のコンテンツ・オブジェクト及び注釈を抽出することもできる。このデータは、ローカル・データベース・キャッシュ(137)又はアプリケーション・サーバのデータベース(140)のいずれかに直接送信することができる。
[00114] 一例では、プレーヤのローカル・データベース・キャッシュ(137)は、メディアから抽出されたセグメント及び関連のファイルに関する情報以上のものを収容する。これは、ユーザに対して表示されたファイルの可視化を含む、ローカルで作成されたオーディオ・ファイルに関する情報も収容する。オーディオ入力コンポーネント(図1の135)を介してクライアント・デバイス(108)上でオーディオを記録することにより生成されたオーディオ・ファイルなど、何らかのシステム・データは、プレーヤによってのみ生成される。プレーヤのローカル・データベース・キャッシュ(図1の137)とアプリケーション・サーバのデータベース(図1の140)の間には、必要に応じてデータをアップロードしダウンロードする同期メカニズムが存在する。何らかの矛盾が発生した場合、アプリケーション・サーバのデータベース(14)がマスタであり勝者である。
[00115] 図9は、ユーザ作成コンテンツ・オブジェクトが正しく作成されたものとしてどのように証明できるかを示す図であり、それにより特定のユーザがそのコンテンツ・オブジェクトに関する単語及び語句について有することになるメトリクス及びスコアが増加する。図3において述べたように、ユーザは何らかの時点で新しいオブジェクトをメタデータとして作成することになる(ブロック304)。一実施形態では、ユーザは、既存のセグメント又はその他のオーディオ・オブジェクトに対するメタデータ(及びそれによる明示リンク)としてオーディオ・コンテンツ・オブジェクトを作成することになる。オーディオ・コンテンツ・オブジェクトを作成することは、単語及び語句を話す自分の能力をテストするための機会をユーザに与えるものである。ユーザが適切な作業を行い、その作業が証明された場合、そのオーディオ・コンテンツ・オブジェクトは他のユーザによって消費することができ、消費及びレーティングに基づいてマイクロペイメントを受け取るチャンスが作者に与えられる。オーディオ記録などの何らかのコンテンツ・オブジェクトの場合、対応するファイル及びデータは、ローカル・データベース・キャッシュ(137)に最初に記憶されるが、アプリケーション・サーバのデータベース(140)にアップロードする必要がある。関連のオーディオ・ファイルのこのアップロード(ブロック901)は、正規のクライアント・サーバ同期プロセスの一部として或いは新しいコンテンツ・オブジェクトが作成又は編集された時に直ちに行うことができる。
[00116] オーディオ・ファイルなどの新しいコンテンツ・オブジェクトがアプリケーション・サーバのデータベース(140)内に届くと、他のユーザが自分自身の言語教育のためにそれに依存できるように作者がそれを正しく作成して証明したかどうかを確認するために評価を受けることができる。一例では、コンテンツ・オブジェクトは、システム内に構築された自動評価プロセス(ブロック902)によって証明される。オーディオ・オブジェクトのような何かの場合、自動評価は、ユーザによって話され、システムによって捕獲されたオーディオが意図された値と一致するかどうかを検出する音声認識ソフトウェア又はサービスの使用にすることができるが、これに限定されない。例えば、「また戻ってくる(I’ll be back)」と言う映画のセグメントをユーザが再生し、そのセグメントに結び付けられたオーディオ・コンテンツ・オブジェクトを作成し、おそらくそのセグメントと同期してそれを記録する場合、そのオーディオ・ファイルは音声認識エンジンからプレーンテキストとして「また戻ってくる」を返すはずである。そうである場合、このオーディオ・コンテンツ・オブジェクトは証明される。いずれの場合でも、ユーザがその映画のセグメントをどの程度十分に再現したかについて即時フィードバックがユーザに与えられる。その後、「また戻ってくる」という自分の描出をユーザが記録することによって作成されたオーディオ・コンテンツ・オブジェクトは、適切な証明済み状態又は未証明状態に設定される(ブロック904)。
[00117] 図9では、コンテンツ・オブジェクトが自動評価ロジックに合格したかどうかにかかわらず(ブロック902)、ユーザの作業がその同位者(peer)によって評価されることは有用である。システム内のその他のユーザは、新しい未証明コンテンツについて「テスト・モード」に入り、自分自身の理解力についてテストを受けることができる(ブロック903)。例えば、記録されたオーディオのテキストを誰かが正しく識別できる場合、それは正しく話された可能性が最も高い。十分なユーザが正しい答えを獲得し、これらのユーザのうちの特定の数がその言語を話したことを証明された場合、それが自動評価ステップに合格したかどうかにかかわらず、そのコンテンツ・オブジェクトを証明することができる(ブロック902)。その後、そのコンテンツ・オブジェクトは適切な証明済み状態又は未証明状態に設定される(ブロック904)。
[00118] 図9では、コンテンツ・オブジェクトが証明済み状態又は未証明状態に設定されている場合(ブロック904)、その状態を更新させることができる暗黙的にリンクされた単語/語句のコンテンツ・オブジェクトが存在する(ブロック905)。例えば、「私はあなたを知らない(I don’t know you)」というオーディオをユーザが正しく記録した場合、そのオーディオ・ファイル内の単語/語句はそれぞれ、「私(I)」、「ない(don’t)」、「知る(know)」、及び「あなた(you)」という暗黙的にリンクされたコンテンツ・オブジェクトを有し、ユーザはこれらをそれぞれ正しく言っていなければならないので、そのユーザをこれらの単語/語句に関して「会話可能」という状態に設定することができる。「会話可能」状態でマークされる前に個々の単語/語句を複数回言うことが必要である可能性がある。図18ではこのプロセスをより詳細に説明する。
[00119] 図10は、本明細書に記載されている原理の一例により、ユーザが新しいセグメントを作成するか又は既存のセグメントを修正するための方法を示す図である。一例では、メディア(1001)が再生される時に、ユーザはセグメント・コンテンツ・オブジェクトを開くか又はユーザ・インターフェース内にセグメント注釈が現れるのを見る(1002)ことができる。代わって、ユーザは、新しいセグメント・コンテンツ・オブジェクトを作成するために映画の1つのセクションをマークするか又は繰り返すことができる(1003)。次にユーザは、そのセグメントのテキスト又は開始時間及び終了時間などのセグメント・データを編集することができる(ブロック1004)。ユーザ定義か或いはファイル、サブタイトル、又はクローズドキャプションから導出されたかにかかわらず、すべてのセグメント(1005)は、アプリケーション・サーバのデータベース(図1の140)との同期を取られる前に、まずローカル・データベース・キャッシュ(図1の137)に記憶される。特定のセグメント(1005)に対する変更が信頼すべきものと見なされた場合、アプリケーション・サーバのデータベース(140)からシステム内の他のユーザのローカル・データベース・キャッシュ(137)に反対方向に同期を取ることができる。また、セグメントはシーン及びより大きい集合体にグループ分けすることもでき、非常に短い発話並びにより長いシーン及び語句に及ぶ種々のタイプのセグメント・データが存在することに留意されたい。
