JP2016518271A - 半透明シールキャップ - Google Patents

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Abstract

本開示は、シールキャップを含む密封締着具に有用な方法及び物品を提供し、特に、半透明又は透明なシール又はシールキャップを提供する。いくつかの実施形態において、光学的に半透明及び所望により視覚的に透明なシールキャップは、未硬化シーラントを含み、これは所望により光学的に半透明又は視覚的に透明であり、これが締着具に適用される。いくつかの実施形態において、このシーラントは、シールキャップを介してシーラントに放射線を適用することによって硬化される。別の一態様において、保護された締着具構成体が提供され、これは、q)締着具と、r)シールキャップと、s)硬化済みシーラントとを含み、このシーラントは光学的に半透明又は所望により視覚的に透明である。

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、米国仮出願第61/811983号(2013年4月15日出願)の優先権を主張するものであり、この開示は、参照によってその全体が本明細書に組み込まれる。
(発明の分野)
本開示は、シールキャップを含む密封締着具に有用な方法及び物品に関するものであり、特に、半透明又は透明なシール又はシールキャップに関するものである。
簡潔に言えば、本開示は締着具を保護する方法を提供し、この方法は、a)締着具を提供する工程と、b)内部を画定するシールキャップを提供する工程であって、このシールキャップが光学的に半透明である、工程と、c)シールキャップの内部に、又は締着具に、又はこれら両方に、未硬化シーラントを適用する工程と、d)締着具の上にシールキャップを配置することにより、締着具の少なくとも一部分がシールキャップの内部に所在する工程と、を含む。この方法は更に、e)シールキャップを通してシーラントに化学線を適用することによりシーラントを硬化させる工程を含み得る。いくつかの実施形態において、この締着具は、基材物品の第一の面から突出しており、工程c)、d)及びe)の後、この基材物品の第一の面から突出している締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる。
別の一態様において、本開示は締着具を保護する方法を提供し、この方法は、f)締着具を提供する工程と、g)内部を画定するシールキャップを提供する工程であって、このシールキャップは光学的に半透明であり、かつ、このシールキャップの内部が多量の未硬化シーラントを含む、工程と、d)締着具の上にシールキャップを配置することにより、締着具の少なくとも一部分がシールキャップの内部に所在する工程と、を含む。いくつかの実施形態において、工程g)に述べられているシールキャップ及び未硬化シーラントは温度5℃未満であり、かつ、この方法は付加的に、i)シールキャップ及び未硬化シーラントを少なくとも温度20℃に温める工程を含む。いくつかの実施形態において、この方法は付加的に、j)シールキャップを通してシーラントに化学線を適用することによりシーラントを硬化させる工程を含む。いくつかの実施形態において、この締着具は、基材物品の第一の面から突出しており、工程j)の後、この基材物品の第一の面から突出している締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる。
別の一態様において、本開示は締着具を保護する方法を提供し、この方法は、k)締着具を提供する工程と、l)内部を画定するシールキャップ成形型を提供する工程と、m)シールキャップ成形型の内部に、又は締着具に、又はこれら両方に、未硬化シーラントを適用する工程であって、この未硬化シーラントが半透明である工程と、n)締着具の上にシールキャップ成形型を配置することにより、締着具の少なくとも一部分がシールキャップ成形型の内部に所在する工程と、o)シールキャップ成形型を通してシーラントに化学線を適用することによりシーラントを硬化させる工程と、を含む。いくつかの実施形態において、この締着具は、基材物品の第一の面から突出しており、工程m)、n)及びo)の後、この基材物品の第一の面から突出している締着具のあらゆる部分が、シーラントにより覆われる。
別の一態様において、本開示は、q)締着具、r)内部を画定するシールキャップ、及びs)硬化済みシーラントを含む、保護された締着具構成体を提供し、このシールキャップは光学的に半透明であり、締着具の上にこのシールキャップを配置することにより、締着具の少なくとも一部分がシールキャップの内部に所在し、かつ、このシールキャップの内部は、シールキャップを締着具に結合させる硬化済みシーラントを付加的に含む。いくつかの実施形態において、この締着具は、基材物品の第一の面から突出しており、この基材物品の第一の面から突出している締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる。いくつかの実施形態において、この第一の面は、航空機の燃料容器の内部面である。
別の一態様において、本開示は、t)締着具と、u)成形された硬化済みシーラントとを含む、保護された締着具構成体を提供し、この硬化済みシーラントは成形されてシールキャップを形成し、この成形された硬化済みシーラントは光学的に半透明であり、この成形された硬化済みシーラントは、締着具の上に配置されて、締着具の少なくとも一部分を密封し、この成形された硬化済みシーラントは締着具に結合される。いくつかの実施形態において、この締着具は、基材物品の第一の面から突出しており、この基材物品の第一の面から突出している締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる。いくつかの実施形態において、この第一の面は、航空機の燃料容器の内部面である。
別の一態様において、本開示は、v)内部を画定するシールキャップと、w)多量の未硬化シーラントとを含む、直ちに使用可能なシールキャップを提供し、このシールキャップは光学的に半透明であり、このシールキャップの内部は多量の未硬化シーラントを含む。
本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シールキャップは光学的に半透明である。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シールキャップは視覚的に透明である。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シールキャップはポリウレタンポリマーを含む。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シールキャップはポリチオエーテルポリマーを含む。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シールキャップはTHVポリマーを含む。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シールキャップは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む。
本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シーラントは光学的に半透明である。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シーラントは視覚的に透明である。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シーラントはポリウレタンポリマーを含む。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シーラントはポリチオエーテルポリマーを含む。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シーラントはポリスルフィドポリマーを含む。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シーラントは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シーラントは硬化して、光学的に半透明な材料を形成する。本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シーラントは硬化して、視覚的に透明な材料を形成する。
本開示の方法又は物品のいくつかの実施形態において、シールキャップ及びシーラントは、異なる材料を含む。
提示実施例の中の実施例18、試験番号2の記述に従い、落雷試験中に撮影された写真である。写真は、シールキャップの外側縁をマークするため、白色の円が加えられている。 提示実施例の中の実施例18、試験番号2の記述に従い、落雷試験中に撮影された写真である。写真は、シールキャップの外側縁をマークするため、白色の円が加えられている。 提示実施例の中の実施例18、試験番号2の記述に従い、落雷試験中に撮影された写真である。写真は、シールキャップの外側縁をマークするため、白色の円が加えられている。 提示実施例の中の実施例18、試験番号2の記述に従い、落雷試験中に撮影された写真である。写真は、シールキャップの外側縁をマークするため、白色の円が加えられている。 提示実施例の中の比較実施例E、試験番号3の記述に従い、落雷試験中に撮影された写真である。写真は、シールキャップの外側縁をマークするため、白色の円が加えられている。 提示実施例の中の比較実施例E、試験番号3の記述に従い、落雷試験中に撮影された写真である。写真は、シールキャップの外側縁をマークするため、白色の円が加えられている。 提示実施例の中の比較実施例E、試験番号3の記述に従い、落雷試験中に撮影された写真である。写真は、シールキャップの外側縁をマークするため、白色の円が加えられている。 提示実施例の中の比較実施例E、試験番号3の記述に従い、落雷試験中に撮影された写真である。写真は、シールキャップの外側縁をマークするため、白色の円が加えられている。 本発明によるシールキャップの一実施形態である。 本発明によるシールキャップの特定の実施形態の概略描示である。 本発明によるシールキャップの特定の実施形態の概略描示である。 本発明によるシールキャップの特定の実施形態の概略描示である。 本発明によるシールされた締着具を製造するためのプロセス中の一工程の実施形態の概略図である。 本発明によるシールされた締着具の一実施形態の概略図である。
本開示は、シールキャップ、その使用方法、及びシールキャップを含む構成体を提供する。リベット、ボルト、及びその他のタイプの締着具を使用した機械構成体において、腐食を防ぎ、かつ電気的絶縁を提供するために、締着具の露出部分にシーラントを適用することが有益であり得る。このシーラントは、特に、締着具が流体収容タンク内に突出している場合、また特にその流体が燃料である場合、また特に具体的に、そのタンクが航空機に搭載されている場合、流体の通過に対するバリヤとして機能し得る。そのような場合、締着具は更に、落雷などの放電が燃料タンク内部へと通過するのを防止又は低減するよう機能し得る。本開示によるシールキャップは、数多くのそのような用途における密封締着具に有用であり得る。図3及び4aはそれぞれ、本発明によるシールキャップ10の一実施形態を示す。
いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは半透明である。本明細書で使用される用語「半透明」とは、可視光の一部を透過できることを意味し、典型的には波長360〜750nmの光の20%超、いくつかの実施形態においては30%超、いくつかの実施形態においては40%超、及びいくつかの実施形態においては50%超を透過できることを意味する。いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは光学的に透明であり、これは、その物品が観察者から見た画像の解像(例えば文字の読み取り)を妨げない程度に透明であることを意味する。いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは、構成体又は設置又はこれら両方における瑕疵の目視検査を可能にする。
いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは、1.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては5.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては10.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては15.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては30.0kV/mm超、いくつかの実施形態においては40.0kV/mm超、及びいくつかの実施形態においては50.0kV/mm超の絶縁破壊強度を有する材料から作製される。いくつかの実施形態において、高い絶縁破壊強度を有する材料を使用することにより、より軽量のシールキャップを製造することが可能になる。
いくつかの実施形態において、本発明によるシールキャップは薄壁である。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、1.5mm未満、いくつかの実施形態においては1.2mm未満、いくつかの実施形態においては1.0mm未満、いくつかの実施形態においては0.5mm未満、いくつかの実施形態においては0.2mm未満、いくつかの実施形態においては0.1mm未満、いくつかの実施形態においては0.08mm未満の平均壁厚を有する。
シールキャップは、任意の好適な材料で作製され得る。いくつかの実施形態において、この材料は、ジェット燃料に対して耐性である。いくつかの実施形態において、この材料は、TB(脆化温度)が−20℃より低い。いくつかの実施形態において、このシールキャップはポリウレタンポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはポリチオエーテルポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはポリスルフィドポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはフッ素化熱可塑性ポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはTHVポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはフッ素化熱硬化性ポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはエンジニアリング熱可塑性樹脂を含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップはPEEKポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、10nm超、いくつかの実施形態においては5nm超、及びいくつかの実施形態においては1nm超の平均粒径を有する充填剤又はその他の微粒子を含まない。
いくつかの実施形態において、このシールキャップとシーラントは異なる材料を含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップとシーラントは異なる材料を含まない。
いくつかの実施形態において、このシールキャップは少なくとも部分的にシーラントで充填される。図4bを参照して、シールキャップ10はシーラント20で充填され得る。いくつかの実施形態において、シールキャップは、使用の直前に少なくとも部分的にシーラントで充填される。いくつかの実施形態において、シールキャップは少なくとも部分的にシーラントで充填され、そのまま使用できる形態で保管される。いくつかのそのような実施形態において、充填済み又は部分的に充填済みのキャップは、低温で保管される。いくつかのそのような実施形態において、充填済み又は部分的に充填済みのキャップは、使用前に解凍する必要がある。いくつかの実施形態において、シールキャップは、締着具に使用する前に、少なくとも部分的にシーラントで充填される。いくつかの実施形態において、シールキャップは、締着具に使用した後に、例えばシリンジ、シーラントポート、又は同様物を用いて、少なくとも部分的にシーラントで充填される。いくつかの実施形態において、シーラントを締着具に適用した後に、シールキャップが締着具に使用される。いくつかの実施形態において、この締着具は、基材物品に貫入している。いくつかの実施形態において、この締着具は、基材物品の表面から突出している。いくつかの実施形態において、この基材物品は複合材料である。いくつかの実施形態において、この基材物品は、エポキシマトリックスと、ガラス又は炭素繊維との複合材料である。いくつかの実施形態において、基材物品から突出している締着具のあらゆる部分が、硬化したシーラント又はシールキャップ又はこれら両方で覆われている。いくつかの実施形態において、基材物品から突出している締着具のあらゆる部分が、硬化したシーラントで覆われている。
図4cを参照して、一実施形態において、シーラント20を充填したシールキャップ10が、基材物品40から突出している締着具30を覆っている。ある程度の過剰量のシーラント22が、適用時にシールキャップ10から押し出され得る。
このシーラントは任意の好適な材料であり得る。いくつかの実施形態において、この材料は、ジェット燃料に対して耐性である。いくつかの実施形態において、この材料は、TB(脆化温度)が−20℃より低い。いくつかの実施形態において、このシーラントはポリウレタンポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシーラントはポリチオエーテルポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシーラントはポリスルフィドポリマーを含む。いくつかの実施形態において、このシーラントは、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む。いくつかの実施形態において、このシーラントは、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む。いくつかの実施形態において、このシールキャップは、10nm超、いくつかの実施形態においては5nm超、及びいくつかの実施形態においては1nm超の平均粒径を有する充填剤又はその他の微粒子を含まない。
シールキャップ材料及びシーラント材料は、このシーラントとシールキャップとの間に強い結合が形成されるように選択され得る。シーラント材料は、このシーラントと基材との間に強い結合が形成されるように選択され得る。所望により、シーラント材料は、このシーラントと締着具との間に強い結合が形成されるように選択され得る。