[00120] 図11は、本明細書に記載されている一例により、コンテンツ・オブジェクトの作成のための方法を示すフローチャートである。一例により、コンテンツ・オブジェクトの作成のための方法は、ユーザが言語学習システムにログインすること(ブロック1101)を含む。更に、ユーザは、他のユーザのためにコンテンツを追加する(ブロック1102)か又はレーティングをポストする。システムに追加されたコメントなどの任意のメタデータ・コンテンツは、前述のコンテンツ・オブジェクトへの明示的関係を有する新しいコンテンツ・オブジェクトとして分類することができる。コンテンツ・オブジェクトとしては、数ある中で、オーディオ・ファイル、人物、シーン、映画、コメント、グループ、チャット、レーティング、又はレッスンを含むことができるが、これらに限定されない。更に、明示的にリンクされたコンテンツ・オブジェクトを追加すると(ブロック1102)、追加されたコンテンツはシステム内の他のユーザによる消費のために使用可能なコンテンツ・オブジェクトになる(ブロック1103)。オブジェクトが明示リンクによって作成されたかどうかにかかわらず、図15A及び図15Bに関連して記載されているように、ほとんどいつも、それぞれのコンテンツ・オブジェクトの名前に基づく暗黙リンクが存在する。レーティング自体はコンテンツ・オブジェクトとして分類されないが、レーティングの数又は平均値はソート順序及びコンテンツ・オブジェクトの作者への支払に影響を及ぼす。
[00121] 図11の様々な例では、ユーザはシステムにログインする(ブロック1101)。ユーザがメディアにアクセスするか又はリストから単語を選択すると、エイリアンの侵略に関するサイエンス・フィクション映画にアクセスすることができる。この例では、ユーザは「最初の接触から2時間後、未確認の敵は迅速かつ軍隊式の攻撃で我々の海岸線に到達した。今まさに1つのことが明白である。即ち、世界は戦争中である。(Two hours after the first contact, an unidentified enemy has reached our coastlines in a swift and militaristic attack. Right now one thing is clear: The world is at war.)」という語句を聞く可能性がある。ユーザは「世界が戦争中である良い映画を見たいと思うならば、「宇宙戦争(War of the Worlds)」の新しいバージョンを見よ」というコメントを追加することができる(ブロック1102)。このコメント・コンテンツ・オブジェクト(ブロック1102)は、図15Bに関連して記載されているように、「世界は戦争中である」という語句に暗黙的にリンクされた状態になる。更に、コメント(ブロック1102)は、図15Aに関連して記載されているように、明示的にリンクされる可能性もあり、その場合、その語句は「宇宙戦争」などの他の映画、レッスン、特定のシーン、又はシステム内のいくつかの他のコンテンツ・オブジェクトに明示的にリンクされる可能性がある。
[00122] 更に、いくつかのコンテンツ・オブジェクトにバージョニングを適用することもできる。バージョニングは、ユーザがいくつかのコンテンツ・オブジェクトを所有できる方法を含む。しかし、すべてのコンテンツ・オブジェクトを所有する必要があるわけではない。特定の例示的な例により、ユーザがコンテンツ・オブジェクトを作成した場合、そのユーザはそのコンテンツ・オブジェクトを所有し、そのコンテンツ・オブジェクトを編集することができるか、そのコンテンツ・オブジェクトを削除することができるか、又はそのコンテンツ・オブジェクトを修正することができる。一例では、エリックというユーザは、コメントの形でコンテンツ・オブジェクトを作成することができる。エリックは、「ディレクタは当初、このシーンでは2機のSR−71ブラックバードを使用してアメリカ人とロシア人の空中戦を入れたいと思っていた」というコメントを作成することができる。この時点でエリックはこのコンテンツ・オブジェクトを所有している。彼は、自分の必要性に適合するようにいつでもこのコンテンツ・オブジェクトを修正することができる。ウェスという他のユーザは、SR−71ブラックバードに関するエリックのコメントを読むことができる。ウェスは、SR−71ブラックバードがアメリカの飛行機であり、ロシア人もSR−71ブラックバードで飛行することはないであろうと認識する可能性がある。バージョニングの原理及び方法により、ウェスはSR−71ブラックバードに関するエリックのコメントを修正することができない。しかし、ウェスは、ロシア人はSR−71ブラックバードにアクセスできないであろうということを説明した自分自身のコンテンツ・オブジェクトを作成することができる。何らかの時点でウェスのバージョンは活発になり、ウェスとエリックの権限及び状況を含むがこれらに限定されないいくつかの要因に基づいてそのコンテンツ・オブジェクトのデフォルト・バージョンになる可能性がある。しかし、デフォルト・バージョンのみがその他のコンテンツ・オブジェクトに暗黙的又は明示的にリンクされる。
[00123] 更に、このように、ウェスは、自分自身のバージョンをデフォルトとして奨励しようと努めてエリックのコメントが有効ではない可能性があることを示すことができる。コンテンツ・オブジェクトが複数のバージョンを有する場合、ユーザは、それらを見て、それらをレーティングし、それにより、どれがデフォルト・バージョンになるかを左右することを選択することができる。従って、それぞれのユーザは、自分のコンテンツ・オブジェクトのみを修正することができ、他のユーザのコンテンツ・オブジェクトを直接修正することはできない。
[00124] 図12は、本明細書に記載されている一例により、語句についてユーザをテストするための方法(1200)を示すフローチャートである。メディアが再生されている時に、ユーザは特定の単語又は語句を理解したいと希望することができる。ユーザは、例えば、セグメント・バー(図5の530)に含まれている単語又は語句をクリックすることができる。ユーザがコンテンツを理解するのを助けるために、その単語又は語句の翻訳又は定義が現れる。更に、ユーザが単語又は語句の習得状況を証明したいと希望する場合、ユーザはその単語又は語句を申し込むことができる(ブロック1201)。ユーザは、セグメントを直接申し込むか、単語及び語句のリスト又は個々の単語及び語句を申し込むことができる。更に、ユーザが単語又は語句を申し込みたくないと思っている場合、ユーザは任意のコンテンツ・オブジェクトについて申し込みを辞退するか又は申し込みを取り消すことができる。メディアが再生される時に、ユーザはいくつかの単語又は語句、セグメント、リスト、或いはその他のコンテンツ・オブジェクトを申し込むことができる(ブロック1201)。
[00125] メディア・セグメントが終了した時又はユーザが決定した時に、ユーザはテスト・モードに入ることを選択する場合もあれば、テスト・モードに入るようシステムによって要求される場合もあり、そのモードで、ユーザは申し込まれたコンテンツ・オブジェクト又は語句についてランダムにテストを受ける(ブロック1202)。様々な例では、テストの形式としては、数あるテスト形式の中で、セグメント又はオーディオを聞いて一致する単語又は語句をタイプ入力すること、代わってオプションのリストからそれらを選択すること、オーディオを定義済みのリストからの単語又は語句と突き合わせること、或いはオーディオ・トラックを聞いて、元のオーディオ・ファイルとのプレイバック比較のためにユーザの音声を記録することを含むことができるが、これらに限定されない。更に、ユーザの記録された音声は他のユーザによってレーティングすることができる。従って、ユーザは、所望の任意の単語又は語句を学習することができ、自動評価エンジンからの即時フィードバック並びに他のユーザからのコメントを受け取って、言語を学習する際に自分の個人的な進捗状況を判断する。
[00126] 図12の一例では、ユーザはスパイ映画を観ようと決心する可能性がある。この例では、ユーザはラテン系の人であり、ユーザの母国語はスペイン語である。この例に即して、映画が再生される時に、映画全体を通して「諜報部員(secret agent)」という語句が数回繰り返される。「諜報部員」という語句が何を意味するのかをユーザが知らない場合、ユーザは「諜報部員」という語句をクリックすることができ、それにより「諜報部員」という語句がユーザの母国語で、この例では、スペイン語で「agente secreto」として定義される。従って、この時点でユーザは「諜報部員」という語句を理解することができる。更に、ユーザは、後でそれについてテストを受けるために「諜報部員」という語句を申し込む(ブロック1201)ことを決心することができる。更に、ユーザが「諜報部員」という語句を理解するのを助けるために、図15A及び図15Bに関連して記載されているように、「諜報部員」という語句を、数ある中で、他のメディア、URL、オーディオ・ファイル、画像、コメント、及び俳優にリンクすることができる。上記のように、ユーザは、いくつかの単語又は語句、語句リスト、或いは個別セグメントを申し込むことができる(ブロック1201)。
[00127] 上記の例に即して、ユーザはテスト・モードに入り(ブロック1202)、そこで「諜報部員」という語句を含むランダム・セグメントが現れ(ブロック1203)、メディアプレーヤで再生される。一例では、「諜報部員」という語句を含むランダム・セグメントは、何が言われているかに関するサブタイトル又はその他のインジケータなしで提示される。ユーザは、データを入力するか又は何が言われているかに関する正しい答えをオプションのリストから選択するよう任される(ブロック1204)。一例では、ユーザは「諜報部員」という語句が聞かれるオーディオ・ファイルを再生することができる。ユーザが「諜報部員」という語句を習得したかどうかを識別するために、ユーザは、テキスト・フィールド・ボックスに「諜報部員」という語句をタイプ入力することができる。ユーザが「諜報部員」と正しくタイプ入力した場合、ユーザはその語句が正しかったというフィードバックを受け取る。語句が正しくタイプ入力されない場合、ユーザは語句が間違っていたというフィードバックを受け取り、もう一度試みるよう指示される。更に、何回かの試行後、その語句が表示される可能性があり、ユーザは「諜報部員」という語句をもう一度申し込み、後でそれについてテストを受けることができる。
[00128] 他の例では、ユーザはオーディオ・ファイルを可能な選択肢のリストと突き合わせたいと希望することができる。ユーザはオーディオ・ファイルから「諜報部員」という語句を聞く。ユーザは、潜在的に正しい答えのセットから選択することができる。例えば、そのリストは、「秘密の角度(secret angle)」、「個別の天使(separate angel)」、「秘書機関(secretary agency)」、及び「諜報部員」など、いくつかの可能な答えを含むことができる。上記のように、ユーザが「諜報部員」を正しく選択した場合、ユーザは単語が正しかったというフィードバックを受け取る。語句が正しく選択されない場合、ユーザは語句が間違っていたというフィードバックを受け取り、もう一度試みるよう指示される。更に、何回かの試行後、その語句が表示される可能性があり、ユーザは「諜報部員」という語句をもう一度申し込み、後でそれについてテストを受けることができる。
[00129] 上記の例に続いて、ユーザが再生されているオーディオを正しく識別し、それによりテストに合格した場合、そのコンテンツ・オブジェクトの状態を「合格(passed)」に更新することができる。ユーザが正しい答えを獲得したが、オプションのリストの助けを借りた場合、そのコンテンツ・オブジェクトの状態は「リストから合格(passed from list)」に更新することができる。ユーザが以前の間違った答えの後でリストから正しい答えを獲得した場合、コンテンツ・オブジェクトの状態は「推測による合格(passed by guessing)」に更新されるであろう。ユーザが正しい答えを獲得できなかった場合、状態は「不合格(failed)」に更新されるであろう。正常に合格したコンテンツ・オブジェクトの場合、いくつかの暗黙的にリンクされたコンテンツ・オブジェクトはその時点でそれぞれの状態を更新する必要がある(ブロック1205)。例えば、俳優が「何という友(What a friend)」と言うのを再生するセグメントに関するテキストをユーザが正しく識別した場合、ユーザはそのセグメントを全体として認識するためにそれぞれの個々の単語を必然的に認識したので、「何(what)」、「a」、及び「友(friend)」という暗黙的にリンクされたコンテンツ・オブジェクトを「認識可能(can−recognize)」という状態に更新することができる。一例では、それに対応する単語/語句コンテンツ・オブジェクトがそのように更新される前に、単一の単語又は語句を複数回認識する必要がある可能性がある。
[00130] 図18は、本明細書に記載されている原理の一例により、ユーザが1つ又は複数のセグメント・コンテンツ・オブジェクトから得られる特定の単語又は語句を話すことができるか、認識することができるか、又は話すことも認識することもできるかを判断するための方法を示す図である。従って、この方法については図18に関連してより詳細に後述する。
[00131] もう一度図12の例を参照すると、ユーザは、自分自身の音声を記録し、それをセグメント内に含まれている元のオーディオ・ファイルのものと比較したいと希望することができる。この例では、ユーザは「諜報部員」と表示されているオーディオ・ファイルの視覚的描出を見ることができる。ユーザは自分の音声を記録し、それを元のオーディオ・ファイルと視覚的及び音響式に比較することができる。ユーザは所望の回数だけ自分の音声を再記録することができる。その記録が提示されると、どのユーザでもその記録に対してコメントするか又はフィードバックを行うことができる。その他の証明済みユーザ及び証明なしのユーザはその記録をレーティングしてフィードバックを行い、ユーザの記録が証明済みになる可能性があるかどうかを判断することができる。一例では、証明済みユーザは、ネイティブスピーカなど、テストを受けている言語において特定の習熟度を達成した人である。更に、言語学習プログラムは、ユーザの記録された音声を実際のオーディオ・ファイルのものと比較するサードパーティの音声認識ソフトウェアを取り入れることができる。音声認識手法は、図9の自動評価(ブロック902)ブランチであり、ユーザが提示されたコンテンツ・オブジェクト(903)に関する「テスト・モード」に入るピアレビュー・ブランチ(peer−reviewed branch)である。ユーザの音声と実際のオーディオ・ファイルが一致する場合、ユーザがその単語又は語句を正しく発音したことを意味するフィードバックがユーザに対して行われる。ユーザの記録された音声が実際のオーディオ・ファイルと一致しない場合、ユーザがその単語又は語句を間違って発音したことを意味するフィードバックがユーザに対して行われる。更に、音声記録はインターネット・プロトコル上での音声通信(VOIP)によって配信することができ、その場合、音声通信及びマルチメディア・セッションの配信はネットワークにより受信することができる。このネットワークは、例えば、ワールドワイドウェブ、インターネット、イントラネット、又は相互接続ネットワークにすることができる。