シールキャップ及びシーラントを締着具に適用した後、シーラントは典型的に硬化される。いくつかの実施形態において、このシーラントは放射線硬化性シーラントである。いくつかの実施形態において、このシーラントは、シーラントに化学線を適用することによって硬化される。いくつかの実施形態において、このシーラントは、シーラントに緑色光を適用することによって硬化される。いくつかの実施形態において、このシーラントは、シーラントに青色光を適用することによって硬化される。いくつかの実施形態において、このシーラントは、シーラントに紫色光を適用することによって硬化される。いくつかの実施形態において、このシーラントは、シーラントにUV光を適用することによって硬化される。いくつかの実施形態において、このシーラントは、半透明のシールキャップを介してシーラントに放射線を適用することによって硬化される。いくつかの実施形態において、このシーラントは、60秒未満、いくつかの実施形態において30秒未満、及びいくつかの実施形態において10秒未満で実質的に完全に硬化する。いくつかの実施形態において、硬化は、使用直前に硬化剤を添加することによって達成される。いくつかの実施形態において、硬化は、室温条件下で熱硬化させることによって達成される。いくつかの実施形態において、硬化は、熱源からの熱を適用することによって達成される。
いくつかの実施形態において、組み合わせシールとシールキャップが、シールキャップ成形型を用いて締着具の上で、その場成形される。いくつかの実施形態において、シールキャップ成形型は半透明又は透明であり、これにより、その場成形されたシール及びシールキャップの検査と放射線硬化が可能になる。
図5aは、そのようなプロセスの一実施形態を示し、シーラント60を収容するシールキャップ成形型50が、基材物品40から突出している締着具30の上に配置されている。この実施形態において、シーラント60は放射線70の適用により硬化する。図5bは、シールキャップ成形型50を除去した後の、完成したシール62を示す。
本開示の目的及び利点は以下の実施例によって更に例証されるが、これらの実施例に引用される具体的な物質及びそれらの量、並びにその他の条件及び詳細は、本開示を過度に制限すると解釈されるべきではない。
特に記載のない限り、全ての試薬はSigma−Aldrich Company(St.Louis,Missouri)から得られたか、若しくは入手可能であるか、又は既知の方法で合成してもよい。特に報告のない限り、全ての比は、重量パーセント基準である。
以下の略号を用いて実施例を説明する。
Figure 2016518271
材料
実施例に使用される材料に対する略語は以下のとおりである。
Figure 2016518271
液体ポリチオエーテルポリマー1(PTE−1)
空気駆動式撹拌機、温度計、滴下漏斗を備えた1000mLの丸底フラスコに、392.14グラム(2.15モル)のDMDO及び82.23グラム(0.25モル)のEpalloy 8220を加え、0.15g DABCO(0.03重量パーセント)を触媒として混合した。この系に窒素を通してから、60〜70℃で4時間混合加熱した。12.5g(0.05モル)のトリアリールシアヌレートを、約0.15gのVazo 67と一緒に加えた。この材料を、約60℃で30〜45分間混合加熱する。次に、温度を68〜80℃に維持しながら、313.13g(1.55モル)のDVE−3を45分間かけて滴下でフラスコに加えた。約6時間かけて約0.15gずつ、合計0.4〜0.6gのVazo 67を加える。温度を100℃まで上げ、材料を約10分間脱気する。結果として得られたポリチオエーテルは分子量約3200で、官能価2.2である。
液体ポリチオエーテルポリマー2(PTE−2)
液体ポリチオエーテルポリマーが、以下のように調製された。空気駆動式撹拌機、温度計、滴下漏斗を備えた1リットルの丸底フラスコに、407.4グラム(2.24モル)のDMDO、12.63グラム(0.05モル)のTAC、0.1グラムのVAZO−67を加えた。この混合物を60℃で約45分間撹拌した。この混合物に、380グラム(1.88モル)のDVE−3を45分間かけて滴下で加えた。追加の0.3グラムのVAZO−67を少量ずつ加え、この混合物を70〜80℃で約6時間加熱し、次に10分間100℃で減圧脱気した。結果として得られた液体ポリチオエーテルポリマーは、Tが−40℃より低く、粘度は100ポアズ(10Pa.s)であり、チオール当量は1,291グラム/当量であった。
試験方法
複合材料試験パネル
落雷試験及びシールキャップ設置のための複合パネルは、下記の材料及び方法を使用して作製された。Toray Composites(America),Inc.(Tacoma,Washington)から入手したタイプ「P2353W−19−30S」の単向性プリプレグ10層を、45、135、0、90、0、0、90、0、135、45の方向に配向し、バランスのとれた構造にした。Cytec Industries,Inc.(Woodland Park,New Jersey)から入手したタイプ「CYCOM 970/PWC T300 3K NT」のグラファイト織布1層を、プリプレグの10層積層の各面に配置した。パネルの寸法は公称12×12インチ(30.48×30.48cm)であった。この積層体を、標準オートクレーブバギング方法を用いてバギングし、フル減圧下、90psi(620.5kPa)、350°F(176.7℃)で2時間、オートクレーブ内で硬化させた。このパネルを半分に切断し、重ねて10個の穴をドリルで開け、Peerless Aerospace Fastener Co.(Farmington,New York)から入手したHi−Shear締着具シャンク、部品番号「HL10VAZ6−3」を受容できるようにした。パネルは、締着具と1インチ(2.54cm)重なっていて、その重なりの接合部の中央に沿って締着具が等間隔になるようにドリルで穴開けされた。2枚の半分パネルを、上記のシャンクと、Peerless Aerospace Fastener Co.から入手したカラーアセンブリ、部品番号「HL94W6」とを使用して、つなぎ合わせた。この接合部は、2枚のパネルの間及び穴にAC−240を置いて潤滑させてから、締着具を締めた。最終的な試験パネルは、幅10インチ(25.4cm)にわたって等間隔に配置された重なり接合部の中心に配置された10個の締着具を有していた。
落雷試験
本発明のシールキャップで覆われた試験締着具を有する複合材料パネルは、重なり接合部の反対側の端で電気的に接地した。パネルのキャップ側を暗箱内に配置し、高速カメラを配置してイベントを記録した。電極は、パネルから1.0インチ(2.54cm)離し、暗箱の外側の、標的締着具に直接向かい合わせて配置した。アークを誘導するのに発火ワイヤを使用し、標的締着具に取り付けた。SAE ARP1512の記述に従い、「D」バンクコンポーネントとして、21kA〜103kAピーク振幅を印加した。「B」及び「C」コンポーネントはこの試験では使用しなかった。各試験で様々な電圧を印加し、記録した。試験の合否は、暗箱内の締着具周辺で観察された光に基づいて判定された。
光透過度
硬化したシールキャップの不透明度を測定するのに、光透過度が使用された。ベンチトップ比色計(X−Rite,Inc.(Grand Rapids,Michigan)から入手したモデル「COLOR I」)を使用し、測定範囲750〜360nm、10nm刻みで全周波数掃引を行い、平均して、透過度パーセントの単一値を得た。透過度が最大になり、同時に開口部内にキャップを保持できるような、適切な開口部を装置内で選択した。装置は、標準的方法を使用して較正した。この試験の結果は、360nm〜750nmの各周波数に対する透過度である。表2は、360〜750nm周波数範囲の平均データを示す。色と不透明度について主観的観察も行った。不透明度は、キャップ内に置いた鉛筆が、キャップの側壁を通してどの程度よく見えるかに基づいて評価された。本明細書で報告される「透明なサンプル」とは、透過度が約50%を超えるもの、「半透明なサンプル」とは、透過度が約20%を超えるものである。
半透明シールキャップ実施例
(実施例1)
半透明のポリウレタンシールキャップが、下記のように調製された。McMaster−Carr Supply Company(Elmhurst,Illinois)から入手した商品名「SMOOTH−ON CRYSTAL CLEAR 200」のShore 80のポリウレタン注型成形化合物を、as then poured into the female tool of a 6×8インチ(15.24×20.32cm)4穴ステンレススチール製シールキャップ成形型のメスツールに注いだ。この穴は、底面直径27mm、高さ23mm、壁厚2.5mmの円錐台形キャップを得るよう設計された。オスツールを成形型にかぶせ、注型成形化合物を70°F(21.1℃)で24時間硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例2)
半透明のポリチオエーテルシールキャップが、下記のように調製された。100グラムのPTE−1を、6.78グラムのGE−30、4.52グラムのE−8220、及び1.00グラムのDABCO−33LVと一緒に均質になるよう混合した。この混合物の一部を、6×8インチ(15.24×20.32cm)4穴ステンレススチール製シールキャップ成形型のメスツールに注いだ。オスツールを成形型にかぶせ、混合物を60℃で6時間硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例3)
半透明のポリチオエーテルシールキャップが、下記のように調製された。100グラムのPTE−2を、6.78グラムのGE−30、4.52グラムのE−8220、及び1.00グラムのDABCO−33LVと一緒に均質になるよう混合した。この混合物の一部を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注いだ。この穴は、底面直径15mm、高さ15mm、壁厚2.5mmの円錐台形キャップを得るよう設計された。オスツールを成形型にかぶせ、混合物を75°F(23.9℃)で3時間硬化させ、次に130°F(54.4℃)で1時間硬化させた後、70°F(21.1℃)まで冷ましてから型を開けた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例4)
実施例3に概ね記述されているプロセスを繰り返したが、ただし、ポリマー混合物は2時間事前反応させてから、成形型を閉じて硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例5)
40mLのアンバーガラスバイアルに7.055グラムのDMDO、5.252グラムのDVE−2、及び0.914グラムのTACを21℃で入れた。これに0.132グラムのI−819を添加した。次いで、バイアルを密封し、I−819が溶解するまで10分間、実験室用ローラーミル上に置いた。この硬化性組成物を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型に注入し、透明なエポキシ製オスツールを使用して成形型を閉じた。Clearstone Technologies,Inc.(Minneapolis,Minnesota)から入手したモデル「CF 2000」の455nm LED光源を、オスツールを通して、0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間照射することにより、この混合物を硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例6)
THV−200とMEKAの重量比50:50の混合物を、底面直径10mm、高さ10mmの円錐台形形状のキャップを得るような寸法にされた単印象オスツールの表面に刷毛塗りし、70°F(21.1℃)で約60分間乾燥させた。オスツールに対してフルオロエラストマー溶液の2回目の塗布を行い、再び乾燥させて、壁厚約0.25mmを得た。次いで、結果として得られた軽量半透明シールキャップを、ツールから取り外してトリミングした。
(実施例7)
次のように、硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。40mLのアンバーガラスバイアルに7.000グラムのDMDO、4.349グラムのDVE−2、及び1.812グラムのTACを21℃で入れた。これに0.132グラムのI−819を添加した。次いで、バイアルを密封し、I−819が溶解するまで10分間、実験室用ローラーミル上に置いた。UV硬化性シールキャップが、次のように作製された。硬化性組成物を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注入した。透明なエポキシ製オスツールを使用して、成形型を閉じ、455nm LED光源を、オスツールを通して、0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間照射することにより、この組成物を硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例8)
樹脂及び開始剤を溶解させた後、1分間の高速ミキサーによりその組成物中に1.329グラムのA−200を均一に分散させ、実施例7に概ね説明したように硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。UV硬化性シールキャップが、次のように作製された。硬化性組成物を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注入した。透明なエポキシ製オスツールを使用して、成形型を閉じ、455nm LED光源を、オスツールを通して、0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間照射することにより、この組成物を硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例9)
樹脂及び開始剤を溶解させた後、1分間の高速ミキサーによりその組成物中に1.329グラムのDSWを均一に分散させ、実施例7に概ね説明したように硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。UV硬化性シールキャップが、次のように作製された。硬化性組成物を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注入した。透明なエポキシ製オスツールを使用して、成形型を閉じ、455nm LED光源を、オスツールを通して、0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間照射することにより、この組成物を硬化させた。完成したキャップをツールから取り外し、半透明のシールキャップを得た。
(実施例10)
DSWの量を2.659グラムに増加し、実施例9に概ね説明したように硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。UV硬化性シールキャップが、次のように作製された。硬化性組成物を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注入した。透明なエポキシ製オスツールを使用して、成形型を閉じ、455nm LED光源を、オスツールを通して、0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間照射することにより、この組成物を硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例11)
DSWの量を3.988グラムに増加し、実施例9に概ね説明したように硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。UV硬化性シールキャップが、次のように作製された。硬化性組成物を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注入した。透明なエポキシ製オスツールを使用して、成形型を閉じ、455nm LED光源を、オスツールを通して、0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間照射することにより、この組成物を硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例12)
次のように、硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。40mLのアンバーガラスバイアルに7.000グラムのDMDO、5.212グラムのDVE−2、及び0.289グラムのODYを21℃で入れた。これに0.125グラムのI−819を添加した。次いで、バイアルを密封し、I−819が溶解するまで10分間、実験室用ローラーミル上に置いた。硬化性組成物を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注入した。透明なエポキシ製オスツールを使用して、成形型を閉じ、455nm LED光源を、オスツールを通して、0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間照射することにより、この組成物を硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
(実施例13)
15グラムのLP−33を、開放容器中、21℃で、4.53グラムのE−8240と混合した。約0.05グラムのDABCO−33LVを加え、この混合物を減圧下で脱気した。この混合物の一部を、6×8インチ(15.24×20.32cm)4穴ステンレススチール製シールキャップ成形型に注ぎ、オスツールを成形型にかぶせ、混合物を140°F(60℃)で1時間硬化させた。ツールを冷ましてから、結果として得られた半透明シールキャップをツールから取り外した。
(実施例14)
樹脂及び開始剤を溶解させた後、1分間の高速ミキサーによりその組成物中に1.329グラムのNCCを均一に分散させ、実施例7に概ね説明したように硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。UV硬化性シールキャップが、次のように作製された。硬化性組成物を、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注入した。透明なエポキシ製オスツールを使用して、成形型を閉じ、455nm LED光源を、オスツールを通して、0.2インチ(0.51cm)の距離で1分間照射することにより、この組成物を硬化させた。次いで、結果として得られた半透明シールキャップを、ツールから取り外した。
不透明シールキャップ比較実施例
比較実施例A。
基剤:促進剤の重量比10:1、70°F(21.1℃)で、AC−380シーラント混合物を調製し、8×8インチ(20.32×20.32cm)9穴アルミニウム製シールキャップ成形型のメスツールに注入した。オスツールを成形型にかぶせ、シーラントを75°F(23.9℃)で約12時間硬化させ、次に130°F(54.4℃)で1時間硬化させた後、室温まで冷ましてから、型を開け、不透明なシールキャップを取り外した。
比較実施例B。
AC−380をAC−360に置き換えて、比較実施例Aに概ね記述された手順を繰り返し、不透明なシールキャップを得た。
比較実施例C。
AC−380をPR−1776に置き換えて、比較実施例Aに概ね記述された手順を繰り返し、不透明なシールキャップを得た。
比較実施例D。