[00132] 一例では、証明済みユーザ、証明済み管理者、又はコンピュータが従うべきプロセス及びルール・セットを使用して、その他のユーザの音声記録をレーティングし証明することができる。ユーザは、自分自身が特定の語句又はセグメントに対応する習熟度テストに合格すると、その語句又はセグメントについて証明済みになる。例えば、ジョンは、「さあこい、やれるものならやってみろ(go ahead, make my day)」という語句を話して認識できることを示す習熟度スコアを受け取った可能性がある。従って、ジョンは「さあこい、やれるものならやってみろ」という語句について他のユーザをレーティングするための証明をもらっている。ジョージとジェリーという他の2人の学生は「さあこい、やれるものならやってみろ」という語句を申し込んだ可能性があり、この語句を言う自分の音声を記録した可能性がある。証明済みのジョンはジョージとジェリーの音声記録を聞く。この例では、ジョンは、ジェリーの音声記録を理解できるが、ジョージの音声記録を理解できないと判断することができる。その結果として、ジェリーはプラスのレーティングを受け、そのテキスト内の別個の単語又は語句は「会話可能」状態に設定される。
[00133] しかし、ジョージはマイナスのレーティングを受ける。従って、ジェリーはこの時点で他のユーザが「さあこい、やれるものならやってみろ」という語句を言うのを証明するための証明をもらい、ジョージは他のユーザが「さあこい、やれるものならやってみろ」と言うのを証明するための証明を受けていない。習熟度スコアに関する詳細については図17及び図18に関連して明記する。このように、ユーザの進捗状況は、ユーザがコンテンツ・オブジェクトを認識するか、いくつかのコンテンツ・オブジェクトを正しく作成するか、いくつかのコンテンツ・オブジェクト間の関係を作成するか、記録されたオーディオを他の人に理解させるか、又は音声認識などの自動評価によってそのコンテンツ・オブジェクトを正常に測定されるユーザの能力によって測定することができる。
[00134] 図13は、本明細書に記載されている一例により、マイクロペイメントを受け取るための方法を示すフローチャートである。本明細書に記載されているマイクロペイメント・システム及び方法は、ハードウェア又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせを使用して実現することができる。マイクロペイメント・プロセスは、ユーザがシステムにログインした時に(ブロック1301)開始することができる。ユーザがログインするたびに、言語学習プログラムはユーザを識別することができる。ユーザがログインした後(ブロック1301)、ユーザはプログラム内で他のユーザに関するレーティングをポストするか又はコンテンツを追加することができる(ブロック1302)。コンテンツとしては、映画に関するレーティング(図5の523)、他のユーザの音声記録のレーティング、及びメディア・セグメントへのコメントの追加を含むことができるが、これらに限定されない。ユーザは所望の量だけコンテンツを追加することができる。ある期間内にいくつかのレーティングがポストされたか又はコンテンツが追加された後、ユーザはマイクロペイメントを受け取るための有資格者になることができる(ブロック1303)。一例では、それぞれのマイクロペイメントは、ユーザがシステムにアップロードした上記のレーティング及びコンテンツなどの追加されたコンテンツの数、量、又は数と量の組み合わせに基づくものである。一例では、マイクロペイメントは、PayPal社によって提供されるPayPalオンライン支払アカウント・サービスを介して行われる支払又は任意のその他の電子マネー転送システムの形を取ることができるが、これらに限定されない。他の例では、マイクロペイメントは、開示されている言語学習サービスに対するより低額の申し込みの形を取ることができる。この例では、例えば、月ごとの申し込みなど、時間的な申し込みの支払を振り込む場合もあれば、将来の月ごとの申し込みを割り引く場合もある。従って、ユーザがシステムに対してコンテンツ及びレーティングを追加できるようにすることにより、ユーザはこれらのマイクロペイメントを介して言語学習プログラムに複雑さ及び深さを追加するためのインセンティブを受け取ることになる。
[00135] 図13の一例では、ユーザは、ログインした後(ブロック1301)、アクション映画を観ようと決心することができる。アクション映画を観ている間、ユーザは特定のシーンがバハマで行われているが、実際のシーンはスタジオセットで撮影されたものであることに気付く可能性がある。ユーザは、そのシーンがスタジオセットで撮影されたことを示すコメントをセグメントに追加することができる(ブロック1302)。その後、ユーザは特定の俳優がキャストリストから欠落していることを認識する可能性がある。ユーザはその俳優の名前をキャストリストに追加することができる(ブロック1302)。更に、映画が再生される時に、ユーザは、シーン、俳優、及びディレクタに関するコメントを含むコンテンツを追加することができる(ブロック1302)。更に、映画が終了した後、ユーザは、映画をレーティングし(ブロック1302)、映画の特定の部分を話している他のユーザの記録もレーティングすることができる。これらの例では、ユーザはメディアにコンテンツを追加し、他のユーザがそのコンテンツを見て、それについてコメントできるようにする。ある期間の後、ユーザはいくつかのコンテンツ・エレメント及びレーティングをメディアに追加した可能性がある。引き換えに、ユーザはこれらのコンテンツの追加に関連するマイクロペイメント又はいくつかのマイクロペイメントを受け取る(ブロック1303)。
[00136] 図14A及び図14Bは、本明細書に記載されている一例により、コンテンツ及び対応するメディアのリストがそれぞれ拡大又は縮小されているコンテンツ・ブラウザ(1400、1422)の画像である。一例では、図14Aに示されているように、いくつかの選択項目がカテゴリ・リスト(1401)にカテゴリ化され、2次元グリッド(1402)上にレイアウトされているメディア選択項目がユーザにとって使用可能なものになっている可能性がある。一例では、メディアは、数ある中で、DVD、メディア・ファイル、又はストリーミング・ファイルなどのメディアのタイプとしてカテゴリ・リスト(1401)にカテゴリ化することができる。他の例では、メディアは、数あるカテゴリの中で、公開日時、新たに追加されたメディア、ジャンル、最近観たもの、又は最も人気のあるものによってカテゴリ化することができる。多くの場合、コンテンツ・ブラウザ及び対応するメディア(1400)は本明細書に例示されているようにいくつかのカテゴリによってカテゴリ化される。
[00137] 図示の通り、タイトルの2次元グリッド又はアレイ(1402)は、縦の列と横の行を含み、ユーザが所望のメディアを選択するのを助けるためにタイトル(1407)並びにメディアに関するその他の有用な情報を表示することができる。更に、画面上に示されていない情報をユーザがナビゲートするのを助けるために、ナビゲーション・ボタン(1403)が取り入れられている。ナビゲーション・ボタン(1403)は、ユーザがより多くのメディア・タイトル(1407)を見つけるか又はカテゴリ・リスト(1401)をナビゲートするのを助けるものである。図14Bに示されているように、複数タイトルのアレイ(1402)を単一のタイトル行(1425)に削減して、コンテンツ・ブラウザ(1422)を縮小することができる。縮小したコンテンツ・ブラウザ(1422)はより小さい画面にメディア情報を凝縮する。ナビゲーション・ボタン(1423)は上述したように機能する。