97重量パーセントのTHV−500と3重量パーセントのTHV−200Wの均質混合物を1.9cmのHaake押出成形機に供給することにより、白色のフッ素化ポリマーフィルムを調製した。押出成形機を作動させて、127μmのポリエチレン支持フィルムに支持された均一な43μmのフィルムを得た。キャップは、真空成形テーブルを使用して作製した。支持体のないTHVフィルムを、真空テーブルの上で、単一の印象オスツールの上に配置して固定した。次にフィルムを、放射熱を使用して400°F(204.4℃)に加熱した。フィルムが垂れ下がり始めたら、ツールをフィルムへと動かし、減圧を印加して、フィルムをツールの上に引き付けた。不透明フィルムを21℃まで冷まし、オスツールから取り外してトリミングし、不透明なシールキャップを得た。
充填半透明シールキャップ実施例
(実施例15)
150.0グラムのPTE−1を、21℃で、17.60グラムのDEN−431及び1.68グラムのDABCO−33LVと一緒に均質になるよう混合した。この混合物の一部を、実施例1に従って作製された半透明ポリウレタンシールキャップに注いだ。充填されたシールキャップアセンブリを複合材料パネルの上の締着具の上に置き、21℃で24時間硬化させた。これにより、半透明硬化シールキャップにより保護された締着具が得られた。
(実施例16)
100.0グラムのPTE−1を、21℃で、6.78グラムのGE−30、4.52グラムのE−8220、及び1.00グラムのDABCO−33LVと一緒に均質になるよう混合した。この混合物の一部を、実施例2に従って作製された半透明ポリチオエーテルシールキャップに注いだ。充填されたシールキャップアセンブリを複合材料パネルの上の締着具の上に置き、21℃で24時間硬化させた。これにより、半透明硬化シールキャップにより保護された締着具が得られた。
(実施例17)
100.0グラムのPTE−1を、6.78グラムのGE−30、4.52グラムのE−8220、及び1.00グラムのDABCO−33LVと一緒に均質になるよう混合した。この混合物の一部を、実施例2に従って作製された半透明ポリチオエーテルシールキャップに注ぎ、−20℃より低い温度で急速冷凍した。充填した冷凍シールキャップを、大気の結露から保護するよう設計されたパッケージに入れ、−40℃で30日間保存した。このキャップを冷凍庫から取り出し、大気の結露から保護しながら、21℃で解凍した。充填されたシールキャップアセンブリを複合材料パネルの上の締着具の上に置き、21℃で24時間硬化させた。これにより、半透明硬化シールキャップにより保護された締着具が得られた。
(実施例18)
透明樹脂は、以下のように作製した。100グラムのPTE−2を、21℃で、6.78グラムのGE−30、4.52グラムのE−8220、及び1.00グラムのDABCO−33LVと一緒に均質になるよう混合した。この混合物の一部を、実施例3に従って作製された半透明ポリチオエーテルシールキャップに注いだ。充填されたシールキャップアセンブリを複合材料パネルの上の締着具の上に置き、21℃で24時間硬化させた。これにより、半透明硬化シールキャップにより保護された締着具が得られた。
(実施例19)
実施例3の半透明シールキャップに、不透明樹脂AC−360を充填した。充填されたシールキャップアセンブリを複合材料パネルの上の締着具の上に置き、21℃で24時間硬化させた。
これにより、不透明な内部シーラントを備えた半透明硬化キャップにより保護された締着具が得られた。
(実施例20)
UV硬化性チオール・イン樹脂が下記のように調製された。40mLのアンバーガラスバイアルに7.000グラムのDMDO、5.212グラムのDVE−2、及び0.2894グラムのODYを21℃で入れた。これに0.125グラムのI−819を添加した。次いで、バイアルを密封し、I−819が溶解するまで10分間、実験室用ローラーミル上に置いた。この混合物の一部を、実施例5に従って作製された半透明シールキャップに注いだ。充填されたシールキャップアセンブリを、複合材料パネルの上の締着具の上に置き、複合材料パネルから約1インチ(2.54cm)の距離で455nm LEDを30秒間照射した。これにより、半透明硬化シールキャップにより保護された締着具が得られた。
(実施例21)
透明なチオール・エン樹脂組成物が、下記のように調製された。40mLのアンバーガラスバイアルに7.000グラムのDMDO、4.3494グラムのDVE−2、及び1.8124グラムのTACを21℃で入れた。これに0.132グラムのI−819を添加した。次いで、バイアルを密封し、I−819が溶解するまで10分間、実験室用ローラーミル上に置いた。この混合物の一部を、実施例6に従って作製された半透明シールキャップに注いだ。充填されたシールキャップアセンブリを、複合材料パネルの上の締着具の上に置き、複合材料パネルから約1インチ(2.54cm)の距離で455nm LEDを30秒間照射した。これにより、半透明硬化シールキャップにより保護された締着具が得られた。
(実施例22)
実施例6の半透明シールキャップに、不透明樹脂AC−240を充填した。充填されたシールキャップアセンブリを複合材料パネルの上の締着具の上に置き、21℃で24時間硬化させた。これにより、不透明なシーラントを備えた半透明硬化シールキャップにより保護された締着具が得られた。
(実施例23)
半透明の硬化したシールキャップにより保護された締着具が、実施例21に概ね記述された手順に従って作製され、ただし、実施例6の半透明シールキャップを、実施例3により作製された半透明シールキャップに置き換えた。
(実施例24)
半透明の硬化したシールキャップにより保護された締着具が、実施例20に概ね記述された手順で調製され、ただし、実施例5により作製された半透明シールキャップを、実施例12により作製された半透明シールキャップに置き換えた。
ワンステップによる半透明密封締着具
(実施例25)
硬化性チオール・エン樹脂組成物が、下記のように調製された。40mLのアンバーガラスバイアルに7.000グラムのDMDO、4.439グラムのDVE−2、及び1.812グラムのTACを21℃で入れた。これに0.132グラムのI−819を添加した。次いで、バイアルを密封し、I−819が溶解するまで10分間、実験室用ローラーミル上に置いた。チオール・エンシーラント処方を、コーティングされた直径13.5mm×高さ12mmの円錐台形の石英ガラス製キャップ成形型に注入した。このキャップを、複合材料パネルの上の締着具の上に置き、複合材料パネルから約1インチ(2.54cm)の距離で455nm LEDを30秒間照射した。硬化後、石英ガラス製キャップ成形型を外し、半透明な硬化シールキャップにより保護された締着具を得た。
(実施例26)
半透明の硬化したシールキャップにより保護された締着具が、実施例25に概ね記述された手順で調製され、ただし、チオール・エン化学物質を、下記のようにチオール・イン化学物質に置き換えた。次のように、硬化性ポリチオエーテル組成物を調製した。40mLのアンバーガラスバイアルに7.000グラムのDMDO、5.212グラムのDVE−2、及び0.2894グラムのODYを21℃で入れた。これに0.125グラムのI−819を添加した。次いで、バイアルを密封し、I−819が溶解するまで10分間、実験室用ローラーミル上に置いた。
充填不透明シールキャップ比較実施例
比較実施例E
比較実施例Aの不透明シールキャップに、不透明樹脂AC−380を充填した。充填されたシールキャップアセンブリを複合材料パネルの上の締着具の上に置き、21℃で24時間硬化させた。これにより、不透明なシーラントを備えた不透明硬化シールキャップにより保護された締着具が得られた。
選択された実施例及び比較実施例の落雷試験及び光学的透過度が、表1及び表2に報告されている。
(実施例27)
APTIVブランドPEEKフィルムのシートを、200℃に予熱した単一の印象オスツールの上に配置した。このフィルムを、高温のエアガンを使って軟化させ、オスツールの上で変形させた。予備成形されたキャップをこの軟化したフィルム及びオスツールの上に押し付け、この後、アセンブリを約21℃まで冷ました。予備成形されたキャップを取り外し、軽量半透明PEEKフィルムキャップが現れた。これをオスツールから取り外し、トリミングした。
(実施例28)
充填された半透明シールキャップが、実施例18に概ね記述された手順で調製され、ただし、ポリチオエーテルシールキャップを、実施例27により作製されたPEEKシールキャップに置き換えた。
図1〜2はそれぞれ、実施例18試験番号2、及び比較実施例E試験番号3の落雷試験の例示的な写真である。実施例18に関して、半透明キャップ及び半透明充填剤により、キャップ内の締着具上でのプラズマ形成が観察できる。
Figure 2016518271
Figure 2016518271
図1は、実施例18試験番号2の落雷試験を示す。各写真の赤い円は、シールキャップの外側縁を示す。画像左上から順に:落雷の開始、右上:フル強度のプラズマ、放電がキャップ内に収まっており、キャップ外側の光が他の表面に反射している。左下:プラズマが減衰し始め、右下:落雷の完了に近づく。図2は、比較実施例E試験番号3の落雷試験を示す。画像は図1の実施例18と同じ順で示されている。ただし、シールキャップが不透明であるため、プラズマ放電及び減衰は観察できない。
本開示は、下記の例示的実施形態の番号付きリストを含む。
1.締着具を保護する方法であって、
a)締着具を提供する工程と、
b)内部を画定するシールキャップを提供する工程であって、前記シールキャップが光学的に半透明である、工程と、
c)前記シールキャップの内部に、又は前記締着具に、又はこれら両方に、未硬化シーラントを適用する工程と、
d)前記締着具の上に前記シールキャップを配置することにより、前記締着具の少なくとも一部分が前記シールキャップの内部に所在する工程と、を含む、方法。
2.工程c)が工程d)の前に実施される、実施形態1に記載の方法。
3.工程d)が工程c)の前に実施される、実施形態1に記載の方法。
4.