[00138] 場合によっては、図14Aの例に示されているように、ユーザは、ナビゲーション・ボタン(1403)を使用してカテゴリ・リスト(1401)をスクロールし、いくつかのカテゴリを一度に表示することができる。拡大図では、ユーザはタイトル(1407)の2次元グリッド(1402)又はアレイに配置されたいくつかのメディア・タイトル(1407)を見ることができる。ユーザがより多くのメディア・ファイルを見たいと希望する場合、ユーザはナビゲーション・ボタン(1403)をクリックして、追加のカテゴリ・リスト(1401)又はメディア・タイトル(1407)を見ることができる。更に、拡大されたコンテンツ・ブラウザ内にはいくつかのメディア・カテゴリ・リスト(1401)及びいくつかのメディア・タイトル(1407)が含まれる可能性がある。ユーザは、1つのメディア・ファイル又はいくつかのメディア・ファイルを選択することができる。いくつかのメディア・ファイルが選択された場合、そのメディア・ファイルは選択された順序で待ち行列に入れられる。更に、ユーザは最大化ボタン(1408)を使用して、そのメディア・タイプに関連するいくつかのカテゴリを見ることができ、コンテンツ・ブラウザ内にはいくつかのメディア・タイトル(1407)が含まれる可能性がある。いくつかのメディア・ファイルが選択されていると、メディアプレーヤは、図4に関連して記載されているように、メディアにアクセスし、メディアを再生する。
[00139] その他の場合には、図14Bの例に示されているように、ユーザはコンテンツ・ブラウザ及び対応するメディアの縮小図を使用したいと希望することができる。上記のように、ユーザは、ナビゲーション・ボタン(1423)を使用して、カテゴリ(1421)のレイアウトをスクロールし、一度に1つのカテゴリを表示する。縮小図では、ユーザには単一行(1425)に配置されたいくつかのメディア・タイトル(1427)が提示される。ユーザがより多くのメディア・ファイルを見たいと希望する場合、ユーザはナビゲーション・ボタン(1423)をクリックしてカテゴリ・リスト(1421)を1つずつ進むか又は縮小したグリッド(1422)内のメディア・タイトル(1427)をスクロールすることができる。更に、ユーザは最大化ボタン(1426)を使用して、そのメディア・タイプに関連するいくつかのカテゴリを見ることができる。更に、図14Bの縮小したコンテンツ・ブラウザ内にはいくつかのメディア・タイトル(1427)が含まれる可能性がある。ユーザは、1つのメディア・ファイル又はいくつかのメディア・ファイルを選択することができる。一例では、いくつかのメディア・ファイルが選択された場合、そのメディア・ファイルは選択された順序で待ち行列に入れられる。いくつかのメディア・ファイルが選択されていると、メディアプレーヤは、図4に関連して記載されているように、メディアにアクセスし、メディアを再生する。
[00140] 図15A及び図15Bは、本明細書に記載されている一例により、それぞれコンテンツ・オブジェクトの明示リンク及び暗黙リンクの図である。上記のように、コンテンツ・オブジェクトは明示リンク又は暗黙リンクのいずれかによってリンクすることができる。コンテンツ・オブジェクトが作成されるたびに、オブジェクト・コンテンツのタイプ次第で、後述するように明示リンク及び/又は暗黙リンクの方法によってコンテンツ・オブジェクトをリンクすることができる。
[00141] 図15Aは明示リンクの使用法を実証するものである。図15Aに示されているように、映画、コメント、人物、グループ、シーン、レッスン、及びオーディオ・ファイルなどであって、これらに限定されない種々のタイプのコンテンツ・オブジェクトを明示的にリンクすることができる。それぞれのタイプのコンテンツ・オブジェクトは関連のコンテンツ・オブジェクトに明示的にリンクすることができ、ユーザは、例えば、ユーザが検討しているコンテンツ・オブジェクトのコンテキストで使用される単語、語句、考え方、又は表現を理解するために、これらの明示的に関連するコンテンツ・オブジェクトを横断することができる。様々な例では、図15Aに示されているように、映画(1501)にアクセスすることができる。映画(1501)が再生される時に、その映画(1501)に関連するコメント(1502)が作成されている可能性がある。ユーザはそのコメント(1502)についてもっと理解又は学習したいと希望することができる。例えば、そのコメント(1502)は、例えば、「『ヒューストン、問題が発生した(Houston, we have a problem)』という語句が宇宙に関するいくつかの映画で繰り返される」というものである可能性がある。ユーザは、セグメント・パネル(図5の530)に表示することができるこのコメント(1502)をクリックすることができる。このコメント(1502)は、宇宙飛行士がこの有名な語句を言った宇宙ミッションに関するレッスン(1506)などの他のコンテンツ・オブジェクトに関連付けるか又はリンクすることができる。上記の例に即して、このコメント(1502)はオーディオ・ファイル(1508)に明示的にリンクすることもできる。このオーディオ・ファイル(1508)は、宇宙飛行士が「ヒューストン、問題が発生した」と言うか又は他のユーザの記録された音声が「ヒューストン、問題が発生した」と言う実際の宇宙ミッション記録を含むことができる。更に、上記の例に即して、このコメント(1502)はシーン(1507)に明示的にリンクすることもできる。このシーン(1507)は、映画(1501)が撮影された場所又はそのコメント(1502)が引用された映画(1501)内のセグメントを含むことができる。シーン・コンテンツ・オブジェクト(1507)は、ユーザがそのシーンについてもっと学習することができる、シーンに関する詳細を含むより多くの情報を含むことができる。更に、レッスン(1506)、オーディオ・ファイル(1508)、及びシーン(1507)は他のコンテンツ・オブジェクトに明示的にリンクすることができる。これらのコンテンツ・オブジェクトは、上記のように、ユーザ、開発者、又は管理者によって作成することができる。更に、一例では、コンテンツ・オブジェクト間の明示リンクは、本システムによって自律的に行われる場合もあれば、2つ以上のコンテンツ・オブジェクト間の明示リンクを示すユーザ、開発者、又は管理者を介して実行される場合もある。
[00142] 上記の所与の例に即して、図15Aに示されているように、この映画(1501)は人物(1504)に明示的にリンクすることができ、この人物(1504)は、例えば、グループ(1509)、レッスン(1510)、及びコメント(1511)に明示的にリンクすることができる。更に、この映画(1501)はグループ(1505)に明示的にリンクすることもでき、このグループ(1505)はオーディオ・ファイル(1512)、人物(1513)、又はシーン(1514)に明示的にリンクされる。更に、この映画(1501)は、例えば、シーン(1503)に明示的にリンクすることもでき、このシーン(1503)はオーディオ・ファイル(1515)又はレッスン(1516)に明示的にリンクされる。上記のように、任意のコンテンツ・オブジェクトはいくつかの他のコンテンツ・オブジェクトに明示的にリンクすることができ、これらのコンテンツ・オブジェクトはいくつかの他のコンテンツ・オブジェクトなどに関連付けることができる。一例では、ユーザは、まとめて明示的にリンクされているいくつかのコンテンツ・オブジェクト(1501〜1516)を横断することができる。ユーザがいくつかのコンテンツ・オブジェクトを横断する時に、ユーザは、言語を学習するためにこれらの単語又は語句を申し込むことができる。