e)前記シーラントを硬化させる工程を更に含む、実施形態1〜3のいずれか一項に記載の方法。
5.前記シーラントを硬化させる前記方法が、前記シールキャップを通して前記シーラントに化学線を適用する工程を含む、実施形態4に記載の方法。
6.前記シーラントを硬化させる前記方法が、前記シールキャップを通して前記シーラントに青色光、紫色光、又はUV光を適用する工程を含む、実施形態4に記載の方法。
7.前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、工程c)、d)及びe)の後、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる、実施形態4〜6のいずれか一項に記載の方法。
8.締着具を保護する方法であって、
f)締着具を提供する工程と、
g)内部を画定するシールキャップを提供する工程であって、前記シールキャップは光学的に半透明であり、かつ、前記シールキャップの内部が多量の未硬化シーラントを含む、工程と、
h)前記締着具の上に前記シールキャップを配置することにより、前記締着具の少なくとも一部分が前記シールキャップの内部に所在する工程と、を含む、方法。
9.工程g)に述べられている前記シールキャップ及び前記未硬化シーラントが温度5℃未満であり、かつ、付加的に、
i)前記シールキャップ及び前記未硬化シーラントを少なくとも温度20℃に温める工程を含む、実施形態8に記載の方法。
10.
j)前記シーラントを硬化させる工程を更に含む、実施形態8〜9のいずれか一項に記載の方法。
11.前記シーラントを硬化させる前記方法が、前記シールキャップを通して前記シーラントに化学線を適用する工程を含む、実施形態10に記載の方法。
12.前記シーラントを硬化させる前記方法が、前記シールキャップを通して前記シーラントに青色光、紫色光、又はUV光を適用する工程を含む、実施形態10に記載の方法。
13.前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、工程j)の後、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる、実施形態10〜12のいずれか一項に記載の方法。
14.前記第一の面が、燃料容器の内側面である、実施形態7又は13に記載の方法。
15.前記第一の面が、航空機の燃料容器の内側面である、実施形態14に記載の方法。
16.前記シールキャップ及び硬化済みシーラントが、前記締着具周辺の電気アークを実質的に防止する、実施形態4〜7及び10〜15のいずれか一項に記載の方法。
17.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも20%の程度に半透明である、実施形態1〜16のいずれか一項に記載の方法。
18.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも30%の程度に半透明である、実施形態1〜16のいずれか一項に記載の方法。
19.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも40%の程度に半透明である、実施形態1〜16のいずれか一項に記載の方法。
20.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも50%の程度に半透明である、実施形態1〜16のいずれか一項に記載の方法。
21.前記シールキャップが視覚的に透明である、実施形態1〜20のいずれか一項に記載の方法。
22.前記シールキャップがポリウレタンポリマーを含む、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
23.前記シールキャップがポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
24.前記シールキャップがポリスルフィドポリマーを含む、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
25.前記シールキャップがフッ素化熱可塑性ポリマーを含む、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
26.前記シールキャップがTHVポリマーを含む、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
27.前記シールキャップがフッ素化熱硬化性ポリマーを含む、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
28.前記シールキャップがエンジニアリング熱可塑性樹脂を含む、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
29.前記シールキャップがPEEKポリマーを含む、実施形態1〜21のいずれか一項に記載の方法。
30.前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態1〜29のいずれか一項に記載の方法。
31.前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態1〜30のいずれか一項に記載の方法。
32.前記シールキャップ及びシーラントが異なる材料を含む、実施形態1〜31のいずれか一項に記載の方法。
33.前記シールキャップ及びシーラントが異なる材料を含まない、実施形態1〜32のいずれか一項に記載の方法。
34.締着具を保護する方法であって、
k)締着具を提供する工程と、
l)内部を画定するシールキャップ成形型を提供する工程と、
m)前記シールキャップ成形型の内部に、又は前記締着具に、又はこれら両方に、未硬化シーラントを適用する工程であって、前記未硬化シーラントが半透明である工程と、
n)前記締着具の上に前記シールキャップ成形型を配置することにより、前記締着具の少なくとも一部分が前記シールキャップ成形型の内部に所在する工程と、
o)前記シールキャップ成形型を通して前記シーラントに化学線を適用することにより前記シーラントを硬化させる工程と、を含む、方法。
35.工程m)が工程n)の前に実施される、実施形態26に記載の方法。
36.工程n)が工程m)の前に実施される、実施形態26に記載の方法。
37.前記シーラントを硬化させる前記方法が、前記シールキャップを通して前記シーラントに青色光、紫色光、又はUV光を適用する工程を含む、実施形態34〜36のいずれか一項に記載の方法。
38.
p)前記シールキャップ成形型を取り外す工程を更に含む、実施形態26〜30のいずれか一項に記載の方法。
39.前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、工程m)、n)及びo)の後、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、シーラントにより覆われる、実施形態34〜38のいずれか一項に記載の方法。
40.前記第一の面が、燃料容器の内側面である、実施形態39に記載の方法。
41.前記第一の面が、航空機の燃料容器の内側面である、実施形態39に記載の方法。
42.前記硬化済みシーラントが、前記締着具周辺の電気アークを実質的に防止する、実施形態34〜41のいずれか一項に記載の方法。
43.前記未硬化シーラントが半透明である、実施形態1〜33のいずれか一項に記載の方法。
44.前記未硬化シーラントが、360〜750nm波長範囲で1ミリメートルの前記未硬化シーラントを通る平均光透過度が少なくとも20%の程度に半透明である、実施形態1〜43のいずれか一項に記載の方法。
45.前記未硬化シーラントが、360〜750nm波長範囲で1ミリメートルの前記未硬化シーラントを通る平均光透過度が少なくとも50%の程度に半透明である、実施形態1〜43のいずれか一項に記載の方法。
46.前記未硬化シーラントが視覚的に透明である、実施形態1〜43のいずれか一項に記載の方法。
47.前記未硬化シーラントが硬化して、半透明の材料を形成する、実施形態1〜46のいずれか一項に記載の方法。
48.前記未硬化シーラントが硬化して、360〜750nm波長範囲で1ミリメートルの材料を通る平均光透過度が少なくとも20%の程度に半透明である前記材料を形成する、実施形態1〜46のいずれか一項に記載の方法。
49.前記未硬化シーラントが硬化して、360〜750nm波長範囲で1ミリメートルの材料を通る平均光透過度が少なくとも50%の程度に半透明である前記材料を形成する、実施形態1〜46のいずれか一項に記載の方法。
50.前記未硬化シーラントが硬化して、視覚的に透明な材料を形成する、実施形態1〜46のいずれか一項に記載の方法。
51.前記シーラントがポリウレタンポリマーを含む、実施形態1〜50のいずれか一項に記載の方法。
52.前記シーラントがポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態1〜50のいずれか一項に記載の方法。
53.前記シーラントがポリスルフィドポリマーを含む、実施形態1〜50のいずれか一項に記載の方法。
54.前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態1〜53のいずれか一項に記載の方法。
55.前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態1〜54のいずれか一項に記載の方法。
56.