[00143] 次に図15Bの例を参照すると、単語又は語句(1517、1522、1526)はいくつかのコンテンツ・オブジェクトに暗黙的にリンクすることもできる。このようなコンテンツ・オブジェクトとしては、オーディオ・ファイル、人物、シーン、映画、コメント、グループ、チャット、又はレッスンを含むが、これらに限定されない。更に、すべてのコンテンツ・オブジェクトは名前を有することができ、それぞれの暗黙リンクは名前に応じて行われる。例えば、「ダース、おまえは勝てない。私を倒してみろ。おまえの想像以上に強くなってやる。(You can’t win, Darth. Strike me down, and I will become more powerful than you could possibly imagine)」などの語句(1517)では、いくつかの単語又は語句全体を、オーディオ・ファイル(1519)、人物(1520)、又はシーン(1521)などの他のコンテンツ・オブジェクトに暗黙的にリンクすることができる。ユーザは、誰がダース・ヴェーダーを演じたかを知りたいと希望することができる。「ダース(Darth)」という単語は上記の語句の例(1517)内のコンテンツ・オブジェクトであるので、ユーザは、セグメント・パネル(図5の530)内に位置する「ダース」という単語を選択することができる。ダース・ヴェーダーに関する関連のコンテンツ・オブジェクトが現れる可能性がある。ユーザは、ダース・ヴェーダーという映画の登場人物が1人の人物によって演じられたが、ダース・ヴェーダーの声は他の俳優によって演じられたという事実などの追加の情報を学習することができる。
[00144] 更に、この語句(1517)はオーディオ・ファイル(1519)にリンクすることができる。このオーディオ・ファイル(1519)は、この語句がこの映画又は他の映画で使用された他の時間又はインスタンスを含む場合もあれば、この語句を言う他のユーザの記録された音声を含む場合もある。加えて、この語句(1517)はシーン(1521)に暗黙的にリンクすることもでき、ロケーション、そのシーン(1521)に費やした時間、又はそのシーン(1521)に関するいくつかのその他の詳細など、そのシーンに関する詳細を提供することができる。
[00145] 一例では、いくつかの単語又は語句(1517、1522、1526)は1本の映画内のいくつかのシーンに現れる可能性がある。それぞれの単語又は語句(1517、1522、1526)はいくつかのコンテンツ・オブジェクト(1519〜1521、1523〜1525、1527〜1529)に暗黙的にリンクすることができる。上記のように、これらのコンテンツ・オブジェクト(1519〜1521、1523〜1525、1527〜1529)は、ユーザが言語を学習するために横断できるオーディオ・ファイル、人物、シーン、映画、コメント、グループ、チャット、又はレッスンを含むことができるが、これらに限定されない。
[00146] 更に、他の例では、ユーザは、まとめて明示的にリンクされたいくつかのコンテンツ・オブジェクト(1501〜1516)並びにこれらの明示的にリンクされたコンテンツ・オブジェクト(1501〜1516)に暗黙的にリンクされた任意のコンテンツ・オブジェクト(1519〜1521、1523〜1525、1527〜1529)を横断することができる。従って、この例では、様々なタイプ及びインスタンスのコンテンツ・オブジェクト(1501〜1516、1519〜1521、1523〜1525、1527〜1529)内のコンテンツをより良く理解するために、ユーザは明示的及び暗黙的にリンクされたコンテンツ・オブジェクト(1501〜1516、1519〜1521、1523〜1525、1527〜1529)を横断することができる。いくつかの明示的にリンクされたコンテンツ・オブジェクト(1501〜1516)及びいくつかの暗黙的にリンクされたコンテンツ・オブジェクト(1519〜1521、1523〜1525、1527〜1529)を横断するこの能力によって、本システムのユーザはそれがユーザにとって興味深いものになるように目標言語を学習することができる。これにより本言語学習システムはユーザを魅了し続けることができる。更に、本システム及び方法により、ユーザは、例えば、ユーザの職業など、ユーザの日常活動を支援するか又はそれに関連するトピックを目標言語で学習することができる。更に、本システム及び方法により、ユーザは自分自身のペースで目標言語を学習することができる。
[00147] 図16は、本明細書に記載されている原理の一例により、許可、管理、及び報告目的のための再帰的ツリー報告階層を示す図である。特定の例示的な例により、図16は、ユーザとグループという2つの主なコンポーネントに基づいてグループ及びサブグループを編成するための方法をサポートする。1つのグループは、複数ユーザ、複数グループ、又は複数ユーザと複数グループで構成することができる。権利管理ではこれと同じ構造を使用し、例えば、1つのグループが特定のコンテンツ・オブジェクトを閲覧又は編集する権利を有する場合、そのグループのすべてのメンバーはこれと同じ権利を継承する。同様に、報告により、1つのグループのメンバーは、同位グループの数字ではなく、自分の同位者のそれぞれのメンバーに関する数字を見ることができる。学校設定の一例では、ユーザ教師(1601)は3つのグループ、即ち、図16の例では、グループA(1602)、グループB(1603)、及びグループC(1604)を監督することができる。この例では、それぞれのグループ(1602、1603、1604)は2人の学生と1つのサブグループを有することができる。グループA(1602)は学生A(1605)、学生B(1606)、及びサブグループB(1603)を有することができる。グループB(1603)は学生D(1608)、学生E(1609)、及びサブグループD(1610)を有することができる。グループC(1604)は学生G(1611)、学生H(1612)、及びサブグループE(1613)を有することができる。一例では、教師(1601)はどのグループ又はどの学生についてもその進捗状況を確認することができるが、サブグループはそれぞれの当面のレベルより上のものについてその進捗状況を確認することができない。
[00148] 図17は、本明細書に記載されている一例により、メトリクス付きのユーザ・コンテンツ・オブジェクト(1700)を示す図である。特定の例示的な概念により、ユーザ・タブ(1700)は、対応する全体的なユーザ習熟度スコア(1703)が付いたユーザ名(1702)を含む。全体的なユーザ習熟度スコア(1703)は、数ある中で、「会話可能」習熟度スコア(1704)、「認識可能」習熟度スコア(1705)、及び「会話及び認識可能(can−speak−and−recognize)」習熟度スコア(1706)を含む、いくつかの基準によって決定される。これらの基準のスコアリングについては図18に関連して説明する。コンピュータが従うためのプロセス及びルール・セットを使用して、それぞれの習熟度スコア(1704〜1706)を結合し、全体的なユーザ習熟度スコア(1703)をユーザに提供することができる。それぞれのスコア(1703〜1706)が高いほど、個人がある言語を話すことに関する習熟度が高い。また、ユーザ・コンテンツ・オブジェクトは、ピクチャ、状況、及びその他の情報も含むことができる。
[00149] 一例では、例えば、ジュアン(1702)という名前のユーザは50という「会話可能」習熟度スコア(1704)を有し、ジュアン(1702)が50個の単語又は語句を話せることを意味している。また、ジュアン(1702)は35という「認識可能」習熟度スコア(1705)を有することもでき、ジュアン(1702)が35個の単語又は語句を認識できることを意味している。また、7個の単語は「会話可能」と「認識可能」の両方のカテゴリ内にあるので、ジュアンは7という「会話及び認識可能」習熟度スコア(1706)を有することができ、話せる50個の単語と、認識できる35個の単語のうち、ジュアン(1702)は7個の単語又は語句を話し認識できることを意味している。特定の例示的な原理により、コンピュータが従うためのプロセス及びルール・セットを使用して、それぞれの習熟度スコア(1704〜1706)をまとめて結合し、例えば、31という全体的なユーザ習熟度スコア(1703)をジュアン(1702)に提供することができる。教師はジュアンの全体的な習熟度スコア(1703)を他の学生のものと比較することができる。任意の数のルールを使用して、「会話可能」習熟度スコア(1704)、「認識可能」習熟度スコア(1705)、及び「会話及び認識可能」習熟度スコア(1706)、並びに全体的なユーザ習熟度スコア(1703)を計算することができる。