q)締着具と、
r)内部を画定するシールキャップと、
s)硬化済みシーラントと、
を含む、保護された締着具構成体であって、前記シールキャップは光学的に半透明であり、
前記シールキャップが前記締着具の上に配置されることにより、前記締着具の少なくとも一部分が前記シールキャップ成形型の内部に所在し、
前記シールキャップの前記内部が更に、前記シールキャップを前記締着具に結合させる前記硬化済みシーラントを付加的に含む、保護された締着具構成体。
57.前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる、実施形態56に記載の保護された締着具構成体。
58.前記第一の面が、燃料容器の内側面である、実施形態57に記載の保護された締着具構成体。
59.前記第一の面が、航空機の燃料容器の内側面である、実施形態57に記載の保護された締着具構成体。
60.前記シールキャップ及び硬化済みシーラントが、前記締着具周辺の電気アークを実質的に防止する、実施形態56〜59のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
61.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも20%の程度に半透明である、実施形態56〜60のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
62.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも30%の程度に半透明である、実施形態56〜60のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
63.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも40%の程度に半透明である、実施形態56〜60のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
64.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも50%の程度に半透明である、実施形態56〜60のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
65.前記シールキャップが視覚的に透明である、実施形態56〜64のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
66.前記シールキャップがポリウレタンポリマーを含む、実施形態56〜65のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
67.前記シールキャップがポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態56〜65のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
68.前記シールキャップがポリスルフィドポリマーを含む、実施形態56〜65のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
69.前記シールキャップがフッ素化熱可塑性ポリマーを含む、実施形態56〜65のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
70.前記シールキャップがTHVポリマーを含む、実施形態56〜65のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
71.前記シールキャップがフッ素化熱硬化性ポリマーを含む、実施形態56〜65のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
72.前記シールキャップがエンジニアリング熱可塑性樹脂を含む、実施形態56〜65のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
73.前記シールキャップがPEEKポリマーを含む、実施形態56〜65のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
74.前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態56〜73のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
75.前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態56〜74のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
76.前記シールキャップ及びシーラントが異なる材料を含む、実施形態56〜75のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
77.前記シールキャップ及びシーラントが異なる材料を含まない、実施形態56〜75のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
78.
t)締着具と、
u)成形された硬化済みシーラントと、
を含む、保護された締着具構成体であって、前記硬化済みシーラントは成形されてシールキャップを形成し、
前記成形された硬化済みシーラントは光学的に半透明であり、
前記成形された硬化済みシーラントは、前記締着具の上に配置されて、前記締着具の少なくとも一部分を密封し、前記成形された硬化済みシーラントが前記締着具に結合される、保護された締着具構成体。
79.前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラントにより覆われる、実施形態78に記載の保護された締着具構成体。
80.前記第一の面が、燃料容器の内側面である、実施形態79に記載の保護された締着具構成体。
81.前記第一の面が、航空機の燃料容器の内側面である、実施形態79に記載の保護された締着具構成体。
82.前記硬化済みシーラントが、前記締着具周辺の電気アークを実質的に防止する、実施形態1〜81のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
83.前記硬化済みシーラントが半透明である、実施形態56〜77のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
84.前記硬化済みシーラントが、360〜750nm波長範囲で56ミリメートルの前記未硬化シーラントを通る平均光透過度が少なくとも20%の程度に半透明である、実施形態56〜83のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
85.前記硬化済みシーラントが、360〜750nm波長範囲で56ミリメートルの前記未硬化シーラントを通る平均光透過度が少なくとも50%の程度に半透明である、実施形態56〜83のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
86.前記硬化済みシーラントが視覚的に透明である、実施形態56〜83のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
87.前記シーラントがポリウレタンポリマーを含む、実施形態56〜86のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
88.前記シーラントがポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態56〜86のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
89.前記シーラントがポリスルフィドポリマーを含む、実施形態56〜86のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
90.前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態56〜89のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
91.前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態56〜89のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
92.
v)内部を画定するシールキャップと、
w)多量の未硬化シーラントと、
を含む、直ちに使用可能なシールキャップであって、前記シールキャップは光学的に半透明であり、
前記シールキャップの前記内部が前記多量の未硬化シーラントを含む、直ちに使用可能なシールキャップ。
93.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも20%の程度に半透明である、実施形態92に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
94.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも30%の程度に半透明である、実施形態92に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
95.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも40%の程度に半透明である、実施形態92に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
96.前記シールキャップが、360〜750nm波長範囲で前記キャップを通る平均光透過度が少なくとも50%の程度に半透明である、実施形態92に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
97.前記シールキャップが視覚的に透明である、実施形態92〜96のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
98.前記シールキャップがポリウレタンポリマーを含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
99.前記シールキャップがポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
100.前記シールキャップがポリスルフィドポリマーを含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
101.前記シールキャップがフッ素化熱可塑性ポリマーを含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
102.前記シールキャップがTHVポリマーを含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
103.前記シールキャップがフッ素化熱硬化性ポリマーを含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
104.前記シールキャップがエンジニアリング熱可塑性樹脂を含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
105.前記シールキャップがPEEKポリマーを含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
106.前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態92〜97のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
107.前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態92〜106のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
108.前記シールキャップ及びシーラントが異なる材料を含む、実施形態92〜107のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
109.前記シールキャップ及びシーラントが異なる材料を含まない、実施形態92〜108のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
110.前記未硬化シーラントが半透明である、実施形態92〜109のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
111.前記未硬化シーラントが、360〜750nm波長範囲で92ミリメートルの前記未硬化シーラントを通る平均光透過度が少なくとも20%の程度に半透明である、実施形態92〜109のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
112.前記未硬化シーラントが、360〜750nm波長範囲で92ミリメートルの前記未硬化シーラントを通る平均光透過度が少なくとも50%の程度に半透明である、実施形態92〜109のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
113.前記未硬化シーラントが視覚的に透明である、実施形態92〜113のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
114.前記未硬化シーラントが硬化して、半透明の材料を形成する、実施形態92〜113のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
115.前記未硬化シーラントが硬化して、360〜750nm波長範囲で92ミリメートルの材料を通る平均光透過度が少なくとも20%の程度に半透明である前記材料を形成する、実施形態92〜113のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
116.前記未硬化シーラントが硬化して、360〜750nm波長範囲で91ミリメートルの材料を通る平均光透過度が少なくとも50%の程度に半透明である前記材料を形成する、実施形態91〜114のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
117.前記未硬化シーラントが硬化して、視覚的に透明な材料を形成する、実施形態92〜114のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
118.前記シーラントがポリウレタンポリマーを含む、実施形態921〜117のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
119.前記シーラントがポリチオエーテルポリマーを含む、実施形態921〜117のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
120.前記シーラントがポリスルフィドポリマーを含む、実施形態92〜117のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
121.前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子充填剤との混合物を含む、実施形態92〜120のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
122.前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、実施形態92〜121のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
123.5℃未満の温度に維持される、実施形態92〜122のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
本開示の様々な修正及び変更は、本開示の範囲及び原理から逸脱することなしに当業者には明白であり、また、本開示は、本明細書に記載した例示的な実施形態に不当に制限されるものではないと理解すべきである。

Claims (52)

  1. 締着具を保護する方法であって、
    a)締着具を提供する工程と、
    b)内部を画定するシールキャップを提供する工程であって、前記シールキャップが光学的に半透明である、工程と、
    c)前記シールキャップの内部に、又は前記締着具に、又はこれら両方に、未硬化シーラントを適用する工程と、
    d)前記締着具の上に前記シールキャップを配置することにより、前記締着具の少なくとも一部分が前記シールキャップの内部に所在する工程と、
    を含む、方法。
  2. e)前記シールキャップを通して前記シーラントに化学線を適用することにより前記シーラントを硬化させる工程を更に含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、工程c)、d)及びe)の後、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 締着具を保護する方法であって、
    f)締着具を提供する工程と、
    g)内部を画定するシールキャップを提供する工程であって、前記シールキャップが光学的に半透明であり、かつ、前記シールキャップの内部が多量の未硬化シーラントを含む、工程と、
    h)前記締着具の上に前記シールキャップを配置することにより、前記締着具の少なくとも一部分が前記シールキャップの内部に所在する工程と、
    を含む、方法。
  5. 工程g)に述べられている前記シールキャップ及び前記未硬化シーラントが温度5℃未満であり、かつ、付加的に、
    i)前記シールキャップ及び前記未硬化シーラントを少なくとも温度20℃に温める工程を含む、請求項4に記載の方法。
  6. j)前記シールキャップを通して前記シーラントに化学線を適用することにより前記シーラントを硬化させる工程を更に含む、請求項4又は5に記載の方法。
  7. 前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、工程j)の後、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる、請求項4〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記シールキャップが視覚的に透明である、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記シールキャップがポリウレタンポリマーを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記シールキャップがポリチオエーテルポリマーを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記シールキャップがTHVポリマーを含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  12. 前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の方法。
  13. 前記シールキャップ及びシーラントが異なる材料を含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 締着具を保護する方法であって、
    k)締着具を提供する工程と、
    l)内部を画定するシールキャップ成形型を提供する工程と、
    m)前記シールキャップ成形型の内部に、又は前記締着具に、又はこれら両方に、未硬化シーラントを適用する工程であって、前記未硬化シーラントが半透明である工程と、
    n)前記締着具の上に前記シールキャップ成形型を配置することにより、前記締着具の少なくとも一部分が前記シールキャップ成形型の内部に所在する工程と、
    o)前記シールキャップ成形型を通して前記シーラントに化学線を適用することにより前記シーラントを硬化させる工程と、
    を含む、方法。
  15. 前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、工程m)、n)及びo)の後、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、シーラントにより覆われる、請求項14に記載の方法。
  16. 前記未硬化シーラントが半透明である、請求項14〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記未硬化シーラントが視覚的に透明である、請求項14〜15のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記未硬化シーラントが硬化して、半透明の材料を形成する、請求項14〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記未硬化シーラントが硬化して、視覚的に透明な材料を形成する、請求項14〜17のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記シーラントがポリウレタンポリマーを含む、請求項14〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記シーラントがポリチオエーテルポリマーを含む、請求項14〜19のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、請求項1〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. q)締着具と、
    r)内部を画定するシールキャップと、
    s)硬化済みシーラントと、
    を含む、保護された締着具構成体であって、前記シールキャップが光学的に半透明であり、
    前記シールキャップが前記締着具の上に配置されることにより、前記締着具の少なくとも一部分が前記シールキャップ成形型の内部に所在し、
    前記シールキャップの前記内部が更に、前記シールキャップを前記締着具に結合させる前記硬化済みシーラントを付加的に含む、保護された締着具構成体。
  24. 前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラント又はシールキャップ又はこれら両方により覆われる、請求項23に記載の保護された締着具構成体。
  25. 前記第一の面が、航空機の燃料容器の内側面である、請求項24に記載の保護された締着具構成体。
  26. 前記シールキャップが視覚的に透明である、請求項23〜25のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  27. 前記シールキャップがポリウレタンポリマーを含む、請求項23〜26のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  28. 前記シールキャップがポリチオエーテルポリマーを含む、請求項23〜26のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  29. 前記シールキャップがTHVポリマーを含む、請求項23〜26のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  30. 前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、請求項23〜29のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  31. 前記シールキャップ及びシーラントが異なる材料を含む、請求項23〜30のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  32. t)締着具と、
    u)成形された硬化済みシーラントと、
    を含む、保護された締着具構成体であって、前記硬化済みシーラントが成形されてシールキャップを形成し、
    前記成形された硬化済みシーラントが光学的に半透明であり、
    前記成形された硬化済みシーラントが、前記締着具の上に配置されて、前記締着具の少なくとも一部分を密封し、前記成形された硬化済みシーラントが前記締着具に結合される、保護された締着具構成体。
  33. 前記締着具が、基材物品の第一の面から突出しており、前記基材物品の前記第一の面から突出している前記締着具のあらゆる部分が、硬化済みシーラントにより覆われる、請求項32に記載の保護された締着具構成体。
  34. 前記第一の面が、航空機の燃料容器の内側面である、請求項33に記載の保護された締着具構成体。
  35. 前記硬化済みシーラントが半透明である、請求項32〜34のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  36. 前記硬化済みシーラントが視覚的に透明である、請求項32〜34のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  37. 前記シーラントがポリウレタンポリマーを含む、請求項32〜36のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  38. 前記シーラントがポリチオエーテルポリマーを含む、請求項32〜36のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  39. 前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、請求項32〜38のいずれか一項に記載の保護された締着具構成体。
  40. v)内部を画定するシールキャップと、
    w)多量の未硬化シーラントと、
    を含む、直ちに使用可能なシールキャップであって、前記シールキャップが光学的に半透明であり、
    前記シールキャップの前記内部が前記多量の未硬化シーラントを含む、直ちに使用可能なシールキャップ。
  41. 前記シールキャップが視覚的に透明である、請求項40に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  42. 前記シールキャップがポリウレタンポリマーを含む、請求項40〜41のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  43. 前記シールキャップがポリチオエーテルポリマーを含む、請求項40〜41のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  44. 前記シールキャップがTHVポリマーを含む、請求項40〜41のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  45. 前記シールキャップが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、請求項40〜44のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  46. 前記未硬化シーラントが視覚的に透明である、請求項40〜45のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  47. 前記未硬化シーラントが硬化して、半透明の材料を形成する、請求項40〜46のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  48. 前記未硬化シーラントが硬化して、視覚的に透明な材料を形成する、請求項40〜47のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  49. 前記シーラントがポリウレタンポリマーを含む、請求項40〜48のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  50. 前記シーラントがポリチオエーテルポリマーを含む、請求項40〜48のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  51. 前記シーラントがポリスルフィドポリマーを含む、請求項40〜48のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
  52. 前記シーラントが、ポリマーとナノ微粒子硬化剤との混合物を含む、請求項40〜51のいずれか一項に記載の、直ちに使用可能なシールキャップ。
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