[00150] 図18は、本明細書に記載されている原理の一例により、ユーザが1つ又は複数のセグメント・コンテンツ・オブジェクトから得られる特定の単語又は語句を話すことができるか、認識することができるか、又は話すことも認識することもできるかを判断するための方法を示す図である。図18は、会話と認識の両方におけるユーザの習熟度をレーティングするための方法を記述している。図18の例では、いくつかのセグメント(1801、1803、1805、1807)が申し込まれており、「テスト・モード」に入った後、ユーザはそれぞれのテストについて「合格」(1802)、「リストから合格」(1804)、「推測による合格」(1806)、及び「不合格」(1808)という対応する状態を達成した。リストされているそれぞれのセグメントについて、ユーザは、そのセグメントからの同じテキストを自分自身で言ったのを記録して、対応するオーディオ・オブジェクト(1809、1811、1813、1815)も作成した。それぞれのオーディオ・コンテンツ・オブジェクトはセグメント・オブジェクトに対するメタデータとして作成されたので、それぞれのセグメント・オーディオのペア間には明示リンク(1849、1851、1853、1855)が存在する。同様に、それぞれのオーディオ・オブジェクトは、それが正しく行われたかどうかについて評価され、このため、証明済み(1814、1816)になったか又は未証明(1810、1812)のままになった。
[00151] 単語/語句コンテンツ・オブジェクトは暗黙的にリンクされ、従って、セグメント及びオーディオ・ファイルの両方においてそれぞれの単語又は語句について容易に識別される。この例では、単語のみが使用されている(「私(I)」、「愛している(love)」及び「あなた(you)」など)。しかし、他の例では、「私はあなたを愛している(I love you)」をそれ自体の単語/語句コンテンツ・オブジェクトを伴う単一語句として保持することができる。図18の例の個々の単語/語句コンテンツ・オブジェクト(1817、1819、1821、1823、1825、1827、1829、1831、1833、1835)は、1つ又は複数の対応するコンテンツ・オブジェクトが証明されているか又はテストに成功して「合格」状況になった後に、それ自体の状況で更新される。「愛している」という単語/語句(1833)が「会話可能」(1834)としてマークされた理由は、「愛している」という単語が証明済みオーディオ・コンテンツ・オブジェクト(1813)内で使用されたからである。同様に、「何(what)」という単語/語句(1835)は、「何という友(what a friend)」というオーディオ(1815)も証明されたので、「会話可能」(1836)としてマークされた。
[00152] 同じ例に続いて、「ない(don’t)」という単語/語句は、「私はあなたを知らない(I don’t know you)」というテキストを伴うセグメントがテスト・モードで正常に認識されたので、「認識可能」としてマークされている。「私」という単語(1817)は、「私」という単語がコンテンツ・オブジェクト(1801)内で正常に認識され、証明済みオーディオ・オブジェクト(1813)で正常に記録されたので、「認識及び会話可能(can−recognize−and−speak)」としてマークされている。言語学習システムは、それが単語/語句であるか、セグメントであるか、オーディオであるか、又はその他のタイプのコンテンツ・オブジェクトであるかにかかわらず、それぞれのコンテンツ・オブジェクトに対するそれぞれのユーザの関係を追跡するので、このシステムは経時的にユーザの進捗状況に関するメトリクス付きの報告を作成し提示することができる。ユーザは、自分がどの単語及び語句について苦闘したか、使用したどのメディア項目が最良の結果をもたらす傾向があったか、並びに多くの他のタイプの言語学習統計について、自分自身及び自分のグループに関する報告を獲得することができる。
[00153] 本システム及び方法の諸態様については、本明細書に記載されている原理の諸例により、方法、装置(システム)、及びコンピュータ・プログラム・プロダクトのフローチャート及び/又はブロック図に関連して本明細書に記載されている。フローチャート及びブロック図の各ブロック並びにフローチャート及びブロック図内の複数ブロックの組み合わせは、コンピュータ使用可能プログラム・コードによって実現することができる。このコンピュータ使用可能プログラム・コードは、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、又はその他のプログラマブル・データ処理装置のプロセッサに提供し、例えば、クライアント・デバイス(108)のプロセッサ(106)、管理者デバイス(201)のプロセッサ(221)、又はその他のプログラマブル・データ処理装置を介して実行された時に、そのコンピュータ使用可能プログラム・コードがフローチャート及び/又はブロック図の1つ又は複数のブロックに指定された機能又は行為を実現するようなマシンを生産することができる。一例では、コンピュータ使用可能プログラム・コードはコンピュータ可読記憶媒体内に実施することができ、コンピュータ可読記憶媒体はコンピュータ・プログラム・プロダクトの一部になる。一例では、コンピュータ可読記憶媒体は非一時的なものである。
[00154] 上記の説明は、記載されている原理の諸例を例示し解説するために提示されたものである。この説明は、網羅するため又は開示された任意の正確な形式にこれらの原理を限定するためのものではない。多くの変更及び変形は上記の教示に照らし合わせて可能である。
[00155] 図面内のフローチャート及びブロック図は、システム、方法、及びコンピュータ・プログラム・プロダクトについて可能な実現例のアーキテクチャ、機能性、及び動作を例示するものである。この点に関しては、フローチャート又はブロック図内の各ブロックは、特定の論理機能(複数も可)を実現するためのいくつかの実行可能命令を含む、モジュール、セグメント、又はコードの一部分を表すことができる。また、いくつかの代替実現例では、ブロック図内に示された機能は図面内に示された順序から外れて行われる可能性があることに留意されたい。例えば、連続して示されている2つのブロックは、関係する機能性に応じて、実際にはほぼ同時に実行される場合もあれば、時には逆の順序で実行される場合もある。また、ブロック図及び/又はフローチャートの各ブロック及びブロック図及び/又はフローチャート内の複数ブロックの組み合わせは、指定の機能又は行為を実行する特殊目的ハードウェアベースのシステム或いは特殊目的ハードウェアとコンピュータ命令との組み合わせによって実現可能であることも留意されるであろう。
[00156] 本明細書で使用する用語は、特定の例を記述するためのものであって、限定するためのものではない。本明細書で使用する「a」、「an」、及び「the」という単数形は、文脈が明らかにそうではない場合を示さない限り、複数形も含むためのものである。「comprises」及び/又は「comprising」という用語は、本明細書で使用する場合、所定の特徴、整数、動作、要素、及び/又はコンポーネントの存在を指定するが、いくつかのその他の特徴、整数、動作、要素、コンポーネント、及び/又はそのグループの存在又は追加を排除しないことが更に理解されるであろう。
[00157] 本明細書及び図面は、言語学習環境を提供するための方法、システム、及びコンピュータ・プログラム・プロダクトを記述するものである。この方法、システム、及びコンピュータ・プログラム・プロダクトは、プロセッサと、そのプロセッサに通信可能に結合されたメモリとを含み、そのメモリはメモリに関するメタデータを含み、プロセッサはメディアにアクセスし、メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別するためのコンピュータ・プログラム命令を実行する。この言語学習環境は、(1)言語学習者が魅惑的な方法で母国語ではない言語を学習できるようにすること、(2)母国語ではない言語の学習を言語学習者にとって魅惑的かつ興味深いものにすること、並びに(3)話され書かれた言語及び発音を理解する言語学習者の能力を高めることを含む、いくつかの利点を有することができる。
[00158] 上記の説明は、記載されている原理の諸例を例示し解説するために提示されたものである。この説明は、網羅するため又は開示された任意の正確な形式にこれらの原理を限定するためのものではない。多くの変更及び変形は上記の教示に照らし合わせて可能である。
Claims (24)
- 言語学習環境を提供する方法であって、
メディア・コンテンツにアクセスすることと、
メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別することと、
を含む、方法。 - いくつかの識別されたコンテンツ・オブジェクトを受信することを更に含む、請求項1記載の方法。
- ユーザによるいくつかのプレイバック・コントロールの操作に応答して、前記メディアのプレイバックを操作することと、
前記メディアに関連する注釈との対話を示すユーザ選択を受信することと、
前記メディアに関連するいくつかの注釈のユーザ選択を受信することと、
ユーザの申し込み選択時にテストのために前記メディアに関連するいくつかの注釈を申し込むことと、
前記メディアに関連するいくつかの申し込まれた注釈を使用して、前記ユーザについていくつかのテストを実行することと、
を更に含む、請求項1記載の方法。 - 前記メディアに関連する注釈との対話を示すユーザ選択を受信することが、ユーザ対話のために前記メディア内のサブタイトルを抽出することを更に含む、請求項3記載の方法。
- 前記メディアに関連する注釈との対話を示すユーザ選択を受信することが、ユーザ対話のために前記メディア内のクローズドキャプションを抽出することを更に含む、請求項3記載の方法。
- 前記メディアに関連する注釈との対話を示すユーザ選択を受信することが、ユーザ対話のために前記メディア内の.SRTファイルを抽出することを更に含む、請求項3記載の方法。
- 前記メディアに関連する注釈との対話を示すユーザ選択を受信することが、ユーザ対話のために前記メディア内のサブタイトルを定義することを更に含む、請求項3記載の方法。
- 前記メディアに関連する注釈との対話を示すユーザ選択を受信することが、
ユーザによるコンテンツ又はレーティングの追加を受信し、前記追加されたコンテンツ及びレーティングがコンテンツ・オブジェクトになること
を更に含む、請求項3記載の方法。 - ユーザによるコンテンツ又はレーティングの追加を受信することが、
前記ユーザによって追加されたいくつかのレーティング及びコンテンツ・オブジェクトに基づいて、ある期間の後、前記ユーザにマイクロペイメントを分配すること
を更に含む、請求項8記載の方法。 - ユーザによるコンテンツ又はレーティングの追加を受信し、前記追加されたコンテンツ及びレーティングがコンテンツ・オブジェクトになることが、
前記コンテンツ・オブジェクトを既存のコンテンツ・オブジェクトと明示的にリンクすること
を更に含む、請求項8記載の方法。 - ユーザによるコンテンツ又はレーティングの追加を受信し、前記追加されたコンテンツ及びレーティングがコンテンツ・オブジェクトになることが、
いくつかの語句を前記追加されたコンテンツ・オブジェクトと暗黙的にリンクすること
を更に含む、請求項8記載の方法。 - ユーザの申し込み選択時にテストのために前記メディアに関連するいくつかの注釈を申し込むことが、
いくつかの単語、語句、又は語句リストを申し込むことと、
申し込まれた単語又は語句についてランダムな順序でテストすることと、
を更に含む、請求項3記載の方法。 - 申し込まれた単語又は語句についてランダムな順序でテストすることが、
いくつかの申し込まれた単語について可能ないくつかの選択肢からユーザによる語句定義の選択を受信すること
を更に含む、請求項12記載の方法。 - 申し込まれた単語又は語句についてランダムな順序でテストすることが、
いくつかの申し込まれた単語についてユーザによる語句のタイプ入力を受信すること
を更に含む、請求項12記載の方法。 - 申し込まれた単語又は語句についてランダムな順序でテストすることが、
いくつかの申し込まれた単語について単語を言うユーザの音声を記録することであって、
前記ユーザの習熟度スコアに影響を及ぼすように前記ユーザをレーティングすることができること、
を更に含む請求項12記載の方法。 - 前記ユーザの音声の前記記録の前記レーティングが、何人かの他のユーザによって入力されたレーティングを受信することによって得られる、請求項15記載の方法。
- 言語学習環境を提供するための装置であって、
プロセッサと、
前記プロセッサに通信可能に結合されたメモリと、
を含み、
前記メモリがメディアに関するメタデータを含み、前記プロセッサが、
メディアにアクセスし、
メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別する
ためのコンピュータ・プログラム命令を実行する、装置。 - 前記プロセッサがいくつかの識別されたコンテンツ・オブジェクトを更に受信する、請求項17記載の装置。
- 前記プロセッサが、
ユーザによるいくつかのプレイバック・コントロールの操作に応答して、前記メディアのプレイバックを操作し、
前記メディアに関連する注釈との対話を示すユーザ選択を受信し、
前記メディアに関連するいくつかの注釈のユーザ選択を受信し、
ユーザの申し込み選択時にテストのために前記メディアに関連するいくつかの注釈を申し込み、
前記メディアに関連するいくつかの申し込まれた注釈を使用して、前記ユーザに向けられたいくつかのテストを実行する
ためのコンピュータ・プログラム命令を実行する、請求項17記載の装置。 - 前記プロセッサがメディアプレーヤを使用してメディアにアクセスする、請求項17記載の装置。
- 前記プロセッサが、いくつかのユーザ要求に基づいていくつかの注釈を申し込むためのコンピュータ・プログラム命令を更に実行する、請求項17記載の装置。
- 前記プロセッサが、前記ユーザが申し込まれているいくつかの注釈について前記ユーザをテストするためのコンピュータ・プログラム命令を更に実行する、請求項17記載の装置。
- 言語学習環境を提供するためのコンピュータ・プログラム・プロダクトであって、
それとともに実施されたコンピュータ使用可能プログラム・コードを含むコンピュータ可読記憶媒体を含み、前記コンピュータ使用可能プログラム・コードが、
プロセッサによって実行された時に、メディアにアクセスするためのコンピュータ使用可能プログラム・コードと、
前記プロセッサによって実行された時に、メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別するためのコンピュータ使用可能プログラム・コードと、
を含む、コンピュータ・プログラム・プロダクト。 - 前記プロセッサによって実行された時に、いくつかの識別されたコンテンツ・オブジェクトを受信するためのコンピュータ使用可能プログラム・コードと、
プロセッサによって実行された時に、前記メディア・インスタンス内で関連付けられたいくつかのコンテンツ・オブジェクトを識別するためのコンピュータ使用可能プログラム・コードと、
を更に含む、請求項23記載のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
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